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作成対象期間 第 11 期
SBI グローバル・セレクション・ファンド- SBI ボンド&プライベート・エクイティ・ファンドⅢ <愛称> SBI 未公開株組入ファンドⅢ ルクセンブルグ籍契約型オープン・エンド型外国投資信託 分配型クラス受益証券 元本成長型クラス受益証券 運用報告書 (全体版) 作成対象期間 ( 第 11 期 自 2015年 7 月 1 日 至 2016年 6 月30日 ) 管理会社 SBIファンドマネジメントカンパニーエスエー (SBI Fund Management Company S.A.) 受益者のみなさまへ 毎々、格別のご愛顧にあずかり厚くお礼申し上げます。 さて、SBI グローバル・セレクション・ファンド(以下「ファンド」といいます。)のサブ・ファン ドであるSBI ボンド&プライベート・エクイティ・ファンドⅢ(以下「サブ・ファンド」といいま す。)は、このたび、第11期の決算を行いました。ここに、運用状況をご報告申し上げます。 今後とも一層のお引立てを賜りますよう、お願い申し上げます。 サブ・ファンドの仕組みは、以下の通りです。 ファンド形態 ルクセンブルグ籍契約型オープン・エンド型外国投資信託 信託期間 ファンドは、管理会社と保管受託銀行の合意により、いつでも解散することができます。ファ ンドはさらにルクセンブルグ法に定められる場合に解散されます。サブ・ファンドの純資産総 額が5億円(もしくはその相当額)またはファンドの純資産総額が5億円(もしくはその相当 額)を下回ることとなった場合または管理会社の判断に委ねられたその他の原因の場合、管理 会社は、日本の販売会社と協議のうえ、ファンドまたはサブ・ファンドの解散を検討します。 運用方針 サブ・ファンドの目的は、主に株式への投資による長期的な元本の増加を目指しつつ、円貨額 での最大の投資収益の達成を目指すことです。 主要投資対象 本サブ・ファンドの資産は、主に公開市場で取引される有価証券(その50%超は、固定および 変動金利グローバル債券ならびに証券化商品)に投資されます(「金利商品部分」)。本サ ブ・ファンドの純資産の30%以下を日本および外国の未上場未公開株式に投資することができ ます(「未公開株式運用部分」)。本サブ・ファンドの純資産の20%以下を日本および外国の 株式市場で上場されている上場株式に投資することができます(「上場株式運用部分」)。 サブ・ファンドの 運用方法 本サブ・ファンドの金利商品部分への資産配分は、SBIアセットマネジメント株式会社(以下 「SBIアセットマネジメント」といいます。)により毎月分析され、ルクセンブルグの管理会 社に対し助言が行われます。ルクセンブルグの管理会社は、配分された資産のうち米国債券運 用部分(債券ポートフォリオ)についてエム・ディー・サス・インベスターズ・サービシズ・ インク(「M.D.サス」)に対し通知し、同社は、配分された資産をその裁量に基づき運用しま す。 本サブ・ファンドの未公開株式運用部分は、主に、管理会社により直接、またはSBIアセット マネジメントが運用する日本の私募投資信託を通じて間接的に取得される日本および外国会社 のレイター・ステージ(比較的近い将来公募または売出しが可能となることが予想されるも の)の未上場未公開株式に投資され、キャピタル・ゲインが積極的に追求されます。 本サブ・ファンドの上場株式運用部分は、主に、日本および海外株式市場において上場されて いる中小型成長株に投資します。SBIアセットマネジメントは、IPO(新規株式公開)株式への 参加を含め、かかる上場株式の売買について助言します。 主な投資制限 (1)管理会社は、本サブ・ファンドのために、公認の証券取引所または定期的に取引が行わ れ、公認の公開された規制ある市場で取引されていない証券に本サブ・ファンドの純資産 総額の30%を超えて投資しません。 (2)管理会社は、オープン・エンド型の投資信託の受益証券に本サブ・ファンドの純資産総額 の20%を限度として投資することができます。 (3)上記に定義される未公開株式運用部分に適合する投資として、管理会社は、サブ・ファン ドのために、当該投資の結果、サブ・ファンドが、いずれかの発行体の発行済株式の30% を超えて保有することとなる場合には、かかる発行体の有価証券へは投資しません。 分配方針 管理会社は元本成長型クラス受益証券については分配を宣言する意図はありません。分配型ク ラス受益証券については、管理会社の裁量により純投資収益および実現純売買益からファンド の各会計年度末後60日以内に分配金が支払われます。 分配金支払の結果、ファンドの純資産総額がルクセンブルグの法律に規定された最低金額を下 回ることとなるような場合には分配を行うことができません。 支払期日から5年以内に請求されなかった分配金については、その受益権は消滅し、本サブ・ ファンドに帰属します。 Ⅰ.運用の経過等 (1)当期の運用の経過および今後の運用方針 ■1口当たり純資産価格等の推移について *騰落率は、税引前の分配金を分配時に再投資したものとみなして計算しています。なお、元本成長型クラス受益証券については、分 配を行いません。以下同じです。 *1口当たり分配金額は、税引前の1口当たり分配金額を記載しています。以下同じです。 *分配金再投資1口当たり純資産価格は、税引前の分配金を分配時にサブ・ファンドへ再投資したとみなして算出したもので、サブ・ ファンド運用の実質的なパフォーマンスを示すものです。以下同じです。 *分配金再投資1口当たり純資産価格は、第10期末の1口当たり純資産価格を起点として計算しています。分配型クラス受益証券につ いては、当期において、分配を行っていないため、分配金再投資1口当たり純資産価格の値は1口当たり純資産価格の値と同じです。 また、元本成長型クラス受益証券については、分配を行わないため、分配金再投資1口当たり純資産価格の値は1口当たり純資産価 格の値と同じです。 *サブ・ファンドの購入価額により課税条件は異なりますので、お客様の損益の状況を示すものではありません。 *サブ・ファンドにベンチマークは設定されていません。 *本書の中で金額および比率を表示する場合、適宜の単位に四捨五入している場合があります。従って、合計の数字が一致しない場合 があります。 第10期末の 1口当たり純資産価格: 第11期末の 1口当たり純資産価格: 分配型 6,462円 5,609円 0 -13.20% 元本成長型 6,660円 5,780円 - -13.21% クラス名 - 1 - 第11期中の 1口当たり分配金額: 騰落率: ■1口当たり純資産価格の主な変動要因 当期の1口当たり純資産価格は、元本成長型が5,780円、分配型が5,609円でそれぞれ▲13.21%、 ▲13.20%の下落となりました。運用資産別運用成績(ファンド・マネジャーベース)は、米国債券運 用部分が▲15.79%(設定来+21.73%)、株式運用部分(未公開株式及び上場株式合計)が▲11.7% (設定来▲75.83%)となりました。1口当たり純資産価格下落の主な要因は、トランスサイエンス グローバルバイオテクノロジーファンドの基準価額下落及び、米国債券運用部分が円高により円ベース での評価額が下落したためです。 ■ベンチマークとの差異について 当ファンドにはベンチマークおよび参考指数はありません。 ■分配金について 当期(2015年7月1日〜2016年6月30日)の1口当たり分配金(税引前)はそれぞれ下表のとおりで す。なお、下表の「分配金を含む1口当たり純資産価格の変動額」は、当該分配落日における1口当た り分配金額と比較する目的で、便宜上算出しているものです。 当期は、当ファンドの分配方針に基づき、市況動向や1口当たり純資産価格等を考慮した結果、分配 は行わないことといたしました。 分配型クラス受益証券 分配落日 (金額:円) 1口当たり 純資産価格(注1) 2016年6月30日 1口当たり分配金額 (対1口当たり純資産価格比率(注2)) 分配金を含む 1口当たり純資産価格 の変動額(注3) 0 (0.00%) 5,609 -853 (注1)「1口当たり分配金額」には分配落日における1口当たりの分配金額を記載しています。ただし、当期におい ては分配が行われなかったため、「分配落日」には、便宜上、分配が予定されていた6月30日を記載していま す。 (注2)「対1口当たり純資産価格比率」とは、以下の計算式により算出される値であり、サブ・ファンドの収益率と は異なる点にご留意ください。 対1口当たり純資産価格比率(%)=100×a/b a=当該分配落日における1口当たり分配金額 b=当該分配落日における1口当たり純資産価格+当該分配落日における1口当たり分配金額 (注3)「分配金を含む1口当たり純資産価格の変動額」とは、以下の計算式により算出されます。 分配金を含む1口当たり純資産価格の変動額=b-c b=当該分配落日における1口当たり純資産価格+当該分配落日における1口当たり分配金額 c=当該分配落日の直前の分配落日における1口当たり純資産価格 (注4)2016年6月30日の直前の分配落日(2015年6月30日)における1口当たり純資産価格は、6,462円でした。 元本成長型クラス受益証券 該当事項はありません。 - 2 - ■投資環境について 米国の動向 当期の米国経済は、緩やかな景気回復が続きました。2015年後半は、製造業に弱さが目立つ一方、堅 調な個人消費、上向き基調の住宅市場が米国経済を下支えしました。12月の米連邦公開市場委員会(F OMC)では、景気が緩やかなペースで拡大していること、労働市場が改善を示していることなどから、 約9年半ぶりとなる利上げが決定されました。2016年に入ると景気減速懸念や外部環境の不透明感から、 2回目以降の早期利上げ観測は後退しました。また、雇用関連では、非農業部門の雇用者数の増加幅が 月によって大きく変動し、一本調子の改善は一服しました。しかし、2月以降は、原油価格の下げ止ま りやドル高一服を受け、企業業績に徐々に底打ち感が出始めました。期末にかけても、堅調な個人消費 や製造業の底打ち感などを背景に底堅い推移となりました。 日本の動向 当期の日本経済は、力強さに欠ける展開となりました。雇用情勢は改善傾向が続いたものの、個人消 費は低迷し、設備投資についても企業の慎重姿勢が続きました。物価については、原油価格の下落や円 安是正を背景に、消費者物価指数(CPI)は伸び率が低下しました。個人消費の改善につながるとし て期待が高まった16年春の労使交渉も、賃上げ率は2%と昨年から伸び率が鈍化する結果となりました。 金融政策については、予想物価上昇率の弱含みや、為替の円高進行を背景に、日本銀行は2016年1月の 金融政策決定会合でマイナス金利の導入を決定し、量・質・金利の適切な組み合わせで追加緩和を行う 姿勢を示しました。これらの経済情勢を受けて、政府は2017年4月に予定されていた消費再増税の再延 期を決定しました。 外国為替市場の動向 為替相場は、ドル/円は122円半ばで始まった後、期末にかけて大きく円高が進みました。期の前半 は、8月に中国の景気減速懸念に端を発した世界同時株安の流れを受けて一時116円台まで円買い・ド ル売りが進みましたが、年末にかけては米利上げ観測を背景に円売り・ドル買いが優勢となりました。 2016年に入ると、中国経済の先行き懸念や原油安を受けリスク回避の動きからドル/円は円高傾向とな りました。1月末に日銀がマイナス金利の導入を決定すると、ドル/円は121円後半まで円安が進みま したが、2月以降は欧州金融機関の信用不安や米国経済の減速懸念を背景に、急速に円高が進みました。 その後も、米早期利上げ観測の後退から円高・ドル安傾向は続き、6月下旬の英国の国民投票で欧州連 合(EU)離脱が決定すると円が続伸し、結局1ドル=103円前半で期末を迎えました。 債券市場の動向 2015年の夏季期間は、中国株式市場の急落や人民元の切り下げ(予期せぬ固定相場制の調整)が市場 を驚かせ、急激なリスクオフをもたらしました。また、中国の成長見通しに対する懸念が主要な金融市 場に波及したことから、国債利回りは低下(債券価格は上昇)した一方、世界の株式市場は下落し、国 際商品相場も下落しました。国際商品の下落やドル高は、(米国の輸入物価の下落を通じた)インフレ 低下懸念や、(米国の輸出減少を通じて)米景気回復が鈍化するとの懸念を引き起こしました。 米連邦公開市場委員会(FOMC)は、海外情勢や金融市場の動向が米経済活動の足かせになる可能 性があるとして、2015年9月の会合で政策金利を据え置きました。10月の非農業部門雇用者数が27万1 千人増となり(市場予測の平均値は18万5千人増)、過去の数値も上方修正されるなど、米経済指標が 2015年10月に改善したことから、米連邦準備制度理事会(FRB)は、よりタカ派的な政策姿勢に転じ ました。下院金融サービス委員会の議会証言で、イエレンFRB議長は、金融危機後初となる政策金利 の引き上げに関して、今後入手する情報がFRBの見方を裏付けるようであれば、「12月の利上げが十 分にあり得る」と言明しました。FRBによる年内利上げの可能性を織り込み、米国国債利回りは上昇 しました。2015年12月にFRBは短期金利の指標となるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レ ンジを0.25%引き上げ、0.25%-0.50%としましたが、既に利上げは織り込み済みだったことから、市 場の反応は限定的なものとなりました。FOMC声明では、金融政策の運営姿勢の緩やかな調整が強調 - 3 - され、FOMCは2%のインフレ目標達成に向けた進捗を注視すると言及しました。 中国の人民元切り下げ観測やエネルギー価格の下落に加えて、金利低下に伴う金融機関の収益への影 響や大規模金融機関によるエネルギー・セクターへの貸出債権などに対して市場の懸念が高まる中、米 国国債利回りは2016年1-3月期に低下しました。FOMCは、2016年1月と3月の両会合でFF金利 の誘導目標レンジを0.25-0.50%に据え置きました。世界の中央銀行は、引き続きインフレ率が目標を 下回っていたことから、追加緩和を実施しました。日銀は1月に「マイナス金利付き量的・質的金融緩 和」を導入し、欧州中央銀行(ECB)は3月に追加緩和を発表して社債などの適格資産の購入を拡大 しました。 米経済指標が強弱まちまちとなりFRBによる追加利上げに先行き不透明感が増したことに加えて、 英国民投票での欧州連合(EU)からの離脱決定を受けて、世界の国債利回りは2016年4-6月期に急 低下しました。米国国債利回りは、FOMC声明が予想よりもハト派的な内容となったことから、4月 のFOMC会合後に低下しました。しかし、5月以降は、経済指標次第で6月利上げの可能性があると したFOMC議事録公表後、米国国債利回りは上昇に転じました。とは言え、軟調な5月の米雇用統計 を反映し、FRBは6月のFOMC会合で政策金利を据え置きました。 英国民投票後、「英EU離脱」時期の先行き不透明感やEU加盟国への政治面での潜在的な悪影響な どを前提として、市場は米国の追加利上げの可能性を織り込まず、米経済への影響を見極めるために FRBは利上げを先送りすると予測しました。2016年4-6月に米国10年国債利回りは1.77%から 1.47%へ低下し、ドイツ10年国債利回りは期末にかけて-0.13%とマイナス圏まで低下しました。期末 にかけての米国国債利回りの低下は、金融市場の変動率が高まっていることを前提とすれば、投資家に よる質への逃避を浮き彫りにしました。米国経済の成長率鈍化と世界の金融市場におけるリスクは、 2016年後半も継続するでしょう。 各資産クラス及び当債券運用部分の収益率:最初の表は、当期間中の米国国債利回りの変化を示して います。2番目の表は、同期間における債券市場の主要セクターの収益率(絶対収益、相対収益)を示 しています(相対収益は、同等残存期間の米国国債に対する各セクターの相対収益率)。 当期間中の米国国債市場における利回りの変化 期間 2015年6月末(%) 2016年6月末(%) 変動幅(%) 3カ月 0.08 0.26 +0.18 6カ月 0.11 0.35 +0.24 2年 0.65 0.58 ▲0.07 3年 1.01 0.69 ▲0.32 5年 1.65 1.00 ▲0.65 10年 2.35 1.47 ▲0.88 30年 3.12 2.29 ▲0.83 - 4 - 同等平均残存期間の米国国債との収益比較 相対収益 資産クラス 絶対収益(%) (米国国債との差) 平均残存期間(年) (%) 米国国債 +6.22 - 6.4 米政府機関債券 +3.19 ▲0.95 4.1 投資適格債券 +7.55 ▲0.07 7.3 米政府機関MBS +4.34 +0.06 2.5 米国債券 全ての要因を考慮すると、残存期間の短い米政府機関MBSの相対収益(同等平均残存期間の米国国 債に対する利回り格差)に関して、我々は引き続き楽観的な見方をしています。要因としては、以下が 挙げられます。 1.適正なバリュエーション:米政府機関MBSは、米国国債に比べて割安なバリュエーションで高い 利回りを提供しています。現在の低金利環境にもかかわらず、MBSの期限前償還リスクは引き続き 管理可能な水準となる見込みです。これは、2013年の「量的緩和縮小を巡る混乱」以来、金利が低下 し続けていることを前提に、ここ数年で借入れを行った住宅ローンの借り手の大半は、既に様々な借 り換えの機会を得ているからです。 2.高格付けで限定された債券:世界の債券利回りがマイナス圏に転落し、ECBや日銀の追加緩和が 見込まれる中、高格付けの政府機関債の世界的な供給不足は、MBSの価格を大きく下支えしていま す。また、各国中央銀行の金融政策の方向性の相違(FRBは金融政策引き締め、他の中銀は緩和継 続)も、世界の債券代替商品に対して米国国債や米政府機関債のバリュエーションが相対的に割安で あることを示唆しています。 3.FRBによる継続保有:FRBは現在、約1.7兆ドルのMBSポートフォリオから毎月200~300億 ドルの米政府機関MBSに再投資を続けています。6月のFOMC声明や英国民投票後、市場はFR Bが将来的にMBSへの再投資を縮小させる時期を織り込みました。FRBのMBS購入継続はMB Sセクターにとって強力な支援材料となっています。 4.規制変更と高い流動性:レバレッジ規制など金融当局による重要な規制変更は、MBSなどの高格 付け政府機関債への金融機関の需要を高めています。同様に、追加型投資信託を対象に流動性に関し て新たなリスク管理を求める米証券取引委員会の提言も、政府機関MBSなどの高格付け短期債券へ の需要を高めるでしょう。 5.世界的なマクロ経済リスク:金融市場は生産性の低下や人口動態における高齢化など構造的な要因 により世界経済の成長見通しを引き下げていることから、世界の債券利回りは引き続き低水準に留ま る見込みです。世界経済や政治見通しの先行き不透明感が高まっていることを考慮すると、投資家に とって米政府機関MBSや米国国債は引き続き安全な投資先になるでしょう。 - 5 - ■ポートフォリオについて 当期は、未公開株式については、前期末の41.7%から6.9%増加しました。また、米国債券の組入比 率は前期末の41.2%から9.0%増加しました。2016年6月末の資産配分は、米国債券等が50.2%、上場 株式が0.6%、未公開株式等が48.6%、現金等が0.7%となりました。 (注1)上記円グラフには、四捨五入した比率を記載しているため、全資産の比率の合計が100.00%にならない場合が あります。 (注2)組入資産である「トランスサイエンス グローバルバイオテクノロジーファンド」経由で投資している「タケ エイ」は、上場株式に含まれます。 未公開株式 直接投資で保有していた「SBIトランスサイエンス」を全株売却しました。 上場株式 当期の上場株式への投資は、クロ-ズド期間明け後に資金流出が続いていることから、IPO(以下、 新規株式公開をIPOといいます)銘柄を中心に売買を行いました。IPO銘柄については、今後の成 長が期待できる銘柄に投資を行い、合計でIPO銘柄45銘柄約7,300万円を組入れた一方、IPO銘柄 48銘柄約1億700万円の売却を行いました。 日米金利商品 当期間中の投資行動および当債券運用部分のポートフォリオの収益率:当債券運用部分は引き続き米政 府機関債と米政府機関モーゲージ債券(MBS)へ集中した運用を行っています。2016年6月末時点の 当債券運用部分のポートフォリオは、48.5%が短期の米政府機関MBS等、50.8%が米国国債、0.7% が現金となっています。また、シティグループ米国国債1年物インデックスの利回りは+0.51%、1年 物のLIBORの利回りは+1.23%となっているのに対し、当債券運用部分のポートフォリオの利回り は+0.60%となっています。次の表は、当債券運用部分のポートフォリオが他の短期国債等と同様に、 当期間中に堅調な収益を確保したことを示しています。 - 6 - 当期間中の 絶対収益率 2015/7/1-2016/ 6/30 当債券運用部分 0.62% Citigroup米国債1年物インデックス 0.63% 1年物LIBOR 0.60% 1カ月物 LIBOR 0.31% 為替ヘッジに関しては、為替が円安方向で推移したため、引き続き円ヘッジは行いませんでした。 ■投資の対象とする有価証券の主な銘柄 当期末現在における有価証券の主な銘柄については、後記「Ⅲ.ファンドの経理状況 投資有価証券 明細表」をご参照ください。 ■今後の運用方針 今後の見通し ※下記内容は、当資料作成時(2016年7月末)の見通しであり、変更される場合があります。 米国経済は、2016年1-3月期に小幅な成長にとどまった後、4-6月期には経済活動が改善し、今 後も堅調な個人消費、住宅投資に支えられ底堅く推移していくと予想します。足元では製造業にも回復 傾向がみられており、英国のEU離脱選択(Brexit)を受けて英国・欧州では景気減速が懸念されるも のの、米国経済への影響は軽微に留まると考えます。金融政策については、連邦準備制度理事会(FR B)による次回利上げは、今年12月~来年3月頃を見込みます。 日本経済は、足元の景気拡大は緩慢なペースに留まっているものの、参院選の与党勝利で、デフレ脱 却、需要不足解消に向けた大型経済対策が見込まれ、これら財政出動、構造改革に下支えされ緩やかな がら持ち直すと予想します。金融政策は、消費者物価が「物価安定」の目標としている前年比2%に届 かないことから日銀は積極的な金融緩和を維持し、必要に応じて「量」・「質」・「金利」の追加緩和 措置を講じるとみられます。 リスク要因は、想定より早いペースでの米国利上げや、11月に予定されている米大統領選挙の行方、 中国をはじめとする新興国の景気減速などが挙げられます。 株式 株式市場は、英国のEU離脱選択を受けたリスクオフの動きが一巡した後、EU離脱による経済への 実際の影響や、各国の政策対応などを徐々に織り込んでいく展開になると考えます。米国株式市場は、 株価水準に割安感はないものの、経済に安定感があること、企業業績も2016年後半に改善が期待される ことから、緩やかな上昇基調を維持すると見込みます。日本株式市場は、円高推移による輸出企業の業 績鈍化懸念は残るものの、景気対策や金融緩和継続が下支えし、一進一退の動きが続くと考えます。ま た、需給面では、海外投資家の日本株買いが定着するかがポイントとなるでしょう。一方、Brexit後の 欧州分裂懸念や欧州銀行の不良債権懸念などを通じたグローバルな金融市場の混乱が、リスク要因とし て挙げられます。 円金利及び為替 先進国各国・地域の中央銀行は、Brexit後の景気下押し圧力の軽減のために緩和方向で歩調を合わせ ると予想されます。日銀も、緩和的な金融政策を継続するとの見込みから、金利の低下基調は継続し、 - 7 - 10年債利回りは一定のレンジで推移すると予想します。 為替は、Brexit後の英国・欧州景気減速懸念などによるリスク回避姿勢の高まりや、米利上げ観測の 後退による日米金利差縮小を背景に、当面、円が買われやすい局面が続くと予想します。また、米大統 領選挙において、クリントン、トランプ両候補ともTPPに反対の立場を取っているほか、日中の為替 政策に対して批判的な発言を行ってきていることから、いずれの候補が優位でも円高ドル安が意識され る可能性があり、やや円高傾向で推移すると予想します。 今後の運用方針 ※下記内容は、当報告書作成時(2016年7月末時点)の運用方針であり、相場環境の変化に応じて変更 される場合があります。 資産配分 期初の資産配分に変更予定はありません。投資元本ベースで、未公開株式上限30%、上場株式上限 20%、現金を含む日米金利商品60%(内米国債券50%)の資産配分で運用を行います。ただし、時価 ベースでは、資金流出の状況次第で流動性の高い上場株式及び米国債券を売却することにより、これら の比率が低下し、相対的に未公開株式の比率が上昇する可能性があります。 未公開株式 クローズド期間が明け、安定した運用が出来ないために、新規の投資は原則行いません。また、投資 済みの銘柄については、他社への売却・M&Aによる売却、IPO後の売却など複数の売却手法を検討 しながら、順次残高を減らしてまいります。 上場株式 国内では、日銀による追加金融緩和、日本株の上昇や為替の円安トレンドの持続性、海外では、欧州 や中国景気の減速リスク、原油相場の動向などに注意が必要です。以上により、相場動向を見極めなが ら、機動的に売買を行います。IPO銘柄については、厳選した銘柄に対して投資を行います。 日米金利商品 為替に関しては基本的にはヘッジを行わない予定です。ただし、経済環境の変化等により、機動的に 円ヘッジを行う場合があります。 円金利商品については、新たな投資は行いません。 - 8 - (2)費用の明細 項目 項目の概要 管理報酬 (代行協会員報酬、投資 顧問報酬、副投資顧問報 酬および販売報酬を含み ます。) サブ・ファンドの日々の純資産総額の 平均額の年率2.1% ●成功報酬 (副投資顧問会社は会計年度末日の1 口当たり純資産価格が(a)11,000円お よび(b)過去の会計年度末日に成功報 酬を受けた1口当たり純資産価格のう ちの最高金額のいずれか高い方を超過 する金額の10%を上限とする金額に、 当該会計年度中の発行済受益証券口数 の平均を乗じた額を管理会社から受領 します。) 管理報酬、代行協会員報酬、投資顧問報酬、副投 資顧問報酬および販売報酬は、ファンド資産の運 用・管理およびファンド証券の発行、買戻し業務 の対価として、管理会社に支払われます。 保管報酬、管理事務代行 報酬 サブ・ファンドの純資産総額を基準と して、ルクセンブルグの市場慣行に 従った料率 保管報酬および管理事務代行報酬はファンド資産 の保管および登録・名義書換・所在地事務・支払 事務ならびに管理事務代行業務の対価として保管 受託銀行に支払われます。 その他の費用(当期) 0.91% 年次税、専門家報酬、銀行利息、法務報酬、ブ ローカー報酬等 (注1)各報酬については、有価証券報告書に記載の料率および金額を記しています。「その他の費用(当期)」には、運用状況等に より変動するものや実費となるものが含まれます。便宜上、当期のその他の費用の金額をサブ・ファンドの当期末の純資産総 額で除して100を乗じた比率を表示していますが、実際の比率とは異なります。 (注2)各項目の費用は、サブ・ファンドが組み入れている投資先ファンドの費用を含みません。 - 9 - Ⅱ.直近10期の運用実績 (1)純資産の推移 下記会計年度末および第11会計年度中の各月末の純資産の推移は以下のとおりです。 <分配型> 純資産総額(円) 1口当たりの純資産価格(円) 第2会計年度末 (2007年6月30日) 4,257,924,949 9,815 第3会計年度末 (2008年6月30日) 3,502,124,993 8,078 第4会計年度末 (2009年6月30日) 1,710,983,070 7,192 第5会計年度末 (2010年6月30日) 1,318,392,014 6,271 第6会計年度末 (2011年6月30日) 1,004,470,998 5,679 第7会計年度末 (2012年6月30日) 801,175,085 5,469 第8会計年度末 (2013年6月30日) 743,156,647 6,082 第9会計年度末 (2014年6月30日) 575,089,594 5,932 第10会計年度末 (2015年6月30日) 469,687,999 6,462 第11会計年度末 (2016年6月30日) 363,523,096 5,609 2015年7月末日 454,876,459 6,288 8月末日 444,131,305 6,198 9月末日 437,748,919 6,166 10月末日 437,328,673 6,222 11月末日 429,545,361 6,245 12月末日 419,273,683 6,184 2016年1月末日 408,954,972 6,153 2月末日 390,878,990 5,917 3月末日 390,579,166 5,913 4月末日 381,814,623 5,823 5月末日 379,478,856 5,853 6月末日 363,523,096 5,609 - 10 - <元本成長型> 純資産総額(円) 1口当たりの純資産価格(円) 第2会計年度末 (2007年6月30日) 16,841,567,996 10,115 第3会計年度末 (2008年6月30日) 13,822,790,430 8,325 第4会計年度末 (2009年6月30日) 7,585,132,398 7,412 第5会計年度末 (2010年6月30日) 5,802,990,100 6,463 第6会計年度末 (2011年6月30日) 4,367,616,890 5,852 第7会計年度末 (2012年6月30日) 3,624,139,054 5,636 第8会計年度末 (2013年6月30日) 3,318,009,659 6,268 第9会計年度末 (2014年6月30日) 2,811,578,990 6,113 第10会計年度末 (2015年6月30日) 2,693,808,435 6,660 第11会計年度末 (2016年6月30日) 2,095,980,132 5,780 2015年7月末日 2,598,932,697 6,480 8月末日 2,525,388,344 6,388 9月末日 2,500,167,810 6,355 10月末日 2,498,646,440 6,412 11月末日 2,472,652,492 6,436 12月末日 2,404,586,923 6,373 2016年1月末日 2,386,835,968 6,341 2月末日 2,272,028,731 6,098 3月末日 2,265,449,726 6,094 4月末日 2,203,790,597 6,001 5月末日 2,202,338,072 6,032 6月末日 2,095,980,132 5,780 - 11 - (2)分配の推移 下記会計年度中の1口当たりの分配の額は、以下のとおりです。 <分配型> 会計年度 分配落ち日 海外支払日 1口当たりの分配の額 第2会計年度 2007年6月29日 2007年7月4日 300円 第3会計年度 - - - 第4会計年度 - - - 第5会計年度 - - - 第6会計年度 - - - 第7会計年度 - - - 第8会計年度 - - - 第9会計年度 - - - 第10会計年度 - - - 第11会計年度 - - - <元本成長型> 該当事項なし(2016年10月末日現在)。 - 12 - (3)販売及び買戻しの実績 下記会計年度における販売および買戻しの実績ならびに下記会計年度末日現在の発行済口数は、 以下のとおりです。 <分配型> 販売口数 買戻口数 発行済口数 第2会計年度 0 (0) 370 (370) 433,832 (433,832) 第3会計年度 0 (0) 271 (271) 433,561 (433,561) 第4会計年度 0 (0) 195,671 (195,671) 237,890 (237,890) 第5会計年度 0 (0) 27,644 (27,644) 210,246 (210,246) 第6会計年度 0 (0) 33,355 (33,355) 176,891 (176,891) 第7会計年度 0 (0) 30,402 (30,402) 146,489 (146,489) 第8会計年度 0 (0) 24,296 (24,296) 122,193 (122,193) 第9会計年度 0 (0) 25,240 (25,240) 96,953 (96,953) 第10会計年度 0 (0) 24,272 (24,272) 72,681 (72,681) 第11会計年度 0 (0) 7,865 (7,865) 64,816 (64,816) - 13 - <元本成長型> 販売口数 買戻口数 発行済口数 第2会計年度 0 (0) 6,250 (6,250) 1,665,029 (1,665,029) 第3会計年度 0 (0) 4,563 (4,563) 1,660,466 (1,660,466) 第4会計年度 0 (0) 637,151 (637,151) 1,023,315 (1,023,315) 第5会計年度 0 (0) 125,368 (125,368) 897,947 (897,947) 第6会計年度 0 (0) 151,621 (151,621) 746,326 (746,326) 第7会計年度 0 (0) 103,345 (103,345) 642,981 (642,981) 第8会計年度 0 (0) 113,611 (113,611) 529,370 (529,370) 第9会計年度 0 (0) 69,440 (69,440) 459,930 (459,930) 第10会計年度 0 (0) 55,453 (55,453) 404,477 (404,477) 第11会計年度 0 (0) 41,856 (41,856) 362,621 (362,621) (注)括弧内の数字は、本邦内における販売口数、買戻口数および発行済口数を表します。 - 14 - Ⅲ.ファンドの経理状況 a.ファンドの直近会計年度の日本文の財務書類は、ルクセンブルグにおける法令に準拠して作成さ れた原文の財務書類を翻訳したものである。これは「特定有価証券の内容等の開示に関する内閣府 令」に基づき、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」第131条第5項ただし書の 規定の適用によるものである。 b.ファンドの原文の財務書類は、外国監査法人等(公認会計士法(昭和23年法律第103号)第1条 の3第7項に規定する外国監査法人等をいう。)であるデロイト・オーディット・ソシエテ・ア・ レスポンサビリテ・リミテから監査証明に相当すると認められる証明を受けており、当該監査証明 に相当すると認められる証明に係る監査報告書に相当するもの(訳文を含む。)が当該財務書類に 添付されている。 c.ファンドの原文の財務書類は日本円で表示されている。 - 15 - 公認の監査人の報告書 SBI グローバル・セレクション・ファンド (共有持分型投資信託) 受益者各位 ルクセンブルグ L-2520、 アレ・シャファー5番 我々は、SBI グローバル・セレクション・ファンド(以下「ファンド」という。)の2016年6月30日 現在の純資産計算書、投資有価証券明細表ならびに同日に終了した年度の運用計算書および純資産変動 計算書、および重要な会計方針の要約、その他の財務書類に対する注記から構成される添付の財務書類 について監査を行った。 財務書類に対する管理会社の取締役会の責任 管理会社の取締役会は、財務書類の作成に関してのルクセンブルグの法律および規則の要求に従っ て、当財務書類の作成および適正表示についての責任、ならびに欺罔的行為によるかまたは誤謬による かに関わらず、重要な虚偽記載のない財務書類の作成を可能にするために必要であると管理会社の取締 役会が判断する内部統制についての責任を負う。 公認の監査人の責任 我々の責任は、我々の監査に基づいて当財務書類に対して意見を表明することである。我々はルクセ ンブルグの「金融監督委員会」により採用された国際監査基準に準拠して監査を実施した。これらの基 準は、倫理的な要求の遵守および財務書類に重大な虚偽記載がないことの合理的な確信を得られるため の監査を計画し実施することを我々に要求している。 監査は、財務書類中の金額および開示事項に関する監査証拠の試査による精査を含んでいる。選択さ れた手続は公認の監査人の判断によるものであり、欺罔的行為または誤謬に関わらず財務書類の重要な 虚偽記載のリスク評価を含む。これらのリスク評価を行うにあたり、公認の監査人は現状において適切 な監査手続を設計するための企業の財務書類の作成と適正表示に関する内部統制を検討するが、企業の 内部統制の有効性に対して意見を述べることを目的としていない。 監査はまた、全体的な財務書類の表示の評価と同様に、当財務書類の作成にあたり採用された会計基 準の適切性および管理会社の取締役会によって行われた会計見積の合理性の評価も含む。 我々は、我々が入手した監査証拠は、監査意見表明のための満足かつ合理的な基礎を提供するもので あると確信する。 - 16 - 意見 我々の意見では、財務書類がSBI グローバル・セレクション・ファンドの2016年6月30日現在の財務 状態、ならびに同日に終了した年度の運用実績および純資産の変動について、財務書類の作成に関して のルクセンブルグの法律および規則の要求に従って、真実かつ公正な概観を与えているものと認める。 その他 年次報告書に含まれる補足的情報は、上述の基準に準拠して実施される特定の監査手続を課されてい ないが、我々に対する委任に関連して検討された。従って、我々はかかる情報に対して意見を表明する ものではない。しかしながら、我々は、財務書類との関連で全体として見た場合、かかる情報に関して 特に意見はない。 公認の監査法人デロイト・オーディットを代表して、 ジョニー・イップ、公認の監査人 パートナー ルクセンブルグ、2016年11月15日 - 17 - - 18 - - 19 - SBI グローバル・セレクション・ファンド -SBI ボンド&プライベート・エクイティ・ファンドⅢ 純資産計算書 2016年6月30日現在 (単位:日本円) 資産 2,489,370,650 ポートフォリオ証券-公正価格 注2 2,456,864,858 原価価格 4,024,595,136 ポートフォリオ証券未実現損失 (1,567,730,278) 銀行預金および流動資産 30,393,725 未収利息 2,112,067 負債 29,867,422 ブローカーへの未払金 10,586,641 未払管理事務報酬およびその他の負債 544,135 未払買戻金 2,713,170 未払顧問報酬 12,550,767 未払監査報酬 3,472,709 純資産価額 2,459,503,228 発行済受益証券口数変動計算書 2015年7月1日から2016年6月30日までの期間 2015年7月1日現在 発行済受益証券口数 発行受益証券口数 買戻受益証券口数 2016年6月30日現在 発行済受益証券口数 元本成長型クラス受 益証券 404,477 0 41,856 362,621 分配型クラス受益証 券 72,681 0 7,865 64,816 過去3年間における主要統計数値 期末現在: 純資産総額 日本円 2016年6月30日 2015年6月30日 2014年6月30日 2,459,503,228 3,163,496,434 3,386,668,584 362,621 404,477 459,930 5,780 6,660 6,113 64,816 72,681 96,953 5,609 6,462 5,932 元本成長型クラス受益証券 受益証券口数 1口当たり純資産価格 分配型クラス受益証券 受益証券口数 1口当たり純資産価格 添付の注記は、本財務書類と不可分のものである。 - 20 - SBI グローバル・セレクション・ファンド -SBI ボンド&プライベート・エクイティ・ファンドⅢ 運用計算書および純資産変動計算書 2015年7月1日から2016年6月30日までの期間 (単位:日本円) 収益 41,508,347 配当金、純額 注2 6,259,750 債券利息、純額 注2 32,136,335 注9 3,111,674 現金口座からの銀行利息 588 その他の収益 費用 92,549,502 管理報酬 注6 55,392,435 保管報酬 注7 1,609,603 年次税 注5 管理事務費用 1,350,187 11,754,904 所在地事務報酬 1,294,624 専門家報酬 7,498,287 当座借越にかかる銀行利息 6,503 法務報酬 ブローカーへの報酬 6,929,293 注2 その他の費用 765,694 5,947,972 投資純損失 (51,041,155) 以下にかかる実現純利益/損失: -投資有価証券売却にかかる実現純利益 注2 11,580,193 -外国為替にかかる実現純利益 注2 65,539,124 実現純利益 26,078,162 以下にかかる未実現評価純損益の変動: -投資有価証券にかかる未実現評価純損益の変動 (418,419,964) 運用活動による純資産の減少 (392,341,802) 買戻元本成長型クラス受益証券 (263,471,609) (263,471,609) 買戻分配型クラス受益証券 (48,179,795) (48,179,795) 純資産の減少 (703,993,206) 期首現在純資産額 3,163,496,434 期末現在純資産額 2,459,503,228 添付の注記は、本財務書類と不可分のものである。 - 21 - SBI グローバル・セレクション・ファンド 財務書類に対する注記 2016年6月30日現在 注1 一般 SBI グローバル・セレクション・ファンド(以下「ファンド」という。)は、ルクセンブルグ大 公国の法律に基づいてアンブレラ型の共有持分型投資信託("Fonds Commun de Placement à compartiments multiples")として設定された非法人形態の共有体であり、SBIファンドマネジメ ントカンパニーエスエー(以下「管理会社」という。)により管理運用されている。 管理会社は、ルクセンブルグの法律に基づいて存続期間を無期限とする株式会社("a société anonyme")として組織され、2000年7月14日にメモリアルに掲載された公正証書により、2000年5 月29日に設立された。同社は登記番号76242により登録され、その登記上の事務所はルクセンブル グL-2520、アレ・シャファー5番である。 ファンドは、ルクセンブルグにおいて、2010年12月17日の投資信託(以下「UCI」という。) に関する法律第10章のパートⅡ(改定済み)の規定に基づき設立された。ファンドはまた、オルタ ナティブ投資ファンド運用者(以下「AIFMD」という。)に関する2011年6月8日付通達2011 /61/EUならびにオルタナティブ投資ファンドに関するルクセンブルグの2013年7月12日法(以 下「2013年法」という。)に基づき「登録」されている、オルタナティブ投資ファンド(以下「A IF」という。)としての資格を有する。 ファンドの管理会社であるSBIファンドマネジメントカンパニーエスエーもまた、ファンドのオ ルタナティブ投資ファンド運用者として行為し、2013年法の第3条2項に基づくAIFMの基準値 を下回っているため、CSSF(ルクセンブルグ監督当局)に登録されている。 2016年6月30日現在、1本のサブ・ファンド、SBI グローバル・セレクション・ファンド-SBI ボンド&プライベート・エクイティ・ファンドⅢの運用が行われていた。 注2 重要な会計方針 1.財務書類の作成 ファンドの財務書類は、ルクセンブルグで一般に認められている会計方針ならびに法律および 規則の要求に従って作成されている。 2.評価方針 (a)投資有価証券の評価 公認の証券取引所に上場されている有価証券は、当該評価日のかかる取引所における直近の 知られたる価格により評価される。当該評価日においてかかる直近の知られたる価格が存在し ない場合、これらの証券は、管理会社の取締役会により慎重かつ誠実な立場から決定される当 該評価日の推定実現価格で評価される。 有価証券が複数の証券取引所に上場されている場合には、かかる有価証券の主要市場である 証券取引所における直近の知られたる価格で評価される。 さらに、証券取引所に上場されていないが、規制ある市場または他の取引が組織化された市 場で取引されている有価証券は、当該評価日における直近の知られたる価格により評価される。 価格が公正な市場価格ではない証券およびその他のすべての資産は、管理会社の取締役会に より慎重かつ誠実な立場から決定される当該評価日の推定実現価格で評価される。投資ファン ドの受益証券/株式は、外部の価格情報、または自動価格設定が入手できない場合は対象UC I(以下「投資信託」という。)の管理事務/登録事務代行会社により提供された対象投資信 - 22 - 託の直近の純資産価額(以下「純資産価額」という。)に基づき評価される。 非上場および非公開株式への投資の評価は、原則として取得価格で行われる。管理会社がか かる時価評価が公正な市場価格と異なると判断する場合には、管理会社の取締役会により慎重 かつ誠実な立場から決定される、実現可能性の高い価格で評価される。 この方針は最終取引価格(LTV)方式に基づいている。この方式に従い、取得価格は下記 のいずれかの事由が発生するまで採用される。 a)取得価格と異なる価格による売買が慎重な第三者である投資家に対して行われる場合 (アームズ・レングス方式の取引)、その価格は、公正な市場価格として採用される。 b)会社の業績が予測よりも大幅に悪化した場合、当該会社の評価は、管理会社の取締役会に より慎重に精査される。かかる手順は、主に(問題会社の経営陣との面会による)デュー・ ディリジェンス・レポートおよび財務報告書に基づく純資本の決定に基づく。管理会社の取 締役会が直近価格が適切ではないと判断した際には、管理会社の取締役会は、副投資顧問会 社であるSBIアセットマネジメント株式会社による助言を用いて、公正な市場価格を修正 する。 公正価格見積りの際に、管理会社の取締役会を代表して価格評価委員会が個々の投資有価証 券の性質、事実および状況を鑑みて適切な方法を用いるように務める。当委員会は、SBI Biotech Co.,Ltd.の公正価格を見積もるために、同社が提供した事業計画に基づき、ディスカ ウント・キャッシュ・フロー(以下「DCF」という。)法を適用した。 2016年6月30日現在、サブ・ファンドであるSBI グローバル・セレクション・ファンド- SBI ボンド&プライベート・エクイティ・ファンドⅢは、以下の非上場非公開会社に投資して いた。 SBI グローバル・ セレクション・ファンド- SBI ボンド&プライベート・ エクイティ・ファンドⅢ 対純資産総額(以下「TNA」と いう。)比率(%) 39.64% 未公開株式への投資 SBI Biotech Co Ltd 2016年6月30日に終了した年度の当財務書類の目的において、証券(未公開株式を除く)は、 2016年6月29日の終値および為替レートに基づいて評価された。 投資有価証券の売却にかかる正味実現損益は、売却される投資有価証券の加重平均原価に基 づいて決定される。 3.外国為替換算 ファンドの参照通貨は日本円(以下「日本円」という。)である。 投資有価証券の市場価格およびサブ・ファンドの通貨建以外の通貨建のその他の資産および負 債は、年度末現在の実勢為替レートで換算されている。サブ・ファンドの通貨建以外の通貨によ る投資および取引(収益および費用)の取得原価は、取引日の実勢為替レートで換算されている。 外国為替取引に関して生じる損益は、運用計算書および純資産変動計算書に含まれる。 - 23 - 2016年6月30日現在、以下の為替レートが用いられた。 1ユーロ = 114.1600日本円 1香港ドル = 13.2504日本円 1米ドル = 102.9396日本円 1韓国ウォン = 0.0893日本円 4.有価証券からの収入 情報がファンドにより合理的に入手されうる範囲において、配当は、証券が初めて配当落ちを 記録した日現在で、源泉税控除後の純額により収入として認識される。 利息は、各純資産評価時点において発生する。 5.取引手数料 取引手数料(すなわち、証券取引および類似取引に対してブローカーならびに保管受託銀行に より課せられる手数料)は、運用計算書および純資産変動計算書において「ブローカーへの報 酬」の項目で別箇に表示される。 注3 合同運用 より広範に分散投資を行う一方で、運用・管理事務費用を削減するため、管理会社の取締役会は、 一または複数のポートフォリオの資産の一部または全部を、他のポートフォリオに帰属する資産と 合同で運用することを決定できる。 効率的な組入証券の運用の目的で、投資運用会社は、各ポートフォリオの投資方針に従い、これ らの資産の一部または全部の管理を共同出資へ供することができる。各ポートフォリオは、拠出し た資産の割合に応じて、該当する共同資産に対して参加する。かかる共同資産は内部管理目的に限 定して使用され、独立した実体を構成せず、投資家による直接利用ができない。 2016年6月30日現在、サブ・ファンドであるSBI グローバル・セレクション・ファンド-SBI ボ ンド&プライベート・エクイティ・ファンドⅢは共同資産を有している。 注4 受益証券の純資産価額の算定 受益証券の純資産価額は、サブ・ファンドの基準通貨で表明され、また、サブ・ファンドの純資 産総額を受益証券発行済み口数で除することにより決定される。 注5 税金 ファンドは、ルクセンブルグの法律に基づき、共有持分型投資信託として登録されている。従っ て、いかなるルクセンブルグの所得税またはキャピタル・ゲイン税も現在発生していない。しかし ながら、ファンドは、各四半期末日現在のファンドの純資産額に基づいて、年率0.05%で計算され る年次発行税(年次税)の対象である。かかる税金は、四半期毎に支払われる。 注6 管理報酬 ファンドは、ルクセンブルグの法律に基づいて設立され、ルクセンブルグに登記上の事務所を有 するSBIファンドマネジメントカンパニーエスエーにより管理運用されている。 サブ・ファンドであるSBI グローバル・セレクション・ファンド-SBI ボンド&プライベート・ エクイティ・ファンドⅢに関して、管理会社は、サブ・ファンドの資産から、毎四半期に支払われ る、当該四半期中のサブ・ファンドに帰属する平均純資産総額に基づいて計算される年率2.10%の - 24 - 報酬(注1)を受領する権利を有する。 (注1)原文では「年率2.10%の報酬」と記載されているが、正しくは「年率2.10%から、投資信託部分(CSA SBI JTSB)の平均純資産価格の1.30%を減じた報酬」である。 管理会社は、サブ・ファンドであるSBI グローバル・セレクション・ファンド-SBI ボンド&プ ライベート・エクイティ・ファンドⅢの資産より受領した報酬から、サブ・ファンドの平均純資産 総額の年率1.00%(注2)に基づき、毎四半期に支払われる、投資信託部分の平均純資産総額の年率 1.00%(注2)の投資顧問報酬を支払う。 (注2)原文では「年率1.00%」と記載されているが、正しくは「年率0.30%」である。 注7 保管報酬 CACEISバンク・ルクセンブルグは、保管受託銀行として任命された。CACEISバンク・ルクセンブ ルグは、その業務に対して、四半期毎に支払われ、当該四半期中のファンドの純資産を基準とする 報酬を受領する権利を有する。 注8 投資有価証券変動計算書 当年度中の投資有価証券変動計算書に関する報告書は、ファンドの登記上の事務所において、請 求により無料で入手可能である。 注9 発行手数料 発行手数料は、買戻にかかる手数料に相当し、ファンドの運用計算書および純資産変動計算書に おいて「その他の収益」の項目で計上される。 手数料は、以下の通り計算される。 買戻にかかる手数料-買戻金額の最大1% 注10 成功報酬 管理会社は、本サブ・ファンドに関して、毎年6月の最終評価日に計算され後払いされる成功報 酬(「成功報酬」)をSBIアセットマネジメント株式会社が受領する権利を有することに合意して いる。 2016年6月30日に終了した年度に支払われた成功報酬はなかった。 注11 関連会社取引 11.関連会社取引 SBI Biotech Co.,Ltd.は、SBIグループの最初のバイオ・ベンチャー企業である。SBI TransScienceは、投資事業有限責任組合のゼネラル・パートナー(無限責任組合員)であり、ファンド 運営会社である。Trans-Science Global Biotechnology Fundは、SBIアセットマネジメント株式会 社により運用される日本の投資信託である。 2016年6月30日現在、投資先ファンドであるTrans-Science Global Biotechnology Fundの保有 残高は、サブ・ファンドであるSBI グローバル・セレクション・ファンド-SBI ボンド&プライ ベート・エクイティ・ファンドⅢの純資産の10.18%を占めている。 Trans-Science Global Biotechnology Fundの受益権口数合計は、198,560口である。その結果、 サブ・ファンドであるSBI グローバル・セレクション・ファンド-SBI ボンド&プライベート・エ クイティ・ファンドⅢは、かかる投資先ファンドの受益権を100%保有している。 2016年6月30日現在、投資先の有価証券であるSBI Biotech Co.,Ltd.もまた関連会社と見なされ、 - 25 - サブ・ファンドであるSBI グローバル・セレクション・ファンド-SBI ボンド&プライベート・エ クイティ・ファンドⅢの39.64%を占めている。2016年6月30日現在のSBI Biotech Co.,Ltd.の株 式数は、4,875株である。 SBI Biotech Co.,Ltd.の受益証券4,875株の売却により、2016年10月28日付で975,000,000円で取 引が終了した。かかる売却は、SBIの関連会社およびサブ・ファンドであるSBI グローバル・セ レクション・ファンド-SBI ボンド&プライベート・エクイティ・ファンドⅢとの間で合意され実 施された。 注12 サブ・ファンドであるSBI グローバル・セレクション・ファンド-SBI ボンド&プライベート・ エクイティ・ファンドⅢのTRANS-SCIENCE GLOBAL BIOTECHNOLOGY FUNDの評価 2016年6月30日現在、サブ・ファンドであるSBI グローバル・セレクション・ファンド-SBI ボ ンド&プライベート・エクイティ・ファンドⅢの投資先ファンド、Trans-Science Global Biotechnology Fundは、SBI Biotech Co.,Ltd.に投資を行っていた。Trans-Science Global Biotechnology Fundの財務書類は、”投資信託財産の計算にかかる規則”(総理府第133号、2000 年)に基づいて作成された。 注13 完全所有子会社の連結の免除 2016年6月30日現在、サブ・ファンドであるSBI グローバル・セレクション・ファンド-SBI ボ ンド&プライベート・エクイティ・ファンドⅢは、Trans-Science Global Biotechnology Fundに 投資を行っていた。当該投資は、転売目的のみにおいて保有されるものであり、かつ、組入銘柄の 一部であることから、連結から除外されている。 注14 後発事象 管理会社の取締役会は、2016年9月8日付の取締役会で、SBI Biotech Co.,Ltd.を売却した場合 の、サブ・ファンドであるSBI グローバル・セレクション・ファンド-SBI ボンド&プライベー ト・エクイティ・ファンドⅢの償還について協議を行った。しかし、現時点で、サブ・ファンドを 償還するための管理会社の取締役会決議は行われていない。 2016年7月8日付で、Trans-Science Global Biotechnology Fundの受益証券23,000口が 28,865,000円で解約され、残りの175,560口はすべて、2016年11月15日付で解約された。TransScience Global Biotechnology Fundの委託者であるSBIアセットマネジメント株式会社は、サブ・ ファンドであるSBI グローバル・セレクション・ファンド-SBI ボンド&プライベート・エクイ ティ・ファンドⅢからの全額解約請求を受け、Trans-Science Global Biotechnology Fundを償還 させることを決定した。Trans-Science Global Biotechnology Fundは、2016年11月15日付で償還 し、償還時点の1口当たり純資産価格に基づき、2016年11月21日付で償還手取金が決済される予定 である。 - 26 - SBI グローバル・セレクション・ファンド -SBI ボンド&プライベート・エクイティ・ファンドⅢ 投資有価証券明細表 2016年6月30日現在 (単位:日本円) 数量 銘柄 取引通貨 公認の証券取引所に上場されているおよび/または他の規制ある市場で 取引されている譲渡性のある有価証券 公正価格 776,011,337 債券 アメリカ合衆国 対純資産 比率(%) 31.55% 629,948,341 25.61% 629,948,341 25.61% 1,425,000 UNIT STAT OF AMER ZCP 17-11-16 米ドル 146,480,024 5.96% 1,595,000 US TREAS N/B AP 0.625 13-16 15/08S 米ドル 164,259,189 6.68% 1,695,000 USA ZCP 150916 米ドル 174,129,498 7.07% USA ZCP 180816 米ドル 102,876,049 4.18% WI TREASURY SEC. 0.50 15-17 30/04S 米ドル 42,203,581 1.72% 102,971,187 4.19% 102,971,187 4.19% 102,971,187 4.19% 43,091,809 1.75% 1,000,000 410,000 変動利付債 アメリカ合衆国 1,000,000 FED FARM CREDIT BKS FL.R 14-17 27/02M 米ドル モーゲージおよびアセット・バック証券 アメリカ合衆国 392,804 FHLB 7R-2018 5.77 06-18 23/03M 米ドル 他の譲渡性のある有価証券 株式 日本 4,875 SBI BIOTECH CO., LTD(注11に記載のとおり) 日本円 モーゲージおよびアセット・バック証券 アメリカ合衆国 43,091,809 1.75% 43,091,809 1.75% 1,430,469,361 58.16% 975,000,000 39.64% 975,000,000 39.64% 975,000,000 39.64% 455,469,361 18.52% 455,469,361 18.52% 147,947 FANNIE MAE 4.00 09-24 25/03M 米ドル 15,618,264 0.64% 33,751 FANNIE MAE 5.00 03-18 25/02M 米ドル 3,560,620 0.14% 175,030 FANNIE MAE(POOL80313)FL.R 92-21 01/02M 米ドル 18,530,442 0.75% 29,129 FG G11383 6.00 03-17 01/08M 米ドル 3,023,814 0.12% 12,857 FG G11694 6.50 05-19 01/09M 米ドル 1,352,639 0.05% 76,653 FG G12471 4.50 06-18 01/12M 米ドル 8,017,191 0.33% 34,982 FG G13312 4.50 08-20 01/09M 米ドル 3,687,983 0.15% 57,394 FGCI 4.50 03-18 01/11M 米ドル 6,022,643 0.24% 79,175 FGCI 4.50 05-20 01/08M 米ドル 8,449,107 0.34% 81 FGCI 7.50 04-17 01/03M 米ドル 8,240 0.00% 544 FGCI G12931 6.50 07-16 01/09M 米ドル 55,662 0.00% 105,702 FGCI G13318 5.00 08-20 01/10M 米ドル 11,367,598 0.46% 8,160 FGCI G13621 6.50 09-21 08/01M 米ドル 848,677 0.03% FGCI POOL B14026 4.50 04-19 01/05M 米ドル 2,430,122 0.10% 23,084 添付の注記は、本財務書類と不可分のものである。 - 27 - SBI グローバル・セレクション・ファンド -SBI ボンド&プライベート・エクイティ・ファンドⅢ 投資有価証券明細表 2016年6月30日現在 (単位:日本円) 数量 銘柄 11,354 取引通貨 公正価格 対純資産 比率(%) FGCI POOL 10687 6.00 03-18 01/06M 米ドル 1,181,223 0.05% 7,466 FH PL E01098 6.00 02-17 01/02M 米ドル 773,238 0.03% 9,526 FH PL G11509 6.00 03-18 01/03M 米ドル 989,961 0.04% 1,415 FHR 2344 QG 6.00 01-16 15/08M 米ドル 145,865 0.01% 64,709 FHR 2508 CK 5.00 02-17 01/10M 米ドル 6,795,176 0.28% 35,659 FHR 2509 CB 5.00 02-17 15/10M 米ドル 3,745,458 0.15% 93,366 FHR 2843 BC 5.00 04-19 15/08M 米ドル 9,957,344 0.40% 216,318 FHR 3085 FW FL.R 05-35 15/08M 米ドル 22,602,374 0.92% 157,721 FHR 3136 KF FL.R 06-36 15/04M 米ドル 16,258,572 0.66% 211,413 FHR 3291 BY 4.50 07-22 15/03M 米ドル 22,864,519 0.94% 142,892 FHR 3777 HA 3.50 10-28 15/04M 米ドル 15,016,978 0.61% 250,273 FHR 3996 JP 3.00 12-30 15/12M 米ドル 26,808,608 1.10% FN -POOL 745253- 6.50 06-19 01/12M 米ドル 2,968,198 0.12% 28,390 101,878 FN MA0502 4.00 10-20 01/08M 米ドル 10,935,724 0.44% 9,099 FN 57770 FL.R 88-18 01/04M 米ドル 965,008 0.04% 54,651 FN 721340 5.00 03-18 01/06M 米ドル 5,736,161 0.23% 64,587 FN -888013- 4.50 06-19 01/06M 米ドル 6,768,893 0.28% 72,272 FNA 2013-M1 ASQ2 1.073 13-16 25/11M 米ドル 7,436,637 0.30% 92,759 FNA 2014-M9 ASQ2 1.462 14-17 25/04M 米ドル 9,551,453 0.39% 41,949 FNCI POOL 995528 5.00 09-21 01/12M 米ドル 4,573,481 0.19% 12,386 FNCL (POOL 555515) 6.50 03-17 01/12M 米ドル 1,288,887 0.05% 144,628 FNCL 725352 4.50 04-19 01/04M 米ドル 15,221,837 0.62% 94,238 FNCL 995160 5.00 08-22 01/09M 米ドル 9,866,560 0.40% 37,857 FNCN 888927 6.00 07-17 01/12M 米ドル 4,018,151 0.16% 42,214 FNCT (POOL 357695) 4.50 05-20 01/01M 米ドル 4,502,475 0.18% 18,594 FNMA CTF POOL 57733 FL.R 87-17 01/02M 米ドル 1,922,659 0.08% FNMA POOL PC#086794 ) 6.50 89-18 03/01M 米ドル 667,150 0.03% 19,437 6,467 FNR G-15 F FL.R 91-21 25/06M 米ドル 1,983,583 0.08% 52,433 FNR 1993-112 ZB 7.00 93-23 01/07M 米ドル 5,875,163 0.24% 50,598 FNR 1993-179 FB FL.R 93-23 25/10M 米ドル 5,305,894 0.22% 42,175 FNR 1993-247 -FG FL.R 93-23 25/12M 米ドル 4,171,917 0.17% 25,693 FNR 2001-36 F FL.R 01-31 25/08M 米ドル 2,642,691 0.11% 166,956 FNR 2001-8 FT FL.R 01-31 18/03M 米ドル 17,175,174 0.70% 21,729 FNR 2002-61 PG 5.50 02-17 10/01M 米ドル 2,282,385 0.09% 2,502 FNR 2007-36 AB 5.00 07-21 25/11M 米ドル 257,441 0.01% FNR 2735 AC 4.00 04-19 15/01M 米ドル 8,063,641 0.33% FNS 2011-29 VA 4.50 11-22 25/11M 米ドル 20,233,213 0.82% 70,361 GN 592226 5.00 02-17 15/12M 米ドル 7,340,523 0.30% 3,925 GN 598648 5.00 03-18 15/04M 米ドル 410,958 0.02% 76,499 194,559 添付の注記は、本財務書類と不可分のものである。 - 28 - SBI グローバル・セレクション・ファンド -SBI ボンド&プライベート・エクイティ・ファンドⅢ 投資有価証券明細表 2016年6月30日現在 (単位:日本円) 数量 銘柄 取引通貨 公正価格 対純資産 比率(%) 11,526 GN 700900 5.00 08-23 15/11M 米ドル 1,255,539 0.05% 33,715 GN 724208 4.00 09-24 15/08M 米ドル 3,708,161 0.15% 30,013 GN 726475 4.00 09-24 15/11M 米ドル 3,301,070 0.13% 53,975 GN 781522 5.00 02-17 15/11M 米ドル 5,616,672 0.23% 45,511 GN 781617 5.00 03-18 15/06M 米ドル 4,765,135 0.19% 7,349 GN 781686 4.50 03-18 15/04M 米ドル 767,753 0.03% 48,868 GN 782098 6.00 06-20 15/01M 米ドル 5,130,399 0.21% 13,103 GN 782724 4.50 09-18 15/07M 米ドル 1,369,935 0.06% 69,721 GNJO 6.50 04-17 15/12M 米ドル 7,233,109 0.29% 2,721 GNJO 7.00 06-17 15/12M 米ドル 282,138 0.01% 1,091 GNJO (781367) 6.00 01-16 15/11M 米ドル 111,761 0.00% 64,617 GNJO (782039) 5.5 06-20 15/11M 米ドル 6,956,721 0.28% 5,061 GNR 2002-48 FJ FL.R 02-17 20/02M 米ドル 520,896 0.02% 16,246 GNR 2008-36 AG 4.25 08-22 16/10M 米ドル 1,682,540 0.07% 30,316 GNR 2009-108 NG 4.00 09-37 20/04M 米ドル 3,153,720 0.13% 238,697 GNR 2010-111 NG 4.00 10-25 16/09M 米ドル 26,519,687 1.09% 81,314 GNR 2010-23 MG 4.25 10-38 20/02M 米ドル 8,572,782 0.35% 21,763 GNR 2011-40 PG 2.50 11-38 20/06M 米ドル 2,243,168 0.09% 250,384,160 10.18% 250,384,160 10.18% 250,384,160 10.18% 250,384,160 10.18% 2,456,864,858 99.89% 投資ファンドの株式/受益証券 投資ファンドの株式/受益証券 日本 198,560 TRANS-SCIENCE GLOBAL BIOTECHNOLOGY FUND(注11、 12および13) 投資有価証券合計 添付の注記は、本財務書類と不可分のものである。 - 29 - 日本円