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2014 年度 特別公開講座
中央大学文学部 2014 年度 特別公開講座 2014 年 7 月 12 日(土) 多摩キャンパス 3 号館[文学部棟] ■ 参加者の皆様へ ■ ・ 特別公開講座は途中の入退室が可能です。各自のスケジュールに合わせて、興味のあ る講義にご参加ください。 ・ 昼食時間は特に設けておりません。昼食は好きな時間帯にお取り下さい。なお2時限目 と3時限目の間は30分の休憩を設けていますので、ご持参の昼食を摂ればすべての時 限の模擬授業に参加することができます。 ・ 学生食堂はヒルトップの 1 階と C スクエアの 2 階にあります。ヒルトップ 1 階は 10~19 時、 2 階は 11~14 時、C スクエアは 11~15 時に営業しています。 ・ 全体説明および各時限にアンケートを配布しますので、講義の感想、ご意見などをお寄 せください。 ・ 11 時 45 分から 13 時 35 分まで、「昼どき文学部〜スチューデント・ラウンジ〜」 を開催します。在学生による各専攻の紹介があります。先輩学生から見た文学部、専攻 の良さなどを聞くチャンスです。ランチを食べながらの参加も大歓迎です。 INFORMATION トイレは各階廊下のつきあたりにあります。 分からないことはネームホルダー着用の係員にお尋ねを。 気分が悪くなった方は、保健センターでお休みいただけます。 タ イ ム テ ー ブ ル 時間・時限 専攻名 9:40~10:20 【対象】中央大学附属 4 高校参加者 講義タイトル 講師名 会場 【全体説明】 特別公開講座資料配布・文学部紹介・在学生による文学部紹介 3114 3115 紹介学生①奥木康平(国文学専攻 3 年 中央大学附属高等学校出身) ②高村みずき(社会学専攻 4 年 中央大学附属高等学校出身) ※参加対象の人数の都合上、2つの会場で行います。内容は同じです。 9:50~10:30 【対象】近隣高校参加者 3355 【全体説明】特別公開講座資料配布・文学部紹介・在学生による文学部紹介 紹介学生①竹原千春(国文学専攻 3 年 都立三鷹高等学校出身) ②大森永菜(英語文学文化専攻4 年 県立相模原高等学校出身) 1 時限目 哲学 哲学とは何か? 10:45~ 英語文学文化 ミッキー・マウスのもうひとつの顔 ※ 中村 昇 3551 中尾 秀博 3115 11:30 2 時限目 3114(中継) 中国言語文化 日中韓を結ぶカルチャーの力 榎本 泰子 3354 社会学 「データ」や「情報」の背後の社会構造と人間の想い 新原 道信 3115 11:45~ を探る 東洋史学 麺類の世界史 阿部 幸信 3551 フランス語文学文化 フランス革命、ナポレオンと文学 小野 潮 11:45~ 12:35 在学生による 文学部紹介 part1 「昼どき文学部 ~スチューデント・ラウンジ~ 」 英語文学文化、ドイツ語文学文化、日本史学、 哲学、社会情報学、教育学 文 在 学 学 部 生 3552 3355 12:45~ 13:35 在学生による 文学部紹介 part2 「昼どき文学部 ~スチューデント・ラウンジ~ 」 国文学、フランス語文学文化、中国言語文化、 東洋史学、西洋史学、社会学、心理学 文 在 学 学 部 生 3 時限目 教育学 多文化共生時代の学校教育―その実践と課題― 森茂 岳雄 3115 日本史学 考古学による日本歴史研究 小林 謙一 3114 心理学 <こころの傷(トラウマ・悲嘆)の心理学> 富田 拓郎 3115 鈴木 俊幸 3551 12:30 13:00~ 13:45 4 時限目 14:00~ 14:45 3355 「悲しみって何?-つらいことに遭ったら-」 国文学 江戸のマンガ、江戸とマンガ [講演] 文学部生のキャリア設計(附属 4 校保護者対象) 5 時限目 社会情報学 STAP 細胞問題と情報管理―情報化社会の落とし穴― 山﨑 久道 3115 15:00~ 西洋史学 近世ヨーロッパ軍事革命論 鈴木 直志 3114 15:45 ドイツ語文学文化 ドイツ語の具象詩とインターネット文学 縄田 雄二 3355 中 央 大 学 キャリアセンター 3114 ※ 1 時限目「ミッキー・マウスのもうひとつの顔」について、3115 教室が参加者多数のため入室できなかった場 合は、3114 教室にて当該授業を同時中継しておりますのでご利用ください。 【共同研究室ツアー】10 時 30 分~14 時 30 分まで 各専攻の学びを体験できる機会を用意しています。詳細は裏面の「共同研究室ツアー」をご覧ください。 講 義 一 覧 文学部には、学問の世界へと通じる13の扉があります。 この特別公開講座では、出席した皆さんのためにこれらの扉を特別に開け放ちます。 ご案内役は、各専攻から選ばれた極上のガイドが務めます。 どうぞお好みのドアからお入り下さい。 哲学とは何か? 哲学専攻 中村 昇 教授 すべての学問は、哲学から始まったはずなのに、物理学や心理学や社会学や経済学といった後か らでてきた分野の方が、とても盛んになって、おおもとの哲学は、衰えているのではないか?? いやすでに滅びているのではないか? 哲学とは、いったいどんな学問なのか? 何を対象にして、どんなことを考えるのだろうか? まったく役にたたないといわれている哲学は、やっぱり何の役にもたたないのだろうか? それとも、なにか、われわれに必要なことをいっているのだろうか? この恐ろしい問いかけに、今回は、正面から挑みます。 いったい哲学とは、何か? ■ 講師プロフィール 小さい頃から、不思議なことが好きで、いまだに世界という謎にとりくんでいます。 得意技:時間、言語 ■ お薦め3冊 カミュ『シーシュポスの神話』新潮文庫 ニーチェ『この人を見よ』新潮文庫 笙野頼子『母の発達』河出文庫 ミッキー・マウスのもうひとつの顔 英語文学文化専攻 中尾 秀博 教授 ミッキー・マウスは世界で最も有名なアイコンのひとつですが、ディズニーランドの人気者とし ての顔のほかに意外な「顔」があります。 この講義ではミッキーがスクリーンデビューした1928年の「蒸気船ウィリー」から話を始め て、アメリカおよびアメリカ人とミッキーの関係について考え、最後はマイケル・ジャクソンのミ ュージックビデオ作品にミッキーの「後継者」としての姿を確認したいと思います。 ■ 講師プロフィール 専門領域:英語圏文学および地域研究(米国およびオセアニア) 担当授業:アメリカの文化、世界の英語文学 ■ お薦め3冊 細馬宏通『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』新潮選書 谷川俊太郎『夜のミッキー・マウス』新潮文庫 能登路雅子『ディズニーランドという聖地』岩波新書 日中韓を結ぶカルチャーの力 中国言語文化専攻 榎本 泰子 教授 政治・外交面で複雑な問題を抱えている昨今の東アジア。中国や韓国の人々は、本当は日本のこと をどのように思っているのでしょうか。 ドラマ・アニメ・映画などの大衆文化(ポップカルチャー)は、人々が国境を超えて仲良く付き合 っていくための大きな力を持っています。 その可能性とアジア文化の未来について、一緒に考えてみましょう。 ■ 講師プロフィール 昨年一年間中国と韓国で勉強してきました。最新情報を元に語ります。 ■ お薦め3冊 遠藤誉『中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす』日経 BP 社、2008 年 劉文兵『中国 10 億人の日本映画熱愛史』集英社新書、2006 年 中島恵『中国人エリートは日本人をこう見る』日経プレミアシリーズ、2012 年 「データ」や「情報」の背後の社会構造と人間の想いを探る 社会学専攻 新原 道信 教授 社会学は、 「データ」や「情報」の背後にある社会構造と人間の想いを探っていく学問です。たとえ ば、 「アンパンマンマーチ」の歌詞の背後には、作者やなせたかしさんが生きた戦争の時代の社会構造、 その時代を生き抜いたやなせさんの想いがあります。講義では、構造と想いにふれるため、 〈あるき・ みて・きいて・しらべ・ともに考える〉という“社会学的探求”の擬似体験をしてもらいます。 ■ 講師プロフィール 社会学専攻の教授です。専門は、地域社会学・国際フィールドワーク・惑星社会論。日本、イタリ ア、フランス、ドイツ、ブラジル、ポルトガル、スウェーデン、フィンランド、カーボベルデ、ス ロヴェニア、マカオ等の大学で教えてきました。 ■ お薦め3冊 E.A.アボット、冨永星訳『フラットランド』 日経 BP 社、2009 年 阿部勤也『自分のなかに歴史をよむ』ちくま文庫、 2007 年 新原道信『旅をして、出会い、ともに考える――大学ではじめてフィールドワークをするひとのた めに』中央大学出版部、2011 年 麺類の世界史 東洋史学専攻 阿部 幸信 教授 穀物を粉にし、水分を加えて練り、細長く加工して、鍋で煮たあと、スープと一緒に食べる。見慣 れているけれど、麺類って、けっこう面倒な食べものですね。この麺類、もちろん食べてもおいしい ですが、実は、人類の歩みの奥深いところと密接にかかわる、貴重な「世界史の窓口」なんです。 今日は、麺類の誕生をとおして、1000 年以上前に生じた「食のグローバリゼーション」を、そ の背景から見なおしていきます。一杯のどんぶりが、「歴史から考える」ことの意味を教えてくれる でしょう。 ■ 講師プロフィール 1972年国立市生まれ。都立調布北高校卒。博士(文学)(東京大学)。専門は中国史(漢代の政 治・社会、三国時代の社会・経済、など)。 ■ お勧め3冊 杉山正明『遊牧民から見た世界史 増 補 版 』 日 本 経 済 新 聞 出 版 社 、 2011 年 、 ISBN : 978-4-53-219599-1 原宗子『環境から解く古代中国』大修館書店、2009 年、ISBN:978-4-46-923306-3 加藤博『イスラム世界論 トリックスターとしての神』東京大学出版会、 2002 年、ISBN: 978-4-13-013040-0 フランス革命、ナポレオンと文学 フランス語文学文化専攻 小野 潮 教授 フランス革命はそれを経験した人々、そしてその後の時代を生きた人々の生活、ものの考え方に大 きな影響を与えた。 また革命の中から現れヨーロッパの王に昇りつめたナポレオンの人間像は彼に続く世代を魅了し 続けた。フランス革命とナポレオン時代が、文学に与えた影響を創作、受容の両側面から検討する。 また文学がフランス革命、ナポレオン時代、そして革命家やナポレオンについてどのような人物像 を提示してきたのかについて検討する。 ■ 講師プロフィール 中央大学教授 フランス近代文学 ■ お勧め3冊 ベアトリス・ディディエ『フランス革命と文学』白水社 アナトール・フランス『神々は渇く』岩波文庫 ヴィクトル・ユゴー『九十三年(上下)』潮文学ライブラリー 多文化共生時代の学校教育―その実践と課題― 教育学専攻 森茂 岳雄 教授 今日のグローバル化の進展の中で、私たちの身近な地域においても外国から多くの人々がやってき て共に暮らす多文化社会が出来上がっています。それに伴って、学校の多文化化も進行するとともに、 文化的背景の異なる児童生徒の間で多くの問題も起こっています。 本特別講座では欧米の多文化社会において多文化の相互理解と共生を目指す新しい教育のり方を 模索する中から生まれた多文化教育の実践的取り組みを理解しながら、多文化共生時代における学校 教育の在り方について考えます。 ■ 講師プロフィール 専門:教育方法学、多文化教育、国際理解教育 ■ お勧め3冊 木村元、小玉重雄、船橋一男『教育学をつかむ』有斐閣、2009年 臼井智美編『イチから始める 外国人の子供教育』教育開発研究所、2009年 「外国につながる子供たちの物語」編集委員会編『まんが クラスメイトは外国人―多文化共生の 物語』明石書店、2009年 考古学による日本歴史研究 日本史学専攻 小林 謙一 教授 考古学は、物質文化から歴史を探る研究手法であり、旧石器・縄紋・弥生時代といった先史時代だ けではなく、例えば平城京など古代・山城や寺院など中世・都市江戸などの近世、さらに戦争遺跡な ど近現代まで、遺跡の発掘や出土物からの研究がおこなわれています。 また、炭素 14 年代測定法など新しい分析手法が発展し、文献史学とあわせて歴史的復元をおこな うことの重要性が、ますます高まっています。 最新研究状況の紹介を含め、考古学・歴史研究の魅力の一端を示します。 ■ 講師プロフィール 中央大学文学部教授(日本史学専攻),専門は日本先史考古学 ■ お勧め3冊 小林謙一『発掘で探る縄文の暮らし』中央大学出版部 2011年 藤本強 『市民の考古学4 考古学でつづる日本史』 同成社 佐原真 『魏志倭人伝の考古学』 岩波書店 2003年 <こころの傷(トラウマ・悲嘆)の心理学> 「悲しみって何?-つらいことに遭ったら-」 心理学専攻 富田 拓郎 教授 こころの傷のことをよくトラウマと言います。あなたは学校、家庭、友達関係などでトラウマとな るような辛い経験、悲しい経験をしたことがありませんか? そういう経験をしたときには、どういう気持ちになるのでしょうか? また、そういう気持ちに対して、私たちはどう対処すればよいのでしょうか? ここではそうした問題についてわかりやすく学ぶと同時に、どうしたらよいのかを解説します。授 業では映画などを用いながら、実際に皆さんと一緒にワークを行って進めていきます。 ■ 講師プロフィール 人の「悲しみ」(グリーフ)を研究してもう十数年になります。最近は若い人が抱えるさまざま なこころの問題にも取り組んでいます。 ■ お勧め3冊 入江杏(著) 『悲しみを生きる力に――被害者遺族からあなたへ』 岩波ジュニア新書 松本俊彦(編著) 『中高生のためのメンタル系サバイバルガイド』日本評論社 下山晴彦(著) 『面白いほどよくわかる!臨床心理学』西東社 江戸のマンガ、江戸とマンガ 国文学専攻 鈴木 俊幸 教授 今やマンガは国際語となり、日本発信の文化の大きな部分を占めています。ちょっと前までは、日 本が誇るべき文化としてマンガを意識する人はごく少なく、今でも、この評価に、妙な居心地の悪さ、 違和感を覚える人も少なくないでしょう。マンガと似通ったものは、じつは江戸時代からありました。 もちろん、公然とその価値が声高に主張されることもなく、しかし、その文化を温存させてきました。 現代における、マンガに対する日本人の心性、社会における位置付け、そして、マンガの存在そのも のは、江戸時代的なものを内包しているのだと考えられます。 ■ 講師プロフィール 1956年札幌市生。中央大学文学部および同大学大学院出身。日本近世文学、書籍文化史をもっぱ ら研究している。 ■ お勧め3冊 渡辺恭二『逝きし世の面影』平凡社ライブラリー 磯田道史『武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新』 新潮新書 山本英二『慶安の触書は出されたか (日本史リブレット)』山川書店 STAP細胞問題と情報管理―情報化社会の落とし穴― 社会情報学専攻 山﨑 久道 教授 一時、世紀の大発明と称賛された STAP 細胞も、最近は、すっかり色あせてしまいました。その過 程で、情報のずさんな取り扱いが、数多く出てきてしまいました。研究ノートの記載漏れ、データの 恣意的な保管・保存、不適当な情報の加工、論文の形式の不備、著者間のコミュニケーションの不 足・・・。 しかし、これらは、今回の STAP 開発プロジェクトに限ったことではなく、もしかしたら日本社会 や組織に共通の問題かもしれません。その点を、一緒に考えましょう。 ■ 講師プロフィール 文学部社会情報学専攻教授。専門は、図書館情報学。データベース、情報管理、図書館経営など に詳しい。中央大学情報環境整備センター所長を歴任。記録管理学会前会長 ■ 高校生へのお薦め3冊 森田 幸孝 (著)『インターネットが壊した「こころ」と「言葉」 』幻冬舎ルネッサンス新書 粕谷 一希、 菊池 光興、 長尾 真 (編)『図書館・アーカイブズとは何か』別冊環 15 鈴木 孝夫 (著)『ことばと文化』岩波新書 近世ヨーロッパ軍事革命論 西洋史学専攻 鈴木 直志 教授 近世軍事革命論とは、16~18 世紀に生じた軍事技術や戦闘方法の変化によって、ヨーロッパの軍 隊・国家・社会が大きく変容した、という議論です。 まず、当時の戦術や戦略、軍事組織などがどのようなものだったかを解説し、そのうえで、それら の変化が近世ヨーロッパ社会にどのような影響を与えたのかを考えていきます。そして、講義の全体 を通じて、皆さんを「広義の軍事史」の世界へ誘います。 ■ 講師プロフィール 専門はドイツ近世史。軍隊や戦争といった事象を国家や社会との関連から問う「広義の軍事史」 研究に取り組んでいます。 ■ 高校生へのお薦め3冊 G・パーカー『長篠合戦の世界史―ヨーロッパ軍事革命の衝撃 1500-1880年』同文館、1995年 鈴木直志『広義の軍事史と近世ドイツ―集権的アリストクラシー・近代転換期』彩流社、2014年 A・バルベーロ『近世ヨーロッパ軍事史』論創社、2014年 ドイツ語の具象詩とインターネット文学 ドイツ語文学文化専攻 縄田 雄二 教授 具象詩とは、文字を視覚的に組み合わせて作る、文学と美術の中間に位置する芸術。ドイツ語の心 得が無くても大丈夫、いくつかを原文で読んでしまいましょう。 インターネット文学には、視覚的要素、インタラクティブ性などをふんだんに盛り込んだものが見ら れます。教室全体で話の筋をつくりながら、読んでみましょう。 文化のさまざまな領域について学べるのが中央大学ドイツ語文学文化専攻の強みのひとつ。その一 端に触れていただければ嬉しいです。 ■ 講師プロフィール 1964年東京生まれ。東京大学でドイツ文学を学び、博士号を取得。ベルリン・フンボルト大学で 文化学を研究、教授資格を取得。 ■ 高校生へのお薦め3冊 フランツ・カフカ、山下肇・山下萬里(中央大学出身)訳『変身・断食芸人』岩波文庫、2004年 川喜田敦子(ドイツ語文学文化専攻准教授)『ドイツの歴史教育』白水社、2005年 谷川俊太郎『クレーの絵本』講談社、1995年 『昼どき文学部』の楽しみかた 『昼どき文学部 〜スチューデント・ラウンジ〜』が開かれている間、教室はラウンジになります。 全専攻の(皆さんの先輩になるかもしれない)文学部生が登場して、個性豊かに専攻案内を行い ます。お弁当を開きながら、冷たい飲み物で乾いたのどを潤しながら、気軽に聞いて下さい。そし てわからないことは、どんどん質問して下さい。そんな自由さが、文学部の雰囲気なのです。 旅に出よう。 …文学部は応援します 緑豊かな多摩キャンパスだけが文学部のフィールドではありません。東京も、地方も、そして全世 界が、学びのためのフィールドです。文学部には長期・短期のさまざまな留学制度、多数の交換 留学先があるほか、フィールドワークやボランティア活動を応援する奨学金も用意しています。詳 しくは、学部ガイド 23〜27 ページをご覧下さい。 学びの場、学びのチャンス ▶ 13専攻の共同研究室…学問、そして仲間との出会いの場 文学部の13専攻には、それぞれ「共同研究室」があります。ここでは資料や文献を読む、レポー トを書く、読書会を開くなど、さまざまな学修が展開されています。本日は14時30分まで開室して、 皆さんの見学をお待ちしています。大学ならではの書物や機材に触れてみて下さい。教室以上に 大学の雰囲気を味わえますよ。 ▶ 使い倒そう!国立美術館・博物館キャンパスメンバーズ 文学部生は、東京の国立美術館(国立西洋美術館、国立近代美術館、国立新美術館)と東京国 立博物館に優待入館できます。使い方は簡単。学生証を見せるだけで常設展は無料!特別展も 会期いっぱい割引が適用され、いずれも使用回数は無制限です。古今東西の名作、教科書で見 たあの現物が、あなたを待っています