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流通BMS®最新動向と今後の普及に向けて ~流通BMS®Ver1.3公開~
流通BMS®普及説明会(大阪) 2009年11月20日(金) 流通BMS®最新動向と今後の普及に向けて ~流通BMS®Ver1.3公開~ 2009年度 スーパー業界商材拡大WG イズミヤ株式会社 情報技術部 上山 善弘 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 会社概要 社 名 イズミヤ株式会社 本部所在地 大阪市西成区花園南1丁目4番4号 事業内容 衣料品、食料品、電器、家具、レジャー用品、 日用雑貨等の総合小売業のチェーンストア 創 業 大正10年5月 設 立 昭和27年4月 資本金 390億円66百万円(平成21年2月末現在) 株式市場 大阪証券取引所、東京証券取引所 代表者 代表取締役社長 坂田俊博 売上高(単体) 3,371億円(平成20年度実績) 店舗数 86店舗(平成21年2月末現在) 大阪(49)、兵庫(12)、京都(11)、滋賀(1)、奈良(4)、和歌山(2) 岡山(1)、宮崎(1)、茨城(1)、千葉(2)、栃木(1)、東京(1) 従業員数 10,405名(平成21年8月末現在) 正社員:2,395名 嘱託社員:386名 パートタイマー(8時間換算):7,624名 決算月 2月末(年1回) 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 1 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009 経営理念 地域のお客様が、健康で楽しく、心豊かな生活をおくれるように 安全で安心な商品とサービスの提供を通して “ええもん安い”の商道を追求し、社会に貢献します 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 2 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009 Ⅰ.流通ビジネスメッセージ標準(流通BMS® ) 策定の狙いと検討概要 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 3 ©Izumiya.Co.,Ltd 20093 拡大情報システムWG 流通BMS®検討経緯 経済産業省 流通システム標準化資料 【2005年度】 JCA手順の課題を踏まえた標準仕様検討開始 ● 現状のEDIの課題を共有し解決に向けた具体化検討と基本ルールの合意。 ● 各社共有のメッセージを持寄って名寄せ、業務モデルの標準化を検討。 【2006年度】 流通BMS®の実装(ドライ・グロッサリー) ⇒ 流通BMS®Ver 1.0 公開 ● 前年度、次世代標準EDIで検討した取引業務プロセスと、データ項目を使用しグロサリ商材を 対象に本番を前提とした共同実証を実施。 ● 前年度検討した取引業務プロセスとデータ項目をベースに生鮮商材の標準化を検討。 【2007年度】 流通BMS®の商材拡大(アパレル、生鮮) ⇒ 流通BMS®Ver 1.1 公開 ● メッセージの精度向上検討、及び卸⇔メーカー間のビジネスプロセスの検討(預り在庫型センター)。 ● アパレルと生鮮食品を対象に、本番を前提とした共同実証を実施。 【2008年度】 流通BMS®の精度向上、メッセージ種拡大 ⇒流通BMS®Ver 1.2 公開 ● JCA手順からの確実な移行を踏まえたメッセージ種の拡大検討。 ● 中小規模企業への適用拡大に向けた環境整備(流通BMS®版WEB)。 【2009年度】 流通BMS®の精度向上、メッセージ種拡大 ⇒流通BMS®Ver 1.3 公開 ● JCA手順からの完全移行を目指した環境づくり。 ● 生鮮メッセージ統合(基本版+生鮮版)、商品マスターへのデータ種拡大。 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 4 ©Izumiya.Co.,Ltd 20094 経済産業省 流通システム標準化資料 流通BMS®策定の狙いと検討経緯 EDIシステムを、今後は共通インフラとすることで 消費者へ付加価値を生む部分での競争に注力できる環境を整備 【 狙い 】 ・ 現在のEDIの課題を解消し、導入企業に業務革新をもたらす ・ 「標準化の進展」と 「ネットワーク技術の革新を踏まえたIT活用」 ⇒ n : n 取引の標準化、 インターネット技術の活用 流通BMS ® EDI の問題/課題 ◇各社独自のフォーマットが存在し、企業間、 具体的な方法 <目標> ◆ BtoBプラットフォームの形成 ◆ データ交換プロセスの効率向上 ◆ 情報システムコストの低減 業界間で無駄なシステム投資の発生 ◇JCA手順の機器、開発保守の高コスト ◇漢字・画像データの送受信が不可 ◇大量データの送受信が遅い ◇安価な通信回線が使用できない ◇更なる業務効率化、社会的要求 (例:トレーサビリティ)への対応の ボトルネックとなっている 等 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 業界標準のEDI (インターネット利用のXML-EDI) (インターネット利用のXML-EDI) ◆ 標準化の進展 ◆ ネットワーク技術の革新を踏まえたIT活用 5 ©Izumiya.Co.,Ltd 20095 経済産業省 流通システム標準化資料 流通BMS®検討の基本方針 取引業務プロセス (メッセージ種) EDIメッセージ データ項目 コード EDIシステムを共通インフラとするには (GTIN、GLN) データ表現形式 通信手順 通信インフラ メッセージ形式やデータ送信の ルールを定め運用すること 通信基盤 「データ項目」と「業務プロセス」 の標準化が鍵 (例 : XML) 共通基盤 (例 : ebXML、AS2等のプロトコル) (デファクトスタンダードの中から選択) (インターネット TCP/IP) 流通BMS検討の基本方針 ①個別仕様の発生を抑える ⇒ 全ての企業間取引で共通のEDIメッセージを使うために 「メッセージ種別」、 「メッセージ構造」 、「データ項目」と「データ項目の意味」・「データ属性」を標準化する。 ②現行業務の担保を図る ⇒ 現行システムの担保ではない 各社の現行業務をできるだけ担保し、移行の負担を軽減する。 ③将来の技術・業務に対応できる準備を盛り込む 商品マスター情報の同期化(GDS)/共通企業識別コード(GLN)/共通商品識別コード(GTIN) ④インターネットを使用した通信を前提とする XML、セキュリティ ⑤伝票レスを促進する 取引証憑の要件を満たすEDIメッセージとすることで、ペーパー仕入伝票を不要とする。 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 6 ©Izumiya.Co.,Ltd 20096 経済産業省 流通システム標準化資料 スーパー業界における検討参加企業 小売業界 グロサリ卸業界 • イオンリテール(株) • (株)あらた • イズミヤ(株) • 伊藤忠食品(株) • (株)イトーヨーカ堂 • (株)近商ストア • 花王カスタマー マーケティング(株) • サミット(株) • 国分(株) • (株)シジシージャパン • (株)トーカン • (株)西友 • (株)パルタックKS • 全日本食品(株) • (株)山星屋 • (株)ダイエー • (株)菱食 • (株)東急ストア • (株)平和堂 • (株)マルイ • (株)ヤオコー • ユニー(株) • (株)ライフコーポレーション 生鮮業界 • JA全農ミートフーズ(株) • 伊藤ハム(株) • 日本ハム ビジネスエキスパート(株) • (株)ジーコス • プリマシステム開発(株) • (財)日本食肉流通センター • (社)全国中央市場 青果卸売協会 • (有)三秀 • 東京青果(株) • 東京豊島青果(株) • (株)船昌 • 東京都水産物卸売業者協会 • 綜合食品(株) • 大都魚類(株) • 中央魚類(株) • 築地魚市場(株) • 第一水産(株) • 東都水産(株) ほか アパレル業界 • トリンプ・インターナショナル・ ジャパン(株) • (株)レナウン • (株)ワコール • アツギ(株) • クロスプラス(株) • グンゼ(株) • リーバイ・ ストラウスジャパン(株) • (株)ルシアン ほか 小売、グロサリ卸、生鮮、アパレル業界より74社・団体が参加 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 7 ©Izumiya.Co.,Ltd 20097 Ⅱ.流通ビジネスメッセージ標準(流通BMS® ) 現在の状況(Ver1.3公開) ~ 5年間に渡る検討内容 ~ 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 8 ©Izumiya.Co.,Ltd 20098 経済産業省 流通システム標準化資料 基本形主要メッセージ 小 売 卸・メーカー 商品マスタ 商品マスタ登録 商品マスタ登録 値札メッセージ 値札メッセージ 値札作成依頼 値札作成 発注予定メッセージ 納品提案メッセージ 発注メッセージ 発注 受注 集計表作成データ(発注用) 出荷メッセージ 集計表作成データ(出荷用) 集計表作成データ (出荷梱包紐付有) 卸・メーカーから 検品 出荷 小売へ 出荷梱包メッセージ(紐付有・無) 受領メッセージ 集計表作成データ(受領用) 受領訂正メッセージ 販売情報共有 卸・メーカーへ 返品 POS情報 返品メッセージ 販売情報共有 小売から 返品受領 売掛 買掛 消込 請求メッセージ 請求 支払 支払メッセージ 消込 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 9 ©Izumiya.Co.,Ltd 20099 基本形メッセージへの生鮮項目の追加 経済産業省 流通システム標準化資料 【概要】 z 基本形メッセージに生鮮メッセージ(暫定版)で使用している項目(生鮮項目)を追加する。 生鮮メッセージ(暫定版)への機能追加は行わない。 【目的】 z 生鮮項目を追加する目的は、流通BMS®の普及である。 基本形メッセージと生鮮メッセージ(暫定版)の2つのメッセージが存在していることで、以下のよう な要望・課題が発生しており、一本化することで、さらなる流通BMSの普及が期待できる。 ≪小売≫ グロサリ、アパレル、生鮮商材を取扱っている為、1つのメッセージで全ての商材に対応できる ことを要望している。 ≪卸≫ 商材の取扱いが統一できないために2つのメッセージに対応する必要があり、システム上の負荷 が生じている。 基本形メッセージに生鮮項目を追加し、1つのメッセージで全ての 商材に対応できることで、流通BMS®の普及が更に促進されます。 Ver 1.3 にて対応 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 10 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009 10 経済産業省 流通システム標準化資料 生鮮項目追加項目一覧① 不定貫項目、商品属性等、35項目を追加 ①不定貫取引項目 項目名称 項目の意味 不定貫区分 定貫・不定貫を表す 単価登録単位 不定貫の場合の取引単位 (ex.1Kgあたり/100gあたり) 発注重量・出荷重量・受領重量・返品重量 不定貫の場合の取引重量 重量合計 不定貫の場合の取引重量合計 ②生鮮取引の特徴(出荷時に商品、原価etcが決まるまたは変わる)のための項目 項目名称 項目の意味 元取引番号・元取引明細番号 取引番号が追加/変更になった場合の元の取引番号 出荷者管理番号・出荷者管理明細番号 発注に対し、出荷者側で管理する番号 取引番号有無区分 取引のタイプ、取引番号の発番基準を表す 商品コード(出荷元) ソースマーキングされた生産者コード 仮伝フラグ 仮の単価を表す、正式には後日確認を取ってから 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 11 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009 11 経済産業省 流通システム標準化資料 生鮮項目追加項目一覧② ③商品属性項目 項目名称 項目の意味 都道府県コード・国コード・産地名 水域コード・水域名 原産地を指定して発注する場合の産地や水域を表す (ex.鹿児島産、東シナ海、焼津港etc) 原産エリア 等級 商品のグレードを表す (ex.A、B etc) 階級 商品のサイズを表す (ex.2L、L etc) 銘柄 産地銘柄 商品PR 商品特性 (ex.朝取り、土付き etc) 取引単位重量 卸売市場等で取引される単位重量(ex.5Kg、10Kg etc) バイオ区分 商品栽培時のバイオ技術適用/非適用(遺伝子組換え) 入数 出荷単位の荷姿入数 商品重量 発注数量(バラ)1個当たりの容量を表す。内容量。 品種コード 食肉用の品種 (黒毛和種 etc) 養殖区分 養殖・天然 解凍区分 解凍・解凍以外 商品状態区分 活・チルド・冷凍・常温・冷蔵 形状・部位 セット・・ロース・・大トロ・・・etc 用途 生食用・加熱用...etc パック区分 食肉の加工センター等に発注する場合のデータ判別を行う区分。01:パック。 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 12 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009 12 経済産業省 流通システム標準化資料 生鮮分野における特殊与件 生鮮カテゴリーで特殊な商・物流モデルを踏まえて整理した、2009年度は生鮮追加項目も 基本形に追加した形に統合するのでメッセージは集約された。 小売業 取引先 (産地/仲卸業者/卸売業者) 商談 週間値決め 商品マスタ登録 発注 オプション 商品マスタ原価変更 商品改廃を含む 商品提案メッセージ 発注予定数量データ オプション 商談 週間値決め 商品マスタ登録 オプション 受領 発注予定メッセージ 取引情報が出荷時に 決る発注データを含む 発注メッセージ 集計表作成データ(発注) 仮伝、本伝 運用あり 分 荷 出荷メッセージ 分 荷 小売へ 集計表作成データ(発注) オプション 取引先から 出 荷 出 荷 出荷時に取引番号や 原価が決る場合がある 受領メッセージ 現行手書伝票 集計表作成データ(受領) オプション 事故調整 返品 買掛 事故調整 消込 請求メッセージ 支払 支払メッセージ 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 売掛 返品メッセージ 13 返品受領 請求 支払サイトの違い 消込 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009 13 物流センター対応の特殊与件 ~ ① 預り在庫型センター型 ~ 経済産業省 流通システム標準化資料 預り在庫型センターとは、卸・メーカーが、小売のセンターあるいは、小売が卸や物流業者(3PL)に運営委託して 預り在庫型センターとは、卸・メーカーが、小売のセンターあるいは、小売が卸や物流業者(3PL)に運営委託して いるセンターに予め商品を卸・メーカー在庫として、保管しておくビジネスモデルのことを指す。 いるセンターに予め商品を卸・メーカー在庫として、保管しておくビジネスモデルのことを指す。 したがって、本件の『預り在庫型センター納品プロセス』におけるメッセージの標準化は、『預り在庫型センター』と したがって、本件の『預り在庫型センター納品プロセス』におけるメッセージの標準化は、『預り在庫型センター』と 『卸・メーカー』間における業務プロセスを対象としている。 『卸・メーカー』間における業務プロセスを対象としている。 本件で使用する標準メッセージは、①在庫補充勧告メッセージ、②入庫予定メッセージ、③入庫確定メッセージ、 本件で使用する標準メッセージは、①在庫補充勧告メッセージ、②入庫予定メッセージ、③入庫確定メッセージ、 ④在庫報告メッセージの4つであり、これらのメッセージをセンター/卸・メーカー間の「入庫に関わるプロセス」、 ④在庫報告メッセージの4つであり、これらのメッセージをセンター/卸・メーカー間の「入庫に関わるプロセス」、 「在庫報告に関わるプロセス」、「不良在庫の引取に関わるプロセス」の3つの業務プロセスに適用する。 「在庫報告に関わるプロセス」、「不良在庫の引取に関わるプロセス」の3つの業務プロセスに適用する。 預り在庫型センター 入庫に関わる プロセス 在庫補充勧告 メッセージ項目 ①在庫補充勧告 卸・メーカー 補充量決定 (参考程度) 入庫予定確認 卸・メーカーから 検品 ②入庫予定 入庫予定連絡 ③入庫確定 入庫確定 ④在庫報告 在庫確認 在庫報告に関わる プロセス (小売へ) ④在庫報告 不良在庫の 引取 に 関わるプロセス 卸・メーカーへ 在庫計上 不良在庫引取勧告 ④在庫報告 不良在庫引取勧告 確認 引取予定確認 ②入庫予定 引取予定指示 引取確定 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 ③入庫確定 14 引取確認 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009 14 物流センター対応の特殊与件 経済産業省 流通システム標準化資料 ~ ② 物流ラベル標準化 ~ (2)付帯帳票 (1)物流ラベル(SCMラベル) ラベルのレイアウトは、サイズ(A1、B1、C1) およびバーコードの向き(縦バーコード【28桁】、 横バーコード【36桁】)の違いから計5種類を ○:推奨 △:準推奨 標準として規定 縦バーコード 横バーコード 28桁 36桁 ラベルサイズ 桁数 バーコード縦幅:12mm A1サイズ 50mm×85mm △ B1サイズ 60mm×92mm △ ○ C1サイズ 80mm×115mm ○ △ 個口納品書は、A4縦を標準。 欠品連絡書は、A4横で納品形態(総量納品、 店別納品)の違いから2種類を標準。 発行日 個口納品書 【 センター納品 】 納品書No : 1234567890 ASN紐付け 発注者名称 : HHHマート センター納品日 : YYYY年MM月DD日 NO 店舗コード : YYYY年MM月DD日 取引先担当者: 日立 太郎 連絡先 : 03-XXXX-XXXX :有 便 センターコード : 12345678 取引先コード: 123456 12 センター名称 : 東京センタ 取引先名称 : 日立卸売株式会社AA カゴテナ 等数 : 01 カゴテナ 等数 店舗名称 発注者名称 梱包数 1 12345 御茶ノ水店 HHHマート 123,456 123 31 12345 XXXX店 XXXX産業 123,456 123 2 12345 XXXX店 XXXX産業 123,456 123 32 12345 XXXX店 XXXX産業 123,456 123 3 12345 XXXX店 XXXX産業 123,456 123 33 12345 XXXX店 XXXX産業 123,456 123 4 12345 XXXX店 【 XXXX産業 店別納品 】 123,456 123 34 12345 XXXX店 XXXX産業 5 12345 XXXX店 6 12345 XXXX店 7 12345 XXXX店 8 12345 XXXX店 9 12345 XXXX店 10 12345 XXXX店 11 12345 XXXX店 12 12345 XXXX店 NO 店舗コード 店舗名称 発注者名称 XXXX産業 123,456 123 35 12345 XXXX店 XXXX産業 XXXX産業 123,456 123 36 12345 XXXX店 XXXX産業 HHHマート 37 12345 123 発注者名称 XXXX産業 123,456: センター納品日 XXXX産業 123,456: XXXX産業 123,456 123,456 発行日 : YYYY年 MM 月 DD 日 取引先担当者 : 日立 太郎 取引先連絡先 : 03-XXXX-XXXX 123,456 123 欠品連絡書 123,456 123,456 123 123 XXXX店 ASN紐付け XXXX産業 123,456 YYYY 年38MM12345 月 DD 日 XXXX店 123 センターコード XXXX産業 123,456 : 123有 : 12312345678 123 : 123東京センタ XXXX店 センター名称 XXXX産業 123,456 40 12345 XXXX店 XXXX産業 123,456 商品名 123 41 12345 XXXX店 XXXX産業 123,456 123 39 12345 XXXX産業 123,456 123 取引番号 行No. 商品コード XXXX産業 梱包数 123 便 : 01 取引先コード : 123456 12 取引先名称 発注数量 : 日立卸売株式会社AA 欠品数量 納品数量 欠品理由 バーコード縦幅:25mm 13 12345 12345 御茶ノ水店 123 HHHマート 42 12345 XXXX店 XXXX産業 123,456 XXXX産業 123,456 123 1234 12345678901234 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 1,234,567 1,234,567 1,234,567 XXXX店 1234567890 43 12345 XXXX店 XXXX産業 123,456 XXXX産業 123 123,456 123 14 12345 XXXX店 1234567890 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 1,234,567 1,234,567 1,234,567 44 12345 XXXX店 XXXX産業 1234 XXXX産業 123,45612345678901234 123 123,456 123 ~B1ラベル.縦バーコード(28桁)~ 15 12345 XXXX店 1234567890 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 1,234,567 1,234,567 1,234,567 45 12345 XXXX店 XXXX産業 1234 XXXX産業 123,45612345678901234 123 123,456 123 XX 16 12345 XXXX店 1234567890 1,234,567 1,234,567 1,234,567 46 12345 XXXX店 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX XXXX産業 1234 XXXX産業 123,45612345678901234 123 123,456 123 XX 17 12345 XXXX店 XXXX店12346 XXXX産業 AAAA店 123,456 19 12345 XXXX店 47 12345 XXXX店 XXXX産業 1234 XXXX産業 123,45612345678901234 123 123,456 123 1234567890 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 1,234,567 1,234,567 1,234,567 48 12345 XXXX店 XXXX産業 123 HHHマート 123,456 123 49 12345 XXXX店 XXXX産業 1234 XXXX産業 123,45612345678901234 123 123,456 123 1234567890 1,234,567 1,234,567 1,234,567 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX XX 18 12345 (98)12341234123456123451234567 ⑰ ⑫ ① 取引先自由使用欄 ② ④ ③ 東京センタ12/31 特売A HHHマート ⑤ ⑥ 御茶ノ水店 12345 加工食品A 123456 調味料AA 123456 ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪発注者自由使用欄 ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ 日 立卸売株式会 社AA 123456 12 荷番: 12345 92mm 60mm XX XX XX ●真の伝票レスモデルを実現する流通ビジネスメッセージ標準の確立 20 12345 XXXX店 1234567890 50 12345 XXXX店 XXXX産業 1234 XXXX産業 123,45612345678901234 123 123,456 123 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 1,234,567 1,234,567 1,234,567 XX 21 12345 XXXX店 1234567890 51 12345 XXXX店 XXXX産業 1234 XXXX産業 123,45612345678901234 123 123,456 123 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 1,234,567 1,234,567 1,234,567 XX 1)伝票レスを実装できていない企業が個別仕様を排除しながら容易に実装できる環境が必要 22 12345 XXXX店 52 12345 XXXX店 XXXX産業 123,456 XXXX産業 123 123,456 123 1234567890 1234 12345678901234 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 1,234,567 1,234,567 1,234,567 XX 2)過去に整理した仕様を元に現状課題を整理し標準仕様を早期に仕様を確立する 23 12345 XXXX店 53 12345 XXXX店 XXXX産業 123,456 XXXX産業 123 123,456 123 12347 BBBB店 HHHマート 24 12345 XXXX店 54 12345 XXXX店 XXXX産業 123,456 XXXX産業 123 123,456 123 1234567890 1234 12345678901234 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 1,234,567 1,234,567 1,234,567 XX ●標準化案の早期確立 25 12345 XXXX店 55 12345 XXXX店 XXXX産業 123,456 XXXX産業 123 123,456 123 1234567890 1234 12345678901234 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 1,234,567 1,234,567 1,234,567 XX 1)標準化を進めないと「流通ビジネスメッセージ標準」普及の足かせにもなりかねない 26 12345 XXXX店 56 12345 XXXX店 XXXX産業 123,456 XXXX産業 123 123,456 123 1234567890 1234 12345678901234 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 1,234,567 1,234,567 1,234,567 XX 27 12345 XXXX店 57 12345 XXXX店 XXXX産業 123,456 123 XXXX産業 123,456 123 2)切替には時間が掛かる※メッセージは標準に移行できても小売個別ラベルは生き続ける 1234567890 1234 12345678901234 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 1,234,567 1,234,567 1,234,567 XX 28 12345 XXXX店 58 12345 XXXX店 XXXX産業 123,456 XXXX産業 123 123,456 123 12348 CCCC店 HHHマート 29 12345 XXXX店 59 12345 XXXX店 XXXX産業 123,456 XXXX産業 123 123,456 123 ●業界全体での合理化 1234567890 1234 12345678901234 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 1,234,567 1,234,567 1,234,567 XX 30 12345 XXXX店 60 12345 XXXX店 XXXX産業 123,456 XXXX産業 123 123,456 123 1)物流ラベルは主に小売側物流業務合理化のために貼付されている 1234567890 1234 12345678901234 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 1,234,567 1,234,567 1,234,567 XX 123,456 123 小計 1234567890 1234 12345678901234 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 1,234,567 1,234,567 1,234,567 XX 2)小売側の意向集約を中心に進め、卸・物流業者の確認及びニーズを討議する必要がある 1/1 123 総合計 123,456 3)結果的に集約化された卸側も物流業務合理化に繋がる 受領印 ●業界を横断した仕様集約化の模索 1)全業界の網羅性を高めた検討を進めると課題事項・対応内容を整理するのに時間が掛かる 1/1 2)流通BMSの普及に合わせて物流ラベル検討も進めた方がより具体的に進める事ができる ※ バーコード情報・ラベル印字項目他6項目を発注、出荷メッセージに追加(2008年度)し策定 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 15 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009 15 中小企業への普及〔Web型BMSの制定〕 経済産業省 流通システム標準化資料 (1) Web-EDI基準 <基準設定の考え方> ・共通: 流通BMS®のメッセージとデータ項目及び扱い方も準拠すること。 ・画面・業務機能: 製品・サービスの自由度を担保するため、条件の緩いガイドとする。 ・ファイルアップ・ダウンロード機能: ファイルアップ・ダウンロード機能を必須とし、データ連携や自動 化の可能性を担保する。自動化ニーズは主として大手中堅卸だが、中小での利用の可能性もあり、 基本的な機能を規定しておく。 <Web-EDI基準の内容> 抜粋 共通 区分 メッセージ 項目について 動作環境 について 画面・業 画面構成 務機能 について # 内容 1 ・Web-EDIのデータ項目は、流通BMS®のメッセージ種のデータ項目定義(名称、桁数、タイ プ、必須/任意)に対応している。 ・独自項目を含まない。 2 SSLの実装など、セキュリティを考慮している。 3 ・流通BMS®の対象業務について、定められた業務プロセスに沿った画面構成となっている。 ・流通BMS®のメッセージ種については、メッセージ種別毎に、伝票やファイルの単位などが 明確な画面構成となっている。 新着確認機能 4 データの新着はファイルダウンロード以前に画面等で確認できる。 について 5 データの新着はWeb-EDIにログインしなくてもメール等で確認できる。 6 データが新着してから、30分以内に通知できる。 (2)Web-EDIサービス提供条件 7 通知メール等には、セキュリティ上、データの内容については記載しない。 帳票出力機能 8 ・(伝票レスに対応していない場合は)納品書、受領書などの発行機能を備えている。 Web-EDIサービスを提供する場合、次の2条件を満たすこと。 について ・個口納品書、欠品連絡書については、標準仕様の帳票を発行できる。 必要度 必須 必須 推奨 必須 推奨 推奨 推奨 推奨 ①Web-EDIサービスを提供する場合は、流通BMS®の「Web-EDI基準」を満たしていること。 ②Web-EDIサービスを提供する場合は、流通BMS®の他の手順(ebXML、AS2、JX手順)もサポートすること (相手先に応じて必要な手順)。 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 16 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009 16 経済産業省 流通システム標準化資料 中小企業への普及〔Web型BMSの制定〕 ※ BMSサーバ: ebXMLサーバまたはAS2サーバ (3) Web型BMSの範囲 Web型BMSの範囲は、下図の「流通BMS®の範囲」に含まれるWeb-EDIサーバの利用範囲となる。 卸・メーカー 小売 Webブラウザ 卸C HTTP 標 準 項 目 BMSサーバ JXクライアント 基準準拠 Web-EDIサーバ (1箇所にログイン) JXサーバ 標 準 項 目 基準準拠 Web-EDIサーバ BMS XML 小売用ASP BMSサーバ BMSサーバ 卸D JXサーバ JXクライアント 卸E Webブラウザ 小売A BMSサーバ ASP通信 卸B 流通BMS®の範囲 卸用ASP 卸A (得意先毎にログイン) HTTP 基準準拠 Web-EDIサーバ 標 準 項 目 ※小売C、DはWeb-EDIのみ の提供のため範囲外 HTTP 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 17 小売用ASP 基準準拠 Web-EDIサーバ 小売B ASP通信 小売C 基準準拠 Web-EDIサーバ 小売D ASP通信 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009 17 流通システム標準化ロードマップ 2006年 2007年 2008年 流通BMS基盤構築と共同実証による実装 メッセージ拡充 不足プロセス検討 生鮮統合検討 共同実証 流通BMS 生鮮Ver 1.1 2012年 流通BMS維持・保守・普及体制 完全移行に向けた準備 流通BMS 基本形Ver1.3 リリース 導入条件が揃い、本格導入 生鮮共同実証 生鮮プロセス検討 運営委員会に参画、課題検討、ガイドライン改定 中小流通業普及インフラ検討 物流ラベル 標準化検討 通信技術検討/ガイドライン策定 チェーンドラッグ ストア業界 2011年 共同実証 流通BMS 基本形Ver1.2 スーパー 業界 2010年 JCA手順から移行完了 基本形 プロセス検討 2009年 拡大情報システムWG 商品マスター部会に参画、課題検討、ガイドライン改定 物流部会に参画、課題検討、ガイドライン改定 技術仕様部会に参画、課題検討、ガイドライン改定 基本形 プロセス検討 ホームセンター業界 基本形 プロセス検討 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 18 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009 18 Ⅲ.流通BMS®適用事例 イズミヤ導入状況と方向性 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 19 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009 19 流通BMS®導入の経緯 2007年 衣料部門で共同実証開始(Ver1.1) 2008年3月 実証終了 ワコール様 イズミヤ クロスプラス様 ワコール様と流通BMS®本番稼動開始 2008年5月 2009年11月 流通BMS®継続中(1年6ヶ月経過) 現状システムの連携イメージ イズミヤ EDIセンタ 既存フォーマット 既存フォーマット 流通BMS項目 通信: 変換 出荷(梱包) (梱包) eb-MS 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 受領 JX 流通BMS 流通BMS 流通BMS項目 データ種別: 発注 お取引先様 返品 Ver: 20 支払 1.1 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009 拡大計画について ●オンライン取引先状況 オンライン 取引先社数 加工食品 3 7 5 社 1社対応済 ①Ver (Ver1.1) アップ ②取引先の拡大 衣料 流通BMS対応 現行EDI WEB-EDI 流通BMS に切替 住関 生鮮 1 8 3 社 WEB-EDI オンライン 流通BMS に切替・ 新規導入 Ver1.3 納品提案メッセージ ③データ種の拡大 集計表作成データ ④生鮮の取組み 準備中(Ver1.3リリース適用) 2010年春予定 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 21 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009 流通BMS®を活用することで ①EDI化を推進すること ①EDI化を推進すること →伝票レスによる削減(伝票作成費・保管費) →伝票レスによる削減(伝票作成費・保管費) →情報精度向上による省力化(物流業務・買掛業務) →情報精度向上による省力化(物流業務・買掛業務) ②インターネット環境を利用(送受信高速化)すると ②インターネット環境を利用(送受信高速化)すると →受発注、物流業務の迅速化→物流センター効率化 →受発注、物流業務の迅速化→物流センター効率化 →通信費用の削減(通信回線費、通信費) →通信費用の削減(通信回線費、通信費) →専用機器が不要となり障害時にも代替えが容易(費用抑制) →専用機器が不要となり障害時にも代替えが容易(費用抑制) ③標準を利用することで ③標準を利用することで →企業毎の個別開発が不要となる(投資抑制/開発スピード化) →企業毎の個別開発が不要となる(投資抑制/開発スピード化) →個別仕様対応の費用削減(初期・運用費用) →個別仕様対応の費用削減(初期・運用費用) →業務も標準化され業務効率/生産性が上がる →業務も標準化され業務効率/生産性が上がる →共通システムを利用できる事で技術・資産の有効活用が可能 →共通システムを利用できる事で技術・資産の有効活用が可能 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 22 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009 導入にあたっての考慮点について (1)構築段階 ①企業間インターネット接続 →ポート、IPアドレス、クライアント証明書、セキュリティ関連の知識が →ポート、IPアドレス、クライアント証明書、セキュリティ関連の知識が 必要なります。有識者のプロジェクト参加が必要です。 必要なります。有識者のプロジェクト参加が必要です。 ②協定シート等事前取り交わし →パラメータ関連の項目で、認識の相違が発生しやすい為、項目の意 →パラメータ関連の項目で、認識の相違が発生しやすい為、項目の意 味合いを十分確認する必要があります。 味合いを十分確認する必要があります。 (2)運用段階 ①エラー発生時の連絡 →データ作成元がアラーム発生を検知する為、特に小売業側の運用 →データ作成元がアラーム発生を検知する為、特に小売業側の運用 保守担当者は、エラー発生コールをスムーズにお取引先様に連絡 保守担当者は、エラー発生コールをスムーズにお取引先様に連絡 し、お取引先様はそれをスピーディに受けられる体制が必要です。 し、お取引先様はそれをスピーディに受けられる体制が必要です。 ②エラー発生時の切り分け →運用中にエラーが発生した場合の切り分け・ログ解析等にXML知識が →運用中にエラーが発生した場合の切り分け・ログ解析等にXML知識が 必要となる場合があります。 必要となる場合があります。 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 23 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009 流通BMS®普及拡大に向けた課題 ①標準化の普及推進 ①標準化の普及推進 →流通BMS®の教育(標準化を正しく理解すること) →流通BMS®の教育(標準化を正しく理解すること) →流通BMS®の活用事例紹介(導入検討の材料) →流通BMS®の活用事例紹介(導入検討の材料) ②標準化の遵守 ②標準化の遵守 →標準化を正しく理解し、活用すること →標準化を正しく理解し、活用すること →標準化推進協議会を活かした業界活動 →標準化推進協議会を活かした業界活動 ③費用の低減 ③費用の低減 →標準化を活かした安価なパッケージソフトの開発 →標準化を活かした安価なパッケージソフトの開発 →標準化を活かした安価な運用コストのASPの開発 →標準化を活かした安価な運用コストのASPの開発 ④早期導入に向けた活動 ④早期導入に向けた活動 →トップ経営層に理解を得る活動 →トップ経営層に理解を得る活動 →業務プロセスの見直しにとる効果回収を行う体制 →業務プロセスの見直しにとる効果回収を行う体制 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 24 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009 最後に 業務プロセス、メッセージが標準化され、 業界全体の業務効率化、生産性向上へ “ひとつ入れれば皆につながる” 地域のお客様が、健康で楽しく、心豊かな生活をおくれるように 安全で安心な商品とサービスの提供を通して “ええもん安い”の商道を追求し、社会に貢献します 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 25 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009 ご清聴ありがとうございました。 Izumiya.Co.,Ltd 流通BMS®普及説明会(大阪)2009/11/20 26 ©Izumiya.Co.,Ltd 2009