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在来魚減少の理由
在来魚減少の理由 W100XXX ニゴロブナ漁獲量の推移 理由1:外来魚の増加 ●外来魚とは もともとそこにはいなかったが、 人間の手によって連れてこさせられた 魚のこと。 (外来魚⇔在来魚) 琵琶湖の中の食物連鎖 ブラックバス ブルーギル ブルーギル 北アメリカ原産 y 全長:20cm前後 y 雑食性(特に魚の卵を好んで食べる) y 繁殖期:06∼07月 y 仔魚:しばらく親に守られて育つ y 活動時期:05∼10月 y ニゴロブナ 琵琶湖固有種 y 絶滅危惧種 y 全長:20∼40cm y 雑食性(主に動物性プランクトンを食 べる) y 繁殖期:04∼06月 y 仔魚:しばらくはヨシ帯で生育 y 比較 ●ニゴロブナ ●ブルーギル y 繁殖期は04∼06月 y y 主に動物性プラン クトンを食べる 仔魚はしばらくヨ シ帯で生活する y y y 活動時期は05∼10 月 魚の卵を好んで食 べる 仔魚は親に守られ て育つ ニゴロブナはブルーギルに食べられてしまう。 =ニゴロブナ(在来魚)が減少する。 理由2:地球温暖化 理由3:水質汚染 ●外部的な汚濁要因 生活排水などからの 特定汚染源 + 市街地・農地などからの 非特定汚染源 ↓ 雨によって湖内に流れだ す ●内部的な汚濁要因 湖内の植物プランクトン の増殖 + 汚濁物質が蓄積した底泥 からの溶出 外部的・内部的な汚濁要因からなる水質汚染 水中のリン・窒素の増加 アオコ・赤潮の発生と増加 在来魚の減少 理由4:ヨシの減少 ヨシ減少の原因 琵琶湖の埋め立て y 干拓 y ゴミの増加 y 外来植物の影響(オオカナダモなど) y まとめ 外来魚 温暖化 水質汚染 ヨシの減少 人間の手によって引き起こされるもの 在来魚の減少 考察 在来魚減少は、外来魚のせいだけでは なかった。 =外来魚対策だけでは、在来魚減少の 問題は解決しない。 y 人間の手によって在来魚は減少してい る。 y 参考文献/URL 日本の外来魚ガイド 2008年8月23日 文一総合出版 y y y 松沢陽士・瀬能宏著 ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki 滋賀県 http://www.pref.shiga.jp/ y びわ湖の温暖化 http://www.sue.shiga-u.ac.jp/~endoh/doc/warming.htm y 甦れ!琵琶湖のヨシ http://www.mws.ne.jp/~hana12/page01.html