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業務仕様書[123KB pdfファイル]

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業務仕様書[123KB pdfファイル]
恭仁小学校耐震診断・補強計画業務仕様書
木津川市教育委員会教育部学校教育課
Ⅰ総則
業 務 名
恭仁小学校耐震診断・補強計画業務
業務番号
24-教委-2
調査場所
木津川市加茂町例幣
調査対象施設
履行期限
その他
地内
小学校(表1)
平成 25 年 3 月 29 日
貸与品
既設建物図面
意匠図
構造図
の一部
Ⅱ調査委託業務
1委託業務の概要
当該施設の耐震診断を行い、その結果等に基づく適切な措置等の提言を行う。
①補強計画建物の耐震診断及び判定
②耐震診断結果に基づき補強が必要となった建物の補強計画の作成及び判定(耐震診断・補強計画
の総合判断)なお、当該施設の敷地は文化財保護法の規定により史跡に指定されているため、補
強計画の作成において諸条件を満足した計画とすること。
③補強計画判定に基づく工事費概算書及び工事想定工程表の作成
2管理技術者の資格
本業務の技術上の指揮・監督を司る管理技術者(診断者を含む)は、1級建築士免許を有し、診断・
補強計画に関わる講習会受講終了者で、耐震診断・補強に関して深い知識と経験を有する者とする。
また、同種の業務(学校施設 小・中・高等学校)における構造が木造である耐震診断・耐震補強計
画策定業務に携わり、平成 14 年度以降における業務に着手し完了しているもの。
3協力事務所等
受注者は、業務の一部を協力事務所等に委託しようとするときは、あらかじめ甲の承諾を得なけれ
ばならない。この場合契約書等の規定により再委託しなければならない部分は委託出来ない。
4耐震診断方法の適用
耐震診断は、
「建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るための基本的な方針」
(平成 18 年国土交
通省告示第 184 号、以下「告示」という。)によることとし、耐震診断方法の適用は下記の基準(以下
「耐震基準」という)による。
(1)「木造住宅の耐震診断と補強方法-木造住宅の耐震精密診断と補強方法(改訂版)-」
(㈶日本建築防災協会発行に定める「精密診断法1」以上の診断による。)
(保有耐力診断法、限界耐力診断法等)
5調査等の詳細
(1)予備調査
実施調査に先立ち以下の作業を行う。
①貸与資料を点検するとともに、対象施設の現状を把握する。
②貸与資料及び綿密な現場調査を行い各階平面図、軸組図、基礎伏図、各階柱床梁伏図を作成(作
図)する。
③対象施設の行事予定等を把握し、調査計画を立てる。
(2)実施調査
①耐震基準に基づき行うものとし、設計図面と建物現状との照合、構造体に生じている亀裂・変
形・老朽化等の構造的欠陥(経年指標)を調査する。
②不同沈下や建物傾斜が認められる場合は、実測調査を行う。
(3)耐震性能判定等
①「木造住宅の耐震診断と補強方法」により上部構造評定を算出する。
②判定により上部構造評点が 1.0 未満の場合は、上部構造評点が 1.0 を上まわる補強計画案の作成
を行い、補強効果の確認も行う。
・補強方法や補強位置などの計画については、監督職員と十分に協議を行い事前に補強計画案
の概要を示す概略図等を作成し、監督職員の承諾を得たうえで補強計画案を提出する。
・補強方法の比較検討を含めた補強計画案の作成を行い、補強に係る概算工事費の算定及び工
事想定工程表の作成を行う。
6判定委員会の認定
補強対象施設は「㈳日本建築構造技術者協会(建築物耐震診断改修計画等判定委員会)」等の耐震診断
及び補強計画の認定を受けるものとする。
申請手数料は以下のとおりで、申請に必要な部数提出部数 15~20 部程度を含め本業務に含むもの
とする。
なお、診断の結果、補強が不要となった場合は申請手数料等の減額変更契約を行う。
校舎等(S造一般建物、屋内運動場等)を準用
参考㈳日本建築構造技術者協会(JSCA)
250 ㎡以内
30万円(消費税を除く)
250 ㎡超~1,000 ㎡以内
40万円(消費税を除く)
1,000 ㎡超~2,500 ㎡以内
50万円(消費税を除く)
7その他の業務
上記調査に関連するもので、必要と思われるものについては、監督職員の指示により行うものとする。
Ⅲ耐震診断報告書の作成
1報告書の提出
受託者は業務が完了した後、速やかに調査資料を整理し、報告書として提出する。
なお、報告書は仮製本を提出し、本市の確認を受けた後、正式に製本し以下の部数を提出すること。
2報告書の書式等
(1)診断基準に基づいた書式とする。
(2)報告書は対象施設単位で作成し、取り外し可能な形式とし A4 サイズファイル(既製品)とする。
Ⅳ手続き書類の作成
業務の進捗に応じて次の書類を提出し、承諾を受けること。
1着手時
着手届
1部
業務工程表
1部
管理技術者等(変更)通知書
1部
協力者(事務所等)承諾書
1部
業務計画書
1部
貸与品等借用書
1部
その他監督職員が指示したもの
指示する部数
2業務終了時
打合せ記録簿
1部
業務完了届
1部
業務成果引渡書
1部
耐震診断調査報告書
2部
補強計画に基づく補強工事概算書内訳書及び工事想定工程表
1部
その他監督職員が指示したもの
指示する部数
Ⅴその他
履行期間については、判定委員会の所要期間も見込んでいるので業務については、契約後速やかに
着手すること。
表-1
地名地番
京都府木津川市加茂町例幣中切 31、32
用途地域
市街化調整区域
防火地域
指定なし
その他
文化財保護法
敷地面積
9,583 ㎡
延べ面積
2,206 ㎡
主用途
小学校
表-2
建物名称
建設年月日
構造-階数
延べ面積
資料図書
意匠図
構造図
計算書
屋内運動場
昭和 11 年 3 月
W-2
348 ㎡
×
×
×
校舎①
昭和 11 年 3 月
W-1
1,522 ㎡
○
○
×
校舎②
昭和 30 年 4 月
W-1
170 ㎡
○
○
×
○は資料図書一部分有り
×は資料図書無
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