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アートの島 直島 フィールドワーク
アートの島 直島 フィールドワーク 地中美術館を訪ねて 平成17年9月17日 新田 高子 フィールドワーク行程 実践センター 出発 高松港から1時間 直島宮之浦港 ベネッセハウス見学 (コンテンポラリーアートミュージアム &地中美術館) □ 家プロジェクト見学 □ 帰路 直島全景 船上講義 宮之浦港到着 港からの町営バスで4キロ 但しマイカー3台で行きました 直島 アートの島 人口3600人 周囲16キロの小島 文化的なものが何も無い 刺激に乏しい 年3回くらいの展覧会では人が来ない あるのは自然の風景とゆったりとした時間 現代アートを屋外展示、撤去しない 牟礼町のイサム・ノグチ美術館のように、 その場が光ると考えた 「南瓜」草間弥生 「黄色と黒のボート」 バートレット 「切断された船首 」大竹伸朗 「シップヤードワークス隔壁」 大竹伸朗 [Seen/Unseen Known/Unknown] ウオルター・デ・マリア 「3枚の正方形」 ジョージ・リッキー ベネッセハウス 地中美術館の全景 地中美術館の特徴 設立者の福武総一郎は「自然と人間を考える場所」と して建設をすすめた。 島の南側の小高い丘陵地帯に、安藤忠雄設計により、 崖を切り崩し建設、ほとんど埋め戻された。 作品は3名のみで、作品に合わせて設計された。 作品は自然の採光の下で、外の風景とはまったく違う 空間に溶け込み、人々は作品の中に溶け込む自分を 発見する体験を、味わうことが出来る。 「アフラム、ペール・ブルー」 ジェームス・タレル 「タイム/タイムレス/ノータイム」 ウオルター・デ・マリア 「オープン・フィールド」 ジェームス・タレル 支柱の無い廊下 安藤 忠雄 「オープンスカイ』 ジェームス・タレル 「睡蓮」 クロード・モネ 『家プロジェクト』 本村地区の古い建物や家屋を改修し、アーティ ストにより家の空間を作品化し常設展示 角屋・・・・宮島達男 南寺・・・・ジェームス・タレル きんざ・・・内藤礼 護王神社・・杉本博司 角屋 角屋 『Sea of time 98』時の海98 宮島 達男 角屋・・・築200年 漆喰仕上げ、焼板 LEDカウンター、プール プールの中に赤く点滅 する数字の光、点滅ス ピードの違いは、協力 した町民のもの 南寺 ジェームス・タレル 南寺 ジェームス・タレル 南寺 安藤忠雄設計 かつて、村人の精神的よりどころであった。 内部の作品に合わせて新しく建てられた。 内部は、漆黒の闇で、闇を凝視して10分ほど 対座しやっと前方に長方形の幕のようなものが かすかに、浮かび上がる。 護王神社 護王神社 杉本 博司 本殿を改築、拝殿は新築し初期の神社形式で 建てられた。 ガラスの透明な階段は、地下の石室まで光を 送る。 地下室の出口から、海の地平線が見られる。 庭の真っ白な石は骸骨をイメージしている。 感想 直島は 古い町並みもある、普通の日本人の 暮らしがある中に、突然異次元のもののような アートが、自然の中に溶け込み、外の風景と 違った不思議なアートの世界に、足を踏みいれ る体験が、他の美術館で味わえないものであっ た。 終わり