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平成27年度 県土整備部主要施策の概要

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平成27年度 県土整備部主要施策の概要
平成27年度
県土整備部主要施策の概要
平 成 2 7 年 2 月
県
土
整
備
部
目
平成 27 年度県土整備部関係当初予算概要
Ⅰ
施策の基本方針
······································
1
·························································
2
「平成 27 年度 県土整備部
Ⅱ
平成 27 年度
次
施策体系」
主要施策の概要
············································
4
【1】県民の暮らしを支える安全・安心な県土づくり ·····························
1 治水・土砂災害対策の推進
2 冬に強い地域づくりの推進
3 地震に強い地域づくりの推進
4 危機管理対策の推進
4
【2】産業を支え、活力と魅力ある県土づくり ··································
1 高速交通ネットワークの早期形成
2 暮らしと地域を支え、人と環境を大切にするみちづくり
3 物流機能に対応した空港港湾整備
6
【3】豊かな自然と都市空間が調和した快適な県土づくり ·························
1 誰もが暮らしやすい居住環境の整備
2 低炭素社会・循環型社会の構築
3 豊かな自然・歴史文化・景観を活かした地域づくりの推進
4 都市の拠点性向上の推進
8
【4】社会資本の効率的・効果的な管理運営 ···································· 10
1 使い続ける維持管理の推進
2 県民協働による維持管理・地域づくりの推進
3 県土管理システムの推進
【5】県土づくりを支える産業の振興
1 建設・住宅産業の振興
········································· 12
平成 26 年度 2 月補正における国補正予算(経済対策)への対応
Ⅲ
平成 27 年度の主な事業
················ 13
···················································· 15
平成27年度県土整備部関係当初予算概要
単位:千円 15ヶ月予算
(B+C)
D
H26年度
当初対比
D/A
区 分
平成26年度
当初予算
A
当初予算
B
前年度比
B/A
1.投資的経費
50,472,728
50,744,406
100.5 %
792,481
51,536,887
102.1 %
(1)公共事業費
18,582,436
19,413,778
104.5 %
667,481
20,081,259
108.1 %
(2)単独事業費
16,819,244
15,843,285
94.2 %
15,843,285
94.2 %
5,620,900
5,620,900
100.0 %
5,620,900
100.0 %
9,450,148
9,866,443
104.4 %
125,000
9,991,443
105.7 %
11,252,080
10,235,100
91.0 %
679,180
10,914,280
97.0 %
7,646,619
7,634,841
99.8 %
7,634,841
99.8 %
2,017,172
1,645,959
81.6 %
1,645,959
81.6 %
1,159,663
563,621
48.6 %
659,849
1,223,470
105.5 %
428,626
390,679
91.1 %
19,331
410,010
95.7 %
3.繰 出 金
1,079,752
995,119
92.2 %
995,119
92.2 %
4.人 件 費
4,146,225
4,190,983
101.1 %
4,190,983
101.1 %
66,950,785
66,165,608
67,637,269
101.0 %
5,506,900
5,161,590
93.7 %
5,161,590
93.7 %
港湾整備事業
642,520
514,379
80.1 %
514,379
80.1 %
合 計
6,149,420
5,675,969
92.3 %
5,675,969
92.3 %
総 計
73,100,205
71,841,577
73,313,238
100.3 %
(3)災害復旧事業費
一
(4)直轄事業負担金
般 2.一般行政費
(1)維持修繕費
会
(2)貸付金
(3)補助費等
計
(4)物件費
合 計
流域下水道事業
特
別
会
計
平 成 27 年 度
平成26年度
経済対策
(2月補正)
C
※
98.8 % 1,471,661
98.3 % 1,471,661
(注)① 総合支庁予算を含む。直轄事業負担金については災害復旧分を含む。
② C欄(経済対策)のうち、「2.一般行政費」(※)は、地方創生先行型交付金の活用による2月補正予算への前倒し事業分
1
Ⅰ
施策の基本方針
「第3次山形県総合発展計画」期間中の本県の県土整備行政における取組みの考え方を
示した「やまがた県土未来図推進指針」に掲げる「暮らしや産業を支える機能的で足腰
の強い県土づくり」という基本方針の下、次の5つの柱立てにより施策を展開する。
<施策の5本の柱>
1
県民の暮らしを支える安全・安心な県土づくり
2
産業を支え、活力と魅力ある県土づくり
3
豊かな自然と都市空間が調和した快適な県土づくり
4
社会資本の効率的・効果的な管理運営
5
県土づくりを支える産業の振興
平成27年度は、いのちと暮らしを守る安全・安心な社会の構築、地域活力を生み出し災
害に強い県土基盤の形成等に重点的に取り組むとともに、地方創生の実現、人口減少の克服
という課題に対応するため、地域活性化による交流人口の拡大、若手技術者等の人材育成と
確保及び山形らしい住まいづくりの充実について積極的な施策展開を図る。
2
平成27年度
県土未来図
推進指針の
基本方針
◎は新規、○は拡充(一部新規を含む)
暮
ら
し
や
産
業
を
支
え
る
機
能
的
で
足
腰
の
強
い
県
土
づ
く
り
【2】
産業を支え、
活力と魅力
ある
県土づくり
【3】
豊かな自然と
都市空間が
調和した快適
な県土づくり
2 冬に強い地域づくりの推進
3 地震に強い地域づくりの推進
4 危機管理対策の推進
1 高速交通ネットワークの早期形成
2 暮らしと地域を支え、人と環境
を大切にするみちづくり
3 物流機能に対応した空港港湾
整備
1 誰もが暮らしやすい居住環境
の整備
2 低炭素社会・循環型社会の
構築
3 豊かな自然・歴史文化・景観
を活かした地域づくりの推進
4 都市の拠点性向上の推進
1 使い続ける維持管理の推進
【4】
社会資本の
効率的・効果
的な管理運営
【5】
県土づくり
を支える
産業の振興
〔一部 26年度2月補正 (☆印) を含む〕 当初予算における重点事業など主要項目
1 治水・土砂災害対策の推進
【1】
県民の暮らし
を支える
安全・安心な
県土づくり
県土整備部における主要施策の体系
2 県民協働による維持管理・
地域づくりの推進
3 県土管理システムの推進
1 建設・住宅産業の振興
○河川整備補助事業費 (うち、河川災害復旧等関連緊急事業) 2,037,000千円 (2年連続の大規模な豪雨災害を受けた吉野川の再度災害防止のための改修)
・河川整備単独事業費 1,128,184千円 (被災箇所の被害拡大防止、小規模な河川改修等)
・河川流下能力向上対策事業費 181,861千円 (河川内の堆積土砂や支障木で流下能力が大きく阻害されている箇所の抜本対策の実施)
○ダム整備事業費(うち、最上小国川流水型ダム整備) 728,000千円 (最上小国川流水型ダムに係る堤体工事等の実施)
・要配慮者利用施設等保全対策事業費 655,628千円 (要配慮者利用施設等を土砂災害から保全するための施設整備)
◎緊急土砂災害対策事業費 230,000千円 (一定の人家集中地区の中で地域の防災拠点となる避難所を含む箇所を土砂災害から保全する対策等の実施)
・雪に強いみちづくり事業費 1,675,410千円 (緊急輸送道路、孤立集落に通じる道路への雪崩対策等の実施)
・災害に強いみちづくり事業費 858,607千円 (緊急輸送道路、孤立集落に通じる道路の落石防止対策等の実施)
○洪水警戒情報提供事業費 (うち、吉野川の水位局の増設等) 29,070千円 (山形県河川・砂防情報システム関連通信設備の整備)
・道路改築事業費 6,525,974千円 (高速道路追加IC、高速交通網アクセス道路、生活圏間・主要都市間ネットワーク、生活幹線道路ネットワークの整備等)
・国直轄高速道路等事業費負担金 2,835,474千円 (県内高速道路網の整備推進)
◎地域活性化拠点形成促進事業費 76,970千円 (「道の駅」の整備を契機として本県の新たな観光交流と地域活性化を促進) ☆〔一部〕
・街路整備事業費 2,878,070千円 (都市基盤としての都市内幹線街路の整備)
・交通安全道路事業費 2,046,291千円 (通学路の安全確保、歩道の整備、交通渋滞解消のための交差点改良、事故危険区間の対策等)
・酒田港施設整備費 65,900千円 【港湾特会】 (コンテナ貨物の取扱拡大に向けた埠頭内荷役機械(リーチスタッカー)の増設)
・都市公園活用推進事業費 497,387千円 (県内都市公園の計画的な設備更新及び利用者のための環境整備)
○住宅リフォーム総合支援事業費 (うち、住宅リフォームの補助・融資) 975,921千円 (三世代同居、県外からの移住、子育て・新婚世帯の支援充実) ☆〔一部〕
◎
〃
(うち、中古住宅現況検査費補助) 3,300千円 (空き家の流通促進のため、有資格者による客観的な検査の経費を支援) ☆
○山形の家づくり支援事業費 (住宅の新築に係るローンの利子補給等) 249,390千円 (三世代同居世帯の融資上限額を拡充等)
・港湾漂着物撤去処理事業費 31,919千円 (港湾への漂着物の回収・集積、枯葉の資源化等)
・最上小国川清流未来振興事業費 1,500千円 (最上小国川流域の地域振興や観光振興を図るための取組みの促進)
◎やまがたの誇れる景観魅力発信事業費 2,968千円 (県内の優れた景観の発信による交流人口の拡大及び地域振興の推進) ☆
・都市公園活用推進事業費 (うち、長寿命化対策関係) 37,638千円 (公園内橋梁の長寿命化計画に基づく補修)
・道路施設長寿命化対策事業費 (うち、長寿命化対策) 3,546,108千円 (橋梁、舗装、トンネルの長寿命化計画に基づく点検、補修及び近接目視点検)
◎
〃
(うち、メンテナンス技術者育成) 56,375千円 (橋梁点検車の導入と民間への貸与及び道路橋点検士資格取得への補助等)
・河川管理施設長寿命化対策事業費 252,550千円 (水門、樋門等の河川管理施設の長寿命化計画に基づく点検、補修)
・砂防関係施設長寿命化対策事業費 296,700千円 (砂防えん堤等の砂防関係施設の長寿命化計画に基づく点検、補修)
・港湾施設長寿命化対策事業費 97,407千円 (岸壁等の港湾施設の長寿命化計画に基づく点検、補修)
○マイロードサポート事業費 20,623千円 (除排雪を含め県管理道路及び臨港道路の維持管理活動を行う団体への活動支援等)
・ふるさとの川愛護活動支援事業費 31,207千円 (県管理河川・海岸等の環境保全活動を行う団体への活動支援等)
◎建設産業若年従事者育成支援等事業費 5,622千円 (技術者養成のための新学科設置の検討及び建設業人材のスキルアップ支援や入職促進の推進) ☆
・建設産業技術力・経営力強化支援事業費 1,585千円 (県内企業が開発した新工法、新製品の募集及び経営の多角化の支援等)
○住宅リフォーム総合支援事業費(再掲) 979,221千円 (県産木材を多く利用した住宅のリフォームに対する補助) ☆〔一部〕
○山形の家づくり支援事業費(再掲) 249,390千円 (県産木材を多く利用した住宅のローンの利子補給)
・やまがたの木造住宅建設担い手育成事業費 (うち、大工職人育成)
(うち 大工職人育成) 4,870千円
4 870千円 (有能な職人を「技能の匠」・「熟練の匠」に認定し、若手の育成を支援)
(有能な職人を「技能の匠」 「熟練の匠」に認定し 若手の育成を支援)
・
〃
(うち、山形の家づくり「未来の匠」育成) 437千円 (大工・工務店の営業力強化及び若者対象のセミナー開催)
3
Ⅱ
平成27年度
主要施策の概要
(一部 26 年度 2 月補正を含む)
☆ 印 :新規事業
〔2月補正〕印:地方創生先行型交付金活用
【1】
県民の暮らしを支える安全・安心な県土づくり
ゲリラ豪雨などの大雨や豪雪、地震や津波など様々な自然災害から「県民の命とくらし
を守る」ため、防災施設の整備と機能向上を図るとともに、公共施設や住宅の耐震化、防
災体制・避難体制の確立により被害を防止する。
1
治水・土砂災害対策の推進
2年連続して発生した大規模な豪雨災害を踏まえ、河川における流下能力の維持・確
保や洪水等による被害の軽減を図るため、河川・砂防施設の効果的な整備を進める。
(1)災害に対する安全性を高める施設の効果的な整備
・河川整備補助事業費
3,345,800千円
(須川、大旦川ほかの河川の改修等)
うち 河川災害復旧等関連緊急事業(吉野川)
・河川整備単独事業費
2,037,000千円
1,128,184千円
(小規模な河川改修工事(松尾川ほか)等)
・河川流下能力向上対策事業費
181,861千円
(河川の土砂浚渫や支障木の除去等による治水安全度の向上)
・ダム整備事業費
1,240,020千円
うち 最上小国川流水型ダム整備(堤体工等の実施)
・土砂災害対策事業費
728,000千円
1,841,386千円
(砂防事業:蔵王川ほか、地すべり対策事業:菅沼ほか)
・要配慮者利用施設等保全対策事業費
655,628千円
(要配慮者利用施設等所在地域の重点的な保全対策)
・☆緊急土砂災害対策事業費【新規】
230,000千円
(一定の人家集中地区の中で地域の防災拠点となる避難所を含む箇所の保全等)
2
冬に強い地域づくりの推進
冬に強い地域づくりを推進するため、雪崩や地吹雪などによる雪害を防止する施設の
整備や除雪を考慮した道路空間の確保を図る。また、市町村との路線交換による効果的
な除雪体制を確立するなど、地域の特性に応じた雪対策を推進する。
(1) 雪に強い道路対策の推進
・雪に強いみちづくり事業費
1,675,410千円
(雪崩予防柵、防雪柵(国道347号母袋ほか)、消雪設備、流雪溝整備等)
・道路除雪費
4,367,073千円
4
3
地震に強い地域づくりの推進
大規模地震等の災害から県民の安全を確保するため、住宅・建築物の耐震化等を図る
ほか、災害時の緊急輸送道路の確保を図るための対策を講じる。
(1)災害に強い住まいづくりの推進、建築物の耐震化の推進
・住宅リフォーム総合支援事業費〔一部 2月補正〕
979,221千円
(耐震性能の向上を含むリフォーム工事に対する補助又は融資等)
・建築物耐震化促進事業費
15,604千円
(耐震改修促進法で耐震診断が義務化された建築物に係る耐震診断経費の補助)
・県営住宅耐震等対策事業費
232,148千円
(県営住宅の外壁改修等)
(2)緊急輸送道路の強化、災害に強い道路対策の推進
・道路改築事業費
6,525,974千円
うち 緊急輸送道路の強化(老朽橋梁の架け替え等)
・街路整備事業費
3,619,614千円
2,878,070千円
うち 緊急輸送道路の強化(老朽橋梁の架け替え等)
・災害に強いみちづくり事業費
1,000,200千円
858,607千円
(落石防止対策 等)
・流域下水道整備事業費(特別会計)
2,114,229千円
(緊急輸送道路に埋設した下水道管渠の耐震化、処理場施設の耐震化等)
4
危機管理対策の推進
災害時の人命保護を最優先にした緊急避難体制の確立を進めるとともに、土砂災害に
よる被害のおそれのある危険住宅について移転を促進する。
(1)人命保護を優先した緊急避難体制の確立
・洪水警戒情報提供事業費
57,225千円
(山形県河川・砂防情報システム関連通信設備の整備)
うち ☆吉野川の水位局の増設等による情報提供の充実【新規】
・土砂災害警戒避難情報提供事業費
29,070千円
28,200千円
(土砂災害危険箇所等の情報提供に必要な基礎資料作成等)
・土砂災害等危険住宅移転促進事業費
(土砂災害特別警戒区域内の危険住宅の移転に対する支援)
5
6,552千円
【2】
産業を支え、活力と魅力ある県土づくり
観光や産業など、様々な分野における活発な交流・連携を進めるとともに、災害等の発
生時のリダンダンシーを確保するため、
「縦軸」道路と「横軸」道路による格子状骨格道路
ネットワークの構築を図る。このため、高速道路と地域高規格道路の整備の推進、利便性
の高いアクセス道路の整備に取り組む。また、港湾施設の整備による物流機能の強化や、
空港の安全確保のための対策を進める。
1
高速交通ネットワークの早期形成
多様な交流や産業活動の基盤となる高速道路や追加IC及びアクセス道路等を整備
し、高速交通ネットワークの構築とその機能強化を推進する。
(1)広域経済を支える高速交通ネットワークの整備推進
・国直轄高速道路等事業費負担金
2,835,474千円
(直轄高速、高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路(A´))
・国直轄道路事業費負担金
2,913,067千円
(地域高規格道路等)
(2)高速交通ネットワークと連携し活力と交流を生み出すみちづくり
・道路改築事業費(再掲)
6,525,974千円
うち 高速交通網アクセス道路
2
2,405,030千円
暮らしと地域を支え、人と環境を大切にするみちづくり
「山形県道路中期計画」に基づき、生活圏内・生活圏間の道路整備、渋滞対策や交通
安全及び冬期道路空間確保など、次世代に引き継ぐ、豊かな生活を実感できる『みち
づくり』を戦略的に展開する。
(1)暮らしと地域を支えるみちづくり
・道路改築事業費(再掲)
6,525,974千円
(生活圏間・主要都市間、生活幹線道路ネットワークの整備等)
・☆地域活性化拠点形成促進事業費【新規】〔一部 2月補正〕
76,970千円
(「道の駅」の整備を契機として本県の新たな観光交流と地域活性化を促進)
うち 道の駅「よねざわ(仮称)」の整備に向けた準備(調査設計等) 62,000千円
(2)人と環境を大切にするみちづくり
・街路整備事業費(再掲)
2,878,070千円
・交通安全道路事業費
2,046,291千円
(通学路の安全確保、歩道の整備、交差点の改良等)
6
3
物流機能に対応した空港港湾整備
重要港湾である酒田港において、中国・韓国・ロシア等の対岸諸国との交流拡大や、
新たな産業集積の進展に対応するため、計画的な港湾施設の整備推進と、物流拠点と
しての機能強化を図る。また、国内外の交通拠点となる空港について、国際基準に基
づく安全確保の対策を行う。
(1)物流機能に対応した空港港湾整備
・酒田港整備事業費
88,515千円
(防波堤の改良、大浜陸橋耐震化等)
・地方港湾整備事業費
134,820千円
(鼠ヶ関港の防波堤整備、加茂港の緑地整備等)
・酒田港施設整備費(特別会計)
65,900千円
(コンテナ貨物の取扱拡大に向けた荷役機械(リーチスタッカー)の増設)
・空港整備事業費
21,789千円
(庄内空港の電源施設改良等)
・空港安全対策事業費
79,267千円
(山形空港の除雪車両の更新、山形空港及び庄内空港の航空灯火改良等)
7
【3】
豊かな自然と都市空間が調和した快適な県土づくり
家づくりへの支援や下水道の整備、県産木材の利用拡大等による低炭素・循環型社会
の構築、住民協働による地域づくり、中心市街地の活性化など、誰もが安心して暮らせ
る快適な生活環境づくりを推進する。
1
誰もが暮らしやすい居住環境の整備
少子高齢化の進展や人口減少など社会情勢の変化を踏まえ、多様なライフスタイル
や地域定住の受け皿となる住宅施策を展開するとともに、子育てしやすく暮らしやす
い生活環境づくりを支援する。
また、下水道施設の整備により、最上川など公共用水域の水質改善・環境負荷の低
減と生活環境の向上を図る。
(1)地域定住・活性化の促進
・都市公園活用推進事業費
497,387千円
(県内都市公園の計画的な設備更新及び利用者のための環境整備等)
・土地区画整理事業費(天童市芳賀地区)
108,680千円
・住宅リフォーム総合支援事業費(再掲)〔一部 2月補正〕
979,221千円
(住宅リフォーム工事に対する補助又は融資)
うち ☆人口減少対策【新規】〔一部 2月補正〕
(三世代、県外からの移住、子育て・新婚の世帯の補助率及び限度額の増等)
うち ☆空き家に係る中古住宅現況検査補助【新規】〔2月補正〕
3,300千円
・空き家利活用相談窓口の設置
・山形の家づくり支援事業費
249,390千円
(新築住宅への利子補給金等)
うち ☆人口減少対策【新規】
(三世代世帯の融資の上限額を増額)
(2)生活排水処理対策の推進
・流域下水道整備事業費(特別会計)(再掲)
2,114,229千円
(県内4処理区[村山、置賜、山形、庄内]の管渠・処理場整備等)
2
低炭素社会・循環型社会の構築
地球規模で進む温暖化を緩和するため、環境負荷の少ない低炭素・循環型社会の構
築に向け、住宅や公共建築物における県産木材の利用拡大のほか、支障木や海岸漂着
物などのリサイクルによる資源の有効活用を進める。
(1)環境負荷の少ない社会基盤の整備
・住宅リフォーム総合支援事業費(再掲)〔一部 2月補正〕
(省エネ化を含むリフォーム工事に対する補助又は融資等)
8
979,221千円
・山形の家づくり支援事業費(再掲)
249,390千円
(省エネ性能の優れた新築住宅への利子補給金等)
(2)資源循環システムづくりの推進
・河川流下能力向上対策事業費(再掲)
181,861千円
(河川支障木やダム貯水池の漂着流木のリサイクルによる県民への無償提供等)
・港湾漂着物撤去処理事業費
31,919千円
(港湾への漂着物の回収・集積や枯葉の資源化等)
3
豊かな自然・歴史文化・景観を活かした地域づくりの推進
道路や河川の整備に合わせた、県民との協働による地域づくり活動を推進する。
また、県土景観を県民共通の資産として保全・継承しながら、景観を活用した交流
連携による地域づくりを進める。
(1)道路・河川等の整備に合わせた地域づくり
・☆地域活性化拠点形成促進事業費【新規】(再掲)〔一部 2月補正〕 76,970千円
うち 道路観光情報の発信及び「道の駅」の構想策定〔2月補正〕
14,970千円
・最上小国川清流未来振興事業費
1,500千円
(最上小国川流域の地域振興や観光振興を図るための取組みの促進)
(2)良好な景観の保全・創出と活用
・美しい景観づくり推進費
2,609千円
(景観審議会の運営、景観アドバイザーの派遣、景観回廊モデル事業の展開等)
・☆やまがたの誇れる景観魅力発信事業費【新規】〔2月補正〕
2,968千円
(県内の優れた景観の発信による交流人口の拡大と地域振興の推進)
4
都市の拠点性向上の推進
都市機能の拡散を抑制し、中心市街地の活性化を図るため、市町村や関係機関と連
携しながら、都市機能の拠点となる社会資本の整備や既存ストックの有効活用を検討
し、拠点となる「まちづくり」を進める。
(1)中心市街地活性化の推進
・都市計画関係調査費
25,200千円
(区域マスタープランの策定及び都市計画基本指針の改訂のための調査等)
・街路調査費
3,000千円
(街路整備の事業化に向けた調査及び事業手法の検討)
(2)県土利用の総合的なマネジメントの推進
・土地利用計画推進事業費
760千円
(山形県国土利用計画の策定、市町村国土利用計画の改定支援等)
9
【4】 社会資本の効率的・効果的な管理運営
公共施設の整備に伴い維持管理経費が増大する中で、社会資本の機能を良好に維持し、
長期にわたり安全・快適な状態で提供し続けることができるよう、施設の効率的・効果的
な維持管理と長寿命化を図り、管理コストの縮減、平準化を推進する。
1
使い続ける維持管理の推進
道路、河川、砂防、港湾施設などの社会資本の機能を良好に維持し、安全・快適に
長期にわたって県民に提供し続けるため、効率的・効果的な維持管理と長寿命化に取
り組む。
(1)長寿命化対策等の推進
・都市公園活用推進事業費(再掲)
うち 都市公園施設長寿命化対策
・道路施設長寿命化対策事業費
497,387千円
37,638千円
3,603,648千円
(橋梁、舗装、トンネルの補修対策、近接目視点検等)
うち ☆道路メンテナンス技術者育成事業【新規】
56,375千円
(橋梁点検車の導入と民間への貸与及び道路橋点検士資格取得に係る補助等)
・河川管理施設長寿命化対策事業費
252,550千円
(河川管理施設(水門・樋門等)の補修対策等)
・砂防関係施設長寿命化対策事業費
296,700千円
(砂防えん堤等の補修対策等)
・港湾施設長寿命化対策事業費
97,407千円
(港湾施設の補修対策等)
(2)効率的な維持管理の推進
・道路保全事業費
2,721,449千円
(舗装、側溝、交通安全施設等の整備)
・空港安全対策事業費(再掲)
79,267千円
うち 空港施設長寿命化修繕計画の策定
・流域下水道整備事業費(特別会計)(再掲)
うち 下水道施設の老朽化対策
2
2,160千円
2,114,229千円
1,122,873千円
県民協働による維持管理・地域づくりの推進
社会基盤の整備から維持管理に至るまで、県民参加・協働を推進し、個性的で活力
のある地域づくりを推進する。
(1)県民協働等による維持管理や地域づくりの推進
・マイロードサポート事業費
20,623千円
(道路美化活動、歩道除雪等の道路管理への県民参加の促進)
10
・ふるさとの川愛護活動支援事業費
31,207千円
(河川環境保全活動等への県民参加の促進)
・河川流下能力向上対策事業費(再掲)
181,861千円
(公募による河川支障木の伐採の促進等)
3
県土管理システムの推進
「山形県公共調達基本条例」の基本理念に基づき、公共調達における透明性や公平
性に配慮しつつ、公正な競争、価格及び品質の確保に努め、地域経済の活性化を図る。
(1)公共事業評価の効率化・透明化の推進
・公共事業評価システム適正化事業費
678千円
(公共事業の再評価を行う第三者機関「山形県公共事業評価監視委員会」の運営)
(2)入札・契約制度改善の着実な推進
・入札契約システム改善事業費
46,159千円
(電子入札、電子閲覧システムの運用・管理及び電子納品の推進等)
・公共工事管理システム開発運営費
97,978千円
(建設システム再構築の開発・運用)
・公共工事適正化指導事業費
4,281千円
(元請・下請関係、施工体制の点検調査等)
11
【5】 県土づくりを支える産業の振興
技術力と経営力に優れ、意欲と能力のある建設業者が、将来にわたって本県の社会資本
の整備と地域社会の安全・安心を確保する役割の担い手となれるよう、経営基盤強化のた
めの支援策を講じる。
1
建設・住宅産業の振興
建設業の経営基盤の強化と安定的な雇用確保を図るため、技術力に優れた県内企業
の育成や、経営力強化のため支援を行うとともに、若手技術者の養成を図る。また、
経営の多角化に対する支援を行う。
また、県民が望む良質な山形らしい住まいづくりのため、担い手の育成・確保を図
るとともに、山形にふさわしい住宅の建設促進を図る。
(1)技術力の優れた建設業者の育成
・☆建設産業若年従事者育成支援等事業費【新規】〔2月補正〕
5,622千円
(建設業人材のスキルアップ支援及び入職促進事業の推進)
うち ☆産業技術短大校への土木系学科の新たな設置に向けた検討
762千円
うち ☆若手や女性従事者の大型車両免許取得に対する企業への補助
・建設産業技術力・経営力強化支援事業費
4,000千円
1,585千円
(県内企業が開発した新工法、新製品の募集・登録と県工事における試行等)
(2)建設業者の経営多角化支援
・建設産業技術力・経営力強化支援事業費(再掲)
1,585千円
(経営多角化支援のため新分野進出支援センターにおける専門相談の実施等)
(3)大工・工務店の技術力・営業力強化
総合的な住宅対策の推進
・住宅リフォーム総合支援事業費(再掲)〔一部 2月補正〕
979,221千円
(県産木材を多用したリフォーム工事に対する補助又は融資等)
・山形の家づくり支援事業費(再掲)
249,390千円
(県産木材を多用した新築住宅への利子補給金)
・やまがたの木造住宅建設担い手育成事業費
うち 大工職人育成事業
6,578千円
4,870千円
(有能な職人を「技能の匠」「熟練の匠」に認定し、若手の育成を支援)
うち 山形の家づくり「未来の匠」育成事業
437千円
(大工・工務店の営業力強化及び若者を対象としたセミナーの開催)
うち 「木造建築伝承の匠」表彰事業
うち 住宅建築情報交流事業
96千円
1,175千円
(総合的な住宅対策に関するインターネットサイトの運営)
12
平成26年度 2月補正における国補正予算(経済対策)への対応 (一部再掲)
1 投資的経費
792,481 千円
(1)公共事業
667,481 千円
15,907 千円
① 都市計画事業
都市公園施設
② 道 路 事 業
橋梁の長寿命化対策、落石防止対策 等
332,374 千円
③ 河 川 事 業
河川復緊事業、ダム長寿命化計画
121,800 千円
④ 砂 防 事 業
要配慮者利用施設等の保全対策
102,900 千円
⑤ 港 湾 事 業
港湾施設の長寿命化対策、酒田港港湾施設の改良
94,500 千円
125,000 千円
(2)直轄事業負担金
679,180 千円
2 その他 (一般行政費)
1,471,661 千円
計
1 投資的経費の内訳
(1) 公共事業
事 業 名
事 業 の 概 要
2月補正
予 算 額
(単位:千円)
実施
担当課
備 考
区分
① 都市計画事業
都市公園活用推進事業費
山形県総合運動公園の非常用電源装置更
新
計
15,907 都市計画課
繰越
15,907
② 道路事業
道路施設長寿命化対策事業費
災害に強いみちづくり事業費
橋梁の耐震補強
(主要地方道 酒田港線)
橋梁補修
(主要地方道 川西小国線)
県管理道路の落石、岩石崩壊危険箇所の
対策工事 (国道347号 ほか)
計
12,330 道路整備課
繰越
51,375 道路保全課
繰越
268,669 道路保全課
繰越
332,374
③ 河川事業
河川整備補助事業費
ダム整備事業費
河川災害復旧等関連緊急事業 (豪雨災害
を受けた吉野川の河川改修)
県管理ダムの長寿命化計画の策定
(月光川ダム、前川ダム)
計
105,000
河川課
繰越
16,800
河川課
繰越
砂防・災害
対策課
繰越
121,800
④ 砂防事業
災害時要援護者施設等保全対策 急傾斜地崩壊防止施設の整備
事業費
(岩波 ほか)
計
102,900
102,900
13
事 業 名
事 業 の 概 要
2月補正
予 算 額
(単位:千円)
実施
担当課
備 考
区分
⑤ 港湾事業
港湾施設長寿命化対策事業費
酒田港の岸壁及び物揚場の長寿命化対策
の推進
15,750 空港港湾課
繰越
酒田港整備事業費
防波堤(南)の整備、大浜陸橋の耐震化
78,750 空港港湾課
繰越
計
94,500
(2) 直轄事業負担金
事 業 名
国直轄高速道路等事業費負担金
国直轄河川事業費負担金
事 業 の 概 要
国直轄高速道路事業(東北中央自動車道
福島~米沢)に係る県負担金
国直轄河川事業(吉野川)の改修事業に
係る県負担金
計
2月補正
予 算 額
(単位:千円)
実施
担当課
備 考
区分
91,000 道路整備課
34,000
河川課
125,000
2 その他 (国の「地方創生先行型交付金」活用事業)
事 業 名
事 業 の 概 要
・技術者養成のための新学科設置の検討
建設産業若年従事者育成支援等
・大型車両免許の取得に対する補助
事業費【新規】
・1級土木施工管理技術検定試験受験講習会
・優れた景観の視点場(ビューポイント)の設定等
やまがたの誇れる景観魅力発信
・景観資産の情報発信
事業費【新規】
・各種イベントとの連携による地域振興の促進
地域活性化拠点形成促進事業費 ・広域道路観光情報サービスの充実
・将来を見据えた「道の駅」の構想策定
【新規】
・住宅リフォーム補助 (人口減少対策で、三世
住宅リフォーム総合支援事業費
代同居・移住・子育て・新婚世帯の支援充実)
【一部新規】
・空き家対策として中古住宅現況検査費補助
計
(単位:千円)
2月補正
予 算 額
実施
備 考
区分
5,622
管 理 課
建設企画課
繰越
2,968
県土利用
政策課
繰越
14,970 道路整備課
655,620 建築住宅課
679,180
14
担当課
繰越
H27当初
62,000
H27当初
繰越 323,601
Ⅲ 平成27年度の主な事業
(一部26年度2月補正を含む)
主な事業
所管所属
担当電話番号
頁
河川整備補助事業費 ~ 大旦川 ~
河 川 課
河川整備担当
℡:023-630-2616
16
河川整備補助事業費 (河川災害復旧等関連緊急事業) ~ 吉野川 ~
河 川 課
河川整備担当
℡:023-630-2616
17
河川流下能力向上対策事業費
河 川 課
河川管理担当
℡:023-630-2618
18
ダム整備事業費 ~ 最上小国川流水型ダム ~
河 川 課
ダム整備管理担当
℡:023-630-2686
19
緊急土砂災害対策事業費 ~ 上桜田沢1 ~
砂防・災害
対 策 課
砂防事業担当
℡:023-630-2633
20
雪に強いみちづくり事業費 ~ 一般国道347号(母袋工区) ~
道路保全課
安全対策担当
℡:023-630-2608
21
高速道路等の整備状況
道路整備課
道路企画・市町村道担当 ℡:023-630-2626
高速道路整備推進室 ℡:023-630-2403
22
道路改築事業費 ~ 一般国道344号(安田バイパス) ~
道路整備課
道路整備担当
℡:023-630-2605
23
道路改築事業費 ~ 老朽橋等の更新 ~
道路整備課
道路整備担当 ℡:023-630-2605
橋梁・舗装担当 ℡:023-630-2606
24
地域活性化拠点形成促進事業費
道路整備課
道路企画・市町村道担当
℡:023-630-2626
25
みちづくり調査費 ~ 一般国道287号(米沢市六郷~川西町時田) ~
道路整備課
道路企画・市町村道担当
℡:023-630-2626
26
街路整備事業費 ~ 都市計画道路 北本町飛田線(新庄市新町) ~
都市計画課
街路担当
℡:023-630-2586
27
交通安全道路事業費 ~ 一般県道東根尾花沢線(神町南工区) ~
道路整備課
道路整備担当
℡:023-630-2605
28
交通安全道路事業費 ~ 通学路における安全確保 ~
道路整備課
道路整備担当
℡:023-630-2605
29
酒田港整備事業費
空港港湾課
港湾担当
℡:023-630-2625
30
酒田港施設整備費 (外港地区施設整備関係) (特別会計)
空港港湾課
港湾担当
℡:023-630-2625
31
都市公園活用推進事業費 ~ 公園施設の整備事業 ~
都市計画課
都市公園担当
℡:023-630-3130
32
総合的な住宅対策 (住宅リフォーム支援・新築住宅への利子補給)
建築住宅課
企画担当
℡:023-630-2645
33
やまがたの誇れる景観魅力発信事業費
県 土 利 用
政 策 課
景観・地域づくり担当
℡:023-630-2581
34
道路施設長寿命化対策事業費
道路整備課
道路保全課
橋梁・舗装担当 ℡:023-630-2606
安全対策担当 ℡:023-630-2608
35
河川管理施設長寿命化対策事業費
河 川 課
河川管理担当
℡:023-630-2618
36
砂防関係施設長寿命化対策事業費
砂防・災害
対 策 課
砂防事業担当
℡:023-630-2633
37
港湾施設長寿命化対策事業費
空港港湾課
港湾担当
℡:023-630-2625
38
マイロードサポート事業費
道路整備課
道路行政担当
℡:023-630-2565
39
河 川 課
行政担当
℡:023-630-2612
40
建設産業の振興対策
管 理 課
建設企画課
県土整備推進室 ℡:023-630-2624
建設業振興担当 ℡:023-630-2658
41
やまがたの木造住宅建設担い手育成事業費
建築住宅課
建築行政担当
℡:023-630-2651
42
ふるさとの川愛護活動支援事業費
15
継 続
河川整備補助事業費(大旦川)
1
事業概要
県民が安心して暮らせるよう、水害から生命と財産を守るため、河川の堤防や護岸の施
県民が安心して暮らせるよう
水害から生命と財産を守るため 河川の堤防や護岸の施
設整備など効率的・効果的な治水対策を推進している。
大旦川は、古くから村山市の発展に多大な影響を与え、恵みの川として地域の人々に愛
されてきた。しかし川幅が狭く市内を蛇行しながら流れていたため、平成9年6月豪雨、
平成14年7月台風6号、平成25年7月豪雨などでこれまで幾度も氾濫を繰り返し、地域の
財産を奪い去る暴れ川としての一面もあった。
このため、県では水害から地域の人々の暮らしを守るため、昭和61年度より河川改修事
業を進めている
業を進めている。
平成27年度は、大沢川上流部の築堤を進めるとともに、関係機関と連携を図りながら連
絡水路の整備等に着手し、当該流域における治水効果の早期発現を図る。
2
事業内容
大沢川築堤工
※全体計画:築堤(42万m3)、掘削(28万m3)、護岸(10万m2)、
※全体計画:築堤(42万m3)
掘削(28万m3) 護岸(10万m2)
樋門・樋管(15基)、道路橋架替(20橋)、調節池(100万m3)
位置図
大旦川河川改修事業計画
蝉
田
川
河島山
最最 上上 川川
一級河川大旦川
(村山市)
赤
助
川
赤助川幹線排水路
大旦川
5号幹線排水路
越流堤
河島地区
大沢川
大旦川水門(国)
大旦川排水機場(国)
調節池
新川樋門
H27大沢川築堤
連絡水路
村 山 市
国道
施工済
H27施工予定
13
H28以降
大旦川
大沢川
河島地区
大旦川排水機場(国)
(改築工事実施 H26
H26年
年6月竣工)
大旦川
H25年7月の湛水被害状況
16
河川課河川整備担当
TEL 023-630-2616
号
3号幹線排水路
大久保遊水地
国
道
1
3
号
拡 充
河川整備補助事業費(吉野川)
(河川災害復旧等関連緊急事業)
1
事業概要
県民が安心して暮らせるよう 水害から生命と財産を守るため 河川の堤防や護岸の施
県民が安心して暮らせるよう、水害から生命と財産を守るため、河川の堤防や護岸の施
設整備など効率的・効果的な治水対策を推進している。
南陽市を流れる一級河川吉野川では、市街地等において2年連続の豪雨により大規模な
浸水被害に見舞われており、再度災害防止のための緊急的な整備を行う必要が生じた。
今回の被災流量(270m3/s)を安全に流下させることを当面の整備目標に掲げ、短期間
(H25~H29)に集中的に河道掘削・築堤などの整備や、支障となる橋梁の架け替え等を行
う と 河川 流下能力 向上を図り 住民 安全 安心を確保す も
うことで河川の流下能力の向上を図り、住民の安全・安心を確保するものである。
あ
2
事業内容
吉野川の河道掘削、築堤、護岸工、橋梁架替、用地買収等
※全体計画:掘削(30万m3)築堤(1万9千m3 )、護岸(9万8千m2)、床止め(3基)、
堰改築(5基)、樋門改築(1基)、橋梁架替(6橋)
堰改築(
)、樋門改築(
)、橋梁架替( 橋)
2年連続の洪水氾濫
位置図
南陽市三間通(H25.7.18
南陽市三間通(
H25.7.18)
)
赤湯市街地 (H25.7.18
H25.7.18)
)
南陽市椚塚(H26.7.10
南陽市椚塚(
H26.7.10)
)
市道橋 妹背橋
流木による河積阻害(H26.7.10)
流木による河積阻害
一級河川吉野川
(南陽市)
吉野川河川改修事業計画
JR橋
復緊事業区間 L=9.0km H25~H29
金山橋
計画流量 Q=270~510m3/s
おおはし
<大橋地区>
あかゆ
<赤湯地区>
みやうち
<宮内地区>
かねやま
<金山地区>
H26.7月豪雨浸水範囲
くぬぎづか
<椚塚地区>
河川課 河川整備担当
TEL 023-630-2616
17
継 続
河川流下能力向上対策事業費
1.事業概要
河川内の堆積土砂や繁茂した支障木により河積断面が阻害され、洪水を助長する恐れの
ある河川において、必要な河積断面を確保し治水安全度の向上を図るため、主要70河川
(※)を中心に、土砂が堆積し、支障木が繁茂している箇所について浚渫・伐採等を行う。
※主要70河川とは、水防法に基づき洪水被害を軽減するため、水防活動や避難勧
告の指針となる水位通報や洪水予報等が義務づけられている河川のこと。
2.事業内容
・河積回復減災対策事業(堆積土砂の撤去及び支障木の伐根)
・河川支障木抜本対策事業(支障木の伐根)
・河川支障木リサイクル推進事業(支障木の伐採)
・ダム流木リサイクル推進事業(ダムで発生した流木の再資源化)
⼤滝川 (⾼畠町⼆井宿)
須川 (上⼭市⻑清⽔)
H26.7⽉豪⾬後
H26.7⽉豪⾬後
⼟砂堆積
⼟砂堆積
(堤防)
(堤防)
支障木伐採
(支障木リサイクル)
伐根
(支障木抜本対策)
浚渫+伐根
(河積回復)
河川課河川管理担当
TEL 023-630-2618
18
拡充
ダム整備事業費 ~ 最上小国川流水型ダム ~
1 事業概要
ダム整備事業では最上小国川流水型ダムの建設事業を実施している。
最上小国川流域の安全・安心を一日でも早く確保するため、流水型ダムによる
治水対策を確実に推進していく。
2 事業内容
平成3年度から県単独事業として調査を行い、平成7年度からは補助事業として、
建設に向けた各種測量、調査、設計を行ってきた。
平成20年度に建設採択された後、平成22年度には国土交通省の要請によるダム
事業の検証を行い、平成23年の国の補助金交付継続の決定を受け、平成24年度よ
り用地の取得及び工事用道路等の工事に着手した。
平成27年度は、水文調査(流量・水質・雨量)、環境調査等を継続するととも
に、平成30年度までの完成を目指し、流水型ダム整備事業の進捗を図る。
日ごろは穏やかな最上小国川ですが、、、
赤倉温泉街
洪水では
状況が一変します
平成10年9月16日
台風5号による出水
長さ
143m
高さ
洪水時以外
水は貯まりません
洪
水
最上小国川ダム(流水型ダム)
完成イメージ
19
県土整備部 河川課
ダム整備管理担当
Tel:023-630-2686
新
規
緊急土砂災害対策事業費
かみさくらださわ
~
かみさくらだ
上桜田沢1(山形市上桜田地内)
~
1
事業概要
上桜田沢1は山形市南東部に位置し、保全対象として人家1,099戸、地域の防災拠点
となる避難所、保育園、大学及び市道等の施設がある土石流危険渓流である。
今後、集中豪雨等により土石流が発生すれば、甚大な被害が生じるおそれがある。
このため、新たに砂防えん堤を整備し、土砂災害から人命や施設を保全し、地域の安
全 安 を確保す
全・安心を確保するものである。
あ
2
事業内容
保全対象:人家1,099戸、避難所(公民館)1箇所
保育所1箇所、大学1箇所、市道9,950m
実施内容:砂防えん堤1基
全景写真
位置図
悠創の丘
一級河川馬立川
砂防えん堤
マリアこまくさ保育園
想定被害区域
東北芸術工科大学
上桜田沢1
避難所(滝山コミュニティーセンター)
荒廃状況
保全対象
避難所
(滝山コミュニティーセンター)
計画図
本堤正面図
48,700
10000
650
3000
650
10000
12200
9800
12200
▽H.W.L
砂防えん堤 1基
東北芸術工科大学
マリアこまくさ保育園
砂防・災害対策課 砂防事業担当
TEL:023-630-2633
20
拡 充
雪に強いみちづくり事業費
一般国道347号【母袋工区】
1
事業概要
一般国道347号は寒河江市を起点として宮城県大崎市に至る幹線路線である。
国道47号と48号の間に位置し、これらを補完する重要な路線であるが、県内
有数の豪雪地にあるため、冬期閉鎖区間となっている。
東日本大震災を教訓とした広域的災害時の物流や避難におけるリダンダンシー機
能の確保が緊急の課題となっていることから、平成28年冬の通年通行を目指して、
当該区間内の雪崩危険箇所の整備を行うものである。
2
事業内容
区 間 : 尾花沢市母袋~宮城県境
延 長 : L=6,400m
幅 員 : W=6.0(9.0)m
車線数 : 2車線
整備概要:雪崩予防施設、雪崩防護施設
宮城県
道路保全課
安全対策担当
℡:023-630-2608
21
継 続
山形県の高規格幹線道路・地域高規格道路の整備状況
秋田県
(平成26年12月末現在)
象潟IC
遊佐象潟道路
事業中(A')
雄勝こまちIC
L=17.9km
(山形県内 8.0km)
しもいんない
事業中(A')
L=約5km
院内道路
L=3.0km
酒田みなと~遊佐
事業中
L=11.9km (直轄高速)
のぞき
かみいんない
及位~上院内
L=約9km(山形県内約3km)
酒田みなとIC
東日
北本
自海
動沿
車岸
道
おがち
下院内~雄勝こまち
しょうわ
かねやま
昭和~金山
事業中
H27年度供用予定
計
画
段
階
評
価
L=約13km
H29年度供用予定
昭和IC
事業中(A') 泉田道路
L=8.2km
鶴岡JCT
L=
約
12
うち3.4km
事業中
km
石巻新庄道路(候補路線)
高屋道路
温海~鶴岡
L=25.8km
L=約11km
L=約30km
あつみ温泉IC
H29年度
供用予定
H27年度
供用予定
H26年11月16日供用
尾花沢IC
L=5.3km
H29年度供用予定
村山大石田IC
2 1k
L=約
村山北IC
m
事業中(A')
東根北I
東根IC
朝日温海道路
L=40.8km
(山形県内 6.7km)
朝日
東根~尾花沢
L=23.3km
事業中
(直轄高速)
村山IC
山形JCT
山形県
新潟県
山形上山IC
南陽高畠~山形上山
上山IC
L=約35km
NEXCO
事業中
L=24.4km
H30年度供用予定
新潟山形南部連絡道路
荒川胎内IC
南陽高畠IC
L=約12km
H26
計画段階評価を進めるため
の調査着手「小国道路」
米沢北IC
米沢中央IC
米沢IC
梨郷道路
L=7.2km
鷹ノ巣道路
L=5.0km
事業中
事業中
(直轄高速)
米沢~米沢北
L= 7.8km
H29年度供用予定
福島県境~米沢 H29年度供用予定
L=11.2km
(区間毎の延長は実延長で記載。)
事業中
凡
例
高 規 格 幹 線 道 路
供用区間(高速自動車国道)
高速道路整備の進捗状況
平成26年12月末 現在
東北6県
山 形 県
延長
比率
延長
比率
(km)
(%)
(km)
(%)
1,887
100
343
100
予定路線延長
全 国
延長
比率
(km)
(%)
11,520
100
基本計画延長
10,623
92
1,790
95
287
84
整備計画延長
9,428
82
1,437
76
243
71
供用延長
9,296
81
1,496
79
205
60
※1 旬刊高速道路(発行:全国高速道路建設協議会)による。
※2 全国高速道路建設協議会調査より山形県独自集計。
22
事
未
業
整
中
備
有料道路
直轄高速
区
高速自動車国道に並行する
一般国道自動車専用道路(A´)
間
供用中
事業中
地 域 高 規 格 道 路
供
事
整
調
計
候
用
区
業 中 区
備
区
査
区
画
路
補
路
間
間
間
間
線
線
道路整備課 道路企画・市町村道担当 TEL:023-630-2626
道路整備課 高速道路整備推進室
TEL:023-630-2403
新
規
道路改築事業費
~ 一般国道344号 (安田バイパス) ~
1 事業概要
酒田市 安田
一般国道344号は、酒田市中心部と旧八幡町、更には
最上地方とを繋ぐ主要幹線道路であるが、集落内を通過す
る本区間は、幅員狭小のため 幹線道路としての十分な機
能を有していない上、歩道もないため 通学児童等が危険
な状態にさらされている。
本事業は、集落北側に新たなバイパス道路を整備するこ
とで、幹線道路としての機能強化、集落内の生活環境向上
を図るものである。
2 事業内容
区 間 : 酒田市 安田地内
延 長 : L= 約3km
幅 員 : W= 6.5 (9.5) [12.0] m
最上
庄内
村山
置賜
標準横断図
12.0m
9,500
1,500
3,250
2,500
3,250
1,500
至 にかほ市
八幡総合支所
酒田みなとIC
鳥海小学校
344
至 金山町
幅員狭小による冬季の交通障害
酒田市役所
安田バイパス
L = 約3km
7
345
酒田市
112
車道にはみ出しての通学状況
47
酒田IC
道路整備課 道路整備担当
℡ 023-630-2605
至 鶴岡市
至 新庄市
23
継続 ・ 新規
道路改築事業費
- 老 朽 橋 等 の更 新
-
1 事業概要
山形県では、高度経済成長期に建設された橋やトンネルが老朽化し、今後 維持管
理コストが膨大となることから、長寿命化修繕計画を策定し“傷みが小さいうちか
ら計画的に補修する”予防保全型の維持管理に取組んでいる。
一方で、既に損傷が激しく、また交通量増大など社会情勢の変化に対応できてい
ない橋やトンネルについては、計画的に新しい施設に更新していくことも重要であ
ることから、以下について大規模な施設更新(橋梁架替事業等)を実施していく。
2 事業内容
(一)余目松山線 【 庄内橋 S33年架設 】
(主)真室川鮭川線【栗谷沢橋 S31年架設】
(主)真室川鮭川線【安久土橋 S29年架設】
事業概要 橋長 116m <4径間連続鋼鈑桁橋>
計画概要 橋長 133m <3径間連続鋼箱桁橋>
事業概要 橋長 464m <7径間連続鋼細幅箱桁橋>
事業中
事業中
山地部・一部拡幅事業中
事業中
(主)大石田畑線【 亀井田橋 S34年架設 】
事業概要 橋長 186m <3径間連続鋼細幅箱桁橋>
(一)鶴岡村上線【 笹根トンネル S29年竣工 】
事業概要 新設トンネル長 665m <NATM工法>
庄内
最上
事業中
事業中
村山
(一)白滝宮宿線【 道陸スノーシェッドS42年竣工 】
(主)山形山寺線【 荒谷橋 S13年架設 】
計画概要 橋長 162m <5径間連続鋼鈑桁橋>
事業概要 既設シェッド谷側に道路を新設 L=600m
置賜
事業中
H27新規
(主)長井白鷹線【 荒砥橋 S32年架設 】
事業概要 橋長 322m <7径間連続鋼鈑桁橋>
(主)山形山寺線【 高瀬川橋 S13年架設 】
事業概要 橋長 89m <3径間連続鋼鈑桁橋>
(一)赤湯宮内線【 吉野橋 S12年架設 】
事業概要 現橋上流側に橋梁を新設 L=300m
事業中
事業中
H27新規
※ 吉野橋は、H26年7月9日豪雨で被災したため、
現在、橋の一部を撤去し、仮橋で供用中
24
道路整備課 道路整備・橋梁舗装担当
℡ 023-630-2605
新 規
地域活性化拠点形成促進事業費
〔一部2月補正〕
1
事業概要
重点「道の駅」に選定された道の駅「よねざわ(仮称)」の整備を契機として、本
県の新たな観光交流と地域活性化を促進するもの。
東北中央道(仮称)福島JCT~米沢北ICの開通とあわせ、山形県の南の玄関口
である米沢市に道の駅を整備予定である。
また、外国人観光客にも対応した観光総合窓口としての機能に加え、交通結節点や
観光施設、地域産業の情報発信拠点として活用するものである。
2
事業内容
(1) 道の駅「よねざわ(仮称)」の整備準備
H26:国交省から、重点「道の駅」に選定
基本計画策定、概略設計
H27:施設設計、用地買収、埋蔵文化財調査
H28:本体着工
H29:建設、オープン
事業箇所
事業箇所
(2) 道路観光情報サービスの充実 〔2月補正〕
・広域観光ドライブマップ作成
・スマホ用アプリの提供運用
(3) 県内「道の駅」の構想策定
〔2月補正〕
県土整備部道路整備課 道路企画・市町村道担当 TEL:023-630-2626
25
新 規
みちづくり調査費
ろくごう
と き た
一般国道 287 号【米沢市六郷~川西町時田】
1
事業概要
一般国道287号は、米沢市から西置賜地方、西村山地方を経て東根市に至る主要な
幹線道路であり、緊急輸送道路にも指定されている。
当該区間は、幅員狭小・線形不良のため円滑な通行ができず、迅速な救命救急体制
確保の支障ともなっている。また、歩道の未整備区間においては、安全な歩行空間の
確保が困難な状況にあり、冬期間中はその状況が顕著である。
幹線道路として安全な交通を確保するため、バイパス整備に必要な道路調査を実施
するものである。
2
事業内容
区 間:山形県 米沢市六郷 ~ 川西町時田 地内
延 長:L=4.0km
調査箇所
調査区間 L=4.0km
現道の状況(夏期)
現道の状況(冬期)
県土整備部道路整備課 道路企画・市町村道担当 TEL:023-630-2626
26
新
街
~
路 整 備
新庄都市計画道路
規
事 業 費
きたほんちょう と び た せん
あらまち
北 本 町 飛田線(新町)
~
暮らしと地域を支え、人と環境を大切にするみちづくり
「中心市街地や都市の拠点機能を高める街路整備」
1
事業概要
きたほんちょう と び た せん
北 本 町 飛田線の当該区間沿線には、警察署や税務署、社会保険事務所などの公共施設
があり、さらに商業施設の建設が進むなど、新庄市の新たな商業・業務の中心地区とな
っている。しかしながら、現道が狭く、右折レーンも無いため、通勤・通学時間帯は慢
性的な渋滞が発生している。
また、近隣には小学校や2つの高校があり、法定通学路に指定されているが、狭隘な
歩道が片側に設置されているだけであり、特に冬期間は危険な状況である。
あらまち
平成 27 年度から新町工区に着手することにより、交通の円滑化を図るとともに、安全
安心かつ快適な歩行空間の確保を図るものである。
2
事業内容
位 置
県道名
延 長
幅 員
車線数
新庄市新町
:
:
:
:
:
あらまち
新庄市新町
主要地方道 新庄戸沢線
L=500m
W= 18m
2車線
N
【 現 況 】
沼田小
至 鮭川村
458
13
新庄中
市民文化会館
最上公園
新庄市役所
新庄小
新庄北高
新庄南高
事業区間
最上
中央
公園
新庄警察署
至 戸沢村
新庄病院
新庄税務署 社会保険
事務所
県土整備部都市計画課
(街路担当)
電話 023-630-2586
至 新庄IC
27
新
規
交通安全道路事業費
~ 一般県道東根尾花沢線 (神町南工区) ~
1 事業概要
当該箇所は、神町小学校の通学路を構成する幹線道路であ
るが、歩道が無いため、積雪期には児童が車道にはみ出て
通学するなど、通学路合同点検においてその危険性が指摘
庄内
最上
東根市 神町南
されている。また、幅員も狭いことから、通勤時間帯には
渋滞が発生するとともに、交通事故も多発している。
本事業は、神町南交差点及びその南側区間において歩道整
村山
備を行うことで、通学時の交通安全確保を図るものである。
置賜
2 事業内容
区 間 : 東根市 神町地内
延 長 : L= 166 m (片側歩道整備)
至 新庄市
山形空港
10,743台/日
13
神町小学校
(H22センサス)
歩
道
な
し
29,680台/日
(H22センサス)
神町南工区
L=166m
歩道有り
W=3.5m
歩道有り
W=1.2~1.9m
- 法指定通学路
(神町小学校学区)
出会い
頭, 1
その他
(対車
両), 1
至 山形市
横断中,
1
出典:国土地理院ホームページ
計9件
追突, 6
狭い路肩を通学する⼦供たち
交差点付近の交通事故
(H21 24)
28
道路整備課 道路整備担当
℡ 023-630-2605
継
続
交通安全道路事業費
~ 通学路における安全確保 ~
■ 事業概要
山形県では、H24 年春に発生した全国的な児童交通死亡事故を受け、関係機関が
連携した通学路の点検及び対策を実施するとともに、今後もこうした取組みを継続
すべく「通学路安全確保対策プログラム(H25 年3月)
」を策定したところである。
H27 年度においても、本プログラムに基づき合同点検及び対策を着実に実施し、
通学路の安全確保を図っていくものである。
プログラム概要と取組事例
関係者が連携した取組みを継続していきます
平成24年度
緊
急
合
同
点
検
学校関
係者
連
携
・
一
体
警察
平成25年度
冬
季
合
同
点
検
合
同
点
検
効果
検証
平成26年度以降
冬
季
合
同
点
検
緊急対策実施(即効性のある対策)
道路管
理者
合
冬
季
合
同
点
検
同
点
検
効果
検証
対策実施(即効性のある対策)
歩道整備等の対策実施
危険な箇所には緊急的な対策を講じていきます
対策事例
(主)長井白鷹線 白鷹町 荒砥小学校
空間分離
路側帯の拡幅・カラー化、ドットラインの設置
対策前
速度抑制
緊急的な対策は効果検証を⾏い
次の対策に生かしていきます
対策後
(⼀)⻑瀞野⽥線の事例
路肩をカラー化し 歩⾏空間を確保
することで、歩⾏者と⾞両の離隔が
ドットライン
改善されたことが確認できました。
外
側
線
移
設
対策前
路肩のカラー化
・ 交通量の多い幹線道路であるが、歩道が無いため
危険な状況
・ 外側線を移設し、車道幅員を縮小することで、車両
速度を抑制
・ 路側帯を拡幅、カラー化することで、車と歩行者の
空間を視覚的に分離
路肩のカラー化
恒久的な対策として歩道整備も推進していきます
対策後
【H27 新規】神町⼩学校通学路の歩道整備事業をはじめ、歩道の新
設や改善も着実に進めていきます。
冬季においても通学児童の安全確保を推進します
冬季の通学路点検
歩道除雪等の徹底
道路整備課 道路整備担当
℡ 023-630-2605
29
継 続
酒 田 港 整 備 事 業 費
1 事業概要
酒田港は、火力発電の原料となる石炭、産業活動や生活に欠かせない石油製品などが貿易さ
れ、山形県の経済や暮らしを支える物流拠点となっている。また、海洋レジャーや賑わいの空
間として利活用されるなど、企業活動や県民生活と密着した重要な港湾である。
酒田港が、安心・安全に利用でき、かつ確実に機能が発揮されるよう、防波堤や臨港道路な
ど港湾施設の改良等に取り組んでいく。
2 事業内容
防波堤、臨港道路などの港湾施設の改良及び橋梁の耐震強化工事の実施。
老朽化した防波堤(改良前)
防波堤(改良後)
(コンクリート打設による機能強化)
橋梁の耐震化実施状況
狭小な臨港道路の拡幅(改良前)
(落橋防止装置の設置)
担当部署 県土整備部空港港湾課
港湾担当 023-630-2625
30
継 続
酒田港施設整備費
-港湾整備事業特別会計1 事業概要
酒田港は本県の物流拠点であり、平成7年5月に韓国の釜山港を結ぶ定期コンテナ
航路が開設され、平成 26 年3月からは週3便で運航されている。
酒田港では、今後増加する貨物に対応するため、港湾施設の充実に取り組んでおり、
平成 26 年度には、2台目となる移動式荷役機械「リーチスタッカー」を供用開始した。
平成 27 年度は、引き続き増加する貨物に対応して物流機能の強化を図るため、3台体
制とすることから、「リーチスタッカー」を1台増設する。
2 事業内容
平成 27 年度 リーチスタッカー
1台増設
(計3台体制に)
酒田港国際ターミナル(外港地区
高砂ふ頭)
酒田港全景
写真は、現在稼動している2台のリーチスタッカー
担当部署 県土整備部空港港湾課
電話番号 023-630-2625
31
継
続
都市公園活用推進事業費
~公園施設の整備事業~
子供の遊び場や防災拠点等、多様なニーズに対応可能な公園施設の整備
誰もが安全で安心して利用できる公園施設の提供(公園施設の長寿命化)
① 社会資本長寿命化対策事業【公園施設の長寿命化】
1 事業概要
健康の森公園の百歳橋(ももとせばし)補修
2 事業内容
平成13年の供用開始後10年以上が経過し、コンクリート部に水が漏れ
ている状況のため橋面防水工事を行う。
防水機能の低下によりコンクリートの剥離
など施設の劣化が進行する原因になる
橋面防水工事による
予防保全的対策
② 子育て支援事業【使用禁止遊具の更新】
1 事業概要
山形県総合運動公園の遊具更新工事(ローラー滑り台)
2 事業内容
平成7年の設置後19年が経過し、現在滑走できない状況のため使用禁止
となっている遊具を更新する。
ローラー部が滑走しないため使用禁止
となっている
遊具の更新工事による安全
安心な遊び場の提供
県土整備部都市計画課
(都市公園担当)
℡023-630-3130
32
継続・一部新規
総合的な住宅対策 (住宅リフォーム補助・新築住宅への利子補給)
~人口減少対策・空き家対策と融合した「山形らしい住まいづくり」の推進~
〔一部2月補正〕
1 事業概要
(1)住宅リフォーム及び住宅新築に対する支援を継続して実施
(2)「人口減少対策」として、三世代・移住・子育て世帯向けの支援メニューを新設
(3)「空き家」の流通促進を図るための支援策の新設
2 事業内容
(1)住宅リフォーム総合支援事業費
〔一部2月補正〕
補 助
融 資
部分補強、省エネ化、バリアフリー化、県産木材使用、克雪化のいずれか一つ以上を含
対象
むリフォーム工事 (空き家を購入・賃借して居住する場合も対象【拡充】)
[一般分]
[一般分]
・融資額 100万円以上
①工事費の10%、上限20万円
500万円以下
※空き家のリフォームを行う場合は上限30万円【拡充】
利率 2.5%(固定)
②耐震改修工事の場合は、工事費の25%、上限40万円
支援 [人口減少対策分]【新規】
内容 ・対象世帯
三世代世帯、県外からの移住世帯、子育て世帯、新婚世帯
・補助額
工事費の20%、上限30万円
※県産木材多用又は空き家活用の場合は上限40万円
[人口減少対策分]【新規】
・対象世帯
(補助と同じ)
・融資額
(一般分と同じ)
利率 2.0%(固定)
(2)山形の家づくり支援事業費 (新築住宅への支援)
利子補給
補助 【農林水産部】
対象 県産木材を一定割合以上使用し、省エネ基準に適合した住宅
県産木材を80%以上使用
した住宅
住宅ローンの利子の一部を県が最長10年間負担
○補助戸数:85戸
○支援戸数:400戸
<対象> 10年固定金利
支援
○補助額:15万円/戸
又は【フラット35】S
○利子補給率:0.5%
(県産木材の使用割合が
内容
◯「人口減少対策」として、三世代世帯は、対象となる住宅ローンの
100%の場合は20万円)
上限を3,000万円に引上げ(通常は2,500万円)【新規】
※利子補給と補助を同時に利用することは不可
(3)中古住宅現況検査費補助 【新規】 〔2月補正〕
・中古住宅(空き家)の売買の際に行われる現況検査(インスペクション)に対する補助
・検査費の2分の1を補助(上限3万円)
【県産木材を用いた住宅】
【克雪化リフォームの例】
雪下ろし用命綱を固定する
金具の取付け
【三世代世帯でのリフォームの例】
居室の増築工事
建築住宅課 企画担当
TEL 023-630-2645
33
新 規
やまがたの誇れる景観魅力発信事業費
〔2月補正〕
1
事業概要
県内の優れた景観を体感できる「視点場(ビューポイント)」を設定し、景観に関わる
歴史・物語等、現地で体感して得られる価値(付加情報)を発信することで、交流人口
の拡大と地域振興につなげる。
2 事業内容
「山形でしか見られない景観」の発信
(1)視点場(ビューポイント)の設定
○ 標識の設置や付加情報の提供
「やまがたの景観資産」
QRコード↓(参考)
(2)景観資産の情報発信
○ アクセスマップ、旅のしおりの発行
○ QRコードと連携したホームページの作成
○ 観光分野での活用による情報提供
視点場の設定や、景観の特徴・物語等の情報発信
※景観の把握モデル図 (出典:景観用語事典)
(1)魅力的な視対象
「視対象」
(2)視対象を体感できる視点場
景観資産
「視点場」
(3)付加情報(歴史・物語等)を
提供する仕掛け
・・・・・・
QR コード
(ビューポイント)
(ビューポイント)
○ 標識に掲載するQRコードから専用のホームページへアクセスすることに
より情報提供
○ 来訪者が評価を投稿できる機能と、来訪者数のカウント機能を整備
県土利用政策課 景観・地域づくり担当
TEL 023-630-2581
34
拡
充
道路施設長寿命化対策事業費
1
事業概要
県が管理する橋りょう、舗装、トンネル等の道路施設について、「傷んでから治す」維持管
理から「傷みが小さいうちから計画的に補修する」予防保全型の維持管理を推進することで、
県民生活の安全安心を確保しながら将来的な財政負担を抑制する。
また、道路橋の長寿命化計画を確実に推進するため、不測の大地震による落橋等の防止対
策として、耐震性能が劣るとされている既設橋梁の耐震補強を計画的に実施する。
さらに、県並びに市町村管理橋梁の長寿命化対策を促進するため、県、市町村職員を対象
とした橋梁点検研修会等を開催している。
平成 27 年度の新たな取り組みとして、橋梁点検車を購入し、橋梁点検委託業者への貸与
と道路橋点検士等の資格取得に係る補助を実施し、道路メンテナンスサイクルの充実を図る。
経年的に劣化は進む・・・
長寿命化
更新
予防保全型管理
傷みが小さいうちに計画的に対策
更新
構造物の性能
健全な状態
軽微な損傷
(供用上は問題なし)
重大な損傷
傷みが顕在化
してから対策
回復は困難
制限しながら供用
従来管理
の更新時期
事業内容
(1)橋梁
(供用不可)
橋梁点検車による点検
年 数
2
(
橋梁定期点検、補修計画策定、長寿命化対策工事、耐震補強工事
再塗装により長寿命化
塗膜劣化による錆→放置すると腐食
(2)舗装
危険な状態
予防保全型管理
の更新時期
(
長寿命化対策工事
耐震補強
)
これまで
(3)トンネル
(
)
これから
損傷が大きく
なってから補修
損傷が小さいうちに
計画的に補修
トータルコスト大
トータルコスト小
トンネル詳細点検
、
長寿命化対策工事
小規模な損傷
)
小規模な補修
長寿命化対策工事
トンネル詳細点検
道路保全課
道路整備課
35
安全対策担当
橋梁舗装担当
℡: 023-630-2608
℡:023-630-2606
継続
河川管理施設長寿命化対策事業費
1.事業概要
県管理のゲートを有する水門等河川管理施設は496基あるが、整備後30~40年経過し
県管理のゲートを有する水門等河川管理施設は496基あるが
整備後30~40年経過し
た施設が多く、今後施設全体の老朽化が急激に進行することから長寿命化計画に基づき、
補修及び更新を行う。
設置後40年を経過
した水門33%
80
40
2009
2006
2003
2000
1997
1994
1991
1988
1985
1976
1973
1970
1967
1964
1961
1958
0
1982
20
1979
施設数(箇所)
60
設置年(年)
2.事業内容
長寿命化計画に基づいて、防錆対策の塗装や機械・電気設備の交換など、適時・適切な補
修・修繕、部品交換を実施することにより、施設の長寿命化と対策費の平準化を図ることが
できる。
・河川管理施設長寿命化対策事業費(防災・安全)→ 丸岡分水堰、小牧川水門
・河川管理施設長寿命化対策事業費(単独)
→ 公共対象外の河川管理施設
扉体に欠損があり
止水に影響がある
錆が全体的に発生し
一部板厚が不足している
河川課河川管理担当
TEL 023-630-2618
36
継
続
砂防関係施設長寿命化対策事業費
1
事業概要
砂防関係施設は、土砂災害防止の機能を有する重要な社会資本である。地域の安全・
安心を確保するため、その機能及び性能を長期に渡り維持・確保していかなければなら
ない。
本事業は、施設の長寿命化を図るため、施設状況を把握する調査と施設の損傷に応じ
た補修・改築等の対策工事を実施するものである。
本県が管理する主な砂防関係施設(平成26年3月末現在)
本県が管理する主な砂防関係施設(平成
年 月末現在)
・砂防えん堤1,145基、床固工364基
・地すべり防止施設(集水井)468基
・急傾斜地崩壊防止施設(法枠、擁壁工)380施設
2 事業内容
(1)砂防関係施設の長寿命化対策のための設計・工事を実施する。
・砂防えん堤
:東又川(最上町)ほか5箇所
・地すべり防止施設
:大網(鶴岡市)
・急傾斜地崩壊防止施設:高松(上山市)ほか3箇所
(2)長寿命化計画策定のための施設調査を実施する。
砂防えん堤
損傷例
急傾斜地崩壊防止施設
水通し部破損
堤体にクラック
擁壁全体に
微細クラック
擁壁にクラック
損傷例
砂防・災害対策課 砂防事業担当
TEL:023-630-2633
37
継 続
港湾施設長寿命化対策事業費
1 事業概要
港湾の根幹を形成する防波堤や岸壁などは、竣工後30~40年経過した施設が最も多くなって
いる。必要な機能を維持しつつ、将来の改良・更新コストを抑制するため、従来の事後保全的
な維持管理から予防保全的な維持管理へ転換する。計画的な点検・診断と適切な対策工事によ
る長寿命化を図り、ライフサイクルコストを縮減する。
2 事業内容
・岸壁、護岸等の施設について、詳細設計や長寿命化対策工事の実施
・岸壁、護岸等の施設について、損傷、劣化、変状等がないか定期点検の実施
【主要な港湾施設の建設後50年以上経過する施設の割合】
【具体的な対策事例(岸壁の場合)】
被覆防食
電気防食
鋼
矢
板
電気防食
【被覆防食】
鋼材表面を各種材料(強化プラスチックやチタン)で多い、腐食環境から遮断する。
【電気防食】
鋼材より錆びやすい材料(犠牲陽極)を鋼材表面に取り付けることで、鋼材を錆びにくくする。
担当部署 県土整備部空港港湾課
港湾担当 023-630-2625
38
拡
充
マイロードサポート事業費
~おもてなしの心でつなぐ道づくり、地域の道はみんなできれいに~
事業の概要
○ 県道の美化清掃等を積極的に行うボランティア団体やNPO等に対し、活動
費の助成や表示板の給付を通じて支援することにより、道路の美化活動等にお
ける地域住民の主体的な活動の促進を図る。
活動支援
(負担金、活動のPRなど)
団
県(道路管理者)
※H27 からは臨港道路も対象とする
体
道路美化活動
(清掃・草刈・植栽など)
公民協働
○ 住民ニーズに応じたきめ細やかな道路管理の実現
○ 道路愛護意識の醸成と地域コミュニティ形成への支援、世代間交流の促進
○ 美しいみちづくり活動を通じた魅力溢れる道路空間の創出
具体的な取組み
○ 公民協働による道路の維持管理を推進するため、以下の取組みを行う
・ 活動負担金の交付
・ 活動表示板の設置
・ 活動状況のPR 等
団体数の推移
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
88
120
303
340
367
402
426
434
468
【道路美化活動の様子】
県土整備部道路整備課
電話 023-630-2565
39
道路行政担当
継 続
ふるさとの川愛護活動支援事業費
1
事業概要
県民の皆さんの主体的な河川等の環境保全活動を支援し、県民・企業・行政の協働に
より、河川等の良好な環境形成と愛護意識の醸成による地域づくりを推進する。
※事業の名称について、これまでの「アダプト」という表現を、よりわかりやすくするために見直している。
2
事業の仕組み
河川愛護活動(河川環境の維持改善)
河川愛護活動団体と県・市町村が三者協定を締結
活動
河川愛護活動団体
・地域住民
・ボランティア団体
・企業 など
▼清掃美化活動(草刈、植栽、ごみ拾いなど)
▼啓発活動・河川環境学習会 など
支援
河川管理者(県)
【支援内容】
▼補助金の交付
▼看板の設置
▼交流会の開催、広報活動 など
支援
支援
河川愛護活動支援企業
市 町 村
▼河川・海岸等の環境整備
・河川愛護活動団体からの要請により支援
人力では対応困難な作業を所有する
建設機械等を用い、団体を支援
【支援内容】
▼一般廃棄物の処理
▼県・活動団体との連絡調整
▼市町村民へのPR など
3 事業内容
① 河川愛護活動団体への補助
県管理の河川・海岸等を対象に清掃や美化活動を行うボランティア団体(河川愛護
活動団体)に対し、活動経費の一部を補助
② 河川愛護活動支援企業への補助
河川愛護活動団体の活動の対象となる河川敷等において、支障木伐採などの環境整
備を行う「河川愛護活動支援企業」に対して、活動経費の一部を補助
③ ネットワーク形成・広報活動
・活動箇所に看板を設置
・活動参加団体・企業等のネットワーク形成を図るための交流会の開催、広報活動等
【河川清掃美化活動の様子】
河川課 行政担当 TEL023-630-2634
40
新規・継続
建 設 産 業 の 振 興 対 策
〔一部2月補正〕
人材確保・育成の取組みに対する支援
〔建設産業若年技術者育成支援等事業〕
【新規】 〔2月補正〕
1
2
事業概要
将来の建設分野を担う地元の若手技術者を確保・育成するため、スキルアップ支
援及び入職促進の事業等を行っていく。
事業内容
① 中核となる実践的な技術者の養成
産業技術短期大学校への土木エンジニアリング科(仮称)の新設に向けた検討
② スキルアップ支援
・若手や女性従事者の大型等運転免許取得負担への補助
・建設業の担い手となる監理技術者となるために必要な国家資格(1級土木施工
管理技士)の取得に向けた講習会を開催
③ 入職促進事業
建設工事の必要性など建設業への理解を深めてもらうため、小学生とその保護
者向けに夏休み現場体験会を開催
技術力と経営力の強化に向けた支援
〔建設産業技術力・経営力強化支援事業〕
1
2
事業概要
技術力と経営力に優れた建設企業が、将来にわたって本県の社会資本の整備や地
域の安全・安心の確保の担い手となることができるよう、建設企業の技術力を積極
的に評価・活用するとともに、経営力強化に取り組む企業等の支援を行っていく。
事業内容
① 新技術活用支援
新技術(新工法、新製品)の募集、登録、県工事における試行等
② 優良建設工事等の顕彰
優良な建設工事・工事関連コンサル等を実施した県内企業や、優秀な建設
現場従事者を顕彰
③ 建設産業フォーラムの開催
建設産業の健全な発展を目的に各企業の技術力・経営体質の強化等構造改
善に向けフォーラムを開催
④ 経営力強化多角化支援事業
新分野進出支援センターにおける専門相談の実施等
管理課
県土整備推進室
TEL 023-630-2624
建設企画課 建設業振興担当 TEL 023-630-2658
41
継続
やまがたの木造住宅建設担い手育成事業費
~
新たな若手大工職人の育成に向けて
~
1
事業概要
県内住宅建設産業の振興とそれに関わる技術者の育成・確保のため、次の取組みを行う。
(1)大工職人育成事業
(2)山形の家づくり「未来の匠」育成事業
(3)「木造建築伝承の匠」表彰事業
(4)住宅建設情報交流事業
2
事業内容
(1)大工職人育成事業
(2)山形の家づくり「未来の匠」育成事業
① 地元大工・工務店の営業力強化のための
講習会開催支援(大工・工務店対象)
② 若者に大工職の魅力を伝えるための
セミナー開催支援(学生等対象)
「未来の匠」セミナーの様子
(3)「木造建築伝承の匠」表彰事業
木造住宅建築にすぐれた技能、経験を有し、
後継者を3人以上育成した大工職人を表彰
表彰式の様子
(4)住宅建築情報交流事業
住宅情報総合サイト「タテッカーナ」により
以下の情報を発信
・政府、県、市町村が講じる支援策情報
・住宅建築の伝統技術や職人紹介
・住宅建築の実例紹介(新築・リフォーム)
42
建築住宅課 建築行政担当
TEL 023-630-2651
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