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第131号(平成24年8月)

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第131号(平成24年8月)
あなたと議会をむすぶ
会広報
議 平成24年8月
第 131 号
発行…青森県鰺ヶ沢町議会
あじがさわ
〒038-2792 青森県鰺ヶ沢町本町209-2
編集…議会広報編集委員会
☎0173 2111㈹
この広報は再生紙を使い、議員の自主編集で発行しています。
涼しげな浴衣に身を包み華麗な舞いを披露 (鰺ヶ沢高校流し踊り審査会 7月14日海浜公園で行われたあじがサマー海まつりの一コマ)
6月議会
定例会号
2
3
改選後初の定例会開催
総括質疑
町村議会議員研修会
4~7 一般質問(4議員)
8
まち再生のために-この人に聞く-
平成二十四年第二回定
例会(六月議会)が、六
月八日から六月十四日ま
での日程で開かれまし
た。八日開会の後、十二
日には一般質問が行わ
平成二十四年度町一般会計補正予算
防災関連事業に四千二十五万円
六月定例会で提案され
た主な議案及びその内容
額補助)。
員、長谷川議員、一戸議
は、次のとおりです。
え。財源は、防災行政無
員の四名が諸問題につい
■町固定資産評価審査委
を六十七億二千五十二万
て町側の答弁を求めまし
員会委員の選任について
整備事業(工事請負費)。 は建物共済。
務委託料及び屋外街路灯
三百九十五万円
※太陽光発電装置設計業
井修繕。財源の二分の一
及びトレーニング室の天
〇防災行政無線親卓等改
修事業 三千六百三十
じたことになります。
億円の不足(赤字)が生
は、専決時点において二
※平成二十三年度予算
たものです。
を六十六億七千万円とし
し、歳入歳出予算の総額
補正内容は、歳入歳出
それぞれ二億円を追加
の。
て充てることにしたも
四年度の歳入を繰り上げ
なったことから平成二十
対して不足する見込みと
平成二十三年度町一般
会計予算の歳入が歳出に
万円
防災行政無線親局 防災無線整備事業債(債とは借金のこと)を
利用し設備入れ替えをします。
れ、 鶴 田 議 員、 齋 藤 議
た。 最 終 日 の 十 四 日 に
財源は、再生可能エネル
■専決第8号 平成二十
四年度町一般会計補正予
〇室内温水プール修繕料
は、 討 論・ 採 決 が 行 わ
委員の任期満了に伴い
安 田 正 美 氏( 日 照 田 町 )
※役場庁舎内にある防災
ギー等導入推進事業費補
算(第一号)
線整備事業債。
れ、平成二十四年度町一
を再任。
行政無線親卓が老朽化し
助金(一億円を上限に全
四千円としたもの。
般会計補正予算など議案
※固定資産評価審査委員
たことによる設備入れ替
〇防災拠点整備事業
十件、報告四件がいずれ
会とは
七百七十万円
※室内温水プールの屋根
も原案どおり全会一致で
主な補正額(歳出)は、
次のとおりです。
可決、同意、承認されま
し、歳入歳出予算の総額
歳入歳出それぞれ五千
五十二万四千円を追加
会計補正予算(第二号)
■平成二十四年度町一般
どを行います。
な立場から不服の審査な
委員は、市町村長とは
独立した中立的、専門的
をすることができます。
同委員会に審査の申し出
格)に不服がある場合は、
帳に登録された内容(価
税者は、固定資産課税台
市町村に置かれる行政
委員会。固定資産税の納
した。
6月12日の一般質問には多くの方が傍聴に訪れました。
平成24年8月 ( 2 )
6月定例会のあらまし
議会広報あじがさわ(131号)
改選後
初の定例会開催
消防署庁舎の移転は
疑
括
齋藤孝夫議員 鰺ヶ沢町
第五次総合計画の中で、
ついてどのような考えで
あります。消防署庁舎に
ではないかという不安が
災害時に使うものを準備
齋藤孝夫議員 避難場所
になっている学校などに
ています。
検討していきたいと思っ
財政とも協議して早急に
いう考えでありますが、
台のほうに移転したいと
年度までの四か年を予定
成二十四年度から二十七
助です。計画年度は、平
一億円、百パーセント補
なっている施設が対象と
所等、なおかつ耐震化に
導入する場合には、防
災拠点となりうる避難場
るというものです。
催され、議員八名が参加
日、青森市民ホールで開
議員研修会が、七月十二
青森県町村議会議長会
主催による県下町村議会
報道番組のコメンテー
ターなど多数のテレビ番
した。
え」と題し講演を行いま
質
防災対策について官公庁
いるのか、方針をお聞か
しているものですか。
しています。
組に出演している田崎氏
総
施設などの機能を集約
せください。
総務課長 今回の補正予
算で防災拠点整備事業を
しました。
総裁選挙のゆくえ、衆議
早急の移転に努力〉
し、災害に強い新たなま
東條町長 私も消防署は
一刻も早く移転しなけれ
計上しています。事業内
今回の補正内容は、基
本設計及び太陽光発電の
この研修会は、毎年開
催されているものです
院の解散の時期、また、
〈答
ちづくりをするというよ
ばならないという考えで
容は、国のほうでCO
照明灯二機を、庁舎前に
が、今年は、時事通信社
せんが、自分の見解を述べな
いと質疑の意味をなさないも
のまで禁止しているものでは
ありません。
総括質疑とは、提案された
全議案に対し質疑を行う方法
です。
総括質疑が六月十三日に行われ、防災関連の補
正予算に関連し、議員から町に対していくつかの
質問がありました。その質疑の一部を抜粋してお
知らせします。
うなことが書かれていま
います。いろいろなとこ
削減の政策として、再生
設置することを予定した
の意見を述べることはできま
なります。総事業費で
した。
ろへ補助がないか当たっ
可能エネルギーを導入す
を問う発言を言います。自分
けていました。
参加した議員は、田崎
氏の講演に熱心に耳を傾
ました。
アを交えながら話してい
出演時の裏話を、ユーモ
ターの癖などテレビ番組
ほか、ニュースキャス
各党の当落予想数などの
新党、大阪維新の会など
は、民主党代表、自民党
らの政局・政治のゆく
わが町の消防署も老朽
化し、3・ のようなこ
ていますが、補助がない
築45年で老朽化が進む消防署
2
とがあれば機能を失うの
講演に聞き入る参加した議員
選挙になった場合の小沢
能となるよう質問や不明な点
解説委員である田崎史郎
に対し、賛否の態度決定が可
ものとなっています。
質疑とは、提案された議案
る地方公共団体を支援す
町村議会議員研修会
8名が参加
氏が講師を務め「これか
講演を行う田崎史郎氏
るとなると全部町の持ち
出しになります。そうな
ると予算は、八億から
十億かかると思われます
ので、ここ一、二年は無
理なのではないかと考え
ています。
いずれにしても常に国
のほうに補助をお願いし
ていきます。できれば高
総括質疑とは
ということで、今移設す
11
平成24年8月 ( 3 )
疑
質
括
総
議会広報あじがさわ(131号)
RI事業の今後の
考えは
高齢者宅の除雪対策事業を
でお答えします。
としての対応ということ
思いますが、福祉サイド
苦慮しているところだと
ればすぐにできると考え
意見・ボランティアを作
いと考えています。
的によい仕組みを作りた
町にはいろいろな計画が
なものにする構想を明ら
するように見直し、適切
います。基本は隣近所の
できないものだと思って
地域住民の力なくしては
ボランティアをする若い
い と い う の が 現 状 で す。
まで面倒を見ていられな
〈答 地域ボランティアの組織づくりに努力〉
こうしたことから、町
では、事業内容が、もし
あります。長期総合計画
かにしてください。
ているようですが、今は、
家の前の雪、屋根に積
もった雪をどうするかは、 年寄りが多く、ほかの人
町のためになるのであれ
をはじめとして介護の計
定 の 状 況 に あ り ま す が、 場における高齢社会に適
ば、誘致を考えたいとい
次世代育成支援計画など
質問の内容を確認した
ところ雪問題ということ
思っています。
づくりに努力したいと
しているという、一つの
高齢者のために鰺ヶ沢
町ではこのようなことを
助 け 合 い と い う こ と で、 人もいません。
ています。この事業につ
があり、これらの行政計
ですが、除雪の際、玄関
画、障害者に関する計画、 答弁・健康福祉課長
低レベル放射性廃棄物最
いては、残念ながらまだ
画でカバーしている状況
なっていません。内容が
域住民に非常に大きな影
問・地域福祉計画は、地
にあります。
なっています。その対応
うことはずっと問題に
先に雪を置いていくとい
計画しているようですの
また、社会福祉協議会
でも除雪ボランティアを
るようがんばってくださ
を来年あたりから実施す
地域ボランティアの組織
終処分地の事業は、全国
国が実施計画を作成中で
まったくそのとおりであ
明らかになり次第、その
のであることから日本全
日常生活から発生するも
る事業であり、私たちの
答弁・健康福祉課長
画を作成していますか。
問・町では、地域福祉計
と思っています。
向けて努力していきたい
言できませんが、策定に
モデルとなるような事業
ります。今後は、この答
い。
体、日本全体というのは
地域福祉計画とは、平
成十五年から各市町村に
ついて
を書いたもの)の撤去に
・川尻の看板(健康標語
樹木の管理について
・ は ま な す 公 園 の 噴 水、
て
〇施設設備の管理につい
肩の整備について
・中山間地域の側溝、路
について
・鳴戸町営住宅の避難道
〇避難道の整備について
ています。
にも次のような質問をし
※鶴田議員は、このほか
で、連携、協力して多角
で 判 断 し て い き た い と、 後策定する予定は。
については、担当課でも
答弁・健康福祉課長
響を与えるものです。今
ないかお聞きします。
いうことで説明してきて
内容を町民に説明し、町
答弁・港湾地域振興室長
に重きが置かれていると
います。
町では、これまでこの
事業は、医療機関、研究
機関から発生する低レベ
日本の社会、国民全体と
対し、策定に努力するよ
問・高齢社会対策基本法
思いますので、時期は明
いう意味ですが、日本全
うにという位置づけでス
でうたっているように社
ル放射性廃棄物を処分す
体で考えなければならな
タートしたものです。今
高齢者に対する除
雪対策は
い問題であると考えてい
会のシステムが、特に冬
地域福祉計画の策
定は
地域福祉計画は、生活
課題の解決に向けた部分
弁のとおり考えにぶれが
と 話 さ れ て い ま し た が、 あ り、 内 容 が 明 ら か に
で考えるべき問題である
問・ 三 月 議 会 の 答 弁 で、 うことで調査を進めてき
鶴田 悦子議員
現在、鰺ヶ沢町では未策
ます。
今冬は大雪でした。高齢者宅の雪片付けは、雪国の大きな課
題となっています。
平成24年8月 ( 4 )
問
質
般
一
議会広報あじがさわ(131号)
JR駅構内等に観光物産店を
答弁・町長
ださい。
努めています。
行って無駄のない運行に
また、夏休み、冬休み
駅前に補助事業で観光 案 内 所 を 作 り ま し た が、 の部活動についても小学
場や町をPRするような
問・駅の周辺に土産売り
ばっているつもりです。
町に負けないようがん
などの事業についても他
り出すことは、非常に大
問・今、観光面で町を売
ています。
地がありますが、そこに
やはり、もう少し手の込
財政面ですが、町の持
ち出しのほかに文部科学
う考えはあります。また、 るところです。
んだ案内所にしたいとい
省の補助事業、遠距離通
可能かどうか検討してい
ながら混合乗車の運行が
へのアクセスは、十分な
問・町内の観光スポット
ですが、我が町はどのよ
な事業を進めているよう
JRと連携していろいろ
ペーンも始まる年でもあ
のかお聞きします。
私 も 方 々 を 見 て 歩 い て、 校、中学校と連携を取り
案内所があればという話
駅の構内等に観光物産店
大きなものを作れないか
学助成金を活用して、少
〈答 商工会・観光協会と相談し検討〉
も聞きます。他町村では、 また、来年度、白神山
地が世界自然遺産登録
などを作るとなると、や
と常に考えており、何と
しでも町財政の負担軽減
うな計画を進めようとし
ほかにも次のような質問
事 な 時 期 だ と 思 い ま す。 駅の日通のあたりに空き
二十周年を迎える年であ
はり、町のトップとJR
か実行したいと思ってい
答弁・産業振興課長
り ま す の で、 観 光 協 会、 町長の考えをお知らせく
観光スポットへの
アクセスは十分か
り、秋田県の大型キャン
の話になるわけですが、
に努めています。
ていますか。
商工会とも連携を密にし
ス運行会社、教育委員会
をしています。
※齋藤孝夫議員は、この
ます。
答弁・産業振興課長
合同の会議を開き、子供
〇高齢者対策について
雑誌などに鰺ヶ沢町も
たちの安全な通学確保に
タクシーなどの運行を実
観 光 案 内 所 は、 J R、
観光協会と協議して、駅 問・スクールバス運行に
・高齢者に対する思いや
大々的にPR記事を掲載
努めています。
施しています。他の町村
問・町の財政が厳しい中、 りネットワークについて
・高齢者の見回りを兼ね
ついてお聞きします。統
て小売業者が高齢者宅に
の中のスペースを使って
使っていますが、いつも
注文、配達するシステム
しています。旅行商品の
供たちが実際にバスに
町長が話すように会社経
があるが、このシステム
に比べ、さほどアクセス
る最中です。物産品の販
乗って、運行上、問題が
営の感覚でいくらかでも
を町でできないか。
年間一億円近い経費を
売となると駅の中に売店
ないかどうかお知らせく
減らす努力をしているの
合して一年が経過し、子
がありますので、難しい
ださい。
できないかを検討してい
かもしれませんが、議員
〇学童保育について
・夏休み、冬休み期間中
かお知らせください。
答弁・教育課長
いか。
答弁・教育課長
子供たちの安全を第一
に考えながら、効率的に
〇七里長浜港について
がおっしゃるとおり駅前
応できると思いますので、 スの運行を行っています
経費がかからないように
に土産品を置いている店
が、事故もなく、特に問
は。
に学童保育を実施できな
周辺の商店や商工会、観
題はないと思っています。 ル ー ト の 変 更 や 小 学 校、 ・新しい公園の利用計画
があれば、観光客にも対
光協会とも相談しながら
年度の初めなど学校、バ
中学校の混合乗車などを
検討していきたいと考え
小学校、中学校合わせ
て十九路線のスクールバ
開発、駅からハイキング
JR鰺ヶ沢駅。リゾート列車の運行開始以来、 鰺ヶ沢駅で乗降する観光客も多くなっています。
は悪くないと思います。
スクールバス運行
に問題はないか
町内の観光スポットへ
のアクセスは、町観光協
齋藤 孝夫議員
問
会が地元交通事業者と協
J R と の 連 携 で す が、 て取り組んでいきたいと
力、 連 携 し な が ら バ ス、 JRで発行している旅行 考えています。
平成24年8月 ( 5 )
質
般
一
議会広報あじがさわ(131号)
平成24年8月 ( 6 )
問
質
般
一
議会広報あじがさわ(131号)
れた予算をどのように組
スを行うためには、限ら
問・より良い行政サービ
いに満ちた生活を目指す
町総合計画をもとに住
民が自由に学び、生きが
答弁・教育課長
かお聞きします。
どのようになっているの
会教育事業として計画は
うに考えているのか。社
教育委員会だけではなく
域で抱える問題は、様々
社会教育だけでは対応
できないと思います。地
答弁・教育課長
いてどう思われますか。
考えます。そのことにつ
できないのではないかと
と思います。ぜひ、その
題 を 出 し て い た だ い て、 下りていくことが必要だ
です。各地区で抱える課
ような骨組みを作ってい
として住民のところまで
ら考えると、攻めの行政
住民サービスという点か
うといった受けの体制に
意見・課題を出してもら
くると思います。
いうものが必要になって
の観点からも答弁をお願
のか。併せて地域づくり
のような取り組みがある
あったと思いますが、そ
境づくりという要素も
民館に集まれるような環
ば土曜日に子供たちが公
応していくつもりです。
積極的に地域に入って対
によって抱える課題は
えています。また、地区
だけるようにしたいと考
に、自由に活用していた
方々にその施設を積極的
必要だと思います。そう
根付かせてあげることが
は、郷土愛などの思いを
の町で生きていくために
供も鰺ヶ沢を愛して、こ
それでもなお、大人も子
財政難でいろいろな予
算 が 削 ら れ て い る 中 で、
ます。
政 と し て 必 要 な 部 分 は、 いということも考えられ
様々ですが、その中で行
いう方向性を考えていた
に任せても何も出てこな
ていない状況で、町内会
なか公民館を利活用でき
だと思います。今、なか
が、住民と行政の差なの
意見・このへんの温度差
各地区公民館の利活用を
み立てていくかといった
とともに、だれでも気軽
町全体で問題解決に取り
ただきたいと思います。
といったことにより予算
ものは解決していただく
町内会の中で解決できる
われているという答弁で
問・いろいろな講座が行
えています。
的に行っていきたいと考
団体への支援活動を積極
はまとまっていたと思い
位で連携が取れ、地域内
がありました。小学校単
を示す一つとして小学校
問・以前は、地区の存在
動をどのように考えてい
今後、各地区の公民館活
が 必 要 だ と 思 い ま す が、
の公民館を活用すること
そこで、小学校に代わ
るシンボルとして各地区
ことに危惧を感じます。
が徐々に薄くなっている
での子供たちのつながり
いできませんかという場
れども教育委員会にお願
また、町内会でこうい
うことをやりたいのだけ
ればと思います。
大いに利用していただけ
町内会長さんに公民館
を自由に使ってください
答弁・教育長
いします。
供会の組織が少なくなっ
あると思うが、現状は子
・子供会活動は不可欠で
〇子供会活動の推奨につ
問をしています。
※長谷川統一議員は、こ
んでいただければと思い
だいて教育行政に取り組
問 題 が あ る と 感 じ ま す。 問・以前であれば、例え
〈答 町内会の意向を聞き事業を展開〉
ことが大事になってくる
にスポーツを楽しむこと
組んでいく地域づくりと
社会教育の
浸透について
ん に 協 力 し て い た だ き、 ができる環境づくりを進
と思います。住民の皆さ
めていきたいと考えてい
の配分が楽になるかもし
すが、昔は、職員の方が
ます。しかし、昨年度の
るのかお聞きします。
てきている。町では今後
と鍵をお渡ししています。 のほかにも次のような質
を行っていかないと社会
行政のほうで組織づくり
のことにより、各地区間
たところがあります。こ
である小学校がなくなっ
した。ただ、地域に住む
今回、赤石、中村、鳴
沢公民館が無人化されま
いと思います。
ちらから出向いていきた
こたえた形で積極的にこ
いるのか。
どのような対策を考えて
いて
のだと思います。
教育というものは、浸透
きものはやっていただく、 の開設を行い、また、各
年代層に応じた各種講座
れません。
各町内会に来ていろいろ
学区再編により、地区の
合には、地域のニーズに
住民の皆さんでやれるべ
こういったことを住民
の皆さんに理解していた
な組織を作るなどの活動
答弁・教育課長
ます。
だくための手段として社
を し て い た と 思 い ま す。 シンボリティックなもの
当町の社会教育の重要
性並びに方向性をどのよ
今後の公民館活動
は
会教育というものがある
ん に 努 力 し て い た だ き、 ます。事業としては、各
また、単位町内会の皆さ
長谷川統一議員
平成24年8月 ( 7 )
問
質
般
一
議会広報あじがさわ(131号)
当町においても一日も
早く空き家対策の条例を
きに条例を作る検討を進
補助制度を作るなど前向
すのであれば解体費用の
はがきで当町の四季を伝
し い 財 政 事 情 で す か ら、 て寄付していただくよう
ろがあります。当町は苦
の特典を設けているとこ
自治体によっては、寄
付者に贈り物をするなど
方策のようであります。
を少しでも縮めるための
部などにチラシを配布し
鰺ヶ沢高校同窓会東京支
それから東京方面のP
R と し て 東 京 鰺 ヶ 沢 会、
知しています。
で町内外、県内外にも周
空き屋対策条例の制定をすべきでは
果があります。鰺ヶ沢地
制定し、対応するべきで
空き家状況を調査した結
これには中村、間木、和
答弁・町民生活課長
答弁・町民生活課長
どうでしょうか。
方に制度のお知らせをし
ふるさとを離れた多くの
が、ふるさと納税拡充の
PRが必要かと思います
ど う で し ょ う か。 ま た、 なすぎますからもう少し
ない特典を考えてみては
ために考えていることは
お願いしています。
〈答 他町村等を参考に検討〉
区で百三十八件、中村地
開は入っていません。鳴
空き家条例は、空き家
の所有者に適正な維持管
解体費用の補助につい
ては、町の財政等も考え
てお願いしていくことも
ありますか。
問・ 平 成 二 十 三 年 度 は、
沢地区二十件、赤石地区
理を義務付けるとともに
た上で、検討していく必
大切なことです。
めてほしいと思いますが、 えるなど、お金のかから
質問します。
六十九件、舞戸地区は調
自治体が空き家の所有者
要があります。将来的に
区 で 三 十 六 件、 た だ し、 はないですか。
今、全国で空き家が急
増しています。放置状態
査していませんが、合計
に必要な措置を勧告でき
は、条例の制定が必要だ
当町の空き屋対策
は
の倒壊した空き家、朽ち
二百六十三件となってい
ることなどを規定してい
て廃屋となっている空き
飛ばされて大変危険なも
対 策 で す が、 問 題 と
のになっています。また、 なっているのは、崩壊し
る状況ですが、国におい
一の自治体が制定してい
るものです。全国で三十
等も参考にしながら今後
いと思います。他の町村
ぐということにはいかな
と思いますが、ただ今す
ふるさと納税は、鰺ヶ
沢町の場合、平成二十年
答弁・政策推進課長
なっていますか。
いう有志の方々が集まっ
行 っ て い き ま す が、 今、
継続して東京鰺ヶ沢会
を中心とした取り組みは
答弁・政策推進課長
八名です。これでは、少
た空き家は、風の強い日
ます。
ゴミ捨て場や動物のすみ
家 だ と 思 い ま す。 現 に、 てもまだ法律等を策定し
進めていきたいと考えて
雑な要素がたくさんあり
当町の空き家の現況は、 導等を行っています。
どのようになっています 問・空き家の問題は、複
た自治体も出てきました。 調べ、その方に助言、指
と思います。国の法律策
ないと手を付けられない
きちんとした取り決めが
の一割を上限に軽減され
故郷に寄付すると住民税
た。この制度は、生まれ
も 個 人 の 財 産 で す の で、 と納税制度が始まりまし
再質問・空き家といって
るものですが、都市部と
いますし、ホームページ
じて町内には周知をして
取り組みですが、これ
まで広報あじがさわを通
贈りしています。
回数に応じて記念品をお
たいと思っています。
くことをお願いしていき
ねています。この団体を
ずいろいろな方が名を連
す。 い た だ い た 方 に は、 して、当町出身者に限ら
東京でふるさと応援団と
かになり、衛生上の問題
ておらず、対策の方針も
町のほうにどうにかなら
て発足した団体がありま
も発生しています。
から二十三年度の実績と
明確にされていない状況
います。
ないかという相談も寄せ
にありますので、今のと
す。鰺ヶ沢町を何とかい
られています。それに対
して、延べ四十九名、総
こうした中、空き家条
例を制定して強制撤去の
ろいろな面で応援してい
し、町では現地調査をし、 ころ早急に条例を策定す
額で九百七十八万九千円
勧告や命令、行政による
ふるさと納税の現
況は
こうという方々でありま
登記簿を取って所有者を
ますが、被害の発生しな
定を待っていれば間に合
地方自治体の財政力格差
問・平成二十年にふるさ
いうちに早急に取り組む
いませんので、財政が許
策をしていますか。
通じて寄付をしていただ
答弁・町民生活課長
べき課題です。
か。また、どのような対
平成二十一年の十月に
る予定はありません。
代執行ができるようにし
の寄付をいただいていま
問・空き家対策について
などは、トタンや廃材が
ふるさと納税の現況と
取り組みはどのように
一戸千代久議員
まち再生のために
新連載
Vol.1
杉澤 廉晴さん
・町観光協会会長
・ホテルグランメール山海荘
代表取締役社長
今月号から特集「まち再生
のために~この人に聞く~」
を連載します。鰺ヶ沢町再生
のために今、何が必要なの
か。このテーマのもといろい
ろな分野の方からお話をお聞
きします。一回目は、町観光
協会会長の杉澤廉晴さん。聞
き手は、鶴田悦子広報委員
長、事務局です。
聞
人
く
に
この
町観光協会会長
観光連絡協議会を結成
状況と聞いていますが。
杉澤会長・2008年の
リーマンショックの影響
は大きかったですね。そ
が、その場合、一億円の
生の雇用をする場合です
たくさんのお客様に来
ていただければ雇用が増
とに努力している状況です。
は、交流人口を増やすこ
すので、我々旅館業で
果があると言われていま
増やしたのと同じ経済効
れば、地域の人口を一人
客様では七名を得たとす
七十七名、海外からのお
名、日帰り客でいうと
でいうと一日、二十二
済的効果として、宿泊客
杉澤会長・観光産業の経
いますか。
持ちになって活動されて
Q 杉澤さんは、基本的
にどのようなお考えをお
協会でやっていかなけれ
杉澤会長・これから観光
Q 今後の事業展開をど
う考えていますか。
ます。
を展開したいと考えてい
など、広域的に観光事業
魅力ある旅行商品の開発
が、三町で連携しながら
分の誘客人口になります
ります。これは函館の半
この三町のエリアで誘
客人口が二百五十万人あ
絡協議会を作りました。
町でルート101観光連
町、秋田県の八峰町の三
二十二年度に当町と深浦
開していますが、平成
杉澤会長・各種事業を展
いますか。
Q 現在、観光協会では
どのような事業を行って
くるのではないかと思っ
りや誘客のヒントが出て
流、連携によって町づく
が、ゆかりの地との交
目に建立されたものです
町の銅像は、全国で七番
三点目は、赤い靴ゆか
りの地との交流です。当
います。
なげていきたいと思って
と交流を持って誘客につ
世界自然遺産を持つ地域
島、知床、小笠原諸島の
れた白神山地です。屋久
二点目は、日本で初め
て世界自然遺産に登録さ
す。
していこうと考えていま
な強い都市に向けて努力
す。連携して当時のよう
わいはなく衰退していま
のほとんどは往時のにぎ
してきましたが、寄港地
をお持ちになっている杉
地いろいろな人との交流
鶴田広報委員長・全国各
とですかね。
でも、一番は、人との
つながりを大切にするこ
ことだと思います。
う確かなビジョンを持つ
情報を整理し、未来十年
杉澤会長・過去十年間の
聞かせください。
Q 最後に、まち再生の
キーポイントは何かをお
業だと思っています。
地域にないといけない産
結構高いものがありま
納税効果という面では、
税とか入湯税など地域の
私共の業種は、固定資産
がありました。しかし、
一万四千人のキャンセル
あり、うちのほうでも
れから去年の大震災が
地域への財政効果がある
ばならないことが三つあ
ています。
三町連携事業に着手
とも言われていますの
ります。
ね。今日はどうもありが
いろと努力しているとこ
ろです。
澤さんらしいお言葉です
間の、こうなりたいとい
す。そういう意味では、
で、これらのことを考
Q ホテル経営者として
お話をお伺いしたいので
とうございました。
えます。一人の雇用、一
え、観光協会では、いろ
一つは、北前船の寄港
地交流です。この前、北
すが、全国的にも厳しい
101
海道の松前、函館と交流
ルート
杉澤 廉晴さん
平成24年8月 ( 8 )
新連載 まち再生のために
議会広報あじがさわ(131号)
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