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マイナンバー制度の広報

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マイナンバー制度の広報
マイナンバー制度の広報
平成28年 8月
マイナちゃん
内閣府大臣官房番号制度担当室
マイナンバー広報 基本方針
(28年 8月時点)
○ 政府広報等での一般国民向け広報と、民間事業者向け周知・広報を総合的に展開
○ 制度の理解促進を図るとともに、当面、マイナンバーの利用場面、マイナンバーカードの普及、
民間事業者における取扱、詐欺対策、マイナポータルの理解促進などに重点
○ 各省庁や個人情報保護委員会、地方公共団体とも連携した広報を実施
○ 様々な対象者の特性に応じ、各種媒体を使ったきめ細やかな広報を実施
《 目標 》
マイナンバー制度の内容を理解している人を増やす
(世論調査実績) マイナンバー制度の内容を知っている人の割合
27年7月 5割弱
一般国民向け広報
◆27年は3月、8月、10月(通知)、12月に集中広報を実施
28年も1月(利用開始)以降、5月まで集中広報を実施
◆ 政府広報等による多様なメディアの活用
・現役世代、高齢者、若者、女性、障害者、外国人など、
多様な世代・対象にきめ細かなアプローチ
・テレビ、新聞、ラジオ、雑誌、WEB等の多様なメディア
を活用
テレビCM、新聞記事下広告、新聞折込広告、
ラジオ、雑誌、WEB広報、動画DVD 等
・全国のイベント・祭りなどでマイナちゃんがPR
民間事業者向け広報
◆ 政府広報等でのメディアの活用(新聞記事下広告、動画
DVD、事業者向けパンフレット、ポスター等)に加え、
個人情報保護委員会の民間事業者向けガイドラインや、
税・社会保障関連情報を周知。また、引き続き、民間事
業者向けの説明会等を実施
➡ 各省庁、地方自治体に広報実施・協力依頼
➡ 経済団体、税理士会、社労士会等に広報協力依頼
➡ 経済団体等と連携し、説明会の開催
➡ 各省庁から所管業界への働きかけ
➡ メールマガジンの配信
1
マイナンバー広報媒体(平成28年8月時点)
○ホームページ、ツイッター、フェイスブック、メルマガでの情報発信
◆車内広告イメージ
○ポスターの掲示、チラシの配布、動画の提供
○コールセンターの開設(26年10月~)外国語も5か国語(英中韓西葡)対応
○各省庁、自治体、業界団体等への広報実施・協力依頼
○政府広報(28年1月以降の集中広報)
・テレビCM(1・2・3・4・5月)、新聞全面広告(1月)、記事下広告(2・3月)、
電車広告(4~5月)、新聞折込広告(4月)、WEB(動画,マンガ,よくある質問など)
○児童・生徒、保護者向け広報
・小学生(高学年)、中学生、高校生を
対象とする小冊子の配布
○障がい者向け広報
・視覚障がい者対応(点字、大活字、音声CD)
・聴覚障がい者対応(手話動画、字幕)
○外国人向け広報
・ホームページで26か国語で情報提供
・5か国語(字幕・音声)の動画
○PRキャラクター「マイナちゃん」を
活用した広報
・全国各地でイベントへの参加やご当地
キャラとのコラボ 等
○事業者向け資料・よくある質問
○事業者向け説明会
(27年1月~28年6月 432回)
・ホームページからYoutubeで視聴可能
○事業者向け動画DVD
○事業者向け
パンフレットの配布
・各省庁、自治体、
経済団体等への配布
○小規模事業者向け
チェックリスト
22
マイナンバー 一般向け広報展開 ①
①
学生向け
○訴求ポイント
・利用場面を例示
(アルバイト、奨学金、勤労学生控除)
・将来的なIT社会の可能性
・マイナンバーの取扱いで注意
すべきこと
・詐欺まがい行為等への注意喚起
②
※共通: 動画やSNSを活用した情報発信
・大学生 → チラシの配布(学校経由)
・中・高校生 → 動画に加え、小冊子の作成
・小学生
→ 動画に加え、保護者向けにも
活用できる小冊子の作成
学校図書館向けの本の
作成協力
主婦・保護者向け
○訴求ポイント
・利用場面の例示
(パート・アルバイト、児童福祉)
・マイナンバーの取扱いで注意
すべきこと
・詐欺まがい行為等への注意喚起
③
○周知方法 ※文部科学省と連携
高齢者向け
○訴求ポイント
・利用場面を例示
(年金・福祉・介護)
・施設入所者等への配慮
(※DV被害者等と同様の対応)
・詐欺まがい行為等への注意喚起
○周知方法
・チラシの配布
・動画の活用
・新聞広告、ラジオ、テレビCM等の
マスメディアを活用
・小学生の保護者向けの
小冊子の作成
○周知方法 ※厚生労働省、総務省、消費者庁等と連携
・チラシの配布
(地方自治体から町内会、民生委員等を通じて)
・字幕付き動画
・新聞広告、ラジオ、テレビCM等の
マスメディアを活用
・介護、福祉関係事業者を通じて周知
3
マイナンバー 一般向け広報展開 ②
④
障害者向け
○訴求ポイント
・通知の際の点字や音声コードの
活用
・マイナンバーの取扱いで注意すべ
きこと 等
・詐欺まがい行為等への注意喚起
⑤
外国人向け
○訴求ポイント
・中長期在留者や特別在留者などの
外国人も通知対象
・マイナンバーの取扱いで注意すべ
きこと 等
⑥
○周知方法 ※厚生労働省等と連携
・視覚障害者向け →点字・大活字冊子及び音声広報
CDでの情報提供(地方自治体経由)
・聴覚障害者向け →FAXによる問い合わせ対応、
手話動画・字幕付き動画の提供
・福祉関係事業者等を通じて周知
○周知方法 ※外務省、法務省等と連携
・コールセンターでの電話相談
(英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語)
※11/2~ フリーダイヤル(無料)に
・チラシ(26か国語)を作成(地方自治体などを通じて配布)
・5か国語(英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル
語)の字幕・音声の動画を作成
・外務省から各国大使館等に情報提供
DV等被害者、東日本大震災被災者、医療機関・施設等への長期入院・入所者等向け
○訴求ポイント
・住民票の住所以外の居所への通知
(27年9月下旬までの居所登録を呼び
かけ)
○周知方法
※総務省、厚生労働省、復興庁等と連携
・マスメディアを活用した周知
・地方自治体や関係団体を通じた周知
4
マイナンバー制度(カード関係を含む)の周知・広報
※ 今後の広報スケジュールについては、政府広報室等とも調整中
夏~
カードのメリットなど正しい理解を広め、マイナンバーカードの更なる申請促進を図る。
※ 8月末までに9割強の市区町村で滞留が解消する見込み
(5月末時点での申請に対する交付通知書送付 8月末に95%となる見込み)
秋~
税の年末調整・確定申告等の手続でのマイナンバーの扱いについて、周知広報を行う。
※ 年末に向け、年末調整の手続が始まり、来年の確定申告からマイナンバー記載が必要。
調書作成やeーtaxの取扱等について混乱が生じないよう、国税庁と連携した広報を展開
29年~ マイナポータルの利便性(子育てワンストップサービスなど)について、周知広報を行う。
※ 利便性の周知に加え、デモ画面などを活用し、操作方法など、わかりやすい広報を展開
28年 夏
秋
29年1月
マイナンバーカードの申請促進
税の年末調整・確定申告等の手続関係の周知
マイナポータルの広報
※ コールセンターについては、昨年11月からフリーダイヤル化し、来年度も継続予定。
5
マイナンバーに便乗した詐欺への対応
○内閣官房、国民生活センター等のホームページで9月から注意喚起
○内閣府・個人情報保護委員会・消費者庁・総務省連名で具体的な相談事例を踏まえた注意事項と相談窓口一覧
を整理し、10月1日に公表(警察庁・国税庁の追加や事例の追加など随時更新)
○平成27年10月にテレビCMのテロップや全国各紙にマイナンバー便乗詐欺注意広告を実施、12月には高齢者
詐欺の観点からテレビCM、新聞記事下広告を実施、平成28年2月には再度テレビCMを実施。
《これまでの主な相談事例》
○行政機関を名乗り、「マイナンバー制度が始まると手続が面倒に
なる。至急、振込先の口座番号を教えてほしい」との電話
○「マイナンバー制度の導入に伴い、個人情報を調査中」と言って、
女性が来訪し、資産や保険の契約状況などを聞かれた。
○「マイナンバーが順次届き、みんな手続をしているが、あなたは
しているか」「早くしないと刑事問題になるかもしれない」と言
われた。
○対応しないと高額な罰金が科されると過度に誇張して商品販売や
業務契約を強引に取り付けようとする電話
○行政機関の職員を名のる者が訪問し、「役所から来た。マイナン
バーカードにお金が掛かる」などと言われ、マイナンバーカード
の登録手数料名目にお金をだまし取られた。
○公的機関を名乗る者から電話で偽のマイナンバーを教えられた。
その後、別の者から公的機関に寄付するのにマイナンバーを貸し
てほしいと言われ、教えた。
翌日、寄付を受けたとする機関を名乗る者から電話で「マイナン
バーを教えたことは犯罪」と言われ、記録改ざんのために金銭を
要求され、現金を渡してしまった。 など
《相談窓口》
○マイナンバー
総合フリーダイヤル
0120-95-0178
○消費者ホットライン
188(いやや!)
○警察 相談専用窓口
#9110
又は 最寄りの警察署まで
○マイナンバー
苦情あっせん相談窓口
03-6457-9585
※ 市区町村でもマイナンバーに
関する問合せに対応
6
マイナンバーがはじまると
くらしがこんなに便利に!
マイナンバーで、本当に困っている
方に、必要な給付、適切な支援、
迅速な対応を!
マイナンバーで行政間の連携を図り、所
得や年金の受給状況などをきちんと把握
し、本当に困っている方に、必要な給付、
適切な支援、迅速な対応を行います。
行政手続きが簡単!
年金や福祉の申請がスムーズに!
例えば、年金や福祉関係の申請の際に、
これまで必要だった住民票や課税証明書
など、行政手続きの際に必要な添付書類
が削減されます。
個人番号カード
個人番号カードが、図書館カード、
印鑑登録証や健康保険証のかわり
に!
図書館カード、印鑑登録証や健康保険証
のかわりに利用可能となります。個人番
号カードが1枚あれば、さまざまな行政
サービスが受けられるようになります。
コンビニなどで住民票など
証明書の取得が可能に!
個人番号カードに搭載されたICチップ
を使って、住民票などの証明証がコンビ
ニでも取得できる自治体が大幅に増える
予定。手軽さと速さがうれしい。
マイナポータル
予防接種のお知らせなど
個人に合った情報が届きます。
将来的には、引っ越しなどの届出
がパソコンでまとめて!
パソコンやスマホからポータルサイトに
アクセスし、予防接種のお知らせや受給
引っ越し時に、電気、ガス、水道などの
住所変更を一括で行うサービスも検討さ
できる手当の情報など、自分に合った情
報を手軽に受け取れます。
れています。税金に関するオンライン申
告も今よりも簡単になるかも?
7
マイナンバーでこんなに変わる!年金・税の手続き
ライフステージ別事例集(イメージ)
20代
20代・大学生
Aさん
20代・自営業
Bさん
【スマホの年金アプリで
将来もらえる年金見込
み額を簡単チェック!】
スマートフォンにダウ
ンロードした年金アプリ
で情報収集。簡単な入
力で将来自分が受け取
れる年金見込額がわか
り年金がぐっと身近に。
【ネットで年金・国税・地
方税などの手続がワン
ストップで処理可能
に!】
マイナポータルを通じ
て、年金の申請・納付手
続、確定申告、自動車
税の納付など様々な行
政手続が可能に。窓口
の実質的な一元化によ
り大幅に利便性が向上。
30代~50代
30代・会社員
Cさん
40代・求職中
Dさん
50代・会社員
Eさん
【住宅ローン控除申告
で住民票添付が不要
に!】
住宅ローン控除申告
に必要だった住民票が
添付不要に。取得のた
めに役所に行く必要が
なくなり負担軽減。
60代~
60代・自営業
Fさん
【ワンクリック免除申請
で国民年金保険料の
免除手続が簡単に!】
失業し所得なし。国
民年金保険料の免除
をオンラインの簡便な
手続で申請。
70代・年金受給者
Gさん
【ふるさと納税による寄
附金控除が簡単に!】
ふるさと納税をした地
方自治体からマイナ
ポータルに寄附額の情
報を通知。その情報を
活用して簡単に寄附金
控除が可能に。
【年金の裁定請求で住
民票添付が不要に!】
年金の裁定請求に
必要だった住民票が
添付不要に。取得の
ために役所に行く必要
がなくなり負担軽減。
【医療費通知を活用し
て医療費控除が簡単
に!】
手術及びその後の通
院で多額の医療費を
支出。マイナポータル
に通知された医療費情
報を活用して医療費控
除の適用を受けオンラ
インで還付申告。領収
書の保存や集計の手
間が省け便利さを実感。
※ 平成27年6月22日(月)開催「マイナンバー制度の活用等による年金保険料・税に係る利便性向上等に関する検討について(第3回)」資料より抜粋
8
マイナンバーのホームページ
マイナンバー
※英語、中国語、韓国語、スペイン語及びポルトガル語の5言語に対応!
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/index.html
●動画でみるマイナンバー制度
(一般向け&事業者向け)
マイナンバーメールマガジン
http://www.cao.go.jp/bangouseido/mail
magazine/mailmagazine.html
9
マイナンバー総合フリーダイヤル
「通知カード」「個人番号カード」に関することや、その他マイナンバー制度に
関するお問い合わせにお答えします。
マ イ ナン バー
0120‐95‐0178(無料)
※間違い電話が増えています。お掛け間違えのないよう十分に注意してください※
平日 9:30-20:00 土日祝 9:30-17:30 (年末年始12月29日~1月3日を除く)
※ 一部IP電話等で上記ダイヤルに繋がらない場合(有料)
・ マイナンバー制度に関すること
050-3816-9405
・ 「通知カード」「個人番号カード」に関すること
050-3818-1250
※ 英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語対応のフリーダイヤル
・ マイナンバー制度に関すること
0120-0178-26
・ 「通知カード」「個人番号カード」に関すること
0120-0178-27
10
 応答件数の推移
1000
平日平均件数
800
600
7月
386
6月
435
5月
507
400
200
0
5/1 5/3 5/5 5/7 5/9 5/11 5/13 5/15 5/17 5/19 5/21 5/23 5/25 5/27 5/29 5/31 6/2 6/4 6/6 6/8 6/10 6/12 6/14 6/16 6/18 6/20 6/22 6/24 6/26 6/28 6/30 7/2 7/4 7/6 7/8 7/10 7/12 7/14 7/16 7/18 7/20 7/22 7/24 7/26 7/28 7/30
 お問合せ内容
 お問合せ種別
5月
6月
合計
7月
5月
属性
件数
比率
件数
比率
件数
比率
件数
比率
個人
6,115
56.7%
4,970
48.6%
4,151
46.9%
15,236
51.0%
法人
4,192
38.9%
4,574
44.8%
3,689
41.6%
12,455
41.7%
自治体
82
0.8%
101
1.0%
70
0.8%
253
0.8%
官公庁
16
0.1%
16
0.2%
11
0.1%
43
0.1%
その他
382
3.5%
558
5.5%
939
10.6%
1,879
6.3%
合計
10,787
100.0%
10,219
100.0%
8,860
100.0%
29,866
100.0%
 よくあるご質問(7月度)
・番号の提供は義務ですか。
・法人番号指定通知書が届いたが紛失した。再発行してもらうことはできないか。(届いていないの
で、再度送付して欲しい)
・金融機関や保険会社にマイナンバーの提供を求められることはありますか。
・従業員は会社に個人番号を教えないといけないのですか。
・企業が提供された個人番号を使って個人の情報(副業の有無や障碍、医療給付の受給状況など)
を調べることはできますか。
 センターに寄せられた主なご意見(7月度)
・病院を変えた時でもマイナンバーカードを提示することで、診療内容や投薬情報を情報共有できる
ようにして欲しい。
・災害時にマイナンバーを活用して支援金等の手続きや預金の引出し等が迅速に行えるように、一
刻も早く整備して欲しい。
・税制改正により番号の省略が可能になった手続きもあるが、それでもマイナンバーを求めてくる企
業があり運用が統一されていない。気持ちよく納税できるように環境を整えて欲しい。
件数
民間事業者にお
3,268
ける取扱い
6月
合計
7月
比率
件数
比率
件数
比率
件数
比率
30.3%
3,387
33.1%
2,823
31.9%
9,478
27.2%
総論
1,120
10.4%
973
9.5%
957
10.8%
3,050
8.8%
その他
639
5.9%
733
7.2%
1,052
11.9%
2,424
7.0%
カード関連
2,797
25.9%
2,232
21.8%
1,649
18.6%
6,678
19.2%
個人番号関連
1,118
10.4%
902
8.8%
935
10.6%
2,955
8.5%
個人情報の保護
95
0.9%
100
1.0%
95
1.1%
290
0.8%
条例関連
9
0.1%
6
0.1%
4
0.0%
19
0.1%
広報関連
22
0.2%
17
0.2%
14
0.2%
53
0.2%
今後のスケ
ジュール等
37
0.3%
22
0.2%
21
0.2%
80
0.2%
システム関連
5
0.0%
11
0.1%
3
0.0%
19
0.1%
法人番号関連
1,663
15.4%
1,816
17.8%
1,297
14.6%
4,776
13.7%
マイナ・ポータル
関連
13
0.1%
19
0.2%
8
0.1%
40
0.1%
詐欺関連
1
0.0%
1
0.0%
2
0.0%
4
0.0%
11
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