Comments
Description
Transcript
事業報告書 - Morningstar
株主メモ 決 算 期 3 月 31 日 定時株主総会 毎年 6 月に開催します。 公 告 掲 載 紙 日本経済新聞 名義書換代理人 〒 105-8574 東京都港区芝三丁目 33 番 1 号 中央三井信託銀行株式会社 同事務取扱所 〒 168-0063 第 33 期 東京都杉並区和泉二丁目 8 番 4 号 (証券代行事務センター) 中央三井信託銀行株式会社 証券代行部 事業報告書 電話 東京(03) 3323-7111(代表) 同 取 次 所 中央三井信託銀行株式会社全国各支店 日本証券代行株式会社本支店、出張所 株式取扱手数料 平成 12 年 4 月 1 日∼平成 13 年 3 月 31 日 名義書換 無 料 〒 112-8657 東京都文京区音羽 1-26-1 TEL.03-3942-6211 http://www.taxan.co.jp/ 銘柄コード: 8154 人、未来、エレクトロニクス… Interview 飛躍の鍵は、 「FYT 精神」と「3G」にあります。 1 Q 33 期を振り返り、業績が伸びた理由は どのような点にあるとお考えですか? Q 他社には類を見ない加賀電子の特徴の 「5 つの顔」についてご説明下さい。 今でこそ*EMS 事業が脚光を浴びていますが、当社は 20 年ほ ど前からすでにお客様に「電子部品を加工してほしい」「開発の手 伝いをしてほしい」等のご要望に応えるため、社内の技術力の強 化を図ってまいりました。ですから昔からすでに EMS 事業を展 お陰様で 33 期は、連結売上高 1,621 億円(前期比 37.7 %増)、 経緯を簡単にお話しいたしますと、まだ会社規模がそれほど大 開していたわけです。電子部品をフルキットで、しかも世界中か 経常利益 81 億円(前期比 110.9 %増)、当期純利益 40 億円(前 きくない時代から、エレクトロニクスの部品のことならどんなニ ら最も安価な製品を集める能力を持っていたことが最大の強みで 期比 180.5 %増)と、売上、利益共に過去最高の結果を出すこと ーズにもお応えしますというコンビニエンススタイルでやってき あるために実現できたことです。また円高と国内の生産を海外に ができました。これもひとえに株主様はじめお取引いただいた皆 ました。市場拡大も追い風となり、単に部品を流通させる「電子 シフトするという動きが加速し、大手企業のリストラ、経営再建 様のご支援の賜物と厚くお礼申し上げます。つきましては、株主 部品商社」のみならずいくつもの顔を持つようになったというわ の一環として物作りは外部に委託するアウトソーシングという考 の皆様のご支援に報いるため、期末配当金で 5 円の増配(特別配 けです。 え方にもマッチして大手企業とのおつき合いも増え続けてきてい 当)を実施させていただき、 1 株当たり 12 円 50 銭とさせていた ます。 だきます。なお、 12 円 50 銭の中間配当を実施しているため、当 33 期における EMS 事業の連結売上高が 361 億円ですが、 5 年 製造商社 期における配当金は 1 株につき年間 25 円となります。 後には 1,000 億円を目指しております。連結売上高に占める割合 部品商社 このような業績に至った要因として、エレクトロニクスのフィ 貿易商社 半導体や一部情報機器関連事業も伸びていくでしょうし、 また ールドで部品から完成品、ソフト、ハードに至るまで、あらゆる 商売をしようという精神でやってきたこと、そして日本国内だけ 技術商社 情報システム 商社 でなく世界を相手にお取引をさせていただいたことがあげられま くことを予測していますので、それによって規模の拡大をしてい きたいと考えております。 (全世界で) 」 「 GROUP (グループの総合力を生か を) 」「 GLOBAL *Electronics Manufacturing Service の略語。他社から製品の開発・生産を受託するサービス 電子の「 部品商社」 から始まり、 技術サポートの必要があり 当社は、独立系の商社ということもあり、国内のエレクトロニク 「技術商社」の顔を持つことになりました。それと共に今度は技術 ス関連のほとんどのメーカーや、全国の量販店やパソコンショップ 力と電子部品を組み合わせた完成品での納入依頼が強まり「製造 など約 7,000 社のお客様とのお取引が広がっています。エレクト 商社」としての機能を兼ね備え、それを輸出入する「貿易商社」、 ロニクス業界で当社が取扱う製品は必要不可欠であると言えます。 そして IT を含めた「情報システム商社」の顔を持つに至りました。 Q 目標達成のためにどんな体制づくりをしてい きますか? 現在、この 5 つの顔の周りには、グループ企業が 28 社(連結子会 EMS 事業を成功させる一番重要なことは、電子部品をフルキッ その他 社)あります。今後も加賀電子グループは国内だけでなく世界中 トで集められるかどうかということです。当社はこれが本業であ 6,432百万円 4.0% に広がり続けます。さらに分野が多岐にわたっていくことが予想 るために最大の武器となっています。目標達成に向けて今後もさ されます。 らに開発力、生産技術、品質の管理体制を強化してまいります。 商品別売上構成比率 一般電子部品 15,397百万円 9.5% 塚本 勲 M&A(企業買収)を含めたいろいろな新規事業がたちあがってい す。当社では「3G」と言っていますが、 「GENERAL (あらゆるもの して) 」をコンセプトに取組んだ成果が現れたものと思っております。 取締役社長 は、今後益々増加し約 30 %を占める様になると考えております。 *EMS 36,155百万円 22.3% 半導体 56,511百万円 34.8% 情報機器 47,670百万円 29.4% Q 当社はグローバルな EMS 事業をめざし積極的に海外進出を推 *EMS 事業で 4 ∼ 5 年後には連結売上高 1,000 億円を目標と発表されていますが、 その辺りの状況についてお聞かせ下さい。 進しております。すでに香港、深 に体制を整え、現在は上海エ リア、ヨーロッパエリア、メキシコ、北米の各エリアにおいて、 体制が整いはじめてきており、今後非常に大きなビジネスになる ことが期待されます。 2 Interview Q 加賀電子がグループ経営を志向する理由と 相乗効果についてお聞かせ下さい。 まず、なぜグループ経営ができるようになったかをご理解いた だきたいと思います。当社はもともと独立した仕入れ部門がなく、 お客様のご要望をお受けした営業マンが自分で仕入れて、お届け い会社は見切りをつけなければならないということもあります。 よって増やしていけると自信を持っております。この事業を 4 ∼ 5 このようなことがないよう、起業する前のチェック、起業後のチ 年かけて連結売上高約 1,000 億円に成長させたいと考えておりま ェック等を徹底して行っていきます。 す。まだまだシェアアップが期待できます。 Q TAXAN というブランド名で国内外で売っている、ノートブッ 新たなビジネスチャンスの糸口は どこにあると思いますか? ク、デスクトップ用の周辺機器の商品ですが、今後、携帯端末が 主流になっていくことが予測されます。それらの自社ブランドの 周辺機器を品揃えすることにより、さらにシェアを増やしていけ るようになります。今年 4 月、周辺機器の新ブランド i-TAXAN するというのが基本です。すなわち個人会社がたくさんあり、そ の集合体が加賀電子という発想でやってきました。一人一人が事 当社はお客様のご要望にお応えするためにいろいろな商品を取 業に責任を持つ経営者に育ったこともあり、それぞれ独立の企業 扱っています。たとえば半導体で言いますと、日本の大手半導体 半導体事業が苦しいといわれている中で、当社のこの部門の充 すでに開始し、これで世界に打って出ようと体制を強化していま として分社化しやすかったのです。 メーカーが生産を中止した製品を台湾ではたくさん作っています。 実のひとつは M&A による半導体商社の買収によります。半導体 す。先に述べた通り、今後コンピュータの市場は大きく伸びない さらに、当社は M&A を積極的に行ない、グループ全体でお客 しかし台湾の半導体メーカーの多くが、日本のマーケットに対す がメインのユニオン商事株式会社を今期より、子会社にいたしま と予測されますので、モバイル市場にシフトしていくだろうと思 様のあらゆるご要望に対応できるという体制を整えるためには、 る営業力が弱いという問題点がありました。そこへいち早く加賀 した。シェアアップと事業継承による増収効果を期待しています。 われます。当社はいち早くモバイル市場向けにいろいろな商品を 加賀電子本体の中に取り込むのではなく、それぞれ特徴のある会 台湾(現地法人)が製造業者とタイアップし、当社の販売促進本 今後もおそらくこういうことがたくさん出てくると思われます。 用意します。世の中の変化に順応した商品を他よりも早く出すと 社があって、グループでの相乗効果としてお客様のお役にたてれ 部と連携して日本のお客様に納入するという、その様な仕組みに 電子部品および半導体を取扱っている商社は勝ち組と負け組でど いうことで、さらなるシェアを拡大していけるのです。私自身、 ば良いと考えております。これにより、従来、電子部品や半導体 よりビジネスチャンスが広がっています。言い替えると、大手日 んどん差がついていくだろうと予測しています。その勝ち組に残 大変楽しみにしています。 のお客様だったコンピュータメーカーが、今度は逆に仕入先とな 本メーカーが製造中止したマーケットでもまだまだビジネスの拡 る条件は何かというと、技術力の強化であると思っています。そ ったということもあり、いわゆる往復ビジネスが実現したわけで 大の可能性があるということです。その結果、大手企業のお客様 のために我々は国内だけでなく、先に述べましたが、海外でも技 す。これがグループ経営と分社化の利点だと考えます。 が増加しております。 術力強化の拠点を次々に作っています。現在、設計、開発などに また、分社化の結果誕生した企業はそれぞれにリンクし合い、 全体で大きな円を構成しています。社員一人一人がやりがいを見 つけて仕事に取り組めるなど、よい環境ができていると言えます。 Q 分社化における今後の課題は? Q 携わっている技術者は、半導体だけでなく、電源開発、回路開発 半導体事業の展望は? 当社の商品はコンピュータの周辺機器、デジタルカメラ、 DVD 、 3 るため、携帯電話のように極端に生産台数が落ち込むような業種 変化についていけなければ存在価値はありません。体質、信念も にさほど影響されません。ですから半導体の売上高は極端に落ち 含めて、常に変化に機敏に対応していく会社であり続けたいと考 込まないと予測しています。 前期の半導体事業の連結売上高が Q これからの展望は? など全ての分野を合わせて、グループ全体で約 200 名です。当社 規模の商社でこれだけの技術者を抱える企業は他にそうないと言 えるでしょう。今後、当社のような技術的な企画提案ができるこ とはかなりの強みだと思っております。 今後、技術力を強化しながら、より拡大をめざしてまいります。 デジタルテレビといった新しいアプリケーションが多くなってい 世の中の変化に対応していかなければならないということです。 を立ち上げ、モバイルコンピューティング用の周辺機器の販売を Q 最後になりますが、株主様にひとこと申し上げておきたいのは、 冒頭でも述べましたように、当社は「 3G」で事業を展開し、そし て「 FYT 精神」を持って、エレクトロニクスのコングロマリット となり、世界を舞台に発展してまいります。「FYT 精神」とは、 33 期∼ 34 期にかけての情報機器事業に おいての見通しは? F =世の中の変化に順応していく(フレキシビリティ)、 Y =行動 力と企画力はいつまでも若く(キープヤング)、 T =挑戦し続ける 精神(トライ)ということです。株主様にも是非ご理解いただき たいと思っております。 えています。そうすればエレクトロニクスというフィールドの中 565 億円、前年比 84.3 %増という、ものすごい増収率でしたの 33 期における情報機器事業の連結売上高は 476 億円で、今期は 約 540 億円を目指し 64 億円アップを狙っています。コンピュー であらゆるニーズに対応できますし、勝ち組に残っていけるもの で、この数字からみると今期は前期ほどの増収とまではいきませ タ市場はこれ以上伸びないと言われていますが、しかし当社は、 と思われます。なかには分社化したものの、将来性が期待出来な んが、ある程度のところまではいけると確信しています。 時代をいち早く読み、時代にマッチした周辺機器を取扱うことに 今後とも、株主の皆様のご期待にお応えすべく、グループの総 力を結集してさらなる業績アップに邁進する所存です。 4 T O P I C S エレクトロニクス・コングロマリット「加賀電子グループ」の 4 つのコアビジネス i -Taxan シリーズ新発売 当社は、パソコン周辺機器の自社ブランド エー・ディー ※ユニオン商事 デバイス 加賀電子(上海) 販売促進 本部 部品事業部 「 TAXAN 」に続き、 PDA ・携帯電話等モ 香港支店 加賀デバイス マレーシア 事務所 年 4 月より国内大手家電量販店、パソコン 専門店などで発売を開始しました。 ・半導体ビジネス 部品 電子 簿および実質株主名簿に記載され Taxan」(アイ-タクサン)の下記製品を本 た株主の所有株式を 1 株につき 製 品 コンパクトフラッシュ型 56k モデム コンパクトフラッシュ型 LAN モデム 加賀電子 コンパクトフッラシュ型ブルートゥースモジュール 加賀マイクロアート 複合企業体を支える 中心会社 ス KAGA (H.K.) ジ 機器 ネ 情報 エレクトロニクス コングロマリット ネ ビジ ス E IT 関 ビ MS 港加賀電子 (深 ) 深 事務所 廈門 EMS事業部 事務所 iTAX-56K 上海 事務所 成都 事務所 1 単位の株式の数の変更 株式の流通と投資家層の拡大をは かるため、平成 13 年 8 月 1 日か プリンターポート接続型ブルートゥースモジュール ら 1 単位の株式の数を 1,000 株か 地図(東京版)ポケット PC 対応(カラー) ら 100 株に変更いたします。 地図(プリペイド版)ポケット PC 対応(カラー) なお、東京証券取引所およびナス 携帯電話用赤外線モデム ダック・ジャパン市場における売 PocketPc 対応 CF カード型 GPS レシーバー 買単位も 1,000 株から 100 株に 変更されることとなります。 連ビジネ ス 情報機器 TAXAN 事業本部 (NORDIC) 特機事業部 加賀ソルネット 加賀テック アイ・ラテ・ ドットコム デジタル・ ゲイン 加賀 コンポーネント 加賀電器 (香港)加賀コンポーネント 共和技研 (深 事務所) KAGA COMPONENTS (MALAYSIA) 広州軽電機 ナグザット ※平成 13 年 2 月 16 日付で MCE TECHNOLOGIES,LLC、 平成 13 年 3 月 16 日付で TAXAN I-O DATA USA,INC.、 平成 13 年 5 月 10 日付でユニオン商事株式会社がグループの一員になりました。 5 た。 iPAQ 専用トラベル AC アダプター KAGA (TAIWAN) コタキエレクトロニクス TAXAN (DEUTSCHLAND) 平成 13 年 3 月 31 日最終の株主名 バイル対応周辺機器の新ブランド「 i- KAGA (SINGAPORE) タイ事務所 DENYO EUROPA TAXAN (USA) ※ TAXAN ※ MCE I-O DATA USA TAXAN TECHNOLOGIES TAXAN (EUROPE) (FRANCE) 平成 13 年 5 月 21 日付をもって、 1.1 株の割合をもって分割しまし KAGA (KOREA) VOLGEN AMERICA 株式分割( 無償交付) を 実施 電子部品・半導体ビジネス EMS ビジネス 情報機器ビジネス IT ビジネス 国内外 2,000 社を超える部 品メーカーと提携、4,000 社におよぶ顧客に各種電子 部品や半導体を供給してい ます。 カスタム IC からシステム製 品、さらに各種ソフトウェア やハードウェアの設計・開 発・加工などを行っています。 コンピュータ関連の情報機 器を、全国の量販店や各種 企業、ユーザーに販売して います。 ネットワークシステムの構 築からiモードを利用した デジタルコンテンツの販売 まで、 IT 産業に積極的に事 業展開しています。 大手エレクトロニクス総合商社初、 ISO9002 承認取得 平成 12 年 12 月、電子事業本部部品事業部の名古 屋営業所と関西営業所は品質保証システムの ISO9002 の認定を取得しました。 ISO 認定はエ レクトロニクス商社では当社が第 1 号となりまし た。引き続き、部品事業部の国内営業所に認定を 拡げるべく作業を進めております。 ISO 認証式 TAXAN I-O DATA USA 設立 ユニオン商事(株)を子会社化 TAXAN USA CORP.(本社:米 国カリフオルニア州、社長:俊成伴 伯、加賀電子 100 %出資)は、平成 13 年 3 月、パソコン周辺機器の開 発・製造・販売の国内大手企業の (株)アイ・オー・データ機器(本 社:石川県金沢市、社長:細野昭 雄)と、同社が開発・製造する製 品を米国市場で販売する「TAXAN I-O DATA USA, INC.」を設立 しました。 平成 13 年 5 月 10 日、ユニオン商 事(株)の株式を取得し、子会社と いたしました。今回の株式取得は、 ユニオン商事(株)が半導体を主力 とする電子部品をはじめ電子機器、 ネットワーク製品の販売で、50 年 にわたって築き上げてきた顧客基 盤やノウハウを有効活用すること により、加賀電子グループの総合 力の向上を図り、より一層の規模 拡大と収益力向上を目指すもので あります。 概 要 所在地:米国カリフォルニア州 資本金: US$500,000 (TAXAN USA 50% アイ・オー・データ機器 50 %) 役 員:代表取締役社長 俊成伴伯 概 要 所在地:東京都台東区東上野 2-1-11 資本金: 151 百万円 役 員:代表取締役会長 塚本 勲(当社取締役社長) 代表取締役社長 高橋進次(当社取締役副社長) 6 連結営業の概況 当期の概況 常利益 8,165 百万円 当期の世界経済は、 整も一段落し、需要の ( 前期比 110.9%増) 回復が予想されます。 前半期は米国経済が順 となり、当期純利益に 調に拡大し欧州、東ア つきましても 4,093 百 当社グループといたし ジア各国においても順 万円(前期比 180.5 % ましてはグループ各社 調に推移しつつあると 増)となり過去最高の との連携強化を尚一層 思われていましたが、 業績をあげることが出 図り営業活動を強化し、 米国経済が変化し停 来ました。 iMac 滞・減速感の出て来た かかる環境の中で、 TAXAN ダイレクトプリントコントローラ TCG003 サイトスティック 後半期は、欧州、東ア 前半期は半導体をはじめ各種電子部品の供給不足現象が見られ サイトスティックは対応の携帯電話に接続する だけでi-mode コンテンツへ接続できる装置です。 ジアともその影響を受 業績向上に努める所存 であります。 待機電力対応電源 PLS15 来期の業績の見通し ましたが、後半期に入りますとパーソナルコンピュータや携帯 米国経済の景気減速の影響は日本のみならず、欧州並びにア け、一転して厳しい状 電話といった情報機器の生産調整による影響から、一転して需 ジア経済にも色濃く反映するものと思われ、来期におけるわが 当社グループは連結主体の経営を目指しておりますので、今 況にて推移いたしました。 給関係が急変し販売競争が激しく且つ厳しい状況となりました。 国経済は、設備投資の停滞と雇用環境の厳しさは引き続き変わ 後もグループ総合力を向上させていくための本社機能の整備、 らず、加えて個人消費の低迷もあり、厳しい環境下で推移する 改善などを図り、グループ各社への様々な支援機能の強化およ 見込みであります。 びグループ各社間の協業化、連携、相互支援などの体制作りに わが国経済も同じように前半期は、民間設備投資が堅調で緩 かかる環境の中で、当期に新しくグループ入りした 5 社を加 やかな回復期にあると思われましたが、後半期は停滞・減速感 え連結対象子会社 28 社はそれぞれ相互に協力しながら新規顧 の出て来た米国経済や諸国の影響を受け厳しい状況に変化し推 客の獲得や新商材の発掘に努めると共に市場の変化や顧客ニー 移いたしました。 ズに機敏に対応し業績向上に努めてまいりました。 当社グループの属するエレクトロニクス業界におきましては、 連結売上高 (単位:億円) (単位:億円) 経常利益 一株当たりの連結当期純利益(単位:円) 200 192.00 80 800 721.2 160 600 1,500 1,177.3 1,000 連結総資産 (単位:億円) 936.4 987.9 60 120 38.7 40 531.4 555.6 605.8 248.6 250 220.1 200 212.7 一般電子部品 9.5% 150 40.9 80 69.44 7.0 500 0 △4.1 7.6 14.5 半導体 34.8% 400 EMS(注) 22.3% 0 第30期 第31期 第32期 第33期 40 200 50 0 △18.2 第30期 第31期 第32期 第33期 その他 4.0% 198.2 100 20 連結売上高構成比率 連結純資産 (単位:億円) (自平成12年 4 月1日 至平成13年 3 月31日) 81.6 1,621.6 が続く踊り場的な期間になると思われますが、後半期は生産調 当期純利益 100 2,000 も注力し努力してまいります。 前半期は、前期後半のパソコン市況低迷と携帯電話の生産調整 その結果、売上高 162,167 百万円(前期比 37.7 %増) 、経 連結経常利益/連結当期純利益 当社グループの属するエレクトロニクス業界におきましても 会社の対処すべき課題 △19.70 △86.90 第30期 第31期 第32期 第33期 情報機器 29.4% 0 0 第30期 第31期 第32期 第33期 第30期 第31期 第32期 第33期 (注)Electronics Manufacturing Service の略語。 7 8 連結貸借対照表 連結損益計算書 連結剰余金計算書 (単位:百万円) 資産の部 科 目 現金及び預金 10 , 161 7 , 431 受取手形及び売掛金 41 , 119 33 , 091 有 価 証 券 683 583 棚 卸 資 産 7 , 423 7 , 054 目 支払手形及び買掛金 29 , 604 24 , 877 短 期 借 入 金 7 , 306 5 , 702 未 払 費 用 226 未払法人税等 前 562 445 そ 金 の 他 2 , 789 2 , 457 貸 倒 引 当 金 △ 558 △ 270 9 , 469 8 , 660 1 , 947 1 , 591 建物及び構築物 642 機械装置及び運搬具 什 前期 (平成12年 3 月31日現在) 34 , 974 470 渡 当期 (平成13年 3 月31日現在) 42 , 958 流 動 負 債 繰延税金資産 の 他 1 , 534 3 , 109 1 , 403 科 1 , 293 経 1 , 666 常 1 , 434 益 債 2 , 405 2 , 897 の 長 期 借 入 金 743 670 部 549 繰延税金負債 2 − 432 280 退職給与引当金 − 243 品 328 221 退職給付引当金 329 − 地 541 539 建 設 仮 勘 定 2 − 役員退職慰労引当金 476 207 482 515 他 15 31 ソフトウェア 277 293 計 46 , 929 39 , 024 連結調整勘定 128 179 他 76 42 7 , 039 6 , 553 投資有価証券 3 , 343 3 , 157 差 入 保 証 金 959 1 , 028 保 険 積 立 金 292 207 有形固定資産 器 備 土 無形固定資産 そ の 投資その他の資産 転 換 そ 負 社 の 債 合 少 数 株 主 持 分 330 285 資本の部 部 特 別 損 の 3 , 111 − 部 為替換算調整勘定 △ 556 − 貸 倒 引 当 金 △ 474 △ 310 自 己 株 式 △ 1 △ 2 − 903 計 24 , 861 21 , 274 72 , 122 60 , 583 負債、少数株主持分及び資本合計 72 , 122 60 , 583 計 の 6 , 675 86 363 合 益 8 , 193 9 , 972 2 , 106 産 損 8 , 439 10 , 218 556 為替換算調整勘定 外 資 本 金 資本準備金 2 , 362 の 業 益 他 そ 営 少数株主持分 連結剰余金 その他有価証券評価差額金 繰延税金資産 営 業 損 益 の 部 損 4 , 049 固 定 負 債 資 本 合 目 ( 3 , 971 固 定 資 産 9 前期 (平成12年 3 月31日現在) 51 , 020 そ 資 当期 (平成13年 3 月31日現在) 科 (単位:百万円) 金 額 負債の部 62 , 652 流 動 資 産 (単位:百万円) 売 上 高 売 上 原 価 売 上 総 利 益 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 営 業 外 収 益 受 取 利 息 有 価 証 券 売 却 益 為 替 差 益 出 資 持 分 損 益 雑 収 入 営 業 外 費 用 支 払 利 息 有 価 証 券 売 買 損 有 価 証 券 評 価 損 為 替 差 損 雑 損 経 常 利 益 特 別 利 益 固 定 資 産 売 却 益 投 資 有 価 証 券 売 却 益 持 分 変 動 利 益 そ の 他 特 別 損 失 固 定 資 産 売 却 損 固 定 資 産 除 却 損 投 資 有 価 証 券 売 却 損 投 資 有 価 証 券 評 価 損 商 品 廃 棄 損 ゴ ル フ 会 員 権 売 却 損 ゴ ル フ 会 員 権 評 価 損 貸 倒 引 当 金 繰 入 額 役 員 退 職 慰 労 金 役員退職慰労引当金繰入額 そ の 他 税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 法 人 税 等 調 整 少 数 株 主 利 当 期 純 利 益 税 額 益 益 当期 前期 自平成12年 4 月 1 日 至平成13年 3 月31日 自平成11年 4 月 1 日 至平成12年 3 月31日 ( ( 162 , 167 141 , 491 20 , 675 13 , 478 7 , 197 1 , 597 56 − 661 555 323 629 194 60 180 − 193 8 , 165 95 6 − 30 58 730 − 21 8 114 87 119 117 91 − 155 13 117 , 731 104 , 157 13 , 573 10 , 324 3 , 248 1 , 027 87 413 − − 526 405 147 − − 20 238 3 , 871 449 57 392 − − 1 , 564 5 − − 1,057 267 − − − 0 155 78 7 , 531 3 , 939 △ 529 28 4 , 093 2,756 1,709 △ 442 30 1,458 金 額 科 当期 目 前期 自平成12年 4 月 1 日 自平成11年 4 月 1 日 ( 至平成13年 3 月31日 ( ( 至平成12年 3 月31日 ( ( 連結剰余金期首残高 3 , 111 1 , 843 過年度税効果調整額 − 124 連 結 剰 余 金 減 少 高 529 314 金 479 314 与 50 − 益 4 , 093 1 , 458 連結剰余金期末残高 6 , 675 3 , 111 配 当 役 当 員 期 賞 純 利 10 連結キャッシュ・フロー計算書 連結キャッシュ・フロー計算書 注記事項 (単位:百万円) 連結キャッシュ・フロー計算書 営業活動によるキャッシュ・フロー …………………………………2,446 投資活動によるキャッシュ・フロー ………………………………△ 980 財務活動によるキャッシュ・フロー …………………………………1,263 現金及び現金同等物に係る換算差額 ……………………………………84 現金及び現金同等物の増減額 …………………………………………2,814 現金及び現金同等物期首残高 …………………………………………7,598 連結除外に伴う現金等減少額 ………………………………………………0 現金及び現金同等物期末残高 ………………………………………10,411 ∏現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲載されている 科目の金額との関係 現金及び預金勘定 ………………………………………10,161 百万円 マネーマネジメントファンド ………………………………250 百万円 預金及び現金同等物 ……………………………………10,411 百万円 π株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産および負債 の主な内訳 株式の取得により新たに DENYO EUROPA GMBH を連結したこと にともなう連結開始時の資産および負債の内訳ならびに同社株式の 取得価額と同社株式取得による収入(純額)との関係は次のとおり であります。 流動資産 ………………………………………………………100 百万円 固定資産 ………………………………………………………12 百万円 流動負債 …………………………………………………△ 72 百万円 連結調整勘定 ……………………………………………△ 12 百万円 少数株主持分 ……………………………………………△ 10 百万円 DENYO EUROPA GMBH 株式の取得価額 …………………17 百万円 DENYO EUROPA GMBH 現金及び現金同等物 ………△ 38 百万円 差引: DENYO EUROPA GMBH 取得による収入…………20 百万円 ∫重要な非資金取引の内容 転換社債の転換による資本金増加額 ………………………246 百万円 転換社債の転換による資本準備金増加額 …………………246 百万円 転換による転換社債減少額 …………………………………492 百万円 税効果会計 セグメント情報 (単位:百万円) 1.繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別内訳 繰延税金資産 未払事業税否認 …………………………………………………………267 投資有価証券評価損否認 ………………………………………………228 役員退職慰労引当金繰入額否認 ………………………………………200 貸倒引当金繰入額否認 …………………………………………………189 賞与引当金繰入額否認 …………………………………………………153 退職給付費用否認 ………………………………………………………110 ゴルフ会員権評価損否認 ………………………………………………73 繰越欠損金 ……………………………………………………………2,495 その他 ……………………………………………………………………215 繰延税金資産小計 ………………………………………………………3,934 評価性引当額 …………………………………………………………△ 2,722 繰延税金資産計 …………………………………………………………1,212 繰延税金負債 海外子会社の留保利益 ……………………………………………△ 97 有価証券評価差額金 ………………………………………………△ 74 その他 ………………………………………………………………△ 15 繰延税金負債計 ………………………………………………………△ 187 繰延税金資産の純額 ……………………………………………………1,024 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異原因 法定実効税率 …………………………………………………………42.05 % (調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目…………………………2.56 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 ………………△ 0.17 住民税均等割…………………………………………………………0.31 外国税額控除 ……………………………………………………△ 0.15 連結子会社の繰越欠損金……………………………………………2.36 海外子会社の税率差異 …………………………………………△ 1.94 その他…………………………………………………………………0.25 税効果会計適用後の法人税等の負担率 …………………………45.27 % 直接所有の子会社 会社名 資本金 TAXAN USA CORPORATION TAXAN(EUROPE)LTD. KAGA(H.K.)ELECTRONICS LTD. KAGA(SINGAPORE)ELECTRONICS PTE.LTD. KAGA(KOREA)ELECTRONICS CO., LTD. KAGA(TAIWAN)ELECTRONICS CO., LTD. TAXAN GUAM LTD. DENYO EUROPA GMBH 加賀電子(上海)有限公司 20,250 千米ドル 1,300 千英ポンド 20,000 千香港ドル 750 千シンガポールドル 200,000 千ウォン 15,000 千台湾ドル 800 千米ドル 50 千独マルク 467 千米ドル 100.0 % 100.0 % 100.0 % 100.0 % 100.0 % 100.0 % 100.0 % 75.0 % 100.0 % 加賀テック株式会社 加賀デバイス株式会社 加賀コンポーネント株式会社 加賀マイクロアート株式会社 加賀ソルネット株式会社 共和技研株式会社 コタキエレクトロニクス株式会社 株式会社エー・ディーデバイス 株式会社デジタル・ゲイン 当社の出資比率 (%) 50,000 千円 100.0 % 395,200 千円 300,000 千円 50,000 千円 91.0 % 82.7 % 100.0 % 99,000 千円 79.6 % 50,000 千円 30,000 千円 150,000 千円 10,000 千円 99.3 % 81.0 % 77.0 % 85.0 % (注)前期まで直接所有子会社であったアイ・ラテ・ドットコム株式会社は、出資比率低下により持分法適用会社となりました。 所在地別セグメント情報 (単位:百万円) 日本 ø売上高及び営業損益 売 上 高 ∏外部顧客に対する売上高 当期 πセグメント間の内部売上高 自平成 12 年 4 月 1 日 計 至平成 13 年 3 月 31 日 営 業 費 用 営業利益又は営業損失(△) ¿資 産 ( ) 北米 141,464 3,690 145,154 138,257 6,896 61,156 1,488 141 1,629 1,605 24 575 欧州 3,755 − 3,755 3,952 △ 196 1,666 (注)1.国または地域は、地理的近接度により区分しております。 2.本邦以外の区分する地域の内訳は次のとおりであります。 ∏北 米…米国 π欧 州…イギリス、ドイツ ∫東アジア…香港、シンガポール、台湾、韓国、中国、マレーシア 海外売上高 当期 東アジア 15,458 11,750 27,208 26,710 498 7,764 計 消去又は全社 連結 162,167 15,581 177,749 170,526 7,222 71,162 − △ 15,581 △ 15,581 △ 15,556 △ 25 959 162,167 − 162,167 154,969 7,197 72,122 3.資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は 3,830 百万円であり、その主なものは当社での余資運転資金(現 金及び預金、有価証券)、長期投資証券(投資有価証券、出資金) 等であります。 (単位:百万円) 北米 欧州 東アジア 計 ø海外売上高 1,899 4,435 18,728 25,063 ¿連結売上高 − − 自平成 12 年 4 月 1 日 (至平成 13 年 3 月 31 日)¡海外売上高の連結 売上高に占める割合 11 主な業務内容 電子機器・部品等の販売 電子機器・部品および情報機器等の販売 電子機器・部品等の販売 電子機器・部品等の販売 電子機器・部品等の販売 電子機器・部品等の販売 不動産所有およびその管理、運営 電子機器・部品等の販売 電子機器・部品等の製造および販売 アミューズメント関連のソフト・ハードの開発・製造・販売およびOA機器 を中心としたリサイクル事業 電子機器・部品等の販売 電気機器の製造および販売 電気・電子応用機器の開発・製造および販売 コンピュータネットワークシステムの開発・設計・施工・保守および電子機 器・情報機器等の販売 アミューズメント機器等の開発・製造 電子機器・部品等の販売 電子機器・部品等の販売 エレクトロニクスに関連する販促商品の企画・開発 1.17 % − 162,167 2.74 % 11.55 % 15.46 % (注)1.国または地域は、地理的近接度により区分しております。 2.本邦以外の区分する地域の内訳は次のとおりであります。 ∏北 米…米国 π欧 州…イギリス、ドイツ ∫東アジア…香港、シンガポール、台湾、韓国、中国、マレーシア 3.海外売上高は、当社および連結子会社の本邦以外の国又は地域における売 上高であります。 12 単体営業の概況 営業の経過および成果 当期におけるわが国 の経済環境は、 前半期 におきましては様々な 景気対策の効果や各企 業の努力、 および米国 経済が堅調に拡大して いた影響からゆるやか な回復期にあると思わ Aptiva E Series れましたが、 後半期に 入りますと米国経済の 変調、後退が鮮明となり、株式市場の大幅な下落や円安傾向によ る経済の低迷、不況色が一段と濃くなり、より効果的な景気対策 が望まれる状況となりました。 当社の属するエレクトロニクス業界におきましても、半導体を はじめ各種電子部品の品不足状況の前半期から、後半期に入りま すと一転して供給過剰となり急速に各分野において需給が変化し、 厳しい状況となりました。 かかる環境のなかで当社におきましては、市場動向に注意しつ つ顧客ニーズに機敏に対応し、業容の拡大に努力してまいりまし た。その結果、売上高 106,269 百万円(前期比 37.4 %増)、経 常利益 6,635 百万円(前期比 89.1 %増)となりました。当期純 売上高 (単位:億円) 利益につきましては、関 係会社等投資損失引当金 繰入額(1,390 百万円) を主とした特別損失 (1,951 百万円)を計上し ましたが 2,604 百万円 (前期比 146.3 %増)と、 過去最高の業績となりま した。 こ の よ う な 状 況 か ら 、 MP 3 レコーダープレーヤーボード 株主各位の日頃のご支援 に応えるべく平成 13 年 3 月 31 日を基準とし株式分割 1 : 1.1 を実施することとしました。 部門別営業の状況 電子事業本部(半導体・ EMS ・一般電子部品などの販売) 当期における電子部品業界の動向は、前期に引続き携帯電話関 連や情報機器関連を主体とした需要が活発であった前半期と、一 転して需給バランスが逆転し供給過剰となった後半期とに分かれ ます。この様な環境のなかで市場動向に注意しながら機敏な営業 活動をしてまいりました。その結果、売上高 73,769 百万円(前 期比 65.6 %増)となりました。 経常利益/当期純利益 経常利益 80 122.18 120 60 773.3 20 13 60 10.5 30 2.8 50.33 19.10 13.59 0 0 第30期 第31期 第32期 第33期 551.4 500 300 277.6 241.4 481.9 240.8 250.9 448.8 394.2 第30期 第31期 第32期 第33期 その他 2.2% 一般電子部品 9.2% 200 EMS 20.0 11.7 売上高構成比率 純資産 (単位:億円) 300 35.0 4.0 0 当期の利益処分 当期の利益配当金につきましては、当期業績を勘案し、株主の皆 さまのご支援に報いるため 5 円の増配(特別配当)を実施させて いただき、1 株につき 12 円 50 銭とし、中間配当金 12 円 50 銭 とあわせ、当期の年間配当金は1株につき 25 円とさせていただき ます。 90 40 26.0 300 総資産 (単位:億円) 400 620.6 529.2 ③一般電子部品 当社の取扱う電子部品は多種多様ですが、多くの仕入先、販売 600 66.3 600 ② EMS 当社では従来加工ユニットとして開示してまいりましたが、当 期より EMS として開示してまいります。国内では遊戯機器事業 の EMS を主体にしておりますが、企画開発段階より受注できる 技術サポート体制を整備し、営業活動に努めてまいりました結果、 売上高 18,670 百万円(前期比 33.4 %増)となりました。 情報機器事業本部(パーソ ナルコンピュータ、周辺機 器の販売) 当期のパーソナルコンピ TAXAN FRW 1640 ュータ並びに周辺機器の市 場は、前期に引続き成長拡大を予測しておりましたが総じて不活発 で、特に後半期に入りますと停滞色が強く、拡販営業努力にもかか わらず売上高 32,499 百万円(前期比 0.8 %減)という結果とな りました。 (自平成12年4月1日 至平成13年3月31日) 150 1,062.6 900 先を擁し且つ地道な営業活 動を行っております。その 結果、売上高 9,793 百万 円(前期比 28.9 %増)と なりました。 当期純利益 (単位:億円) 1,200 一株当たりの当期純利益 (単位:円) ①半導体 国内半導体メーカーが 撤退した小容量のメモリ ー需要を発掘し受注活動 に努め、特に新規需要先 を開拓してまいりました。 また半導体技術力の強化 を図り、カスタム IC の開 発受注や販売支援にも努 TAXAN FWHD-60G めてまいりました。その 結果、売上高 42,362 百 万円(前期比 117.8 %増)となりました。 39.9% 100 200 100 情報機器 31.1% 0 0 第30期 第31期 第32期 第33期 半導体 17.6% 第30期 第31期 第32期 第33期 第30期 第31期 第32期 第33期 14 貸借対照表 損益計算書 利益処分 (単位:百万円) 資産の部 科 目 流 動 資 産 現 金 及 び 預 金 受 取 手 形 売 掛 金 有 価 証 券 自 己 株 式 商 品 貯 蔵 品 前 渡 金 前 払 費 用 繰 延 税 金 資 産 短 期 貸 付 金 関係会社短期貸付金 未 収 収 益 未 収 入 金 そ の 他 貸 倒 引 当 金 固 定 資 産 有形固定資産 建 物 構 築 物 車 輌 運 搬 具 什 器 備 品 土 地 建 設 仮 勘 定 無形固定資産 商 標 権 電 話 加 入 権 ソ フ ト ウ ェ ア 投資その他の資産 投 資 有 価 証 券 関 係 会 社 株 式 出 資 金 長 期 貸 付 金 従来員長期貸付金 関係会社長期貸付金 長 期 滞 留 債 権 繰 延 税 金 資 産 保 険 積 立 金 ゴ ル フ 会 員 権 差 入 保 証 金 そ の 他 関係会社等投資損失引当金 貸 倒 引 当 金 資 15 産 合 計 (単位:百万円) 金 額 負債の部 当期 前期 (平成13年 3 月31日現在) (平成12年 3 月31日現在) 44 , 014 7 , 013 8 , 276 22 , 153 683 1 2 , 531 15 126 75 385 18 950 1 1 , 806 95 △ 120 11 , 127 532 188 19 16 149 155 2 231 4 24 202 10 , 363 3 , 263 4 , 714 1 , 132 2 14 90 468 1 , 463 291 472 780 50 △ 1 , 966 △ 416 34 , 017 4 , 591 5 , 764 17 , 884 582 2 2 , 643 13 124 84 168 2 630 7 1 , 665 5 △ 153 10 , 869 468 173 20 9 108 155 − 246 6 27 213 10 , 154 3 , 071 4 , 480 591 4 15 − 390 599 207 647 779 250 △ 576 △ 306 55 , 141 44 , 887 科 目 当期 前期 (平成13年 3 月31日現在) (平成12年 3 月31日現在) 24 , 253 16 , 676 形 1 , 817 2 , 550 金 16 , 025 11 , 730 流 動 負 債 支 払 買 手 掛 短 期 借 入 金 2 , 000 − 関係会社短期借入金 500 − 未 金 323 155 用 827 607 未 払 払 費 2 , 492 1 , 494 前 受 金 75 75 預 り 金 102 62 そ の 他 90 − 3 , 126 3 , 119 債 2 , 405 2 , 897 退職給付引当金 230 − 役員退職慰労引当金 476 207 未払法人税等 固 定 負 債 転 換 社 科 当期 目 営 業 損 益 の 部 経 営 常 業 損 益 の 部 外 損 益 の 部 売 上 売 上 原 売 上 総 利 販 売 費 及 び 一 般 管 理 高 価 益 費 106 , 269 93 , 714 12 , 555 6 , 421 77 , 330 69 , 366 7 , 963 5 , 145 営 益 6 , 133 2 , 818 営 業 外 収 受 取 利 有 価 証 券 利 受 取 配 当 為 替 差 有 価 証 券 売 却 有 価 証 券 評 価 損 戻 入 出 資 持 分 損 雑 収 営 業 外 費 支 払 利 息 及 び 割 引 支 払 利 社 債 利 社 債 発 行 費 償 有 価 証 券 売 買 有 価 証 券 評 価 為 替 差 雑 益 息 息 金 益 益 益 益 入 用 料 息 息 却 損 損 損 損 820 23 17 63 80 − − 555 80 318 − 47 2 − 60 180 − 26 933 47 19 186 − 364 49 − 266 243 34 − 1 71 − − 31 103 経 益 6 , 635 3 , 508 − − 1 , 951 − 7 112 49 106 95 33 1 , 390 155 − 4 , 683 3 , 233 △ 1 , 154 2 , 604 233 − 268 26 392 392 1 , 984 4 − 1 , 048 − − − − 576 155 200 1 , 916 1 , 544 △ 686 1 , 057 58 81 157 15 2 , 543 1 , 024 業 利 常 利 計 27 , 762 25 , 092 負債及び資本合計 55 , 141 44 , 887 当 負 の 債 合 他 15 14 計 27 , 379 19 , 795 資本の部 資 本 金 8 , 439 8 , 193 資本準備金 10 , 218 9 , 972 利益準備金 548 492 その他の剰余金 8 , 453 6 , 434 任 意 積 立 金 5 , 910 5 , 410 別途積立金 5 , 910 5 , 410 当期未処分利益 2 , 543 1 , 024 その他有価証券評価差額金 資 本 合 101 − 摘 要 期 未 処 分 利 益 金 額 前期 自平成12年 4 月 1 日 自平成11年 4 月 1 日 ( 至平成13年 3 月31日 ( ( 至平成12年 3 月31日 ( 特 別 利 益 特 投 資 有 価 証 券 売 却 益 特 別 損 失 別 固 定 資 産 売 却 損 固 定 資 産 除 却 損 損 投 資 有 価 証 券 評 価 損 関 係 会 社 株 式 評 価 損 ゴ ル フ 会 員 権 売 却 損 益 ゴ ル フ 会 員 権 評 価 損 貸 倒 引 当 金 繰 入 額 の 関係会社等投資損失引当金繰入額 役員退職慰労引当金繰入額 部 商 品 廃 棄 損 税 引 前 当 期 純 利 益 法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税 法 人 税 等 調 整 額 当 期 純 利 益 前 期 繰 越 利 益 過 年 度 税 効 果 調 整 額 中 間 配 当 額 中 間 配 当 に 伴 う 利 益 準 備 金 積 立 額 そ (単位:円) 当 期 未 処 分 利 益 2 , 543 , 628 , 871 これを次のとおり処分します。 利 益 準 備 金 40 , 000 , 000 利 益 配 当 金 268 , 158 , 888 ( 1 株につき 12 円 50 銭) 役 員 賞 与 金 うち 取締役分 113,500,000 監査役分 6,500,000 〔 別 次 期 途 繰 積 越 立 利 金 益 120 , 000 , 000 〕 1 , 400 , 000 , 000 715 , 469 , 983 (注)平成 12 年 9 月 30 日現在の株主名簿および実質株主名簿に記載さ れた株主に対して、平成 12 年 12 月 8 日に 1 株につき 12 円 50 銭、総額 268,032,075 円の中間配当を実施しておりますので、当 期の利益配当金は 1 株につき年間 25 円となります。 16 株式の状況 (平成 13 年 3 月 31 日現在) ●会社が発行する株式の総数 ............................ 33,600,000 株 ●発 行 済 株 式 総 数 ............................ 21,452,798 株 ●当 期 末 株 主 数......................................... 4,365 名 ●大 株 主 の 状 株主名 塚 本 勲 ゴールドマン・サックス・インターナショナル 株 式 会 社 東 海 銀 行 株 式 会 社 富 士 銀 行 株式会社東京三菱銀行 株 式 会 社 三 和 銀 行 株 式 会 社 住 友 銀 行 沖電気工業株式会社 三 菱 電 機 株 式 会 社 日本生命保険相互会社 出資比率 11.05 % 5.23 4.86 4.02 4.02 3.57 2.33 2.23 2.12 1.99 持株数 − 千株 − 639 (注 2 ) 0 145 128 70 410 400 − 出資比率 − % − 0.03 0.00 0.00 0.00 0.00 0.07 0.02 − (注)1.持株数は千株未満を切捨てて記載しております。 2.株式会社富士銀行の当社の当該株主への出資状況の持株数は、当該株主の持株会社 である株式会社みずほホールディングスの株式への出資に変更となり 138 株出資 しております。 5千株以上 189名 1,158千株 1万株以上 118名 2,057千株 5万株以上 12名 954千株 その他国内法人 175名 2,878千株 ●事業の内容 当社は、コンピュータおよび周辺機器・関連部 レクトロニクス部品の企画、開発、仕入販売な らびに輸出入を主な事業とし、これに付帯する 業務も営んでおります。 役 員 (平成 13 年 3 月 31 日現在) 100万株以上 3名 4,537千株 常務取締役 50万株以上 4名 2,995千株 10万株以上 22名 5,022千株 証券会社 16名 119千株 個人その他 4,097名 9,837千株 常務取締役 常務取締役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 常勤監査役 常勤監査役 合計4,365名 21,452,798株 国内関係会社 12 社 品・付属品・ソフトウェアおよび電子機器用エ 取締役副社長 金融機関 41名 6,868千株 17 84 億 3,941 万円 ●従 業 員 数 317 名(男 204 ・女 113) 1千株未満 879名 166千株 ●所有者別株式分布 外国人 36名 1,749千株 昭和 43 年 9 月 12 日 ●資 本 金 取締役社長 ●所有数別株式分布 1千株以上 3,138名 4,560千株 ●設 立 ●平 均 年 齢 31.7 歳(男 33.7 ・女 28) 大株主の当社への出資状況 当社の当該株主への出資状況 2,371 千株 1,123 1,042 863 863 765 501 478 454 428 ネットワーク (平成 13 年 3 月 31 日現在) (注)従業員数には出向社員(145 名)を含めておりません。 況 持株数 会社の概要 監 査 役 監 査 役 塚 本 勲 高 橋 進 次 藤 田 弘 雄 嶋 内 敏 博 塚 本 外茂久 下 山 和一郎 門 良 一 高 橋 信 佐 筧 新太郎 益 野 力 一 川 股 昇 山 名 和 夫 高 師 幸 男 石 川 正 弘 川端下 喜 弘 太 田 瀧 也 河 村 良 穂 岩 田 健 二 ■本 社 電子事業本部 京浜営業所 北関東営業所 京葉営業所 新都心営業所 新横浜営業所 浜松営業所 関西営業所 名古屋営業所 北陸営業所 仙台営業所 福岡営業所 情報機器事業本部 札幌営業所 仙台営業所 首都圏営業所 名古屋営業所 関西営業所 広島営業所 福岡営業所 〒 112-8657 東京都文京区音羽 1-26-1 103(3942)6211 〒 144-0051 〒 330-0038 〒 135-0016 〒 151-0053 〒 222-0033 〒 430-0802 〒 530-0047 〒 461-0004 〒 920-0031 〒 981-0914 〒 812-0022 東京都大田区西蒲田 7-42-2 埼玉県さいたま市宮原町 2-34-1 東京都江東区東陽 3-23-24 東京都渋谷区代々木 4-59-3 神奈川県横浜市港北区新横浜 2-5-2 静岡県浜松市将監町 8-1 大阪府大阪市北区西天満 3-13-20 愛知県名古屋市東区葵 1-26-8 石川県金沢市広岡 2-13-37 宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町 2-3 福岡県福岡市博多区神屋町 4-5 103(5710)1100 1048(667)3321 103(5634)8015 103(3379)4411 1045(473)7321 1053(462)7471 106(6364)3911 1052(933)0811 1076(262)0711 1022(301)9172 1092(282)1140 〒 064-0801 〒 981-0914 〒 162-0801 〒 461-0004 〒 530-0047 〒 730-0051 〒 812-0022 札幌市中央区南 1 条西 20-2-1 宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町 2-3 東京都新宿区山吹町 346-6 愛知県名古屋市東区葵 1-26-8 大阪府大阪市北区西天満 3-13-20 広島県広島市中区大手町 3-8-1 福岡県福岡市博多区神屋町 4-5 1011(613)6800 1022(717)1952 103(3268)2119 1052(933)0551 106(6314)1201 1082(544)0362 1092(271)6500 ●海外関係会社 TAXAN USA CORPORATION VOLGEN AMERICA INC. TAXAN I-O DATA USA, INC. MCE TECHNOLOGIES, LLC TAXAN (EUROPE) LTD. TAXAN (FRANCE) EURL TAXAN (NORDIC) AB TAXAN (DEUTSCHLAND) GMBH DENYO EUROPA GMBH KAGA (H.K.) ELECTRONICS LTD. 港加賀電子(深 )有限公司 ●国内関係会社 加賀テックñ ñナグザット 加賀デバイスñ 加賀マイクロアートñ 加賀ソルネットñ 加賀コンポーネントñ 共和技研ñ コタキエレクトロニクスñ ñエー・ディーデバイス ñデジタル・ゲイン アイ・ラテ・ドットコムñ ユニオン商事ñ 〒 101-0021 〒 101-0021 〒 162-0811 〒 162-0801 〒 162-0801 〒 112-0013 〒 352-0002 〒 162-0801 〒 105-0022 〒 112-0013 〒 101-8475 〒 110-0015 KAGA (SINGAPORE) ELECTRONICS PTE. LTD. KAGA (KOREA) ELECTRONICS CO., LTD. KAGA (TAIWAN) ELECTRONICS CO., LTD. TAXAN GUAM LTD. 加賀電子(上海)有限公司 加賀電器(香港)有限公司 広州軽電機有限公司 KAGA COMPONENTS (MALAYSIA) SDN. BHD. 東京都千代田区外神田 2-5-12 東京都千代田区外神田 3-10-3 東京都新宿区水道町 3-1 東京都新宿区山吹町 346-6 東京都新宿区山吹町 346-6 東京都文京区音羽 1-1-1 埼玉県新座市東 3-12-9 東京都新宿区山吹町 347 東京都港区海岸 1-9-18 東京都文京区音羽 1-1-1 東京都千代田区神田小川町 2-1 東京都台東区東上野 2-1-11 103(5297)5670 103(3526)9001 103(5229)7055 103(3942)6315 103(3235)3781 103(5395)2051 1048(473)6460 103(3235)5241 103(5405)9370 103(3942)6236 103(5283)8511 103(5828)8061 18 有価証券報告書 事 業 年 度 (第 33 期) 自 至 平成12年4月1日 平成13年3月31日 東京都文京区音羽一丁目26番1号 (401268) (1)/ 02/07/10 15:31(01/06/23 9:45)/ 401268_01_000_2k_01009845/カバー目次/加賀電子/有報 本文書は、EDINET(Electronic Disclosure for Investors’ NETwork)システムを利用 して金融庁に提出した有価証券報告書の記載事項を、PDFファイルとして作成したものであり ます。 EDINETによる提出書類は一部の例外を除きHTMLファイルとして作成することとされ ており、当社ではワードプロセッサファイルの元データをHTMLファイルに変換することによ り提出書類を作成しております。 本文書はその変換直前のワードプロセッサファイルを元に作成されたものであります。 目次 頁 第一部 企業情報 第1 第2 第3 第4 ……………………………………………………………………………………………………… 1 企業の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 1 1. 主要な経営指標等の推移 …………………………………………………………………………………… 1 2. 沿革 …………………………………………………………………………………………………………… 3 3. 事業の内容 …………………………………………………………………………………………………… 4 4. 関係会社の状況 ……………………………………………………………………………………………… 6 5. 従業員の状況 ………………………………………………………………………………………………… 9 事業の状況 ……………………………………………………………………………………………………… 10 1. 業績等の概要 ………………………………………………………………………………………………… 10 2. 仕入、受注及び販売の状況 ………………………………………………………………………………… 12 3. 対処すべき課題 ……………………………………………………………………………………………… 13 4. 経営上の重要な契約等 ……………………………………………………………………………………… 14 5. 研究開発活動 ………………………………………………………………………………………………… 15 設備の状況 ……………………………………………………………………………………………………… 16 1. 設備投資等の概要 …………………………………………………………………………………………… 16 2. 主要な設備の状況 …………………………………………………………………………………………… 16 3. 設備の新設、除却等の計画 ………………………………………………………………………………… 17 提出会社の状況 ………………………………………………………………………………………………… 18 1. 株式等の状況 ………………………………………………………………………………………………… 18 (1) 株式の総数等 ……………………………………………………………………………………………… 18 (2) 発行済株式総数、資本金等の推移 ……………………………………………………………………… 18 (3) 所有者別状況 ……………………………………………………………………………………………… 19 (4) 大株主の状況 ……………………………………………………………………………………………… 19 (5) 議決権の状況 ……………………………………………………………………………………………… 20 (6) ストックオプション制度の内容 ………………………………………………………………………… 20 2. 自己株式の取得等の状況 …………………………………………………………………………………… 20 3. 配当政策 ……………………………………………………………………………………………………… 22 4. 株価の推移 …………………………………………………………………………………………………… 23 5. 役員の状況 …………………………………………………………………………………………………… 24 経理の状況 ……………………………………………………………………………………………………… 28 1. 連結財務諸表等 ……………………………………………………………………………………………… 29 (1) 連結財務諸表 ……………………………………………………………………………………………… 29 (2) その他 ……………………………………………………………………………………………………… 60 2. 財務諸表等 …………………………………………………………………………………………………… 61 (1) 財務諸表 …………………………………………………………………………………………………… 61 (2) 主な資産及び負債の内容 ………………………………………………………………………………… 81 (3) その他 ……………………………………………………………………………………………………… 84 第6 提出会社の株式事務の概要 …………………………………………………………………………………… 85 第7 提出会社の参考情報 …………………………………………………………………………………………… 86 第5 第二部 提出会社の保証会社等の情報 …………………………………………………………………………… [監査報告書] (2)/ 02/07/10 15:31(01/06/23 9:45)/ 401268_01_000_2k_01009845/カバー目次/加賀電子/有報 87 【表紙】 【提出書類】 有価証券報告書 【根拠条文】 証券取引法第24条第1項 【提出先】 関東財務局長 【提出日】 平成13年6月29日 【事業年度】 第33期(自 【会社名】 加賀電子株式会社 【英訳名】 KAGA ELECTRONICS CO.,LTD. 【代表者の役職氏名】 取締役社長 【本店の所在の場所】 東京都文京区音羽一丁目26番1号 【電話番号】 (03)3942−6211 【連絡者の氏名】 常務取締役管理本部長 【最寄りの連絡場所】 同上 【電話番号】 同上 【連絡者の氏名】 同上 【縦覧に供する場所】 平成12年4月1日 塚本 至 平成13年3月31日) 勲 藤田 弘雄 東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) 株式会社大阪証券取引所 (大阪市中央区北浜一丁目6番10号) (1) / 02/07/10 15:32 (01/06/18 14:43) / 401268_01_010_2k_01009845/第0表紙/加賀電子/有報 第一部【企業情報】 第1【企業の概況】 1【主要な経営指標等の推移】 (1)連結経営指標等 回次 第29期 第30期 第31期 第32期 第33期 決算年月 平成9年3月 平成10年3月 平成11年3月 平成12年3月 平成13年3月 売上高(千円) 89,658,321 93,646,090 98,792,717 117,731,592 162,167,404 1,075,245 706,539 768,174 3,871,399 8,165,851 334,815 −413,166 −1,822,809 1,458,945 4,093,061 純資産額(千円) 22,820,581 22,010,850 19,827,194 21,274,306 24,861,801 総資産額(千円) 55,560,493 53,147,965 55,563,029 60,583,924 72,122,486 1,088 55 1,049 27 945 22 1,008 13 1,158 96 経常利益(千円) 当期純損益(千円) 1株当たり純資産額 (円 銭) 1株当たり当期純損益 (円 銭) 15 97 潜在株式調整後1株当 たり当期純利益 (円 銭) 14 96 90 69 44 192 00 − − 67 49 176 86 41.07 41.41 35.68 35.12 34.47 1.47 −1.84 −8.71 7.10 17.74 50.80 − − 18.51 7.40 営業活動によるキャッ シュ・フロー(千円) − − − −3,496,180 2,446,704 投資活動によるキャッ シュ・フロー(千円) − − − 1,778,787 −980,138 財務活動によるキャッ シュ・フロー(千円) − − − −666,922 1,263,642 現金及び現金同等物の 期末残高(千円) − − − 7,598,024 10,411,519 従業員数(人) − − − 1,696 1,921 自己資本比率(%) 自己資本利益率(%) 株価収益率(倍) −19 70 −86 (注)1.売上高には消費税等は含まれておりません。 2.第30期および第31期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益および株価収益率は、当期純損失のため記 載しておりません。 3.臨時雇用者の総数は従業員数の100分の10未満であるため記載しておりません。 4.第29期、第30期および第31期の営業活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フ ロー、財務活動によるキャッシュ・フロー、現金及び現金同等物の期末残高および従業員数は、第32期 より作成しているため記載しておりません。 − 1 − (1) / 02/07/10 15:32 (01/06/22 9:16) / 401268_01_020_2k_01009845/第1企業/加賀電子/有報 (2)提出会社の経営指標等 回次 第29期 第30期 第31期 第32期 第33期 決算年月 平成9年3月 平成10年3月 平成11年3月 平成12年3月 平成13年3月 売上高(千円) 58,537,940 52,925,286 62,060,186 77,330,713 106,269,171 経常利益(千円) 666,146 1,170,193 2,004,040 3,508,852 6,635,173 当期純利益(千円) 356,098 400,620 285,034 1,057,612 2,604,754 8,102,711 8,102,711 8,102,711 8,193,139 8,439,411 発行済株式総数(株) 20,977,261 20,977,261 20,977,261 21,104,978 21,452,798 純資産額(千円) 24,142,736 24,146,360 24,086,746 25,092,096 27,762,059 総資産額(千円) 44,226,446 39,427,321 48,198,109 44,887,401 55,141,853 1,150 90 1,151 07 1,148 23 1,188 92 1,294 10 17 50 (7 50) 25 00 (12 50) 資本金(千円) 1株当たり純資産額 (円 銭) 1株当たり配当額 (内1株当たり中間配 当額)(円 銭) 15 00 (7 50) 17 50 (10 00) 15 00 (7 50) 1株当たり当期純利益 (円 銭) 16 98 19 10 13 59 50 33 122 18 潜在株式調整後1株当 たり当期純利益 (円 銭) 15 90 17 88 13 20 49 44 112 58 自己資本比率(%) 54.59 61.24 49.97 55.90 50.35 1.48 1.66 1.18 4.30 9.86 株価収益率(倍) 47.78 40.32 68.67 25.53 11.63 配当性向(%) 88.33 91.63 110.39 34.77 20.59 従業員数(人) 289 306 308 299 317 自己資本利益率(%) (注)1.売上高には消費税等は含まれておりません。 2.臨時雇用者の総数は従業員数の100分の10未満であるため記載しておりません。 3.従業員数は平成12年3月期より就業人員数を表示しております。 − 2 − (2) / 02/07/10 15:32 (01/06/22 9:16) / 401268_01_020_2k_01009845/第1企業/加賀電子/有報 2【沿革】 昭和43年9月 東京都千代田区外神田三丁目8番3号において通信機・測定器部品の販売を目的として設立。 昭和47年5月 本店の所在地を東京都文京区本郷三丁目39番5号に移転。 昭和54年4月 海外事業部(現・海外事業部)を本社内に設置。 昭和56年1月 本店の所在地を東京都文京区湯島三丁目14番2号に移転。 昭和56年7月 TSK ELECTRONICS CORPORATION(現・TAXAN USA CORPORATION(現・連結子会社))をアメリカ合 衆国に設立。 昭和60年6月 本店の所在地を東京都千代田区外神田六丁目5番12号に移転。 昭和60年12月 社団法人日本証券業協会・東京地区協会に株式を登録。 昭和60年12月 TAXAN(UK)LTD.(現・TAXAN(EUROPE)LTD.(現・連結子会社))をイギリスに設立。 昭和61年12月 東京証券取引所市場第二部に上場。 平成2年4月 ㈱ナグザット(現・加賀テック㈱(現・連結子会社))を子会社とする。 平成2年7月 本店の所在地を東京都文京区音羽一丁目26番1号に移転。 平成2年8月 特機部(現・特機事業部)を本社内に設置。 平成3年4月 電子デバイス部を分社し、加賀デバイス㈱(現・連結子会社)として東京都文京区に設立。 平成3年4月 ボルテック㈱(現・加賀コンポーネント㈱)を子会社とする。 平成4年6月 KAGA(H.K.)ELECTRONICS LTD.(現・連結子会社)を香港に設立。 平成5年1月 株式会社巴商会よりアップルコンピュータ社製品の営業部門を譲り受ける。 平成5年4月 ハイテックス営業部(現・情報機器事業本部)を本社内に設置。 平成6年7月 KAGA(SINGAPORE)ELECTRONICS PTE.LTD.(現・連結子会社)をシンガポールに設立。 平成7年2月 KAGA(KOREA)ELECTRONICS CO.,LTD.(現・連結子会社)を韓国に設立。 平成7年4月 開発センター部門を分社し、加賀マイクロアート㈱(現・連結子会社)として石川県金沢市に設 立。 平成7年8月 加賀ソルネット㈱(現・連結子会社)を東京都新宿区に設立。 平成7年12月 KAGA (TAIWAN) ELECTRONICS CO.,LTD.(現・連結子会社)を台湾に設立。 平成9年2月 共和技研㈱(現・連結子会社)を子会社とする。 平成9年5月 ボルテック㈱が東軽電工㈱から営業を譲受け、社名を加賀コンポーネント㈱(現・連結子会社) に変更。 平成9年9月 東京証券取引所市場第二部から市場第一部へ上場。 平成10年5月 コタキエレクトロニクス㈱(現・連結子会社)を子会社とする。 平成11年5月 ㈱エー・ディーデバイス(現・連結子会社)を子会社とする。 平成11年10月 ㈱デジタル・ゲイン(現・連結子会社)を東京都文京区に設立。 平成11年12月 アイ・ラテ・ドットコム㈱(現・持分法適用関連会社)を東京都中野区に設立。 平成12年4月 DENYO EUROPA GMBH(現・連結子会社)を子会社とする。 平成12年8月 加賀電子(上海)有限公司(現・連結子会社)を上海に設立。 平成12年9月 株式会社大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場へ上場。 − 3 − (3) / 02/07/10 15:32 (01/06/22 9:16) / 401268_01_020_2k_01009845/第1企業/加賀電子/有報 3【事業の内容】 当社グループは、加賀電子株式会社(当社)、連結子会社28社(国内10社、海外18社)および持分法適用関連 会社2社(国内1社、海外1社)により構成されております。事業内容としては、電子部品事業におきまして半 導体・一般電子部品・EMSなどの開発・製造・販売、情報機器事業におきましては、パーソナルコンピュー タ・周辺機器などの販売を行っております。 事業内容と当社および関係会社の当該事業との関連は、次のとおりであります。 なお、当社は事業の種類別セグメント情報を記載していないため、事業内容別によって記載しております。 事業内容 主要な会社 当社電子事業本部 加賀テック株式会社 加賀デバイス株式会社 加賀コンポーネント株式会社 加賀マイクロアート株式会社 共和技研株式会社 コタキエレクトロニクス株式会社 株式会社エー・ディーデバイス 株式会社デジタル・ゲイン 株式会社ナグザット *アイ・ラテ・ドットコム株式会社 電子部品事業(半導体・一般電子部品・EMSなどの開 TAXAN USA CORPORATION 発・製造・販売) KAGA(H.K.)ELECTRONICS LTD. KAGA(SINGAPORE)ELECTRONICS PTE.LTD. KAGA(KOREA)ELECTRONICS CO.,LTD. KAGA(TAIWAN)ELECTRONICS CO.,LTD. DENYO EUROPA GMBH VOLGEN AMERICA INC. TAXAN GUAM LTD. 加賀電子(上海)有限公司 港加賀電子(深セン)有限公司 加賀電器(香港)有限公司 広州軽電機有限公司 KAGA COMPONENTS(MALAYSIA)SDN.BHD. 当社情報機器事業本部 加賀ソルネット株式会社 TAXAN(EUROPE)LTD. 情報機器事業(パーソナルコンピュータ・周辺機器など TAXAN(FRANCE)EURL の販売) TAXAN(NORDIC)AB TAXAN(DEUTSCHLAND)GMBH TAXAN I-O DATA USA,INC. *MCE TECHNOLOGIES,LLC − 4 − (4) / 02/07/10 15:32 (01/06/22 9:16) / 401268_01_020_2k_01009845/第1企業/加賀電子/有報 国 内 海 外 電子部品事業 電子部品事業 加賀電子株式会社︵仕入・販売︶ 販売会社 加賀デバイス株式会社 コタキエレクトロニクス株式会社 株式会社エー・ディーデバイス 株式会社ナグザット 製造・販売会社 加賀テック株式会社 加賀コンポーネント株式会社 販売会社 TAXAN USA CORPORATION KAGA(H.K.)ELECTRONICS LTD. KAGA(SINGAPORE)ELECTRONICS PTE.LTD. KAGA(KOREA)ELECTRONICS CO.,LTD. KAGA(TAIWAN)ELECTRONICS CO.,LTD. DENYO EUROPA GMBH VOLGEN AMERICA INC. 製造・販売会社 加賀電子(上海)有限公司 港加賀電子(深セン)有限公司 加賀マイクロアート株式会社 加賀電器(香港)有限公司 広州軽電機有限公司 KAGA COMPONENTS(MALAYSIA)SDN.BHD. 共和技研株式会社 販促商品などの企画・開発会社 情報機器事業 株式会社デジタル・ゲイン 販売会社 情報配信サービス会社 TAXAN(EUROPE)LTD. TAXAN(FRANCE)EURL TAXAN(NORDIC)AB TAXAN(DEUTSCHLAND)GMBH TAXAN I-O DATA USA,INC. *アイ・ラテ・ドットコム株式会社 情報機器事業 販売会社 加賀ソルネット株式会社 国 *MCE TECHNOLOGIES,LLC 内 ・ 海 外 利 用 利 用 ユ 福利厚生施設管理・運営会社 TAXAN GUAM LTD. ー ザ ー (注)1.子会社はすべて連結子会社であります。 2.DENYO EUROPA GMBHは、平成12年4月にヨーロッパ地域に対する販売拠点とし、取扱い商品の拡販を目 的として株式を取得したものであります。 3.KAGA COMPONENTS(MALAYSIA)SDN.BHD.は、平成12年6月マレーシアに電源、アクセサリーの開発、設計、 生産拠点として設立したものであります。 4.加賀電子(上海)有限公司は平成12年8月に中国地域に対する製造・販売拠点とし、取扱い商品の拡販 を目的とし設立したものであります。 5.株式会社ナグザットは、平成12年8月にコンピュータおよびゲームソフトのリサイクル品の買取、販売 を目的として設立したものであります。 6.TAXAN I-O DATA USA,INC.は平成13年3月米国市場における販売拠点とし、取扱い商品の拡販を目的と して設立したものであります。 7.前連結会計年度まで直接所有子会社でありましたアイ・ラテ・ドットコム株式会社は、出資比率低下に より持分法適用関連会社となりました。 8.* 持分法適用関連会社 − 5 − (5) / 02/07/10 16:02 (01/06/22 9:16) / 401268_01_020_2k_01009845/第1企業/加賀電子/有報 4【関係会社の状況】 (1)連結子会社 名称 所在地 資本金 事業の内容 子会社の 議決権に 対する所 有割合 (%) 関係内容 役員の 兼任 (名) 資金援助 (千円) 営業上の取引 設備の 賃貸借 電子部品事業 TAXAN USA CORPORATION (注)1. アメリカ合衆国 カリフォルニア 州 ―― 当社及び当該 建物の 会社が販売す 一部を る商品の一部 賃貸 を相互に供給 (注)3. 4 ―― 当社及び当該 建物の 会社が販売す 一部を る商品の一部 賃貸 を相互に供給 (注)3. 100 4 ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 − 100 4 130,000 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 − 4 ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 − 3 ―― 当該会社が所 有する建物を 当社が福利厚 生目的に賃借 − ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 − − 20,250 千米ドル 電子部品、 電子機器等 の販売 20,000 千香港ドル 電子部品、 電子機器等 の販売 100 750 千シンガポー ルドル 電子部品、 電子機器等 の販売 200,000 千ウオン 電子部品、 電子機器等 の販売 15,000 千台湾ドル 電子部品、 電子機器等 の販売 100 800 千米ドル 不動産所有お よびその管理 運営 100 50 千独マルク 電子機器・部 品等の販売 100 4 KAGA(H.K.) ELECTRONICS LTD. 香港 KAGA(SINGAPORE) ELECTRONICS PTE. LTD. シンガポール KAGA(KOREA) ELECTRONICS CO., LTD. 韓国ソウル KAGA(TAIWAN) ELECTRONICS CO., LTD. (注)1. 台湾 台北 TAXAN GUAM LTD. アメリカ合衆国 グアム準州 DENYO EUROPA GMBH ドイツ ディーツェン バッハ 加賀電子(上海)有 限公司 中国 上海市 467 千米ドル 電子機器・部 品等の製造お よび販売 100 5 ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 VOLGEN AMERICA INC. アメリカ合衆国 カリフォルニア 州 100 千米ドル 電子機器・部 品等の販売 100 (100) 0 ―― 当社及び当該 建物の 会社が販売す 一部を る商品の一部 賃借 を相互に供給 (注)3. 港加賀電子(深セ ン)有限公司 中国 広東省 2,773 千米ドル 電気機器の製 造及び販売 100 (100) 1 ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 加賀電器(香港)有限 公司 香港 50 千香港ドル 電気機器の製 造及び販売 100 (100) 2 ―― 当社及び当該 建物の 会社が販売す 一部を る商品の一部 賃借 を相互に供給 (注)3. 広州軽電機有限公司 中国 広東省 2,000 千米ドル 電気機器の製 造及び販売 51.8 (51.8) 0 ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 − 3,000 千リンギット 電気機器の製 造及び販売 100 (100) ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 − KAGA COMPONENTS (MALAYSIA)SDN.BHD. マレーシア 75.0 2 2 − 6 − (6) / 02/07/10 15:32 (01/06/22 9:16) / 401268_01_020_2k_01009845/第1企業/加賀電子/有報 − 名称 加賀テック㈱ 所在地 東京都千代田区 資本金 事業の内容 子会社の 議決権に 対する所 有割合 (%) 関係内容 役員の 兼任 (名) 資金援助 (千円) 営業上の取引 設備の 賃貸借 810,000 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 建物の 一部を 賃借 (注) 3. 50,000千円 アミューズメ ント関連のソ フト・ハード の開発・製 造・販売およ びOA機器を 中心としたリ サイクル事業 91.0 3 ―― 当社及び当該 建物の 会社が販売す 一部を る商品の一部 賃借 を相互に供給 (注)3. 100 4 加賀デバイス㈱ 東京都新宿区 395,200千円 電子部品、 電子機器等 の販売 加賀コンポーネント ㈱ (注)4. 東京都文京区 300,000千円 電気機器の 製造及び販売 82.7 4 ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 建物の 一部を 賃貸 加賀マイクロアート ㈱ 東京都新宿区 50,000千円 電気・電子応 用機器の開発 及び販売 100 3 100,000 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 建物の 一部を 賃貸 99.3 5 ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 − 共和技研㈱ 埼玉県新座市 50,000千円 アミューズメ ント機器等の 開発・製造 コタキエレクトロニ クス㈱ 東京都新宿区 30,000千円 電子部品、電 子機器等の販 売 81.0 3 ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 建物の 一部を 賃貸 ㈱エー・ディーデバ イス 東京都港区 150,000千円 電子機器・部 品の販売 77.0 3 ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 − 10,000千円 エレクトロニ クスに関連す る販促商品の 企画・開発 85.0 ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 建物の 一部を 賃貸 東京都千代田区 10,000千円 コンピュータ およびゲーム ソフトのリサ イクル品の買 取・販売 100 (100) 3 ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 建物の 一部を 賃借 (注) 3. TAXAN(EUROPE)LTD. イギリス バークシャー 1,300 千英ポンド 電子部品、電 子機器・情報 機器等の販売 100 4 ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 − TAXAN(FRANCE)EURL フランス パリ 50 千仏フラン 電子部品、電 子機器・情報 機器等の販売 100 (100) 0 ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 − TAXAN(NORDIC)AB スウェーデン ストックホルム 100 千スウェーデ ンクローネ 電子部品、電 子機器・情報 機器等の販売 100 (100) 0 ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 − TAXAN(DEUTSCHLAND) GMBH ドイツ エッセン 50 千独マルク 電子部品、電 子機器・情報 機器等の販売 100 (100) 0 ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 − ㈱デジタル・ゲイン ㈱ナグザット 東京都文京区 2 情報機器事業 − 7 − (7) / 02/07/10 15:32 (01/06/22 9:16) / 401268_01_020_2k_01009845/第1企業/加賀電子/有報 名称 所在地 TAXAN I-O DATA USA,INC. (注)5. 加賀ソルネット㈱ 資本金 アメリカ合衆国 カリフォルニア 州 東京都新宿区 事業の内容 500 千米ドル 電子機器・情 報機器等の販 売 99,000千円 コンピュータ ネットワーク システムの開 発設計・施 行・保守及び 電子機器・情 報機器の販売 子会社の 議決権に 対する所 有割合 (%) 50.0 (50.0) 79.6 関係内容 役員の 兼任 (名) 2 3 資金援助 (千円) 営業上の取引 設備の 賃貸借 ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 建物の 一部を 賃借 (注) 3. ―― 当社及び当該 会社が販売す る商品の一部 を相互に供給 建物の 一部を 賃貸 (2)持分法適用関連会社 名称 所在地 資本金 事業の内容 電子部品事業 アイ・ラテ・ドッ トコム(株) 東京都新宿区 議決権に 対する所 有割合 (%) 関係内容 役員の 兼任 (名) 資金援助 (千円) 営業上の取引 設備の 賃貸借 140,000千円 デジタル放送 等の番組ガイ ド配信サービ ス 27.1 1 ―― ―― − 375千 米ドル 電子機器・情 報機器等の販 売 40.0 (40.0) 1 ―― ―― − 情報機器事業 MCE TECHNOLOGIES, LLC アメリカ合衆国 カリフォルニア 州 (注)1.特定子会社であります。 2.上記子会社のうちには有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。 3.TAXAN USA CORPORATIONとVOLGEN AMERICA INC.との間の賃貸借であります。 TAXAN USA CORPORATIONとTAXAN I-O DATA USA,INC. との間の賃貸借であります。 KAGA(H.K.)ELECTRONICS LTD.と加賀デバイス株式会社との間の賃貸借であります。 KAGA(H.K.)ELECTRONICS LTD.と加賀電器(香港)有限公司との間の賃貸借であります。 加賀テック株式会社と株式会社ナグザットとの間の賃貸借であります。 4.債務超過会社で債務超過の額は、平成13年3月末時点で2,091,058千円となっております。 5.議決権に対する所有割合は100分の50以下でありますが、実質的に支配している為子会社としたもので あります。 6.子会社の議決権に対する所有割合欄( )数字は間接所有割合(内数)を示しております。 − 8 − (8) / 02/07/10 15:32 (01/06/22 9:16) / 401268_01_020_2k_01009845/第1企業/加賀電子/有報 5【従業員の状況】 (1)連結会社の状況 平成13年3月31日現在 事業の名称 従業員数(人) 電子部品事業 1,615 情報機器事業 159 全社(共通) 147 合計 1,921 (注)1.従業員数は、就業人員数であります。 2.臨時雇用者の総数は従業員数の100分の10未満でありますので記載しておりません。 3.全社(共通)として、記載されている従業員数は、特定の事業に区分できない管理部門に所属しており ます。 4.電子部品事業の従業員数が前期末に比し、212名増加しましたのは、連結子会社が国内外合せて4社増 加したことによるものであります。 (2)提出会社の状況 平成13年3月31日現在 従業員数(人) 317 平均年令(才) 平均勤続年数(年) 31.7 平均年間給与(千円) 7.4 (注)1.従業員数は、就業人員数であります。 2.臨時雇用者の総数は従業員数の100分の10未満であるため記載しておりません。 3.平均年間給与(税込)は、賞与および基準外賃金を含んでおります。 (3)労働組合の状況 労働組合は結成されておりませんので該当事項はありません。 なお、労使関係は安定しております。 − 9 − (9) / 02/07/10 15:32 (01/06/22 9:16) / 401268_01_020_2k_01009845/第1企業/加賀電子/有報 7,161 第2【事業の状況】 1【業績等の概要】 (1)業績 当連結会計年度における世界経済は、前半期は米国経済が順調に拡大し欧州、東アジア各国にお いても順調に推移しつつあると思われていましたが、米国経済が変化し停滞・減速感の出て来た後 半期は、欧州、東アジアともその影響を受け、一転して厳しい状況にて推移しました。わが国経済 も同じように前半期は、民間設備投資が堅調で緩やかな回復期にあると思われましたが、後半期は 停滞・減速感の出て来た米国経済の影響を受け厳しい状況に変化し推移しました。 当社グループの属するエレクトロニクス業界におきましては、前半期は半導体をはじめ各種電子 部品の供給不足現象が見られましたが、後半期に入りますとパーソナルコンピュータや携帯電話と いった情報機器の生産調整による影響から、一転して需給関係が急変し販売競争が激しく且つ厳し い状況となりました。かかる環境の中で、当期に新しくグループ入りした5社を加え連結対象子会 社28社はそれぞれ相互に協力しながら新規顧客の獲得や新商材の発掘に努めると共に市場の変化 や顧客ニーズに機敏に対応し業績向上に努めてまいりました。その結果、当連結会計年度の業績は、 売上高162,167百万円(前連結会計年度比37.7%増)、経常利益8,165百万円(前連結会計年度比 110.9%増)となり、当期純利益につきましても4,093百万円(前連結会計年度比180.5%増)となり 過去最高の業績をあげることが出来ました。 なお、当社グループは、各種電子関連商・製品の製造・販売を主事業としており、当該事業以外 に事業の種類がなく、事業の種類別セグメント情報は該当がないため、以下事業別の業績等につい て記載しております。 事業別の業績は次のとおりであります。 ① 電子部品事業(半導体・EMS・一般電子部品などの販売) 電子部品事業におきましては、半導体をはじめ各種電子部品の品不足状況の前半期から後半期 に入りますと一転して供給過剰となり急速に各分野において需給が変化し、厳しい状況にて推移 しました。しかし、通期を通してみると小容量メモリーやカスタムICなどの半導体やEMS事 業および一般電子部品などが順調に推移しました。この結果、売上高は124,895百万円(前連結 会計年度比53.6%増)となりました。 ② 情報機器事業(パーソナルコンピュータ・周辺機器などの販売) 情報機器事業におきましては、欧州における周辺機器販売は競合激化により引き続き苦戦し、 日本国内におきましても当初は成長拡大を予測しておりましたが、総じて不活発であり、後半期 に入りますと停滞色が強く拡販努力にもかかわらず、売上高は37,271百万円(前連結会計年度比 2.3%増)となりました。 所在地別セグメントの業績は次のとおりであります。 ① 日本 前半期における旺盛な受注に支えられ、半導体、EMS、一般電子部品など順調に推移し、売 上高141,464百万円(前連結会計年度比34.4%増)、営業利益6,896百万円(前連結会計年度比 113.1%増)となりました。 ② 北米地域 景気は好調維持が続くと思われていましたが、後半期に入りますと停滞・減速傾向が出てまい りました。こうしたなかで事業の再構築を推進、業態および取扱い商品を切替えたことによる新 規顧客開拓を進めた結果、売上高1,488百万円(前連結会計年度比84.4%増)、営業利益24百万 円となりました。 − 10 − (10) / 02/07/10 15:33 (01/06/22 9:52) / 401268_01_030_2k_01009845/第2事業/加賀電子/有報 ③ 欧州地域 景気は順調に推移しておりましたが、後半期より米国経済の影響を受けはじめ、停滞感が出て くるなかで、市場ニーズの減少にともなう販売競争激化により、粗利益率の低下が見られ、売上 高3,755百万円(前連結会計年度比5.5%増)、営業損失196百万円となりました。 ④ 東アジア地域 景気は総体的に回復基調にありましたが、後半期に入り欧州地域同様、米国経済の影響を受け 厳しい状況にて推移しました。こうしたなかで情報機器関連や携帯電話関連の半導体、電子部品 の売上およびEMSが堅調なことから、売上高15,458百万円(前連結会計年度比91.1%増)、営 業利益498百万円(前連結会計年度比33.9%増)となりました。 (2)キャッシュ・フロー 当連結会計年度における連結ベースの現金および現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度 と比較し、2,813百万円(37.0%)増加しました。これは、売上が増加し税金等調整前当期純利益が7,531百 万円と高水準であり、売上債権の増加、法人税等の支払額の増加があった一方で仕入債務の増加および短期 借入金による収入等があったことによるものであり、当連結会計年度末には10,411百万円となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は2,446百万円となり前連結会計年度と比較し、大幅に改善しました。こ れは主に税金等調整前当期純利益の増加によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は980百万円となりました。これは主に有価証券の売却および有形固定資 産の取得によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により得られた資金は1,263百万円となりました。これは主に短期借入金による収入でありま す。なお、当連結会計年度において、当社は476百万円の配当を行っております。 − 11 − (11) / 02/07/10 15:33 (01/06/22 9:52) / 401268_01_030_2k_01009845/第2事業/加賀電子/有報 2【仕入、受注及び販売の状況】 (1)商品仕入実績 当連結会計年度の事業別の仕入実績は次のとおりであります。 区分 (自 至 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 前期比(%) 電子部品事業(千円) 112,910,737 155.78 情報機器事業(千円) 33,280,241 104.03 合計(千円) 146,190,978 139.94 (注)上記金額は消費税等を含んでおりません。 (2)受注状況 当連結会計年度の事業別の受注状況は次のとおりであります。 区分 受注高(千円) 前期比(%) 受注残高(千円) 前期比(%) 電子部品事業 125,255,369 141.85 13,080,711 102.83 情報機器事業 37,329,083 100.98 916,000 106.66 合計 162,584,452 129.79 13,996,711 103.07 (注)上記金額は消費税等を含んでおりません。 (3)販売実績 当連結会計年度の事業別の販売状況は次のとおりであります。 区分 (自 至 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 前期比(%) 電子部品事業(千円) 124,895,545 153.62 情報機器事業(千円) 37,271,859 102.31 合計(千円) 162,167,404 137.74 (注)上記金額は消費税等を含んでおりません。 − 12 − (12) / 02/07/10 15:33 (01/06/22 9:52) / 401268_01_030_2k_01009845/第2事業/加賀電子/有報 3【対処すべき課題】 (1)当社グループの現状の認識について 当社グループでは、昨今の変化の激しい環境に機敏に対応し成長を続けていくため、平成10年度より連結重 視の経営に一層注力しております。そうした中で当社グループは、経営の基本である「株主の皆様や取引先各 位、社員など当社グループに関係する皆様に喜ばれる会社になり、社会へ貢献すること」を達成するためにグ ループ総合力を生かし、業績の向上をはかることを課題としております。 (2)当面の対処すべき課題の内容 当面の対処すべき課題は、平成13年度に策定した中期経営計画数値の達成にありますが具体的には次のとお りであります。 ① 経営効率を高めるための組織変更や体制整備 ② グループ間連携および相互支援体制の強化 ③ 業績不振子会社の立直し (3)対処方針 当社グループは、独立系エレクトロニクス商社として、グループ統一理念の基に各社の特性を生かし迅速な 意思決定により、変化の激しい環境やグループ内の対処すべき課題に機敏に対応してまいります。 (4)具体的な取り組み状況等 当期における取り組み状況は次のとおりであります。 ① 戦略的体制として中国地域における電子部品、半導体の販売拠点として加賀電子(上海)有限公司を中国 上海市に、東南アジア地域での電源事業拡大のためスイッチング電源およびデジタル機器周辺アクセサ リーの開発、設計、生産を行うKAGA COMPONENTS(MALAYSIA)SDN.BHD.をマレーシアに、それぞれ設立しま した。またヨーロッパ地域における電子部品、半導体の販売拠点としてDENYO EUROPA GMBHの株式を取得 し子会社としました。 ② 意志決定のスピード化とグループ共有価値観醸成のため、グループ経営会議を設置しております。また、 グループ内部統制のため、当社における営業管理室、品質管理室、内部監査室が相互に連携し活動してお ります。 ③ 業績不振な子会社におきましては、大幅なリストラを実施するとともに営業基盤強化に努め、業績改善す べく努力しております。 − 13 − (13) / 02/07/10 15:33 (01/06/22 9:52) / 401268_01_030_2k_01009845/第2事業/加賀電子/有報 4【経営上の重要な契約等】 現在、当社及び連結子会社が締結している仕入先との主要な契約は次のとおりであります。 契約会社名 相手先 主要取引品目 契約の種類 契約期間 帝国通信工業㈱ ボリューム、スイッチ、プリント 基板 販売代理店契約 昭和49年11月以降 〃 松下電器産業㈱ トランジスタ、ダイオード、I C、ボリューム、スピーカー、コ ンデンサ 販売代行店契約 昭和51年11月以降 〃 沖電気工業㈱ データ機器、IC、電子部品 販売特約店契約 昭和54年4月以降 〃 新電元工業㈱ ダイオード、トランジスタ、ス イッチング電源 販売特約店契約 昭和56年1月以降 〃 シャープ㈱ 液晶、IC、LED、モニター 基本売買契約 昭和59年6月以降 〃 カシオ計算機㈱ デジタル機器 基本取引契約 昭和59年7月以降 〃 ヤマハ㈱ IC 基本売買契約 昭和60年9月以降 〃 セイコーエプソン㈱ LCD 取引基本契約 昭和60年11月以降 〃 京セラ㈱ セラミックフィルター、セラミッ ク発振子トリマー、ブザー、チッ プコン 販売代理店契約 昭和63年8月以降 〃 アップルコンピュータ㈱ パーソナルコンピュータ、周辺機 器、ソフトウェア 正規販売代理店契約 平成10年6月以降 〃 日本アイ・ビー・エム㈱ パーソナルコンピュータ、周辺機 器、ソフトウェア 販売特約店取引契約 平成8年4月以降 〃 日本コダック㈱ デジタルカメラ 売買基本契約 平成8年4月以降 〃 シャープエレクトロニク ス販売㈱ プリンタ シャープ取引契約 平成8年4月以降 〃 ㈱LSIシステムズ MPEG製品 取引基本契約 平成8年11月以降 〃 ザインエレクトロニクス ㈱ 液晶向け高速LVDSチップセッ ト、カスタムASIC 販売代理店契約 平成9年7月以降 〃 キャノン販売㈱ パーソナルコンピュータ、周辺機 器、ソフトウェア、コピー 取引基本契約 平成10年12月以降 〃 現代電子産業ジャパン㈱ 半導体、液晶LCDパネル 取扱店基本契約 平成11年10月以降 三菱電機㈱ 半導体、情報通信機器 特約店契約 平成3年4月以降 NEC三菱ビジュアルシ ステムズ㈱ 情報通信機器 代理店契約 平成12年4月以降 加賀コンポーネ ント㈱ (連結子会社) 日本ケミコン㈱ 電解コンデンサ 取引基本契約 平成10年11月以降 加賀ソルネット ㈱ (連結子会社) 日本アイ・ビー・エム㈱ パーソナルコンピュータ、周辺機 器、ソフトウェア 契約譲渡に関する合意書 平成10年3月以降 コタキエレクト ロニクス㈱ (連結子会社) ホシデン㈱ 機構部品、通信機器、情報機器 販売代理店契約 昭和47年4月以降 加賀電子㈱ (当社) 加賀デバイス㈱ (連結子会社) 〃 − 14 − (14) / 02/07/10 15:33 (01/06/22 9:52) / 401268_01_030_2k_01009845/第2事業/加賀電子/有報 契約会社名 相手先 主要取引品目 ㈱エー・ディー デバイス (連結子会社) ㈱東芝セミコンダクター 半導体、集積回路、メモリ、液晶 (注) 契約の種類 東芝セミコン・インテグ レイタ基本契約 契約期間 平成12年4月以降 上記契約の契約期間については、アップルコンピュータ㈱を除きすべて自動更新する旨の条項が定められ ております。 5【研究開発活動】 当社グループはエレクトロニクス商社として顧客のニーズにきめ細かく対応するため技術サポートを中心に、 電子部品事業におきまして以下の研究開発に取り組んでおります。なお当連結会計年度における研究開発費の総 額は219百万円となっております。 電子部品事業 電気・電子機器の企画・設計、マイコンのソフト開発、LSIの企画・設計およびASIC(特定用途向I C)の設計など、それぞれユーザーに密着した技術サポートを中心に研究開発を行っております。またコン ピュータ周辺機器および民生通信機器用のスイッチング方式ACアダプタおよび関連商品につきましても小型・ 軽量化、高品質・高性能化のための研究・開発を行っております。 − 15 − (15) / 02/07/10 15:33 (01/06/22 9:52) / 401268_01_030_2k_01009845/第2事業/加賀電子/有報 第3【設備の状況】 1【設備投資等の概要】 当社グループの設備投資の総額は、637,076千円(有形固定資産取得価額ベース)であり、その主な内容は電 子部品事業における港加賀電子(深セン)有限公司の電気機器生産設備(182,722千円)等であります。なお情 報機器事業につきましては特記すべき事項はありません。 当連結会計年度において重要な設備の除却、売却はありません。 2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。 (1)提出会社 (平成13年3月31日現在) 帳簿価額 事業所名 (所在地) 事業別の名称 設備の内容 福利厚生施設 (神奈川県箱根町) 電子部品事業 情報機器事業 厚生施設 100,337 90,000 (1,310.00) 565 190,902 − 福利厚生施設 (長野県北佐久郡) 電子部品事業 情報機器事業 厚生施設 8,305 65,720 (1,205.00) 251 74,276 − 建物及び 構築物 (千円) 土地 (千円) (面積㎡) その他 (千円) 合計 (千円) 従業員数 (2)国内子会社 (平成13年3月31日現在) 帳簿価額 会社名 事業所名 (所在地) 事業別の名 称 設備の内容 加賀コンポー ネント㈱ 新潟工場 (新潟県新 潟市) 電子部品事 業 加賀コンポー ネント㈱ 熊本工場 (熊本県球 磨郡) 電子部品事 業 建物及び 構築物 (千円) 機械装置及 び運搬具 (千円) 電源生産設 備 31,017 1,423 電源生産設 備 63,252 28,218 土地 (千円) (面積㎡) 従業員数 その他 (千円) 合計 (千円) 97,130 (2,645.13) 2,603 132,173 93 23,170 (4,644.20) 904 115,544 136 − 16 − (16) / 02/07/10 15:33 (01/06/18 14:52) / 401268_01_040_2k_01009845/第3設備/加賀電子/有報 (3)在外子会社 (平成13年3月31日現在) 帳簿価額 会社名 事業所名 (所在地) 事業別 の名称 設備の 内容 広州軽電機有限公司 広州工場 (中国広東省) 電子部 品事業 電源生 産設備 85,658 73,085 1,609 160,352 530 港加賀電子(深セ ン)有限公司 深セン工場 (中国広東省) 電子部 品事業 電気機 器生産 設備 − 182,722 − 182,722 207 建物及び構 築物 (千円) 機械装置及 び運搬具 (千円) その他 (千円) 従業員数 合計 (千円) (注)1.帳簿価額のうち「その他」は什器備品であります。なお金額には消費税等は含まれておりません。 2.上記の他、主要な賃借設備として、以下のものがあります。 (平成13年3月31日現在) 会社名(所在地) 加賀電子(株)本社 (東京都文京区) 事業別の名称 電子部品事業 情報機器事業 設備の内容 事務所 倉庫 賃借料(千円) 年間賃借料 159,684 3【設備の新設、除却等の計画】 該当事項はありません。 − 17 − (17) / 02/07/10 15:33 (01/06/18 14:52) / 401268_01_040_2k_01009845/第3設備/加賀電子/有報 従業員数 180 第4【提出会社の状況】 1【株式等の状況】 (1)【株式の総数等】 ①【株式の総数】 種類 会社が発行する株式の総数(株) 普通株式 33,600,000 計 33,600,000 (注)平成12年6月29日の定時株主総会において、定款の変更を行い、次のとおりとなりました。 当会社の発行する株式の総数は33,600,000株とする。ただし、株式の消却が行われた場合には、これに相当す る株式数を減ずる。 ②【発行済株式】 記名・無記名の別及 び額面・無額面の別 種類 記名式額面株式 (券面額 50円) 普通 株式 21,452,798 23,636,934 (注)3. − 21,452,798 23,636,934 − 計 事業年度末現在発行数(株) (平成13年3月31日現在) 提出日現在発行数(株) (平成13年6月29日現在) 上場証券取引所又は 登録証券業協会名 (注)1.発行済株式は全て議決権を有しております。 2.「提出日現在」欄の発行数には、平成13年6月1日以降提出日までの転換社債の転換により発行された ものは含まれておりません。 3.平成12年9月25日に株式会社大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に株式を上場しました。従いま して、上場証券取引所は、提出日現在では、東京証券取引所(市場第一部)および株式会社大阪証券取 引所(ナスダック・ジャパン市場)であります。 (2)【発行済株式総数、資本金等の推移】 年月日 発行済株式総 数増減数 (株) 発行済株式総 数残高(株) 資本金増減額 (千円) 資本金残高 (千円) 資本準備金増 減額(千円) 資本準備金残 高(千円) 平成12年3月31日 (注)1. 127,717 21,104,978 90,428 8,193,139 90,428 9,972,039 平成13年3月31日 (注)2. 347,820 21,452,798 246,272 8,439,411 246,272 10,218,311 (注)1.転換社債の株式転換による増加(自 平成11年8月19日 至 平成12年3月31日) 2.転換社債の株式転換による増加(自 平成12年4月1日 至 平成13年3月31日) 3.平成13年4月1日から平成13年5月31日までの間に、転換社債の転換により発行済株式総数が38,857株、 資本金が25,012千円、資本準備金が25,012千円増加しております。なお株式分割にともない、転換社債 の転換価格を平成13年4月1日以降1,306円40銭に調整しました。 4.平成13年3月5日開催の取締役会決議により、平成13年5月21日付で1株を1.1株に株式分割しました。 これにより株式数は2,145,279株増加し、上記3.の転換社債の転換と合わせ平成13年5月31日現在の 発行済株式総数は23,636,934株となっております。 − 18 − (18) / 02/07/10 15:34 (01/06/23 13:58) / 401268_01_050_2k_01009845/第4提出会社/加賀電子/有報 5.転換社債の残高、転換価格および資本組入額は次のとおりであります。 平成13年3月31日現在 銘柄 (発行年月日) 平成13年5月31日現在 転換社債の残高 (千円) 転換価格 (円 銭) 資本金組入 額(円) 転換社債の残高 (千円) 転換価格 (円 銭) 資本金組入 額(円) 2,405,038 1,437 00 719 2,355,014 1,306 40 653 2003年9月30日満期ス イスフラン建転換社債 (平成11年8月19日) (3)【所有者別状況】 平成13年3月31日現在 株式の状況(1単位の株式数 1,000株) 区分 政府及び地 方公共団体 その他の 法人 外国法人 等 外国法人等 個人その他 のうち個人 金融機関 証券会社 株主数(人) − 40 13 139 36 3 3,258 3,486 所有株式数 (単位) − 6,861 119 2,844 1,748 27 9,475 21,047 所有株式数の 割合(%) − 32.60 0.57 13.51 8.31 0.13 45.01 100.00 計 単位未満 株式の状 況(株) − 405,798 − (注)1.自己株式87株は「単位未満株式の状況」に含めて記載しております。 なお、自己株式は、全て当社名義となっており、又全て実質的に所有しております。 2.上記「その他の法人」および「単位未満株式の状況」の中には、証券保管振替機構名義の株式がそれぞ れ2単位および500株含まれております。 (4)【大株主の状況】 平成13年3月31日現在 氏名又は名称 塚本 勲 住所 所有株式数(千株) 発行済株式総数に 対する所有株式数 の割合(%) 東京都文京区小日向二丁目1番8号 2,371 11.06 ゴールドマン・サックス・イ ンターナショナル 東京都港区赤坂一丁目12番32号 1,123 5.23 株式会社東海銀行 愛知県名古屋市中区錦三丁目21番24号 1,042 4.86 株式会社富士銀行 東京都千代田区大手町一丁目5番5号 863 4.03 株式会社東京三菱銀行 東京都千代田区丸の内二丁目7番1号 863 4.03 株式会社三和銀行 大阪府大阪市中央区伏見町三丁目5番6号 765 3.57 株式会社住友銀行 大阪府大阪市中央区北浜四丁目6番5号 501 2.33 沖電気工業株式会社 東京都港区虎ノ門一丁目7番12号 478 2.23 三菱電機株式会社 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 454 2.12 日本生命保険相互会社 東京都千代田区有楽町一丁目2番2号 428 2.00 8,895 41.47 計 (注) − 所有株式数は千株未満を切捨てて記載しております。 − 19 − (19) / 02/07/10 15:34 (01/06/23 13:58) / 401268_01_050_2k_01009845/第4提出会社/加賀電子/有報 (5)【議決権の状況】 ①【発行済株式】 平成13年3月31日現在 議決権のある株式数 (自己株式等)(株) 議決権のない株式数(株) − 議決権のある株式数 (その他)(株) − 単位未満株式数(株) 21,047,000 405,798 (注)1.単位未満株式数には自己株式87株を含んでおります。 2.上記「議決権のある株式数」の「その他」および「単位未満株式数」の欄には、証券保管振替機構名義 の株式が、それぞれ2,000株及び500株含まれております。 ②【自己株式等】 所有者の氏名又は名称 加賀電子株式会社 発行済株式総数 に対する所有株 式数の割合 (%) 自己名義所有 株式数(株) 他人名義所有 株式数(株) 東京都文京区音羽一 丁目26番1号 − − − − − − − − − 所有者の住所 計 計(株) (6)【ストックオプション制度の内容】 該当事項はありません。 2【自己株式の取得等の状況】 (1)【取締役又は使用人への譲渡及び利益、資本準備金又は再評価差額金による消却に係る自己株式の取得等の 状況】 ①【前決議期間における自己株式の取得等の状況】 イ【株式の種類】 普通株式 (イ)【取締役又は使用人への譲渡のための取得の状況】 該当事項はありません。 − 20 − (20) / 02/07/10 15:34 (01/06/23 13:58) / 401268_01_050_2k_01009845/第4提出会社/加賀電子/有報 (ロ)【利益、資本準備金又は再評価差額金による消却のための買受けの状況】 平成13年6月29日現在 区分 株式数(株) 価額の総額(円) 定時株主総会での決議状況 (平成−年−月−日決議) − − 利益による消却の取締役会での決議状況 (平成−年−月−日決議) − − 資本準備金による消却の取締役会での決議状況 (平成−年−月−日決議) − − 再評価差額金による消却の取締役会での決議状況 (平成−年−月−日決議) − − 前決議期間における取得自己株式 − − 残存授権株式等の総数及び価額の総額 − − 未行使割合(%) − − (ハ)【取得自己株式の処理状況】 平成13年6月29日現在 区分 譲渡株式数又は消 却株式数(株) 処分価額の総額 (円) 所有自己株式数 (株) 取締役又は使用人への譲渡のための取得自己株式 − − − 利益による消却のための取得自己株式 − − − 資本準備金による消却のための取得自己株式 − − − 再評価差額金による消却のための取得自己株式 − − − 計 − − − ②【当定時株主総会における自己株式取得に係る決議状況】 該当事項はありません。 (2)【資本減少、定款の定めによる利益による消却又は償還株式の消却に係る自己株式の買受け等の状況】 ①【前決議期間における自己株式の買受け等の状況】 該当事項はありません。 ②【当定時株主総会における自己株式取得に係る決議状況等】 該当事項はありません。 − 21 − (21) / 02/07/10 15:34 (01/06/23 13:58) / 401268_01_050_2k_01009845/第4提出会社/加賀電子/有報 3【配当政策】 当社は、長期的視点に立った財務体質と経営基盤の強化に努めるとともに株主各位に対しては安定的かつ継続 的な配当の維持を基本方針としております。なお、内部留保金につきましては、ますます変化する経済環境や業 界動向に機敏に対応していくための体力強化および新たな事業拡大に活用していく所存であります。 当期の配当につきましては、上記方針に基づくとともに、当期業績を勘案し、1株当たり25円00銭(うち中間 配当金12円50銭)の配当を実施することを決定しました。これにより、当期の配当性向は20.59%となります。 なお、第33期の中間配当についての取締役会決議は平成12年10月26日に行っております。 4【株価の推移】 (1)【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】 回次 第29期 第30期 第31期 第32期 第33期 決算年月 平成9年3月 平成10年3月 平成11年3月 平成12年3月 平成13年3月 1,640 □1,511 1,130 最低(円) 809 660 437 862 □1,410 (注)1.最高・最低株価は、平成9年8月31日までは東京証券取引所市場第二部におけるものであり、平成9年 最高(円) 1,500 1,360 933 1,800 9月1日以降は同市場第一部におけるものであります。 2.□印は、無償交付権利落後の株価を示しております。 (2)【最近6月間の月別最高・最低株価】 月別 平成12年10月 11月 12月 平成13年1月 2月 最高(円) 1,420 1,465 1,479 1,420 1,500 最低(円) 1,225 1,300 1,251 1,251 1,380 (注)1.最高・最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。 2.□印は、無償交付権利落後の株価を示しております。 − 22 − (22) / 02/07/10 15:34 (01/06/23 13:58) / 401268_01_050_2k_01009845/第4提出会社/加賀電子/有報 3月 1,600 □1,511 1,351 □1,410 5【役員の状況】 役名 職名 氏名 生年月日 略歴 所有株式数 (千株) 昭和42年7月 サンコー電機株式会社入 社 昭和43年2月 加賀電子(個人経営)を 創業 昭和43年9月 加賀電子株式会社設立取 締役社長(現任) (主要な兼職) 平成7年4月 加賀マイクロアート株式 会社代表取締役会長(現 任) 平成7年8月 加賀ソルネット株式会社 代表取締役会長(現任) 取締役社長 代表取締役 塚本 勲 昭和18年9月1日生 平成9年5月 加賀コンポーネント株式 会社代表取締役会長(現 2,609 任) 平成11年5月 株式会社エー・ディーデ バイス代表取締役会長 (現任) 平成11年10月 株式会社デジタル・ゲイ ン代表取締役社長(現 任) 平成12年5月 コタキエレクトロニクス 株式会社代表取締役会長 (現任) 平成13年5月 ユニオン商事株式会社代 表取締役会長(現任) 昭和44年4月 株式会社不二スポーティ ンググッズ入社 昭和48年1月 当社入社 昭和55年7月 取締役北関東営業所長 平成元年6月 常務取締役国内営業第二 取締役副社長 電子事業本部 長 高橋 進次 昭和20年12月6日生 部長 平成9年6月 専務取締役営業本部長 平成12年5月 取締役副社長兼電子事業 本部長(現任) (主要な兼職) 平成13年5月 ユニオン商事株式会社代 表取締役社長(現任) − 23 − (23) / 02/07/10 15:34 (01/06/23 13:58) / 401268_01_050_2k_01009845/第4提出会社/加賀電子/有報 28 役名 職名 氏名 生年月日 所有株式数 (千株) 略歴 昭和36年4月 株式会社三菱銀行入行 昭和58年4月 同行業務本部法人第二部 部長代理 昭和60年4月 当社入社 総務部長 昭和60年6月 取締役総務部長 常務取締役 管理本部長兼 人事部長 藤田 弘雄 昭和13年3月11日生 昭和63年6月 取締役電子デバイス部長 平成9年6月 常務取締役管理本部総務 15 部長 平成10年4月 常務取締役管理本部長兼 総務部長 平成13年4月 常務取締役管理本部長兼 人事部長(現任) 昭和52年4月 当社入社 昭和59年7月 海外事業部長 昭和60年6月 取締役海外事業部長 昭和62年3月 TAXAN USA CORP.取締役 社長 常務取締役 情報機器事業 本部長 嶋内 敏博 昭和28年2月17日生 平成3年4月 取締役営業推進本部企画 部長 25 平成10年4月 常務取締役情報機器事業 本部長(現任) (主要な兼職) 平成7年8月 加賀ソルネット株式会社 代表取締役社長(現任) 昭和49年4月 三谷産業株式会社入社 昭和56年1月 当社入社 昭和63年4月 特販部副部長 平成3年3月 加賀コンポーネント株式 会社(旧ボルテック株式 会社)取締役 平成3年6月 取締役 常務取締役 販売促進本部 長 塚本 外茂久 昭和24年10月30日生 平成8年5月 加賀コンポーネント株式 会社(旧ボルテック株式 27 会社)専務取締役 平成10年4月 取締役電子事業本部副本 部長 平成12年5月 常務取締役販売促進事業 部長 平成13年4月 常務取締役販売促進本部 長(現任) 昭和48年4月 当社入社 昭和63年4月 海外事業部長 取締役 経理部長 下山 和一郎 昭和24年8月18日生 平成元年6月 取締役海外事業部長 平成7年5月 加賀テック株式会社常務 取締役 平成10年4月 取締役経理部長(現任) − 24 − (24) / 02/07/10 15:34 (01/06/23 13:58) / 401268_01_050_2k_01009845/第4提出会社/加賀電子/有報 39 役名 職名 氏名 生年月日 略歴 所有株式数 (千株) 昭和55年4月 当社入社 平成3年4月 営業本部営業第三部長 平成7年6月 取締役ハイテックス事業 取締役 特機事業部長 門 良一 昭和32年12月1日生 部東日本営業部長 26 平成11年4月 取締役AM事業部長 平成12年4月 取締役特機事業部長(現 任) 昭和55年4月 当社入社 平成3年4月 特機営業部長 取締役 部品事業部長 高橋 信佐 昭和32年3月7日生 平成7年6月 取締役特機営業部長 9 平成11年4月 取締役部品事業部長(現 任) 平成5年4月 当社入社 平成6年4月 アジアプロジェクト室長 取締役 EMS事業部 長 平成9年4月 海外営業部長 筧 新太郎 昭和31年11月9日生 平成12年5月 海外事業部長 3 平成12年6月 取締役海外事業部長 平成13年4月 取締役EMS事業部長 (現任) 昭和43年4月 株式会社東急エージェン シー入社 昭和44年11月 当社入社 昭和51年5月 取締役多摩営業所長 取締役 益野 力一 昭和19年3月8日生 昭和63年6月 取締役総務部長 平成元年6月 常務取締役総務部長 116 平成9年6月 専務取締役管理本部長 平成9年10月 取締役(現任) 平成9年10月 加賀デバイス株式会社代 表取締役社長(現任) 昭和41年5月 株式会社タンケン入社 昭和47年4月 当社入社 昭和55年7月 取締役横浜営業所長 平成元年6月 常務取締役国内営業第一 取締役 川股 昇 昭和17年3月27日生 部長 平成9年4月 取締役(現任) 平成9年4月 加賀テック株式会社代表 取締役社長(現任) 平成12年8月 株式会社ナグザット代表 取締役社長(現任) − 25 − (25) / 02/07/10 15:34 (01/06/23 13:58) / 401268_01_050_2k_01009845/第4提出会社/加賀電子/有報 34 役名 職名 氏名 生年月日 所有株式数 (千株) 略歴 昭和49年4月 当社入社 昭和62年9月 特販部長兼技術開発部長 平成3年4月 加賀テック株式会社専務 取締役 平成3年6月 取締役 平成4年4月 加賀デバイス株式会社常 取締役 山名 和夫 昭和25年10月18日生 務取締役 11 平成9年5月 同社専務取締役 平成9年6月 当社取締役退任 平成10年6月 コタキエレクトロニクス 株式会社代表取締役社長 (現任) 平成10年6月 取締役(現任) 昭和52年4月 当社入社 平成2年4月 管理本部総務部長 平成3年4月 営業本部営業第二部長 平成8年6月 取締役営業推進本部営業 企画部長 取締役 高師 幸男 昭和28年5月4日生 平成10年4月 取締役総合企画部長 7 平成11年4月 取締役(現任) 平成11年4月 加賀コンポーネント株式 会社専務取締役 平成13年5月 ユニオン商事株式会社専 務取締役(現任) 昭和38年4月 株式会社東海銀行入行 平成4年11月 同行秋葉原支店長 平成9年4月 当社入社 取締役 石川 正弘 昭和19年11月21日生 社長室長 平成9年6月 取締役社長室長 平成11年4月 取締役(現任) 11 平成11年4月 加賀コンポーネント株式 会社代表取締役社長(現 任) 昭和36年4月 沖電気工業株式会社入社 常勤監査役 川端下 喜弘 昭和10年5月10日生 平成4年10月 同社人事開拓室部長 平成7年1月 当社入社 18 平成7年6月 常勤監査役(現任) 昭和37年4月 三菱電機株式会社入社 平成8年4月 加賀デバイス株式会社管 常勤監査役 太田 瀧也 昭和14年5月28日生 理部長 平成9年5月 同社取締役管理部長 9 平成10年4月 当社入社 平成10年6月 常勤監査役(現任) 昭和29年4月 株式会社東海銀行入行 監査役 河村 良穂 昭和11年1月7日生 平成5年12月 小原工業株式会社取締役 社長 平成9年6月 当社監査役(現任) − 26 − (26) / 02/07/10 15:34 (01/06/23 13:58) / 401268_01_050_2k_01009845/第4提出会社/加賀電子/有報 51 役名 職名 氏名 生年月日 略歴 所有株式数 (千株) 昭和31年4月 株式会社東海銀行入行 平成5年6月 東栄株式会社取締役東京 支店長 監査役 岩田 健二 昭和12年11月30日生 平成10年9月 当社顧問 コタキエレクトロニクス 11 株式会社管理本部長 平成11年5月 同社監査役 平成11年6月 当社監査役(現任) 計 (注)1.監査役 3,057 川端下喜弘および河村良穂は、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律第18条第1 項に定める社外監査役であります。 2.所有株式数は千株未満を切捨てて記載しております。 3.常務取締役 塚本外茂久は、取締役社長の実弟であります。 − 27 − (27) / 02/07/10 15:34 (01/06/23 13:58) / 401268_01_050_2k_01009845/第4提出会社/加賀電子/有報 第5【経理の状況】 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について (1)当社の連結財務諸表は「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号 以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。 なお、前連結会計年度(平成11年4月1日から平成12年3月31日まで)は改正前の連結財務諸表規則に基づき、 当連結会計年度(平成12年4月1日から平成13年3月31日まで)は改正後の連結財務諸表規則に基づいて作成し ております。 (2)当社の財務諸表は「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下 「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。 なお、第32期事業年度(平成11年4月1日から平成12年3月31日まで)は改正前の財務諸表等規則に基づき、 第33期事業年度(平成12年4月1日から平成13年3月31日まで)は改正後の財務諸表等規則に基づいて作成して おります。 監査証明について 当社は、証券取引法第193条の2の規定に基づき、前連結会計年度(平成11年4月1日から平成12年3月31日ま で)及び第32期事業年度(平成11年4月1日から平成12年3月31日まで)並びに当連結会計年度(平成12年4月1日 から平成13年3月31日まで)及び第33期事業年度(平成12年4月1日から平成13年3月31日まで)の連結財務諸表及 び財務諸表について、監査法人トーマツにより監査を受けております。 その監査報告書は、連結財務諸表及び財務諸表に添付しております。 − 28 − (28) / 02/07/10 15:34 (01/06/23 13:58) / 401268_01_050_2k_01009845/第4提出会社/加賀電子/有報 1【連結財務諸表等】 (1)【連結財務諸表】 ①【連結貸借対照表】 前連結会計年度 (平成12年3月31日現在) 区分 注記 番号 当連結会計年度 (平成13年3月31日現在) 構成比 (%) 金額(千円) 構成比 (%) 金額(千円) (資産の部) Ⅰ 流動資産 1.現金及び預金 7,431,938 10,161,006 33,091,044 41,119,986 3.有価証券 583,477 683,863 4.棚卸資産 7,054,984 7,423,895 5.繰延税金資産 226,460 470,730 6.前渡金 445,176 562,430 7.その他 2,457,220 2,789,365 貸倒引当金 −270,289 −558,602 流動資産合計 51,020,010 2.受取手形及び売掛金 ※4,5 84.21 62,652,673 86.87 Ⅱ 固定資産 (1)有形固定資産 1.建物及び構築物 889,193 減価償却累計額 339,712 2.機械装置及び運搬具 537,814 減価償却累計額 257,730 3.什器備品 減価償却累計額 4.土地 1,036,441 549,481 280,084 297,334 1,031,577 809,679 642,230 730,044 432,710 1,176,993 221,898 848,489 328,504 539,835 541,313 − 2,966 5.建設仮勘定 有形固定資産合計 394,211 1,591,298 2.63 1,947,723 2.70 (2)無形固定資産 1.ソフトウェア 293,819 278,000 2.連結調整勘定 179,116 128,798 42,692 76,113 3.その他 無形固定資産合計 515,627 0.85 − 29 − (29) / 02/07/10 15:34 (01/06/22 10:00) / 401268_01_070_2k_01009845/第5−1連結財務諸表等/加賀電子/有報 482,911 0.67 前連結会計年度 (平成12年3月31日現在) 区分 注記 番号 当連結会計年度 (平成13年3月31日現在) 構成比 (%) 金額(千円) 構成比 (%) 金額(千円) (3)投資その他の資産 1.投資有価証券 ※2,3 3,157,886 3,343,158 2.差入保証金 1,028,598 959,382 3.保険積立金 207,281 292,384 4.繰延税金資産 363,689 556,301 2,106,475 2,362,949 −310,260 −474,995 5.その他 貸倒引当金 投資その他の資産合計 固定資産合計 Ⅲ 為替換算調整勘定 資産合計 6,553,669 10.82 7,039,179 9.76 8,660,594 14.30 9,469,813 13.13 903,320 1.49 − − 60,583,924 100.00 72,122,486 100.00 (負債の部) Ⅰ 流動負債 1.支払手形及び買掛金 24,877,772 29,604,534 2.短期借入金 5,702,265 7,306,499 3.未払費用 1,293,923 1,534,235 4.未払法人税等 1,666,338 3,109,645 5.その他 1,434,059 1,403,305 流動負債合計 ※5 34,974,357 57.73 42,958,218 59.56 Ⅱ 固定負債 1.転換社債 2,897,582 2,405,038 670,000 743,096 − 2,347 4.退職給与引当金 243,673 − 5.退職給付引当金 − 329,995 207,422 476,195 31,175 15,077 2.長期借入金 3.繰延税金負債 6.役員退職慰労引当金 7.その他 固定負債合計 負債合計 4,049,852 6.68 3,971,748 5.51 39,024,209 64.41 46,929,966 65.07 285,409 0.47 330,719 0.46 (少数株主持分) 少数株主持分 − 30 − (30) / 02/07/10 15:34 (01/06/22 10:00) / 401268_01_070_2k_01009845/第5−1連結財務諸表等/加賀電子/有報 前連結会計年度 (平成12年3月31日現在) 区分 注記 番号 当連結会計年度 (平成13年3月31日現在) 構成比 (%) 金額(千円) 構成比 (%) 金額(千円) (資本の部) Ⅰ 資本金 8,193,139 13.52 8,439,411 11.70 Ⅱ 資本準備金 9,972,039 16.46 10,218,311 14.17 Ⅲ 連結剰余金 3,111,937 5.14 6,675,938 9.25 Ⅳ その他有価証券評価差額 金 − − 86,191 0.12 Ⅴ 為替換算調整勘定 − − −556,502 −0.77 21,277,115 35.12 24,863,349 34.47 自己株式 −2,809 −0.00 −1,548 −0.00 資本合計 21,274,306 35.12 24,861,801 34.47 負債、少数株主持分及び 資本合計 60,583,924 100.00 72,122,486 100.00 Ⅵ − 31 − (31) / 02/07/10 15:34 (01/06/22 10:00) / 401268_01_070_2k_01009845/第5−1連結財務諸表等/加賀電子/有報 ②【連結損益計算書】 (自 至 区分 Ⅰ 売上高 Ⅱ 売上原価 注記 番号 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) 金額(千円) ※1 売上総利益 Ⅲ 販売費及び一般管理費 ※1,2 営業利益 (自 至 百分比 (%) 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 百分比 (%) 金額(千円) 117,731,592 100.00 162,167,404 100.00 104,157,769 88.47 141,491,415 87.25 13,573,823 11.53 20,675,989 12.75 10,324,952 8.77 13,478,361 8.31 3,248,871 2.76 7,197,628 4.44 1,597,470 0.98 629,247 0.39 8,165,851 5.03 95,456 0.06 Ⅳ 営業外収益 1.受取利息 87,779 56,909 413,217 − 3.為替差益 − 661,880 4.出資持分損益 − 555,404 2.有価証券売却益 5.雑収入 526,850 1,027,846 0.87 323,277 Ⅴ 営業外費用 1.支払利息 147,042 194,464 2.有価証券売買損 − 60,705 3.有価証券評価損 − 180,930 20,253 − 4.為替差損 5.雑損 238,023 経常利益 405,318 0.34 3,871,399 3.29 193,148 Ⅵ 特別利益 1.固定資産売却益 ※3 57,318 6,369 392,647 − 3.持分変動利益 − 30,641 4.その他 − 2.投資有価証券売却益 449,965 0.38 58,446 Ⅶ 特別損失 1.固定資産売却損 ※4 5,196 − 2.固定資産除却損 ※5 − 21,874 3.投資有価証券売却損 − 8,586 4.投資有価証券評価損 1,057,511 114,686 267,150 87,769 5.商品廃棄損 − 32 − (32) / 02/07/10 15:34 (01/06/22 10:00) / 401268_01_070_2k_01009845/第5−1連結財務諸表等/加賀電子/有報 (自 至 区分 注記 番号 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 百分比 (%) 金額(千円) 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 6.ゴルフ会員権売却損 − 119,290 7.ゴルフ会員権評価損 − 117,640 8.貸倒引当金繰入額 − 91,210 705 − 155,936 155,936 9.役員退職慰労金 10.役員退職慰労引当金繰 入額 11.その他 78,171 税金等調整前当期純利 益 法人税、住民税及び事 業税 1,709,734 法人税等調整額 −442,131 1,564,669 1.33 2,756,695 2.34 百分比 (%) 金額(千円) 13,195 730,186 0.45 7,531,121 4.64 3,409,114 2.10 3,939,015 少数株主利益 当期純利益 1,267,603 1.07 −529,901 30,147 0.03 28,946 0.02 1,458,945 1.24 4,093,061 2.52 ③【連結剰余金計算書】 (自 至 区分 Ⅰ 連結剰余金期首残高 1.過年度税効果調整額 注記 番号 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) 金額(千円) 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 金額(千円) 1,843,537 124,191 (自 至 3,111,937 1,967,728 − 3,111,937 Ⅱ 連結剰余金減少高 1.配当金 2.役員賞与 314,736 − 479,060 314,736 50,000 529,060 Ⅲ 当期純利益 1,458,945 4,093,061 Ⅳ 連結剰余金期末残高 3,111,937 6,675,938 − 33 − (33) / 02/07/10 15:34 (01/06/22 10:00) / 401268_01_070_2k_01009845/第5−1連結財務諸表等/加賀電子/有報 ④【連結キャッシュ・フロー計算書】 (自 至 区分 Ⅰ 注記 番号 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) 金額(千円) (自 至 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 金額(千円) 営業活動によるキャッ シュ・フロー 税金等調整前当期純利 益 2,756,695 7,531,121 390,822 388,866 社債発行費償却額 71,096 − 連結調整勘定償却額 41,856 40,742 退職給与引当金の増加 額 5,277 − 退職給付引当金の増加 額 − 91,848 役員退職慰労引当金の 増加額 207,422 268,773 貸倒引当金の増加額 − 441,579 貸倒引当金の減少額 −82,420 − −110,760 −76,064 147,042 194,464 有価証券売却益 −413,217 − 有価証券売買損 − 60,705 有価証券評価益 −49,987 − 有価証券評価損 − 180,930 投資有価証券売却益 −401,506 − 投資有価証券売却損 − 8,586 投資有価証券評価損 1,066,370 114,686 有形固定資産売却益 −57,318 −6,369 有形固定資産売却損 5,196 − 有形固定資産除却損 − 21,874 出資持分損益 − −555,404 ゴルフ会員権売却損 − 119,290 ゴルフ会員権評価損 − 117,640 持分変動利益 − −30,641 減価償却費等 受取利息及び受取配当 金 支払利息 − 34 − (34) / 02/07/10 15:34 (01/06/22 10:00) / 401268_01_070_2k_01009845/第5−1連結財務諸表等/加賀電子/有報 (自 至 区分 注記 番号 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) 金額(千円) (自 至 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 金額(千円) 売上債権の増加額 −5,923,593 −7,559,499 棚卸資産の増加額 −2,022,024 −132,022 仕入債務の増加額 752,298 4,087,980 未払費用の増加額 51,854 201,647 未払消費税の増加額 − 101,614 未払消費税の減少額 −60,942 − − −50,000 その他流動資産の増加 額 −200,089 −258,490 その他流動負債の増加 額 1,174,966 − その他流動負債の減少 額 − −225,462 −2,650,962 5,078,394 前渡金の増加額 −247,856 −125,918 営業に係る保証金の増 加額 −218,450 − 営業に係る保証金の減 少額 − 85,236 利息及び配当金の受取 額 130,123 67,969 利息の支払額 −145,750 −189,932 法人税等の支払額 −363,285 −2,469,045 −3,496,180 2,446,704 役員賞与 小計 営業活動によるキャッ シュ・フロー − 35 − (35) / 02/07/10 15:34 (01/06/22 10:00) / 401268_01_070_2k_01009845/第5−1連結財務諸表等/加賀電子/有報 (自 至 区分 Ⅱ 注記 番号 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) 金額(千円) (自 至 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 金額(千円) 投資活動によるキャッ シュ・フロー 定期預金の預入 −105,220 −18,876 定期預金の払戻 97,682 98,664 有価証券の取得による 支出 −3,179,179 −1,052,147 有価証券の売却による 収入 4,382,349 707,003 有形固定資産の取得に よる支出 −435,989 −637,076 有形固定資産の売却に よる収入 296,323 24,653 無形固定資産の取得に よる支出 −113,182 −61,167 投資有価証券の取得に よる支出 −2,084,504 −491,811 投資有価証券の売却に よる収入 2,183,741 2,887 新規連結子会社増加に よる収入 159,128 20,662 短期貸付金の増加 −12,654 −46,401 短期貸付金の減少 134,172 57,270 長期貸付金の増加 − −3,889 保険積立金の増加 −71,351 −100,103 保険積立金の減少 610,216 15,000 −82,745 505,193 1,778,787 −980,138 その他 投資活動によるキャッ シュ・フロー − 36 − (36) / 02/07/10 15:34 (01/06/22 10:00) / 401268_01_070_2k_01009845/第5−1連結財務諸表等/加賀電子/有報 (自 至 区分 Ⅲ 注記 番号 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) 金額(千円) (自 至 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 金額(千円) 財務活動によるキャッ シュ・フロー 短期借入金による収入 −純額 − 1,472,805 短期借入金の返済によ る支出−純額 −3,864,832 − 長期借入金による収入 500,000 205,250 長期借入金の返済によ る支出 −3,415 −29,742 転換社債の発行による 収入 3,007,342 − 自己株式の売却による 収入−純額 − 2,113 自己株式の取得による 支出−純額 −3,427 − 親会社による配当金の 支払額 −310,565 −476,759 少数株主への配当金の 支払額 −2,025 −2,025 少数株主からの払込額 10,000 92,000 財務活動によるキャッ シュ・フロー −666,922 1,263,642 Ⅳ 現金及び現金同等物に係 る換算差額 −197,207 84,199 Ⅴ 現金及び現金同等物の増 加額又は減少額(−) −2,581,522 2,814,407 Ⅵ 現金及び現金同等物の期 首残高 10,179,546 7,598,024 Ⅶ 連結除外に伴う現金等減 少額 − −912 Ⅷ 現金及び現金同等物の期 末残高 7,598,024 10,411,519 − 37 − (37) / 02/07/10 15:34 (01/06/22 10:00) / 401268_01_070_2k_01009845/第5−1連結財務諸表等/加賀電子/有報 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 (自 至 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 1.連結の範囲に関する事項 (1)連結子会社 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 1.連結の範囲に関する事項 (1)連結子会社 24社 連結子会社名は「第1 企業の概況 28社 連結子会社名は「第1 4.関係 企業の概況 4.関係 会社の状況」に記載しているため省略しており 会社の状況」に記載しているため省略しており ます。 ます。 株式会社エー・ディーデバイスは新規取得によ DENYO EUROPA GMBHは新規取得により、また株 り、また株式会社デジタルゲイン、アイ・ラ 式会社ナグザット、加賀電子(上海)有限公 テ・ドットコム株式会社、港加賀電子(深セ 司、KAGA COMPONENTS(MALAYSIA)SDN.BHD.およ ン)有限公司は新規設立出資により当連結会計 びTAXAN I-O DATA USA,INC.は新規設立出資に 年度中に連結子会社となったものであります。 より当連結会計年度中に連結子会社となったも なお、前連結会計年度において連結子会社で のであります。 あった新潟軽電機株式会社は当連結会計年度中 なお、前連結会計年度において連結子会社で に清算しました。 あったアイ・ラテ・ドットコム株式会社は持分 比率低下により、当連結会計年度中に連結子会 社ではなくなりました。 (2)非連結子会社 (2)非連結子会社 該当事項はありません。 該当事項はありません。 2.持分法の適用に関する事項 2.持分法の適用に関する事項 関連会社 該当事項はありません。 2社 アイ・ラテ・ドットコム株式会社は持分比率低下 により、またMCE TECHNOLOGIES,LLC.は新規取得 により、持分法適用関連会社となりました。 3.連結子会社の事業年度等に関する事項 3.連結子会社の事業年度等に関する事項 連結子会社のうち加賀電器(香港)有限公司、広 連結子会社のうち加賀電器(香港)有限公司、広 州軽電機有限公司、港加賀電子(深セン)有限公 州軽電機有限公司、港加賀電子(深セン)有限公 司の決算日は12月31日であり、連結財務諸表の作 司および加賀電子(上海)有限公司の決算日は12 成に当たっては、それぞれの決算日現在の財務諸 月31日であり、連結財務諸表の作成に当たって 表を使用しております。ただし、同決算日より連 は、それぞれの決算日現在の財務諸表を使用して 結決算日までの期間に発生した重要な取引につい おります。ただし、同決算日より連結決算日まで ては連結上必要な調整を行っております。 の期間に発生した重要な取引については連結上必 要な調整を行っております。 − 38 − (38) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 (自 至 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 4.会計処理基準に関する事項 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 4.会計処理基準に関する事項 (1)重要な資産の評価基準及び評価方法 (1)重要な資産の評価基準及び評価方法 ①有価証券 ①有価証券 取引所の相場のある有価証券 売買目的有価証券 移動平均法による洗替え低価法によっておりま す。 時価法(売却原価は移動平均法により算定)に よっております。 取引所の相場のない有価証券 その他の有価証券 移動平均法による原価法によっております。 時価のあるもの 期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差 額は全部資本直入法により処理し、売却原価 は移動平均法により算定)によっておりま す。 時価のないもの 移動平均法による原価法によっております。 ②棚卸資産 ②棚卸資産 当社、加賀デバイス株式会社およびコタキエレク 当社、加賀デバイス株式会社およびコタキエレク トロニクス株式会社については次によっておりま トロニクス株式会社については次によっておりま す。 す。 個別受注商品 個別受注商品 個別法による原価法 個別法による原価法 その他の商品 その他の商品 移動平均法による原価法 移動平均法による原価法 その他連結子会社については次によっておりま その他国内連結子会社については主として先入先 す。 出法による原価法、また在外連結子会社は主とし TAXAN USA CORPORATION て先入先出法による低価法によっております。 VOLGEN AMERICA INC. 移動平均法による低価法 TAXAN(EUROPE)LTD. KAGA(H.K.)ELECTRONICS LTD. KAGA(SINGAPORE)ELECTRONICS PTE.LTD. TAXAN(FRANCE)EURL TAXAN(NORDIC)AB TAXAN(DEUTSCHLAND)GMBH 先入先出法による低価法 KAGA(KOREA)ELECTRONICS CO.,LTD. KAGA(TAIWAN)ELECTRONICS CO.,LTD. 加賀テック株式会社 加賀マイクロアート株式会社 加賀ソルネット株式会社 先入先出法による原価法 加賀コンポーネント株式会社 加賀電器(香港)有限公司 広州軽電機有限公司 共和技研株式会社 株式会社エー・ディーデバイス 港加賀電子(深セン)有限公司 最終仕入原価法 − 39 − (39) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 (自 至 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法 (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法 有形固定資産 有形固定資産 当社および国内連結子会社は法人税法に基づく定 当社および国内連結子会社は定率法、在外連結子 率法、在外連結子会社は定額法によっておりま 会社は定額法によっております。なお、主な耐用 す。 年数は次のとおりであります。 建物及び構築物 (3)重要な引当金の計上基準 10年∼47年 機械装置及び運搬具 8年∼12年 什器備品 2年∼20年 (3)重要な引当金の計上基準 ①貸倒引当金 ①貸倒引当金 当社および国内連結子会社については、連結会社 当社および国内連結子会社について、債権の貸倒 間の債権および債務の相殺消去後の金額に対し れによる損失に備えるため一般債権については貸 て、税法基準により計上するほか、取引先の財政 倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権につ 状態等を勘案して個別引当も行っております。 いては個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込 在外連結子会社については、取引先毎の回収可能 額を計上しております。 性に応じた会社所定の基準により期末債権に対し 在外連結子会社については、取引先毎の回収可能 て必要額を見積り計上しております。 性に応じた会社所定の基準により期末債権に対し て必要額を見積り計上しております。 ②退職給付引当金 ②退職給与引当金 一部の国内連結子会社については、従業員の期末 当社および国内連結子会社について、従業員の退 自己都合退職要支給額の100%相当額を計上して 職給付に備えるため、当連結会計年度末における おります。 退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上 しております。 なお、会計基準変更時差異(249,778千円)につ いては、一括費用処理しております。数理計算上 の差異は、その発生時の従業員の平均残存勤務期 間以内の一定の年数(10年)による定額法によ り、翌連結会計年度から費用処理することとして おります。 − 40 − (40) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 (自 至 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) ③役員退職慰労引当金 ③役員退職慰労引当金 当社は内規に基づく期末要支給額を計上しており 当社は内規に基づく期末要支給額を計上しており ます。 ます。なお、過去勤務債務費用は、5年間にて償 (会計方針の変更) 却することとし、特別損失に計上しております。 役員退職慰労金は、従来支出時の費用として処理 しておりましたが、役員の在任期間の長期化によ り、将来における役員退職慰労金の負担額が重要 性を増してきており、また、近年の役員退職慰労 引当金計上の会計慣行の定着化にも鑑み、役員の 在任期間にわたり費用配分することによる期間損 益の適正化のため、当連結会計年度より内規に基 づく期末要支給額を役員退職慰労引当金として計 上することに変更しました。 この変更にともない、当連結会計年度相当額 51,486千円は販売費及び一般管理費に計上し、過 年度相当額779,679千円については当連結会計年 度より5年間で均等額を繰入計上することとし、 当連結会計期間負担額155,936千円は特別損失に 計上しております。 この結果、従来の方法と比較して営業利益および 経常利益はそれぞれ51,486千円、税金等調整前当 期純利益は207,422千円少なく計上されておりま す。 なお、セグメント情報に与える影響額は、当該個 所に記載しております。 (4) ────── (4)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算 の基準 外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相 場により円貨に換算し、換算差額は損益として処 理しております。なお、在外連結子会社等の資産 および負債は、子会社の決算日の直物為替相場に より円貨に換算し、収益および費用は期中平均相 場により円貨に換算し、換算差額は少数株主持分 および資本の部における為替換算調整勘定に含め て計上しております。 (5)重要なリース取引の処理方法 (5)重要なリース取引の処理方法 リース物件の所有権が借主に移転すると認められ 同左 るもの以外のファイナンス・リース取引について は、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処 理によっております。 − 41 − (41) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 (自 至 (6) 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 ────── 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) (6)重要なヘッジ会計の方法 ①ヘッジ会計の方法 繰延ヘッジによっております。なお、為替予約に ついては振当処理の要件を満たしている場合は振 当処理を行っております。 ②ヘッジ手段とヘッジ対象 外貨建資産、負債および外貨建予定取引の為替変 動リスクに対するヘッジとして為替予約取引を 行っております。 ③ヘッジ方針 内規に基づき、為替変動リスクのヘッジを行って おります。 ④ヘッジ有効性評価の方法 ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間にお いて、ヘッジ対象である外貨建資産、負債および 外貨建予定取引とヘッジ手段である為替予約取引 のキャッシュ・フロー変動を比較し、両者の変動 比率等を基礎にして判断しております。 (7)消費税等の会計処理 (7)消費税等の会計処理 同左 消費税等の会計処理は税抜処理によっておりま す。 5.連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項 5.連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項 連結子会社の資産及び負債の評価については全面 同左 時価評価法を採用しております。 6.連結調整勘定の償却に関する事項 6.連結調整勘定の償却に関する事項 連結調整勘定の償却については5年間の均等償却 連結調整勘定の償却については5年間の均等償却 を行っております。 を行っております。 (会計方針の変更) 連結調整勘定は、従来発生時に一括償却しており ましたが、子会社の新規設立に加え業績拡大のた め積極的な既存企業への投資にともない、今後そ の金額の重要性が増加することが見込まれるた め、当連結会計年度より、発生日以後5年間で均 等償却を行う方法に変更しました。 この変更にともない、従来の方法と比較して営業 利益、経常利益および税金等調整前当期純利益は 179,116千円多く計上されております。 なお、セグメント情報に与える影響額は、当該個 所に記載しております。 7.利益処分項目等の取扱いに関する事項 7.利益処分項目等の取扱いに関する事項 利益処分については、連結会計年度に確定した額 同左 を連結剰余金計算書に計上しております。 − 42 − (42) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 (自 至 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 8.連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 8.連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲 同左 連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現 金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し 可能な預金および容易に換金可能であり、かつ、 価値の変動について僅少なリスクしか負わない取 得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投 資からなっております。 9. 9.その他の事項 ────── 当社について、昭和63年2月より従業員退職金の 全部について適格退職年金制度を採用しました。 表示方法の変更 (連結損益計算書関係) (自 至 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 前連結会計年度まで営業外収益の「雑収入」に含めて表 ────── 示していた「出資持分損益」は、営業外収益の合計額の 100分の10を超えることとなったため、区分掲記するこ とに変更しました。なお、前連結会計年度における「出 資持分損益」の金額は141,080千円であります。 追加情報 (自 至 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) ────── (税効果会計) 当社および国内連結子会社は連結財務諸表規則の改正に より、当連結会計年度から税効果会計を適用しておりま す。この変更にともない、税効果会計を適用しない場合 と比較し、繰延税金資産584,563千円(流動資産220,874 千円、投資その他の資産363,689千円)が新たに計上さ れるとともに当期純利益は442,131千円、連結剰余金期 末残高は584,563千円多く計上されております。 ────── (ソフトウェア) 当社および国内連結子会社は、前連結会計年度まで投資 その他の資産の「その他」に計上しておりましたソフト ウェアについては「研究開発費及びソフトウェアの会計 処理に関する実務指針」(日本公認会計士協会・会計制 度委員会報告12号 平成11年3月31日)における経過措 置の適用により、従来の会計処理方法を継続して適用し ております。ただし、同報告により上記に係るソフト ウェアの表示については、投資その他の資産の「その 他」から無形固定資産の「ソフトウェア」に変更し、減 価償却の方法については、社内における利用可能期間 (5年間)に基づく定額法によっております。 − 43 − (43) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 (自 至 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) ────── (自 至 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) (退職給付会計) 当連結会計年度から退職給付に係る会計基準(「退職給 付に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計審 議会 平成10年6月16日))を適用しております。この結 果、従来の方法によった場合と比較して、退職給付費用 が230,082千円増加し、経常利益および税金等調整前当 期純利益は同額減少しております。 また、企業年金制度の過去勤務債務等に係る未払金は、 退職給付引当金に含めて表示しております。 なお、セグメント情報に与える影響は、(セグメント情 報)に記載しております。 ────── (金融商品会計) 当連結会計年度から金融商品に係る会計基準(「金融商 品に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計審 議会 平成11年1月22日))を適用し、有価証券、出資金 および商品ファンドの評価方法について変更しておりま す。この結果、従来の方法によった場合と比較して、経 常利益は8,246千円、税金等調整前当期純利益は483,580 千円増加しております。 また、期首時点で保有する有価証券の保有目的を検討 し、売買目的有価証券および、その他有価証券に含まれ ている債券のうち1年内に満期の到来するものは流動資 産の有価証券として、それら以外は投資有価証券として 表示しております。その結果、流動資産の有価証券は 50,610千円減少し、投資有価証券は50,610千円増加して おります。 ────── (外貨建取引等会計基準) 当連結会計年度から改訂後の外貨建取引等会計処理基準 (「外貨建取引等会計処理基準の改訂に関する意見書」 (企業会計審議会 平成11年10月22日))を適用しており ます。この変更による損益への影響額はありません。 また、前連結会計年度において、「資産の部」に計上し ておりました為替換算調整勘定は、連結財務諸表規則の 改正により、「資本の部」ならびに「少数株主持分」に 含めて計上しております。 − 44 − (44) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 注記事項 (連結貸借対照表関係) 前連結会計年度 (平成12年3月31日現在) 当連結会計年度 (平成13年3月31日現在) 1.偶発債務 1.偶発債務 保証債務 保証債務 ㈱コンド電機の金融機関からの借入に対する保証 融資斡旋制度による当社従業員の金融機関からの 債務 借入に対する保証債務 15,000千円 143,907千円 融資斡旋制度による当社従業員の金融機関からの 借入に対する保証債務 ※2. 130,210千円 ────── ※2.関連会社に対するものは次のとおりであります。 投資有価証券(株式) ※3.担保資産および対応債務 ※3.担保資産および対応債務 担保に供している資産は次のとおりであります。 担保に供している資産は次のとおりであります。 投資有価証券 投資有価証券 3,846千円 受取手形裏書譲渡高 ※5. ────── 5,110千円 対応債務は取引保証であります。 対応債務は取引保証であります。 ※4.受取手形割引高 23,165千円 799,738千円 4.受取手形割引高 737,888千円 50,378千円 ※5.連結会計年度末日満期手形の処理 連結会計年度末日満期手形の会計処理について は、手形交換日をもって決済処理しております。 なお、当連結会計年度末日が金融機関の休日で あったため、次の連結会計年度末日満期手形が連 結会計年度末日残高に含まれております。 受取手形 2,889,972千円 支払手形 1,058,813千円 − 45 − (45) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 (連結損益計算書関係) (自 至 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 ※1.売上原価に含まれる研究開発費 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) ※1.販売費および売上原価に含まれる研究開発費 34,483千円 ※2.販売費と一般管理費の主要な費目およびその金額 219,363千円 ※2.販売費と一般管理費の主要な費目およびその金額 は下記のとおりであります。 貸倒引当金繰入額 従業員給与・賞与・退職金 は下記のとおりであります。 従業員給与・賞与・退職金 4,196,591千円 415,192千円 4,790,502千円 退職給与引当金繰入額 18,195千円 退職給付費用 464,646千円 役員退職慰労引当金繰入額 51,486千円 役員退職慰労引当金繰入額 112,837千円 ※3.固定資産売却益の内訳 機械装置及び運搬具 土地 ※3.固定資産売却益の内訳 機械装置及び運搬具 6,616千円 6,369千円 50,702 計 57,318千円 ※4.固定資産売却損の内訳 建物及び構築物 機械装置及び運搬具 什器備品 ※4. ────── 1,239千円 437 3,520 計 ※5. 貸倒引当金繰入額 62,678千円 5,196千円 ────── ※5.固定資産除却損の内訳 建物及び構築物 機械装置及び運搬具 什器備品 計 − 46 − (46) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 12,409千円 544 8,921 21,874千円 (連結キャッシュ・フロー計算書関係) (自 至 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 (1)現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表 (1)現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表 に掲記されている科目の金額との関係 現金及び預金勘定 マネーマネジメントファンド 預入期間が3か月を超える定 期預金 現金及び現金同等物 (2) 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) に掲記されている科目の金額との関係 7,431,938 千円 現金及び預金勘定 250,074 マネーマネジメントファンド 現金及び現金同等物 −83,988 10,161,006 千円 250,513 10,411,519 千円 7,598,024 千円 ────── (2)株式の取得により新たに連結子会社となった会社 の資産および負債の主な内訳 株式の取得により新たにDENYO EUROPA GMBHを連結 したことにともなう連結開始時の資産および負債 の内訳ならびに同社株式の取得価額と同社株式取 得による収入(純額)との関係は次のとおりであ ります。 流動資産 固定資産 12,765 流動負債 −72,888 連結調整勘定 −12,548 少数株主持分 −10,119 DENYO EUROPA GMBH株式の取 得価額 17,808 DENYO EUROPA GMBH現金及び 現金同等物 −38,470 差引:DENYO EUROPA GMBH取 得による収入 (3)重要な非資金取引の内容 100,598 千円 20,662 千円 (3)重要な非資金取引の内容 転換社債の転換による資本金 増加額 90,428 千円 転換社債の転換による資本金 増加額 246,272 千円 転換社債の転換による資本準 備金増加額 90,428 転換社債の転換による資本準 備金増加額 246,272 転換による転換社債減少額 492,544 千円 転換による転換社債減少額 180,856 千円 − 47 − (47) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 (リース取引関係) 項目 (自 至 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 1.リース物件の所有権が 1.リース物件の取得価額相当額、減価 1.リース物件の取得価額相当額、減価 借主に移転すると認め 償却累計額相当額及び期末残高相当 償却累計額相当額及び期末残高相当 られるもの以外のファ 額 額 イナンス・リース 減価償却 取得価額 期末残高 累計額相 相当額 相当額 当額 (千円) (千円) (千円) 機械装置 及び運搬 具 18,525 4,055 14,470 什器備品 517,253 259,991 257,262 減価償却 取得価額 期末残高 累計額相 相当額 相当額 当額 (千円) (千円) (千円) 機械装置 及び運搬 具 29,482 7,713 21,769 什器備品 409,945 234,082 175,863 その他 52,567 41,119 11,448 その他 36,325 16,797 19,528 合計 588,345 305,165 283,180 合計 475,752 258,592 217,160 2.未経過リース料期末残高相当額 2.未経過リース料期末残高相当額 1年内 126,731千円 1年内 102,830千円 1年超 165,026 1年超 121,646 合計 291,757千円 3.支払リース料、減価償却費相当額及 び支払利息相当額 合計 224,476千円 3.支払リース料、減価償却費相当額及 び支払利息相当額 支払リース料 126,790千円 支払リース料 133,649千円 減価償却費相当額 113,848千円 減価償却費相当額 122,239千円 支払利息相当額 13,213千円 4.減価償却費相当額の算定方法 支払利息相当額 10,535千円 4.減価償却費相当額の算定方法 リース期間を耐用年数とし、残存価 同左 額を零とする定額法によっておりま す。 5.利息相当額の算定方法 5.利息相当額の算定方法 同左 リース料総額とリース物件の取得価 額相当額との差額を利息相当額と し、各期への配分方法については利 息法によっております。 2.オペレーティング・ リース取引 未経過リース料 未経過リース料 1年内 7,926千円 1年内 1年超 7,923 1年超 合計 15,849千円 合計 − 48 − (48) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 12,758千円 6,040 18,798千円 (有価証券関係) 前連結会計年度(平成12年3月31日現在) 有価証券の時価等 前連結会計年度(平成12年3月31日現在) 種類 連結貸借対照表計上額 (千円) 時価(千円) 評価損益(千円) (1)流動資産に属するもの 株式 272,403 302,837 30,434 債券 − − − その他 − − − 小計 272,403 302,837 30,434 株式 2,077,469 2,657,082 579,613 債券 − − − その他 − − − 小計 2,077,469 2,657,082 579,613 2,349,872 2,959,919 610,047 (2)固定資産に属するもの 合計 (注)1.時価の算定方法 ① 上場有価証券 ② 店頭売買有価証券 東京証券取引所および大阪証券取引所等の最終価格によっております。 日本証券業協会が公表する売買価格によっております。 2.開示の対象から除いた有価証券の連結貸借対照表計上額 (流動資産) (固定資産) マネーマネジメントファンド 250,074千円 未上場の転換社債 11,000千円 非上場の外国債券 50,000千円 店頭売買株式を除く非上場株式 580,417千円 非上場の外国債券 500,000千円 − 49 − (49) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 当連結会計年度(平成13年3月31日現在) 有価証券 1 売買目的有価証券(平成13年3月31日現在) 連結貸借対照表計上額 (千円) 当連結会計年度の損益に含まれた評価差額 (千円) 385,450 2 −180,930 満期保有目的の債券で時価のあるもの(平成13年3月31日現在) 該当事項はありません。 3 その他有価証券で時価のあるもの(平成13年3月31日現在) 取得原価 (千円) 種類 連結貸借対照表計上額 (千円) 差額(千円) 連結貸借対照表計上額が取得原価を 超えるもの 株式 197,749 471,083 273,334 国債・地方債等 − − − 社債 − − − その他 − − − − − − 197,749 471,083 273,334 1,947,984 1,468,720 −479,264 − − − 550,000 539,850 −10,150 − − − − − − 小計 2,497,984 2,008,570 −489,414 合計 2,695,733 2,479,653 −216,080 債券 その他 小計 連結貸借対照表計上額が取得原価を 超えないもの 株式 債券 国債・地方債等 社債 その他 その他 4 当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自平成12年4月1日 売却額(千円) 至平成13年3月31日) 売却益の合計額(千円) 売却損の合計額(千円) 120 8,707 11,474 − 50 − (50) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 5 時価のない主な有価証券の内容(平成13年3月31日現在) 連結貸借対照表計上額(千円) その他有価証券 非上場株式(店頭売買株式を除く) 888,240 マネーマネジメントファンド 250,513 合計 1,138,753 6 その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の今後の償還予定額(平成13年3月31 日現在) 種類 1年以内(千円) 1年超5年以内 (千円) 5年超10年以内 (千円) 10年超(千円) 債券 国債・地方債等 社債 その他 その他 合計 − − − − 47,900 − 491,950 − − − − − − − − − 47,900 − 491,950 − − 51 − (51) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 (デリバティブ取引関係) 前連結会計年度(自 1 平成11年4月1日 至 平成12年3月31日) 取引の状況に関する事項 (自 至 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (1)取引の内容及び利用目的等 当社は、通常の取引の範囲内で、外貨建債権・債務に係る為替相場変動リスクを回避する目的で、為替予約取 引を行っております。 また、外貨建社債の元利金支払に係る為替相場変動リスクの回避のため通貨スワップ取引、金融収支改善のた めおよび金利変動リスク回避のため金利スワップ取引などを利用することがあります。 (2)取引に対する取組方針 基本的に対応する金銭債権・債務残高の範囲内で利用することとしており、投機目的の取引は行わない方針で あります。 (3)取引に係るリスクの内容 為替予約取引および通貨スワップ取引については、為替相場の変動によるリスクを有しております。 なお、当社のデリバティブ取引の契約先は信用度の高い証券会社もしくは銀行であるため、相手先の債務不履 行によるリスクは極めて低いものと判断しております。 (4)取引に係るリスク管理体制 通常の営業取引に係る為替予約取引は各事業部門にて、財務取引に係るスワップ取引等は経理部にて職務権限 規定に基づき承認を受け、執行および管理は全て経理部にて行います。全体の残高状況、評価損益状況は経理部 にて把握しており、随時経理部長に報告されます。経理部長は、必要と認められる場合に随時ポジション状況等 を経理担当役員に報告します。 (5)取引の時価等に関する事項についての補足説明 為替予約取引の内、期末に外貨建金銭債権・債務に振り当てたことにより当該外貨建金銭債権・債務の換算を 通じて財務諸表に計上されているものは、時価等の開示の対象には含まれておりません。 本事業年度は上記為替予約取引以外のデリバティブ取引は行っておりません。 − 52 − (52) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 2 取引の時価等に関する事項 デリバティブ取引の契約額等、時価及び評価損益 通貨関連 前連結会計年度(平成12年3月31日現在) 種類 区分 契約額等 (千円) 契約額等のうち 1年超(千円) 時価 (千円) 評価損益 (千円) 為替予約取引 売建 市場取引以 外の取引 米ドル 39,024 − 38,725 299 米ドル 80,051 − 79,723 −328 合計 119,075 − 118,448 −29 買建 (注)時価の算定方法 1.期末の時価は先物相場を使用しております。 2.外貨建金銭債権債務等に先物為替予約が付されていることにより、決済時における円貨額が確定している外貨 建金銭債権債務等で、連結貸借対照表において当該円貨額で表示されているものについては、開示の対象から 除いております。 − 53 − (53) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 当連結会計年度(自 1 平成12年4月1日 至 平成13年3月31日) 取引の状況に関する事項 (自 至 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) (1)取引の内容及び利用目的等 通常の取引の範囲内で、外貨建債権・債務に係る為替相場変動リスクを回避する目的で、為替予約取引を行っ ております。 また、外貨建社債の元利金支払に係る為替相場変動リスクの回避のため通貨スワップ取引、金融収支改善のた めおよび金利変動リスク回避のため金利スワップ取引などを利用することがあります。 (2)取引に対する取組方針 基本的に対応する金銭債権・債務残高の範囲内で利用することとしており、投機目的の取引は行わない方針で あります。 (3)取引に係るリスクの内容 為替予約取引および通貨スワップ取引については、為替相場の変動によるリスクを有しております。 なお、デリバティブ取引の契約先は信用度の高い証券会社もしくは銀行であるため、相手先の債務不履行によ るリスクは極めて低いものと判断しております。 また、デリバティブ取引を利用してヘッジ会計を行っております。 ヘッジ会計の方法 繰延ヘッジ処理によっております。 ヘッジ手段とヘッジ対象 ヘッジ手段 為替予約 ヘッジ対象 外貨建資産、負債および外貨建予定取引 ヘッジ方針 内規に基づき、為替変動リスクのヘッジを行っております。 ヘッジ有効性評価の方法 ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間において、ヘッジ対象である外貨建資産、負債および外貨建予定 取引とヘッジ手段である為替予約のキャッシュ・フロー変動比率等を基礎にして判断しております。 (4)取引に係るリスク管理体制 通常の営業取引に係る為替予約取引および財務取引に係るスワップ取引等については、職務権限規定に基づき 承認を受け、執行および管理は全て管理部門にて行っております。 (5)取引の時価等に関する事項についての補足説明 為替予約取引の内、期末に外貨建金銭債権・債務に振り当てたことにより当該外貨建金銭債権・債務の換算を 通じて財務諸表に計上されているものは、時価等の開示の対象には含まれておりません。 本事業年度は上記為替予約取引以外のデリバティブ取引は行っておりません。 2 取引の時価等に関する事項 当社および連結子会社はヘッジ目的以外のデリバティブ取引を利用していないため、該当事項はあり ません。 − 54 − (54) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 (退職給付関係) 1 採用している退職給付制度の概要 当社は、適格退職年金制度を設けており、当社および一部の連結子会社は東京都電機厚生年金基金 (総合設立型)に加入しておりますが、当該厚生年金基金制度は、退職給付会計実務指針33項の例外 処理を行う制度であります。また、一部の連結子会社については退職一時金制度を採用しております。 2 退職給付債務及びその内訳 当連結会計年度 (平成13年3月31日現在) (1)退職給付債務(千円)(注1) −835,013 (2)年金資産(適格年金)(千円)(注2) 414,278 (3)未積立退職給付債務(1)+(2) −420,735 (4)未認識数理計算上の差異(千円) 90,740 (5)退職給付引当金(千円)(3)+(4) −329,995 (注)1 一部の子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しております。 2 上記のほか、厚生年金基金の掛金の拠出割合に基づく年金資産が3,408,020千円あります。 3 退職給付費用の内訳 (自 至 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) (1)勤務費用(千円)(注) 208,170 (2)利息費用(千円) 17,545 (3)期待運用収益(千円) −6,701 (4)会計基準変更時差異の費用処理額(千円) 249,778 (5)退職給付費用(千円)(1)+(2)+(3)+(4) 468,792 (注) 4 簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用および厚生年金基金への拠出額を含んでおります。 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項 当連結会計年度 (平成13年3月31日現在) (1)退職給付債務の期間配分方法 期間定額基準 (2)割引率(適格年金)(%)参照 2.5 期首割引率(%) 3.0 (3)期待運用収益率(%) 2.0 (4)数理計算上の差異の処理年数(年)(注) 10 (5)会計基準変更時差異の処理年数 (注) 適用初年度に一括費用処理 発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により、翌連結会計年度から費用処 理することとしております。 − 55 − (55) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 (税効果会計関係) 前連結会計年度 (平成12年3月31日現在) 当連結会計年度 (平成13年3月31日現在) 1.繰延税金資産の発生の主な原因別内訳 1.繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因 別内訳 繰延税金資産 繰延税金資産 投資有価証券評価損否認 228,964 千円 未払事業税否認 267,893 千円 未払事業税否認 147,147 投資有価証券評価損否認 228,964 200,240 役員退職慰労引当金繰入額 否認 87,221 役員退職慰労引当金繰入額 否認 退職給与引当金繰入額否認 53,937 貸倒引当金繰入額否認 189,241 棚卸資産廃棄損否認 91,956 賞与引当金繰入額否認 153,864 退職給付費用否認 110,337 繰越欠損金 その他 繰延税金資産小計 評価性引当額 繰延税金資産計 2,414,740 114,461 ゴルフ会員権評価損否認 繰越欠損金 3,138,426 その他 −2,540,068 繰延税金資産小計 598,358 評価性引当額 繰延税金負債 貸倒引当金の連結調整に係 る税効果 繰延税金資産の純額 繰延税金資産計 −8,209 2,495,333 215,265 3,934,771 −2,722,359 1,212,412 繰延税金負債 590,149 千円 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 海外連結子会社の留保利益 −97,994 その他有価証券評価差額金 −74,698 その他 −15,036 繰延税金負債計 −187,728 繰延税金資産の純額 1,024,684 千円 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 率との差異原因 法定実効税率 73,634 率との差異原因 42.05 % (調整) 法定実効税率 42.05 % (調整) 交際費等永久に損金に算入 されない項目 4.51 交際費等永久に損金に算入 されない項目 2.56 受取配当金等永久に益金に 算入されない項目 −0.52 受取配当金等永久に益金に 算入されない項目 −0.17 住民税均等割 0.52 住民税均等割 0.31 外国税額控除 −0.50 外国税額控除 −0.15 連結子会社の繰越欠損金 3.64 連結子会社の繰越欠損金 海外子会社の税率差異 −3.52 海外子会社の税率差異 その他 −0.20 その他 税効果会計適用後の法人税等 の負担率 45.98 % 税効果会計適用後の法人税等 の負担率 − 56 − (56) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 2.36 −1.94 0.25 45.27 % (セグメント情報) 【事業の種類別セグメント情報】 前連結会計年度および当連結会計年度において、当社グループは各種電子関連商・製品の製造販売を主 事業としており、当該事業以外に事業の種類がないため該当事項はありません。 【所在地別セグメント情報】 前連結会計年度(自 平成11年4月1日 日本 (千円) Ⅰ 至 北米 (千円) 平成12年3月31日) 欧州 (千円) 東アジア (千円) 計 (千円) 消去又は全 社(千円) 連結 (千円) 売上高及び営業損益 売上高 (1)外部顧客に対する売上高 105,274,799 807,497 3,558,712 (2)セグメント間の内部売上 高 2,546,786 80,384 12,267 107,821,585 887,881 3,570,979 12,684,419 124,964,864 −7,233,272 117,731,592 104,585,142 975,779 3,746,706 12,312,310 121,619,937 −7,137,216 114,482,721 3,236,443 −87,898 −175,727 372,109 3,344,927 −96,056 3,248,871 50,064,279 409,345 2,031,357 4,916,748 57,421,729 3,162,195 60,583,924 計 営業費用 営業利益又は営業損失 (−) Ⅱ 資産 8,090,584 117,731,592 4,593,835 − 117,731,592 7,233,272 −7,233,272 − (注)1.地域は地理的近接度により区分しております。 2.本邦以外の区分する地域の内訳は次のとおりであります。 (1)北米………米国 (2)欧州………イギリス、ドイツ (3)東アジア…香港、シンガポール、台湾、韓国、中国 3.資産のうち、消去または全社の項目に含めた全社資産の金額は4,625,995千円であり、その主なものは 当社での余資運転資金(現金及び預金、有価証券)、長期投資証券(投資有価証券、出資金)等であり ます。 4.会計処理基準等の変更 (1)役員退職慰労引当金の計上基準の変更 「連結財務諸表作成のための基本となる事項」4.(3)③に記載のとおり、当連結会計年度より役員 退職慰労金の計上基準の変更を行っております。この変更にともない、従来の方法と比較して、「日 本」について営業利益は51,486千円少なく計上されております。 (2)連結調整勘定の償却方法の変更 「連結財務諸表作成のための基本となる事項」6.に記載のとおり、当連結会計年度より連結調整勘 定の償却方法の変更を行っております。この変更にともない、従来の方法と比較して、「日本」につ いて営業利益は179,116千円多く計上されております。 − 57 − (57) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 当連結会計年度(自 平成12年4月1日 日本 (千円) Ⅰ 至 北米 (千円) 平成13年3月31日) 欧州 (千円) 東アジア (千円) 計 (千円) 消去又は全 社(千円) 連結 (千円) 売上高及び営業損益 売上高 (1)外部顧客に対する売上高 141,464,021 1,488,759 3,755,900 (2)セグメント間の内部売上 高 3,690,689 141,027 − 145,154,710 1,629,786 3,755,900 27,208,860 177,749,256 −15,581,852 162,167,404 138,257,851 1,605,572 3,952,782 26,710,299 170,526,504 −15,556,728 154,969,776 6,896,859 24,214 −196,882 498,561 7,222,752 −25,124 7,197,628 61,156,009 575,615 1,666,541 7,764,334 71,162,499 959,987 72,122,486 計 営業費用 営業利益又は営業損失 (−) Ⅱ 資産 15,458,724 162,167,404 11,750,136 − 162,167,404 15,581,852 −15,581,852 − (注)1.地域は地理的近接度により区分しております。 2.本邦以外の区分する地域の内訳は次のとおりであります。 (1)北米………米国 (2)欧州………イギリス、ドイツ (3)東アジア…香港、シンガポール、台湾、韓国、中国、マレーシア 3.資産のうち、消去または全社の項目に含めた全社資産の金額は3,830,831千円であり、その主なものは 当社での余資運転資金(現金及び預金、有価証券)、長期投資証券(投資有価証券、出資金)等であり ます。 4.当連結会計年度から退職給付に係る会計基準(「退職給付に係る会計基準の設定に関する意見書」(企 業会計審議会 平成10年6月16日))を適用しております。この結果、従来の方法によった場合と比較 して、「日本」の退職給付費用が230,082千円増加し、営業利益は同額減少しております。 【海外売上高】 前連結会計年度(自 平成11年4月1日 Ⅰ 海外売上高(千円) Ⅱ 連結売上高(千円) Ⅲ 海外売上高の連結売上高に占める割合 (%) 至 平成12年3月31日) 北米 欧州 東アジア 1,032,327 4,270,441 11,607,550 − − 0.87 − 3.63 計 16,910,318 117,731,592 9.86 (注)1.地域は地理的近接度により区分しております。 2.本邦以外の区分する地域の内訳は次のとおりであります。 (1)北米………米国 (2)欧州………イギリス、ドイツ (3)東アジア…香港、シンガポール、台湾、韓国、中国 3.海外売上高は、当社および連結子会社の本邦以外の国または地域における売上高であります。 − 58 − (58) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 14.36 当連結会計年度(自 平成12年4月1日 Ⅰ 海外売上高(千円) Ⅱ 連結売上高(千円) Ⅲ 海外売上高の連結売上高に占める割合 (%) 至 平成13年3月31日) 北米 欧州 東アジア 1,899,443 4,435,958 18,728,406 − − 1.17 計 − 2.74 25,063,807 162,167,404 11.55 15.46 (注)1.地域は地理的近接度により区分しております。 2.本邦以外の区分する地域の内訳は次のとおりであります。 (1)北米………米国 (2)欧州………イギリス、ドイツ (3)東アジア…香港、シンガポール、台湾、韓国、中国、マレーシア 3.海外売上高は、当社および連結子会社の本邦以外の国または地域における売上高であります。 【関連当事者との取引】 前連結会計年度(自 平成11年4月1日 至 平成12年3月31日) 至 平成13年3月31日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 平成12年4月1日 該当事項はありません。 (1株当たり情報) 項目 1株当たり純資産額(円 (自 至 銭) 1株当たり当期純利益(円 銭) 潜在株式調整後1株当たり当期純利 益(円 銭) 前連結会計年度 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 当連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 1,008 13 1,158 96 69 44 192 00 67 49 176 86 − 59 − (59) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:54) / 401268_01_080_2k_01009845/第5−2連結財務諸表作成/加賀電子/有報 ⑤【連結附属明細表】 【社債明細表】 会社名 銘柄 前期末残高 (千円) 発行年月日 当期末残高 (千円) 利率(%) 担保 平成年月日 2003年満期スイスフラン 建転換社債 加賀電子株式会社 平成年月日 2,897,582 2,405,038 (37,650千SFr) (31,250千SFr) 11.8.19 合計 償還期限 − 2,897,582 0.125 2,405,038 なし 15.9.30 − − − (注)1.転換社債に関する記載は次のとおりであります。 銘柄 転換請求期間 2003年満期スイスフ ラン建転換社債 転換価額 平成11.9.2∼平成15.9.18 1,437円 円換算1スイスフラン= 78.10 発行株式 資本組入額 普通株式 資本に組入れる額は、 当該発行価格に0.5を 乗じ、1円未満を切り 上げた金額とする。た だし、転換により発行 する株式1株につき資 本に組入れる額は、当 社記名式額面普通株式 の額面金額を下回らな いものとする。 2.連結決算日後5年間の償還予定額は以下のとおりであります。 1年以内(千円) 1年超2年以内 (千円) − 2年超3年以内 (千円) − 3年超4年以内 (千円) 2,405,038 4年超5年以内 (千円) − − 【借入金等明細表】 前期末残高 (千円) 区分 短期借入金 1年以内に返済予定の長期借入金 長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) 平均利率 (%) 返済期限 5,641,065 7,204,385 1.75 − 61,200 102,114 1.66 − 670,000 743,096 1.66 平成14∼17年 − − − − 6,372,265 8,049,595 − − その他の有利子負債 合計 当期末残高 (千円) (注)1.「平均利率」については、借入金等の期中平均残高に対する加重平均利率を記載しております。 2.長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の償還予定額は以下のとおり であります。 長期借入金 1年超2年以内 (千円) 2年超3年以内 (千円) 3年超4年以内 (千円) 4年超5年以内 (千円) 603,174 62,514 62,514 14,894 (2)【その他】 該当事項はありません。 − 60 − (60) / 02/07/10 15:35 (01/06/23 9:57) / 401268_01_090_2k_01009845/第5−3連結附属/加賀電子/有報 2【財務諸表等】 (1)【財務諸表】 ①【貸借対照表】 第32期 (平成12年3月31日現在) 区分 注記 番号 構成比 (%) 金額(千円) 第33期 (平成13年3月31日現在) 構成比 (%) 金額(千円) (資産の部) Ⅰ 流動資産 1.現金及び預金 4,591,916 7,013,198 2.受取手形 ※3,6 5,764,722 8,276,791 3.売掛金 ※3 17,884,215 22,153,348 4.有価証券 582,867 683,863 5.自己株式 2,809 1,549 2,643,281 2,531,576 7.貯蔵品 13,517 15,489 8.前渡金 124,703 126,743 84,347 75,637 168,053 385,011 2,785 18,843 630,000 950,000 7,470 1,002 1,665,654 1,806,865 5,119 95,279 −153,618 −120,349 6.商品 9.前払費用 10.繰延税金資産 11.短期貸付金 12.関係会社短期貸付金 13.未収収益 14.未収入金 15.その他 貸倒引当金 流動資産合計 ※2,3 34,017,840 75.79 − 61 − (61) / 02/07/10 15:36 (01/06/14 11:27) / 401268_01_110_2k_01009845/第5−4財務諸表等/加賀電子/有報 44,014,845 79.82 第32期 (平成12年3月31日現在) 区分 注記 番号 第33期 (平成13年3月31日現在) 構成比 (%) 金額(千円) 構成比 (%) 金額(千円) Ⅱ 固定資産 (1)有形固定資産 1.建物 284,588 減価償却累計額 111,146 2.構築物 325,610 173,442 137,068 94,290 減価償却累計額 73,627 3.車輌運搬具 96,690 20,663 77,499 38,976 減価償却累計額 29,365 4.什器備品 275,609 5.土地 9,611 21,498 16,810 368,123 108,687 218,892 149,231 155,720 155,720 − 2,966 6.建設仮勘定 有形固定資産合計 19,191 38,308 384,296 減価償却累計額 188,542 468,123 1.04 532,460 0.97 (2)無形固定資産 1.商標権 2.電話加入権 3.ソフトウェア 無形固定資産合計 6,103 4,443 27,160 24,486 213,261 202,396 246,524 0.55 231,325 (3)投資その他の資産 1.投資有価証券 ※1 3,071,014 3,263,314 2.関係会社株式 ※2 4,480,547 4,714,472 591,032 1,132,897 4,656 2,693 15,480 14,600 − 90,000 7.長期滞留債権 390,767 468,413 8.繰延税金資産 599,617 1,463,354 9.保険積立金 207,281 291,762 10.ゴルフ会員権 647,140 472,610 3.出資金 4.長期貸付金 5.従業員長期貸付金 6.関係会社長期貸付金 − 62 − (62) / 02/07/10 15:36 (01/06/14 11:27) / 401268_01_110_2k_01009845/第5−4財務諸表等/加賀電子/有報 0.42 第32期 (平成12年3月31日現在) 区分 注記 番号 構成比 (%) 金額(千円) 第33期 (平成13年3月31日現在) 構成比 (%) 金額(千円) 11.差入保証金 779,753 780,467 12.その他 250,000 50,822 13.関係会社等投資損失 引当金 −576,000 −1,966,000 貸倒引当金 −306,373 −416,181 投資その他の資産合計 10,154,914 22.62 10,363,223 18.79 固定資産合計 10,869,561 24.21 11,127,008 20.18 資産合計 44,887,401 100.00 55,141,853 100.00 (負債の部) Ⅰ 流動負債 1.支払手形 ※3,6 2,550,780 1,817,168 2.買掛金 ※3 11,730,693 16,025,598 3.短期借入金 − 2,000,000 4.関係会社短期借入金 − 500,000 5.未払金 155,341 323,542 6.未払費用 607,387 827,181 1,494,000 2,492,000 8.前受金 75,726 75,114 9.預り金 62,277 102,758 10.その他 − 90,042 7.未払法人税等 流動負債合計 16,676,204 37.15 − 63 − (63) / 02/07/10 15:36 (01/06/14 11:27) / 401268_01_110_2k_01009845/第5−4財務諸表等/加賀電子/有報 24,253,403 43.98 第32期 (平成12年3月31日現在) 区分 注記 番号 第33期 (平成13年3月31日現在) 構成比 (%) 金額(千円) 構成比 (%) 金額(千円) Ⅱ 固定負債 1.転換社債 ※2 2,897,582 2,405,038 − 230,082 207,422 476,195 14,097 15,076 2.退職給付引当金 3.役員退職慰労引当金 4.その他 固定負債合計 負債合計 3,119,101 6.95 3,126,391 5.67 19,795,305 44.10 27,379,794 49.65 8,193,139 18.25 8,439,411 15.31 (資本の部) Ⅰ 資本金 ※4 Ⅱ 資本準備金 9,972,039 22.22 10,218,311 18.53 Ⅲ 利益準備金 492,179 1.10 548,982 1.00 Ⅳ その他の剰余金 1.任意積立金 (1)別途積立金 2.当期未処分利益 その他の剰余金合計 Ⅴ 5,410,000 5,410,000 5,910,000 1,024,739 5,910,000 2,543,629 6,434,739 14.33 8,453,629 15.33 − − 101,726 0.18 資本合計 25,092,096 55.90 27,762,059 50.35 負債・資本合計 44,887,401 100.00 55,141,853 100.00 その他有価証券評価差額 金 − 64 − (64) / 02/07/10 15:36 (01/06/14 11:27) / 401268_01_110_2k_01009845/第5−4財務諸表等/加賀電子/有報 ②【損益計算書】 (自 至 区分 Ⅰ 注記 番号 第32期 平成11年4月1日 平成12年3月31日) 金額(千円) 売上高 77,330,713 第33期 平成12年4月1日 平成13年3月31日) (自 至 百分比 (%) 金額(千円) 100.00 百分比 (%) 106,269,171 100.0 93,714,077 88.19 Ⅱ 売上原価 1.商品期首棚卸高 2,193,368 2,643,281 2.当期商品仕入高 69,862,828 93,706,287 72,056,196 96,349,568 2,643,281 2,531,576 合計 3.商品期末棚卸高 4.他勘定振替高 ※2 46,022 売上総利益 Ⅲ 販売費及び一般管理費 ※ 1,2,3 営業利益 69,366,893 89.70 103,915 7,963,820 10.30 12,555,094 11.81 5,145,464 6.65 6,421,966 6.04 2,818,356 3.65 6,133,128 5.77 820,977 0.77 318,932 0.30 6,635,173 6.24 Ⅳ 営業外収益 1.受取利息 ※4 2.有価証券利息 3.受取配当金 ※4 4.為替差益 5.有価証券売却益 6.有価証券評価損戻入益 7.出資持分損益 8.雑収入 ※4 47,049 23,071 19,000 17,643 186,526 63,134 − 80,900 364,960 − 49,942 − − 555,404 266,140 933,617 1.20 80,825 Ⅴ 営業外費用 1.支払利息及び割引料 34,893 − 2.支払利息 − 47,760 3.社債利息 1,855 2,637 4.社債発行費償却 71,096 − 5.有価証券売買損 − 60,705 6.有価証券評価損 − 180,930 31,997 − 7.為替差損 8.雑損 経常利益 103,280 243,121 0.31 3,508,852 4.54 26,900 − 65 − (65) / 02/07/10 15:36 (01/06/14 11:27) / 401268_01_110_2k_01009845/第5−4財務諸表等/加賀電子/有報 (自 至 区分 注記 番号 第32期 平成11年4月1日 平成12年3月31日) 百分比 (%) 金額(千円) 第33期 平成12年4月1日 平成13年3月31日) (自 至 百分比 (%) 金額(千円) Ⅵ 特別利益 1.投資有価証券売却益 392,647 392,647 0.51 − − − 1,951,637 1.84 4,683,536 4.40 2,078,782 1.95 2,604,754 2.45 Ⅶ 特別損失 1.固定資産売却損 ※5 4,518 − 2.固定資産除却損 ※6 − 7,416 3.投資有価証券評価損 1,048,443 112,625 4.関係会社株式評価損 − 50,000 5.ゴルフ会員権売却損 − 106,800 6.ゴルフ会員権評価損 − 95,060 7.貸倒引当金繰入額 − 33,800 8.関係会社等投資損失引 当金繰入額 576,000 1,390,000 9.役員退職慰労引当金繰 入額 155,936 155,936 10.商品廃棄損 200,046 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事 業税 1,544,996 法人税等調整額 −686,052 当期純利益 1,984,943 2.57 1,916,556 2.48 − 3,233,293 858,944 1.11 1,057,612 1.37 −1,154,511 前期繰越利益 58,664 233,711 過年度税効果調整額 81,618 − 157,414 268,032 15,741 26,804 1,024,739 2,543,629 中間配当額 中間配当に伴う利益準 備金積立額 当期未処分利益 − 66 − (66) / 02/07/10 15:36 (01/06/14 11:27) / 401268_01_110_2k_01009845/第5−4財務諸表等/加賀電子/有報 ③【利益処分計算書】 区分 Ⅰ 注記 番号 第32期 (株主総会承認日) (平成12年6月29日) 第33期 (株主総会承認日) (平成13年6月28日) 金額(千円) 金額(千円) 当期未処分利益 1,024,739 2,543,629 Ⅱ 利益処分額 1.利益準備金 30,000 40,000 211,028 268,159 50,000 120,000 (取締役) (47,000) (113,500) (監査役) (3,000) (6,500) 2.配当金 3.役員賞与 4.任意積立金 Ⅲ 500,000 次期繰越利益 (注) 791,028 1,400,000 233,711 1,828,159 715,470 平成12年9月30日現在の株主名簿記載の株主に対し、平成12年12月8日に1株につき12円50銭、総額 268,032千円の中間配当を実施しておりますので、配当金は1株につき年間25円00銭となります。 − 67 − (67) / 02/07/10 15:36 (01/06/14 11:27) / 401268_01_110_2k_01009845/第5−4財務諸表等/加賀電子/有報 重要な会計方針 項目 1.有価証券の評価基準及び 評価方法 (自 至 第32期 平成11年4月1日 平成12年3月31日) 取引所の相場のある有価証券: 第33期 平成12年4月1日 平成13年3月31日) (自 至 売買目的有価証券: 移動平均法による洗替え低価法によっ 時価法(売却原価は移動平均法により ております。 算定)によっております。 取引所の相場のない有価証券: 子会社株式及び関連会社株式: 移動平均法による原価法によっており 移動平均法による原価法によっており ます。 ます。 その他有価証券: 時価のあるもの 期末日の市場価格等に基づく時価法 (評価差額は全部資本直入法により 処理し、売却原価は移動平均法によ り算定)によっております。 時価のないもの 移動平均法による原価法によってお ります。 2.棚卸資産の評価基準及び 評価方法 個別受注商品及び貯蔵品: 個別受注商品及び貯蔵品: 同左 個別法による原価法によっておりま す。 その他の商品: その他の商品: 同左 移動平均法による原価法によっており ます。 3.固定資産の減価償却方法 有形固定資産: 有形固定資産: 法人税法の規定に基づく定率法によっ 定率法を採用しております。なお、主 ております。 な耐用年数は以下のとおりでありま す。 建物 什器備品 10年∼47年 2年∼20年 無形固定資産: 無形固定資産: 自社利用のソフトウェアについては、 定額法を採用しております。なお、主 社内における利用可能期間(5年)に な耐用年数は自社利用のソフトウェア 基づく定額法、それ以外の無形固定資 5年であります。 産については、法人税法の規定に基づ く定額法によっております。 4.繰延資産の処理方法 ────── 社債発行費: 支出時に全額費用として処理しており ます。 5.外貨建の資産及び負債の ────── 本邦通貨への換算基準 外貨建債権債務は、期末日の直物等為替 相場により円貨に換算し、換算差額は損 益として処理しております。 − 68 − (68) / 02/07/10 15:36 (01/06/23 10:01) / 401268_01_120_2k_01009845/第5−5重要な/加賀電子/有報 項目 6.引当金の計上基準 (自 至 第32期 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 第33期 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 貸倒引当金: 貸倒引当金: 債権の貸倒による損失に備えるため法 債権の貸倒れによる損失に備えるため 人税法に規定する繰入限度相当額(法 一般債権については貸倒実績率によ 定繰入率)を計上するほか、取引先の り、貸倒懸念債権等特定の債権につい 財政状態等を勘案して個別引当も行っ ては個別に回収可能性を勘案し、回収 ております。 不能見込額を計上しております。 役員退職慰労引当金: 役員退職慰労引当金: 内規に基づく期末要支給額を計上して 役員の退職慰労金の支出に備えるた おります。 め、内規に基づく期末要支給額を計上 (会計方針の変更) しております。なお、過去勤務債務費 役員退職慰労金につきましては、従来 用は、5年間にて償却することとし、 支出時の費用として処理しておりまし 特別損失に計上しております。 たが、役員の在任期間の長期化によ り、将来における役員退職慰労金の負 担額が重要性を増してきており、ま た、近年の役員退職慰労引当金計上の 会計慣行の定着化にも鑑み、役員の在 任期間にわたり費用配分することによ る期間損益の適正化のため、当期より 内規に基づく期末要支給額を役員退職 慰労引当金として計上することに変更 しました。 この変更にともない、当会計期間相当 額51,486千円は販売費及び一般管理費 に計上し、過年度相当額779,679千円 については当期から5年間で均等額を 繰入計上することとし、当会計期間負 担額155,936千円は特別損失に計上し ております。 この結果、従来の方法と比較して営業 利益および経常利益はそれぞれ51,486 千円、税引前当期純利益は207,422千 円少なく計上されております。 関係会社等投資損失引当金: 関係会社等投資損失引当金: 関係会社等への投資に対し将来発生の 見込まれる損失に備えるため、営業成 績不振の関係会社等の財政状態および 経営成績を勘案して必要額を引当計上 しております。 − 69 − (69) / 02/07/10 15:36 (01/06/23 10:01) / 401268_01_120_2k_01009845/第5−5重要な/加賀電子/有報 同左 項目 (自 至 第32期 平成11年4月1日 平成12年3月31日) ────── (自 至 第33期 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 退職給付引当金: 従業員の退職給付に備えるため、期末 日における退職給付債務および年金資 産の見込額に基づき計上しておりま す。なお、会計基準変更時差異 (249,778千円)については、一括費 用処理しております。数理計算上の差 異は、その発生時の従業員の平均残存 勤務期間以内の一定の年数(10年)に よる定額法により、翌事業年度から費 用処理することとしております。 7.リース取引の処理方法 同左 リース物件の所有権が借主に移転すると 認められるもの以外のファイナンス・ リース取引については、通常の賃貸借取 引に準じた会計処理によっております。 8.ヘッジ会計の方法 ────── ①ヘッジ会計の方法 繰延ヘッジによっております。なお、 為替予約については振当処理の要件を 満たしている場合は振当処理を行って おります。 ②ヘッジ手段とヘッジ対象 外貨建資産、負債および外貨建予定取 引の為替変動リスクに対するヘッジと して為替予約取引を行っております。 ③ヘッジ方針 内規に基づき、為替変動リスクのヘッ ジを行っております。 ④ヘッジ有効性評価の方法 ヘッジ開始時から有効性判定時点まで の期間において、ヘッジ対象である外 貨建資産、負債および外貨建予定取引 とヘッジ手段である為替予約のキャッ シュ・フロー変動を比較し、両者の変 動比率等を基礎にして判断しておりま す。 − 70 − (70) / 02/07/10 15:36 (01/06/23 10:01) / 401268_01_120_2k_01009845/第5−5重要な/加賀電子/有報 項目 (自 至 9.その他財務諸表作成のた 第32期 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 適格退職年金制度: 第33期 平成12年4月1日 平成13年3月31日) ────── めの重要な事項 ①昭和63年2月より従業員退職金の全 部について適格退職年金制度を採用 しております。 ②平成12年1月31日現在の過去勤務費 用の未償却残高は125,021千円であ ります。 ③平成12年1月31日現在の年金資産の 合計額は320,625千円であります。 ④適格退職年金制度移行に伴う退職給 与引当金超過額は過去勤務費用の償 却に応じて取崩しました。 ⑤過去勤務費用は、年30%(定率法) の割合で償却しております。 消費税等の会計処理: 消費税等の会計処理: 消費税等の会計処理は税抜処理によっ 同左 ております。 表示方法の変更 (自 至 第32期 平成11年4月1日 平成12年3月31日) ────── (自 至 第33期 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 前事業年度まで営業外収益の「雑収入」に含めて表示し ていた、「出資持分損益」は、営業外収益の合計額の 100分の10を超えることとなったため、区分掲記するこ とに変更しました。なお、前期における「出資持分損 益」の金額は141,080千円であります。 − 71 − (71) / 02/07/10 15:36 (01/06/23 10:01) / 401268_01_120_2k_01009845/第5−5重要な/加賀電子/有報 追加情報 (自 至 第32期 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 第33期 平成12年4月1日 平成13年3月31日) ────── (税効果会計) 財務諸表等規則の改正により、当期から税効果会計を適 用して財務諸表を作成しております。これにともない、 従来の税効果会計を適用しない場合と比較し、繰延税金 資産767,670千円(流動資産168,053千円、固定資産 599,617千円)が新たに計上されるとともに、当期純利 益は686,052千円、当期未処分利益は767,670千円多く計 上されております。 ────── (ソフトウェア) 前期まで投資その他の資産の「その他」に計上していた ソフトウェアについては、「研究開発費及びソフトウェ アの会計処理に関する実務指針」(日本公認会計士協会 会計制度委員会報告書12号 平成11年3月31日)におけ る経過措置の適用により、従来の会計処理方法を継続し て採用しております。ただし同報告により上記に係るソ フトウェアの表示については、投資その他の資産の「そ の他」から無形固定資産の「ソフトウェア」に変更し、 減価償却の方法については、社内における利用可能期間 (5年)に基づく定額法によっております。 ────── (退職給付会計) 当事業年度から退職給付に係る会計基準(「退職給付に 係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計審議会 平成10年6月16日))を適用しております。この結果、 従来の方法によった場合と比較して、退職給付費用が 230,082千円増加し、経常利益および税引前当期純利益 は同額減少しております。 また、企業年金制度の過去勤務債務等に係る未払金は、 退職給付引当金に含めて表示しております。 ────── (金融商品会計) 当事業年度から金融商品に係る会計基準(「金融商品に 係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計審議会 平成11年1月22日))を適用し、有価証券、出資金およ び商品ファンドの評価方法について変更しております。 この結果、従来の方法によった場合と比較して、経常利 益は8,246千円、税引前当期純利益は453,477千円増加し ております。 また、期首時点で保有する有価証券の保有目的を検討 し、売買目的有価証券および、その他有価証券に含まれ ている債券のうち1年内に満期の到来するものは流動資 産の有価証券として、それら以外は投資有価証券として 表示しております。その結果、流動資産の有価証券は 50,000千円減少し、投資有価証券は50,000千円増加して おります。 − 72 − (72) / 02/07/10 15:36 (01/06/23 10:01) / 401268_01_120_2k_01009845/第5−5重要な/加賀電子/有報 第32期 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 (自 至 ────── 第33期 平成12年4月1日 平成13年3月31日) (外貨建取引等会計基準) 当事業年度から改訂後の外貨建取引等会計処理基準 (「外貨建取引等会計処理基準の改訂に関する意見書」 (企業会計審議会 平成11年10月22日))を適用しており ます。この変更による損益への影響額はありません。 注記事項 (貸借対照表関係) 第32期 (平成12年3月31日現在) 第33期 (平成13年3月31日現在) ※1.担保資産および対応債務 ※1.担保資産および対応債務 担保に供している資産は次のとおりであります。 担保に供している資産は次のとおりであります。 投資有価証券 投資有価証券 3,846千円 対応債務は取引保証であります。 対応債務は取引保証であります。 ※2.主な外貨建資産・負債 (外貨額) 5,110千円 ※2. ────── (円換算額) 未収入金 340 千米ドル 36,152千円 未収入金 10,600 千香港ドル 144,478千円 関係会社株式 16,800 千米ドル 2,065,130千円 関係会社株式 1,300 千英ポンド 326,390千円 関係会社株式 13,000 千香港ドル 199,072千円 関係会社株式 750 千シンガ 48,443千円 ポールドル 関係会社株式 200,000 千ウォン 24,692千円 関係会社株式 15,000 千台湾ドル 56,225千円 転換社債 37,650 千スイスフ 2,897,582千円 ラン ※3.関係会社に係る注記 ※3.関係会社に係る注記 関係会社に対する資産および負債には区分掲記さ 関係会社に対する資産および負債には区分掲記さ れたもののほか、次のものがあります。 れたもののほか、次のものがあります。 流動資産 流動資産 売掛金 1,766,919千円 受取手形 1,082,329千円 未収入金 1,122,686千円 売掛金 1,981,975千円 192,068千円 流動負債 未収入金 流動負債 支払手形 買掛金 ※4.授権株式数 支払手形 1,648,250千円 33,600,000株 850,749千円 372,108千円 買掛金 1,501,354千円 ※4.授権株式数 33,600,000株 ただし、株式の消却が行われた場合には、これに ただし、株式の消却が行われた場合には、これに 相当する株式数を減ずる旨定款で定めておりま 相当する株式数を減ずる旨定款で定めておりま す。 す。 発行済株式総数 21,104,978株 発行済株式総数 − 73 − (73) / 02/07/10 15:36 (01/06/23 10:01) / 401268_01_120_2k_01009845/第5−5重要な/加賀電子/有報 21,452,798株 第32期 (平成12年3月31日現在) 第33期 (平成13年3月31日現在) 5.偶発債務 5.偶発債務 次の関係会社等について、金融機関からの借入お 次の関係会社等について、金融機関からの借入お よび仕入債務に対し債務保証を行っております。 よび仕入債務に対し債務保証を行っております。 金額 保証先 (千円) TAXAN USA 42,460 (400千米ドル) CORPORATION TAXAN(EUROPE)LTD. KAGA(KOREA)ELECTRO NICS CO.,LTD 加賀テック㈱ 加賀コンポーネント ㈱ 加賀マイクロアート ㈱ 内容 借入債務 68,477 仕入債務 32,741 (うち外貨建 借入債務 158,045千ウォン) 730,000 借入債務 TAXAN(EUROPE)LTD. NICS CO.,LTD 4,168,527 借入及び 仕入債務 ㈱ 134,007 借入及び 仕入債務 ㈱ 1,692,291 加賀ソルネット㈱ 210,889 仕入債務 ㈱エー・ディーデバ 従業員 130,210 借入債務 イス 計 7,764,977 (175,356 千ウォン) 借入債務 共和技研㈱ クス㈱ クス㈱ 仕入債務 加賀マイクロアート 借入及び 仕入債務 コタキエレクトロニ 加賀ソルネット㈱ 従業員 計 ※6. ────── 借入債務 1,158 16,483 加賀コンポーネント 借入及び 仕入債務 コタキエレクトロニ 68,145 (550千米ドル) CORPORATION KAGA(KOREA)ELECTRO 内容 (千円) TAXAN USA 555,375 共和技研㈱ 金額 保証先 4,165,364 借入及び 仕入債務 6,273 仕入債務 459,140 借入及び 仕入債務 1,248,915 借入及び 仕入債務 2,355 仕入債務 2,498,632 仕入債務 143,907 借入債務 8,610,372 ※6.期末日満期手形 期末日満期手形の会計処理については、手形交換 日をもって決済処理しております。なお、当期末 日が金融機関の休日であったため、次の期末日満 期手形が期末残高に含まれております。 受取手形 2,282,522千円 支払手形 91,249千円 − 74 − (74) / 02/07/10 15:36 (01/06/23 10:01) / 401268_01_120_2k_01009845/第5−5重要な/加賀電子/有報 (損益計算書関係) (自 至 ※1. 第32期 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 ────── 第33期 平成12年4月1日 平成13年3月31日) ※1.研究開発費の総額 一般管理費に含まれる研究 開発費 ※2.他勘定振替高の内訳 販売促進費 158,311千円 ※2.他勘定振替高の内訳 販売促進費 31,975千円 什器備品 28,490千円 7,898 研究開発費 19,541 その他 9,634 什器備品 17,469 その他 34,930 計 46,022千円 計 ※3.販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額 103,915千円 ※3.販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額 荷造運賃 404,444千円 荷造運賃 505,353千円 販売促進費 285,189千円 販売促進費 420,083千円 貸倒引当金繰入額 役員報酬 貸倒引当金繰入額 27,268千円 役員報酬 258,405千円 77,195千円 257,710千円 役員退職慰労引当金繰入額 51,486千円 役員退職慰労引当金繰入額 112,837千円 従業員給与・賞与・退職金 2,158,218千円 従業員給与・賞与・退職金 2,754,172千円 法定福利費 269,700千円 退職給付費用 438,332千円 事務用消耗品費 421,838千円 法定福利費 148,712千円 事務用消耗品費 423,169千円 減価償却費 50,105千円 賃借料 減価償却費 467,493千円 83,090千円 販売費に属する費用 約75% 賃借料 439,961千円 一般管理費に属する費用 約25% 販売費に属する費用 約74% 一般管理費に属する費用 約26% ※4.関係会社に係る注記 ※4.関係会社に係る注記 区分掲記されたもの以外で各科目に含まれている 区分掲記されたもの以外で各科目に含まれている 関係会社に対するものは次のとおりであります。 関係会社に対するものは次のとおりであります。 受取利息 35,764千円 受取配当金 164,953千円 雑収入 24,894千円 ※5.固定資産売却損の内訳 632千円 構築物 607 44,011千円 雑収入 40,308千円 ────── 3,279 計 ※6. 15,332千円 受取配当金 ※5. 建物 什器備品 受取利息 4,518千円 ────── ※6.固定資産除却損の内訳 建物 車輌運搬具 什器備品 計 − 75 − (75) / 02/07/10 15:36 (01/06/23 10:01) / 401268_01_120_2k_01009845/第5−5重要な/加賀電子/有報 190千円 51 7,175 7,416千円 (リース取引関係) 項目 (自 至 第32期 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 第33期 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 1.リース物件の所有権が 1.リース物件の取得価額相当額、減価 1.リース物件の取得価額相当額、減価 借主に移転すると認め 償却累計額相当額及び期末残高相当 償却累計額相当額及び期末残高相当 られるもの以外のファ 額 額 イナンス・リース 減価償却 期末残高 取得価額 累計額相 相当額 相当額 当額 (千円) (千円) (千円) 建物 什器備品 合計 4,226 4,025 201 153,471 86,052 67,419 157,697 90,077 67,620 2.未経過リース料期末残高相当額 減価償却 期末残高 取得価額 累計額相 相当額 相当額 当額 (千円) (千円) (千円) 什器備品 合計 157,434 85,493 71,941 157,434 85,493 71,941 2.未経過リース料期末残高相当額 1年内 32,453千円 1年内 30,750千円 1年超 38,236 1年超 43,658 合計 70,689千円 3.支払リース料、減価償却費相当額及 び支払利息相当額 合計 74,408千円 3.支払リース料、減価償却費相当額及 び支払利息相当額 支払リース料 48,266千円 支払リース料 35,166千円 減価償却費相当額 42,988千円 減価償却費相当額 32,073千円 支払利息相当額 4,729千円 4.減価償却費相当額の算定方法 支払利息相当額 2,590千円 4.減価償却費相当額の算定方法 同左 リース期間を耐用年数とし、残存価 額を零とする定額法によっておりま す。 5.利息相当額の算定方法 5.利息相当額の算定方法 同左 リース料総額とリース物件の取得価 額相当額との差額を利息相当額と し、各期への配分方法については利 息法によっております。 2.オペレーティング・ リース取引 未経過リース料 未経過リース料 1年内 3,966千円 1年内 5,705千円 1年超 3,303 1年超 2,812 合計 7,269千円 合計 8,517千円 (有価証券関係) 前連結会計年度に係る「有価証券の時価等」および当連結会計年度に係る「有価証券」(子会社株式および 関連会社株式で時価のあるものは除く)に関する注記については、連結財務諸表における注記事項として記載 しております。なお、当事業年度(自平成12年4月1日 至平成13年3月31日)における子会社株式および関 連会社株式で時価のあるものはありません。 − 76 − (76) / 02/07/10 15:36 (01/06/23 10:01) / 401268_01_120_2k_01009845/第5−5重要な/加賀電子/有報 (税効果会計関係) 第32期 (平成12年3月31日現在) 第33期 (平成13年3月31日現在) 1.繰延税金資産の発生の主な原因別内訳 1.繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因 別内訳 繰延税金資産 繰延税金資産 関係会社等投資損失引当 金繰入額否認 242,208千円 関係会社等投資損失引当 金繰入額否認 826,703千円 投資有価証券評価損否認 228,964 未払事業税否認 230,855 未払事業税否認 139,186 投資有価証券評価損否認 228,964 87,221 役員退職慰労引当金繰入 額否認 200,240 70,091 賞与引当金繰入額否認 132,042 その他 324,402 役員退職慰労引当金繰入 額否認 その他 繰延税金資産計 767,670千円 繰延税金資産小計 1,943,206 評価性引当額 −21,025 繰延税金資産計 1,922,181 繰延税金負債 その他有価証券評価差額 金 繰延税金負債計 −73,816 繰延税金資産の純額 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 −73,816 1,848,365千円 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 率との差異原因 率との差異原因 法定実効税率 法定実効税率 42.05% 42.05% (調整) (調整) 交際費等永久に損金に算 入されない項目 4.07 交際費等永久に損金に算 入されない項目 2.24 受取配当金等永久に益金 に算入されない項目 −0.72 受取配当金等永久に益金 に算入されない項目 −0.27 住民税均等割 0.49 住民税均等割 0.40 外国税額控除 −0.72 外国税額控除 −0.24 その他 −0.35 その他 税効果会計適用後の法人税 等の負担率 0.21 税効果会計適用後の法人税 等の負担率 44.82% 44.39% (1株当たり情報) 項目 1株当たり純資産額(円 (自 至 銭) 1株当たり当期純利益(円 銭) 潜在株式調整後1株当たり当期純利 益(円 銭) 第32期 平成11年4月1日 平成12年3月31日) (自 至 1,188 92 第33期 平成12年4月1日 平成13年3月31日) 1,294 10 50 33 122 18 49 44 112 58 − 77 − (77) / 02/07/10 15:36 (01/06/23 10:01) / 401268_01_120_2k_01009845/第5−5重要な/加賀電子/有報 ④【附属明細表】 【有価証券明細表】 【株式】 銘柄 売買目的 有価証券 有価証券 ㈱伊藤園 20,000 163,000 ㈱バンダイ 20,000 86,400 70 63,700 100,000 52,500 30,000 19,850 170,070 385,450 三菱電機㈱ 400,000 284,000 ㈱東海銀行 639,137 274,190 沖電気工業㈱ 410,000 259,120 CANDESCENT TECHNOLOGIES CORPORATION 153,847 247,801 52,500 223,650 ㈱東京三菱銀行 145,974 163,783 オータックス㈱ 850,000 131,688 ホシデン㈱ 36,000 113,400 未来証券㈱ 1,200 105,000 138 97,635 1,519,685 871,097 4,208,481 2,771,364 ㈱日本ファウンドリー ㈱ユニデン その他(2銘柄) 小計 ㈱トーセ 投資有価証 券 その他有 価証券 貸借対照表計上額 (千円) 株式数(株) ㈱みずほホールディングス その他(55銘柄) 小計 計 − 3,156,814 銘柄 券面総額(千円) 【債券】 有価証券 その他有 価証券 投資有価証 その他有 券 価証券 F.T.O.コーポレーション債 小計 東海ファイナンスキュラソー円貨債 小計 計 貸借対照表計上額 (千円) 50,000 47,900 50,000 47,900 500,000 491,950 500,000 491,950 550,000 539,850 − 78 − (78) / 02/07/10 15:36 (01/06/23 10:06) / 401268_01_130_2k_01009845/第5−6附属/加賀電子/有報 【その他】 種類及び銘柄 有価証券 その他有 価証券 投資口数等(口) 貸借対照表計上額 (千円) マネーマネジメントファンド(1銘柄) 250,512,697 250,513 小計 250,512,697 250,513 計 − 250,513 【有形固定資産等明細表】 当期末減価 償却累計額 又は償却累 計額 (千円) 当期償却額 (千円) 差引当期末 残高 (千円) 前期末残高 (千円) 当期増加額 (千円) 当期減少額 (千円) 当期末残高 (千円) 284,588 42,174 1,152 325,610 137,068 26,885 188,542 構築物 94,290 2,400 − 96,690 77,499 3,872 19,191 車輌運搬具 38,976 14,608 15,276 38,308 21,498 4,359 16,810 什器備品 384,296 95,904 112,077 368,123 218,892 48,184 149,231 土地 155,720 − − 155,720 − − 155,720 − 2,966 − 2,966 − − 2,966 957,870 158,052 128,505 987,417 454,957 83,300 532,460 商標権 − − − 12,980 8,537 1,183 4,443 電話加入権 − − − 24,486 − − 24,486 ソフトウェア − − − 338,715 136,319 61,302 202,396 − − − 376,181 144,856 62,485 231,325 − − − − − − − ────── − − − − − − − 計 − − − − − − − 資産の種類 有形固定資産 建物 建設仮勘定 計 無形固定資産 計 長期前払費用 繰延資産 (注)1.無形固定資産の金額は資産の総額の1%以下であるため、「前期末残高」、「当期増加額」、および 「当期減少額」の記載を省略しております。 2.什器備品当期償却額のうち、金型減価償却費売上原価算入分210千円は、損益計算書においては仕入高 に含めて表示しております。 − 79 − (79) / 02/07/10 15:36 (01/06/23 10:06) / 401268_01_130_2k_01009845/第5−6附属/加賀電子/有報 【資本金等明細表】 区分 資本金(千円) 資本金のうち 既発行株式 前期末残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 8,193,139 246,272 − 8,439,411 額面普通株式 注1 (株) 21,104,978 347,820 − 21,452,798 額面普通株式 注1 (千円) 8,193,139 246,272 − 8,439,411 計 (株) 21,104,978 347,820 − 21,452,798 計 (千円) 8,193,139 246,272 − 8,439,411 (千円) 9,972,039 246,272 − 10,218,311 (千円) 9,972,039 246,272 − 10,218,311 (千円) 492,179 56,803 − 548,982 (千円) 5,410,000 500,000 − 5,910,000 (千円) 5,902,179 556,803 − 6,458,982 (資本準備金) 資本準備金及 びその他の資 本剰余金 株式払込剰余金 注1 計 (利益準備金) 利益準備金及 び任意積立金 注2 (任意積立金) 別途積立金 計 注3 (注)1.当期増加額は、転換社債の転換によるものであります。 2.当期増加額は、前期決算の利益処分および当期中間配当にともなう積立によるものであります。 3.当期増加額は、前期決算の利益処分によるものであります。 【引当金明細表】 区分 前期末残高 (千円) 当期増加額 (千円) 当期減少額 (目的使用) (千円) 当期減少額 (その他) (千円) 当期末残高 (千円) 貸倒引当金 459,991 536,530 34,456 425,535 536,530 関係会社等投資損失引当金 576,000 1,390,000 − − 1,966,000 役員退職慰労引当金 207,422 268,773 − − 476,195 (注) 貸倒引当金の当期減少額の(その他)は、一般債権の貸倒実績率による洗替額であります。 − 80 − (80) / 02/07/10 15:36 (01/06/23 10:06) / 401268_01_130_2k_01009845/第5−6附属/加賀電子/有報 (2)【主な資産及び負債の内容】 ① 流動資産 イ 現金及び預金 区分 金額(千円) 現金 17,842 預金 当座預金 5,746,157 普通預金 435,509 定期預金 800,000 その他の預金 ロ 13,690 小計 6,995,356 計 7,013,198 受取手形 (イ)相手先別内訳 相手先 金額(千円) ティアック㈱ 1,105,865 共和技研㈱ 1,082,329 サミー㈱ 997,370 ㈱大万 325,223 岩島電子工業㈱ 305,205 その他 4,460,799 計 8,276,791 (ロ)期日別内訳 期日 金額(千円) 平成13年4月期日 4,534,659 平成13年5月期日 1,332,488 平成13年6月期日 876,415 平成13年7月期日 1,403,445 平成13年8月期日 87,100 平成13年9月以降期日 42,684 計 8,276,791 − 81 − (81) / 02/07/10 15:37 (01/06/22 10:44) / 401268_01_140_2k_01009845/第5−7主な資産/加賀電子/有報 ハ 売掛金 (イ)相手先別内訳 相手先 金額(千円) ㈱SANKYO 4,952,057 サミー㈱ 1,508,888 ㈱ビックパソコン館 762,727 コタキエレクトロニクス㈱ 731,755 ㈱サンセイアールアンドディ 680,704 その他 13,517,217 計 22,153,348 (ロ)滞留状況 前期末残高 (千円) 当期発生高 (千円) 当期回収高 (千円) 当期末残高 (千円) (A) (B) (C) (D) 17,884,215 111,119,315 106,850,182 22,153,348 (注) (C) 回収率 = ──── ×100 (%) (A)+(B) (D) 滞留期間= ─── ×12 (B) 82.83 2.39ヶ月 消費税等の会計処理は税抜方式を採用しておりますが、上記金額には消費税等が含まれております。 ニ 商品 品目 金額(千円) 情報機器 1,308,258 EMS 99,006 半導体 952,366 一般電子部品 38,915 その他 133,031 計 ホ 2,531,576 貯蔵品 品目 金額(千円) 販売促進用情報機器 15,489 計 15,489 − 82 − (82) / 02/07/10 15:37 (01/06/22 10:44) / 401268_01_140_2k_01009845/第5−7主な資産/加賀電子/有報 ヘ 関係会社株式 銘柄 金額(千円) 子会社株式 TAXAN USA CORPORATION 1,983,225 加賀コンポーネント㈱ 711,059 加賀デバイス㈱ 484,436 TAXAN(EUROPE)LTD. 326,390 KAGA(H.K.)ELECTRONICS LTD. 303,232 その他(13社) 868,130 小計 4,676,472 関連会社株式 アイ・ラテ・ドットコム㈱ 38,000 小計 38,000 計 ② 4,714,472 流動負債 イ 支払手形 (イ)相手先別内訳 相手先 金額(千円) 加賀コンポーネント㈱ 346,057 ㈱朝日電機製作所 169,698 日本プレシジョンサーキッツ㈱ 120,713 アルプス電気㈱ 80,081 ㈱エレバム 73,986 その他 1,026,633 計 1,817,168 (ロ)期日別内訳 期日 金額(千円) 平成13年4月期日 547,394 平成13年5月期日 627,046 平成13年6月期日 638,776 平成13年7月期日 3,952 計 1,817,168 − 83 − (83) / 02/07/10 15:37 (01/06/22 10:44) / 401268_01_140_2k_01009845/第5−7主な資産/加賀電子/有報 ロ 買掛金 相手先 金額(千円) シャープ㈱ 3,283,819 沖電気工業㈱ 1,345,300 カシオ電子デバイス㈱ 1,198,230 アップルコンピュータ㈱ 1,044,737 KAGA(TAIWAN)ELECTRONICS CO.,LTD 784,107 その他 8,369,405 計 16,025,598 (3)【その他】 ① 決算日後の状況 平成13年3月5日開催の取締役会決議により、次のとおり株式を分割しました。 イ 分割方法 平成13年3月31日最終の株主名簿および実質株主名簿に記載された株主の所有株式を1株につき1.1株 の割合をもって分割する。 ロ 株式分割後の増加株式数 2,145,279株 ハ 株式分割の効力発生日 平成13年5月21日 ニ 新株の配当起算日 平成13年4月1日 ② 重要な訴訟等 該当事項はありません。 − 84 − (84) / 02/07/10 15:37 (01/06/22 10:44) / 401268_01_140_2k_01009845/第5−7主な資産/加賀電子/有報 第6【提出会社の株式事務の概要】 決算期 3月31日 定時株主総会 6月中 株主名簿閉鎖の期間 ────── 基準日 3月31日 株券の種類 50,000株券 中間配当基準日 9月30日 1単位の株式数 1,000株 10,000株券 1,000株券 株式の名義書換え 取扱場所 東京都港区芝三丁目33番1号 中央三井信託銀行株式会社 本店 代理人 東京都港区芝三丁目33番1号 中央三井信託銀行株式会社 取次所 中央三井信託銀行株式会社 全国各支店 日本証券代行株式会社 本支店・出張所 名義書換手数料 無料 新券交付手数料 株券1枚につき250円 単位未満株式の買取り 取扱場所 東京都港区芝三丁目33番1号 中央三井信託銀行株式会社 本店 代理人 東京都港区芝三丁目33番1号 中央三井信託銀行株式会社 取次所 中央三井信託銀行株式会社 全国各支店 日本証券代行株式会社 本支店・出張所 買取手数料 東京証券取引所の定める1単位当たりの売買委託手数料を買取単位未満 株式数で按分した額 公告掲載新聞名 日本経済新聞 株主に対する特典 ありません。 (注) 平成13年6月28日開催の第33回定時株主総会において、定款の一部変更を決議し、1単位の株式数を 1,000株から100株に変更しております。 なお、実施日は平成13年8月1日であります。 − 85 − (85) / 02/07/10 15:37 (01/06/23 10:08) / 401268_01_150_2k_01009845/第6株式/加賀電子/有報 第7【提出会社の参考情報】 当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。 (1)有価証券報告書及びその添付書類 事業年度(第32期)(自 平成11年4月1日 至 平成12年3月31日)平成12年6月30日関東財務局長に提出。 (2)半期報告書 (第33期中)(自 平成12年4月1日 至 平成12年9月30日)平成12年12月15日関東財務局長に提出。 − 86 − (86) / 02/07/10 15:37 (01/06/23 10:08) / 401268_01_150_2k_01009845/第6株式/加賀電子/有報 第二部【提出会社の保証会社等の情報】 該当事項はありません。 − 87 − (87) / 02/07/10 15:37 (01/06/23 10:08) / 401268_01_150_2k_01009845/第6株式/加賀電子/有報 監査報告書 平成12年6月29日 加賀電子株式会社 取締役社長 塚本 勲 殿 監査法人トーマツ 代表社員 関与社員 公認会計士 川村 博 代表社員 関与社員 公認会計士 中野 眞一 当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている加 賀電子株式会社の平成11年4月1日から平成12年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借 対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結附属明細表について監査を 行った。 この監査に当たり当監査法人は、一般に公正妥当と認められる監査基準に準拠し、通常実施すべき監査手続を実施し た。 監査の結果、連結財務諸表について会社の採用する会計処理の原則及び手続は、一般に公正妥当と認められる企業 会計の基準に準拠し、かつ、下記事項を除き前連結会計年度と同一の基準に従って継続して適用されており、また、 連結財務諸表の表示方法は「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)の 定めるところに準拠しているものと認められた。 記 会社は連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項4.(3)に記載されているとおり、当連結会計年度より役 員退職慰労金について、支出時の費用として処理する方法から、内規に基づく期末要支給額を役員退職慰労引当金と して設定し、役員の在任期間にわたり費用配分する方法に変更した。当監査法人は、この変更を将来における役員退 職慰労金の負担額が重要性を増してきており、また、近年の役員退職慰労引当金計上の会計慣行の定着化にも鑑み、 役員の在任期間にわたり費用配分することによる期間損益の適正化のためのものであり、正当な理由に基づく変更と 認めた。この変更により、前連結会計年度と同一の基準によった場合に比し、営業利益、経常利益が51,486千円少な く、税引前当期純利益は207,422千円少なく表示されている。なお、セグメント情報に与える影響は、(セグメント 情報)に記載のとおりである。 会社は連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項7.に記載されているとおり、当連結会計年度より連結調 整勘定の償却について、発生時に一括償却する方法から、5年間で均等償却する方法に変更した。当監査法人は、こ の変更を子会社の新規設立に加え業績拡大のため積極的な既存企業への投資にともない、今後その金額の重要性が増 加することが見込まれるためのものであり、正当な理由に基づく変更と認めた。この変更により、前連結会計年度と 同一の基準によった場合に比し、営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益は176,116千円多く表示されてい る。なお、セグメント情報に与える影響は、(セグメント情報)に記載のとおりである。 よって、当監査法人は、上記の連結財務諸表が加賀電子株式会社及び連結子会社の平成12年3月31日現在の財政状 態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示しているものと 認める。 会社と当監査法人又は関与社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 (注)会社は、追加情報の注記に記載のとおり、当連結会計年度より税効果会計に係る会計基準が適用されることと なるため、この会計基準により連結財務諸表を作成している。 以 上 (注)上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しておりま す。 (1) / 02/07/10 15:38 (01/06/22 10:51) / 401268_21_0003/監査/平成12年度連結/加賀電子 監査報告書 平成13年6月28日 加賀電子株式会社 取締役社長 塚本 勲 殿 監査法人トーマツ 代表社員 関与社員 公認会計士 川村 博 代表社員 関与社員 公認会計士 中野 眞一 当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている 加賀電子株式会社の平成12年4月1日から平成13年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、 連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結附属明細表について 監査を行った。この監査に当たり当監査法人は、一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し、通常実施すべき 監査手続を実施した。 監査の結果、連結財務諸表について会社の採用する会計処理の原則及び手続は、一般に公正妥当と認められる企業 会計の基準に準拠し、かつ、前連結会計年度と同一の基準に従って継続して適用されており、また、連結財務諸表の 表示方法は「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)の定めるとこ ろに準拠しているものと認められた。よって、当監査法人は、上記の連結財務諸表が加賀電子株式会社及び連結子会 社の平成13年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フ ローの状況を適正に表示しているものと認める。 会社と当監査法人又は関与社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 (注)会社は、当連結会計年度より追加情報の注記に記載のとおり、退職給付に係る会計基準、金融商品に係る会計 基準及び改訂後の外貨建取引等会計処理基準が適用されることとなるため、これらの会計基準により連結財務諸表を 作成している。 以 上 (注)上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しておりま す。 (1) / 02/07/10 15:38 (01/06/22 10:57) / 401268_21_0103_2k/監査/平成13年度連結/加賀電子 監査報告書 平成12年6月29日 加賀電子株式会社 取締役社長 塚本 勲 殿 監査法人トーマツ 代表社員 関与社員 公認会計士 川村 博 代表社員 関与社員 公認会計士 中野 眞一 当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている 加賀電子株式会社の平成11年4月1日から平成12年3月31日までの第32期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照 表、損益計算書、利益処分計算書及び附属明細表について監査を行った。この監査に当たり当監査法人は、一般に公 正妥当と認められる監査の基準に準拠し、通常実施すべき監査手続を実施した。 監査の結果、会社の採用する会計処理の原則及び手続は、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠し、 かつ、下記事項を除き前事業年度と同一の基準に従って継続して適用されており、また財務諸表の表示方法は「財務 諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)の定めるところに準拠しているものと 認められた。 記 会社は重要な会計方針の4に記載されているとおり、当事業年度より役員退職慰労金について、支出時の費用とし て処理する方法から、内規に基づく期末要支給額を役員退職慰労引当金として設定し、役員の在任期間にわたり費用 配分する方法に変更した。当監査法人は、この変更を将来における役員退職慰労金の負担額が重要性を増してきてお り、また、近年の役員退職慰労引当金計上の会計慣行の定着化にも鑑み、役員の在任期間にわたり費用配分すること による期間損益の適正化のための変更であり、正当な理由に基づくものと認めた。この変更により、前事業年度と同 一の基準によった場合に比し、営業利益、経常利益が51,486千円少なく、税引前当期純利益は207,422千円少なく表 示されている。 よって、当監査法人は、上記の財務諸表が加賀電子株式会社の平成12年3月31日現在の財政状態及び同日をもって 終了する事業年度の経営成績を適正に表示しているものと認める。 会社と当監査法人又は関与社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 (注)会社は、追加情報の注記に記載のとおり、当事業年度より税効果会計に係る会計基準が適用されることとなる ため、この会計基準により財務諸表を作成している。 以 上 (注)上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しておりま す。 (1) / 02/07/10 15:39 (01/06/23 10:11) / 401268_26_0003/監査/平成12年度単体/加賀電子 監査報告書 平成13年6月28日 加賀電子株式会社 取締役社長 塚本 勲 殿 監査法人トーマツ 代表社員 関与社員 公認会計士 川村 博 代表社員 関与社員 公認会計士 中野 眞一 当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている 加賀電子株式会社の平成12年4月1日から平成13年3月31日までの第33期事業年度の財務諸表、すなわち、 貸借対照表、損益計算書、利益処分計算書及び附属明細表について監査を行った。この監査に当たり当監査法人は、 一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し、通常実施すべき監査手続を実施した。 監査の結果、会社の採用する会計処理の原則及び手続は、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠し、 かつ、前事業年度と同一の基準に従って継続して適用されており、また、財務諸表の表示方法は「財務諸表等の用 語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)の定めるところに準拠しているものと認めら れた。よって、当監査法人は、上記の財務諸表が加賀電子株式会社の平成13年3月31日現在の財政状態及び同日 をもって終了する事業年度の経営成績を適正に表示しているものと認める。 会社と当監査法人又は関与社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 (注)会社は、当事業年度より追加情報の注記に記載のとおり、退職給付に係る会計基準及び金融商品に係る会計基 準が適用されることとなるため、これらの会計基準により財務諸表を作成している。 以 上 (注)上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しておりま す。 (1) / 02/07/10 15:39 (01/06/22 10:59) / 401268_26_0103_2k/監査/平成13年度単体/加賀電子