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2009年度 事業報告書・収支決算書 2010年度事業計画書・収支予算書

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2009年度 事業報告書・収支決算書 2010年度事業計画書・収支予算書
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案
2009
2009年度 事業報告書・収支決算書
自 2009年 4月 1日
至 2010年 3月31日
2010
事業計画書・収支予算書
2010年度
10
自 2010年 4月 1日
至 2011年 3月31日
2010年7月
日本内燃機関連合会
2009年度 事業報告書(案)
日本内燃機関連合会
日本内燃機関連合会は,CIMAC(国際燃焼機関会議)関係事業,標準化事業,及び技術普及・広報活動事業の3つの事業を
中心に,2009 年度も活動を行った。
1.CIMAC(国際燃焼機関会議)関係事業
1.1 CIMAC評議員会等
1.1.1 評議員等の日本の役職者
日本からは,CIMAC の各役職に次の委員が就任している(敬称略)
。
CIMAC 副会長 兼 CIMAC 評議員
伊藤 恭裕(新潟原動機)
CIMAC 評議員
酒井 能成(川崎重工業)
(2009 年 7 月より)
CIMAC 評議員(事務局代表)
山田 知夫(日内連)
なお,評議員会は,CIMAC 参加国(国代表会員)
(16 か国)から選出されたそれぞれ2名までと、企業会員(12 か
国;27 企業)から選出された 1 名の評議員,並びに役員及び本部事務局(在ドイツ/フランクフルト)で構成され
る。
また,役員会は,会長,副会長5名,前会長,次期大会組織委員長,及び本部事務局長の9名で構成される。会長
及び副会長は,次のとおりである。
会 長: Mr. Karl Wojik(オーストリア/AVL)
副会長: 日本,オーストリア,ドイツ,ノルウェー,スイスから各1名
1.1.2 評議員会等の開催状況
CIMAC 評議員会は,2009 年度に2回開催された。また,CIMAC 役員会は、評議員会前日に同じ場所で2回開催さ
れた。 評議員会等の開催状況及び日本からの出席者は,次のとおりである(敬称略)
。
開催年月日
開催場所
会議名
日本からの出席者
2009 年 5 月 12 日(火)
ノルウェー国
ベルゲン市
グリーグホール
CIMAC 役員会
伊藤 恭裕 CIMAC 副会長
(新潟原動機)
2009 年 5 月 13 日(水)
ノルウェー国
ベルゲン市
グリーグホール
CIMAC 評議員会
伊藤 恭裕 CIMAC 副会長
(新潟原動機)
高畑 泰幸 CIMAC 評議員
(ヤンマー)
酒井 能成 次期 CIMAC 評議員
(川崎重工)
山田 知夫 CIMAC 評議員
(日内連)
2009 年 11 月 24 日(火) ドイツ国
ハンブルグ市
博物館船
”RICKMER RICKMERS”
CIMAC 役員会
伊藤 恭裕 CIMAC 副会長
(新潟原動機)
2009 年 11 月 25 日(水) ドイツ国
ハンブルグ市
博物館船
”RICKMER RICKMERS”
CIMAC 評議員会
伊藤 恭裕 CIMAC 副会長
(新潟原動機)
山田 知夫 CIMAC 評議員
(日内連)
(酒井 評議委員は業務都合により欠席)
-1-
1.1.3 評議員会での主要議事( CIMAC 活動概要)
CIMAC の活動の概要として,評議員会で審議・検討された主要議事を,次に示す。なお,役員会での議事は,殆どが直
後の評議員会にかけられるので,ここには特記しない。
(a) 2009 年 5 月の評議員会での主要議事
日時 : 2009(平成 21)年 5 月 13 日 10:00 ~ 16:00
会場 : ノルウエー、ベルゲン市 GRIEGHALLEN(CIMAC 大会の会場予定場所)
出席者: CIMAC 役員、12 カ国の NMA(National Member Association)からの評議員、CM(Corporate Member)等の
総勢 24 名の参加で開催された。英国、インド、韓国、及び米国からの評議員は欠席であった。
会場の GRIEGHALLEN
会議風景
(1) 概要
前日の CIMAC 役員会に続けて開催された。日本からは、CIMAC 副会長の伊藤氏(ニイガタ)
、評議員の山田氏(日内連)、
高畑(ヤンマー)
、次期評議員の酒井氏の 4 名が出席した。評議員会での主要議事は、タスクフォース進捗、CIMAC 会員関
連、WG 活動状況、CIMAC 広報活動(CIMAC CIRCLE 他)
、大会準備状況、財務、他についてである。
議事に先立ち、Wojik 会長より Dr.Marquard に代わり WG 担当副会長に就任した Søren Helmuth Jensen 氏及び、次回よ
り日本代表の評議員となる酒井氏が紹介された。
(2) 議事要約
(2.1) 議題の確認
事前に提案された議題に対し、新規 CM CIMAC 加盟申し込み企業の追加、大会に於ける雑誌社とのバーターアグリーメ
ントについての議事が追加された。
(2.2) 前回議事録の確認
前回(11 月 27 日)評議員会の議事録に関し異議及び質問はなく、原案通り議事録が承認された。
(2.3) 前回評議員会決議に基づくアクション
前回会議決議に基づくアクションの進捗が確認された。主な内容は以下の通り。
・前 WG 担当副会長 Dr.Marquard(MAN 社トラックエンジン部門への転勤に伴い CIMAC 役員を辞任) に感謝の意を表すレタ
ーを送付(完了、CIMAC 事務局)
。
・後任の WG 担当副会長に関し、MAN Diesel SE とコンタクト(完了、CIMAC 会長)
。
・若手技術者の為のセミナーCIMAC CASCADES 開催を準備する(進行中、CIMAC 事務局)
。
・将来(2013)の CIMAC 大会運営に関するタスクフォースにより提案された下記 5 つの活動を開始。
・オープニングセレモニー、Gala ディナー開催マニュアルの作成(実施予定、CIMAC 事務局)
。
・展示会運営の為に専門業者の補助を得るか否かを検討(実施予定、CIMAC 事務局)
。
・大会予算のチェック、更新の為のテンプレート作成(実施予定、CIMAC 事務局)
。
・タスクフォースにより決められた任務、責任分担、ワークフローの大会契約への折り込み
(準備中、CIMAC 事務局)
。
・大会による剰余金に対する CIMAC の期待額を明確に定義(実施予定、CIMAC 事務局)
。
-2-
・WG16 議長より WG 活動の最新状況を聴取(完了、CIMAC 事務局)
。
・2009 Marintec China での CIMAC サークルの体制を整える(進行中、CIMAC 事務局)。
・同上 CIMAC サークルでの適切なパネリストを選定する(進行中、伊藤副会長)。
・論文募集、電子情報での最初のアナウンスを発行(完了、CIMAC 事務局)
。
・大会運営管理ソフトCOMAS(Congress Project Management Software)のプロジェクトをスタートさせる。
(完了、CIMAC
事務局)
。
・2008年のCIMAC会費支払いに遅れのある下記メンバーに支払いを要求(完了、CIMAC事務局)
。
• ASME, American Society of Mechanical Engineers, USA
• Generadora Electrica del Norte Ltd., Guatemala
• IRAN-CIMAC, c/o Iran Heavy Diesel Engine Mfg. Co. (DESA), Iran
(2.4) タスクフォース進捗
1) 若手技術者向けイベント CASCADES
第 1 回 CIMAC CASCADES(CAse Studies in Combustion engine Applications and Design ExperienceS を下記要領
にて開催する。尚、第 2 回は大会の無い 2011 年となるが、伊藤副会長より日本での開催希望が申し入れられた。
開催日 2009 年 11 月 26 日
議題
燃料噴射と燃料(実際のプロジェクトのケーススタディに焦点を当てて)
場所
GL(Germanischer Lloyd)ハンブルグ
目的
自らが係わる最新の開発プロジェクトからのケーススタディを発表
若手技術者に人的ネットワーク構築の機会を提供
プロジェクト管理に関する若手技術者のトレーニング
学生に大形エンジンの関心を持たせる 他
対象者 専門的キャリアーを積み始めた若手技術者、プロジェクトマネージャ、および学生
発表
9 つのプレゼンと 1 つのキーノートスピーチ
参加費 150 ユーロ
学生は参加費無料(但し夕食は 20 ユーロ)
議長
Karl Wojik(CIMAC 会長)
副議長 Klaus Heim(CIMAC 副会長、技術プログラム担当)
審査員 CIMAC 役員 2 名(Karl Wojik, Klaus Heim)
評議員 2 名(Humphrey Niven, Franz-Günter Cantow)
発表者(候補会社)L’Orange、MAN Diesel、Wärtsilä、AVL、Bosch Hallein、TU Hamburg、Shell、Caterpillar
Motoren、Hapag Lloyd、Niigata、Woodward
日程
6/10 迄に発表者を決定、同時にタイトルとアブストラクト確定
(2.5) CIMAC 会員関連
1)CM(Corporate Member)新規申込み
前回役員会、評議員会以降に下記2社よりのCIMAC CM(Corporate Member)申込みがあった。申し込み企業の概要が
説明され、新規CMとして承認された。
・OAO "Kolomensky Zavod“
・Waukesha Engine Dresser Inc
2) CM 脱会
下記 CM の CIMAC 脱会が報告された。
・Neptune Shipmanagement Singapore
3) 会費未納会員
イランの銀行からのドイツの銀行への送金が出来ない為、イラン(2007 年より NMA)の会費が 2007 年より未払いと
なっていたが、今回評議員会出席のイラン代表の Mirsalim 氏より現金により支払われた。
Guatemala の Generadora Electrica del Norte, Ltd. は 2008 年より CM 会費が未払いとなっている。除名処分も
考えられるが、督促を続けることとなった。
(2.6) WG 活動状況
新任の WG 担当副会長 Søren Helmuth Jensen 氏より WG 活動概要が簡潔に報告された。現時点で
WG2,4,5,7,8,10,15,16,17,18 の 10WG が活動中である。多くの WG は活発に活動しているが幾つかの WG は活動が停滞し
ている(WG16 は 2007 年末以降活動がない)
。
-3-
(2.7) 広報関係
1) 2009 Marintec China での CIMAC サークル
以下のとおり開催要領が報告された。
日時
:2009.12.3(火) 14:00~16:00
会場
:Shanghai New International Expo Center
テーマ
:“Life-cycle costs - the impact of fuel and emissions“
“
パネリスト:伊藤 CIMAC 副会長, 新潟原動機株式会社(議長)
Mikael Troberg, Wärtsilä Industrial Operations
その他に、石油会社、エンジンメーカー、船主、中国よりの代表
議論
:どのレベルにまで NOx, SOx, GHG エミッションを低減すべきか
どのような対応が技術的、コマーシャル的に可能か
エンジン、船舶、燃料のコストの影響は
コストアップは誰が負担すべきか
2) ノルシッピングでの CIMAC サークル
ノルウエー代表の Sundt 氏よりノルウエーNMA によるサークルの開催予定が報告された。
日時
:2009.6.11(火) 13:00~15:00
会場
:the Buskerud meeting room at Thon Arena Hotel
テーマ
:'Gas fueled ships - a solution for traffic in coastal and inland waterways?'
パネリスト:ガス販売会社、エンジンメーカー、船主よりの代表
詳細
: http://www.cimac.com/congress_events/Index1-events.htm
3) MTZ による大形エンジン記事
本件に関し、
MTZ と CIMAC との間で 2009.1.21 に会合が開催された。
詳細なコンセプトが MTZ により準備中であり、
次回の役員会、評議員会で説明される予定。
(2.8) CIMAC大会
1) CIMAC大会 2010
次回大会(2010.6.14-17 ベルゲン)迄の日程は以下の通り。
2009.2
論文募集の発送
2009.5.15~7.15 アブストラクト提出
2009.8.28
セッションオーガナイザー会議
2009.9.15
著者へのアブスト受付通知
2009.12.15
予備プログラムの発送
2010.1.31
論文提出最終締め切り
2010.3.15
最終プログラム完成
2) 準備状況
ノルウエー代表(Mr. Holland, Mr. Sundt)により2010大会運営
組織、大会準備状況が説明された。又、大会展示会の会場について
の説明がなされた。展示会場はGrieghallenの地下(普段は駐車場)
に設けられるが、その広さは3500m2である。
GENERAL OPERATIONAL
COMMITTEE
• Egil Holland (all com.)
• Chairman
• Sub-Committee Managers
FINANCE / MARKET
COMMITTEE
(sub-committee 1)
Jarle Vik
• Terje C. Gløersen
• Lutz Liebenberg
PROGRAMME COMMITTEE
(sub-committee 2)
Lars Kolle
• Øyvind Toft
• Eilif Pedersen
• Geir Dahler
• Rune Nordrik
• Harald Valland
• Geir Fiskaa
ARRANGEMENT
COMMITTEE
(sub-committee 3)
Martin Solnes
• Øyvind Toft
• Rune Aamodt
• Einar Sundt
大会展示会パンフレット
• Geir Almestad
• Arvid Longva
ノルウエーの大会運営組織
-4-
3) 大会ポスター
事務局には未だ大会ポスターがあるので、希望のメンバーに無料で配布可能である。
4) バーターアグリーメント
雑誌社に展示ブースを提供あるいは記者のCIMAC大会入場を認めることを交換条件に、CIMAC大会の広告を掲載させ
る交渉の進捗、交渉先雑誌社のリストが報告された。
5) 大会運営管理ソフト
前回評議員会で導入が決定された大会運営管理ソフト導入状況について以下の如く報告された。
目的)
・関係する全ての団体に対する透明性の確保。
・2010 CIMAC 大会のタスクを扱う。
状況)
・2009.4.24 にプログラムを実装。6 月中旬までは試行期間。
・大会マスタープラン(Excel)を本プログラムに移植予定。
・2009.8 中よりアクセス可能。
6) 大会論文管理フロー
論文募集から前刷集(電子フォーム)作成までのフローが日程と共に示された。
(2.9) 2010 大会会場見学
2010 年 CIMAC 大会の会場となる GRIEGHALLEN 内の各会場の下見を行った。会場はオープニングセレモニー等が予
定されるコンサートホール(定員 1509 人)
、Peer Gynt Salen(同 750 人)
、Klokkeklang(同 160 人)
、Troldtog
(125 人)の 4 つである。
(2.10) CIMAC 大会 2013、大会契約
CIMAC 大会運営に関するタスクフォース会合がこれまでに 2 回開催されている。大会運営に関する各種タスク、責
任分担等について議論がなされ、各タスクを CIMAC 事務局、大会開催団体(NMA)で如何に分担するかの合意が為され
た。このタスク・責任分担を折り込むべく契約書案が作成されており、この概要が紹介された。契約書は、各団体の定
義、CIMAC 事務局及び開催団体の責任範囲、等により構成されている。 尚、CIMAC 大会 2013 の開催国は次回評議員会
までに決定される。
前回の評議員会にて中国、インドより 2013 年大会開催 NMA となるべく立候補の意思が表明されたが、今回出席のイ
ンド代表からは申請書と関連資料が事務局に提出された。
Peer Gynt Salen (750 人)
コンサートホール (1509 人)
Klokkeklang
(160 人)
-5-
Troldtog (125 人)
(2.11) 財務
1) 2008 年会計報告
2008年度の決算が報告された。
支出が予算170,850ユーロに対し決算165,632ユーロ、
収入は予算149,900ユーロ(20,950
ユーロ預金取り崩し)に対し決算 148,647 ユーロ(16,985 ユーロ預金取り崩し)である。
2008 年より NMA 年会費が 7,500 ユーロ(現状
€ 450,000
4,500 ユーロ)に増額
(CM 年会費は 1,500 ユーロ
で増額無し)され財務健全化の効果が現れてい
€ 400,000
預金
る。
€ 350,000
2008 年決算
€ 300,000
€ 250,000
収入
2008年
€ 200,000
予算
実績
€ 150,000
€ 170,850.00
€ 165,632.01
支出
€ 149,900.00
€ 148,647.25
€ 100,000
収入
€ 16,984.76
支出
預金取崩 € 20,950.00
€ 50,000
2) 会計監査
€0
2009 年 2/16 に実施された CIMAC 内部監査人
1996
1998
2000
2002
2004
2006
2008
Herdan 氏による会計監査の結果として、資金は
図1 CIMAC収支の経緯
CIMAC 活動の主旨に則り適切に管理されている
旨が報告され、2008 年会計収支は本評議員会に
より承認された。
3) CIMAC 会計収支の経緯
1996 年から 2008 年までの CIMAC 会計(収入、支出、預金)の経緯が示された(図 1)
。CIMAC 財政が大会による収入に
支えられていることが判る。
4) 将来予測
€ 450,000
今後の収支予測として図 2 が示された。年
率 3%の物価上昇と会費収入、
CIMAC 大会費用
€ 400,000
に変化がないことが仮定されており、CIMAC
大会収入15万ユーロ
€ 350,000
大会収入(CIMAC 本部への上納金)が 10 万ユ
€ 300,000
ーロ、
および 15 万ユーロの場合について検討
€ 250,000
されている。
大会収入10万ユーロ
€ 200,000
5) 会費支払状況
€ 150,000
事務局より NMA,CM からの徴収状況が報告
€ 100,000
された。2009 年度については現時点で、16
€ 50,000
の NMA(NMG)中 7 つ、24 の CM 中 9 つの団体が
会費未払いである。
€0
2008
2010
2012
2014
(2.12) 次回以降の評議員会の予定
図2 CIMAC収支の予測
次回会議は2009年11月25日にハンブルグ
(GL)で開催され(前日は CIMAC 役員会)
、翌
日26 日には第1 回の若手技術者セミナーCIMAC CASCADES が同GL で開催される。
次々回評議員会議はCIMAC 大会前日の2010
年 6 月 13 日に役員会に引き続きベルゲンで開催される。更に夕刻よりは大会セッションオーガナイザー・チェアマンも参
加の“Get-together”が開催される。
(b) 2009 年 11 月の評議員会での主要議事
日時 : 2009 ( 平成 21 ) 年 11 月 25 日 10:00~15:30
会場 : ドイツ、ハンブルグ市、博物館船 係留帆船 "RICKMER RICKMERS” 内
出席者 : CIMAC 役員、11 カ国の NMA (National Member Association)からの評議員、3 カ国の CM (Corporate
Member;5 社)からの出席者等、総勢 31 名の参加で開催された。韓国、及び米国からの評議員は欠
席であった。
-6-
会場の帆船 "RICKMER RICKMERS”
会議の様子
(1) 概要:
前日の CIMAC 役員会に続けて開催された。日本からは、CIMAC 副会長の伊藤氏(新潟原動機)、評議員の山田(日内連)
の 2 名が出席した。
今回からの新評議員の酒井氏(川崎重工)は、所用あり出席できなかった。
評議員会での主要議事は、今回の重要案件である、次期 CIMAC 会長・役員の選出、2013 年 CIMAC 大会開催地の決定、
の他通常議題のタスクフォース進捗、CIMAC 会員関連、WG 活動状況、CIMAC 広報活動(CIMAC CIRCLE 他)、ベルゲン
大会準備状況、財務、他についてである。
議事に先立ち、Wojik 会長より新規 CM(企業会員)として、初めて出席したメンバーの紹介があった。
(2) 議事要約:
(2.1) 議題の確認:
事前に提案された議事に対し、会長から、今回の重要案件である、次期 CIMAC 会長・役員の選出、2013 年 CIMAC 大
会開催地の決定、の 2 件は昼食前に済ませたい旨の提案があり、了承された。
(2.2) 前回議事録の確認:
前回(5 月 13 日)評議員会の議事録に関し異議及び質問はなく、原案とおり議事録が承認された。
(2.3) 前回評議員会決議に基づくアクション:
前回会議決議に基づくアクションの進捗が確認された。主な内容は以下のとおり。
・Mr.Egeberg の退職(引き続き評議員会には参加する)、高畑氏の評議員退任に際し、事務局から感謝の手紙を送付。
・CASCADES の準備状況。詳細は別途議題時説明。
・退会した OAO Kolomensky Zadov 社と Dresser Waukesha 社には、いつでも歓迎の手紙を送付した。
・Generadora Electrica 社の会費滞納の件は、連絡取ったが、その後の反応なし。今後の対応は役員会で検討する。
・WG15 と 16 の活動状況確認した。
・Marintec China での CIMAC CIRCLE の件は本件議事での説明。
・ウィーン大会のスポンサ-シップ方針情報はベルゲン大会組織委員会に説明した。
・業界誌への情報提供は、Ramakumar 氏と連絡とっている。
・CIMAC 大会契約書は、ベルゲン大会組織委員会に内容確認してもらい、問題なし。今後の大会で活用していく。
・会費滞納会社への督促は、事務局が続けている。
(2.4) 次期 CIMAC 会長(第 20 代;2010 年~2013 年)選出:
・Wojik 現会長から;
・
「前日の役員会では、満場一致で、現副会長であり、CIMAC 活動に長年貢献してきた伊藤氏を新会長として評議員会に
推薦することにした」
、との説明あり。
・評議員会では異議なく、満場一致で伊藤氏が次期会長に決定した。(注:日本人としては10代目、1985年11月~1987年11
月、の柴田万寿太郎氏に続く二人目)
-7-
(2.5) 2013 年 CIMAC 大会開催地の決定:
結論としては、中国(上海市)が 2013 年 CIMAC 大会開催地に決定された。
1) 経緯・選出方法:
・立候補国、インド、中国、ベルギー、がそれぞれ約 10 分のプレゼン・5 分の質疑応答を実施。
・投票数:
・NMA(国代表組織)は 2 票、CM (企業会員)は国毎に 1 票。
・出席者数から、投票数は;
NMA 22 票、 CM 3 票 合計 25 票
・51%以上獲得国が選出。1 回の投票で 51%に達しなければ、上位二国で再投票。
・記名有無は、協議の結果「無記名」となった。
2) 投票結果:
中国 15 票、ベルギー6 票、インド 4 票 (無効票 無し)で、2013 年 CIMAC 開催地は中国(上海市)に決定した。
(2.6) CIMAC 2010 年 ベルゲン大会準備状況:
1) 論文応募・選考状況:応募数 292 編から講演 184 編と 77 編のポスターセッションを採用。
(主要国別講演 採用/応募数の 採用部門からの別途の情報:ドイツ 42/55、日本 30/41、フィンランド 19/26、スイス
2)
3)
4)
5)
6)
18/19、デンマーク 14/16)
コリントラスト( Collin Trust) 講演(基調講演)案:
・Proffesor Kjell Aleklett
・Uppsala University, Sweden
・テーマ:“Beyond Oil”
パネル討論案:
① Diesel Engine Panel: “Will gas engine replace the diesel engines “ (?)
② Gas Engine Panel : “Gas engines for marine applications” (?)
③ Final panel discussion ( User panel) :
次回 WG “Users” の会議 (プサン) (その後結果的には開催されず)後に決定
会費関連:
① 入場料(NOK 、25% VAT 込み):
CIMAC メンバー; 14,000,
非会員; 15,000, 発表者; 9,500
学生 ; 6,000, 同伴者; 3,000
(ご参考)2009.11.20 三菱東京 UFJ 換算レート:
USD
EUR
NOK
TTS :
90.06
134.41 16.14
CASH.S:
91.86
136.91 18.14
② 採算:464 名の有料入場者が「採算分岐点」と計画し、最低でも 500 名+同伴 50 名以上を見込んでいる。
当日配布資料:
① 論文はメモリースティック
② 会場内は、インターネット端末、無線 LAN が無料で使用可能。
③ アブストラクトは、
「コングレスバッグ」に、印刷物で配布。
今後の予定:
① 1 月中旬:”Preliminary Programme” を CIMAC website で公表
② 1 月 31 日:”Preliminary Programme” を郵送
③ 1 月 31 日:論文締め切り
④ 3 月 15 日:”Final Programme” 印刷
-8-
(2.7) CIMAC CASCADES(CAse Studies in Combustion engine Applications and Design ExperienceS)::
若手技術者(企業、大学)を燃焼機関関連企業・研究により関心を持ってもらうための動機付けの機会とする。最優秀
発表者は次の CIMAC 大会に招待される。
1) 第一回開催関連:
① 日時、場所:
2009 年 11 月 26 日、ハンブルグ、GL (ジャーマンロイド船級協会)
② テーマ:“Fuel injection and fuels”
(実プロジェクトに係わる研究内容)
③ 参加予定者:71 名(11 月 19 日 時点)
2) 第二回開催予定:
2011 年 日本での開催を計画。
(2.8) 会員異動:
1) 新規企業会員:
・“Anglo Belgian Corporation N. V.”(ベルギー)
・“Sealub Alliance America's Inc. (Gulf Oil Marine)” (アメリカ)
2) 退会企業会員:
・OAO “Kolomensky Zavod”
3) 現状企業会員数: 26
(2.9) 各 WG 活動状況報告:
1) WG16 (補機システム):2007 年から会合なし。役員会は廃止を提案。評議員会で「廃止」を決定。
必要性が出てくれば、再度立ち上げる。
2) WG18(機関室安全性):2007 年から 5 回の会合開かれているが、メンバーがばらばらになってきて危機的状況。
2010 年 5 月にプログレスレポートを出させる。
3) WG2(船級):
・IACS との協議を通し、船級間の規則の共通化を時代のニーズに合わせ、進めることを主目的とする。
・他の WG 4、14、15、18 と連携。
・IACS Machinery Panel(MP)との協議会を開催。
・主要議題としては「認証の船級間の共通化」
「2 サイクル機関の部品純正供給」
「機関認証の有効期限」等々を協議中。
4) WG4(クランク軸):
・設計基準の見直し(最新計算ツールの活用を考慮して)を目的としている。
・応力集中計算のガイドライン。
・応力計測関連ガイドライン、と計算精度向上。
5) WG5(排気エミッション):
・舶用・陸用機関の排気ガスの環境問題に対 し、情報交換・協議により、貢献することを目的としている。
・IMO、US-EPA、Asia、CARB、EU、River Rhine、World Bank、等々の規則の情報交換。
・2008 年秋に、NOx、SOx、PM に関するガイドラインを発行した(会員は CIMAC、日内連 HP から入手可能)。
6) WG7(重油):
・業界(製造・使用)の最新情報に基づき専門家の知見・意見を集約し、ガイドライン等により会員にツールを提供する
ことを目的とする。
・IMO 依頼による、ISO8217(燃料油規格)の見直しの支援。
・発行済の CIMAC Recommendation (会員は CIMAC から入手可能。日内連 HP からのリンクあり)の見直し。
7) WG8(潤滑油):
・業界関係者へ、最新情報に基づくガイドライン等で貢献することを目的とする。
・ 2 サイクル機関と 4 サイクル機関に関するガイドラインは発行済(会員は CIMAC から入手可能。日内連 HP から
のリンクあり)。
・
「廃油分析」に関する CIMAC Guideline を 2010 年春に発行予定。
本件に関する 2 サイクル機関の CIMAC Recommendation を見直す。
・排気ガス規制による、潤滑油への影響を検討。
-9-
8) WG15(電子機器とソウトウェア):
・電子機器と機関の自動化の信頼性と安全の向上に貢献することを目的とする。
・IACS への専門家の立場での意見提案。
・IACS への FMEA に関する意見提案。
・今後技術情報をまとめる。
9) WG17(ガス機関):
・ガス機関に関する全ての事項(排気、性能、安全、ガス品質、等)を協議し技術情報を発行することを目的とする。
・NOx規制、LNG、大気条件の性能に関する影響に関するPosition(方針書)Paperを発行済(会員に限らずCIMACから入手
可能。日内連HPからのリンクあり)。
・次の Position Paper の作業を始めている。
(2.10) 各国 NMA からの活動状況報告:
1) オーストリア
・年 2 回の会合(評議員会の約 2 週間前)。
・会合時にゲストによる講演を実施。
2) スイス
・会員数は9とゲスト5。
・年 2 回の会合(3 月と 11 月)。
3) 中国
・会員数は 116。
・学会としての役員会、技術講演会開催
4) ドイツ
・新規会員 3 社。現会員数は 39。
・会員の会合年 2 回。
・データベースでの技術情報配布。
5) デンマーク
・会員数は 34。
・役員会は年に 1-3 回。会員の会合年 1 回。
・E-mail での Newsletter を頻繁に配布。
6) フィンランド
・会員の会合は年 2 回。
・講演会を 1 回開催。
・特別な技術情報の配布はしていない。
7) フランス
・会員数は 18。
・会員の会合(講演会)は年 2 回。
・特別な技術情報の配布はしていない。
8) ギリシャ
・会員数は 28。新会員 TSAKOS。
・役員会は年 1 回。会員の会合は年 1 回。
・CIMAC 事務局の情報を配布。
9) インド
・会員数は 13。
・役員会は年 1 回。
・講演会を 1 回開催。
・CIMAC 事務局の情報を配布。
10) 日本
・会員数は 63 と臨時会員1。
・総会・理事会は年 1 回。
・運営委員会は年 2 回。
・講演会を年 2-3 回開催。
・日内連情報を年 2 回発行。
11) ノルウェー
・総会を年 1 回開催。
・NOR-Shipping で CIMAC Circle を開催。
12) スウェーデン
・会員数は 18。
・会員の会合兼講演会を 1 回開催。
・単独の講演会を 1 回開催。
・CIMAC 事務局の情報を配布。
・参加している WG 情報を配布。
(2.11) 2010 年の予算案概要説明:
・事務局案が修正なく承認された。
(2.12) 会費入金状況
3 社の CM (企業会員) (イラン 送金手続き上の問題、ガテマラ、ロシア)が未入金。
(2.13) 今後の会議予定:
1) 次回 (春):
・役員会 : 2010 年 6 月 13 日(11:00 – 13:00)、Bergen
・評議員会: 2010 年 6 月 13 日(14:00 – 16:00)、Bergen
・大会組織委員会との合同会合: 2010 年 6 月 13 日(16:30 – )、Bergen
--10--
2) 次々回 (秋):
・役員会 :2010 年 11 月 25 日、Frankfurt(VDMA;CIMAC 事務局)
・評議員会:2010 年 11 月 26 日、Frankfurt(VDMA;CIMAC 事務局)
1.2 CIMAC WG(作業グループ)と日本対応の国内委員会
(2010-03-31)日本内燃機関連合会
CIMAC(国際燃焼機関会議)
日本からの役職者
会長
事務局長
WG 担当副会長
Karl M. Wojik (AVL)
Markus Heseding (CIMAC, Germany)
Soeren.H. Jensen (MAN, Germany)(新任)
テクニカルプログラム担当副会長
評議員
評議員
伊藤恭裕(新潟原動機) /Y.Itoh
酒井能成(川崎重工) /Y.Sakai(新任)
山田知夫(日内連)/T.Yamada
主査会議議長 :新潟原動機
伊藤 恭裕 常務
事務局
:日本内燃機関連合会 山田 知夫 常務理事
WG
No.
02
04
05
07
08
10
15
16
17
18
WG Title, Chairman, WG No.,、WG
abrev.
WG: Class. Soc. D.E. coordinating WG
(船級協会ディーゼル機関)
K.B. Hansen (MAN /DK) WG2 CS-D
WG: Crankshaft Dimensions
(船級協会ディーゼル機関-クランク軸の寸法)
WG4 CD
WG: Exhaust Emission Controls-D.E.
(ディーゼル機関―排気排出物の制御)
G. Hellen (Wartsila/Finland) WG5 D-EX
WG: Heavy Fuels
(重油)
K.Aabo (MAN/Denmark) WG7 HF
WG: Marine Lubricants
(舶用潤滑油)
H. Gering(MAN/Germany)
WG8 ML
WG: Users
(往復動内燃機関ユーザー)
D.Walford (Teekay Shipping/Canada) WG10 U
WG: Engine Electronics and Automation System
(電子制御と自動制御システム)
R. Boom (Woodward/NL)
WG16 EEA
国内担当委員会
もしくは委託先
日内連
WG2 対応国内委員会
JICEF WG2 committee
日内連
WG4 対応国内委員会
JICEF WG4 committee
日内連
WG5 対応国内委員会
JICEF WG5 committee
日内連
WG7 対応国内委員会
JICEF WG7 committee
(社)日本マリンエンジニアリング学会
燃料・潤滑研究小委員会
JIME
備
考
後藤 貴幸
T. Goto
(三井造船)
藤綱 宣之
N. Fujitsuna
(神戸製鋼)
川上 雅由
M.Kawakami
(新潟原動機)
宮野春雄
H. Miyano
(日本油化)
塚本達郎
T. Tsukamoto
(東京海洋大)
(メンバーが個々に対応)
日内連
WG15 対応国内委員会
JICEF WG15 committee
WG: Auxiliary systems-design
(機関補機システム)
F.Deichman(Columbus Ship/Germany) WG16 ASD
WG: Gas Engine
(ガス機関)
Lars Nerheim ( Ricardo/UK ) WG17 GFA
国内委員会
主査
-
日内連
WG17 対応国内委員会
JICEF WG17 committee
WG: Engine room safety
(機関室安全性)
Johhnnes Besau (Horbiger Ventilwerke) WG18 ERS
未設置
CORDINATOR: Int’l Standards-Recic’g Eng
(コーディネーター:ISO-往復動内燃機関)
J.Peaker (GEC Ruston , UK) ISC1 ISC-RE
日内連
ISO/TC70
国内対策委員会
CORDINATOR: Int’l Standards-Gas Turbine
(コーディネーター:ISO-ガスタービン)
A. Suzuki (JICEF , Japan)
ISC2 ISC-GT
日内連
ISO/TC192
国内対策委員会
-11-
前田 隆義
T.Maeda
(ナブテスコ)
-
2009.11 評議委員
会で廃止を決定
後藤 悟
S. Goto
(新潟原動機)
未定(国際会議 2009.11 評議委員
の内容により決 会で進捗状況報告
定)
させることになっ
た
[連絡担当]
鈴木 章夫
A.Suzuki
(日内連)
[連絡担当]
鈴木 章夫
A.Suzuki
(日内連)
1.3 CIMAC WG 国際会議の状況(2009 年 4 月~2010 年 3 月)
CIMAC WG 国際会議の開催状況及び日本からの出席者は,次のとおりである(敬称略)
。
開催年月日
2009 年
4 月 23/24 日
5 月 5/6 日
5 月 6/7 日
6 月 2/3 日
6 月 10/11 日
9 月 23 日
10 月 01 日
10 月 28/29 日
11 月 25 日
12 月 10 日
2010 年
1 月 12/13 日
3 月 10 日
開催場所
WG会議名
ホービック/ノルウェー
舶用潤滑油
コペンハーゲン/デンマーク
フリードリックスハーフェン/ドイツ
ハンブルグ/ドイツ
船級協会
クランク軸
重油
バーサ/フィンランド
マンチェスター/英国
ルツェルン/スイス
ウィーン/オーストリア
アウグスブルグ/ドイツ
ロストック/ドイツ
排気エミッション
舶用潤滑油
ガス機関
船級協会
クランク軸
排気エミッション
ドバイ/アラブ首長国連邦 重油
フランクフルト/ドイツ
ガス機関
(注)
・WG”往復動内燃機関ユーザ”の会議は,随時開催されている。
-12-
日本からの出席者
山本哲也(Mitsubishi Power
System Europe; ハングルグ)
高橋正英(三井造船)
藤綱宣之(神戸製鋼)
下川主税
(Mitsui OSK Bulk Shipping, Europe)
川上雅由(新潟原動機)
山口正隆(川崎重工)
後藤 悟(新潟原動機)
―日本欠席―
松田真理子(神戸製鋼)
川上雅由(新潟原動機)
―日本欠席―
後藤 悟(新潟原動機)
2. 標準化事業[ISO(国際標準化機構)関係及び国内標準化事業関係]
日内連の標準化事業は,従来 ISO 対策内燃機関委員会の下に,テーマ毎に委員会を設けて実施しているが,2009 年 10
月に委員長の青木千明参与が逝去されたため,後任を染谷常雄氏(東京大学名誉教授/日内連参与)にお願いした。
また,最近の標準化の分野の動向に合わせて,委員会の名称を内燃機関標準化委員会に変更するとともに,ISO 関係の
委員会も国内対策委員会から国内審議委員会へ変更した。
2.1 ISO/TC70(往復動内燃機関)技術委員会
2.1.1 ISO/TC70 の活動状況
4 年ぶりに,TC70 と TC70/SC8 の合同国際会議が上海で開催され,懸案事項の審議が行われた。日本は,TC70 の作業
グループ(WG)のうち,WG2(用語)及び WG5(ねじり振動)の幹事国を引き受けているが,ペンディングになっていた改正
規格について,追加の作業を行い次のように完了させた。
ISO 7967-2(用語-主歯車)及び ISO 7967-3(用語-弁など)については,最終ドラフトを提出済。
ISO 3046-4(性能-調速)
,ISO 7967-5(用語-冷却装置)及び ISO 7967-9(用語-制御装置)については,最終
ドラフトを提出、2010 年 6 月に発行された。
TC70/SC8(排気排出物測定)では,国連の GRPE(排出ガス専門委員会)で審議中のオフロード機関用の排出ガス規制と
ISO 8178 シリーズの整合化が討議され,関連する Part の改正作業のため,ドイツを幹事国とする WG6 が設置されて作業
が開始されている。
TC70/SC7 では,規格の定期見直し作業のほか,プラスティックのボディーを使用したフィルターの強度規格の作成を
行っている。
2.1.2 国際会議開催状況
会
議
名
開催期日
開催地
出席者(敬称略)
2009 年
9 月 23-24 日
中国/上海
TC70/SC8(排気排出物測定)
9 月 24-25 日
中国/上海
岡田博(東京海洋大学)
芦刈真也(コマツ)
鈴木章夫(日内連)
同 上
TC70/SC7(潤滑ろ過器試験)
10 月 19 日
ドイツ/ベルリン
大庭敏記(ROKI)
TC70(往復動内燃機関)
2.1.3 国内審議委員会の活動状況
平成 21(2009)年度には,ISO/TC70 国内審議委員会を 3 回,ISO/TC70/SC8 分科会を 2 回開催した。また,ISO/TC70/SC7
分科会は従来と同じく書面審議とし,実質的な審議は,自動車部品工業会の濾器技術委員会に委託し,ISO/TC22/SC7 の
フィルタ関連案件と共に審議した。
TC70 では,中国からの提案である排気サイレンサーの騒音測定規格の NWIP が承認されたので,日本も担当者を決めて
審議に加わることにした。また,新規格として従来の ISO 規格に含まれていない用語規格を日本から提案すべく準備中で
ある。
TC70/SC8 では,前述の国連の排出ガス規制案と ISO 8178 シリーズの整合化が大きなテーマになっていて,日本も担当
者を決めて,審議に積極的に加わることにした。また,ISO 8178 シリーズの改正に伴い実施した,JIS 8008 シリーズの
改正作業で見つかった,誤りなどの修正を事務局へ申し入れ了承されている。
-13-
2.1.4 ISO/TC70 技術委員会,分科会(SC)及び作業グループ(WG)の構成及び国内審議委員会
TC/SC/WG
TC70
名
称
往復動内燃機関
幹事国
中国
TC70/WG1
TC70/WG2
TC70/WG3
TC70/WG4
TC70/WG5
TC70/WG6
TC70/WG7
TC70/WG8
TC70/WG9
TC70/WG10
TC70/WG11
TC70/WG12
機関出力規格の調整
用語及び定義
図示記号
性能及び試験
ねじり振動
固体音
始動装置
火災防止
無停電電源装置
往復動内燃機関駆動発電装置
機関質量
ISO3046-3 の改正
国内審 議委員会
TC70 国内審議委員会
委員長 染谷 常雄(東京大学名誉教授/日内連参与)
主 査 岡田 博(東京海洋大学名誉教授/日内連参与)
(ドイツ)
WG1 担当 島田 一孝(三井造船)
日本
WG2 担当 龍崎 浩太郎(ボッシュ)
(アメリカ) WG3 担当 龍崎 浩太郎(ボッシュ)
(ドイツ)
WG4 担当 島田 一孝(三井造船)
日本
WG5 担当 藤井 宏昭(ディーゼルユナイテッド)
(ドイツ)
WG6 担当 大崎 誠一(川崎重工業)
(ドイツ)
WG7 担当 山室 秀雄(いすゞ自動車)
(ドイツ)
WG8 担当 後藤 悟(新潟原動機)
(アメリカ) WG9 担当 三上 哲正(ヤンマー)
イギリス
WG10 担当 筏 継雄(ダイハツディーゼル)
(ドイツ)
WG11 担当 島田 一孝(三井造船)
(スイス)
WG12 担当 島田 一孝(三井造船)
TC70/SC7
潤滑油ろ過器試験
イギリス
TC70/SC8
排気排出物測定
ドイツ
アメリカ
(TC70/SC8/WG1) 排気煙濃度測定
ドイツ
(TC70/SC8/WG1-S) 排気煙濃度測定-サブグループ
*2
TC70/SC8/WG6 ISO 8178 の国連 GTR へのドイツ
整合化
-
TC22/ピストンピンの規格化1)
-
TC70/SC7 分科会
主 査 大庭 敏記(ROKI)
(書面審議。実質的審議は自動車部品工業会に委託。
)
TC70/SC8 分科会
主 査 芦刈 真也(コマツ)
TC70/SC8 分科会
TC70/SC8 分科会
WG6 担当 芦刈 真也(コマツ)
浅野 一朗(堀場製作所)
TC22 の国内審議団体である自動車技術会に協力し,TC70 国内
審議委員会で対応
ピストンピン WG 担当 後藤 悟(新潟原動機)
備考:1.TC70/SC8 の WG1~5 は,現在休止中で,関連する案件は SC8 で直接審議している。
2.幹事国欄の(
)は,2006 年までのもの。現在,再確認中。
1)
(注) ISO/TC22 での規格化であるが,ISO/TC70 の該当領域も含むので,担当委員を置いている。
2)
2009 年 9 月の上海国際会議で新設された。
2.2 ISO/TC192(ガスタービン)技術委員会
2.2.1 ISO/TC192 の活動状況
2009 年の本会議は,6月に米国のオーランドで開催されたが,日本はインフルエンザ問題のため欠席した。
2009 年度には,TC192/WG11 で作業していた,ISO 2314(受渡試験方法)の改正規格が,FDIS 投票で承認の上発行
された。
また,日本が幹事国の WG13 でとりまとめた,ISO 26382 Cogeneration systems – Technical declarations for
planning,evaluation and procurement が FDIS 投票で反対国なしで承認され,発行された。
現在,WG9 では発電用ガスタービン規格のドラフトの作成が行われていて,頻繁に国際会議が開催されている。
この件については,日本もドラフトの一部を分担して,原案作成に参加している。
そのほか,TC67/SC6 で API 規格の ISO 化が盛んに行われていて,この中にガスタービン規格 API616 の ISO 化が含まれ
ているので,TC192 の意見も取り入れさせるように TC192 事務局が動いている。
-14-
2.2.2 国際会議開催状況
会
議
名
開催期日
TC192(ガスタービン)本会議
TC192/WG9(ガスタービン/発電用途)
TC192/WG9(ガスタービン/発電用途)
2009 年
6 月 12 日
開催地
オーランド/ 米国
10 月 14-16 日 スウィンドン / 英国
2010 年
2 月 9-11 日
バーデン / スイス
出席者(敬称略)
欠席
田中良造(KHI)
欠席
2.2.3 国内審議委員会の活動状況
平成 21(2009)年度には,ISO/TC192 国内審議委員会を 3 回開催し各案件及び規格の定期見直し等について審議した。
また,日本が幹事国である TC192/WG13 については,旧日本コージェネレーションセンターの業務を引き継いだ(財)天然
ガス導入促進センターのエネルギー高度利用促進本部と協力の上,FDIS 原案の修正等の作業を行い ISO 規格の発行にこぎ
つけた。
また,TC192/WG9 での発電用ガスタービン規格の作成には,委員会内で担当を決め,ドラフトの一部を作成している。
API616 の ISO 化についても,問題が多いので,TC192 事務局との連絡を密にして意見をまとめている。
2.2.3 TC192 技術委員会及び作業グループ(WG)の構成並びに国内審議委員会
TC/SC/WG
名
称
幹事国
国内審 議委員会
TC192
TC192/WG1
TC192/WG2
TC192/WG3
TC192/JWG44)
TC192/WG5
TC192/WG6
TC192/WG7
TC192/WG8
TC192/WG92)
TC192/WG10
TC192/WG11
TC192/WG12
TC192/WG13
ガスタービン
[すべてのガスタービン(コンバインド
サイクルを含む)]
騒音1)
排気排出物測定 1)
コンバインドサイクル
ガスタービン用途
運転・保全
制御・計装・補機
燃料・環境
ガスタービン状態監視系統
ガスタービン用途-発電用
ガスタービン/安全性
ISO 2314:1989(ガスタービン
受渡試験方法)の改正
アメリカ
マイクロガスタービン
イギリス
日本
コージェネレーション3
フランス
ドイツ
スイス
ドイツ
ドイツ
イギリス
アメリカ
ドイツ
イギリス
イギリス
アメリカ
TC192 国内審議委員会
委員長 川口 修(慶応大学名誉教授)
主 査 安田 耕二(日立製作所)
WG1 担当 宇治 茂一(IHI)
WG2 担当 安良岡 淳(三菱重工業)
WG3 担当 安田 耕二(日立製作所)
WG4 担当 小林 一幸(新潟原動機)
WG5 担当 鳥飼 高行(東芝)
WG6 担当 田中 良造(川崎重工業)
WG7 担当 安良岡 淳(三菱重工業)
WG8 担当 宇治 茂一(IHI)
WG9 担当 田中 良造(川崎重工業)
WG10 担当 安田 耕二(日立製作所)
WG11 担当 鳥飼 高行(東芝)
WG12 担当 安田 耕二(日立製作所)
WG13 国内作業委員会
委員長 川口 修 (慶応大学名誉教授)
幹事
伊東 弘一(早稲田大学)
注)1) TC192/WG1,WG2 は,目的の活動を終了し,現在はその活動を中止した。
ただし,国内規格への対応等を考慮して国内の担当は置いている。
2) 一時,活動を休止していたが,2006 年の TC192 本会議でイギリスを幹事国として,再開されること
になった。
3) TC192/WG13 は,2006 年 5 月の国際会議で設置を決めた。
4) TC192/JWG4 は TC67(石油ガス工業)/SC6 (装置及びシステム)との合同 WG である。
-15-
2.3 国内標準化事業関係
2.3.1 JIS原案調査作成事業
平成 21 年度(2009 年度)は,適当な案件がないため,JIS 原案作成作業は見送った。
平成 18,19 年度に原案を作成した,次の規格が,経済産業省産業技術専門委員会の審議を経て制定・発効された。
・JIS B 8008-1 往復動内燃機関―排気排出物測定-第 1 部:ガス状排出物及び粒子状排出物の
台上測定 [改正原案]
[ISO 8178-1:2006 の整合化規格]
・JIS B 8008-2 往復動内燃機関―排気排出物測定-第 2 部:ガス状排出物
及び粒子状排出物の搭載状態での測定 [改正原案]
[ISO 8178-2:2008 の整合化規格]
・JIS B 8008-4 往復動内燃機関―排気排出物測定-第 4 部:各種用途の定常状態における試験サイ
クル
[改正原案]
[ISO 8178-4:2008 の整合化規格]
・JIS B 8008-5 往復動内燃機関―排気排出物測定-第 5 部:試験燃料 [改正原案]
[ISO 8178-5:2008 の整合化規格]
・JIS B 8002-3 往復動内燃機関-性能-第 3 部:測定 [改正原案]
[ISO 3046-3:2006 の整合化規格]
-16-
3.技術普及・広報活動事業
3.1 “日内連情報”の刊行
会員及び関係者に対し,関連技術情報,当会の活動状況などを知って頂くために,当会の機関紙として,
“日内連情報”
を毎年2回刊行し頒布している。
2009 年度には,No.96 及び No.97 を刊行した。主要な記事は,次のとおりである。
3.1.1“日内連情報”No.96(2009 年 8 月号)の主要記事[敬称略]
I. 会長就任のご挨拶 ; (浅野 雄一)
Ⅱ. 日内連 第 94 回及び 95 回理事会、第 55 回総会報告; (田山 経二郎)
Ⅲ. 2009 年 6 月 CIMAC 評議員会(ベルゲン)出席報告; (伊藤 恭裕、高畑 泰幸、酒井 能成、山田 知夫)
Ⅳ. CIMAC WG 関連 Reports of CIMAC WG activities
Ⅳ-I CIMAC WG17 “ガス機関”;デッサオ(独) 国際会議(2009 年 3 月) 出席報告(後藤 悟)
Ⅳ-Ⅱ CIMAC WG4 “クランク軸のルール”;フリードリックスハーフェン(独) 国際会議(2009 年 5 月) 出席報告(藤綱 宣之)
Ⅳ-Ⅲ CIMAC WG2 “船級協会-ディーゼル”;コペンハーゲン国際会議(2009 年 5 月) 出席報告(高橋 正英)
Ⅳ-Ⅳ CIMAC WG7 “重油”;ハンブルグ国際会議(2009 年 6 月) 出席報告 (下川 主税)
Ⅳ-Ⅴ CIMAC WG5 “排気エミッション”;バーサ(フィンランド)国際会議(2009 年 6 月) 出席報告(川上 雅由)
Ⅴ. ISO 関連 Reports of ISO Meetings
Ⅴ-I ISO/TC192/WG9 (発電用ガスタービン);ベルフォール(仏)国際会議(2009 年 3 月) 出席報告(田中 良造)
Ⅵ. 標準化事業活動の概要(2008/2009 年度) ; (鈴木 章夫)
事務局通信
1 日内連主催講演会(次回及び平成 21 年度計画)
2 CIMAC Working Group 国内対応委員会一覧表
3 日内連主要行事等一覧
事務局後記
3.1.2 “日内連情報”No.97(2010 年1月号)の主要記事[敬称略]
I.新年のご挨拶;
(浅野 雄一)
Ⅱ.CIMAC 次期(2010 年―2013 年)会長に決定のご挨拶;
(伊藤 恭裕)
Ⅲ.2009 年 11 月 CIMAC 評議員会出席報告; (伊藤 恭裕、山田 知夫)
Ⅳ.CIMAC WG 関連 Reports of CIMAC WG activities
Ⅳ-Ⅰ CIMAC WG8 “潤滑油”;マンチェスター国際会議(2009 年 9 月) 出席報告(山口 正隆)
Ⅳ-Ⅱ CIMAC WG17 “ガス機関”;ルツェルン国際会議(2009 年 10 月) 出席報告(後藤 悟)
Ⅳ-Ⅲ CIMAC WG4 “クランク軸のルール”;アウグスブルグ国際会議(2009 年 11 月) 出席報告(藤綱 宣之)
Ⅳ-Ⅳ CIMAC WG5 “排気エミッション”;ロストック(ドイツ)国際会議(2009 年 12 月) 出席報告(川上 雅由)
Ⅴ. ISO 関連 Reports of ISO Meetings
Ⅴ-Ⅰ ISO/TC70/ (往復動内燃機関),TC70/SC8(排気排出物測定);上海国際会議(2009 年 9 月) 出席報告
(岡田 博、芦刈 真也、鈴木 章夫)
Ⅴ-Ⅱ ISO/TC192/WG9 (発電用ガスタービン);スウィンドン(英国)国際会議(2009 年 9 月) 出席報告(田中 良造)
Ⅴ-Ⅲ ISO/TC70/sc7 (潤滑油ろ過器試験);ベルリン国際会議(2009 年 10 月)出席報告
(大庭 敏記、田中 一夫、野尻 泰正)
Ⅵ. 標準化事業関係作業進む; (鈴木 章夫)
事務局通信
1 日内連 関係者訃報
2 日内連主催講演会(計画)
3 CIMAC Working Group 国内対応委員会一覧表
4 日内連主要行事等一覧
事務局後記
-17-
3.2
日内連主催の講演会開催
会員及び関係者への関連技術情報の提供及び普及を目的に,当会が主催して講演会などを年 3~4回程度開催する
ようにしているが、2009 年度には,講演会を 4 回開催した。いずれの講演会も多くの参加者を得て好評であった。
3.2.1 テーマ “内燃機関の技術の変遷と将来展望” ― 歴史に学び、将来を考えよう! ―
開催日時 2009年4月21日(火) 09:00~17:00
会
場 笹川記念会館 4 階 第 1・第 2 会議室 (鳳凰の間)
[基調講演]
変わり者エンジン盛衰記と私が選んだ傑作エンジン
鈴木 孝(元日野自動車)
[一般講演]
1) 産業技術史資料情報センターの活動について
永田 宇征 (国立科学博物館)
2) 舶用 2 サイクル低速機関
田山 経二郎 (2006 年度主任調査員)
3) 汎用 4 サイクル中・高速機関
佐藤 一也 (2007 年度主任調査員)
4) 事業用大型ガスタービン
池上 寿和 (2008 年度協力研究員)
5) 汎用中小型ガスタービン
星野 昭史 (2009 年度協力研究員)
杉本 隆雄 (川崎重工業)
6) 過給機
秋田 隆
(ターボ システムズ ユナイテッド)
3.2.2 テーマ “化石燃料はいつまで使えるか?” ― 可能性の在る代替燃料は何か! ―
開催日時 2009年9月7日(月) 09:00~17:00
会
場 笹川記念会館 4 階 第 1・第 2 会議室 (鳳凰の間)
1) IMO,ISO の議論に見る石油燃料の将来展望
2)
3)
4)
5)
6)
IMO に於ける地球温暖化ガス削減への取り組み
電気事業における地球温暖化対策の取り組み
MAN 社 2&4 ストローク機関に於けるバイオマス燃料
再生可能燃料の賢い使い方
水素燃料の時代は来るのか
宮野 春雄 (日本油化)
中谷 博司
(日本郵船)
吉田 公一 (海上技術安全研究所)
豊馬 誠
(気事業連合会)
Mr. Kjeld Aabo(MAN Diesel)
神本 正行
(再生可能エネルギ協議会)
岡野 一清
(水素エネルギー協会;九州大学)
3.2.3 テーマ “船舶と地球温暖化” ― 船舶は何処まで地球温暖化に対応可能か ―
開催日時 2009年12月8日(火) 09:20~17:00
会
場 笹川記念会館 4 階 第 1・第 2 会議室 (鳳凰の間)
1)
2)
3)
4)
5)
6)
地球温暖化時代の海事産業
機関室プラントとしての対応手段
造船所としての対応手段
船主として何が出来るか
船級協会の立場
自動車の環境・エネルギー対策技術
石原
三宅
高木
川嶋
三浦
大聖
彰
慎一
祐介
民夫
佳範
泰弘
(海洋政策研究財団)
(三井造船)
(三菱重工業)
(日本郵船)
(DNV)
(早稲田大学)
3.2.4 テーマ “エネルギーの有効利用に関する最新情報” ― 今後求められる諸技術の現状と将来 ―
開催日時 2010年3月11日(木) 09:20~17:00
会
場 笹川記念会館 4 階 第 1・第 2 会議室 (鳳凰の間)
1)
2)
3)
4)
5)
6)
コージェネレーションの昨日・今日・明日
インフラバッテリーとしての二次電池とその二次利用への展望
低レベルエネルギーの有効利用技術
小型水力発電の将来
ヒートポンプ技術と周辺動向
舶用機関の排熱回収技術
杉本 一郎 (天然ガス導入促進センター)
本多 啓三 (東芝)
平田 宏一 (海上技術安全研究所)
筒井 泰造 (カワサキプラントシステムズ)
佐々木 正信 (ヒートポンプ・蓄熱センター)
白石 啓一 (三菱重工業)
-18-
4.日内連運営関係及び一般事項
4.1 理事会及び総会
4.1.1 第 94 回・95 回理事会及び第 55 回総会議事録
日本内燃機関連合会の第 94 回・95 回理事会及び第 55 回総会が 2009 年 7 月 1 日(水)ヤンマー八重洲倶楽部第2会議
室で 13:30 より開催された。議事は、当会会長雨森宏一氏により進行され、以下の議案は全て承認または可決された。
[会議の経過及び議決事項]
雨森会長から挨拶があり、そのあと、定款第22条及び27条により雨森会長が議長席についた。事務局から、議
事進行に関して重複を避けるため、理事会において各議題の詳細説明を行い、総会に於いては一部説明を省略しご審
議いただくことを提案し、出席者の了解を得た。
議長の指名により事務局から、本日の理事会出席者は、理事総数27名、議決権個数27個に対して、出席理事数
11名、委任状提出理事数13名、合計24個で、議決権総数の過半数以上であることの報告があった。また、総会
出席者は、会員総数61名、議決権個数89個に対して、出席者会員数17名、議決権個数33個、委任状提出会員
数34名、議決権個数45個、合計78個で議決権総数の過半数以上であることの報告があった。これにより議長は、
定款第28条により本理事会は議決に必要な要件を満たし成立したこと、また、定款25条により本総会は議決に必
要な要件を満たし成立したことを宣した。
次いで、議長から議事録署名者として、
(社)日本陸用内燃機関協会の若山禎一郎氏、及び日本ウッドワードガバナ
ー(株)の吉濱眞樹雄氏を指名し、了承を得た後、審議に入った。
―第94回理事会―
第 1 号議案 2008 年度事業報告案の審議
第 1 号議案「2008 年度事業報告書(案)
」を上程し、議長の指名により事務局から説明があった。引き続き、
議長から、出席者に対して同報告書の可否を諮り、異議なく原案は承認された。
第2号議案 2008 年度収支決算案の審議
第2号議案「2008 年度収支決算書(案)
」を上程し、議長の指名により事務局から説明があり、次いで監事
を代表して日立造船(株)澤田賢司氏の代理である大岡弘明氏から「厳正な監査の結果、2008 年度の諸事
業は報告書のとおり的確に遂行されており、一般会計及び国際会議開催関連会計の収支決算書は正確かつ
妥当であることを認める。
」との報告があった。引き続き、議長から出席者に対してその可否を諮り、異議
なく原案は承認された。
第3号議案 2009 年度事業計画案の審議
第3号議案「2009 年度事業計画書(案)
」を上程し、議長の指名により事務局から説明があった。引き続き、
議長から、出席者に対して同計画書の可否を諮り、異議なく原案は承認された。
第4号議案 2009 年度収支予算案の審議
第4号議案「2009 年度収支予算書(案)
」を上程し、議長の指名により事務局から予算の費目ごとの説明が
あった。引き続き、議長から、出席者に対してその可否を諮り、異議なく原案は承認された。
第 5 号議案 任期満了に伴う役員改選及び新任の審議に関する件
第 5 号議案「任期満了に伴う役員改選及び新任の件(案)-1」を上程し、事務局から説明があった。引き続
き、議長からその可否を諮り、異議なく原案をこのあとの総会に諮ることが承認された。
報告事項① 会員入・退会の件
事務局から、KRAL 社(オーストリア)から入会申込み、MHI ディーゼルサービス㈱から復会届、JFE エ
ンジニアリング㈱(休会期間2年間)
、三菱ふそうトラック・バス㈱(休会期間:当面の間)から休会届、
㈱エフテクノ、神鋼造機㈱から退会届の提出があったことが報告された。議長から、出席者に対してその
可否を諮り、異議なく承認された。
報告事項② CIMAC 関連事項
議長の指名により、事務局から、CIMAC 次期役員の推薦依頼が来ており、日本から、現 CIMAC 副会長の
伊藤恭裕氏(新潟原動機)を次期会長として推薦したいとの説明があった。議長から、出席者に対してそ
の可否を諮り、異議なく承認された。
-19-
事務局から、2010 年 CIMAC ベルゲン大会のスポンサーシップについて、大会事務局から協力依頼が来て
いること、次期 CIMAC 会長を推薦する日本としては極力協力することが望ましいこと、しかしながら現
在の厳しい経済状態を考慮すると会員各社へ新たな追加費用をお願いできる状況ではないこと、よって、
国際会議準備会計の中から 100 万円を限度として支出したい旨の提案があった。議長から、出席者に対し
てその可否を諮り、異議なく承認された。
報告事項③ 国立科学博物館 技術系統化調査の件
議長の指名により、事務局から国立科学博物館 技術系統化調査事業に対し、本年度は、川崎重工 OB の星
野昭史氏が「中小型汎用ガスタービンの技術史」を取りまとめ中であり、本テーマ完成後、すでに完成して
いる「低速2サイクルディーゼル機関」
、
「中速4サイクルディーゼル機関」
、
「大型事業ガスタービン」と併
せ「内燃機関の技術史」として1冊の本に取りまとめて発行したいとの説明があった。議長から、出席者に
対してその可否を諮り、事務局案で進めていくことが承認された。後刻、山口啓一氏(
(社)火力原子力発電
技術協会)から、
「合本して1冊の本として新たに発行する際に、図表、写真等においては元々の提供者に著
作権は帰属しており、種々の問題があるので、重々注意する必要がある」との指摘があった。事務局・田山
から、
「国立科学博物館側とも協議し、
著作権についての問題はクリアにするようにしたい」
と説明があった。
―ここで第94回理事会を終了し、続いて第55回通常総会に入った―
報告事項① 会員入・退会の件
議長から、クラル社の入会、MHI ディーゼルサービス㈱の復会、JFE エンジニアリング㈱、三菱ふそうトラ
ック・バス㈱の休会、㈱エフテクノ、神鋼造機㈱の退会について理事会で承認されたことが報告された。
第1号議案
第2号議案
第3号議案
第4号議案
2008 年度事業報告案の承認
2008 年度収支決算案の承認
2009 年度事業計画案の承認
2009 年度収支予算案の承認
上記第1号から第4号議案を一括上程し、議長から、出席者に対してその可否を諮り、異議なく全ての原案
は承認された。
第 5 号議案 任期満了に伴う役員改選及び新任の承認の件
第 5 号議案「任期満了に伴う役員改選及び新任の件(案)-1」を上程し、議長から説明があった。引き続き、
議長からこの提案による役員選出について可否を諮り、異議なく原案は承認可決された。
続いて、議長から可決された第 5 号議案を踏まえて、会長、副会長等選出のための第 95 回理事会を開きたいとの要請があ
り、総会は一時中断した。
―第95回理事会―
第 6 号議案 任期満了に伴う会長及び副会長等選任の件
第 6 号議案「任期満了に伴う役員改選及び新任の件(会長及び副会長等選任)
(案)―2」を上程し、議長
から、会長・副会長等(案)につき、次の通り提案があった(敬称略)。
会長 (新任)
副会長(新任)
副会長(再任)
副会長(再任)
副会長(再任)
副会長(新任)
副会長(再任)
副会長(再任)
副会長(再任)
副会長(新任)
浅野
村野
上野
菱沼
飯田
伊藤
佐藤
田中
佃
苅田
雄一
幸哉
充
祐一
義亮
恭裕
和夫
孝雄
嘉章
広
(川崎重工業(株)
)
(
(株)IHI)
(
(株)小松製作所)
(東京ガス(株)
)
(
(株)東芝)
(新潟原動機(株)
)
(
(株)日立製作所)
(三井造船(株)
)
(三菱重工業(株)
)
(ヤンマー(株)
)
-20-
監事
監事
(再任)
(再任)
半田
收(
(社)日本船主協会)
澤田 賢司 (日立造船(株)
)
常務理事(再任) 田山経二郎 (日本内燃機関連合会、事務局長)2009 年9 月30 日まで
常務理事(新任) 山田 知夫 (日本内燃機関連合会、事務局長)2009 年10 月1 日から
議長から、出席者に対してその可否を諮り、異議なく原案は承認可決された。また、退任する雨森会長及
び田山常務理事は、顧問に就任する旨提案があり、異議なく承認された。
以上をもって第95回理事会を終了し、第55回総会を再開した。
―第55回総会再開―
第 6 号議案 任期満了に伴う役員改選及び新任に伴い、会長及び副会長等選任の報告
議長から、第 95 回理事会で決まった会長及び副会長等の選出結果の報告があり、新任会長の浅野雄一氏(川
崎重工業㈱)
、新任副会長の伊藤恭裕氏(新潟原動機㈱)から、それぞれ挨拶があった。
新入会員の KRAL 社を代表して安枝信次氏(GDEC 社)
、復会会員の MHI ディーゼルサービス㈱の大谷武己氏から入・
復会の挨拶があった。
以上をもって第94回、第95回理事会及び第55回通常総会を終了し、雨森会長から、会長退任の挨拶があり、閉会
した。
以上
-21-
日内連主要行事等一覧
[
2009 年 1 月~2010 年 3 月分実績 ]
2010 年 4 月 1 日現在
区分
○:日内連行事等(国内)
◇:CIMAC 関係(国内)
☆:標準化関係(国内)
●:日内連行事等(海外)
◆:CIMAC 関係(海外)
★:標準化関係(海外)
年-月-日
(自/至)
区
分
主な出来事(行事・会議等の名称)
開催場所
★ ISO/TC192/WG9(発電用ガスタービン)国際会議
バーデン/スイス
参加者等
摘 要
○●◇◆☆★
2009
01-14/15
01-15
01-20
○
○
01-30
◇
02-09
☆
02-20
◇
02-23
☆
☆
02-25
03-09
◇
03-18/19
◆
○
04-23/24
◆
◆
◆
◆
◆
05-05/06
05-06/07
05-12
05-13
05-22
○
06-02/03
◆
06-04
◇
06-08/12
◆
06-24
◇
06-30
☆
○
07-07
☆
07-10
◇
◇
07-17
08-20
09-23
☆
○
◆
09-23/24
10-19
10-28
11-25
11-30
ISO/TC70(往復動内燃機関)国内対策委員会本委員会
日本海事協会
CIMAC WG "Exhaust Emission Controls"国内対応委員会
日本舶用工業会
ISO/TC70/SC8(RICE 排気排出物測定)国内対策委員会分科会
三井造船
ISO/TC192(ガスタービン)国内対策委員会本委員会
IHI
CIMAC WG "Classification Societies-Diesel"国内対応委員会
日内連事務所
ベルフォール/フランス
田中良造
川崎重工
CIMAC WG "Gas Engines"国際会議
デッサオ/ドイツ
後藤 悟
新潟原動機
日内連講演会“内燃機関の技術の変遷と将来展望”
笹川記念会館
CIMAC WG "Marine Lubricants"国際会議
ホービック/ノルウェー
山本哲也
MPSE
CIMAC WG "Classification Societies-Diesel"国際会議
コペンハーゲン/デンマーク
高橋正英
三井造船
CIMAC WG "Crankshaft Dimensions"国際会議
フリードリヒスハーヘン/ドイツ
藤綱宣之他 神戸製鋼
CIMAC 役員会
ベルゲン/ノルウェー
伊藤恭裕
CIMAC 評議員会
ベルゲン/ノルウェー
伊藤恭裕他 新潟原動機
日内連第 143 回運営委員会
IHI
CIMAC WG “Heavy Fuels”国際会議
ハンブルグ/ドイツ
CIMAC WG "Gas Engines"国内対応委員会
日内連事務所
下川主税
オーランド/米国
日本欠席
CIMAC WG“Exhaust Emission Controls”国際会議
バーサ/フィンランド
川上 雅由
CIMAC WGs 国内主査会議
日内連事務所
ISO/TC192(ガスタービン)国内対策委員会本委員会
IHI
日内連第 94・95 回理事会・第 55 回通常総会
八重洲倶楽部
ISO/TC70(往復動内燃機関)国内対策委員会本委員会
日本海事協会
CIMAC WG “Heavy Fuels”国内対応委員会
日本舶用工業会
CIMAC WG "Exhaust Emission Controls"国内対応委員会
日本舶用工業会
新潟原動機
Mitsui OSK BS
新潟原動機
(役員改選)
ISO/TC70/SC8(RICE 排気排出物測定)国内対策委員会分科会
日本海事協会
日内連講演会“化石燃料はいつまで使えるか”
笹川記念会館
CIMAC WG "Marine Lubricants"国際会議
マンチェスター/英国
山口正隆
川崎重工
上海/中国
岡田 博他
東京海洋大
上海/中国
芦刈真也他 コマツ
ルツェルン/スイス
後藤 悟
新潟原動機
★ ISO/TC192/WG9(発電用ガスタービン)国際会議
スウィンドン/英国
田中良造
川崎重工
★ ISO/TC70/SC7(潤滑油ろ過器試験)国際会議
ベルリン/ドイツ
大庭敏記
ROKI
CIMAC WG "Gas Engines"国際会議
◆
10-14/16
10-28/29
日本舶用工業会
★ ISO/TC70(往復動内燃機関)国際会議
★ ISO/TC70/SC8(RICE 排気排出物測定)国際会議
09-24/25
10-01
CIMAC WG “Heavy Fuels”国内対応委員会
日内連情報 No.96 発刊
○
09-03
09-07
笹川記念会館
★ ISO/TC192(ガスタービン)国際会議他
06-10/11
07-01
日内連講演会“次世代舶用推進プラントを考える”
★ ISO/TC192/WG9(発電用ガスタービン)国際会議
03-25
04-21
日本欠席
日内連情報 No.95 発刊
☆
◆
◆
☆
ISO/TC192(ガスタービン)国内対策委員会本委員会
IHI
CIMAC WG "Classification Societies-Diesel"国際会議
ウィーン/オーストリア
日本欠席
CIMAC WG "Crankshaft Rules"国際会議
アウグスブルグ/ドイツ
松田真理子 神戸製鋼
ISO/TC70(往復動内燃機関)国内対策委員会本委員会
日本海事協会
-22-
11-24
◆
◆
◆
11-25
11-26
12-04
12-08
12-09
◇
○
○
12-10
◆
12-10
◇
◇
12-14
12-18
☆
CIMAC 役員会
ハンブルグ/ドイツ
伊藤恭裕
CIMAC 評議員会
ハンブルグ/ドイツ
伊藤恭裕他 新潟原動機
第 1 回 CIMAC CASCADES (若手技術者論文発表会)
ハンブルグ/ドイツ
伊藤恭裕
新潟原動機
CIMAC WG “Heavy Fuels”国内対応委員会
日本舶用工業会
日内連講演会“船舶と地球温暖化”
笹川記念会館
日内連第 144 回運営委員会
川崎重工業
CIMAC WG“Exhaust Emission Controls”国際会議
ロストック/ドイツ
川上 雅由
新潟原動機
CIMAC WG "Gas Engines"国内対応委員会
日内連事務所
CIMAC WGs 国内主査会議
日内連事務所
ISO/TC70/SC8(RICE 排気排出物測定)国内対策委員会分科会
新潟原動機
IHI
2010
01-12/13
01-20
CIMAC WG "Exhaust Emission Controls"国内対応委員会
◇
02-9/11
★ ISO/TC192/WG9(発電用ガスタービン)国際会議
02-19
☆
☆
02-24
03-10
03-11
◆
○
日本欠席
日内連情報 No.97 発刊
○
01-29
ドバイ/アラブ首長国連邦
CIMAC WG “Heavy Fuels”国際会議
◆
日本舶用工業会
バーデン/スイス
ISO/TC192(ガスタービン)国内対策委員会本委員会
IHI
ISO/TC70(往復動内燃機関)国内対策委員会本委員会
東京ガス南千住
CIMAC WG "Gas Engines"国際会議
フランクフルト/ドイツ
日内連講演会“エネルギー有効利用”
笹川記念会館
-23-
日本欠席
後藤 悟
新潟原動機
(1) 2009
2009 年度 一般会計収支決算書(
一般会計収支決算書(案)
項
前年度繰越金
会費収入
委託金・
補助金収入
目
団体会員
A 法人会員
B 法人会員
C 法人会員
小計
標準化関係
出張旅費補助
小計
雑収入
収入の部(除く 繰越金)合計
収入の部(含む 繰越金)合計
事業費
管理費
人件費
会議費
印刷費
消耗品費
旅費・交通費
通信費
分担費
会費
調査費
日内連情報刊行費
雑費
小計(事業費Ⅰ)
CIMAC WG 国際会議
CIMAC 役員会・評議委員会
ISO TC70 国際会議
ISO TC192 国際会議
小計(事業費Ⅱ)
小計(事業費Ⅰ+Ⅱ)
借室料
水道光熱費
器具備品費
小計
給料手当
退職手当積立金
福利厚生費
小計
計
予備費
支出の部合計
収支差額(次年度繰越金)
予算額(A)
26,501,047
1,128,000
7,110,000
4,216,000
13,750,000
26,204,000
400,000
900,000
1,300,000
4,000,000
31,504,000
58,005,047
2,000,000
500,000
200,000
800,000
600,000
1,100,000
600,000
750,000
750,000
400,000
7,700,000
1,200,000
1,200,000
500,000
800,000
3,700,000
11,400,000
4,731,300
250,000
900,000
5,881,300
13,500,000
800,000
1,200,000
15,500,000
32,781,300
200,000
32,981,300
25,023,747
上記決算書は、正確かつ妥当であることを認める。
2010 年 4 月 23 日
監事
社団法人 日本船主協会
常務理事 半 田
收 ㊞
平成 22 年 3 月 31 日
日本内燃機関連合会
(単位:円)
決算額(B)
26,501,047
1,128,000
7,110,000
4,216,000
13,750,000
26,204,000
400,000
57,600
457,600
4,268,966
30,930,566
57,431,613
2,377,837
328,145
168,467
813,064
486,235
970,725
556,500
700,746
619,000
452,732
7,473,451
951,355
693,399
477,970
173,410
2,296,134
9,769,585
4,731,300
219,903
1,087,575
6,038,778
13,238,038
800,000
780,545
14,818,583
30,626,946
0
30,626,946
26,804,667
差異(B-A)
0
0
0
0
0
0
0
-842,400
-842,400
268,966
-573,434
-573,434
377,837
-171,855
-31,533
13,064
-113,765
-129,275
-43,500
-49,254
-131,000
52,732
-226,549
-248,645
-506,601
-22,030
-626,590
-1,403,866
-1,630,415
0
-30,097
187,575
157,478
-261,962
0
-419,455
-681,417
-2,154,354
-200,000
-2,354,354
備考
新型インフルエンザで出張減
E 7,500 @129.5
新型インフルエンザで出張減
ラップトップ PC 2 台購入
日立造船株式会社 機械・インフラ本部
執行役員 副本部長 兼 有明工場長
澤田 賢司
(注: 本紙は日内連事務局にて保管)
-24-
㊞
貸 借 対 照 表
(2010 年3月 31 日現在)
(1) 一般会計
(単位:円)
資 産 の 部
現
普
定
郵
立
商
未
流
動
資
産
金
通 預
期 預
便 振
替 金
品 勘
収 入
計
金
金
替
定
金
退職給与引当特定預金
固
定
資
産
差し入れ保証金
計
合
計
40,376,764
負債および繰越金の部
預 り 金
負
未 払 金
退職給与引当金
事務所整備準備金
国際会議開催準備積立金
債
計
繰
前年度繰越金
越
当年度収支差額
金
計(次年度繰越金)
合
2010 年3月末
75,708
16,449,160
11,300,000
3,183,121
0
0
0
31,007,989
7,643,775
1,725,000
9,368,775
計
2010 年3月末
5,928,322
0
7,643,775
0
0
13,572,097
26,501,047
303,620
26,804,667
40,376,764
-25-
2009 年3月末
56,303
20,005,253
11,300,000
352,401
0
0
0
31,713,957
11,706,100
1,725,000
13,431,100
45,145,057
2009 年 3 月末
6,729,308
208,602
11,706,100
0
0
18,644,010
26,885,861
-384,814
26,501,047
45,145,057
増
減
19,405
-3,556,093
0
2,830,720
0
0
0
-705,968
-4,062,325
0
-4,062,325
-4,768,293
増
減
-800,986
-208,602
-4,062,325
0
0
-5,071,913
-384,814
688,434
303,620
-4,768,293
日内連国際会議開催関連会計決算書(
日内連国際会議開催関連会計決算書(案)
2010 年 3 月 31 日
日本内燃機関連合会
(単位:円)
前年度繰越金
7,870,608
《収入の部》
雑収入(利息)
2,513
合計
7,873,121
《支出の部》
CIMAC ベルゲン大会日内連からの参加登録費
915,363
(予定していた CIMAC スポンサーシップ協力金にかえて)
合計
915,363
6,957,758
収支差額(
収支差額(次年度への
次年度への繰越金
への繰越金)
繰越金)
上記決算書は、正確かつ妥当であることを認める。
2010 年 4 月 23 日
監事
社団法人 日本船主協会
常務理事 半 田
收
日立造船株式会社 機械・インフラ本部
㊞
執行役員 副本部長 兼 有明工場長 澤 田 賢 司
(注: 本紙は日内連事務局にて保管)
-26-
㊞
2010年度 事業計画書(案)
日本内燃機関連合会
日本内燃機関連合会は,CIMAC(国際燃焼機関会議)関係事業,標準化事業,及び技術普及・広報活動事業の3つの事業を
中心に,2010 年度も活動を行っていく。
1.CIMAC(国際燃焼機関会議)関係事業
1.1 CIMAC評議員会等
1.1.1 評議員等の日本の役職者
日本からは,2010 年4月1日現在,CIMAC の各役職に次の委員が就任している(敬称略)
。
CIMAC 副会長 兼 CIMAC 評議員
伊藤 恭裕(新潟原動機)
CIMAC 評議員
酒井 能成(川崎重工)
CIMAC 評議員(事務局代表)
山田 知夫(日本内燃機関連合会)
従来、1 名は日内連会長会社の会長補佐役が CIMAC 評議員として就任している。従って、昨年 7 月から
高畑 泰幸(ヤンマー)に代わり、酒井 能成氏(川崎重工業)が就任している。
1.1.2 評議員会等への出席
CIMAC 評議員会は,2010 年度に2回開催される予定であり,これに次のように出席する。
なお, CIMAC 役員会は、評議員会の前日に開催されるが、次回は CIMAC BERGEN 大会に併せ
同日(大会前日の日曜日)開催になる。
評議員会等の開催予定及び日本からの予定出席者は,次のとおりである(敬称略)
。
開催年月日(予定)
開催場所(予定)
会議名
2010 年 6 月 13 日(日)
ノルウェー国
ベルゲン市
(大会会場にて)
CIMAC 役員会
2010 年 6 月 13 日(日)
ノルウェー国
ベルゲン市
(大会会場にて)
CIMAC 評議員会
2010 年 11 月 25 日(木)
ドイツ国
フランクフルト市
CIMAC 本部(VDMA)
CIMAC 役員会
2010 年 11 月 26 日(金)
ドイツ国
フランクフルト市
CIMAC 本部(VDMA)
CIMAC 評議員会
-27-
日本からの出席予定者
伊藤 恭裕 CIMAC 副会長
(新潟原動機)
伊藤 恭裕 CIMAC 副会長
(新潟原動機)
酒井 能成 CIMAC 評議員
(川崎重工)
山田 知夫 CIMAC 評議員
(日内連)
伊藤 恭裕 CIMAC 会長
(新潟原動機)
伊藤 恭裕 CIMAC 会長
(新潟原動機)
酒井 能成 CIMAC 評議員
(川崎重工)
山田 知夫 CIMAC 評議員
(日内連)
1.2 CIMAC大会関係
1.2.1 今後の CIMAC 大会の開催
(a) 「第 26 回 CIMAC 大会」
第 26 回 CIMAC 大会は,2010 年6月ノルウェー/ベルゲンで開催される。
・会 期: 2010 年 6 月 14~17 日(月~木)
・会 場: ベルゲン市、グリーク・ホール
(b) 「第 27 回 CIMAC 大会」
第 27 回 CIMAC 大会は,2013 年 5 月(現提案)中国/上海で開催される(2009 年 11 月の評議員会で投票結果決定)
。
1.3 CIMAC WG(作業グループ)関係
1.3.1 CIMAC WG の活動
(a) CIMAC WG
CIMAC WG 活動は,CIMAC の中で CIMAC 大会に次ぐ重要な活動であり,現在活動中の CIMAC WG は 9WG 及び 2 コーディ
ネータである。 これらの各 WG には,日本の代表委員を登録しており,活動を進めるている。また,国内では従来
通り、対応する国内委員会を中心に国内での審議を積極的に行い,国際会議にできる限り出席して,国内での審議
結果を日本の意見として国際会議に反映させていく。
(b) 国内での CIMAC WG の活動
従来通り,日内連自体で運営・審議するものと,WG メンバーが直接参加するもの、(社)日本マリンエンジニアリ
ング学会に委託して運営・審議を行っていくものとに区分して進める。
国内委員会の審議及び国際会議への代表者派遣については,関係の諸団体及び会員会社から深いご理解とご協力
を引き続きお願いしたい。
また、従来通り必要に応じ開催地に近い各社海外事務所の駐在員の方にも会議出席をお願いしていく。
1.3.2 CIMAC WG 国際会議の開催予定
CIMAC WG 国際会議の開催予定及び日本からの出席予定者で、現在予定が決まっているものは,次のとおりである
(敬称略)
。
開催年月日(予定)
2010 年
4 月 28 日
6 月 16 日
6 月 17 日
6 月 18 日
6 月又は 7 月
6 月又は 7 月
(関連)7 月 14 日
9 月 21 日
11 月 2 日
開催場所(予定)
WG会議名
ウィンターツール/スイス
潤滑油
排気エミッション
ベルゲン/ノルウェー
ベルゲン/ノルウェー 重油、潤滑油、排気
ベルゲン/ノルウェー
重油
グラーツ/オーストリア
クランク軸
未定
船級協会/ディーゼル
日内連事務所
CIMAC WG 主査会議
ロッテルダム/オランダ
潤滑油
フランクフルト/ドイツ
ガス機関
日本からの出席予定者
JIME
川上(新潟原動機)
川上、竹田、他
竹田(日本油)
藤綱(神戸製鋼)
後藤(三井造船)
WG 国内対応委員会各主査
JIME
後藤(新潟原動機)
2.ISO(国際標準化機構)関係
ISO(国際標準化機構)関係標準化事業は,従来どおり,経済産業省技術環境局から(財)日本規格協会へ委託され
た業務を,当連合会が再委託の契約を行い実施する。
2.1. ISO/TC70(往復動内燃機関)審議委員会
2.1.1. ISO/TC70関係国際規格案に対する審議
国内の審議体制としては,次の国内審議委員会・分科会を継続設置して,規格案の審議を行う。
-ISO/TC70 国内審議委員会
委員長 染谷 常雄(東京大学名誉教授/日内連参与)
主 査 岡田 博 (東京海洋大学名誉教授/日内連参与)
- 同
TC70/SC7 分科会: 主 査 大庭 敏記(ROKI)
- 同
TC70/SC8 分科会: 主 査 芦刈 真也(コマツ)
-28-
2.1.2 国際会議開催予定(2010)
会
議
名
開 催 地(予定)
開催期日(予定)
出席予定者(敬称略)
TC70/SC7(潤滑油ろ過器試験)
2010 年
11 月 2 日
ロンドン/英国
大庭 敏記(ROKI)
TC70/SC8/WG6(ISO 8178 改正)
TC70/SC8(排気排出物測定)
TC70(往復動内燃機関)本会議
11 月 3 日
11 月 4 日
11 月 5 日
ベルリン / ドイツ
ベルリン / ドイツ
ベルリン / ドイツ
未定
未定
未定
2.2. ISO/TC192(ガスタービン)技術委員会
2.2.1. ISO/TC192 関係国際規格案に対する審議
国内の審議体制としては,次の国内審議委員会を継続設置して,ISO 規格案の審議を行う。
また,TC192/WG13(コージェネレーション)については,TC192/WG13 国内作業委員会を継続して対応する。
-ISO/TC192 国内審議委員会
委員長 川口 修 (慶応大学名誉教授/日内連参与)
主査
安田 耕二(日立製作所)
-ISO/TC192/WG13 国内作業委員会 委員長 川口 修 (慶応大学名誉教授/日内連参与)
幹事
伊東 弘一(早稲田大学)
2.2.2. 国際会議開催予定
会
議
名
TC192(ガスタービン)本会議
TC192/WG9(発電用途)
TC192/WG9(発電用途)
開催期日(予定)
2010 年/
6 月 18 日
6 月 17-19 日
開 催 地(予定)
グラスゴー / 英国
グラスゴー / 英国
10 月 13-14 日
未定
出席予定者(敬称略)
田中良造(川崎重工業)
田中良造(川崎重工業)
未定
2.3. 国内標準化事業関係
2.3.1. JIS 原案調査作成の計画
(a) 平成22(2010)年度は,
(財)日本規格協会の公募方式の制度の適用を受けて,ガスタービン JIS 原案作成
委員会を組織し,次の JIS 原案を作成の予定である。作業期間は,平成 22 年 4 月~23 年 2 月を予定している。
・JIS B 2314 ガスタービン-受渡試験方法 [改正原案]
[ISO 2314:2009 の整合化規格]
ガスタービンJIS原案作成委員会及び分科会は,次のように構成する。
委員会委員:23 名,分科会委員:18 名
委員長
川口 修 (慶応大学名誉教授/日内連参与)
主 査
安田 耕二 (日立製作所)
幹 事
安良岡 淳 (三菱重工業)
副幹事
鈴木 伸寿 (東芝)
(b) 往復動内燃機関については,適当な案件がないので,新規原案作成の作業は見送るが,次の JIS の
ISO 化を ISO/TC70 へ提案するべく作業を実施する。
・JIS B 0110:1999 往復動内燃機関-特殊項目用語
-29-
3.技術普及・広報活動事業
3.1 日内連ホームページ
本年は、日内連のホームページも一層の内容充実・機能強化・利用促進を図りたい。CIMAC WG 国内対応委員会、
標準化関係委員会の資料配布などで活用されているが、一層の利用促進を図る。
3.2 “日内連情報”の刊行
会員及び関係者に対し,関連技術情報,当会の活動状況などを知って頂くために,当会の機関紙として、
“日内連
情報”を刊行し頒布している。内容は、関係国際会議出席者の報告、講演会予定を主にしている。主要部分は講演会
出席者など有効な読者層に直接届くように考慮するなど、日内連ホームページとの棲み分けもしたい。
また、配布も日内連講演会出席者に配布するなど、日内連活動に直接携わっている方々中心に集中的に配布している
が、更に pdf 版のメール配信なども検討し、有効な読者層を育てたい。
3.3 日内連主催の講演会開催
会員及び関係者への関連技術情報の提供及び普及を目的に,当会が主催して講演会を引き続き実施する。
今年度は、3 回の講演会を実施する予定。
3.3.1 第一回 :
テーマ “第 26 回 CIMAC ベルゲン大会” 報告講演会(神戸会場)
―世界の内燃機関開発・研究の最新情報とユーザーの評価―
開催日
会 場
2010 年 11 月 4 日(木)
(予定)
神戸国際会館
[一般講演]
1)ベルゲン大会の概要について
2)低速ディーゼル機関の開発動向
3)中速ディーゼル機関の開発動向
4)高速ディーゼル機関の開発動向
5)ガスエンジンの開発動向
6) 過給機の開発動向
7) 環境対応技術の動向
8) 要素技術の動向(1)電子制御,燃料系統
9)要素技術の動向(2)燃料,トライボロジ
10)ユーザの見解
11)パネルディスカッション
12) コリン基金講演
3.3.2 第二回:
テーマ “第 26 回 CIMAC ベルゲン大会” 報告講演会(東京会場)
―世界の内燃機関開発・研究の最新情報とユーザーの評価―
開催日
会 場
2010 年 11 月 8 日(月)
(予定)
笹川記念会館 4 階 第 1・第 2 会議室 (鳳凰の間)
[一般講演]
1)ベルゲン大会の概要について
2)開会式 基調講演 解説
3)コリン基金講演 解説
4)最優秀賞 受賞論文(三井造船)
5)CIMAC 会長賞 受賞論文(ABB)
6) ディーゼル機関開発動向
7) 環境対応技術の動向
8) パネル:重油後の将来燃料
-30-
3.3.3 第三回: テーマ(案) “船舶に対する環境規制の動向とその対応手段”
開催日 平成 23 年 2 月頃
会 場 未決定
[一般講演 案]
1) IMO の議論の進展状況
2) 次世代船舶
3) Super ECO ship 2030
4) Emax-air
5) ディーゼルハイブリッド機関室プラント
6) ここまで進んだ超電導技術
7) 燃料電池船実船試験結果
3.4
関係技術資料の頒布
セミナーテキストなどを,当会では会員に実費で頒布している。また、当会で JIS 原案を作成し、その後制定された
ものについては、売り上げに応じて当会に印税が支払われる。
4.日内連運営関係及び一般事項
4.1 当会は,CIMAC(国際燃焼機関会議)関係事業,標準化事業,及び技術普及・広報活動事業の3つの事業柱に,
事業活動を進めていく。
4.2 CIMAC(国際燃焼機関会議)関係事業では,日本の内燃機関分野が世界の中で非常に重要な位置を占めてきていることに
鑑み,当会の特色を生かしながら,日本からの働きかけを積極的に行うと共に,国際的事業への対応をさらに活性化
する。
4.3 標準化事業では,国家的事業の一環と位置付けて,関係国際規格 ISO の作成において積極的な活動を進め,また関連
する国内規格 JIS の原案作成に対し,国際整合化を重点において積極的な事業活動を進めていく。
4.4 技術普及・広報活動事業では,CIMAC 又は ISO の場などを通じて,内燃機関に関する外国との情報交換に努め,また
海外技術資料,海外規格などの保有・充実を計ると共に,必要に応じ可能なものについては会員への頒布を行う。
また,日内連情報、ホームページにより,内燃機関に関する情報等を会員に早期に提供していく。さらに,当会主催
の講演会等を行い,技術交流の場を提供していく。
4.5 当会の諸活動と密接な関係にある諸団体,諸機関とは,緊密に協調して連携を計っていく。また,関連協会,学会
などとの協賛又は後援による支援活動にも努める。
4.6 引き続き会員の増強に努める。また,内燃機関の使用者,及び関連技術又は周辺技術に関係する部門に働きかけて
いく。
4.7 日内連の将来について検討をし,活性化のために可能なものから実行に移していく。
4.8 総会,理事会,及び諸事業活動を通じての会員へのフィードバックのほかに,会員交流の場を持つように検討して
いく。また,運営委員会を活性化して,より有効なものにしていく。
-31-
日内連主要行事等一覧
[ 2010 年 4 月~
中長期予定 ]
2010 年 7 月 1 日現在
区分
○:日内連行事等(国内)
◇:CIMAC 関係(国内)
☆:標準化関係(国内)
●:日内連行事等(海外)
◆:CIMAC 関係(海外)
★:標準化関係(海外)
年-月-日
区
分
主な出来事(行事・会議等の名称)
(自/至)
開催場所
参加者等
摘 要
○●◇◆☆★
2010
04-28
05-10
◆
○
06 or 07
◆
06-03
◇
06-13
◆
◆
◆
◆
◆
06-13
06-14/17
06-16
06-18
06-17/19
06-29
☆
☆
07-06
○
07-09
◇
07-12
☆
07-14
◇
0708-20
☆
コマツ
CIMAC WG "Crankshaft Rules"国際会議
グラーツ/オーストリア
CIMAC WG "Gas Engines"国内対応委員会
日内連事務所
CIMAC 役員会
ベルゲン/ノルウェー
伊藤恭裕
CIMAC 評議員会
ベルゲン/ノルウェー
伊藤恭裕他 新潟原動機
第 26 回 CIMAC ベルゲン大会
ベルゲン/ノルウェー
CIMAC WG“Exhaust Emission Controls”国際会議
ベルゲン/ノルウェー
川上雅由
新潟原動機
CIMAC WG “Heavy Fuels”国際会議
ベルゲン/ノルウェー
竹田充志
日本油化
グラスゴー/英国
田中良造
川崎重工
グラスゴー/英国
田中良造
川崎重工
ISO/TC70(往復動内燃機関)国内審議委員会本委員会
堀場
ガスタービン JIS 原案作成委員会第 1 回委員会
IHI
日内連第 96 回理事会・第 56 回通常総会
川崎重工業
CIMAC WG "Exhaust Emission Controls"国内対応委員会
日本舶用工業会
ISO/TC70/SC8(RICE 排気排出物測定)国内審議委員会分科会
東京海洋大
CIMAC WGs 国内主査会議
日内連事務所
ロッテルダム/オランダ
★ ISO/TC192/WG9(発電用ガスタービン)国際会議
11-02
CIMAC WG “Gas Engines”国際会議
◆
11-02/05
★ISO/TC70/SC7(潤滑油ろ過器試験)国際会議
★ISO/TC70/SC8/WG6 (ISO 8178 改正)国際会議
★ISO/TC70/SC8(RICE 排気排出物測定)国際会議
11-03
11-04
日内連講演会“CIMAC ベルゲン大会報告会”(神戸)
○
11-05
日内連講演会“CIMAC ベルゲン大会報告会”(東京)
○
11-
☆
◆
◆
11-26
新潟原動機
JIME
未定
フランクフルト/ドイツ
後藤悟
新潟原動機
ロンドン/英国
大庭敏記
ROKI
ベルリン/ドイツ
ベルリン/ドイツ
神戸
ベルリン/ドイツ
★ISO/TC70(往復動内燃機関)国際会議
11-25
JIME
ISO/TC192(ガスタービン)国内審議委員会本委員会
CIMAC WG "Marine Lubricants"国際会議
◆
10-13/14
11-08
日内連第 145 回運営委員会
日内連情報 No.98 発刊
○
09-21
11-04
ウィンターツール/スイス
★ ISO/TC192/WG9(発電用ガスタービン)国際会議
★ ISO/TC192(ガスタービン)国際会議他
06-18
07-07
CIMAC WG "Marine Lubricants"国際会議
東京
ガスタービン JIS 原案作成委員会第 2 回委員会
CIMAC 役員会
フランクフルト/ドイツ 伊藤恭裕
CIMAC 評議員会
フランクフルト/ドイツ 伊藤恭裕他 新潟原動機
新潟原動機
2011
01-20
02-
日内連情報 No.99 発刊
○
○
日内連講演会“船舶に対する環境規制の動向とその対応手段”
02-
☆
05-18/19
05-20
◆
ガスタービン JIS 原案作成委員会第 3 回委員会
CIMAC 役員会 ・評議員会
東京、他
伊藤恭裕他 新潟原動機
第 2 回 CIMAC CASCADES (若手技術者論文発表会)
東京
伊藤恭裕他 新潟原動機
-32-
2010(平成 22)年 4 月 1 日
2010 年度 一般会計 収支予算書(案)
日本内燃機関連合会
(単位:円)
項
2010 年度
前年度予算
(参考)
予算額
からの増減
2009 年度実績
26,804,667
265,860
26,501,047
団体会員
1,128,000
0
1,128,000
A法人会員
6,960,000
-150,000
7,110,000
B法人会員
4,216,000
0
4,216,000
C法人会員
13,750,000
0
13,750,000
小計
26,054,000
-150,000
26,204,000
683,000
283,000
400,000
目
備 考
前年度繰越金
会費収入
委託金/補助金収入
標準化関係
出張旅費補助
600,000
-300,000
57,600
1,283,000
-17,000
457,600
3,000,000
-1,000,000
4,268,966
収入の部(除く 繰越金・雑収入)合計
27,337,000
-167,000
26,661,600
収入の部(含む 繰越金・雑収入)合計
57,141,667
-901,140
57,431,613
会議費
2,000,000
0
2,377,837
印刷費
500,000
0
328,145
消耗品費
200,000
0
168,467
小計
雑収入
事業費
旅費・交通費
講演会参加費;4→3 回を予定
含む神戸での CIMAC 大会報告講演会
200,000
813,064
600,000
0
486,235
分担費
975,000
-125,000
970,725
会費
600,000
0
556,500
調査費
150,000
-600,000
700,746
一般調査(系統化調査費は無償)
3,000,000
2,250,000
619,000
CIMAC 報告(「日内連技報」)発行分
400,000
0
452,732
小計(事業費Ⅰ)
9,425,000
1,725,000
7,473,451
CIMAC WG 国際会議
1,200,000
0
951,355
CIMAC 役員会・評議員会
1,200,000
0
693,399
ISO TC70 国際会議
500,000
0
477,970
ISO TC192 国際会議
800,000
0
173,410
3,700,000
0
2,296,134
13,125,000
1,725,000
9,769,585
5,050,000
318,700
4,731,300
水道光熱費
250,000
0
219,903
器具備品費
1,200,000
300,000
1,087,575
小計(事業費Ⅱ)
小計(事業費Ⅰ+Ⅱ)
借室料
小計
給料手当て
退職手当積立金
福利厚生費
小計
6,500,000
618,700
6,038,778
13,500,000
0
13,238,038
800,000
0
800,000
800,000
-400,000
780,545
15,100,000
-400,000
14,818,583
計
予備費
ISO・規格協会からの補助減
1,000,000
雑費
人件費
規格協会(経済産業省査定結果)
通信費
日内連情報刊行費
管理費
神鋼造機退会
30,626,706
0
-200,000
0
支出の部合計
34,725,000
1,743,700
30,626,946
収支差額(次年度繰越金)
22,416,667
-2,644,840
26,804,667
予算規模
57,141,667
-901,140
57,431,613
-33-
CIMAC 会費、Euro7,500(@\147→130)
部屋契約更新料分増
デスクトップパソコン 2 台
社会・雇用保険料減
[M E M O]
-34-
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