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「尾道市旧市街地に生きる動物と ヒトとの共生を考える」シンポジウム
「尾道市旧市街地に生きる動物と ヒトとの共生を考える」シンポジウム 2016年度ヒトと動物の関係学会 秋季シンポジウム 開催日:2016年11月27日(日) 会場:妙宣寺 尾道市長江1丁目4−3 開場:9時00分 開会:9時30分 閉会:16時00分 懇親会(有料):16時30分〜 参加無料! 定員100名 出演者 山﨑 薫氏(ヤマザキ学園大学学長) 谷田 創氏(広島大学大学院教授) 園山春二氏(尾道イーハトーヴ代表) 冨永 健氏(広島県動物愛護センター課長) 西川直美氏(広島アニマルケア専門学校教員) 妹尾あいら氏(広島大学大学院生) 加藤慈然氏(妙宣寺住職) ネコの街として注目される一方 で、野良ネコや野犬の数の増加、 糞尿被害、ネコの病気の蔓延な ど多くの問題が山積! シンポに関するお問い合わせは、 広島大学谷田研究室まで。 082−424−7974 または htanida@hiroshima-‐u.ac.jp また、シンポ前日の11月26日(土) には「尾道のネコをめぐるスタディー ツアー」(有料)があります。詳しくは JTB中国四国(082−542−2711) にお問い合わせください。 主催:ヒトと動物の関係学会 開催企画・準備:広島大学谷田研究室 後援:一般社団法人尾道観光協会 株式会社JTB中国四国 ヒトと動物の関係学会 広島シンポジウム 2016 1.テーマ 「尾道市旧市街地に生きる動物とヒトとの共生を考える」 2.開催期日:11 月 26 日・11 月 27 日(2日間) 3.開催場所:尾道市旧市街地と妙宣寺本堂(広島県尾道市長江1丁目4−3) 4.主催:ヒトと動物の関係学会(開催企画・準備:広島大学谷田研究室) 5.後援:一般社団法人尾道観光協会・株式会社 JTB 中国四国 6.概要及び趣旨 尾道市旧市街地は、年間 600 万人を超える観光客が訪れる街である。近年は旧市 街地に生息する野良ネコの人気の高まりとともに、ネコに出会うことを目的とした 観光客が増加している。特に千光寺山山腹の山手地区は古い民家が残る景勝地で、 車の入れない路地が網の目のように張り巡らされており、野良ネコが生息しやすい 環境となっている。また、山手地区の観光コースには「猫の細道」と呼ばれる路地 や「招き猫美術館」など、ネコに関連する施設や店舗がいくつも存在する。最近で は、「尾道市立美術館」でネコの写真展が開催されたり、インターネット上で、ネ コの目線を通して尾道の街並みを巡る体験ができる広島 CATSTREETVIEW も公開さ れたりしている。さらに大手旅行代理店や企業が地元の商店や施設と提携し、旧市 街地のネコを巡るツアーを企画するなど、ネコを観光資源化する取り組みも増えて いる。 しかしその一方で、観光客による無闇な給餌行為から野良ネコの個体数が増加し ており、これらのネコによる糞尿被害を問題視する住民も多い。また、ネコの多く は健康状態が悪く、動物福祉の観点からも早急な対策が必要である。さらに山手地 区には野良ネコだけでなく野良イヌも生息していることから、咬傷事故を懸念する 声もある。 そこで本シンポジウムでは、様々な立場から動物に関わる方々をスピーカーとし て招くことで、尾道市旧市街地における動物とヒトとの共生を考える場としたい。 具体的には、11 月 26 日(土) :1日目に、「尾道の旧市街地に生きる自由徘徊ネ コをめぐる Study ツアー」(オプション)を開催することで、尾道に生きる動物の 現状を知る機会を参加者に提供するとともに、11 月 27 日(日):2 日目に、「尾道 市旧市街地に生きる動物とヒトとの共生を考える」シンポジウムを開催することで、 講演者と参加者の交流を通して、新たな共生方法の創出に結びつけたい。 7.内容 1日目(プレシンポジウムツアー) (有料:JTB を通して申し込んでください) 11 月 26 日(土):「尾道の旧市街地のネコと風景をめぐる Study ツアー」 催行人数:10~30 名(20 名以上の場合は 2 グループに分かれて出発) ツアーガイド:谷田 創(広島大学大学院教授) 妹尾あいら(広島大学大学院生) l 13:00 JR 尾道駅南口前に集合。谷田・妹尾によるネコトーク(10 分) l 13:10 商店街のアーケードを通り、ネコに関連した商品を販売している商店 を徒歩で巡る(別紙の地図に記載の商店は一例)。道中で谷田・妹尾に よるネコトークあり。千光寺山ロープウェイ乗り場まで移動(35 分) l 13:45 千光寺山ロープウェイ乗り場着。ロープウェイで千光寺山山頂へ(5 分) l l l l l l l l l l l 13:50 14:05 14:25 14:40 14:45 15:30 15:45 16:00 16:10 山頂到着。展望台周辺で谷田・妹尾によるネコトーク(15 分) 文学の小道を通り、共楽園(ネコが集まる公園)へ(20 分) 共楽園にて、谷田・妹尾によるネコトーク(15 分) 共楽園を下り、尾道イーハトーヴ(猫の細道)へ(5 分) 尾道イーハトーヴ内の招き猫美術館を訪問(45 分) 尾道イーハトーヴから、東土堂ポケットパークへ(15 分) 東土堂ポケットパークにて、谷田・妹尾によるネコトーク(15 分) 東土堂ポケットパークを下り、宝土寺へ(10 分) 宝土寺到着。谷田・妹尾によるネコトーク(ネコ用トイレの紹介を含 む)(10 分) 16:20 宝土寺を下り、尾道渡船フェリー乗り場へ(10 分) 16:30 尾道渡船フェリー乗り場にて解散 2日目 日程:11 月 27 日(日):「尾道に生きる動物とヒトの共生について考える」 会場:妙宣寺本堂・境内(ペットの参加可:境内をドッグランとして開放します) 定員:100 名 参加費:無料 時間 内容 9:00 開場 第一部:話題提供 9:30-10:00 開会挨拶・シンポジウムの趣旨説明 谷田 創 広島大学大学院教授 10:00-10:30 「尾道の野良ネコの歴史的変遷」 園山春二 尾道イーハトーヴ代表 10:30-11:00 「尾道の野良ネコの現状」 妹尾あいら 広島大学大学院生 11:00-11:30 「広島県動物愛護センターの役割」 冨永 健 広 島 県 動 物 愛 護 セ ン タ ー 課長 11:30-12:00 「広島市の高齢者施設における保護犬 西川直美 の活用」 広島アニマルケア専門学校 教員 お昼休み 12:00-13:00 昼食と保護犬の訓練のデモンストレー 広島県動物愛護センター・ ション(境内・本堂) :ピアノ演奏など 広島アニマルケア専門学校 のライブ演奏あり 第二部:講演と動物供養祭 13:00-14:00 「動物愛護法の視点から動物とヒトと 山﨑 薫 の共生を考える」 ヤマザキ学園大学学長 14:00-15:30 パネルディスカッション メンバー:午前と午後のスピーカー 谷田 創(司会) 15:30-16:00 動物供養祭 加藤慈然 妙宣寺住職 16:00 閉会 16:00-16:30 休憩 16:30-18:00 懇親会(妙宣寺僧坊) 8.懇親会の御案内 懇親会は、引き続き妙宣寺僧坊・境内(晴天であれば境内、雨天であれば僧坊)で 行います。晴天であれば、広島の酒、ソフトドリンク、広島の味覚を中心とした鉄板 焼きや焼き物などを境内で提供します。当日はライブ演奏を予定しています。懇親会 もペットの参加が可能です。 会費は一般 5000 円、学生 1000 円です。 9.尾道へのアクセス 1)JR 尾道駅へのアクセスについては、 「おのなび」で検索し、交通をクリック。 2)妙宣寺へのアクセス JR 尾道駅からのアクセス 【徒歩約 18 分】 駅正面出口から国道沿いを東へ ↓ 「長江口」バス停を通過してすぐ左折。ロープウェイ山麓駅横を通過し、突き 当たりを右折すぐ。 【バス】 尾道駅前①番乗り場発のバスに乗車。 ↓ 「長江口(ながえぐち)」で下車(乗車時間約 2 分/大人 140 円)。 ↓ 徒歩 3 分。