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平成28年度のお知らせ - 東京都弁護士国民健康保険組合
組合員・ご 家 族 の 皆 様 へ 平成 28 年 3 月 東京都弁護士国民健康保険組合 理事長 吉岡 桂輔 平成 28 年度のお知らせ 1 平成28 年度の当組合国民健康保険料額は介護納付金賦課額が改定となりました。 (介護納付金賦課額が月額 3,500円から3,800円に増額となりました) 当組合国民健康保険料額のうち、40 歳〜 64 歳の被保険者に賦課される介護納付金賦課額が月額 3,500 円から 3,800円 に月額 300 円増額となりました。 平成 28 年度当組合国民健康保険料の介護納付金賦課額につきましては、納付金額(見込)が本組合に通知され、この 納付金額(1人あたり年額約 62,200 円)から、国庫補助金見込分(納付金額の約 27.5%)を差引き、1人あたりの月額 介護分保険料を従来より 300 円増額し月額 3,800 円として、先般開催の組合会に規約改正を付議し、慎重審議の結果、 決定されました。厳しい経済情勢の中大変恐縮ですが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。 また、介護保険賦課被保険者以外の組合員及び家族の保険料(全加入者に賦課される基礎賦課額+後期高齢者支援金 等賦課額)は、保険給付費や高齢者関係の拠出金の増加、国民健康保険法改正により国庫補助金の定率補助が約3億円 弱削減されるという厳しい状況でありますが、従来からの繰越金を活用し、引き続き、現行の国民健康保険料のまま据 え置くことといたしました。ただし、後期高齢者支援金の増加により後期高齢者支援金等賦課額を月額 100 円増額し、 基礎賦課額を 100 円減額する規約改正を行っております。 なお、平成 29 年度以降につきましては、現在の医療費、高齢者関係の拠出金等の水準が維持されたとしましても、 国庫補助金の定率補助削減が段階的に実施されることから、現行の国民健康保険料水準を維持することは大変厳しい状 況です。ご理解くださいますようお願いいたします。 (参考2弁護士国保を取り巻く情勢について) 平成 28 年度保険料月額(介護納付金賦課被保険者は 40 歳から 64 歳の方です) ❶ 介護納付金賦課被保険者でない 組合員 保険料月額 内 訳 18,000円 基礎賦課額 14,800円 後期高齢者支援金等賦課額 3,200円 (従来通り) 21,800円 ❷ 介護納付金賦課被保険者である 組合員 (300円増) ❸ 介護納付金賦課被保険者でない 家族1名につき (従来通り) ❹ 介護納付金賦課被保険者である 家族1名につき (300円増) 9,000円 12,800円 基礎賦課額 14,800円 後期高齢者支援金等賦課額 3,200円 介護納付金賦課額 3,800円 基礎賦課額 後期高齢者支援金等賦課額 5,800円 3,200円 基礎賦課額 後期高齢者支援金等賦課額 介護納付金賦課額 5,800円 3,200円 3,800円 なお、平成 28 年度の区市町村の運営する国民健康保険においては、賦課限度額が年額 89 万円(基礎賦課額 54 万 円、後期高齢者支援金等賦課額 19 万円、介護納付金賦課額 16 万円)と平成 27 年度対比 4 万円増となっております。被 用者の加入する協会けんぽの平成 28 年度保険料率(東京都)は給与・賞与等の 9.96%、介護第2号被保険者については +1.58%(平成 27 年 3 月分以降、それぞれ労使折半負担) 、標準報酬月額上限は平成 28 年度より 121 万円から 139 万円 に改定されております。 このお知らせは、組合員の被保険者証の自宅住所宛てに「転送不要」扱いにて発送させていただいております。郵便 局にて「転居・転送サービス」をご利用の場合でも転送されません。これは、組合員・被保険者の自宅住所の定期的 な確認ということから、また、本組合事業運営・各種健診等の案内をご家族の皆様にもご覧いただきたいとの趣旨か らでございます。ご理解の程よろしくお願いします。なお、住所変更の手続きは 14 日以内と定められております。 1 2 弁護士国保を取り巻く情勢について 昨年 5 月、 『持続可能な社会保障制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律』が、可決成立しました。 国民健康保険組合(以下「国保組合」)については、被保険者の所得水準の高い国保組合に対する医療費等への定率補助が 見直され、東京都弁護士国民健康保険組合(以下「弁護士国保」)については、現在 32% の補助率が 5 年間かけて 13% に段階的に削減されるという大変厳しい内容となりました。この法改正により、今後、毎年度、前年度対比約 3 億円が 5 年間続けて削減されることとなりました。これは、平成 27 年度と比較しますと、平成 28 年度は 3 億円弱、29 年度は 6 億円弱、30 年度は 9 億円弱、31 年度は 12 億円弱、32 年度は 15 億円弱の削減となります。 弁護士国保では、この影響を軽減するため、国会議員の方々にも働きかけを行い、その結果、参議院厚生労働委員会 において法案採決にあたり、『国民健康保険組合については、今後とも、自主的な運営に基づく保険者機能を発揮できる よう、必要な支援を行うとともに、定率補助の見直しに当たっては、対象となる被保険者が多いなど個々の組合の財政 影響等を踏まえた特別調整補助金による支援や、定率補助の見直しに伴い保有すべき積立金が増加することへの対応な ど、補助率が引き下げられる組合に対する適切な激変緩和措置を検討すること。また、所得水準の高い組合に対する定 率補助の見直しについては、実施状況の検証を行うこと。』との附帯決議が決議されました。 先般、平成 28 年度予算編成にあたり、厚生労働省より激変緩和措置が通知されました。弁護士国保に係わる関係では、 平成 28 年度末より、法定積立金の見直しにより今回の補助金削減による新たな法定積立金の積み増しが不要となる 制度改正が行われることが発表されました。その結果、補助金削減による法定積立金の必要額の増加が見込まれていた 5 年間合計約 4 億円が不要となったところです。改めてご支援ご協力いただいた方々に感謝申し上げる次第です。 日本は、国民皆保険制度のもと、誰もが安心して医療を受けられることができる医療制度を実現してきましたが、弁 護士国保を取り巻く情勢は、法改正による補助金削減が決定され、大変厳しい状況です。弁護士国保は、今後とも、ご 加入いただいている組合員及びご家族の付託に応え、変化する状況を的確に把握し、適正、効率的な事業運営に徹して、 本組合の基盤を強固なものにしてまいる所存であります。 組合員の皆様におかれましては、厳しい状況をご賢察いただき、なお一層のご理解ご協力をお願いする次第であります。 3 弁護士国保における「個人番号(以下「マイナンバー」)」の当面の取り扱いについて *当面、住民票は「マイナンバー」の記載のないものを提出してください。 国民健康保険法施行規則の改正により、平成 28 年 1 月より、国民健康保険組合への各種届出書(資格の取得・喪失、 変更及び被保険者証の再交付等)及び各種給付の申請書(療養費、高額療養費、出産育児一時金、葬祭費及び限度額認定 証等の申請等)に「個人番号(以下「マイナンバー」)が記載事項として追加されることとなりました。医療保険者である 弁護士国保は、 「個人番号利用事務実施者」となることから、厚生労働省からの指示のもと、マイナンバーの利用開始に 向け、規約の改正、各種取扱規程の改正・制定、並びに安全管理措置等の整備を進めております。 先般の組合会において、弁護士国保規約第七条に定める加入の申込時の記載事項にマイナンバーを加える規約改正を 議決いただきました。しかしながら、諸般の事情により諸準備が整っておりませんので、当面の間、各種届出書及び各 種給付の申請書に「マイナンバー」を記載しない取り扱いとしております。 このため、資格関係の各種届出に添付いただく住民票を取得する際にも、 「マイナンバー」の記載のないものを申請取 得いただくようお願いいたします。 なお、今後の「マイナンバー」の取り扱いについては、準備が整い次第、順次、弁護士国保ホームページで改めてお知 らせいたします。ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。 4 届出書類等の一部変更について(平成 28年4月1日より) ①出生による資格取得届の際の添付書類について 従来、 「世帯全員の住民票」もしくは母子手帳の「出生届出済証明欄」の写しにて手続きしておりましたが、被保険者資 格の適正な確認のため、他の事由の加入手続きと同様に「世帯全員の住民票」を必ずご提出ください。 ②保険証再交付の際の本人確認について 厚生労働省より、昨年末の被保険者情報の漏えいに係る報道を踏まえ、被保険者情報を悪用したなりすましによる被 害が生じることのないよう、①保険証の再発行申請を受け付けるに当たって本人確認を行う際は、運転免許証やパスポー トなど、申請者本人の顔写真が分かるもので行うこと、②①による本人確認が困難な場合は、住民票などの公的な証明 書をもって確認を行うこと、③本人の代理人が申請を行う場合は、代理人の身元確認に加えて、本人と代理人の関係が 分かる書類等を併せて確認する(なお、代理人が同一世帯で弁護士国保加入者である場合は不要)。及び④郵送による申 請の際も、運転免許証等の写しを添付していただき、①から③に準じた本人確認を行うことが通知されました。 つきましては、この通知に基づき、保険証再交付申請の際は、顔写真の分かる運転免許証等をご持参もしくは郵送の 際はコピーの添付をお願いします。また、代理人の方が組合事務局に来所される場合は「本人と代理人の関係が分かる 書類等」が必要となりますので、弁護士国保ホームページに「委任状」の雛型を掲載しますので、ご利用ください。なお、 この場合は、本人及び代理人身元確認のため、運転免許証等のコピー等本人及び代理人の顔写真の分かるものをご持参 ください。 2 5 組合員・被保険者の加入資格について 組合員として加入できる方は、東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会、横浜弁護士会(平成 28 年 4 月 より「神奈川県弁護士会」)、千葉県弁護士会及び埼玉弁護士会に所属する弁護士及び外国法事務弁護士並びにその法律 事務所に勤務し業務に従事する者で東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県(取手市、土浦市及びつくば市) 、静岡 県(三島市及び駿東郡長泉町)、山梨県北杜市及び群馬県高崎市に住所を有する方です。 また、被保険者の範囲は、組合員及び組合員の世帯に属する方に限られております。同一世帯の住民票に登載され、 他の健康保険等[健康保険(健保組合及び協会けんぽ)、各共済組合、後期高齢者医療制度(75 歳以上の方および 65 歳以上で一定の障害により各都県の後期高齢者広域連合の認定を受けた方)等の被保険者及び被扶養者、生活保護の方 及び他の国民健康保険組合の組合員]に加入していない方となります。 なお、学生で修学のため、他の地域に居住され国民健康保険法第百十六条該当と認められる場合は加入することがで きます(所定の手続きが必要となります)。 *同一世帯で区市町村の国民健康保険に加入されている場合は、世帯で包括して加入となります。 *同一世帯で他の国民健康保険組合に加入されているご家族については、その方が法人等に勤務され厚生年金に加入し 協会けんぽの健康保険の適用除外承認を受けて他の国民健康保険組合に加入されている場合は組合員のご家族として 加入することはできません。 6 本組合加入資格の地区について 弁護士国保に組合員として加入できる方は、規約第三条に定める地区に住所を有する方に限定されておりますが、平 成 27 年度より、従来から弁護士国保に加入されている方が認可されている地区外に転居された場合、地区拡大の規約 改正が一部認可されております。平成 27 年度においては、茨城県つくば市、静岡県三島市及び駿東郡長泉町、山梨県 北杜市及び群馬県高崎市の地区拡大が認可されております。 今後、所属する弁護士会は弁護士国保規約に定める弁護士会(東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会、 横浜(平成 28 年 4 月より「神奈川県」)弁護士会、埼玉弁護士会及び千葉県弁護士会)の登録を継続され、地区外に転居さ れた場合や転居される予定の方は、組合事務局にご連絡をお願いいたします。 7 組合員資格の適正な取り扱いについて 弁護士国保は、国民健康保険法に基づき、弁護士国保規約により、組合の地区、組合員の範囲及び被保険者の範囲を定め、 認可を受けて事業運営を行っております。 厚生労働省より、組合員資格の適正な取り扱いとして、同種の事業又は業務に従事する者の判定基準を定めること、 また、加入した後についても組合員の住所、組合員が判定基準に定める業務に従事していること、組合員が健康保険の 適用を受ける者である場合に組合員の健康保険適用除外承認が適切に行われていること等、組合員資格・被保険者資格 について定期的な確認を行うよう通知されております。 このため、弁護士国保では、理事会及び組合会において慎重に審議し、規約第五条 1 項を一部改正し、3 項に「組合員 が弁護士又は外国法事務弁護士であること及び法律事務所に勤務し業務に従事する者であることの判定基準は別に定め る。」を追加する規約改正を行い、また、 「規約第五条 3 項に基づく判定基準を定める規程」を理事会において次のとおり 定め、いずれも平成 25 年 4 月より施行しております。 ○規約(抜粋) (地区) 第三条 組合は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県(取手市、土浦市及びつくば市)、静岡県(三島市及び 駿東郡長泉町)、山梨県北杜市及び群馬県高崎市の区域をその地域とする。 第四条 略 (組合員の範囲) 第五条 組合員は、東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会、横浜弁護士会、千葉県弁護士会及び埼 玉弁護士会に所属する弁護士及び外国法事務弁護士並びにその法律事務所に勤務し業務に従事する者で、第 三条の地区内に住所を有するものとする。 2 前項の規定にかかわらず、高齢者の医療の確保に関する法律(昭和五十七年法律第八十号。以下「高齢者 医療確保法」という。)第五十条に規定する被保険者は組合員としない。 3 組合員が弁護士又は外国法事務弁護士であること及び法律事務所に勤務し業務に従事する者であることの 判定基準は別に定める。 (被保険者の範囲) 第六条 組合は組合員及び組合員の世帯に属する者をもって被保険者とする。ただし法第六条各号(ただし、第十号 は他の国民健康保険組合の被保険者と読み替えるものとする)に該当するものを除く。 3 ○規約第五条 3 項に基づく判定基準を定める規程 組合規約第五条に定める弁護士又は外国法事務弁護士及び法律事務所に勤務し業務に従事する者であることの判 定基準は次のとおりとする。 一. 「弁護士及び外国法事務弁護士」については、弁護士及び外国法事務弁護士として日本弁護士連合会への登録の 有無により判定する。 二. 「法律事務所に勤務し業務に従事する者」については、本組合規約第五条に定める弁護士会に所属する弁護士又 は外国法事務弁護士からの、その法律事務所の従業員として雇用されている旨の証明書の提出により判定する。 組合員におかれましては、本組合への届出事項である被保険者の住所、職業、法律事務所の所在地の変更及び被保険 者資格の取得・喪失、組合員が健康保険の適用を受ける者となった場合に組合員が健康保険適用除外承認を適切に行う こと等の手続きについて適正かつ速やかな届出をお願いします。弁護士国保への届出は国民健康保険法施行規則により 14 日以内と定められております。また、健康保険の適用除外承認については、5 日以内に管轄の年金事務所に届出をさ れないと承認されない場合もありますので特にご注意ください。 また、法律事務所の従業員の方で勤務する法律事務所に変更はないが、雇用する弁護士が変更となった場合も変更の 届出をお願いしております。 なお、組合事務局において法律事務所の異動を確認した場合や自宅住所への郵送物が返戻された場合につきましては、 随時、適正な手続きを行うよう連絡申し上げております。しかしながら、正当な理由や連絡がなく手続きが行われない 場合につきましては、弁護士国保の適正な加入者であることが確認できないことから、規約に基づき、理事会の議決に より除名処分となる場合もありますのでご注意ください。 8 「70歳から 74 歳の方の一部負担金の割合(一般所得の方)について」 70 歳から 74 歳の方が医療機関で受診した際の一部負担金の割合については、平成 20 年 4 月から 2 割に見直される こととなっていたものが、6 年間(平成 26 年 3 月まで)1 割に据え置かれましたが、平成 26 年 4 月 1 日の時点で既に 70 歳 以上の方(昭和 19 年 4 月 1 日以前の誕生日の方)は、引き続き 1 割負担になりました。 なお、あらたに 70 歳以上になる方(昭和 19 年 4 月 2 日以降の誕生日の方)は 2 割負担となります。 但し、既に現役並み所得者で 3 割負担をいただいている方、昭和 19 年 4 月 2 日以降の誕生日で現役並み所得となる方 はいずれも 3 割負担です。 なお、2 割負担となる場合についての高額療養費の自己負担限度額は 1 割負担と同額の入院療養については 44,400 円、 外来療養については 12,000 円となります。 所得区分 対象となる方 一 般 下記(低所得Ⅱ・低所得Ⅰ・現役並み所得者)以外の方 窓口負担 昭和19年4月1日以前に生まれた方 1割 昭和19年4月2日以降に生まれた方 2割 低所得Ⅱ 同じ世帯の弁護士国保被保険者が住民税非課税の方で、低所得Ⅰ以外の方。 低所得Ⅰ 同じ世帯の弁護士国保被保険者が住民税非課税で、その世帯の所得が一定基準以下の方。 現役並み所得者 70歳から74歳の加入者の住民税課税所得が145万円以上の方及び同じ世帯にいる方。 9 3割 各種届出について 加入・喪失・住所変更等の各種届出は国民健康保険法施行規則により 14 日以内と定められております。お早目の手 続きにご協力下さい。なお、法律事務所に勤務される事務員の方が退職を理由に本組合の資格を喪失される場合は、雇 用されていた弁護士に「退職日」を証明いただくこととなりますので、ご協力をお願いいたします。資格喪失届裏面に退 職証明書を記載いただきますようお願いいたします。 また、弁護士が、弁護士法人を退職された場合の事務所変更につきましては、弁護士法人からの退職証明書や厚生年 金保険の資格喪失確認通知書の写し等を添付いただいております。 なお、弁護士法人に勤務され、厚生年金保険に加入し健康保険の適用除外を受けて当組合に加入されている場合に、 登録の法律事務所は従来どおりでも、雇用形態の変更等により厚生年金保険の資格を喪失された場合はお届けをお願い します。 (国保組合では、厚生年金保険に加入し健康保険の適用除外を受けて組合に加入されている場合は「特定被保険者」とし て、それ以外の方と給付された医療費に対する国庫補助金の算定率が異なっております。このため、適正な国庫補助金 申請のために「健康保険の適用除外を受けて当組合に加入されている」状態の異動につきましても適正な管理が求められ ております。ご理解ご協力の程お願いいたします。) また、就職等で他の健康保険・共済組合に加入した場合、そのまま放置していると重複加入となりますので、必ず 14 日以内に当組合の資格喪失手続きをお願いいたします。 弁護士国保への届出事項は、氏名・住所・性別・生年月日・職業・法律事務所の所在地(家族の場合は使用される事業所名) となっております。この事項に変更が生じた際にも変更の届出が必要となります。たとえば、家族として加入していた 方が弁護士登録をした場合には、職業及び法律事務所の届出が必要となります。 4 10 弁護士法人の設立により社員・勤務弁護士・従業員となる方について 弁護士法人は健康保険及び厚生年金保険の強制適用事業所に該当しますので、設立後も本組合に引き続き加入するた めには事務所名の変更届及び年金事務所において、厚生年金に加入するとともに、全国健康保険協会管掌の健康保険(協 会けんぽ)の適用除外の申請を行い承認を受けることが必要となります。 この健康保険の適用除外を申請できる者は次のとおりです。 ❶弁護士国保組合の被保険者である者を使用する事業所が法人となること等により、健康保険の適用事業所となる日 において、現に弁護士国保組合の被保険者である者。 ❷弁護士国保組合の被保険者である者が法人を設立する等により健康保険の適用事業所となる場合における当該被保 険者。 ❸❶または❷に該当することにより、適用除外の承認を受けた者を使用する事業所に新たに使用されることとなった者。 ❹弁護士国保組合の被保険者である者が、健康保険の適用事業所に勤務した場合における当該被保険者。 ※なお、適用除外の届出等が 5 日以内とされていることから、年金事務所において、届出が遅れた場合に全国健康保 険協会の健康保険の適用除外を承認されないケースがあります。弁護士法人設立の場合は、予め管轄の年金事務所 に、準備段階からお早めにご相談いただきますようお願いいたします。また、新たに弁護士や事務職員を雇用され る場合は、5 日以内に届出されるよう、予め、準備をお願いします。 ※また、個人の法律事務所の場合は、厚生年金のみの任意適用事業所となることが可能です。この場合は全国健康保 険協会管掌の健康保険(協会けんぽ)の適用除外は必要ありません。 ※なお、弁護士法人からの報酬が無い弁護士の場合や、勤務する従業員が弁護士法人からではなく、弁護士個人から 給与等の支給を受けていることにより、弁護士法人に勤務していない雇用形態となっている場合等により、健康保 険・厚生年金保険の対象とならないことが想定されるような場合につきましては、組合事務局に個別にご相談下さ いますようお願いいたします。 11 平成28 年度被保険者証(保険証)について(3月 14 日発送予定) 内容をご確認いただき、誤りがある場合は組合事務局までご連絡下さい。 なお、平成 20 年 4 月より後期高齢者医療制度が開始となりましたので、年度途中で 75 歳の誕生日を迎える方及びそ の方が組合員の場合の保険証の有効期限は、次のとおりとなっております。 有効期限 ❶ 年度途中に75歳に達する方 75歳の誕生日の前日となります。 ❷ 組合員が年度途中に75歳に達する場合のその家族 組合員の75歳の誕生日当日となります。 平成 23 年度より、保険証裏面に臓器提供意思表示欄が設けられております 臓器移植に関する法律の改正により、保険証の様式が改正され、臓器提供の意思表示欄を設けることになりました。 なお、意思表示のご記入は自由です。 12 70 歳未満の方が入院されたり、高額な外来診療を受ける場合は、 「国民健康 保険限度額適用認定証(以下「認定証」という) 」の発行をご申請ください 平成 19 年 4 月より 70 歳未満の方が入院された場合の医療費は、当組合に「認定証」の発行を申請し、医療機関の窓口 に提示された場合、同一月・医療機関ごとに高額療養費の自己負担限度額までの支払いですむようになっております(従 来はいったん一部負担額全額を支払った上で、後日償還払いとなっておりました) 。 また、平成 24 年 4 月 1 日から、外来診療についても「認定証」を提示されると、同様に高額療養費の自己負担限度額 までの支払いとなります。 従来は、高額な外来診療を受けたとき、窓口負担が自己負担限度額以上になった場合でも、いったんその額をお支払 いいただいておりましたが、 「認定証」を提示されると同一月・医療機関ごとに限度額を超える分を窓口で支払う必要は なくなります。 [例] 手術等で入院時に認定証を提示した場合(総医療費約 100 万円、3 割負担の場合) 70 歳未満の 加入者 ❶ 保険証と限度額適用 認定証を提示 ・所得区分:旧ただし書所得 901 万円超 ・受診年月:平成 28 年 1 月 ❷ 一定の限度額(約 254,180 円) を支払う ❸ 医療費の 7 割(70 万円)と 高額療養費(45,820 円)の請求 保険医療機関 ❹ 医療費 7 割(70 万円)と 高額療養費(45,820 円)を支払い 5 弁護士 国民健康保険組合 この認定証は、弁護士国保組合に世帯の所得を証明する書類等を添付して予め申請書を提出していただくことにより、 所得に応じた区分(5 段階の区分参照)の記載された「認定証」を交付いたします。なお、認定証を提示されない場 合や申請世帯内での合算及び 1 年間に 4 回以上限度額を超えた場合に限度額が変更となる場合には、従来どおり組合か ら後日、償還払いとなります。 また、70 歳以上 75 歳未満の方は「高齢受給者証」を交付されておりますので、 「認定証」は必要ありません。 「高齢受 給者証」により医療機関が限度額を確認します。 なお、差額ベッド代や食事代、保険外の負担分は高額療養費の対象となりません。 13 高額療養費の自己負担限度額が平成 27 年 1 月より見直しされております。 70 歳未満の受診者の平成 27 年1月診療分以降の受診にかかわる高額療養費の自己負担限度額は、次の表のとおりです。 区分 所得要件 ア 旧ただし書所得 901万円超 252,600+(総医療費-842,000)×1% 〈多数回該当:140,100〉 月単位の上限額 (円) イ 旧ただし書所得 600万円超~901万円以下 167,400+(総医療費-558,000)×1% 〈多数回該当:93,000〉 ウ 旧ただし書所得 210万円超~600万円以下 80,100+(総医療費-267,000)×1% 〈多数回該当:44,400〉 エ 旧ただし書所得 210万円以下 57,600 〈多数回該当:44,400〉 オ 住民税非課税 35,400 〈多数回該当:24,600〉 旧ただし書所得とは『旧ただし書所得 = 総所得金額等※ − 基礎控除(33 万円)』となります。 ※総所得金額等…前年の総所得金額と山林所得、株式の配当所得、土地・建物などの譲渡所得金額などの合計。ただし、 退職所得は含まず、雑損失の繰越控除は控除しない。 14 海外療養費の申請について 平成 25 年 12 月に厚生労働省より、海外療養費の不正請求事例が複数明らかになっていることから、①支給申請に対 する審査の強化、②不正請求事例への対応及び③審査業務に対する財政支援についての通知がありました。 この通知に基づき、弁護士国保では、平成 26 年 4 月申請分より、①支給申請時にパスポートの提示(組合にてコピー) もしくはコピーの提出をいただき、受診者が海外において療養を受けた期間の渡航の事実を確認する。なお、出入国の 際に「自動化ゲート」を利用され、パスポートの査証欄へのスタンプ(証印)が省略される場合は海外渡航期間の確実な確 認が困難となりますので、この場合は「海外に渡航した事実が確認できる書類の写し」として、航空券、海外で利用した クレジットカードの明細書等を提出いただく場合もあります。②海外療養費の審査を行った際に、疑義が生じた場合に、 海外の医療機関等に対して、文書等により、療養等の事実の有無や療養の内容を確認するために、受診者及び組合員は、 支給申請の際に、医療機関等と療養の情報について提供等を行うことや、当組合がその業務を他に委託等することにつ いて同意を得る同意書を支給申請時に提出することが必要となっております。 なお、不正請求事例があった場合には、厚生労働省に報告することや警察との相談・連携について、適正な対応をと ることが通知されております。 15 入院時食事療養費及び入院時生活療養費の標準負担額(入院時の食事代) 引き上げについて 平成 28 年4月より、入院時の食事代が引き上げられます。一般所得者に対して、食材費相当額に加えて調理費相当 額の負担を求めることとし、一食あたりの標準負担額(現在は 260 円)を平成 28 年4月から 360 円、平成 30 年4月か ら 460 円に段階的に引き上げられます。 入院時食事療養費及び入院時生活療養費の標準負担額(入院時の食事代) (太線枠囲み部分について、告示改正により負担額を引き上げる) 療養病床 一般病床・精神病床等 65歳未満 医療区分Ⅱ、Ⅲ (医療区分Ⅱ、Ⅲ以外) 一般所得 一食260円 一食260円 一食260円 ⇒28年度~ 一食360円 ⇒30年度~ 一食460円 ⇒28年度~ 一食360円 ⇒30年度~ 一食460円 ⇒28年度~ 一食360円 ⇒30年度~ 一食460円 低所得 一食210円 ※90日超で、一食160円 一食210円 ※90日超で、一食160円 一食210円 ※90日超で、一食160円 一食460円、居住費320円 一般所得 一食260円、居住費0円 ⇒28年度~ 一食360円 ⇒30年度~ 一食460円 (市町村民税非課税者) 65歳以上 医療区分Ⅰ 低所得Ⅱ 一食260円 一食210円 (市町村民税非課税者) ※90日超で、一食160円 (市町村民税非課税者で あり、かつ 一定所得以下の70歳以上の者 ) 一食100円 低所得Ⅰ ※管理栄養士又は栄養士による 適時・適温の食事の提供等の 基準を満たさない場合: 一食420円、居住費320円 一食210円、居住費320円 一食130円、居住費320円 ※老齢福祉年金を受給している場合は、 一食100円、居住費0円 ⇒28年度~ 一食360円 ⇒30年度~ 一食460円 一食210円、居住費0円 ※90日超で、一食160円 一食100円、居住費0円 ※ 表中の負担額引上げ対象者のうち、指定難病患者、小児慢性特定疾病患者については負担額を据え置く。 ※ 平成 28 年 4 月 1 日において、既に1年を超えて精神病床に入院している患者の負担額は、経過措置として、据え置く。 合併症等により転退院した場合、同日内に再入院する者についても、経過措置の対象として、負担額を据え置く。 6 16 人間ドックのネットワーク受診を平成 25年度より開始しました! 平成 25 年度より地域の契約された医療機関で人間ドックを受診できるネットワーク受診を開始いたしました。東京 都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、静岡県、山梨県及び群馬県で 500 を超える医療機関で受診が可能となってお ります。現在、委託先である『一般財団法人 日本健康文化振興会』 (東京都杉並区阿佐ヶ谷 1 - 14 - 1 ☎ 03 (3316) 1112)にて、平成 28 年度の医療機関と調整中のため終了次第、当組合ホームページでご案内いたします。 (平成 28 年 5 月頃を予定)ご希望の方は、ホームページよりご案内等をご覧いただき申込書をダウンロードのうえ、FAX 等でお申込 み下さい。 ご案内、医療機関一覧、申込書等を郵送希望の場合、組合事務局(☎ 03 - 3581 - 1096)へご連絡ください。送付 いたします。 この受診については、年度内 1 回に限り、組合より補助があります。また、40 歳以上の方の特定健診も併せて受診す ることも可能となっております。 (*)ネットワーク受診の場合は、毎年 2 月〜 4 月は受診ができませんのでご了承ください。 17 女性のための子宮がん・乳がん検診の実施 女性のための子宮がん・乳がん検診は、従来実施しておりました『医療法人社団こころとからだの元氣プラザ』に加え、 地域の契約された医療機関で受診できるネットワーク受診も実施しております。ご希望の方は、当組合ホームページよ りご案内等をご覧いただき申込書をダウンロードのうえ、FAX 等でお申込み下さい。なお、この受診については、年度 内 1 回に限り、組合より補助があります。 ご案内、医療機関一覧、申込書等を郵送希望の場合、組合事務局(☎ 03 - 3581 - 1096)へご連絡ください。送付 いたします。 ●委託先 ① 医療法人社団 こころとからだの元氣プラザ 東京都千代田区飯田橋 3 - 6 - 5 ☎ 03(5210)6648 ②(ネットワーク受診)一般財団法人 日本健康文化振興会 東京都杉並区阿佐ヶ谷 1 - 14 - 1 ☎ 03(3316)1112 (*)ネットワーク受診の場合は、毎年 2 月〜 4 月は受診ができませんのでご了承ください。 (*) 『医療法人社団こころとからだの元氣プラザ』 の子宮がん検診で実施しています、 【コルポスコープ診】子宮頸部を 拡大して観察する検査は、ネットワーク受診では実施しておりません。また、 『医療法人社団こころとからだの 元氣プラザ』では、平成 27 年度より、子宮がん検診にオプション検査として超音波断層撮影検査・経膣エコー を追加いたしております。卵巣腫瘍等子宮がん以外の疾病の発見の一助となる検査です。 18 平成 28 年度『特定健康診査(以下「特定健診」という)・特定保健指導』 について 平成 20 年度より 40 歳以上の方にメタボリックシンドロームに着目した『特定健診・特定保健指導』が開始されました。 特定健診の結果によって、当組合が必要と認めた方には、食生活の改善・運動等の支援として特定保健指導を受けてい ただくことになります。 平成 28 年度特定健診受診方法 ①弁護士会館(霞が関)での受診 毎年、東京三弁護士会と共催で年 2 回(春期・秋期)弁護士会館にて生活習慣病・一般健康診断を実施いたしております。 春期・秋期健診とも、特定健診の項目を含んでおりますので、弁護士会館で実施される健康診断を受診されれば、あら ためて特定健診を他の医療機関で受診する必要はありません。なお、特定健診のみの受診も可能です。 今年度の春期健康診断は、平成 28 年 6 月 13 日〜 7 月 16 日のうち 19 日間、弁護士会館にて実施予定です。また、東 京三弁護士会多摩支部及び千葉県弁護士会館において、7 月下旬に各 1 日実施予定です。健診のご案内は、4 月下旬発 送予定です。 ②お住まいの地域の医療機関での受診 当組合が契約するお住まいの地域の医療機関で受診を希望される方は、4 月下旬に対象者全員に『特定健診のご案内』 を自宅に郵送いたします。ご希望の場合は、申込書を FAX 等でお送りください。準備が整い次第、 『特定健康診査・受診 券』と『特定健康診査実施医療機関一覧』を併せてお送りいたします。 弁護士会館で健康診断・特定健診を受診する場合は、『特定健康診査・受診券』は不要となります。 ③『人間ドックのネットワーク受診』での受診…前掲 「人間ドックネットワーク受診」 で併せて受診することもできます。 注 特定健診の組合補助は①〜③を重複して受診されても、年度内 1 回のみとなります。 7 19 メンタルヘルスカウンセリング メンタルヘルスカウンセリング事業を株式会社法研及び株式会社東京カウンセリングセンターと委託契約し、臨床心 理士の資格を有するカウンセラーとの電話、面接及びインターネットによるカウンセリングを平成 25 年 6 月よりはじめ ました。 (組合員および加入の家族が対象です) ●詳細は別添の「メンタルヘルスカウンセリング」のご案内をご参照ください。 20 歯科カウンセリングについて 組合では歯科医師を招いて月1回歯科カウンセリング(歯科治療の相談)を無料で行っています。日程は次のとおりです。 平 成 28 年 4 月 7 日(木) 9 月 1 日(木) 5 月 12 日(木) 10 月 6 日(木) 平 成 29 年 2 月 2 日(木) 3 月 2 日(木) 6 月 2 日(木) 11 月 10 日(木) 7 月 7 日(木) 12 月 1 日(木) 各日午後 1 時 00 分〜 4 時 00 分、組合事務局(弁護士会館 14 階)にて行っております。30 分単位で予約を受け付けて おります(最終受付は 3 時 30 分)ので、希望の方は組合事務局にご連絡ください。 21 平成28年度東京ディズニーリゾートコーポレートプログラム利用券配布に ついて(平成 28年度は 5 月 1 日より使用可能となります) 平成 28 年度東京ディズニーリゾートコーポレートプログラム利用券配布については、申込された本組合被保険者 1 名 につき 1 枚(1,500 円券、年度内 1 枚限り、使用可能期間平成 28 年 5 月 1 日〜 29 年 3 月 31 日、申込期限平成 28 年 11 月 30 日)を配布いたします。ご案内を同封しましたので、FAX 等によりお申込みください。 22 土木建築厚生会の保養施設等が利用できるようになりました 一般財団法人 土木建築厚生会が運営する全国土木建築国民健康保険組合の保養施設(熱海温泉・有馬温泉)や厚生会 館ホテル・貸会議室(麹町)が、当組合被保険者に限り、一般料金よりも安くご利用いただけるようになりました。 詳細は、弁護士国保ホームページをご覧いただき、ご利用ください。 23 東京都弁護士国民健康保険組合ホームページをご利用下さい 平成 22 年 3 月より弁護士国保ホームページを開設いたしました。組合規約、各種手続き、制度のご案内及び健康診断 の日程等の様々なコンテンツがご覧いただけます。また、各種申請書、届出書類(一部)のダウンロードや春季・秋季健 康診断(一部)の申し込みも、可能となっておりますので、どうぞご活用ください。 ホームページ URL ht t p: / / w ww. b eng os hi- kokuho. or . j p 『特定保健指導』を受診しましょう! 特定健康診査の結果から、生活習慣病の発生リスクが高く、生活習慣の改善が必要と思われる方に特定保 健指導を実施いたしております。動脈硬化・高血圧・糖尿病等といった病気を予防するため、保健師、管理 栄養士等による支援を受け生活習慣の改善を実行していきます。 「積極的支援」、「動機づけ支援」に該当された方には、『特定保健指導利用券』を送付いたしております。健 康保持・増進のため積極的に特定保健指導をお受けください。 ご不明の点や申請・届出用紙の請求につきましては組合事務局 (TEL 03‐3581‐1096・FAX 03‐3581‐1185)までお問い合わせ下さい。 8