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今後の我が国のウクライナ支援について
平成 26 年 3 月 25 日 外務省 財務省 同時発表 今後の我が国のウクライナ支援について 現下のウクライナ情勢を踏まえ、今後最大約 1,500 億円の支援を行います。 1.ウクライナ政府による経済改革へのコミットに向けた円借款 ・世銀等との協調融資による財政支援型円借款 国際通貨基金(IMF)等を中心とした国際的な支援枠組みの下、世界銀行(世銀)に よる支援と連携しつつ、ウクライナの経済改革に必要な資金を、各国・機関との適 切な分担の下で供与します。そのため、IMF プログラムの策定を前提とし、世銀融 資と協調して、最大で 100 億円の開発政策借款を供与します。 ・ボルトニッチ下水処理場改修事業 首都キエフ市住民の衛生環境・居住環境の改善を目的として、同政府の「ボルトニ ッチ下水処理場改修事業」に対して最大で 1,100 億円の円借款を供与します。 2. 日本貿易保険(NEXI)によるクレジット・ラインの設定 我が国のウクライナに対する国民生活の安定に向けた財・サービスの輸入を支援 するため、短期貿易保険の引受けを継続し、2 年間で 300 億円の引受枠を設定します。 3. ノンプロジェクト無償資金協力 ウクライナ政府が必要な医療機材等の購入資金 3.5 億円を無償で供与します。 4. 日本・EBRD 協力基金による技術協力支援及び JICA 研修事業 ウクライナがマクロ経済、エネルギー、民間セクターといった分野での課題に対処 することを支援するため、日本・EBRD(欧州復興開発銀行)協力基金を活用した EBRD による技術協力の支援及び独立行政法人国際協力機構(JICA)による研修 等の技術協力事業を行います。 (本発表資料のお問い合わせ先) 貿易経済協力局 貿易保険課長 小野 担当者: 鮫島 電 話:03-3501-1511(内線 3191)/03-3501-6979(直通) (1. の内容について) 貿易経済協力局 資金協力課長 佐藤 担当者: 廣瀬、井出 電 話:03-3501-1511(内線 3161)/03-3501-5869(直通)