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ICT 特別⽀援学校教育プロジェクト委員会 特別⽀援学校 ⾼等部1〜3年 ⽣活単元学習 みんなあつまれの準備をしよう 〜 病棟とプレーホールを「Skype」でつないだ⽣活単元学習 〜 実践者 宮城県⽴⻄多賀⽀援学校 ⼋島 博⽂ 報告者 1.学習の概要 菊地 正実 単元名 みんなあつまれの準備をしよう ①合同⾏事についての話合いに積極的に参加し、⾃分の意⾒を述べることが できる。 ②⾃分の役割を意識し、最後まで責任を持って活動に取り組むことができる。 学習活動 指導上の留意点 1.本時の学習内容の確認 ●本時はリハーサルであり、今 まで準備してきた内容で活動 することを知らせる。 2.「みんなあつまれ」 ①開会式 ②⾃⼰紹介 ③写真撮影 ④チーム分け ⑤宝物争奪綱引きゲーム ⑥結果発表 ⑦閉会式 ●活動の流れを理解し、周囲の 様⼦を⾒ながら、⾏動できる ように⾔葉掛けを⾏う。 ●リハーサルを⾏って感想や、 改善すべき点があるか、⾃由 に意⾒を出させるようにする。 3.リハーサルの反省 ●今⽇の活動で頑張った点を賞 賛し、本番で⾃信を持って活 動できるようにさせる。 4.次回の活動の確認 本時活⽤機器・コンテンツ ・⽣徒⽤PC ・Webカメラ ・ワイヤレスマイク ・CDプレーヤー 補助資料等 ・「みんなあつまれ」の進⾏表 ・かぼちゃの模型 ・⾃分を知ってもらう クラスの仲間だけでなく、⼩中学部の 児童⽣徒と交流を深めるため、⾃⼰紹介 では好きなキャラクターにふんし、⾃分 をアピールできるようにした。 ・⽀援ツールとしての「Skype」 単元の⽬標 本時の学習 2.学習のポイント ・ホワイトボード ・洗濯ばさみ ・ひも 学校に登校できず、病棟で学習を⾏っ ている⽣徒については、担当教員がベッ ドサイドにノートPCを持ち込み、Web カメラとピンマイクを使って学習を⾏う。 リアルタイムで活動の様⼦を聞いたり、 ⽣徒の声を学習場所に届けることが可能 となり、クラスメイトとの⼀体感も強ま る。 ・⽣徒の⽬線にたったWebカメラ 教員はWebカメラを⼿で持ちながら、 かぼちゃの模型に付いたひもを引くよう にする。引っ張る合図をベッドサイドの ⽣徒⾃⾝が出すことで、⾃分が引っ張っ ているという雰囲気を感じさせる。 3.学習のまとめ 登校できない⽣徒の学習の機会 本校は⻄多賀病院に併設している病弱⽀援 学校であり、病状によって登校できない⽣徒 も在籍している。従来のベッドサイド学習で はできなかった集団活動も、「Skype」を導 ⼊することで、⽣徒同⼠の意思疎通を図るこ とができ、活動を重ねることで⽣徒間の仲間 意識も深まってきている。 課題としては、インターネット回線を利⽤しているため、病棟内の利⽤ 頻度が⾼い時間帯では、学校との回線がつながりにくいという問題がある。 みやぎICT教育推進会議