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在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 イベント&文化企画

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在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 イベント&文化企画
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
イベント&文化企
イベント&文化企画
&文化企画
2013年
2013年01月
01月30日(水)
30日(水)
プレス担当
シリル・コピーニ
T: 0303-57985798-6321 / F: 0303-57985798-6026
[email protected]
アンスティチュ・
アンスティチュ・フランセ日本
フランセ日本、
日本、本格始動!!
本格始動!!
2012 年09 月、在日フランス大使館文化と全国
の日仏学院および日仏学館の統合により誕生し
た「アンスティチュ・フランセ日本」2013 年は、
旧大阪日仏センター=アリアンス・フランセー
ズもネットワークの中に加わり、4 つのテーマ
「デジタル社会」、「明日の都市」、「再生の
時」、「地中海の世界」を輪に、様々な分野で
の企画を展開していきます。
映画
日本における
日本におけるフランス
におけるフランス映画
フランス映画
基本データ
基本データ
日本は
日本は世界でも
世界でもフランス
でもフランス映画
フランス映画を
映画を数多く
数多く紹介している
紹介している国
している国のひとつです。
のひとつです。
• 日本はフランス映画の配給が世界で 4 番目に多い国です。
• アジアではフランス配給本数が世界第一です(2003 年から 2010 年の間、アジアに
おけるフランス映画のシェアの 71.8%を占めています)。
• 2010 年フランス映画セールス会社、日本において 10,209,000 ユーロの収入があり
ました。ミニマム・ギャランティで日本の配給会社に購入された上映権料はフラン
ス映画の世界マーケットの 5,9%を占めます。
• 毎年、日本では約 40 本のフランス映画が公開され、100 万~400 万人の動員数があ
ります。
日本における
日本におけるフランス
におけるフランス文化
フランス文化ネットワーク
文化ネットワークにおける
ネットワークにおける状況
における状況
• 2011 年、日本のフランス文化ネットワークでは 220 本のフランス映画が上映されま
した。約 20 の特集、レトロスペクティヴが開催され、週に 5~6 回の上映が行われ
ました。
• 2011 年のフランス文化ネットワークにおける上映への動員数は 11,250 人を超えま
した(2010 年に比べ 62%の増加)。フランスから、日本から、俳優、監督、ジャ
ーナリスト、批評家など 18 人のゲストを迎え、観客を前に、ディスカッションや
トークショーが行われました。
• 日本のフランス文化機関ネットワークには、東京のエスパス・イマージュをはじめ
とし、7 つの上映施設があります。その他、各地にある 16 館の映画館と提携で上映
会を行うこともあります。
2012 年、東京、横浜、京都、福岡の日仏学院・学館は、フランス大使館文化部と統
合され、「アンスティチュ・フランセ日本」に生まれ変わりました。「アンスティチュ・
フランセ日本」は、名古屋、札幌、仙台、徳島、5 都市にあるアリアンス・フランセーズ、
日仏会館、東京国際フランス学園、そして関西フランス学院と日常的に連携しており、こ
れら各支局は、フランス文化のネットワークを構成し、その振興に努めております。映画
はまさにその中でも重要な文化活動のひとつであります。
2012 年 8 月 28 日付けの東京新聞に「フランス映画は元気である」と題された記事
が掲載されました。世界的ヒットを記録した『アーティスト』や『最強のふたり』、そし
て日本でも大ヒットした『屋根裏部屋のマリアたち』や『キリマンジャロの雪』について
も触れられていました。
アンスティチュ・フランセ日本は、古典作品から最新の作品まで、豊かで多彩なフ
ランス映画を観客の皆さんに発見していただける企画を用意しております。各都市の映画
館や権威のある映画祭と提携して、あるいは各施設の中で、特集やレトロスペクティヴを
開催し、フランス、日本で活躍する俳優、監督、ジャーナリスト、批評家たちとのトーク
ショーなど行っております。
アンスティチュ・フランセ日本は、フランス、日本の様々なパートナーと良好な関
係を築いてまいりました。映画配給会社、セールス会社、映画祭、文化機関、アーティス
ト、ジャーナリストなど、こうしたパートナーたちの協力、助言を得て、映画上映の企画
を行っております。
日本におけるフランス映画の振興はアンスティチュ・フランセとユニフランスの支
援のもとに行われ、買い付けから配給に至るまで支援し、プロモーションのためのアーテ
ィストの来日、彼らの作品の特集上映などへのご協力を行っています。
2013 年、アンスティチュ・フランセ日本は 4 つのテーマを柱として文化プログラム
を企画していきます。その 4 つのテーマは「地中海の世界」「デジタルの社会」、「明日
の都市」、「再生の時-危機を終えるために」です。こうしたテーマ以外にも、アンステ
ィチュ・フランセ日本はフランスや日本の現況と結びついた企画を用意していきたいと思
っております。
◆ 16 回 カイエ・
カイエ・デュ・
デュ・シネマ週間
シネマ週間
- 企画:アンスティチュ・フランセ日本
- 会場:アンスティチュ・フランセ東京、アンスティチュ・フランセ九州、アンスティチュ・
フランセ関西(京都)
- 開催時期 :1 月~2 月
- ゲスト:レオス・カラックス(映画監督)、ステファン・ドローム(「カイエ・デュ・シネ
マ」編集長」
『白夜』(1971)ロベール・ブレッソン
『顔のない男』(1973) ジョルジュ・フランジュ
『ヴェネティア時代の彼女の名前』 (1976) マルグリット・デュラス
『炎』 (2010) アドルフォ・アリエッタ
『秘密の子供』 (1966) フィリップ・ガレル
『アルマ橋』 (1985) ラウル・ルイス
ステーション
- 特別企画:「フランス映画の詩的映画史の 11 の停留所」
今回で 16 回目を迎える「カイエ・デュ・シネマ週
間」は、フランスの伝説的な雑誌「カイエ・デュ・シ
ネマ」と共にセレクトした最新のフランス映画を紹介
します。毎回、日本での公開が近いフランス作品の監
督、あるいは俳優を迎え、同雑誌の編集委員との対談
を上映後に行っています。2013 年、アンスティチュ・
フランセ日本と「カイエ・デュ・シネマ」は、2013 年
に日本公開されるレオス・カラックの新作『ホーリ
ー・モーターズ』を巡るセレクションも予定していま
す。「フランス映画の放蕩息子」とよばれてきたレオ
ス・カラックスは、『ボーイ・ミーツ・ガール』、
『汚れた血』、『ポン・ヌフの恋人たち』、『ポーラ
X』を発表し、これらの作品はいまだにそのカルト的
人気を保っています。13 年ぶりの長編新作『ホーリ
ー・モーターズ』で堂々と帰還し、2012 年のカンヌ国
際映画祭では絶賛をもって迎えられました。驚くほど
の創造性、遊び心に満ち、過去の作品、作家たちを参
照しながらも、映画の現在、未来、そのあらゆる可能
性を試みるべく、様々なジャンルを横断する『ホーリー・モーターズ』。カラックスの新
たな傑作、いや、最高傑作である本作がフランス映画史と結ぶ関係を探るべく、「フラン
ステーション
ス映画の詩的映画史の 11 の停留所」と題した特集も併行して行います。
上映予定作品 :
『ホーリー・モーターズ(仮)』レオス・カラックス
『マンダリンの歌』ラバ・アムール=ザイメッシュ
『カミーユ、ふたたび』ノエミ・ルヴォヴスキ
『メゾン、ある娼婦館の記憶』ベルトラン・ボネロ
『5 月の後』 オリヴィエ・アサイヤス
『フランス日記』 レイモン・ドゥパルドン
『あなたはまだなにも見ていない』アラン・レネ
『秋の霧』(1929) ディミトリ・キルサノフ
『父帰らず』 (1930) ジャン・グレミヨン
『愛の唄』 (1950) ジャン・ジュネ
『コルドリエ博士』(1959) ジャン・ルノワール
『オルフェの遺言』 (1959) ジャン・コクトー
* この特集は以下の通り、巡回予定です。
東京:1月 13 日(日)~2 月 8 日(日)
会場:アンスティチュ・フランセ東京
福岡:1月 26 日(土)〜1 月 31 日(木)
会場:KBCシネマ
京都:1月 30 日・2 月 8 日(金)・9 日(土)・10 日(日)
会場:アンスティチュ・フランセ関西、京都シネマ
◆ 危機、
危機、その後
その後…
-
企画:アンスティチュ・フランセ日本
会場:アンスティチュ・フランセ東京 ほか各支部巡回
開催時期:7 月
ゲスト : 廣瀬純(龍谷大学、映画批評家), アラン・バデュ (哲学者)、
ニコラ・クロッツ (映画監督)
本特集はアンスティチュ・フランセ日本、および日本におけるフランス
文化機関ネットワークにより提案され、数年にわたって開催される討論
会のシリーズ「再生の時 危機を終えるために」の一環として企画され
ています。このシリーズでは財政、環境、人口その他、私たちが直面す
る様々な危機を跳ね返す力に関係するテーマを掘り起こしていきます。
アーティスト、科学者、政界、民間企業の方々、映画監督、演出家など、
フランス人および日本人の、多様な立場の方々を招き、専門家から一般
の方々までを対象にしています。
上映予定作品:
上映予定作品:
・ 『Low Life』(2011) ニコラ・クロッツ&エリザ
ベット・ペルセヴァル
・ 『幸せのメソッド』(2011) セドリック・クラピ
ッシュ
・『Krach』(1998) ファブリス・ギュネスタル
・『よりよき人生』 (2011) セドリック・カーン
・『Louise Wimmer』 (2012) シリル・メネガン
・『Sur la planche』(2012) レリア・キラニ
・『ロゼッタ』(1999)
ジャン=ピエール・ダルデ
ンヌ
・『Destin Postal』(2003) ダニエル・ポパール
・『Desert moon』(2001) 青山真治
・『東京ソナタ』 (2008) 黒沢清
◆ 横浜フランスアニメーション
横浜フランスアニメーション映画祭
フランスアニメーション映画祭 2013
-
企画:アンスティチュ・フランセ横浜
会場:シネマ・ジャック&ベティ(横浜) ほか各施設巡回
開催時期:6 月・7 月中旬
ゲスト : ジョン・スファール(映画監督)予定
フランスはヨーロッパ一のアニメ大国で、世界においてもアメリカ、日本についで三番目
に多くアニメーション映画を制作している国です。この 10 年で、フランスにおける年間の
アニメーション映画総動員数は 10 万人から 200 万人に増加しました。アカデミー賞アニメ
ーション部門でも数多くの作品がノミネート、受賞しています(『ペルセポリス』(2008
年)、『Oktapodi』(2010)、『イリュージョニスト』(2011)、『パリ猫の生き方』
(2012)などがアカデミー賞アニメーション部門にノミネート)。海外での配給も年々増
えていますが、残念ながら日本ではフランスのアニメーション映画産業のダイナミズムが
まだ十分知られていません。アンスティチュ・フランセ日本は、フランスのアニメーショ
ンの豊かさを日本にもっと紹介するために、2008 年以来「横浜フランス月間」の一環とし
て続いてきた「横浜フランスアニメーション映画祭」を今年も開催し、素晴らしいアニメ
ーション作品をご紹介したいと思います。作品セレクションは東京藝術大学大学院映像研
究科、シネマ・ジャック&ベティの協力を得て行います。日仏のアーティスト、批評家た
ちのトークショーのほかに、子供向けのおやつ=上映会も企画しています。
上映予定作品 :
・『アーネストとセレスティーヌ』(2012)バンジャマン・レネール、ステファン・オビ
エ、ヴァンサン・パタール
・『長老の猫 』(2011)ジョアン・スファール
・ラディスラフ・スタレヴィッチ短編・中篇特集
・東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻やSupinfoの学生制作作品
◆フランス・
フランス・ドキュメンタリー月間
ドキュメンタリー月間
◆ 地中海映画祭
- 企画:アンスティチュ・フランセ日本
- 会場:アンスティチュ・フランセ東京 他、各支部巡回
- 開催時期:8 月・9 月
- ゲスト : アブデラティフ・ケシシュ (映画監督)
東京都美術館で 2013 年夏開催される「ルーヴル美術館展 地中海 四千年のも
のがたり」開催、そしてマルセイユが 2013 年ヨーロッパ文化首都に指定されたの
を記念して、古来より東西文明の要衝であり、有史以来異文化交流を通じて独自
の文明築いてきた地中海の国々映画作品を紹介します。地中海沿いにある南仏の
町、ラ・シオタで産声を上げた映画は、それ以降も地中海をめぐり、多くの傑作
を残しています。アンスティチュ・フランセ日本は、『身をかわして』、『クス
クス粒の秘密』などでセザール賞を獲得し、フランス映画界で最も活躍の期待されているチュ
ニジア出身でフランス人監督のアブデラティフ・ケシシュをゲストに迎える予定です。
上映予定作品 :
・
・ 『ラ・シオタ駅への到着』 (1895) リュミエール兄弟
・ 『ニースについて』(1930)ジャン・ヴィゴ
・ 『トニ』(1935)ジャン・ルノワール
・ 『セザール』 (1936) マルセル・パニョル
・ 『愛慾(』1937) ジャン・グレミヨン
・ 『不思議なヴィクトル氏』(1938)ジャン・グレミヨン
・ 『天使の入り江』(1963)ジャック・ドゥミ
・ 『軽蔑』 (1963) ジャン=リュック・フゴダール
・ 『地中海』 (1963) ジャン=ダニエル・ポレ
・ 『マリウスとジャネット』 (1996) ロベール・ゲディギャン
・ 『アンティゴネー』(1991)ストローブ=ユイレ(イタリア)
・ 『メルセデス』(1996)ユスリー・ナスラッラー
・ 『ネネットとボニ』(1996)クレール・ドゥニ
・ 『永遠の語らい』(2003)マノエル・デ・オリヴェイラ(ポルトガル)
・ 『他者』 (1999) ユーセフ・シャヒーン (エジプト)
・ 『シシリア!』 (1999) ストローブ=ユイレ(イタリア)
・ 『アテネ/アクロポリスへの三度の帰還』(1982)テオ・アンゲロポリス(ギリシャ)
・ 『身をかわして』(2003 年)アブデラティフ・ケシシュ(フランス)
・ 『クスクス粒の秘密』(2007)アブデラティフ・ケシシュ(フランス)
・ 『男の死』(2010)ジョアン・ペドロ・ロドリゲス(ポルトガル)
・ 『警官』(2011)ナダフ・ラピッド(イズラエル)
・ 『悔悛者』(2012)メルザック・アルアーシュ
-
企画:アンスティチュ・フランセ横浜
会場:シネマ・ジャック&ベティ(横浜) ほか各支部巡回
開催時期:11 月
ゲスト : アラン・カヴァリエ (映画監督)
数年前よりドキュメンタリーへ熱が高まっており、
フランスで制作されたドキュメンタリーは世界的に
成功を収めています。テレビ放映用としても、フラ
ンス映画の中でも娯楽作品に続いて、海外に多く輸
出されるジャンルとなっています。フランスはこの
分野で高い技術を誇り、扱うテーマの独創性や、そ
れについての詳しい調査、練られた脚本で際立って
います。2013 年で 4 回目を迎える「フランス・ドキ
ュメンタリー月間」。今回も、近年に制作されたフ
ランスのドキュメンタリー作品のパノラマを紹介い
たします。フランスのドキュメンタリー界を代表す
る巨匠アラン・カヴァリエ、そして才能あふれる女
流監督エマニュエル・ドゥモリスの来日も予定しています。
上映予定作品 :
・『12 のポートレート』(1987・1991)アラン・カヴァリエ
・『何をなすべきか?』(2010)エマニュエル・ドゥモリス
・『灰』(2013)イドリッサ・ギロ&メラニー・パヴィ(2012 年ヴィラ九条山招聘アーテ
ィスト)
・『バルセロナ、あるいは死』(2007) イドリッサ・ギロ
・『生きた宝』(2012) マルク・プティジャン(2011 年ヴィラ九条山招聘アーティスト)
◆ 明日の
明日の都市
◆ 第 21 回フランス映画祭
フランス映画祭
-
-
企画:アンスティチュ・フランセ日本
会場:アンスティチュ・フランセ東京 ほか各支部巡回
開催時期:4 月、あるいは 6 月
ゲスト : 黒沢清 (映画監督)、鈴木了二(建築家、映像作家、 批評家)
本特集はアンスティチュ・フランセ日本および在日フランス文化
機関ネットワークによって提案され、数年にわたって開催される
討論会のシリーズ「明日の都市」の一環として企画されます。原
則的にフランス人および日本人の、都市に関係するさまざまな立
場の方々(建築家、都市プランナー、民間企業の代表者、科学者、
政治家、芸術家、市民団体のメンバーなど)を招き、さまざまな
形の対談・討論会を通して、専門家から一般の方々までを対象に
した「都市」に関連した各テーマを取り上げていきます。
討論シリーズ「明日の都市」は、2012 年 11 月に東京日仏学院(2012 年 9 月 1 日より
「フランス文化センター 東京」に名称変更)が開催する文学フェスティバル「読書の
秋 2012」にあわせて討論会を企画するほか、2013 年からはメディアアート月間(2 月に
日本の 9 都市にて開催)や、北東アジアのフランス大使館との連携で行なう、フランス
語による対話と出会いの場であるアジア・フランコフォン大学など、フランス文化セン
ター 日本が開催する各地のフランス文化センターのプログラムに合わせて展開されま
す。
映画の中に都市の現実を見事に映し出し、世界的に高い評価を得ている映画監督、黒沢
清、そして建築家であり、映像作家、批評家でもある鈴木了二を迎え、映画、都市、建
築の関係についてお話頂きます。
上映予定作品 :
『メトロポリス』 (1927) フリッツ・ラング
F.W.ムルナウ
『サンライズ』 (1927)
『白い町で』(1983)アラン・ラネール
『フェリーニのローマ』(1972)フェレリコ・フェリーニ
『5 時から 7 時までのクレオ』 (1962)アニエス・ヴァルダ
『北の橋』 (1980)ジャック・リヴェット
『満月の夜』(1984)エリック・ロメール
『野良犬』(1949)黒澤明
『マルセイユでのフランスの夢』(2003)ジャン=ルイ・コモリ
『ヤンヤン 夏の思い出』(2000)エドワード・ヤン
『叫』(2007)黒沢清
『わたしたちの宣戦布告』 ヴァレリー・ドンゼッリ
企画:ユニフランス
協力:アンスティチュ・フランセ日本
開催時期: 6 月
ゲスト : 団長他、監督、俳優、脚本家など上映される作品のスタッフ・キャスト来日予定
海外でフランス映画を振興するユニフ
ランスは、日本においてもフランス映
画のセールスから配給までサポートす
る他。毎年、フランス映画祭とオンラ
イン・フランス映画祭「マイ・フレン
チ・フィルム・フェスティバル」の二
つの映画祭を開催しています。
2012 年に 20 周年を迎えたフランス映画
祭は、これからも最新のフランス映画
を日本の公開に先駆けて紹介します。
これまでにも偉大な俳優や監督(カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノッシュ、ソ
フィー・マルソー、リュック・ベッソンなど)を迎え、2012 年に、フランス映画祭は初め
て東京以外の都市、京都、福岡でも開催されましたが、2013 年にはフランス文機関ネット
ワークのさらに多くの都市で開催予定です。
2012年
フランス映画祭 開催会場:
- 東京 : 有楽町朝日ホール (714 席), TOHOシネマ日劇 (523 席),ユーロスペース
(145 席) 、アンスティチュ・フランセ東京 (108 席).
- 京都 : アンスティチュ・フランセ関西 稲畑ホール(80 席) 、京都シネマ (257 席、
3 ホール)
- 福岡 : 西鉄ホール (286 席) 、福岡市総合図書 (250 席)
*上映作品、ゲストはカンヌ国際映画祭終了後に発表いたします。
フランス映画祭では、来日ゲストを招いたワークショップ、
トークショー、特別上映会なども開催します。2013 年は、映
画監督ジャック・ドワイヨンと、彼の実娘で、新作『あなた
の子供(仮)』に主演し、女優、歌手として活躍するそして
監督の実娘にあたるルー・ドワイヨンが来日予定です。日本
のパートナーと提携し、ルー・ドワイヨンの初のアルバム日
本発売を記念したコンサートや「ドワイヨン・スペシャル・
ナイト」も開催予定です。
◆ 第 3 回マイ・
マイ・フレンチ・
フレンチ・フィルム・
フィルム・フェスティバル
◆ アラン・
アラン・ドロン特集
ドロン特集
フランス映画祭特別企画
フランス映画祭特別企画
- 企画:アンスティチュ・フランセ日本
- 会場:アンスティチュ・フランセ東京、他 各支部巡回
- 開催時期:6 月・7 月
- ゲスト : アラン・ドロン(予定)
アラン・ドロンはフランス映画の最も有
名なシンボルとして世界中で語り継がれ
ており、日本でも大変人気のある存在で
す 。ア ンス ティ チュ ・フ ラン セ日 本は
「映画の聖なる怪物」アラン・ドロンに
オマージュを捧げ、特集を行います。繊
細かつ神秘的である俳優としての独自の
スタイルを確立したアラン・ドロンは伝
説的存在であり、これまでに多くの偉大
な映画監督たちと素晴らしい作品を生み
出してきました。ヴィスコンティー、ル
ネ・クレマン、ジャン=ピエール・メル
ヴィル、ジョゼフ・ロージー、アントニ
オーニ、アラン・カヴァリエ、ゴダール…。その俳優としての幅は広く、商業的な作品に
も出演してきました。アラン・ドロンの出演作を見続けることは、豊かなフランス映画史
を振り返ることにもなるでしょう。
上映予定作品:
上映予定作品:
• 『太陽がいっぱい』 (1960) ルネ・クレマン
• 『若者のすべて』 (1960) ルキノ・ヴィスコンティ
• 『太陽はひとりぼっち』 (1962) ミケランジェロ・アントニオーニ
• 『地下室のメロディー』 (1963) アンリ・ヴェルヌイユ
• 『サムライ』 (1968) ジャン=ピエール・メルヴィル
• 『太陽が知っている』 (1968) ジャック・ドレー
• 『仁義 』 (1970) ジャン=ピエール・メルヴィル
• 『暗殺者のメロディ』 (1972) ジョゼフ・ロージー
• 『リスボン特急』 (1972) ジャン=ピエール・メルヴィル
• 『パリの灯は遠く』(1976) ジョゼフ・ロージー
• 『ヌーヴェルヴァーグ』(1990) ジャン=リュック・ゴダール
*フランス映画祭特別企画のもうひとつのオプションとしてシャーロット・ランプリング特
集もご用意しています。
- 主催:ユニフランス
- 開催時期:1 月・2 月
2011 年にスタートしたマイ・フレンチ・フィルム・フェスティバルはユニフランス主催、
Allociné協力によるオンライン・フランス映画祭で、若い観客層に、新世代によるフラン
ス映画作品を紹介することを目的として開設されました。
14 各国の言葉(ドイツ語、英語、アラブ語、中国語、韓国語、スペイン語、フランス語、
ヘブライ語、イタリア語、日本語、リトアニア語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア
語)の字幕を選択でき、10 本の長編映画(1 本はクラシック作品)、10 本の短編作品を紹
介します。観客賞、国際批評家賞、ブロガー賞の選定も行われます。2012 年 9 月 3 日の発
表では、3 週間の開催期間に 174 カ国から、130 万人の観客がこのフェスティバルに参加し
ました。
日本におけるマイ・フレンチ・フィルム・フェスティバルは「J:COM オン デマンド」から
アクセスいただけ、アンスティチュ・フランセ日本の支援のもと開催されます。
myfrenchfilmfestival.com
舞台芸術
現代音楽
舞台芸術
◆ サ・ソヌ・
ソヌ・フランセ(
フランセ(フランスの
フランスの音色)
音色)パート 1
アンサンブル・アンテルコンタンポラン
ダンスにおいても、演劇においても、またはクラシック音楽や現代音楽においても、フランスは豊か
さに溢れた芸術を提供しています。独創性と多様性が常に求められる中、アンスティテュ・フランセ
日本は、既成の概念を塗り替え、芸術的にも美学的にも幅を広げている作品をみなさまにご紹介して
ゆきます。
2013 年の舞台芸術プログラムでは、まず、日本・フランス両国のアーティストによる共同プロジェク
トにスポットを当てます。
フィリップ・
フィリップ・ケーヌ『ヴィヴァリウム』
ケーヌ
、パスカル
パスカル・
ランベール
:演出家平田
パスカル・ランベール『愛の終わり』
オリザ率いる青年団の俳優による日本人キャストで公演
レ・スーフルール―
スーフルール―詩想レジスタンス
詩想レジスタンス:東京演劇集団風(レパートリー・シアターKAZE)の
レジスタンス
コラボレーションによる「桜前線―2000 キロの詩のささやきの旅」(来春 4 月)
そして、2013 年のテーマのひとつとなるのが、分野の超越です。
マチルド・
76』、あいちトリエンナーレ 2013
マチルド・モニエ:彩の国さいたま芸術劇場にて『Tempo
モニエ
において『Pudique acide /Extasis』を公演
カトリーヌ・
カトリーヌ・バイ 『白雪姫』 :現代アートのための一夜の祭典、「六本木アートナイト」
プログラム作品
OUUNPO―移動研究(モバイル・ラボ)
:都市に関するクリエーション活動を行うアーティスト
OUUNPO
グループ
第三回「
」:毎年恒例となった街ぐるみのアートイベント。日常を
第三回「ニュイ・
ニュイ・ブランシュ KYOTO」
はなれたクリエイティブなエスプリに街中がつつまれ、街角やさまざまな文化機関で気軽に
アートを楽しむことができます。
また、新たな世代の若手アーティストにも注目をしてゆきます。
モード・
モード・ルプラデック 『Professor―プロフェッサー』:舞台芸術に取り組むプロフェッシ
ョナルのための国際プラットフォーム、TPAM (国際舞台アートミーティング)のプログラム作
品です。
ミリアム・
:「横浜フランス月間」のプログラム作
ミリアム・グルフィンク 『The Breathing Monster』
品です。
カンパニー・ウィンター
ウィンター・
『堅い鉛
ウィンター・ファミリーによるドキュメンタリー演劇パフォーマンス、
ファミリー
のエルサレム』
:鳥の演劇祭(鳥取)出品作品です。
そして、2013 年、なんといっても見逃せないのが、
「ラ・フォル・ジュルネ」におけるアンサンブル
アンサンブル・
アンサンブル・
アンテルコンタンポラン。
「サ・ソヌ・フランセ(フランスの音色)」として、中国、韓国、ヴェトナ
アンテルコンタンポラン
ムなどアジア各国で展開されている現代音楽の特集プログラムにおいて、メインとなるのが今回のア
ンサンブル・アンテルコンタンポランの来日公演です。
さらに、
「京都フランス
京都フランス音楽
フランス音楽アカデミー
音楽アカデミー」
アカデミー」が今回も 4 月に開催されます。国外で行われる最も重要なフ
ランス音楽教育の場として、大きな信頼を得ています。
今日、アジアは舞台芸術にとって主要な活動の場となっ
ています。なかでも音楽の存在は大きく、とくにクラシ
ック音楽の分野では継承的な活動が活発に続けられてい
ます。現代音楽の分野でも、 « Ça sonne Français―サ・
ソヌ・フランセ(フランスの音色) »プロジェクトとし
て、20 世紀後半から今日にいたるまで、フランス現代音
楽シーンを照らすさまざまな作品を紹介しています。
アンサンブル・
アンサンブル・アンテルコンタンポラン
「ラ・フォル・
フォル・ジュルネ・
ジュルネ・オ・ジャポン」
ジャポン」
毎年東京で開催され、クラシック音楽にセンセーションを巻き起こす一大イベント
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」。2013 年は、アンサンブル・アンテルコ
ンタンポランによるプロジェクト作品を 13 のコンサートが予定されており、20 世
紀後半における音楽のパノラマをご紹介してゆきます。
1976 年にピエール・ブーレーズにより創設されたアンサンブル・アンテルコンタンポランは、20
世紀から今日までの現代音楽への情熱で結ばれた 31 人のソリストからなるアンサンブルです。ス
ザナ・メルッキを音楽監督として、作曲家による創作コラボレーション、さまざまな楽器演奏テ
クニックの探求、また音楽とダンス、演劇、映画、映像、造形芸術などを組み合わせたプロジェ
クトなど、幅広い活動を行っています。
IRCAM (フランス
(フランス国立音響音楽研究所
フランス国立音響音楽研究所)
国立音響音楽研究所) X「東京
X「東京・
東京・春・音楽祭」
音楽祭」 (4 月 5 日)
アンサンブル・クール=シルキュイ、ヤン・マレシュ(作曲家)による演奏会および講演会。
講演会では、IRCAM との作品について語ります。
NHK 交響楽団 X 仏人作曲家リシャール
月 24、25 日)
仏人作曲家リシャール・
リシャール・デュビュニョン(4
デュビュニョン
カティア&マリエル・ラベック姉妹によるピアノのための協奏曲、日本初演。
.
クラシック音楽
クラシック音楽
現代音楽
◆ サ・ソヌ・
ソヌ・フランセ(
フランセ(フランスの
フランスの音色)
音色)パート2
パート2
2013 年秋 : 東京、
東京、横浜、
横浜、名古屋、
名古屋、京都、
京都、福岡
◆京都フランス
京都フランス音楽
フランス音楽アカデミー
音楽アカデミー
- 2013 年 3 月~4 月 : 京都市立堀川音楽高等学校ホール
京都市立堀川音楽高等学校ホール、
ホール、京都市立アークホール
京都市立アークホールほか
アークホールほか
- 2013 年 4 月 : 名古屋宗次ホール
名古屋宗次ホール
アンサンブル・
アンサンブル・ミュージック・
ミュージック・アンテラクティヴ EMI(
EMI(10 月)
ブリューノ・マントヴァーニの作品から、伝統楽器とエレクトロ要素をとりいれたものを紹介。
東京シンフォニエッタ
東京シンフォニエッタ
フランスの現代音楽作曲家ブルーノ・マントヴァーニ(2010 年 9 月、パリ国立高等音楽・舞踏学
校の院長に就任)の作品を東京にて紹介。(現在、他府県での演奏会も調整中。)
フィリップ・
フィリップ・マヌリ / GRAME (フランス国立音楽創作研究所
フランス国立音楽創作研究所)
国立音楽創作研究所)
フィリップ・マヌリによる『Partita 1』(15 分)の他、日仏の若手作曲家、セバスチャン・リヴ
ァと藤倉大による新作2品をを紹介。この日仏プログラムは、演奏会はもちろん、名古屋芸術大
学、尚美学園大学、国立音楽大学でのマスタークラスが予定されています。
アンサンブル スケネ (10 月 4 日:名古屋、
名古屋、10 月 8 日:東京)
東京)
Radio France / France musique委託作品初演。ピアニスト・作曲家のカトリーヌ・ベルヘルスト
に委託された本作『ジュールと記憶の働き(仮)
』は、ジュール・ヴェルヌと水との密接な関係性
をストーリーに盛り込んだ音と映像の世界へと誘います。
新潟市
京都フランス音楽アカデミーは、その規模、歴史、高い水準からも、フランス国外で行われる最
も重要なフランス音楽教育の場と言えるでしょう。
1989 年の創設以来、京都フランス音楽アカデミーでは、毎春、フランスよりトップクラスの演奏
家を教授陣に迎え、マスタークラスを開催しています。音楽専攻の学生、演奏家を対象に、選考
により日本全国から約 140 名の受講者が選ばれ、主催者でもあるアンスティ chu・フランセ関西
において 2 週間にわたり直接指導を受けます。また、教授陣によるコンサートも定着した支持の
あるイベントで、フランス音楽を生で楽しむ機会として、毎年多くの観客を迎えています。
さらに、日仏若手演奏家の交流を促進する制度として、2004 年よりパリ・エコール・ノルマル音
楽院との提携により、優秀受講者 3 名に同学院へのスカラシップが贈られています。
ダンス
ダンス
◆ モード・
モード・ルプラデック
マチルド・
マチルド・モニエ PUDIQUE ACIDE / EXTASIS
- 10 月 26 日・27 日 、愛知トリエナーレ
- 11 月 2 日、阪急センター(大阪、予定)
- 11 月 9 日、彩の国さいたま芸術劇場(東京)
『PROFESSOR-プロフェッサー』
プロフェッサー』
-
2 月 18 日、福岡ダンスフリンジフェスティバル プログラム作品
2 月 16 日、国際舞台芸術ミーティング( TPAM*)in 横浜 2013
マチルド・モニエはルイ・スクラヴィスのもとでジャズに影響を受けたのち
(1991 年の『シノワズリ』『北壁』)、共同体という観点からみた身体また空間
というものを題材とするようになる。アフリカおよびモンペリエで自閉症患者
を対象とした活動に取り組み、その経験をもとに彼女の創作活動も新たな段階
へと向かっていく。
1993 年にはアフリカ人また西洋人のダ
ンサーによる『アンチゴネ―の為に』
を制作。1996 年の『ばらばらのアトリ
エ』では、近接性、身体、自閉性を題
材とする。社会への問題意識から、内
的無秩序、ひいては狂気を題材とする
ようになり、2003 年に『敗走』、2004
年に『公の』を制作する。
アヴィニョン・フェスティバルでは『辛
辣な恥じらい』
『恍惚』
(1986 年)、
『そ
れから』(1992 年)、『ばらばらのアト
リエ』
(1996 年)、
『そこからの場』
(1999
年)、『兄弟姉妹』『猿の居場所』(2005
年)、『谷間 2008』(2008 年)を発表している。
2005 年にはクレール・ドニが彼女を題材にしてドキュメンタリー映画『マチルドのほうへ』
を制作している。
マチルド・モニエ、ボリス・シャルマッツ、ロイック・トゥゼ、エルマン・ディエフュイスなど、
著名な振付家たちからダンサーとしてまず注目されたモード・ルプラデック。今、フランスの現
代ダンスシーンで最も活躍している若手振付家のひとりです。彼女の作品は、思わず引き込まれ
てしまうような、独特な世界を作り出します。ここでは、音楽が身体の支えとなり、その動きを
裏付けします。身体は音楽と一体となり、イマジネールの世界を解き放つのです。
音楽そのものを身体に転写させてゆくという、複雑かつシンプルな構造。音楽はファウスト・ロ
ミッテリの「プロフェッサー・バッド・トリップ」です。エネルギー溢れるロック、はじけて上
昇する、しびれるような電子音。そこに幻覚的ヴィジョンを加えた表現的ダンスが、過剰なまで
に、カタストロフィーぎりぎりのラインで繰り広げられます。
例えるなら、ドラッグでトリップしたアンリ・ミショーの幻覚的作品に、デヴィッド・リンチの
『マルホランド・ドライブ』から抜け出したサーカスのリングマスターと、F.W.ムルナウの『吸
血鬼ノスフェラトゥ』が顔を揃えた…。そんな不思議な作品です。
*TPAM は、舞台芸術に取り組むプロフェッショナルのための国際的プラットフォームです。情報交換、相互学習、
交流などによって、プロフェッショナルなネットワークの構築をはかっています。また、アーティストと観客を
つなぐ場として、市内各地の文化施設で多数のイベントが行われます。毎年フランスからはとくに多くのアーテ
ィストが参加します。
ダンス
ダンス
◆ミリアム・
ミリアム・グルフィンク
THE BREATHING MONSTER
MONSTER
-
7 月 2 日:講演会 – 京都芸術センター
7 月 3 日:公演 - 京都芸術センター
7 月 4 日:講演会 – 横浜(場所未定)
7 月 6 日または 7 日:横浜赤レンガ倉庫第一号館にて
「横浜フランス月間」プログラムイベント *
◆ユヴァル・
ユヴァル・ピック
『PLAY BACH-プレイ・
プレイ・バック/
バック/バッハ』
バッハ』
•
2013 年秋、横浜 BankArt
ユヴァル・ピックのダンスは、彼のダンサーとしてのイメージ同様、たくましく、そしてユニー
クです。どこまでも音楽的な動きと呼吸が、力強く、そして柔らかく広がってゆきます。
ゆっくりと、まるで呼吸がとまったかのように、しかし尽きることなく吐き出される長い息。か
と思えば、流れる動きの中で、速度を変え、振動し、煌めく。ミリアム・グルフィンクは、観る
ものを魅了します。それはまるでモルヒネによる鎮痛効果のように、私たちを安らかな瞑想状態
へと引き込んでゆきます。
グルフィンクの動きの基礎にあるのは、ヨガの呼吸法です。呼吸の流れに沿って、スペースを微
細まで意識し、正確に支点をとってゆく。長く、ゆったりとした、ひと続きの時間の中で、ダン
スは続きます。フランスにおいて、その探求的な振付で突出した評価を受けているグルフィンク。
これまでに数々の国際フェスティバルに招聘されてきました。
*「横浜フランス月間」 : 2005 年から毎年 5 月に横浜で開催されるフランス文化の祭典です。期間中、
市内の商業施設ではフランス関連商品のフェアが催され、文化関連施設・機関では、さまざまなイベ
ントが開催されます。アンスティチュ・フランセ横浜の企画・コラボレーションによる展覧会、美食
フェア、映画プログラム、スペクタクル、講演会など…、フランス文化をたっぷりと堪能していただ
けるイベントばかりです。
これまでにオハッド・ナハリン、テロ・サーリネン、ラッセル・マリファンなど、著名な振付家
たちと数多くのコラボレーションを行ってきました。リヨン国立オペラ劇場でバレエ・ダンサー
として活躍した後、現在は、リヨン近郊リリュー=ラ=パプ国立振付センターのディレクターを務
めています。
バッハの音楽に入り込むために、ユヴァル、そしてダンサーたちそれぞれが本能的にこれだと感
じた、好きな曲だけを集め、
「プレイリスト」にしました。パワフルに動き出す身体。生命のエネ
ルギー交換が起こります。あるダンサーの身体の重みは、別のダンサーにゆだねられ、それぞれ
がお互いを受け入れ合う。そうして行きついた先で、すべてを手放した時、音楽がほとばしる。
その時彼らは必然的に、同じ情熱によって一体となっているのです…。
パフォーマンス
◆ カトリーヌ・
カトリーヌ・バイ『
バイ『白雪姫』
白雪姫』
-
3 月 20 日:アンスティチュ・フランセ東京
3 月 23 日- 24 日、東京ミッドタウン(六本木) 東京アートナイト
3 月 25 日- 30 日、ワークインプログレス(京都)
3 月 31 日 : パフォーマンス(ミュゼアクタ 京都)
4 月 3 日 : 阪急(大阪、フランスフェア)
このパフォーマンス作品の白雪姫は 2002 年以来世界中
で増殖している。その増加する様は大衆文化さながら
だ。白雪姫は、どこか知らないところからやってきて、
ウイルスのように繁殖し、場を占拠し、支配し、たち
まちのうちにいなくなります。
カトリーヌ・ベイの白雪姫たちは、ダンスとも演劇と
もマイムともロボットとも操り人形ともつかない、そ
れらの境界上を遊ぶ白雪姫たち。彼女たちは自らの動
きを完全にコントロールできないようです。増殖、反復を繰り返した結果、白雪姫の本来的特徴
とその神話はゆがんでいきます。舞台には世界中の白雪姫の映像を映し出しつつも風刺的な文章
を読みあげるモニターが設置され、また、音響効果は振付構成の一端を担っている。こうした演
出はおおよそ演者の身振りを強調する効果を生みます。
このワークインプログレス(演劇作品の公開制作、観者も制作に参加していく)は美術学校の女
子学生たちを参加対象としているのだが、そこでカトリーヌ・ベイが第一に検証しようとするの
はイメージと我々との関係性であり、万人にとって明白な主観/客観の表現とは何かを問うこと
を検証の出発点としています。彼女は民俗学的なやりかたで主観/客観の社会的コードを丁寧に
観察することで、それを巧みに操作し、本来の用法とは異なるものへと転換していきます。
かくしてカトリーヌ・ベイは参加者の女優たちに白雪姫の衣装を着せる。実はこの衣装はラテッ
クスでできているのだが、彼女たちはこれを着て自分自身の生へと立ち戻るようにと促されます。
決まった振付はあるのだが、一人一人の白雪姫は個別性を保ち、社会的集団と個との間に横たわ
る圧力というものを超越していきます。
この作品は、極度にメディアに登場することで今日的大量消費の対象となる人物を中心に想像世
界を展開していく作品です。
演劇
◆ フィリップ・
フィリップ・ケーヌ
アナモルフォーシス – 初演
- 2 月 7 日~11 日、アトリエ春風舎(東京)にて
- 2 月 13 日 : 2 公演、
公演、 TPAM(横浜)にて
フィリップ・ケーヌは、東京でのレ
ジデンスの成果として、平田オリザ
率いる劇団青年団の役者4人の為
の作品を制作、発表する。このプロ
ジェクトは、日仏共同の演劇制作の
発展を目的として、アンスティチ
ュ・フランセ東京、テアトル・ドゥ・
ジュヌヴィリエ、青年団が共同制作
するプロジェクト。
『彼は日本にも行った。日本で演劇
作品を制作しないかという招待を
受けて、彼は日本の4人の若い役者
と仕事をすることを選んだ。今回も、
彼がよくやるように、実際に芝居を
する役者との出会いからインスピレーションを得て作品制作することになるだろう。そうい
うわけで、この文章が印刷される時点では、その中身について詳しいことはわからない。現
時点では、彼自身もどうなるかよくわかっていないのだから。
今言えるのは、彼の前作が『ビッグ・バン』というタイトルだったこと、その最後のシーン
は緑のつなぎを着て顔を覆面で覆った人物たちが登場していたということか…
いや、でもそれは偶然か。偶然かもしれないが、今回の作品はこの前作の最後のシーンから
始まることになるのかもしれない。彼がよくやるように。
どういうことかって?
前作の一シーンを再現し、そこから物語を展開する、つまりつながりをつくるんだ。
つながり…
いや、「絆」だ。2011 年の日本を象徴した漢字、
「絆」だ。
』
演劇
◆ パスカル・
パスカル・ランベール
•
•
『愛の終わり』
わり』日本語版
9 月 28、29 日 静岡県舞台芸術センター(日程未定)
10 月 KYOTO EXPERIMENT(詳細未定)
演劇
◆ アチュール・
アチュール・ノジシエル 『イマージュ
-
』
あいちトリエンナーレ*
上海・ソウル公演(調整中)
野原を横切る愛の奇妙な散歩、死の瞬間に語り手
が思い出を語る 10 ページの中の唯一のフレーズ。
言葉の絶え間ないずれは最期の時まで繰り広げら
れ、この不思議な田園恋愛詩の滑稽であり同時に
感動的でもあるヴィジョンを私たちにゆだねます。
このテキストのまわりには芸術的共犯者たちが集
まります:舞台美術家であり建築家であるジュリ
オ・リシュテネール、植物の呼吸からエレクトロ
作品を創りだすミュージシャンのミリース、演劇の世界に足を踏み入れた女優ルー・ドワイヨン、
カイ・モンクのワードの作品にシェクスピアのジュリアス・シーザーとマリー・ダリウーセック
の海の美術館をコラボさせたダンサーダミアン・ジャレ。
愛に終止符を打とうとしている一組のカップルが、それぞれの思いのすべてをぶつけるモノロー
グ 2 篇で構成される作品。中断されることのない 2 つの長いモノローグでは、過去が清算され、
極端な言葉遣いで身体の領域というものが明らかにされます。
広く白い部屋の中、女と男が話しています。彼らは別れを切り出し、過去と現在について話して
います。『愛するという時、いったい誰を愛しているのか』という命題に、パスカル・ランベー
ルは答えを用意していないのです。ありそうな答えのまわりをぐるぐる回って見せ、別れる者た
ちが少なくとも一度は必ず使うような、ごくありきたりな表現も使用します。彼らは、愛が冷め
た理由を探し、思い出を書き変え、美化し、最後には刺すような言葉で全てを壊します。言葉は
生々しく、冷徹で殺人的とも言える描写の厳格さは目を見張るほどで、容赦のない戦いが繰り広
げられます。彼らは武器を同じくしているが、同じ使い方をしないのです。そこに男と女の違い
が見え、二つの視点、二つの沈黙、二つの言説が、死にゆく愛の暴力を明らかにしていきます。
«4 つの芸術的提案の並置を通して、イマージュは毎夜、芝生の上に座る少人数の観客のため創り
だされ、経験すべき感情と感覚の風景を彼らに提供する。 ».
―――アルチュール・ノジシエル
*2010 年の第 1 回あいちトリエンナーレは 57 万名以上の観客を集めた。第 2 回あいちトリエンナーレ
は 2013 年 8 月 10 日から 10 月 27 日まで、“揺れる大地-われわれはどこに立っているのか:場所、
記憶そして復活”のテーマのもとに開催される。この一環として、トリエンナーレはパフォーミング
アーツのプログラムの 1 つをベケット関連作品に充てることとした。
演劇スペクタクル
演劇スペクタクル
◆ウィンター・
ウィンター・ファミリー
『堅い鉛エルサレム』
エルサレム』JERUSALEM PLOMD DURCI
DURCI
-
ポエトリー・
ポエトリー・パフォーマンス
◆「桜前線」
桜前線」:詩想
:詩想レジスタンス
詩想レジスタンス « スーフルール »
-
2013 年 4 月 : 福岡、広島、岡山、大阪、名古屋、東京、仙台、そして福島
2013 年 9 月 : 鳥の演劇祭(鳥取)にて
日本のほか、韓国、台湾でも公演予定(詳細調整中)
感情が絶対的に支
配する世界、または
「ドキュメンタリ
ー演劇」というパフ
ォーマンスへの旅。
イスラエル社会への、音と、テキ
ストと、ヴィジュアルの旅。案内
をするのはエルサレムの若い女性
です。
あらゆる場面で、苦悩、記憶、そ
して勇気が称賛され、規律や象徴
といったものは、その枯渇地点に向かって、果てしなく続いていく。
国家という、悲しく激しい渦にのみこまれてゆく人々。人質となった状態で、目がくらむほどに
まばゆい、不吉な集団的幻想を演じる。詩曲と、ディスクールと、サイレンと、ダンスとが、誕
生から死まで、彼らの一生についてまわる。
絶望と虚無とに向かって、ますますスピードを上げて逃走してゆくイスラエル:情念が絶対的に
支配する世界。
* 2008 年から鳥取市で開催されている「鳥の演劇祭」は、日本における主要な舞台芸術イベントのひ
とつです。国内外から多数の劇団・カンパニーが参加し、訪れる観客の数は毎年増加しています。
燕のはばたき、地平線、山々
の稜線、扇子のアプローチ、
フィギュール、コマンド、出
現 /消失、身体のエクリチュ
ール、見張り番、個人的な手
紙、樹に空いた穴、文学の嵐、
水の上を歩く…。こうした言
葉の連鎖によってイメージ
される、
「レ・スーフルール」
による詩的パフォーマンス、
「桜前線」
。
2013 年春。東京演劇集団風
(レパートリー・シアター
KAZE) とのアート・コラボ
レーション企画として、日仏
あわせて 30 名の俳優・アーティストが参加し、日本各地で「桜前線―2000 キロの詩のささやき
の旅」と題したパフォーマンスを行います。それは、詩、グラフィック、身体表現を融合させた、
ことばとアートの旅。詩想の旅人たちが、桜の花を追いながら、南から北へと日本列島 2000kmを
縦断します。
自然の気まぐれに抗わず、
「公共の場」ではつねに秩序を保つよう配慮をする。こうした旅の条件
のもとに、過ぎゆく時間の束の間をしなやかに捉えながら、うたかたの彷徨は続いてゆきます。
« レ・スーフルール・コマンド・ポエティック /詩想のレジスタンスの一団は、3 月 14 日月曜日の朝、
東京に到着しました。日本を襲った大震災の 3 日後のことです。14 日から、私たちは東京演劇集団風
のメンバーと共に、月野夜という、東京から北へ 180kmに位置する、劇団風結成の地で稽古を開始し
ました。福島第一原発に 2 回目の爆発が起こり、私たちは東北地方を離れ、南のほうへ移動をしまし
た。悲しみと、このまま日本に留まりたいという強い想いの中、話し合いは続き、最終的に、こうし
た状況の中で私たちが何か芸術的な表現することは本当に正しいことなのかという疑問が湧き上がり
ました。そして、今は続けることは難しいという結論に至りました。この手紙のなかで、私はこのプ
ロジェクトを決して投げ出さないということを伝えたいのです。諦めることは考えられません。でき
るだけ早く、また風のみなさんと共に、このプロジェクトに取り掛かりたいと思います。これは私た
ちみんなが深く、強く、信じているプロジェクトなのです。信義と友情に誓って。 »
[オリヴィエ・コントより日本の関係各位へ送られた手紙(2011 年 3 月 24 日付)より]
多分野融合プロジェクト
多分野融合プロジェクト
多分野融合プロジェクト
多分野融合プロジェクト
◆第 3 回ニュイ・
ニュイ・ブランシュ KYOTO
- 2013 年 10 月、京都にて
京都にて
◆ OUUNPO:移動研究(モバイル・ラボ)
2013 年 6 月/横浜
OUUNPO は、パリを拠点としたアーティスト、キュレーター、研究者のグループで
す。知識を共有し、共同でアート企画・活動などを行うプロジェクト、
「移動ラボ」
を展開し、その一環として、サン・パウロ、ベイルート、ストックホルム、東京/
横浜の 4 都市に焦点を絞り、境界を越えた多分野の融合をテーマに、アート・アク
ションを行っています。今回の日本滞在では、さまざまな機関(公的機関、文化機
関、その他の法人、非公式団体など)との協同連携のもと、10 日間にわたってさま
ざまな場所でパフォーマンス、映像上映、レクチャー、コンサートなどのイベントを行う予定です。
これらの制作、発表、クリエーションの過程、考察、そして交流のようすをまとめた記録は、ブリテ
ィッシュ・カウンシルアーツ部門より出版される予定です。
伝統芸術という豊かな文化を誇る古都、京都。その京都で現代アートを楽しむイベントがこの「ニュ
イ・ブランシュ」です。イベントの発祥地であるパリでの開催に呼応して、京都の街でも、2013 年 10
月第 1 ウィーク・エンドは街中をアートで埋め尽くします。
街中が突然クリエイティヴなエスプリに包まれ、いたるところにアートが出現するというサプライズ。
市民たちは、夜の街を散策しながら気軽に現代アートに親しむことができます…。そんなオリジナル・
コンセプトに忠実に、京都では、パリと同日に「ニュイ・ブランシュ」を開催しています。そのパリ
市と京都市は、1958 年より姉妹都市として友好関係をはぐくんできました。地元文化機関・施設との
協力関係のもと、
「ニュイ・ブランシュ KYOTO」は、これからもより多くのかたにご賛同いただけるよ
うな、京都ならではのイベントとなることをめざしています。
第 3 回目の開催となる今年、2013 年は、エリゼ条約(仏独条約)調印から 50 年に
あたる記念の年です。ここ日本の関西でも、このアートを介した強力な共同プロジ
ェクトを通して、フランス・ドイツ両国の友好関係のあらたな形とコラボレーショ
ンの可能性について考え、提案してゆきます。
各都市で関係諸機関との密接な協力関係のもとに進
められるこの連携プロジェクト。東京、横浜でも、
Gallery 360°、ハンマーヘッドスタジオ新・港区、
森美術館、スパイラル(ワコールアートセンター)、
スウェーデン大使館、ゲーテ・インスティテュート、
武蔵野美術大学、アンスティテュ・フランセ東京な
ど、さまざまなパートナーと共に活動をしてゆきま
す。国・地域よって、それぞれに適合した活動方法
を探求し、摩擦の中からオポチュニティーを見つけ、
活用してゆく。そんな OUUNPO のプロジェクトは、
ワークショップ、芸術交流、トーク・ディスカッシ
ョンなどを通して、日本とヨーロッパにおける現代クリエーションの新しい可能性を探ってゆきます。
後日、このプロジェクトの 4 都市での活動をまとめた本が出版される予定です。
多分野融合プロジェクト
多分野融合プロジェクト
語り
アンヌ・
アンヌ・ヴァンベルグ、
ヴァンベルグ、 ミシャ・
ミシャ・デリダー
『ジャパニーズ
スーツケース』
スーツケース』
- アンスティチュ
アンスティチュ・
・フランセ東京
« 哲学の
フランセ東京:
東京:5 月 31 日
哲学の夕べ » シリーズ
- アンスティチュ・
アンスティチュ・フランセ関
フランセ関西:6 月上旬(
月上旬(大阪、
大阪、京都)
京都)
- アンスティチュ・
アンスティチュ・フランセ横浜
フランセ横浜:
横浜:6 月下旬
(協力:
協力:象の鼻テラス、
テラス、ナント市
ナント市:フランス月間
フランス月間の
月間の一環*
一環*)
今回日本では、フランス生まれのパフォーマンスを
紹介すると共にミューゼアムやアトリエを訪れ日本
のアーティストや彼らの作品に触れ交流を深めます。
それぞれの地方が持つ伝統的なテキスタイルや技術、
そしてテクノロジーに接するための工場や工房見学
は、メデイアを通してでなく、自分自身の目で見て、
触り、意見を交換することにより、日本のアイデンテイテイーをよ
り深く観察し、理解することができると考えています。その際、素
材、情報、アイデア等、次なるパフォーマンス制作のためのソース
を収集し、こうした現地での収穫を詰め込んだ帰りのスーツケース
を Valise Japonaise ジャパニーズ スーツケースと名づけます。
スーツケース
フランスに持ち帰った、スーツケースにつまった中身を元に、新たな作品を生みだし、こう
して Valises Japonaise ジャパニーズ スーツケースが完成するとなります。
さらに、日本滞在中に出会った伝統技術などをフランスで紹介したり、日本で出会ったア
ーティストをフランスに招待し、彼らに日本以外での発表の機会を作るサポートもしてゆき
たいと考えています。
*「横浜フランス月間」 : 2005 年から毎年 5 月に横浜で開催されるフランス文化の祭典です。期間中、
市内の商業施設ではフランス関連商品のフェアが催され、文化関連施設・機関では、さまざまなイベ
ントが開催されます。アンスティチュ・フランセ横浜の企画・コラボレーションによる展覧会、美食
フェア、映画プログラム、スペクタクル、講演会など…、フランス文化をたっぷりと堪能していただ
けるイベントばかりです。
カンパニー・
カンパニー・バラボルカ
-
2013 年春
2013 年春
『世界の
世界の語り』
アンスティチュ・フランセ東京
カフェ・コンセール関連企画
日本国内ツアー(大阪、京都、仙台、福岡、名古屋)
2006 年に結成されたカンパニー・バラボルカは語りを革新するカンパニー。このカンパニー
は伝統と現代性の両者に根を張り、世界中に古くから伝わる話を伝承しながらも、語りの将
来を見据えている。観客は伝統とユーモアが交差する径を歩み、日本や外国の語りに出会う。
カンパニー・バラボルカは、フランス、アジアで発表してきた 19 篇の語りの舞台作品のほか、
演劇作品を多く制作し、またワークショップを開催するなど、あらゆる層の観客に向けて創
意あふれる舞台を作りあげている。
2009 年には、実績あるクリエイターや研究者を招聘する京都のヴィラ九条山に招聘アーティ
ストとして滞在。落語という日本の話芸のフランスで唯一の継承者となる。
2012 年に話題を呼んだ『扇子から落ちた話』から一年、カンパニーは 2013 年にも再度招待
されることに。彼らの伝統的話芸が観客をフランス、そして世界への旅へと誘う。
ビジュアルアート
© Philippe Ramette/あいちトリエンナーレ2013招聘アーティスト
展覧会
◆ジェラール・
ジェラール・ロンドー
ビジュアルアート
ビジュアルアート
アンスティチュ・フランセ日本と在日フランス大使館は、日仏両国において数多くのパートナーシッ
プを結んで参りました。芸術分野における専門的な調査・査定を行うなど、芸術顧問としての独特な
役割を担い、フランスのアーティストとその活動が日本においても広く認識されてゆくよう、日仏計
画への芸術支援活動を行っております。
2013 年も、多様性に富んだ現代のフランスのクリエーションシーンをしっかりと反映したプログラム
をご用意いたしました。ビデオ・インスタレーションにパフォーマンス、写真に巡回展覧会、そして
多分野融合プロジェクトなど、8 点ものプロジェクトが企画されています。すでに高い評価を受けて
いるアーティストも、そしてこれからが期待される新たな芽も、この日本の地でその活動をみなさま
にお伝えできることを喜んでいることでしょう。
IFJ や在日フランス大使館による全ての企画が、最適のメディアカバーとともに文化的威光
と影響力の保障である日本の機関の協力を得て行われています。
まずは、ワタリウム美術館で開催される JR (ジェイアール)
ジェイアール)展。フランス人メージャーアーティス
ト JR の表現スタイルは、世界中のストリートを舞台にモノクローム写真を貼り付けるというもの。彼
にとってストリートとは、ふだんは美術館に足を運ぶことのない人々の関心も捉えることができる、
「世界でもっとも大きなギャラリー(展示スペース)
」なのです。社会に対する意識、自由の精神、ア
イデンティティー、そしてさまざまな境界(リミット)といったテーマを扱った彼の作品は、まさに
アートとアクションを融合しているといえます。
また、カトリーヌ
カトリーヌ・
。これは、六本木の街を舞台に夜を徹
カトリーヌ・バイによるパフォーマンスアート『白雪姫』
バイ
して開催されるこの恒例のアートの祭典、
「六本木アートナイト」のプログラム作品となっています。
また、フィリップ
フィリップ・
フィリップ・ラメットとステファン
ラメット ステファン・
ステファン・クチュリエの二人は、名古屋の「あいちトリエンナーレ
クチュリエ
2013」への出品が予定されています。ラメットは、思わずびっくりしてしまうような、意表をついた
シチュエーションから作品を生み出すアーティストです。一方、フォトグラファーであるクチュリエ
は、都市の建設と破壊とをフィルムに収めます。
さらに、原美術館でのソフィ
ソフィ・
年以上にわたって、造形芸術、写真、テキスト、映像など、
ソフィ・カル展。30
カル
さまざまな方法で表現をしてきた全世界で注目されているアーティスト、ソフィ・カル。彼女は自分
自身の体験、中でももっとも個人的なものを題材に、あらゆる媒体(ブック、写真、ビデオ、フィル
ム、パフォーマンスなど)を使って作品をつくり上げてゆきます。
そして京都で行われる写真フェスティバル「Kyotographie」
。今回が初の開催となるこのイベントでは、
10 名以上のアーティストの作品が展示される予定です。関西にもネットワーク拠点を持つアンスティ
チュ・フランセ日本は、このアート発信のあらたなイニシアティブに敬意を表し、開催パートナーと
してその活動に賛同します。
『セ・エクリ(
エクリ(書かれたもの)
かれたもの)』
『容疑者は
容疑者は 23 番地にいる
番地にいる』
にいる』
- 展覧会:2013 年 11 月~12 月、
「読書の秋 2013」プログラムの一環として
- アンスティチュ・フランセ東京 他
「我々のまわりに、すぐそばに、決して手に取って読まれることのない壮大な本が存在する」
―――クリスチャン・コジョル
『セ・エクリ(書かれたもの)』
:ロンドーにとって思い
入れの深いシャンパーニュ地方の景色。ヴィクトル・ユ
ゴーやブレーズ・サンドラーズ、またはギヨーム・アポ
リネールやルネ・ドーマルを案内に、私たちのまわりに
いつもある、けれど普段は気づくこともないイマジネー
ルの世界をあらためて訪れます。私たちも一緒に、束の
間のちょっとした文学的バラードへと、誘い込まれてゆ
きます。そうして書かれたこの一風変わった本、『セ・
エクリ』。あちこちから、光あふれる詩、はかなくおぼろげなフレーズ、ふいにこぼれ出す言葉、
静寂が差し込みます。
『容疑者は 23 番地にいる』:レオ・マレ、エド・マクベイン、
ピーター・フォーク、ロビン・クック、エンキ・ビラル、ジャ
ン=パトリック・マンシェット、ジャン・ヴォートラン、フレデ
リック・ダール、クロード・シャブロル、ディディエ・デナン
クス、ダニエル・ペナック、パトリシア・ハイスミス、フレデ
リック・ファジャルディ、ジャン=ピエール・モッキー、ティエ
リー・ジョンケ、セバスチャン・ジャプリゾ、ジェローム・チ
ャーリン、リシャール・モルジエーヴ、サミュエル・フラー、
ジャン・メケール、実在の指名手配犯「引きずり足のルネ」な
ど、ほとんどが 20 年ほども前に撮影されたポートレイト。それらを引き出しから取り出し、レ
ンヌの街並みの写真に照らし合わせ、並べるというユニークな試みです。推理サスペンスの大物
たちと、不気味な雰囲気を捉えた街の絵に、思わず何か事件が起こるような気がしてきます。
パリのグラン・パレ・ナショナル・ギャラリーからジャカルタのナショナル・ギャラリーへ、ま
たは「パリ写真月間」からブエノス・アイレスの「リュス:光のフェスティバル」へ、さらにロ
ーザンヌのエリゼ写真美術館からベルリンのマルティン・グロピウス・バウまで、ジェラール・
ロンドーはこれまでさまざまな場所で個展を開催してきました。イスタンブール、ニューヨーク、
サラエボ、ローマでもシリーズを展開。ロンドーが旅をするのはモノクロームの世界。果てしな
く続く終わりなき道。紡がれる言葉。陰影と静寂の戯れ。かき集められ、つなぎ合わされた物語。
まるで世界を苦しみから解き放とうとするように。そうして完成した本や作品は、彼の日記のよ
うでもあり、小説のようでもあります。
写真展
写真展
◆ ウーマン・
ウーマン・プラネット
◆JR 展―ワタリウム美術館
ワタリウム美術館
- 札幌、仙台、名古屋、徳島の「アリアンス・フランセーズ」での写真展
- 東京ワタリウム美術館における写真展
- 2013 年 2 月 9 日から 6 月
アリアンス・フランセーズ財団主催によるプロ
ジェクト「ウーマン・プラネット(Planète
Femmes)」は、世界各国に拠点をもつアリアン
ス・フランセーズの国際的ネットワークを活用
して行われた写真コンクールです。3月8日
「国際女性デー」を記念し、世界中の女性たち
に捧げるオマージュとして、参加 80 か国から
アマチュア写真家たちの作品を紹介するとい
う企画です。受賞者 21 人による 42 枚の写真が、
パリのアニエスベーギャラリー、そして日本全
国のアリアンス・フランセーズ財団ギャラリー
に展示されます。
(プロジェクト<Women are heroes(女性たちこそがヒーロー)>より)
ワタリウム美術館では、2013 年、フランス出身のアーティスト JR (ジェイアール)のアジアで
は初となる個展が開催されます。プロジェクト<Women are heroes(女性たちこそがヒーロー)
>や、<The Wrinkles of the City>など、代表的な作品が展示されるほか、外壁にも 25 x 20
メートルに巨大プリントされた写真数点が貼られる予定です。さらに今回は、「フォトブース」
を搭載した専用トレーラーが東北地方を巡るという「参加型プロジェクト」が進められています。
被災地の人々がその場で撮影したポートレイトは、エキスポジションの一環として展示される予
定です。
JR (ジェイアール)
:1983 年生まれ。ストリートこそは「世界でもっとも大きなギャラリー(展
示スペース)」であるとして、世界中のあらゆる場所で巨大なモノクローム写真を貼るなどの表
現活動を行う。JR にとって、ストリートは、美術館という場所にあまりになじみのない人々の関
心も捉えることができる表現スペースなのである。アートとアクションとを融合させたスタイル
で、社会に対する参加意識や自由という精神、また、アイデンティティーやさまざまな境界(リ
ミット)などをテーマに活動をしている。たとえばパリ郊外の建物や、中東の街の壁、破壊され
たアフリカの橋、さらにブラジルのスラム街のバラックなど、さまざまな場所を自ら選び、作品
を貼りつけ、アートとして「出現」させる。2011 年、「TED プライズ」(Technology Entertainment
Design)を受賞。
展覧会
◆ マリー・
マリー・ドゥルエ & 港千尋
展覧会
◆ ソフィ・
ソフィ・カル
『最後のとき
最後のとき/
のとき/最初のとき
最初のとき』
のとき』
-原美術館、2013 年 3 月 20 日から 6 月 23 日まで
DISTANCE / CONTINUITY
CONTINUITY 『隔たり / 連なり』
なり』
- 絵画(10 点)+写真(16 点)
- アンスティチュ・フランセ東京(2013 年 1 月 10 日から 2 月 3 日まで)
- アンスティチュ・フランセ関西、京都にて
日本人写真家、港千尋と、フランス人アーティスト、マリー・ドゥルエ。ナント市で同時期に展
示を行っていた二人の出会いは、やがて共同ワークショップへと、交流を発展させてゆきました。
そして、今回のプロジェクト、「福島のその後」の風景をテーマにした共同展が誕生。いくつか
の作品は震災前から制作に取り掛かっていたものですが、震災以来、二人のコラボレーションの
かたちは大きく変化しました。呼応し合う二つのヴィジョン。一方のアクリル作品では、すでに
始められた制作を「継続」してゆかんとし、もう一方で、ネガフィルムには「激変」の様子が記
録されています。
港千尋の作品は、そこに写された地が、今ではあらゆる人間的生活の営みすべてが不在となって
しまった場所であるだけに、さらに強烈な光を放ち、心を掴みます。
一方、マリー・ドゥルエは、色彩と、もつれ合う描線とで風景を捉えます。何かを消し去るよう
に、または刻みつけるように。巻物状の紙、墨のデッサン、魚眼レンズ、フィルム…、様々な素
材を使用する彼女の試み。それはただ単純に作り出したイマージュを見せることではなく、風景
への問いかけです。リアル(現実)とイマジネール(非現実・想像)、具象と抽象のはざまに息
づく、二人の作品。その制作を通して、二人のアーティストは、新たな風景の捉え方を見つけ出
します。
- アンスティチュ・フランセ東京にて 関連企画 :『DOUBLE BLIND / NO SEX LAST NIGHT』の上映
とソフィ・カルおよび写真家の杉本博のトークショー
ソフィ・カルは、日本では、1999 年に初
めての個展 「限局性激痛」を、原美術
館において開催しました。日本での 3 か
月間の制作滞在の集大成でもあったこ
のプロジェクトは、大きな成功を収める
ことができました。
それから 14 年を経た 2013 年、原美術館でソフィ・カル
の近年の作品の展示をあらたに予定しています。失われ
た人やオブジェをテーマに、その残された痕跡に見る
「存在」と、写真によってあらわにされる「不在」とを
記録してゆく作業が、ソフィの近年の制作の大きな流れを形作っています。2007 年にはヴェネチ
アビエンナーレのフランス館アーティストに選出されるなど、国際的な評価も高いソフィ・カル。
日本でも彼女の活動に大きな関心をよせるアートファンは多く、こうして再び展示の機会に恵ま
れたことは、アーティストにとっても大きな喜びとなるでしょう。
「不在」や「喪失」、意味の「埋め合わせ」
、そして「見えるもの」と「見えないもの」。ソフィ・
カルは私たちをこうしたものへの考察へといざないます。「FOR THE LAST AND FIRST TIME (最
後で最初の)」というタイトルのもと、2 部構成で企画されたこのエキスポジションは、2011 年
のイスタンブール・ビエンナーレに出品されました。
ソフィ・カルは、これまで 30 年以上にわたるアート活動の中で、さまざまな形で作品を発表し
てきました。ブック、写真、ビデオ、フィルム、パフォーマンスなど、あらゆる表現媒体を通し
て、公的な領域と私的な領域との「境界」のもつ浸透性、そして覗き趣味的ともいえる「見るも
の」のポジションと露出症的ともいえる「見せるもの」のポジションの互換性を探求していく彼
女のスタイル。
【関連企画】本展に先立ち、3 月 16 日にはアンスティチュ・フランセ東京にて、
『DOUBLE BLIND /
NO SEX LAST NIGHT』の上映とソフィ・カルと写真家の杉本博トークショーが行われます。
写真展
◆ KYOTOGRAPHIE
展覧会
◆ あいちトリエンナーレ
あいちトリエンナーレ 2013
- 2013 年 8 月 10 日から 10 月 27 日
第一回 京都国際写真フェスティバル
京都国際写真フェスティバル
- 2013 年 4 月 12 日 から 2013 年 5 月 6 日 まで京都の市内各所(町家、寺院、神社など)
国際芸術祭、あいちトリエンナーレは 2010 年に始めて開催され(57 万人以上の来場者を記
録)、2013 年 8 月 10 日から 10 月 27 日まで再び開催されます。この第 2 回目となる、あいち
トリエンナーレでは、3 月 11 日の震災をふまえ、
「揺れる大地 ― われわれはどこに立って
いるのか : 場所、記憶、そして復活」をテーマとしています。総勢約 75 名にもおよぶ日
本人および外国人アーティストが集まり、
フランスからも 2 名のアーティストが参加します。
フィリップ・ラメットはこのトリエンナーレの為に新しい作品を制作する予定です。ステフ
ァニー・クチュリエはシリーズ「メルティング・ポイント」より 8 つの大型作品を展示しま
す。
© 小野規
KYOTOGRAPHIE は、2013 年 4 月から京都で毎春開催予定の国際写真フェスティバルの第一回。
多くの人々にとってアクセスしやすい名所、町家、寺社仏閣などの場所で、約 10 の展覧会
が開催されます。そのうちの展覧会は、京都のまちとその文化遺産だけではなく、その現代
性との直接的な関係を示すような真の地域アインディティティーを持つものです。それは、
写真家や地域のヴィジュアルアーティストの視線を通して表現されたり、あるいは写真と、
古都に息づく遺産である工芸美術とを一望に収めるごとく感じられるような展示によって、
表現されるのです。その他のプログラムでは、さまざまな時代の世界中の写真家の視線を通
して、見るものを旅へと誘います。このフェスティバルの第一の目的は、日本と世界の人々
に、昔と今の写真を発見していただくことです。この発見によって、日本人の日常に急速に
入ってきた写真というものが改めて評価され、相応の芸術的側面が与えられるようになるこ
とでしょう。
アンスティチュ・フランセ関西―京都イベント予定:
-小野規展:アルル国際写真フェスティバル 2012 で発表された作品。
(小野規:アルル国立高等写真学校卒業。京都造形芸術大学教授)
-ニコラ・ブーヴィエ展関連企画 : ドキュメンタリー上映/『Le vent des mots』(監督:ジ
ョエル・カルメット、オリヴィエ・ボアー)
-小野規展関連企画:講演会/レミー・フェンジ(アルル国立高等写真学校校長)X
ンソワ・エベール(アルル国際写真フェスティバルディレクター)
フラ
参加者/アーティスト:マリック・シディベ、ニコラ・ブーヴィエ、細江英公、高谷史郎
/DUMBTYPE、小野規、クリスチャン ポラック コレクション -日本写真の黄金時代
◆ フィリップ・
フィリップ・ラメット
インスタレーター、フィリップ・ラメットは
1961 年に生まれ、重力と理論の規則に逆らう
ことを好みます。彫刻家、写真家、イラスト
レーターという顔をもつこのアーティストは
実際には不可能で、非論理的な姿勢をモチー
フにするシュールレアリストなインスタレー
ションで知られています。
ラメットは、存在の不条理な側面を見せつけ、
通常人間には不可能であるとされる「偉業」を
達成するため、トリックや、デジタル技術によ
る修正を使用せずにアクロバティックなパフ
ォーマンスを行います。彼の実験では安全ベル
トや(馬車馬の首輪につける)曲がり棒による
巧妙な装置を使用しており、彼は時にその存在
を 明 る み し 出 し て い ま す 。 彼 の
「Prothèses/sculptures(人口装具/彫刻 : ラ
メットが過去に行った展覧会のタイトル)」は、
体を高く持ち上げ、世界と世界が表象するもの
の考察方法を改める手助けとなるのです。
◆ ステファン
ステファン・クチュリエ シリーズ
『メルティング・
メルティング・ポイント』
ポイント』
都市、産業、構築された景観は、写真家ステファン・クチュリエにとって、
提示された主題と作品との関連性を問うための手段です。シリーズ「メル
ティング・ポイント」で、クチュリエは、固定された幾何学的な形をして
いる、孤立した個々の物質によって形成されなくなった現実、流動的で絶
えず動き、変容し続ける現実を提示しています。建物のファサードや、ト
ヨタの工場を使い、クチュリエは写真の記録的な側面をわきにそらすこと
で、その物語的な広がりをすり替え、超越し、写真が真実を記録するもの
であるという一般的な認識を裏切ります。
写真家、ステファン・クチュリエはパリ郊外ブーローニュ・ビランクールのルノーの工場
をテーマにした作品でその名を知られるようになりました。彼女の作品は見る人の目をデ
ィティールに捉わせて迷わせる、大きなフォーマットが特徴です。
デジタル・ショック2013
2月9日(土)~3月3日(日)
)
デジタル・
デジタル・ショック
2012 年、アンスティチュ・フランセ東京(旧東京日仏学院)は、第一回メディアアート
月間として、フランスのデジタル・カルチャーと先端映像表現の分野におけるクリエー
ションにスポットをあてたイベントを開催いたしました。現代アートからビデオ映像、
建築からゲーム産業、または電子書籍や現代音楽シーン、舞台芸術にいたるまで、あり
とあらゆる分野におけるデジタル・クリエーションを網羅したこのイベントは、幅広い
層の観客を魅了しました。
成功を収めた昨年の第一回目に引き続き、アンスティチュ・フランセ日本では、デジタ
ル・アートの世界へと新たに冒険をすべく 2013 年 2 月 9 日から 3 月 3 日まで、この
「デジタル・ショック」フェスティバルの第二回目を開催いたします。
2013 年のイベントでは、
「デジタル・テリトリー」というテーマのもと、デジタル技術
の影響により変化・革新を続ける分野を探求していきたいと考えます。例えば、カティ・
オリーヴがアンスティチュ・フランセ東京のために特別につくる光のインスタレーショ
ン。中庭を飾る光のアートは、まるで都会の中にひっそりと佇むこの独特な場所を再構
築するかのようで、私たちと、それを取り巻く「空間」との関係に、新たな次元を誕生
させます。カップルからなるアーティスト・ユニット、HP プロセスによるインスタレ
ーション『ワーズ・シティ』は、新時代のコミュニケーション・ツールにおける「記号」
を用いて、都市空間に文字の雨を降らせます。観客は携帯電話を通じて作品に参加でき
るようになっています。この作品は、アンギャン=レ=バンのアートフェスティバルでも
「アルテ・クリエイティヴ賞」を受賞しました。以前、ヴィラ九条山アーティストレジ
デントだったブノア
ブノア・
その準備活動の一環として実施した東京湾を全面的
ブノア・ブロアザは
ブロアザ
にカルトグラフィー化して映像表現した作品を紹介、デジタル・ショックでは、LM
LM3
LM3
LABSが、ヘビ年の年始の挨拶を兼ねて、観客が「増加」していく様子をヘビの形で
LABS
表現した作品を紹介します。
また、CNAPにより開発されたインターラクティブな作品、10 名のアーティストの
作品をUSBポートにまとめた企画
企画ポップ
企画ポップ・
ポップ・アップ 及び オグモンテッド・リアリテ
ィによる漫画も披露されます。これは、フランソワ・シュイテンの「ドウース」という
作品で、エンジンはダソウ
ダソウ社
ダソウ社により開発されたものです。
また、オープニングナイトとして、デュオのアーティスト、GangPol & Mit と MC2 によ
るライブが予定されています。ビデオゲームの影響を大きく受けた彼らの音楽もまた、
デジタルテクノロジーを活用し、私たちの耳を刺激します。
そして、ビデオゲームからビデオアートまで広がる、「ビデオ映像」という広大なテリ
トリーも忘れてはなりません。まず、仏系ゲームソフト開発会社ユービーアイソフトと
のコラボレーションほか、ゲームクリエイトの第一人者として活躍するエリック・シャ
イの主要な作品を振り返ります。さらに この新しい分野で新しい役割を担う「
「レ・エ
ディション
ディション・
ョン・ヴォリュミック」
ヴォリュミック」社がビデオゲームとアイパッド・タブレットの中間時点
にあるといえるでしょう。
また、2013 年《ヨーロッパにおける文化の首都》となるマルセイユで開催されるビデ
オアートフェスティバル「レ・ザンスタン・ヴィデオ」
。ビデオアートは、50 年前、日
本のメーカー「ソニー」によって開発された初の携帯型ビデオカメラ「ポータパック」
の登場とともに誕生しました。
「レ・ザンスタン・ヴィデオ」は、開催 25 回を記念して、
ビデオアート誕生から今日まで 50 年の歴史を辿ります。
今回のメディアアート月間「デジタル・ショック」のプログラム作品は、日本各地のフ
ランス文化ネットワーク機関(5 つのアンステチュ・フランセ日本、5 つのアリアンス・
フランセーズ)、およびパートナー会場(コンサート・ホール、ショップ、映画館、ギ
ャラリーなど)にて、公開・上演される予定です。
インタラクティヴ・
インタラクティヴ・インスタレーション
◆HP プロセス『
プロセス『WORDS CITY』
CITY』
地名を使った生成的インタラクティヴ・インスタレーション
2013 年 2 月 14 日~3 月 3 日、会場:アンスティチュ・フランセ東京
2013 年 2 月 16 日~3 月 3 日、会場:アンスティチュ・フランセ関西 稲畑ホール
パフォーマンス 会場:銀座アップルストア (2月 12 日)
アンスティチュ・フランセ東京(2月14日)
アンスティチュ・フランセ関西 京都(2月16日)
http://databaz.org/hp-process/
『ワーズ・シティ』は、街の人々に参
加をしていただく、地名を使った生成
的インタラクティヴ・インスタレーシ
ョンです。スマートフォンからサイト
にアクセスし、今いる道、場所、街の
名前や、建物、カフェやレストラン、
駅の名前を送信していただきます。そ
れらの地名は、インスタレーションへ
と転送され、画面に反映されます。地
名は、振動する文字列の一部となり、ランダムに絶えずかたちを変えるテクストとなり、
それはまるで街を行き交う人の波そのもののようです。この文字のウォールを人が横切
ると、影を感知して、そのシルエットを画面に映し出します。観客は、媒介者として、
主導者として、文字の流れの一部となり、このポエティックな「街の地図」を書きかえ
てゆきます。街の地理と、記憶とを作る役目を担って…。
HP プロセスによるこの作品『ワー
プロセス
ズ・シティ』は、アンギャン=レ=バ
ンにおいて 2012 年 6 月 9 日から 16
日に開催された「バン・デジタルフ
ェスティバル」で「アルテ・クリエ
イティヴ賞」を受賞しました。
※ 同インスタレーションは、さまざま
な展示形式で、
地方都市でも公開の予定。
(詳細未定)
インスタレーション
◆ カティ・
カティ・オリーヴ
流体の
流体のエチュード
「その場 (in situ)」のクリエイション
2013 年 2 月 14 日~3 月 3 日 / アンスティチュ・フランセ東京 中庭
カティ・オリーヴがアンスティテュ・フランセ
東京の中庭のために特別につくる光の行路。そ
れはまるで都市空間にひろがるミクロコスモス
です。
噴霧器を使ってガーデンスペースにミクロ状に
拡散される水と光を組み合わせたインスタレー
ション。しっとりと濡れる霧の中、光はフォル
ムを持ち、そのかたちを変化させてゆきます。
作品はアンスティテュ・フランセ東京の中庭中
央に設置される予定で、中心部に位置する樹木
を素材として使用する案も検討されています。
カティ・
カティ・オリーヴ:パリ国立装飾美術学校に学び、照明デザイナーとして空間演出を手
オリーヴ
掛ける。その活動は、建築プロジェクト、エクスポジション、造形インスタレーション、
ダンス作品など、多岐の分野にわたる。こうした様々なフィールドでの活動を通して、
光の動きと変化、振動をモチーフに、その可能性を探求している。コンテンポラリーダ
ンスシーンにおいては、1993 年から照明コンセプター・舞台美術家として様々なプロ
ジェクトに参加。マルコ・ベレッティーニ、クリストフ・アレブ、マルティーヌ・ピザ
ーニ、ミリアム・グルフィンク、エマニュエル・ユインなどのアーティストとコラボレ
ーションをしている。とくにクリスチャン・リゾの作品に大きくかかわり、これまでに
リール・オペラ座の「Mon Amour(モナムール)
」やリヨン・オペラ座の「Ni Cap ni couronne」
などのダンス作品、トゥールーズ・キャピタル劇場におけるシェーンベルクのオペラ作
品「Erwartung(期待)
」の照明デザインを手掛けた。
※ トーキョーワンダーサイトの「クリエーター・イン・レジデンス」プログラムの一環として、
2 ヶ月間滞在制作を行う予定。(2 月~3 月) また、3 月末には、六本木アートナイトにおいて『流
体のエチュード』展示予定
インタラクティヴ・
インタラクティヴ・インスタレーション
インタラクティヴ・
インタラクティヴ・インスタレーション
青少年対象プログラム
青少年対象プログラム
◆ POP UP
現代アーティスト 10 名による、USB カードを使ったオリジナルインスタレーション
地方都市での巡回展示も予定。
http://www.cnap.fr/pop-2011
CNAP (le Centre National des Arts
Plastiques – 国立造形芸術センター) の主
催企画である《
《ポップ・
ポップ・アップ・
アップ・プロジェク
ト》では、とくに映像技術を駆使した作品を
制作する現代アーティスト 10 人が依頼を受
け、創作を行いました。作家はそれぞれ、USB
カードという限られた容量内に作品を閉じ
込めます。遊び心の詰まったこのプロジェク
トは、インタラクションを可能にする新たな
メディア・ツールに関して、問題提起をしま
す。非物質による節約という発想の特異性に
ついて再考させられるとともに、私たちの社会におけるイマージュの占める割合につい
ても意識をさせられます。
展示作品
Christophe Berdaguer & Marie Péjus - Maisons sans clés
Samuel Bianchini - Keywords
Mathieu Briand - Tour de clé
Agnès de Cayeux - Sex Offenders, California Department of Justice's Internet
Claude Closky - Comptabilité (Accountacy)
Marika Dermineur & le collectif RYBN - OK
Benoît Durandin & Katerina Chryssanthopoulou – Reclus
Valery Grancher : This is it ...
Stéphane Sautour : Ihmekalu
Cédric Scandella : Grey Writing
◆ LM3LABS
インスタレーションと拡張現実(AR)によるアプリケーション
2013 年 2 月 14 日-3 月 3 日 会場:アンスティチュ・フランセ東京
地方都市での巡回展示も予定。
LM3LABS は日本、シンガポール、フランスに拠点を置く 2003 年に設立された革新的な
会社です。人間とマシンの新しい相互作用に熱い関心を持つ科学者、エンジニア、デザ
イナーのチームによって運営されていま。
この分野のパイオニアとして、LM3LABS はコンピュータ・ビジョン技術に基づき、ミュ
ゼオグラフィーやハイブランド、インテリアデザインなどのアプリケーション技術を開
発しています。
LM3LABS は、「デジタル・ショック」開催に際し、今年の干支「巳年」をテーマに、ビ
ジターのボディを「拡張」して、この今年のシンボルを 「お土産」とするプレゼンテ
ーションを行います。
電子書籍
電子書籍
ビデオゲーム
青少年向け
青少年向けプログラム
◆フランソワ・
フランソワ・スクイテン
『ラ・ドゥース』
ドゥース』
カステルマン社より出版された拡張現実 BD(バンド・デシネ)の紹介
2月 14 日~3月3日
◆エディション・
エディション・ヴォリュミック
新ジャンルの出版社によるプロダクトの紹介。
フランス文化ネットワークの各メディアテークにて、青少年向け iPad 用アプリ 公開
日本各地のフランス文化機関ネットワーク、およびアップルストアー(東京・大阪・
福岡)にてアプリをお試しいただける予定です。
2月14日~3月3日 会場:アンスティチュ・フランセ東京
2月17日 会場:アンスティチュ・フラン大阪
http://www.volumique.com/fr/
革新的な活動で知られる出版社、エディショ
ン・ヴォリュミックは、情報技術のもつ可能
ヴォリュミック
性を最大限に活かした紙書籍の出版を行う
とともに、紙という媒体が持つ可能性につい
て、とくに先端技術との関わりについて研究
を重ねています。デジタル技術による新たな
感覚に纏われた書籍は、読者の知覚意識を拡
大させ、デジタル・インタラクティヴィティ
ーの世界へと誘います。
http://www.12-ladouce.com/
フランスの漫画雑誌『ピロット』ベルギー版に数ページの作品が
はじめて掲載された当時、フランスソワ
フランスソワ・
フランスソワ ・スクイテンはわずか
スクイテン
16 歳。その後、ブリュッセルのサン=リュック学院のアトリエ
にて本格的にバンド・デシネを学び、そこで出会ったクロード・
ルナールとは、のちに共同制作を行い、現在『メタモルフォーズ』
に収められ出版されている 2 冊のアルバムを発表。自身の兄弟の
一人リュックとも何年かにわたって活動を共にし、『テール・ク
ルーズ』シリーズとして今日までに 3 冊のアルバムを出版。1982
年からは幼馴染であるブノワ・ペータースの原作をもとにした作
品『闇の国』シリーズを制作、12 か国語に翻訳され、数々の賞
を受賞した。2002 年には、アングレーム国際コミックフェスティバルにて最優秀作品
賞を受賞。
その他の活動としては、ポスターやイラスト、背景デザイ
ンやリトグラフも手掛け、数々の映画やドキュメンタリ
ー・フィクションの制作にコンセプト・デザイナーとして
協力し、セノグラフィーを制作してきた。また、パリとブ
リュッセルのメトロ 2 駅のデザインを担当するほか、2000
年に開催されたハノーヴァー万博博覧会では、メインのユ
ートピア・パビリオン(A planet of visions)をデザイ
ンし、来場者 500 万人を迎えた。同じく、2005 年の愛知万
博でも、ベルギー館パビリオンのデザインを担当した。
大の蒸気機関車愛好家であるフランソワ・スクイテンが、
2年をかけて完成させた作品『ラ・ドゥース』は、12.004
と呼ばれる機関車に魅せられた鉄道整備士のお話です。
この伝説的な機関車を甦らせようと、ダッソー・システム社が、フランソワ・スクイテ
ンに自社のクリエイション技術を託しました。結果、ウェブカムというフィルターを通
して機関車は3Dとなって甦り、スクイテンのバンド・デシネは、拡張現実(AR)という
実験的な体験をすることとなりました。
ビデオアート
デジタル・
デジタル・映像
◆レ・ザンスタン・
ザンスタン・ビデオ
◆ TOKYO DEMO FEST
日本のデモシーン – 2 月 9 日(土)10 日(日)
アンスティチュ・フランセ東京でのプレ・イベント
80 年代の終わりを起源とするデモシーンは、表現の実験とその手段の一つとしてコン
ピュータシステムを考える人たちによって構成されるコンピュータサブカルチャの一
つです。
グラフィックスアーティスト、ミュージシャン、プログラマそれぞれが、現代のコンピ
ュータもしくは古いコンピュータを利用し、人々の常識を覆し、またいかなる常識をも
打ち破るようなアートを表現を行います。
彼らの表現の幅は、古いコンソールゲームのような音楽から最先端のビジュアルエフェ
クトまで様々です。
ヨーロッパでのデモシーンはとても根強いものがありますが、それらのほとんどはフィ
ンランド、ドイツやノルウェーで開催された有名なイベントが世界中に広まったことに
よるものです。
そして、日本でもデモシーンイベントがあり、それが TokyoDemoFest なのです。
デモシーンのイベントはデモパーティと呼ばれ、自身での作品制作を行い、また他人の
制作物を楽しみ、それらと競い合います。
そして、自身の経験を共有したり他人の経験から学んだりしてパーティを楽しむ一方、
新しい友人を作ったり、仕事上の連絡先を交換したりします。
TokyoDemoFest は 2 日間のデモシーンアートイベントです。
概要:
デモの上映
セミナー
音楽コンテスト
グラフィックスコンテスト
古いコンピュータのデモコンテスト
最新のコンピュータのデモコンテスト
日本ス
2月14日
日本スペシャルプログラム
14日~3月3日
アンスティチュ・フランセ東京「エスパス・イマージュ」および館内ギャラリーにて上映
巡回予定 : 同プログラムは、地方都市での公開・上映も予定されています。
ビデオアート誕生 50 周年を祝うイ
ベントが、ここ日本において幕開け
られるということは象徴的なこと
でもあります。それは、ビデオアー
トというジャンルがアジアと非常
につながりの深いアートであると
いうことを強調するものだからで
す。ビデオアートの生みの親とされるナム・ジュン・
パイクは、韓国系アメリカ人ですが、渡米前、日本
で美術を学んでおり、日本で過ごしたその数年間は、その後の彼の活動を決定づけるも
のでもありました。
「レ・ザンスタン・
ザンスタン・ヴィデオ」
ヴィデオ」は、2013 年 2 月アンスティテュ・フランセ日本との共
同プログラムにおいて、フランス人アーティスト(またはフランスに居住するアーティ
スト)による作品をご紹介します。年月を経たものから最近のものまで、さまざまな作
品を通して、ビデオアートとはつねに変化を続ける、現在進行形の“熱い”アートであ
ることがわかるでしょう。
すべての名を網羅することはできませんが、1970 年代から現代まで、フランスにおけ
るビデオアートの歴史を彩るさまざまな作風、感性、技術、政治的・芸術的思想をご紹
介するためにセレクトされたアーティストばかりです。
また、マルセイユが 2013 年《ヨーロッパにおける文化の首都》に選出されていること
にちなんで、マルセイユ=プロヴァンス地方在住のアーティストたちを集めたビデオプ
ログラム『ビデオクリエイションの南仏』を上映します。
※
このプロジェクトは、
「地中海の世界 2013」の一環としても紹介されます。
ビデオアート
最新音楽シーン
最新音楽シーン
青少年対象プログラム
プログラム
青少年対象
◆ GHOST TOKYO
ブノワ・ブロワザ
2月 14 日~3月3日
◆ GANGPOL & MIT
青少年対象:ライブ、パフォーマンス、展示など
日本全国ツアー:2013 年 2 月 9-22 日
札幌、仙台、東京、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡、別府、熊本
ブノワ・ブロワザ
http://gangpol-mit.blogspot.jp/
見慣れた東京の風景の裏に重なる、もうひとつの東京。そこには、丹
下健三、磯崎新、菊竹清則といった建築家たちによる、結局実現され
ずに眠ってしまったいくつものプロジェクトが姿を現します。ついに
日の目を見ることがなかったランドマーク。そのノスタルジーはしか
し、幻想として都市を覆います。映像作品『Ghost Tokyo』を通して、
ブノワ・ブロワザはこうした「目に見えないもの」の存在を追ってゆ
きます。まず中断されたプロジェクトが実際に建設される予定であった場所を撮影し、
コンピュータを使って建造物をひとつひとつ丁寧に再構築してゆきます。完成形のシル
エットを写し取り、その空っぽの影を映像に挿入し風景にはめ込む。空虚として現れる
ことでようやく可視的な存在になる、というパラドックスが生まれるのです。
エネルギッシュでサイバネティクス、そして不可
思議な…。ギャングポル(音楽担当)とギヨミッ
ト(ヴィジュアル担当)
、二人のクリエイターによ
る音と映像のユニット、Gangpol
Gangpol und Mit(ギャン
Mit
グポル・アンド・ミット)を形容するとすればそ
んな言葉が浮かびます。元気溢れるエレクトロ・
ミュージックに、あれやこれやのリファレンス、
そして突拍子もなく奇妙なキャラクターたち。そ
れら全部をミックスした彼らのライブは、まさに
映像と音と光によるヴィジュアル・パフォーマン
スです。エッジの効いたメロディに、数々のリフ
ァレンスへ言及を加えたエレクトロ・ミュージッ
クと、図形をカラフルにアレンジしたオブジェや
キャラクターたちによるヴィジュアル・ワールド。
その絶妙な組み合わせこそが Gangpol und Mit の
スタイルです。
ユーモアといたずら心がいっぱいの彼らのパフォ
ーマンス。そこにはなんだか奇妙で、皮肉的なシ
チュエーションも見られます。
現代音楽
現代音楽シーン
音楽シーン
展示会
討論・
討論・トークイベント
◆ CCMC2013
CCMC2013
コンテンポラリー・
コンテンポラリー・コンピュータ・
コンピュータ・ミュージック
ミュージック・
ック・コンサート
2 月 23 日、24 日:会場 アンスティチュ・フランセ東京
2 月 26 日:会場 アンスティチュ・フランセ関西・京都
◆ ビデオゲーム : 今世紀の
今世紀の芸術と
芸術と言えるだろうか
エリック
マルチ・チャンネル・スピーカー・オーケストラによるアクースモニウム・ライブ
シャイの
シャイの作品を
作品を振り返る
フランスのビデオゲーム界の巨匠であるエリック・シャイを迎えて、東京、関西のアンステイ
チュフランセ、札幌アリアンスフランセーズで、展示会と討論会が開催されます。
17 年目を迎えた CCMC2013 は今年、東京と関西
で開催されます。フランスと日本のアクースマ
ティック音楽の名作や新作を、マルチ・チャン
ネル・スピーカー・オーケストラであるアクー
スモニウムでライブ演奏を行います。
さらに、東京では公募入選作品の上演を行い、
「ACSM116 賞」、
「MOTUS 賞」、「FUTURA 賞」を発
表いたします。
「ACSM116 賞」を選出する審査委
員長にフランスで活躍する作曲家、クリスティ
ーヌ・グルト氏を迎え、レクチャーコンサートも予定されています。
現代音楽、エクスペリメンタル・ミュージックの毎年 定例の音楽祭
ビデオゲームのプログラマー、グラフィックデザイナー、構想家であるエリック・シャ
イ は、1991 年製作の「アナザーワールド」(邦訳タイトルはアウターワールド)でよ
く知られています。カリスマ的作品となった「アウターワールド」は、その映画的なコ
ンセプト、グラフィック、画像のみで進行するゲーム性によって多くの喝采を浴びまし
た。エリック・シャイは 2011 年にはモンペリエのユビソフトで「フロームダスト」の
製作指揮を務めました。
2 月 15 日、アンスティチュ・フランセ東京で、エリック・シャイを迎えて討論会が開
かれます。登壇者としてビデオゲーム界の著名な構想家である上田文人氏と水口哲也氏、
ビデオゲームとアニメのキャラクターデザイナー、イラストレータである寺田克也氏が
来場し、雑誌「ファミ通」の編集長豊田恵吾氏による進行で、ビデオゲームが他のクリ
エーション分野に及ぼした影響とその結果について対話を繰り広げます。
今回展示では、エリック・シャイのこれまでの軌跡を振り返ります。1983 年に製作さ
れた最初の作品である「フログ」に始まり、1991 年製作の「アナザーワールド」を経
て一番最近の 2011 年の「フロームダスト」までの作品を中心に展示されます。
最新音楽シーン
最新音楽シーン
ビジネス交流会
ビジネス交流会のご
交流会のご案内
のご案内
◆ 未来への
未来への返還
への返還 II (ライブ
(ライブ)
ライブ)
2080
◆ ユビフランス日本
ユビフランス日本
映像テクノロ
映像テクノロジー
テクノロジーと
ジーとデジタルクリエーション
デジタルクリエーション
2 月 13 日、14 日、16 日 東京
B to B ビジネス交流
ビジネス交流
2月12日
12日~15日
15日 会場:
会場:アンスティチュフランセ 東京
2080 の音楽を聴くとちょっと懐かしい気持ちになります。これは 8bit のサウンドを使
って作曲をしているからでしょう。2080 はミュージシャンとしてだけではなく、グラ
フィック・デザインのエキスパートでもあります。ヒット曲『my megadrive』が youtube
で 4 万回以上の再生を記録し、注目されています。ご期待下さい!
第 1 回目メディアアート月間で好評を博し、その興奮も冷めやらぬうちに 2080 が再来
日します。この見逃せないライブは 2 月 13 日、渋谷 WWW にて!
当 B to B 業界関係者ビジネス交流会は、フランス企業が日本の企業パートナーやクライアント
と出会い、アニメ、ビデオゲーム、3D、ヴァーチャル・リアリティ(仮想現実)分野の日本に
おける市場の現状、問題点や展開の可能性について探求することを目的としています。各フラン
ス企業の個別商談では、当交流会開催中は必要に応じて通訳を同行させることも可能です。 ま
た、業界新聞などの広報誌には、来日参加企業について紹介し、アンスティチュ・フランセ日本
とのパートナーシップによるネットワーキング・イベントとして告知するなど、その他の記事の
掲載も予定してます。
アニメーション、大衆向けビデオゲームなどのコンテンツ産業では、 日本企業が確実にその伸
びを顕著にし、その位置を保持しています。世界市場においても、日本はアメリカ合衆国に継ぐ
市場といえますが、日本の国産品が圧倒的に位置を占める中でも、海外から輸入ゲームも徐々に
定着し親しまれ始めています。
フランスの企業にとっては、コンソルゲームではない、ソーシャルネットワークキング・ゲーム
や携帯ゲームソフトの将来の発展性が大きく、日本市場に上陸できる機会となるでしょう。2010
年の日本のアニメ市場売上高合計は 21 億 5000 万ユーロです。スマートフォンやタブレット端末
などの通信コンテンツの発展性は高く、フランス企業にも新たなチャンスの到来となるかもしれ
ません。
業界向けのアニメーションやモデル・サンプル作りの技術的ランク:
- クリエーションや 3D、3D の表示、3D の GPS やマッピング、コンピューターグラフィッ
クスなどのグループ化
- 3D とヴァーチャル・リアリティの日本市場の役割は重要。
- 2011 年の市場は 4000 万ユーロまで上昇。
- CAO/IAO/FAO のアプリは日本の代表的なマーケットで 2010 年には前年比5.9パーセン
トの伸びを示し、売上高 240 万ユーロを記録。
- 当分野におけるフランス企業の可能性は大きい。
お問合せ先:ジャン・ドミニック・フランソワ(JD François)
ユビフランス日本 ニューテクノロジー部門担当 Ubifrance Japon
電話: +81 3 5798 6130 または [email protected]
最新ミュージック
日本における
日本におけるフランス
におけるフランス発最新
フランス発最新ミュージック
発最新ミュージック
基本データ
基本データ
日本における
日本におけるフレンチミュージック
におけるフレンチミュージック
•
6%
•
•
•
日本におけるフレンチミュージックの輸入は世界のフランス音楽輸入シェアの
を占めます。
2011 年には 74 枚のフランス音楽のアルバムがリリースされています。
2010 年に比べてフランスのアーティストの売上げランクが 22%上昇しています。
フランスでプロデュースされた 279 のコンサートが日本でも開催されています。
日本の
日本の文化機関ネットワーク
文化機関ネットワークにおける
ネットワークにおけるフレンチミュージック
におけるフレンチミュージックの
フレンチミュージックの状況
• 2012 年にはフランス文化機関ネットワークにて 25 のコンサート開催されました。
• 5000 人以上の観客数
• 80 人の音楽業界関係者と音楽専門メディアがフランス文化ネットワークにより
開催されたコンサートを記事その他で紹介して下さいました。
• アンスティチュ・フランセ日本やアリアンス・フランセーズなど、フランス文化
ネットワークでは 50 から 1000 人を許容できる席数があります。
• パートナーシップを組むホールとして、東京のバロン・ド・パリ、クワトロ(東
京、大阪)、WWW、Sound Museun VISION、コットン・クラブ、ブルーノート、ゼ
ップ(大阪)etc があげられます。
2012 年、東京、横浜、京都、福岡の日仏学院・学館は、フランス大使館文化部と
統合され、新たに「アンスティチュ・フランセ日本」が誕生しました。2013 年には大阪
にもアンスティチュ・フランセが展開します。その使命は、名古屋、仙台、札幌、徳島
にあるアリアンス・フランセーズのネットワークに補完され、日仏会館フランス事務所、
東京国際フランス学園そして関西フランス学院との連携のもと、音楽を始めとするフラ
ンス文化を日本に広め、推進していくことです。
「アンスティチュ・フランセ日本」は、フレンチミュージックとして既に日本でも評価
の高いアーティストに加えて、将来性のある良粒のアーティストを日本の皆様に見出し
ていただけるよう、魅力的なアーティストをミックスした多様性のあるプログラムをご
提案いたします。すべてのデジタルクリエーションを対象に 2 月に開催するイベント「デ
ジタル・ショック」のコンサートの幕を開けるのは活躍中の 2 つのグループ。斬新なフ
ランスのエレクトロの注目株である「
「ガング・
ガング・ポル&
ポル&ミット」
ミット」が、初心者からテクノフ
ァンに至るまで幅広い層に向け、デジタル音楽の新しい道筋を開拓します。イベントは
「フランコフォニー・デー」を皮切りに 3 月も続きます。2012 年に来日して注目を浴び
たアーティスト「
「ベン・
ベン・マズエ」
マズエ」が登場。ロマンティックであると同時に悪態をつく詩
のシャンソンを歌います。
「フェット・ド・ラ・ミュージック 音楽の日」は、フランスでは毎年 6 月 21 日に行わ
れますが、日本では 21 日~22 日の 3 日間の開催となり、
「ポリーヌ・
「シ
ポリーヌ・クローズ」
クローズ」と「
ャルル・
ャルル・パジ」
パジ」の来日公演が予定されています。二人のアーティストはそれぞれのレパ
ートリー、すなわち前者はソール・ポップスと、詩を重んじるシャンソン、後者はブル
ース、ファンキー、ソール、ロックのメロディーを披露します。9 月末の「美食の祭典」
では「地中海の世界」をテーマに、プロヴァンス地方のシャンソンとマルセイユ風オペ
レッタのミックスで知られるグループ「
「ムスー
ムスー・テ・レイ・ジョヴァン」
ジョヴァン」など男性ボー
カルが肩を並べて。マルセイユなどの南フランスの雰囲気でこのお祭りの日を盛り上げ
ます。
また、2013 年には、カフェ
カフェ・
カフェ・ライブという新しい企も予定されています。そのコンセプ
ライブ
トはごくシンプルで、「フランスのガストロノミー」。アンスティチュ・フランセ東京内
のレストラン「ラ・ブラスリー」の陽気な雰囲気の中で、美味しいお料理を味わってい
ただきながら、それに合わせた音楽を堪能していただきます。
2013 年、「アンスティチュ・フランセ日本」はバラエティに富み、モダンで、幅広い客
層を対象にした革新的なプログラムを提供し、フランス文化の創造と発信に今までにな
いほど力を注いでいきます。スポンサーの皆様には、その企業名を、ユニークで、日本
で大変評価の高いフランスのイメージと融合させる機会となることでしょう。
◆ デジタル・
デジタル・ショック
◆ フランコフォニーのお
フランコフォニーのお祭
のお祭り
2013 年 2-3 月
推定動員人数(東京)
:350 人
日本全国巡回 :札幌、仙台、東京、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡、別府、熊本
2013 年 3 月
推定動員人数(東京)
:600 人
日本全国巡回公演 : 横浜、京都・大阪、福岡
(推定動員人数:300 人)
ガング・
ガング・ボル&
ボル&ミット
ベン・
ベン・マズエ
エネルギッシュ、仮想現実的、謎めいてエ
ニグマティック、それらを兼ね備えている。
ガングポル(Gangpol)は音楽担当、ギヨ
ーミット(Guillaumit)がグラフィックと
ビデオを担当、音と映像のデュオ・クリエ
ーターである。ビタミン溢れるエレクト
ロ・ミュージックにクレージーで非常識なパーソナリテ
ィを起用することで、音と光と映像が重なり合う、まさ
にビジュアルなパーフォーマンスを造り上げる。彼らの
スタイルは電子的な部分とメロディックな部分とを対比
させる点が特徴。シンプルなジオメトリック・ベースの
カラフルな背景にパーソナリティを添えるビジュアルで
ある。遊び心満載でユーモラスな側面に、常に奇妙で不
合理で皮肉を交えた側面を共存させている。
シャンソン、ソールとヒップホップの
間で、ベン・マズエは言葉とリズムで
遊ぶ。彼の信条?音楽は分かち合うも
の、ということ。金髪碧眼で長身の、
ラップ世代の青年はパリを愛し、アラ
ン・スーション、ルノーやジャック・
ブレルを聞いて感覚を研ぎ澄ませた。聞きわけやすい歌声の
このシンガーはラストアルバム「3 つの単位の法則」« La
règle des 3 unités »の中で、後悔について、愛の必要性に
ついて、極めて繊細な心について語る。しかしながら、彼の
音楽はコンサートで観客と気持ちを分かち合いながら聞く
ように作られているので、来日コンサートは逃さないように
お勧めする。
http://gangpol-mit.blogspot.jp/
http://www.benmazue.com/
http://www.youtube.com/watch?v=ENF8aBVxXWw
シャルル・
シャルル・パジ
◆ フェット・
フェット・ド・ラ・ミュージック(
ミュージック(音楽の
音楽の日)
2013 年 6 月 21 日-23 日
推定動員人数(東京) : 800 人
日本全国巡回公演
:
京都・大阪、福岡
(推定動員人数:600 人)
ポリーヌ・
ポリーヌ・クローズ
ポリーヌ・クローズは 2005 年、小さな
告白で彩られた自らの名を関したファ
ーストアルバムを通して、フランスの音
楽シーンに華々しいデビューを飾る。そ
して若干 24 歳で、独自の甘美で官能的
な歌声で即座にフランスの舞台に輝や
きをもたらした。
このアルバムは大ヒットを収め、ゴール
ド・ディスク賞を二重受賞。その後ポリ
ーヌは着々と歩みを進め、多くのコンサ
ートを重ねてきた。
セカンドアルバム『流れる噂』(Un bruit qui court)では、より自由度を増した歌声
で、よりジャズ的、トリップ・ホップ的なポリーヌを聞かせている。
その頃からポリーヌ・クローズは、シャンソンのしきたりから完全に開放され、音符で
遊び、渦巻くような声、なでるような声、波や雪の小片のような声を自由に使いこなす。
ポリーヌ・クローズのニューアルバムは 2012 年の後半にリリースされる予定。
シャルル・パジは「不可能なことはない」と考えているアーティストの世代に属する。
このフランコ-イタリアンの若者は根っからのパリジャンの感覚の持ち主、28 歳の時か
らしっかり自分の道を歩んできた。ブルースに惹かれて作った初めての曲以降は、ハモ
ニカの達人でもある彼は、白い肌でアメリカの黒人霊歌を魅力的なハスキーヴォイスで
歌い、セカンドアルバムをリリースする。アルバム「Uncaged」では、メランコリックな
バラードとファンキー・メロディ、ソールとロックの中で揺れるように曲が流れる。マ
イルス・デイヴィス、オティス・レディングあるいはボブ・ディランの揺り篭に揺すら
れ、シャルル・パジは一昔前の曲をその日の好みに合わせて奏でる。中途半端に終わら
せたくない彼はアルバム「Better with Butter」と「Farewell My Love」では、実力派
のジャズマン、サクソフォニストのアルチ・シェップとのコラボレーションを組む。確
かに、この情熱的な夢想家の才能を前にして何も言い残すことはない。彼の曲を聴いて
いただければお分かりいただけるはずである。
http://charlespasi.believeband.com/
http://www.paulinecroze.com/new-site/
http://www.youtube.com/watch?v=AbCTnwRg7Z0
http://www.youtube.com/watch?v=86vY8N6nR8M
◆ 美食の
美食の祭典:
祭典:テーマ「
テーマ「地中海の
地中海の世界」
世界」
◆ カフェ・
カフェ・ライブ
2013 年 9 月末日本全国巡回講演
:
大阪、福岡
推定動員人数 : 900 人
ムスー・
スー・テ・レイ・
レイ・ジョヴァン
2004 年に結成されたムスー・テ・レ
イ・ジョヴァンはマルセイユの東にあ
る港町ラシオタ市の出身。フランス語
とオクシタンの方言で歌うグループ
は 30 年代のマルセイユを思わせ、そ
こに集う人々を祝福するかのようだ。
その音楽には様々な影響が見られ、プロヴァンス地方
の歌からブラジル音楽に、ブルースからマルセイユの
オペレッタに至るまでの音楽が交差する。結果として伝統的でありながらモダンでもあ
り、地方色豊かでありながらユニバーサルでもある音楽となる。こうして地中海の男た
ちはコンサートで、真の生きる喜びを観客に感じさせてくれるのである。
http://moussut.ohaime.com/
http://www.youtube.com/watch?v=W9_bzYuICak
2013 年
日本全国巡回講演
:
大阪、福岡
(推定動員人数 : 60 人)
「『カフェ・テアトル』とはアーティストたちが制約なしに自由に表現できる場所、観客
との距離が近く、親しみをもてることが主な特徴である。」
この一般的な「カフェ・テアトル」の定義は、音楽と演劇の新しい出会いの場というコ
ンセプトを文字通り表現している。これこそまさに「アンスティチュ・フランセ日本」
が 2013 年に提案しようとするものである。
アンリ・
アンリ・パドヴァニ
フランスの作詞・作曲家でギタリストでもあるアン
リ・パドヴァニは、最もインターナショナルなコルシ
カ人であり、ロック界のモンスターである。彼の国際
的なキャリアは 1977 年にカルトグループ「ポリス」の
結成メンバーとしてロンドンで始まる。その後、パン
ク・ミュージックのもうひとつの代表格、
「ウェイン・
カウンティ & ジ・エレクトリック・チェアーズ」
(Wayne County & the Electric Chairs)に参加し、
1980 年に「ザ・フライング・パドヴァニーズ」(The
Flying Padovani's)を結成、2 枚のアルバムをリリー
スする。このグループは 2006 年には日本の「フジロック・フェスティバル」に招待され
ている。アンスティチュ・フランセ日本は 2013 年 10 月にアンリ・パドヴァニを招聘し、
一連のコンサートで彼のレパートリーであるブルースからロックに限らず伝統的なフラ
ンスのシャンソンや、有名アーティストの未発表のタイトルをアレンジして披露しても
らう。
http://www.henrypadovani.com/
ジェドレ
作詞・作曲を手がけ自らも歌うジエド
レは、フランス人とリトアニア人のハ
ーフで、ユーモアたっぷりの詩を歌う、
将来が楽しみな才能を持つアーティ
スト。「どぎつい」とか「政治的に不
適正」などと評される彼女の詩は、辛
らつでありながら心地よく、彼女の衣
装や舞台のすてきな色使いとは絶妙
なコントラストを成している。アンス
ティチュ・フランセ日本は 2013 年 12
月にジエドレを初めて日本に迎え、フ
ランスで驚異的な成功を収めた彼女
のファーストアルバムの収録曲を中
心にコンサートを開催する。多様な顔
を持つこのアーティストの特異で魅力的な世界を発見できる絶好の機会となるであろう。
http://www.giedre.fr/
フランス語
書籍
フランコフォニー
国内各地で
国内各地で行われる充実
われる充実した
充実したフランス
したフランス語教育
フランス語教育
東京、横浜、福岡、京都、大阪といったアンスティチュ・フランセ日本の全ての支部、なら
びに名古屋、札幌、徳島所在のアリアンス・フランセーズの各支所で、フランス語の授業を
受講していただけます。
コリブリ・
コリブリ・ネットワーク
フランス語の授業を行う日本の高校と、日本語の授業を行うフランスの高校との間で
毎年、3 週間の短期交流が行われています。
個別に
個別に対応した
対応した授業
した授業 :
- フランス語講座
フランス語講座
アンスティチュ・フランセ日本は何よりもまずフランス語の基礎教育を行う場所です。日本
人に対応した教育法で、段階的に効率良くフランス語に親しんでいただけます。
コリブリ・ネットワークでは
- 日本でフランス語の授業を行う 41 の高校がメンバーになっています。
- フランスでは日本語の授業を行う 32 の高校がメンバーになっています。
- テーマ別講座
テーマ別講座
レベルを問わず、アンスティチュ・フランセ日本では、今日のフランスに関するワークショ
ップや文化講座(芸術、フランス式ライフスタイル、文学、歴史等)を実地しています。
- フランスの高校生 30 人が、万聖節の休暇中(11 月)に日本に送られます。
- 日本の高校生 30 人が春休みの時期にフランスに送られます。
- 通信教育
通学のできない遠方在住者のために、郵送による通信講座、インターネットによる講座を開
設しています。
コリブリ・ネットワークは 2013 年、ニュー・カレドニアの高校、東京国際フランス学園と共に、
その活動の域を広げています。
http://www.reseau-colibri.net
教育オフィシャルパートナー:
教育オフィシャルパートナー:
フランス語
フランス語学習者への
学習者への取
への取り組み
フランス語
フランス語コンクール
受賞を狙って、あるいは純粋にフランス語の上達を目的に参加いただける数々のフランス語
コンクールが 1 年を通し、日本国内各地で行われています。最優秀者にはフランスへの旅行
が用意されています。フランス語を学ぶ方にとってこの上ない報酬となるでしょう。
-
高校生の関東フランス語暗唱コンクール(アンスティチュ・フランセ横浜 3 月)
福岡・ボルドー 姉妹都市フランス語コンクール
(アンスティチュ・フランセ九州 6 月)
- 日仏会館フランス語コンクール(東京、日仏会館 11 月)
- 全日本学生フランス語弁論大会(京都外国語大学 11 月)
- 大阪日仏センター=アリアンス・フランセーズ暗唱大会(11 月)
- 北海道フランス語コンクール「さあ、みんなでフランス語を話してみよう...」
(新設、2013
年秋開催予定)
これらのコンクールは、エール・フランスならびに数多くのパートナーと共に、在日フランス大
使館の後援の下、開催されています。
フランス語
フランス語の資格
通年を通してアンスティチュ・フランセはフランス語の授業を行っています。在日フランス
大使館のもと、国内のアンスティチュ・フランセやアリアンス・フランセーズから成るフラ
ンスの文化ネットワークでは、DELF、 DALF あるいは TCF といった、唯一、フランス国民教
育省に認定されたフランス語の資格を取得できます。毎年、フランス大使館は、受験者の中
から優秀者に賞を授与しています。また、2010 年より高校生には DELF JUNIOR を、2012 年よ
り年少者には DELF PRIM を受験して頂けるようになりました。
http://delfdalf.jp
教育オフィシャルパートナー:
◆ フランコフォニーの
フランコフォニーのお祭り
2013 年 3 月、4 月には、東京、横浜、札幌、仙台、名古屋、大阪、京都、徳島、福岡で数多くのアー
ティストがパフォーマンスを行います。
◆ 読書の
読書の秋 2013
今年も
今年も日本国内各地で
日本国内各地で数々の催しと共
しと共に、第 6 回目となる
回目となる『
となる『読書の
読書の秋 2013
2013』を開催します
開催します。
します。
•
•
•
•
•
世界にはフランス語を母国語とす
る人が 2 億 2 千万人います
フランス語圏の美食の発見
コンサート
フランス語圏の映画の紹介
フランス語のワークショップ
1.概要 :
・一般に開放された、無料の講演会
・『読書の秋 2012』での集客数述べ 15 000 人
・約 30 名の作家、漫画家(そのうち約半数がフランスの日本で
翻訳が出版されている作家)を招聘し、およそ 30 の催しを開催
・アンスティチュ・フランセとアリアンス・フランセーズの各支所
で開催
以下の作家、漫画家が来日します。
2. 講演者 :
アブデカデール・
アブデカデール・ジェマイ
アルジェリア系フランス人作家。
『Un été de cendre』で Découverte Albert Camus 賞と
Tropique 賞受賞。欧州と中東で作家としての地位を既に確立し、
2013 年、作品紹介のため来日する。
フレデリック・
フレデリック・ペーターズ:
ペーターズ:
ア ン グ レ ー ム国 際 漫画 フ ェ ス テ ィバ ル にお い て 単 行 本、 『 Pluies
bleues 』 で 頭 角 を 現 す 。 ま た 、 2006 年 に は 同 フ ェ ス テ ィ バ ル で
『Pluies bleues』の第 4 巻と作品『Lupus』が最優秀単行本賞を受賞
した。
『読書の秋 2013』では、著名作家たちが「地中海」をテーマに講演を行います。
アミン・
アミン・マルーフ
アカデミー・フランセーズ会員。西洋と東洋が保つ政治と宗教の関係を問
う作品で知られる。また、『Les Identités meurtrières 』(1989),
『Origines 』(2004 年、メディテラネ賞受賞)、あるいは日本でも既に
筑摩書房より出版されている 『サルカマンド年代記』などのエッセーで
は、亡命とアイデンティティをテーマに取り上げた。
パスカル・
パスカル・キニャール
映画化された『Villa Amalia』や France Culture 賞を受賞し、2013 年に日
本でも翻訳の出版が予定されている小説『 Vie secrète』など、地中海にイ
ンスピレーションを得た作品が多い。
日本でも人気を得つつあるフランスの漫画、バンド・デシネも、再び『読書の秋
2013』で脚光を浴びます。以下の著名な漫画家が来日します。
エンキ・
エンキ・ビラル
フランスのSFバンド・デシネの大使的存在。1972 年、PILOT 誌に掲載さ
れた、『Le Bol maudit』でデビュー。最近では、4 部作シリーズの『モン
スター 』が日本でも翻訳出版された。アヴァンギャルドなアーティスト
であり、そのスタイルは西洋のみならず東洋でも成功を収めている
◆ 人文科学
人文科学講演会
科学講演会シリーズ
講演会シリーズ : 危機を
危機を考える
我々の時代が体験する危機は往々にしてその経済的観点からしか語られることがありません。様々な
知識人の講演を聞くことにより、教育、社会、エコロジーなどの側面からこの問題を考える新たなア
プローチが見えてくるでしょう。
ニコラ・
ニコラ・ドゥ・
ドゥ・クレシー
飛鳥書房より出版された主な作品、『天空のビベンドム』に見られるよう
に、その洗練されたユニークな手法で他と一線を画す。毎回、驚きを備え
た新たな作風で知られ、2008 年には京都のヴィラ九条山にアーティストと
してレジデンス滞在した。
● フランス文化ネットワーク各地で作家の対談が行われます。
● 日仏会館で、講演会シリーズ「危機を考える」が行われま
す。
ビラルとクレシーは 2005 年、ルーヴル美術館と Futuropolis 出版との協力による発
案で、ルーブル美術館を題材にした作品のシリーズの初作、2 作目を飾り、日本国内
では横浜の BankART Studio NYK、京都国際マンガミュージアムで紹介された。
ドミニク・
ドミニク・ブルグ :
哲学者。環境とテクノロジーを専門とする。エコロジー監視委員会
であるニコラ・ユロ財団 のメンバー。Gallimard 出版より、『Le
Développement durable(持続可能な開発)』を出版、環境保護論
を、危機からの新たな脱出策として提案している。
3. 多岐分野に
多岐分野に渡るフェスティバル :
•
•
•
•
講演者 :
劇作家、演出家として日本でも
その名を知られるパスカル・ラ
ンベール(『愛の始まり』、
『世界は踊る〜小さな経済の物
語 』 、 『 天 国 の 扉 Knocking
on heaven’s door 』)による
演 劇 。 2013 年 に は 新 作 、
『 Clôture de l’amour』を発
表予定。
思想討論
映画
展覧会
また、デッサンのワークショップ、作家とのサイン会他も予定しています。
セルジュ・
セルジュ・ラトゥーシュ : 脱経済成長論者として、市場のグローバ
ル化、地球の商品化、経済成長の観念を「地球破壊と社会の不平等
化の原因」として告発する。
知的交流
◆ 未来の
未来の都市 : 文化的な
文化的な挑戦 ?
アンスティチュ・フランセ横浜と日仏会館にて、6 月 1 日から 4 日までの予定で討論会が開催され
ます。
◆ 飲み物の文化
9 月 28 日 29 日、アンスティチュ・フランセ東京、横浜における美食の祭典の催しの中で
討論会が開催されます。
都市と文化の間には相互関係があります。: 都市は、文化を育みま
す。 同様に文化は、都市に意味を与え、人々のつながりを築きま
す。.文化とイノベーションは、都市生活者である我々を再び結びつ
ける力となりうるのでしょうか。この危機の時代にあって、学校、労
働、政治の弱体化した構造的力を,「文化的民主主義」によって強め
ることはできるのでしょうか。
概要 :「横浜フランス月間」
の一環として、姉妹都市であ
るリヨンと横浜の市長による
討論会 (6 月 4 日) が開かれ
ます。日仏会館では、科学分
野の討論会(6 月 1 日)、ア
ンスティチュ・フランセ横浜
では映画上映会、またアンス
ティチュ・フランセ東京では
展覧会が開催される予定です。
オフィシャルパートナー:
オフィシャルパートナー:
お酒の飲み方
アンスティチュ・フランセ東京と横浜で、9 月 28 日と 29 日に開催さ
れる「美食の祭典」において、討論会が開かれます。
2013 年の美食の祭典が開催されるのを機に、アンスティチュ・フラン
セ日本では、日仏の知識人(フランス側からはミッシェル・オンフレイ氏)によるお酒
の飲み方についての討論会を予定しております。私達の社会では、飲酒は快楽というよ
りは生きる術の一つに数えられ、美酒を嗜むことは、海外に対して私達の文化の一面を
伝えることにもなっています。
ある種のモラルへの回帰が見られる今日、むやみな飲酒や過度のアルコール摂取の危険
性についての様々なキャンペーンの矛先が、文化的行為としての飲酒に向けられること
もあります。しかしながら、日仏には飲酒の文化に価値を置き愛着を持つ人々も多くい
ます。私達の「国民的飲み物」ともいうべき日本酒とワインは、国の旗印として、世界
中で愛され続けています。
哲学者であり美食家でもあるミッシェル・オ
ンフレイは、人々が調理法を知らないために、
大量の野菜が廃棄されていることを知って、
アルジェンタナンに美食の市民大学を創設し
ました。この市民大学は「ものの味」を再発
見することを提唱し、一般の人々が美味しい
料理に親しめるようになることを目的として
います。講義は原則として、腕のいいシェフ
を招いて菜園で採れた野菜を美味しく調理す
る方法を学ぶこととされています。料理をし、
共に食卓を囲むことは、社会的な絆や人々の
交流を深めることでもあるという考えから、
その他にも一連のセミナーが開講されています。
◆ 新たなリスク
たなリスクに
リスクに直面する
直面する中小企業
する中小企業
9 月中旬、関西大学とアンスティチュ・フランセ日本による討論会が開催されます。
リスクは経済の基盤の中にあります。リスクは好機の源でもあり、時には
価値を生み出します。企業化は、リスクを取りつつ富を生み出しています。
金融分野においては、リスクが投資効果をもたらすことも頻繁にあります。
気候変動、政治的あるいは金融的危
機、人口の高齢化、新しい情報技術
に関連する問題、仕事によるストレ
スの増大などといった新たなリスク
に直面して、企業は防衛策や予防策
を講じるための不断の努力を強いら
れています。
大企業が財源的にはより優位な立場
にある中で、中小企業はいかにして
リスクへの対抗措置を取ることがで
きるでしょうか。新たなリスクの中
に、中小企業が好機を見出せるとす
れば、それはどのようなものでしょ
うか。
オフィシャルパートナー:
オフィシャルパートナー:
大学交流&リセ
フランスの
フランスの高等教育の
高等教育のプロモーション
2. フランス高等教育
フランス高等教育プロモーションツアー
高等教育プロモーションツアー 2013
東京:05 月 17 日(金)& 18 日(土)
京都:05 月 19 日(日)
Campus France - フランス政府留学局
フランス政府留学局・
政府留学局・日本支局は
日本支局は、フランスの
フランスの高等教育機関への
高等教育機関への留学
への留学を
留学を推
進すべく、
すべく、北海道から
北海道から九州
から九州にいたる
九州にいたる日本各地
にいたる日本各地において
日本各地において情報
において情報の
情報の提供をしております
提供をしております。
をしております。
1. 欧州留学フェア
欧州留学フェア 2013
2013 年、Campus France は、欧州の複数の機関
と共に、第 2 回欧州留学フェア(EHEF 2013)を
開催し、修士課程や博士課程を中心に、ヨーロ
ッパ各国の高等教育機関への留学に関連する情
報や、奨学金などに関する情報をご案内いたし
ます。ヨーロッパ各国から来日する 60 校の高等
教育機関の代表者に直接相談をしていただくこ
とができる欧州留学フェア 2013 は、日本の学生
や若い社会人にとって、就学や研究のための留
学計画を具体的に構築するための好機となるこ
とを確信しております。フランスからは 12 の高
等教育機関および高等教育コンソーシアムが参加を予定しております。
2012 年、第 1 回欧州留学フェアには 1300 人の方が来場し、フランスをはじめとするヨーロ
ッパから来日したトップレベルの高等教育機関の代表者と会っていただくことができまし
た。昨年の欧州留学フェアにはフランスからは次のような高等教育機関が参加しております。
HEC(経営系グランゼコール)、ESSEC(経営系グランゼコール)、Ecole Polytechnique(工
学系グランゼコール)、SciencesPo. Paris(パリ政治学院)、Universités de Grenoble(大
学)、Institut Télécom.(工学系グランゼコール)
2013 年、Campus France - フランス政府留学局・日本
支局は、 フランス 高等教育 プロモーションツアー
« Etudier en France » を行います。在日
在日フランス
在日フランス文
フランス文
化ネットワーク(アンスティチュ・フランセ
5 校、ア
ネットワーク
リアンス・フランセーズ 4 校)、及びフランスの大学
と協定を持つ日本の大学の協力を得て、行われるプロ
モーションツアーでは、フランス留学に関連する情報
はもちろん、日本に支社を持つフランス企業など、日
本におけるフランスについての情報を、より広く案内してまいります。
遊牧民のキャラバン隊さながら、フランス高等教育プロモーションツアー « Etudier en
France » は、北海道は札幌をスタートし九州は福岡まで、日本各地の 15 の大学のキャンパ
スに赴き、学生に直接情報をご案内してまいります。
日程:
日程:2013 年 10 月 15 日~30 日
行き先 : 札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、広島、福岡
3. 海外留学フェア
海外留学フェアへの
フェアへの参加
への参加
2013 年度フランス
年度フランス政府給費留学生
フランス政府給費留学生壮行会
政府給費留学生壮行会
Campus France は、例年に引き続き 2013 年も、日本各地の大学により主催される海外留学
説明会や海外留学フェアに参加することで、フランス留学に関する情報の提供を続けてまい
ります。
4 月 12 日(金)
会場:在日フランス大使館
2012 年、Campus France は、40 校を超える大学の留学フェアや説明会に参加いたしました。
以下は
以下は 2012 年に Campus France が参加した
参加したイベント
したイベントを
イベントを主催した
主催した大学
した大学の
大学の一例です
一例です:
です:
北海道大学、東北大学、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、東京工業大学、明治大学、
上智大学、名古屋大学、京都外国語大学、関西大学、甲南大学、神戸大学、西南学院大学
フランス政府給費留学生制度 1933 年に創設されま
した。以来、その恩恵を受けてフランスへ留学した
日本人留学生は 1700 名にのぼります。こうしてフラ
ンスで学んだ元給費留学生により「文化系フランス
政府給費留学生の会」が結成され、フランスを愛す
る日本人のネットワークとして活動を続けています。
日仏両国の未来が支える同制度は両国の交流の根幹
を成すものであり、フランス大使館だけでなくフラ
ンス外務省もその対応に配慮をしております。それ
は、フランス本国および大使館の予算がかなり厳し
い現況においても、この給費留学生制度のための予
算が維持されていることからも、明らかです。
このたび、長きにわたり深い尊敬を集め品格を保っ
ているフランス政府給費留学生制度を記念して、新しく 2013 年度フランス政府給費留学生
を迎え、壮行会を開催いたします。当日は、祝辞と渡仏の準備についての説明、懇親会が行
われます。
東京国際フランス
東京国際フランス学園
フランス学園
-
学園祭(
学園祭(幼児・
幼児・初等教育科)
初等教育科) (2013 年 6 月 15 日開催)
日開催)
幼児・初等教育科の学園祭(2012/2013 年度)が学年末
に行われます。大人も子供も楽しめるプログラムをご用意
しています。
日時:2013 年 6 月 15 日
場所:東京国際フランス学園
「国際的な環境で質の高いフランス式教育を提供する」
これが東京国際フランス学園の信条です。
本校が
本校が掲げた目標
げた目標は
目標は、優秀かつ
優秀かつ豊
かつ豊かに栄
かに栄える学校作
える学校作り
学校作り、日本や
日本や外国など
外国など国際的
など国際的に
国際的に門戸を
門戸を開い
た学校作りです
学校作りです。
りです。
-
学生の
学生の集い (2013 年 2 月 13 日開催)
日開催)
キャンパス・フランスの御協力の下、この集いは主として東京国際フランス学園の生徒向け
に開かれるものですが、11 時 30 分には、レンヌ第一大学、高等商業専門学校(HEC)、高等
経済商科学校(l’ESSEC)、そして明治大学の各担当者と、生徒保護者が歓談していただけ
るよう準備しております。
日時:
8 時 30 分~12 時 30 分
日時:2013 年 2 月 15 日
場所:東京国際フランス学園
場所
主なテーマ:教育、進路、高等教育課程、大学交流
テーマ
‐《
《フランス語強化
フランス語強化クラス
語強化クラス》
クラス》開講
(2013 年 4 月 1 日)
フランス語
フランス語は話せないけれども、
せないけれども、お子様に
子様にフランス式
フランス式
国際教育をお
国際教育をお考
えの保護者の
皆様に 向 けて、
けて、 本校は
本校は
をお 考 えの保護者
保護者 の 皆様に
2013 年 4 月から初等教育科
から初等教育科に
初等教育科に《フランス語強化
フランス語強化クラス
語強化クラス》
クラス》
を開講します
開講します。
します。
フランス語がほとんど、もしくは全く話せない子供た
ちに、本校の正規教育課程に必要なレベルのフランス
語を習得させることを目的としています。
本クラスは主に 5 歳から 9 歳までの子供を対象としています。
生徒はまず、自分の年令に相当する本科クラスに登録しますが、少なくとも 1 学期間はフラ
ンス語強化クラスに入ります(2013 年 4 月 2 日~6 月 27 日)
。このクラスは少人数制の週 24
時間集中授業で、専任教諭と共に学習します。主に会話習得に重きをおき、それぞれの生徒
に合った特別カリキュラムが組まれます。
開講期間:2013 年 4 月 1 日~2013 年 6 月 27 日
- スポーツを
スポーツを通して
フランス語塾
フランス語塾の
語塾の開講
(2013 年 3 月 15 日)
このプロジェクト
このプロジェクトは
プロジェクトは、横浜アンスティテュ
横浜アンスティテュ・
アンスティテュ・フランセとの
フランセとの共同作業
との共同作業の
共同作業の下に実現いたしました
実現いたしました。
いたしました。
日仏バイリンガルのお子様をお持ちの保護者の方々のご要望、特にお子様のフランス語のレ
ベルを落としたくない、またはさらに進歩させたいというご希望に応え、日本アンスティテ
様々な国の仲間達と
仲間達と
交流を
交流を
優れた体育施設を備えた東京国際フランス学園は、2013 年も他校の生徒達とのスポーツ交流
を通して、国際的連携を深めると同時に、地元滝野川へも根を下ろしていきたいと考えてい
ます。
-
交流校:横浜独逸学園、東京ブリティッシュスクール、慶応高校、早稲田
ュ・フランセと提携し、本校にて 2013 年 3 月 15 日から特別フランス語授業を開講すること
となりました。
高校、滝野川第六小学校、滝野川紅葉中学校
その後、生徒が希望すれば、フランス語強化クラスを通して、中等教育科第一学年または初
等教育科から、本校の教育システムに編入することも可能となります。
今年は特に、エリゼ条約(仏独協力条約)締結 50 周年ということで、横浜独逸学園とのよ
り一層の交流が期待されます。
我々は、日仏バイリンガルの子供たちが、フランスと日本という二つの文化を維持し続けら
期間:年間を通して開催
期間
れるようご協力したいと強く望んでいます。そして、日本語のバカロレア・インターナショ
ナル・オプション試験を受けるところまで指導できればと考えています。
期間:2013
年 3 月 15 日~2013 年 6 月 30 日
期間
www.institutfrancais.jp
www.japon.campusfrance.org
特別プログラム
地中海-日本 2013
ダンス
ヨーロッパ文化首都
ヨーロッパ文化首都
マルセイユマルセイユ-プロヴァンス
◆ マチルド・
マチルド・モニエ
上演作品未定
マルセイユは 2013 年ヨーロッパ文化首都に指定されています。アンスティチュ・
フランセ日本をはじめ、日本におけるフランス文化機関ネットワークでは、この機会に
地中海をよりよく知っていただく企画をご用意いたしました。
-
2013 年 11 月
彩の国さいたま芸術劇場(東京)
- 京都、名古屋公演予定
多様性に満ちた素晴らしいフランスのこの地方を、映画、展示、ガストロノミ
ーなどのイベントを通じてご紹介します。
また、マスコミのレベルでは、「アラブの春」や、森美術館で開催された「アラ
ブ・エクスプレス展」、またはタハール・ベン・ジェルーンの来日が大きな話題になった
ことからも、日本における地中海地方に対する関心の高さが伺えます。
マチルド・
マチルド・モニエ:
モニエ:アンジェのフランス国
立コンテンポラリー・ダンス・センターで
学んだマチルド・モニエは、フランソワ・
ヴェレのダンスに参加し、1983 年には彼
やジョゼフ・ナディと『そこ』を共作(GRCOP
委嘱)。ジャン=フランソワ・デュルール
と数作をコレボレーションした後、ソロで
活動を開始、約 10 作品を制作。1993 年に
はドミニク・バグエの後継としてフランス
国立モンペリエ振付センターの監督に就
任。この年よりモンペリエ・ダンス・フェ
スティバルの企画にも参画する。
また、マチルド・モニエはルイ・スクラヴィスのもとでジャズに影響を受けたのち(1991 年
の『シノワズリ』『北壁』)、共同体という観点からみた身体また空間というものを題材とす
るようになる。アフリカおよびモンペリエで自閉症患者を対象とした活動に取り組み、その
経験をもとに彼女の創作活動も新たな段階へと向かっていく。
1993 年にはアフリカ人また西洋人のダンサーによる『アンチゴネ―の為に』を制作。1996
年の『ばらばらのアトリエ』では、近接性、身体、自閉性を題材とする。社会への問題意識
から、内的無秩序、ひいては狂気を題材とするようになり、2003 年に『敗走』
、2004 年に『公
の』を制作する。
アヴィニョン・フェスティバルでは『辛辣な恥じらい』『恍惚』(1986 年)
、『それから』(1992
年)、『ばらばらのアトリエ』(1996 年)
、『そこからの場』(1999 年)
、『兄弟姉妹』『猿の居場
所』(2005 年)、
『谷間 2008』(2008 年)を発表している。
2005 年にはクレール・ドニが彼女を題材にしてドキュメンタリー映画『マチルドのほうへ』
を制作している。
ダンス
演劇スペクタクル
演劇スペクタクル
◆ユヴァル・
ユヴァル・ピック
◆ウィンター・
ウィンター・ファミリー
『PLAY BACH-プレイ・
プレイ・バック/
バック/バッハ』
バッハ』
-
2013 年秋、
年秋、横浜 BankArt
『堅い鉛エルサレム』
エルサレム』JERUSALEM PLOMD DURCI
DURCI
-
-
2013 年 9 月 : 鳥の演劇祭(鳥取)にて
日本のほか、韓国、台湾でも公演予定(詳細調整中)
感情が絶対的に支
配する世界、また
は「ドキュメンタ
リー演劇」という
パフォーマンスへ
の旅。
ユヴァル・ピックのダンスは、彼のダンサーとしてのイメージ同様、たくましく、そしてユ
ニークです。どこまでも音楽的な動きと呼吸が、力強く、そして柔らかく広がってゆきます。
これまでにオハッド・ナハリン、テロ・サーリネン、ラッセル・マリファンなど、著名な振
付家たちと数多くのコラボレーションを行ってきました。リヨン国立オペラ劇場でバレエ・
ダンサーとして活躍した後、現在は、リヨン近郊リリュー=ラ=パプ国立振付センターのディ
レクターを務めています。
バッハの音楽に入り込むために、ユヴァル、そしてダンサーたちそれぞれが本能的にこれだ
と感じた、好きな曲だけを集め、「プレイリスト」にしました。パワフルに動き出す身体。
生命のエネルギー交換が起こります。あるダンサーの身体の重みは、別のダンサーにゆだね
られ、それぞれがお互いを受け入れ合う。そうして行きついた先で、すべてを手放した時、
音楽がほとばしる。その時彼らは必然的に、同じ情熱によって一体となっているのです…。
イスラエル社会への、音と、テキ
ストと、ヴィジュアルの旅。案内
をするのはエルサレムの若い女性
です。
あらゆる場面で、苦悩、記憶、そ
して勇気が称賛され、規律や象徴といったものは、その枯渇地点に向かって、果てしなく続
いていく。
国家という、悲しく激しい渦にのみこまれてゆく人々。人質となった状態で、目がくらむほ
どにまばゆい、不吉な集団的幻想を演じる。詩曲と、ディスクールと、サイレンと、ダンス
とが、誕生から死まで、彼らの一生についてまわる。
絶望と虚無とに向かって、ますますスピードを上げて逃走してゆくイスラエル:情念が絶対
的に支配する世界。
* 2008 年から鳥取市で開催されている「鳥の演劇祭」は、日本における主要な舞台芸術イベント
のひとつです。国内外から多数の劇団・カンパニーが参加し、訪れる観客の数は毎年増加してい
ます。
展覧会
◆ソフィ・
ソフィ・カル
『最後のとき
最後のとき/
のとき/最初のとき
最初のとき』
のとき』
写真展
◆KYOTOGRAPHIE
-原美術館、2013 年 3 月 20 日から 6 月 23 日まで
第一回 京都国際写真フェスティバル
京都国際写真フェスティバル
- 2014 年、豊田市美術館および丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
- アンスティチュ・フランセ東京にて 関連企画 :
『DOUBLE BLIND / NO SEX LAST NIGHT』
の上映とソフィ・カルおよび写真家の杉本博のトークショー
ソフィ・カルは、日本では、1999 年
に初めての個展 「限局性激痛」を、
原美術館において開催しました。日
本での 3 か月間の制作滞在の集大成
でもあったこのプロジェクトは、大
きな成功を収めることができまし
た。それから 14 年を経た 2013 年、原美術館では、
豊田市美術館および丸亀美術館との共同プロデュ
ースにより、ソフィ・カルの近年の作品の展示をあ
らたに予定しています。失われた人やオブジェをテ
ーマに、その残された痕跡に見る「存在」と、写真によってあらわにされる「不在」とを記
録してゆく作業が、ソフィの近年の制作の大きな流れを形作っています。2007 年にはヴェネ
チアビエンナーレのフランス館アーティストに選出されるなど、国際的な評価も高いソフ
ィ・カル。日本でも彼女の活動に大きな関心をよせるアートファンは多く、こうして再び展
示の機会に恵まれたことは、アーティストにとっても大きな喜びとなるでしょう。
「不在」や「喪失」、意味の「埋め合わせ」、そして「見えるもの」と「見えないもの」。ソ
フィ・カルは私たちをこうしたものへの考察へといざないます。「FOR THE LAST AND FIRST
TIME (最後で最初の)」というタイトルのもと、2 部構成で企画されたこのエキスポジショ
ンは、2011 年のイスタンブール・ビエンナーレに出品されました。
ソフィ・カルは、これまで 30 年以上にわたるアート活動の中で、さまざまな形で作品を発
表してきました。ブック、写真、ビデオ、フィルム、パフォーマンスなど、あらゆる表現媒
体を通して、公的な領域と私的な領域との「境界」のもつ浸透性、そして覗き趣味的ともい
える「見るもの」のポジションと露出症的ともいえる「見せるもの」のポジションの互換性
を探求していく彼女のスタイル。
【関連企画】本展に先立ち、3 月 16 日にはアンスティチュ・フランセ東京にて、
『DOUBLE BLIND
/ NO SEX LAST NIGHT』の上映とソフィ・カルと写真家の杉本博トークショーが行われます。
- 2013 年 4 月 12 日 から 2013 年 5 月 6 日 まで京都の象徴的な場所のいくつか(町家、寺院、
神社など)
© 小野規
KYOTOGRAPHIE は、2013 年 4 月から京都で毎春開催予定の国際写真フェスティバルの第一
回。多くの人々にとってアクセスしやすい名所、町家、寺社仏閣などの場所で、約 10
の展覧会が開催されます。そのうちの展覧会は、京都のまちとその文化遺産だけではな
く、その現代性との直接的な関係を示すような真の地域アインディティティーを持つも
のです。それは、写真家や地域のヴィジュアルアーティストの視線を通して表現された
り、あるいは写真と、古都に息づく遺産である工芸美術とを一望に収めるごとく感じら
れるような展示によって、表現されるのです。その他のプログラムでは、さまざまな時
代の世界中の写真家の視線を通して、見るものを旅へと誘います。このフェスティバル
の第一の目的は、日本と世界の人々に、昔と今の写真を発見していただくことです。こ
の発見によって、日本人の日常に急速に入ってきた写真というものが改めて評価され、
相応の芸術的側面が与えられるようになることでしょう。
アンスティチュ・フランセ関西-京都イベント予定:
-小野規展:アルル国際写真フェスティバル 2012 で発表された作品。
(小野規:アルル国立高等写真学校卒業。京都造形芸術大学教授)
-ニコラ・ブーヴィエ展関連企画 : ドキュメンタリー上映/『Le vent des mots』(監督:
ジョエル・カルメット、オリヴィエ・ボアー)
-小野規展関連企画:講演会/レミー・フェンジ(アルル国立高等写真学校校長)X フ
ランソワ・エベール(アルル国際写真フェスティバルディレクター)
参加者/アーティスト:マリック・シディベ、ニコラ・ブーヴィエ、細江英公、高谷史
郎/DUMBTYPE、小野規、クリスチャン ポラック コレクション -日本写真の黄金時代
ビデオアート
« ビデオクリエーション
ビデオクリエーションの
の南仏 »
映画
◆ 地中海映画祭
◆ レ・ザンスタン・
ザンスタン・ビデオ
日本スペシャルプログラム
アンスティチュ・フランセ東京「エスパス・イマージュ」および館内ギャラリーにて上映
巡回予定 : 同プログラムは、地方都市での公開・上映も予定されています。
ビデオアート誕生 50 周年を祝うイ
ベントが、ここ日本において幕開け
られるということは象徴的なこと
でもあります。それは、ビデオアー
トというジャンルがアジアと非常
につながりの深いアートであると
いうことを強調するものだからです。ビデオアート
の生みの親とされるナム・ジュン・パイクは、韓国
系アメリカ人ですが、渡米前、日本で美術を学んで
おり、日本で過ごしたその数年間は、その後の彼の活動を決定づけるものでもありまし
た。
「レ・ザンスタン・
ザンスタン・ヴィデオ」
ヴィデオ」は、2013 年 2 月アンスティテュ・フランセ日本との共同
プログラムにおいて、フランス人アーティスト(またはフランスに居住するアーティス
ト)による作品をご紹介します。年月を経たものから最近のものまで、さまざまな作品
を通して、ビデオアートとはつねに変化を続ける、現在進行形の“熱い”アートである
ことがわかるでしょう。
すべての名を網羅することはできませんが、1970 年代から現代まで、フランスにおける
ビデオアートの歴史を彩るさまざまな作風、感性、技術、政治的・芸術的思想をご紹介
するためにセレクトされたアーティストばかりです。
また、マルセイユが 2013 年《ヨーロッパにおける文化の首都》に選出されていることに
ちなんで、マルセイユ=プロヴァンス地方在住のアーティストたちを集めたビデオプロ
グラム『ビデオクリエイションの南仏』を上映します。
- 企画:アンスティチュ・フランセ日本
- 会場:アンスティチュ・フランセ東京 他、各支局巡回
- 開催時期:8 月・9 月
東京都美術館で 2013 年夏開催される「ルーヴル美術館展 地中海 三千年のものがたり」
開催、そしてマルセイユが 2013 年ヨーロッパ文化首都に指定されたのを記念して、古来よ
り東西文明の要衝であり、有史以来異文化交流を通じて独自の文明築いてきた地中海の
国々映画作品を紹介します。地中海沿いにある南仏の町、ラ・シオタで産声を上げた映画
は、それ以降も地中海をめぐり、多くの傑作を残しています。アンスティチュ・フランセ
日本は、『身をかわして』
、
『クスクス粒の秘密』などでセザール賞を獲得し、フランス映画
界で最も活躍の期待されているチュニジア出身でフランス人監督のアブデラティフ・ケシ
シュを迎える予定です。東京都美術館で 2013 年夏開催される「ローマ帝国時代の地中海美
術展」開催を記念して、古来より東西文明の要衝であり、有史以来異文化交流を通じて独自
の文明築いてきた地中海の国々映画作品を紹介します。アンスティチュ・フランセ日本は、
2012 年に大ヒットを記録した『キリマンジャロの雪』の監督、ロベール・ゲディギャンを
迎える予定です。
上映予定作品 :
『ラ・シオタ駅への到着』 (1895) リュミエール兄弟
『ニースについて』
(1930)ジャン・ヴィゴ
『トニ』(1935)ジャン・ルノワール
『セザール』 (1936) マルセル・パニョル
『愛慾(』1937) ジャン・グレミヨン
『不思議なヴィクトル氏』
(1938)ジャン・グレミヨン
『天使の入り江』(1963)ジャック・ドゥミ
『軽蔑』 (1963) ジャン=リュック・フゴダール
『地中海』 (1963) ジャン=ダニエル・ポレ
『マリウスとジャネット』 (1996) ロベール・ゲディギャン
『アンティゴネー』
(1991)ストローブ=ユイレ(イタリア)
『メルセデス』
(1996)ユスリー・ナスラッラー
『ネネットとボニ』
(1996)クレール・ドゥニ
『永遠の語らい』(2003)マノエル・デ・オリヴェイラ(ポルトガル)
『他者』 (1999) ユーセフ・シャヒーン (エジプト)
『シシリア!』 (1999) ストローブ=ユイレ(イタリア)
『アテネ/アクロポリスへの三度の帰還』(1982)テオ・アンゲロポリス(ギリシャ)
『身をかわして』
(2003 年)アブデラティフ・ケシシュ(フランス)
(2007)アブデラティフ・ケシシュ(フランス)
『クスクス粒の秘密』
『男の死』
(2010)ジョアン・ペドロ・ロドリゲス(ポルトガル)
『警官』(2011)ナダフ・ラピッド(イズラエル)
『悔悛者』
(2012)メルザック・アルアーシュ
ガストロノミー
◆ 美食の
美食の祭典 クロージングイベント
◆ 美食の
美食の祭典
2013 年 9 月末-10 月初旬
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2013 年 9 月末~10 月上旬
アンスティチュ・フランセ東京
企画 : アンスティチュ・フランセ東京
推定動員人数 : 900 人
他
美食の祭典のトリは、ライブ!2013 年は、地中海のコンセプトにぴったりのムスー・テ・レ
イ・ジョヴァンが参加します。
世界でも評価の高いフランスの美食文化(ガストロノミー)は、私た
ちの文化遺産であり、日常生活を楽しむために不可欠なものです。
フランスは、その風光明媚な景色や建築物だけでなく、美食文化から
も、世界で最も魅力的な国のひとつに違いありません。英語が世界中
で話されているように、フランス料理は、テーブル上での世界共通語と言えるでしょう。
そこで、アンスティチュ・フランセ東京は、2013 年 9 月最終週末に、第 5 回美食の祭典を開
催します。毎年開催される本イベントでは、美食文化に関する多彩なプログラムを企画して
います。
テーブルでお楽しみいただける料理からアートまで、味わい豊かで特別な 2 日間をお届けし
ます。
2012 年開催の第 4 回美食の祭典では、来場者は 1200 人を超え、
フレアバーテンディング(*1)、子供達のための食べ物を使った
アートワークショップ(*2)、本格料理の秘密が垣間見れる有名
フランス人シェフによる料理のデモンストレーション、世界を
舞台に活躍する専門家による日本茶のテイスティング&講習会
を開催しました。来場者の 8 割は日本人でした。
ムスー・
ムスー・テ・レイ・
レイ・ジョヴァン
2004 年に結成されたムスー・テ・レイ・ジョヴァンは
マルセイユの東にある港町ラシオタ市の出身。フラン
ス語とオクシタンの方言で歌うグループは 30 年代のマ
ルセイユを思わせ、そこに集う人々を祝福するかのよ
うだ。
その音楽には様々な影響が見られ、プロヴァンス地方
の歌からブラジル音楽に、ブルースからマルセイユの
オペレッタに至るまでの音楽が交差する。結果として
伝統的でありながらモダンでもあり、地方色豊かでありながらユニバーサルでもある音
楽となる。こうして地中海の男たちはコンサートで、真の生きる喜びを観客に感じさせ
てくれるのである。
http://moussut.ohaime.com/
http://www.youtube.com/watch?v=W9_bzYuICak
Florent Chavouet
Chavouet ©DR
音楽
文学&
文学&教育
◆ ベン・
ベン・マズエ
フランコフォニーのお祭りの一環 (2013 年 3 月)
企画:アンスティチュ・フランセ東京
推定動員人数(東京)
:600 人
地方都市での巡回公演:2 ou 3 回(予定)/推定動員人数:300 人
◆ 第 6 回 読書の
読書の秋
パスカル・
パスカル・キニャール『
キニャール『アマリアの
アマリアの別荘』
別荘』
- 日仏会館、アンスティチュ・フランセ関西(シンポジウム)
ベン・マズエ:シャンソン、ソールとヒップホップの間で、
ベン・マズエは言葉とリズムで遊ぶ。彼の信条?音楽は分か
ち合うもの、ということ。金髪碧眼で長身の、ラップ世代の
青年はパリを愛し、アラン・スーション、ルノーやジャック・
ブレルを聞いて感覚を研ぎ澄ませた。聞きわけやすい歌声の
このシンガーはラストアルバム「3 つの単位の法則」« La
règle des 3 unités »の中で、後悔について、愛の必要性に
ついて、極めて繊細な心について語る。しかしながら、彼の
音楽はコンサートで観客と気持ちを分かち合いながら聞くよ
うに作られているので、来日コンサートは逃さないようにお
勧めする。
http://www.benmazue.com/
http://www.youtube.com/watch?v=ENF8aBVxXWw
来年、第 6 回を迎えるフランス語圏文学フェスティバル「読書の
秋」。毎年、フランスより 10 数名の作家を招聘し、対談や講演会、
またはアトリエなどを約1ヶ月にわたり開催します。また、この
フェスティバルでは、文学だけに限定せず、演劇、討論、映画上
映、展覧会など、他分野のイベントも多く企画されています。
2013 年には、エッセイストや脚本家としても知られ、日本でも人気の高いフランスの小
説家、パスカル・キニャールを招聘。ピアノの調べとともに『アマリアの別荘』の朗読
公演を予定しています。
パスカル・
パスカル・キニャール
1948 年 4 月 23 日、ヴェルヌイユ=シュール=ウール生まれ。フランス人作家。グラセ
出版による『彷徨える影』で 2002 年のゴンクール賞を受賞。チェロ演奏者でもあり、ヴ
ェルサイユのオペラとバロック演劇のフェスティバルの創始者でもある。最も著名な作
品はアラン・コルノー監督により映画化された『めぐり逢う朝』。
文学&
文学&教育
日本の
日本の大学の
大学のキャンパスをめぐる
キャンパスをめぐる
フランス高等教育
フランス高等教育の
高等教育のプロモーションツアー
◆レバノン人作家
レバノン人作家、
人作家、アミン・
アミン・マルーフによる
マルーフによる講演
による講演
-
秋、「読書の秋」の一環(予定)
東京、京都、大阪、名古屋
◆ フランス留学
フランス留学プロモーションツアー
留学プロモーションツアー
2013 年 10 月
「レバノンを離れフランスに定住して以来、幾
度と無く自分のことを『よりレバノン人』だと
思っているのか、それとも『よりフランス人』
だと思っているのか、と尋ねられてきました。
そのつど私は、『そのどちらもです』と答えるよ
うにしています。均衡や公正さを案じているわ
けではなく、こう答えないと、嘘をつくことに
なるからです。そのような理由で、私は他者で
はなく、私自身であり、両国の、2、3 の言語の
はざま、幾つかの文化的伝統のはざまにいます。このことがまさしく私のアイデンティ
ティーなのです.
..」
過去に何気なく尋ねられた質問から、アミン・マルーフは、熱狂や、殺し合いといっ
た偏向を引き起こすアイデンティティーの観念について考察します。なぜ、自由に様々
な自分の帰属を認めるのがこれほどまでに困難であるのか。なぜ、この世紀末において、
自己の肯定は往々にして他者の否定を伴うのか。我々の社会は、隣人の宗教、肌の色、
もともとの文化が異なるという理由だけで緊張状態にいつまでも置かれ、暴力の猛威に
苦しめられなければならないのか。アイデンティティーの名の下に人の殺し合いを余儀
なくする自然の法則、あるいは歴史の法則でも存在するのか。作家はこのような宿命を
否定するがゆえ、『破壊的なアイデンティティー(仮訳)』という英知と明晰さ、懸念、
ひいては希望をもたらす著書を執筆することを選んだのです。
企画 : Campus France-フランス政府留学局・日本支局。
パートナー:アンスティチュフランセ及びアリアンス・フランセーズ
来場予定者数 : 4,500~
4,500~7,500 (1 日当たり 300~500 の来場を見込み ;
日本各地にて 15 日間にわたって開催)
「フランス留学」プロモーションツアーは、Campus France の発案・主催によって行わ
れ、フランスの高等教育の情報を発信することを主たる目的としています。在日フラン
ス文化ネットワーク(アンスティチュ・フランセ 5 校、アリアンス・フランセーズ 4 校)、
及びフランスの大学と協定を持つ日本の大学の協力も仰いでの開催となります。学生の
日常生活の場である大学のキャンパスにて、フランス留学について、日本の中のフラン
スについて、また日本に支社を持つフランスの企業についての情報を広く発信すること
を目的としています。
フランスに協定校を持つ日本の大学の協力を得て、Campus France が、大学のキャンパ
スに赴き、フランス留学、特に PACA (Provence-Alpes– Côte d’Azur)及び、Languedoc
Roussillon における高等教育機関(「地中海の世界 2013」)に関する情報を発信してい
くものです。
情報をより効果的に発信するため、Campus France のブースを、多くの学生が通る地点
に、昼食時や授業終了時刻などに設置します。
プロジェクトの意図をより効果的に伝えるために、ブースには以下のような工夫を施し
ます:
『破壊的なアイデンティティー(仮訳)』1998 年
- プロモーションツアーのために用意する車両には、Campus France 及び、イベント共
催者のロゴなどを掲示します。
- ブースでは、フランス留学に関する情報資料や、記念品などを配布します。
- 協力校の国際交流担当部署などの協力を仰ぎ、フランス留学に関する講演会を行いま
す。
日本の大学の年間スケジュールを考慮に入れた上で、プロモーションツアーのスケジュ
ールを以下のように設定しました。
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2013 年 10 月 15 日(火):
2013 年 10 月 17 日(木):
2013 年 10 月 18 日(金):
2013 年 10 月 18 日(金):
2013 年 10 月 21 日(月):
2013 年 10 月 21 日(月):
2013 年 10 月 22 日(火):
2013 年 10 月 23 日(水):
2013 年 10 月 23 日(水):
2013 年 10 月 24 日(木):
2013 年 10 月 24 日(木):
2013 年 10 月 25 日(金):
2013 年 10 月 25 日(金):
2013 年 10 月 28 日(月):
2013 年 10 月 29 日(火):
北海道大学-札幌
東北大学-仙台
明治大学-東京
上智大学-東京
東京大学-東京 (駒場キャンパス)
東京外国語大学-東京
慶應義塾大学-横浜 (日吉キャンパス)
名古屋大学-名古屋
南山大学-名古屋
京都大学-京都
立命館大学-京都
大阪大学-大阪
大阪府立大学-大阪
広島大学-広島
九州大学-福岡
上記の大学は、フランスと密接な関係を持つ大学ばかりで、一部は、日本人の学生の海
外留学を推奨するべく文部科学省により採択された『グローバル 30 プラス』プログラム
に指定されています。
イベントの行き先として選ばれた大学は、どれも一流大学であり、将来日本の国や企業
で責任のある地位を占める卒業生を輩出しています。
アンスティチュ・フランセ日本
オフィシャルWEB
オフィシャルWEBサイト
WEBサイト
本日オープン!
Retrouvez l’actualité
de l’Institut français du Japon
sur notre nouveau site
www.institutfrancais.jp
L’Ambassade de France et l’Institut français du Japon
remercient leurs partenaires officiels pour ce
programme culturel 2013 de la France au Japon.
在日フランス大使館とアンスティチュ・フランセ日本は
以下の『2013年文化プログラム』公式スポンサーの皆様に
お礼を申し上げます。
Partenaire Éducation :
Partenaires Média :
Fly UP