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観光の評価情報
ミシュランについて フランスのタイヤメーカー・ミシュラン社が2007 年4月に初の日本旅行ガイド「Voyage Pratique Japon]を発刊した。フランス語の実用旅行版で あり、日本を訪れる外国人向けに世界40か国 地域で発売された。評価は星の数で示され、 「三つ星=必ず訪れるべき」「二つ星=とても面 白い」「一つ星=面白い」という評価方法である。 しかし、審査が厳しいため、星がついていなくて もガイドへの掲載自体が一つの評価とされてい る。また、同年の11月にレストランガイド本「ミ シュランガイド東京2008」が発売され、日本がア ジアでは初の格付けとなった。 • 初の日本旅行ガイド「Voyage Pratique Japon」で、自然 豊かな北海道や沖縄に三つ星がなく、日本の自然資源 への評価が辛かったのは、日本を訪れる外国人向けの 旅行ガイドであったからではないかと思った。特に沖縄 は、本土から来た人がまるで外国だと思うようなリゾー ト感が溢れている。また、比較的一年中を通して暖かい 気候によって、本土と比べて四季に富んだ日本らしさは ない。そのような理由から、沖縄に対する評価が伸びな かったと思う。驚いたことは東京都内の飲食店の三つ 星の数がパリやニューヨークを大きく上回ったということ である。日本の食の魅力や技術が世界に広く知れ渡っ たと思うし、日本の観光産業にとっても、非常にいい影 響を及ぼしたと思う。このように、外国人向けに厳しく審 査されることで、日本の観光の優れている点や課題な どが発見でき、世界レベルで考えられる点がいいと感じ た。