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Title 彙報 Author Publisher 慶應義塾大学藝文学会 Jtitle 藝文研究

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Title 彙報 Author Publisher 慶應義塾大学藝文学会 Jtitle 藝文研究
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Abstract
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彙報
慶應義塾大学藝文学会
藝文研究 (The geibun-kenkyu : journal of arts and letters). Vol.56, (1990. 1) ,p.160- 194
Journal Article
http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=AN00072643-00560001
-0132
業 報
0芸文学会シンポジウム
1
9
8
8年 1
2月 9日(金)午後,三田・西校舎で行われた。題目および報告者を下に
示す。
題目「政治と文学」
司会者檎谷昭彦
発言者村松映・海保良夫・黒岩純一・若林真
0芸文学会研究発表会
1
9
8
9年 6月 2
4日(土)午後,三田・大学院校舎で行われた。題目,発表者は下の
通りである。
1
. 小菅 隼人 Measuref
o
rMeasure における公爵の変装について
2
. 片木智年
1
7世紀パリ,
マレー劇場における三つの“コメディ・デ・コメ
ディアン”一一一演劇的幻想と社会的幻想一一一
3
. 足立典子恐怖・反復・アヴァンギャルド
4
. 胡
志昂 「太宰帥大伴卿讃酒歌十三首」についての一考察
智清朝に於ける十三経注疏校刊の一考察
5
. 高橋
0芸文学会主催及び共催特別講演
当該特別講演会に関しては,以下のように 2つの講演が,三回において行われた。
1
9
8
9年 5月 2
5日
(
木
) P
r
o
f
. Lawrence F
. MCCAFFERT 「ポストモダニズム
の文学批評」(主催)
1
9
8
9年 5月 3
1日
(
水
) ミシェル・ビュトール氏(ジュネーヴ大学教授,立教大学
客員教授,作家)「ミシェル・ビュトール,我が文学を語る」“ Michel Butor par
lui-meme”(主催)
0芸文学会研究発表会要旨
Measureo
fMeasure に お け る 公 爵 の 変 装 の 意 味
小菅隼人
本発表においては, s
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spear
e の問題劇, Measurefor Measure を取り上げ,
特にその中の公爵の変装に着目した。公爵の変装は,この劇のテーマを明確に示す
ための手段として用いられているが,その際注目すべきは,公爵によって Angelo
が「見られていた」ことを意識する一方,公爵も民衆によって「見られている」こ
とを意識するという重層構造である。このことを明らかにするため,公爵の変装と
一 160-
君主という立場の関連性に着目し,第一に,エリザベス朝演劇における公爵の変装
の位置について考察し,かっ材源と比較することによって,本作品における変装の
意味を時代背景及びプロットの面から検討した。第二に,公爵が変装によって得る
認識を分析することで,その君主観の熟成について考えた。そして最後に,公爵の
変装を他の作品と比較しつつ, Shakespeare 作品における劇作法上の技法としての
変装の発展について考察した。
“1
7世紀パリ,マレー劇場における三つのコメディ・デ・コメディアン”
一
演劇的幻想、と社会的幻想一一一
片木智年
劇中劇構造を持ち,演劇が演劇機構を演出すると言う特色を持った,一種の自己
7世紀前半, フランス演
反省的な作品群, コメディ・デ・コメディアンの伝統が 1
劇の草創期において果たした役割は非常に大きいと考えられるが, ここでは最初の
パリ常設劇場の一つであるマレー座で上演された三つのコメディ・デ・コメディア
.演劇による演劇へのイニシエーション 2
.演劇の自己演出,演劇機
ンを通して 1
.劇的イリュージョンと貴族的イリュー
構の確立とイリュージョンの社会的効用 3
ジョン,ブルジョワジーの台頭を前提にした貴族モデルの模倣行為の批准と新しい
価値の発現, といった問題が提起される。真正性という社会的幻想の上に成り立つ
一元的な価値からの解放,想像宇宙での遊戯的なものと現実レベルでの社会的営為
の問の二元性を十全に意識した価値の出現が問題になっているのである。
「恐怖・反復・アヴァンギャノレド J
足立典子
「短銃」「爆破」「戦争」一一今世紀初頭のアヴァンギャルド運動は,破壊と暴力
のメタファーで芸術が現実に介入することを要求した。今日の芸術はこの要求の挫
折と当惑の表現でしかない, とする見方は根強い。批判はしばしば,それらがアヴ
アンギャルドの身振りを「繰り返す」ことに終始している, Yという J
日こ向けられる。
確かに,「反復」こそは,現実をゆるがしかねない芸術のテロルを封じ込める意識
産業の方法だった。そして今日ポップアート,ロック,或いは恐怖映画も,まさに
この反復という手段をその主軸としている。しかし,それが芸術の遊戯化への加担
に過ぎない, と一義的に言うことができるだろうか。ヤンドルの具体詩やデ・パル
マの映画「ファントム・オプ・パラダイス」において,芸術は繰り返す程にその無
力を露呈する。しかし同時に,方法としての反復の意識は芸術の無力そのものを笑
う強靭さをも表現するのだ。そしてこの両義性こそ現代芸術がアヴァンギャルドか
ら受け継いだものと言えよう。
「太宰帥大伴卿讃酒歌十三首」についての一考察
十沼
リj
てと目
·~、
F口
旅人の「讃酒歌一三首」は,万葉集の中で特異な性格を示す短歌連作として,研
究者の注目を集めてきた。が,作歌の趣意や歌群の構成については,なお議論の残
161-
るところが少なくない。
本発表は,従来触れられていない作歌の定立する根拠を新たに検証し,歌意を確
認した上,十三首の構造を前段, 中段,後段に分けられるものとした。すなわち,
前段は第一首のみで総体的叙情を表す。中段は第二∼第九の八首で,二首一組とな
って漢詩的起承転結の構成を取り,結句に詩の押韻、法と完壁に一致する脚音をもっ。
後段は第十首以下の四首で,中段の八首と呼応しつつ全篇を結ぶ。前段は独立して
いるが,中段と後段は長歌と反歌の関係にあると考えられる。
そして,かかる意匠の凝った構成と,漢籍知識を明暗分けて織り込んだ作歌の趣
意を見極めることで,天平元年初め長屋王の変に遭遇した作者の立場と,明言でき
ないその心中を明確に跡付けることができるのである。そこに「讃酒歌」の高度な
文学性が認められると共に,和歌における漢文学受容の新たな到達が示されている
と述べた。
中国文学専攻
清朝に於ける十三経注疏校刊について
高橋
智
清朝に於いて校勘学が最も盛んであった乾隆嘉慶道光( 1
7
3
6
1
8
5
1)年間に行なわ
れた十三経注疏校刊の大概を調べ, とりわけで伝本が多い嘉慶 20年の刊本を書誌
学上の版種に分類整理してみた。
0昭和 63年度大学院文学研究科修士論文要旨
国文学専攻
志貴皇子文学園考
池田三枝子
本論文は,万葉第二期の天智・天武所生皇子達の形成する「皇子文学園」の中に
志貴皇子を中心とする文学サロンを想定し,そこにおける旧来の日本文化と渡来文
化の交渉のあり方を考察しようとするものである。第一章では,経歴や養育地,母
方の背後勢力の検討から志貴皇子が高い大陸的教養を有していたことを明らかにす
る。第二章では,皇子の作歌が民俗信仰に基づく作歌目的や発想、法に拠りながら前
代には無い新しい表現を見せることを指摘して,それが皇子が身を置く宮廷の伝統
的文学と皇子の持つ漢文学の素養の対決から新たに生み出された方法で、あることを
説く。第三章第四章で、は,志貴皇子の周囲にいた万葉歌人達について,皇子と類似
の教養を持ち,それが確実に作歌に反映していることを示す。更に第五章では,志
貴皇子への偏りが顕著な「万葉集』巻一後半部を志貴皇子サロンが万葉史上に残し
た具体的業績として位置づけ,長田王をその編宗者に擬する。
-162ー
「挽歌風景論の試み」
大森康雄
「日本文学の素材J は,池田淵三郎先生晩年の大きな研究テーマの一つで、あった
が,本論文は,その素材論の一環をなす風景論を,「万葉集」の挽歌を対象として,
展開しようと試みたものである。具体的には,水辺とそのほとりの植物との風景と
いう,一つの類型に注目して考察を行い,その風景が,挽歌の風景たるべく,日本
人の心の側に用意されていたものであったことを明らかにした。
水辺とそのほとりの植物との風景は,日本の文学,文学伝承の上に,古くから認
めることが出来るが,それは讃美の対象となる神聖な風景であり,一方で挽歌に歌
われる風景であった。この風景の成立には,常世の波打ち寄せる神聖な水辺に,そ
の霊力を蒙った,信仰的に意義ある植物を注目しようとする,日本人の心の姿勢が
あったと思われるが,常世には他界としての性格もあったために,その風景は挽歌
の発想、と深く結びついていたのである。
古代文学の場一一大伴家持宴席歌研究序説
芹議充博
万葉集の作品の中には,文字となる以前に聴衆の前で発唱されたものが多く含ま
れている。天平年間以降に頻出する宴席歌はその顕かな例だが,このように集団の
中で作られた作品には,その場が多大な影響を及ぼしたはずだ。本論は古代におけ
る文学発唱の場を考察することによって,座の文芸としての一面を見ようとするも
のである。
そこで,かつて池田弥三郎先生が芸能研究のために提示された五つの項目を基に,
場所・機会・作品・発唱者および享受者の各項を設け,これらを軸に文学発唱の場
を考察した。場所の項では行幸時や京内の貴族邸について,機会の項では年中行事
について,作品の項で、は宴席の景物について,発唱者および享受者の項では,古代
の宴の進行形態とそれによって発展した詠数種物歌を論じた。
また本論は副題に示した通り,従来文芸的評価が低いためにとりあげられること
の少なかった家持宴席歌への見直しを志している。
甫庵「太閤記J 諸版の成立
長谷川泰志
f
i
lじての太閤記物流行の出発点となった。しかし,
小瀬甫庵著「太閤記』は近世を j
その成立事情については多くの基礎的問題が未解決のまま残されている。そこで,
本論で、はまず,従来初版と考えられていた一群の無刊記版が,実は数度の改訂.を経
てきている事実と,その改訂内容が物語る本書の成立の経緯について論じる。さら
に,甫庵の年譜的事実と同時代史料から,初版刊行年の上限と下限をでき得る限り
限定していく作業を行なう.
次に, E保三( 1646)年版において大幅な補入が行なわれた問題を検討していく。
すなわち,その補入態度には顕著な 2つの傾向があることを指摘し,誰がどのよう
な意図のもとに加筆するに至ったかを明らかにしていく。その過程で,甫庵「太閤
正U
記」の何が切り捨てられ,何が残されたのかを,出版書卑の関わり方を含めて論じ,
r
太閤記J 受容の鳴矢として位置づけていく。
中世説話に見る仏の姿
一一宇治拾遺物語を中心として
一
森川志保
仏教は伝来以後,多くの文学作品に影響を与えてきた。しかし,文学作品に散見
する仏の在り方は,仏教教義本来の宗教的意義を継承しているとは言い難い。文学
における仏の在り方は,文学空間独自の仏教観によるものである。そして,その仏
の姿も時代・階級により差異が生じる。すなわち,貴族の文学と,広く民衆をも登
場人物・受容者とする説話文学との問には,同一の仏に対して異なる見解が見られ
るのである。民衆のどのような精神的信仰的素地が,他国神である仏の受容を可能
としたのであろうか。本論文は,中世初期に至るまでの仏教説話を蒐集した『宇治
拾遺物語」を中心に,観音説話・地蔵説話を取り上げ,両菩薩の教義上の在り方と
説話世界における在り方とを比較したもので,民衆の土俗の信仰が仏教受容の基盤
であり,仏教の用語や教義の一部を借用することにより,古来の神観念を具象化し
再確認したという趨勢を把握することができた。
森鴎外・明治二十年代の文学
明治 20年代の森鴎外の文学観と,
その規範意識を明らかにし,
山下直樹
それに基づ、いて
創作へと自己表現を求めていく過程を,評論と創作のあいだに探ることを目的とす
る
.
第一章では, 明治 20年代当時の鴎外の発言にみられる文学観を概観し, さらに
「しがらみ草紙」に載せた評論から, 鴎外がゴットシヤノレやノζ ウノレ・ハイゼの文学
理論の影響を受けていることを「単稗」「複稗J の概念において指摘する.
第二章では,鴎外の「単稗」論を分析したうえで,ノ、イゼの「鷹の理論」が鴎外
に与えた影響を論じ,それが鴎外の短編小説評価の規準になったことを示す.
第三章ではこうした短編小説観が「舞姫」にどのように結実したかを「舞姫」論
争などの同時代の批評を視野に入れつつ論じる.
全体として,既存の論を前提にした部分が多く,独自の視点を提出するに至って
いない.
中国文学専攻
梅蘭芳研究
一一新編劇再評価
波多野真矢
京劇の代表的且役者で、ある梅蘭芳の活躍した清朝末期から民国初年頃にかけての
北京の劇壇は,のちの話劇運動に絡がる戯曲改良運動や,女優劇・サーカス等新た
な娯楽の台頭などの諸要素により,伝統劇の分野でも新編劇上演の気運が高まって
-164-
いた。これに対し,秦腔派はいち早く時装によるアッフ。デ、イトな題材で文明新戯の
上演を開始したが,京劇に於ては梅蘭芳が劇界をリードする形で新編劇の上演を行
4種に及ぶ彼の新編劇の検討・分析を通して時装新戯よりも,
った。本稿では合計 2
古典に材を取り,伝統慌式である「舞」と「唱」に焦点を当てた一大スベクタクル
の舞台面を構築する古装歌舞劇が業績の核であるとし,なぜ啓蒙演劇の潮流の逆を
ゆくような古装歌舞劇を多数上演したかを考察しつつ,近代演劇萌芽期に於て文明
新戯等とは系列を具にする,伝統にねざした芸術性・娯楽性を追求した新ロマン主
義演劇であった点に於ての評価を行った.
中国山西省太谷県方言の音韻
樋口勇夫
太谷方言の記述としては,楊述祖 1
9
8
3「太谷方言誌』があるが,その記述のイン
フォーマント(=楊氏自身)と,私のインフォーマントとは,異なった音韻体系を有
している。
本論文は,中国山西省太谷県出身のーインフォーマントの個人言語について,特
に音声面に関し,楊氏の記述と適宜比較しながら,共時的記述を行なったものであ
る。(但し,声母・韻母の特徴の一部に限り,参考までにもう一人別のインフォーマ
0
0余語)せい
ントについて言及した部分がある。)楊氏の記述は,語葉数も少ない( 5
か,連続変調の規則についてはあまり詳しく書かれていない。その欠を補う意味で,
変調;こ関してはまま詳しく記述した。
なお,自ら調査した約 1
2
0
0項目,約 1
6
0
0語例の語葉を,資料として巻末に付し
f
こ
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英米文学専攻
Deixis and S
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: From the Perspective ofLocutionary
Agent
井上逸兵
本論はダイクシス,特に空間のダイクシスを発話者の視点から見なおし,すべて
のダイクシスの用例を例外なく説明しうる原理を打ち立てることを試みるものであ
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v
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y’とはこのような研究の視点を意味すると同時に,発
る。本論でいう‘ s
話者の談話内での比較的自由に視点を移動させる能力をも意味する。
説明原理は次の三本の柱からなる。 (
1)ダイクシスをもっ表現の発話は単なる指
e
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r を談話内に設定する行為だとみなす。(2)発話者と対話
示ではなく d
chema を設定する。( 3
)d
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r は発話者の視点
者との相互関係に二つの s
が置かれて s
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t になり,その結果非近接は u
n
s
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t になる。
事例研究として,指示詞を含む時の表現,談話内指示の用法,感情的な用法,一
般的には例外とされる用例などを考察する。また,この原理は時制,人称など他の
ダイクシスにも一貫して適応しうるものと考えられる。
-165-
The A
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fWilliam Saroyan’
sShort S
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鈴木透
本論文は, これまで批評家から比較的軽視されてきたウィリアム・サロイアンを
短篇小説観の変遷という視点から再考する試みである。前半では,サロイアン登場
以前の主要な短篇小説観を短篇小説理論,ジャーナリズム, リトル・マガジンとの
かかわりにおいて検討し,後半では,これを踏まえた上でサロイアンの短篇小説観
を分析した。短篇小説理論と商業主義の両方を否定し,ジャンルとしての短篇小説
の枠組みを破壊しようとした点で,彼は 1930年代のアヴァンギャノレド運動の中心
的存在であったが,創作の自由を絶対視するあまり,自分は誰のために書くのかと
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いう問題にも彼は直面していた。彼の作品の語り手に見られるこうした“ s
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n”の対立は, リトル・マガジンを舞台に展開されて
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n”と“ c
きたアヴァンギャルド運動の自己矛盾を暴露しているとはいえ,彼の作品を考える
上で重要な位置を与えられるべきものである。
A Questo
f the Symbolic Cure: Katherine Mans五e
l
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s Recoveryo
fEden
遠藤不比人
34歳で,肺結核のために夫逝したキャサリン・マンスフィールドの晩年を呪い続
けたのは,病による「無垢」の喪失という悔恨であった。この作家にあって,結核
とは,肉体の病ではなく,余りに性急に求めて数々の「経験」が,彼女の無垢に印
した道徳的懲罰,あるいは,魂の「織れ」の象徴に他ならなかった。スーザン・ソ
ンタグのいうように, マンスフクーノレドは, 「隠、特としての病」の犠牲者であった
といってよい。本論文では,これまでほとんど注目されなかった,晩年のマンスフ
ィールドの書簡,日記における「綴れたエデン」のイメージから,病のかかる象徴
的意味を明らかにした。それと同時に,エグザイルのノスタルジアとして扱われが
ちな,この作家の創作上の故郷回帰を,械れた無垢を浄化しようとする,病の象徴
的治療のー形式として論ずると共に,かかる視点から,晩年の作品を再考察するこ
とを試みた。
Imagination through Music: S
.T. Coleridge and the Ideaof
Music
高橋宣也
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e の「想像力説」を中心とする哲学的思想や,彼の詩作においては,音
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n Harp”と
楽あるいは音のイメージが重要な役割を果たしている。“ The E
“D
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n:AnOde”においては,エオリアン・ハープを風が吹き抜けて奏でる
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r”
音楽は自然と詩人との一体化の象徴である。“ TheRimeo
では,水夫が海上で強いられる苦行の絶対的静寂と,その後苦しみから解放された
時に彼を取り巻く交響楽的世界とが極立った対照を成している。この音楽は即ち天
と地上との合ーであり,神の恩寵の合図でもある。“ K
ublaKhan”に現れるドー
ムは芸術的理想郷であり,あらゆるものが「音楽的な状態」に統一されている。ま
-166-
たアビシニアの乙女の歌はこの理想郷を再建する力ともなる。こうした音楽の諸機
能は,「想像力説」の本質,つまり相反する要素の和合と有機的統一体への志向とい
う思想と密接に関わっており,後の世代の作家達によって受け継がれていった。
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sNovels
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nGeorgeE
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高松みどり
1
9世紀西欧の思想,宗教,科学など幅広い分野に及ぶ知識からの影響を背景に,
信仰の放棄に始まり,実証哲学信奉に至る信条の変転を繰り返したジョージ・エリ
デイターミニズム
オットの小説には,その根底に決定論に依る人生観が一貫して見られる。本論考
7エイタリズム
ではジョージ・エリオットの決定論が,初期の宿命論的色彩を帯びた時期から,後
期の,有機体的小宇宙,ミドルマーチを得て一応の完成を見るまでの過程を,必然
的に伴うヒロイズムの問題を考慮しつつ,「アダム・ビード山『フロス河畔の水車
場
」
, Fミドルマーチ」を中心に考察した。
Ont
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nOldE
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遠山菊夫
古英語の形容詞/過去分詞は,述語的位置に立つ場合は,強変化に従い,主語の
性・数に一致して用いられるとされているが,実際の文献に当たると,正常な強変
化から逸脱した数多くの, しかも多様な例が見られる。本論文の第一部は,これら
の様々な例が, ウエスト・サクソン方言で書かれた散文において,実際にどの様に
現れるかについて明らかにし,更に,それらは英語史という流れの中では,どの様
に解釈されうるのかについて考察を加えたものである。
また,本稿の第二部では,二つ(以上)の限定形容詞が一つの名詞を修飾する際に,
古英語において現れる様々な語順について詳細に検討した。その際,それら二つ
(以上)の形容詞が等位的な関係にある場合とそうでない場合を区別した上で,散文
における用法と頭韻詩における用法との相異に注目して分析を行なった。
Two Typeso
fE
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h ComplementationR
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松本純一
本論文は,英語における補文の性質に関して,主として生成文法理論の立場から
考察したものである。英語に見られる種々の補文構造のうち,特に動詞の目的語の
位置にあらわれる that 節,及びそれに類するものに焦点があてられている。これ
までに存在した補文構造に関する重要な研究のいくつかに対する批判的検討を通し
て,このような英語の that 節には,その統語論的・意味論的性質において,名詞
的な性質が非常に強い NP型補文と,名詞的な性質が比較的弱い S 型補文との二
種類が存在するという仮説が提案されることになる。このような仮説に基づいて,
叙実構文・話法構文・及びある種の仮定法構文という三種の構文についての分析が
なされる。また,近年さかんな発展を遂げている認知科学的言語研究の分野から,
本論文の仮説を裏付けると思われる研究成果を取り上げて紹介し,本論文の分析結
-167-
果が人間の本質的認知過程に深く関係している可能性を示唆する。
The Nature o
fDiscourse i
nthe Courtroom
山田理江子
言語は武器であると言われる。その言語の性質はとりわけ法廷における裁判にお
いて露呈すると思われる。従来の法言語の研究は,この観点から,言葉が弁護士と
いう職業集団によっていかに戦略的に用いられ,
どれ程日常言語と異なる談話を形
成しているかという側面にのみ焦点をあててきた。これに対して,私は,法談話は
人間の言語全般の特質の理解を促す一般性としての広がりを持つという仮説の基づ
き,ケーススタディとしてレイプを取りあげ,法廷における裁判という談話が言語
的にいかなる性質を持つのかを分析した。特に予備尋問を含めたテキスト全体を考
慮に入れ,その結束性の高い構成に着目し,弁護士のみならず証人の発話もが相互
に絡み合うことによって, 日常的な談話と根本的に変わることのない談話が法廷に
おいて形成されていることを明らかにした。そして最終的には,法談話を分析する
際に最適と思われる枠組の検討と,法談話研究の意義について考察した。
独文学専攻
現代喜劇世界の一考察
一一ホルヴアート「フィガロの離婚』をめぐって一一
三輪玲子
この論文は, 20世紀前半に異彩を放ったオーストリアの劇作家ホルヴアートの作
品を戯曲「フィガロの離婚」を中心に,その作劇術の側面からアプローチする。 20
世紀演劇全体におよぶ(悲劇と喜劇の区別をめぐる)ジャンル問題が筆者の関心の
対象であって,この観点から作品の質が問われようとする。フランス革命によって
主従関係が逆転するというパロデ、ィー的要素が,ホルヴアートの作品に「喜劇」と
しての質を保証してくれていそうなものだが,事実はこれと異なる。フィガロ夫妻
が離婚の危機を乗り越えて大団円という結末は,表面的には喜劇の定石であるハッ
ピーエンドを装うが,その実登場人物たちが個々に抱える危機は未解決のままであ
って,ここにホルヴャートに典型的な喜劇的悲劇の状況が表れている。筆者は不整
合なハッピーエンドへ向かう一見喜劇的な筋立ての基底に秘められた悲劇的内容
の表現手段を,ホルヴアートが科白中に配置した長短さまざまな「間(静寂)」の機
能に見出し,これを精密に分析する。シラーとクレッツにおける「間」の機能分析
から,ホルヴアートの「静寂」の作劇術が同作家の中間地点に立って,「言葉の演
」から「沈黙の演劇」への,換言すれば「理性の演劇いから「感性の演劇」への
劇l
移行を積極的に促す役割を果たしているという考察が導きだされる。さらに筆者は
喜劇的「行動」を伝達する手段として,フィガロが再三口にする“ E
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. So o
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o”という科白に着目し, この言葉の重層性の中に,「革命」対
「反革命」の図式を排除、し,ユートピア的人間共存への視野を開く契機があること
を明らかにする。こうしたユートピア像を担うべき「人間性」への信仰告白はしか
しナチス政権のもと亡命生活を送らざるをえなかった作者の,絶望的な現実認識
168-
の裏返しの表現に他ならない,と結論づけられる。
むher den prapositionalen Gebrauch von ”
vor“und ,
,
f
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r“im
即
日ttelhochdeutschen
一− Versuche
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l“における用例の分析の試み)
横山由広
類縁関係にあるこつの前置詞 vor と f
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r の用例を 1
2世紀から 1
3世紀にかけて
の中高ドイツ語最盛期に成立した 5編の叙事詩から収集し,分析した。従来の研究
成果を踏まえつつ,現代ドイツ語をも視野におさめて考察を進めることによって,
中高ドイツ語における両前置詞の用法の共通点,相違点が現代語との関連の上でも
明らかにされた。さらに,校訂版の他に写本間の字句の異同をも調査の対象とし,
vor と vonの交替の頻度の高さおよびそれと語義との関連が指摘された。なお,本
論文の冒頭では,従来の伝統的な研究によって明らかになっている,新高ドイツ語
期における vor と f
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r の多様な混用の実態が概観されている。
仏文学専攻
「アヴァターノレ』とテオフィル・ゴオティエの転生観
秋元幸人
中編小説「アヴァタール」は齢中年に至ったテオフィル・ゴオティヱが極めて濃
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厚に死を意識しはじめた 1
8
5
6年に書かれた作品である。ここに彼は,死の強迫観
モオル
念・変身の願望といった年来の独自の主題を核として,巧みに古今の輪廻転生に対
エクゾルシスム
する知識を鎮め,一種の悪魔被いを図るに至った。本稿はその第一部にこれを執筆
当時のゴオティエの性状を概観,第 2部では 4人の登場人物を中心に本作の解釈と
批評とを試み,続く「テオフィル・ゴオテイエの転生観」と題する第 3部に,この
イ ニ シ ェ
作者の思想から能うかぎり古今の秘儀入信者たちのそれと共通する諸点を探り出そ
デザンヴオルト
ヴオリユピル
うとしたものである。一日に豪放吾落,能弁・軽口と評し去られることの多かった
作家テオフィル・ゴオティエが,実は如何に真撃に,謂うところの神秘思想、と関り
を持ちつづけたか,これは「アヴァターノレ」という作品を元にその調査をささやか
に行ったものである。
昌
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0年に E
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9年に出版され, L’
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作品と比較した構成上の特徴についての考察。また 1
の第 2部 1章
, 2章 の 異 稿 と し て の 価 値 を 付 与 さ れ る こ と の 多 い E
ρonine が
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. の他の部分に於いて発展を見ることになる幾つかのテーマを既に萌芽と
-169-
して含んでいたことを指摘した。そして最後にこの作品の中で登場人物達が,何ら
かの仕方で自制心の喪失を体験している諸場面において,彼らが自己及び他者に対
してどのような関係を結んでいるのかを,死,眠り,女性,類似,裏切り等のテー
マを手掛かりにしながら,明らかにしようと試みた。その結果,他者の視線やそれ
の与える恐怖が, 自己への反省的な意識をー且強化することによって喪失のショッ
クを高めていることが確認できた。更にまた喪失に抗おうとする筈の意識が,外部
からの破壊に先立つて滑り出して行く過程で, 自らをルアー(疑似餌)として感じて
いる点に注目することができた。
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(本文フランス語)
稲垣正久
デ、ィドロの長編小説『運命論者ジャックとその主人」は,その語りの不安定性が
極めて特徴的であると言えよう。重層的に錯綜しながら語りつがれる一連の物語群
が,様々な矛盾を顕にしつつテクストの表層で拾抗し合い,ナレーション自体を相
対化する機能を持っている。また,物語内容の欺鵬性,日愛味さ,不確定性が意味作
用の基盤を揺るがし,テクストに,そこに語られている事象についての多彩な解釈
を内包する運動性を授けている。さらに小説は,最後に新しい語り手を出現させ,
全く異なった記述の位相を導入することによって,それまで語りを辛うじて成立さ
せていた体系にも相対化を施し,再度,語りの不安定性を強調する形で終結してい
る
。
本論文は,上記の諸問題に言及することによって, rジャック」をめぐる作者一
作品一読者というコミュニケーションの連鎖を「百科全書J 的に複数の視座からと
らえ,いわば,この作品を小説そのもののパロディーとして読もうとする試みであ
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e(本文フランス語)
大木潤子
本論文は,ヴェルレーヌの詩集「言葉なき恋歌( 1
8
7
4)」に於ける印象主義的手法
を,テーマ及び文体分析の二方法によって明らかにする。まず,テーマについては,
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s が「停さの美学」と呼んだ印象主義のー側面に共通するテーマを
多数認めることができる。一方,文体面では,複数形や代名動詞等の頻用によって
l及び不定の on,受動態等
事物はそれが与える印象の後ろに影を潜め,非人称の i
の使用によって詩人の自我は彼が受けた感覚の背後に姿を隠している様が認められ
る。また,文や名詞の並列,共感覚(s
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e)は,知的な分析を被る以前の印
象を読者に伝えるべく効果的に使用されている。
本詩集に於いてヴェルレーヌは,主体(詩人)及び客体自体の存在を希薄化するこ
とによって,前者が後者から受け,後者が前者に与える「印象J のみを,歪めぬま
ま作品に定着させることに成功している。
-170-
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片木智年
パリ大学博土論文では,研究対象をフランス演劇の草創期である 1
7世紀前半に
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艮ったが,本論ではこれを補足発展させる形で,まず自己反省的演劇のー形態であ
る「コメディ・デ・コメディアンJ の伝統が世紀後半に見せる発展を,キノ一等の
作品を通じて検討する。演劇機構の在り方の自己演出による追求という世紀前半の
作品の側面はここでは影を潜め,美学的,社会的な意味でひとつの安定をみたフラ
ンス演劇の形の賛美が主題となっていることがわかる。第二部では,この自己反省
7世紀を通しての社会的ストラテジーが検討される。役者のグループ。
的な演劇の 1
は,自己演出を通じて,規制の社会秩序から外れ,社会に対してメタレベノレに身を
おくことと「自由」との関係を示すが,一方で演劇機構が絶対王政下の新たな価値
に立脚する現実世界に組み込まれる姿を投影するのも忘れない。この一見矛盾した
自己イメージの創出によって, 自己反省的演劇は単なる演劇機構の社会承認の要
請というレベノレをこえて,実は新しい人間存在の在り方を提示していることがわか
る
。
Recherches dut
hとmedel
a mort de“LaJeune Parque”
(本文フランス語)
高橋俊幸
「若きパノレク」の草稿は,決定稿では故意に隠されたと忠われる「死」のテーマの
重要性を立証する。本論は,草稿の全 1
3段階における同テーマの形成と変遷を追
いながら,死のテーマを中心に据えた観点から,草稿中に認められるヴアリアント
を援用して詩の解釈上の幾つかの間題を解いて行く。そして「カイエ」にみられる
ヴァレリーの生死観との関連を検討することによって,詩人が抱いていた 2種類の
死の観念(分解としての死,絶望的な死と宇宙との同化としての死, 幸福な死)が,
草稿の中期段階では前者から後者への単一な直線運動として現れたのに対し,決定
稿ではこの二種類の観念が交互に出現することに注目して,詩篇の構成が「生」と
「~ J との二極問の往復運動でありながら同時にまたその一つの極の中で,「絶望的
な死」と「幸福な死」の往復運動がなされるという,所謂入れ子式になっているこ
とを結論とする。
「パスカルにおける定点の問題」
田村至
本論の目的は,パスカルが他者を説得するに際し,自らの立場を真理と確信した
理由を明らかにすることにある。彼は論理の確実性故に幾何学を規範として真理の
証明の方法論を確立する。しかし原罪により腐敗した人間の立志の介入により,人
間同士の論争は収拾不可能であることが,彼の科学・宗教論争の結果から明らかで
ある。そこで真理及び道徳問題において論争の収拾を可能にする判断基準としての
定点の存在が次のように示される。
一 171-
事柄の判断は,認識方法によって区別され,間接的認識によらざるを得ない超自
然的事柄は,「権威」に裏づけられた文書一聖書及び教会の決定,直接的認識が可
能な自然的事柄は,理性及び感覚,これらが,それぞれの領域において定点として
機能する。パスカルは,
これらの定点から個人的確信を排除し,一貫して普遍性,
客観性を重視していたこと,さらに,これらの定点によって判断された真理のみを
他者の理性に訴える方法で説得していたことが確認された。
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福田拓也
本論は,ポール・エリュアールの 1926年の作品「人生の下部あるいは人間ピラ
ミッド J を論考の対象とし,シュールレアリスム運動への詩人の参加の成果である
諸篇を集めたこの作品中に,シュールレアリスム的詩作方法に対する詩人の不適応
性の表明,そしてより意志的なポエジーへの詩人の傾きの暗示が認められることを
指摘したものである。筆者は,この作品の諸篇をオートマティスムの経験に対する
反省によって構成されるテクストと夢の記述とに大別し,前者に於いてオートマホ
イスムの経験が聞の経験として想起されまた無意識の探求の挫折が確認されている
ことを指摘し,後者のうちには「女性の不在J のテーマを認めた上で,作品中の諸
テーマをエリュアールがダダの時代から後年に至るまでその理想、として抱き続けた
「ポエジー」との関わりで考察することを試みている。
「プルーストにおける母親と文学創造の問題について」
藤村均
フ。ルーストは幼年時代以来,母親と大変密接な関係を保ったまま成長した。この
影響は彼の生活上にも甚だしく現われている。
彼は母親の生前には,幼児期同様,自己と母親との差違に気がつかず,そして時
間の流れを意識しない世界に住んでおり,母の生前に書かれた作品では,文学創造
の意義は強調されていない。
しかし,母の死に直面したプルーストは,孤立した状態に置かれ,その上死をよ
り現実のものと意識せざるを得なかったのである。この時に彼は文学作品を創るこ
とに,新たな自己の存在の意義を見い出したのであり,作者は芸術作品によっての
み,自己の生命を越えて,精神の不死を獲得出来ると考えたのである。
0昭和 63年度文学部文学科卒業論文題目
国文学専攻
O井口樹生教授担当
万葉集における筑紫歌壇の研究
古代婚姻研究
イザナキ・イザ、ナミ兄妹説を通して
-172-
石井克己
石原東茂子
人麻呂泣血哀働歌に関する一考察
さくら
歌垣考
スサノヲ考
中臣朝臣宅守・狭野矛上娘子贈答歌
天地創造一一伊邪那岐,伊邪那美神話の原形を求めて一一
古事記下つ巻一一意祁と実祁の王一一
「
水J をめぐる一考察
板谷大介
上村まい
住谷恭子
田中哲郎
野田園恵
原田彩子
模富記子
森埜正子
0川村晃生助教授担当
新古今歌壇の貫之評価
風』の役割
八代集における r
青木智弘
春の変遷
桜を中心として一一
恋歌における雨の位相
八代集を中心に一一
歌読元輔考
「古今集J 俳譜歌の笑い一一_[['万葉集』戯笑歌との比較を通し
市原恵子
大沢紀子
小俣祥子
て一一一
崎蛤日記における贈答歌の考察
源氏物語の英訳について
源俊頼の四季の歌
「散木奇歌集』より
写像と嘆きの歌の関連について
平安中・後期和歌史における隠者の系譜について
歌人・後鳥羽院
小松崎以志
田中美穂子
井草浩子
内藤
薫
水戸理枝子
蓑島百合子
森本雪
良長朋子
0岩松研吉郎助教授担当
水上瀧太郎,好き嫌い論
児童文学の中の戦争
乙骨淑子の作品を中心にして−−
F今昔物語集」の一面一←畜生転生諦からみた今昔一一
宮沢賢治の童話を通しての宗教的課題
天保六花撰・その虚像と実像
川端康成死と死生観
他界としての水辺に生きる女たち
歌舞伎における色彩「赤J の意味及び、演出効果について
大江山の鬼「酒頴童子』
阿部太郎
荒巻磨理
石島由己
大山健児
小川
晋
小川
誠
小川万海子
加藤寛子
岸上裕子
和歌と銘の関係及び時代背景
御伽草子の中の鼠一一大黒天との関係を中心として−−
r
義経千本桜』に見る親子のモチーフ
世阿弥の能楽論書における禅宗の影響について
日本帝国海軍に於ける文学性の目覚め
三島由紀夫の初期作品と日本の古典
牛来
円
斎藤由美子
田原真弓
新野貴美
潰尾年央
檎山千枝
-173-
近世における百人一首受容のー側面←ー婦女教養項目の付随す
る写本・版本の研究一一
松本信宏
中世紀行文学における歌枕一一岐阜県不破郡の歌枕の研究一一
四天王寺幻想の成立と展望一一「四天王寺御手印縁起」を中心
宮本岳
山本有子
0関楊武教授担当
現代の日本語は乱れているか
朝倉智也
感動詞の位置づけ一一感動詞と一語文一
英語教育における日本語の扱われ方一一訳読から直読直解へーー
奥村大志
現代テレビドラマ私論
河内克樹
北沢
芥川龍之介
谷崎潤一郎と「遊び、の世界」
Doctrina Christum ~i命
河合明男
木下裕子
小山利幸
中世から近代における女性教訓書の変貌一一「庭の訓」から
「新女大学J まで一一
戦後日本映画における時代と“描くもの”の関連性について
絵巻物の魅力
高田晴代
田代親世
田荷由美子
芥川龍之介の童話が語るもの
能登綾子
山手樹一郎の大衆時代小説における英雄像
桃太郎十ーその成立から定着まで←ー
福田千久
舟川孝子
子供とヒーロー
ウルトラマンからドラゴンクエスト I
I
I まで
激石における女主人公の表情
町田宗治
村田
充
太宰治論一一母恋いから自殺に至るまで一一一
湯本保憲
0檎谷昭彦教授担当
桜の系譜考
芝全交の黄表紙一一「曾我物」を中心として一一
井坂敦子
石田律子
日本語の受身表現について一一被害受身の考察を中心として−−
内堀朝子
F誹風柳多留」と「誹風柳多留拾遺」にみる宝暦・明和・安永・天明
小林明子
敏
坂和
山東京伝とその時代一天命期の黄表紙を中心にしてー
「菊花の契」と道徳観
仮名垣魯文とその時代
「仮名手本忠臣蔵」私考一一一四段目の由良之助について一一
久作式夢野進化論
秋成と水
芭蕉と蕪村の発句における色彩語について
神道集における物語縁起
田上
明
田苗品浩
回遅史子
中保裕子
イ言山さっき
広瀬有二
吉永龍太
0松村友視助教授担当
「品目雪J の虚構性一一一二つの時間の意味するもの一一
-174ー
浅井直美
泉鏡花「草迷宮」における考察
荒木ゅうみ
加藤道夫論一一失われた「美」の世界へ一一
今吉千鶴子
大庭葉蔵論一一太宰治の罪意識を中心に
宇羽野康恵
武者小路実篤「お日出たき人J をめぐって一一一若き日の実篤←ー 梅 本 文 子
堀辰雄と王朝小説一一終着点としての「 l
蹟野」論
加藤直樹
有島武郎「或る女」論−ーホイットマン受容をめぐる考察一一
河口純子
「破戒」論の一考察
金佑順
団栗の唄一一寺田寅彦「団栗」をめぐって一一一
小林由紀子
「和解」における一考察
小谷津万里子
鈴木美穂
夏目激石「坊っちゃんJ一一明るさの中の暗さ一一
福永武彦における宗教意識の変遷一一母から「批の国」へ一一
萩原朔太郎における都会と田舎
新聞小説としての「虞美人草」
二つの持論と一つの夢想一一中原中也とランボーをめぐって一一
「されどわれらが日々一」
高本牧恵
中村雅子
房枝直子
水口
実
八木豊彦
中国文学専攻
O岡晴夫教授担当
「枕中記」の原型
王義之
民野由里子
中居三貴
0佐藤一郎教授担当
張承志の中篇小説〈〈黒駿馬〉〉についての論考と翻訳
三国志における諸葛孔明の研究
渡辺元彦
渡
渡辺
0藤田祐賢教授担当
「柳斎志異」論
幻想文学としての構造と力一一
唐代伝奇に於ける恋愛
中矢博久
松下
新
0村松峡教授担当
中国公案小説「業陰比事」の研究
河野文彦
0金文京助教授担当
遠藤綾子
北平・食歳事
英米文学専攻
O安東仲介教授
A コース
ジェームズ・ジョイスの一考察
窓の向う側一一作家エミリー・ブロンテについての一考察
-175-
井熊克幸
井上暁子
トールキンの世界
Fダンパヴィル家のテス J
ルイス・キャロル一一− A TRIPt
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ジョージ・エリオットの道徳観
岡富潤子
清田直子
桑原紀子
嶋田ひろ子
キャスリーン・マシスフィールド
白井千鶴子
∼多面体の輝き∼
オスカー・ワイルド
よろこびとくるしみ
ヴァージニア・ウルフ
「桶物語」と Fガリバー旅行記」の調刺
寺本衛里加
星野邦子
松井章朗
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Hara: TheQvest Fora Model Role
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大口あや子
大西麻衣
Rosencrantz and Guildenstern Are Dead について
オペラ「ミカド」に見られる西洋人の日本人観
化粧の歴史
トム・ストッパード作,
大野桂子
英国食生活文化論
小畑和夫
一一一英国紅茶を中心に一一
英国の広告文化史
海瀬真理子
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9世紀を中心に
黒住真由美
鏡のイメージ
-176-
ウィリアム・サマセット・モームの戯曲
黒飛美香
イギリスの絞章事典
鮫島知子
エリザベス朝の劇場をめぐって
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西欧における一角獣のイメージの変遷について
西洋の神話伝承に於けるドラゴンのイメージ
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自称詞と対称詞における日英比較
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第二言語の習得に対する Krashen と Widdowson の理論について
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日本人の外来語における外向的及び内向的傾向に関する考察
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黒沢麻美
-177-
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松井真人
0山田隆一助教授担当
A コース
アラン・シリトー「土曜の夜と日曜の朝J における魅力と考え方について
河内陸子
「チャダレイ夫人の恋人」における性の思想
「J
eanRhys: Voyagei
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eDark の翻訳」
河原聖子
木田康則
「劇作家としての SomersetMaugham」
小暮順子
マーガレット・ドラブノレの前期四作にみる現代女性像
坂本麻利子
フォスターの人間観
「ノ、ワード・エンド」におけるフォースターの人生観と社会観
佐藤治子
佐藤理子
シャーロット・ブロンテの主張「ジエーン・エア」より
橘美江
JaneAusten “P
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e”一一作品にみる人生観について一一
田中雅子
三つの「ヴィーナス讃歌J一一パーンニジョーンズ,スウインパーン,モリスを
中村夕佳里
めぐって一一一
テスはなぜ破滅したか−THOMASHARDYの人生観と‘ Tesso
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Urber・
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仁科あかね
フォースターの象徴性
前川裕哉
Dickens の「 David・C
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d」にみる主人公の女性観及びディケンズの女性
観について
御子柴喜恵
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オスカー・ワイルド「TheImportanceo
ける喜劇的完全性の研究
中世の民謡と叙情詩について( Med
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森美由紀
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山屋幸雄
0河内恵子助教授
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John Updike The 防
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fについて
岡部千夏子
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アメリカ南部の世界
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eFarm諭 JohnUpdike−
一
一 symbol から探る意識の
熊谷典子
諸相一一
Margaret Drabble の描く男たち
栗田佐恵
栗田美佐子
1
9世紀末イギリスの挿絵・文学と美術の接点一一 W a
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n Crane
を中心に一一
小出珠子
-178-
「新しい女性」の悲劇一一 Hardy が描いた Sue を中心に一一一
小林美和子
OscarWilde と三島由紀夫
平野裕子
ビリー・ワイルダーと映画の本質
福田洋平
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e Bronte の作品における g
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s の意義一一ヴィクトリア朝を生
きた女性たち一一
増木明美
逃避と模索の作家 LAFCADIOHEARN− 東 洋 と 西 洋 の 問 で
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松本潤子
松元祥久
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s Dickens論一一社会矛盾の告白とその手法一一
宮原
淳
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奥山真理子
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前田有紀
0山本品教授担当
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短編小説にみられる F
フラッパーの誕生から崩壊まで
明比
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伊藤
学
フイツツジェラノレドとの関わり
を中心に一一一
恐怖小説におけるポオの色彩感覚
宇田川裕子
Henry James の幻覚小説にみる女性心理
沖本京子
「ワインズパーグ・オハイオ」一一真実の生とその普遍性
小林香織
成熟への憧れと尻発一一 TheC
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eRye におけるホールデ、ンの場合
ノーマン・メイラー論一ーその良心的魂の苦悩と挑戦,
鈴木文代
あるいは「アメリカの
夢」一一
田辺由香里
野上文恵
「ユリイカ」にみる神,哲学,自然科学
彦坂早苗
ウィリアム・パロウスに於けるカット・アップ一意識の破壊と創造 平 野 美 織
「八月の光J 大地と狂信
三吉明子
自 我 に 目 覚 め る 女 性 と 時 代 背 景 − KateChopin の Edna と A
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e の場合
武藤千宏
変わりゆくアメリカの夫婦像一
John Updike の作品からの考察
テネシー・ウィリアムズ一一作品に現れた自己意識一一一
村井
麗
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大熊弘子
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大塚美保
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佐々木浩子
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日浅美由紀
sDeathand Degeneration
TheMeaningo
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平野康子
HenryJames’
s“Washington Square”
宮崎文子
TheAmbiguity i
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fHenryJames
森真弓
0中野圭二教授担当
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「A LostGeneration一一失われた世代の作家達について」
井上美津子
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d の文学における時代性と普遍性一一初期の短編を中心に一一
スタイソベックの理想的人間像
小田路子
「トーティヤ・フラット ,JJ, I
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'缶詰横町J,「真
珠J を中心に
フォークナーと南部の関係一一南部人フォークナーの眼を通して
加藤雅子
見た黒人と女性
粕谷千佳
Beat Generation その闘争と遺産十一 J
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kKerouac を中心とした一考察
片山裕子
MarkTwain のアメリカ性一一一 Twain’
shero に み る フ ロ ン テ ィ ア 金 子 美 紀
ノーマン・メイラー:実存主義の萌芽と発展について
河岡芳枝
映像表現と活字表現の相違
ジョン・アッフ。ダイクと私とその周辺
鈴木朋夫
高浜禎一郎
現代アメリカ黒人女流作家と黒人女性像
中島恵子
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.キングのすすめ一一作品の根底に流れるヒューマニズムとキングの生んだ新
アメリカン・ヒーローを中心に
ブラッドベリ芸術
現代人と宗教
中村百合子
「無意識・知性・私的な声」
中村美秀
マラマッド作品にみられるユダヤ教的要素について一一一
藤田めぐみ
ヒューマニストのメッセージ
Kurt Vonnegut の文学と生き方
松下純子
について一一一
-180-
0楠原{皆子教授担当
B コース
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井原実樹子
The Great GatsbyandAmerica
舘林尚美
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The ExpandingHorizon: Steinbeck’
中村
亨
Hemingwayand Spain:HisSearchf
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e Concepto
fHeroismandDeath
野見山佳子
独文学専攻
O黒岩純一教授担当
カネッティと言語一一救われた舌
粂川麻里生
イディッシュ語劇に賭けた夢一一カフカとイデ、イツシュ語劇一一
石井康博
0七宇慶紀教授担当
「オーベロン」研究
太田達也
0中田美喜教授担当
ナチズム期の人権に関する社会科学的考察とその現代的意義
一一「夜と霧」を端緒として一一一
Geschichtevon Bruderund Schwester
岩崎
平
倉塚暁子
0宮下啓三教授担当
再現と反復一一一パウル・ツェラン「山中の対話」のための試論
石川義正
パウラ・モーダーゾーン=ベッカーの絵画について
一一後期絵画を中心に一一
E.T.A. ホフマンと E.A. ポー
石井佳織
「探偵小説発明」にみる二人の相違点一一
ヘッセ文学の作品構想、とその理念
北沢多恵子
高橋そうび
ゲーテの描いた未来社会
寺田若名
鴎外の自然主義一一 G. ハウプトマンをめぐって一一
畑川留美
ハインリッヒ・ハイネの時代観・社会観_[i' ドイツ・冬物語」の場合一
山田央子
大谷靖子
アイヒエンドルフ詩とリート
仏文学専攻
O大 浜 甫 教 授 担 当
韻文詩「旅への誘い」に於ける絵画性
CharlesNo
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s における夢の分析
朝木由香
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「ダランベールの夢」におけるディドロの r
奥山佳子
志村絵美
ヴェラとリジイア
二人の死者の復活
一 181-
及川香奈子
何故アルベール・カミュにより「異邦人」が書かれたのか
マンディアルグの諸作品における内部と外部
進
邦子
築山和也
ランボー
ミッシェル・レリスの伝記的な読解
_[['成熟の年齢」を中心に一一
イニシエーションテーマにおける「ル・グラン・モーヌ」
中国一男
星 亨
町田充弘
0若 林 真 教 授 担 当
アンドレ・ジッドの恋愛観
池田雅美
「異邦人」論 そのテーマと構造に反映するアルベール・カミュの心理と思想
石井晴美
アンドレ・ジィド的キリスト教
唐津愛子
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n Genet
小泉貴子
杉野文香
一一敵意と噺笑
サルトルの小説論について
ジッドの作品
一ーその結晶風化作用
一ーと彼に対する評価の関連性
サン=テグジュベリについて
アンドレ・ジッドの「宗教」「道徳」「小説論J
モーパッサンとその人生観
アンドレ・ジッドにおける結婚
アンドレ・ジッドの「背徳者」と「狭き門」ーーその類似性
マノレグリット・デ、ュラス一一一「外」への欲望
アルベーノレ・カミュ「呉邦人」
高田彰子
谷口綾子
中川真由美
西村えりか
西山忠宏
山崎久仁子
山中真理
吉田敦子
0松原秀一教授担当
パリにおける都市変貌と都市空間の特徴について
一一オスマンのパリ改造を中心に←ー
ボードレ}ルの美術批評について
ドルイド教から魔女信仰への変遷
外国語としてのフランス語教育
キリスト教を媒介とした朝鮮と外国との接触
英仏語の名詞構文と日本語との表現構造の違いについて
フィルム・ノワ}ルについて
G. Guillaume の動詞法 α,ω によるフランス語過去時制の考察
写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンの形成
一一シュルレアリスムを中心として一一
フランソワ・ヴィヨンの研究に関する考察
フランスにおけるジュダイスムとラシスム
-182-
石野慶子
金子千花子
川崎由里子
菅野康子
金恵貞
小林正寛
末永行平
竹山
裕
平本真樹子
藤波重成
宮沢明子
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0高山鉄男教授担当
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.ノレソー「告白」における忘我意識の機能
モリエーノレ「タルチュフ」について
失なわれた少年時代
一一一 J
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.ノレ・クレジオ「オローノレ館」における光と空虚
「嫉妬』論
モーリヤック「テレーズ・デスケノレ
渡辺千穂
渡部睦美
阿部尚志
井上治子
大山義之
斉藤泰雄
−の「火」と「水」のイマージュ
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森島晴子
アンドレ・ノレッサンのモラル
一一実存主義と夫婦の愛情を評する←ー
モーリヤックの回心とは何か
ブルースト「失なわれた時を求めて」における音楽性
山川洋平
山本幸広
米川明子
0古屋健三教授担当
G. ガルシア・マルケスとラテン・アメリカの現実
ArthurRimbaud
赤沢竜也
石田恵三
フランス時代のウィリアム・フォークナー
クロソウスキーの輪
サドの告発
一一革命とリベルタン
寺山修司におけるフランス文学の影響
井上顕司
光
岩花
小川博子
加藤
健
ボーヴォワーノレの人生観
加藤雅子
フローベーノレ「ボヴァリー夫人J
上柳仁美
ヌーヴェル・ヴァーグとその方法
河村茂樹
戯曲「アルルの女」
日下泰典
スタンダールの「恋愛論J が女性に語りかけるもの
久保田桐子
「ジュリエット物語あるいは悪徳の栄え J に見るサド侯爵の哲学・世界観
小松
健
ドイツ占領下のフランス
一一ゲシュタポの歴史一一
エミーノレ・ゾラ「居酒屋」における転落について
庄司薫
須山知穂
「失なわれた時を求めて」における「想像界」と「現実界」の桂措のドラマ
高木
均
高草飛鳥
マノレグリット・デ、ュラスを読んで
ジョルジュ・パタイユの非一一知
一_ [i'内的体験」について一一
。
。
カミユ」具邦人」のムルソ一分析
中村明子
成島賢一郎
フランソワーズ・サガンの作品に関する分析
スタンダール「↑青熱」
塙仁礼子
アノレベーノレ・カミュ「シシュポスの神話」の形成まで
ロラン・パルトについて
フランソワーズ・サガンと「悲しみょこんにちは」について
「愛の妖精」とジョルジュ・サンド
カミュの「不条理」について
日向
久
平栗達也
布袋江里
舛屋有紀子
三輪典子
原田美和子
0会員業績(昭和 63年 8月∼平成元年 7月
)
国語・国文学専攻
川上新一郎
・清輔本古今集を披見した人々一一江戸後期伝来覚書
「三田国文」三回国
0号( 1
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)pp.2
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文の会 1
・六条藤家関係歌書の伝来覚書「喜文研究」慶慮義塾大学喜文学会 5
5号( 1
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pp.1
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川上晃生
3
9(
1
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8ページ
・「山家集J r国文学解釈と鑑賞」至文堂 5
J6
6-2(
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)3
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4
5ページ
・「「金葉集」の一方法J r国語と国文学d
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'芸文研究」 5
5(
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)7
9
1
0
1ページ
・「歌人たちの夏J I
・「「新撰朗詠集」の和歌について」「和歌文学研究」 5
8(
1
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8
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)1
9ページ
6(
1
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8
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)8
1
8
7ページ
・「「拾遺和歌集摘釈」(三)・秋「むらさき」武蔵野書院 2
f
'古代文イヒ」古代学協会 4
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1(
1
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8
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)
・福井迫子著 r一条朝文壇の研究J (書評) I
5
6
5
8ページ
斎藤暁子
・「源氏物語の仏教と人間」桜楓社 1
9
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9年 6月 1
9
8ページ
関場
武
・「意見早引大善節用 J I
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近世文学の研究と資料一一虚構の空間一一』三弥井書
店 1
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7
1
8
4ページ
4号 4
3
7
・「大全早引節用集」「大全早字引」「芸文研究J 慶慮義塾大学芸文学会 5
492ページ
5号 3
6
7
8ぺ
・「明治少年節用・少女節用」「芸文研究」慶磨、義塾大学芸文学会 5
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西村亨
・幼神信仰と貴種流離諸 国文学論叢新集八「梅若縁起の研究と資料」桜楓社 7
1
3ページ
・折口信夫ー←一実感に基づく古代学一一「文化人類学群像 3 日本編』アカデミ
9
1
2
1
0ページ共同執筆(保坂達雄)
ア出版会 1
-184-
・光源氏の末商たち二∼六 中公カセットライブラリー「谷崎潤一郎訳源氏物語
梗概・解説J 第 2巻∼第 6巻 中央公論社
橋本迫夫
・山陽・山陰文学散歩の記慶慮義塾志木高校研究紀要 1
9号 1
2
7ページ
・気骨ある自由人
松永安左衛門氏の一面一一 慶臆義塾志木高校研究紀要
1
9号 4
1
5
2ページ
9
8
9年 1月 3
8号
・坂本育雄著「康津和郎論考」(書評)「日本文学J 日本文学協会 1
9
8
1
0
0ページ
9
8
9年 5
・坂本育雄著「康津和郎論考」(書評)「日本近−代文学」日本近代文学会 1
月第 40集 1
7
0
1
7
2ページ
長谷川端
・太平記(第一部)共編,和泉書院 1
9
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41
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2
4
6
・義経記「いたずら者」小考国文学解釈と鑑賞至文堂 1
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3巻 1
3号
)
9
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・新出太平記二種覚書芸文研究 1
9
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S号
) 1
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檎谷昭彦
・「現代語で読む人生の最高名著学問のすすめ」三笠書房 1
9
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た文庫)
9
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・「日本文学研究大成西鶴」国書刊行会 1
・「「近代艶隠者」と西鶴
「懐硯」との関連 J I
f
'芸文研究」慶雁義塾大学芸文
学会第S
S号( 1
9
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)1
1
7ページ
・好色一代女の主人公J 1
・「好色五人女のお夏」
|
・「好色五人女のおせん J |
・「好色五人女のおさん」 lI
f
'国文学」古典文学作中人物事典学燈社第 3
4巻
9号( 1
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)1
S
0
1
S
3ページ
・「好色五人女の茂右衛門」 I
|
・「好色五人女のお七」
.「好色五人女の吉三郎」 |
・「好色五人女のおまん」 J
保坂達雄
• I
f
'折口信夫手帖」(共編)折口博士記念古代研究所 1
9
8
7
.1
02
0
7pp.
・「折口信夫一一実感に基づく古代学」(共著)「文化人類学群像国一一一日本編」
9
8
8
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21
9
1
2
1
0ページ
アカデミア出版会 1
f
'柳田国男と折口信夫」有精堂 1
9
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.
21
7
2
1
8
1 ページ
・「折口信夫の沖縄採訪J I
9
8
9
.s7
6
7
7ページ
・「文芸とことば遊び、」「言語」大修館書店 1
松村友視
・三回文学の系譜(共編著,三弥井書店, 1
9
8
8
)
・融解するコスモロジ一一一一鏡花文学の認識風景
7
2
8
9
三田文学 1
9
8
9春季号
・小山勝清 r
民俗主義文学論」(緒論)一一復刻・解題一一芸文研究 S
S号 1
0
2
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1
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8百田弥栄子
・「竜の想像と創造に関する考察J (「竜と蛇のシンポジウム」での発表)教育学術
新聞教育学術新聞社 1
9
8
9年 1月 1日(第 1
4
9
4号
) 7
8面
・「鶏身の雷身から観音への展開一一観音の限りなき鶏神志向を満たして一一 J
福田晃編「民間説話一一日本の伝承世界一一」世界思想社 1
9
8
9
.
3刊 2
1
7
2
4
1頁
・「孫悟空を生んだ人々一一南丹県の白梅謡の里一一」「ウィークリー出版情報J
日本出版販売 1
9
8
9
.
2
.
4週(第 3
4
7号
) 3
8
3
9頁
・「龍の想像と創造に関する考察一一伝承からのアプローチ一一」民造研ニュー
) 8
1
6頁
スアジア民族造形文化研究所 8
1(
第 4号
・書評竹中憲一著「北京歴史散歩J 徳、問書店’8
8
.
6月刊
学院 1
6
3号 6-7頁
日中学院報.
日中
中国語・中国文学専攻
佐藤一郎
• I
f
近代中国人物研究」共著慶磨、義塾大学地域研究センター 1
9
8
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.37
5
9
0p
.
・「江戸・明治期における桐城派JI
f芸文研究」慶慮義塾大学芸文学会 5
4号(1
9
8
9
.
3
)1
7
4
1
9
3p
.
・清水茂著「中国詩文論数」(書評) I
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週刊読書人』(株)読書人 1
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4号(1
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)
・(口頭発表)「当代文学的現状和将来J 中国四十年文学道路研討会
主宰(上海) 1
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F上海文学』
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・「中国語と書面語一一漢字表音文字混合文に関する考察」(本誌) 1
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・(口頭発表)「香港の言語生活」本塾大学地域研究センター研究フ。ロジェクト「香
港及び、香港問題に関する研究』 1
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星野春夫
・「応劫の処世観と「風俗通義」窮通篇」 r喜文研究」 1
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3第 5
4号 1
2
0ページ
英語・英米文学専攻
浅井静雄
・「「緋文字」研究(その 1
)」「教養論叢」 1
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.第 8
0号 8
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9ページ慶応義塾
大学法学研究会
安東仲介
・(論文)「ハムレット」における「自然」ーく覚書〉「義文研究」第 5
4号
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9年 3月
)
・(随筆) Fragmenta(連載) I
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8年 9月∼ 1
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9年 3月号)
・(講演)“ ChaucerS
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8月
)
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ヴァンクーヴァ,
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8年
・「文学と小泉信三J (小泉信三記念講座,於慶慮義塾大学, 1
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8年 1
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)
池上忠弘
・
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5周年記念論文集」成城大学文芸学部 1
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6ページ
・「「サー・ガウェインと緑の騎士J その 7
」(訳)「詩と散文」永田書房 4
5号 1
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.
1
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2ページ
・「「サー・ガウェインと緑の騎士」その 8
」(訳)「詩と散文」永田書房 4
6号 1
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5ページ
・(口頭発表)‘ TheS
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'日吉紀要:英語英米文学」日吉紀要刊行委員会
No. 1
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• Ir マクベス J 一一存在しないものだけが存在する ~Ir 日吉紀要:英語英米文
学」日吉紀要刊行委員会 No.1
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岩崎春雄
・「英語物語.
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l (共訳)文芸春秋 1
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記念論文集研究社 1
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7ページ
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・Chereand Related Words in Chaucer”Key-Word Studies inBeowulf
andChaucer3中世イギリス研究資料センター 1
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3pp.41-50
海老塚敏男
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慶応義塾大学
・
「Aldous Huxley の描く人物像一初期の小説を中心として−_) I
日吉紀要英語英米文学 No.1
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」慶応義塾大学 1
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海老原真
・パブリック・スピーキングの指導法「英語教育」大修館 1
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大橋吉之輔
・(編) American F
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.)臨川書店平成元
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小川繁司
・「話題源英語.
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l (共著)東京法令出版 1
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・「続・和編英語辞書年表(前編)一一昭和 5
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・「書評特集
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「慶応キャンパス」 1
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海保民夫
・ロパート・マクニール他著 r英語物語」(共訳)文塞春秋社 1
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9年 4月
-187-
.「啓蒙期の知られざる性の世界」(書評)学鐙 1
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8年 8月号
・「イギリス調刺詩の歩み」(書評)英語青年 1
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9年 5月号
・「フランス革命はなぜ革命的だったのか」(翻訳)ヘルメス 1
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小池生夫
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'大学は変る」大学セミナー・ハウス編(共編著)国際書院 1
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・「国際化時代に対応する英語教育J 「愛媛県高等学校教育研究会英語部会会報」
同左 No.2
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・「大学における語学教育改革の課題」「教養科学部設立と一般教育改革」神戸大
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・「新学習指導要領の方向 J F現代英語教育」研究社出版 V
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・「第 2言語の習得と喪失の過程 _J I
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・「新学習指導要領のめざす英語の学力の方向」「学遊』 V
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・「帰国子女外国語の保持と教育への影響」「日本音響学会誌」日本音響学会 V
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)
・「国際化時代の教育を考える」(都立目黒高等学校父母の会, 1
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)
・「日米の大学改革と社会的要請」(関西日米交流委員会 1
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)
・「言語学と英語教育」( ELCE公開講演会 1
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4
)
・「これからの英語教育_J(私立中学校・高等学校協会外国語科研究会。 1
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)
.「英語教育に課せられた今日的課題」一一学習指導要領改定の立場から←ー
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)
(福井県英語研究会 1
・「わが国の英語教育政策と大学英語教育一一政策立案と実施・効果一一」
(JACET月例研究会 1
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)
・「プロシード英和辞典」共編著代表福武書店 1
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9ページ
・「英語教育の改革と新学習指導要領」「関東甲信越英語教育学会ニュースレター
No. 3
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l関東甲信越英語教育学会 1
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5
・「新しい時代の英語教育」(対談)「英語教育』大修館書店 V
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. No. 1
18
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1
5ページ
小長谷南高
・英語音 /t
i に対する日本語の干渉 r慶慮義塾大学語学視聴覚教育研究室紀要』
慶磨、義塾大学語学視聴覚教育研究室 2
2号 1
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2
5ページ
酒井
敏
・文学と文学史
大学一般教育における「文学」の在り方試論
「東京家
9号( 1
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9年 2月
)1
1ページ
政学院大学紀要J 東 京 家 政 学 院 大 学 図 書 館 第 2
佐藤林平
-188-
• Heusken の死をめぐって( 2
) 慶大日吉紀要一一英語英米文学一一第 1
0号
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7頁 昭 63.8.30
・「日本行記 J のもつ一つの意味一一オランダ語がどのように邦訳されたか一一
(
3)慶大日吉紀要一一言語文化コミュニケーションー
第 4号 69頁 平 成 元
3
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・「日本行記」のもつ一つの意味一一オランダ語がどのように邦訳されたか一一
(
4)慶大日古紀要一一言語文化コミュニケーション一一第 5号 2
8頁 平 成 元
6.30
• Heusken の死をめぐって(補遺)慶大日吉紀要一一英語英米文学一一第 1
2号
1
4頁 平 成 元 6.30
・ゲネラール・フォン・ジヤリヴア一一語学教師としての百鬼園一一
2号 4
1頁 平 成 元 6
.3
0
吉紀要一一一英語英米文学一一第 1
慶大日
須藤壬章
・「「スコットランド啓蒙J の名称、に関する覚え書(下)」「日吉紀要(英語英米文学)」
1号( 1
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2ページ
日吉紀要刊行委員会 1
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'英語青年J 研究社
・「スコットランドとフランス革命_J I
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7ページ
第1
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5巻第 4号( 1
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高官利行
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'書物の敵」(復刻版)共著
タングラム 1
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・スコットの中世趣味と「ブリタニカ」名著サプリメント 1
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・英語(教材紹介)「らぼ通信」 No.7
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'サイバーパンク・アメリカ』勤草書房
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義塾大学日吉紀要 r英語英米文学J No. 1
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・「動の文学一一トマス・ピンチョン「スロー・ラーナー」_J I
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'早稲田文学」 1
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・「カメレオンたちの朝食一一一トルーマン・カポーティ断想、」
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・「もっとロマンティックに一一ブイツツジェラルド「マイ・ロスト・シティ
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・「マサチューセッツ最後の皇帝ー
コットン・マザー,あるいは病としての歴
史」 r現代思想、」青土社 1
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.2p
p
.77-87
・「教養と多秩序ーあるいはニュー・ライト批評の波紋J r英語青年」研究社
1
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.3pp.34 3
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・「ニュー・ヒストリシズムの脚本」「教養論叢」慶応大学法学研究会 No.8
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・「アメリカ文学の現況と翻訳・研究’ 8
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'三回評論』慶応通信 1
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・「はじめに言葉ありき」(書評) I
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'三田文学」 1
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5号 250-254
・「ニューヨークを書く」(書評)「ユリイカ J 1
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1 青土社 2
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・「シティーズ・オプ・ザ・レッドナイト」「図書新開J 1
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2 図書新聞 1
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・「ただいま読書中」(コラム)「文義春秋」 1
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7巻 2号 409
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'あるスパイの挫折」(翻訳)
(新潮社, 1
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)642
・「ジョー・ルイスの伝説」(翻訳)「エスクィイア日本版」 1
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中
道子
• I
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'アメリカ文学と時代変貌」(共著,研究社出版,
1
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)270-304ページ
9
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・「子どもを抱える大人」「ユリイカ J 青 土 社 通 巻 276号 1
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・シンポジウム・パネリスト 現代・アメリカ南部文学の動向一一ウィリアム・
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9年 1
0月 2日 於 大 妻
スタイロンの場合 日本アメリカ文学会全国大会 1
女子大学
成瀬尚孝
・「フイツツジェラノレドとアメリカの夢」「ユリイカ」青土社
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0巻第 1
4号
) 76-85ページ
1
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8年 1
2月号(第
6回日本英文学会(平成元年 5月 2
1日)シンポジウム「 F
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・口頭論文:第 1
ット・フイツツジェラルドの短編をめぐって」において
・「短編におけるフイツツジェラルドの時間の意識」と題して発表
林瑛二
・ウィリアム・クーパーの自然観
教義論叢
慶臆義塾大学法学研究会 80号
(
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早野勝巳
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・「ジャガイモ治療法J F三田商学研究J 1
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'日吉紀要
言語・文化・コ
ミュニケーション」 1
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・「アンデ、/レセンの時代ーコレラ流行」「アンデ、ルセン研究」 1
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・「火灯箱一アンデ、ルセン童話の面白さ」「アンデ、ルセン研究」 1
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.5 アンデ、/レセ
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・「巨人族と神々の荒ぶる物語J I
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'グローパル・プレス」 1
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・「人名法にみるデンマーク女性の地位」「ダンマーク」 1
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・「シェイクスピアについて J [f'研究紀要」慶臆義塾女子高等学校
1
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.第 6
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村上東
・「英語教育における歌の導入についてーーその問題点と可能性一一J [f'研究所
報」第 2
6号 秋 田 大 学 教 育 学 部 教 育 研 究 所 1
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・「“距離”と文学」「秋田英語文学」第 3
0号 秋 山 英 語 英 文 学 会 第 3
0号 1
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森戸由久
• lf'TOEFL攻 略 法 」 単 著 語 研 1
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l共 著 北 星 堂 1
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9年 3月 7
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・「ビジネス英検のリスニング」共著
日本英語教育協会 1
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・英語の比喰表現「英語教育」 1月号
大修館 1
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品
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'アメリカ文学と時代変貌」(共著,研究社出版,
1
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・「モーツアルト論は可能か」「同時代d
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・「「荒地 d
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'文学」 1
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.岩波書店 5
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・「モーツアルトとかたち」「同時代』 1
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.法政大学出版局 5
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渡部桃子
・「「ミズJ つてなに一ーその歴史と未来」「ユリイカ」青土社 1
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・「解放された性を超えて一一レスリー・スカラピーノの性の表現」「現代詩手
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9年 7月( 8月号) 1
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4
3
帖」思潮社 1
一 191-
• Language Poets(口頭発表)ラングエージ・ポエツ
日本現代英米詩協会全国
大会シンポージアム「英米女性詩人の空間感覚」 1
9
8
9年 5月 2
9日
独語・独文学専攻
荒井秀直
・1
9
8
8年のワーグナー劇
1
9
8
9年 7月 1
3
61
4
0
年刊ワーグナー(日本ワーグナー協会編)音楽之友社
・慶応義塾の未来へ記する夢
9
8
9年 3月 子 1
0
会 1
教育問題委員会報告( 2
3
) 慶応義塾教育問題委員
小名木栄三郎
・「トーマス・マンとシュティフター」「教育論叢」( 1
9
8
9年 3月 , 第 8
1号 1
7
4
1
0
7(横組のため)法学研究会 8
1(
1
9
8
9
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)1
6
8
・講演「アーダルベノレト・シュティフター・コローキウム, 1
8
8
9・リンツ」にて
講演.題目「トーマス・マンとシュティフタートーマス・マンの亡命期のシュテ
9
8
9年 5月 2
0日リンツ/ドーナウ
イフター受容」 1
・ハインリヒ・マンの「臣下」における現実描写
研究会編第 8
1号 1
0
3
1
1
5頁
教養論叢
慶応義塾大学法学
佐藤茂樹
・「演劇の媒介する時間( 1
)」「人文科学研究所報」第 1
2号
学研究所第 1
2号 1
9
8
9年 3月 2
13
2頁
関東学院大学人文科
・「フォルカー・クロッツ:閉鎖的形式のドラマと開放的形式のドラマ( 3
)」(翻
訳
) I
f
'関東学院大学文学部紀要」第 5
5号
号 1
9
8
9年 3月 1
1
71
3
6頁
関東学院大学文学部人文学会
第 5
5
溢谷勝久
・ヤスパースとハイデッガーに於けるく神〉の問題 慶応義塾大学日吉紀要ドイ
9
8
8 (昭和 6
3年 8月
)
ツ語学・文学
日吉紀要刊行委員会(慶応通信)第 7号 1
p
p
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2
3
1
3
6
鈴木威
・「古典的ワルフ。ルギスの夜」における共和的なものと君主的なもの
紀要「ドイツ語学・文学」慶臆通信 第 8号 pp.46-60
高橋令二
・挑発から教化へ一一ブレヒトの演劇理論生成過程
9号 1
9
8
8
.9
,1
8ページ
学法学研究会第 7
慶大日吉
教養論叢慶応義塾大
徳永隆男
・F
. シューベルト書簡・手記撰 慶応義塾大学日吉紀要 H ・4人文科学第 4号
慶応通信 K.K.第 4号 6
490
宮下啓三
・マウンテン・ワールド I
I(
1
9
4
7
)[訳](スイス山岳研究財団編)小学館 1
9
8
9年
6月 1
2
9
3
・マウンテン・ワールド VI(
1
9
5
1
)[訳](スイス山岳研究財団編)小学館 1
9
8
9年
-192ー
6月 1
3
0
9
・ゲーテを見るゲーテ自身のまなざし
ディノレタイ研究
日本デ、イルタイ協会
0月
) 1
1
3
第 2号( 1
・シュレーダーの演劇的使命
1
1
4
教養論叢
慶店主義塾大学法学研究会 8
1号( 3月
)
・山岳美の詩的発見一一ハラー「アノレフ。スの山々」について一一
イツ語学・文学
日吉紀要ド
慶慮義塾大学日古紀要編集委員会(飯田・越塚定年退職記念
論文集( 3月
) 2
94
4
・英語教師から星の人に至る道筋一
野尻抱影:人と星と英文学
英語青
年 研 究 社 6月号 2
52
6
和山謙三郎
・認容文 K
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e 東京理科大学紀要(第 2
1号
) 1
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2
5p.63 8
1
仏語・仏文学専攻
池田公麿
・
「 SANCTI-SPIRITUS・聖霊の町J r地中海学会月報 J 地中海学会事務局 1
1
9
号( 1
9
8
9年 4月
) p
.4
井田三夫
・ギッド・サパ編注「ヴィオー全集』(校訂版)について(書評)「教養論叢」第 7
9
号慶慮義塾大学法学研究会昭和 6
3年 9月 p.88-89
井上輝夫
・LeC
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xPyat 日吉紀要フランス語フランス文学
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吉紀要刊行委員会特集号 p
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, PARIS No. 4
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・豊崎光一著“ファミリー・ロマンス”(書評) 週刊誌書人 S
6
3
.
8
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牛場暁夫
・書簡 I(プルースト全集 1
6)筑摩書房 1
9
8
9年 8月
・
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甫
大浜
・翻訳「リラダン《残酷物語刀(抄)訳及び、解説」
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9年 4月 3
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・
「A
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」 講談社
「世界文学全集 4
「慶慮義塾大学日吉紀要」
フランス語フランス
文学日吉紀要刊行委員会 8
,2
25
1
酒井由紀代
)
『スューズのアイリス」 一一」「日吉紀要一一一
・「ジオノと物語の諸問題(4
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8
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.第 7号 p
p
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1
8
フランス語フランス文学J 慶応義塾大学 1
佐藤
朔
・「美しき鎮魂歌」「三田文学」昭 63.8
・「請書好日」 1
.
2
.
3「東京新聞」昭 6
,1
1
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5
,1
6
,1
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.(
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6
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7
)
-193-
・「昭和天皇を偲ぶ」「日本経済新聞」平成元.2
.24
・「僕の一九三O年代」「海燕」( 1
9
8
9)平成元年 3月号
鈴木順二
• I
f
'失われた時を求めて」におけるジャポニスムの構造慶慮義塾大学日吉紀要
0
4
3
フランス詰フランス文学第 7号 7
高山鉄男
・解説遠藤周作「作家の日記」講談社文庫 1
9
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8
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53
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2
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7ベージ
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1
・阿川弘之「断然欠席」(書評) 産経新聞 1
戸張規子
・PrologueaBerenicet
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s 慶店主義塾大学日吉紀要,フランス語フラ
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.特集号 p
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6
ンス文学特集号 1
官林
寛
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・≪Crisedevers oucrisedelaprose?一一一 letoposdelacriseetl’atopie”
》
Equinoxe (No. 3
,1
9
8
9
)pp.8
9
1
0
7
山口佳己
・「アフリカのランボー」「三田文学」三国文学会 ’
8
9年春季号 1
5
4
1
5
8ページ
・アンヌ=マリ・ミエヴィル「マリアの本」解題の試み(口頭発表)
いわき明
9
8
8
.1
0
.
2
2
星大学市民公開講座 1
若林
真
・1
9
8
8年度日本フランス語フランス文学会関東支部大会において特別発表
(
1
9
8
9年 3月
'3
0日・於東洋女子短期大学) アンドレ・ジッド「田園交響楽」
形成過程
美学美術史専攻
衛藤駿
・共著「解釈の冒険』「情報とシステム←− P
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I
1 NTT出版 8月 3
4
6
3
7
3
・「新・水鏡」「フロント」(財)リバー・フロント協会 1
0月号より,連載中
・「車・くるま」「チャイム J K & D コーポレーション 4月 2
1
2
3
・監修『極める・ I
I
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l 東京 1
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0月∼毎週金曜日(2
2時−2
2時 3
0分
)
河合正朝
・図説日本の仏教 4く鎌倉仏教〉(共著)墨跡と水墨新潮社 1
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l Comferenceon Japanese Art History; t
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. 口頭発表 1
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8
9
2
八代修次
・北村四海 F新潟県人物群像 5究」(共著新潟日報事業社 1
9
8
9
)1
1
1
1
4
4ページ
9
8
9
.6
.第 8
8集 1
0
5
1
3
1ページ
・「草土杜の図回教育」「哲学」三田哲学会 1
-194-
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