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プロジェクトマネージャ 章別午前問題 第 5 章
現段階の知識を確認したら午前Ⅱ対策を進めていこう。以下に本章に属する午前 5.2 午後Ⅰ 章別の対策 プロジェクトマネージャ 章別午前問題 第 5 章 覚えておいても決して損をしない類の問題を指している。しかし,本章では特にない。 問題を集めてみた。※ 3(P.385 参照) 【優先度 1】必須問題,時間を測って解く+覚える問題 序 ●過去に出題された午前Ⅱ問題 優先度 1 の問題とは,問題文そのものが良い教科書であり, (問題文そのものを) 表 表表午前Ⅱ過去問題 出題年度 - 問題番号 (※1, 2) テーマ ① システムの非機能要件 【優先度 2】推奨問題,時間を測って解く問題 H22-22 ② 信頼性 H17-30 H14-28 優先度 品質特性 1 の問題のように問題文全体を覚えておく必要はないが,解答手順を ③ 効率性 H23-8 ④ 保守性の評価指標 H27-14 H2表-13 H22-11 1 2 H21-表 チェックしたり,設問と解答(加えて,解答を一意に決定づける記述)を覚えたり した方がいい問題を,優先度 2 の問題として取り上げてみた。解答手順に特徴のあ ⑤ ブラックボックステストのテストデータ作成方法 H19-18 H16-23 3 テストケース設計技法 るものも含んでいるので,時間を計測して解いておきたい問題になる。 ⑥ ホワイトボックステストのテストケース作成方法 H20-18 ⑦ 設計アクティビティとテストの関係 ⑧ エラー埋込み法による残存エラーの予測(1) (1)問題の解き方を身につける練習をする テスト 4 H24-16 H21-12 H19-19 H17-20 ⑨ エラー埋込み法による残存エラーの予測(2) H26-16 ⑩ 工程品質管理図の解釈 H1表-22 品質管理の問題は,定量的管理指標とその値が問題文中に示されているので,そ れを見て期待する品質が確保されているかどうかを判断するものが多い。そのた ⑪ テスト完了基準を用いた終了判定 H20-19 め,個々の管理指標の意味を把握するとともに,その解き方も確認しておきたい。 ⑫ インスペクションとウォークスルーの最大の違い H1表-21 ウォークスルー,インスペクション,ラウンド 推奨問題は,H21-4,H22-1,H23-4,H24-1,H24-4 の 5 問。それぞれ異なる管理資料 レビュー ⑬ H17-19 ロビン を使っている問題をピックアップした。解いておいて損はないだろう。 ⑭ コードインスペクションの効果 H21-1 H19-24 ⑮ データのグラフ化 H14-23 5 6 7 H22-13 ⑯ グラフの使い方(1) (2)午後Ⅱのネタとして定量的管理指標とその値を覚える H18-30 ⑰ グラフの使い方(2) H21-6 H19-31 品質管理をテーマにした論文では,定量的管理指標が必要になる。つまり数字。 H20-30 ⑲ 積み上げ棒グラフ H23-9 プロジェクトマネジメント自体が定量的管理を目指しているので,ある程度数字が H18-29 必要なのはどの章でも同じだが,品質管理に関しては,その部分がことさら強い。 ⑳ パレート図(1) H17-49 QC7つ道具とグラフ他 基礎知識 ⑱ 図やチャートの使い方 8 したがって,午後Ⅱ問題に対する“ネタ”=“コンテンツ部品”の準備は, “定量的 パレート図(2) H19-49 ヒストグラム(1) H18-48 てくる定量的管理指標とその値について収集していく。これは特に,時間を計測し ヒストグラム(2) H24-12 X - R 管理図 H24-8 CMMI H23-18 CMMI の目的(1) H24-18 H18-14 CMMI の目的(2) H28-18 レベル5 H17-2表 H14-22 レベル4 H19-11 SPA H28-1 CMMI (以下,P.386 の説明) SPA H26-1 午後Ⅱ演習 て解答しなくても構わない。一通り読み進めていこう。 H22-9 2(P.385 参照) 平成 14 年度〜平成 20 年度のプロジェクトマネージャ試験の午前試験,及び平成 ※ 21 1,※ 年度〜平成 28 年度のプロ 386※1. ジェクトマネージャ試験の午前Ⅱ試験の合計 570 問より,プロジェクトマネジメントの分野だと考えられるもの を抽出。 ※2.問題は,選択肢まで含めて全く同じ問題だけではなく,多少の変更点であれば,それも同じ問題として扱っている。 ※ 3.表 5 の午前Ⅱ過去問題は下記のサイトにあるので,問題と解答をダウンロードして解いておこう。 URL:http://www.shoeisha.co.jp/book/download/9784798148885/ ©2016 Yasuyuki Miyoshi 1 午後Ⅰ演習 パレート図(3) H26-1表 管理指標とその妥当な値”を収集するということになる。対象は全問題。そこに出 PM- 章別午前問題 第 5 章385 ■■品質特性 ①システムの非機能要件 H22-22 問 22 システムの非機能要件はどれか。 ア システム化を実現する業務の範囲 イ システムの情報(データ)の流れ ウ システムの操作性,サービス時間 エ 他システムとのインタフェース 間 23 経済産業省の“情報システム・モデル取引・契約書”によれば,ユーザとベンダ間 ■■品質特性 で請負型の契約を推奨しているフェーズはどれか。 ②信頼性 H17-30, H14-28 ソフトウェア設計 導入・ システム化 システム システム 結合 システム 要件定義 外部設計 内部設計 プログラミング システム 計画 テスト 受入支援 ソフトウェアテスト ア イ ウ エ ア システム化計画フェーズから導入・受入支援フェーズまで イ 要件定義フェーズから導入・受入支援フェーズまで ウ 要件定義フェーズからシステム結合フェーズまで エ システム内部設計フェーズからシステム結合フェーズまで 16 ©2016 Yasuyuki Miyoshi 2 PM-H17-AM PM- 章別午前問題 第 5 章 ウ EIF,ILF EI,EO,EQ エ ILF EI,EIF,EO,EQ ■■品質特性 ③効率性 H23-8, H21-5 問 8 JIS X 0129-1 で規定されるソフトウェアの品質特性の定義のうち, “効率性”の定義 はどれか。 ア 指定された条件の下で利用されるときに,明示的及び暗示的必要性に合致する機 能を提供するソフトウェア製品の能力 イ 指定された条件の下で利用するとき,指定された達成水準を維持するソフトウェ ア製品の能力 ウ 修正のしやすさに関するソフトウェア製品の能力 エ 明示的な条件の下で,使用する資源の量に対比して適切な性能を提供するソフト ウェア製品の能力 ■■品質特性 ④保守性の評価指標 H27-14, H25-13, H22-11 6 ©2016 Yasuyuki Miyoshi 3 PM-H23-AM2 PM- 章別午前問題 第 5 章 ウ コンポーネント図,配置図 エ シーケンス図,状態マシン図 ■■テストケース設計技法 ⑤ブラックボックステストのテストデータ作成方法 問 18 H19-18, H16-23 ブラックボックステストのテストデータの作成方法として, 最も適切なものはどれか。 ア 稼働中のシステムから実データを無作為に抽出し,テストデータを作成する。 イ 機能仕様から同値クラスや限界値を識別し,テストデータを作成する。 ウ 業務で発生するデータの発生頻度を分析し,テストデータを作成する。 エ プログラムの流れ図から,分岐条件に基づいたテストデータを作成する。 ■■ テストケース設計技法 問 19 エラー埋込み法による残存エラーの予測において,テストが十分に進んでいると仮 ⑥ホワイトボックステストのテストケース作成方法 H20-18 定する。このとき,当初の埋込みエラー数が 48 個,テスト期間中に発見されたエラー のうち,埋込みエラー数が 36 個,真のエラー数が 42 個とすると,埋込みエラーを除 問 18 ホワイトボックステストで使用されるテストケースの作成方法の組として,適切な く残存エラー数は幾つと推定されるか。 ものはどれか。 ア 原因結果グラフ,実験計画法 イ 条件網羅,命令網羅 ア 6 イ 14 ウ 54 エ 56 ウ 同値分割,限界値分析 エ モジュール分析,エラー推測 問 19 開発中のシステムの不具合検出数がテスト完了基準に到達したかどうかを判断した ■■テスト い。このシステムは,100,000 行のサブシステム A と,100,000 行のサブシステム B で ⑦設計アクティビティとテストの関係 H24-16, H21-12 構成される。サブシステム内の単体テスト及び結合テストで,サブシステム A は 700 件のエラーを,サブシステム B は 710 件のエラーを検出している。さらに,サブシス テム A と B を結合して 20 件の不具合を新たに検出し,システム全体では 1,430 件の 不具合を検出している。不具合検出数のテスト完了基準が 7.4 件/ 1,000 行以上のとき, あと何件の不具合を検出すれば,システム全体が不具合検出数のテスト完了基準に到 達したと判断できるか。 9 PM-H19-AM ア 10 イ 40 ウ 50 エ 70 問 20 ソフトウェアの再利用の説明のうち,適切なものはどれか。 ア 再利用可能な部品の開発は,同一規模の通常のソフトウェアを開発する場合より も工数がかかる。 ©2016 Yasuyuki Miyoshi PM- 章別午前問題 第 5 章 イ 同一機能のソフトウェアを開発するとき,一つの大きい部品を再利用するよりも, 4 複数の小さい部品を再利用する方が,開発工数の削減効果は大きい。 ウ 業務で発生するデータの発生頻度を分析し,テストデータを作成する。 エ プログラムの流れ図から,分岐条件に基づいたテストデータを作成する。 ■■テスト ⑧エラー埋込み法による残存エラーの予測(1) 問 19 H19-19, H17-20 エラー埋込み法による残存エラーの予測において,テストが十分に進んでいると仮 定する。このとき,当初の埋込みエラー数が 48 個,テスト期間中に発見されたエラー のうち,埋込みエラー数が 36 個,真のエラー数が 42 個とすると,埋込みエラーを除 く残存エラー数は幾つと推定されるか。 ア 6 イ 14 ウ 54 エ 56 ■■テスト ⑨エラー埋込み法による残存エラーの予測(2) 9 ©2016 Yasuyuki Miyoshi 5 H26-16 PM-H19-AM PM- 章別午前問題 第 5 章 ■■テスト ⑩工程品質管理図の解釈 ©2016 Yasuyuki Miyoshi H15-22 6 PM- 章別午前問題 第 5 章 ア 原因結果グラフ,実験計画法 イ 条件網羅,命令網羅 ウ 同値分割,限界値分析 エ モジュール分析,エラー推測 ■■テスト ⑪テスト完了基準を用いた終了判定 H20-19 問 19 開発中のシステムの不具合検出数がテスト完了基準に到達したかどうかを判断した い。このシステムは,100,000 行のサブシステム A と,100,000 行のサブシステム B で 構成される。サブシステム内の単体テスト及び結合テストで,サブシステム A は 700 件のエラーを,サブシステム B は 710 件のエラーを検出している。さらに,サブシス テム A と B を結合して 20 件の不具合を新たに検出し,システム全体では 1,430 件の 不具合を検出している。不具合検出数のテスト完了基準が 7.4 件/ 1,000 行以上のとき, あと何件の不具合を検出すれば,システム全体が不具合検出数のテスト完了基準に到 達したと判断できるか。 ア 10 イ 40 ウ 50 エ 70 問 20 ソフトウェアの再利用の説明のうち,適切なものはどれか。 ■■レビュー ⑫インスペクションとウォークスルーの最大の違い H15-21 ア 再利用可能な部品の開発は,同一規模の通常のソフトウェアを開発する場合より も工数がかかる。 イ 同一機能のソフトウェアを開発するとき,一つの大きい部品を再利用するよりも, 複数の小さい部品を再利用する方が,開発工数の削減効果は大きい。 ウ 部品の再利用を促進するための表彰制度などにおけるインセンティブの効果は, 初期においては低いが,時間の経過とともに高くなる。 エ 部品を再利用したときに削減できる工数の比率は,部品の大きさに反比例する。 11 ©2016 Yasuyuki Miyoshi 7 PM-H20-AM PM- 章別午前問題 第 5 章 ■■レビュー ⑬ウォークスルー,インスペクション,ラウンドロビン ©2016 Yasuyuki Miyoshi 8 H17-19 PM- 章別午前問題 第 5 章 ■■レビュー ⑭コードインスペクションの効果 H21-1, H19-24, H14-23 問 1 次のシステム開発において,コードインスペクションを行うことによって期待でき る効果(削減できる時間)は何時間か。ここで,NCSS はソースコードの注釈を除い た文の個数とする。また,バグ発見率=発見したバグ数÷すべてのバグ数とする。 問 11 品質の定量評価の指標のうち,ソフトウェアの保守性の評価指標になるものはどれ か。 ・システムの規模:6,000NCSS ・システムに存在するバグ数の推定値:1,000NCSS 当たり 5 件 ア(最終成果物に含まれる誤りの件数)÷(最終成果物の量) ・バグ発見率:コードインスペクションを行った場合,バグ発見率は 90%であり,残 イ(修正時間の合計) ÷ (修正件数) りのバグは単体テスト以降で発見される。コードインスペクションを行わなかった ウ(変更が必要となるソースコードの行数) ÷ (移植するソースコードの行数) 場合,すべてのバグは単体テスト以降で発見される。 エ(利用者からの改良要求件数)÷ (出荷後の経過月数) ・コードインスペクションに要する時間:1,000NCSS 当たり 4 時間 ・コ ードインスペクションでバグが発見された場合のバグ 1 件当たりの修復時間:1 時間 問 12 マグレガーの Y 理論の考え方はどれか。 ・単体テスト以降でバグが発見された場合のバグ 1 件当たりの修復時間:5 時間 ア 人間は自分の能力を他人から認められたいと欲求する。 ア 66 イ 84 ウ 99 エ 108 イ 人間は条件次第では,責任を引き受けるだけでなく,自ら進んで責任を取ろうと する。 ウ 人間は何の脅威も受けることなく,安全に生きていきたいと欲求する。 エ 人間は本来自己中心的であり,組織の要求に対して無関心を装うことが多い。 ■■QC7つ道具とグラフ他 ⑮データのグラフ化 H22-13 問 13 データのグラフ化のうち,適切なものはどれか。 ア ある製品のマーケットシェアを把握するために,レーダチャートを用いて,競合 他社とのシェアの大きさを比較することにした。 イ 学習科目別のテスト結果の正答率を比較して,どの科目が弱点かを分かりやすく するために,円グラフで表すことにした。 ウ 企業の売上と経常利益の間に通常は数倍から数十倍の開きがあるので,ある企業 の売上と経常利益の年ごとの変化を,縦軸の最大値を金額の大きい方に合わせて折 れ線グラフで表すことにした。 エ コンビニエンスストアにおける店舗ごとの売場面積と売上の相互関係を見るため に,散布図で表すことにした。 ©2016 Yasuyuki Miyoshi 9 PM- 章別午前問題 第 5 章 ア 層グラフ イ 積み上げ棒グラフ ウ 二重円グラフ エ レーダチャート ■■QC7つ道具とグラフ他 ⑯グラフの使い方(1) H18-30 問30 プレゼンテーションの目的に合ったグラフの使い方の記述のうち,適切なものはど 問 5 JIS X 0129-1 で規定されるソフトウェアの品質特性のうち, “効率性”の定義はどれ れか。 か。 ア 指定された条件下で利用するとき,指定された達成水準を維持するソフトウェア ア Zグラフを利用して,一定期間の売上実績や業績動向の分析結果を表示する。 製品の能力 イ 円グラフを利用して,作業予定に対する実際の進捗の度合いを表示する。 イ 指定された条件の下で利用されるときに,明示的及び暗示的必要性に合致する機 ウ 折れ線グラフを利用して,複数の評価項目に基づく製品の機能の優劣を表示する。 問 28 ソフトウェアの保守作業に関する記述のうち,適切なものはどれか。 能を提供するソフトウェア製品の能力 エ 散布図を利用して,製品に対する各社の市場占有率を表示する。 ウ 修正のしやすさに関するソフトウェア製品の能力 ア 影響範囲の調査を効率よく行うためには,リポジトリなどのツールを使用する。 エ 明示的な条件の下で,使用する資源の量に対比して適切な性能を提供するソフト イ リバースエンジニアリングのツールだけを用いて,新規ソフトウェアに移行する。 ウェア製品の能力 ■■QC7つ道具とグラフ他 ウ 利用者からの要求内容にかかわる変更部分だけについて単体テストを行う。 ⑰グラフの使い方 (2) H21-6, H19-31 エ 利用者からの要求の発生順に,ソフトウェアの保守作業を行う。 問 6 グラフの使い方のうち,適切なものはどれか。 問 29 Web コンテンツの情報アクセシビリティヘの配慮のうち,適切なものはどれか。 ア 各事業の利益構成比を表現するのに折れ線グラフを使う。 イ 各社の収益性,安定性及び生産性を比較するのに円グラフを使う。 16 PM-H18-AM ア HTML の table 要素を,ページのレイアウトのために活用する。 ウ 過去 3 年間の売上推移を表現するのにレーダチャートを使う。 イ HTML の title 要素には,ページごとに個別のタイトルを記述せずに,すべてのペ エ チェーン店における最寄り駅の乗降客数と来客数の相関を表現するのに散布図を ージのタイトルをサイト名で統一する。 使う。 ウ Web コンテンツを表現するに当たっては,色や形だけに依存せず,テキストを併 用する。 エ 頻繁に使用されるナビゲーション用のボタンは,各ページのレイアウトに応じて 問 7 個々の内容の軽重に注目して,展開順序を決める文章の構成法がある。この構成法 空いているスペースに配置する。 ■■QC7つ道具とグラフ他 に従っているものはどれか。 ⑱図やチャートの使い方 H20-30 ア 幾つかの事例を示した後に,システムがもつべき機能を説明する。 問 30 図やチャートの使い方に関する記述のうち,適切なものはどれか。 イ 業務処理の流れに沿って,システムの操作方法を説明する。 ウ プログラムの問題点を分析し,解決策と代替案を検討し,解決策を説明する。 ア 記憶装置の容量とアクセス速度の関係を示すために,フローチャートを用いる。 エ 利用頻度の高いものから,システムの機能を説明する。 イ 緊急時の電話連絡の順序を示すために,ガントチャートを用いる。 ウ システム開発プロジェクトの進捗悪化の原因を把握するために,特性要因図を用 いる。 エ 文房具購入の一連の手続を示すために,連関図を用いる。 ©2016 Yasuyuki Miyoshi 10 PM- 章別午前問題 第 5 章 ■■QC7つ道具とグラフ他 ⑲積み上げ棒グラフ H23-9, H18-29 問 9 A 社では,昨年までは X,Y,Z の 3 種類の商品を販売していたが,今年は商品体系 を変更して P,Q,R,S の 4 種類の商品を販売している。P,Q,R,S それぞれの購 入顧客数と,その顧客数の内訳として昨年まで X,Y,Z のそれぞれを購入していた購 入顧客数を表示するために作成するグラフとして,最も適切なものはどれか。 ア 層グラフ イ 積上げ棒グラフ ウ ニ重円グラフ エ レーダチャート 問 10 あるプレゼンテーションにおいて,次の順序で話を展開した。このような話の展開 ■■QC7つ道具とグラフ他 順序の方法を何というか。 ⑳パレート図 (1) H17-49 A 社では,2 年前から IT 化を全社的に推進しており,その結果,250 名の要員を間 接部門から直接部門に配置転換した。 B 社では,ホワイトカラーの生産性向上のために,事務部門の IT 化を全社的に推進 しており,これまでに生産性を 25%向上させている。 C 社では,....... . . . . . . . . . . . . 。 D 社では,業務効率の向上を図るために,グループウェアを導入し,年間 15%の経 費節減を達成している。 したがって,間接部門の生産性と経費の節減が重要な課題となっている当社におい ても,間接部門の IT 化に早急に着手することが必要である。 えき ア 因果的順序法 イ 演繹的順序法 ウ 起承転結型順序法 エ 帰納的順序法 ©2016 Yasuyuki Miyoshi 11 25 PM- 章別午前問題 第 5 章 PM-H17-AM ウ 先入先出法で評価した場合の方が,270 円高い。 エ 先人先出法で評価した場合の方が,270 円低い。 ■■QC7つ道具とグラフ他 パレート図(2) H19-49 問 49 パレート図を説明したものはどれか。 ア 原因と結果の関連を魚の骨のような形態に整理して体系的にまとめ,結果に対し てどのような原因が関連しているかを明確にする。 イ 時系列的に発生するデータのばらつきを折れ線グラフで表し,管理限界線を利用 して客観的に管理する。 ウ 収集したデータを幾つかの区間に分類し,各区間に属するデータの個数を棒グラ フとして描き,品質のばらつきをとらえる。 エ データを幾つかの項目に分類し,出現頻度の大きさの順に棒グラフとして並べ, 累積和を折れ線グラフで描き,問題点を絞り込む。 ■■QC7つ道具とグラフ他 パレート図(3) ©2016 Yasuyuki Miyoshi H26-15 24 PM-H19-AM 9 PM-H26-AM2 12 PM- 章別午前問題 第 5 章 ■■QC7つ道具とグラフ他 ヒストグラム(1) 問48 H18-48 ある単体テスト工程では,1,000 ステップ当たりのバグ摘出率はほぼ正規分布になる ことが分かっている。チーム別のバグ摘出率をヒストグラムで表したところ,バグ摘 出率が高いことを嫌ってデータを意図的に操作し,管理値内に収めてしまったチーム があることが推測できた。これに該当するヒストグラムはどれか。ここで,SL は管理 下限,SU は管理上限を表す。 イ ア 度 数 度 数 SL バグ摘出率 SU SL バグ摘出率 SU SL バグ摘出率 SU エ ウ 度 数 度 数 SL バグ摘出率 ©2016 Yasuyuki Miyoshi SU 13 PM- 章別午前問題 第 5 章 ■■QC7つ道具とグラフ他 ヒストグラム(2) ©2016 Yasuyuki Miyoshi H24-12 14 PM- 章別午前問題 第 5 章 ■■QC7つ道具とグラフ他 X -R 管理図 ■■CMMI CMMI H24-8 6 PM-H24-AM2 H23-18 問 18 CMMI を説明したものはどれか。 ア ソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスの成熟度を評価するためのモ デルである。 イ ソフトウェア開発のプロセスモデルの一種である。 ウ ソフトウェアを中心としたシステム開発及び取引のための共通フレームのことで ある。 エ プロジェクトの成熟度に応じてソフトウェア開発の手順を定義したモデルである。 問 19 共通フレーム 2007 の保守プロセスにおいて修正分析を行い,既存システムの通信ミ ©2016ドルウェアを改修することとした。改修をソフトウェア要件定義アクティビティから Yasuyuki Miyoshi PM- 章別午前問題 第 5 章 15 始めるとき,最後に実行するアクティビティとして,適切なものはどれか。 ■■CMMI CMMI の目的(1) H24-18, H18-14 ■■CMMI CMMI の目的(2) H28-18 10 ©2016 Yasuyuki Miyoshi 16 PM-H24-AM2 PM- 章別午前問題 第 5 章 ■■CMMI レベル5 H17-25, H14-22 問 10 システムを構成する要素のうち,次の特徴をもつものはどれか。 〔特徴〕 (1)利用者から仕事を託され,ネットワーク内でその仕事を処理するのに必要な場所 (サーバ)を自律的に巡って,仕事を片付ける。 (2)すべての仕事が終了した時点で利用者の下に返る。 (3)ネットワーク内に送出された後,返ってくるまで,利用者はネットワークにアク セスする必要はない。 ア エージェント イ クライアント ウ スクリプト エ プロセス ■■CMMI レベル4 問 11 H19-11 CMMI における成熟度レベルとして,レベル 4 の状態を表しているものはどれか。 ア 成果物やサービス提供の状況が,管理者層から見えている。 イ 組織横断的に実施されるプロセスの首尾一貫性が保たれている。 ウ プロセスの実績が定量的に予測可能である。 14 エ プロセスの変動に対し,プロセス実績は継続的に改善されている。 問 12 PM-H17-AM SOA(Service Oriented Architecture)を説明したものはどれか。 ア Web サービスを利用するためのインタフェースやプロトコルを規定したものである。 イ XML を利用して,インターネット上に存在する Web サービスを検索できるよう にしたものである。 ウ サービス提供者と委託者との間でサービスの内容,範囲及び,品質に対する要求 水準を明確にして,あらかじめ合意を得ておくことである。 エ ユーザに提供するサービスの集まりとして,システムを構築する考え方である。 ©2016 Yasuyuki Miyoshi 17 6 PM- 章別午前問題 第 5 章 PM-H19-AM ■■SPA SPA ©2016 Yasuyuki Miyoshi H28-1, H26-1, H22-9 18 PM- 章別午前問題 第 5 章