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ポーラ・オルビスホールディングス
会社説明資料
※本資料に記載された内容は、説明会開催日(2016年10月13日)時点の情報であり、
現時点において一般に認識されている経済・社会等の情勢及び弊社が合理的と判断
した一定の前提に基づいて作成されておりますが、経営環境の変化等の事由により、
予告なしに変更される可能性があります。
会社概要
会
社
名
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
(証券コード:4927
単元株式数:100株)
 本社所在地
東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル
代
者
代表取締役社長
立
2006年9月29日(創業1929年9月)
金
100億円
表
設
資
本
鈴木 郷史
従 業 員 数
3,888名(連結)(2015年12月末時点)
事 業 内 容
化粧品、ファッション、医薬品、不動産、その他
 連結売上高
2,148億円(2015年12月期)
1
ポーラ・オルビス グループ理念
世界中の人々に笑顔と感動をお届けしたい
わたしたちはサイエンスに裏づけされたオンリーワンの商品とサービスを提供します。
美と健康をよく考え、世界の化粧文化の向上と地球環境の維持に貢献します。
世界中の誰からもいつまでも愛され信頼されるブランドを目指します。
そのために、わたしたちは人として目の前の真実に真摯に向かい合い、
人に喜ばれることに自らの喜びを見出し、
そして自身が会社でも家庭でも笑顔でいられる活き活きした日々を送ります。
2
設立の経緯・沿革
1929年 創業者鈴木忍が静岡で創業
1940年 現・ポーラ化成工業(株)設立
1946年 現・ (株)ポーラ設立
創業者使用の乳鉢
ポーラ ザ ビューティ
1984年 オルビス(株)設立
1988年 カタログ通販 全国展開
その他事業会社
1989年 百貨店展開
1992年 現・ (株) pdc設立
1999年 オルビス・ザ・ネット展開
2000年 オルビス・ザ・ショップ展開
2000年 カウンセリング 1st 宣言
2004年 中国進出
2005年 ポーラ ザ ビューティ展開
2006年9月
2005年 香港進出
2006年 台湾進出
ポーラ・オルビスホールディングス設立
2006年 (株) ピーオーリアルエステート設立
(株)フューチャーラボへ資本参入
持株会社体制へ移行
2007年 (株) decencia設立
(株) ポーラファルマ設立
(株) オルラーヌジャポン設立
2008年 中国進出
2010年12月
2008年 (株) ACRO(THREE)設立
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス 東証一部上場
2013年 ASEAN進出
2011年 H2O Plusグループへ資本参入
2012年 Jurliqueグループへ資本参入
*pdc及びフューチャーラボは、2016年10月3日付で当社の保有する全株式の譲渡契約を締結
3
化粧品事業の特徴
ブランドポートフォリオ
海外ブランド
基幹ブランド
特徴① 高スキンケア比率
育成ブランド
 スキンケア領域に集中
(アンチエイジング・ホワイトニング)
 1,600万件の肌データに基づく研究
開発
 オリジナル成分(独占使用)
¥20,000
ハイプレステージ
価
格
帯
特徴② ダイレクトセリング
¥10,000
プレステージ
【POLA】
 委託販売契約を結んだ
「ビューティーディレクター」と呼ばれる
営業員を通した直販
¥5,000
ミドル
【ORBIS】
 通信販売(インターネット、カタログ)を
通した直販
¥1,000
マス
生産
開発
各ブランドの特徴・強みを活かすマルチブランド戦略
リピート率が高いスキンケアへの
集中と、直販によるお客さまとの
強い結びつきにより
安定的な収益を実現
*pdc及びフューチャーラボは、2016年10月3日付で当社の保有する全株式の譲渡契約を締結
4
世界トップレベルの研究開発力
ポーラ化成工業、国際化粧品技術者会連盟世界大会で「最優秀賞」を獲得
 2014年10月27日~30日にパリで開催された第28 回国際化粧品技術者会連盟
(以下IFSCC)世界大会において、口頭発表基礎部門で「最優秀賞」を受賞
 ポーラ化成工業の同大会のアワード受賞は7度目で、前回の2012年
ヨハネスブルク大会に続いて2大会連続
『月経周期におけるニキビ悪化と皮膚抗菌ペプチドhBD-3の関連性』
 月経前のニキビ悪化には、アクネ菌に対する抗菌活性を持つhBD-3の発現が
女性ホルモンであるプロゲステロンにより低下することが原因の一つと見出した
 本研究成果を活用し、より効果的なニキビケア化粧品の提案につなげる
(画像) IFSCC口頭発表基礎部門で最優秀賞を受賞した後藤悠研究員
IFSCCとは
ORBIS 新クリアシリーズ誕生
 世界で最も権威ある化粧品学会。世界47ヶ国が加盟し、
2年に1回学術大会が開催される
 今回のフランス大会では、口頭発表78件、ポスター発表
458件が行われた
 ポーラ化成工業によるIFSCC世界大会受賞歴
2014年 パリ大会
最優秀賞(口頭発表基礎部門)
2012年 ヨハネスブルク大会 最優秀賞(ポスター発表部門)
2008年 バルセロナ大会
最優秀賞(口頭発表基礎部門)
1998年 カンヌ大会
最優秀賞
1996年 シドニー大会
優秀賞
1994年 ベネチア大会
最優秀賞
1986年 バルセロナ大会
優秀賞
2015年3月24日 ORBISより
後藤研究員の研究結果が
活用されたニキビケア商品を
新発売
(左より)
薬用 クリアウォッシュ(医薬部外品)
120g ¥1,300(税抜)
薬用 クリアローション(医薬部外品)
180mL ¥1,500(税抜)
薬用 クリアモイスチャー(医薬部外品)
50g ¥1,700(税抜)
5
事業内容・売上構成
ビューティケア事業
2,006億円 (93%)
2015年12月期
連結売上高
2,148 億円
【ブランド別(構成比)】
1,094億円
ポーラ
564億円
オルビス
184億円
ジュリーク
39億円
H2O PLUS
育成ブランド 125億円
(55%)
(28%)
(9%)
(2%)
(6%)
不動産事業 29億円 (2%)
 保有資産の有効活用としての賃貸事業
その他 113億円 (5%)
 皮膚科医薬品事業
 ビルメンテナンス事業
6
業績の推移
売上高推移
営業利益・営業利益率推移
(百万円)
営業利益
営業利益率
(百万円)
売上推移
営業利益・営業利益率 推移
250,000
223,000
30,000
11.7%
10.5%
214,788
200,000
180,873
162,332 165,253 166,657
191,355
198,094
25,000
8.9%
8.4%
20,000
150,000
7.4%
100,000
10,000
0
7.5%
13,520
12,270 12,853
9,706
17,683
26,000
10.0%
8.0%
16,017
6.0%
15,000
50,000
7.7%
22,511
12.0%
6.0%
4.0%
5,000
2.0%
0
0.0%
7
各ブランドの特長と戦略
8
ポーラブランド 概要
売上高
特徴
(百万円)
120,000
進化する訪問販売:
社会、お客さまのニーズの変化に合わせた
ビジネスモデルの変革が成功
109,352
100,740
99,571
99,204
96,362 96,543 97,353
80,000
従来型訪問販売
 1929年の創業以来
「自らつくり、自ら販売する」
という理念のもと、
訪問販売組織が拡大
40,000
0
FY2009 FY2010 FY2011 FY2012 FY2013 FY2014 FY2015
営業利益・営業利益率
11.2% 12%
(百万円)
12,000
8.6%
7.1%
8,000
5.8% 6.3%
4.9%
4,702
5,592
6,168
7,031
12,302 10%
7.9%
7,951
8,583
8%
6%
4%
4,000
2%
0
エステイン
 女性の在宅率低下に対応し
2000年前後よりスタート
 お客さまを店舗に招き、
定期的なエステと
カウンセリングを提供
ポーラ ザ ビューティ
 2005年よりスタート
 統一された外装・内装で
従来の訪問販売イメージを払拭
 売上成長のドライバーに
0%
FY2009 FY2010 FY2011 FY2012 FY2013 FY2014 FY2015
9
ポーラブランド 主力商品シリーズ
アンチエイジング・美白領域のスキンケアに強み
プレステージ(5,000円以上)、ハイプレステージ(10,000円以上)中心
B.A
(ビーエー)
APEX
(アペックス)
エイジングケア
ポーラ最高峰のスキンケア、
ベースメークシリーズ
ポーラを象徴する主力シリーズ
WHITISSIMO
(ホワイティシモ)
セミオーダー
1989年に業界初の
個肌対応化粧品として登場した
スキンケア、ベースメークシリーズ
WHITE SHOT
(ホワイトショット)
ホワイトニング
最先端の研究・技術を
駆使したホワイトニングケアシリーズ
新「B.A」 2015 年 8 月 フルリニューアル発売
 「B.A」は1985 年に誕生以来、30 周年を迎えたポーラを象徴する最高峰ブランド
 リニューアル毎にポーラ最先端のテクノロジーを結集
 今回のリニューアルでは、肌誕生のメカニズムに着目し生命の輝きを引出す処方設計
 若々しさのみならず、生命感あふれるような肌を目指すエイジングケアを提案
 7年間連続でベストコスメ1位を受賞、2015年末時点で累計118冠を受賞
10
ポーラ ダイレクトセリングの3業態
全国 約4,800ショップ ビューティーディレクター 5万人
従来型訪販
エステイン
ポーラ ザ ビューティ
売上構成比
18.5%
40.0%
41.5%
前年上昇率
△9.9%
+3.6%
+22.6%
店舗数
約1,100拠点
約2,000拠点
立地
自宅等
住宅街、テナント等
駅前、ロードサイド等
出店投資
マネジャー負担
マネジャー負担
本社負担
契約形態
委託販売契約
委託販売契約
委託販売契約
特徴
リピート客中心の販売
カウンセリング、物販
立地、外観・内装は所長裁量
エステ、カウンセリング、物販
全国統一の外観・内装
エステ、カウンセリング、物販
店舗例
630店
(約1,700の拠点によって構成)
社会、お客さまのニーズの変化に合わせて、新業態を展開
11
オルビスブランド 概要
売上高
特徴
(百万円)
オイルカットスキンケア
 油分を一切使用しない独自の
処方に基づいたスキンケア
56,354
60,000
47,663 49,356 47,918 48,009 48,163
52,302
40,000
フルフィルメントシステム
 JCSI*顧客満足度調査4年連続1位
 高い顧客リピート率
*JCSI: 日本版顧客満足度指数
20,000
0
FY2009 FY2010 FY2011 FY2012 FY2013 FY2014 FY2015
営業利益・営業利益率
(百万円)
15,000
25%
20.6%
16.4%
10,000
12.5% 13.6% 7,881
11.3%
6,169 6,526
5,363
18.3% 10,792
8,807
インターネット通販
 業界に先駆けて1999年より開始
 人を介さないインターネット店舗でも
人肌感のある顧客サービスに注力
19.9%
20%
11,197
15%
10%
5,000
5%
0
0%
FY2009 FY2010 FY2011 FY2012 FY2013 FY2014 FY2015
SNSの活用
 SNSを使用したマーケティング活動
により新規顧客を獲得
高利益体質
 スキンケア商品への集中
 通信販売モデル
 ネット比率向上
12
オルビスブランド 主力商品シリーズ
オイルを一切使用しないという独自のコンセプトに基づくスキンケア商品が中心
¥1,000~¥3,000中心
CLEAR
(クリア)
AQUA FORCE
(アクアフォース)
ORBIS =U
(オルビスユー)
スキンケア
スキンケア
スキンケア
2015年3月リニューアル発売
ニキビケアシリーズ
肌が本当に求めていた水のチカラに
着目した、オルビスの代表的なシリーズ
2014年2月発売
エイジングケアシリーズ
「オルビスユー」シリーズ 2014年より展開
 2012年より取組んできた「ブランド再構築」の象徴となる新エイジングケアシリーズ。
オルビス従来の「オイルカット」処方に加え、酵素の働きに着目し、肌悩みにアプローチ
 30~40代の既存ユーザーの継続率及び購入単価の向上を図る
 効果実感の高い本格的なエイジングケアを求めるターゲット層にも広く訴求
 2015年には、50代以降の本格的なエイジングケアに対応した「ORBIS=U encore」を発売
 更に2016年には、美白とエイジングケアを両立する「ORBIS=U WHITE」も発売し、
「ORBIS=U」シリーズのラインアップをより充実化
ORBIS=U encore ORBIS=U WHITE
13
オルビスブランド 販売チャネル
通信販売
国内
店舗
海外
インターネット
カタログ
44.0%
29.9%
26.1%
+16.4%
+2.2%
―
チャネル
イメージ
売上構成比
(2015年12月期)
売上前年比
(2015年12月期)
商品・価格
顧客
若干の
プレミアム
オルビス商品のみ取り扱い
チャネル関わらず統一された価格
新規顧客・リピート顧客
リピート顧客中心
顧客データ管理
本社
在庫管理
本社
新規顧客・
リピート顧客
新規顧客中心
SNSを活用した新規顧客獲得
 LINE、Facebook、TwitterなどのSNSを活用し、新商品情報の発信や
顧客からの問い合わせ対応など、インターネットを介したOne to One
マーケティングを実現
 LINE経由での新規顧客獲得が順調(2015年は約10万人を獲得)
14
ジュリークブランド 概要
売上高
(百万円)
商品・販売チャネル
20,000
17,600
18,390
14,810
15,000
10,018
10,000
5,000
0
FY2012
営業利益
FY2014
FY2015
FY2013
主な販売チャネル:
百貨店カウンター、
ショッピングモール、免税店
地域別売上構成比
(のれん償却後)
FY2012
(百万円)
FY2013
 オーストラリアの自社農園で栽培した
原材料を使用したプレステージ・
オーガニックスキンケア
 中心価格帯 $50~$80
FY2014
FY2015
米国
0
その他
中国
日本
-399
-445
約30%
-379
(1,000)
-1,185
免税店
DFS
約18%
2015年12月期
売上高
約184億円
約13%
約23%
香港
(2,000)
豪州
注: 2012年2月より連結
15
H2O PLUSブランド 概要
商品・販売チャネル
売上高
(百万円)
6,000
5,488
4,876
4,500
3,944
2,992
3,000
1,851
1,500
 海藻など自然の海洋成分を
使用したスキンケア
 中心価格帯 約$40~$50
0
主な販売チャネル:
自社ウェブサイト、化粧品専門店
FY2011 FY2012 FY2013 FY2014 FY2015
営業利益
地域別売上構成比
(のれん償却後)
FY2011 FY2012 FY2013 FY2014 FY2015
(百万円)
0
その他
-81
中国・香港
約20%
(500)
-496
-712
2015年12月期
売上高
約39億円
(1,000)
(1,500)
(2,000)
注: 2011年7月より連結
-1,435
-1,814
約65%
北米
16
育成ブランド 概要
売上高
展開ブランド
(百万円)
12,529
12,000
10,123
8,587
9,000
7,192
9,104
7,654
6,304
6,000
3,000
0
FY2009 FY2010 FY2011 FY2012 FY2013 FY2014 FY2015
営業利益
(百万円)
FY2009 FY2010 FY2011 FY2012 FY2013 FY2014 FY2015
0
-15
(800)
-1,202
(1,600)
-1,596
-1,826
(2,400)
-1,082
-958
連結子会社の異動(株式譲渡)に関して
当社は、2016年10月3日開催の取締役会において、連結子会社
である株式会社pdc及び株式会社フューチャーラボの当社が保
有する全株式を譲渡することを決議しました。



取締役会決議日:2016年10月3日
株式譲渡契約締結日:2016年10月3日
譲渡価格:pdc社 1,200百万円
フューチャーラボ社 1,200百万円
アドバイザリー費用等(概算額) 200百万円
 株式譲渡実行日:2016年11月以降
-2,156
17
THREEブランド コンセプト
THREE(スリー)
2009年にスタート。植物原料にこだわったスキンケアと、トレンドを意識したメイクアップというコンセプトが融合された、
これまでにないブランド。現在、日本全国の百貨店約30店舗で展開中。スタート以来、好調に売上を伸ばしグループの売上成
長の牽引役に。海外のバイヤー、お客さまからの関心も高く、2013年のタイ、2014年の台湾、2015年のインドネシア、
2016年4月のマレーシアに続き、2016年9月から香港での展開を開始。
ブランド名の由来
「3」は「創造」の象徴。相反する2つのものを組み合わせることで、3つめの新しい価値を創造することを表現
植物原料にこだわり、香り、
テクスチャー、見た目など五感に
訴えかける日本発のスキンケアライン
NYを拠点に活躍する
メイクアップアーティスト、RIE OMOTO氏を
クリエイティブディレクターに
起用したモードなメイクアップライン
ヘアケアやボディケア、
ホームフレグランス、インナーケアなど
現代女性のニーズを的確に汲み取る
ライフスタイルブランドへ
18
ブランドポートフォリオ
*2015年12月期のビューティケア事業売上高に対する構成比
売上
構成比*
ブランド
価格
販売チャネル
 ハイプレステージスキンケア
 エイジングケア、ホワイトニング
領域に強み
約¥10,000
以上
 ビューティーディレクターを介した
委託販売:ポーラ ザ ビューティ (PB)、
エステイン、従来型訪販
 百貨店
 「オイルフリー」という独自のコンセプト
に基づくスキンケア
¥1,000~
¥3,000
 ネット通販
 その他通販
 店舗
 オーストラリアのプレステージ
オーガニックスキンケア
約¥5,000
以上
 百貨店、直営店
 免税店
 海藻等海洋成分を原材料とした
スキンケア
約¥4,000
2009年~
 日本古来の原材料を使用した
スキンケアと、モードなメイクアップ
約¥5,000
以上
 百貨店、直営店
 専門店、ネット通販
約¥1,000
1992年~
 マス向けのリーズナブルな価格帯の
スキンケア
 ドラッグストア、GMS
 バラエティストア
 ユニークな特徴を持つ化粧品
¥3,000~
¥6,000
 TV通販
 敏感肌向けスキンケア
¥2,000~
¥5,000
 ネット通販
 フランスのハイプレステージ
スキンケア
 エイジングケアに強み
約¥10,000
以上
 百貨店
 専門店
55%
1929年~
基幹
ブランド
28%
コンセプト・商品
1984年~
9%
海外
ブランド
2012年に買収
2%
2011年に買収
育成
ブランド
6%
2006年に買収
2007年~
2007年にJV設立
日本での
販売無し
 米国:専門店、ネット通販
*pdc及びフューチャーラボは、2016年10月3日付で当社の保有する全株式の譲渡契約を締結
19
業績と今後の見通し
20
2016年12月期の見通し
下期予想を踏まえ、連結売上高40億円、営業利益10億円の上方修正
上期実績
(百万円)
連結売上高
計画比
前期比
修正後 通期計画
当初 通期計画
差額
増減額
率(%)
8月1日時点(A)
増減額
率(%)
5月2日時点(B)
(A)-(B)
106,957
4,957
4.9%
223,000
8,211
3.8%
219,000
4,000
99,343
4,843
5.1%
206,000
5,429
2.7%
202,000
4,000
1,517
6,096
12,150
17
1.2%
△51
△1.8%
1.6%
2,833
25.2%
2,650
27.9%
3,488
15.5%
2,900
14,100
25,000
0
96
2,900
14,100
26,000
1,000
12,080
2,880
31.3%
24,800
3,509
16.5%
23,800
1,000
797
△335
△392
11,258
8,264
97
14.0%
34
2.7%
-
△92
-
1,758
18.5%
1,064
14.8%
1,300
600
△700
25,100
17,200
0
△235
1,300
600
△700
25,300
17,200
ビューティケア
事業
不動産事業
その他
営業利益
ビューティケア
事業
不動産事業
その他
全社・消去
経常利益
当期純利益
306 104.2%
△360
-
2,940
13.2%
3,104
22.0%
【想定為替レート】
【計画の前提】
下期のインバウンド売上は前年より微減の約70億円弱を見込む
2015年
株主還元
年間150円
連結配当性向 58.8%
設備投資
減価償却
12,074百万円
6,528百万円
0
0
0
200
0
豪ドル=82円(前期91.06円)
米ドル=112円(前期121.04円)
中国元=17円(前期19.21円)
2016年(予定)
年間200円 (中間90円、期末110円)
連結配当性向64.3%
8,000百万円
7,000百万円~8,000百万円
21
中長期のビジョンと戦略
22
長期ビジョン
企業理念
STAGE3
「世界中の人々に笑顔と感動をお届けしたい」
高収益グローバル企業へ
【2020年指標】
STAGE2
連結
売上高
2,500億円
・連結売上高 2,500億円以上
・海外売上高比率
20%以上
・営業利益率
13~15%
国内の更なる収益基盤強化
と海外展開の加速
STAGE1
国内安定収益確保
海外成功モデル創出
【2016年目標】
・連結売上高 約2,100億円
・海外売上高比率 15%以上
・営業利益率
11%以上
【2013年実績】
【海外・国内】
MAによる成長加速
・連結売上高 1,913億円
・海外売上高比率 12.2%
・営業利益率
8.4%
【海 外】
基幹ブランドの海外展開
1,600億円
【国 内】
年率2%程度の安定成長
2014-2016年
中期経営計画
~
~
2010
2013
2016
2020
23
2014-2016年 中期経営計画
2020年ビジョン達成に向けた2ndステージ。
国内の更なる収益基盤強化と海外展開の加速、資本効率改善による企業価値向上をめざす。
【売上高】
◆ 連結売上高
【資本効率】
⇒ 年平均成長率 3~4%
(2016年 約2,100億円)
◆ 海外売上高比率 ⇒
2016年
◆ ROE目標値
15% 以上
【営業利益】
⇒ 2016年
8% 以上
9%に上方修正
【株主還元】
◆ 営業利益額
⇒
◆ 営業利益率
⇒
15% 以上
2016年 11% 以上
年平均成長率
◆ 連結配当性向 ⇒ 2014年以降
国 内
50% 以上
海 外
戦略① 基幹ブランドの安定成長とグループ収益牽引
戦略③ 海外ブランドの高成長持続と収益貢献
戦略② 育成ブランドの売上成長と収益化
戦略④ 基幹ブランド海外戦略の再構築
戦略⑤ 経営基盤の強化(研究・生産・人材)
戦略⑥ 資本効率の向上と株主還元の充実
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資本効率の向上・株主還元の取り組み
資本効率向上の施策
2016年目標値
ROE 8%
(自己資本利益率)
 営業利益 CAGR15%
 営業利益成長以上の
(1株当り純利益)
純利益成長
EPS
=
9%に上方修正
BPS
 配当による株主還元の充実
(1株当り純資産)  バランスシートの効率化
株主還元の充実
【基本方針】
 連結配当性向50%以上を基本とし、安定的な利益成長に
よる株主還元の充実をめざす
 流動性の観点から、自社株買いは当面実施しない
【2016年のROE・配当について】
 2016年のROE見通し9%と、今期の業績見通しを踏まえ、
1株あたり200円、連結配当性向64.3%を予定
資本効率の向上をめざし、株主還元の充実、バランスシートの効率化を図る
25
株主優待について
26
株主優待制度について
『知って得する 株主優待 2016』
(野村インベスター・リレーションズ発行 2015.10発売)
「女性にうれしい“美と健康”」部門
4年連続1位獲得 しました!!
【ポイント制優待制度について】
持株数
ポイント 3年以上保有
毎年12月末現在の当社株主名簿に
100~299株
60P
記載された1単元(100株)以上所有の
株主様が対象です。
300~499株
80P
+20P
保有株式数・保有年数(注1)に応じてポイント
を進呈いたします。
500株以上
100P
1ポイントは100円相当。
注1:同一株主番号で継続して当社株主名簿に
お好きな商品と引き換えができます。
記載された株主様が対象となります。
ポイントは繰越が可能で、有効期限は3年です。
■2015年12月期の株主優待品の一部をご紹介いたします。
NEW
昨年度人気 株主優待商品
昨年度人気 株主優待商品
NEW
【ジュリーク】 60 ポイント
【ポーラ】 60 ポイント
【THREE】 80 ポイント
【オルビス】 80ポイント
ジュリーク スキンケアキット
オー ド フルール フレグランス
THREE クレンジング キット
オルビスユーセット
ボディシャンプー 2 種セット
NEW
昨年度人気 株主優待商品
NEW
2015 年 8 月発売
【オルビス】 100 ポイント
【THREE】 100 ポイント
【ジュリーク】 260 ポイント
【ポーラ】 320 ポイント
オルビスユー アンコールセット
THREE バランシング ホワイト
ニュートリディファイン
B.A クリーム
クリアエッセンス
スペシャルキット
※スペースの都合により、各アイテムの縮尺は異なります。
27
参考資料
28
2016年第3四半期以降の取組み
2014年~2016年中期経営計画達成に向けて
基幹ブランドの安定成長とグループ収益牽引
 国内顧客のリピート拡大を主軸に、下期に新商品を発売
- 人気のホワイトショットシリーズに、クリームを投入 (7月1日)
- 最高峰ブランドのB.Aシリーズには、美容液を追加発売 (8月19日)
 チャネル面では、引続きPBを中心にプロBDの育成に注力
 インバウンドは、ブランドの毀損につながる販売の防止策をより強化
 顧客単価向上を目的とした施策を実施
- 商品点数アップを訴求したプロモーション展開
- 季節需要に合わせたプラスワン商品の発売
 One to Oneコミュニケーションの推進
- LINEで獲得したお客様の2回目以降購入率アップを目指す
- ポイント制度を活かし、お客さま毎の購買行動に応じたアプローチを展開
冷感オールインワンジェル
サマーコンディショニングジェリー
29
2016年第3四半期以降の取組み
2014年~2016年中期経営計画達成に向けて
海外ブランドの高成長持続と収益貢献
 上期に苦戦した主因である新商品不足の改善に向けて、
新スキンケアアイテムを投入(8月25日)
 新商品や限定品を軸に、既存店の活性化に向けた施策を実施
既存顧客の来店率、リピート率アップを目指す
ジュリーク ハイドレーティング
ウォーターエッセンス
 ブランドリステージに向けて
- ターゲットはミレニアル世代に設定
- ブランドコンセプトを刷新
(エイジングケア・ホワイトニング等の訴求を明確化)
- 商品ラインを絞り込み(約50SKU)
- 下期より店頭陳列開始
- プレステージ性の高いチャネルに展開
1. ビジネス
モデル変更
工場閉鎖
体制スリム化
2. ブランドリ
ステージ
現在の
ステージ
3. 利益改善
 ブランドロゴを刷新
30
2016年第3四半期以降の取組み
2014年~2016年中期経営計画達成に向けて
育成ブランドの売上成長と収益化
 秋冬商戦に向け、主力のスキンケア品を強化
 国内では7月よりECをスタート。
発売開始初月の動きとしては計画以上の進捗
 海外は、将来的な中国大陸への展開も視野に入れ、
5カ国目である香港に進出開始(9月13日)
THREE 公式オンラインショップ サイト
 decenciaはこれまで、高敏感肌市場に特化した戦略を展開。
今後、拡大が予想される敏感肌市場にて、より広く多くの
お客さまをターゲットとすべく、ブランドリステージに着手
 ブランドステートメント「敏感肌はどこまでも美しくなれる」を策定
 コーポレートロゴを刷新し、基幹エイジングケアシリーズである
「アヤナス」をリニューアル(11月1日)
31
当社グループ 最新トピックス
 概要
日本では史上初 『シワを改善する』効果を有する医薬部外品の製造販売承認を取得
従来、エイジングケア向けの医薬部外品は存在したが、『抗シワ』に特化した医薬部外品は史上初
 開発の経緯
約15 年の研究期間をかけ、シワ形成のメカニズムと改善アプローチを解明
2009年以来の部外品許認可であり、更に「抗シワ」という未開拓の新領域で成功したことは意義深い
 商品展開
2017年 年初に、「ポーラ リンクルショット メディカル セラム」を発売予定
 売上規模
初年度売上高 100億円 を目指す
 シワ改善テスト
68名の女性を対象にした目尻のシワでテストを実施
約70%の改善がみられた
<安全性について>
1) 健常な日本人女性122名を対象とした12ヵ月の連用試験
2) 皮膚アレルギー性をより慎重に評価するための、健常な日本人女性102名を対象とした6ヵ月連用後の48時間閉塞パッチテスト試験
いずれの連用試験においても、シワの気になる部位に本製品を1日2回、適量塗布しました。
その結果、1)2)いずれの試験においても、副作用および陽性反応は一例も認められず、全例が「安全である」と判定されました。
以上のことより、本製品は医薬部外品として安全に使用できると考えられ、本製造販売承認取得に至っております。
なお、本製品は新規医薬部外品有効成分を含有するため、発売後2年間は、当社のお客さまに使用していただく中で、
当社から直接お客さまに対して安全であることを確認いたします。
32
当社グループ 最新トピックス
「IR優良企業賞2015」 優秀賞を受賞 (主催:一般社団法人 日本IR協議会)
一般社団法人 日本IR協議会による、2015年「IR優良企業賞」を
受賞しました。
上場から5年、企業価値向上に向けた継続したIR活動が評価さ
れ、当社としては初めての受賞になります。
【選定理由】 (日本IR協議会のニュースリリースより抜粋)
 業績の変動に関わらずIR活動に取り組み、継続する姿勢
 経営トップの関与度が高く、企業価値向上という目的に
向けての対話を積極的に実行
 社内の関連部門のサポート体制が充実
 IR部門に情報が集約されており、投資家との議論が充実
http://file.swcms.net/file/po-holdings/news/news/auto_20151113446527/pdfFile.pdf
「日経アニュアルリポートアウォード2015」 優秀賞を受賞 (主催:日本経済新聞社)
日本経済新聞社による「日経アニュアルリポートアウォード
2015」にて優秀賞を受賞しました。統合レポートとして2度目
の発行で、初受賞となりました。
【選定理由】
(フィードバックコメントより抜粋)
 中期経営計画と長期ビジョンが具体的に示されている
 社外取締役のインタビューで語られている役割認識も傾聴に値する
 ESGを考慮したCSR経営や、「人材」に関しての考え方や取り組みに
言及しており、経営者のこだわりが伝わってくる
33
化粧品市場の見通し
国内市場は、高齢化に伴いエイジングケア需要がさらに拡大。
当社グループが注力するアジア地域は、引き続き高い市場成長が見込まれる
2015年
2016年以降の見通し
国内
市場全体
 増税による駆け込み、反動
 インバウンド需要の急拡大
(インバウンドを除くと横ばいから微減)
 市場成長予測1~2%*
インバウンドを除く実質成長は横ばいと推測
 国内に限った消費動向は、減少傾向
商品
 エイジングケア・ホワイトニング市場が活況
 エイジングケア需要の更なる拡大
 美白市場の回復
価格
 国内の消費は、増税を機に購入単価が
低下傾向
 短期的には2015年と同様の傾向
チャネル
 インバウンドを追い風に都市部百貨店は好調
 都市部と地方の地域差は拡大
 引き続き都市部の百貨店はインバウンド需要が継続
海外(グループ主要展開地域)
中国
 沿岸都市部百貨店の競争激化
 オンライン市場の拡大、チャネル分散
 市場成長予測6~7%*
 Web販売・越境EC等、オンライン市場の更なる拡大
香港
 中国本土からの観光客の減少が影響し
市場環境は前年よりも厳しい傾向に
 市場成長予測2~3%*
 人件費、家賃は引き続き上昇傾向
ASEAN
 経済成長に伴い市場が拡大
 市場成長予測5~8%*
 シンガポール、インドネシア、マレーシアは今後
スキンケア市場の成長が見込まれる
北米
 消費者心理は改善傾向
 市場成長予測1~2%*
 消費者心理改善はプラスだが、成熟市場
*成長率(2011~2016年CAGR予測)は自社推計
34
参考:業績主要データ(連結)
(単位:百万円)
2009年
12月期
2010年
12月期
2011年
12月期
2012年
12月期
2013年
12月期
2014年
12月期
2015年
12月期
売上高
162,332
165,253
166,657
180,873
191,355
198,094
214,788
売上原価
32,843
33,321
33,461
36,946
38,655
39,326
41,800
営業利益
9,706
12,270
12,853
13,520
16,017
17,683
22,511
経常利益
10,372
12,247
13,322
14,604
17,836
19,067
22,359
4,059
7,086
8,039
6,681
7,318
10,382
14,095
6
7.4
7.7
7.5
8.4
8.9
10.5
総資産
181,909
187,771
193,027
209,140
218,005
224,536
235,734
純資産
140,890
153,104
157,057
164,896
173,887
180,793
180,635
当期純利益
売上高
営業利益率 (%)
35
参考:セグメント別 売上高・営業利益
売上高
2014 年
12月期
2009年
12月期
2010年
12月期
2011年
12月期
2012年
12月期
2013年
12月期
150,330
153,091
154,778
168,811
178,306
184,475
200,570
不動産事業
3,216
3,102
3,089
2,841
3,035
3,179
2,951
その他の事業
8,787
9,059
8,790
9,220
10,013
10,440
11,266
162,332
165,253
166,657
180,873
191,355
198,094
214,788
2009年
12月期
2010年
12月期
2011年
12月期
2012年
12月期
2013年
12月期
2014年
12月期
2015年
12月期
(単位:百万円)
ビューティケア事業
合計
2015年
12月期
営業利益
(単位:百万円)
ビューティケア事業 (百万
円)
7,910
10,165
10,787
11,812
14,780
16,535
21,290
不動産事業 (百万円)
1,598
1,304
1,283
1,139
1,258
1,227
1,265
その他の事業 (百万円)
△696
223
501
335
410
472
293
894
576
280
232
△431
△551
△339
9,706
12,270
12,853
13,520
16,017
17,683
22,511
全社・消去 (百万円)
合計 (百万円)
36
参考:主な財務指標(実績)
2008年
12月期
2009年
12月期
2010年
12月期
2011年
12月期
2012年
12月期
2013年
12月期
2014年
12月期
2015年
12月期
1株当たり当期純利益
(円)
127.91
79.16
137.36
145.43
120.86
132.39
187.81
254.95
自己資本当期純利益
(ROE)(%)
4.9
2.9
4.8
5.2
4.2
4.3
5.9
7.8
総資産経常利益率
(ROA) (%)
5.2
5.7
6.6
7.0
7.3
8.4
8.6
9.7
76.0
77.4
81.5
81.3
78.8
79.5
80.4
76.5
2,677.47
2,743.87
2,767.55
2,839.36
2980.48
3133.82
3264.13
3,260.00
自己資本比率 (%)
1株当たり純資産 (円)
37
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