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世界的な広告代理店、電子メール アップグレードにクラウド
ワンダーマン 世界的な広告代理店、電子メール アップグレードにクラウド ホス ティングを採用して資本経費を 100 万ドル削減 世界的な広告代理店であるヤング・アンド・ルビカムとインタラクティブ マーケティング代理店で あるワンダーマンは、共用する電子メール システムのアップグレードを希望していました。ただし、 両社とも新たなオンプレミス ソリューションの構築に大きな資本投資を行うことは望んでいません ソリューション概要 でした。両社はクラウド ベースで電子メールなどの機能を提供する Microsoft Office 365 を採用 ○プロファイル スのサイズが 50 倍に増え、マイクロソフトにより 99.9% の可用性が保証されています。 ニューヨーク市を拠点とする ヤング・アンド・ル ビ カ ム (http://www.yr.com/) は、90 か 国 に 186 の拠点を構える大手の広告代理店です。 同様にニューヨーク市を拠点とする ワンダーマ ン (http://www.wunderman.co.jp/) は、50 か 国以上に 150 か所を超える拠点を抱える双方向 マーケティング代理店です。 ○ソフトウェアとサービス Microsoft® Office® 365 Microsoft Outlook Windows PowerShell ○メリット ・100 万ドルの資本経費を削減 ・メールボックスのサイズを 50 倍に拡張 ・可用性の向上 ○ユーザー コメント 「電子メールの可用性は、Microsoft が責任をもっ て対応してくれます。当社の生産性を高め、世界 中の顧客に対応する従業員の能力を向上させた のは、我々ではなく Office 365 です」 ヤング・アンド・ルビカムおよび ワンダーマンの最高情報責任者 Jeff Marshall 氏 し、1 年目の IT 資本経費 100 万米ドルを削減しました。移行した Office 365 ではメールボック ビジネス ニーズ 世界中のあらゆるタイム ゾーンにわたって業務を行う、ヤング・アンド・ルビカムやワンダーマン のような企業にとって、電子メールほど重要な機能は他にありません。電子メールをサポートする ため、両社は世界各地で Microsoft Exchange Server 2003 の 20 台のクラスターを運用し、 これにより、300 か所以上のオフィスにサービスを提供していました。 「常にこれらの 20 台のクラスターの心配をしていました。スタッフは、電子メールの停止に備えて 24 時間体制を取る必要がありました 」と、ヤング・アンド・ルビカムおよびワンダーマンの最高 情報責任者である Jeff Marshall 氏は振り返ります。 システムは安定して機能していましたが、いくつかの懸念事項がありました。従業員のメールボッ クスのサイズが 500MB に限られていました。各メールの添付ファイルが何メガバイトにもなるた め、従業員は毎日メールボックスをアーカイブしなければならず、それでも同時に保存できるのは、 わずか 1 週間分の電子メールだけでした。また、古いバージョンの Exchange Server を使用し ていたため、会議室の予約やチーム ミーティングのスケジュールなど、Microsoft Outlook 2010 クライアント ソフトウェアで利用できるはずの機能を従業員に提供できていませんでした。 ソフトウェアを Microsoft Exchange Server 2010 に更新すれば、両社の懸念事項の多くに対 処できたでしょう。しかし、世界各地にある老朽化したハードウェアの入れ替えだけで、コンピュー ターの交換、帯域幅の増強、システムへの冗長性の組み込みを含めると、必要なコストは約 100 万米ドルになることが予想されました。ヤング・アンド・ルビカムとワンダーマンはそのようなコ ストをかけずに、システム更新のこれらのメリットが得られることを希望していました。 ソリューション 両社の電子メール システムは世界各地にある物理サーバーをベースにしていましたが、エクストラ ネットやイントラネットなど、他のいくつかのシステムは、集中型の仮想クラスターをベースにして いました。電子メールを仮想化すれば、ヤング・アンド・ルビカムとワンダーマンが求めていた可 用性の向上のような多少のメリットが得られます。しかし、両社は、これとは別の種類のホスティ ング プラットフォームであるクラウド サービス プラットフォームにより多くのメリットを見い出し ました。 ヤング・アンド・ルビカムとワンダーマンはソリューションを探し回る必要はありませんでした。両 社はマイクロソフトのソフトウェアに信頼を置いていたため、Microsoft Office 365 がリリースさ れたとき、これを採用し、最大の早期導入者の 1 つとなりました。Office 365 は、使い慣れた Microsoft Office アプリケーションを強力な電子メール、予定表、共同作業支援機能、コミュニケー ション ソリューションと統合したオンライン サービスです。 ワンダーマン ヤ ン グ・ア ンド・ル ビ カ ム と ワ ン ダ ーマ ン の 共 用 環 境 は、PC や Macintosh コンピューター、デスクトップ、ラップトップ、モバイル デバ メールボックスのサイズが 50 倍に拡大 イスがあり、複雑です。さらに、買収した会社もあり、それらが Active ヤング・アンド・ルビカムとワンダーマンの各従業員には、以前のサイ Directory フェデレ ーション サービ スを 通じて 接 続さ れています。 ズの 50 倍に相当する 25GB のメールボックスが割り当てられていま Marshall 氏とスタッフはマイクロソフトのチームと協力し、これらすべ す。メディア集約型の業界にとって、追加の容量は贅沢ではなく、必要 てを考慮して移行準備を行いました。 不可欠なものです。ワンダーマン シアトルのネットワーク管理者である それぞれのオフィスでは、規模に応じておよそ 1 日から 1 週間かけて Nick Gelotte 氏は次のように語っています。 「各自の業務に必要なツー 移行が行われました。従業員への影響を最小限に抑えるため、移行は ルが提供されたため、メールボックスのサイズに対するユーザーの不満 夜間に行われ、Windows PowerShell コマンド ライン スクリプトを使 は解消しました。従業員は必要なファイルを送受信できています。そして、 用して自動化されました。 メールのアーカイブに時間を浪費する必要はありません」 移行後の朝、従業員は各自の机に向かい、Outlook 2010 クライアント 従業員は他の形でもメリットを得ています。現在では、会議室の予約や ソフトウェアを開き、Office 365 のメリット以外には大きな変化を感じ チーム ミーティングのスケジュールを行うなど、Outlook 2010 を十分 ることなく作業できました。Macintosh ユーザーには、別のインターフェ に活用できています。モバイルの従業員、つまり、状況しだいでは事実 イスが表示されました。アカウント ディレクターの Scott Morton 氏 上全員が、以前よりも高速で使いやすく、信頼性の向上したメール アク によれば、この別のインターフェイスは電子メールによる簡単な指示で セスを体験しています。 修得できたそうです。 ヤング・アンド・ルビカムとワンダーマンはこの 1 年ですべての従業員 を Office 365 に移行しました。 可用性の向上 ヤング・アンド・ルビカムとワンダーマンでは Office 365 への移行が 完了したことにより、電子メールに関する懸念は過去のものになったと メリット Marshall 氏は振り返ります。 「システムの可用性についてはもう心配し ていません。電子メールの可用性は、Microsoft が責任をもって対応し ヤング・アンド・ルビカムとワンダーマンは Office 365 を使用して、可 てくれます。当社の生産性を高め、世界中の顧客に対応する従業員の能 用性を向上させ、電子メール機能を拡張し、コストを削減しています。 力を向上させたのは、我々ではなく Office 365 です」 100 万ドルの資本経費を削減 1 つの改善点は、99.9% というシステムの高可用性です。これにはマイ ヤング・アンド・ルビカムとワンダーマンは、より少ないコストで信頼 電子メールの問題対応に費やす時間が減ったことです。以前はバックアッ 性と機能を向上させるという望みを、Office 365 で叶えました。Office プ、ソフトウェアの更新、ユーザーのプロビジョニングに費やしていた時 365 を採用したことで、両社は新しいハードウェアの資本経費 100 万 間がすべて不要となったため、IT 担当者は現在、会社にもっと大きな ドルを削減しました。 「コスト削減のために Office 365 を採用したわけ 価値をもたらす作業に取り組んでいます。 クロソフトによる返金保証が付いています。もう 1 つは、IT 担当者が ではありませんが、プロジェクトの承認を得るにはコスト削減が不可欠 でした 」と、Marshall 氏は言います。 「現在、Office 365 によって、少 ないコストでより多くのものを得ています」 導入についてのお問い合わせ 本ケース スタディは、インターネット上でも参照できます。http://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/ 本ケース スタディに記載された情報は制作当時 (2013 年 6 月 ) のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。 本ケース スタディは情報提供のみを目的としています。Microsoft は、明示的または暗示的を問わず、本書にいかなる保証も与えるものではありません。 製品に関するお問い合わせは次のインフォメーションをご利用ください。 ■インターネット ホームページ http://www.microsoft.com/ja-jp/ ■マイクロソフト カスタマー インフォメーションセンター 0120-41-6755 (9:00 〜 17:30 土日祝日、弊社指定休業日を除く ) ※電話番号のおかけ間違いにご注意ください。 ＊ Microsoft は、⽶国 Microsoft Corporation および、またはその関連会社の商標です。 ＊その他記載されている、会社名、製品名、ロゴ等は、各社の登録商標または商標です。 ＊製品の仕様は、予告なく変更することがあります。予めご了承ください。 〒108-0075 東京都港区港南 2-16-3 品川グランドセントラルタワー 5528-TC1