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取扱説明書(EQJ-DC2)

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取扱説明書(EQJ-DC2)
EQJ-DC2-IM00@00
INSTRUCTION
MANUAL
集塵機(15m3/min)
この度は中型集塵機をご購入いただきまして、誠にありがとうございました。
●この取扱説明書をよくお読みのうえ、正しくお使いください。
お読みになったあとは、保証書とともに大切に保管してください。
●電気配線工事は必ず「電気工事士」の免許をお持ちの方が行ってください。
【保証書別添付】
-
1
2~5ページ
2
6ページ
3
7ページ
4
7ページ
5
7ページ
6
8ページ
7
8~10ページ
8
11ページ
9
12ページ
10
13ページ
-1-
1 安全上のご注意
必ずお守りください
◆表示内容を無視して誤った使い方をしたときに生ずる危害や損害の程度を、次の表示で
区分し説明しています。
危
険
この表示の欄は「死亡または重傷などを負う切迫した危険が
想定される」内容です。
警
告
この表示の欄は「死亡または重傷などを負う可能性が想定さ
れる」内容です。
注
意
この表示の欄は「障害を負う可能性または物的損害のみが発
生する可能性が想定される」内容です。
◆お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し説明しています。
(下記は絵表示の一例です)
このような絵表示は、してはいけない「禁止」内容です。
このような絵表示は、必ず実行していただく「強制」内容
です。
◇
◆この製品をご使用いただく上での危険・警告・注意事項を、電源工事、一般、使用環境、
設置、電源、点検、清掃の順で以下、説明します。
◆製品各部の名称については、6ページをご覧ください。
危
険
火災、爆発事故の原因となりますので次のものは絶対に吸引させないで
ください。
●ガソリン、ガス、シンナー、灯油、ベンジン、接着剤、塗料などの
引火性のある危険物。
●アルミニウム、マグネシウム、チタン、亜鉛、コークス、カーボン
ブラックなどの爆発性粉塵、及び可燃性粉塵。
●サンダー、グライダー、切断機、溶接機等から発生する火花を含む
粉塵。
●たばこの吸殻、焚き火等の残り火など高温のもの。
-2-
警
告
本製品は以下の漏電ブレーカー設置の専用電源を単独でご使用くだ
さい。他の機器と併用すると、発熱による火災の原因となります。
定格15A、AC100V
専用電源が無い場合や設置端子が無い場合は、電力会社指定の
電気工事事業者に工事を依頼してください。
電気配線工事は、電気設備技術基準等、関連する法令・規則等に
従って、必ず「法的有資格者」が行ってください。
施工不備があると、感電や火災などの原因となります。
電
源
工
事
アース線は必ず接地して、漏電遮断器を必ず設置してください。
アース線はガス管、避雷針、電話のアース線には接続しないで
ください。漏電した場合、感電事故の恐れがあります。
アース線接続
ご使用前に必ず全てのフィルターが正しく装着されていることを
確認してください。フィルターを装着せずに使用すると、有害
粉塵が大気中に飛散し、環境汚染により人体に障害が発生する
恐れがあります。
ご使用前に必ず本製品の外観上の異常(破損、変形、歪み、弛み、
等)が無いことを確認してください。異常発生箇所によっては
本製品の性能が発揮できず、事故や故障の原因となります。
ご使用中に異音や異臭、吸引力の低下等の異常が生じた場合には、
ただちに運転を停止してください。なお、次のような場合に運転を
継続するとモータが過熱状態となり、火災や故障の原因となります。
●フィルターが目詰まりしたままの状態で使用した場合。
●吸気口、排気口を閉塞して使用した場合。
●吸気口に異物が詰まった状態で使用した場合。
●吸気ダクト、排気ダクトが折れ曲がった状態で使用した場合。
●フィルターを装着しないで使用し、粉体や固形物が直接
ファンモータに吸込まれロック状態で使用した場合。
運転前には吸気扉のパチン錠が全て確実に固定されていることを
確認してください。また、運転中にはパチン錠を外さないでくだ
さい。不完全な場合、粉塵などが外部に排出される恐れがあります。
各フィルターの取扱いには、十分注意願います。特にHEPA
フィルターは、衝撃を与えたり、破損したりしないよう丁寧に
扱ってください。破損した場合、粉塵などが外部に排出される
恐れがあります。
-3-
一
般
警
告
各部品に貼り付けてあるパッキンがはがれていたり、変形、破損
している場合は、本製品の使用を中止してください。そのまま使用
すると粉塵等が外部に排出される恐れがあります。
本製品を改造したり、他の機器を装着して使用しないでください。
また、本製品構成部品として純正部品以外の代替品を使用しないで
ください。事故や故障の原因となります。
一
般
取り扱いに不慣れな方の使用に際しては、適切な指示を行ってくだ
さい。
怪我や機器故障の原因となります。
本製品は屋内専用機です。屋外または水・油のかかる場所では絶対
に使用しないでください。また、使用後も必ず屋内に保管してくだ
さい。感電事故や故障の原因となります。
水平で平坦な場所に設置してください。不安定な場所に設置すると
転倒事故や振動、故障の原因となります。
使
用
環
境
・
設
置
電源コード・電源プラグ破損の原因となるようなことは行わないで
ください。
通路に置いたり、重いものをのせたり、無理に曲げたりしないで
ください。また電源プラグを抜くときは先端のプラグ部を持って
抜いてください。断線による感電、ショート、火災の原因になり
ます。
コードやプラグの修理は、販売店にご相談ください。
電源プラグの抜き差しは、電源スイッチをOFFにしてから行って
ください。
火災や故障の原因になります。
電
源
電源プラグは、根元まで確実に差し込んでください。
差し込みが不完全ですと、感電や発熱による火災の原因になります。
ぬれた手で、電源プラグの抜き差しは行わないでください。
感電の原因になります。
-4-
警
告
保守・点検の際は、次の内容を実施してください。
守られない場合は、感電事故や怪我の原因となります。
●必ず電源プラグを抜いてから作業してください。
電源プラグのほこり等は定期的に取り除いてください。
プラグにほこり等がたまると、湿気により絶縁不良となり、火災の
原因になります。
プラグを抜き、乾いた布で拭いてください。
点
検
・
長期間使用しない場合は電源プラグをコンセントから抜いてくださ
い。絶縁劣化またはその他による感電・漏電火災の原因になります。
清
掃
水をかけて清掃しないでください。また、シンナー等の溶剤で拭い
たりしないでください。漏電事故や故障の原因となります。
注
意
本製品は乾燥粉塵対象です。ミスト・ガス・液体状のものを吸引
しないでください。故障の原因となります。
一
吸気口や排気口に手や棒などを絶対に入れないでください。
怪我や故障の原因となります。
般
本製品に貼り付けてある警告ラベル、銘板等は剥がさないでくだ
さい。
温度0℃未満、35℃以上、湿度85%以上の場所には設置しないで
ください。故障の原因となります。
清掃の際に、クレンザーなどの研磨剤や金属たわしなどは用いないで
ください。
表面処理のはがれ、キズの原因となります。
-5-
使
・用
設
環
置
境
点
検
・
清
掃
2
各部の名称
吸気口(操作パネル)側
排気口(裏面)側
-6-
3 使用上のご注意
設置(保管)
●本製品は屋内専用機です。屋外または水・油のかかる場所では絶対に使用しないで
ください。また、使用後も必ず屋内に保管してください。
●温度0℃未満、35℃以上、湿度85%以上の場所には設置(保管)しないでください。
●水平で安定した場所を選んで設置してください。
4 電源の接続
●電源接続前に本製品の電源スイッチがOFFになっていることを確認してください。
●本製品は以下の漏電ブレーカー設置の専用電源を単独でご使用ください。
・定格15A、AC100V
専用電源が無い場合や設置端子が無い場合は、電力会社指定の電気工事事業者に
工事を依頼してください。
●アース線は必ず接地して、漏電遮断器を必ず設置してください。
また、アース線はガス管、避雷針、電話のアース線には接続しないでください。
5 運転前確認
●運転前に以下の内容を必ず確認し、問題がある場合は本製品の使用を中止して
ください。
・全てのフィルターが正しく装着されていること。
・本製品の外観上の異常(破損、変形、歪み、弛み、等)が無いこと。
・吸気扉のパチン錠が全て確実に固定されていること。
・吸気扉のパッキンがはがれていたり、変形、破損していないこと。
警
告
ご使用前に必ず全てのフィルターが正しく装着されていることを確認して
ください。フィルターを装着せずに使用すると、有害粉塵が大気中に飛散し
環境汚染により人体に障害が発生する恐れがあります。
ご使用前に必ず本製品の外観上の異常(破損、変形、歪み、弛み、等)が無い
ことを確認してください。異常発生箇所によっては本製品の性能が発揮でき
ず、事故や故障の原因となります。
運転前には吸気扉のパチン錠が全て確実に固定されていることを確認してくだ
さい。また、運転中にはパチン錠を外さないでください。
不完全な場合、粉塵などが外部に排出される恐れがあります。
各部品に貼り付けてあるパッキンがはがれていたり、変形、破損している
場合は、本製品の使用を中止してください。そのまま使用すると粉塵等が
外部に排出される恐れがあります。
-7-
6 操作方法
1)電源スイッチをONにすると、ファン起動します。
(⇒本体正面と背面の運転ランプが点灯します。)
2)運転中は、差圧計でフィルターの目詰まりのない
ことを常に管理してください。
3)電源スイッチをOFFにするとファンが停止
します。
4)作業が終わりましたら、
必ず電源スイッチをOFFにしてください。
タイムカウンターのリセット方法
1)RSTボタンを押すと、累計カウント時間が
リセットされます。
7 フィルターの交換
●作業前に本装置の電源スイッチがOFFになっていることを確認してください。
●フィルターは当社指定の純正品をご使用ください。
ご購入の際は、13ページ記載の品番を販売店にご連絡ください。
●使用済みのフィルターは産業廃棄物に該当しますので、廃棄される場合は産業廃棄物
処理業者に委託するか、販売店までご相談ください。不法投棄は法律で罰せられます。
警
告
保守・点検の際は、次の内容を実施してください。
守られない場合は、感電事故や怪我の原因となります。
●必ず電源プラグを抜いてから作業してください。
フィルターの交換時期
●各フィルターの交換時期は以下を目安にして、各々手順に従って交換してください。
・1次フィルター
:
吸い込みが弱くなってきたと感じたら(表面の汚れが目立って
きたら)交換時期です。
2次フィルター、HEPAフィルターを長くお使いになるために、
こまめな交換を推奨します。
・2次フィルター
:
1次フィルターを新品に交換しても吸い込みの弱さが改善されない
場合は交換時期です。
・HEPAフィルター:
差圧計の針が500Paの目盛を指したら交換時期です。
(ただし、1次・2次フィルターを新品に交換時)
-8-
1次・2次フィルターの交換
●吸い込みが弱くなってきたと感じたら(表面の汚れが目立ってきたら)交換時期です。
<手順>
1)パチン錠(吸気扉)を全て外し、吸気扉を開きます。
2)フィルターフレームからプレフィルターを取り外します。
3)プレフィルターを新しいフィルターと交換します。
4)フィルターフレームを固定しているユリアネジを取り外す。
5)2次フィルターを取り出す。
6)2次フィルターを新しいフィルターと交換します。
7)フィルターフレームを元に戻します。
8)吸気扉を閉め、パチン錠で固定します。
フィルタ分解図(1次)
フィルタ分解図(2次)
-9-
HEPAフィルターの交換
●1次、2次フィルターを新しいものと交換しても差圧計の針が500Paの目盛を
指したら、HEPAフィルターの交換が必要となります。
●HEPAフィルターには前後の向き(エアーフロー方向)がありますのでご注意ください。
●HEPAフィルターは、衝撃を与えたり、破損しないよう丁寧に扱ってください。
破損したまま使用された場合、粉塵が外部に排出される恐れがあります。
<手順>
1)パチン錠(吸気扉)を全て外します。
2)フィルターフレームを取り外します。
(4本のボルトを本体添付の六角棒レンチにて外す)
3)HEPAフィルターを新しいフィルターと交換します。
4)フィルターフレームを元に戻します。
5)吸気扉を閉め、パチン錠で固定します。
フィルタ分解図(HEPA)
エアーフロー方向
- 10 -
8 調子がおかしいとき
●ご使用中に万一異常が生じましたら、まず次のことをお調べください。
状
況
考
え
ら
れ る
原
因
処
置
電源プラグまで電気がきていない。
元の電源を入れる。
電源プラグがはずれている。
プラグをしっかりと差し込む。
電源スイッチが入っていない。
電源スイッチを入れて下さい。
ヒューズが切れた。
ヒューズを交換して下さい。
フィルターが目詰まりしている。
8~10ページの「フィルターの交換」
の内容に従いフィルターの点検・交換を
行なう。
大きなゴミが入った。
8~10ページの「フィルターの交換」
の内容を参考にし、吸気扉を開け、ゴミ
を取り除く。
ダクトが途中で折れている。
ダクトを修正する。
吸気口、排気口がふさがれている。
原因となるものを取り除く。
ダクト接続が確実でない。
ダクト固定を確実に行なう。
ダクトが破損している。
ダクトを新しいものと交換する。
運転ランプが
点灯しない。
差圧計の値が規定値を
超えている。
差圧計の値は規定値を
超えていない。
(吸気・排気)
●それでも直らない場合、または上記以外の異常が生じた場合は、本製品の使用を中止した
上で、銘板記載事項と不具合内容を明示して、販売店までご照会ください。
- 11 -
9
保証とアフターサービス
(1)修理・お取り扱いなどのご相談は、まず販売店にお申し付けください。
(2)保証書(別添付)
●取扱店名などの記入をお確かめいただき、大切に保管してください。
対象部分
製品本体
保証期間
ご購入時から1年間
消耗品、フィルター類の交換は保証期間
内でも「有料」とさせていただきます。
(3)アフターサービス
各フィルタ(プレフィルタ、HEPAフィルタ)は、使用状況により
交換頂く消耗品です。
ご購入の際は、13ページの「消耗品」より、品名・品番・数量をご確認
頂き販売店までご連絡ください。
- 12 -
10 製品仕様
形
式
EQJ-DC2
定格電圧
AC100V
定格周波数
50/60Hz
定格電流
2.4A
定格消費電力
240W
処理風量
15m3/min
ヒューズ
保護装置
フィルター仕様
フィルター目詰検知差圧計
1次
480(W)×480(H)×14(t)
2次
475(W)×475(H)×45(t)
3次
480(W)×480(H)×68(t) (HEPA)
ダクト径(mm)
吸気側:300φ、排気側:300φ
設置場所
屋内(0~35℃、結露・氷結不可)
外形寸法
485(W)×628(H)×520(D)
本体重量
26kg
※定格電流、定格消費電力、処理風量は1mの300φダクトを吸気側に接続した状態での
値となります。
12 消耗品
部
品
名
称
部
品
番
号
数
プレフィルタ
EQJ-DC2-PFP1
1
2次フィルタ
EQJ-DC2-PPP1
1
HEPAフィルタ
EQJ-DC2-HPP1
1
- 13 -
■販売
■製造
ISO9001、ISO14001 認証取得
〒196-0002 東京都昭島市拝島町4-1-24
TEL.042-519-1574/042-541-9155
FAX.042-519-1647
URL.http://www.eqjapan.net/
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