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HP 3PAR StoreServ 7000 Storage サービスガイド
HP 3PAR StoreServ 7000 Storage サービスガイド 概要 このガイドは、HP 3PAR StoreServ 7000 Storage System およびハードウェアコンポーネントを設置、セットアップ、メン テナンス、アップグレード、および撤去する権限を持つ技術者を対象としています。 HP 部品番号: QR482-96054 2012 年 11 月 © Copyright 2012 Hewlett-Packard Development Company, L.P. 本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。HP 製品、またはサービスの保証は、当該製品、およびサービスに付随する明示的 な保証文によってのみ規定されるものとします。ここでの記載で追加保証を意図するものは一切ありません。ここに含まれる技術的、編集上 の誤り、または欠如について、HP はいかなる責任も負いません。 商標について Microsoft®、Windows® は、米国における Microsoft Corporation の登録商標です。 Adobe® および Acrobat® は、Adobe Systems Incorporated の商標です。 保証 保証に関して: この製品に対する保証の複写が必要な際は、保証内容に関する次の Web サイト (英語) を参照してください。 http://www.hp.com/go/storagewarranty Printed in the US 目次 1 ストレージシステムの保守.........................................................................4 Service Processor Onsite Customer Care .....................................................................................4 HP 3PAR Management Console へのアクセス........................................................................4 交換可能部品の識別.................................................................................................................5 スワップ対応コンポーネントの識別.....................................................................................5 推奨処置の特定.......................................................................................................................6 ディスクドライブの修理..........................................................................................................7 2.5 型ディスクの取り外し ................................................................................................10 3.5 型ディスクの取り外し.................................................................................................10 ディスクドライブの取り付け.............................................................................................12 ディスクドライブの確認...................................................................................................13 コントローラーノードの交換手順...........................................................................................14 準備.................................................................................................................................14 ノードの識別およびシャットダウン...................................................................................14 ノードの取り外し.............................................................................................................15 ノードの交換....................................................................................................................15 ノードの確認....................................................................................................................16 SFP の修理............................................................................................................................17 SFP の交換.......................................................................................................................20 2 LED インジケーターのステータスの意味...................................................21 エンクロージャーの LED........................................................................................................21 ベゼルの LED....................................................................................................................21 ディスクドライブの LED....................................................................................................22 ストレージシステムのコンポーネントの LED...........................................................................23 電源冷却モジュールの LED................................................................................................23 I/O モジュールの LED.......................................................................................................24 コントローラーノードおよび内部コンポーネントの LED...........................................................25 Ethernet の LED..................................................................................................................25 FC ポートの LED...............................................................................................................26 SAS ポートの LED.............................................................................................................26 インターコネクトポートの LED..........................................................................................27 ファイバーチャネルアダプターのポートの LED...................................................................27 コンバージドネットワークアダプターのポートの LED.........................................................28 3 サポートとその他の資料..........................................................................30 HP のサポート窓口................................................................................................................30 HP 3PAR に関する資料...........................................................................................................30 表記上の規則........................................................................................................................33 HP 3PAR ブランドに関する情報..............................................................................................33 A ノードレスキュー...................................................................................34 サービスプロセッサー (物理) ノードレスキュー ......................................................................34 B 図による部品カタログ.............................................................................36 ドライブエンクロージャのコンポーネント..............................................................................36 ストレージシステムのコンポーネント.....................................................................................38 コントローラーノードおよび内部コンポーネント....................................................................40 その他のケーブルおよび部品..................................................................................................43 C 撤去.......................................................................................................45 ストレージシステムインベントリ...........................................................................................45 既存のラックまたは他社製ラックからのストレージシステムコンポーネントの取り外し.............45 目次 3 1 ストレージシステムの保守 HP 3PAR StoreServ 7000 Storage System で取り外し手順や交換手順を実行する場合は、この章 を参照してください。 注意: ストレージシステムのどのコンポーネントの保守作業を実行する場合も、事前にスト レージシステムの近くの床または作業台に静電気防止マットを広げて、静電気放電 (ESD) 対策 をした作業場所を確保してください。マットのアース線は、ラックの非塗装面に接続してくだ さい。また、必ず、ストレージシステムに付属のアースバンドを装着してください。アースバ ンドのクリップは、ラックの非塗装面に直接接続してください。 この章に示されているストレージシステムコンポーネントの部品番号についての詳細は、「図 による部品カタログ」 (36 ページ) を参照してください。 Service Processor Onsite Customer Care Guided Maintenance またはコマンドラインインターフェイス (CLI) の SPmaint (Service Processor Maintenance) にアクセスするには、Service Processor Onsite Customer Care (SPOCC) を使用し ます。SPOCC では、ストレージシステムとサービスプロセッサー (SP) の両方を維持管理する ためのさまざまな管理タスクや診断タスクを実行できます。 SPOCC を開くには、Web ブラウザーに SP の IP アドレスを入力し、ユーザー名とパスワード を入力します。 図 1 SPOCC – [Support] ページ HP 3PAR Management Console へのアクセス HP 1. 2. 3. 4 3PAR Management Console にアクセスするには、以下の手順に従ってください。 exe ファイルをダブルクリックしてコンソールを開きます。 ユーザー名とパスワードを入力します。 左のパネルにある [Systems] ツリーから、保守作業を実行するストレージシステムを選択 して接続します。 ストレージシステムの保守 交換可能部品の識別 部品には 9 桁のスペア部品番号があり、部品のラベルに記載されています。一部のスペア部品 については、部品番号がシステム内に示されています。また、正しいスペア部品番号を確認す るために HP のサポート窓口に問い合わせることもできます。 図 2 HP スペア部品番号が記載された製品ラベル スワップ対応コンポーネントの識別 ストレージシステムコンポーネント上の色付きのタッチポイント (レバー、ラッチなど) によ り、部品交換時にシステムの電源を入れたままにするべきか切るべきかを識別できます。 • ホットスワップ対応 - これらの部品は、赤色のタッチポイントによって識別されます。交 換時にも、システムの電源を入れたアクティブな状態のままにすることができます。PCM は、ホットスワップ対応です。 注記: ディスクドライブは、それら自体が黄色で、赤色のタッチポイントがない場合で も、ホットスワップ対応です。 • ウォームスワップ対応 - これらの部品は、灰色のタッチポイントによって識別されます。 これらの部品を取り外してもシステム障害は発生しませんが、交換手順が正しくないと データが消失する可能性があります。コントローラーノードおよび I/O モジュールは、 ウォームスワップ対応です。 • コールドスワップ対応 - これらの部品は、青色のタッチポイントによって識別されます。 これらの部品を交換する前に、システムの電源を切るか、電源を切らない場合はサスペン ド状態にする必要があります。HBA/CNA 関連のライザーボードは、コールドスワップ対 応です。 注意: • コールドスワップ対応コンポーネントは、製品に電源が供給されているときに交換しない でください。デバイスの電源を切り、すべての AC 電源コードを抜き取ってください。 • ホットスワップ対応コンポーネントを交換する場合は、故障したコンポーネントを取り外 してから交換用コンポーネントを取り付けるまでに約 30 秒の間隔を空けてください。こ の時間は、取り外したコンポーネントに関する設定データがシステムレジストリから確実 に消去されるために必要です。空のエンクロージャーやベイによる過熱状態の発生を防止 するために、交換用コンポーネントが用意できるまではブランクを使用するか、少しだけ 外した状態のコンポーネントをエンクロージャー内に残しておいてください。 ドライブは 10 分以内に、ノードは 30 分以内に、その他のすべての部品は 6 分以内に交 換する必要があります。 • ホットスワップ対応コンポーネントを交換する前に、データの消失を防止するための手順 が完了していることを確認してください。 • 非ホットスワップ対応領域のアクセスカバーを取り外す前に、機器の電源を切り、すべて の AC 電源コードへの電源供給を遮断してください。 交換可能部品の識別 5 推奨処置の特定 この項では、アラートメッセージからそのアラートに関連する処置を特定するために必要な手 順について説明します。 右のカラムの [Component] 行には、ケージ番号、マガジン番号、およびドライブ番号 (cage:magazine:disk) が示されます。1 つのマガジン内には常に 1 つのディスク (ディスク 0) しか存在しないため、最初の番号と 2 番目の番号だけで EOS システム内のディスクが確定さ れます。[Component] 行に表示される情報は、アラート発生の原因となったコンポーネントの タイプによって異なります。 1. [Recommended Actions] の下にあるアラート処置へのリンクをクリックします (図 3 「ド ライブ障害アラートの確認」を参照)。 図 3 ドライブ障害アラートの確認 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 6 HP ストレージシステムの Guided Troubleshooting の Web サイトで、ご使用の製品のリン クをクリックします。 HP 3PAR 製品のページの下部で、HP 3PAR アラートメッセージのリンクをクリックしま す。 アラートメッセージのページの下部で、アラートの最初の 4 文字に基づき、該当するメッ セージコードシリーズを選択します。 次のページで、コードの次の桁を選択することにより、メッセージコードシリーズを絞り 込みます。 次のページで、アラートに示されているメッセージコードと一致するコードを選択しま す。 次のページに、選択したメッセージコードに基づくメッセージタイプが示され、推奨処置 へのリンクが表示されます。リンクをクリックします。 推奨処置のページで、リストをスクロールして、アラートメッセージに示されているメッ セージ状態番号を見つけます。推奨処置は、メッセージ状態番号の横に示されています。 ストレージシステムの保守 ディスクドライブの修理 注意: • ディスクドライブの交換に要する時間が 10 分を超える場合は、作業中の過熱状態の発生 を防止するために、ブランクディスクドライブを取り付けてください。 • ハードウェアの損傷やデータの消失を防止するために、必ず、ディスクステータス LED が オレンジ色になっていることを確認してからディスクドライブを取り外してください。 作業を開始する前に、HP 3PAR Management Console または SPmaint コンソールを使用して、 ディスクドライブが交換できる状態になっていることを確認します。 HP 3PAR Management Console を開き、以下の手順に従ってください。 1. 左のパネルにある [Systems] ツリーから、保守作業を実行するストレージシステムを選択 して接続します。 2. [Summary] タブで、[Physical Disks] の下の「Failed」(赤色の X のアイコンで示される) と表示されているディスクを選択して [Physical Disks] タブを開きます。 図 4 [Summary] タブ 3. 4. [State] が「Failed」になっており、[Free Capacity] および [Allocated Capacity] カラムに ゼロが表示されていることを確認します。 [Alerts] タブには、ディスクドライブ関連の重大なアラートだけを示す、フィルタリングさ れたアラートの表が表示されます。[Alert] タブを選択し、[Message Code] の値をメモし て、Recommended Action の下にあるアラート処置のリンクをクリックします。Guided Troubleshooting の Web サイトの指示に従って、ご使用の製品を選択し、HP 3PAR アラー トメッセージを選択します。 ディスクドライブの修理 7 図 5 [Alert Details] に示される障害 注記: [Alerts] タブの [Message] を参照することにより、ストレージシステム上のディス クドライブの位置を特定できます。[Message] の各行には、エンクロージャー番号、マガ ジン番号、およびディスクドライブ番号 (cage:magazine:disk) が示されます。ドライブ は、ケージのロケート機能を使用することによって特定されます。具体的なドライブの位 置は、マガジン番号に基づきます。 5. 6. 7. ストレージシステムで、ディスクドライブを特定し、ディスクステータス LED がオレンジ 色になっていることを確認します。 ディスクドライブを交換し、5~10 分待ちます。「2.5 型ディスクの取り外し 」 (10 ペー ジ) および「3.5 型ディスクの取り外し」 (10 ページ) を参照してください。 HP 3PAR Management Console で、ディスクドライブが正常に交換されたことを確認しま す。新しいドライブは故障したドライブと同じ位置に表示され、[State] が「Normal」(緑 色のアイコンで示される) になります。 注記: ディスクの再構築には数時間かかる場合があり、再構築が完了するまでは、故障 したドライブが「Failed」と表示され続けます。 CLI を使用してメンテナンスを実行するには、SPmaint にアクセスし、以下の手順に従ってくだ さい。 1. [3PAR Service Processor Menu] で、[7 Interactive CLI for an InServ] オプションを選択しま す。servicemag status コマンドを実行して、ディスクのステータスを確認します。 出力の最後の行に「Succeeded」と表示される場合は、安全にディスクを交換できます。 cli% servicemag status Cage 0, magazine 3: The magazine was successfully brought offline by a servicemag start command. The command completed Sat Jun 16 13:18:20 2012. servicemag start -pdid 7 – Succeeded 2. 8 ディスクステータス LED がオレンジ色になり、ディスクが故障していることを確認しま す。ディスクドライブの交換中は、保守作業が完了するまでディスクステータス LED がオ レンジ色のままです。 ストレージシステムの保守 3. 4. ディスクドライブを交換し、5~10 分待ちます。「2.5 型ディスクの取り外し 」 (10 ペー ジ) および「3.5 型ディスクの取り外し」 (10 ページ) を参照してください。 CLI で、servicemag status コマンドを実行します。出力の最後の行に「No servicemag operations logged」と表示される場合は、ディスクの交換が正常に完 了しています。 cli% servicemag status No servicemag operations logged ディスクドライブの修理 9 2.5 型ディスクの取り外し 1. 2. 3. 4. ハンドルラッチをつまんで、ハンドルを開位置にリリースします。 ハンドルをエンクロージャーから引き出し、30 秒待ちます。 ディスクドライブを慎重にスライドさせてエンクロージャーから引き出し、脇に置きま す。 交換用のディスクドライブをパッケージから取り出します。新しいディスクドライブの取 り付け方法については、「ディスクドライブの取り付け」 (12 ページ) を参照してくださ い。 図 6 2.5 型ディスクドライブの取り外し 図 7 「SFF ドライブエンクロージャーへの取り付け順序」は、ディスクドライブを SFF ドライ ブエンクロージャーに取り付ける順序を示しています。 図 7 SFF ドライブエンクロージャーへの取り付け順序 3.5 型ディスクの取り外し 3.5 1. 2. 3. 4. 10 型ディスクドライブを取り外すには、以下の手順に従ってください。 ハンドルのラッチをヒンジの方につまんで、ハンドルをリリースします。 ディスクドライブを慎重に 1 インチ (2.54cm) 引き出し、30 秒待ちます。 ディスクドライブをスライドさせてエンクロージャーから引き出し、脇に置きます。 新しいディスクドライブの取り付け方法については、「ディスクドライブの取り付け」 (12 ページ) を参照してください。 ストレージシステムの保守 図 8 3.5 型ディスクドライブの取り外し 図 9 「LFF ドライブエンクロージャーへの取り付け順序」は、ディスクドライブを LFF ドライ ブエンクロージャーに取り付ける順序を示しています。 図 9 LFF ドライブエンクロージャーへの取り付け順序 ディスクドライブの修理 11 ディスクドライブの取り付け 注意: エンクロージャー内にディスクドライブを取り付けないスロットがある場合は、必ず、 付属のブランクディスクドライブキャリアを使用してください。 注意: 機器の損傷やデータの消失を防止するために、ディスクドライブは慎重に取り扱って ください。 注記: この手順を開始する前に、ドライブのタイプ、速度、および容量に基づくドライブの 取り付け方法を確認してください。詳細は、『HP 3PAR StoreServ 7000 Storage インストール ガイド』を参照してください。 2.5 型ディスクドライブを取り付けるには、以下の手順に従ってください (図 10 「2.5 型ディ スクドライブの取り付け」を参照)。 1. ハンドルラッチを押してハンドルを開きます。 2. ハンドルを上部が開いた状態で縦置きにした、ディスクドライブをエンクロージャーに挿 入します。 3. ディスクドライブをエンクロージャー内でスライドさせて奥に接触するまで挿入し、カ チッという音がするまでしっかり押し込みます。 図 10 2.5 型ディスクドライブの取り付け 3.5 型ディスクドライブを取り付けるには、以下の手順に従ってください (図 11 「3.5 型ディ スクドライブの取り付け」を参照)。 1. ハンドルラッチを押してハンドルを開きます。 2. ハンドルを左から開いた状態でディスクドライブを持ち、エンクロージャー内にスライド させて挿入します。 3. ハンドルが完全に閉じてカチッという音がするまでしっかり押し込みます。 12 ストレージシステムの保守 図 11 3.5 型ディスクドライブの取り付け ディスクドライブの確認 1. 2. ディスクドライブの交換が正常に完了していることを確認します。 物理ディスクを再表示して、監視します。[Systems] タブでシステムを開き、[Physical Disks] を選択します。 注記: カラムヘッダーの [State] を選択して再ソートすることができます。 元のディスクドライブは「Failed」と表示され、交換用ドライブは「Degraded」と表 示されます。新しいドライブは故障したドライブと同じ位置に表示され、[State] が 「Normal」になります。 注記: ディスクの再構築には数時間かかる場合があり、再構築が完了するまでは、交換 したドライブが表に「Failed」と表示され続けます。プロセスが完了すると、故障した ドライブが削除され、表示されなくなります。 ディスクドライブの修理 13 コントローラーノードの交換手順 障害通知が表示された場合は、HP 正規保守代理店 (ASP) に連絡して、障害を確認するための 支援を依頼し、交換が必要なときは、交換するコンポーネントを確定し、故障したノードの位 置を特定するための支援を依頼してください。 注意: StoreServ 7200 Storage でユーザーが交換できるコンポーネントはコントローラーノー ドのみです。他の内部コンポーネントは、ASP による保守作業が必要です。 注意: ノードの様に、コンポーネント上の合金色 (灰色) のラッチは、コンポーネントがウォー ムスワップ対応であることを示します。このコンポーネントを取り外す前にノードをシャット ダウンすることをお勧めします (電源は入れたまま)。ノードの診断およびシャットダウンにつ いては、ASP に問い合わせてください。 注意: 過熱状態の発生を防止するため、ノードの交換では保守作業時間を最大でも 30 分に とどめる必要があります。 注記: ASP による障害の確認 (ノードをリセットする手順を含む) が完了するまでは、交換用 のノードを注文しないでください。 注記: 回路の損傷を防止するために、必ず、アースバンドを装着してください。 準備 交換用の部品を受け取ったら、ASP に連絡して交換の準備の支援を依頼する前に、以下の手順 を完了してください。 1. 交換用ノードを開梱し、ESD 防止マットの上に置きます。 2. ノードカバーを取り外します。 a. ノードカバーをノードに固定している 2 本のつまみネジを緩めます。 b. ノードカバーを持ち上げて、取り外します。 3. 故障したノードに PCIe アダプターがある場合は、以下の手順を実行します。 a. 交換用 PCIe アダプターを開梱し、ESD 防止マットの上に置きます。 b. PCIe アダプターライザーカードを交換用ノードから取り外します。ライザーカード上 の青色のタッチポイントを持ち、ライザーカードを引き上げてノードから取り外して ください。 c. 交換用 PCIe アダプターをライザーカードに挿入します。 d. PCIe アダプターアセンブリを元に戻します。アダプタープレートのくぼみとノード シャーシ上のピンの位置を合わせてください。これにより、ライザーカードとノード 上のスロットの位置が合います。PCIe アダプターアセンブリをノードにはめ込みま す。 4. ノードカバーを元に戻します。 a. ノードロッドと前面の切り抜き部の位置を合わせ、ガイドピンと側面の切り抜き部の 位置を合わせながら、ノードカバーを所定の位置に下ろします。 b. 2 本のつまみネジを締めてノードカバーをノードに固定します。 5. 灰色のノードロッドを、コンポーネントから、引き出し位置まで引き出します。 ノードの識別およびシャットダウン ASP に連絡して、この作業を完了するための支援を依頼してください。 14 ストレージシステムの保守 ノードの取り外し 1. ノードが停止するのを 2~3 分待ちます。次に、ノードステータス LED が緑色で点滅し、 ノード UID LED が青色で点灯するのを確認します。これは、ノードが停止したことを意味 します。 注意: ノードを正しく停止させてから取り外せばシステム障害は発生しませんが、交換 手順が正しくないとデータが消失する可能性があります。 注記: ノードの故障の性質によっては、ノード障害 LED がオレンジ色になることがあり ます。 注記: 2. 3. 4. 5. 6. 7. ノード 1 および 3 は、ノード 0 および 2 に対して回転した向きになっています。 後で容易に再接続できるように、必ず、故障したノード上のすべてのケーブルに印を付け てください。 ラックの背面で、故障したノードからケーブルを取り外します。 灰色のノードロッドを引いてノードをエンクロージャーから取り外します。 ノードがエンクロージャーから半分ほど出たら、両手を使用してノードをスライドさせて 完全に引き出します。 ESD 防止マット上の保守作業用の交換用ノードの横に、取り出したノードを置きます。 梱包できるように、故障したノードの灰色のロッドを押し込むとともに、交換用ノードと 区別できるようにしておきます。 ノードの交換 1. 故障したノードのオンボード FC ポートから交換用ノードのオンボード FC ポートに両方 の SFP を移動します。 a. 固定クリップまたはワイヤーハンドルを持ち上げ、SFP を慎重にスライドさせてスロッ トから取り外します。 b. SFP を慎重にスライドさせて交換用ノードの FC ポートに挿入し、完全に装着される まで押し込み、固定クリップまたはワイヤーハンドルを閉じて所定の位置に固定しま す。 コントローラーノードの交換手順 15 2. 故障したノードに PCIe アダプターが取り付けられている場合は、故障したノードの PCIe アダプターから交換用ノードの PCIe アダプターに SFP を移動します。 a. 固定クリップを持ち上げ、SFP を慎重にスライドさせてスロットから取り外します。 b. 交換用 SFP を慎重にスライドさせて交換用ノードのアダプターに挿入し、完全に装着 されるまで押し込みます。ワイヤーハンドルを閉じて SFP を所定の位置に固定しま す。 3. 交換用ノードで、灰色のノードロッドがコンポーネントから引き出されて、引き出し位置 にあることを確認します。 交換用ノードの両側面を持ち、慎重にスライドさせてエンクロージャーに挿入します。 ノードとスロットの溝の位置が合っていることを確認します。 4. 注意: 5. ノードの向きが正しいことを確認し、間違っている場合は 180 度回転させます。 ノードが挿入メカニズムに対して停止するまでスライドさせて挿入します。 注意: 交換用ノードに Ethernet ケーブルを接続するまでは、次の作業に進まないでくだ さい。Ethernet ケーブルが接続されていない場合、ノードレスキューが完了せず、交換用 ノードがクラスターに再び参加することができません。 6. 7. ケーブルをノードに再接続します。 引き出されている灰色のノードロッドをノードに押し込んで、ノードが正しく取り付けら れていることを確認します。 注意: 青色の LED が点滅する場合は、ノードが正しく固定されていません。灰色のノー ドロッドを引き出し、もう一度押し込んでノードが完全に固定されていることを確認して ください。 注記: ノードを挿入すると、電源が入り、クラスターに参加する前のノードレスキュー 手順が自動的に実行されます。10 分ほどお待ちください。 8. 9. ノードの LED が他のノードと同期して緑色で点滅していることを確認します。これは、 ノードのクラスターへの参加が完了していることを示しています。 新しい部品に付属している返却手順書に従ってください。 注記: 故障したノードに PCIe アダプターが取り付けられている場合は、取り付けたままにし ておきます。このアダプターを取り外し、交換用 PCIe アダプターのパッケージに入れて返送 しないでください。 ノードの確認 1. ノードの交換が正常に完了していることを以下のように確認します。 a. 左のパネルにある [Systems] ツリーに表示されている、保守作業を実行したストレー ジシステムをダブルクリックします。 b. [Summary] タブの右下にある [Health] セクションで、[State] が「Normal」になってい ることを確認します (図 12 「」を参照)。 注記: [State] が「Normal」でない場合は、ASP に連絡してその後の手順の支援を依 頼してください。 16 ストレージシステムの保守 図 12 2. [Controller Nodes] を選択します。交換したノードのステータス LED が緑色で点灯し、3 分 ほどしてから緑色で点滅しだすことがあります (図 13 「交換したノードのステータス LED」を参照)。 図 13 交換したノードのステータス LED SFP の修理 SFP は、コントローラーノード HBA/CNA のポートに取り付けられています (ノード当たり 2 ~4 個)。 作業を開始する前に、SPmaint または HP 3PAR Management Console を使用して、故障した SFP を特定します。 CLI を使用してメンテナンスを実行するには、SPmaint にアクセスし、以下の手順に従ってくだ さい。 1. [3PAR Service Processor Menu] で、[7 Interactive CLI for an InServ] オプションを選択しま す。 SFP の修理 17 2. 次のコマンドを実行します。 • showport: ポートの状態 ([State]) を表示するコマンド s750 cli%showport N:S:P Mode State Node_WWN Label Partner FailoverState 0:0:1 initiator ready 50002ACFF70185A6 0:0:2 initiator ready 50002ACFF70185A6 0:1:1 target ready 2FF70002AC0185A6 0:1:2 target ready 2FF70002AC0185A6 0:2:1 target loss_sync 0:2:2 target loss_sync 0:3:1 peer offline 1:0:1 initiator ready 50002ACFF70185A6 1:0:2 initiator ready 50002ACFF70185A6 1:1:1 target ready 2FF70002AC0185A6 1:1:2 target loss_sync 2FF70002AC0185A6 1:2:1 initiator loss_sync 2FF70002AC0185A6 1:2:2 initiator loss_sync 2FF70002AC0185A6 1:2:3 initiator loss_sync 2FF70002AC0185A6 1:2:4 initiator loss_sync 2FF70002AC0185A6 1:3:1 peer offline - • 18 50002AC0010185A6 disk SAS 50002AC0020185A6 disk SAS 20110002AC0185A6 host FC 20120002AC0185A6 host FC 2C27D75301F6 iscsi iSCSI 2C27D75301F2 iscsi iSCSI 0002AC8004DB rcip IP RCIP0 50002AC1010185A6 disk SAS 50002AC1020185A6 disk SAS 21110002AC0185A6 host FC 21120002AC0185A6 free FC 21210002AC0185A6 free FC 21220002AC0185A6 free FC 21230002AC0185A6 free FC 21240002AC0185A6 free FC 0002AC8004BD IP RCIP1 rcip showport -sfp : 交換が必要な SFP を確認するコマンド cli%showport -sfp N:S:P -State- -Manufacturer0:1:1 OK HP-F 0:1:2 OK HP-F 0:2:1 OK AVAGO 0:2:2 OK AVAGO 1:1:1 OK HP-F 1:1:2 1:2:1 OK HP-F 1:2:2 OK HP-F 1:2:3 OK HP-F 1:2:4 OK HP-F 3. Port_WWN/HW_Addr Type Protocol MaxSpeed(Gbps) TXDisable TXFault RXLoss DDM 8.5 No No No Yes 8.5 No No No Yes 10.3 No No Yes Yes 10.3 No No Yes Yes 8.5 No No No Yes 8.5 No No Yes Yes 8.5 No No Yes Yes 8.5 No No Yes Yes 8.5 No No Yes Yes SFP を交換します。「SFP の交換」 (20 ページ) を参照してください。 ストレージシステムの保守 4. 次のコマンドを実行します。 • showport:ポートが正常な状態であり、[State] が「ready」になっていることを確認 するコマンド cli%showport N:S:P Mode State Node_WWN Port_WWN/HW_Addr Type Partner FailoverState 0:0:1 initiator ready 50002ACFF70185A6 50002AC0010185A6 disk 0:0:2 initiator ready 50002ACFF70185A6 50002AC0020185A6 disk 0:1:1 target ready 2FF70002AC0185A6 20110002AC0185A6 host 0:1:2 target ready 2FF70002AC0185A6 20120002AC0185A6 host 0:2:1 target loss_sync 2C27D75301F6 0:2:2 target loss_sync 2C27D75301F2 0:3:1 peer offline 0002AC8004DB RCIP0 1:0:1 initiator ready 50002ACFF70185A6 50002AC1010185A6 disk 1:0:2 initiator ready 50002ACFF70185A6 50002AC1020185A6 disk 1:1:1 target ready 2FF70002AC0185A6 21110002AC0185A6 host 1:1:2 target ready 2FF70002AC0185A6 21120002AC0185A6 host 1:2:1 initiator loss_sync 2FF70002AC0185A6 21210002AC0185A6 1:2:2 initiator loss_sync 2FF70002AC0185A6 21220002AC0185A6 1:2:3 initiator loss_sync 2FF70002AC0185A6 21230002AC0185A6 1:2:4 initiator loss_sync 2FF70002AC0185A6 21240002AC0185A6 1:3:1 peer offline 0002AC8004BD RCIP1 - • Protocol Label SAS - SAS - FC - FC - iscsi iSCSI iscsi iSCSI rcip IP SAS - SAS - FC - FC - free FC - free FC - free FC - free FC - rcip IP showport -sfp: 交換した SFP が接続されており、[State] が「OK」になっているこ とを確認するコマンド cli% showport N:S:P -State0:1:1 OK 0:1:2 OK 0:2:1 OK 0:2:2 OK 1:1:1 OK 1:1:2 OK 1:2:1 OK 1:2:2 OK 1:2:3 OK 1:2:4 OK -sfp -ManufacturerHP-F HP-F AVAGO AVAGO HP-F HP-F HP-F HP-F HP-F HP-F MaxSpeed(Gbps) TXDisable TXFault RXLoss DDM 8.5 No No No Yes 8.5 No No No Yes 10.3 No No Yes Yes 10.3 No No Yes Yes 8.5 No No No Yes 8.5 No No No Yes 8.5 No No Yes Yes 8.5 No No Yes Yes 8.5 No No Yes Yes 8.5 No No Yes Yes HP 3PAR Management Console を開きます。 1. 左のパネルにある [Systems] ツリーから、保守作業を実行するストレージシステムを選択 して接続します。 2. [Summary] タブで、[Port] リンクをクリックしてポートのタブを開きます。 SFP の修理 19 3. [State] が「Loss Sync」に、[Mode] が「Initiator」に、[Connected Device Type] が 「Free」にそれぞれなっていることを確認します。 図 14 ポートの詳細 4. 5. 6. より詳細な確認については、HP のサポート窓口に問い合わせてください。 SFP を交換します。「SFP の交換」 (20 ページ) を参照してください。 HP 3PAR Management Console で、SFP が正常に交換されたことを確認します。交換した ポートの [State] が「Ready」に、[Mode] が「Target」に、[Connected Device Type] が 「Host」にそれぞれなっていることを確認します。 図 15 ポートの詳細 SFP の交換 1. 2. 3. 4. 5. 20 交換の必要な SFP を特定できたら、ケーブルを取り外し、固定クリップを持ち上げて外し て、SFP を慎重にスライドさせてスロットから取り外します。 交換用 SFP モジュールを保護パッケージから取り出します。 交換用 SFP を慎重にスライドさせてアダプターに挿入し、しっかり装着されるまで押し込 み、ワイヤーハンドルを閉じて所定の位置に固定し、ケーブルを再接続します。 故障した SFP を、HP に返送するためのパッケージに入れます。 ケーブルを SFP モジュールに再接続し、リンクステータス LED が緑色で点灯していること を確認します。 ストレージシステムの保守 2 LED インジケーターのステータスの意味 ストレージシステムのコンポーネントは、ハードウェアのステータスとハードウェアが正常に 機能しているかどうかを示す LED を備えています。これらのインジケーターは、ハードウェア の基本的な問題の診断に役立ちます。すべてのコンポーネント上の LED を調べてこの章の各図 表を参照することで、ハードウェアの問題を短時間で識別できます。 エンクロージャーの LED ベゼルの LED ベゼルは、システム正面側のドライブエンクロージャーの左右にあり、3 つの LED を備えてい ます。 図 16 ベゼルの LED 表 1 ベゼルの LED 番号 LED 状態 意味 1 システム電源 緑色 点灯 - システム電源が供給されています。 オレンジ色 点灯 - システムはバッテリ電源で動作しています。 2 モジュール障 害 オレンジ色 点灯 - エンクロージャー内の I/O モジュールまたは PCM に関するシステ ムハードウェア障害が発生しています。エンクロージャーの背面で、PCM または I/O モジュールの LED もオレンジ色になっているかどうかを確認 してください。 3 ディスクドラ イブステータ ス オレンジ色 点灯 - 特定のディスクドライブの LED により、影響を受けているディス クを識別できます。この LED は、ディスクドライブにのみ適用されます。 エンクロージャーの LED 21 ディスクドライブの LED この LED はディスクドライブの正面にあります。 図 17 ディスクドライブの LED 図 18 ディスクドライブの LED 表 2 ディスクドライブの LED 番号 LED 状態 意味 1 動作中です。 緑色 点灯 - 正常に動作しています。 点滅 - 動作中です。 2 22 障害 オレンジ色 LED インジケーターのステータスの意味 点灯 - ディスクが故障しており、交換す る準備ができています。 点滅 - locatecage コマンドが実行され ています (すべてのドライブ障害 LED が 15 分間点滅し、エンクロージャーの背 表 2 ディスクドライブの LED (続き) 番号 LED 状態 意味 面にある I/O モジュール障害 LED も点 滅します)。故障しているディスクドラ イブの障害 LED は点滅しません。 ストレージシステムのコンポーネントの LED ストレージシステムの背面には、エンクロージャー内に次のコンポーネントがあります。 電源冷却モジュールの LED PCM は 4 つまたは 6 つの LED (PCM によって異なる) を備えており、すべての LED がモジュー ルの隅にあります。 図 19 PCM - 580W 図 20 PCM - 764W 注記: 表 3 「PCM の LED」のバッテリ LED は、ノードケージ PCM にのみ適用されます。 ストレージシステムのコンポーネントの LED 23 表 3 PCM の LED 番号 LED 状態 意味 1 バッテリ正常 緑色 点灯 - 搭載されており、充電が完了していま す。 点滅 - 充電中または搭載されていません。 バッテリ障害 2 オレンジ色 点灯 - 重大な障害が発生しています (復旧不 能)。 点滅 - 軽微な障害が発生しています (復旧可 能)。 DC 出力障害 3 オレンジ色 点灯 - AC 電源が供給されていないか、障害が 発生しているか、許容範囲外になっています。 点滅 - ファームウェアのダウンロード中です。 ファン障害 4 オレンジ色 点灯 - PCM が故障したか、PCM 障害が発生し ています。 点滅 - ファームウェアのダウンロード中です。 PCM 正常 5 緑色 点灯 - AC 電源が供給され、PCM の電源が入っ ており、正常に動作しています。 点滅 - スタンバイモードになっています。 AC 入力障害 6 オレンジ色 点灯 - AC 電源が供給されていないか、PCM 障害が発生しています。 点滅 - ファームウェアのダウンロード中です。 I/O モジュールの LED I/O モジュールは、システムの背面にあります。I/O モジュールには 2 つの mini-SAS ユニバー サルポートがあり、HBA またはその他のポートに接続できます。各ポートは、1~4 の番号が 付いた外部ポート動作 LED を備えています。I/O モジュールには、電源 LED と障害 LED もあ ります。 図 21 I/O モジュールの LED 表 4 I/O モジュールの LED 24 番号 LED 状態 意味 1 電源 緑色 点灯 - 電源が入っています。 LED インジケーターのステータスの意味 表 4 I/O モジュールの LED (続き) 番号 状態 LED 意味 消灯 - 電源が入っていません。 2 モジュール障害 オレンジ色 点灯 - 障害が発生しています。 消灯 - 正常に動作しています。 点滅 - locatecage コマンドが実行されてい ます。 3 外部ポート動作 (4 つの LED で構成さ れ、すべて青色のセクションの近くに あります) 点灯 - 準備は完了していますが、動作してい ません。 消灯 - 準備が完了していないか、電源が供給 されていません。 点滅 - 動作中です。 コントローラーノードおよび内部コンポーネントの LED 表 5 「コントローラーノードの LED」に、コントローラーノードの LED を示します。 注記: locatenode コマンドを実行すると、ホットプラグ LED が青色で点滅します。 表 5 コントローラーノードの LED ステータス ホットプラ グ 障害 緑色 青色 オレン ジ色 点灯 クラスターに組み込まれていま せん。 素早く点滅 起動中です。 ゆっくり点滅 クラスターメンバーになってい ます。 点灯 取り外すことができます。 消灯 取り外すことができません。 点滅 ロケートコマンドが実行されて います。 点灯 障害 消灯 障害は発生していません。 点滅 ノードがクラスターに組み込ま れており、障害が発生していま す。 Ethernet の LED コントローラーノードには 2 つの内蔵 Ethernet ポートがあり、各ポートには 2 つの LED があ ります (表 6 「Ethernet の LED」を参照)。 表 6 Ethernet の LED 左 右 リンク稼働速 緑色 度 オレンジ色 動作 緑色 点灯 1Gbe リンク 点灯 100Mb リンク 消灯 リンクが確立されていないか、10Mb リンク です。 点灯 リンクが動作していません。 消灯 リンクが確立されていません。 点滅 リンクが動作中です。 コントローラーノードおよび内部コンポーネントの LED 25 FC ポートの LED コントローラーノードには 2 つの FC ポートがあり、各ポートには 2 つの LED があります。 矢印の形の LED は、LED が関連付けられているポートを指しています。次の図は、FC-1 ポー トに関連付けられている LED を示しています。 図 22 FC ポートの LED 表 7 FC ポートの LED 番号 LED 状態 意味 FP-1/FP-2 1 および 2 消灯 ウェイクアップ障害が発生している (デバイスが存在 しない) か、電源が供給されていません。 ポート速度 (オレンジ色) オレンジ色が消灯 接続されていません。 1 オレンジ色 (1 秒 4Gb/秒で接続されています。 間に 3 回点滅) オレンジ色 (1 秒 間に 4 回点滅) 8Gb/秒で接続されています。 リンクステータス (緑色) 緑色で点灯 正常/接続されています - リンク稼働。 2 1 秒間に 2~3 回 リンクが停止しているか接続されていません。 点滅 SAS ポートの LED コントローラーノードには 2 つの SAS ポートがあり、各ポートには 0~3 の番号が付いた 4 つの LED があります。 26 LED インジケーターのステータスの意味 図 23 SAS ポートの LED 表 8 SAS ポートの LED 番号 LED 状態 意味 1 DP-1 緑色 消灯 - SAS リンクが存在してもしなくても、この LED が点灯し続 けることはありません。 点滅 - ポート上で動作中です。 2 DP-2 緑色 消灯 - SAS リンクが存在してもしなくても、この LED が点灯し続 けることはありません。 点滅 - ポート上で動作中です。 インターコネクトポートの LED コントローラーノードには 2 つのインターコネクトポートがあり、各ポートには 2 つの LED があります。 表 9 インターコネクトポートの LED 7200 7200 は、外部インターコネクトリンクを使用しません。インター コネクトポートの LED は常に消灯しています。 7400 障害 オレン ジ色 点灯 リンク接続の確立に失敗しました。 消灯 現在リンク上でエラーは発生してい ません。 点滅 1. インターコネクトケーブル接続 エラーが発生しています。 2. コントローラーノードが間違っ たスロットに取り付けられていま す。 3. コントローラーノード間でシリ アル番号が一致していません。 ステー タス 緑色 点灯 リンクが確立されています。 消灯 リンクがまだ確立されていません。 ファイバーチャネルアダプターのポートの LED コントローラーノードのファイバーチャネルアダプターにはファイバーチャネルポートの LED が付いています。 コントローラーノードおよび内部コンポーネントの LED 27 図 24 ファイバーチャネルの 4 つのポートの LED 表 10 ファイバーチャネルアダプターのポートの LED 番号 1 LED 状態 意味 すべてのポート 消灯 消灯 - ウェイクアップ障害が発生している (デバイ スが存在しない) か、電源が供給されていません。 ポート速度 オレンジ色 消灯 - 接続されていません。 素早く 3 回点滅 - 4GB/秒で接続されています。 素早く 4 回点滅 - 8GB/秒で接続されています。 2 リンクステータス 緑色 点灯 - 正常/接続されています - リンク稼働。 点滅 - リンクが停止しているか接続されていませ ん。 コンバージドネットワークアダプターのポートの LED コントローラーノードのコンバージドネットワークアダプター (CNA) には 2 つのポートがあ り、各ポートにはリンク LED と動作 LED があります。 注記: 上側のポート (図では右側のポート) は 1 組目の LED (2 番目のポートのすぐ下) に対応 しており、2 番目のポートはアダプターの下部にある 2 組目の LED (図では左側の LED) に対応 しています。 図 25 CNA の 2 つのポートの LED 表 11 CNA のポートの LED 番号 LED 状態 意味 1 LINK 緑色 消灯 - リンクが停止しています。 点灯 - リンクが稼働しています。 2 28 ACT (動作) LED インジケーターのステータスの意味 緑色 消灯 - 動作していません。 表 11 CNA のポートの LED (続き) 番号 LED 状態 意味 点灯 - 動作中です。 コントローラーノードおよび内部コンポーネントの LED 29 3 サポートとその他の資料 HP のサポート窓口 ワールドワイドのテクニカルサポート情報については、以下の HP の Web サイトを参照して ください。 http://www.hp.com/jp/support/ (日本語) 要求するサポートのタイプを指定してください。 HP 3PAR Storage System サポート要求 HP 3PAR StoreServ 7200 および 7400 Storage System StoreServ 7000 Storage HP 3PAR StoreServ 10000 Storage System 3PAR または 3PAR Storage HP 3PAR T クラス Storage System HP 3PAR F クラス Storage System HP 3PAR に関する資料 掲載されている情報 参照先 サポートされるハードウェアおよびソフトウェアプラット HP ストレージ製品の Single Point of Connectivity フォーム Knowledge (SPOCK) の Web サイト (英語): http://www.hp.com/storage/spock HP 3PAR に関する資料の検索 HP 3PAR 製品の Web サイト (英語): http://www.hp.com/go/3par HP 3PAR Storage System のソフトウェア ストレージの概念および用語 『HP 3PAR StoreServ Storage コンセプトガイド』 HP 3PAR Management Console(GUI) による HP 3PAR Storage System の設定および管理 『HP 3PAR Management Console ユーザーガイド』 HP 3PAR CLI によるストレージシステムの設定および管理 『HP 3PAR コマンドラインインターフェイス管理者ガ イド』 CLI コマンド 『HP 3PAR Command Line Interface Reference』 システムパフォーマンスの分析 『HP 3PAR System Reporter Software ソフトウェアユー ザーガイド』 ホストの設定および接続情報を管理するための、Host 『HP 3PAR Host Explorer ソフトウェアユーザーガイ Explorer エージェントのインストールおよびメンテナンス ド』 HP 3PAR ストレージシステムを管理するための、共通情報 『HP 3PAR CIM API Programming Reference』 モデル (CIM) に準拠したアプリケーションの作成 HP 3PAR ストレージシステム間でのデータの移行 『HP 3PAR-to-3PAR Storage Peer Motion ガイド』 HP 3PAR ストレージシステムを監視および制御するための 『HP 3PAR Secure Service Custodian Configuration Secure Service Custodian サーバーの設定 Utility Reference』 CLI による HP 3PAR Remote Copy の設定および管理 『HP 3PAR Remote Copy ソフトウェアユーザーガイ ド』 HP 3PAR オペレーティングシステムの更新 『HP 3PAR アップグレード事前計画ガイド』 ストレージシステムコンポーネントの確認、トラブルシュー 『HP 3PAR F クラス、T クラス、および StoreServ ティング情報、および詳細な警告情報 10000 Storage トラブルシューティングガイド』 30 サポートとその他の資料 掲載されている情報 参照先 Secure Service Policy Manager のインストール、設定、お よびメンテナンス 『HP 3PAR Policy Manager Software User Guide』 『HP 3PAR Policy Manager Software Upgrade Guide』 HP 3PAR に関する資料 31 掲載されている情報 参照先 HP 3PAR Storage System のセットアップの計画 HP 3PAR Storage System のハードウェア仕様、インストールに関する注意事項、電源要件、ネットワークオプショ ン、およびケーブル接続に関する情報 HP 3PAR 7200 および 7400 Storage System 『HP 3PAR StoreServ 7000 Storage サイト計画ガイ ド』 HP 3PAR 10000 Storage System 『HP 3PAR StoreServ 10000 Storage 設置計画ガイド』 『HP 3PAR StoreServ 10000 Storage Third-Party Rack Physical Planning Manual』 HP 3PAR 7200 および 7400 Storage System の設置およびメンテナンス 7200 および 7400 Storage System の設置とサービスプロ セッサーの初期化 『HP 3PAR StoreServ 7000 Storage インストールガイ ド』 『HP 3PAR StoreServ 7000 Storage SmartStart ソフト ウェアユーザーガイド』 7200 および 7400 Storage System のメンテナンス、保 守、およびアップグレード 『HP 3PAR StoreServ 7000 Storage サービスガイド』 7200 および 7400 Storage System のトラブルシューティ ング 『HP 3PAR StoreServ 7000 Storage トラブルシュー ティングガイド』 サービスプロセッサーのメンテナンス 『HP 3PAR Service Processor Software User Guide』 『HP 3PAR Service Processor Onsite Customer Care (SPOCC) User's Guide』 HP 3PAR ホストアプリケーションソリューション Oracle データベースのバックアップとディザスタリカバリ 『HP 3PAR Recovery Manager Software for Oracle ユー のためのバックアップの使用方法 ザーガイド』 Exchange データベースのバックアップとディザスタリカ バリのためのバックアップの使用方法 『HP 3PAR Recovery Manager Software for Microsoft Exchange 2007 および 2010 ユーザーガイド』 SQL データベースのバックアップとディザスタリカバリの 『HP 3PAR Recovery Manager Software for Microsoft ためのバックアップの使用方法 SQL Server ユーザーガイド』 VMware データベースのバックアップとディザスタリカバ 『HP 3PAR Management Plug-in and Recovery Manager リのためのバックアップの使用方法 Software for VMware vSphere ユーザーガイド』 HP 3PAR VSS (ボリュームシャドウコピーサービス) Provider 『HP 3PAR VSS Provider Software for Microsoft Software for Microsoft Windows のインストールおよび使 Windows ユーザーガイド』 用方法 32 Storage Replication Adapter for VMware vCenter のセット アップのベストプラクティス 『HP 3PAR Storage Replication Adapter for VMware vCenter Site Recovery Manager 実装ガイド』 Storage Replication Adapter for VMware vCenter Site Recovery Manager のトラブルシューティング 『HP 3PAR Storage Replication Adapter for VMware vCenter Site Recovery Manager Troubleshooting Guide』 vSphere Storage APIs for Array Integration (VAAI) Plug-in Software for VMware vSphere のインストールおよび使用 方法 『HP 3PAR VAAI Plug-in Software for VMware vSphere ユーザーガイド』 サポートとその他の資料 表記上の規則 表 12 表記上の規則 規則 要素 ミディアムブルーの語句: 図 クロスリファレンスリンクおよび電子メールアドレス ミディアムブルーの下線付き語句 (http://www.hp.com/jp ) Web サイトアドレス 太字 • アプリケーション名および強調するべき語句 括弧([ ])で表示 • キー名 • ボックスなどの GUI で入力される文字列 • クリックおよび選択される GUI(メニューおよびリスト項目、ボタン、 チェックボックス) Monospace フォント • ファイル名およびディレクトリ名 • システム出力 • コード • コマンドラインで入力した文字列 イタリック体の Monospace フォ ント • コード変数 太字体の Monospace フォント • ファイル名、ディレクトリ名、システム出力、コード、コマンドライン で入力される文字列の強調 • コマンドライン変数 警告! その指示に従わないと、人体への傷害や生命の危険を引き起こしたり、データやオ ペレーティングシステムに回復不可能な損害を与えたりする恐れがある注意事項を表します。 注意: その指示に従わないと、装置の損傷やデータの消失を引き起こす恐れがある注意事項 を表します。 注記: 補足情報を示します。 要件 HP での試験に基づき、機能の実装およびサポートされる実装を達成するために指示どおりに 実行される必要がある手順を示します。 HP 3PAR ブランドに関する情報 • 以前「InServ」と呼ばれたサーバーは「HP 3PAR StoreServ Storage System」と呼ばれるよ うになりました。 • 以前「InForm OS」と呼ばれたオペレーティングシステムは「HP 3PAR OS」と呼ばれるよ うになりました。 • 以前「InForm Management Console (IMC)」と呼ばれたユーザーインターフェイスは「HP 3PAR Management Console」と呼ばれるようになりました。 • 以前「3PAR」製品と呼ばれたすべての製品は「HP 3PAR」製品と呼ばれるようになりまし た。 表記上の規則 33 A ノードレスキュー サービスプロセッサー (物理) ノードレスキュー SP ノードレスキューは、ストレージシステムに物理 SP が搭載されており、クラスターにノー ドが残っていないかすべてのノードがダウンした場合にのみ使用してください。 注記: SP ノードレスキューでは、パブリック Ethernet ポート (eth0) を使用するか、プライ ベート Ethernet ポートとクロスオーバーケーブル (eth1) を使用するかを指定できます。 SP ノードレスキューを実行するには、以下の手順に従ってください。 1. クロスオーバーケーブルを、SP と、レスキュー対象のノードの E0 ポートに接続します。 2. ネットワークケーブルを SP の ETH0 ポートに接続し、ケーブルのもう一方の端をラップ トップコンピューターの Ethernet ポートに接続します。 3. SPmaint にアクセスし、[3PAR Service Processor Menu] で次の項目を選択します。 4. • [4 InServ Product Maintenance] • [11 Node Rescue] • [1 Configure Node Rescue] (目的のシステムを選択します) • [3 Automatic Node Rescue] (ノード番号を入力します) 「y」を選択してノード番号が正しいことを確認します。SP からノードへの通信が確立す ると、次のような出力が表示されます。 注記: このプロセスには、約 15 分かかります。完了すると、ノードが再起動してクラ スターに参加します。プロセスの所要時間が 20 分を超える場合は、問題がある可能性が あり、ノードレスキュープロセスを修正する必要があります。 root@1200163-0 Tue Apr 01 16:53:19:~# beginning rescue function... .255.248 -s 10.255.155.54155.53 -m 255.255 Informing system manager to not autoreset node1 Resetting node 1 Attempting to contact node 1 via internal serial port Waiting for node to respond (10 seconds elapsed)... Waiting for node to respond (20 seconds elapsed)... Waiting for node to respond (30 seconds elapsed)... =Successfully started inter-node serial link communication Starting Whack, setting values, and loading image: Interacting with CBIOS on the node... . Booting from net... TFTP "install" from 10.255.155.54................................complete mknbi-1.2-7/first32.c (GPL) Top of ramdisk is 0X1FFFF000 Ramdisk at 0X00800000, size 0X00500000 . Kernel on remote node has been started. Waiting for node to join cluster. This usually takes around 10 minutes, but may take 20 minutes or longer. Install kernel is running - please wait... Waiting for node to join cluster (0 minutes and 15 seconds elapsed) =Waiting for node to join cluster (0 minutes and 30 seconds elapsed) . Waiting for node to join cluster (13 minutes and 15 seconds elapsed) =Node 1 has joined the cluster; node rescue successful. . Please wait... Starting SP tasks..... 34 ノードレスキュー 5. 6. 7. ノードが起動したら、ノードステータス LED が他のノードの LED と同期して緑色で点滅 している (ノードのクラスターへの参加が完了していることを示す) ことを確認し、[ENTER] キーを押して続行します。 次のいずれかを選択します。 • [1 Deconfigure <name of cluster> Node Rescue] • [x] (メインメニューに戻ります) • [7 Interactive CLI for an InServ] (目的のシステムを選択します) 次のコマンドを実行します。 • shownode:すべてのノードのクラスターへの参加が完了していることを確認します。 cli% shownode Control Data Cache Node Name -State- Master InCluster --LED-- Mem(MB) Mem(MB) Available(%) 2 1201553-2 OK No Yes GreenBlnk 4096 12288 100 3 1201553-3 OK Yes Yes GreenBlnk 4096 12288 100 • 8. checkhealth -svc -detail: システムが正常であることを確認します。 [spmaint menu] ボタンをクリックしてから、[Sign Out] をクリックします。 サービスプロセッサー (物理) ノードレスキュー 35 B 図による部品カタログ 以下の図は、ストレージシステムの各コンポーネントの交換可能なすべてのハードウェア部品 と、それらの部品番号、説明、数量、および CSR タイプを示しています。 ドライブエンクロージャのコンポーネント 図 26 HP M6710 ドライブエンクロージャー (2U24) 図 27 HP M6720 ドライブエンクロージャー (4U24) 36 図による部品カタログ 図 28 2.5 型 SFF ディスクドライブ 図 29 3.5 型 LFF ディスクドライブ 表 13 ドライブシャーシ FRU 部品番号 説明 シャーシ当たりの数量 683232-001 SPS エンクロージャーミッドプレーン 2U24 アセ 1 ンブリ 683233-001 SPS エンクロージャーミッドプレーン 4U24 アセ 1 ンブリ 683234-001 SPS ドライブキャリア SFF SSD アセンブリ 683235-001 SPS ドライブキャリア LFF HDD アセンブリ 683236-001 SPS ドライブキャリア LFF SSD アセンブリ 以下は CSR-A 部品です。 697387-001 SPS ドライブ HD 300GB 6G SAS 15K M6710 2.5 型 HDD 24-480 ドライブエンクロージャのコンポーネント 37 表 13 ドライブシャーシ FRU (続き) 部品番号 説明 697388-001 SPS ドライブ HD 450GB 6G SAS 10K M6710 2.5 型 HDD 697389-001 SPS ドライブ HD 900GB 6G SAS 10K M6710 2.5 型 HDD 697390-001 SPS ドライブ HD 2TB 6G SAS 7.2K NL M6720 3.5 型 HDD 697391-001 SPS ドライブ HD 3TB 6G SAS 7.2K NL M6720 3.5 型 HDD 697392-001 SPS ドライブ 200GB 6G SAS SLC M6710 2.5 型 SSD 703521-001 SPS ドライブ HD 100GB 6G SAS 3.5 型 HDD 703522-001 SPS ドライブ 100GB 6G SAS 3.5 型 HDD 703523-001 SPS ドライブ 200GB 6G SAS 3.5 型 HDD ストレージシステムのコンポーネント 図 30 764W 電源冷却モジュール (バッテリなし) 38 図による部品カタログ シャーシ当たりの数量 図 31 764W 電源冷却モジュールバッテリ 図 32 580W 電源冷却モジュール 図 33 I/O モジュール ストレージシステムのコンポーネント 39 表 14 ストレージシステムのコンポーネント 部品番号 説明 数量 683239-001 SPS-PCM 764W アセンブリ 最大 2 683240-001 SPS バッテリ PCM 764W アセンブリ 最大 2 683241-001 SPS-PCM 580W アセンブリ 最大 2 683251-001 SPS モジュール I/O SASquatch 最大 4 コントローラーノードおよび内部コンポーネント 図 34 コントローラーノード 図 35 ノードディスク 40 図による部品カタログ 図 36 4 ポートファイバーチャネルアダプター 図 37 2 ポート CNA アダプター 図 38 FC SFP アダプター コントローラーノードおよび内部コンポーネント 41 表 15 コントローラーノードおよびコンポーネント 部品番号 説明 数量 683245-001 SPS ノードモジュール 7200 (HBA なし) 2 683246-001 SPS ノードモジュール 7400 (HBA なし) 4 683248-001 SPS ノードブートドライブ (ノードドライブ) ノード当たり 1 683259-001 SPS アダプター FC 4 ポート 1 683237-001 SPS アダプター CNA 2 ポート 1 683238-001 SPS モジュール FC SFP ノード当たり最大 4 図 39 内部ノードコンポーネント 図 40 内部ノードコンポーネント 42 図による部品カタログ 表 16 内部ノードコンポーネント 番号 部品番号 説明 数量 1 なし ノードドライブの位置 1 2 683807-001 SPS ケーブルノードドライブ SATA 1 683250-001 SPS ケーブルブートドライブ (ノード ドライブケーブル) 3 683247-001 SPS-PCIe ライザーアセンブリ 1 4 なし なし なし 5 なし なし なし 6 683249-001 SPS コインバッテリ (TOD バッテリ) 1 7 683803-001 SPS メモリ DIMM 2GB DDR2 A200 システム当たり 1 683804-001 SPS メモリ DIMM 4GB DDR2 A400 8 683805-001 SPS メモリ DIMM 4GB DDR3 CPU A200 システム当たり 2 (7200) 9 683806-001 SPS メモリ DIMM 8GB DDR3 CPU A400 システム当たり 2 (7400) その他のケーブルおよび部品 表 17 ストレージシステムのケーブル 部品番号 説明 683808-001 SPS ケーブルノードリンク PCIe A400 683809-001 SPS ケーブルコンソールノード 683810-001 SPS ケーブルコンソールドライブ シャーシ 683252-001 SPS 電源コード PCM 656427-001 SPS-CA 1m PREMIER FLEX FC OM4 656428-001 SPS-CA 2m PREMIER FLEX FC OM4 656429-001 SPS-CA 5m PREMIER FLEX FC OM4 656430-001 SPS-CA 15m PREMIER FLEX FC OM4 656431-001 SPS-CA 30m PREMIER FLEX FC OM4 656432-001 SPS-CA 50m PREMIER FLEX FC OM4 649991-001 SPS ケーブル FC LC-LC OM3 10m 649992-001 SPS ケーブル FC LC-LC OM3 25m 649993-001 SPS ケーブル FC LC-LC OM3 50m 649994-001 SPS ケーブル FC LC-LC OM3 100m 659061-001 SPS ケーブル FC LC-LC OM3 6m 408765-001 PS-CA、EXT MINI SAS、0.5m 408767-001 SPS-CA、EXT MINI SAS、2m 数量 その他のケーブルおよび部品 43 表 17 ストレージシステムのケーブル (続き) 部品番号 説明 408769-001 SPS-CA、EXT MINI SAS、6m 456096-001 SPSSFP+、10G BLc、SR 数量 表 18 その他の部品 部品番号 説明 683253-001 SPS レールキット 2U24 ファスナー 683254-001 SPS レールキット 4U24 ファスナー 683812-001 SPS パネル 2U フィラー 数量 以下は CSR-A 部品です。 683255-001 SPS ベゼル M6710 ドライブシェル フ、右 683256-001 SPS ベゼル M6720 ドライブシェル フ、左 683257-001 SPS ベゼル 7200、右 683258-001 SPS ベゼル 7400、左 690777-001 SPS ベゼル M6720 ドライブシェル フ、右 690778-001 SPS ベゼル M6710 ドライブシェル フ、左 683807-001 SPS ドライブブランク SFF 697273-001 SPS ドライブブランク LFF 表 19 サービスプロセッサーの部品 44 部品番号 説明 683811-001 SPS プロセッサー 1U マウンティン グキット 675040-001 SPS サービスプロセッサー 1U マウ ンティングキット 647980-001 SPS ケーブルアダプターサービスプ ロセッサー 707989-001 SPS サービスプロセッサー DL360e 5183-2687 Ethernet ケーブル 25 フィート CAT5 M/M 5183-5691 Ethernet ケーブル 50 フィート CAT5 RJ45 M/M C7542A HP Ethernet 15.2m (50 フィート) CAT5e RJ45 M/M ケーブル 図による部品カタログ 数量 C 撤去 システムを運用サイトから撤去し、別のサイトに設置しなおす場合は、以下の手順を使用して ください。 ストレージシステムを撤去する前に、次の作業を実行してください。 • ドライブエンクロージャー輸送コンテナーを用意します (エンクロージャーごとに 1 つ)。 • システムをシャットダウンする準備が完了していることをシステム管理者とともに確認し ます。 • システムの撤去後にストレージシステムインベントリを完了します。 ストレージシステムインベントリ ストレージシステムインベントリを完了するには、撤去する各システムについて、以下の情報 を記録します。 • サイト情報およびシステムシリアル番号 • システムで現在使用されているソフトウェア • CLI で、次のコマンドを実行します。 ◦ インベントリの表示 - showinventory ◦ ソフトウェアバージョン - showversion –b –a ◦ ドライブケージファームウェアバージョン - showcage ◦ ディスクドライブファームウェアバージョン - showpd –i ◦ CBIOS バージョン - shownode -verbose ◦ コントローラーノードのデータおよび制御キャッシュの容量 - shownode ◦ 各ノードのファイバーチャネルアダプターの数とタイプ - showport -i ◦ ドライブマガジンの数 - showcage –d ◦ ディスクドライブのドライブの数とサイズ - showpd • ストレージシステムのハードウェア構成 • エンクロージャーおよびノードの数 • システムハードウェアおよびキャビネットの物理的状態 (傷、へこみ、欠落したネジ、破 損したベゼル、損傷したポート、その他の目に見える異常の有無をメモしてください) • 発送先の住所および各住所に発送する機器のリスト 既存のラックまたは他社製ラックからのストレージシステムコンポーネ ントの取り外し 「ストレージシステムの保守」 (4 ページ) に記載されている該当するコンポーネントの取り 外し手順を参照してください。 ストレージシステムインベントリ 45