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Informatica PowerExchange for Web Services - 9.5.1
Informatica PowerExchange for Web Services (参照項目 9.5.1) PowerCenterユーザーガイド Informatica PowerExchange for Web Services PowerCenterユーザーガイド 参照項目 9.5.1 12月 2012 著作権 2004-2012 Informatica. すべての権利を保留する. 本ソフトウェアおよびマニュアルには、Informatica Corporationの所有権下にある情報が収められています。これらは使用および開示の制 限等を定めた使用許諾契約のもとに提供され、著作権法により保護されています。本ソフトウェアのリバースエンジニアリングは禁じられて います。本マニュアルのいかなる部分も、いかなる手段（電子的複写、写真複写、録音など）によっても、Informatica Corporation の事前 の承諾なしに複製または転載することは禁じられています。このソフトウェアは、米国および/または国際的な特許、およびその他の出願中 の特許によって保護されています。 合衆国政府によるソフトウェアの使用、複製または開示は、DFARS 227.7202-1（a）および227.7702-3（a）（1995年）、DFARS 252.227-7013(C)（1）（ii）（1988年10月）、FAR 12.212（a）（1995年）、FAR 52.227-19、またはFAR 52.227-14（ALT III）に記載されて いるとおりに、当該ソフトウェア使用許諾契約に定められた制限によって規制されます。 本製品または本書の情報は、予告なしに変更されることがあります。お客様が本製品または本書内に問題を発見された場合は、書面にて当社 までお知らせください。 Informatica、Informatica Platform、Informatica Data Services、PowerCenter、PowerCenterRT、PowerCenter Connect、PowerCenter Data Analyzer、PowerExchange、PowerMart、Metadata Manager、Informatica Data Quality、Informatica Data Explorer、Informatica B2B Data Transformation、Informatica B2B Data Exchange、Informatica On Demand、Informatica Identity Resolution、Informatica Application Information Lifecycle Management、Informatica Complex Event Processing、Ultra Messaging、およびInformatica Master Data Managementは、Informatica Corporationの米国および世界中の管轄地での商標または登録商標です。その他のすべての企業名および製 品名は、それぞれの企業の商標または登録商標です。 本ソフトウェアまたはドキュメントの一部は、次のサードパーティが有する著作権に従います（ただし、これらに限定されません）。 Copyright DataDirect Technologies.コンテンツの無断複写・転載を禁じます。Copyright (c) Sun Microsystems.コンテンツの無断複写・ 転載を禁じます。Copyright (c) RSA Security Inc. 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Engelschall, Copyright (C) 2002 The OSSP Project Copyright (C) 2002 Cable & Wireless Deutschlandが含まれます。本ソフトウェアに関する許諾および制限は、http://www.opensource.org/licenses/mitlicense.phpにある使用条件に従います。 本製品には、Boost（http://www.boost.org/）によって開発されたソフトウェアまたはBoostソフトウェアライセンスの下で開発されたソフ トウェアが含まれています。本ソフトウェアに関する許諾および制限は、http://www.boost.org/LICENSE_1_0.txtにある使用条件に従いま す。 本製品には、ソフトウェアcopyright (c) 1997-2007 University of Cambridgeが含まれます。本ソフトウェアに関する許諾および制限は、 http://www.pcre.org/license.txtにある使用条件に従います。 本製品には、ソフトウェアcopyright (C) 2007 The Eclipse Foundationが含まれます。コンテンツの無断複写・転載を禁じます。本ソフト ウェアに関する許諾および制限は、http://www.eclipse.org/org/documents/epl-v10.phpにある使用条件に従います。 本製品には、http://www.tcl.tk/software/tcltk/license.html、http://www.bosrup.com/web/overlib/?License、http://www.stlport.org/ doc/license.html、http://www.asm.ow2.org/license.html、http://www.cryptix.org/LICENSE.TXT、http://hsqldb.org/web/ hsqlLicense.html、http://httpunit.sourceforge.net/doc/license.html、http://jung.sourceforge.net/license.txt、http:// www.gzip.org/zlib/zlib_license.html、http://www.openldap.org/software/release/license.html、http://www.libssh2.org、http:// slf4j.org/license.html、http://www.sente.ch/software/OpenSourceLicense.html、http://fusesource.com/downloads/licenseagreements/fuse-message-broker-v-5-3-license-agreement、http://antlr.org/license.html、http://aopalliance.sourceforge.net/、 http://www.bouncycastle.org/licence.html、http://www.jgraph.com/jgraphdownload.html、http://www.jcraft.com/jsch/LICENSE.txt、 http://jotm.objectweb.org/bsd_license.html、http://www.w3.org/Consortium/Legal/2002/copyright-software-20021231、http:// www.slf4j.org/license.html、http://developer.apple.com/library/mac/#samplecode/HelpHook/Listings/HelpHook_java.html、http:// nanoxml.sourceforge.net/orig/copyright.html、http://www.json.org/license.html、http://forge.ow2.org/projects/javaservice/、 http://www.postgresql.org/about/licence.html、http://www.sqlite.org/copyright.html、http://www.tcl.tk/software/tcltk/ license.html、http://www.jaxen.org/faq.html, http://www.jdom.org/docs/faq.html、http://www.slf4j.org/license.html、http:// www.iodbc.org/dataspace/iodbc/wiki/iODBC/License、http://www.keplerproject.org/md5/license.html、http://www.toedter.com/en/ jcalendar/license.html、http://www.edankert.com/bounce/index.html、http://www.net-snmp.org/about/license.html、http:// www.openmdx.org/#FAQ、http://www.php.net/license/3_01.txt、http://srp.stanford.edu/license.txt、http://www.schneier.com/ blowfish.html、http://www.jmock.org/license.html、http://xsom.java.net、http://benalman.com/about/license/に基づいて許諾された ソフトウェアが含まれています。 本製品には、Academic Free License（http://www.opensource.org/licenses/afl-3.0.php）、Common Development and Distribution License（http://www.opensource.org/licenses/cddl1.php）、Common Public License（http://www.opensource.org/licenses/ cpl1.0.php）、Sun Binary Code License Agreement Supplemental License Terms、BSD License（http://www.opensource.org/licenses/ bsd-license.php）、MIT License（http://www.opensource.org/licenses/mit-license.php）、およびArtistic License（http:// www.opensource.org/licenses/artistic-license-1.0）に基づいて許諾されたソフトウェアが含まれています。 本製品には、ソフトウェアcopyright (c) 2003-2006 Joe WaInes, 2006-2007 XStream Committersが含まれています。コンテンツの無断複 写・転載を禁じます。本ソフトウェアに関する許諾および制限は、http://j.org/license.htmlにある使用条件に従います。本製品には、 Indiana University Extreme! Labによって開発されたソフトウェアが含まれています。詳細については、http://www.extreme.indiana.edu/ を参照してください。 本ソフトウェアは、米国の特許番号5,794,246、6,014,670、6,016,501、6,029,178、6,032,158、6,035,307、6,044,374、6,092,086、 6,208,990、6,339,775、6,640,226、6,789,096、6,820,077、6,823,373、6,850,947、6,895,471、7,117,215、7,162,643、7,243,110、 7,254,590、7,281,001、7,421,458、7,496,588、7,523,121、7,584,422、7,676,516、7,720,842、7,721,270、および7,774,791、および国際 的な特許、ならびにその他の出願中の特許によって保護されています。 免責: 本文書は、一切の保証を伴わない「現状渡し」で提供されるものとし、Informatica Corporationは他社の権利の非侵害、市場性およ び特定の目的への適合性の黙示の保証などを含めて、一切の明示的および黙示的保証の責任を負いません。Informatica Corporationでは、 本ソフトウェアまたはドキュメントに誤りのないことを保証していません。本ソフトウェアまたはドキュメントに記載されている情報には、 技術的に不正確な記述や誤植が含まれる場合があります。本ソフトウェアまたはドキュメントの情報は、予告なしに変更されることがありま す。 特記事項 このInformatica製品（以下「ソフトウェア」）には、Progress Software Corporation（以下「DataDirect」）の事業子会社である DataDirect Technologiesからの特定のドライバ（以下「DataDirectドライバ」）が含まれています。DataDirectドライバには、次の用語お よび条件が適用されます。 1.DataDirectドライバは、特定物として現存するままの状態で提供され、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保 責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任 の制限が禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。 2.DataDirectまたは第三者は、予見の有無を問わず発生したODBCドライバの使用に関するいかなる直接的、間接的、偶発的、特別、ある いは結果的損害に対して責任を負わないものとします。本制限事項は、すべての訴訟原因に適用されます。訴訟原因には、契約違反、保 証違反、過失、厳格責任、詐称、その他の不法行為を含みますが、これらに限るものではありません。 Part Number: PWX-WCU-95100-0001 目次 序文.............................................. iv Informaticaのリソース. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . iv Informaticaカスタマポータル. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . iv Informaticaのマニュアル. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . iv InformaticaのWebサイト. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . v Informatica How-To Library. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . v Informatica Knowledge Base. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . v Informatica Multimedia Knowledge Base. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . v Informaticaグローバルカスタマサポート. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . v 第 1 章 : PowerExchange for Web Servicesについ て.................................................. 1 PowerExchange for Web Servicesについての概要. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 WSDLファイル. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 PowerExchangeでのSOAPのエンコーディング. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 WSDLファイルのコンポーネント階層. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 SOAPメッセージの圧縮のサポート. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 SOAP応答の圧縮. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 SOAP要求の圧縮. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 PowerCenterとWeb Servicesの統合. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 DesignerとWeb Servicesとの統合. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 入力メッセージと出力メッセージ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 PowerCenter Integration ServiceとWeb Servicesとの統合. . . . . . . . . . . 6 コードページの使用. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 セキュリティとWebサービス. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8 SSL認証コンポーネント. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8 SSL認証のタイプ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 トランスポートレイヤセキュリティ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10 Web Servicesでの認証. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10 クッキー認証. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 第 2 章 : PowerExchange for Web Servicesの設定... 12 PowerExchange for Web Servicesの設定の概要. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 手順1.PowerCenter Integration ServiceのHTTPプロキシオプションの設定. . . 13 手順2。 SSL認証用の証明書の設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 クライアント証明書ファイルとプライベートキーファイルの生成. . . . . . . 13 目次 i 証明書ファイルの他の形式からの変換. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14 トラストサーティフィケーションファイルへの証明書の追加. . . . . . . . . . 15 第 3 章 : Webサービスのソースとターゲット......... 16 Webサービスのソースおよびターゲットの概要. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16 サポートされているWebサービスの操作. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17 WebサービスターゲットのWSSEセキュリティ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18 ソース定義とターゲット定義のクッキーカラムとURLカラム. . . . . . . . . . 19 Webサービスの定義作成のルールおよびガイドライン. . . . . . . . . . . . . . . 19 XMLビューおよびグループ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20 ソース定義. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21 ターゲット定義. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22 要素リレーションシップ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22 Webサービスのソース定義またはターゲット定義のインポート. . . . . . . . . . . . 23 Webサービスのソース定義またはターゲット定義の作成. . . . . . . . . . . . . . . . 25 XMLビューの作成なしでのWSDLからのインポート. . . . . . . . . . . . . . . . . . 25 Webサービスのソース定義またはターゲット定義の編集. . . . . . . . . . . . . . . . 26 WSDLグループの詳細の表示. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27 WSDLワークスペースでの定義の編集. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28 第 4 章 : Web Servicesコンシューマトランスフォー メーション........................................ 30 Web Serviceコンシューマトランスフォーメーションに関する作業の概要. . . . . 30 Web ServicesコンシューマトランスフォーメーションのWSSEセキュリテ ィ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションのコンポーネント. . . . . 32 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションプロパティの設 定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32 Web Servicesコンシューマプロパティ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションのインポート. . . . . . . . 35 参照ポートの追加. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37 第 5 章 : Webサービスワークフローの作成と設定. . . . 39 Web Serviceコンシューマワークフローに関する作業. . . . . . . . . . . . . . . . . . 39 パイプラインのパーティション化. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39 SOAPフォルトメッセージ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 40 Web Servicesコンシューママッピングを含むセッションの設定. . . . . . . . . . . 41 Web Serviceコンシューマワークフローに関するトラブルシューティング. . . . . 46 付録 A : データタイプ参照......................... 47 Webサービスおよびトランスフォーメーションのデータタイプ. . . . . . . . . . . . 47 ii 目次 Webサービスのソース定義とターゲット定義. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション. . . . . . . . . . . . . . 48 XMLおよびPowerCenter トランスフォーメーションデータタイプ. . . . . . . 48 索引.............................................. 49 目次 iii 序文 『Informatica PowerExchange for Web Services - PowerCenterユーザーガイド』 には、 Webサービスのソースからのデータ抽出、Webサービスを使用したデータ変換、およびWebサ ービスのターゲットへのデータロードを行うための情報が記載されています。本書は、Web サービスのソースからのデータ抽出、Webサービスを使用したデータ変換、およびWebサー ビスのターゲットへのデータロードに携わるデータベースの管理者と開発者を対象として います。 読者には、XML、Webサービス記述言語（WSDL）、Simple Object Access Protocol （SOAP）を含むWebサービスの概念と、リレーショナルデータベースの概念および PowerCenterに関する知識が必要です。 Informaticaのリソース Informaticaカスタマポータル Informaticaのユーザーとして、Informaticaカスタマポータルサイト （http://mysupport.informatica.com）にアクセスできます。このサイトには、製品情 報、ユーザーグループ情報、ニュースレター、Informaticaカスタマサポート事例管理シス テム（ATLAS）へのアクセス、Informatica How-To Library、Informatica Knowledge Base、Informatica Product Documentation、Informaticaユーザーグループコミュニティ へのアクセスが含まれています。 Informaticaのマニュアル Informaticaのマニュアルチームは、正確で役に立つマニュアルの作成に努めています。こ のマニュアルに関する質問、コメント、ご意見の電子メールの送付先は、Informaticaマニ ュアルチーム（[email protected]）です。 お客様のフィードバック は、マニュアルの改良に利用させていただきます。コメントに返信をご希望のお客様は、 その旨をお知らせください。 マニュアルチームは、必要に応じてマニュアルを更新します。製品の最新のマニュアルを 入手するには、http://mysupport.informatica.comから製品マニュアルにアクセスしま す。 iv InformaticaのWebサイト Informatica社のWebサイトは、http://www.informatica.comからアクセスできます。この サイトでは、Informatica社の概要と沿革、今後のイベント、営業拠点などの情報を提供し ています。また、製品情報やパートナー情報もあります。サービス関連のページには、テ クニカルサポート、トレーニングと教育、および実装に関するサービスの重要な情報を掲 載しています。 Informatica How-To Library Informaticaのユーザーとして、Informatica How-To Library （http://mysupport.informatica.com）にアクセスできます。How-To Libraryは、 Informaticaの製品および機能についての詳細を確認できるリソースのコレクションです。 一般的な問題に対するソリューションを提供したり、機能や動作を比較したり、特定の実 際のタスクを実行するための方法を示したりする記事やインタラクティブなデモンストレ ーションが含まれています。 Informatica Knowledge Base Informaticaのユーザーとして、Informatica Knowledge Base （http://mysupport.informatica.com）にアクセスできます。このKnowledge Baseを利用 して、Informatica製品に関する既知の技術的問題の解決策を検索することができます。ま た、FAQ（よくある質問）の答え、技術的ホワイトペーパー、技術的なヒントも得られま す。Knowledge Baseに関する質問、コメント、ご意見の電子メールの送付先は、 Informatica Knowledge Baseチーム（[email protected]）です。 Informatica Multimedia Knowledge Base Informaticaのユーザとして、Informatica Multimedia Knowledge Base （http://mysupport.informatica.com）にアクセスできます。Multimedia Knowledge Baseは、一般的な概念の理解を助け、具体的な各タスクの実行をガイドする教育用のマル チメディアファイルの集まりです。 Multimedia Knowledge Baseに関する質問、コメン ト、ご意見の電子メールの送付先は、Informatica Knowledge Baseチーム （[email protected]）です。 Informaticaグローバルカスタマサポート 電話、またはオンラインサポートからカスタマサポートセンターに連絡できます。 オンラ インサポートのご利用には、ユーザ名とパスワードが必要です。 http://mysupport.informatica.comから、ユーザー名とパスワードが入手できます。 電話によるInformaticaグローバルカスタマサポートへの問い合わせ先は次のとおりです。 北米／南米 ヨーロッパ／中東／アフ リカ アジア／オーストラ リア フリーダイヤル フリーダイヤル フリーダイヤル フランス: 0805 804632 まえがき v 北米／南米 ヨーロッパ／中東／アフ リカ アジア／オーストラ リア ブラジル: 0800 891 0202 ドイツ: 0800 5891281 オーストラリア: 1 800 151 830 メキシコ: 001 888 209 8853 オランダ: 0800 2300001 北米: +1 877 463 2435 イタリア: 800 915 985 ポルトガル: 800 208 360 スペイン: 900 813 166 スイス: 0800 463 200 英国: 0800 023 4632 有料（標準料金） ベルギー: +31 30 6022 797 フランス: +33 1 4138 9226 ドイツ：+49 1805 702 702 オランダ：+31 306 022 797 英国: +44 1628 511445 vi 序文 ニュージーランド: 09 9 128 901 有料（標準料金） インド：+91 80 4112 5738 第 1 章 PowerExchange for Web Servicesについて この章では、以下の項目について説明します。 ¨ PowerExchange for Web Servicesについての概要, 1 ページ ¨ WSDLファイル, 2 ページ ¨ SOAPメッセージの圧縮のサポート, 4 ページ ¨ PowerCenterとWeb Servicesの統合, 5 ページ ¨ コードページの使用, 7 ページ ¨ セキュリティとWebサービス, 8 ページ PowerExchange for Web Servicesについて の概要 PowerExchange for Web Servicesは、Webサービスプロバイダとデータを交換するWebサー ビスコンシューマです。 PowerCenterと統合して、Webサービスのソースからデータを読み 取ったり、データをWebサービスのターゲットに書き込んだりします。 また、Webサービス を使用してセッション実行時にデータを変換できます。 例えば、PowerCenterを使用して、ローンリクエストデータをデータベースから読み取り、 そのデータの信用調査を行って、信用調査に合格したローンリクエストだけをターゲット に渡したいことがあります。社内には信用調査を実施する機能はないかもしれませんが、 外部のWebサービスを使用して、マッピング内でローンリクエストを処理できます。信用調 査の操作を実施するWebサービスを特定したときは、そのWebサービスをインポートして、 PowerCenterのマッピング内でWeb Servicesコンシューマトランスフォーメーションとし てそのWebサービスを使用できます。 PowerCenter Integration Serviceはセッション実 行時にWebサービスに接続できるため、PowerCenter Integration Serviceによってローン リクエストデータがターゲットに書き込まれる前に、Webサービスでローンリクエストデー タの信用調査を実施できます。 Webサービスは、イントラネットまたはインターネット経由でアクセスできるWebサービス 操作の集まりです。Webサービス操作はデータを返すプログラムです。Webサービスにアク 1 セスする場合、Webサービスに対して、操作の実行およびデータの返却を要求します。Web サービスには、数多くのWebサービス操作を含むことができます。例えば、株価情報を提供 するWebサービスは、一日の最高値を返すWebサービス操作、一日の最安値を返すWebサービ ス操作、および一日の終値を返すWebサービス操作で構成できます。 Webサービス操作には以下の入力メッセージと出力メッセージが含まれます。入力メッセー ジと出力メッセージはXML形式のメッセージです。これらのメッセージは、Webサービスの 要求を構成する方法を指定します。 Webサービスアクセスは、プロバイダおよびコンシューマによって行われます。Webサービ スプロバイダは、Webサービスをホストするサーバーを指します。Webサービスコンシュー マは、Webサービスを要求するクライアントを指します。PowerExchange for Web Services は、WebサービスコンシューマとしてWebサービスにアクセスします。 アクセスするWebサービスは、リモートまたはローカルに配置できます。別の組織の者が Webサービスを作成して公開したり、あるいは自分の組織の者がそのサービスを作成して公 開することができます。 注: PowerExchange for Web Servicesは、Webサービスコンシューマとしてのみ使用しま す。 PowerCenterワークフローをWebサービスとして公開して他のユーザーが利用できるよ うにする場合は、PowerCenter Web Services Providerを使用します。 Webサービスからのデータを読み込み、Webサービスへのデータの書き込み、またはWebサー ビスを使用したデータの変換を行う前に、Webサービス操作をインポートする必要がありま す。Webサービス操作は、Webサービス記述言語（WSDL）ファイルからインポートします。 WSDLファイルには、WebサービスおよびWebサービス操作が記述されています。 PowerExchange for Web Servicesは、WSDLファイルの情報を使用して、Webサービス操作 にアクセスします。 PowerExchange for Web Servicesでは、Simple Object Access Protocol（SOAP）を使用し て、Web Services Providerとの情報の交換およびWebサービスの要求を行います。 SOAP は、コンピュータ間で情報を交換するためのプロトコルです。SOAPは、異なるオペレーテ ィングシステム上のプログラムが相互に情報を渡すことができるように、XMLデータのエン コード方法を指定します。Webサービスホストには、WSDLファイルおよびWebサービスが含 まれます。 WSDLファイル WSDLファイルは、Webサービスを記述するXMLドキュメントです。WSDLファイルには、WSDL ファイルに記述されるWebサービスへのアクセスと使用に必要な情報が含まれています。こ のファイルには、WebサービスホストによってサポートされるWebサービスが記述されてい ます。 注: WSDLファイルは、別のドメインに、またはローカルサーバー上に配置できます。WSDL ファイルの場所を指定するには、URLまたはファイルパスを指定します。 PowerExchangeでのSOAPのエンコーディング WSDLファイルには、SOAP要求メッセージと応答メッセージのエンコード方法に関する情報 が含まれています。SOAPエンコーディングによりSOAPメッセージ本体の形式が決まりま 2 章 1: PowerExchange for Web Servicesについて す。Webサービス開発者は、さまざまなツールキットを使用してWebサービスを作成できま す。使用するツールキットによって、サポートされるSOAPメッセージのエンコーディング 方法が異なります。 PowerExchange for Web Servicesは、次のSOAPエンコーディングスタイルをサポートして います。 ¨ RPC/Encoded ¨ ドキュメント/リテラル PowerExchange for Web Servicesでは、RPC/Encodedまたはドキュメント/リテラルのエン コーディングスタイルをサポートするWebサービス操作のみがインポートされます。 インポートするWebサービス操作のSOAPエンコーディングスタイルは、Webサービスのソー ス定義、Webサービスのターゲット定義、またはWeb Servicesコンシューマトランスフォー メーションを編集するときに表示できます。 WSDLファイルのコンポーネント階層 WSDLファイルには、Webサービスへのアクセスおよび使用に必要な、インタフェース、デー タタイプ、バインド、およびアドレス情報を記述する数多くのコンポーネントが含まれま す。Webサービス操作をインポートするときに、PowerExchange for Web Servicesは、 ［WSDL（Web Servicesコンシューマ）からのインポート］ウィンドウに以下のWSDLファイ ルのコンポーネントを表示します。 ¨ サービス。 関連するポートのグループが格納されています。 各ポートはエンドポイン トを定義します。エンドポイントにより、リモートのシステムをこのサービスに接続す ることができます。WSDLファイルのサービスセクションは、各ポートのタイプ、バイン ディングおよびSOAPネットワークアドレスを定義します。サービスには1つ以上のポー トが含まれます。 ¨ ポート。 バインド間の接続と、Webサービスが要求して返す情報を定義します。 各ポ ートが1つのバインドを定義します。 ¨ バインディング。 各操作のプロトコルとデータ形式を定義します。 各バインドは、1 つ以上の操作の形式を定義します。 ¨ 操作。 注文番号の検索などのアクションを実行するプログラムを記述します。 PowerExchange for Web Servicesは要求/応答サービスと一方向サービスをサポートし ます。 Webサービス操作には以下の入力メッセージと出力メッセージが含まれます。 WSDLファイル内の入力および出力メッセージには、Webサービスのソース定義、Webサー ビスのターゲット定義、およびWeb Servicesコンシューマトランスフォーメーション内 のグループとカラムを決定するときにPowerExchange for Web Servicesによって使用 されるXMLデータが含まれます。 以下の図に、WSDLファイルのコンポーネントのリレーションを示します。 Webサービスには、数多くのポートを含むことができ、それにより数多くのWebサービス操 作を含むことができます。Webサービスプロバイダでは、異なるポートから同じ操作にアク セスするように設定できます。例えば、このプロバイダは、SOAPインタフェースとHTTP GETインタフェースで、操作をWSDLファイルへバインドすることができます。このために は、Webサービス操作を含む2つの異なるポートが必要です。 Webサービスの操作をインポートするときに、［WSDL（Web Servicesコンシューマ）からの インポート］ウィンドウでWSDLファイルのコンポーネント階層を確認して、目的の操作が WSDLファイル 3 どのポートに含まれるかを知ることができます。Webサービス操作をインポートして、Web サービスのソース定義、Webサービスのターゲット定義、およびWeb Servicesコンシューマ トランスフォーメーションを作成します。 ［WSDL（Web Services コンシューマ）からのインポート］ウィンドウ内の凡例は、サービ ス、ポート、バインディングおよび操作を示しています。インポートできるのは、Webサー ビス操作のみです。サービス、ポートおよびバインディングはインポートできません。 SOAPメッセージの圧縮のサポート PowerCenter Integration ServiceはSOAP要求/応答を圧縮して、ネットワークでのメッセ ージの送受信の速度と効率を向上させることができます。 SOAP要求/応答を圧縮するに は、PowerCenter Integration ServiceとWebサービスホストに圧縮と圧縮解除を実装する 必要があります。 SOAP要求/応答の圧縮を実装させるには、PowerCenter Integration Serviceではlibcurl ライブラリのzlib圧縮方式を使用します。 libcurlは圧縮方式deflateおよびgzipを使用し て、SOAP要求/応答をデコードします。また、libcurlは、SOAPメッセージのAcceptEncodingヘッダにzero-length文字列を設定することにより、サポートされているすべての 圧縮方式を要求します。PowerExchange for Web Servicesはgzipまたはdeflateを使用し て、SOAP要求/応答を処理します。 SOAP応答の圧縮 すべてのSOAPメッセージにAccept-EncodingヘッダとContent-Encodingヘッダが含まれま す。Accept-Encodingヘッダフィールドは、PowerCenter Integration Serviceがサポート するエンコーディング形式のカンマ区切りのリストから構成されます。 これらには、gzip およびdeflateが含まれます。Content-Encodingヘッダは、WebサービスホストがSOAP応答 の圧縮に使用する圧縮アルゴリズムを指定します。 SOAP要求を圧縮するために、PowerCenter Integration Serviceは文字列をSOAP要求の Accept-Encodingヘッダに追加します。 PowerCenter Integration ServiceがSOAP要求で 設定するAccept-Encodingヘッダに基づいて、WebサービスホストはSOAP応答を圧縮し、 Content-Encodingヘッダに圧縮アルゴリズムを指定します。 libcurlはSOAP要求の Content-Encodingヘッダを読み取り、一致する圧縮アルゴリズムを使用してSOAP応答をデ コードします。 SOAP要求の圧縮 リモートサーバーが解読する圧縮アルゴリズムを選択します。セッション属性 SOAP Request Compressionに圧縮アルゴリズムを指定します。 4 章 1: PowerExchange for Web Servicesについて PowerCenterとWeb Servicesの統合 PowerCenterとWebサービスとの統合のために、Webサービスのソース定義、Webサービスの ターゲット定義、およびWeb Servicesコンシューマトランスフォーメーションを作成でき ます。 Webサービスのソース定義とターゲット定義によって、Webサービスのソースとター ゲットのメタデータが提供されます。Webサービスアプリケーション接続によって、 PowerCenter Integration Serviceで、Webサービスのソースおよびターゲットからデータ を読み取ることができます。 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションによっ て、PowerCenter Integration Serviceで、Webサービスを使用してデータを変換できま す。 Designerを使用して、Webサービスのソース定義、Webサービスのターゲット定義、および Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションを作成します。Webサービスのソース 定義、Webサービスのターゲット定義、およびWeb Servicesコンシューマトランスフォーメ ーションを作成するために、Designerでは、WSDLファイルからメタデータがインポートさ れます。WSDLファイルには、WebサービスおよびWebサービス操作が記述されています。 Webサービスを使用して、Webサービスデータの読み取りや書き込み、またはデータの変換 を行うためにワークフローを実行する場合、PowerCenter Integration Serviceは、マッ ピングに定義されたWebサービスをホストするサーバーに接続します。 DesignerとWeb Servicesとの統合 Designerを使用して、Webサービスのソース、ターゲット、またはトランスフォーメーショ ンを記述するメタデータをインポートします。メタデータは、WSDLファイルからWebサービ ス操作をインポートすることによってインポートされます。Designerでは、元のWSDLファ イルまたは元のサーバーとは別のサーバーに存在するWSDLファイルのコピーからWebサービ ス操作をインポートできます。 Designerでは、インポートする各Webサービス操作ごとに ソース定義、ターゲット定義、またはトランスフォーメーションが作成されます。 Webサービス操作には以下の入力メッセージと出力メッセージが含まれます。Designerで は、入力メッセージと出力メッセージを使用して、Webサービスのソース定義、Webサービ スのターゲット定義、およびWeb Servicesコンシューマトランスフォーメーション内のグ ループとカラムが決定されます。 入力メッセージと出力メッセージ 入力メッセージと出力メッセージには、Webサービスの構造体に関する情報が含まれます。 Webサービスのソース定義では、PowerCenterは出力メッセージのみを必要とします。 Web サービスのソースでは、入力値が必要な場合があります。Webサービスのソースでは、入力 メッセージはオプションです。Webサービスのターゲット定義では、PowerCenterは入力メ ッセージのみを必要とします。 PowerCenterは、Web Servicesコンシューマトランスフォ ーメーションについては入力メッセージと出力メッセージの両方を必要とします。Webサー ビス操作に必要な入力メッセージまたは出力メッセージが不足している場合、Designerで その操作はインポートできません。 PowerCenterとWeb Servicesの統合 5 以下の表に、PowerCenterでの入出力メッセージに対する要件を示します。 オブジェクト メッセージ要件 Webサービスのソース定義 出力 入力（オプション） Webサービスのターゲット定義 Input Web Service コンシューマトランスフォーメー ション 入力と出力 PowerCenter Integration ServiceとWeb Servicesとの 統合 PowerExchange for Web Servicesでセッションを実行するときに、PowerCenter Integration ServiceはWebサービスプロバイダアプリケーションサーバーまたはWebサー バーと通信します。 これは、PowerCenterセッションで使用するWebサービスをホストする サーバーです。 アプリケーションまたはWebサーバーにはWebサービスホストが組み込まれ ています。Webサービスホストには、WSDLファイルとそのWSDLファイルに記述されたWebサ ービスが含まれています。 PowerCenter Integration ServiceがWebサービスホストと通信するには、エンドポイント URLが必要です。 PowerCenter Integration Serviceは、Web Serviceアプリケーション接 続で定義されているエンドポイントURLか、または場所属性としてWSDLファイルに含まれる エンドポイントURLを使用します。 Webサービスアプリケーション接続は、Workflow Managerで設定できます。また、Webサービスのソース、ターゲット、トランスフォーメー ションを設定して、動的なエンドポイントURLを使用することもできます。 SOAPメッセージ Webサービスのソースからのデータの読み取り、Webサービスのターゲットへのデータの書 き込み、またはWeb Servicesコンシューマトランスフォーメーションによるデータの変換 を行うときに、PowerCenter Integration ServiceからWebサービスホストに対して、SOAP 要求が送信されます。 PowerCenter Integration ServiceはSOAP要求を送出するときに、 Ｗebサービスに指定した操作を実行するように要求します。 そのWebサービス操作から、 SOAP応答としてデータがPowerCenter Integration Serviceに返されます。 注: PowerExchange for Web Servicesは、Webサービスの要求にSOAPプロトコルのみをサ ポートしています。 PowerCenter Integration ServiceはHTTPでSOAP要求をWebサービスホストへ送ります。 PowerExchange for Web Servicesは、SOAP要求と応答のドキュメントトランスポートに HTTPおよびHTTPSのみをサポートしています。 PowerExchange for Web Servicesを使用してWebサービスデータの読み取り、書き込み、 または変換を行うときに、PowerCenter Integration ServiceはWebサービスアプリケーシ ョン接続で定義されたエンドポイントURL、またはWSDLファイルに含まれるエンドポイント URLを使用して、Webサービスホストに接続します。 PowerCenter Integration Serviceは Webサービスホストへ接続すると、マッピングに指定されているメタデータを使用してSOAP 要求を生成して送出します。 SOAP要求には、Webサービスを実行するために必要な情報が 6 章 1: PowerExchange for Web Servicesについて 含まれます。この要求には、Webサービスで操作を実行するために必要なすべての入力デー タが含まれます。 Webサービスのソースからのデータの読み取り Webサービスによって操作が実行された後、Webサービスホストは、その操作の結果得られ るデータが含まれるSOAP応答を送信します。PowerCenter Integration ServiceはSOAP応 答を読み取り、そのデータをパイプラインで渡します。 Webサービスのターゲットへのデータの書き込み PowerCenter Integration Serviceでは、Webサービスホストへの接続、およびWebサービ スの実行に成功すると、Webサービスターゲットにデータが書き込まれます。 PowerCenter Integration Serviceは、Webサービスホストが送出するSOAP応答を無視します。 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションを使用し たデータの変換 Webサービスによって操作が実行された後、Webサービスホストは、その操作の結果得られ るデータが含まれるSOAP応答を送信します。PowerCenter Integration ServiceはSOAP応 答を受け取り、そのデータをターゲットへ渡します。 コードページの使用 WSDLファイルには、Webサービスで使用されるコードページを表すXMLエンコーディング宣 言が含まれます。XMLのコードページで最も普及しているのはUTF-16LEとUTF-16です。 す べてのXMLパーサーはこれらの2つのコードページをサポートします。XMLでの文字エンコー ディングの仕様の詳細については、W3CのWebサイト（http://www.w3c.org）を参照してく ださい。 PowerCenterでは、リレーショナルデータベースおよび他のフラットファイルでサポートさ れているのと同じコードページが、Webサービスでもサポートされています。 Informatica およびXML仕様の両方によってサポートされているコードページはすべて使用できます。 Informaticaはユーザー定義コードページをサポートしません。 PowerCenterでは、Webサービスのソース定義、Webサービスのターゲット定義、およびWeb Servicesコンシューマトランスフォーメーションにおいて、WSDLファイルに宣言されてい るコードページが使用されます。 宣言されたコードページがInformaticaでサポートされ ていなければ、Designerはエラーを返します。 コードページの使用 7 セキュリティとWebサービス WebサービスコンシューマまたはWebサービスプロバイダがデータをネットワークで送信ま たは受信するとき、そのデータはセキュリティ上の危険にさらされます。Webサービスのコ ンシューマとプロバイダの双方が以下のセキュリティ上の問題を共有しています。 ¨ 認証。 Webサービスのプロバイダとコンシューマは、データを送信する前に、各ユーザ ーの身元を確認する必要があります。また、データを送信する前にそのデータの出所の 確認も必要になります。 ¨ 機密保持。 Webサービスのプロバイダとコンシューマは第三者によるデータの傍受と解 読を防止する必要があります。 ¨ データの整合性。Webサービスのプロバイダとコンシューマは、データの紛失、変更ま たは損傷がその伝送中に発生しないようにする必要があります。 次のプライマリタイプのセキュリティは、これらの問題に対処するために利用可能です。 ¨ メッセージレイヤセキュリティ。 Webサービスメッセージに埋め込まれるセキュリテ ィ。メッセージレイヤセキュリティには、SOAPメッセージを保護するための暗号化を含 めることができます。また、認証と機密保持のための証明書とセキュリティトークンも 含むことができます。 ¨ トランスポートレイヤセキュリティ。 Secure Sockets Layer（SSL）を使用してTCP/IP のトランスポートレイヤ（TCPレイヤ）の上に実装されるセキュリティ。トランスポー トレイヤセキュリティでは、Webサービスはセキュアなメッセージ転送のためのアドレ スとしてHTTPS（Hypertext Transfer Protocol over SSL）を使用します。 PowerExchange for Web Servicesは、PowerCenter Integration Serviceを認証するため に、Webサービスプロバイダに認証情報を含むWSSEセキュリティヘッダを追加してメッセー ジレイヤセキュリティを提供します。 PowerExchange for Web Servicesは、以下の状況でトランスポートレイヤセキュリティを 提供します。 ¨ トランスポートレイヤセキュリティを使用するWebサーバーからWSDLファイルをインポ ートするとき。 ¨ PowerCenter Integration ServiceがWebサービス要求をWebサーバーに送信し、サーバ ーからの応答を受信するとき。 SSL認証コンポーネント PowerExchange for Web Servicesでは、PKI（Public Key Infrastructure: 公開キー基 盤）を使用して認証を行います。PKIには以下のコンポーネントが含まれます。 ¨ 認証証明書。 認証機関が提供するデジタル証明書で、インターネット通信を行うユー ザーを確認および認証します。 認証機関は、デジタル証明書を発行する、信頼できる 独立した第三者機関です。デジタル証明書は、セキュリティのために使用される、SOAP メッセージなどの電子メッセージへの添付ファイルです。デジタル証明書は、メッセー ジの暗号化と認証情報の送信に公開鍵を使用します。 メッセージの受信者も公開鍵を 使用して、送信者の確認と認証およびメッセージの表示を行います。受信者はこれらの 鍵を使用して暗号化した返事を送信します。 8 章 1: PowerExchange for Web Servicesについて ¨ トラストストア。 PowerCenter Integration ServiceでWebサービスプロバイダからの 要求の認証に使用される認証証明書を含むファイル。 トラストストアには、複数の認 証証明書を保管することができます。デフォルトでは、PowerExchange for Web Servicesのトラストサーティフィケーションファイルの名前はca-bundle.crtです。 ト ラストサーティフィケーションファイル(ca-bundle.crt)には、 VeriSig.などの信頼関 係のある主要な認証機関が発行する証明書が含まれます。証明書をca-bundle.crtファ イルに追加できます。 ¨ クライアントストア。 PowerCenter Integration Serviceが認証のためにWebサービス プロバイダへ送信する認証証明書を含むファイル。 クライアントストアには、複数の 認証証明書を保管することができます。Webサービスプロバイダは、証明書に含まれて いる公開キーを使用して、暗号化した応答をPowerCenter Integration Serviceへ送り ます。 次に、PowerCenter Integration Serviceは秘密キーを使用して、その応答を 復号化してWebサービスに応答します。 このプロセスはSSLハンドシェークと呼ばれ、 このプロセスによりWebサービスプロバイダはPowerCenter Integration Serviceとの 通信を認証できます。 認証が必要なWebサービスプロバイダとのセッション中に、PowerCenter Integration ServiceとWebサービスプロバイダはそのいずれかがデータを送信するには、認証証明書を 使用して相互認証を行う必要があります。 WebサービスプロバイダがPowerCenter Integration Serviceに認証証明書を送信すると、PowerCenter Integration Serviceは、 その証明書がトラストストアに存在することを確認することによって、Webサービスプロバ イダを認証します。 PowerCenter Integration ServiceはWebサービスプロバイダを認証 すると、クライアントストアから認証証明書を送信します。 SSL認証のタイプ PowerCenter Integration ServiceはWebサービスクライアントです。 Webサービスセッシ ョン中に、PowerCenter Integration ServiceはWebサービスプロバイダに接続します。 Webサービスプロバイダは次のタイプのSSL認証を使用してPowerCenter Integration Serviceを認証します。 ¨ サーバーを認証するクライアント。 PowerCenter Integration Serviceは、Webサービ スセッション中にWebサービスプロバイダと接続すると、SSLセッションを確立してWeb サービスプロバイダを認証します。 Webサービスプロバイダは認証証明書を PowerCenter Integration Serviceへ送信します。 PowerCenter Integration Service は、認証証明書がトラストサーティフィケーションファイルに存在することを確認しま す。 この認証タイプについては、トラストサーティフィケーションファイルの設定を 行います。 ¨ クライアントを認証するサーバー。 PowerCenter Integration Serviceは、Webサービ スセッション中にWebサービスプロバイダと接続すると、WebサービスプロバイダはSSL セッションを確立してPowerCenter Integration Serviceを認証します。 Webサービス プロバイダの要求時に、PowerCenter Integration Serviceは公開キーが入っているク ライアントサーティフィケーションファイルを送信します。 Webサービスプロバイダは 認証用の公開キーを使用して、PowerCenter Integration Serviceが信頼できることを 確認します。 この認証タイプについては、クライアントサーティフィケーションファ イルとこれに対応する秘密キーファイルを設定します。 セキュリティとWebサービス 9 ¨ 相互認証。 相互認証でSSLセッションを確立すると、PowerCenter Integration ServiceとWebサービスプロバイダとの間で証明書が交換されて、互いに信頼可能である ことが確認されます。 相互認証の場合は、クライアントサーティフィケーションファ イル、クライアント証明書およびそれに対応する秘密キーファイルを設定します。 トランスポートレイヤセキュリティ Webサービスプロバイダは、HTTPSを使用してトランスポートレイヤセキュリティを設定し ます。HTTPSはSSLを使用して、以下のセキュリティ機能を提供します。 ¨ WebサーバーとWebブラウザがユーザーを認証して、データを送信できるようにします。 ¨ Webサーバーがセキュアな接続を使用して通信ができるようにします。 ¨ データの暗号化を提供して、第三者による送信中のデータの傍受から守ります。 Webサーバー上のWSDLファイルからWebサービス定義およびWeb Servicesコンシューマトラ ンスフォーメーションをインポートする場合、WebサーバーのURLがHTTPSで始まっている と、WebサービスプロバイダではSSLが使用されます。同様に、Web Serviceアプリケーショ ン接続で設定されたエンドポイントURLか、またはWSDLファイルに入っているエンドポイン トURLがHTTPSで始まるときは、WebサービスプロバイダはSSLを使用します。SSLを使用して WebサービスプロバイダからインポートされるWebサービス定義またはWeb Servicesコンシ ューマトランスフォーメーションでのセッション中に、PowerCenter Integration Service はトランスポートレイヤセキュリティを使用してデータの読み取りと書き込みを行いま す。 注: WSDLファイルをインポートするとき、または認証を必要とするWebサービスプロバイ ダへWebサービス要求を送信するとき、ユーザー名とパスワードの入力が必要です。Webサ ーバーのWeb Serviceアプリケーション接続を、ユーザー名とパスワードを使って設定でき ます。 Web Servicesでの認証 Webサービス定義またはWeb Servicesコンシューマトランスフォーメーションをインポート するときに、外部WebサービスプロバイダはDesignerを認証します。 外部Webサービスプロ バイダに接続してデータの読み取りまたは書き込みを行う場合、外部Webサービスプロバイ ダはPowerCenter Integration Serviceを認証します。 Webサービスプロバイダは次のタイプの認証を使用します。 ¨ 基本認証。 Webサービスプロバイダのドメインに対するユーザー名およびパスワードの 入力が要求されます。 PowerCenter Integration Serviceは、認証のためにユーザー 名とパスワードをWebサービスプロバイダに送ります。 ¨ ダイジェスト認証。 Webサービスプロバイダのドメインに対するユーザー名およびパス ワードの入力が要求されます。 PowerCenter Integration Serviceは、ユーザー名と パスワードから暗号化されたメッセージダイジェストを生成し、それをWebサービスプ ロバイダに送ります。 Webサービスホストでは、ユーザー名とパスワードの一時的な値 を生成し、それをドメインコントローラのアクティブディレクトリに格納します。その 値とメッセージダイジェストが比較されます。これらが一致する場合、Webサービスプ ロバイダはユーザーを認証します。 10 章 1: PowerExchange for Web Servicesについて ¨ NTLM認証。 ドメイン名、サーバー名、またはデフォルトユーザー名、およびパスワー ドの入力が要求されます。 Webサービスプロバイダは、接続先のドメインに基づいてユ ーザーを認証します。Windows Domain Controllerからユーザー名とパスワードが取得 され、ユーザーが入力したユーザー名とパスワードと比較されます。これらが一致する 場合、Webサービスプロバイダはユーザーを認証します。NTLM認証では、暗号化された パスワードがドメインコントローラのアクティブディレクトリに保存されることはあり ません。 PowerCenter Integration ServiceはHTTPで認証要求をWebサービスホストへ送ります。 Webサービスホストは、サポートする認証タイプを示すヘッダとともに、ステータスコード 401を含む応答を送信します。 PowerCenter Integration Serviceは、ログインクレデン シャルをWebサービスホストに送ります。 HTTP呼び出しを行うためには、PowerCenter Integration Serviceはcurlライブラリを使用して認証を行います。 WSSEセキュリティ PowerCenter Integration Serviceは、WebサービスプロバイダにSOAP要求を送出するとき にはWSSEセキュリティヘッダも含めることができます。 WSSEセキュリティヘッダには認証 情報が含まれ、WebサービスプロバイダがPowerCenter Integration Serviceを認証できる ようにします。 WSSEセキュリティヘッダは、基本認証、ダイジェスト認証、およびNTLM認 証のタイプでも使用できます。 Web ServicesコンシューマトランスフォーメーションまたはWebサービスターゲット定義を インポートする場合は、WSSEセキュリティタイプを選択できます。 Designerは、選択した セキュリティタイプに基づいて、WSSEセキュリティヘッダ情報をターゲット定義またはト ランスフォーメーションに追加します。 WebサービスソースにWSSEセキュリティヘッダを 使用するには、SOAP要求にヘッダを手動で追加する必要があります。 以下のサンプルコードはSOAP要求のWSSEセキュリティヘッダを示します。 <S11:Envelope xmlns:S11="..." xmlns:wsse="..."> <S11:Header> <wsse:Security> <wsse:UsernameToken> <wsse:Username>admin</wsse:Username> <wsse:Password>admin123</wsse:Password> </wsse:UsernameToken> </wsse:Security> </S11:Header> </S11:Envelope> クッキー認証 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションを設定してクッキー認証を使用でき るようになります。この認証タイプの場合、Webサービスプロバイダはクッキーと呼ばれる 情報パケットをPowerCenter Integration Serviceへ送信します。 PowerCenter Integration Serviceは、Webサービスプロバイダにアクセスするたびに、クッキーを返し ます。 クッキー認証の設定には、Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションの クッキーポートを使用します。 セキュリティとWebサービス 11 第 2 章 PowerExchange for Web Servicesの設定 この章では、以下の項目について説明します。 ¨ PowerExchange for Web Servicesの設定の概要, 12 ページ ¨ 手順1.PowerCenter Integration ServiceのHTTPプロキシオプションの設定, 13 ペー ジ ¨ 手順2。 SSL認証用の証明書の設定, 13 ページ PowerExchange for Web Servicesの設定の概 要 PowerExchange for Web Servicesを使用するには、PowerCenter Integration Service、 PowerCenterクライアント、およびPowerCenterリポジトリサービスでインストールと設定 を行う必要があります。 PowerExchange for Web Servicesを設定するには、以下の手順を実行します。 1. HTTPプロキシオプションの設定（オプション）。 PowerCenter Integration Service に対してHTTPプロキシオプションを設定します。 2. 証明書の設定（オプション）。 SSL認証用の証明書を設定します。 PowerExchange for Web Servicesを設定する前に、PowerCenterをインストールするかア ップグレードしてください。 12 手順1.PowerCenter Integration Serviceの HTTPプロキシオプションの設定 必要に応じて、PowerCenter Integration ServiceのHTTPプロキシサーバーにプロパティ を設定することができます。 HTTPプロキシオプションを設定するときには、Informatica Administratorで以下のプロパティを設定します。 ¨ HttpProxyServer ¨ HttpProxyPort ¨ HttpProxyUser ¨ HttpProxyPassword ¨ HttpProxyDomain 手順2。 SSL認証用の証明書の設定 SSL認証を使用するようにWeb Servicesアプリケーション接続を設定する前に、証明書ファ イルの設定が必要な場合があります。 PowerCenter Integration ServiceがWebサービス プロバイダを認証している場合、トラストサーティフィケーションファイルの設定を行い ます。 WebサービスのプロバイダがPowerCenter Integration Serviceを認証している場 合、クライアント証明書ファイルと、これに対応するプライベートキーファイル、パスワ ードおよびファイルタイプを設定します。クライアント証明書ファイルとプライベートキ ーファイルは、OpenSSLコマンドで生成できます。 トラストサーティフィケーションファイル(ca-bundle.crt)には、信頼関係のある主要な認 証機関からの証明書ファイルが含まれています。証明書バンドルに、Webサービスプロバイ ダが使用する認証機関からの証明書が含まれていない場合、Webサービスプロバイダの証明 書をPEMフォーマットに変換し、これをca-bundle.crtファイルに追加します。 クライアントサーティフィケーションファイルのプライベートキーは、PEMフォーマットで あることが必要です。 クライアント証明書ファイルとプライベートキーファ イルの生成 WebサービスプロバイダでPowerCenter Integration Serviceの認証が行われる場合、クラ イアント証明書ファイルとプライベートキーファイルを設定する必要があります。クライ アント証明書ファイルとプライベートキーファイルを生成し、それらのファイルを使用し てWeb Serviceコンシューマアプリケーション接続を設定できます。 クライアント証明書ファイルとプライベートキーファイルは、1つのファイルとして生成す ることも別々のファイルとして生成することもできます。 手順1.PowerCenter Integration ServiceのHTTPプロキシオプションの設定 13 1つの証明書ファイルの生成 クライアント証明書ファイルとプライベートキーファイルを1つのファイルとして生成する には、次のコマンドを使用します。 openssl pkcs12 -in <certificate authority file>.p12 -out test1.pem -clcerts 1つの証明書ファイルがPEMフォーマットで生成されます。Web Serviceコンシューマアプリ ケーション接続で、1つの証明書ファイルを使用して、クライアント証明書ファイルとプラ イベートキーファイルの両方を設定できます。OpenSSLコマンドの実行後に指定するパスワ ードを使用して、Web Serviceコンシューマアプリケーション接続を設定します。 別々のファイルでのキーの生成 ¨ クライアント証明書ファイルを生成するには、次のコマンドを使用します。 openssl pkcs12 -in <certificate authority file>.p12 -nokeys -out clientcert.pem ¨ プライベートキーファイルを生成するには、次のコマンドを使用します。 openssl pkcs12 -in <certificate authority file>.p12 -nocerts -out pk.pem 証明書ファイルがPEMフォーマットで生成されます。Web Serviceコンシューマアプリケー ション接続で、クライアント証明書ファイルとプライベートキーファイルを完全修飾パス で指定します。OpenSSLコマンドの実行後に指定するパスワードを使用して、Web Service コンシューマアプリケーション接続を設定します。 Web Serviceコンシューマアプリケーション接続の設定 クライアント証明書ファイル、対応するプライベートキーファイル、およびパスワードを 使用して、SSL認証を使用するようにWebサービスのアプリケーション接続を設定します。 Webサービスのアプリケーション接続には、Workflow Managerのアプリケーション型接続か らアクセスできます。 証明書ファイルの他の形式からの変換 証明書ファイルには、以下の形式があります。 ¨ DER。「.cer」または「.der」拡張子のファイルです。 ¨ PEM。「.pem」拡張子のファイルです。 ¨ PKCS12。「.pfx」または「.P12」拡張子のファイルです。 証明書をca-bundle.crtファイルに追加する場合、証明書ファイルでは、PEMフォーマット を使用することが必要です。OpenSSLユーティリティを使用すると、フォーマット間で証明 書を変換できます。OpenSSLの入手先は、http://www.openssl.orgです。 例えば、「server.der」という名前のDERファイルをPEMフォーマットに変換する場合、次 のコマンドを使用します。 openssl x509 -in server.der -inform DER -out server.pem -outform PEM 「server.pfx」という名前のPKCS12ファイルをPEMフォーマットに変換する場合、次のコマ ンドを使用します。 openssl pkcs12 -in server.pfx -out server.pem 14 章 2: PowerExchange for Web Servicesの設定 「key.der」という名前のプライベートキーをDERフォーマットからPEMフォーマットに変換 する場合、次のコマンドを使用します。 openssl rsa -in key.der -inform DER -outform PEM -out keyout.pem 証明書ファイルをPEM形式に変換してから、そのファイルをトラストサーティフィケーショ ンファイルに追加できます。また、PowerExchange for Web ServicesでPEM形式のプライ ベートキーファイルを使用できます。 トラストサーティフィケーションファイルへの証明書 の追加 Webサービスのプロバイダがca-bundle.crtファイルに含まれていない証明書を使用する場 合、その証明書をca-bundle.crtファイルに追加できます。 トラストサーティフィケーションファイルに証明書を追加するには、 1. Internet Explorerを使用して証明書の場所を特定し、コピーを作成します。 ¨ HTTPSを使用してWebサービスプロバイダにアクセスします。 ¨ Internet Explorerのステータスバーにあるパドロックアイコンをダブルクリック します。 ¨ ［プロパティ］ダイアログボックスの［詳細］タブをクリックします。 ¨ ［機関情報アクセス］フィールドを選択します。 ¨ ［ファイルにコピー］をクリックします。 ¨ ［証明書のエクスポート］ウィザードを使用して、証明書をDERフォーマットでコ ピーします。 2. 証明書をDERフォーマットからPEMフォーマットに変換します。 3. PEM証明書ファイルを証明書バンドルのca-bundle.crtに追加します。 ca-bundle.crtファイルへの証明書の追加の詳細については、 http://curl.haxx.se/docs/sslcerts.htmlにあるCurlマニュアルを参照してくださ い。 手順2。 SSL認証用の証明書の設定 15 第 3 章 Webサービスのソースとター ゲット この章では、以下の項目について説明します。 ¨ Webサービスのソースおよびターゲットの概要, 16 ページ ¨ XMLビューおよびグループ, 20 ページ ¨ Webサービスのソース定義またはターゲット定義のインポート, 23 ページ ¨ Webサービスのソース定義またはターゲット定義の作成, 25 ページ ¨ Webサービスのソース定義またはターゲット定義の編集, 26 ページ ¨ WSDLワークスペースでの定義の編集, 28 ページ Webサービスのソースおよびターゲットの概 要 Webサービスのソース定義とターゲット定義は、Webサービスの操作のためのメタデータを 表します。Webサービスの操作には、XML形式の入力メッセージまたは出力メッセージが含 まれます。入力メッセージおよび出力メッセージは、Webサービスの操作が、実行されるサ ービスと交換するデータを表します。 Webサービスのソース定義またはターゲット定義をインポートする場合は、Webサービス記 述言語（WSDL）ファイルからWebサービスの操作をインポートします。 Webサービスのソース定義とターゲット定義には、1つ以上のグループおよび1つ以上のカラ ムが含まれます。ソース定義またはターゲット定義の構造は、WSDLファイルからインポー トされる操作の入力メッセージまたは出力メッセージによって異なります。Designerは、 プライマリキーと外部キーを生成してグループ間のリレーションを示します。 16 以下の表に、複数のグループを含むWebサービスのソース定義のグループ、カラム名、およ びキーを示します。1つのグループを含む同じソース定義を示します。 ウィザードの手順2は、ソースが１つのグループを持つか複数のグループを持つかを決定し ます。 デフォルトの選択肢は［エンティティ］で、これにより、ソースは複数のグループ になります。 ［正規化された階層関係］の場合は、1つのグループになります。 - それら のいずれかを選択した後で、［完了］をクリックします。 Designerは、インポートするWebサービスの操作と同じ名前のWebサービスのソース定義ま たはターゲット定義を作成します。Webサービスのソース定義またはターゲット定義をイン ポートすると、その定義はDesignerによって［Sources］ノードまたは［Targets］ノード に配置されます。Designerは、Webサービスのソース定義をWebServices_Consumerデータ ベース定義ノードに配置します。 次のいずれかの方法で、Webサービス定義を作成します。 ¨ 任意のURLに存在するリモートのWSDLファイルからWebサービスの操作をインポートす る。 ¨ ローカルのWSDLファイルからWebサービスの操作をインポートする。 Webサービスのソースまたはターゲットを作成した後で、定義をDesignerワークスペースま たはWSDLワークスペースで編集できます。 Webサービスのソース定義またはターゲット定 義をWSDLからインポートする場合、DesignerワークスペースでWebサービスのソース定義ま たはターゲット定義を表示し、限定された数のプロパティを編集できます。 Webサービス のソース定義またはターゲット定義をWSDLワークスペースで編集できます。 空のソース定 義またはターゲット定義を作成する場合、ビューとポートをWSDLワークスペースで定義で きます。 サポートされているWebサービスの操作 Webサービスのソース定義またはターゲット定義のためにインポートするWebサービス操作 は、適切なエンコーディング、Webサービス操作タイプおよび入力メッセージまたは出力メ ッセージを必要とします。 次の特性を持つWebサービス操作をすべてインポートできま す。 ¨ Webサービスのソース定義またはWebサービスのターゲット定義に対して、要求応答タイ プを指定します。PowerExchange for Web Servicesは、Webサービスのターゲットにつ いてのみ一方向タイプもサポートします。 Webサービスのソースおよびターゲットの概要 17 ¨ RPC/Encodedまたはドキュメント/リテラルSOAPエンコードのいずれかのスタイルを含 む。 ¨ WSDLファイルはHTTPまたはHTTPSトランスポートプロトコルを指定する。 インポートするWebサービスの操作が、サポートされているこれらの項目と異なる場合、そ の操作をインポートできません。 WebサービスターゲットのWSSEセキュリティ Webサービスのターゲット定義を作成するときに、WSSEセキュリティタイプを選択できま す。 以下の表に、使用可能なWSSEセキュリティタイプを示します。 WSSEセキュリテ ィタイプ 説明 なし PowerCenter Integration Serviceは、生成したSOAPリクエ ストにWSSEセキュリティヘッダを追加しません。 デフォル トは［なし］です。 PasswordText PowerCenter Integration Serviceは、生成したSOAPリクエ ストにWSSEセキュリティ認証用のセキュリティヘッダを追加 します。 パスワードはクリアテキスト形式で保存されま す。 base64エンコードハッシュパスワードも指定できま す。 PasswordDigest PowerCenter Integration Serviceは、WSSEセキュリティ認 証用のセキュリティヘッダを追加します。 パスワードはダ イジェスト形式で保存され、ネットワーク上の再生攻撃に対 する有効な保護を提供します。 また、PowerCenter Integration Serviceは生成したSOAPリクエストにNONCE （その特定のユーザー名トークンに対して1度のみ有効なラ ンダムに生成された値）およびCREATED（UTCタイムゾーン 形式のユーザー名トークンのタイムスタンプ）も追加しま す。 WSSEセキュリティタイプを選択する場合、Designerはwsse_Usernameおよびwsse_Password フィールドをWebサービスのターゲット定義に追加します。 ユーザー名およびパスワード の値はアップストリームトランスフォーメーションから渡すことができます。 PowerCenter Integration ServiceがWebサービスに接続するためにSOAPリクエストを作成 するときに、PowerCenter Integration ServiceはWSSEセキュリティヘッダを追加しま す。 WSSEセキュリティヘッダにはwsse_Usernameおよびwsse_Passwordフィールドの認証 情報が含まれます。 ユーザー名およびパスワードの形式は、選択したセキュリティタイプ に基づきます。 18 章 3: Webサービスのソースとターゲット ソース定義とターゲット定義のクッキーカラムとURLカ ラム WSDLファイルをインポートしてWebサービスのソース定義またはターゲット定義を作成する ときに、次のカラムのいずれかまたは両方を作成できます。 ¨ クッキーカラム。 クッキーを受け取ってそれを次のPowerCenter Integration Service 呼び出しへ渡すことを可能にするクッキーカラムを作成します。 PowerCenter Integration Serviceはクッキーを使用して、Webサービスのソースおよびターゲット内 の次以降の呼び出しを認証します。 リモートのWebサーバーがユーザーセッションをク ッキーに基づいて実装するときは、クッキーカラムを作成してください。 ¨ URLカラム。 認証されたURLカラムに関する情報を受け取り、それを次以降の PowerCenter Integration Service呼び出しへ渡すことを可能にするURLカラムを作成 します。 PowerCenter Integration Serviceはその情報を使用して、ほかのWebサービ スのソースとターゲットで次以降の呼び出しを認証します。 静的なエンドポイントURL の代わりに動的に生成したエンドポイントURLをPowerExchange for Web Servicesへ渡 すときは、URLカラムを作成してください。 このカラムの値は、ソース定義プロパティ やターゲット定義プロパティに指定されるエンドポイントURLを上書きします。 Webサービスの定義作成のルールおよびガイドライン Webサービスのソース定義とターゲット定義をインポートまたは作成するとき、次の規則お よびガイドラインに従ってください。 ¨ 複雑なリレーションの要素に対してはWSDLを使用する。 複雑な要素のリレーションを 持つWebサービスのソース定義またはターゲット定義を作成するには、まず、WSDLを作 成して要素の階層を定義し、次にWSDLからソース定義またはターゲット定義もインポー トします。複数回出現する要素を含む、あるいは複合タイプの要素を含むWebサービス のソース定義またはターゲット定義を作成するには、WSDLを使用します。 ¨ グローバル要素を持つWSDLを使用する。 グローバル要素を持たないWSDLから定義をイ ンポートした場合、DesignerはWebサービス定義でルートビューを作成できません。 グ ローバル要素が存在しないことを示すメッセージがDesignerに表示されます。 ¨ フォルトビューを持つターゲットを作成するには、WSDLを使用する。 ターゲット定義 に特定のデータエラーについてのフォルトビューを持たせたい場合、WSDLを使用して Webサービスのターゲット定義を作成します。 ¨ WSDLでは、入力メッセージと出力メッセージは同じエンコードスタイルを使用する必要 がある。 Webサービスのソース定義またはターゲット定義をWSDLからインポートする場 合、入力メッセージと出力メッセージのエンコードスタイルは同じである必要がありま す。 入力メッセージのスタイルがRPC/SOAP Encodedの場合、出力メッセージもRPC/ SOAP Encodedスタイルを使用する必要があります。入力メッセージがDocument/Literal スタイルを使用する場合、出力メッセージもDocument/Literalスタイルを使用する必要 があります。 Webサービスのソースおよびターゲットの概要 19 XMLビューおよびグループ Webサービスのソース定義とターゲット定義はXMLビューへと体系化されます。XMLビュー は、入力メッセージと出力メッセージを定義する要素と属性を表わすカラムのグループで す。 Webサービスのソース定義およびターゲット定義をWSDLからインポートするか、またはその ソース定義およびターゲット定義をカラムから作成するとき、Designerは、入力または出 力メッセージ内の要素間のリレーションのタイプとこれらの要素の定義に基づいてビュー を生成します。 Webサービスのソース定義とターゲット定義には次に示すビューが含まれます。 ¨ エンベロープ。 入力メッセージまたは出力メッセージのプライマリキーとポートを含 むメインビュー。 単純なWSDLまたは単純なカラムのリストの場合、通常、Designerは エンベロープビューだけを生成します。 Designerは、正規化された階層関係またはエンティティ関係を持つ要素を含む、Webサ ービスのソース定義とターゲット定義について、エンベロープビューを生成します。 ¨ 要素。 入力メッセージまたは出力メッセージに複数出現要素が含まれる場合に生成さ れるビュー。 Designerは、入力または出力メッセージに複数回出現する各要素につい て、要素ビューを生成します。要素ビューとエンベロープビューのリレーションはn対1 です。 Designerは、正規化された階層関係またはエンティティ関係を持つ要素を含む、Webサ ービスのソース定義とターゲット定義について、要素ビューを生成します。 ¨ タイプ。 入力メッセージまたは出力メッセージに複合タイプの定義が含まれる場合に 生成されるビュー。Designerは、入力または出力メッセージの複合タイプの各要素につ いて、タイプビューを生成します。タイプビューとエンベロープビューのリレーション はn対1です。 Designerは、エンティティ関係を持つ要素を含むWebサービスのソース定義とターゲッ ト定義について、タイプビューを生成します。 ¨ フォルト。 フォルトメッセージが操作の出力メッセージに対して定義される場合に生 成されるビュー。 Designerは、操作に対して定義される各フォルトメッセージについ てフォルトビューを生成します。フォルトビューとエンベロープビューのリレーション はn対1です。Webサービスのターゲット定義にのみフォルトビューが含まれています。 Designerは、正規化された階層関係またはエンティティ関係を持つ要素を含むWebサー ビスのターゲット定義について、フォルトビューを生成します。 20 章 3: Webサービスのソースとターゲット 次のソース定義とターゲット定義は、Webサービスのソース定義とターゲット定義に対して 生成されるXMLビューの例を示しています。 ソース定義 Designerは、操作に関連付けられている入力メッセージの定義に基づいて、Webサービスの ソース定義に対するXMLビューを生成します。 正規化された階層リレーションシップ Designerは、正規化された階層関係を持つソース定義について以下のビューを生成しま す。 ¨ エンベロープ ¨ 要素 XMLビューおよびグループ 21 エンティティリレーションシップ Designerは、エンティティ関係を持つソース定義について以下のビューを生成します。 ¨ エンベロープ ¨ 要素 ¨ タイプ ターゲット定義 Designerは、操作に関連付けられている出力メッセージまたはフォルトメッセージの定義 に基づいて、Webサービスのターゲット定義に対するXMLビューを生成します。 動作内の1 つの関数から別々のフォールトが発生する可能性があるので、Desinerはターゲット定義で 複数のフォールトビューを持つことがあります。フォールトメッセージは要求処理のエラ ーを表します。 正規化された階層リレーションシップ Designerは、正規化された階層関係を持つターゲット定義に対して、以下のビューを生成 します。 ¨ エンベロープ ¨ 要素 ¨ フォールト エンティティリレーションシップ Designerは、エンティティ関係を持つターゲット定義について以下のビューを生成しま す。 ¨ エンベロープ ¨ 要素 ¨ タイプ ¨ フォールト 要素リレーションシップ Webサービスのソース定義またはターゲット定義をWSDLからインポートするとき、以下の要 素関係タイプを持つXMLビューを生成できます。 ¨ 正規化された階層リレーション。 これは、WSDLファイルからインポートされるソース 定義またはターゲット定義のデフォルトのオプションです。 正規化された階層ビュー では、すべての要素または属性が一度に表示されます。1対多関係は、ビューを関連付 けるキーを持つ個別のXMLビューになります。 ¨ エンティティリレーション。 このオプションを使用して、1つの大きな階層の代わりに ビュー間のリレーションを作成します。 エンティティ関係を含むWebサービスのソース またはターゲットを作成するとき、Designerは複数回出現する要素および複合型に対し て個別のビューを生成します。Designerは、すべての派生複合型のビューを含みます。 22 章 3: Webサービスのソースとターゲット Webサービスのソース定義またはターゲット 定義のインポート WSDLからWebサービスのソース定義またはターゲット定義をインポートするには、同じ手順 に従います。WSDLではソース定義とターゲット定義は異なる要素を表すので、Designerに よって作成されるソース定義はターゲット定義とは異なります。 ローカルにてまたはURLによって利用できるWSDLから、Webサービスのソースまたはターゲ ットをインポートできます。RPC/Encodedスタイルまたはドキュメント/リテラルスタイル を使ったWSDLファイルから定義をインポートできます。 定義をHTTPS接続を介してWSDLフ ァイルからインポートすることもできます。 Designerは、WSDLファイルにその他のWSDLフ ァイルをインポートする情報を含む場合に、ネストされたWSDLファイル定義からWebサービ スのソース定義またはターゲット定義をインポートできます。 Webサービスのソース定義またはターゲット定義をインポートするには: 1. Webサービスのソース定義をインポートするには、Source Analyzerで［ソース］［WSDL（コンシューマ）からのインポート］の順にクリックします。または、Webサー ビスのターゲット定義をインポートするには、Target Designerで［ターゲット］［WSDL（コンシューマ）からのインポート］の順にクリックします。 ［WSDL（Web Servicesコンシューマ）からのインポート］ダイアログボックスが表示 されます。 2. ［詳細オプション］をクリックして、Stringデータタイプフィールドのデフォルトの 精度を設定し、カラムの命名規約を設定します。 ［XML View生成及びネーミング変更オプション］ダイアログボックスが表示されま す。 以下のオプションを設定します。 オプション 説明 すべての長さの infinite指定を以 下の値でオーバー ライドする 長さの定義がないフィールド（文字列など）に長さ のデフォルトを指定できます。デフォルトでは、こ のオプションは選択されています。 XMLColumn名を生 成するときのオプ XMLカラムに名前を付ける場合、シーケンス番号を使 用するか、あるいはスキーマの要素名または属性名 Webサービスのソース定義またはターゲット定義のインポート 23 オプション 説明 ションを指定して ください を使用するかを選択できます。名前を使用する場合 は、以下のオプションから選択します。 - XMLカラムが属性を参照する場合、その前に要素名 を付けます。PowerCenterではXMLカラムの名前に 次の形式を使用します。 NameOfElement_NameOfAttribute - すべてのXMLカラムのXMLビュー名に接頭語を付け ます。PowerCenterではXMLカラムの名前に次の形 式を使用します。 NameOfView_NameOfElement - すべての外部キーカラムのXMLビュー名に接頭語を 付けます。PowerCenterでは生成された外部キーカ ラムの名前に次の形式を使用します。 FK_NameOfView_NameOfParentView_NameOfPKColumn カラム名の最大長は80文字です。81文字を超えるカ ラム名は、PowerCenterによって切り詰められます。 カラム名が一意でない場合は、名前を一意にするた めにPowerCenterによって数字の接尾語が追加されま す。 文字列にマップさ れたanyType要素 のデフォルトの長 さ タイプanyType要素に作成された文字列ポートのデフ ォルトの長さ。タイプanyType要素のタイプ文字列の ポートを作成できます。デフォルトで、文字列の長 さは、ここに設定した値になります。 文字列の長さを変更するには、WSDLワークスペース でWebサービスのソース定義またはターゲット定義を 編集します。デフォルトは10,000 です。 Designerは、これらのオプションの設定後、作成されるすべてのWebサービスのソース 定義とターゲット定義にその設定を自動的に適用します。 3. URLをクリックして、URLに存在するリモートのWSDLファイルからインポートします。 または、ローカルファイルからインポートするか、URLからインポートするかを選択し ます。 ローカルファイルからインポートする場合は、ローカルフォルダからWSDLファイルを 選択し、［開く］をクリックします。 URLからインポートする場合は、URLを入力するかまたは［アドレス］リストからURLを 選択し、［開く］をクリックします。 または、［UDDI］をクリックして、UDDIディレクトリにあるリモートのWSDLファイル からインポートします。将来の使用のために予約済み。 4. URLにあるリモートのWSDLファイルからインポートする場合、URLを［アドレス］フィ ールドに入力します。または、ローカルのWSDLファイルからインポートする場合、 WSDLファイルが入っているディレクトリに移動し、WSDLファイルを選択します。 5. ［開く］をクリックします。 詳細設定を手順2で設定しなかった場合、Designerは無限長オプションを上書きするど うかを要求します。［はい］を選択すると、［XML View生成及びネーミング変更オプ ション］ダイアログボックスが表示されます。 6. 24 ソース定義またはターゲット定義作成の対象となる、WSDLで定義する操作を選択しま す。 章 3: Webサービスのソースとターゲット Web Services ウィザードの手順1が表示されます。 7. ［次へ］をクリックします。 Web Servicesウィザードの手順2が表示されます。 8. XMLビューをエンティティ関係として生成するか、正規化階層関係として生成するかを 選択します。 ［階層関係］を選択した場合、［正規化XML View］が自動的に選択されます。［非正 規化XML View］オプションは将来使うために予約されています。 DesignerがWSDLスキーマから400を超えるビューを生成することを決定する場合、 Designerは定義を生成しません。 WSDLワークスペースでWSDLスキーマをインポート し、XMLビューを手動で作成できます。 グローバル要素を持たないWSDLスキーマから定義をインポートした場合、Designerは 定義でルートビューを作成できません。 グローバル要素が存在しないことを示すメッ セージがDesignerに表示されます。 必要に応じて、［クッキーポートの作成］を選択してソース定義またはターゲット定 義のクッキーカラムを作成します。 9. 10. 必要に応じて、［URLポートの作成］を選択してソース定義またはターゲット定義の URLカラムを作成します。 ［終了］をクリックします。 Webサービスのソース定義またはターゲット 定義の作成 ソース定義またはターゲット定義をWSDLからインポートするとき、XMLビューの作成を選択 しなければ、Designerは空の定義を作成します。定義の作成後、ソース定義またはターゲ ット定義のタイトルを右クリックしてWSDL Workspaceという名前の最後のアイテムを選択 し、ビューとポートおよび、ビュー間のリレーションを定義します。 XMLビューの作成なしでのWSDLからのインポート WSDLで多数の要素を定義しているが、要素のすべてを定義に含めたくない場合、空のソー ス定義またはターゲット定義を作成する方法があります。例えば、入力メッセージ中の10 の要素を定義するWSDLがあり、その中の2つだけをソース定義に組み込みたい場合がありま す。この場合、空のソース定義を作成し、その2つの要素を手動で定義できます。 XMLを作成せずにWSDLからソース定義またはターゲット定義をインポートするには、インポ ートプロセスの手順2で、［XML View作成のスキップ］オプションを選択します。 空のソース定義またはターゲット定義の作成後、WSDLワークスペースを使用して、XMLのビ ューおよびカラム、ビュー間のリレーションを定義します。 Webサービスのソース定義またはターゲット定義の作成 25 Webサービスのソース定義またはターゲット 定義の編集 Webサービスのソース定義またはターゲット定義をインポートした後、その定義を編集し て、SOAPアクション、Webサービスのソース定義に対するSOAPリクエスト、カラム精度値な どのプロパティを変更できます。Designerは、ソース定義またはターゲット定義のインス タンスを使用するすべてのマッピングにその変更を反映します。 Webサービスのソース定義またはターゲット定義を編集するには： 1. Webサービスのソース定義を編集するには、Source Analyzerで、そのソース定義のタ イトルバーをダブルクリックします。または、Webサービスのターゲット定義を編集す るには、Target Designerで、そのターゲット定義のタイトルバーをダブルクリック します。 ［テーブルの編集］ダイアログボックスが表示されます。 2. ［カラム］タブをクリックします。 3. ［Web Servicesコンシューマプロパティ］タブをクリックします。 4. 必要に応じて、［Web Services コンシューマプロパティ］の設定を編集します。 ダイアログ の設定 説明 操作タイプ Webサービス操作のエンコーディングタイプ。 PowerExchange for Web Servicesは、RPC/Encodedおよびド キュメント/リテラルのエンコーディングタイプをサポート します。 WSDLの場所 Webサービスのソース定義またはターゲット定義のインポー ト元となったWSDLファイルのURL。 操作名 Webサービスのソース定義またはターゲット定義に対する Webサービスの操作の名前。 SOAPアクシ ョン WSDLファイルで定義される有効なSOAPアクションこれはWeb サービスのHTTPバインドのために必要です。 End Point URL アクセス先のWebサービスのホストのエンドポイントURL。 SOAP Request Webサービスのソースから読み取るためにPowerCenter Integration ServiceがWebサービスのホストへ送るSOAPリ クエストを表示します。 このフィールドは、Webサービスの ソース定義についてのみ表示されます。 マッピングパラメータや変数をエンドポイントURLとして使 用することができます。例えば、マッピングパラメータ“$ $MyURL”をエンドポイントURLとして使用し、$$MyURLをパ ラメータファイルのURLに設定できます。 Webサービスのソースが入力値を要求する場合は、SOAPリク エストを編集できます。XMLドキュメントの編集の経験があ る場合は、SOAPリクエストを手動で編集します。その経験が ない場合は、［SOAPリクエストの生成］をクリックして、リ 26 章 3: Webサービスのソースとターゲット ダイアログ の設定 説明 クエストの生成の仕方について助けを求めます。SOAPリクエ ストを手動で編集するとき、［適用］をクリックして変更を 適用できます。 注: SOAPリクエストを編集する場合、元のSOAPリクエスト のバックアップを保存してください。 5. 必要に応じて［SOAPリクエストの生成］をクリックして、Webサービスのソース定義に 対するSOAPリクエストを変更します。 Webサービスのターゲット定義を編集する場合は、手順9へ進みます。 ［SOAPリクエストの生成］ダイアログボックスが表示されます。 6. 要素または属性を選択して、その値を変更します。 選択した値が［ツリー項目値］フィールドに表示されます。値を必要とする要素と属 性は、［SOAPリクエストの生成］ダイアログボックスに表示されるとき、以下の構文 を使用します。 [datatype] Element/AttributeName = [value] 7. ツリー項目値を編集します。 配列型ノードの場合、要素の追加、更新および削除を配列で行うことができます。 8. ［OK］をクリックします。 Designerは、入力値を含んだ有効なSOAPリクエストを生成します。 9. 10. 必要に応じて、Webサービスターゲット定義のWSセキュリティタイプを選択します。 ［OK］をクリックします。 WSDLグループの詳細の表示 Webサービスのソース定義またはターゲット定義のインポート後、またはWeb Servicesコン シューマトランスフォーメーションのインポート後、各グループの詳細をWSDLワークスペ ースに表示できます。WSDLワークスペースには、グループコンポーネントのデータタイプ と階層情報、複合WSDLスキーマのコンポーネントのリレーション、以下のXMLグループコン ポーネントの詳細が表示されます。 ¨ 単純型 ¨ 複合型 ¨ 属性 ¨ 属性グループ ¨ 要素 ¨ 要素グループ ¨ リスト ¨ ユニオン ¨ ローカル宣言 Webサービスのソース定義またはターゲット定義の編集 27 WSDLワークスペース内のほとんどのコンポーネントは読み取り専用です。ただし、Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションへ追加した概略のポートを参照する参照 ポートを作成および削除できます。 WSDLワークスペースを表示するには： 1. Webサービスのソース定義、ターゲット定義またはWeb Servicesコンシューマトラン スフォーメーションのタイトルバーを右クリックします。 2. WSDLワークスペースを選択します。 WSDLワークスペースが表示されます。 WSDLワークスペースはXMLエディタを使用します。 WSDLワークスペースでの定義の編集 WSDLからソース定義またはターゲット定義をインポートするが、XMLビューを作成しない場 合、ビュー、ポートおよびビュー間のリレーションをWSDLワークスペースで定義できま す。インポート処理中にXMLビューを作成する場合、XMLビュー、ポートおよびリレーショ ンをワークスペースで編集できます。 ソース定義またはターゲット定義をWSDLからインポートするが、XMLビューを作成しない場 合、WSDLワークスペースを使用して、ビューの作成、コンポーネントの変更、カラムの追 加、ワークスペース内のビューのリレーションの維持が可能です。ソース定義やターゲッ ト定義を更新すると、Designerはそのソースまたはターゲットを含んでいるすべてのマッ ピングに変更を反映します。 ソース定義またはターゲット定義をWSDLワークスペースで表示または編集するには、 Source Analyzerでそのソース定義のタイトルを右クリックするか、あるいはTarget Designerでターゲット定義のタイトルを右クリックします。次に、WSDLワークスペースと いう名前のメニューで最後の項目を選択します。 WSDLワークスペースは、XMLエディタに相当します。XMLワークスペースの使い方はWSDLワ ークスペースと同じです。ただし、WSDLワークスペースでは、Webサービスのソース定義と ターゲット定義に特有のビューの変更が検証されます。 Webサービスのソース定義またはターゲット定義でXMLビューの追加または変更を行うとき は、以下の規則およびガイドラインに従ってください。 ¨ Webサービスのマッピングのソース定義とターゲット定義には、Webサービスリクエス ト、レスポンスおよびフォルトメッセージのSOAP:エンベロープに相当するエンベロー プビューが含まれています。 ¨ ソース定義は出力メッセージのビューを定義する必要があります。ソース定義は、出力 メッセージまたはフォルトメッセージのビューを定義できません。 ¨ ターゲット定義は、入力メッセージまたはフォールとメッセージのビューを定義する必 要があります。出力メッセージのビューを定義できません。 ¨ タイプがanytypeまたはanyの要素を定義できます。ソース定義またはターゲット定義の soap:Body要素とsoap:Header要素のタイプ定義を変更できません。 ¨ デフォルトの名前空間の設定と、ソース定義またはターゲット定義のビューで定義した 名前空間のプレフィックスの変更が可能です。名前空間は変更できません。 28 章 3: Webサービスのソースとターゲット ¨ 新しいポートをエンベロープビューのパススルーポートとして定義できます。 ¨ Webサービスのソース定義または機能定義のXMLビューのデータはプレビューできませ ん。 WSDLワークスペースでの定義の編集 29 第 4 章 Web Servicesコンシューマト ランスフォーメーション この章では、以下の項目について説明します。 ¨ Web Serviceコンシューマトランスフォーメーションに関する作業の概要, 30 ページ ¨ Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションのコンポーネント, 32 ページ ¨ Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションのインポート, 35 ページ ¨ 参照ポートの追加, 37 ページ Web Serviceコンシューマトランスフォーメ ーションに関する作業の概要 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションはアクティブなトランスフォーメー ションです。 Webサービス操作で実行される任意の機能が実行されます。例えば、Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションは、支払能力のチェック、アドレスの構 文検査、ワークフロー状態に関するショートメッセージサービス（SMS）メッセージの携帯 電話機への送信、PowerCenterセッション時の通貨換算の処理を行うことができます。 Web ServicesコンシューマトランスフォーメーションはWebサービスの操作から作成しま す。Webサービス操作はWebサービス記述言語（WSDL）ファイルからインポートします。 Designerは、WSDLファイルの要求要素と応答要素をインポートします。 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションは、1つ以上のグループと1つ以上の ポートで構成されます。このトランスフォーメーションの構造は、WSDLファイルからイン ポートする操作の処理の方法によって異なります。 Designerは、プライマリキーと外部キーを生成してグループ間のリレーションを示しま す。 以下の方法を使用してWeb Servicesコンシューマトランスフォーメーションを作成しま す。 ¨ 任意のURLに存在するリモートのWSDLファイルからWebサービスの操作をインポートす る。 30 ¨ ローカルのWSDLファイルからWebサービスの操作をインポートする。 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション のWSSEセキュリティ Web Serviceコンシューマトランスフォーメーションを作成するときに、WSSEセキュリティ タイプを選択できます。 以下の表に、使用可能なWSSEセキュリティタイプを示します。 WSSEセキュリテ ィタイプ 説明 なし PowerCenter Integration Serviceは、生成したSOAPリクエ ストにWSSEセキュリティヘッダを追加しません。 デフォル トは［なし］です。 PasswordText PowerCenter Integration Serviceは、生成したSOAPリクエ ストにWSSEセキュリティ認証用のセキュリティヘッダを追加 します。 パスワードはクリアテキスト形式で保存されま す。 base64エンコードハッシュパスワードも指定できま す。 PasswordDigest PowerCenter Integration Serviceは、WSSEセキュリティ認 証用のセキュリティヘッダを追加します。 パスワードはダ イジェスト形式で保存され、ネットワーク上の再生攻撃に対 する有効な保護を提供します。 また、PowerCenter Integration Serviceは生成したSOAPリクエストにNONCE （その特定のユーザー名トークンに対して1度のみ有効なラ ンダムに生成された値）およびCREATED（UTCタイムゾーン 形式のユーザー名トークンのタイムスタンプ）も追加しま す。 WSSEセキュリティタイプをPasswordTextまたはPasswordDigestとして選択する場合、 Designerはポートwsse_Usernameおよびwsse_PasswordをWebサービスのターゲット定義に 追加します。 ユーザー名およびパスワードの値はアップストリームトランスフォーメーシ ョンから渡すことができます。 ポートwsse_Usernameおよびwsse_PasswordをXMLエディタ で編集することはできません。 PowerCenter Integration ServiceがWebサービスに接続するためにSOAPリクエストを作成 するときに、PowerCenter Integration ServiceはWSSEセキュリティヘッダを追加しま す。 WSSEセキュリティヘッダにはwsse_Usernameおよびwsse_Passwordポートの認証情報 が含まれます。 ユーザー名およびパスワードの形式は、選択したセキュリティタイプに基 づきます。 WSSEセキュリティタイプを［なし］として選択し、ポートを「wsse_Username」および 「wsse_Password」として作成する場合は、XMLエディタでポートを編集することはできま せん。 Web Serviceコンシューマトランスフォーメーションに関する作業の概要 31 Web Servicesコンシューマトランスフォーメ ーションのコンポーネント Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションには、以下のタブが含まれます。 ¨ トランスフォーメーション。 ［トランスフォーメーション］タブで、トランスフォー メーションの名前の変更、および説明の追加が行えます。Web Servicesコンシューマト ランスフォーメーションは再利用可能な場合と再利用不可能な場合があります。 ¨ ポート。 ポートタブでビューポートを表示します。 ¨ プロパティ。トランスフォーメーションのプロパティ（実行時場所など）を設定しま す。 ¨ メタデータエクステンション。 再利用不可能のメタデータエクステンションを作成し て、Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションのメタデータを拡張します。 エクステンション名、データタイプ、精度、および値を設定します。メタデータエクス テンションをすべてのトランスフォーメーションで利用可能にしたい場合、メタデータ エクステンションを再利用可能に格上げすることもできます。 ¨ Web Servicesコンシューマプロパティ。 SOAPアクション値を編集し、パススルーポー トを追加します。 重要: トランスフォーメーションを再現可能および確定的に設定している場合、データを 再現可能および確定的にしてください。セッションとリカバリで同じデータが生成されな いトランスフォーメーションを使用してセッションをリカバリしようとすると、リカバリ プロセスを実行した結果、データが破損する可能性があります。 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション プロパティの設定 ［プロパティ］タブで、トランスフォーメーションのプロパティを設定します。以下の表 で、Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションのプロパティについて説明しま す。 オプション 説明 実行時場所 DLLまたは共有ライブラリの格納場所。デフォルトは $PMExtProcDirです。Web Servicesコンシューマセッションを実 行するPowerCenter Integration Serviceノードへの相対パスを 入力します。 このプロパティが空白の場合、PowerCenter Integration Serviceは、PowerCenter Integration Serviceノードで定義さ れている環境変数を使用してDLLまたは共有ライブラリの場所を 探します。 PowerCenter Integration Serviceノードで定義されている実行 時場所または環境変数に、すべてのDLLまたは共有ライブラリを コピーする必要があります。 DLL、共有ライブラリ、または参照 32 章 4: Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション オプション 説明 されるファイルが見つからない場合、PowerCenter Integration Serviceはプロシージャのロードに失敗します。 トレースレ ベル トランスフォーメーションのセッションログに表示される情報の 詳細度。デフォルトは［ノーマル］です。 パーティシ ョン化可能 このトランスフォーメーションを使用するパイプラインで、複数 のパーティションを作成できるかどうかを指定します。 - いいえ。トランスフォーメーションはパーティション化できま せん。同一パイプライン内のこのトランスフォーメーションお よびその他のトランスフォーメーションは、1つのパーティシ ョンに含まれる必要があります。 - ローカルで。トランスフォーメーションをパーティション化す ることはできますが、PowerCenter Integration Serviceは同 じノード上のパイプラインですべてのパーティションが実行さ れる必要があります。 Web Servicesコンシューマトランスフ ォーメーションの別のパーティションがメモリ内のオブジェク トを共有する必要がある場合、［ローカル］を選択します。 - グリッドをまたがる。PowerCenter Integration Serviceはト ランスフォーメーションをパーティション化することができ、 各パーティションは異なるノードに配分されます。 デフォルトは［なし］です。 トランスフ ォーメーシ ョン範囲 PowerCenter Integration Serviceが入力データにトランスフォ ーメーションロジックを適用する方法を示します。 - 行 - トランザクション - すべての入力 デフォルトはすべての入力です。 パーティシ ョンごとに1 つのスレッ ドを要求し ます PowerCenter Integration Serviceによってプロシージャの各パ ーティションが1つのスレッドで処理される場合に指定します。 このオプションを有効化した場合、プロシージャコードはスレッ ド特有の操作を実行できます。Transformation DeveloperでWeb Servicesコンシューマトランスフォーメーションをインポートす る場合、デフォルトを使用できます。 別の方法でトランスフォ ーメーションを作成する場合、デフォルトは使用できません。 出力は確定 的 トランスフォーメーションが、セッションの実行ごとに一貫した 出力データを生成するかどうかを指定します。このトランスフォ ーメーションを使用するセッションでリカバリを実行するには、 このプロパティを有効にする必要があります。 Web Servicesコンシューマプロパティ SOAPアクション値を編集し、パススルーポートをWeb Services コンシューマトランスフォ ーメーションへ追加できます。 パススルーポートは、Web Servicesコンシューマトランス フォーメーションを介して非XMLデータを渡すカラムです。パススルーポートを追加した 後、WSDLワークスペースを開いて、関連リポジトリのリストから選択してナビゲータに追 加できます。 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションのコンポーネント 33 以下の表では、［Web Serviceコンシューマプロパティ］タブに用意されている属性につい て説明します。 属性 説明 操作タイプ Webサービス操作のエンコーディングタイプ。PowerExchange for Web Servicesは、RPC/Encodedおよびドキュメント/リテラルのエ ンコーディングタイプをサポートします。 WSDLの場所 Webサービス操作を含むWSDLファイルのURL。 操作名 Webサービス操作の名前。 SOAPアクシ ョン WSDLファイルで定義される有効なSOAPアクションこれはWebサー ビスのHTTPバインドのために必要です。 End Point URL アクセス先のWebサービスのホストのエンドポイントURL。 WSセキュリ ティタイプ PowerCenter Integration Serviceに使用させるWSSEセキュリテ ィタイプ。 次のオプションから選択します。 - なし - PasswordText - PasswordDigest マッピングパラメータや変数をエンドポイントURLとして使用す ることができます。例えば、マッピングパラメータ”$$MyURL” をエンドポイントURLとして使用し、$$MyURLをパラメータファイ ルのURLに設定できます。 デフォルトは［なし］です。 パススルーポートを追加するには: 1. オプションとして、［Web Serviceコンシューマプロパティ］タブで、［パススルーポ ートの追加］をクリックします。 ［パススルーポート］ダイアログボックスが表示されます。 2. ［追加］ボタンをクリックして、出力用パススルーポートを追加します。 ［フィールド名］カラムにデフォルトのフィールドが表示されます。 34 3. フィールド名を修正します。 4. 必要に応じて、データタイプ、精度、およびスケールを変更します。 5. ［OK］をクリックして［パススルーポート］ダイアログボックスを閉じます。 6. ［OK］をクリックします。 章 4: Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション Web Servicesコンシューマトランスフォーメ ーションのインポート Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションは、リモートまたはローカルのWSDL ファイルからインポートできます。Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション をインポートする際、URLにあるWSDLファイルまたはローカルのWSDLファイルからWebサー ビスの操作を選択できます。 RPC/Encodedスタイルまたはドキュメント/リテラルスタイルを使ったWSDLファイルから定 義をインポートできます。 定義をHTTPS接続を介してWSDLファイルからインポートするこ ともできます。 Designerは、WSDLファイルにその他のWSDLファイルをインポートする情報 を含む場合に、ネストされたWSDLファイル定義からWeb Servicesコンシューマトランスフ ォーメーションをインポートできます。 WSDLファイルをインポートしてWeb Servicesコンシューマトランスフォメーションを作成 するとき、トランスフォーメーションの構造を定義します。次のいずれかのリレーション を持つトランスフォーメーションをインポートできます。 ¨ エンティティリレーション。 複数出現要素または参照要素、および複合型のグループ を作成します。1つの大きな階層を作成する代わりにビュー間のリレーションを作成し ます。エンティティ関係を持つトランスフォメーションをインポートするとき、 Designerにより複数のグループが作成されます。 ¨ 階層リレーション。 ルートを作成し、XMLコンポーネントをルートの下に展開します。 階層関係を作成する場合、正規化ビューを作成します。正規化ビューでは、すべての要 素または属性が一度に表示されます。1対多関係は、ビューを関連付けるキーを持つ個 別のXMLビューになります。 WSDLファイルをインポートしてトランスフォメーションを作成するとき、以下のポートの いずれかまたは両方を作成できます。 ¨ クッキーポート。 クッキーを受け取ってそれを次のPowerCenter Integration Service 呼び出しへ渡すことを可能にするクッキーポートを作成します。 PowerCenter Integration Serviceは、クッキーを使用して、以降の呼び出しを別のWeb Servicesコ ンシューマトランスフォーメーションで認証します。 リモートのWebサーバーがユーザ ーセッションをクッキーに基づいて実装するときは、クッキーポートを作成してくださ い。 ¨ URLポート。 認証されたURLに関する情報を受け取り、それを次以降のPowerCenter Integration Service呼び出しへ渡すことを可能にするURLポートを作成します。 PowerCenter Integration Serviceはその情報を使用して、ほかのWeb Servicesコンシ ューマトランスフォーメーションでの次以降の呼び出しを認証します。 静的なエンド ポイントURLの代わりに動的に生成したエンドポイントURLをPowerCenter Integration Serviceへ渡すときは、URLポートを作成してください。 このカラムの値は、トランス フォーメーションプロパティに指定されるエンドポイントURLを上書きします。 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションを作成するには： 1. 該当するDesignerツールを開きます。 注: Mapping DesignerまたはMapplet Designerを使用する場合、マッピングまたは マップレットを作成してからWeb Servicesコンシューマトランスフォーメーションを 作成する必要があります。 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションのインポート 35 2. ［トランスフォーメーション］-［作成］をクリックします。または、ツールバーの ［Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション］アイコンをクリックしま す。 ワークスペース内をクリックして、［WSDL（Web Servicesコンシューマ）から のインポート］ダイアログボックスを開きます。この方法を使用してトランスフォー メーションを置き換えることもできます。 手順6に進みます。 3. Web Servicesコンシューマをトランスフォーメーションタイプとして選択します。 4. トランスフォーメーションの名前を入力して、［作成］をクリックします。 ［WSDL（Web Servicesコンシューマ）からのインポート］ダイアログボックスが表示 されます。 5. ［詳細オプション］をクリックして、Stringデータタイプフィールドのデフォルトの 精度を設定し、カラムの命名規約を設定します。 ［XML View生成及びネーミング変更オプション］ダイアログボックスが表示されま す。 次のオプションを選択することができます。 オプション 説明 すべての長 さの infinite指 定を以下の 値でオーバ ーライドす る 長さの定義がないフィールド（文字列など）に長さのデフォ ルトを指定できます。 XMLColumn 名を生成す るときのオ プションを 指定してく ださい XMLカラムに名前を付ける場合、シーケンス番号を使用する か、あるいはスキーマの要素名または属性名を使用するかを 選択できます。名前を使用する場合は、以下のオプションか ら選択します。 - XMLColumnが属性を参照する場合、要素名に接頭語を付け ます。PowerCenterでは、XMLカラム名に次の形式が使用 されます：NameOfElement_NameOfAttribute - すべてのXMLカラムのXMLビュー名に接頭語を付けます。 PowerCenterではXMLカラムの名前に次の形式を使用しま す。NameOfView_NameOfElement - すべての外部キーカラムのXMLビュー名に接頭語を付けま す。PowerCenterでは、生成した外部キーカラムの名前に 次の形式が使用されます： FK_NameOfView_NameOfParentView_NameOfPKColumn カラム名の最大長は80文字です。81文字を超えるカラム名 は、PowerCenterによって切り詰められます。カラム名が一 意でない場合は、名前を一意にするためにPowerCenterによ って数字の接尾語が追加されます。 これらのオプションを設定すると、Designerはその設定を作成したすべてのWeb Servicesコンシューマトランスフォーメーションに適用します。 6. 36 URLをクリックして、URLに存在するリモートのWSDLファイルからインポートします。 または、［ローカルファイル］をクリックして、ローカルのWSDLファイルからインポ ートします。 章 4: Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション または、［UDDI］をクリックして、UDDIディレクトリにあるリモートのWSDLファイル からインポートします。将来の使用のために予約済み。 7. URLにあるリモートのWSDLファイルからインポートする場合、URLを［アドレス］フィ ールドに入力します。または、ローカルのWSDLファイルからインポートする場合、 WSDLファイルが入っているディレクトリに移動し、WSDLファイルを選択します。 8. ［開く］をクリックします。 詳細設定を手順5で設定しなかった場合、Designerは無限長オプションを上書きするど うかを要求します。［はい］を選択すると、［XML View生成及びネーミング変更オプ ション］ダイアログボックスが表示されます。 Web Servicesウィザードの手順1が表示されます。 9. インポートするWebサービスの操作を選択し、［次へ］をクリックします。 WSDLファイルからはWebサービスの 操作のみをインポートできます。［WSDL（Web Services コンシューマ）からのインポート］ダイアログボックスにはWSDLの定義階層 が表示されます。これにより、Webサービスの操作がどのポートおよびバインドに関連 付けられているかがわかります。 Webサービスの操作を利用して、同じWSDL定義内で複数のポートをインポートすること ができます。対象のポートからWebサービスの操作を確実にインポートするようにして ください。 Web Servicesウィザードの手順2が表示されます。 10. XMLビューをエンティティ関係として生成するか、正規化階層関係として生成するかを 選択します。 注: ［階層関係］を選択した場合、［正規化XML View］が自動的に選択されます。 ［非正規化XML View］オプションは将来使うために予約されています。 11. 必要に応じて、［クッキーポート作成］を選択してトランスフォーメーションのクッ キーポートを作成します。 12. 必要に応じて、［URL Portの作成］を選択してトランスフォーメーションのURLポート を作成します。 13. ［終了］をクリックします。 参照ポートの追加 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションへ追加したパススルーポートを参照 する参照ポートを追加できます。要求コンポーネントと応答コンポーネント用の参照ポー トを追加できます。WSDLワークスペース内のほかのすべてのコンポーネントは読み取り専 用です。 参照ポートを追加するには： 1. Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションのタイトルバーを右クリックし ます。 参照ポートの追加 37 2. 要求コンポーネントを編集するには、［WSDLワークスペース］>［入力モード］をクリ ックします。応答コンポーネントを編集するには、［WSDLワークスペース］>［出力モ ード］をクリックします。 3. トランスフォーメーションでパススルーポートを持つグループの上部を右クリックし ます。 4. ［参照ポートの追加］をクリックして、参照ポートを追加します。 ［参照ポート］ダイアログボックスは、トランスフォーメーション内のパススルーポ ートを表示します。 5. ビューに追加するパススルーポートを選択して、［OK］をクリックします。 対応する出力参照ポートがビューに表示されます。ポート名を［カラム］ダイアログ ボックスで変更できます。 6. ［変更の適用］をクリックして、WSDLワークスペースを閉じます。 7. ［OK］をクリックします。 WSDLワークスペースはXMLエディタを使用します。 38 章 4: Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション 第 5 章 Webサービスワークフローの 作成と設定 この章では、以下の項目について説明します。 ¨ Web Serviceコンシューマワークフローに関する作業, 39 ページ ¨ Web Servicesコンシューママッピングを含むセッションの設定, 41 ページ ¨ Web Serviceコンシューマワークフローに関するトラブルシューティング, 46 ページ Web Serviceコンシューマワークフローに関 する作業 Web Servicesコンシューマのワークフローを設定する場合は、PowerCenter Integration ServiceがWebサービスのソースからデータを読み取る方法、Webサービスのターゲットにデ ータを書き込む方法、またはWeb Servicesコンシューマトランスフォーメーションを使用 してデータを変換する方法を決定するセッションプロパティとスケジューラプロパティを 定義します。 Web Servicesコンシューマセッションのパイプラインのパーティション化を設定できま す。またワークフローを実行すると、PowerCenter Integration ServiceはSOAPフォルト メッセージを捕捉してセッションの失敗の原因を特定します。 パイプラインのパーティション化 セッションのパフォーマンスを改善するために、パイプライン内のパーティション数を増 やすことができます。パーティションの数を増やすことにより、PowerCenter Integration Serviceはソースへの複数の接続を作成し、ソースとターゲットのパーティシ ョンを並列に処理することができます。 39 以下の表に、Web Servicesコンシューママッピング内のパーティションポイントのパーテ ィションタイプに関する説明を示します。 パーティションポイント パーティションタイプ Webサービスのソースのアプリケーションソース修 飾子 パススルー Webサービスのターゲット パススルー Web Serviceコンシューマトランスフォーメーショ ン パススルー SOAPフォルトメッセージ SOAPリクエスト、Webサービスのアプリケーション接続、またはアクセス先のWebサービス のWebサービスホストに問題がある場合は、Webサービスのソースから読み取るとき、Webサ ービスのターゲットへ書き込むとき、またはWeb Servicesコンシューマトランスフォーメ ーションを使用するときにセッションが失敗することがあります。PowerCenter Integration ServiceはSOAPフォルトメッセージを捕捉します。 SOAPフォールトメッセー ジが発生したときにセッションを打ち切るか、またはフォールトメッセージをターゲット に書き込ませるかを設定することができます。 SOAPフォールトメッセージには、エラーに関する特定の情報が含まれています。以下の表 に、SOAPフォールトメッセージの要素に関する説明を示します。 要素 説明 faultco de Faultcode要素には次のインジケータのいずれかを含むことができま す。 - VersionMismatch。SOAP Envelope要素の名前空間が無効です。 - MustUnderstand。SOAPヘッダの直下の子要素に含まれる MustUnderstandパラメータ値がtrueに設定されています。Webサー ビスホストはSOAPヘッダを理解しないので、残りのメッセージの処 理を停止します。 - クライアント。PowerCenter Integration ServiceのSOAPリクエス トに含まれるデータまたは形式が不正です。 - サーバー。Webサービスホストに問題があります。 faultst ring エラーを記述します。 faultac tor オプション。エラーを生成したWebサービスホストのアドレスを特定 するURI。 詳細 オプション。エラーの原因を説明します。 以下に示すのは、SOAPフォルトメッセージの例です。 <env:Body> <env:Fault> <faultcode>env:Client</faultcode> <faultstring>Invalid input</faultstring> <faultactor>Optional URI</faultactor> 40 章 5: Webサービスワークフローの作成と設定 <detail>Optional additional information</detail> </env:Fault> </env:Body> Webサービスのコンシューマが原因でエラーが発生したことをSOAPフォールトメッセージが 示している場合、そのエラーを訂正してセッションを正常に実行できることがあります。 セッションが失敗したときはセッションログを調べてください。セッションログにSOAPフ ォルトメッセージがある場合、PowerCenter Integration ServiceのSOAPリクエストがエ ラーの原因となったかどうかを特定できます。 SOAPリクエストがエラーを引き起こした場 合は、faultcodeにClientが指定されます。faultcodにClientが指定される場合、SOAPメ ッセージを読んでSOAPリクエストの修正方法を特定してから、セッションを再度実行しま す。 ヒント: SOAPフォールトメッセージからは、不適切なWebサービスのアプリケーション接 続またはエンドポイントURLは特定できません。セッションが失敗した後にSOAPフォールト メッセージを確認する場合、WSDLファイルに記述されているアプリケーション接続設定ま たはエンドポイントURLを調べてください。 faultcodeがServerを示している場合は、Webサービスホストがエラーを引き起こしていま す。Webサービスホストがエラーの原因である場合はエラーを修正できません。ユーザーが できることは、セッションを再度実行して、サーバーがSOAPリクエストを受け付ける状態 にあるかどうかを確認することです。 Web Servicesコンシューママッピングを含む セッションの設定 PowerExchange for Web Servicesのワークフローを設定するときに、Webサービスのソー ス、ターゲットおよびトランスフォーメーションのセッションプロパティを設定できま す。 以下のセッションプロパティを設定することができます。 ¨ Webサービスのアプリケーション接続情報（Web Service application connection information）。 必要に応じて、Webサービスのソース、ターゲット、およびWeb ServicesコンシューマトランスフォーメーションのためのWebサービスのアプリケーシ ョン接続を指定します。 Webサービスのアプリケーション接続を指定しない場合、また はWebサービスのアプリケーション接続にエンドポイントURLが指定されていない場合、 PowerCenter Integration ServiceはWSDLファイルに含まれているエンドポイントURL を使用します。 トランスフォーメーションを編集するときに、エンドポイントURLが Web Servicesコンシューマプロパティにも表示されます。 ¨ 空のXML要素の処理。 空のXML要素をNullキャラクタとして扱うかどうかを指定しま す。 ¨ SOAPリクエストデータ（SOAP request data）。 PowerCenter Integration Serviceが Webサービスのソースに対して生成したSOAPリクエストを上書きします。 ¨ SOAPアクション。 Webサービスのソース定義、ターゲット定義、またはWeb Servicesコ ンシューマトランスフォーメーションで指定されたSOAPアクションの値を上書きしま す。 Web Servicesコンシューママッピングを含むセッションの設定 41 ¨ 日付時刻形式。 セッション時にWebサービスのターゲットまたはWeb Services コンシ ューマトランスフォーメーションに渡される日付時刻の値として、現地時間かまたはグ リニッジ標準時を選択します。 ¨ 重複親行の処理。 重複した親行がある場合にPowerCenter Integration Serviceでセ ッションが失敗するか、または最初の行または最後の行を渡すかどうかを指定します。 ¨ 孤立行の処理。 PowerCenter Integration Serviceがエラーをログに記録するか、ま たは孤立行を無視するかを指定します。 ¨ リセットおよびリスタート（Reset and restart）。 セッションの最後でソースおよび トランスフォーメーションについて生成したキーシーケンス番号をリセットするか、ま たは1から再開できます。 ¨ SOAPリクエストのキャッシュディレクトリとキャッシュサイズ（SOAP request cache directory and cache size）。 SOAPリクエスト生成時に作成されるターゲットおよび トランスフォーメーションの一次ファイルの格納ディレクトリと初期サイズを指定しま す。 ¨ SOAPフォルトの処理（SOAP fault handling）。 SOAPフォルトが発生した場合に、セ ッションを失敗させるか、またはフォルトメッセージをターゲットに書き込ませるかを 設定できます。 ¨ SOAP応答の圧縮（SOAP response compression）。 Webサービスのソースとターゲッ ト、およびWeb Serviceコンシューマトランスフォーメーションに対してSOAP応答圧縮 を設定できます。 PowerExchange for Web Servicesのセッションプロパティを設定するには: 42 1. PowerExchange for Web Servicesセッションをダブルクリックして、セッションのプ ロパティを開きます。 2. ［マッピング］タブをクリックします。 3. マッピングにWebサービスのソース定義が組み込まれている場合、［ソース］ノードを クリックします。 4. ［マッピング］タブの［接続］設定（［ソース］ノード）から、Webサービスのソース のアプリケーションマルチグループソース修飾子の接続値を必要に応じて選択しま す。 5. ［プロパティ］設定で、以下のプロパティを必要に応じて変更します。 プロパティ 説明 空のコンテン ツをNullとし て扱う 空のXML要素をNullとして扱います。 リセット ソースおよびトランスフォーメーションについて生成した キーシーケンス番号をセッション終了時にリセットしま す。 リスタート ソースおよびトランスフォーメーションについて生成した キーシーケンス番号をセッション終了時に1から再開しま す。 章 5: Webサービスワークフローの作成と設定 プロパティ 説明 SOAPアクショ ン 別のWebサービスの操作のためのURIを入力して、このソー ス定義のためにインポートしたWebサービスの操作のため のURIを上書きします。 Treat Fault as Error PowerCenter Integration Serviceでは、SOAPフォルトを 行エラーとして処理し、セッションを継続します。 この プロパティが無効になっているとき、フォールトはデータ パイプラインへの出力として送られます。デフォルトでは 有効になっています。 SOAPリクエス ト 変更したSOAPリクエストを入力して、PowerCenter Integration ServiceがWebサービスのソースへ送るSOAPリ クエストを上書きします。 Webサービスのソース定義の ［テーブルの編集］ダイアログボックスにSOAPリクエスト を表示できます。 SOAP応答の圧 縮 PowerCenter Integration ServiceでHTTP応答圧縮を有効 にする場合にはすべて選択します。 ［なし］を選択する 場合、PowerCenter Integration Serviceで圧縮は使用さ れません。 PowerCenter Integration ServiceがIIS Web サーバーに接続する場合、［SOAP応答の圧縮］を［なし］ に設定します。 6. マッピングにWebサービスのターゲット定義が組み込まれている場合、［ターゲット］ ノードをクリックします。 7. ［接続］設定で、Webサービスのターゲットの接続値を必要に応じて選択します。 8. ［プロパティ］設定で、以下のプロパティを必要に応じて変更します。 プロパティ 説明 XML日付時刻 形式 セッションでWebサービスのターゲットまたはWeb Servicesのトランスフォーメーションに渡されるデータの 日付時刻の形式を以下のいずれかから選択します。 - 現地時間。PowerCenter Integration Serviceサーバー タイムゾーンに従った時刻。 - Local Time with Time Zone。PowerCenter Integration Serviceのタイムゾーンとグリニッジ標準 時との時差。 - UTC。グリニッジ標準時。 重複親行の処 理方法 PowerCenter Integration Serviceが重複した親行をセッ ション中にどのように扱うかを指示する値を次のいずれか から選択します。 - 最初の行。.PowerCenter Integration Serviceは、最初 の重複する行をターゲットに渡します。 この行の後に 処理された同じプライマリキーを持つ行は、 PowerCenter Integration Serviceで拒否されます。 - 最後の行。PowerCenter Integration Serviceは、最後 の重複する行をターゲットに渡します。 - エラー。PowerCenter Integration Serviceは、最初の 行をターゲットに渡します。 以降に重複するプライマ Web Servicesコンシューママッピングを含むセッションの設定 43 プロパティ 説明 リキーを持つ行が見つかると、エラーカウントが1つ増 やされます。エラーカウントがエラーしきい値を超える と、セッションが失敗します。 孤立行の処理 PowerCenter Integration Serviceが孤立行をセッション 中にどのように扱うかを指示する値を次のいずれかから選 択します。 - 無視。PowerCenter Integration Serviceは孤立した行 を無視します。 - エラー。エラーカウントがエラーしきい値を超えると、 セッションが失敗します。 SOAPアクショ ン 別のWebサービスの操作のためのURIを入力して、このター ゲット定義のためにインポートしたWebサービスの操作の ためのURIを上書きします。 SOAP Request Cache Dir PowerCenter Integration ServiceがSOAPリクエストの生 成のために作成する一時ファイルを格納するディレクト リ。 SOAP Request Cache Size PowerCenter Integration ServiceがSOAPリクエストを生 成するために作成するファイルを格納するディレクトリの サイズ（単位: バイト）。 Treat Fault as Error PowerCenter Integration Serviceでは、SOAPフォルトを 行エラーとして処理し、セッションを継続します。 この プロパティが無効になっているとき、フォールトはデータ パイプラインへの出力として送られます。デフォルトでは 有効になっています。 Nullコンテン ツの表現 ターゲットのNULL要素を表す方法を選択します。 - タグなし。タグを出力しません。 - 空のコンテンツを含むタグ。タグのみを出力します。 デフォルトは［タグなし］です。 空の文字列コ ンテンツの表 現 ターゲットのNULL要素を表す方法を選択します。 - タグなし。タグを出力しません。 - 空のコンテンツを含むタグ。タグのみを出力します。 デフォルトは［空のコンテンツを含むタグ］です。 SOAP応答の圧 縮 9. 10. 44 PowerCenter Integration ServiceでHTTP応答圧縮を有効 にする場合にはすべて選択します。 ［なし］を選択する 場合、PowerCenter Integration Serviceで圧縮は使用さ れません。 PowerCenter Integration ServiceがIIS Web サーバーに接続する場合、［SOAP応答の圧縮］を［なし］ に設定します。 マッピングにWeb Servicesコンシューマトランスフォーメーションが含まれる場合、 ［トランスフォーメーション］ノードのトランスフォーメーションをクリックしま す。 ［接続］設定で、接続値を必要に応じて選択します。 章 5: Webサービスワークフローの作成と設定 11. ［プロパティ］設定で、プロパティを必要に応じて変更します。 プロパティ 説明 空のコンテン ツをNullとし て扱う 空のXML要素をNullとして扱います。 リセット ソースおよびトランスフォーメーションについて生成した キーシーケンス番号をセッション終了時にリセットしま す。 リスタート ソースおよびトランスフォーメーションについて生成した キーシーケンス番号をセッション終了時に1から再開しま す。 SOAPアクショ ン 別のWebサービスの操作のためのURIを入力して、このソー ス定義のためにインポートしたWebサービスの操作のため のURIを上書きします。 SOAP Request Cache Dir SOAPリクエスト生成時にターゲットとトランスフォーメー ションに関する一時ファイルを格納するディレクトリ。 SOAP Request Cache Size SOAPリクエスト生成のために作成される一時ファイルの初 期サイズ。 Treat Fault as Error PowerCenter Integration Serviceでは、SOAPフォルトを 行エラーとして処理し、セッションを継続します。 この プロパティが無効になっているとき、フォールトはデータ パイプラインへの出力として送られます。デフォルトでは 有効になっています。 Nullコンテン ツの表現 ターゲットのNULL要素を表す方法を選択します。 - タグなし。タグを出力しません。 - 空のコンテンツを含むタグ。タグのみを出力します。 デフォルトは［タグなし］です。 空の文字列コ ンテンツの表 現 ターゲットのNULL要素を表す方法を選択します。 - タグなし。タグを出力しません。 - 空のコンテンツを含むタグ。タグのみを出力します。 デフォルトは［空のコンテンツを含むタグ］です。 SOAP応答の圧 縮 12. PowerCenter Integration ServiceでHTTP応答圧縮を有効 にする場合にはすべて選択します。 ［なし］を選択する 場合、PowerCenter Integration Serviceで圧縮は使用さ れません。 PowerCenter Integration ServiceがIIS Web サーバーに接続する場合、［SOAP応答の圧縮］を［なし］ に設定します。 ［OK］をクリックします。 Web Servicesコンシューママッピングを含むセッションの設定 45 Web Serviceコンシューマワークフローに関 するトラブルシューティング Webサービスのソース定義またはターゲット定義、あるいはWeb Servicesコンシューマトラ ンスフォーメーションをそのマッピングに含んでいるセッションを実行し、そのセッショ ンが失敗しました。 セッションログのSOAPフォルトメッセージを確認したが、エラーが記 述されていません。 SOAPフォルトメッセージからは、不適切なWebサービスのアプリケーション接続は特定でき ません。セッションの失敗後に、セッションログにあいまいなSOAPフォルトメッセージを 確認した場合は、アプリケーション接続の設定か、WSDLファイルに含まれるエンドポイン トURLを調べてください。 Workflow Managerを使用して、アプリケーション接続を調べま す。以下のアプリケーション接続の特性を確認します。 ¨ 名前。 これが、このセッション時にアクセスするWebサービスに対して設定されている Webサービスのアプリケーション接続であることを確認します。 ¨ 設定。 エンドポイントURLなど、Webサービスのアプリケーション接続の設定が正しい ことを確認します。 アプリケーション接続の設定が正しい場合は、サードパーティ製のSOAP診断ツールを使用 してSOAPリクエストを検査してください。 46 章 5: Webサービスワークフローの作成と設定 付録 A データタイプ参照 ¨ Webサービスおよびトランスフォーメーションのデータタイプ, 47 ページ Webサービスおよびトランスフォーメーショ ンのデータタイプ PowerCenterは、PowerExchange for Web Serviceマッピングで以下のデータタイプを使用 します。 ¨ XMLデータタイプ。XMLデータタイプは、マッピング内のWebサービスのソース定義とタ ーゲット定義に表示されます。 ¨ PowerCenterトランスフォーメーションデータタイプ。PowerCenterトランスフォーメー ションデータタイプは、PowerCenterがトランスフォーメーションプロセス中に使用す る汎用データタイプです。 マッピング内のすべてのトランスフォーメーションでこの データタイプが表示されます。 Webサービスは、XMLデータが含まれているSOAPメッセージを使用して通信を行います。XML データタイプは、Webサービスのネイティブデータタイプです。PowerCenterは、World Wide Web Consortium（W3C）が2001年5月2日の勧告で指定したXMLデータタイプをすべて サポートしています。 XMLデータタイプのW3C仕様の詳細については、 http://www.w3.org/TR/xmlschema-2/で『XMLスキーマパート2: データタイプ』のドキュ メントを参照してください。 Webサービスのソース定義とターゲット定義 マッピング内のWebサービスのソース定義とターゲット定義にXMLデータタイプが表示され ます。PowerCenter Integration Serviceは、Webサービスのソースからデータを読み取る ときに、ネイティブXMLデータタイプをアプリケーションマルチグループソース修飾子トラ ンスフォーメーションで使用されるトランスフォーメーションデータタイプに変換しま す。 Webサービスのターゲットにデータを書き込むときに、PowerCenter Integration ServiceはPowerCenterトランスフォーメーションデータタイプをWebサービスのターゲット のネイティブXMLデータタイプに変換します。 47 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションを作成するときに、Designerによっ て、ネイティブXMLデータタイプがPowerCenterトランスフォーメーションデータタイプに 変換されます。 マッピングにおけるWeb Servicesコンシューマトランスフォーメーション はPowerCenterトランスフォーメーションデータタイプを表示します。 XMLおよびPowerCenter トランスフォーメーションデー タタイプ XMLデータタイプおよびXMLデータタイプとPowerCenterトランスフォーメーションデータタ イプ間のリレーションの詳細については、 『PowerCenter XMLガイド』を参照してくださ い。 48 付録 A: データタイプ参照 索引 F faultactor PowerExchange for Web Services、SOAPフォルトの説明 40 faultcode PowerExchange for Web Services、SOAPフォルトの説明 40 faultstring PowerExchange for Web Services、SOAPフォルトの説明 40 H HTTPS PowerExchange for Web Servicesでのトランスポートレ イヤセキュリティ 10 PowerExchange for Web Servicesの説明 8 HTTPプロキシサーバー PowerExchange for Web Services、設定 13 P PowerExchange for Web Services 概要 1 R RPC/Encoded PowerExchange for Web ServicesでのSOAPエンコーディ ングスタイル 2 S SOAP PowerExchange for Web Services、WSDLファイル 2 PowerExchange for Web Servicesでのエンコーディング 2 PowerExchange for Web Servicesでのメッセージ 2 SOAP Request（プロパティ） PowerExchange for Web Servicesの定義、設定 26 SOAPアクション（プロパティ） PowerExchange for Web Servicesの定義、設定 26 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション、 設定 33 SOAPフォルトメッセージ PowerExchange for Web Services、例 40 PowerExchange for Web Servicesの説明 40 SSL PowerExchange for Web Servicesでのトランスポートレ イヤセキュリティ 10 U URL PowerExchange for Web Services、カラムの追加 19 URLカラム PowerExchange for Web Servicesの定義、追加 23 UTF-16LE PowerExchange for Web Services、WSDLファイルのコー ドページ 7 W Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション インポート 35 データタイプ 48 説明 30 Web Serviceコンシューマトランスフォーメーション コンポーネント 32 プロパティ 32 Webサービス PowerExchange for Web ServicesのWSDLファイル 2 PowerExchange for Web Services、ターゲット 7 PowerExchange for Web Services、コンシューマ 1 PowerExchange for Web Services、ソース 7 PowerExchange for Web Servicesで使用されるプロバイ ダ 1 Webサービス操作 PowerExchange for Web Services定義のインポート 23 PowerExchange for Web Services、一方向 3 PowerExchange for Web Services、要求/応答 3 PowerExchange for Web Servicesの説明 1 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション、 インポート 35 Webサービス定義 XMLエディタでの表示 28 Webサービスのソース定義 PowerExchange for Web Services、インポート 23 PowerExchange for Web Services、概要 16 PowerExchange for Web Servicesの説明 16 PowerExchange for Web Services、データタイプ 47 Webサービスのターゲット定義 PowerExchange for Web Services、インポート 23 PowerExchange for Web Services、概要 16 PowerExchange for Web Servicesの説明 16 49 PowerExchange for Web Services、データタイプ 47 WSDLファイル PowerExchange for Web Servicesの説明 2 WSDLファイルのコンポーネント PowerExchange for Web Services、サービス 3 PowerExchange for Web Services、操作 3 PowerExchange for Web Services、バインディング 3 PowerExchange for Web Services、ポート 3 WSDLファイルの場所 PowerExchange for Web Services、設定 26 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション、 表示 33 WSDLワークスペース PowerExchange for Web Services、表示 27 PowerExchange for Web Servicesの説明 27 X XMLエディタ Webサービス定義の表示 XMLカラム PowerExchange for Web XMLデータタイプ PowerExchange for Web XML表示オプション PowerExchange for Web ション 35 PowerExchange for Web 35 28 Services、名前の生成 35 く クッキー PowerExchange for Web Servicesの定義、クッキーカラ ムの追加 19 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション、 クッキーポートの追加 35 クライアントストア PowerExchange for Web Services、設定 8 PowerExchange for Web Servicesのセキュリティ 8 PowerExchange for Web Servicesの説明 8 こ 公開キー PowerExchange 公開キー基盤 PowerExchange コードページ PowerExchange イル 7 PowerExchange for Web Services、認証 8 for Web Services、定義 8 for Web Services、UTF-16LEのWSDLファ for Web Servicesでのサポート 7 Services定義 47 Services、エンティティリレー Services、階層リレーション さ 参照ポート Web Serviceコンシューマトランスフォーメーション、 追加 37 あ し アプリケーション接続 Web Servicesコンシューマアプリケーション接続でのエ ンドポイントURL 10 Web Servicesコンシューマアプリケーション接続のSSL 認証 13 Web Servicesコンシューマアプリケーション接続のユー ザー認証 10, 13 実行時場所（プロパティ） Web Serviceコンシューマトランスフォーメーション 32 出力は確定的（プロパティ） Web Serviceコンシューマトランスフォーメーション 32 出力メッセージ PowerExchange for Web Servicesの説明 5 詳細 PowerExchange for Web Services、SOAPフォルトの説明 40 証明書の生成 クライアント証明書ファイル 13 プライベートキーファイル 13 証明書ファイル PowerExchange for Web Services、トラストサーティフ ィケーションファイルへの追加 15 PowerExchange for Web Servicesでの変換 14 え エンティティリレーション PowerExchange for Web Servicesの説明 35 PowerExchange for Web Servicesの定義、設定 23 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション、 設定 35 エンドポイントURL PowerExchange for Web ServicesのSOAPメッセージ 46 PowerExchange for Web Servicesの説明 6 Web Serviceコンシューマトランスフォーメーション、 追加 35 Web Servicesコンシューマアプリケーション接続 10 WSDLファイル、PowerExchange for Web Services 40 エンドポイントURL（プロパティ） PowerExchange for Web Servicesの定義、設定 26 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション、 設定 33 50 索引 す スレッド特有の操作 Web Serviceコンシューマトランスフォーメーション 32 せ セキュリティ PowerExchange for Web Services、NTLM認証 10 PowerExchange for Web Services、概要 8 PowerExchange for Web Services、基本認証 10 PowerExchange for Web Services、クライアントストア 8 PowerExchange for Web Services、相互認証 9 PowerExchange for Web Services、ダイジェスト認証 10 PowerExchange for Web Services、トラストストア 8 PowerExchange for Web Services、トランスポートレイ ヤ 10 PowerExchange for Web Services、認証 8 PowerExchange for Web Services、メッセージレイヤ 8 セッションのプロパティ PowerExchange for Web Services、Nullコンテンツの表 現 41 PowerExchange for Web Services、SOAP Request Cache Dir 41 PowerExchange for Web Services、SOAP Request Cache Size 41 PowerExchange for Web Services、SOAPアクション 41 PowerExchange for Web Services、SOAPリクエスト 41 PowerExchange for Web Services、Treat Fault as Error 41 PowerExchange for Web Services、XML日付時刻形式 41 PowerExchange for Web Services、空のコンテンツを Nullとして扱う 41 PowerExchange for Web Services、空の文字列コンテン ツの表現 41 PowerExchange for Web Services、リスタート 41 PowerExchange for Web Services、リセット 41 PowerExchange for Web Servicesターゲット 41 PowerExchange for Web Servicesでの孤立した行の取り 扱い 41 PowerExchange for Web Servicesでの重複した親行の扱 い 41 PowerExchange for Web Servicesのソース 41 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーションの 説明 41 セッションリカバリ Web Serviceコンシューマトランスフォーメーション 32 設定 Web Servicesコンシューマアプリケーション接続 13 そ 相互認証 PowerExchange for Web Servicesの説明 9 操作 PowerExchange for Web Servicesでの一方向操作 3 PowerExchange for Web Servicesでの要求/応答操作 3 操作タイプ（プロパティ） PowerExchange for Web Services、表示 33 PowerExchange for Web Servicesの定義、設定 26 操作名（プロパティ） PowerExchange for Web Servicesの定義、設定 26 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション、 設定 33 て と ドキュメント/リテラル PowerExchange for Web ServicesでのSOAPエンコーディ ングスタイル 2 トラストサーティフィケーションファイル PowerExchange for Web Services、証明書の追加 15 トラストストア PowerExchange for Web Servicesのセキュリティ 8 トラブルシューティング PowerExchange for Web Servicesのワークフロー 46 トランスフォーメーション範囲（プロパティ） Web Serviceコンシューマトランスフォーメーション 32 トランスポートレイヤセキュリティ PowerExchange for Web Services、HTTPS 10 PowerExchange for Web Services、SSL 10 PowerExchange for Web Servicesの説明 10 トレースレベル Web Serviceコンシューマトランスフォーメーションの プロパティ 32 に 入力メッセージ PowerExchange for Web Servicesの説明 5 認証 PowerExchange for Web Servicesの公開キー 8 PowerExchange for Web Servicesのコンポーネント 8 Web Servicesコンシューマアプリケーション接続 10, 13 認証証明書 PowerExchange for Web Services 8 PowerExchange for Web Servicesの説明 8 は パーティション化 PowerExchange for Web Servicesの説明 39 パーティション化可能（プロパティ） Web Serviceコンシューマトランスフォーメーション 32 パーティションごとに1つのスレッドを要求する（プロパ ティ） Web Serviceコンシューマトランスフォーメーション 32 パススルーポート PowerExchange for Web Services、追加 33 ふ ［プロパティ］タブ Web Serviceコンシューマトランスフォーメーション 32 め メッセージレイヤセキュリティ PowerExchange for Web Servicesの説明 8 データタイプ PowerExchange for Web Services 47 XML、PowerExchange for Web Servicesで使用 47 索引 51 も わ 元のWSDLの場所（プロパティ） PowerExchange for Web Servicesの定義、設定 26 Web Servicesコンシューマトランスフォーメーション、 表示 33 ワークフロー PowerExchange for Web Servicesのトラブルシューティ ング 46 52 索引