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1 - ISPO
 ISPO 会員の皆様 はじめに、2007 年より ISPO 事務局長を務め、残念ながら一身上の都合により退任され、大学で
の業務に専念されることとなった John W. Michael 氏への感謝の意を表し、冒頭のご挨拶とさせ
て頂きます。Michael 氏は、ISPO 本部役員会においては貴重な存在であり、業務に対する真剣な
態度、業務の詳細にまで配慮される丁寧さ、さらに鋭敏な判断力の持ち主でした。Michael 氏の
長きにわたる ISPO への献身的姿勢と専門知識について、皆様方も同じように感じられていると
思います。Michael 氏とご家族の今後の更なるご健勝をお祈りいたします。 なお後任には、Rajiv S. Hanspal 氏が 3 年任期の残りの期間、事務局長を務めることになります。
ISPO が、世界会議と Reha-­‐Technik 国際見本市と同時開催される ISPO 国際委員会中間会議が行わ
れるライプツィヒの場で来月皆様方とお会いできることを楽しみにしております。 ISPO のジャーナル、POI の編集者である Sarah Curran 氏に直接会うことができます。5 月 17 日
(木)に予定されているセッション「Meet the Editor」に是非ご注目下さい。同誌編集者は、こ
の eUpdate 内にあるご意見調査リンクからの皆様からのご意見もお待ちしております。 さらに、今回の eUpdate で概要が記載されておりますが、ISPO 関連調査にご回答下さい。ISPO
教育・ガイドラインの改善にご協力いただければと思います。 最後に、eUpdate は隔月で送られます。eUpdate は作成にあたり、協力者と編集者が余裕を持っ
て徹底した記事を執筆できるよう隔月発行といたしました。e-­‐Update は皆様方が世界中の会員
様とつながることのできる媒体として、皆様方のご支援のもと、ますます良質なニュースと情
報をご提供させていただきます。今後とも皆様方のご協力をよろしくお願いいたします。 ISPO 出版委員会・会長 ISPO 事務局長 Dirk Böcker Rajiv S. Hanspal eUpdate 日本語版は以下のスポンサーの協力で出版しました。 賛助会員 施設会員 1 目 次 ニュース ............................................................................................................................................................. 3
ISPO 本部、障害と開発に関するグルーバルパートナーシップ(GPDD)に参加 ................................................ 3
あなたの国の言語で WORLD REPORT ON DISABILITY をお読み下さい ........................................................................ 3
ISPO & SOCIAL MEDIA .................................................................................................................................................... 4
ISPO 教 育ガイドラインに関する ISPO オ ンライン調査に参加しよう ...................................................... 4
ISPO イ ンサイド ................................................................................................................................................ 4
本部役員会 EB2013 候補者の推薦募集(再告知) ........ エ ラー! ブ ックマークが定義されていません。
ISPO 国際委員会 IN ライプツィヒ(2012 年 5 月) ................................................................................................... 5
ISPO 公開役員会 IN ライプツィヒ(2012 年 5 月) ............................................................................................... 5
ISPO 世界会議 2013: 論文提出締切 ........................................................................................................................ 5
日本語版 ISPO EUPDATE .............................................................................................................................................. 6
PROSTHETICS AND ORTHOTICS INTERNATIONAL (POI) .......................................................................................... 6
PROSTHETICS AND ORTHOTICS INTERNATIONAL 執筆者による調査 .................................................................................... 6
POI: 編集者からのお薦め ........................................................................................................................................ 6
MEET THE EDITOR セッション IN ライプツィヒに参加しよう ............................................................................. 6
ISPO の公式ジャーナルであなたの最新研究を発表しよう ................................................................................ 6
ISPO ア ラウンド ザ ワールド .................................................................................................................... 7
SAOPA 会議 2012 論文募集締切間近! .................................................................................................................. 7
ISPO スウェーデン、整形外科医年次総会に関連し、年次総会及びセミナーを実施 .................................... 7
ISPO オーストラリア支部、多くの新規会員を獲得 ............................................................................................ 7
ISPO イタリア ........................................................................................................................................................... 8
教育 ..................................................................................................................................................................... 8
ISPO、エルサルバドル及び香港での義肢装具トレーニングプログラムへのカテゴリーⅠ認定を継続 ..... 8
フォーカス ........................................................................................................................................................ 9
ISPO オーストラリア研究助成金に注目 ............................................................................................................... 9
イベント ........................................................................................................................................................... 10
ORTHOPÄDIE + REHA-­‐TECHNIK 2012 での ISPO ...................................................................................................... 10
TIPS 2012: 最終プログラムに注目 ........................................................................................................................ 11
第 10 回イラン義肢装具会議 ................................................................................................................................ 11
第 12 回ヒューマン・ムーブメントの 3D 解析に関する国際シンポジウム .................................................. 11
アジア義肢装具学術会議(APOSM2012) .......................................................................................................... 11
ISPO イギリス 40 周年記念イベント 論文募集! ............................................................................................... 12
第 22 回リハビリテーション・インターナショナル世界会議 抄録及び論文募集 ..................................... 12
その他、義肢装具イベントに関する情報は WWW.ISPOINT.ORG の ISPO 会議カレンダーでチェック ............. 13
ISPO は、今回の eUpdate の発行をご支援下さったパートナー企業、Touch Bionics 様に感謝いたします。 2 ニュース ISPO 本部、障害と開発に関するグローバルパートナーシップ(GPDD)に参加 障害分野で国際的に認知されるパートナーとなるべく、ISPO は、障害分野関係者の国際的なネット
ワークである GPDD に加盟いたしました。 GPDD は、障害者の権利を高め、さらなる発展を求める政府機関とパートナーとの調整及び連携を改
善させる必要性を訴える障害者の権利条約(CRPD)に則り活動しています。 GPDD は、CRPD の遂行とさらなる発展を目指し国際的な協力体制を促進させるため、メンバー、パ
ートナーの方々と一緒に取り組みます。また、利害関係者のネットワーク構築、知識の共有・創造
の支援、この分野を全体的に推進するためのプラットフォームを作り上げて行きます。 GPDD のメンバーには、政府省庁、2国間及び多国間での開発協力・支援を行う機関、国際開発及び
地域開発銀行、国際開発及び地域開発基金、国連専門機関、主要な国際開発 NGO 団体、多くの低所
得国にある連合体及び地域間ネットワーク 、国際的な障害者当事者団体(DPOs)、DPOs の地域間ネッ
トワーク、主要な国際障害者 NGO 団体、大学及び研究機関、個人企業、労働組合、労働者団体、報
道機関などが含まれます。 ISPO がこうした場に出ることにより、障害者問題に取り組む ISPO の知名度が高まり、ISPO にとって
障害分野の多くのパートナーと関係を構築する機会となります。 GPDDに関する更に詳しい情報はこちらから: http://www.gpdd-­‐online.org/. あなたの国の言語で World Report on Disability をお読み下さい World Report on Disabilityは、現在、様々な国の言語でお読みいただけます。 このレポートは約1年前に発行され、障害者の権利条約(CRPD)に則り、健康、リハビリテーシ
ョン、障害のある方々の社会参加の促進を目指します。また、世界保健総会(World Health Assembly)から委任され、WHOと世界銀行により共同で発行されます。このレポートには、障
害における最善の科学的根拠が要約され、活動への推薦事項がCRPD(2006年)に則り盛り込まれ
ています。 World Report on Disability では、障害に関する優れた研究やデータの必要性を明確化します。そ
の中には、30 年以上にわたる WHO の障害推計有病率調査を実施して以来、初めて更新された
内容も含まれます。また本レポートでは、障害に対する差別や障壁を明確化し、その必要性を
特定し、健康、リハビリテーション、サポートサービス、情報、インフラ、交通、教育、雇用
分野での障害を持つ方々の生活を改善するためには、何が有効であるかの分析を提供します。 3 ISPO & Social Media 1000名以上の義肢装具の専門家が、現在ISPO group on LinkedInに
登録し、活発な議論に参加しています。LinkedIn のアカウントを
お持ちであれば、ISPOグループに是非ご参加下さい! ISPOは Facebookにもページがあります。 Facebookはこちらから。「いいね!」をクリックして下さい! ISPO 教 育ガイドラインに関する ISPO オ ンライン調査に参加しよう WHO やその他パートナーと協調関係にある ISPO は、1990 年代初頭から義肢装具分野における
教育の基準を定めてきた先駆者です。ISPO 基準及びガイドライン分科会を通して、ISPO は現在、
それらの教育基準の見直し及び更新を行っております。この活動の一環として ISPO は、関連分
野の専門家のオンライン調査上での参加を呼びかけます。 この調査の目的は、現在、義肢装具の専門家からあげられている課題の側面から、教育の基準
を評価し、ISPO が活動を行っている様々な地域や国の教育的な必要性をつかみ、専門的なケア
における現状を理解することです。 皆様のご回答により、ISPO が今度如何に活動の価値を高め、全体的にサービスを向上させ、
ISPO メンバーの特別なニーズを反映させるか、といった課題を ISPO 基準及びガイドライン分科
会がさらに理解できるようになります。 調査はこちらから: https://www.surveymonkey.com/s/Z2SV5HP ご意見お待ちしております! 2012 年 4 月 15 日までに調査にご協力下さい。 更なる情報は ISPO ウェブサイトから。http://www.ispoint.org/ ISPO イ ンサイド 本部役員会 EB2013 候補者の推薦募集(再告知) ISPO プロトコル委員会は、5 月にライプツィヒで開催される ISPO 国際委員会の場での概要の
発表を予定しているため、2013 年から 2015 年の ISPO 本部役員会への推薦を 4 月末までに提出
されることを ISPO 各支部及びメンバーに再度アナウンスします。 (前回の eUpdate の記事はこちらから:previous eUpdate). 本部役員会への推薦にあたり、ISPO 本部役員の役割及び責任に関する文書が作成されました。
本文書には、本部役員として望ましい能力・素質が示され、役員としての職務に付随する責任
が明記されています。下記詳細と共に、本文書に関するご提案を [email protected] までメールで
お送り下さい。: 1. 候補者情報: − 候補者の姓名 − E メールアドレス − 電話番号 − 居住国 − 国籍 − 職業 2. 候補者の簡単な履歴及び職歴 4 3. 本部役員となる動機に焦点をあてた候補者のビジョン・ステートメント 4. 候補者がこの選挙にふさわしいと思う理由を中心に、推薦者(ISPO 支部あるいは ISPO メ
ンバー)からの推薦文 ISPO 本部役員選挙の手順及びスケジュールに関する詳細は、こちらをクリックされるか、ISPO
本部にメールでご連絡下さい。[email protected] ISPO 国際委員会会議 IN ラ イプツィヒ(2012 年 5 月) ISPO 各支部代表からなる国際委員会が、ドイツ・ライプツィヒで 2012 年 5 月に行われる
Orthopädie + Reha-­‐Technik に際して、中間会議を開催予定です。会議は 2012 年 5 月 14 日(月)、
ライプツィヒ・メッセ構内で行われます。 議題として以下の項目が予定されています。ISPO の構成、ISPO 世界会議、本部役員選挙手続き、
2013 年から 2015 年の本部役員会候補者の紹介、ISPO メンバーシップの会員種別と会費、とな
ります。なお、各支部には議事に含める項目を提出するようすでに連絡がまわっています。 ISPO 公 開役員会 in ラ イプツィヒ(2012 年 5 月) Orthopädie + Reha-­‐Technik 会議の間、ISPO パートナー団体の代表者から構成される ISPO 公開役
員会は、ライプツィヒで会合が行われます。会合は、2012 年 5 月 15 日(火)、開会式の前にラ
イプツィヒ・メッセで行われます。 各組織による簡単な紹介と最近の活動に関するプレゼンテーションに続いて、新しい発議や協
同分野に関する議論が行われる予定です。 詳細は、ISPO 本部事務局までメールでお問い合わせ下さい。[email protected]. ISPO 世界会議 2013: 論 文提出締切 ISPO 世界会議 2013 は、2013 年 2 月 4 日~7 日の期間、インドの Hyderabad International Convention Centre で開催されます。 論文の提出を希望される方は、2012 年 5 月 1 日までにお願いします。 オンライン提出、論文テーマ、プレゼンテーションの
内容に関する全ての情報は ISPO 世界会議 2013 ウェブ
サイトをご覧下さい。 ISPO 世 界 会 議 2013 に つ い て : この歴史的イベントは、科学的で臨床的な進歩、最新
の製品、革新的なテクノロジーと最新のデザインや素材に関する情報の共有と発表の場を世界
中の義肢装具士コミュニティに提供します。 本会議は、インドで主催される初の ISPO 世界会議となります。インドは、重要なビジネスチャ
ンスや観光の機会を提供する地域です。こうしたインドには、人と知り合い、関係を構築し、
新たな文化な体験ができるなど多くの可能性があるのです。 ISPO 世界会議の対象者は、義肢装具士、医師、整形外科医、理学療法士、作業療法士、リハビ
リエンジニア、介護福祉士、臨床心理士、社会団体などです。 ISPO 世界会議では、参加者に義肢装具治療における製品、施設、補助器具の最新情報をお届け
5 いたします。 本会議やその他の活動を通して、ISPO は障害者が体の機能や自立を再び取り戻せるよう、リハ
ビリテーションにおける最良の選択肢を提供して参ります。 会議に関する詳しい情報はこちらから: www.ispo2013.org 日本語版 ISPO eUpdate ISPO 日本支部のご協力により、ISPO eUpdate が現在、日本語でも ISPO のウェブサイトでご覧に
なれます。おめでとうございます、ISPO 日本支部! 日本語版の過去の記事はこちらから Prosthetics and Orthotics International (POI) Prosthetics and Orthotics International 執筆者による調査 読者調査に忘れずにご回答下さい。ISPO 会員、更には義肢装具コミュ
ニティーのメンバーとして、ISPO の公式ジャーナルへのあなたのご意
見はとても貴重です。ご意見はこちらからお願いいたします。 POI: 編 集者からのお薦め POI 編集者の Sarah Curran は最新版より以下3つを推薦します。 – 期
間限定で無料 にてご覧いただけます。(ISPO メンバーでない方の閲覧も可能です。)どうぞ
お楽しみ下さい! -­‐ 断端袋: 枚厚(ply)は断端袋の厚みにどう関係するか? -­‐ 股関節症患者の機能的動作に関する WISH タイプのヒップブレースの効果: Timed Up & Go
テストによる評価 -­‐ トレッドミル歩行中の下肢運動学的、足底圧分布から見たインソールの効果 -­‐ 一側性尖足慈の調整可能装具を使用したシミュレーション : デザイン、実行可能性、生
体力学的効果 MEET THE EDITOR セ ッション IN ラ イプツィヒに参加しよう ライプツィヒでの義肢装具世界会議(5 月 15 日~18 日)へ参加され、ISPO 本部への研究発表に
興味がおありでしたら、5 月 17 日(木)の午後 1 時より開催予定の Meet the Editor セッション
(会議センターのルーム 14/15 にて開催予定)にご参加ください。編集者の Sarah Curran、編集チ
ームのメンバーとお話しください。皆様方のご質問にお答えし、ご提出いただく研究発表につ
いて最善の方法をお話しいたします。 ISPO の公式ジャーナルであなたの最新研究を発表しよう ISPO 本部は、レビュー記事、実験的、臨床的研究論文、ケーススタディー、テクニカルノート、
義肢装具やリハビリテーションの技術実践に関するレポート、書評を公表します。最新記事は
こちらからご提出下さい。 6 ISPO ア ラウンド ザ ワールド SAOPA 会 議 2012 _ 論 文募集締切間近! SAOPA 会議 2012 が、Ushaka Durban 空港近くの KZN North Coast にあ る素晴らし い施設 、 La Montagne Resort in Ballito にて、9 月 5 日~8 日の期間開催され
ます。会議への参加者数定員は 150 名です。 会議主催者は「アフリカの義肢装具に革新を」をテーマに論文を募集しています。ご興味を持
たれた方は、4 月 30 日 ま で にお申し込み下さい。会議主催者は、会議に価値を与えると判断さ
れる題目について発言者に意見を述べることができます。最終プログラム案が決まった際には、
出席者が利用できる CPD ポイント数の申請を CPD 委員会に提出することができます。 ス ポ ン サ ー と 出 展 者 現在 19 ある出展スタンドのうち、現在まだ 4 つ空きがあります。会議期間中、出展をご検討で
したら、NicciMcKibbin([email protected])宛メールでご予約下さい。 ご登録はご登録フォームにてお願いいたします。 ISPO スウェーデン、整形外科医年次総会に関連し、年次総会及びセミナー
を実施予定 ISPO スウェーデンは、9 月 4 日~7 日の期間、スウェーデンのクリスチャンスタッドで行われる
スウェーデン整形外科医年次総会に関連し、半日のセミナーと同時に 2012 年年次総会を行うこ
とをアナウンスします。 半日のセミナーでは、著名な研究者による整形外科疾患の非観血療法に関する研究発表やスウ
ェーデンの義肢装具学における大学院での最新の研究発表、対麻痺患者の画期的なトレーニン
グ器具の紹介などが行われます。セミナーと年次総会は、9 月 5 日に行われます。 さらに ISPO スウェーデンは、関節炎の足治療に関する 1 日コースを 11 月 15 日にストックホル
ムで実施します。主な演者は、足部リウマチの装具療法に関して発表予定の SmitaRao 博士です。 両イベントに関する詳細は、ISPO スウェーデンのウェブサイト(www.ispo-­‐s.se)にて、間もな
く閲覧可能となります。 ISPO オーストラリア支部、多くの新規会員を獲得 会員数増加を目指し、さらにオーストラリア支部(NMS)を多分野にわたる組織とすべく多くの
方々の努力により、ISPO オーストラリア支部の会員数は 2009 年から 50%近く増加しました。
ISPO オーストラリアの努力と実績にお祝いの言葉を述べさせて頂き、ISPO オーストラリアの取
り組みを参考にして、他の支部でも同じように ISPO への関心をさらに高める工夫をされること
を希望します。 2009 年に、オーストラリア支部は 90 名ほどの会員数でした。役員会は以下のような取り組みを
行いました。 -­‐ 2005 年以降、連絡のない会員へ連絡を取り始めた。 -­‐ 会長の歓迎スピーチ、ISPO オーストラリアのブースを通じて開催する会議やコースで
7 ISPO の活動に関する活発な広報を行った。 オーストラリア支部事務局長がコースや会議に参加し、会員登録が見込まれる方々の質
問に答えたり、展示会や休憩の合間にその場で登録できるサービスを行った。 専任のウェブ管理者が役員会に任命され、ウェブサイトを更新し、新規会員や既存会員
の登録更新の流れを効率的に行った。 ISPO オーストラリアの会議、コースでの登録と新規及び既存会員登録を並行して行った ISPO 非会員に会員登録を目的とした POI 最新版の無料配布を行った。 多分野にわたる関連コースや会議のテーマやトピックを扱うことにより、これまで非対
象者だった方々に関心を抱かせた。例えば、2010 年に ISPO オーストラリアは脳性麻痺
の子供や若年者の治療に関する上級コースを実施したが、参加者の半数が理学療法士、
作業療法士、リハビリテーションの専門家、言語聴覚士だった。 -­‐
-­‐
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上記により、2010 年末までに会員数は 15%以上の伸びを見せ、2011 年末までには、133 名の
45%まで増加しました。特に来年のインドで開催予定の世界会議の広報などを通して、ISPO オ
ーストラリアは、今後も ISPO に高い関心を持って頂けるよう希望します。 ISPO オーストラリアの新規会員獲得にご関心のある方は、支部事務局長 Sue Fraser までメール
でご連絡下さい。 -­‐ [email protected] ISPO イ タリア ISPO イタリアはウェブサイトを創設しました。http://www.ispoitalia.org/ イタリアの方々、おめでとうございます! 教育 ISPO、 エ ル サ ル バ ド ル 及 び 香 港 で の 義 肢 装 具 ト レ ー ニ ン グ プ ロ グ ラ ム へ の
カテゴリーⅠ認定を継続 エルサルバドル・サンサルバドルに位置する Universidad Don Bosco (UDB)の義肢装具学士号が、さらに 3 年間認可され 2014 年まで、ISPO カ
テゴリーⅠの継続が認められました。 2011 年 7 月の教育プログラムの再評価及び ISPO 査察官により提出され
た再評価レポートの改定を受け、ISPO 教育委員会及び役員会は 3 月初旬
に査察官からの推薦を認め、同大学コースのカテゴリーⅠ認定を承認し
ました。 Don Bosco 大学に関する情報は、こちらのウェブサイトをご参照ください。
http://www.udb.edu.sv/udb/index.php さらに 2011 年 4 月、香港理工大学医用生体工学の学士
課程も ISPO によって再評価されました。再評価レポー
トの改定により、ISPO 教育委員会及び役員会は医用生
体工学の学士課程の ISPO カテゴリーⅠ認定をさらに 5
年間認め、2016 年の 4 月まで継続することとしました。 香港理工大学に関する情報は、こちらのウェブサイトをご参照ください。
8 http://www.polyu.edu.hk/hti/ 両大学のプログラム関係者及び卒業生の皆様、おめでとうございます! ISPO カテゴリーは、ISPO と WHO(国連世界保健機構)により制定された義肢装具分野の専門家
育成を目的とするガイドラインの一部です。 * カテゴリー I: 義肢装具士 * カテゴリー II: 義肢装具技能士及び各モジュールコース(義足あるいは義手) フォーカス ISPO オーストラリア研究助成金に注目 今回の「フォーカス」では、ISPO オーストラリアの研究助成金に焦点をあてます。 ISPO オーストラリア研究助成金は 6 年前に設立されましたが、その目的は会員の研究活動を推
奨し、さらに義肢装具分野における科学的根拠の向上に貢献したいと希望する経験の少ない研
究者を支援することです。 本年、アデレイドにある Repatriation 総合病院のリハビリテーション・高齢者介護科の South Australian Movement Analysis Centre に勤務されている Ben Patritti 博士に助成金が授与されました
が、博士の研究プロジェクトは「多発性硬化症患者の運動機能と運動疲労に対する機能的電気
刺激によるトレーニング効果」というものでした。 今回で三度目となるこの賞は、助成金申請者の企画書を評価し、それぞれの申請者に建設的に
フィードバックを行った審査チームの方々のご尽力の結果と存じます。評価者は、義肢装具分
野の専門知識と同分野への研究貢献度により選ばれました。ISPO オーストラリア研究助成金委
員会議長 StefaniaFatone 氏は、「今回の Patritti 博士の研究企画は、独創的であり、多発性硬化
症患者への機能的電気刺激(FES)に関する知識体系への貢献が期待されると審査官の意見が一致
しました。」と述べました。 Patritti 博士の研究の目的は、歩行困難を引き起こす疲労をしめす多発性硬化症の歩行可能な
方々に、FEC 器具を使用することによるトレーニングの効果を調査するものです。また、FEC 器
具の定期的な使用が、多発性硬化症の方々の歩行、バランスや疲労にどのような効果をもたら
すか、についても併せて調査する予定です。Patritti 博士は、この研究のために優秀なチームを
結集しました。「厳格な審査プロセスにより、2011 年 ISPO オーストラリア研究助成金をわたし
たちが獲得できたのは、とても光栄でした。特に、わたしたちのチームは多分野の専門家から
構成され、研究を始めてまだ初期段階でしたので、とても喜んでおりました。わたしたちは
ISPO オーストラリアに対し、プロジェクトへの寛大なサポートに感謝いたします。同時に今後
この分野の研究がより発展して行くことを祈願いたします。翌年、研究活動のほとんどが終了
する予定ですし、私たちの研究が、FEC 器具がいかに多発性硬化症患者の動作改善をもたらすか
についての皆様のご理解を深め、最終的に、臨床現場での FEC 器具使用を増やすことにつなが
ることと願います。」と Patritti 博士は述べられました。 ISPO 本部は、オーストラリア支部の方々の今回のご成功に対し、お祝いの言葉を述べたいと思
います。POI で公表されておりますが、前回の助成金が授与され、2007 年の受賞者の研究によ
り成果が見られました。Priya Davis 氏が、ISPO オーストラリア出資研究プロジェクト(2007 年
~2009 年)の「膝装具利用者の歩行特徴とエネルギー消費に対する姿勢補助装具の効果」で、
9 2011 年度 Thranhardt Lecture 賞をアメリカ義肢装具学会より受賞しました。 Caroline Roffman 氏
によるほぼ完成予定の「下肢切断患者のリハビリテーションにおける成果の向上」に関する
ISPO 出資の研究(2009 年~2011 年)では、下肢切断患者の治療モデルの改善への可能性に注目を
集めました。 Patritti 博士と研究チームの助成金受賞、おめでと
うございます。今後のさらなる研究の成功を祈願
いたします。 Ben Patritti 博 士 ( 中 央 ) と 共 同 研 究 者 の James McLoughlin 氏 ( 左 ) 、 Chris Barr 博 士 ( 右 ) 。 South Australian Movement Analysis Centre の歩行実験室にて。
Orthotics and Prosthetics South Australia の Rebecca North
氏 (写真には写っていません)も、2011 年 ISPO オースト
ラリア研究助成金受賞グループの共同研究者です。 貴国 ISPO 支部で研究をはじめようと思われ、ISPO オーストラリア研究助成金についてご関心が
おありでしたら、ISPO オーストラリア会長 Michael Dillon 博士までメールでご連絡下さい。
[email protected] イベント ORTHOPÄDIE + REHA-­‐TECHNIK 2012 での ISPO 2012年5月15日から18日の期間、ライプツィヒで開催される義肢装具、整形外科靴技術、圧迫療法、リハ
ビリテーション技術の国際見本市や世界会議に参加されるご予定はありますか。 もし参加されるようでしたら、会議センターのISPO本部の
ブースと展示場にある国際フォーラムに是非お立ち寄り下
さい。ご挨拶だけでも構いませんし、そこでメンバーシッ
プを更新されたり、意見交換やおしゃべりだけでも構いま
せん。皆様にお会いできることを楽しみにしております! ORTHOPÄDIE + REHA-­‐TECHNIK 2012に つ い て 5月16日から18日(水曜日~金曜日)の期間、世界的
に知名度の高い国際見本市が5月15日から18日(火曜日~金曜日)に開かれる世界会議に並行し
て開催されます。義肢装具、整形外科靴技術、圧迫療法、リハビリテーション技術の世界会議
では、この分野の将来の重要なトピックとして、装具学に着目します。 What’s new? 2012年の会議は、意見交換と討論に重点が置かれ、「Meet the speaker」のようなスペシャル・
イベント、他分野にまたがる事例研究が紹介されます。さらに基調講演は30分予定されており、
基調講演の間は、その他のイベントは行われません。 ORTHOPÄDIE + REHA-­‐TECHNIK の イ ン タ ー ネ ッ ト サ イ ト は こ ち ら で す 。 www.ot-­‐leipzig.de 10 TIPS 2012: 最 終プログラムに注目 2012 年 5 月 21 日~23 日の期間中に開催される Trent 国際義肢シンポジウム(TIPS)は、上肢切断
者や四肢欠損の子供の治療に特化した著名な国際イベントです。 本シンポジウムの最終プログラムが決まりました。ゲスト講演、フリーペーパー、日常の臨床
現場で直面する問題の解決方法に関するショート・ペーパー、ポスターの展示、ワークショッ
プ及び商業展示、メーカーによるワークショップなどが予定されています。活気づく夕方から
の社交プログラムとともに、組織委員会は TIPS2012 が出席者にとって世界中のリハビリテーシ
ョン専門家と関わる機会となり、多くの専門分野にわたるフォーラム
となることを希望しております。 最終プログラムのダウンロードはこちらから。 登録フォームはこちらからダウンロードして下さい。 さらに詳細な情報は、こちらのサイト(http://www.ispo.org.uk)をご覧になるか、ISPO イギリ
ス事務局([email protected])までメールでご連絡下さい。 第 10 回イラン義肢装具会議 次回開催予定の第 10 回イラン義肢装具会議は、2012 年 5 月 22 日~24 日の期間、義肢装具イラ
ン科学協会の主催で開催されます。 義肢装具分野から、700 名のイランの卒業生の殆どの方々が、本イベントに参加されると思われます。 本イベントに関する詳細は、こちらから 第 12 回ヒューマン・ムーブメントの 3D 解析に関する国際
シンポジウム 第 12 回ヒューマン・ムーブメントの 3D 解析に関する国際シンポジウムは、
生物力学国際協会の主催により、2012 年の 7 月 18 日~20 日の期間、イタ
リア・ボローニャで開催されます。 詳細は、こちらから: http://academic.scranton.edu/organization/3dahm/ アジア義肢装具学術会議(APOSM2012) 第 5 回アジア義肢装具科学会議(APOSM)が ISPO 日本主催、兵庫県立リハビリテーションセン
ター、日本義肢協会、日本義肢装具学会、日本義肢装具士協会共催のもと、2012 年 8 月 3 日~5
日の期間、神戸国際会議場にて開催されます。 事前登録は 4 月 2 日からとなっておりますが、登録料の割引がご利用いただける 6 月 18 日以前
のお申し込みをお勧めします。 「Powerful Asia」という題目の会議が兵庫リハビリテーションセンターの陳隆明博士の主催で開
かれ、500 名以上の専門家が集まる見込みです。 会議では、筑波大学システム情報工学研究科の山海嘉之博士、National Research Center for Rehabilitation Technical Aids の Wang Xitai 博士による特別講演、筋電義手ロボットやメーカーによ
11 るワークショップ、口頭或いはポスターのプレゼンテーションなどが予定されています。 会議に関する詳細とご登録は、こちらのサイト(http://www2.convention.co.jp/aposm2012/)を
ご覧になるか、こちらまでメールでご連絡下さい: [email protected] ISPO イギリス 40 周年記念イベント– 論 文募集! ISPO イギリスは、イギリスのシェフィールドにて 2012 年 9 月 27 日~28 日の期間、40 周年記念
を祝し、世界中の ISPO メンバーの方々を対象に権威ある George Murdoch Prize Medal 2012 の論
文を募集します。 この著名な賞は、ISPO 創立メンバーの一人であり、ISPO 前会長である George Murdoch 教授の遺
志により、3 年に 1 度 ISPO イギリスにより受賞者が選ばれます。2012 年の賞は、ISPO イギリス
40 周年記念会議の場で発表されます。切断手術、義肢装具、生体工学などに関連する分野のメ
ンバーの方は、主要な研究に基づく論文、或いは独自の研究に基づく論文をご提出ください。 この賞は、患者からの観点、つまり評価の必要性、リハビリテーションプログラム、成果の評
価を意欲的に理解しようとする研究者・執筆者に授与されます。 論文の締切は、2012 年 7 月 15 日です。 論文募集の詳細はこちらをダウンロードして下さい。 詳細は、こちらのサイト(http://www.ispo.org.uk/bursaries_prizes.html)をご覧いただくか、ISPO
イギリス事務局までメールでご連絡下さい。([email protected]) ISPO イギリスは、フリーペーパーセッションの抄録募集も行っております。抄録の受付締切は、
2012 年 6 月 30 日です。 詳細は、こちらまでメールでご連絡下さい: [email protected] 第 22 回リハビリテーションインターナショナル世界会議 抄録及び論文募
集 第 22 回リハビリテーションインターナショナル世界会議が、2012 年 10 月 29 日~11 月 2 日ま
での期間、韓国・仁川で開催されます。 主催者は、同時並行で行われるセッションへの論文抄録募集を 4 月 30 日まで行
います。 さらに、ポスターは 5 月 31 日までご提出いただけます。 論文と抄録に関する詳しい情報は、インフォメーション・シートをダウンロー
ド下さい。 会議に関する詳細は、www.riincheon2012.org をご覧いただくか、第 22 回リハビリインターナシ
ョナル世界会議組織委員会事務局までメールでご連絡下さい。([email protected]) 12 義肢装具イベントに関する情報は、www.ispoint.org の ISPO 会議カレンダー
をご覧下さい イベントや、各支部、世界中の義肢装具コミュニティーに関連ある活動に関する情報は、ご遠
慮なくご提出下さい。イベントセクションでの公表を検討させていただきます。 13 
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