Comments
Description
Transcript
那覇市都市計画地場産業振興地区建築条例 地場産業振興地区建築
那覇市都市計画地場産業振興地区建築条例 那覇市都市計画地場産業振興地区建築条例(素案) 地場産業振興地区建築条例(素案)の概要 (素案)の概要 壺屋地区は、琉球王府時代からの伝統を引き継ぐ地場産業である焼物(やちむん) の里であり、この地場産業の育成を図ることが、壺屋地区のまちづくりにおいて重要 な課題と考えております。 しかし、現在の壺屋地区の都市計画用途地域は、主に第2種中高層住居専用地域が 指定されていることにより、工場扱いとなる焼物工房などの建築は制限をされていま す。壺屋地区で焼物工房などを建築する際には、通常の建築申請と例外許可の手続き も行う必要があります。 つきましては、地区の居住環境の保護と地場産業の育成の観点から、建築物の構造 等について必要な制限をあらかじめ設けることで、通常の建築申請の手続きのみで焼 物工房(工場)等の建築を可能とする建築条例の制定と都市計画特別用途地区「地場 物工房(工場)等の建築を可能とする建築条例の制定 産業振興地区」の指定を検討しています。 1 目的 区域内における建築物の建築の制限を緩和し、並びに建築物の構造及び建築設備に ついて制限することにより、本市の地場産業の保護育成を図るとともに、地場産業振 興地区の区域内の生活環境を保全します。 2 用途を緩和して建築等を認める 用途を緩和して建築等を認める建築物 建築等を認める建築物 陶器関連事業の用途に使用するための建築物 陶器関連事業の用途に使用するための建築物 *陶器関連事業とは、陶器の製造及びこれに付随して行う陶土、うわ薬又は陶器用 石こう型の製造に係る事業のことです 3 適用される区域 適用される区域 現在の「壺屋地区都市景観形成地域」の区域 「壺屋地区都市景観形成地域」の区域と同じ区域(別紙参照) 「壺屋地区都市景観形成地域」の区域 *壺屋 1 丁目の一部(8.6ha) 4 建築物 建築物や設備 や設備等 や設備等に関する主な に関する主な制限 主な制限(居住環境の保護) 制限(居住環境の保護) (1)作業場の床面積の合計は 作業場の床面積の合計は 300 ㎡ 以内とします 以内 (2)作業場に係る外壁及び屋根などは、遮音効果のある構造 遮音効果のある構造とします 遮音効果のある構造 (3)ロクロや土練機などの原動機の出力の合計は 原動機の出力の合計は 15 kw 以内とします 以内 (4)陶器の製造に使用する焼成炉(窯)は、ガス窯または電気窯 ガス窯または電気窯に限り、 ガス窯または電気窯 炉内容量の合計は 容量の合計は 3 ㎥以下とします ㎥以下 ※条例施行後に新築・増改築される焼物工房(工場)に適用されます。