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まちづくりと 市民のちから - 湘南NPOサポートセンター

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まちづくりと 市民のちから - 湘南NPOサポートセンター
LIAISON
市民をつなぐ 明日への架け橋 市民活動情報紙 リエゾン
リエゾンは、NPOや市民活動の現場を「もっと知りたい」と思う読者の目線を大事にしています。
Vol.
4
初夏号
2012.06.20
発行:湘南NPOサポートセンター
〒254-0034 平塚市宝町3-1 平塚MNビル1F
T E L:0 4 6 3 - 2 4 - 5 5 0 0
e-mail : [email protected]
地域に密着 マックスバリュ東海(株)の
環境・社会貢献活動に注目!
さん!
体の皆
団
動
市民活
か!? 援
す
で
知
ご存 の市民活動支
業
嬉しい企
毎月11日の「イオン幸せの黄色い
レシートキャンペーン」
(イオン・デー
※ 注1)
は、お客さまがレジ精算時に
受け取った黄色いレシートを、地域の
ボランティア団体名が書かれた店内備
え付けのBOXへ投函していただき、レ
シートのお買い上げ金額合計の1%を
それぞれの団体に還元するというシス
テムです。これは企業が地元地域のボ
ランティア団体を市民の皆さんと一緒
に支援するという、とても素敵な仕組
みです。
平塚では、マックスバリュ平塚河内
店・平塚四之宮店で、
「イオン幸せの黄
色いレシートキャンペーン」を行って
います。平塚河内店では対象となって
いる団体には、「平塚地区自閉症児・
者親の会」「平塚のら猫を減らす会」
「ガールスカウト」など10団体が登
録して支援を受けています。
そこで、マックスバリュ東海(株)社
会貢献部の渡邉部長さんに、さまざま
な社会貢献活動についてお話を伺いま
マックスバリュ平塚河内店・平塚四之
宮店では、
「イオン幸せの黄色いレシ
ートキャンペーン」といってボランティ
ア団体・NPOや市民活動団体へ向け
た活動支援を行っています。
した。
2011年度は750万円も!
「2011年度は、助成額約750万円。
善意の40万枚の黄色いレシートが投
函されました。地域に密着したスーパ
ーマーケットとして、地元地域で活動
するボランティア団体をこれからも応
援していきたいですね。当社では他に
もエコキャップ運動や植樹活動、クリ
ーン&グリーン活動等々、お客さまと
同じ地域社会の一員として地球環境へ
の負荷軽減と保全に努めています。
山梨県では
2008年に県下
一斉、すべての
主要スーパーで
レジ袋の無料配
付中止が決まり
順調に推移して
社会貢献への取り組みを いますが、神奈
幅広く楽しいお話を交え 川県でもぜひ進
ながら語る渡邉さん
めていきたいで
市民自治と新しい公共
福嶋浩彦 氏
※注1)イオン・デーとは・・・
イオンでは「お客さまを原点に平和を追求し、人
間を尊重し、地域社会に貢献する」
という基本理
念のもと、かねてより 企業市民 として地域のお客
さまとともに様々な環境保全活動に取組んでまい
りました。
「公共の担い手」といわれるNPO・市民活動団体の役割とは? そして、行政・議会の真の役割とは?
まちづくりと
市民のちから
講師
すね。まず平塚からでもできるといい
のですが…」と、環境保全への意気込
みについてお話しいただきました。
「皆さんはマイバッグ持参で買い物
していますか?レジ袋はいりません、
と普段から言っていますか?一人一人
の心がけが大事な地球を守るんです。」
海外での勤務経験も豊富な渡邉部長
さんは、とても気さくな方で親切に対
応してくださり、特に中国や台湾での
食べ物についてのお話は興味津々で聞
かせていただきました。
わざわざ遠く静岡から駆けつけてく
ださった渡邉部長さん。今後、NPO
との連携・協働で何か取り組んでみた
いですね、と話題は広がり、期待が持
てる嬉しい対談となりました。
前我孫子市長(現消費者庁長官)
日時
2012年 6月 23日(土) 参加費
開場13:00
無料
13:30∼16:00
場 所 平塚市中央図書館3Fホール
〒254‐0041 平塚市浅間町12−41
バス/平塚駅北口5・6番線乗り場「日産車体前」下車徒歩3分
徒歩/平塚駅北口から徒歩20分
主催
ひらつか自治体財政研究会 湘南NPOサポートセンター
協力
ひらつか市民活動連絡協議会
後援
平塚市
NPOと企業との連携・協働を探る・・・
まだまだ少ない、
NPOと企業との接点 様々な企業が社会貢献活動に取り組
んでいることは、周知の通りですが、
一歩進んでNPOとの連携や協働とい
った形になるとまだまだ実態としては
多くはありません。国民生活白書によ
ると、NPOとの関係について「接点
はない」と回答した企業の割合は減っ
てはいるものの、5割に満たない状況
です。その大きな理由として、①「N
POに関する情報が不足している」、
②「経営で手一杯であり、NPOとの
関係を考える余地がない」、③「今の
ところ必要性やメリットがない」など
が挙げられます。
今後は支援する相手から
協働のパートナーへ
それでは、企業ではNPOと今後ど
のような関係を築いていこうとしてい
るのでしょうか。
NPOを「市民社会構築の担い手」
「社会貢献活動推進の有力なパートナ
ー」と認識している企業や、「事業活動
のパートナー」としてNPOをとらえ
る企業も増えてきています。さらに、
NPOと「協働して取り組む事業があ
る」という企業も増加しています。地
域社会とのつながりを構築している企
業での取り組みは、一方向の支援を行
ってきた従来の社会貢献活動から、N
POの活動に従業員が参加したり、社
会貢献活動を一緒に行うパートナーと
して、NPOとの連携や協働を行うな
ど地域社会により近い活動になってき
ています。例えば、まちづくりなどの
地域の活動に協力することによって、
自社の理念に合致する地域社会の実現
を目指す企業も出てきています。
今後、企業が地域やそこで活動する
NPOと直接にかかわり合いながら連
携や協働の関係を築き、根付かせてい
くことが期待されます。
イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン
さて、その方法は・・・
ステップ
お買物をしたあと、精算時にレジで黄色いレシートを
受け取ります。
ステップ
黄色いレシートを投函BOXへ。BOXは地域のボランテ
ィア団体ごとに仕切られ、活動内容が記されていま
す。支援したい団体のBOXにレシートを入れます。
ステップ
団体ごとに集計し、合計金額の1%相当の希望の品物
を該当団体に贈呈。たとえば、レシート合計が100万
なら1万円の品物が贈られます。
毎月11日のイオン・デーには
このような投函BOXが店内に置かれます
※ボランティア団体は事前に申請書を提出。登録が完了すると、レシート投函BOXを
用意していただけます。
お問合せ先
マックスバリュ東海 環境・社会貢献部
〒411-0934 静岡県駿東郡長泉町下長窪303-1 TEL 055-999-3128 FAX 055-989-5014
http://www.aeon.info/environment/social/aeonday/yellow_receipt.html
相続・遺言・成年後見のご相談
行政書士FP武井事務所
生前相続対策から遺産相続手続き、
任意後見契約等各種サポートします
〒254-0075 平塚市中原3-11-1
0463−36−7111
http://www.takei-office.com/
応援したい団体のBOXへ黄色いレシートを
入れてください
ベルマークで被災校の支援を!
みんなつながっているよ!
東日本大震災で被災した子どもたちのために、ベルマークを集めて寄付をしよう。
ご家庭で集めたベルマークを当事務所までご持参ください。
回収場所:ライフサポートサロン平塚MNビル1F
回 収 日:毎週日曜と月曜の11:00∼18:00
ボランティア募集:ベルマークを整理してくださる方を募集します。
詳しくは事務所までお問合せください。連絡先:0463-24-5500
皆さまに安心をお届けします
フェニックス保険サービス
(株)
損害保険・生命保険をはじめ地震保険
旅行保険・自動車保険など幅広く対応
〒254-0806 平塚市夕陽ヶ丘 44-8
0463−24−1111
NPO法人 こぐまの会
〒259-1204 平塚市上吉沢918番地の2
TEL/FAX 0463-58-7110 mail [email protected]
http://blogs.yahoo.co.jp/kogumanokai_blog
障がいをもつ人も、もたない人も、
共に生きることが「あたりまえ」の社会
そんな社会の実現を目指して活動し
ているこぐまの会の皆さん。毎月、知
的障がいをもつ人のダンスサークル
「エアロ・デ・あい」を総合公園体育
館や青少年会館で行っています。
「ダンスの効果は思っていた以上でビ
ックリしてるんですよ。体を動かすこ
とが苦手だった方が、積極的に体を動
かすようになったり、コミュニケーシ
ョンが不得手だった方が、自分から挨
拶してくれるようになったり…。この
活動は、ダン
スが上手にな
ることが目的
ではないの
で、その人ら
左から熊沢さん、北藤さん、しい形で楽し
佐山さん
める場にする
ことを大切にしているんです。」と話
すのは副理事長の熊澤さん。取材に伺
った日も、みんな笑顔で楽しそうにエ
アロビクスをしていました。
移動支援サービスを
利用してみては?
インストラクターの池上先生は今年で4年目。
レッスン中も休憩中もみんな和気あいあい。
ばにゅう
みずべ
がっこう
移動支援(ガイドヘルプ)とは、本
人の社会参加や余暇を支えるサービス
で、移動を支援するだけではなく、家
族以外の人と外出をする機会を通し
て、本人が新たな経験を重ねるきっか
けにもなるそうです。「エアロ・デ・
かい
馬入水辺の楽校の会
あい」では、移動支援を利用してダン
スを楽しんでいるメンバーが多数いま
す。この活動をきっかけに映画、カラ
オケ、外食などサービスの活用の仕方
が広がっています。
(移動支援サービスを利用する場合は平塚
市障がい福祉課で手続きが必要です。詳
しくは市役所へお尋ねください。)
グループホームを
つくりたい
私たちの夢は、親亡き後の本人の生
活の選択肢を増やすことです。一人ひ
とりの本人がじぶんらしく生きるため
の環境をいっぽ、いっぽ、みなさんと
共に創っていきたいです!
〒254-8686 平塚市浅間町 9-1
平塚市役所みどり公園・水辺課 TEL 0463-21-9852
■交通:平塚駅北口から「東八幡工業団地行き」バスに乗り、
「馬入ふれあい公園入口」で下車、徒歩10分
ここに来るとおもしろいこと、楽しいことが発見できる
自然の遊び場 馬入水辺の楽校
馬入ふれあい公園の北側に位置する
「馬入水辺の楽校」は、草ぼうぼうの
原っぱで、一見何もないように見えま
すが、一歩踏み込むとチョウやバッ
タ、魚やカニなど、たくさんの生き物
たちのすみかとなっています。
以前は大部分が駐車場で不法投棄や
不法耕作が行われていた場所でした
が、国が進める水辺の楽校プロジェク
トに平塚市が参画し、地域住民や市民
団体などと協力して、子どもたちが川
自然と親しめるようにと、ワンドやト
ンボ池、カエル池や原っぱなど、水辺
の自然環境を復元しました。運営は行
政との協働活動により市民組織である
馬入水辺の楽校の会が実施。同会では
生き物いっぱいの楽校づくりを目指
し、トンボ池づくりや自然観察、ネイ
チャーゲームなどの環境学習活動を展
開しています。
12年目となる本年、この6月に全
長1キロの自然観察路「浜口哲一自然
観察の路」がオープンしました。故浜
は まぐ ち て つ い ち
口哲一さん(元平塚市博物館館長)は、自然保護
や環境教育に多大な功績を残され、水辺楽校の
設立や運営にも尽力されました。
この場所を地域の環境教
育の拠点に育てたい
会長の臼井さんにお話を伺いまし
た。「活動の中で一番気になるのが子
ども達の遊ぶ姿が少ないことです。
TVゲームの普及や危険なところには
近寄らないという社会的風潮により、
外遊びをしな
い子ども達が
増えていま
す。自然との
つきあい方が
わからない親 トンボ池づくり(エコアップ隊)
も多いようです。
自然の中で遊ぶこ
とは危険もありますが、面白いことや
楽しい事もいっぱいです。昔のガキ大
将として、自然との触れ合いをサポー
トして行きたい」と話されました。
自然観察の路では自然発見や触れ合
いを促すパネルやトンボ池、昆虫を誘
致する花垣、地面にいる生き物を観察
するワラジボードなども設置され、自
然と親しめる工夫がいっぱい。目標は
環境教育の拠点づくり。休みの日には
どこかの団体が何かしらの環境学習活
動を展開している。そんな水辺の楽校
になることを望んでいるそうです。
楽校は自然の遊び場です。公園と違
って危ない所があります。事故やけが
のないよう、自己責任で安全に注意し
て遊んでください。入会したい方は平
塚市役所みどり公園・水辺課まで。
地域自治推進モデル事業「居場所づくり隊」 寺子屋プロジェクト
TEL 0463-58-4397 代表 秋山貢
http://ameblo.jp/terakoya-hiratsuka
吉沢 寺子屋
地域の力で育てよう
未来を担う子どもたち
地域住民・大学生・
NPO( 注1)との協働で運営
※
平塚市西部にある吉沢地区では昨年
の4月から子どもたちの健やかな育ち
と多世代交流を目的に寺子屋活動を行
っています。運営母体は『居場所づく
り隊』、高齢者の居場所としての「ゆ
め広場」と、小学生を対象にした「寺
子屋」の2事業を展開しています。
なんといっても寺子屋の魅力は神奈
川大学平塚地区BBS会の学生さんが
関わってくれていることにあります。
月に2回の寺子屋(第2月曜の午後と
第4土曜の午前中に開催)ですが、お
熟成
塩麹
兄さんやお姉さんと一緒に勉強したり
遊んだりできるとあって、子どもたち
もとても楽しみに参加しています。寺
子屋2年目を迎えた今年は、英語や理
科の実験を取り入れたり、外遊びやお
楽しみ会の企画も充実したものにした
いと計画中だそうです。
子どもたちに
元気をもらっています
学生の森竹
君と北村君に
寺子屋の感想
を聞きまし
た。「僕らも
毎回参加する
たびに元気を 左が森竹君、右が北村君
もらっています。子どもたちの要望に
応えられるように試行錯誤しながらで
すが、頑張っていきたいと思っていま
四つ角カ
の仕込み方 開催しました
地域の匠による フ
ェ
ミニ講座
6月10日
(日)14時∼16時 当センターにて講師に打田芳恵氏を迎え塩
麹のミニ講座を開催しました。最近話題の塩麹を、本講座では米麹
と塩からじっくり熟成させる作り方の実習と、塩麹に関する豆知識
の解説をし、試食やできあがった塩麹のお土産も付き好評でした。
予告
次回の四つ角カフェ・地域の匠によるミニ講座は「竹酢液」です。
日時/8月4日
(日)14:00∼16:00 場所/湘南NPOサポートセンター
詳しくはチラシなどでご確認ください。参加お待ちしています!
身近な地域で元気に活動している団体を
募集します!
NPO法人や市民活動団体の活動は、目立たないけれど大きな力と
なって私たちの暮らしを支えてくれています。リエゾンでは次号
も平塚周辺地域で活躍しているNPOの皆さんをご紹介していきま
す。掲載をご希望の団体はリエゾン編集部までご連絡ください。
●募集期間:6月20日(水)∼7月31日(火)まで
●団体名・氏名・連絡先をメールまたは電話で編集部まで
ご連絡ください。
編集部で
活動して
みませんか?
特 別 な 技 術 や 経 験よ
り、
あなたの興味・関心
や好奇心を求めます。
詳しくは、気軽にリエゾ
ン編集部/坂田までお
問合せください。
LIAISONを置いてくださっている店舗や会社を紹介します
あさつゆ広場/ Cafe Pomme
(カフェ・ポム)/女性の健康体操教室カーブス(平塚徳延・ヤオ
マサ大磯 ) /クリーニング清水(本店・徳延店・万田店)/すがまた接骨院/
(有)曽我電気/
田中紙店/東京ガスファーストエナジー(株)/花店 双葉/日向岡クリニック/日向岡歯科/
美容室ヘアーインクス孔童/ビューティー果林美容室/フェニックス保険サービス(株)/
プチ・ブーケ/ホワイト急便徳延店/マリールイーズ/吉野歯科
本誌の設置に協力してくださる店舗や会社を募集しています。社会貢献活動の一環としてご協力ください。
設置等に関する規定は特にないので、お気軽に編集部までご連絡ください。
す。」と頼りがいのある言葉。吉沢公
民館の庭で元気に走り回る子どもた
ち、おんぶや肩車をしてもらったり、
時には甘えている様子も見受けられま
す。特に楽しみにしているのが、季節
の行事を取り入れたお楽しみ会です。
ハロウインパーティやクリスマス会で
は、地域のママの会の皆さんによる手
づくりのお料理をありがとうの言葉と
ともにいただきながら、毎回にぎやか
に行われています。
さらに今年は「ゆめ広場」とのコラ
ボレーションで多世代交流も計画して
いるとのことで、ますます吉沢地区が
活気にあふれた地域になりそうです。
※注1)湘南NPOサポートセンターは企画運営
に携わっています。
まちづくり出前講座の講師をしませんか?
湘南NPOサポートセンターは、暮らしに役立つち
ょっとした学びの機会を提供する活動をしていま
す。ここでご紹介した「四つ角カフェ・地域の匠に
よるミニ講座」もそのひとつです。
そこで、講師として当センターに登録していただ
ける、地域で活躍されている様々な分野の『匠』の
方々を募集しています。登録料は無料です。
講座の要請があった場合は講師料として謝礼をお
支払いいたします。
お問合せ・申込みなど詳しい事は当センターまで。
リエゾンに広告を掲載しませんか?
リエゾンに会社やお店、または団体の広告を載せま
せんか?大きさは2種類、料金も1号分のみのスポ
ット広告とお得な4号分の2種類あります。詳しく
は湘南NPOサポートセンターまで。
チラシやパンフレットなどの作成承ります
パンフレット、イベントのポスターやチラシ、ロゴの
作成やイラストなど、各種印刷物の企画・制作を承
ります。詳しくは湘南NPOサポートセンターまで。
応援してくれる方を募集しています
湘南NPOサポートセンターは、NPOや市民活動を
さまざまな側面から応援しています。
当センターでは会員になって活動を支えてくださる
方を募集しています。
〒254-0034 平塚市宝町3-1 平塚MNビル1F
TEL:0463-24-5500
e-mail : [email protected]
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