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曲目・出演者プロフィールを掲載!プログラム[PDF2.7MB]
福島大学混声合唱団 リップアーベント 福島大学ギタークラブ 箱木禮子 オルガン 松本貞子 語り 猪股淳行 津軽三味線 / 胡弓 T. S. アンサンブル メイプルアンサンブル (出演順) 200 7 年 1 2 月 2 6 日 福島大 学附属図書館1 F ロビー PROGRAM 福島大学混声合唱団 学生歌 今日の世紀に ロマンチストの豚 作詞:やなせたかし 作曲:木下牧子 Himno a la Virgen (Ave maris stella) 作詞作曲:Javier Busto 曲目解説 ∼今日の世紀に∼ 福島大学の学生歌です。入学式等の式典で歌います。 ∼ロマンチストの豚∼ アンパンマンの作者、やなせたかしが作詞したメルヘンチックな曲です。 ∼Himno a la Virgen∼ 先日行った定期演奏会で歌った、この季節にピッタリの神聖な曲です。 リップアーベント ます 作曲:シューベルト 編曲:青島広志 演奏:三浦/菊池 ディズニージャズより ミッキーマウス・マーチ 作曲:ジミー・ドット 編曲:星出尚志 演奏:六ケ所/高橋 曲目解説 ∼ます∼ 全5楽章の4番目に当たる部分で、有名な歌曲『ます』の変奏曲になっています。 ∼ミッキーマウス・マーチ∼ 皆さんよくご存知の『ミッキーマウス・マーチ』です。ジャズアレンジでリズミカルな曲です。 楽しく演奏したいと思いますので、どうぞお聴き下さい。 Fukushima University 福島大学ギタークラブ そのあくる日 作曲:レイ・ゲーラ 戦 場 のメリークリスマス 作曲:坂本龍一 曲目解説 ∼そのあくる日∼ やさしい中にも、どこか切なさのただよう曲です。大きな事が終った後の、達成感や焦燥感、楽しさやさみ しさと言ったような、みなさんなりの「そのあくる日」をイメージして聞いていただけると幸いです。 ∼戦場のメリークリスマス∼ 言わずと知れた、坂本龍一作曲のピアノの旋律が、印象的な曲です。今回は、ギターアレンジを施したいつ もと違った『戦メリ』をお楽しみ下さい。 箱木禮子 オルガン ヴォランタリー ホ短 調 作曲:スタンレー ト長 調 作曲:ヘッセ 賛 美 歌 きよしこのよる 曲目解説 リードオルガン曲をキーボードで演奏します。キーボードの音色はかなりバラエティがあるので、オルガン では出せない音にも挑戦してみたいと思います。テクニカルな難曲ではなく、聴きやすい曲を選びました。 ∼ヴォランタリー ホ短調∼ 作曲者のスタンレーは、イギリスの盲目の教会オルガニストで、この曲は、礼拝の直前に自由な形で演奏さ れるヴォランタリーの形式で作られています。 ∼ト長調∼ この曲は教会の礼拝用の曲ですが、キーボードの合唱の音で弾いて見たいと思います。 ∼きよしこのよる∼ この曲は皆さんの歌の伴奏として弾きたいと思います。はじめに1回だけオルガン音で全部弾きます。2回 目に同じく弾きますので、オーディエンスの皆さんに大きな声で歌っていただきたいと思います。人の演奏を 聞いているばかりでなく、一緒に歌うと、参加する楽しみを味わっていただけるのではないかと思います(プ ログラムの最終ページに歌詞を掲載しています)。 休 憩 PROGRAM 松本貞子 語り / 猪股淳行 津軽三味線 吾 妻 の婿 さま 曲目解説 福島の昔話、吾妻山は美しい女山だった。あちこちから、 「是非おらの嫁に…」と言ってくるの だけれど、いい返事をしない。実は吾妻山はすぐ南にある安達太良山が好きであった。さて安達 太良山は…? 猪股淳行 津軽三味線 / 胡弓 津 軽 じょんがら節 曲 弾 き (青 森 県 民 謡 ) 越 中 おわら節 (富 山 県 民 謡 ) 曲目解説 ∼津軽じょんがら節曲弾き∼ 津軽三味線の代表曲。ですが楽譜はありません。大まかな流れに沿って二拍子で演奏すればど のように弾いてもよいのです(ちなみにこれを三拍子にすると「よされ節」という別の曲になりま す)。長さも決まっていませんので、途中で入る観客の拍手と野次によって長くなったり短くなっ たりします。津軽三味線をナマで聴く場合には、観客は決して静かにしていてはいけないのです。 ∼越中おわら節∼ 今回は民話でも三味線を弾きますので、別の楽器も紹介したいと思います。富山県八尾の「風の 盆」でおなじみの胡弓です。おなじみと言っても本物を見たことのある人はほとんどいないので はないでしょうか。ちなみにこの「胡弓」は、中国の「二胡」とは別のものなのですよ。実物の 姿かたちを見ていただければ、正真正銘日本の楽器であることを納得いただけると思います。 乞うご期待。 Fukushima University T. S. アンサンブル EDELWEISS (エーデルワイス) 作詞:Oscar Hammerstein II 作曲:Richard Rodgers 夢 みたものは 作詞:立原道造 作曲:木下牧子 AVE MARIA 作曲:Gustav Holst 曲目解説 ∼エーデルワイス∼ ミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌です。オーストリアの国花エーデルワイス(ウ スユキ草)に言よせ、祖国愛や平和への願いがこめられています。冒頭のソロに注目です。 ∼夢みたものは∼ 作曲者が知人への結婚祝いとしてつくったというエピソードつきの曲です。昨年のコンサートで混声合唱 団の皆さんが演奏した曲ですが、今回は女声合唱のアレンジでお届けします。 ∼AVE MARIA∼ 組曲『惑星』が有名な作曲者ホルストによる、聖母マリアを讃える合唱曲です。女声合唱は、ほとんどの 曲が3∼4声部構成ですが、この曲は8声部で構成されています。2つのグループにわかれての掛け合いや、 8声部全ての音の重なりなどをお楽しみいただければと思います。 メイプルアンサンブル 涙 そうそう 作曲:BIGIN ホール・ニュー・ワールド (A Whole New World) 作曲:アラン・メンケン 曲目解説 ∼涙そうそう∼ 「涙そうそう」は沖縄の言葉で「涙がぽろぽろこぼれ落ちる」という意味であると聞いた森山良子が、若く してこの世を去った兄を想う歌詞をつけました。2001 年 3 月 23 日に夏川りみがシングルカバーし大ヒットし、 2006 年秋にはこの作品をモチーフにした妻夫木聡主演の映画が公開されました。2007 年には日本郵政グルー プ(日本郵便・ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険など)の CM で使用されました。 ∼ホール・ニュー・ワールド∼ 1992 年にディズニーが作成した日本でもお馴染みのアニメーション映画『アラジン』 (原題:Aladdin)の ために作曲されました。また、ピーボ・ブライソンとレジーナ・ベルのデュエットにより全米で No.1 ヒッ トし、アカデミー賞最優秀主題歌賞やグラミー賞ソング・オブ・ザ・イヤー等を受賞しました。 PROFILE 福島大学混声合唱団 こんにちは。私達、福島大学混声合唱団は、一年通して合唱コンクールと定期演奏会を活動の二 つの大きな軸として音楽と触れ合ってきました。今年は、それ以外に外部からの演奏依頼なども積 極的に受け入れてきました。技術を高めることだけではなく、歌うことを純粋に楽しむことも重要なこ とだと思います。 去年もギャラリー・コンサートに参加させていただき、いつもは会うことのできない方にも音楽を通し て何かを伝えることができたらいいなと思い、今年も参加させていただくことにしました。 短い時間ですが、心をこめて歌いますので、どうぞよろしくお願いします。 リップアーベント 「リップアーベント」は、2006 年 7 月に結成されたピアノサークルです。おしゃべりのような気軽さで、 初心者から上級者まで、誰でもピアノの面白さを楽しめる活動を目指しています。 練習は、毎月最終木曜日に、主に福島大学の大学会館 2F「大集会室」で行っています。(生協の 2F です。場所は変更になることもあります。) 福 島 大 学 ギタークラブ 私達ギタークラブは、主にクラシックギターを演奏しているサークルです。 12月も終わりに近づいてきたということで、今回は、冬らしい曲を演奏いたします。 箱木禮子 小学生のころ聞いたリードオルガンの音色にあこがれてピアノやオルガンを少し習いました。最近 になって古いリードオルガンを手に入れ、レッスンを再開しました。なかなか上手にはなりませんが、 図書館のロビーで弾きたい、という誘惑に負けてこのコンサートにエントリーしました。 松本貞子 『ふくしまおはなしの会』会員、語り手たちの会(本部・東京)会員、小中学校や図書館で、昔話を 語っています。会員たちが語る話を聞いたり、自分で語る話を聞いてもらったり、類話を集めたりし て、日本の話、グリム、イギリス、アジア等々、世界中の昔話の楽しさを味わっています。 Fukushima University 猪股淳行 津軽三味線は民謡の伴奏から発展して単独で演奏されるようになったと思われていますが、実は その発生にはもう一つの系譜がありました。語り物音楽としての系譜です。かつて津軽三味線は文 楽の伴奏である浄瑠璃節や盲僧琵琶が弾き語りする平家物語と同様に物語の BGM あるいはオー プニングとして演奏されていました。民謡の伴奏としての津軽三味線が華やかな衣装に身をまとっ た歌い手とともに舞台で演じられたのに対し、語り物の津軽三味線は舞台で演じられることはありま せんでした。その多くはボサマ(芸能を見せて物乞いをすることを生業とする人)によって、寺社の祭 や路傍でたった一人の弾き語りで演じられていました。祭といっても、当時の津軽の祭というのは、 死者や行方不明の人の言葉をイタコに聞くためのイベントでした(現在の恐山の例大祭を思い浮か べていただくとよいでしょう)。そこに集まる多くの人々を目当てに、芸能者たちもまたその周りに集 まったのです。イタコの言葉に涙する人々を慰めて物乞いをするわけですから、そこで語られる内容 も心中話や親子の別離をテーマにした内容のものがほとんどでした。 今回の演奏は民話との共演がありますが、そもそも津軽三味線が語り物と同時に演じられること はその発生の起源からすれば決して珍しいことではないのです。 T. S. アンサンブル 福島西女子高等学校(現 福島西高)音楽部 OG 有志による結成から、早いものでもう…16年! 今では、メンバーの出身校も年齢も性別(!)も、実に様々。年に一度の「福島県声楽アンサンブル コンテスト」出場や各種イベント・ミニコンサート等での演奏を楽しんでおります。 今宵は、映画音楽(ミュージカルナンバー)、邦人作品、宗教曲の3曲を演奏します。 各々の曲の魅力を少しでもお届けできれば…幸いです。 メイプルアンサンブル 私たちメイプルアンサンブルは2006年度に開催されました附属図書館ギャラリー・コンサートをき っかけに結成されたヴァイオリン、ヴィオラ、チェロで構成される弦楽四重奏団です。学生時代にサ ークル(管弦楽団)で知り合って以来、普段は個々にオーケストラ等で活動しておりますが、今年も 演奏する機会を与えて頂きました。今回は「涙そうそう」、「ホール・ニュー・ワールド」の2曲をお届け いたします。最後までお付き合いいただければ幸いです。 CRISTMAS SONG きよしこのよる きよしこのよる すくいのみ子は ねむりたもう 星はひかり まぶねの中に いとやすく きよしこのよる み告げうけし まきびとたちは み子の御前に ぬかづきぬ かしこみて ∼前半の最後に演奏しますので、会場の皆様もぜひご唱和ください∼ 「福島大学附属図書館ギャラリー・コンサート 2007」実行委員会 Materials by Futta.NET (http://www.futta.net/), JOURNEY WITHIN (http://suitephoto.s57.xrea.com/)