...

平成27年12月18日会議録(PDF文書)

by user

on
Category: Documents
8

views

Report

Comments

Transcript

平成27年12月18日会議録(PDF文書)
議 事 録
会
議
の
名
称
伊勢崎市防災会議
開
催
日
時
平成27年12月18日
開
催
場
所
市役所東館5階第1会議室
名
会長及び委員 伊勢崎市長外49人
事務局 6人
数
0人
題
伊勢崎市地域防災計画の見直しについて
出
傍
会
席
者
聴
議
氏
人
の
議
会議資料の内容
会 議 に お け る
議 事 の 経 過
及び発言の要旨
1 伊勢崎市地域防災計画(案)
2 伊勢崎市地域防災計画新旧対照表
3 伊勢崎市地域防災計画概要説明資料
4 伊勢崎市水防計画修正(案)
5 伊勢崎市水防計画修正(案)概要
事前説明(事務局)
会議内容の公開について説明。
1.開会
2.挨拶(伊勢崎市防災会議会長 五十嵐市長)
3.議事(議長:伊勢崎市防災会議会長 五十嵐市長)
(議長)
それでは、議長を務めさせていただきます。本会議がスムーズ
に進行しますよう、ご協力をお願いいたします。
それでは、伊勢崎市地域防災計画の見直しについて、事務局よ
り説明をお願いします。
(事務局)
伊勢崎市地域防災計画の見直しについてご説明いたします。
前回は平成26年3月に防災会議を開催し、群馬県地域防災計
画の修正等を踏まえた
『大規模広域災害対策』、『災害時要援護者対策』、
『群馬県地震被害想定調査を踏まえた災害対策』などについて
修正を行いました。今回、さらに内容を充実させるために見直し
を行なうものでございます。
それでは地域防災計画の位置づけについてご説明申し上げま
す。
災害対策基本法では、国に防災基本計画の策定を、県及び市町
1 / 6
村には住民の生命、身体及び財産を災害から保護するための地域
防災計画をそれぞれの防災会議において作成するものとしており
ます。
また、市町村の地域防災計画は国の防災基本計画および県の地
域防災計画に抵触してはならないとされております。
そこで、平成26年12月に群馬県地域防災計画が見直しにな
りましたことから、本市の地域防災計画につきましても、これに
沿った見直し及び修正を行うものでございます。
次に、伊勢崎市地域防災計画の構成についてご説明いたしま
す。
まず、1の総則に、本市の地震環境や被害想定などを記載して
ございます。
次に、2として風水害及び雪害と震災を併せた災害予防編、3
として風水害・雪害にかかる災害応急対策編、4として災害復
旧・復興編、5として震災にかかる災害応急対策編、6として災
害復旧・復興編、7として県外の原子力施設事故対策編という構
成でございます。雪害につきましては、これまで記載がございま
せんでしたが昨年2月の大雪被害を受け新たに計画に盛り込むも
のでございます。
なお、資料編として、関係条例や報告書様式等の各種資料を掲
載しております。以上が計画の構成でございます。
それでは、今回の伊勢崎市地域防災計画の主な修正の概要につ
いてご説明いたします。
まず、(1)として『大規模災害への対策強化について』は、
東日本大震災における防災の課題や教訓などを踏まえ、『防災基
本理念の明確化』
『大規模広域災害に対する即応力の強化』『住民等の円滑かつ
安全な避難の確保』
『被災者保護対策の改善』『平素からの防災への取組の強化』
『大規模な災害からの円滑かつ迅速な復興』についての規定を
新設及び拡充いたします。
次に(2)として『大雪への対応強化について』は昨年2月1
4日の大雪対応における課題等を踏まえた対策等についての規定
を新設いたします。
そのほかにも修正点がございますが、県や市の機構改正などに
伴う修正でございます。本日は、主な修正についてのみ説明をさ
せていただきます。
また、災害応急対策編及び災害復旧・復興編については、風水
害・雪害にかかる部分と震災にかかる部分が別の記載となってお
りますが、今回の見直しについては共通する記載箇所の修正でご
ざいますので、風水害にかかる部分をもとにしてご説明いたしま
すので、ご了承をお願いいたします。
それでは、計画書のページに沿ってご説明いたします。
はじめに、計画書の1頁でございます。総則の第2節に防災の
基本理念を新たに記載し、被害の最小化と被害の迅速な回復を図
る「減災」の考え方を明示し、国や県、事業者、住民など多様な
主体が一体となった防災対策に取り組んでまいります。
まず、1として周到かつ十分な災害予防については、ハードと
2 / 6
ソフトを組み合わせ一体的に災害対策を推進すること及び被害を
的確に想定し過去の教訓を踏まえ災害対策の改善を図ることを記
載いたします。続いて2として、迅速かつ円滑な災害応急対策に
ついては、早期に被害規模を把握するとともに、必要な資源を配
分すること及び要支援者に配慮し、被災者の多様なニーズに対応
することを記載いたします。続いて3として、適切かつ速やかな
災害復旧・復興については、施設を復旧し被災者に援護を行うこ
とにより被災地の復興を図ることを記載いたします。
次に、32頁、33頁でございます。第7節に雪害の予防を新
たに記載し、1として『雪害に強い市域づくり、まちづくり』を
記載いたします。続いて2として『道路の除雪体制の整備』につ
いては、冬季における交通を確保するため次の通り整備を進めま
す。1資機材の整備、2雪捨て場の確保、3融雪剤の備蓄、4除
雪要員の確保をすることを記載いたします。続いて3として『除
雪計画の策定』については(1)基本的な方針の策定と(2)道
路管理者による除雪計画の策定を記載し、大雪発生時に迅速かつ
確実な道路除雪が行えるよう各機関が連携した除雪についてアか
らカの事項について考慮した方針を定めることを記載いたしま
す。続いて4として『雪害対策マニュアルの整備等』について
は、マニュアル整備や訓練、他機関との連携の徹底を図ることを
記載いたします。続いて5として『除雪援助体制の整備』につい
ては、平時から大雪を想定した地域による除雪体制の充実や支援
のための仕組み作りを進めることを記載いたします。続いて6と
して『市民に対する大雪時の留意事項の周知』については、市民
に対して防災思想の普及に加え、(1)アからコのことについて
周知徹底を図ることを記載いたします。
次に、39頁、第1節の2、『避難誘導計画の作成』の(3)
を一部修正し、避難勧告等の判断・伝達マニュアルの作成に努め
ることを記載いたします。
次に、48頁、第7節の1『市における応援体制の整備』に
(2)として避難勧告又は指示を行う場合の関係機関との連携に
必要な準備を整えておくことを記載します。
次に58頁、第12節の2『指定緊急避難場所及び指定避難
所』の(1)の一部を修正し、災害の危険が切迫した緊急時に駆
け込む、指定緊急避難場所及び被災者が一定期間避難生活を送る
ための指定避難所をそれぞれ指定し、住民への周知を図ることを
記載いたします。
また、(2)として指定緊急避難場所については、災害の種別
ごとに指定するものとし、水害、震災について、それぞれの指定
基準を追加記載いたします。
また、(3)として、被災者を一定期間滞在させるための機能
を持つ指定避難所の指定基準を追加記載いたします。
次に71頁、第2節に4『住民及び事業者による地区内の防災
活動の推進』として住民及び事業者による地区防災計画の作成と
共同した防災訓練の実施等、地区内の防災活動の推進を図ること
を追加記載いたします。
次に73頁、第1節の2を『災害時要援護者名簿の提供及び緊
急連絡体制の整備』と修正し、(1)として災害時要援護者名簿
の提供について個人情報の取り扱いに配慮することを追加記載い
たします。
3 / 6
次に74頁、第1節の3『避難体制の強化』を修正し、災害時
要援護者の避難行動支援に関する取組指針を参考にすることを記
載いたします。
次に81頁、第4節に1『罹災証明書の発行体制の整備』とし
て罹災証明書の交付が遅滞なく行われるよう業務の実施体制の整
備に努めることを追加記載いたします。
次に92頁、第2節の1『避難勧告・指示』(1)避難準備情
報・避難勧告・指示の実施にイとして災害の規模に応じて一定の
安全が確保されている屋内に留まる避難行動を指示することを追
加で記載いたします。
また、オとして市の求めに対し、指定行政機関等は避難指示ま
たは避難勧告について助言することを記載いたします。
なお、このオについては震災編の253頁も同様に追加してあ
ります。
次に124頁、第5節の7『国の機関等の代行措置』として、
市の機能が著しく低下した場合には国等が応援、応急措置の代行
することを追加記載いたします。
次に172、173頁、第1節の1『災害時要援護者対策』
(2)避難のアを一部修正し、(3)安否確認として、災害時要
援護者について迅速な安否確認等が行われるように努めることを
記載いたします。
次に190頁、第3節の1『復興計画の作成』(5)(6)と
して、大規模災害からの復興に関する法律を活用し、市が作成す
る復興計画に基づく円滑かつ迅速な復興を図ること、また必要に
応じて県や関係地方行政機関に対し職員の派遣を要請することを
記載いたします。
次に191頁、第4節の1『罹災証明書の交付』を一部修正
し、災害状況を迅速かつ的確に把握し、遅滞なく住家等の被害程
度を調査し、罹災証明書を交付することを記載いたします。
次に192頁、第4節の2『被災者台帳の作成』として、被災
者台帳を作成し被災者に対し総合的、効率的な援護の実施に努め
ることを記載いたします。
以上が、伊勢崎市地域防災計画の主な見直しについての内容でご
ざいます。
(議長)
ただいまの事務局からの説明でも雪害についてありましたが、
昨年2月の大雪の際には皆様にご支援をいただき、ボランティア
活動や除雪、特に生活道路の除雪にご協力いただきまして、この
場を借りて感謝を申し上げたいと思います。
それでは、ただいまの説明につきまして皆様からのご質問ご意
見等ございますか。
(委員)
― 特になし ―
(議長)
今後においても、お気づきの点がありましたら担当課までご連
絡をいただければと思います。
それでは、本日の伊勢崎市防災計画については原案のとおりで
よろしいでしょうか。
4 / 6
(全委員)
はい。
(議長)
伊勢崎市地域防災計画の見直しについて、原案のとおり決定い
たします。
続きまして水防計画の見直しについて、事務局より説明をお願
いします。
(事務局)
続きまして伊勢崎市水防計画でございますが、本年5月に水防
法の改正が行われ、それに伴い群馬県の水防計画等に修正がござ
いました。
伊勢崎市水防計画の修正についても、この防災会議において調査
審議することとなっておりますことから、併せて審議をいただく
ものでございます。
お手元の別紙でございます。主な修正の概要について説明させ
ていただきます。
(1)基準水位の修正ですが、群馬県の水防計画に基づき利根川
八斗島、上福島、広瀬川三光、韮川堀口の水位観測所における基
準水位について最新の情報に修正いたします。
(2)水防警報の伝達系統の修正ですが、利根川上流洪水対策計
画書、県水防計画に基づき、国土交通省が行う水防警報の伝達系
統について最新の情報に修正いたします。
続いて(3)気象警報、洪水警報、洪水予報の発表基準を記載で
すが、利根川上流洪水対策計画書、県水防計画等に基づき、気象
庁長官が発表する注意報、警報の基準及び国土交通大臣と気象庁
長官が合同で発表する洪水予報の基準について新たに記載いたし
ます。
(4)水防標識の簡素化ですが、市職員の作業服及び消防機関に
属する者の活動服等の着用をもって水防標識に替える。また、消
防用自動車又は救急用自動車の使用をもって水防用緊急車両に替
えると新たに記載いたします。
続いて(5)水防活動の協力体制強化ですが、本市が行う水防活
動に対する河川管理者の協力について新たに記載いたします。
(6)別表、付図の修正ですが重要水防箇所、堰、水門、ため
池、水防倉庫、避難場所等について記載している別表、付図につ
いて最新の情報に修正いたします。
以上が、伊勢崎市水防計画の主な見直しについての概要でござ
います。
(議長)
ただいまの事務局からの説明につきまして、皆様からのご質問
ご意見等ございますか。
(委員)
― 特になし ―
(議長)
特にないようですので、後でお気づきの点がありましたら担当
課まで連絡をお願いします。
それでは、水防計画の見直しについては原案のとおりでよろし
5 / 6
いでしょうか。
(全委員)
はい。折角の機会ですので、ほかにご意見等がありましたらお
受けいたします。
(委員)
― 特になし ―
(議長)
本日の議事は、以上でございます。説明のとおり、伊勢崎市地
域防災計画の見直し、水防計画の見直しについて決定させていた
だきます。
昨年の2月の大雪では甚大な被害が出ました。説明の中にもあ
りましたように、いかに市民の皆様に情報を伝えるかが重要に
なってきます。大雪が予想される場合は、まずは地域の皆様ご自
身で注意をしていただいて、できるだけ積もらないうちに除雪を
する、また市でも皆様に注意喚起をする等、被害を最小限に抑え
ていきたいと考えておりますので、ご協力をお願いいたします。
皆様、本日はご協力ありがとうございました。
4.その他(事務局)
事務局より連絡事項がございます。
本日決定していただいた伊勢崎市地域防災計画について、議事
録と一緒に再度ご郵送させていただきますので、よろしくお願い
します。
5.閉会
6 / 6
Fly UP