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表 4
携帯で過去30日の間に活用したアプリ(単位:%)
2012年
86
89
N/A
78
90
30
42
N/A
23
29
N/A
N/A
アプリ
携帯メールのメッセージの送受信
SNSサイトの活用
オンラインゲームの活用
インスタントメッセージ(SMS)の活用
メールの送受信
Instagramの活用
Twitterの活用
Snapchatの活用
Tumblarの活用
Yutubeの活用
Ask.fmの活用
Vineの活用
2013年
87
81
82
71
81
42
35
32
28
27
25
23
(出典: Teen Identity Theft Report / FOSI)
図 9
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
86 87
89
携帯で過去30日の間に活用したアプリ(単位:%)
81
82
90
78
81
71
42
30
2012年
42
35
32
23
28
29 27
25
2013年
(出典: Teen Identity Theft Report / FOSI)
同調査結果では、これらの新しいサービスと共に、従来から一般的なFacebookは81%
が過去30日の間に一回は活用しており、内66%は毎日活用しているといったように高
い利用率を保っている。しかし、普及率としては横ばいもしくは、少し減少気味で、
10代の青少年は、新しいサービスに常に興味をもっていることが見て取れる。
33
23
同調査結果では、76%の10代の青少年はオンライン上の個人情報・プライバシーの
漏洩に関して不安を感じている(内43%は非常に心配)。これは2012年の65%より増
加しており、3分の2以上の10代の青少年が不安を持っているというのが現状である。
また、自分の評判が落ちるのではとの不安は31%、身の安全が不安と感じているのが
29%といずれも2012年より率が高くなっている。更に、自分たちがSNS等を通じてオン
ライン上に登録している個人情報等が盗まれるのではということを非常に心配してい
るのは、2012年の43%から8%増加し、51%と半数を超えてきている。
なかでも、10代の青少年の個人情報が狙われるのは、 延滞などの記録のないきれい
なクレジットカードヒストリーを持っているからと考えているのが73%と非常に多く
なっている。また、女子の81%がプライバシーに不安をもっており、男子の72%と比
較して高い比率となっている。
図 10 オンラインの活用で個人情報等の盗用に不安を感じるか(単位:%)
その他
24
非常に
心配
43
心配
33
(出典: Teen Identity Theft Report / FOSI)
図 11 オンラインの活用で「非常に不安」な事柄(単位:%)
50
40
43
35
26
30
31
23
29
20
2012年
2013年
10
0
プライバシー
自分の評判
身の安全
(出典: Teen Identity Theft Report / FOSI)
34
表 5
個人情報を盗用された結果起こりうる問題で非常に不安な事(単位:%)
心配な事項
2012年
2013年
個人情報の盗用
43
51
不審者が自分の情報を知る事
32
38
大学や将来の雇用主が情報を知る事
N/A
38
両親とのトラブルの元となる事
31
34
企業のマーケティング活動等に利用される事
27
31
先生等とのトラブルの元となる事
24
31
いじめの原因になる事
23
28
実際より悪く写った写真がアップされる事
23
27
友達が自分のことで噂をし合う事
19
24
(出典: Teen Identity Theft Report / FOSI)
図 12
60
50
40
30
個人情報を盗用された結果起こりうる問題で非常に不安な事(単位:%)
51
43
32
38
38
31
34
27
31
31
24
20
23
28
23
27
19
24
10
0
2012年
2013年
(出典: Teen Identity Theft Report / FOSI 2013年11月発表)
インターネット上にアップしている個人情報としては、フルネーム(75%)、写真
(69%)、生年月日(54%)、学校(48%)、メールアドレス(47%)となっており、
19%はこれら5つ全てをアップしている。更に34%の10代の青少年はユーザーネームや
パスワードを親以外にも教えていると答えている。
35
その一方で、携帯電話番号をアップしているのは14%、家の住所は6%、ソーシャル
セキュリティ番号は2%と、直接的に個人を特定できる情報に関しては、慎重に扱って
いることも見て取れる。
自分の個人情報を保護するために、43%の10代の青少年はプライバシーのセッティ
ングを行っており(33%は一部、10%は全く行っていない)、また、機器自体にアク
セスできないようにするために、69%はパスワードを入力しないと機器自体を使用で
きないようにロック機能を活用している。
図 13 セキュリティの保護強化の方法(単位:%)
友達等に写真や個人情報を取り除くように依頼
35
クッキーをオフにする
36
検索に出てこないようにSNSでプライバシーセッティング
を行う
44
46
39
21
33
54
一つではなく様々なパスワードを活用
友達のみが閲覧できるようにSNSでプラバシーセッティン
グを行う
17
31
66
15
22
69
携帯、PC、タブレットのアクセスにオートロックを設定
0%
既に実施済み
18
40
50
個人情報を掲載しない
21
22
未実施、しかし実施を検討
実施や検討はしない
同調査の中で実施された定性調査(グループインタビュー)では、個人情報等への
具体的な心配事項として、
57%が自分たちの名前を騙って、新しくクレジットカードを作成したり、ローンを組
んだりされるのではということに非常に不安を感じる。
・
56%がアカウントの乗っ取り等による「なりすまし」に非常に不安を感じる。
・
51%が、現在すでに保有している自分のクレジットカード等の番号を盗み、勝手に利
用される事に関して非常に不安を感じる。
と回答している。中でも16、17歳の年代が一番心配している率が高い。
36
9
10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
(出典: Teen Identity Theft Report / FOSI)
・
12
現在、クレジットカードを保有しているのは22%に過ぎないが、心配している率が
半数以上に及んでいるのは、将来にわたって、それらが起こる可能性が高いと考え、
不安に感じているからであり、注目に値する点といえる。
図 14
個人情報を盗用された結果、非常に心配な事(単位:%)
70
60
50
65
55
53
50
53
56
55
54
55
62
57
57
56
46
51
40
30
20
10
0
男(13-15歳)
女(13−15歳)
男(16−17歳)
女(16−17歳)
全体
自分たちの名前を騙って、新しくクレジットカードを作成される事
アカウントを乗っ取り「なりすまし」される事
自分のクレジットカード等の番号を盗み、勝手に利用される事
(出典: Teen Identity Theft Report / FOSI)
その一方で、クレジットカードを保有していない10代の青少年は、例えオンライン
で自分の情報を盗まれてもまったくそれらには悪用する価値がないと考えている人が
いることも事実である。
一方、ピッパー・ジェフレイ社(PiperJaffray)の調査結果16では、SNSの利用率と
して、Facebookに代わってInstagramが76%と一番高くなっており、次にTwitterの59%、
そしてFacebookの45%と続く。比較的新しいPinterestとTumblrは20%程度で、まだ利
用者はマイナーと言える(本調査では、Snapchatは選択肢に入っていない)。
16
Piper Jaffray「Taking Stock With Teens - Fall 2014」 2014年8月25日∼9月30日まで41州の7200人の10代の青少
年(平均16歳)を対象に実施された。http://www.piperjaffray.com/3col.aspx?id=3268
37
図 15
80
70
60
50
40
30
20
10
0
利用しているSNS(単位:%)
76
59
45
Instagram
Twitter
Facebook
22
21
Pinterest
Tumblr
14
その他
(出典:Taking Stock With Teens / Piper Jaffray)
コックス・コミュニケーション社(COX Communications)の「2014 Teen Internet
Safety Survey17」調査結果によると、SNSユーザーは92%で、内74%が写真やビデオ、
更に47%が年齢をシェアしていると回答している。
図 16
80
SNSでシェアしている情報(単位:%)
74
70
60
47
50
40
30
24
20
21
15
10
9
0
写真・ビデオ
年齢
コメント
居場所
携帯電話番号
住所
(出典: 2014 Teen Internet Safety Survey / COX Communications)
17
2014年2月「2014 Teen Internet Safety Survey」 COX Communications
http://www.cox.com/aboutus/takecharge/tween-internet-safety-survey.cox?campcode=takecharge_pr-std-promo
_partners-and-resources_0612 本調査は、13州(アリゾナ、アーカンソー、カリフォルニア、コネチカット、ジョ
ージア、カンザス、ルイジアナ、ネブラスカ、ネバダ等)の13歳∼17歳の10代の青少年1,301人(16%、アフリカ系、
10%ヒスパニック系)を対象に調査。
38
(d) ゲーム(オンライン及びデジタルデバイス利用による)の利用動向
コックス・コミュニケーション社(COX Communications)が、2014年2月に発表した
「2014 Teen Internet Safety Survey18」によると、10代の青少年がゲームをする機器
として、テレビ、ラップトップが共に、56%と一番で、次にデスクトップパソコンの
48%となっている。スマートフォンも47%とほぼ従来のテレビやパソコンと同レベル
となってきていることが見て取れる。
図 17
60
50
56
ゲームを行う機器(単位:%)
56
48
47
40
28
30
26
20
10
0
(出典: 2014 Teen Internet Safety Survey / COX Communications)
また、同調査結果として、オンラインゲームを行っている10代の青少年の内50%が
ウェブチャット、44%が音声チャット、20%がウェブカムでインタラクティブに他の
人とコミュニケーションを取っている。更に、18%はオンラインで知り合った人と会
うことを考えても良いと思っており、内58%が実際に会ったとの結果となっている。
2014年4月にエンターテイメント・ソフトウエア協会(Entertainment Software
Association)が発表した「エッセンシャル・ファクト、コンピュータゲーム、ゲーム
業界(2014 Essential Facts – about the computer and video game industry)19」
によると、51%の家庭がゲーム専用機を保有し、アメリカ人全体の59%がビデオゲー
18
19
2014年2月「2014 Teen Internet Safety Survey」 COX Communications
http://www.cox.com/aboutus/takecharge/tween-internet-safety-survey.cox?campcode=takecharge_pr-std-promo
_partners-and-resources_0612 本調査は、13州(アリゾナ、アーカンソー、カリフォルニア、コネチカット、ジョ
ージア、カンザス、ルイジアナ、ネブラスカ、ネバダ等)の13歳∼17歳の10代の青少年1,301人(16%、アフリカ系、
10%ヒスパニック系)を対象に調査。
2014年4月に全米2300世帯の家庭を対象に実施した調査
http://www.theesa.com/wp-content/uploads/2014/10/ESA_EF_2014.pdf
39
ムをしているという調査結果となっている。ゲームは、68%がコンソール画面、53%
がスマートフォン上、41%がワイヤレス機器上で行われており、特にスマートフォン
上は2013年の22%、ワイヤレス機器は2013年の37%から増加している傾向にある。
ゲームをしている人の平均年齢は31歳と10代の青少年だけではなく大人も行ってお
り、ゲームをしている人の18歳以下の割合は29%となっている。全体の中では29%と
いう割合であるが、パロアルト医療財団(Palo Alto Medical Foundation)によると、
97%の10代の青少年がゲームをしているというデータ20があることから、ほとんどの10
代の青少年がゲームを行っているといえる。
図 18
ゲームプレイヤーの年齢分布(単位:%)
18歳未満
29
36歳以上
39
18-35歳
32
(出典:2014 Essential Facts / Entertainment Software Association)
10代の青少年のみならず大人も含めたデータではあるが、ゲームは友達と共に、行
うのが42%と一番となっており、両親以外の家族とが32%で二番目となっている。
20
http://www.pamf.org/parenting-teens/general/media-web/videogames.html (基準日 2014年11月10日)
40
図 19
45
ゲームを一緒に行う相手(単位:%)
42
40
35
32
30
25
18
20
14
15
10
5
0
友達と
両親以外の家族と
両親と
配偶者、恋人などと
(出典:2014 Essential Facts / Entertainment Software Association)
95%の親は、子供が行っているゲームの内容を注視している。また、85%の親がESRB
(Entertainment Software Rating Board
21
)レイティングを認知しており、88%の親
は、ESRBレイティングがゲームを選択する際に参考になると考えている。82%の子供
はゲームを購入したり借りたりする前に、親の許可をもらっている。
図 20 2013年のゲームのレイティング内訳(単位:%)
M (Mature)
12
E
(Everyone)
46
T (Teen)
23
E10+
(Everyone
10+)
19
(出典:2014 Essential Facts / Entertainment Software Association)
21
http://www.esrb.org/index-js.jsp (基準日 2014年11月10日)
41
ペアレンタル・コントロールに関しては、83%の親はビデオゲームの時間制限、80%
はインターネット利用時間の制限、76%はテレビ視聴時間の制限、70%は映画視聴時
間の制限を行っているとの回答である。
一方、18歳未満の子供を持つ親は、ゲームのポジティブな面として、心理的・教育的
に刺激を与えることができると考えているのが68%、友達との関係維持の手助けにな
ると考えているのが58%、更に家族間で過ごす時間が増えると考えているのが55%と
なっている。子供と実際にゲームを週に一回は行うと回答した親は42%、月一回は58%
であった。子供とゲームをする理由としては、楽しいからが88%、子供に頼まれてが
84%、子供との関係作りに良いからが75%、ゲームの内容をチェックするのに良いか
らが61%、子供のみならず自分も楽しめるからが47%となっている。
図 21
ゲームのポジティブな面(単位:%)
80
70
68
58
60
55
50
40
30
20
10
0
心理的・教育的刺激を与える
友達との関係を手助けする 家族間で過ごす時間が増える
(出典:2014 Essential Facts / Entertainment Software Association)
42
図 22 2013年のビデオゲーム販売トップ20(販売個数による)
(出典:The NPD Group/Retail Tracking Service)
図 23
2013年のコンピュータゲーム販売トップ20(販売個数による)
(出典:The NPD Group/Retail Tracking Service)
43
(e) インターネット・ショッピングの利用動向
ピッパー・ジェフレイ社(PiperJaffray)の調査結果22では、10代の青少年がショッ
ピングをしたい場所として、インターネット・ショッピングより、ショッピングモー
ル等の店頭を好む傾向が見て取れる。これは10代の青少年ではクレジットカードが直
接持てず、親から借りる必要があることや、友達とショッピングモールに出かけて時
間を過ごしたい(特に女子)といったことが理由として考えうるが、注目すべき点と
して、男子のオンライン嗜好が2013年春の20%から2014年春には47%と倍増している
ことで、女子より男子の方が、オンライン志向が強くなっていっていることが見て取
れる。しかしながら、全体の傾向としては、ショッピングモールへの訪問回数は年10%
程度の減少傾向にあり、ピーク時の年間38回から2013年秋には29回となっている。こ
の傾向は継続して続くと考えられる。
図 24 10代の青少年がショッピングをしたい場所の変化(単位:%)
90
82
80
80
75
70
63
60
37
40
20
53
47
50
30
74
20
26
25
18
男子
女子
男子
2013年春
女子
2013年秋
男子
店頭
オンライン
店頭
オンライン
店頭
オンライン
店頭
オンライン
店頭
オンライン
店頭
0
オンライン
10
女子
2014年春
(出典: Taking Stock With Teens / Piper Jaffray)
同調査によると、10代の青少年が好むインターネット・ショッピングウェブサイト
は、Amazan.comが32%、二番目はNikeの8%、三番目はeBayの5%と、Amazon.comが圧
倒的な支持を受けている。
22
Piper Jaffray「Taking Stock With Teens - Fall 2014」2014年8月25日∼9月30日まで41州の7,200人の10代の青少
年(平均16歳)を対象に実施された。http://www.piperjaffray.com/3col.aspx?id=3268
44
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