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東播磨の採石と水利用による文化的景観
文化的景観フィールドスクール 2012 「東播磨の採石と水利用による文化的景観」 古代より竜山石(凝灰岩)の採石地としての歴史を持つ高砂市魚橋集落を中心に、現在も継続 している採石と水利用、人々の生活や文化の中での石の利用について、地域の方々を講師として 招き、魚橋集落の文化的景観について学習する。 共催 日本建築学会 農村計画委員会 農山漁村文化景観小委員会、魚橋鴻ノ池ため池協議会 日時 2012 年 3 月 17 日(土) 10:30~17:30 会場 高砂市魚橋自治会館集会室ほか(兵庫県高砂市阿弥陀町魚橋) 定員 30 名 参加費 本会・共催団体会員 1,000 円、会員外 1,500 円、学生 500 円 申込方法 E-mail で「催物名称、上記参加費種別および(本会会員の場合)会員番号、氏名、勤務 先、電話番号、E-mail アドレス」を明記のうえお申し込みください。 *会員番号の記載がない場合は、会員外として扱わせていただきます。ご了承ください。 申込締切 3 月 15 日(木) 申込み・問合せ 明石工業高等専門学校 工藤和美 [email protected] 【プログラム】 1.文化的景観フィールドスクール:東播磨の採石と水利用による文化的景観 [10:30~12:10] 『はねつるべ』の修繕作業を行う前に、魚橋集落を中心とした地域の採石や水利用、人々の生活や文 化について地域の方々を講師として招き、魚橋集落の文化的景観について学習する。 協力 いなみ野ため池ミュージアム 場所 魚橋自治会館集会室 ①あいさつ :工藤和美(小委員会幹事/明石工業高等専門学校) ②はねつるべと水利用の仕組み :神吉佑昌(魚橋鴻ノ池ため池協議会副会長) 三輪 顕(兵庫県東播磨県民局) ③採石文化と石切場 :松下尚平(松下石材) 2.『はねつるべ』修繕ワークショップ [13:00~15:00] 石の取り外し、石積みの土台作成作業、モルタルの練り混ぜ、間知石の積み直しなどを行う。 場所 鴻ノ池北側護岸 *翌18日も開催あり9:00~12:00、14:30~17:30 作業指導者 神吉佑昌(魚橋鴻ノ池ため池協議会副会長) 3.フィールドワーク1:馬力道をたどる [15:00~17:30] かつて石切場から採石された石材を街道や港まで運び出すための道であった『馬力道』をたどりそ の道中で地域の方々から御話を聞きながら集落内を散策する。 ①鴻ノ池の北から馬力道に入る・・・・・馬力道について :神吉佑昌(前掲) ②馬力道から西村石材店石切場へおりる・・・・・石切場の歴史と採石について :西村公作(西村石材店社長) ③西村石材店石切場から街道へ下り、石ころRiへ・・・・・石切場の歴史と石の特徴について :松下尚平(前掲) ④石ころRiから松下石材店石切場へ・・・・・採石方法と丁場について :松下尚平(前掲) ⑤松下石材から生石神社(県指定史跡文化財)へ・・・・・生石神社と石の宝殿について :東 久祠(生石神社宮司) 4.その他 翌 18 日 13:00~14:30 に旧街道沿いに残る歴史的建築物や竜山石が実際に用いられている家屋・寺 の見学をする「フィールドワーク 2:魚橋集落の建築物と竜山石」の開催あり。