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4月号 - 公益財団法人 愛媛県消防協会

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4月号 - 公益財団法人 愛媛県消防協会
( 1 . 4 . 7 .10月の25日発行) 第 425 号
防
消
め
ひ
え
⑴ 平成28年(2016年)₄月25日
新 消防長・消防団長 ご紹介
だ
たつ
今治市消防本部消防長
かま
じ
鎌 田 達 治
この度、四月一日付けをもって
消防長に就任いたしました。
消防職員一同、これからも消防
団の皆様との連携強化を図りなが
ら、 市 民 の 安 心 安 全 を 守 る た め、
専心精励して参る所存でございま
すので、今後とも前任者同様ご支
たか
し
援、ご協力を賜りますようお願い
申し上げます。
たけ
西条市消防本部消防長
みや
宮 武 髙 志
四月一日付けをもちまして、西
条市消防長を拝命しました宮武髙
志です。
住 民の生命・身体・財産を守る
という消防の使命達成のため、消
防団並びに関係機関との連携強化
を図り、「安全・安心なまちづくり」
を目指し、職員一同専心精励いた
す所存でございますので、今後と
もご支援ご鞭撻を賜りますようお
願い申し上げます。
公益財団法人 愛媛県消防協会
松山市築山町1番35号
電話(921)8517番
会長 土居 敏夫
………………………………………
一部50円
いの
平成
うえ
年度全国統一防火標語
あきら
井 上 彰
かわ
つとお
この度、四月一日付をもって消
防長に就任いたしました。
南海トラフ大地震が懸念される
中、地域防災力のさらなる強化が
急務であり、あらためて防災減災
の大切さを痛感しております。
今後は、職務の重責を肝に銘じ、
市民の安心・安全を守るため奉職
邁進していく所存でございますの
で、ご支援、ご協力を賜りますよ
うお願い申し上げます。
にし
西予市消防本部消防長
西 川 傳
四月一日付けをもって、西予市
消防本部消防長を拝命しました西
川傳です。年々複雑多様化する災
害に対し一層の防災力の強化が必
要であり、与えられた職責の重さ
を痛感しています。
今後とも消防団等との連携を密
にし、職員一丸となって邁進して
いく所存でございますので、ご支
援ご協力を賜りますようお願い申
し上げます。
つじ
上島町消防本部消防長
なか
みや
た
しん
すけ
この度、四月一日付をもちまし
て、消防長に就任いたしました宮
田新介です。
これからは常備・非常備消防の
絆をより深め、地域防災の基礎を
担い、安心・安全な街づくりをめ
ざし、地域住民の負託に応えるた
め、全力で取り組んでまいります
ので、今後ともよろしくご指導を
賜りますようお願い申し上げま
す。
宮 田 新 介
宇和島地区広域事務組合消防本部消防長
くお願いいたします。
も、ご指導・ご鞭撻のほどよろし
いと考えておりますので、今後と
域防災力の向上に努めてまいりた
の連携強化を図り、より一層の地
防団・自主防災組織・関係機関と
近年、複雑・多様化している災
害形態に対応していくために、消
四月一日付けで、消防長を拝命
いたしました中辻と申します。
中 辻 洋
ひろし
やま
もと
あき
のり
ほっ
た
新居浜市消防団長
いさお
堀 田 公
この度、四月一日付けをもちま
して新居浜市消防団長に就任いた
い申し上げます。
まん
じょう
ゆたか
支援、ご協力を賜りますようお願
精進致して参ります。今後ともご
安心安全を守るため、これからも
力の向上はもとより、地域住民の
今日の消防を取り巻く客観情勢
は大きく変化するなか、地域防災
しました。
四月一日付をもって今治市消防
団長に就任いたしました山本明德
です。消防団長を拝命し、責務の
大きさに身の引き締まる思いで
す。
こ れ か ら も、
「住民が安全で安
心して暮らせるまちづくり」を目
指し、団員の資質向上と、装備の
充実を図り、活力と魅力のある消
防団づくりを進めていきたいと考
えています。
さく
西条市消防団長
しん
した。
この度、四月二日をもちまして
八幡浜市消防団長を拝命いたしま
災の要として「安全で安心なまち
防団の使命を念頭に置き、地域防
ま し た 萬 條 裕 で す。
「災害から住
この度、四月一日付けをもちま
して西条市消防団長を拝命いたし
ち
「自分たちの地域は自分たちが
守 る 」 と い う 消 防 団 精 神 の も と、
づくり」を目指し、より一層、市
萬 條 裕
団員一丸となって防火防災活動に
民に信頼される消防団づくりを進
菊 池 眞 策
取り組んでまいりたいと思ってお
めていきたいと考えています。
民の生命・財産を守る」という消
ります。関係機関の皆様には変わ
う、よろしくお願いいたします。
らずご指導ご鞭撻いただきますよ
きく
八幡浜市消防団長
山 本 明 德
今治市消防団長
その火その時 その場所で
消しましょう
28
四国中央市消防本部消防長
発 行 人
平成28年(2016年)₄月25日 ⑵
防
消
め
ひ
え
第 425 号
支部だより
害が毎年のように発生し、地震
年に一度二十年に一度という災
害はないものの、全国的には十
出動します。近年は、大きな災
シーズンには樋門操作に団員が
大洲市は、市内の中心を一級
河川肱川が流れており、台風
員の資質向上を図りたいと思い
においても各種訓練等を通じ団
改めて感じたところです。今後
係機関との連携が大事であると
しました。大規模災害時には関
活動時における各種工法を実施
名を超える団員が参加し、水防
月に行われた肱川水防演習に百
すい消防団を目指して参ります
への協力を一層進めて活動しや
がら、協力事業所や応援事業所
防団のイメージアップを図りな
理解が無くてはなりません。消
や地域からの信頼、勤務先のご
す。そのためには、家族の理解
組んで行きたいと考えていま
女性消防団員の充実強化に取り
なか が わ
いち
大洲市消防団の取り組みにつ い て
や原子力災害など、災害の種類
ます。
願いします。
お
も多岐にわたるようになりまし
また、今年度においては、減
少傾向にある消防団員の確保、
団活動について簡単に説明して
校生に「うちわ」を配り、消防
けていただけました。また、高
いったような、温かい言葉をか
「地域のためにありがとう。」と
らは「消防団活動、御苦労さま。」
見もありましたが、多くの方か
した。
の活動で実感することが出来ま
大きな反響があることを、今回
できませんが、小さな取組でも
といった大掛かりなことは実施
女性団員活性化全国大会など
で発表される事例活動や啓発劇
してもらうこともありました。
たち女性消防団員も活躍したい
過疎高齢化が益々進む中、地
域防災体制を構築する中で、私
みると、予想に反して興味を示
のでご理解ご協力をよろしくお
合併し誕生しました。現在は二
た。
このような中で昨年度は、五
十四の分団が消防団活動を行っ
入団促進事業を経験して
女性消防団だより
ています。
大洲市消防団 団長 中 川
一 夫 大洲市消防 団 は 、 平 成 十 七 年
一月に一市二町一村の消防団が
のぶ こ
久万高原町消防団本部
なかもり
と思っています。
「うちわ」等を受け取った方
か ら は、「 う ち わ は 貰 う が、 消
助・共助の重要性を理解しても
り組みを続けることにより、自
訓練、年が明けて三月には、今
八月には今治市全体の総合防災
との交流や防災意識の普及啓発
広く活動を行い、地域の人たち
ミー人形を使い、AEDの音声
た め に、 応 急 手 当 の 展 示 は ダ
班 長 中森 信子
現在、久万高原町消防団には
二十四名の女性消防団員が在籍
防団に興味もなく入団するつも
ら い、「 私 も 一 緒 に 消 防 団 活 動
今 は、「 消 防 団 活 動、 御 苦 労
さ ま。」 と 感 謝 さ れ る こ と も あ
しており、そのうち七名が本部
りは無い」といった否定的な意
果、 活 動 内 容 が よ く わ か っ た、
い、すべてをだしきりました結
を流し、ゴレンジャーに扮した
りますが、これからも小さな取
に所属、十七名は各地域の分団
で す。 約 五 十 名 の 参 加 者 に 対
消防団に女性がいることを初め
女性団員のユーモアあふれる寸
す。訓練ではありませんが、十
し、普通救命講習を実施してい
に努めています。そして女性部
月の朝倉地域大運動会では、六
ます。
役に立てる様、努力していきた
トで知り、勇気をいただきまし
て知った、女性ががんばってい
つの分団と女性部が参加する
フェスタでは、保存食の試食や
し た。 十 一 月 の 朝 倉 ふ れ あ い
度は女性部が優勝してしまいま
を肩に担いで競争します。前年
「 緊 急 出 動 」 の 種 目 で、 ホ ー ス
るのがよくわかったとアンケー
治市消防出初式とここまでは男
性団員の後方支援等を行ってい
このたび市の人権啓発課より
お声をかけていただき、フォー
を し た い。
」と言ってもらえる
ます。
た。今後とも地域の人たちのお
に所属しております。
私 た ち 朝 倉 方 面 隊 女 性 部 は、
現 在 十 一 名 で 活 動 し て い ま す。
ラム今治 ひと
(女)
&ひと
(男)
~男女共同参画社会をめざして
劇、最後は舞台で小隊訓練も行
今から十三年前の平成十五年
一年間の活動としては、四月
の朝倉方面隊の総合訓練から始
いと思っています。
の活動の中で重要なもののひと
に、朝倉村消防団女性部として
まり、水防訓練、秋の全国火災
~ という大舞台で団体発表を
させていただきました。日頃の
性団員と同じ活動ですが、女性
来る活動、少しでも団員確保に
活動を開始しました。平成十七
予防運動期間にあわせ、防火訓
活動報告をちょっと楽しくする
よう、日々努力していきたいと
つながる活動を実施したいと考
年 一 月、 平 成 の 大 合 併 に 伴 い、
練、防火訪問を実施しています。
豚汁、パンパン豆の販売、女性
つが、朝倉地区応急手当講習会
えている時に、愛媛県消防協会
消防団も統合され、今治市消防
年末には夜警を行い、火災予防
部有志による太鼓演奏など、幅
部はそれ以外にも頑張っていま
こ
考えております。
一般住民の防災活動等
今治市消防団
ほ
が実施する「消防団員確保キャ
団となりました。私たち女性部
の呼びかけをしています。また
ふじくら
ラバン隊」の事業を知りました。
は消火活動そのものを行うこと
部長 藤倉 美保子
み
本部女性団員は主に、出初式
等のイベント対応や発災時の後
方支援を行い、分団所属の女性
団員は、男性団員と同様の活動
をしておりますが、女性団員と
しての特筆すべき活動が実施出
来ておりませんでした。
高齢化率が県内で最も高い久
万高原町において、消防団員の
確保には大変苦慮しており、ま
た、町域面積が広大な当町では、
地域防災の要として、消防団は
大変重要な存在となっておりま
す。
早速、本部の女性消防団員で
相 談 し、 町 内 の 納 涼 祭 り 等 で、
はありませんが、火災発生時は
現場に出動して、車両誘導や男
入団促進の「うちわ」や「チラ
そのような現状を踏まえ、女
性団員として取り組むことが出
シ」を配布することとしました。
第 425 号
防
消
め
ひ
え
⑶ 平成28年(2016年)₄月25日
第五十五回 平 成 二 十 八 年 度 消
防職員初任教育訓練生の入校式
が、四月五日(火)松山市勝岡
町の愛媛県消防学校であり、県
内の十二消防本部から今年度採
用された消防職員五十八名が入
校しました。
入校式は、 午 前 十 時 三 十 分 か
ら三階大教室において、教職員、
入校生の各所属長及び来賓が見
守る中、緊張した訓練生が、凛々
しく制服に身をただし厳粛に行
われました。
近藤正典学 校 長 が 「 近 年 の 火
災その他の災害は自然環境や社
会環境の変化により複雑多様
化、大規模化の傾向にあり、南
海トラフの巨大地震の発生も懸
念され、今まで以上に迅速且つ
的確な対応が求められておりま
す。消防職員を目指した時の純
愛媛県消防学校
初任教育訓練生
入 校 式
粋な気持ちを忘れず強い意志と
信念を持ち厳しい訓練に挑戦
し、半年後に五十八名全員での
卒 業 を 祈 っ て お り ま す。」 と 式
辞を述べられ、来賓の高橋正浩
愛媛県防災安全統括部長、芳野
浩三愛媛県消防長会長並びに土
居敏夫愛媛県消防協会長から
「 卒 業 ま で の 半 年 間、 寮 生 活 で
厳しい訓練ですが、住民に信頼
さ れ る 消 防 職 員 と し て の 知 識・
技術を習得し、訓練生全員が立
派な消防士になられますことを
祈 っ て お り ま す。」 と 祝 辞 が 送
られた。
訓練生を代表して西条市消防
本部 髙井翔伍消防士が「職責
を自覚し厳正な規律と団結心を
養い、心身の鍛錬によって立派
な消防人となることを固く誓い
ま す。」 と 厳 正 な 態 度 で 宣 誓 し
ました。
ただひろ
二月三日から二月五日までの
三日間、日本消防会館で第十五
回消防団幹部候補中央特別研修
が開催され、今治市消防団の代
表として研修に参加させていた
だきました。
全国から百三十名のベテラン
分団長から若い団員が熱意を
もって集まり、日頃の活動や抱
いている課題や問題点など、深
夜まで語り合ったことは本当に
貴重な体験であり、問題点の解
決の一助を見いだせました。
研修内容は、日本消防協会の
秋 本 会 長 を 始 め、 静 岡 大 学 教
授、NHK解説委員など、第一
線で活躍されている方による消
県大槌町消防団 越田政美団長
と宮城県石巻市消防団 門間一
男団長から東日本大震災で全国
の消防団関係者から受けた支援
に対する感謝の言葉があり、両
消防団とも現役の消防団員が犠
牲となられ、お二人は目に涙を
浮かべながら感謝の意を述べら
れていました。まだまだ震災は
終わっていないことを痛切に感
じ、改めて消防団について考え
させられる機会となりました。
研修最終日、消防団の活動事
例 と し て、 長 野 県 白 馬 村 消 防
団 横 山 義 彦 団 長 か ら、 平 成
二 十 六 年 十 一 月 二 十 二 日( 土 )
午後十時八分頃、長野県北部で
発 生 し た マ グ ニ チ ュ ー ド 六・七
の地震に関する講話を拝聴しま
した。
白馬村は震度五強、この夜中
の大災害にもかかわらず一人の
犠牲者も出さず、消防団を中心
とした安否確認や捜索救助活動
をされた実例を聞くことがで
き、とても勉強になりました。
最後は、消防庁対策官兼消防
あさうみ
そういちろう
防団の取り巻く動きや解説、ま
た集中豪雨による土石流災害の
あった東京都大島町消防団の関
係者による活動報告等の講義が
あり、いま現在消防団が抱える
課題や問題に対してグループで
の討議が行われ、夜の部では団
員による各地の状況報告や意見
交換など、消防・救急・防災の
広い領域に亘る多くの内容を含
んだ研修でした。
講 義 の 中 で、 消
「 防団を中核
とした地域防災力の充実化 」に
ついて説明がありました。現在
消防団活動は火災風水害の対応
に限らず、救命救助にも対応し
て い く 必 要 性 が 高 ま っ て お り、
全国的に救助資機材を搭載した
多機能型消防車両を配備するこ
とが増えているとありました。
講義全体を通して、災害が発
生した際、消防団は地域の中心
となって活動を展開していかな
団員 浅海 壯
一郎
今治市消防団
消防団幹部候補中央特別研修を終えて
第十五回 消防団幹部候補
中央特別研修
レスキュー隊)の車両や訓練を
視察しました。すばらしい装備
と実害を想定した訓練に感動し
ました。午前の研修では、岩手
副団長 山瀨 忠弘
やま せ
第四十二回 消防団幹部特別研修
第四十二回 消防団幹部
特別 研修に参加して
宇和島市消防団
平成二十八年一月十二日(火)
から十五日(金)の四日間、各
都道府県代表の団長及び副団長
四十六名が一堂に会する消防団
幹部特別研修に参加させていた
だきました。
緊張するなか受付を行い、開
講式、オリエンテーションに引
き続き、日本消防協会の秋本会
長 に よ る 講 和 を 拝 聴 し ま し た。
六班に分かれて行うグループ討
議 で は、「 消 防 団 員 の 確 保 対 策
について」を課題研究テーマと
して選択し、意見交換を行いま
した。
研修二日目、消防庁危機管理
セ ン タ ー を 視 察 し、 消 防 行 政、
防災対策の講義を受けた後、聖
路加国際病院の名誉院長 日野
原重明先生の講義を受け、私自
身とても尊敬する日野原先生の
講 和 を 間 近 で 聞 く こ と が で き、
夢のような時間でした。その後、
危機管理演習として、状況予測
型図上訓練を実施し、状況の予
測・対応・課題、それぞれを文
字にして記入するという訓練は
とても難しく、この訓練の重要
性を再確認しました。
研修三日目、災害情報学、惨
事 ス ト レ ス 対 策、 消 防 団 実 務、
午後からの火災防ぎょに関する
講義の後、東京消防庁第二方面
隊消防救助機動部隊(ハイパー
団専門官 伊勢村修隆氏 講師
のもと課題研究発表となり、私
は第五班を代表して討議内容の
発表をさせていただきました。
どこの消防団にも共通すること
は、人口減少や高齢化、消防団
員のサラリーマン化などの問題
があり、装備や待遇の充実、そ
し て 消 防 団 活 動 を 広 く 周 知 し、
企業等への勧誘を積極的に行う
など様々な対策が挙げられます
が、地域の経済情勢等を含めた
消 防 団 を 取 り 巻 く 環 境( 現 実 )
は厳しい状況にあります。
また、消防団員のサラリーマ
ン化に対しては、平日の研修や
訓練を休日に実施するなど消防
団組織全体として活動しやすい
環境づくりを行う必要があると
思います。
今回の研修で学んだことや経
験させていただいたことは私の
人生において、大変貴重な財産
となり、この研修に参加させて
いただきましたことに心から感
謝いたしております。
ければならないこと、地域防災
の要であることを改めて認識し
ました。
グ ル ー プ 討 議 で 私 は、 消
「防
活動の問題点と解決策 」につい
ての問題解決に向けた話し合い
のなかで、問題点として「各分
団または分団員間で消防活動に
対するモチベーションや使命感
に温度差がある。やる気のない
分団員の取り扱いに苦慮。家庭
に理解がなかなか得られない。
」
という問題点がでました。その
解 決 策 と し て、
「分団員のモチ
ベーションや使命感を高めるた
め に は、 幹 部 団 員 が コ ミ ュ ニ
ケーションを図りながら、率先
して模範となる行動をとる。や
る気のない分団員に対し、モチ
ベーションのある分団と人事交
流 を 図 り 育 成 す る。
」といった
解決策がでました。
全部で十班に分かれて各課題
について最後に発表がありまし
たが、どのグループの消防団も
自分も含め同じような問題点で
あることを知りました。
最後に、
この研修に参加して、
様 々 な 知 識 を 得 る こ と が で き、
また多くの消防団員と話し合う
ことができました。この貴重な
体験を今後の消防活動に活かし
ていきたいと思います。
この研修に参加する機会を与
えていただいた関係各位に感謝
致します。
ありがとうございました。
平成28年(2016年)₄月25日 ⑷
防
消
め
ひ
え
第 425 号
第十五回消防団幹部候補
たいすけ
中央特別研修に参加して
いけうち
各方面より普段は経験すること
のできないすばらしい経験を積
むことが出来ました。このよう
な、機会をいただいた関係者の
皆様に感謝するとともに、益々
消防団活動を活発にし、今後も
地域に貢献できるよう一生懸命
取り組みます。
第十五回消防団幹部候補
中央特別研修に参加して
有事の際、いち早く現場で活動
している団員の殆どは自営業を
している消防団員と消防団OB
の方たちである。そのような中
で、一分一秒を争う事態の時に
常備消防よりも早く火災や災害
現場に駆け付けることができる
のか?問題は山積みである。と
いう内容でした。
正直申しまして、私自身、今
までそんな問題は気にもとめて
いませんでした。自分は分団長
だから、難しい問題は団長や副
団長が考えたら良いことぐらい
に し か 思 っ て い ま せ ん で し た。
しかしながら、これからは、愛
南 町 消 防 団 全 体 の こ と も 知 り、
今回の研修で学んだことを活か
しながら行動を起こさなければ
な ら な い と 思 い ま し た。 ま た、
そう覚悟させてもらっただけで
も、私にとって非常に有意義な
研修でした。
最後になりましたが、本研修
へ参加させていただきました関
係 者 の 皆 様 へ 感 謝 い た し ま す。
ありがとうございました。
ンターでは、地震に備える知識
を 身 に つ け る た め の 疑 似 体 験。
救助が困難といわれる災害発生
後七十二時間をどのように生き
残るかを学び、また三日間とい
う 短 い 期 間 で は あ り ま し た が、
日々の消防団活動では考えもし
なかった事、思いも付かなかっ
た事を今回の研修で多く学ぶこ
とが出来ました。
各地域の消防団によって様々
な問題があると思いますが、女
性 消 防 団 と い う 誇 り を 持 っ て、
これからも地域の安全を守るた
めに頑張っていこうと思いま
す。貴重な経験の機会を与えて
頂きありがとうございました。
ます だ
まち え
も、 定 数 三 十 人 に 対 し 実 数 は
十 九 人( 平 成 二 十 八 年 四 月 現
在)と十一名の欠員となってお
り、ここ数年新入団員の希望が
なく、若い団員が少なくなって
いるのが現状であり、活動での
班長 益田 市枝
今治市消防団
平成二十八年二月十七日から
十九日まで、第十五回消防団幹
部候補中央特別研修に参加させ
ていただきました。開講式と写
真 撮 影、 日 本 消 防 協 会 秋 本 敏
文会長の講話と消防団講義の
後、別会場にて全国から参集し
た女性消防団員、約九十名が各
班 に 分 か れ、 そ れ ぞ れ が 持 ち
寄 っ た 事 前 研 究 課 題 を 交 換 し、
問題と解決策について協議しま
した。その中で、私が特に強い
関 心 を 持 っ た テ ー マ は、「 女 性
消防団員の確保対策について」
という課題です。
私たち、今治方面隊女性部で
中央特別研修に参加して
第十五回消防団幹部候補
者の中、私は最年少でした。三
今治市消防団
日間に渡る研修の中で、グルー
くわむら
ひろ こ
プワークなどを通じ、各都道府
部長 桑村 広子
県に同期という強いネットワー
クを築くことができたのは大き
な成果の一つです。また、地域
心が通うまであまり時間は必要
も規模も全く異なる消防団員の
ありませんでした。
方々と自分達の実状について意
班長としてのグループ討議
見交換できたことは、どれも今
は、「 消 防 団 活 動 の 問 題 点 と 解
後の消防団活動の参考になるも
決策について」というテーマで
平成二十八年二月十七日から
のばかりでした。各種講話を通
各消防団のしきたりや環境の違
十九日まで、第十五回消防団幹
じて「地域に対して消防団員と
いもあり、男女での活動内容が
部候補中央特別研修に参加させ
し て 何 が で き る の か 」「 常 設 消
全く異なること。また、災害の
て頂きました。事前の班分けで
防との違いをどのように活用す
時に何をすれば良いのか分から
は、班長という大役に指名され
るか」といった内容について考
ないとの意見が多くありまし
ていることを知り、研修日まで
えることができ、今後も消防団
た。消防団の制服を着ている事
は不安と緊張感がいっぱいの毎
員として地域防災の中核を担う
で、一般の人から助けを求めら
日でした。
べく活動を充実させたいと感じ
れる、また頼られる存在である
当日、新しい制服に身を包み
るキッカケとなりました。
ことを再認識し、知識と活動力
また、阪神淡路大震災や東北 「いざ会場へ!」、参加団員とは
が重要であることを改めて痛感
初対面という事もありました
大震災の事例紹介を受け、近い
が、 女 性 消 防 団 の 同 志 と し て、 しました。
未来に発生するであろう東南海
東京臨海広域防災公園管理セ
す ぐ に 打 ち 解 け る こ と が で き、
地震への備えの重要性について
も感じることができました。
本 研 修 で は、 防 災 の エ キ ス
パートによる講義やグループ
ワ ー ク、 秋 本 会 長 の 講 話 な ど、
団員 池内 泰介
松前町消防団
二〇一六年 二 月 三 日 ( 水 ) ~
五日(金)にかけて、日本消防
会館で開催された第十五回消防
団幹部候補中央特別研修に参加
しました。
突然、副団 長 か ら 携 帯 電 話 に
連 絡 が あ り、「 研 修 会 に 参 加 し
てみないか」と打診をいただい
た こ と が 参 加 の キ ッ カ ケ で す。
私 は す ぐ に 仕 事 の 都 合 を つ け、
二つ返事で参加を決意しまし
た。私は、入団して約五年とな
りますが、これまで他の消防団
の方との交流や、よりレベルの
高い消防団活動について意見交
換をする機会はほとんどありま
せんでした。そんな私にとって、
今回の研修はとても刺激的で実
りあるものとなりました。
愛 媛 県 か ら は 三 名 が 参 加 し、
全国から百三十名を超える参加
第十五回消防団幹部候補
きよ と
中央特別研修に参加して
やまもと
ルまでの道のりは徒歩数分のと
ころ、四十分もホテルの捜索活
動をしたことをご報告させてい
ただきます。
研修は、日本消防協会秋本会
長の講話や、各専門分野でご活
躍されて居られる方々からの活
動事例等をおり混ぜた講義であ
り、 非 常 に 役 立 つ 内 容 で し た。
また、その中でも現在の消防団
が抱えている問題について説明
があった講義は、特に考えさせ
られるものがありました。
全国の消防団が抱えている一
番の問題、それは人員不足であ
る。更にサラリーマン化も進み、
分団長 山本 清人
愛南町消防団
二月三日か ら 五 日 ま で 、 日 本
消防会館において実施された掲
題の研修に参加させていただき
ました。
前置きとい た し ま し て 、 私 は
地元愛が強すぎるのか、東京は
高校の修学旅行の一度しか行っ
た こ と が あ り ま せ ん。 お 蔭 様
で、余りにも地元とは違うビル
群に圧倒され、道に迷ってしま
い、通常、最寄りの駅からホテ
個々に係る負担も多くなっていま
す。意見交換会では今治方面隊と同
じ様な状況にある地域もあり、団員
確保対策の、とても参考となる様々
な意見が多く見受けられました。今
まで、思いだけで団員確保に向け行
動力が乏しかった私たちも、何かを
しなければダメだと、責任感のよう
な物が班の中で生まれ始め、熱く協
議が進みました。
協議の中で、女性消防団員という
存在自体があまり知られていないと
い う 意 見 が 出 た 時、
「 あ っ!」 私 た
ち今治方面隊にはカラーガード隊が
あり、火災予防運動をはじめ、様々
な記念式典やイベントに積極的に参
加している。私達が最初に見たその
時、華麗に舞うフラッグ演技に魅せ
ら れ 引 き つ け ら れ た よ う に、 今 は、
団員数が少なくてもこのような活動
を継続することで、女性消防団の認
知度を高め、入団してみたいと思わ
れる消防団をめざし、がんばって行
こうと強く思いました。
今回の研修により、全国から参集
した女性消防団員との交流も深ま
り、消防団活動に役立て協力しあえ
る人脈が出来たことに感謝するとと
もに、大変貴重な体験を与えてくだ
さりありがとうございました。
消防ポンプ自動車
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