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平成 25 年 美濃市の 10 大ニュースは 皆さんこんにちは、私のコーナーに

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平成 25 年 美濃市の 10 大ニュースは 皆さんこんにちは、私のコーナーに
平成 25 年
美濃市の 10 大ニュースは
皆さんこんにちは、私のコーナーにアクセスいただきありがとうございます。
師走に入り、なにかと気ぜわしい今日このごろですが、いかがお過ごしでしょうか。
先月は、秋のイベントとして産業祭、みちくさ館柿まつり、大矢田ひんここまつり、あ
かりの街並み~美濃~などや、各地域での公民館事業としてふれあいまつり、文化祭、音
楽フェスティバルなどが開催され、市内外からの来場者で賑わい、秋の味覚やもみじ狩り
など美濃市の秋の深まりを堪能していただけたでしょうか。また、新たなイベントとして
長瀬で「助右衛門サのもみじ」ライトアップ事業が開催されるなど、地域住民による地域
資源を活用した事業が行われ大変好評でした。
[1]
美濃市の平成 25 年 10 大ニュース
美濃市の平成 25 年の 10 大ニュースは、以下のとおりです。皆さんの 10 大ニュースは
いかがでしたか。(日にち順で紹介)
○
2月7日
㈲シオン、第2回全日本製造業コマ大戦で優勝
有限会社シオン(小倉の精密金属加工業の会社)が、日本の製造業に活気を与え、経
済的成長を目指す「第 2 回全日本製造業コマ大
戦」で優勝。
山田社長は、「社内大会も 3~4 回行い、その
中でみんなのアイデアを吸い上げました。優勝
して何よりうれしいのは、社員が喜んでくれた
ことです。」とその喜びを語られました。
○
3月6日
優勝の喜びを語る山田社長たち
ユネスコ無形文化遺産に美濃和紙提案へ
本美濃紙を含めた「和紙:日本の手漉き和紙技術」が、ユネスコ無形文化遺産の登録候
補となりました。順調にいけば、平成 26 年 11 頃の登録発表となります。楽しみですね。
○
5 月 23 日
イタリア・アマルフィ市で紙の文化
交流に関する協定を締結
美濃市とイタリア・アマルフィ市が知識・情報・
経験などをお互いに共有し、伝統的紙文化の保存と
発展のために「紙の文化交流」友好協定を締結しま
した。今後は学術振興、産業振興・観光振興などの
アマルフィでの調印式の様子
交流を行い、両市の友好交流関係を強めていきます。
今月、19 日からアマルフィ市において、学術シンポジウム・あかりアートの優秀作品の
展示・本美濃紙保存会による手漉き紙の実演を行います。
○
7 月 19 日
美濃市駅、国登録有形文化財(建造物)に文科省答申
長良川鉄道美濃市駅本屋と長良川鉄道美濃市駅プラットホームと待合所が、国登録有形
文化財(建造物)に答申されました。今後は、美濃市の玄関口として整備し、観光客を名
鉄美濃駅・うだつの上がる町並みへと誘導していけたらと考えています。
○
9月3日
鍋屋バイテック、美濃市に鋳物新工場を建設する計画を発表
伝 動 部 品 メ ー カ ー の 鍋 屋 バ イ テ ッ ク 会 社( 関 市 桃 紅 大 地 、金 田 光 夫 社 長 )
が 、「 美 濃 テ ク ノ パ ー ク 」 に 新 工 場 を 建 設 し 、 2 0 1 6 年 1 月 を め ど に 稼 働 す
ると発表。今後、新工場の設備など具体的な内容を検討。土地の取得額を
除く総投資額は約20億円の見込み。
○
10 月 1 日
美濃市乗り合わせタクシー「のり愛くん」本格運行
美濃市の電話予約型乗り合わせタクシー「のり愛
くん」は、昨年 11 月から一部地域で試験運行、今年
4 月から市内全域で試験運行が行われ、今年 10 月 1
日より新たに 13 か所の停留所を加えて合計 237 か所
とし、本格運行となりました。
今後も安全運転で、質の高いサービスを持って運
営していきますので、皆さんのご利用をお待ちして
乗り愛くん出発式
います。
○
10 月 19 日
美濃和紙あかりアート展
清流ミナモ賞受賞
美濃和紙あかりアート展実行委員会が、清流ミナモ賞を受賞しました。
同賞は、岐阜県が推進する「清流の国ぎふ」づくりのモデルとなり、魅力的な地域づ
くりや地域貢献活動を行う団体を顕彰しようと、今年新設されました。市町村などが推
薦した約 150 の団体から 5 団体が選ばれました。
美濃和紙あかりアート展実行委員会は、同市の伝統産業である美濃和紙と歴史あるう
だつの上がる町並みを広くPRすることに成功したとして同賞に選ばれました。
○
10 月 20 日
美濃ふくべサイクルヒルクライム 2013 開催
美濃市片知の林道中美濃線で、美濃ふくべサイクルヒルクライム 2013 が開催され、
降りしきる雨の中、全国から集まった自転車愛好者が標高差 650 メートル、全長 7.6 キ
ロのコースを走り抜けました。
この日は、全国から集まった 14 歳から 66 歳の男
女 109 人が参加。年齢・性別の 9 部門に分かれ、タ
イムを競いました。
レース後は、温かい豚汁と芋餅が振る舞われ、選
手たちは冷えた体を温めました。
○
11 月 3 日
懸命にペダルをこぐ参加者
創エネ・あかりパーク 2013(上野恩賜公園)メイン会場にて
美濃和紙あかりアート優秀作品が展示される
世界的照明デザイナー石井幹子さん(美濃和紙あかりアート展審査員)がプロデュース
する「創エネ・あかりパーク 2013」にあかりアート作品が展示され、幻想的なあかりのオ
ブジェが来場者の心を和ませていました。
○
11 月 9 日
士幌町と防災協定締結
姉妹都市の北海道士幌町と、地震等の大規模な災害に備え「美濃市・士幌町
災害時
相互応援協定」を締結しました。
これは、お互いの災害時に迅速かつ効果的な相互支援ができるように結ばれたもので、
食糧、飲料水などの物資、機材の提供や必要に応じた災害救助ボランティアのあっせん
や職員の派遣など相互の応援態勢に関するものとなっています。
災害協定の締結は、美濃市にとって、岐阜県揖斐川
町、富山県高岡市、福井県大野市、長野県飯田市、三
重県鳥羽市に続き 6 都市目の協定となり、最も遠方の
協定となります。
締結式は、産業祭会場のステージで行われ、士幌町
美濃市訪問団を始め、大勢の来場者が立会人となり、
小林康雄士幌町長と石川道政美濃市長が協定書を取り
交わしました。
美濃市と 士幌町 が災害 時 相互
応援協定を締結(産業祭会場)
[2]
助右衛門サのもみじライトアップ
美濃市長瀬の長瀬橋周辺の河原で、明治時代に
京都の嵐山から運ばれたと言われる「助右衛門サ
のもみじ」のライトアップ事業が行われました。
(11/10~23)
これは地域づくり支援事業の一環として、助右
衛門サのもみじライトアップ実行委員会が、地域
住民に活力と憩いの場を与えることを目的に、同
ライトアップされたもみじ
地区のもみじの名所である助右衛門サのもみじを
ライトアップしました。
明治時代に長瀬で紙問屋を営んでいた 10 代目武井助右衛門が商用で京都の嵐山に出
向いた際、その美しいもみじに感激し、地元の人にも見せたいと嵐山より数本のもみじ
の苗を取り寄せ、板取川の河畔に植えたものが、今は立派に育ち、毎年、美しく紅葉し
ています。
[3]
美濃市のシンボル「長近の松」
文化会館の南側の国道 156 号線沿いにある「長近の松」
が、幹の中心部が腐食し空洞ができ北側に大きく傾き、
「非常に高い危険性があり、すぐに倒伏する恐れがある」
と診断されたためやむなく伐採しました。
この黒松は、樹高 15 メートル、根元の周囲 2.1 メート
ルで、推定樹齢 230 年。1985 年、当時の澤村市長が、
金森長近による小倉山城 380 年になるのを記念して「長
近の松」と命名されました。
大きく傾いた「長近の松」
なお、今後については市のシンボルとして親しまれ
てきた大木が消えることに、住民から惜しむ声も上が
っていたため、長近の松の子孫と思われる苗木を残す
ことにしました。
空洞となっていた幹
[4]
『近者説、遠者来』-論語-について
論語の読みは、
「近くの者説(よろこ)べば、遠くの者来(きた)る」と読みます。この
意味は、まちに住む人の喜ぶ政治をすれば、おのずと遠くからも人が訪れるようになると
いう意味です。
美濃市の目指してきた「住みたいまち、訪れたいまち、夢かなうまち」にまさにぴった
りの言葉です。今から 2500 年程前に孔子(紀元前 551 年~479 年)の残した言葉です。
私は、平成 7 年 7 月に市長に就任させていただき現在まで 18 年 4 ヶ月に亘り美濃市政
を務めさせていただきましたが、この度、平成 25 年 12 月 31 日をもって退任させていた
だくことになりました。この間一貫して市民の皆さんが主役の「住みたいまち、訪れたい
まち、夢かなうまち美濃市」を、市民、議会、職員の皆さんや関係者の皆さんと進めてき
ました。
道半ばですが、市民の皆さんも美濃市に誇りを持ち、人間力、文化力による市民が輝く
まちになり、美濃市には年間 120~140 万人の人が訪れてくださる程のまちになりました。
なんとなく「近者説、遠者来」の姿が見えるようになりました。
来年は市制 60 周年を迎えますし、美濃市を通る高速 2 道のうち東海環状西廻り線も
2020 年(平成 32 年)7 年後に開通し、日本も 7 年後の 2020 年に東京オリンピックが開
催されます。こうした大切な 7 年間のスタートは、新しい市民の選択により選ばれた有能
な新市長が平成 26 年の新スタートを切るべきと考え、引退をして道を譲ることにしたわ
けです。
おかげ様で 2 期目から 5 期目まで、4 連続無投票当選の栄に浴させていただきました。
来年は「本美濃紙」もユネスコの無形文化遺産に登録される見込みも出てきました。美濃
市の未来も明るいと思います。
いよいよ寒さも一段と厳しくなってきます。風邪等気をつけられ無事越年されると共に、
お元気で素晴らしい新年をお迎えいただきます様ご祈念申し上げます。
最後に、市長からの手紙をご覧になられた皆様に感謝申し上げるとともに、今後の美濃
市政に対し変わらぬご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げお礼のあいさつに代えさ
せていただきます。長い間、本当にお世話になりありがとうございました。
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