Comments
Description
Transcript
元職員による不祥事件発生のお詫び
平成21年10月23日 各 位 大牟田柳川信用金庫 理事長 石橋直久 元職員による不祥事件発生のお詫び 今般、誠に遺憾ながら、弊大牟田柳川信用金庫の元職員の不正行為により、お客様のご預金を 着服・流用するなどの不祥事件が判明いたしましたので、ご報告を申し上げます。 日頃から弊金庫をご信頼いただき、ご支援、ご愛顧を賜っておりますお客さまや会員の皆様、 地域の皆様、そして関係各位の皆様に対して、多大なご心配とご迷惑をお掛けすることになりま したことを、心より深くお詫び申し上げます。 なお、弊金庫は、かかる事態について厳粛に受け止め、役職員が一丸となり再発の防止に向け た内部管理態勢の強化と法令等遵守態勢の一層の整備に取組み、お客様の信頼の回復に努めてま いります。 記 1.事故の概要等 ① 発覚までの経緯 お客さまからのお問合せをいただき、内部で調査しましたところ、柳川営業部の元職 員(35歳・男性、預金渉外係)が満期書替処理のため、平成21年3月、お客様からお預 かりした定期預金証書を無断で解約処理を行うなどの着服事実を認めたことから、8月 3日(月曜日)に不祥事件が発覚しました。 ② 事故の概要 平成13年2月から、お客様よりお預かりした預金を使い回しするなどの手口で流用 を繰り返しておりました。また、平成20年7月からは、お預かりした普通預金を着服 したほか、お客様からお預かりした定期預金証書を無断で解約し着服し、また、普通預 金から定期預金への預け替えを勧誘するなどして、払出した金額をそのまま着服する手 口で犯行を繰り返しておりました。 ③ 事故金額等 被害者数は、49先です。 事故金額は、95,931,384円です。 うち被害(実損)額は、58,284,205円となっております。 なお、元職員は着服・流用した資金の大半を、競馬の賭け金やパチンコ等の遊興費に充 てたと供述しております。 2.監督官庁・警察への届出 監督官庁へ、法令等に基づく届出を行っております。また、警察へは刑事告訴する方向で 検討しております。 1/2 3.事後措置等 被害にあわれたお客様に対しては、弊金庫が速やかにその損害を弁償させていただきます。 また、速やかに、事実関係について説明を行い、深くお詫びを申し上げることとしておりま す。 4.発生原因等 内部管理態勢におけるけん制機能が有効に発揮されなかったことから、経営陣および管理 者の監督・指導が十分でなかったことがあげられます。 5.事故者および関係者の処分 事故者は、庫内規程に基づき、平成21年10月21日(水曜日)付をもって懲戒解雇処分を 行いました。 経営陣を始めとする関係者の処分につきましては、今後、庫内規程に基づき、厳正な人事 処分を行うこととしております。 6.再発防止策 再発防止策について、弊金庫では、これまで“不祥事件防止”のため、内部管理態勢およ び法令等遵守態勢の強化を最重要課題と位置づけ、その整備に努めてまいりました。 しかしながら、今回のような事件が発生し、結果としてこれらの態勢が不十分で、実効性 に問題があったことについて、深く反省致しております。 今後、二度とこのようなことが起こらないよう、抜本的な再発防止策を策定し、役職員全 員が一丸となって再発防止に取り組んでまいります。 以上 ≪本件に関するお問合せ先≫ 法務部:☎0944―52―3305(平日9:00∼17:00) 2/2