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2014年12月1日号(PDF:5.1MB)

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2014年12月1日号(PDF:5.1MB)
( 1)
平成 26年 12月1日(毎月1日発行 )
赤 十字 NE WS
(第三種郵便物認可)
平成 26年 12月1日(毎月1日発行 )
赤 十字 NE WS
第 895号
(昭和24年9月30日第三種郵便物認可)
December 2014 Vol.895
第 895号
http://www.jrc.or.jp
十字 NE WS
(3
) TOPICS
平成
26年 12月1日
(毎月1日発行
)
-1- 3 TEL
: 03 -3438赤
-1311 一部20円 赤十字新聞の購読料は、
赤十字新聞 編集・発行/日本赤十字社
企画広報室 〒105-8521
東京都港区芝大門1
社費に含まれています。
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TOPICS ( 2 )
第 895号
(第三種郵便物認可)
赤 十字 NE WS
(第三種郵便物認可)
平成 26年 12月1日(毎月1日発行 )
赤 十字 NE WS
第 895号
AREA NEWS ( 6 )
( 7 ) AREA NEWS
平成 26年 12月1日(毎月1日発行 )
赤 十字 NE WS
第 895号
(第三種郵便物認可)
(第三種郵便物認可)
平成 26年 12月1日(毎月1日発行 )
赤 十字 NE WS
第 895号
WORLD ( 8 )
レイテ島タクロバン市のエリタさん一家 台風が襲った当時、近くのビルの中に1週間避難していました
CONTENTS
TOP I CS
2
かな?
何の数字
TOP I CS
3
エボラ出血熱∼机上訓練
赤十字シンポジウム
原子力災害対策国際会議
伊豆大島・
土砂災害から1年
2014
成田赤十字病院
常任理事会・理事会
フィリピン中部台風から1年
リポート
SPECI AL
4 5 AREA NEWS
第32回
海外たすけあい
募金キャンペーン
たすけあいを、忘れない。
菅原一剛さん
健康豆知識 乾燥肌
6 7 WORLD
8
コミュニティー防災事業
静岡・山口・大分・東京・神奈川・沖縄
大阪・広島・群馬・福岡・鹿児島・埼玉・徳島
(インドネシア)
青少年赤十字国際交流集会
サッカー審判員(国際副審)
相樂亨さん講演
赤十字をイラストと数字で見てみよう
スマトラ島沖地震・
津波災害から10年
クイズ赤十字標章
紺綬有功会創立50周年
雪上安全法講習 受講者募集
クイズ赤数字 答え
赤十字の意義と活動を知ってほしい
17093
答えは7面をご覧ください
く伝え、多くの人に関心を持ってもらうのが、メディアの役割の1つ。
世界情勢などを知ることで、赤十字の活動についても興味を持って
いただけるきっかけになるのでは」 ジャーナリスト
池上 彰さん
日本赤十字社・NHK共催の「赤十字シンポジウム2014」(3
中東での人道支援が今、危機に立っています。「『敵・味方の区
面で詳報)でコーディネーターを務めました。今世紀最大の人道危
別なく救護する』という赤十字の活動が今ほど求められている時は
機といわれるシリア内戦。大きな犠牲を強いられている難民の実情
ありません。赤十字は、どこにいようと、誰であろうと、困ってい
について隣国レバノンやヨルダンで最近取材してきた経験から、
「難
る人や人道危機にある人を助けることを貫いてきたし、今後も貫く
民一人ひとりが人間としての尊厳を持っています。難民の皆さんを
んだということを多くの人に知ってほしい」と力を込めました。
リスペクト(尊敬)しながら、私たちにどんな支援ができるかを考
PROFILE
えていきましょう」と呼びかけました。
「よく分かる」と定評のある池上さんの解説。「『人はこのニュー
スに接してどんな疑問を持つのか』と考えることを常に心がけてい
ます。社会が複雑化する中で、今何が起きているのかを分かりやす
1950年生まれ。慶応義塾大学卒業後、NHK入局。社会部記者などを経
て、94年から11年間「週刊こどもニュース」
でお父さん役としてニュース
解説。2005年退局後、
フリージャーナリストに。12年から東京工業大学
教授。
「そうだったのか!現代史」
など著書多数。
京と福島の高校生7人による
自分たちが背負わなければな
ルー プに分 かれて討 議 。原 子
ま た 原 子 力 災 害 発 生 時の
正確な情報伝達の重要性につ
病対策課、
所 、県 の 疾
「リベリ ア渡 航 歴のある 男
性 が発 熱 。
エボ ラ出 血 熱の疑
所などから
空港検疫
西
いがあり、これか ら 成 田 赤 十
字 病 院に搬 送します」
人が参
ラ出血熱の国内発生に備えた
出血熱の国
加 。エ ボ ラ
アフリカで猛 威をふるうエボ
日 、千 葉・
内発生に備
常任理事会開催報告
任理事会が開催されました。
平 成 年 月 日 、本 社に
おいて平 成 年 度 第 6 回の常
審 議 結 果は左 記のとおりで
す。
記
の拡 大を防 御し、適 切な医 療
指 定 医 療 機 関の1つで、感 染
成 田 赤 十 字 病 院 は 国 内に
3 カ 所 し か ない 特 定 感 染 症
の確認を行いました。
容 器の取り
を運ぶ密閉
手 順 、検 体
護服の着脱
動方法や防
めの院 内 移
染を防ぐた
事会が開催されました。
平 成 年 月 日 、本 社に
おいて平 成 年 度 第 2 回の理
ました。あれから1年。甚大な
かし、さま ざまな 支 援 を 行い
字は国際的ネットワークを生
少なくありません。
状 態で残されている家もまだ
す。しかし、高潮被害を受けた
の配 分 な どを 担っているのも
対 象 世 帯の選 定や資 材・資 金
な 資 金 を 支 援 していま す が、
理事会開催報告
いては、原案のとおり同日開催
承されました。
の理 事 会に付 議 することが了
また 、日 本 赤 十 字 社に対 す
る 市 民 意 識 調 査 、赤 十 字にお
補正にかかる9月及び
月分
ける看護師確保等及び予算の
審 議の結 果 、資 金の借 入 及
び不動産の処分については原案
のとおり議決されました。
ま た 、平 成 年 度 上 半 期 事
業報告、青少年赤十字が進める
2 不動産の処分について
( 松 山 赤 十 字 病 院 の全 面 建
替工事にかかる資金の借入)
1 資金の借入について
いて、それぞれ報告しました。
度 N H K 海 外 た す けあい及 び
会 議( 福 島 )の開 催 、平 成
防災教育の取り組み、第3回原
年
子力災害対策関係国赤十字社
(北海道赤十字血液セン
ターの新 築 移 転に伴 う 不 動
記
審 議 結 果は左 記のとおりで
す。
産の処分)
の社長専決事項等の決定状況
1 理事会に付議する事項
を提供するための国内最高度
扱い方など
フリカから 入 国 し、発 熱 な ど
( 松 山 赤 十 字 病 院 の資 金 の
の感 染 防 御 設 備を持っていま
について確認しました。
の医療機関を受診すると感染
月
成 田 市 内で開かれ、患 者 搬 送
え 、二 次 感
す。成田国際空港に近く、海外
今 回の訓 練について同 院 感
染 症 科の野口博 史 部 長は「訓
拡大を招きかねない」と述べ、
た。
からの入 国 者に感 染の疑いが
練自体は日頃から繰り返して
ま ず 保 健 所へ連 絡 した 上で、
について、それぞれ報告しまし
出 た 場 合 、最 前 線での治 療に
いるが、今 回 は 関 係 機 関 との
その指示に従うよう訴えまし
借入及び北海道赤十字血液
あたります。
連 携 な どについてツメの作 業
た。
被 害を受けたレイテ島タクロ
フィリピン赤 十 字のボ ラン
ティア、
マークさんもそんな一
ボランティア自 身も台 風 被
災 者 なので す が 、ボ ランティ
理 事 会に付 議 する事 項につ
同院などの主催による今回
の訓 練には、同 院 感 染 症 科 職
ができた」と 総 括 。また「西 ア
修 復 支 援では、台 風で住 宅を
センターの不動産の処分)
員のほか、救 急 通 報 を 受 ける
れ、暴 風に飛 ばされた 屋 根 も
失った人 々へ修 復 資 材と必 要
バン市 、セ ブ島 北 部 な ど 被 災
人です。彼の自 宅は昨 年 新 築
アになった時 点で彼 らは支 援
消 防 や 搬 送 を 担 当 する 保 健
元 通りになったように見えま
地はど う 変 わったのでしょう
したばかりでしたが、高潮で一
対象者から外されてしまいま
際の不正を防ぐためです。
ボランティアたちでした。
か。
階 部 分が流 出。現 在 も そのま
す。お 金 を 配る対 象 者 選 定の
メートルの
まになっています。
瞬間風速約
それにも 関 わ ら ず、何 故 ボ
ランティアに応募したのか。彼
暴 風に木 々がなぎ倒され、津
波に匹敵する高潮で多くの家
います。
勢いる。その人たちのために何
らは「台 風で被 災した 人が大
かしたい」と口を揃えて話して
す。国 際 赤 十 字 も関わる住 宅
フィリ ピンでは 、台 風 災 害
屋が流失しました。
1 年が経 ち、村 人は元の場 被災者を支援しようと多くの
所に小 屋 を 建てていま し た 。 ボ ランティアが参 加 していま
住宅再建へ
資材・資金提供
タクロバン市のあるレイテ
島では、台風が島を横断。最大
の症 状 が 出 た 人 が、直 接一般
昨 年 月 日にフィリピン
中 部 を 襲った 台 風 号 。赤 十
机 上 訓 練が
や病院での受け入れ手順など
40
21
21
原子力災害時の被災者支援
を作成していくための第3回
らないさまざまな問 題が起こ
に必要な「活動ガイドライン」 「原 子 力 災 害によって、将 来 、
原子力災害対策国際会議(検
る。現在だけでなく、将来を見
日 から
日
月
という点です。
つ日赤を含めた各国赤十字が
要 な ものは 何です か」な どの
いて も 議 論 に な り 、
“被災者
-
-
高潮で流された橋も架け直さ
26
討 部 会)が
据えて欲しい」というメッセー
被災者支援の
情報収集が課題
ジに耳を傾けました。
まで福 島 市で開 かれ、 の国
と地域の赤十字社から約 人
が参加しました。
日 本 で 初 開 催 と なった 今
回、焦点になったのは「原子力
参 加 者 は、福 島 第一原 発の
事故により現在も町のほとん
事例を報告しました。
本 会 議では、視 察や聞 き取
災 害でその地 域・住 民 は どの
よ う な 状 況に置 かれるのか」 りの 結 果 を 踏 ま え な が ら グ
どが帰 宅 困 難 区 域や居 住 制
力災害への取り組み経験を持
限 区 域になっている浪 江 町を
参 加 者は、原 子 力に関 する
知 見を有しておくことなど事
日 から
前 準 備の必 要 性を強 調。被 災
視 察。3 年 前の3 月
時 間が止まったままの町の姿
者への長期的ケア、定期的な健
康管理やこころのケアについて
に言葉を失う場面もありまし
た。
などを提起しました。
質 問 も 投 げかけ られ、多 くの
支援には情報を迅速に得る必
ガイド ラインに盛り込むこと
同町から福島市の仮設住宅
に避 難 している被 災 者への聞
参加者は「私たちは、福島で見
要 があり、そのた めに政 府 や
き 取 り 調 査では、
「今 、
一番 必
聞 きしたことを自 国に帰って
関連機関との連携が課題にな
る”
といった点が指摘されまし
た。
患者搬送や
赤十字ボランティア 受け入れ手順など確認
26 11
26 11
成田
赤十字
病院
復興のキーマンは
26
26
JR浪江駅から伸びる通りを歩くIFRCシィ事務総長
伝 えていく 義 務 がある」と 語
ま た 、会 議 の 初 日 に は 、東
りました。
10
社 長 委 任 事 項の決 定 状 況につ
26
看護師の資格をもつマークさんは「将来は、看護の世界で成功したい」と抱負を語ってく
れました。高潮の被害を受けたマークさんの自宅(右)
赤 十字 NE WS
平成 26年 12月1日(毎月1日発行 )
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国内患者発生に備え机上訓練
エボラ出血熱
フィリピン中部台風から1年
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AREA NEWS ( 6 )
福島で原子力災害対策国際会議
第 895号
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第 895号
(第三種郵便物認可)
TOPICS ( 2 )
赤 十字 NE WS
第 895号
( 3 ) TOPICS
(昭和24年9月30日第三種郵便物認可)
平成 26年 12月1日(毎月1日発行 )
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第 895号
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第 895号
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赤十字シンポジウム
(第三種郵便物認可)
知 ら れる 漫 画 家
ヤマ ザ キ マリ さ
ん ら を パネ リ ス
調しました。
伊豆大島の土砂災害から1年
昨 年 月 日未 明 に 伊 豆 な秋空が高く広がってい
大 島 西 部 を 襲った 土 砂 災 害 。 ました。
16
国連難民高
トに迎えました。
各 国 赤 十 字 社・赤 新 月 社 と
こうした中で国 際 赤 十 字は
ギリギリのところで救 出され
た 。半 ば土 砂に埋 もれながら
の家も土砂に飲み込まれまし
に流れ、大 島の西 部にあ
に向かって沢に沿うよう
て発生した土石流は、海
尾尚子副代表
た全国的ネットワークを生か
反 政 府 勢 力 支 配 地 域も含め
日 赤 の粉 川 直 樹 国 際 支 援
統 括 監は「シリア赤 新 月 社が
被災地に住宅の姿はまだな
く、献花台があるだけです。そ
といいます。
を再建していく決意を固めた
を 経 た 今 、地 域に戻って生 活
た 二 人 。仮 設 住 宅での一年 間
んでした。
いと 感 じ ざ る を 得 ま せ
上。
一年 余りが経 過した
規 模 は 想 像 していた 以
み込みました。その被 害
る 元 町 地 区 の集 落 を 飲
年。
万
戦 が 始 まって
駐 日 事 務 所 の小
は「 シ リ ア で 内
して救援活動を展開している
うした中で一歩を踏み出そう
人の国民のう
万
ち 、国 外 に 出 た
難 民は
人 、国 内 避 難 民
リアの危機は今世紀最大の人
あり方や一人ひとりの関わり
い問題を取り上げ、「この子ど
らは自 分にできることを考え
はよく知らなかったが、
これか
災 し た 家 が 建っていた 土
宏 さ んは 大 島 が 地 元 。被
ん で す 」と 信 子 さ ん 。安
もかねて大 島に移 住した
を患ってしまい、その療 養
「 私 は 樺 太 生 ま れな ん
で す け ど 、小 さい 頃 に 肺
といいます。
は、少 な か ら ず 葛 藤 も あった
場所に戻る決心をするまでに
んでしたが、自宅があった元の
な笑みを浮かべていた信 子さ
宅の苦労なんて、
たいしたこと
から。それに比べたら、仮設住
かさんざん苦労してきました
います。「今までだって、戦争と
じましたが、そうではないとい
その結論に影響したのかと感
仮 設 住 宅での暮 らしから一
日も早く離れたいとの思いが
た。
戻って暮らしていく」
ことでし
結 論が「も う一度、あの土 地に
です。そ う して二 人で出 し た
度 も 話 し 合 いを 重 ね た そ う
そ こに は 戻 り た く ない」。何
対 して 、信 子 さ ん は「 も う あ
戻 り たい」という 安 宏 さ んに
人々でにぎわう大島に戻る日
さ んの椿の花 を 結 び、多 くの
個 人 的にも 大 好 きな 伊 豆
大 島 。一日 も 早 く 、再 び た く
意が強く感じられました。
情にも、困 難に立 ち向かう 決
お会いした大 島の皆さんの表
単 な 話ではありません。今 回
れません。東 日 本 大 震 災の被
での始 まりと言 えるのかもし
復興はこれからが本当の意味
榎本さん夫婦の話に力づけ
られた 僕でした が、島 全 体の
椿の花に
包まれる日を
地に代 々 暮 らしてきまし
はないです よ」と 信 子 さ んは
災 地 も そ うですが、決 して簡
た。
を切に願っています。
「1年前は赤十字をはじめとしたボランティアの皆さんに本当に助けられました」
と感謝を
口にする榎本さん
気丈に笑います。
ⓒ Ichigo Sugawara
「も う一度 、元の場 所に
式の最 中でした。穏やか
な ら れ た 方 た ちの 追 悼
ティアがいのちを落とすなど、 と する 榎 本 さんた ちの姿に、 榎 本 さ ん 夫 婦 に 会っ
僕は人間の強さと、未来への一 たのはこの災害で犠牲に
国際人道法が守られない危険
が続くシリアや周辺国の現状
道危機』
と言われる」と指摘。
大 島 を 訪 れたのは、 月
日に開かれた追悼式に参加す
復興への
重い足取り
な状 況にある」と指 摘。また、 筋の光を感じました。
万人 、 国際的な財政支援が不足して
いる現状を報告しました。
を 知 り、人 道 支 援のあり 方 を
方について、「各 国が難 民を受
各パネリストは国 際 支 援の
考えようと、日 本 赤 十 字 社と
るた め。台 風
号による大 雨
け入れるなど周辺国の負担を
26
この日の大島には穏やか
難民への関心を持ち続けたい」 わり、
うに残る素晴らしい国。住んで
な ど 、解 決 につな がること を
危機に立つ人 道 支 援 ~ 今 、中
とも言われ、
一緒に遊んだ子ど
いた 地 域で毒 ガスが使われた 「海 外 た す けあいに寄 付 する
日 に NHK(E テ
い世 代が参 加。松 林 俊 貴さん
シンポ ジウムには多 数の若
かけました。
もたちがどうなっているのか、 生 活に取 り 入 れよ う」と 呼 び
NHK解説委員の出川展恒
心が痛む」と語りました。
「 海 外 た す け あい」募 金 キャ
さんは紛 争によって多 くの子
催している赤 十 字シンポジウ
もたちが失われた世代になる
ていき たい」と 感 想 を 語 り ま
)は「これまでシリ ア問 題
ム。今年はジャーナリストの池
と 同 時に、シリ アの将 来 が 失
どもたちが教育を受けられな (
上 彰さんをコーディネーター
年か ら 毎 年 開
ンペーンの関 連 イベントとし
日 赤 とNHKが共 催 す る
で放送されました。
レ)
は、 月
東 で は ~ 」を 開 催 。この 模 様
十 字 シ ン ポ ジ ウ ム 2 0 14 「 古 代ローマの遺 跡 が 山 のよ
NHKは 月 日、都内で
「赤
紛 争 前のシリアに家 族で住
んでいたというヤマザキさんは
10
に襲 われた一年 前 と 打って変
万人が犠牲になるなど、『シ
は
45
した。
て、
( 7 ) AREA NEWS
今も、復興の足取りは重
が 、 人 のス タッフや ボ ラン
( U N H C R ) 行っています。
協 力して難 民・避 難 民 支 援を
榎本安宏さんと信子さん夫妻
三 原 山 の中 腹 が お よ
多 くの犠 牲 者 が 出 た あの日 、
そ1キロに渡って崩落し
10
等弁務官事務所
危機に立つ人道支援
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赤 十字 NE WS
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減らすことが大切」「シリアと
内戦による深刻な人道危機
20
われること も 意 味 する」と 強
(第三種郵便物認可)
仮設住宅の苦労に
負けない
26
ⓒ Ichigo Sugawara
8
に、漫 画「テルマエ・ロマエ」で
被災地近くの高台にある北の山小学校跡地の仮設住宅
11
29
を摂取しないと皮膚に潤いが出てきません。
意識して肉類などを食べるようにしてくださ
い。
かゆみを伴う乾燥肌の場合、かゆみ止めが ▲入浴後は短時間のうちに体の表
面 の 水 分 が 蒸 発してしまいま
入った保湿剤のクリームが市販されています
す。保湿剤は、皮膚が乾燥する
ので、試してみてはいかがでしょうか。それ
前、まだしっとりしている状態で
でもかゆみを我慢できないときは、上から軽
塗るようにしましょう
くたたいたり、保冷剤などで冷やすのも効果
高松赤十字病院
的です。
〒760-0017
なお、赤みやブツブツが出ている場合は、
香川県高松市番町4丁目1-3
乾燥肌ではなく別の皮膚疾患の可能性があり
TEL 087-831-7101(代)
ますので、皮膚科の受診をお勧めします。
対策としては、保湿成分入りのせっけんを
使うこと。せっけんを良く泡立て、その泡を
伸ばしていくイメージで洗ってください。洗い
過ぎによる皮膚の脱脂に気を配りましょう。
入浴後は保湿クリームを塗ります。皮膚が
少し湿って、緩んでいる状態は、クリームが皮
膚に吸収されやすく最適です。一人暮しの方
などで「背中には塗りにくい」という場合は、
保湿剤入りの入浴剤を使うのもお勧めです。
食生活での注意点としては、あまり脂肪分
を控えないことです。高齢になると、あっさり
したものを好みがちですが、ある程度脂肪分
空気が乾燥している冬場は、肌も乾燥しが
ち。カサカサ肌やかゆみに悩まされる人が少
なくありません。悪化させないよう、日常ケ
アを心がけて欲しいと思います。
まず入浴方法です。熱めのお風呂に長い時
間入ったり、洗浄力が強いせっけんを使うと、
皮膚の脂分が抜けてしまいます。また、
「かゆ
いから」とナイロンタオルなどで力任せに洗
うのも逆効果。摩擦による刺激がかゆみをひ
どくするだけでなく、皮膚表面が薄くなること
で、水分が蒸発しやすい状態を作ってしまう
のです。
2
0
1
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(第三種郵便物認可)
22
11
1
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高松赤十字病院 山本由利子看護師(皮膚・排泄ケア認定 看護師)
⑦冬場の乾燥肌を防ぐ日常ケア
AREA NEWS ( 6 )
第 895号
赤 十字 NE WS
平成 26年 12月1日(毎月1日発行 )
第 895号
幅広い年令層の約300人が参加。パネリストの発言にも熱が入ります
平成 26年 12月1日(毎月1日発行 )
赤 十字 NE WS
復興 と生活再建へ 歩き始めた被災者
人道支援 一人ひとり が
日本赤十字社契約写真家
菅原一剛
できること を考え続けよう
(第三種郵便物認可)
知ってて良かった!
( 3 ) TOPICS
(5)
平成 26年 12月1日(毎月1日発行 )
赤 十字 NE WS
第 895号
(第三種郵便物認可)
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平成 26年 12月1日(毎月1日発行 )
(第三種郵便物認可)
平成 26年 12月1日(毎月1日発行 )
赤 十字 NE WS
第 895号
赤 十字 NE WS
第 895号
(第三種郵便物認可)
第 895号
WORLD ( 8 )
SPECIAL ( 4 )
第 895号
(第三種郵便物認可)
AREA NEWS ( 6 )
海外たすけあい募金キャンペーン (12月1∼25日 ) http://www.jrc-kaigai.jp/
( 7 ) AREA NEWS
平成 26年 12月1日(毎月1日発行 )
災害で苦しむ人への支援
迫りくる戦禍におびえる生活を強いられる難民、突然の災害で生活の基盤を失った被災者−世界には
平成 26年 12月1日(毎月1日発行 )
明日への希望を奪われた人が大勢います。そうした人々へ、支援を届けるため日本赤十字社とNHKが共同
(第三種郵便物認可)
で取り組む募金キャンペーン「海外たすけあい」が12月1日から始まりました。
昭和 58 年にスタートし、今年で32回目。これまでに寄せられた寄付金で日赤や赤十字の国際的ネットワー
クを通じて、紛争、災害、病気などに苦しむ世界の人々への支援を行ってきました。
今年も、皆さまの温かいお気持ちを心よりお待ち申しあげています。
赤 十字 NE WS
海外たすけあい特設サイト
今年は8億5000万円を目標に
©IFRC
「海外たすけあい」
にお寄せいただく募金は、
3つの支援事業分野に役立てられる予定です。
平成26年度 使途計画
紛争で苦しむ人への支援
紛争で苦しむ人への支援 2.6億円
主な対象
シリア及び周辺諸国、
アフガニスタン、
ソマリア、
アフリカ地域 その他紛争が発生した国など
災害で苦しむ人への支援 3億円
©SARC
主な対象
ベトナム、
インドネシア、
ネパール、
アジア・大洋州 その他突発的な災害に見舞われた国など
病気から身を守るための支援 2.5億円
主な対象
昨
長男を抱き
長男
長男を
長男を抱き、子どもたちに囲まれるウムさん
抱き、
抱
き、
き
、子ども
、子
子ども
ども
もたちに
もたち
たち
たちに囲まれ
ち 囲まれ
囲まれ
囲ま
れるウ
る ムさん
さん
シリア紛争
とりで
人道の最後の砦と
砦として
̶
政 制派武装勢力によ
こころの支援を子どもたちに
府軍と複数の反体
る内戦が長期化している
シリア。3年余りにわた
る戦闘で約20万人が亡
くなり、国内外への避難
民は1000万人近くに及
んでいます。この危機的
な状 況の下、シリア赤
新月社と国際赤十字は
人道の最後の砦として、
食料や水の配給、生活
支援、医療救護などの
支援活動を展開していま
す。
年11月にフィリピン中部の島々を直撃した台風30
台風で家を失い、防水シートを屋根代わりに1家8人で暮
号。 死者・行方不明者7361人、総被災者1600 らしていたイリーナ・コレラさん(28)は受益者の一人です。
万人にも及ぶ深刻なつめ跡を残しました。日本赤十字社は 支給された現金を元手にココナツジュースを売る露店を海
被災地に仮設診療所を開設し、被災者への医療を提供。 岸沿いに出店。売り上げが伸び、家が再建でき、子ども
フィリピン赤十字社、各国の赤十字社も幅広い分野で支 たちの教育費も賄えるようになったといいます。「赤十字に
援を展開しました。その一つが被災者への現金給付プロ 感謝しています。支援のおかげで以前よりもいい暮しができ
ジェクトです。4月末までに7万5000世帯に数十ドルずつ るようになりました。私が従業員を雇うことで、他の人の生
を配布しました。
活にも貢献できているのもうれしい」と笑顔で話します。
病気から身を守るための支援
思い立ったら いつでも 募金!
全国の郵便局、ゆうちょ銀行直営店、
銀行などの金融機関で
振込み
窓 口
日本赤十字社 海外たすけあい 検 索
http://www.jrc-kaigai.jp
ホームページで
コンビニ
NHK各放送局、最寄りの
日赤都道府県支部、
病院、献血ルームで
ファミリマートの情報端末「Fami ポート」なら
その場で。その他のコンビニでもホームページで
お申し込みいただいた寄付の支払いができます
スマホなら「かざして募金」に!
Step1
3人の子どもを育てながらボランティア活動をするサフィアさん
3人の子ども
3人の
人 子ども
人の
もを育て
を育
育てながら
育て
なが
がらボラン
ボ
ボラン
ティア活動
ティア
活 をする
活動
をす
するサフィ
する
サ ィアさん
サフィ
アさん
アさん
避難所には大勢の子どもたちも暮らしています。シリア
赤新月社の心理社会支援チームは、不自由な避難所の中
でも子どもたちができる限り生き生きと暮らすことができるよう
「こころの支援」を行っています。
小さな弟を連れて「こころの支援」に参加しているハラ
さんは14歳。「ここではいろいろな遊びを教えてくれるの。
遊んでいると日々の生活を忘れられる。ここに来る事ができ
なかったら、私たちの生活は耐えられないほど暗いものにな
ると思う」と話します。
ケニア、
ウガンダ、
シエラレオネ、
アジア・大洋州など
事務経費(3600万円)
露店でココナツジュースを売るイリーナさん
露
露店
露店で
店で
でココナ
ココナ
コナ
ナツジュー
ツジ
ツジュ
ジュース
ース
ースを
スを
を売
売るイ
売る
るイ
る
イリーナ
ーナさん
ーナ
さん
再建を支援
フィリピン台風30号災害̶生活再建を支援
お電
下のQRコードから
「かざして募金」の
アプリをインストールして起動
Step2
「海外たすけあい」
の
ポスターまたは
赤十字マークに
スマホをかざして
画面をタッチ
Step3
寄付額を選んで
募金完了
ソフトバンクの方は、
携帯電話料金と
一緒の支払いになります。
その他の携帯会社の方は、
クレジットカード決済です。
小さな寄付が大きな支援に
あなたの寄付でできること
(シリア支援の場合)
©IFRC
避難民へ医療支援
7人の子どもを抱えるウム・マフムードさん(36)は戦禍
を逃れ、2年前からダマスカスの避難所で生活しています。
「明日からどう暮らせばいいのか、朝起きたら子どもたちに
何を食べさせたらいいのか。心配で夜は眠れませんでした」 生後 1 カ月の弟を世話をするハラさん
©SARC
と避難当時を振り返ります。ウムさんは避難後に妊娠。出
産費用をどうすればいいのかも分からず、途方に暮れたこと この瞬間に足りない15万世帯の食料
もあったといいます。
そんな彼女に手を差し伸べたのがシリア赤新月社でした。 国際赤十字がシリアや近隣諸国の赤十字・赤新月社と
協力して実施してきた食料・緊急物資の支援は数百万人
定期的に避難所を訪問する巡回保健チームが必要な支援
分。医療支援も数十万人を対象にする大規模なものになっ
を行いました。
「病院で帝王切開手術を受けて無事出産できました。6 ています。しかし、冬は寒さが厳しく、氷点下に達する地
人の女の子の後の初めて男の子。うれしかったです」とほ 域もあるシリア。この冬を越すためには、現在15万世帯
分の食料が足りません。
ほ笑みます。
ケニア地域保健強化事業
乳幼児と母親の健康・安全をサポート
「病 月1回の巡回診療が始まったことでみんなが安心
院へ行くのに歩いて5時間もかかっていましたが、 で、保健医療サービスの強化や、住民の健康衛生知識
の向上を図っていく取り組みです。サフィアさんは住民に正
して生活できるようになりました」と語るのは、ケニア赤 しい健康知識を普及していくボランティアのチームリーダー。
十字社の地域保健ボランティアとして活躍するサフィアさん 「保健や衛生の知識を学ぶことができ、それを村の人たち
(24)です。
に教えられることを誇りに思っています」と胸を張ります。
日本赤十字社は2007年からケニア赤十字社と共同で 「赤十字は私たちにとって健康に生きるための重要な知
地域保健強化事業(IHOP「愛ホップ」)をスタートさせま 識を与えてくれる存在。子どもの予防接種も受けられるよう
した。乳幼児の死亡率が高い北東部のガルバチューラ県 になり、感染症から守ることができるようになりました」
1000円
5000円
食料セット
(米・ソラマメなど)
(5人家族1カ月分)
毛布 1 枚
昨年度も幅広い支援に使われました
平成25年度海外たすけあい報告
昨年度海外たすけあいに寄せられた募金は約5億7300万円。中東やアフリカを中心とする紛争被害者
支援に9665万円、アジア・アフリカの災害や干ばつなどに苦しむ人の支援に2億3397万円、アジア・
アフリカの保健衛生事業などに1億7658万円、事務経費6,580万円が使われました。ご協力ありがとうご
ざいました。
赤 十字 NE WS
赤 十字 NE WS
(第三種郵便物認可)
平成 26年 12月1日(毎月1日発行 )
( 7 ) AREA NEWS
赤 十字 NE WS
平成 26年 12月1日(毎月1
日発行 )
日本のJRCメンバーと交流
第 895号
海外の青少年赤十字メンバーが各地を訪問
静岡県 / 山口県 / 大分県
第 895号
青少年赤十字国際交流事業として、アジア・大洋州の19
(第三種郵便物認可)
メンバーや指導者ら100人が企画した交流会に参加。日本
のメンバーが学校や地域の紹介、書道パフォーマンスなど
国ごとに別れて各都道府県支部を訪問し、日本のJRCメン
を披露し、ラオスの2人が同国での活動を紹介した後は、参
バーとの交流や文化体験などを行いました。
加者全員が輪になり、合唱をして交流を深めました。
静岡県を訪問したインドのメンバー2人は、献血ルームの
見学や高校生メンバーとの交流会、学校訪問などを通じて、
2009年の地震で津波被害を受けたサモアのメンバー2
WORLD ( 8 )
第 895号
人は大分県を訪れ、日赤の取り組む災害救護活動などにつ
異文化を体験。小学校での交流会では、小学生メンバーが
いて学習しました。 東日本大震災の救護体験を職員から聞
赤 十字 NE WS
日本の行事や食べ物、伝統的な遊びなどを紹介しました。
いたほか、三角巾を利用した応急手当の体験なども行いま
ラオスのメンバー2人は山口県を訪問し、JRC加盟高校の
した。
航空機事故に備え各地で訓練
関係機関との協働がポイント
那覇空港では平成19年7月、燃料漏れを起こした着
陸機が炎上する事故が発生。職員は常に本番を意識
して訓練に臨みます(沖縄県支部)
東京都 / 神奈川県 / 沖縄県
一度に大勢の犠牲者がでる航空機事故。日本赤十字社は、
沖縄県支部は11月7日に那覇空港で行われた訓練に参加
航空機事故を想定した救護訓練に各地で参加し、関係各機
しました。着陸時の事故により多数の負傷者が発生したとの
関との連携や協力体制強化に取り組んでいます。
想定で実施された訓練には、自衛隊や警察、消防、他医療
東京都支部と神奈川県支部は10月16日、羽田空港での
機関を含め83機関465人が参加。日赤からは救護班が出
訓練に参加しました。東京湾に航空機が墜落したとの想定で
動し傷病者への救護活動を展開したほか、応急処置を受け
実施された訓練には、日赤のほか警察や消防、海上保安庁、
た傷病者を後方医療機関へ搬送するため、県支部、県赤十
近隣の医師会などが参加。医療救護エリアでは他機関と協
字血液センターの職員も無線を使って救護指揮所と災害対
働しながら、トリアージ(治療優先度の選別)を行い応急手
策本部、各関係機関との情報共有を図る訓練に取り組みま
当を実施。病院搬送までの流れを確認しました。
した。
気象庁との連携による防災講習会
各地で青少年が体験と学習
雨の形の違いを知る雨粒実験などのほか、災害時の
対応行動を学びました(大分県支部)
大阪府 / 大分県 / 広島県
今年3月、日本赤十字社が気象庁との間で締結した「防
験活動で、県支部と気象台が連携。小中学生約20人を対象
災教育の普及等の協力に関する協定書」に基づく防災学習
に防災学習プログラムを実施しました。参加者からは「非常
会を10、11月に各地で実施しました。
持出品を家族で話し合いたい」などの声が出されました。
大阪府では10月5日、大阪管区気象台の協力の下、大阪
今年8月に大規模な土砂災害に見舞われた広島県では、
府青年赤十字奉仕団と学生赤十字奉仕団を対象にした防災
青少年赤十字(JRC)の中学生メンバーが防災について考
勉強会を開催。「経験したことのない大雨、そのときどうす
える「8.20 青少年赤十字・つながりプロジェクト」を11月
る?」をテーマにグループ討議を行い、避難のタイミングや
1日に開き、広島地方気象台の職員が大雨災害について講
避難場所などについての理解を深めました。 大分県では豊
演しました。 学習の後、メンバーは街頭での義援金募金活
後高田市教育委員会が主催した10月25日の避難所宿泊体
動も行いました。
赤十字マラソン隊今年も出動 AED背負いながら26人が力走
「人道」通じ、内面の美しさを磨く教育プログラムを実施
群馬県
福岡県
マラソン中のケガや心停止な
福岡県支部は「2015ミス・ユ
どからランナーを救うために結成
ニバース・ジャパン福岡大会」の
された、群馬県支部の赤十字マ
ファイナリスト17人を対象に、救
ラソン隊。 昨年に引き続いて出
急法や福祉、献血、ボランティア
動した 1 1 月3日 の「ぐんま県
などを学んでもらう講習を10月
民マラソン」では、AED(自動
体外式除細動器)を背負いなが
らランナーとともにコースを力走
(第三種郵便物認可)
の国と地域から37人の海外メンバーが10月下旬に来日。
平成 26年 12月1日(毎月1日発行 )
茶道を体験するインドのメンバー。
「思いやりの心」
「お
もてなしの心」も学びました(静岡県支部)
AREA NEWS ( 6 )
中旬、4日間にわたり行いました。
心停止による突然死が起きやすいマラソン。メンバー
は約2kg のAEDを背負い、3つのコースを走りました
し、大会を支えました。
この講習は、大会のファイナリ
ストを対象に実施される教育支援
県支部による講習は、赤十字の理念である「人道」
を軸に企画されました
プログラムの一環です。最終日には、特別養護老人ホームやすらぎの郷を訪問し、
メンバーは、群馬県支部、前橋赤十字病院、原町赤十字病院に勤務する医師や
施設利用者をサポートするボランティア活動などに参加。研修を終えたファイナリス
看護師に、事務職員と赤十字ボランティアを加えた計26人。幸いAEDを使うこと
トからは「いのちについて深く考える機会をいただきました」「
(施設ボランティア
はありませんでしたが、転んで膝やおでこをすりむいた子どもらを手当てするなど、
では)人として大切なものを感じることができました」などの感謝の声が寄せられま
ランナーに安心と安全を提供しました。
した。
老人ホームで秋祭り 地域の皆さんと交流
さいたまスーパーアリーナで救護訓練
埼玉県
鹿児島県
入居者はもちろん、来場された一人ひとりが楽
しめるのが錦江園のお祭りです
人道紙芝居完成 語り部30人を養成
徳島県
訓練は震度7の首都直下地震を想定。 救護班
12 個班が集結しました
紙芝居は青少年赤十字賛助奉仕団などの協力を
得て県支部が作成しました
首都圏を中心とする1都8県支部と本社による災害
第一次世界大戦時、日本国内で捕虜のドイツ兵を
10月25日、秋祭りが開催され、200人を超える入
救護訓練が 11月3、
4日にさいたまスーパーアリーナ
人道的に待遇して「奇跡の収容所」と呼ばれた鳴門市
居者家族や地域の方々、ボランティアの皆さんが参加。
(さいたま市)などの会場で行われ、約600人が参
の板東俘虜収容所。 赤十字理念の実践を子ども向け
歌や踊りなどを通じて入居者と交流しました。
加。 救護所の開設から診療、後方搬送までを、さい
に描いた紙芝居がこのほど完成し、11月1日に徳島
今年の祭りには、鹿児島大学の合唱サークルが初参
たま市消防局などと連携しながら訓練しました。参加
県支部で紙芝居の語り部を養成する講習会を行いまし
加し、歌声を披露。 町内会の皆さんや青少年赤十字
したボランティアからは「赤十字の救護活動を身近に
た。 30人の参加者は「当時の人たちの気持ちまで伝
の高校生メンバーも舞台発表で祭りを盛り上げました。
感じられた」などの感想が寄せられました。
えられる語り部になりたい」と意気込んでいました。
特別養護老人ホーム錦江園(鹿児島市平川町 ) で
(第三種郵便物認可)
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第 895号
AREA NEWS ( 6 )
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第 895号
(第三種郵便物認可)
神奈川県日赤紺綬有功会創立50周年
秋篠宮妃殿下迎え記念式典
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(第三種郵便物認可)
青少年赤十字の活動を
世界へ広げよう第 895号
赤 十字 NE WS
神奈川県日赤紺綬有功会の創立50周年記念式典が11月7日、日本赤十字
アジア・大洋州地域と日
社名誉副総裁の秋篠宮妃殿下ご臨席の下、横浜市内で開かれ、会員131人
本の青少年赤十字(JRC)
が参加。赤十字事業に貢献した会員への有功章授与などが行われました。
メンバー の 相 互 理 解と親
紺綬有功会は赤十字活動を資金面で支えていくことを主な目的とした団体。
神奈川県では昭和39年、全国で6番目に設立されました。設立当初81人だっ
た会員は、現在500人を超えるまでに成長し、支部活動資金への協力や県内
赤十字施設の整備充実に向けた支援などに取り組んでいます。
開会にあたり酒井靖惠会長は「本日の式典を新たな発展の出発に」と力強
く決意を表明。妃殿下のお言葉に続き、日赤の大塚義治副社長があいさつし
「国内外の災害や深刻な紛争、エボラ出血熱などで展開する赤十字の人道
支援活動に理解と支援をいただいていることに感謝します。今後も一層のお
力添えをいただきたい」と会
の発展に期待を述べました。
50周 年 の 今 回、 金 色・ 銀
色有功章を授与されたのは藤
妃殿下から受章者一人ひとりに手渡された有功章
答え
WORLD ( 8 )
善を目的に、青少年赤十
字国際交流集会“Mt. Fuji
2014”
が、10月31日 か
ら4日間、静岡県御殿場市
で開かれました。19の国
と地 域から来日した14~
グループ・ディスカッションの成果を発表するメンバー。それ
ぞれの国の違いを知る機会となりました
23歳の海外メンバー37人と、国内39都道府県から参加したJRC高校生メン
バー76人の計113人が交流を深めました。
29回目を迎えた今年のテーマは「違いを理解し、
互いを認め合う」。メンバー
はグループ・ディスカッションや、それぞれが取り組む青少年赤十字活動の紹介
などを通じて、自らとは異なる考え方や習慣に触れ、違いを認め合うことが国
際理解・親善の第一歩であることを学びました。
「私の人生で最も忘れられない思い出となった」「新しい環境で様々な人と接
沢市の清水恵子さんなど個人
し、自主性が養われ自信がついた。帰国後はこの経験を自国の青少年に広め
14人、法人3団体。また社長
たい」という海外メンバー。日本メンバーからも「言葉の壁を超えて分かり合
感 謝 状 が 個人16人、 法人4
えた瞬間の喜びに感動した」「今後の自分がどうあるべきかを真剣に考えた」と
団体に、紺綬褒章、支部長感
の声が。何ものにも代え難い体験を得て多くを学んだ充実した4日間になりま
謝状が各1人に贈られました。
した。
17093
ウガンダ母子保健事業で配布した
ママバッグの数
アフリカ東部の赤道直下の国ウガンダ。日赤はウガンダ北部地域の妊婦に出産
時に必要な衛生キットが入った「ママバッグ」を平成 22 年から配布しています。
今年9月までで、その数は1万 7093 個になりました。
20 年以上にわたる内戦により、医療保健サービスが低下した同地域では、多
「FIFA と赤十字に共通性」
W杯副審・相樂さん講演
今年6月に開催されたサッカー W 杯ブラ
ジル大会の開幕試合で副審を務めた国際
さが
ら とおる
サッカー連盟(FIFA)国際副審・相 樂 亨
さんが11月10日、日本赤十字社本社で
くの妊婦が自宅など不衛生な環境での出産を余儀なくされ、妊産婦の死亡割合が
講演し、W 杯での興味深い裏話や国際試
10 万人中 610 人(2010 年)と、ウガンダ全体の倍近くに達していました。こ
合ならではの苦労などを語りました。
うした状況の改善を目指し、ウガンダ赤十字社とともに始めた「ウガンダ母子保健
議論を呼んだ開幕戦のブラジル対クロア
事業」。保健ボランティアを育成し、保健所での産前検診・出産を促します。滅菌
けっさつし
手袋、へその尾を結ぶ紐(結紮糸)などが入っている「ママバッグ」は、産前検
診を4回受けて、保健所で出産する女性に手渡します。安全で衛生的な出産に役
立てられています。
チアで、ブラジルにPKを与えた場面につ
樽の胡麻
いて、さまざまな角度からの映像で、審判
がどう判断をしたのかを解説。会場からは
「なるほど、そうだったのか」など驚きの
声も。また、多角的で素早い判断が求め
られる審判の日頃のトレーニングなども紹
介。 一方、FIFAは「公平、中立、独立、
世界統一ルール」を掲げており、その点で
池上彰さんのサイン入り著書『知らないと恥をかく
世界の大問題』
『 世界のニュースの基礎知識』をそ
れぞれ、
1名様にプレゼントします。以下の項目を明
記のうえ、郵送・FAX・メールにてご応募ください。
①お名前(匿名をご希望の方は、その旨もご記入ください)
②郵便番号・ご住所 ③電話番号 ④年齢
⑤赤十字 NEWS12月号を手にされた場所(例/献血ルーム)
⑥12月号で良かった記事、興味深かった記事はどれですか?(いくつでも)
ⓐ エボラ出血熱机上訓練 ⓑ 原子力災害対策国際会議
ⓒ フィリピン中部台風から 1 年 ⓓ 赤十字シンポジウム 2014
ⓔ 伊豆大島の土砂災害から 1 年 ⓕ 健康豆知識 ⓖ 特集 海外たすけあい
ⓗ エリアニュース ⓘ 青少年赤十字国際交流集会 ⓙ 相樂亨さん講演会
ⓚ 紺綬有功会創立50周年 ⓛ クイズ赤数字 ⓜ ワールドニュース
⑦赤十字NEWSへのご意見、ご感想、扱ってほしいテーマなど
応 募 先● 郵 送/〒105-8521 東京都港区芝大門 1-1-3
日本赤十字社 企画広報室 赤十字 NEWS12月号プレゼント係
F A X / 03-3432-5507
メール/ [email protected](件名「赤十字 NEWS12月号プレゼント係」)
応募締切● 12月26日
(金)必着
※当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。
「赤十字と共通性がある」とも指摘しまし
「審判にも注目してゲームを見ると、1.5倍
楽しくなります」と語る相樂さん
た。
INFORMATION
雪上安全法の受講者募集
スキー場などで事故防止やケガ人の救助、応急手当の知識と技術を学ぶ雪
上安全法講習の受講者を募集します。会場は東日本会場と西日本会場の2カ
所※。冬のスポーツをより安全に楽しむために、知っておきたい内容です。皆
さんの参加をお待ちしています。
(※他に北海道支部主催の講習会もあります)
●日程と会場
東日本会場 万座温泉スキー場
(群馬県)
2015年2月5日 雪上安全法救助員Ⅰ養成講習
2015年2月6日∼8日 雪上安全法救助員Ⅱ養成講習
西日本会場 だいせんホワイトリゾート
(鳥取県)
2015年2月18日 雪上安全法救助員Ⅰ養成講習
2015年2月19日∼21日 雪上安全法救助員Ⅱ養成講習
●募集定員 各会場30人
(先着順。定員に達し次第、募集を締め切ります)
http://www.jrc-akb48.jp/
http://www.
jrc-undougekkan.jp
その他、受講資格や申込方法など詳細は=日本赤十字社ホームページをご覧ください
( 7 ) AREA NEWS
平成 26年 12月1日(毎月1日発行 )
赤 十字 NE WS
第 895号
(第三種郵便物認可)
(第三種郵便物認可)
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赤 十字 NE WS
第 895号
WORLD ( 8 )
インドネシア
スリランカ
インドネシア コミュニティー防災事業
頻発する洪水被害
住民参加、草の根ベースで減災に挑戦
日本赤十字社 吉田 祐子インドネシア駐在員
インドネシアは近年の目覚ましい経済発展で、中所得国 の仲間入りをしました。日本企業の現地法人も多く、
ジャカルタには日本人の駐在員も数多くいます。また、アジアの中でも親日の国として広く知られています。そ
のことも影響しているのかもしれませんが、学校教育の外国語選択に日本語があり、多くの人が学校教育を通し
て日本語に触れる機会を持っています。
※
中国/雲南省
チリ
WORLD NEWS
※世界経済で中位の所得水準にある国。世界銀行では、GNI(国民総所得)を基準に分類を行っており、2009年度、インドネシアは、下位中所得国(1人当たり
のGNIが996米ドル~3,945米ドルの間)に分類された。
経済発展の陰で
加に伴う農地や住宅地の拡大で、雨水を貯
昨年度は、地域防災ボラ
めておくために先人が残してくれた土地が
ンティアの皆さんが研修で
日本赤十字社は、スマトラ島とジャワ島
減少したこと。また、換金作物として導入
得た知識を住民に広めてい
の間のスンダ海峡に面するバンテン州の西
したヤシの木の育成管理ができず、根が川
くため、彼らが自発的に行
側で、インドネシア赤十字社(以下、イン
底を浸食。 川の貯水能力が低下したことな
う活動への資金支援も行い
ドネシア赤)のパンデグラン県支部、チレ
どが原因です。
ました。 パンデグラン県の
ゴン市支部と一緒にコミュニティー防災事業
ⓒ JRCS
チレゴンの地域防災ボランティアや住民代表との対話集会で意見を聴
く吉田要員
クバンカンピール村では、その資金を活用。
ドネシア赤のバンテン州支部、県支部、市
を実施しています。
住民自身の自発的活動を促す
ゴトン・ロヨンと呼ばれる伝統的な相互扶助
支部にとって、今回の事業は初めての長期
チレゴン市はインドネシア最大の鉄鋼会社
私が担当しているのは主に二つの活動で
活動を使って、チサンゴメ川から溢れる水
プロジェクトです。現時点での事業をスムー
(クラカタウ鉄鋼)を擁する化学工業地帯
す。一つは、
インドネシア赤のコミュニティー
量を減らす幅3メートル、深さ2メートルの
ズに進行させるだけでなく、今後の継続を
です。化学工場群から排出される化学物質
防災事業の実施能力を高めること。 そして
分水路を手作業で2つも完成させ、洪水に
どのように担保していくのかが大きな課題
による環境への影響に対し、住民は大きな
もう一つが、防災事業への住民参加を促し、
よる被害軽減を図ることに成功しました。
といえます。
そのためにも、日赤の支援終了後をにら
不安を抱えています。一方、農村地域のパ
地域の防災力を強化していくことです。 防
ンデグラン県は、雨季の洪水が住民を悩ま
災意識の向上を図り、住民自らが計画した
地域の赤十字組織の強化も課題
せています。もともと土地が低く、連続し
防災活動を実施していきます。
広いインドネシアで住民参加型あるいは
グラムを擁している地方行政機関との連携
て蛇行する狭い川の影響で、洪水が頻発し
これらを進めていくため、私はインドネシ
草の根ベースの減災を広めていくためには、
強化や、赤十字の強みであるソフト面(意
ていた地域ですが、無計画な開発により被
ア赤との協議や事業視察、事業報告、研修
その実質的な実施者となるインドネシア赤
識変化を促すような啓発等)での能力強化
害が大きくなってしまったのです。 人口増
準備などを行っています。
の支部の強化を避けては通れません。イン
を促したいと思っています。
み、コミュニティー・ニーズを取り込むプロ
スマトラ島沖地震・津波災害から10年
被災者の生活向上に現在も生かされる日赤支援
2004年12月26日のスマトラ島沖地震・津波
雨水排水溝などのインフラ整備も併せて行われまし
災害は、死者・行方不明者23万人という空前の被
た。 視察の結果、日赤支援により建設された住宅
害をもたらしました。スリランカは特に被害が大き
71戸は全て、現在も使われていることが明らかに。
かった4カ国のうちの1つで、 全海岸線の3分の2
各戸ともメンテナンス状況が良く、住民意識の高
が被災し、死者・行方不明者は3万5000人余りに。
「私たちが今でもこうして住居を構えて日々を生活
などを実施。 その後も被災地の復興に向けた切れ
できるのは、日本の皆さんからの支援のおかげで
目のない支援を継続するために、さまざまな事業
す」という感謝の言葉が口々に寄せられました。
にどう生かされているのか。このほど被災地の現況
小規模融資で生活基盤を再構築
視察が行われました。
この地域の住民の多くは、漁業をなりわいとして
大切に使われていた支援住宅
きた人たちです。 海から遠く離れた土地への移転
を余儀なくされた人々に対して、生活再建の支援を
スマトラ島沖地震・津波災害復興支援事業に対し
行うことは必須でした。日赤は、
コミュニティー再建・
て、日赤は海外救援金として寄せられた総額約96
生計向上支援事業の一環として、津波で世帯主や
億円(2009年3月時点)を活用。スリランカには、
生計手段を失った人々を対象に、無担保の少額融
そのうち約28億9000万円をあて、住宅建設やコ
資を提供するマイクロファイナンス事業を実施しま
ミュニティー再建支援、被災児童支援を行うととも
した。また、様々な研修の機会を設け、技術訓練
に、こうした活動の基盤となる現地赤十字社の組織
を行いました。
基盤強化などを実施してきました。
この地域では早々に女性グループが発足し、融
今回の視察では、日
資を元手に住民たちの手によって様々なビジネスが
赤 が 同 国 のトリンコマ
展開されました。女性グループのリーダー、レヌカ
レー県で行った住宅支
さんによると、現在も住民が融資を受けて小さな
援地を訪問。 そのうち
ブティックを経営したり、魚の小売業を営んだりと、
の一つ、フィフスマイル・
多くの貢献をもたらしているとのこと。
ポストでは、津波により
この他、献血推進活動の実施や、本や文具の子
家を失い、移転を求め
どもたちへの無料配布などもコミュニティー全体で
られた住民71世帯に対
視察チームを迎え入れてくれ して 住 宅を再 建しまし
た。また、道路や水道・
たレヌカさん
問題
さが確認できました。聞き取りを行った住民からは、
日本赤十字社は、発災直後から緊急医療救援活動
を展開してきました。 発災から10年。 支援は地域
7 赤十字マークの不正使用
次の中で赤十字マークの表示が
クの表示が
例外的に認められることがある場所は?
①救急病院 ②救急箱や町の薬局
③人が大勢集まる会場の応急救護所
答え
「赤十字マーク」を病院や医療のシンボルと思っている人は少なくあ
りませんが、これは間違い。赤十字マークの使用は法律に基づき、赤
十字社と軍(日本では自衛隊)の衛生部隊などだけに認められていま
す。赤十字以外の病院や薬局、医師、
NGO
(非政府組織)、個人など
が勝手に赤十字マークを掲げるのは「不正使用で法律違反」にあたり
ます。
例外的に認められるケースは、国体やインターハイなど大勢の人が
集まる場所に設置される応急救護所。日本赤十字社の許可を受けた上
で赤十字マークを使うことが認められています。つまり、正解は③です。
赤十字マークの不正使用は、赤十字の標章等の使用の制限に関す
る法律、商標法などの法律違反です。
救護服の赤十字
問
実施されていました。こうしたコミュニティー活動
は、現地スリランカ赤十字社の職員やボランティア
たちによって支えられています。
答
正
保護
方で
ても
はい
建物
ま
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