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あ お ぞ ら 銀 行 デ ィ ス ク ロ ー ジ ャ ー 誌 M C BL

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あ お ぞ ら 銀 行 デ ィ ス ク ロ ー ジ ャ ー 誌 M C BL
受
注
番
号
-
( )
株
あ
お
ぞ
ら
銀
行
様
得
意
先
名
デ
ィ
スあ
クお
ロぞ
ーら
ジ銀
ャ行
ー
品
名
2006
あおぞら銀行 ディスクロージャー誌
2006
ed in Japan
15
22
2
9
4
6
2
色
4C 数
297 サ
mm
× イ
426 ズ
mm
07/07
1
村中
日
07/12 付
2
坂部 ・
作
業
00/00 担
3
■■■ 当
者
00/00
4
■■■
DE-04
作
業
M
A
C
杉山
進
行
担
当
M
C
Y
BL
1 1957年4月:日本不動産銀行設立
2 1957年11月:利付債券
3 1966年11月:
(当時本店、1957∼1967) ●
(当時
「日本不動産債券」)、第一回発行 ●
●
4 1967年11月:行員研修風景 ●
5 1967年:本店
6 1967年10月:九段下へ本店移転
本店(当時)受付風景 ●
(当時)1F営業室 ●
(前本店、1967∼2004)
7 1972年11月:横浜支店開店 ●
8 1977年2月:窓口競技会開催
●
1
3
4
5
2
Foundation of what
6
7
8
プロフィール
あおぞら銀行は、2006年(平成18年)4月、普通銀行に転換しました。
1957年(昭和32年)4月に、長期信用銀行法に基づき日本不動産銀行として設立され、その後、日本債券信用
銀行の時代を経て、2001年(平成13年)に現在のあおぞら銀行に行名を変更して、5年が経ちました。
当行は、事業法人、金融法人、個人のお客さまに対して、貸出、シンジケートローン、証券化、事業再生や投資ア
ドバイス、債券・預金等、お客さまの課題解決のための、さまざまな金融商品・サービスをご提供してまいりまし
たが、普通銀行への転換により、これまで以上にお客さまのニーズに柔軟に対応できるようになりました。
当行は、経営哲学の3本柱として、お客さまや関係各位とのパートナーシップ重視の姿勢、コーポレートバ
リューの向上、さらにはコーポレート・ガバナンスやリスク管理におけるグローバル・ベストプラクティスの追
求を掲げておりますが、今後もこれに則って積極的に業務を展開してまいります。
1
9 1977年3月:行員語学研修風景 ●
10 1977年6月:第1回行内文化祭 ●
11 1977年10月:総合オンラインシステム導入
12 1977年10月:
(当時本店にて)●
●
13 1981年1月:行員コンピューター研修風景 ●
14 1987年3月:女子制服の改定
15 2001年1月:
行名を「日本債券信用銀行」に変更(式典)●
(最後の制服)●
16 2003年3月:本店、
行名を「あおぞら銀行」に変更 ●
九段南へ移転(現本店、2004∼現在)
9
10
11
12
we are today
14
13
15
16
2
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
あおぞら銀行の今
“Partnership”
“Strength and growth
in our corporate value”
3
“Global best practice”
4
目次
01
Introduction
02
Management
Message
03
Management
Organization
C2
2
4
5
プロフィール
あおぞら銀行の今
目次
財務ハイライト
6 すべてのパートナーの
皆さまへ
10 役員一覧
12 経営哲学
13 コーポレート・ガバナンス
04
Business
Operations
05
Financial
Information
06
Additional
Information
16
16
21
26
業務の状況
事業法人のお客さまへ
金融法人のお客さまへ
個人のお客さまへ
29
30
30
50
55
58
資料編
財務データ
連結情報
単体情報
問題債権処理と資産内容の状況
リスク管理体制
095
101
103
会社概要
開示項目一覧
決算公告(写)
■ 将来に関する記述に対する注意事項
本誌には、将来の財政状態および経営成績に関する記述があります。この前提および将来予測の記述には、経営を取り巻く環境の変化等による一定のリスク
と不確実性が含まれていることをご留意ください。
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
財務ハイライト
財務ハイライト
連結
経常収益
経常利益
当期純利益
資本金
純資産額
総資産額
債券残高
預金残高(注1)
貸出金残高
有価証券残高
1株当たり純資産額(円)
1株当たり当期純利益(円)
自己資本比率(国内基準)
Tier Ⅰ比率(国内基準)
ROE(注2)
(単位:百万円)
2002年3月期
(平成 14年3月期)
2003 年3月期
(平成 15年3月期)
106,700
14,355
18,703
419,781
477,046
5,684,072
1,468,193
2,164,641
3,297,993
1,054,019
68.07
5.37
14.05%
12.88%
8.24%
109,748
8,920
23,376
419,781
497,514
5,885,642
1,470,126
2,537,175
3,258,693
1,350,036
75.29
7.02
13.30%
12.51%
9.79%
2004年3月期
(平成16年 3月期)
113,788
7,606
30,530
419,781
526,848
5,176,005
1,054,973
2,588,030
2,965,552
964,964
85.63
9.54
15.66%
15.01%
11.86%
2005年3月期
(平成 17年3月期)
2006 年3月期
(平成 18年3月期)
123,679
45,693
89,893
419,781
611,805
4,775,486
847,993
2,374,593
2,666,389
1,128,650
115.60
30.48
18.70%
18.31%
30.29%
171,946
61,440
120,114
419,781
723,386
5,995,947
1,060,331
3,196,307
3,136,255
1,628,154
153.74
41.14
19.47%
19.12%
30.41%
(注1)譲渡性預金を含んでおります。
(注2)
(当期純利益−優先株式配当金総額)
ROE=
×100
{(期首株主資本−期首発行済優先株式数×発行価格)+
(期末株主資本−期末発行済優先株式数×発行価格)}
÷2
単体
(単位:百万円)
2002年3月期
2003 年3月期
2004年3月期
2005年3月期
2006 年3月期
(平成 14年3月期) (平成 15年3月期) (平成16年 3月期) (平成 17年3月期) (平成 18年3月期)
経常収益
業務純益(一般貸倒引当金等繰入前)
経常利益
当期純利益
資本金
純資産額
総資産額
債券残高
預金残高(注1)
貸出金残高
有価証券残高
1 株当たり純資産額(円)
1 株当たり当期純利益(円)
自己資本比率(国内基準)
Tier Ⅰ比率(国内基準)
ROE(注2)
100,984
25,925
13,706
18,563
419,781
476,166
5,687,366
1,470,193
2,177,240
3,304,379
1,060,690
67.76
5.32
14.00%
12.83%
8.21%
101,633
33,479
7,437
22,875
419,781
496,918
5,895,314
1,473,126
2,555,905
3,271,087
1,356,754
75.08
6.84
13.26%
12.47%
9.58%
105,335
42,463
7,309
31,854
419,781
527,582
5,188,071
1,058,973
2,607,081
2,969,770
971,763
85.89
10.01
15.65%
14.99%
12.44%
113,816
49,690
43,733
86,859
419,781
609,524
4,784,328
851,993
2,389,471
2,605,381
1,234,662
114.80
29.41
18.77%
18.15%
29.31%
163,661
64,201
60,729
119,920
419,781
720,447
6,005,204
1,064,331
3,211,709
3,025,391
1,797,623
152.70
41.07
19.55%
18.92%
30.57%
(注1)譲渡性預金を含んでおります。
(注2)
(当期純利益−優先株式配当金総額)
ROE=
×100
{(期首株主資本−期首発行済優先株式数×発行価格)+
(期末株主資本−期末発行済優先株式数×発行価格)}
÷2
長期格付
日本格付研究所(JCR)
格付投資情報センター(R&I)
(2006年6月28日現在)
A
,
Moody s
Baa1
A−
,
Standard & Poor s
BBB+
Fitch Ratings
BBB+
※本誌における財務数値の記載金額は、百万円単位未満は切り捨て、億円単位未満は四捨五入しています。
5
6
取締役会長
マイケル E. ロッシ
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
すべてのパートナーの皆さまへ
すべてのパートナーの皆さまへ
あおぞら銀行は設立から約 50 年の歴史を通じて、強靭で柔軟な企業体かつ、よりよいサー
ビスをお客さまにご提供できる体制を目指してまいりました。そして現在は、創業以来最高の
体制を築きつつあると、十分な手応えを感じております。これもひとえに、皆さまのご支援のた
まものと、心より感謝申し上げます。
2006年(平成18年)3月期は当行にとって画期的な1年となりました。過去最高益を達成
し、財務面では今までにない安定性を実現し、成長のペースを取り戻しました。過去数年間に
私どもが行ってきたことは、当行のすべての活動において新たな活力となり浸透しておりま
す。当行は、無駄のないコスト構造や良質な資本、経営の透明性、リスク管理態勢等におい
て、業界最高水準を維持し、業務運営を行っております。当行の企業文化は、
「収益機会を追求
し、より外に目を向け、より柔軟であること」です。このような姿勢は、当行を今まで以上に高
いレベルへ発展させるものと信じております。私はこの機会に、すべてのパートナーの皆さま
──お客さま、ステークホルダーの皆さまおよび従業員──の絶え間ないご尽力にお礼申し上げ
ます。
あおぞら銀行の歴史
私どもは、戦後の日本を構築する上で果たした当行の役割と歴史に誇りを持っております。
当行は1957年
(昭和32年)
に日本不動産銀行として設立され、のちに日本債券信用銀行に行名
変更しました。1960年代∼1980年代に首都圏におけるインフラ開発を財務面でサポートす
る重要な原動力であったと自負しております。しかしながら他の日本の金融機関と同様、当時
の構造的ともいえる失敗から免れることはできませんでした。
その後、当行はチャレンジし、復活しました。公的資金導入もあり、経営健全化計画のも
と、当行は体系的にすべての業務の見直しを行い、再生・再活性化に成功しました。
このプロセスを通じて、私どもは、より高いレベルを目指す文化や不屈の意志・献身を持っ
て予想以上の成果を上げることができました。経営健全化計画策定後、金融再生法開示債権比
率は2002年
(平成14年)3月末の14.19%から、2006年3月末には0.68%となりました。
連結ベースのTier1 比率は12.88%から19.12%に増加しました。業務粗利益(単体)
は
67.2%増加し、一方経費率は60.0%から40.7%へ低下しました。この結果、業務純益
(一般
貸倒引当金等繰入前)
は147.6%、当期純利益は546.0%増加しました。当行は、今後のさら
なる成長および効率性改善の可能性を信じており、現時点で、
“We are back”
と宣言できると
確信しております。
7
8
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
すべてのパートナーの皆さまへ
取締役社長
水上 博和
パートナーシップ哲学の追求
“We are back”と宣言することは、過去の当行の水準に戻ったということではありません。
現在、当行がなすべき挑戦は、1957 年当時のものとは全く異なります。当行は国内外で業務
を行っておりますが、巨大金融機関と互して規模の拡大を目指す戦略はとっておりません。む
しろ、当行は柔軟で創造的であることの重要性を学び、
「スモール&エクセレント」でありたい
と考えております。
このような試みを支えるものが、
当行の経営哲学のひとつであるパートナーシップ哲学です。
私どもはパートナーシップ哲学を通じ、すべてのパートナーの方々と互いに信頼・尊敬し合う
関係を構築し、相互の利益を促進することを目指しております。この考えは、当行の日々の活
動、すべての局面に浸透しており、従業員ばかりではなく、お客さま、株主そして業務上のパー
トナーの皆さまにも広がっていると信じております。本誌を通じて読者の皆さまにもこのパー
トナーシップ哲学をご理解いただき、当行の活動をご支援いただければ幸いです。
コーポレートバリューの向上
コーポレートバリューはお客さま、株主、コミュニティーおよび従業員、すべての方々の利
益により構成されます。そして、当行においてコーポレートバリューを向上させる原動力は、
従業員一人ひとりを大切にすることであると考えております。私は、当行の最も価値ある資源
──人的資源──を活用することで、
財務基盤の強化と継続的成長を実現できると確信しており
ます。現在、当行の財務基盤の強さは創業以来最高水準に達し、成長性も拡大しております。今
後は、たとえ短期間でも資本価値を損なうことなく、成長の極大化を目指して豊富な資本を活
用していきたいと考えております。グローバルベースでの合併・再編の続く金融業界において、
このような挑戦を行うことは極めて複雑な試みかもしれません。しかしながら、コーポレート
バリューの向上を目指し続けることで、単に規模の拡大を追求する勢力とは一線を画し、真の
価値を生み出すよう挑戦し続けたいと思います。
9
取締役副会長
能見 公一
新たな最高水準の追求
これまでご説明したとおり、2006 年 3 月期は当行にとって画期的な 1 年でした。しかし、
この 1 年は当行の頂点ではなく、新たな成長の始まりであると位置付けております。継続的か
つ長期的成長を確実にするためには、最高水準のコーポレート・ガバナンスや内部統制、リス
ク管理を維持・発展させ、そのために必要なインフラ、システム等技術面での開発が不可欠で
あると考えております。まずはこの課題を達成し、グローバルレベルで高水準の経営の透明性
と信頼性を実現できるよう努力してまいります。
当行は、長年にわたり、相応のコストをかけて、他の有力金融機関と比肩するリスク管理態
勢を敷いております。同時に、最先端の専門知識を活用し、金融業界における最高水準のスピー
ドや効率性、柔軟性を備えたリスク管理方法を採用しております。大切なことは、絶え間ない
改善努力と、いかに技術力やインフラを活用するかということです。当行は、市場のニーズを
踏まえて、高品質のサービスを継続的にお客さまにご提供するために、常に業務を見直してま
いります。
新たなステージを目指して
本誌を通じて、当行の歴史や文化、業務や従業員、そしてパートナーシップといった当行の
内面にも目を向けていただけましたら幸いです。
私は、当行の明るい将来、さらなる発展を信じており、引き続き、あらゆる面での最高水準
を目指す姿勢に変わりないことをお約束します。当行の経営陣および従業員を代表し、すべて
のパートナーの皆さまのご支援に対しまして、心より感謝申し上げますとともに、なお一層の
ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
2006 年 7 月
取締役会長 マイケル E. ロッシ
10
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
役員一覧
役員一覧
(2006年7月1日現在)
取締役および監査役
取締役会長
取締役
常勤監査役
マイケル E. ロッシ ※
岩間 陽一郎
里吉 忠昭
取締役社長
取締役
監査役
水上 博和 ※
ピーター コーテウェグ
ミッチ R. フルシャー
取締役副会長
取締役
監査役
能見 公一 ※
ローレンス B. リンゼイ
田知本 章
取締役専務執行役員
取締役
リー ミルスタイン ※
ジョン L . ステファンズ
※業務執行役員を兼務しております。
取締役
取締役
宮内 義彦
津川 清
取締役
取締役
ジェームズ D. クエール
マリウス J. L. ヨンカート
取締役
フランク W. ブルーノ
取締役会長
マイケル E. ロッシ
取締役社長
水上 博和
取締役副会長
能見 公一
2004年6月から当行社外取締役を務め、
2005年2月、取締役会長就任(現職)。金融
業界にて4 0 年近い経験を持ち、直近では
バンク・オブ・アメリカ・コーポレーション
副会長を務めていた。
2003年11月入行。同年12月、取締役社長
就任(現職)。金融業界にて30年以上の経験
を持ち、米州地区統括支配人、ニューヨーク
支店長も経験した国際派。前職は住友信託
銀行取締役兼常務執行役員。
専務執行役員
稲垣 裕志
専務執行役員
小倉 泉
専務執行役員
デイビッド ハケット
1974年入行。国際営業企画部長、業務統括
部長、営業推進部長を務める。2004年4月、
専務執行役員就任(現職)。2 0 0 5 年9 月、
チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)
就任。
2000年9月入行。2004年4月、専務執行
役員就任(現職)。ファイナンシャルマー
ケッツグループのヘッド(マーケット本部
長)。また、インターネット関連事業も推進。
前職はドレスナー銀行東京支店長。日本銀
行営業局、外国局。
2004年3月、チーフ・ファイナンシャル・オ
フィサー(CFO)として入行(現職)。同年4
月、専務執行役員就任(現職)。前職は日興シ
ティグループ証券のマネージングディレク
ター&フィナンシャル コントローラー。
2 0 0 6 年6 月入行、取締役副会長就任(現
職)。金融業界にて40年近い経験を持つ。前
職は農林中金全共連アセットマネジメント
(株)代表取締役社長。
11
業務執行役員
専務執行役員
専務執行役員
常務執行役員
稲垣 裕志
森川 隆好
瀧野 弘和
専務執行役員
専務執行役員
執行役員
小倉 泉
陳野 浩司
川井 良一
専務執行役員
専務執行役員
執行役員
デイビッド ハケット
カルロス A. エルチュク
馬場 信輔
専務執行役員
専務執行役員
執行役員
ウィリアム シュート
石田 克敏
渡辺 宏実
執行役員
ピーター R. ファウラー
執行役員
海野 正
執行役員
松井 哲夫
専務執行役員
ウィリアム シュート
取締役専務執行役員
リー ミルスタイン
専務執行役員
森川 隆好
2004年4月入行、専務執行役員、チーフ・テ
クノロジー・オフィサー(CTO)就任(現職)。
前職は日興シティグループ証券チーフイン
フォメーションオフィサー、マネージング
ディレクター。
2004年4 月入行、専務執行役員就任。
2005 年9月から事業法人投資銀行グ
ループのヘッド
(事業法人投資銀行本部
長)を務める(現職)。2006年6 月、取締
役就任(現職)。前職はモルガン・スタン
レー証券会社マネージングディレクター
兼日本・アジア太平洋地区グローバル・ハ
イイールド部門ヘッド。
1977年4月入行。総合企画部長、広島支店
長、リテール営業推進部長を務める。2004
年4月、専務執行役員就任(現職)。リテール
営業本部のヘッド(リテール営業本部長)を
務める。
専務執行役員
陳野 浩司
専務執行役員
カルロス A. エルチュク
専務執行役員
石田 克敏
2005年4月入行、専務執行役員就任、金融
法人営業グループのヘッド(金融法人営業
本部長)を務める(現職)。前職はJ.P.モルガ
ン・パートナーズ・アジア・ピーティーイー・
リミテッド マネージングディレクター。
2004年12月入行。2005年7月、専務執
行役員就任(現職)。同年9月からチーフ・リ
スク・オフィサー(CRO)を務める。前職は
ユニオンバンクオブスイス、エグゼクティ
ブディレクター、シニアクレジットリスク
オフィサー。
1973年入行。渋谷支店長、広島支店長、審
査部長を務める。2005年9月、専務執行役
員に就任し、チーフ・ クレジット ・ オフィ
サー(CCO)を務める(現職)。
12
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
経営哲学
コーポレート・ガバナンス
経営哲学
あおぞら銀行は以下3点に注目し、Best-in-classを目指します。
1. お客さまをはじめとするステークホルダーの皆さまとの「パートナーシップ」を重視します。
−刻々と変化するお客さまのニーズへの対応力を向上させます。
−国内金融機関のお客さまとの長年にわたるリレーションを発展させます。
−さまざまなパートナーの皆さまとの協働を強化します。
2. 良好な財務基盤のさらなる強化をはじめとした「コーポレートバリュー」を拡大します。
−高い自己資本比率、適正な引当水準を維持します。
−収益性を確保した良質な資産を積み上げます。
−流動性のある、分散された調達手段を確保します。
−収益力のさらなる向上を目指します。
3. コーポレート・ガバナンス、内部統制、リスク管理における「グローバル・ベストプラクティス」を追求します。
−グローバルベースでの最高水準を目標にします。
−厳格で秀逸なリスク管理体制を維持・向上します。 13
コーポレート・ガバナンス
あおぞら銀行は、コーポレート・ガバナンスの強化により、効率的で透明性の高い経営
体制の構築を図っております。業務遂行においては、法令・規則を遵守し、経営陣は常に
業務上発生する各種リスクを把握、その影響を評価してまいります。また、当行は最適な
透明性の確保、厳格な内部管理体制の維持、リスク・リターンのバランス管理を図る体制
も構築しております。今後も、グローバルベースでの最高水準を目指し、業務推進の観点
からも、一層充実させてまいります。
14
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
コーポレート・ガバナンス
1. 組織・体制
当行は、経営と業務執行を分離した体制を敷いています。
こ
牽制機能も充実しています。
さらに、
2005年
(平成17年)
には
れにより、
経営陣は戦略・方針を決定し、
各業務部門の専務執行
新たに監査コンプライアンス委員会、リスクポリシーコミッ
役員は業務運営に専念できるというように、
それぞれの役割に
ティー、
2006年
(平成18年)
には戦略企画運営委員会、
スータ
特化することができます。
マネジメントコミッティーは下部組
ビリティコミッティーを設置し、コーポレート・ガバナンスの
織として各種委員会を設置しており、
業務執行の効率化を図っ
一層の強化を図っています。
ています。
また、指名報酬委員会、
特別監査委員会等による内部
株主総会
監査役
監査役会
指名報酬委員会
特別監査委員会
取締役会
監査コンプライアンス委員会
マネジメントコミッティー
ALM委員会
リスクポリシー
コミッティー
クレジット
コミッティー
投資委員会
新商品・
新業務委員会
戦略企画
運営委員会
スータビリティ
コミッティー
会議
議長
メンバー
開催頻度
目的
取締役会
会長、社長
または副会長
取締役、監査役
原則3カ月に1回
経営方針の決定、取締役・業務執行役員の業務執行の監督
監査役
原則月1回
監査に関する重要な事項について報告を受け、協議・決議
監査役会
常勤監査役
(招集者)
マネジメント
コミッティー
会長、社長
または副会長
会長、社長、副会長、
業務執行役員
特別監査委員会
社外取締役
取締役(事業親会社出身者を
除く)、監査役
毎月1回以上
(概ね週1回)
随時
業務執行上の重要事項決定
機関銀行化回避の観点より、事業親会社等との取引を監査
指名報酬委員会
社外取締役
社外取締役および会長
随時
取締役、専務執行役員の人事・評価
監査コンプライ
アンス委員会
社外取締役
社外取締役
原則3カ月に1回
内部・外部監査、与信監査、コンプライアンスおよび財務報告を
監視または検証
ALM委員会
CFO
副会長、CFO、関係役員
原則月1回
資金計画等ALMに関する重要事項の審議・決定
リスクポリシー
コミッティー
CCO
CRO、CTO、CCO、関係役員、
関係部室長
原則月1回
リスク管理方針の決定、リスク管理体制の監視
クレジット
コミッティー
CCO
会長、社長、副会長、CCO、
関係役員、関係部室長
原則週1回
与信案件の決裁、与信案件決裁に係る権限の委譲
投資委員会
CRO
会長、社長、副会長、
CRO、CCO、関係役員
随時
個別案件の決裁や適切な投資方針もしくは投資に係るリスク管
理方針の決定、銀行全体の投資リスクに関する状況把握、安全で
収益性の高いポートフォリオの構築・維持
新商品・
新業務委員会
CTO
副会長、CFO、CTO、CRO、COO、
法務コンプライアンス部担当役員
随時
新商品・新業務等についてコンプライアンス・リスク管理の観
点、および経営資源の効率的な管理の観点から審議・決裁
戦略企画
運営委員会
会長
会長、CFO、CTO、関係役員、
関係部室長
原則月1回
マネジメントコミッティーが承認した業務計画や戦略を構成する、
戦略プロジェクトの承認およびモニタリング、優先順位の決定
スータビリティ
コミッティー
ジェネラル
カウンセル
ジェネラルカウンセル・
法務コンプライアンス部
担当役員、関係部室長、
インハウスローヤー
原則月1回
金融商品販売・サービスの提供における適合性原則および説明
責任の遵守・履行
(2006年7月1日現在)
15
2. リスク管理体制
3. 人事体制
当行は、7 つの主要分野ーー信用リスク、市場リスク、オペ
2005年(平成17年)
4月から管理職層を対象に『職務・職
レーショナルリスク、法務コンプライアンス、新商品・新業
位』
を軸とする制度を導入し、
「職務上の役割と責任」
の重要度
務、内部監査、人事ーーについて、リスクの管理方針を定めて
に応じた俸給体系、業績成果に連動した賞与体系を構築しま
います。
した。その結果、優れた業績を上げた行員に報いる、
納得性の
リスク管理は、取締役会とこれを補佐する特別監査委員会、
高いメリハリのある「評価・報酬制度」
を実現しています。導入
指名報酬委員会、監査コンプライアンス委員会等の委員会を
の効果を高めるために、行員研修、希望する業務への登用、人
頂点としています。取締役会の指示・指針に基づきマネジメ
材採用等にも積極的に対応しています。
ントコミッティーが年次事業計画を作成し、当行グループが
行員への研修においては、
外部機関(大学院等)
への派遣等、
許容できる関連リスクを決定します。リスク管理に関する基
専門性を高めるために、
職位・担当業務に応じて必要な研修を
本方針や主要事項は、リスクポリシーコミッティーで決定さ
実施し、
個々人の総合力の向上を図っています。
れ、各リスク管理分野にかかわる事項は承認プロセスに従い、
人材の登用については、行員のキャリア選択の可能性を提
クレジットコミッティー、ALM委員会、投資委員会、新商品・
供するため、
「ジョブポスティング制度」
を導入しています。
新業務委員会、戦略企画運営委員会、スータビリティーコミッ
人材の採用においては、
マーケット関連業務・投資銀行関連
ティーの各委員会により最終決定されます。
業務等専門性の高い分野を中心にスペシャリストの中途採用
取締役会は、各委員会の重要決定事項について承認を与え
を行う一方で、
新卒者採用では、
業務部門ごとにエントリーを
るとともに、リスク管理に関する緊密な報告を受けることに
受け付け、
2006年(平成18年)
4月には35名を採用してい
より、適切に企業統治、業務遂行を行っています。
ます。
このほか、
若手行員の幅広い範囲の相談に応えるため
「メン
ター制度」を導入し、
モチベーションの向上をさらに図ってい
ます。また、多様性を尊重し、活かして組織の力にできるよう
ダイバーシティへの取り組みを開始しました。個人の能力を
伸ばすためのキャリアパスを充実させ、活力ある企業体とし
て企業価値の向上を図ります。
16
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
業務の状況
業務の状況
事業法人のお客さまへ
事業法人のお客さまには、最適なファイナンスのご提供のみならず、経営課題解決に向けたアドバイザリー、サポー
ト業務を行い、真に信頼されるパートナーになることを目指しております。また、金融機関のお客さまとのネットワー
クを活用したローンビジネスの展開、アセットファイナンスの推進、ニッチマーケットの開拓等を積極的に推進し、取
引基盤の拡充やアセットの積み上げを図ってまいります。
従来、積極的に取り組んできた安定的な資金供給による事業金融については、設備資金・運転資金等への通常の貸出
に加え、シンジケートローンの組成や私募債への取り組み、コミットメントライン・各種デリバティブを組み込んだ
ローンや運用商品のご提供等、多様なニーズに対応できるオーダーメード型商品を幅広く取り揃えております。また、
お客さまの事業単位での再生・創生をサポートするため、いわゆる「企業再生」に加え、企業の中に眠っている事業や
資産の再生、新規事業の立ち上げ等付加価値の発掘を一貫して行うビジネスを展開してまいります。
17
<貸出>
<シンジケートローン>
お客さまの業務内容、
業種構造等を踏まえた将来の収益予測
資金調達を行うお客さまにとって、シンジケートローンは、
に基づく審査方法により、物的担保のみに頼らず、
技術力やビ
調達基盤の拡充に加え、
財務面で進んだ企業としてのPR効果
ジネスモデルの独自性・優位性を的確に評価し、お客さまの
も見込めることから、大企業だけではなく中堅・中小企業のお
キャッシュ・フロー創出能力を重視することで、
あらゆる分野
客さままで、
取り組みが拡大しています。
また、
近年はプロジェ
におけるお客さまの調達ニーズにお応えしています。
クトファイナンス等へも用途が拡大しています。当行は、
本業
2006年
(平成18年)
3月期には審査部門に営業部店担当制
務に注力して取り組んでおり、企業向け案件のみならず、
プロ
を導入し、お客さまのニーズに対し、
より迅速にお応えする体
ジェクトファイナンス案件についても、
アレンジャーとして数
制を整備しました。
合わせて事業法人営業部門と投資銀行部門
多く 組成 してい ます。ま た、当行 が組成 したシ ンジ ケート
を一本化することでお客さまに対する情報提供力と商品提案
ローン案件に対しては、多数の金融機関・機関投資家等のお客
力を強化しました。
さまにご参加いただいています。
これらを踏まえ、引き続きお客さまのニーズへの迅速な対
応、取引の多様化を推進してまいります。
18
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
業務の状況
<デリバティブ商品>
お客さまのニーズ
対応するデリバティブ商品
当行はデリバティブ商品の開発、マーケットメーク、
販売の
為替リスクヘッジ
通貨オプション
一貫体制を構築し、お客さまの高度化・多様化するニーズにお
金利リスクヘッジ
各種デリバティブ
応えする各種デリバティブ商品を充実したラインナップで提
信用リスクヘッジ (金利スワップ、金利オプション、
クレジットデフォルトスワップ等)
供しています。
2006年
(平成18年)
4月、
本部直属のセールス
担当者を関西支店に加えて名古屋支店、福岡支店へも駐在さ
せ、
中小企業のお客さまのニーズが強い地域へのサービスを拡
充するとともに、本部にダイレクトセールスチームを設置し、
調達
デリバティブ内蔵型ローン「マリンブルー」
運用
金利デリバティブ内蔵型定期預金
「マウンテンブルー」 大企業のお客さまにマーケットの生の情報を機動的に提供で
為替デリバティブ内蔵型定期預金
きる体制を確立しました。
また高度化するデリバティブ商品の
仕組みやリスクを分かりやすく説明できるように、
デリバティ
ブ商品の販売・管理にかかわる者すべてに資格取得を義務付
け、
商品知識の習得のみならず、全行的に販売体制を整備し、
コ
ンプライアンス意識の向上を目指しています。
「アクアブルー」
その他
天候デリバティブ
コモディティ・デリバティブ
(オイルスワップ)
19
<債権流動化>
<その他(私募債、受託業務)>
お客さまの保有資産を活用した資金調達手段多様化のニー
私募債は、
お客さまにとって信用力を市場にPRできるとと
ズにお応えし、
従来流動化が困難とされていた各種金銭債権の
もに、資金調達の多様化を図ることができるメリットがありま
流動化にも取り組んでいます。
す。比較的少額でも取り組みが可能で、
直接調達の一手法とし
また、
通常の会社と異なる組織形態をオリジネーターとした
て、私募債発行市場は拡大しています。
当行は、無担保私募債、
流動化案件の実施、
アセット積み上げ
(ウェアハウジング)方式
保証付私募債等お客さまの私募債発行ニーズに合わせた商品
と残高維持(リボルビング)
方式を組み合わせた新スキームの
をご提供しています。
開発等、
先進的な手法による新種の流動化方式の開発に積極的
また、長年培った受託業務の実績とノウハウを活かし、
公募
に取り組んでいます。
債・私募債発行に関する財務代理人業務および社債管理業務等
をご提供することで、
お客さまの社債による直接金融市場から
の資金調達をサポートしています。
20
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
業務の状況
<スペシャルシチュエーションズ>
<不動産ファイナンス>
経営環境の変化に対処する必要のあるお客さまに対して、
事
近年、不動産の所有・経営・利用の機能が分化し、
企業が所有
業再生に向けたさまざまなサービスを提供しています。
事業の
不動産をオフバランス化する一方、収益不動産を投資対象とす
再生計画策定や新たな事業スポンサー探しのお手伝い等の財
る投資家の増加により、
ノンリコースファイナンス等不動産証
務アドバイザリー業務に加え、
再生途上にあるお客さまに対し
券化・流動化市場は急速に拡大しています。
当行は、
対象不動産
業務継続上不可欠な資金の短期貸出や、
再生を前提とした中長
のキャッシュ・フローに依拠したノンリコースファイナンスに
期貸出を行っています。
早くから積極的に取り組んでおり、案件のアレンジメントを行
当行子会社
「あおぞら債権回収株式会社」
は、事業再生型の
うとともに自ら投融資しています。今後とも、
不動産に関連し
サービサーとして、
金融機関の不良債権処理の解決をサポート
たお客さまのさまざまなニーズにお応えし、
実績に裏打ちされ
するほか、
譲り受けた債権に係る債務者について事業再生プラ
た豊富なノウハウで、
付加価値の高いサービスをご提供してい
ンを提示し、
債務者の事業の建て直しを支援しています。
きます。
<アセットファイナンス>
<プライベートエクイティ投資>
シップファイナンスにおいては、
外航船
(外国貿易のためにわ
当行は、M&Aアドバイザリー業務やバイアウトファンドを
が国と外国の間を行き来する船)
の新造、
中古買取り、
リファイ
通じたサポートを積極的に行っています。具体的には、
後継者
ナンス資金の融資に、長期にわたるお取引関係やこの分野で
問題を抱える優良中堅・中小企業や、
大企業から分離独立する
培ったノウハウを活かして取り組んでいます。
医業ファイナン
事業部門・子会社については、
「株式会社ジェイボック」
「アライ
ス業務においては、
医療機関の再生や債務再編に係るアドバイ
ズ・キャピタル・パートナーズ株式会社」
が運営するファンドに
ザリー・サービスをご提供するとともに、
病院向けファイナンス
より取り組んでいます。
「イデアキャピタル株式会社」
では情報
にも取り組んでいます。
加えて航空機ファイナンス、
プロジェク
システム業界に特化した事業再編に取り組み、
成果を上げてい
トファイナンスといった分野にも注目しており、
さまざまなア
ます。
セットに関連したファイナンスのニーズにお応えしています。
また、ベンチャー企業のお客さまに対しては、当行のベン
チャーキャピタル子会社「あおぞらインベストメント株式会
<レバレッジファイナンス>
社」
を通じ、
技術力や成長力のある新興企業への支援を行い、
成
当行は日本国内におけるMBO
(マネジメント・バイアウト)
果を上げています。
やM&A取引の資金調達に活用されるレバレッジファイナン
スの分野において国内最大級の人員を擁し、
過去5年間におい
て100件以上の案件を取りまとめた実績を有するリーディン
グ・プレーヤーです。
豊富な経験と実績に裏付けられた分析能
力、
またストラクチャリング・ノウハウ、
シニアデットからメザ
ニン(劣後ローンおよび優先株式)
までの幅広いファイナンス
商品によって、プライベートエクイティ・ファンドや事業法人
のお客さまのニーズにお応えしています。アジア地域では香
港に本拠を置く当行全額出資子会社 Aozora Asia Pacific
Finance Limitedを通じ、
レバレッジファイナンスをはじめ
としたファイナンス業務をご提供しています。
21
金融法人のお客さまへ
金融法人のお客さまには、長年にわたる親密なお付き合いをベースに、
「金融法人のお客さまの個別ニーズに適切に
お応えできる金融機関」を目指し、オリジナリティを発揮した新たな金融商品・サービスの開発を行い、幅広い運用商品
をご提供してまいります。また、
『地域密着型金融の機能強化の推進に関するアクションプログラム(平成17∼18年
度)』
(以下「新アクションプログラム」)における「地域密着型金融推進計画」への取り組み等、お客さまご自身の喫緊の
経営課題に対してもご信頼いただけるソリューションをご提供してまいります。さらに、お客さまとご一緒に、お取引
先企業に対しての、シンジケートローンへの取り組みや、事業創生の課題解決に向けたご提案をいたします。
22
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
業務の状況
1.多様な金融商品をご提供します
<シンジケートローン>
<各種デリバティブ商品>
当行はシンジケートローンを注力業務としており、
大企業の
当行ではデリバティブ商品の開発、マーケットメーク、
販売
みな らず 中堅・中小 企業 向け小 口案件 につ いても 、アレン
の一貫体制を構築し、
販売体制および取扱商品の拡充、
システム
ジャーとして数多くの案件を取りまとめています。また、
ノン
開発等を積極的に推進しています。
特に、
2005年(平成17年)
リコースローン等多様な用途へのシンジケーションの取り組
から、
お客さまのお取引先企業のニーズにお応えする
“保証型ス
みを強化しており、多数の案件を組成しています。
金融法人の
ワップ・オプション”
関連商品のご提供、
ならびに金融法人のお
お客さまへは、シンジケート団への参加という形で、
ローン商
客さま自身がお取引先向けにデリバティブ定期預金を開発され
品をご提供しているほか、
お客さまのお取引先企業へのシンジ
る際の業務支援サービスを強化しており、
大変ご好評をいただ
ケートローンの共同アレンジにも積極的に取り組んでいます。
いています。
今後は、従来型のコーポレートローンに加えて、リート・エグ
ジット・不動産ノンリコース型案件の取り組みを強化し、
シン
ジケーションの多様化や、
組成・ご提供額の拡大を図ります。
23
販売体制を拡充しています
お客さまのニーズ
対応するデリバティブ商品
2006年(平成18年)
4月、本部直属のセールス担当者を関
金利リスクヘッジ
各種デリバティブ
西支店に加えて名古屋支店、福岡支店へも駐在させるととも
信用リスクヘッジ (金利スワップ、金利オプション、
に、本部にダイレクトセールスチームを設置し、
マーケットの
生の情報を機動的にご提供できる体制を確立しました。
クレジットデフォルトスワップ等)
運用
金利デリバティブ内蔵型定期預金
「マウンテンブルー」
商品開発力を強化しています
デリバティブを内蔵した当行向けローン
最新の金融技術を駆使するクォンツエンジニアを有する商
「マルチコーラブルローン」
品開発チームとセールスチームが連携し、
お客さまのニーズに
「マルチコーラブルリバースローン」
合わせた新商品を開発、
ご提供しています。
「デリバティブ商品販売資格制度」を導入しました
デリバティブ商品の販売および管理にかかわる者すべてに
社内資格の取得を義務付けており、行員一人ひとりの知識習得
のみならず、コンプライアンス意識の向上を目指しています。
その他
地域金融機関保証型デリバティブ
(金利デリバティブ、為替デリバティブ)
天候デリバティブ
<金融債・市場性金融商品等>
金融債、
大口定期・CD等を金融法人のお客さまのニーズに合
このような販売体制のもと、
本部スペシャリストが懇切にコ
ンサルティングを行い、お客さまに最適な解決策(ソリュー
ション)
をご提案します。
わせてご提供しています。
24
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
業務の状況
<債権流動化>
<私募投信>
お客さまの資産流動化ニーズにお応えし、
各種金銭債権を信
お客さまの多様化する運用ニーズにお応えするべく、
海外籍
託受益権・ABL
(アセットバックローン)
・仕組ローン等に加工
ファンドも含め、私募投信の品揃えを充実させています。
日本
することにより、多様な運用商品をご提供しています。
株ロングショート、
グローバル債券、
バンクローン、
ファンドオ
また、
複数のストラクチャーを組み合わせる等の先進的な手
ブファンズ
(米国、
欧州、
アジア)
に加え、
国内の景気回復をにら
法による新スキーム開発に取り組むとともに、
金融法人のお客
んだ日本株アクティブファンド等、多種多様なファンドをご用
さま自身の資産、
および金融法人のお取引先の資産に対する流
意することで、
効果的に分散投資されたポートフォリオ構築を
動化アレンジメント業務も推進しています。
目指すお客さまのニーズにお応えする商品提供を行っていま
す。また各種レポートのご提供をはじめとして、
サポート体制
<私募の取扱い>
従来から取り扱っている資産流動化法に基づく優先出資証
券のほか、
証券取引法改正により「みなし有価証券」
となった投
資事業有限責任組合契約や匿名組合契約の持分、
住宅ローン貸
付債権の信託受益権等にかかる
“私募の取扱い業務”
も手がけ、
金融法人のお客さまにご提供する運用商品の多様化を進めて
います。
も充実しています。
25
2.経営課題の解決策をご提案します
3.お取引先企業への共同提案をいたします
<資産の健全化>
新アクションプログラムにおける「地域密着型金融推進計
お客さまの問題債権処理のニーズに関しては、当行子会社
画」
に対応する各地域金融機関のお客さまのニーズにお応えし
「あおぞら債権回収株式会社」が事業再生型のサービサーとし
て、事業創生ビジネスを通じて培われたノウハウをもとに、
お
て、お客さまが保有する不良債権の譲り受けを通じ、
課題解決
客さまのお取引先企業を協働で支援していきます。
具体的には
をサポートします。また、地域金融機関のお客さまが主力と
DIPファイナンス等スペシャルシチュエーションズ関連、
不動
なっている特定の債務者について事業再建計画の策定、
戦略立
産ファイナンス関連、
プライベートエクイティ投資関連等の多
案、具体的執行のアドバイスを行い、
お客さまの貸出資産内容
岐にわたる分野で実績を上げています。特に、
医業経営評価プ
を向上するため課題の解決をサポートします。
ロジェクトを通じて蓄積したノウハウを活かした、
お取引先病
院への財務アドバイザリー・サービスや貸出案件共同組成等
<リスクマネジメント商品・サービス>
お客さまの資産・負債に関するさまざまなリスクマネジメン
ト・ニーズにタイムリーにお応えするため、
新商品開発と同時
に営業体制の整備を行っています。金利デリバティブに加え、
信用リスクをマネジメントするため、
ニーズの高いクレジット
デリバティブについても積極的に取り組んでいます。
お客さま
の与信ポートフォリオマネジメント・ニーズには、
正常貸出債
権の買い取り・譲渡、
ローンパーティシペーション等の貸出債
権流動化取引やクレジットデリバティブ等をご提供していま
す。
リスク管理アドバイザリー・サービスについても、
市場リス
ク・信用リスク等の定量的な把握方法や、
お客さまの体力や収
益性を考慮したリスク管理態勢整備の考え方等、
引き続きご要
望に応じてご提供していきます。
のご提案については、各方面から高い評価をいただいてい
ます。
26
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
業務の状況
個人のお客さまへ
個人のお客さまの多様な資産運用ニーズにお応えするため、魅力的な条件を備えた安全性の高い定期預金をはじめ、
さまざまな投資をお考えのお客さまに向けた投資信託、資産形成や老後に備えるための個人年金保険等、幅広い金融商
品を取り揃えております。また、首都圏および主要都市の各店舗網における専門性の高い資産運用相談とコールセン
ターのテレフォンバンキング等を通じて、専門性と利便性を兼ね備えた金融サービスをご提供しております。
2006年(平成18年)4月、当行は普通銀行に転換し、お客さまに一層身近なサービスをご提供することができるよ
うになりました。コールセンターの機能拡充、インターネットを介したサービス提供、新たな店舗展開等、幅広いチャネ
ルでサービスをご提供し、お客さまの利便性をさらに高めることを目指してまいります。
27
<魅力的な金融商品>
<きめ細かい資産運用相談>
定期預金では、2005年(平成17年)6月に取扱いを開始し
本支店窓口では、
午後5時まで資産運用のご相談をお受けし
たデリバティブ内蔵型定期預金「エクセレント・ファースト」
ており、定期預金や投資信託・年金保険等各種運用商品のご利
が、
元本保証と魅力的な金利を兼ね備えた商品としてご好評い
用についてお客さまに最適なポートフォリオをご提案してい
ただいています。テレフォンバンキング専用定期預金
「あおぞ
ます。また行員一人ひとりの専門性を高めるためにファイナン
らダイレクト定期」
、
満期前の一部解約が可能な定期預金
「あお
シャル・プランナーの資格取得を推進し、
お客さまの資産活用・
ぞらポケット定期」
と合わせてお客さまの多様なマネープラン
相続・事業承継に関するご相談にもお応えしています。
さらに
にお応えしています。投資信託および個人年金保険では、
お客
首都圏のお客さまの資産活用・住宅購入等に関するさまざまな
さまのニーズにお応えするため積極的に新商品の投入を行っ
ローンのご相談には、専門の担当者がお応えしています。
ています。バランス型ファンドや不動産投資信託、
変額個人年
金保険等の新商品を中心に、多くのお客さまからご好評いただ
いています。
<サービスチャネルの充実>
コールセンターでは、
定期預金のご入金のほか、
債券・投資信
託のご購入や残高照会、
住所変更等の各種お届けについてもお
電話1本で簡単にお手続きいただけます。機械音声ではなく、
専門のオペレーターがきめ細かく対応いたしますので初めて
の方にも安心です。
受付時間を2005年7月から午後7時まで
に延長し、さらに便利になりました。
また、全国の郵便局ATM
では、土・日曜日を含めて手数料無料で普通預金の入出金が可
能であり、テレフォンバンキングと合わせると、
より一層便利
にご利用いただけます。
大きな社会問題となっている偽造キャッシュカード問題に
対しては、ATM引き出し限度額の引き下げや個別設定機能等
の対策を行い、セキュリティーの強化を図っています。
28
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
業務の状況
商品一覧(2006年7月1日現在)
主な定期預金
商品名【愛称】
期 間
預入金額
特 色
■ 当行の判断により満期を繰り上げることができる特約
(満期日繰上特約)が
付いています
「エクセレント・シリーズ」
(満期日特約付定期預金)
─
「あおぞらダイレクト定期」
(テレフォンバンキング
専用定期預金)
1年
3年
5年
100 万円以上
「あおぞらポケット定期」
(一部解約可能型定期預金)
1年
2年
100 万円以上
300 万円以上
■ 個人のお客さまが対象
■ 預金保険の対象商品です
■ 固定金利
■ テレフォンバンキング契約をお申し込みいただいた個人のお客さまが対象
■ 預金保険の対象商品です
■ 固定金利
■ 預入から3カ月経過後、
一部解約可能
■ 個人のお客さま対象
■ 預金保険の対象商品です
■ 固定金利
■ 60才以上のお客さま対象
敬老特別定期
「燦々(さんさん)」
1年
「実のなる定期」
1年
2年
3年
1 円以上
期 間
購入単位
1 円以上
■ 預金保険の対象商品です
■ 固定金利
■ 個人のお客さま対象
■ 預金保険の対象商品です
■ 固定金利
債券
商品名【愛称】
割引あおぞら債券
【ワリシン】
割引あおぞら債券
(保護預り専用)
【あおぞらスーパー】
特 色
■ 確定利回りで割引料
(利息相当分)が先取りになります
1年
1 万円
■ 割引料にかかる税金は一律18%の源泉分離課税です
■ 保護預りでの保有となります
■ 確定利回りで割引料
(利息相当分)が先取りになります
1年
■ 割引料にかかる税金は一律18%の源泉分離課税です
1 万円
■ 保護預りでの保有となります
■ 預金保険の対象商品です
■ 確定利回りなので、
満期受取額は約束されています
あおぞら信用債券
(利子一括払い)
【リッシンワイド】
5年
あおぞら信用債券
【リッシン】
5年
1 万円
■ 半年複利で運用し、
5年後に元利とも一括で受け取れます
■ 保護預りでの保有となります
■ 預金保険の対象商品です
■ 確定利回りで、
満期までの5年間、利回りは約束されています
1 万円
■ 利息は、
1年に2回、半年ごとに受け取れます
■ 保護預りでの保有となります
主な投資信託
ファンド名称
GW7つの卵
グローバル3資産ファンド
(ワンプレートランチ)
フィデリティ・日本配当成長株・
ファンド(分配重視型)
ピクテ・グローバル・インカム株式
ファンド(毎月分配型)
DKA豪ドル債券ファンド
(毎月決算型)
三井住友・グローバル・リート・
オープン(世界の大家さん)
投資信託協会分類
追加型株式投資信託
国際株式型(一般型)
委託会社(運用会社)
日興アセットマネジメント
ファンド・オブ・ファンズ
三井住友アセットマネジメント
追加型株式投資信託
国内株式型
(一般型)
フィデリティ投信
ファンド・オブ・ファンズ
ピクテ投信投資顧問
追加型株式投資信託
バランス型
第一勧業アセットマネジメント
ファンド・オブ・ファンズ
三井住友アセットマネジメント
商品種類
変額年金保険
住友生命保険
個人年金保険
商品名
たのしみVAプラス
引受保険会社
ねんきん新世代
変額年金保険
東京海上日動フィナンシャル生命保険
アダージオV3
変額年金保険
ハートフォード生命保険
あんしんドル年金
定額年金保険
東京海上日動あんしん生命保険
えんドル君
モンターニュ
定額年金保険
定額年金保険
AIGエジソン生命保険
三井住友海上メットライフ生命保険
マスフリーダム アドバンス
定額年金保険
マスミューチュアル生命保険
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
資料編 目次
資料編
財務データ
連結情報
連結決算の概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
デリバティブ取引関係(単体). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
取引の状況に関する事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
取引の時価等に関する事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
デリバティブ取引(ヘッジ会計適用分). . . . . . . . . . . . . .
79
79
80
83
連結財務分析 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
連結および持分法適用の範囲 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
損益の状況 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資産・負債等の状況 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
連結自己資本比率(国内基準) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
31
31
31
33
34
債券業務(単体) . . . . . . . . . . . . .
債券発行残高・平均残高 . . . . .
債券の残存期間別残高 . . . . . . .
1店舗当たり債券発行残高 . . . .
従業員1人当たり債券発行残高
.
.
.
.
.
84
84
84
84
84
連結財務諸表 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
連結貸借対照表 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
連結損益計算書 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
連結剰余金計算書 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
連結キャッシュ・フロー計算書 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 . . . . .
会計方針の変更 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
注記事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
35
35
36
36
37
38
39
40
預金業務(単体) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
預金科目別残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
定期預金の残存期間別残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
預金者別残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1店舗当たり預金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
従業員1人当たり預金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
85
85
86
86
86
86
損益の状況(連結). . . . . .
資金運用収支の状況 . .
役務取引等収支の状況 .
特定取引収支の状況 . .
その他業務収支の状況 .
.
.
.
.
.
43
43
43
43
43
有価証券及び金銭の信託等の時価等関係(連結) . . . . . . . .
有価証券関係 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
金銭の信託関係 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他有価証券評価差額金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
44
44
45
46
貸出業務(単体) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸出金残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸出金の残存期間別残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸出金の債券・預金に対する比率 . . . . . . . . . . . . . . . . .
中小企業等に対する貸出金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸出金業種別内訳 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
業種別リスク管理債権 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸出金使途別残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
支払承諾の残高内訳 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸出金担保別内訳 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
支払承諾見返担保別内訳 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
消費者ローン残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1店舗当たり貸出金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
従業員1人当たり貸出金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸出金償却額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸倒引当金の内訳 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定海外債権残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
主要株主グループとの与信取引状況 . . . . . . . . . . . . . . .
87
87
87
87
87
88
88
89
89
89
89
89
90
90
90
90
90
90
有価証券(単体) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
所有有価証券残高・平均残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
有価証券の残存期間別残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
有価証券の債券・預金に対する比率 . . . . . . . . . . . . . . .
91
91
91
91
証券業務(単体) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
公共債の引受額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
公共債および証券投資信託の窓口販売実績 . . . . . . . . . .
商品有価証券平均残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
92
92
92
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デリバティブ取引関係(連結). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 46
取引の状況に関する事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 46
取引の時価等に関する事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47
単体情報
単体決算の概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
単体財務分析 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
損益の状況 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資産・負債等の状況 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
単体自己資本比率(国内基準) . . . . . . . . . . . . . .
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51
51
53
54
問題債権処理と資産内容の状況 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55
リスク管理体制 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 58
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64
64
66
67
68
69
69
69
損益の状況(単体). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
粗利益、業務純益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
利益率 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資金運用利回り・資金調達原価・総資金利鞘 . . . . . . . .
資金運用・調達勘定の平均残高等 . . . . . . . . . . . . . . . . .
受取・支払利息の分析 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
役務取引等収支の状況 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引収支の状況 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他業務収支の状況 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
営業経費の内訳 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
72
72
72
72
73
74
75
75
75
76
有価証券及び金銭の信託等の時価等関係(単体) . . . . . . . .
有価証券関係 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
金銭の信託関係 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他有価証券評価差額金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
77
77
78
78
単体財務諸表 . . . .
貸借対照表 . . . .
損益計算書 . . . .
利益処分計算書 .
重要な会計方針 .
会計方針の変更 .
表示方法の変更 .
注記事項 . . . . . .
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国際業務(単体) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 92
外国為替取扱高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 92
国際業務部門資産残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 92
その他業務(単体). . . .
主な手数料 . . . . . . .
内国為替の取扱状況
自動機器設置状況 . .
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93
93
93
93
資本の状況(単体). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
資本金の推移 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
大株主 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
会社概要
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 95
沿革 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 95
業務内容 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 96
組織図 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 97
拠点一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 98
事業系統図 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 100
子会社一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 100
従業員の状況 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 100
開示項目一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
101
決算公告(写). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
103
29
30
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
連結決算の概要
連結財務分析
連結決算の概要
主な経営指標等の推移
(単位:百万円)
連結経常収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
連結経常利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
連結当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資本金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
連結純資産額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
連結総資産額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
預金残高(譲渡性預金を含む). . . . . . . . .
貸出金残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
有価証券残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1株当たり純資産額(円). . . . . . . . . . . . .
1株当たり当期純利益(円). . . . . . . . . . .
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益(円). . . . . . . . . . .
連結自己資本比率
(国内基準)
(%). . . . . .
営業活動によるキャッシュ・フロー . . . .
投資活動によるキャッシュ・フロー . . . .
財務活動によるキャッシュ・フロー . . . .
現金及び現金同等物の期末残高 . . . . . . .
平成 14年3 月期
平成15年 3月期
平成 16年3 月期
平成17年3 月期
平成18 年3月期
106,700
14,355
18,703
419,781
477,046
5,684,072
1,468,193
2,164,641
3,297,993
1,054,019
68.07
5.37
109,748
8,920
23,376
419,781
497,514
5,885,642
1,470,126
2,537,175
3,258,693
1,350,036
75.29
7.02
113,788
7,606
30,530
419,781
526,848
5,176,005
1,054,973
2,588,030
2,965,552
964,964
85.63
9.54
123,679
45,693
89,893
419,781
611,805
4,775,486
847,993
2,374,593
2,666,389
1,128,650
115.60
30.48
171,946
61,440
120,114
419,781
723,386
5,995,947
1,060,331
3,196,307
3,136,255
1,628,154
153.74
41.14
4.95
14.05
923,515
△376,664
△20,803
557,822
5.52
13.30
105,182
△347,870
△24,261
290,872
7.21
15.66
△ 305,027
360,100
△7,827
338,117
21.24
18.70
16,080
△164,682
△17,610
171,905
28.38
19.47
587,977
△443,773
△11,582
304,527
(注)1. 平成14年3月期の1株当たり純資産額は、期末連結純資産額から「期末発行済優先株式数×発行価格」を控除した金額を、期末発行済普通株式数(
「自己株式」
及び「連結子会社の所有する親会社株式」を除く)で除して算出しております。
2. 平成14年3月期の1株当たり当期純利益は、連結当期純利益から、該当期の優先株式配当金総額を控除した金額を、期中平均発行済普通株式数(
「自己株式」
及び「連結子会社の所有する親会社株式」を除く)で除して算出しております。
3. 平成15年3月期から、
「1株当たり純資産額」
「 1株当たり当期純利益」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」
の算定に当たっては、
「1株当たり当期純
利益に関する会計基準」
(企業会計基準第2号)及び「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第4号)を適用しております。
31
連結財務分析
連結および持分法適用の範囲
連結子会社については、
新規設立により2社が連結対象
適用の非連結子会社・関連会社につきましては当期中の異
となる一方、
株式売却および合併により 2社が連結除外と
動はありません。
なり、
当期の連結子会社は 9 社となりました。なお、持分法
連結および持分法適用の範囲
平成17 年3 月期末
連結子会社 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
持分法適用の非連結子会社・関連会社 . . . . . . . . . . . . . . . . .
9社
0社
平成 18年3 月期末
増 減
9社
0社
0社
0社
損益の状況
平成18年 3 月期は、収益源の多様化を進めた結果、非金
小幅な増加にとどまったことや、与信関連費用が引当金の
利収入
(資金利益以外の業務粗利益)が好調な実績となった
取崩等により410億円の益となったこと等により、当期純
こと等により業務粗利益が大幅に増加する一方で、経費が
利益は前期比302億円増加し、
1,201億円となりました。
損益の状況
(単位:百万円)
平成17年3 月期
連結粗利益(注1) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資金利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
役務取引等利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他業務利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
営業経費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
与信関連費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
株式等関係損益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
経常利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特別損益(注2) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
税金等調整前当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
法人税、住民税及び事業税 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
法人税等調整額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
少数株主損益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
与信関連費用計(注3) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち特別損益に計上されている貸倒引当金取崩額等(注2) . .
うち特別損益に計上されている
オフバランス取引信用リスク引当金取崩額. . . . . . . . . . .
平成18年 3月期
増 減
97,161
58,890
10,035
5,803
22,432
△46,286
△5,217
708
△673
45,693
44,324
90,017
△706
813
△231
89,893
114,200
53,001
15,832
7,765
37,600
△49,404
△5,936
6,043
△3,462
61,440
47,615
109,055
△ 952
12,154
△ 143
120,114
17,039
26,040
25,115
40,994
46,930
14,954
21,815
6,141
—
△6,141
△5,889
5,797
1,962
15,168
△3,118
△ 719
5,335
△2,789
15,747
3,291
19,038
△ 246
11,341
88
30,221
(注1) 連結粗利益=(資金運用収益−資金調達費用)+(役務取引等収益−役務取引等費用)+(特定取引収益−特定取引費用)+(その他業務収益−その他業務費用)
(注2) 貸倒引当金合計での取崩額が繰入額を上回るため、取崩超過額を特別損益に計上しております。
(注3) 与信関連費用計=与信関連費用(一般貸倒引当金等純繰入額+不良債権処理額)
+特別損益に計上されている貸倒引当金取崩額
(貸倒引当金取崩額+オフバラ
ンス取引信用リスク引当金取崩額)
32
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
連結財務分析
(1)連結粗利益
資金利益については、
平成17年3月期に実施した与信集
た。特定取引利益は、
「エクセレント・ファースト」等のデリ
中リスク削減の影響で貸出金利息が減少したこと等によ
バティブ内蔵商品をはじめとした対顧客デリバティブ商
り、
前期比59億円減少し530億円となりました。
役務取引
品販売が堅調に伸びたこと等により、
前期比20億円増加
等利益は、
貸付関係業務に関連する手数料収入に加え、
証券
し78億円となりました。その他業務利益は、組合等出資金
関係・代理業務関係
(投信販売・年金保険販売業務等)が伸び
及びファンド投資による利益が大幅に増加したこと等に
たことにより、前期比59億円増加し158億円となりまし
より、前期比152億円増加し376億円となりました。
連結粗利益
(単位:百万円)
平成17 年3月期
資金運用収支 . . . .
資金運用収益 . .
資金調達費用 . .
役務取引等収支 . .
役務取引等収益 .
役務取引等費用 .
特定取引収支 . . . .
特定取引収益 . .
特定取引費用 . .
その他業務収支 . .
その他業務収益 .
その他業務費用 .
連結粗利益 . . . . . .
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平成18 年3月期
58,890
76,583
17,692
10,035
10,878
843
5,803
5,851
47
22,432
26,031
3,599
97,161
53,001
89,142
36,140
15,832
17,151
1,319
7,765
8,219
453
37,600
46,288
8,687
114,200
増 減
△ 5,889
12,559
18,448
5,797
6,273
476
1,962
2,368
406
15,168
20,257
5,088
17,039
(注)資金運用収支、役務取引等収支、特定取引収支、その他業務収支の詳細については43ページをご参照ください。
(2)営業経費
(5)経常利益
抑制的な運営に努める一方、
収益獲得のため、主に専門性
経常利益は、前期比157億円増加し614億円となりま
ある人材の中途採用等の前向きな投資を行った結果、前期
した。
比31億円増加し494億円となりました。
(6)特別損益
(3)与信関連費用
前述の貸倒引当金取崩額469億円を計上したこと等に
不良債権の最終処理を進める一方で、ローンポートフォ
より、特別損益は前期比33億円増加し、476億円となりま
リオが改善したことに伴う貸倒引当金の取崩益を計上し
した。
たことにより、
与信関連費用は410億円の益となりまし
た。なお、貸倒引当金については、純額で取崩超過となった
(7)当期純利益
ため、当該取崩超過額469億円を、
特別利益に計上してい
税金等調整前当期純利益は、前期比1 9 0 億円増加し
ます。
1,091億円となりました。また、将来の課税所得見積額を
上方修正したこと等により、法人税等調整額が122億円の
(4)株式等関係損益
益(前期比113億円増加)
となり、この結果、当期純利益は
株式等関係損益は、ETF等の投資信託の損益等が好調
前期比302億円(同34%)増加し1,201億円となりま
だったことから、前期比53億円増加し60億円の益となり
した。
ました。
33
資産・負債等の状況
主な資産・負債等の状況
(単位:百万円)
資産の部 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち貸出金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち有価証券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち特定取引資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うちコールローン及び買入手形 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち債券貸借取引支払保証金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち現金預け金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち繰延税金資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち貸倒引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
負債の部 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち預金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち譲渡性預金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うちコールマネー及び売渡手形 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち売現先勘定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち債券貸借取引受入担保金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
少数株主持分 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資本の部 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(1)資産の部
平成17 年3 月期末
平成 18年3 月期末
4,775,486
2,666,389
1,128,650
354,706
100,923
195,729
218,604
14,147
△133,133
4,162,891
847,993
1,859,113
515,480
372,266
183,824
90,471
789
611,805
5,995,947
3,136,255
1,628,154
93,886
216,164
300,370
365,939
27,624
△81,686
5,271,902
1,060,331
2,325,483
870,824
384,523
49,788
206,654
658
723,386
増 減
1,220,461
469,866
499,504
△260,820
115,241
104,641
147,335
13,477
51,447
1,109,011
212,338
466,370
355,344
12,257
△134,036
116,183
△ 131
111,581
(2)負債の部・少数株主持分
貸出金は、経済が回復基調にある中、平成17年3月期か
資産の増加に合わせて、
調達も拡大する方針としたこと
ら実施してきた貸出ポートフォリオの縮小を伴う大口集
により、債券は前期末比2,123億円増加し1兆603億円、
中是正を完了し、積極的に残高の積み増しを図った結果、
預金(譲渡性預金を含む)は前期末比8,217億円増加し
4年ぶりに前期末比増加
(4,699億円増加)し3兆1,363
3兆1,963億円となりました。なお、預金残高の増加は、法
億円となりました。有価証券は、短期保有目的の国債(FB、
人向け預金が大幅に増加する一方で、
安定的な調達源であ
TB)のほか、収益性の高い外貨建有価証券への投資を増加
る個人預金についても、好利回り預金である「エクセレン
させた結果、
前期末比4,995億円増加し1兆6,282億円と
ト・ファースト」
がご好評をいただき、順調に増加したこと
なりました。
によるものです。
これらの結果、負債の部は前期末比1兆
なお、特定取引資産については、コマーシャル・ペーパー
1,090億円増加し5兆2,719億円となりました。
の取扱業務を縮小したことに伴い、
前期末比2,608億円減
少し939億円となりました。
この結果、
資産の部全体では、
(3)資本の部
前期末比1兆2,205億円増加し5兆9,959億円となりま
資本の部は、普通株式・優先株式への配当、当期純利益の
した。
計上等により、前期末比1,116億円増加し7,234億円と
なりました。
34
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
連結財務分析
連結財務諸表
連結自己資本比率(国内基準)
(単位:百万円)
基本的項目
(TierⅠ)
補完的項目
(TierⅡ)
資本金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち非累積的永久優先株 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
新株式申込証拠金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
新株式払込金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資本剰余金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
利益剰余金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
連結子会社の少数株主持分 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち海外特別目的会社の発行する優先出資証券 . . . . . . . . . . . . . . .
その他有価証券の評価差損(△) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
自己株式申込証拠金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
自己株式払込金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
自己株式(△). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
為替換算調整勘定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
営業権相当額
(△). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
企業結合により計上される無形固定資産相当額(△). . . . . . . . . . . . .
連結調整勘定相当額(△). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (A)
うちステップ・アップ金利条項付の優先出資証券 . . . . . . . . . . . . .
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%相当額 . . . .
一般貸倒引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
負債性資本調達手段等 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち永久劣後債務 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち期限付劣後債務及び期限付優先株 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち自己資本への算入額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (B)
控除項目 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (C)
自己資本額
(A)+(B)−(C). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (D)
リスク・
アセット等
資産
(オン・バランス)項目 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
オフ・バランス取引項目 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (E)
平成17年3 月期末
平成18年3 月期末
419,781
272,036
419,781
272,036
—
—
33,333
150,609
802
—
—
—
0
—
—
—
604,526
—
—
20,627
—
—
—
20,627
20,627
7,964
617,188
3,058,732
241,589
3,300,322
33,333
264,808
673
—
683
—
0
64
—
—
—
717,977
—
—
23,468
—
—
—
23,468
23,468
10,123
731,322
3,531,145
223,814
3,754,960
(D)
連結自己資本比率
(国内基準)
×100 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(E)
18.70%
19.47%
(A)
×100 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(E)
18.31%
19.12%
TierⅠ 比率(国内基準)
(注)1. 連結自己資本比率は、長期信用銀行法第17条において準用する銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づき作成しております。
なお、当行は国内基準を適用しております。
2. 控除項目
(C)は他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額および連結の範囲に含まれない子会社・関連会社等に対する投資に相当する額です。
35
連結財務諸表
当行は、銀行法第21条の第2項後段の規定により公衆の縦覧に供する書類について、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律(昭和49年法律第22号)
により、
監査法人トーマツの監査を受けております。
当行の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書、連結キャッシュ・フロー計算書および連結附属明細表は、証券取引法第193条の2の
規定に基づき、監査法人トーマツの監査証明を受けています。以下の連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書、連結キャッシュ・フロー計算書は、上記の連結財務
諸表に基づいて作成しています。
連結貸借対照表
資産の部
(単位:百万円)
平成17 年3 月期末
平成18 年3月期末
科 目
貸出金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
外国為替 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
有価証券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
金銭の信託 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
買入金銭債権 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
コールローン及び買入手形 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券貸借取引支払保証金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
現金預け金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
動産不動産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券繰延資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
繰延税金資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
支払承諾見返 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸倒引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資産の部合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
金 額
構成比
金 額
構成比
2,666,389
2,161
1,128,650
2,385
354,706
78,982
100,923
195,729
218,604
102,531
28,567
150
14,147
14,690
△133,133
4,775,486
55.83%
0.05
23.63
0.05
7.43
1.65
2.11
4.10
4.58
2.15
0.60
0.00
0.30
0.31
△2.79
100.00
3,136,255
10,949
1,628,154
6,306
93,886
87,686
216,164
300,370
365,939
155,481
29,184
218
27,624
19,412
△81,686
5,995,947
52.31%
0.18
27.15
0.11
1.57
1.46
3.61
5.01
6.10
2.59
0.49
0.00
0.46
0.32
△1.36
100.00
負債、少数株主持分及び資本の部
(単位:百万円)
平成17 年3 月期末
平成18 年3月期末
科 目
債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
預金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
譲渡性預金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
借用金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引負債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
コールマネー及び売渡手形 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
売現先勘定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券貸借取引受入担保金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
外国為替 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他負債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
賞与引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
退職給付引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
オフバランス取引信用リスク引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特別法上の引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
支払承諾 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
負債の部合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
少数株主持分 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資本金 . . . . . . . . . . . . . . . .
資本剰余金 . . . . . . . . . . . .
利益剰余金 . . . . . . . . . . . .
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定 . . . . . . . .
自己株式 . . . . . . . . . . . . . .
.
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.............
.............
.............
.............
.............
.............
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資本の部合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
負債、少数株主持分及び資本の部合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
金 額
構成比
金 額
構成比
847,993
1,859,113
515,480
47,315
88,927
372,266
183,824
90,471
2
123,734
1,879
15,460
1,731
0
14,690
4,162,891
789
419,781
33,333
156,763
1,927
—
△0
611,805
4,775,486
17.76%
38.93
10.79
0.99
1.86
7.80
3.85
1.89
0.00
2.59
0.04
0.32
0.04
0.00
0.31
87.17
0.02
8.79
0.70
3.28
0.04
—
△0.00
12.81
100.00
1,060,331
2,325,483
870,824
85,415
104,908
384,523
49,788
206,654
2
146,288
—
16,331
1,940
—
19,412
5,271,902
658
419,781
33,333
270,890
△683
64
△0
723,386
5,995,947
17.68%
38.79
14.52
1.43
1.75
6.41
0.83
3.45
0.00
2.44
—
0.27
0.03
—
0.32
87.92
0.01
7.00
0.56
4.52
△0.01
0.00
△0.00
12.07
100.00
36
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
連結財務諸表
連結損益計算書
(単位:百万円)
平成17 年3月期
科 目
金 額
経常収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資金運用収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸出金利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
有価証券利息配当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
コールローン利息及び買入手形利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券貸借取引受入利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
預け金利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の受入利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
役務取引等収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他業務収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他経常収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
経常費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資金調達費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
預金利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
譲渡性預金利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
借用金利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
コマーシャル・ペーパー利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
コールマネー利息及び売渡手形利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
売現先利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券貸借取引支払利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の支払利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
役務取引等費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引等費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他業務費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
営業経費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他経常費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
オフバランス取引信用リスク引当金繰入額 . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の経常費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
経常利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特別利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
動産不動産処分益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
償却債権取立益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
証券取引責任準備金取崩額 . . . . . . . . . . . .
貸倒引当金取崩額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
オフバランス取引信用リスク引当金取崩額
その他の特別利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
.
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特別損失 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
動産不動産処分損 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の特別損失 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
税金等調整前当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
法人税、住民税及び事業税 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
法人税等調整額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
少数株主利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
123,679
76,583
54,286
9,982
30
63
501
11,719
10,878
5,851
26,031
4,334
77,986
17,692
4,122
7,982
183
331
0
636
441
840
3,154
843
47
3,599
46,286
9,516
—
9,516
45,693
44,387
139
670
0
25,115
6,141
12,318
62
62
—
90,017
706
△813
231
89,893
平成18年 3月期
百分比
金 額
百分比
100.00%
171,946
89,142
52,310
23,191
61
27
1,292
12,258
17,151
8,219
46,288
11,145
110,505
36,140
3,939
8,287
226
129
—
4,389
2,181
5,904
11,082
1,319
453
8,687
49,404
14,500
209
14,291
61,440
48,874
3
1,941
0
46,930
—
—
1,259
673
586
109,055
952
△12,154
143
120,114
100.00%
63.05
36.95
35.89
0.05
72.78
0.57
△0.66
0.19
72.68
64.27
35.73
28.42
0.73
63.42
0.55
△7.07
0.08
69.86
連結剰余金計算書
(単位:百万円)
科 目
平成17 年3月期
平成18 年3月期
(資本剰余金の部)
資本剰余金期首残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資本剰余金期末残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
33,333
33,333
33,333
33,333
(利益剰余金の部)
利益剰余金期首残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
利益剰余金増加高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
利益剰余金減少高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
配当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
利益剰余金期末残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
70,335
89,893
89,893
3,464
3,464
156,763
156,763
120,114
120,114
5,987
5,987
270,890
37
連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
科 目
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
減価償却費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸倒引当金の増加額(△は減少額). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
賞与引当金の増加額(△は減少額). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
退職給付引当金の増加額(△は減少額). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
オフバランス取引信用リスク引当金の増加額(△は減少額). . . . . . . . . . . . . .
資金運用収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資金調達費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
有価証券関係損益(△). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
金銭の信託の運用損益(△). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
為替差損益(△). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
動産不動産処分損益(△). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引資産の純増(△)減 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引負債の純増減(△). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸出金の純増(△)減 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
預金の純増減(△). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
譲渡性預金の純増減(△). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券の純増減(△). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
借用金(劣後特約付借入金を除く)の純増減(△). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
預け金(日銀預け金を除く)の純増(△)減 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
コールローン等の純増(△)減 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券貸借取引支払保証金の純増(△)減 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
コールマネー等の純増減(△). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
コマーシャル・ペーパーの純増減(△). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券貸借取引受入担保金の純増減(△). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
外国為替(資産)の純増(△)減 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
外国為替(負債)の純増減(△). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資金運用による収入 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資金調達による支出 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
平成17年 3月期
平成18年 3月期
90,017
751
△28,596
135
△3,792
△6,141
△76,583
17,692
△7,803
△67
△ 246
△76
133,743
397
303,610
△184,835
△32,640
△206,980
33,300
1,695
△64,123
16,092
4,450
△5,000
△6,850
△ 806
△0
75,346
△13,297
△22,722
16,668
△ 587
16,080
109,055
1,671
△51,447
△1,879
871
209
△89,142
36,140
△5,030
△11
△26,928
670
260,819
15,981
△463,997
466,369
355,344
205,824
43,500
△14,037
△123,944
△104,640
△121,779
—
116,182
△8,787
△0
84,339
△29,850
△66,506
588,994
△1,016
587,977
△ 3,761,274
△ 6,576,375
投資活動によるキャッシュ・フロー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
566,730
3,084,883
△104,098
44,892
△1,329
1,074
4,439
△164,682
1,161,955
4,977,319
△55,820
51,858
△2,962
172
81
△443,773
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
劣後特約付借入金の返済による支出 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
配当金支払額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
少数株主への配当金支払額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
△14,000
△3,464
△ 145
△5,400
△5,987
△ 194
財務活動によるキャッシュ・フロー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
△17,610
△11,582
Ⅳ 現金及び現金同等物の増加額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
Ⅴ 現金及び現金同等物の期首残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
△166,212
132,622
171,905
304,527
小計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
法人税等の支払額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
営業活動によるキャッシュ・フロー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
有価証券の売却による収入 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
有価証券の償還による収入 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
金銭の信託の増加による支出 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
金銭の信託の減少による収入 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
動産不動産の取得による支出 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
動産不動産の売却による収入 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
連結範囲の変動を伴う子会社株式の売却による収入 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
Ⅵ 現金及び現金同等物の期末残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
338,117
171,905
38
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
連結財務諸表
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
1. 連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社
9社
主要な会社名
あおぞら信託銀行株式会社 あおぞら債権回収株式会社 なお、Aozora Asia Pacific Finance, Limited 及びAozora
Investment Management Limited は新規設立により当連結
会計年度より連結しております。また、当連結会計年度におい
て、あおぞらコンピュータ株式会社はあおぞら情報システム株
式会社との合併により、株式会社ブループラネットは株式売却
により連結の範囲から除外しております。
(2)非連結子会社 主要な会社名
エヌ・シー・エム・インベストメント株式会社 非連結子会社は、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見
合う額)
及び利益剰余金
(持分に見合う額)
等からみて、連結の範
囲から除いても企業集団の財政状態及び経営成績に関する合理
的な判断を妨げない程度に重要性が乏しいため、連結の範囲か
ら除外しております。
2. 持分法の適用に関する事項
(1)持分法適用の非連結子会社
0社
(2)持分法適用の関連会社
0社
(3)持分法非適用の非連結子会社
主要な会社名
エヌ・シー・エム・インベストメント株式会社
(4)持分法非適用の関連会社
主要な会社名
Vietnam International Leasing, Co.,Ltd
持分法非適用の非連結子会社及び関連会社は、当期純損益
(持
分に見合う額)
及び利益剰余金
(持分に見合う額)等からみて、持
分法の適用の対象から除いても連結財務諸表に重要な影響を与
えないため、持分法の適用の対象から除いております。
3. 連結子会社の事業年度等に関する事項
(1)連結子会社の決算日は次のとおりであります。
12月末日
1社
3 月末日
8社
(2)12月末日を決算日とする連結子会社については、3月末日現在
で実施した仮決算に基づく財務諸表により、またその他の連結
子会社については、それぞれの決算日の財務諸表により連結し
ております。
4. 会計処理基準に関する事項
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
(イ)
有価証券の評価は、売買目的有価証券(特定取引勘定で保有
しているものを除く)については時価法
(売却原価は移動平均
法により算定)
、満期保有目的の債券については移動平均法
による償却原価法
(定額法)
、持分法非適用の非連結子会社株
式及び関連会社株式については移動平均法による原価法、
その他有価証券のうち時価のあるものについては連結決算
日の市場価格等に基づく時価法
(売却原価は主として移動平
均法により算定)
、時価のないものについては、移動平均法
による原価法又は償却原価法により行っております。
ただし、投資事業有限責任組合、民法上の組合及び匿名
組合への出資金については、主として、組合の事業年度の
財務諸表及び事業年度の中間会計期間に係る中間財務諸表
に基づいて、組合の純資産及び純損益を当行及び連結子会
社の出資持分割合に応じて、資産及び収益・費用として計
上しております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本
直入法により処理しております。
(ロ)金銭の信託において信託財産を構成している有価証券の時
価は、上記
(イ)
と同じ方法により行っております。
(2)特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標
に係る短期的な変動、市場間の格差等を利用して利益を得る等
の目的(以下「特定取引目的」)の取引については、取引の約定時
点を基準とし、連結貸借対照表上
「特定取引資産」
及び「特定取引
負債」に計上するとともに、当該取引からの損益
(利息配当金、
売却損益及び評価損益)を連結損益計算書上「特定取引収益」
及び
「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、時価法により行っ
ております。
(3)デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引
(特定取引目的の取引を除く)
の評価は、時
価法により行っております。
(4)重要なヘッジ会計の方法
(イ)金利リスク・ヘッジ
当行の金融資産・負債から生じる金利リスクに対するヘッジ
会計の方法は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する
会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委
員会報告第24号平成14年2月13日)に規定する繰延ヘッジに
よっております。相場変動を相殺するヘッジについてのヘッジ
有効性評価の方法については、ヘッジ対象となる預金・貸出金
等とヘッジ手段である金利スワップ取引等を一定の(残存)期間
毎にグルーピングのうえ特定し評価しております。
また、当連結会計年度末の連結貸借対照表に計上している繰
延ヘッジ損益のうち、「銀行業における金融商品会計基準適用に
関する当面の会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会
業種別監査委員会報告第15号平成12年2月15日)
を適用して実
施しておりました従来の「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損
益は、「マクロヘッジ」で指定したそれぞれのヘッジ手段の残存
期間・想定元本金額に応じ平成15年度から3年間にわたって、
資金調達費用又は資金運用収益として期間配分しております。
なお、当連結会計年度末における従来の「マクロヘッジ」に基
づく繰延ヘッジ損失及び繰延ヘッジ利益はありません。
(ロ)為替変動リスク・ヘッジ
当行の外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対
するヘッジ会計の方法は、「銀行業における外貨建取引等の会計
処理に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会
業種別監査委員会報告第25号平成14年7月29日)
に規定する繰
延ヘッジによっております。
ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債権債務等
の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び
為替スワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外貨
建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジション相当額
が存在することを確認することによりヘッジの有効性を評価し
ております。
また、外貨建その他有価証券
(債券以外)の為替変動リスクを
ヘッジするため、事前にヘッジ対象となる外貨建有価証券の銘
柄を特定し、当該外貨建有価証券について外貨ベースで取得原
価以上の直先負債が存在していること等を条件に、包括ヘッジ
として時価ヘッジを適用しております。
(ハ)連結会社間取引等
デリバティブ取引のうち連結会社間及び特定取引勘定とそれ
以外の勘定との間の内部取引については、ヘッジ手段として指
定している金利スワップ取引及び通貨スワップ取引等に対し
て、日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号及び同報
告第25号に基づき、恣意性を排除し厳格なヘッジ運営が可能と
認められる対外カバー取引の基準に準拠した運営を行っている
ため、当該金利スワップ取引及び通貨スワップ取引等から生じ
る収益及び費用は消去せずに損益認識又は繰延処理を行ってお
ります。
39
(5)減価償却の方法
①動産不動産
当行の動産不動産は、建物については定額法、その他につい
ては定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物:50年
動 産:5年∼15年
連結子会社の動産不動産については、資産の見積耐用年数に
基づき、主として定率法により償却しております。
(追加情報)
当行は、本店及び府中別館(コンピューターセンター)の建物
の一部につきまして、将来、リニューアルが見込まれることと
なったため、従来適用していた耐用年数を、合理的に見積もっ
た使用期間まで短縮するとともに、臨時償却を行っております
(注記事項
(連結損益計算書関係)2参照)。
②ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、
「長期信用銀行法施行規
則」
(昭和57年大蔵省令第13号)
の規定により
「その他資産」
に計
上し、当行及び連結子会社で定める利用可能期間
(主として5年)
に基づく定額法により償却しております。
(6)繰延資産の処理方法
当行の債券繰延資産は、次のとおり償却しております。
(イ)債券繰延資産のうち割引債券の債券発行差金は、償還期限
までの期間に対応して償却しております。
(ロ)債券繰延資産のうち債券発行費用は、旧商法施行規則の規
定する最長期間
(3年間)
内で、償還期限までの期間に対応し
て償却しております。
(7)貸倒引当金の計上基準
当行の債権の償却及び貸倒引当金は、予め定めている償却・
引当基準に則り、次のとおり処理しております。
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生している債
務者及びそれと同等の状況にある債務者に係る債権について
は、債権額から担保の処分可能見込額及び保証等による回収可
能見込額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直
接減額しております。なお、当連結会計年度末現在、取立不能
見込額として直接減額した金額は5,717百万円であります。
現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性
が大きいと認められる債務者に係る債権については、債権額か
ら、担保の処分可能見込額及び保証等による回収可能見込額を
控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し
必要と認めた額を貸倒引当金として計上しております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実
績等から算出した予想損失率に基づき、貸倒引当金を計上して
おります。特定海外債権については、対象国の政治経済情勢等
に起因して生ずる損失見込額を特定海外債権引当勘定として計
上しております。
すべての債権は、内部の自己査定基準等に基づき、営業関連
部署が債務者区分と整合的な債務者の内部格付について常時見
直しを実施し、当該部署から独立した与信監査部署が内部格付
の妥当性を含めた与信管理について監査を実施しております。
上記手続きによる期末時点の債務者区分に従い、営業関連部署
が必要な償却・引当額を算定し、信用リスク管理部署が償却・
引当額の検証ならびに確定を行っております。
連結子会社の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒
実績等を勘案して必要と認めた額を、貸倒懸念債権及び破産更
生債権等については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見
込額をそれぞれ引当又は償却を行っております。
(8)退職給付引当金の計上基準
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当連結
会計年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づ
き、必要額を計上しております。また、過去勤務債務及び数理
計算上の差異の損益処理方法は以下のとおりであります。
過去勤務債務は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間内
の一定の年数
(9年)
による定額法により損益処理しております。
数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時の従業員の平
均残存勤務期間内の一定の年数(5年)
による定額法により按分し
た額を、それぞれ発生の翌連結会計年度から損益処理しており
ます。
(9)オフバランス取引信用リスク引当金の計上基準
当行は、貸出金に係るコミットメントライン契約等の融資未
実行額に係る信用リスクに備えるため、貸出金と同様に自己査
定に基づき、予想損失率又は個別の見積もりによる予想損失額
を計上しております。
なお、この引当金は旧商法施行規則第43条に規定する引当金
であります。
(10)外貨建資産・負債の換算基準
当行の外貨建資産・負債は、取得時の為替相場による円換算
額を付す関連会社株式を除き、主として連結決算時の為替相場
による円換算額を付しております。
連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算
日等の為替相場により換算しております。
(11)リース取引の処理方法
当行及び国内連結子会社のリース物件の所有権が借主に移転
すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引につい
ては、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。
(12)消費税等の会計処理
当行及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理
は、税抜方式によっております。
5. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を
採用しております。
6. 連結調整勘定の償却に関する事項
連結調整勘定の償却については、発生した連結会計年度において
全額償却しております。
7. 利益処分項目の取扱い等に関する事項
連結剰余金計算書は連結会計期間において確定した利益処分に基
づいて作成しております。
8. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借
対照表上の
「現金預け金」
のうち現金及び日本銀行への預け金であり
ます。
会計方針の変更
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)
(固定資産の減損に係る会計基準)
固定資産の減損に係る会計基準
(「固定資産の減損に係る会計基準
の設定に関する意見書」
(企業会計審議会平成14年8月9日)
)及び「固
定資産の減損に係る会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第
6号平成15年10月31日)を当連結会計年度から適用しておりま
す。これによる損益に与える影響はありません。
40
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
連結財務諸表
注記事項
(連結貸借対照表関係)
(平成18年3月期末/平成18年3月31日)
1. 貸出金のうち、破綻先債権額は3,077 百万円、延滞債権額は
18,268百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間
継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は
弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金
(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
と
いう。)のうち、法人税法施行令
(昭和40年政令第97号)
第96条
第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定
する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先
債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息
の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
2. 貸出金のうち、3 カ月以上延滞債権に該当するものはありま
せん。
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定
支払日の翌日から3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び
延滞債権に該当しないものであります。
3. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は5,004百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図
ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済
猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出
金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しない
ものであります。
4. 破綻先債権額、延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
26,350百万円であります。
なお、上記1. から4. に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の
金額であります。
また、平成12年6月30日、ソフトバンク株式会社、オリック
ス株式会社、東京海上火災保険株式会社(現 東京海上日動火災
保険株式会社)
及び他の金融機関等、預金保険機構並びに当行と
の間で締結した当行株式の譲渡に係る株式売買契約書に定める
「貸出関連資産の瑕疵担保」の規定に基づき、解除権を行使し、そ
の有効性が確定した債権は、上記1.から4.に掲げた債権額に含ま
れておりません。なお、当該債権額は26,631百万円であります。
5. 貸出債権証券化(CLO−Collateralized Loan Obligation)によ
り、会計上売却処理をした貸出金元本の当連結会計年度末残高は
50,000 百万円であります。なお、当行はCLOの劣後受益権
17,378百万円を継続保有し貸出金に計上しております。
6. 手形割引は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会
計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会
報告第24号)
に基づき金融取引として処理しております。これに
より受け入れた商業手形は、売却又は
(再)
担保という方法で自由
に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は3,445
百万円であります。
7. ローン・パーティシペーションで、平成7年6月1日付日本公認
会計士協会会計制度委員会報告第3号に基づいて、参加者に売却
したものとして会計処理した貸出金の元本の期末残高の総額は
74,799百万円であります。
8. 有価証券には、非連結子会社及び関連会社の株式43百万円及び
出資金
(組合等出資金を含む)10,122百万円を含んでおります。
9. 無担保の消費貸借契約
(債券貸借取引)、使用貸借又は賃貸借契約
により貸し付けている有価証券はありません。
無担保の消費貸借契約
(債券貸借取引)
により借り入れている有
価証券及び現先取引並びに現金担保付債券貸借取引等により受け
入れている有価証券のうち、売却又は
(再)
担保という方法で自由
に処分できる権利を有する有価証券で、
(再)
担保に差し入れてい
る有価証券及び再貸付けに供している有価証券はなく、当連結会
計年度末に当該処分をせずに所有しているものは300,860百万
円であります。
10. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
貸出金
243,977百万円
有価証券
393,355百万円
担保資産に対応する債務
譲渡性預金
20,000百万円
借用金
100百万円
コールマネー及び売渡手形
171,700百万円
売現先勘定
49,788百万円
債券貸借取引受入担保金
206,654百万円
上記のほか、為替決済、デリバティブ等の取引の担保あるいは
先物取引証拠金等の代用等として、有価証券105,884百万円及
び現金預け金1,630百万円を差し入れております。
11. 当座貸越契約及び貸出金に係るコミットメントライン契約等は、
顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された
条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸し付け
ることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は、657,801百万円であります。このうち契約残存期間が
1年以内のものは474,791百万円であります。
12.「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」
の
「4.会計処
理基準に関する事項」の「
(4)重要なヘッジ会計の方法」に記載の
ヘッジ手段に係る損益又は評価差額は、純額で繰延ヘッジ損失と
して
「その他資産」に含めて計上しております。なお、上記相殺前
の繰延ヘッジ損失の総額は25,319百万円、繰延ヘッジ利益の総
額は13,827百万円であります。
13. 動産不動産の減価償却累計額
23,347百万円
14. 動産不動産の圧縮記帳額
693百万円
(当連結会計年度圧縮記帳額
−百万円)
15.「その他資産」には、システム開発に係る前払金5,116百万円が
含まれております。
16. 当行の発行済株式の総数
普通株式
2,834,870千株
第四回優先株式
48,144千株
第五回優先株式
866,667千株
17. 連結会社及び持分法を適用した非連結子会社並びに関連会社が保
有する当行の株式の数
普通株式
705株
(連結損益計算書関係)
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)
1.「その他の経常費用」には、貸出金償却6,310百万円を含んでお
ります。
2.「その他の特別損失」の内訳は、子会社株式の売却損16百万円、
及び
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の
「4. 会
計処理基準に関する事項」
の「
(5)
減価償却の方法」において追加情
報として記載の臨時償却額569百万円であります。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されてい
る科目の金額との関係
平成18年3月31日現在
現金預け金勘定
365,939百万円
預け金
(日本銀行預け金を除く)
△61,412百万円
現金及び現金同等物
304,527百万円
41
(リース取引関係)
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外の
ファイナンス・リース取引
(借手側)
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び年度
末残高相当額
取得価額相当額
動 産
4,432百万円
その他
1,159百万円
合 計
減価償却累計額相当額
動 産
その他
5,592百万円
合 計
年度末残高相当額
動 産
その他
2,599百万円
合 計
2,992百万円
2,192百万円
407百万円
2,239百万円
752百万円
(注)
取得価額相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の
年度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によって
おります。
・未経過リース料年度末残高相当額
1年内
1年超
1,276百万円
1,730百万円
合 計
3,006百万円
(注)
未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料年度末残高
が有形固定資産の年度末残高等に占める割合が低いため、支払利
子込み法によっております。
・支払リース料
1,279百万円
・減価償却費相当額
1,263百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法に
よっております。
2. オペレーティング・リース取引
(借手側)
・未経過リース料
1年内
34百万円
1年超
10百万円
2. 退職給付債務に関する事項
(単位:百万円)
退職給付債務
年金資産
(A)
(B)
△38,893
20,404
未積立退職給付債務
(C)=
(A)+
(B)
会計基準変更時差異の未処理額(D)
未認識数理計算上の差異
(E)
未認識過去勤務債務
(F)
連結貸借対照表計上額純額
△18,488
−
3,289
△1,132
前払年金費用
(G)=
(C)+
(D)
+(E)+
(F) △16,331
(H)
−
退職給付引当金
(G)−
(H)
△16,331
(注)1. 一部の連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用
しております。
2. 当行は、確定給付企業年金法の施行に伴い、厚生年金基金の代行部
分について、平成17年1月1日に厚生労働大臣から過去分返上の認
可を受け、平成17年3月24日に国に返還額
(最低責任準備金)の納
付を行いました。これに伴う前連結会計年度における損益への影響
額は4,492百万円であり、特別利益に計上しております。
3. 退職給付費用に関する事項
(単位:百万円)
勤務費用
利息費用
期待運用収益
過去勤務債務の費用処理額
数理計算上の差異の費用処理額
その他
1,483
739
△461
△188
2,879
78
退職給付費用
4,531
(注)1. 簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は、一括して「勤
務費用」
に含めて計上しております。
2. 当連結会計年度には、上記退職給付費用以外に割増退職金1,264
百万円を支払っております。
4. 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
(1)割引率
1.9%
(2)期待運用収益率
(3)退職給付見込額の
期間配分方法
企業年金基金2.8%
期間定額基準
45百万円
(4)過去勤務債務の額の
処理年数
(有価証券及び金銭の信託等の時価等関係)
44∼46ページの「有価証券及び金銭の信託等の時価等関係(連
結)」に記載しております。
9年(その発生時の従業員の平均残存
勤務期間に相当する年数による定額
法による。)
(5)数理計算上の差異の
処理年数
5年(各連結会計年度の発生時の従業
員の平均残存勤務期間が5年未満であ
る場合は平均残存勤務期間に相当す
る年数。5年もしくは当該年数による
定額法により按分した額を、それぞ
れ発生の翌連結会計年度から損益処
理することとしている。)
(6)会計基準変更時差異
の処理年数
−
合 計
(デリバティブ取引関係)
46∼49ページの「デリバティブ取引関係
(連結)
」に記載しており
ます。
(退職給付関係)
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)
1. 採用している退職給付制度の概要
当行の退職給付制度は、在職1年以上の行員を対象として、退
職一時金制度及び退職年金制度(企業年金基金制度)により構成さ
れております。なお、年金選択については、満45歳以上かつ勤
続10年以上(一部勤続5年以上でも可)の行員を対象としており
ます。
当行は、平成17年1月1日に厚生年金基金の代行部分について
過去分の返上の認可を受けたことに伴い、適格退職年金制度及び
厚生年金基金制度から企業年金基金制度に移行しております。
42
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
連結財務諸表
損益の状況(連結)
(税効果会計関係)
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金損金算入限度超過額
29,327百万円
退職給付引当金損金算入限度超過額
6,637百万円
減価償却超過額
4,904百万円
税務上の繰越欠損金
68,547百万円
連結会社内部利益消去
243百万円
その他 20,168百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
129,829百万円
△102,204百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
27,624百万円
繰延税金資産の純額
27,624百万円
−百万円
2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重
要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の
内訳
法定実効税率
40.6%
(調整)
評価性引当額
△50.5 受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△0.0 交際費等永久に損金に算入されない項目
0.1 住民税均等割等
0.2 その他
△0.6 税効果会計適用後の法人税等の負担率
△10.2%
(セグメント情報)
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)
1. 事業の種類別セグメント情報
連結会社は銀行業以外に一部で信託等の事業を営んでおります
が、それらの事業の全セグメントに占める割合が僅少であるた
め、事業の種類別セグメント情報は記載しておりません。
2. 所在地別セグメント情報
全セグメントの経常収益の合計額及び全セグメントの資産の金
額の合計額に占める本邦の割合が90%を超えているため、所在
地別セグメント情報の記載を省略しております。
3. 海外経常収益
海外経常収益が連結経常収益の10%未満であるため、海外経
常収益の記載を省略しております。
(関連当事者との取引)
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)
関連当事者との取引について記載すべき重要なものはありません。
(1株当たり情報)
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)
1株当たり純資産額
153.74円
1株当たり当期純利益
41.14円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
28.38円
(注)1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上
の基礎は、次のとおりであります。
1株当たり当期純利益
当期純利益
普通株主に帰属しない金額
うち利益処分による優先配当額
120,114百万円
3,464百万円
3,464百万円
普通株式に係る当期純利益
普通株式の期中平均株式数
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
当期純利益調整額
うち優先配当額
普通株式増加数
うち優先株式
116,650百万円
2,834,870千株
3,464百万円
3,464百万円
1,396,276千株
1,396,276千株
(重要な後発事象)
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)
該当ありません。
43
損益の状況(連結)
資金運用収支の状況
(単位:百万円、%)
平均残高
利 息
平成17年 3月期 平成18年 3月期
資金運用勘定 . . . . . . . . . . . . . . .
うち貸出金 . . . . . . . . . . . . . . .
うち有価証券 . . . . . . . . . . . . .
うちコールローン及び買入手形 . .
うち債券貸借取引支払保証金 . .
うち預け金 . . . . . . . . . . . . . . .
資金調達勘定 . . . . . . . . . . . . . . .
うち債券 . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち預金 . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち譲渡性預金 . . . . . . . . . . .
うち借用金 . . . . . . . . . . . . . . .
うちコマーシャル・ペーパー . .
うちコールマネー及び売渡手形 . .
うち売現先勘定 . . . . . . . . . . .
うち債券貸借取引受入担保金 . .
4,300,350
2,783,452
1,097,806
65,286
253,487
29,763
4,099,008
924,969
1,897,171
544,734
30,114
54
456,717
150,181
94,457
平成17 年3月期 平成18 年3月期
増 減
4,768,307
2,702,809
1,578,636
147,152
226,911
33,689
4,129,232
848,622
1,847,642
642,576
57,150
—
476,365
76,994
182,936
468,036
△80,643
480,262
81,866
△26,576
3,926
30,224
△76,347
△49,529
97,842
27,036
△54
19,648
△73,187
88,479
76,583
54,286
9,982
30
63
501
17,688
4,122
7,982
183
331
0
636
441
840
89,142
52,310
23,191
61
27
1,292
36,126
3,939
8,287
226
129
—
4,389
2,181
5,904
利回り
増 減
12,559
△1,976
13,209
31
△ 36
791
18,438
△183
305
43
△202
△0
3,753
1,740
5,064
平成17 年3月期 平成18 年3月期
1.78
1.95
0.90
0.04
0.02
1.68
0.43
0.44
0.42
0.03
1.10
0.07
0.13
0.29
0.88
増 減
1.86
1.93
1.46
0.04
0.01
3.83
0.87
0.46
0.44
0.03
0.22
—
0.92
2.83
3.22
0.08
△0.02
0.56
—
△0.01
2.15
0.44
0.02
0.02
—
△0.88
△0.07
0.79
2.54
2.34
(注)資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息(平成17年3月期4百万円、平成18年3月期13百万円)
を、控除して表示しております。
役務取引等収支の状況
(単位:百万円)
平成17年3 月期
役務取引等収支 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
役務取引等収益 . . . . . . . . . . .
うち債券・預金・貸出業務
うち為替業務 . . . . . . . . . . .
うち証券関連業務 . . . . . . .
うち代理業務 . . . . . . . . . . .
うち保護預り・貸金庫業務
うち保証業務 . . . . . . . . . . .
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役務取引等費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち為替業務 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
10,035
10,878
5,892
190
1,611
784
8
140
843
92
平成18年 3月期
15,832
17,151
10,096
187
2,294
1,396
7
154
1,319
75
増 減
5,797
6,273
4,204
△3
683
612
△1
14
476
△17
特定取引収支の状況
(単位:百万円)
平成17年3 月期
特定取引収支 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引収益 . . . . . . . . . . . .
うち商品有価証券収益 . . . .
うち特定取引有価証券収益
うち特定金融派生商品収益
うちその他の特定取引収益
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特定取引費用 . . . . . . . . . . . .
うち商品有価証券費用 . . . .
うち特定取引有価証券費用
うち特定金融派生商品費用
うちその他の特定取引費用
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5,803
5,851
188
—
5,492
170
47
—
47
—
—
平成18年 3月期
7,765
8,219
—
—
8,184
35
453
4
449
—
—
増 減
1,962
2,368
△ 188
—
2,692
△ 135
406
4
402
—
—
その他業務収支の状況
(単位:百万円)
平成17年3 月期
その他業務収支 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
外国為替売買損益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
国債等債券損益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
22,432
2,832
4,311
15,288
平成18年 3月期
37,600
3,738
△1,013
34,875
増 減
15,168
906
△5,324
19,587
44
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
有価証券及び金銭の信託等の
時価等関係(連結)
有価証券及び金銭の信託等の時価等関係
(連結)
有価証券関係(平成 18年3 月期)
※1. 連結貸借対照表の「有価証券」
のほか、
「特定取引資産」中の商品有価証券及びコマーシャル・ペーパー、
「買入金銭債権」中の貸付債権信
託受益権を含めて記載しております。
2.「子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの」については、財務諸表における注記事項として記載しております。
3. 売買目的有価証券以外の時価のある有価証券について、
時価が取得原価に比べて30%程度以上下落した場合には、原則として、時価
が著しく下落し、かつ、回復の見込みがないものと判断し、減損処理を行っております。
なお、平成18年3月期末において、減損処理を
行った時価のある有価証券はありません。
1. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
期 別
平成 17年3 月期末
平成18年3 月期末
平成18年3 月末の
平成 17年3 月末の
連結貸借対照表計上額
連結貸借対照表計上額
損益に含まれた評価差額
損益に含まれた評価差額
種 類
328,109
売買目的有価証券 . . . . . . . . . . . . . . .
3,429
138,768
15,061
2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
期 別
平成 17年3 月期末
連結貸借
対照表計上額
種 類
時 価
29
—
—
—
—
29
国債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
地方債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
短期社債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
社債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
30
—
—
—
—
30
差 額
平成18年3 月期末
うち益
うち損
0
—
—
—
—
0
—
—
—
—
—
—
0
—
—
—
—
0
連結貸借
対照表計上額
時 価
29
—
—
—
—
29
29
—
—
—
—
29
差 額
うち益
うち損
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
0
△0
—
—
—
—
△0
0
(注)1. 時価は、各期末日における市場価格等に基づいております。
2.「うち益」
「うち損」
はそれぞれ「差額」の内訳であります。
3. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
期 別
平成 17年3 月期末
取得原価
種 類
株式 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
国債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
地方債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
短期社債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
社債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
連結貸借
評価差額
対照表計上額
平成18年3 月期末
うち益
—
556,354
538,144
5,401
—
12,808
280,514
—
556,651
538,182
5,488
—
12,979
283,468
—
296
38
86
—
171
2,953
—
402
136
89
—
176
5,478
836,869
840,119
3,250
5,880
外国債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち損
取得原価
連結貸借
評価差額
対照表計上額
—
106
98
2
—
5
2,524
1,772
3,456
750,026 742,705
739,415 732,070
2,946
2,926
—
—
7,665
7,708
467,057 472,010
337,921 329,953
129,136 142,057
2,630 1,218,856 1,218,172
うち益
1,684
△7,320
△7,344
△19
—
42
4,952
△7,967
12,920
△683
1,684
75
5
22
—
48
13,390
12
13,377
15,150
うち損
—
7,396
7,349
41
—
5
8,437
7,980
457
15,833
(注)1. 連結貸借対照表計上額は、各期末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」
はそれぞれ「評価差額」
の内訳であります。
3.「有価証券」に含まれる投資事業有限責任組合等への出資について、当該組合等の構成資産のうち、その他有価証券に該当するため時価評価したものは、上記
「その他」
に含めております。
4. 連結会計年度中に売却した満期保有目的の債券(平成 17年3 月期、平成18 年3月期)
該当ありません。
5. 連結会計年度中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
期 別
種 類
その他有価証券 . . . . . . . . . . . . . . . .
平成17 年3月期
売却額
569,325
平成18 年3月期
売却益の合計額 売却損の合計額
6,314
1,304
売却額
1,162,564
売却益の合計額 売却損の合計額
18,407
6,976
45
6. 時価のない有価証券の主な内容及び連結貸借対照表計上額
(単位:百万円)
平成 17年3 月期末
その他有価証券
非上場株式(店頭売買株式を除く). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
非上場外国証券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
非上場債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
組合等出資金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸付債権信託受益権 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
平成 18年3 月期末
1,330
122,565
53,535
44,065
9,200
37,123
101,808
68,228
58,591
12,041
7. 保有目的を変更した有価証券
(平成 17年3月期、平成18年 3月期)
平成17年3月期 該当ありません。
平成18年3月期 その他有価証券3,307百万円の保有区分を変更し、
売買目的有価証券に区分しております。この結果、経常利益及
び税金等調整前当期純利益は372百万円増加しております。
8. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額
(単位:百万円)
期 別
平成17 年3月期末
1 年以内
1年超
5 年以内
413,148
399,960
51
—
13,136
17,116
77,291
25,939
2,153
—
49,198
141,505
430,264
218,797
種 類
債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
国債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
地方債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
短期社債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
社債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
平成 18年3 月期末
5年超
10 年以内
10年超
1 年以内
1年超
5 年以内
17,329
10,329
3,295
—
3,704
34,180
102,446
101,983
463
—
—
123,580
51,510
226,027
577,157
567,914
55
—
9,187
58,828
58,828
—
635,985
134,077
85,744
1,362
—
46,969
161,642
161,642
—
295,719
外国債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
5年超
10 年以内
10年超
35,445
14,592
1,515
—
19,337
59,860
47,818
12,041
95,305
64,284
63,848
435
—
—
163,469
162,819
649
227,753
金銭の信託関係
1. 運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
期 別
平成17 年3月期末
連結貸借対照表計上額
種 類
平成 18年3 月期末
平成 18年3 月末の
平成17 年3 月末の
連結貸借対照表計上額
損益に含まれた評価差額
損益に含まれた評価差額
2,385
運用目的の金銭の信託 . . . . . . . . . . .
39
5,806
—
2. 満期保有目的の金銭の信託(平成17 年3月期末、平成18年3月期末)
該当ありません。
3. その他の金銭の信託(運用目的及び満期保有目的以外)
(単位:百万円)
期 別
種 類
平成17 年3月期末
連結貸借
評価差額
取得原価
対照表計上額
その他の金銭の信託 . . . . . . . . . . . . .
(注)評価差額は当期の損益に含まれております。
—
—
—
平成 18年3 月期末
うち益
うち損
—
—
連結貸借
取得原価
評価差額
対照表計上額
499
499
△0
うち益
うち損
—
0
46
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
有価証券及び金銭の信託等の
時価等関係(連結)
デリバティブ取引関係(連結)
その他有価証券評価差額金
連結貸借対照表に計上されているその他有価証券評価差額金の内訳は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
評価差額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他有価証券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の金銭の信託 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(△)繰延税金負債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(+)繰延税金資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他有価証券評価差額金(持分相当額調整前) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(△)少数株主持分相当額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(+)持分法適用会社が所有するその他有価証券に係る評価差額金のうち
親会社持分相当額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他有価証券評価差額金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
平成17年3 月期末
平成18年3 月期末
3,250
3,250
—
1,322
—
1,927
—
△683
—
1,927
△683
—
—
—
△683
—
—
△683
デリバティブ取引関係(連結)
取引の状況に関する事項(平成18 年3月期)
1. 取引の内容
当行では、金利関連の金利先物取引、金利オプション取引、金利スワップ取引、通貨関連の通貨スワップ取引、為替予約取引、通貨オ
プション取引、株式・債券関連の先物取引・オプション取引及びクレジットデリバティブ取引等を行っております。
2. 取組方針及び利用目的
当行では、デリバティブ取引業務を主要業務の一つとして位置付けており、
デリバティブ取引に付随する市場リスク、信用リスクな
どの各種のリスクをコントロールしつつ、積極的に取り組んでおります。
デリバティブ取引の利用目的は、顧客の金利・為替等の市場リスクのヘッジ・ニーズ等に対応した商品の提供、金利・為替・有価証券
等の市場価格・指標等の短期的な変動や市場間の格差等を利用した特定取引勘定で行うトレーディング取引のほか、
当行全体の収益
の安定化・最適化を図るために、オンバランスの資産・負債から生ずる金利リスク等を適正な水準に保つためのALM目的での取引を
行っております。
これら資産・負債から生じる金利リスクは金利スワップ等のデリバティブ取引によるヘッジ会計を行っております。ヘッジ会計の
方法は繰延ヘッジによっており、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会
業種別監査委員会報告第24号)に基づき処理しております。相場変動を相殺するヘッジについてのヘッジ有効性評価の方法について
は、ヘッジ対象となる預金・貸出金等とヘッジ手段である金利スワップ取引などを一定の(残存)期間別にグルーピングのうえ特定し
評価しております。
3. リスクの内容
デリバティブ取引に係るリスクのうち、特に重要なものは、
金利・為替等の取引対象物の市場価格・ボラティリティー等の変動によ
り損失を被るリスクである市場リスクと、取引相手方の契約不履行により損失を被るリスクである信用リスクであります。
4. リスク管理体制
当行はさまざまな業務を行っていく中で、意図せざる損失の発生を回避するとともに、
自己の体力に見合ったリスクテイクを行い、
リスクに見合った収益を確保して、信頼性の高い健全な経営を行っていくために、適切なリスク管理態勢の維持、構築に努めており
ます。
リスク管理に対する基本的な考え方は「リスク管理基本方針」などのリスク管理方針に明文化しております。取締役会はリスク管理
方針などの基本的なルールを制定するほか、資本配分やリスク限度額を設定するなど、リスク管理の基本的な枠組みを決定しており
ます。これらの枠組みの中で、リスク統括部が市場リスク・オペレーショナルリスクほか関連リスクを、信用リスク管理部が信用リス
クを、それぞれのリスクの特性を考慮して専門の部署が管理しております。また、監査部は、リスク管理態勢の適切性と有効性をチェッ
クしております。取締役会、マネジメントコミッティーおよび各委員会は、各リスク所管部のリスク状況の報告や、監査部及び与信監
査部の監査報告を受け、リスク状況を監督するとともに経営判断に活用、リスク管理態勢の維持・改善を行っております。
市場リスクについては、バリュー・アット・リスクの考え方に基づき最大損失予想額を毎日計測し、
設定されているリスク限度枠等
の遵守状況の管理を行っております。また、算出された最大損失予想額を超える損失が発生した場合には、その原因分析を実施してお
ります。
平成17年4月から平成18年3月の246営業日における当行本店のトレーディング業務に係るバリュー・アット・リスク(保有期間
1日、信頼区間99%)の実績値は、最大でも142百万円、最小は41百万円程度、
平均は85百万円程度となっております。
信用リスクについては、カレント・エクスポージャー方式により算出される再構築コストと将来の市場環境の変化に伴う潜在コス
トを与信相当額として把握し、貸出等のオンバランス取引と合わせて管理しております。また、
市場リスクと整合的な方法により信用
リスクを計量化し、市場リスクと信用リスクを統合的に把握することにより、自己資本に対して許容できる範囲にリスクを抑えると
ともに、リスクに見合った収益の確保を目指しております。
なお、平成17年度決算期末の自己資本比率
(国内基準)に基づく連結ベースでの与信相当額は1,448億円となっております。
5. 時価評価についての補足説明
特定取引勘定で取り扱う店頭デリバティブ取引の時価評価算定は、長期信用銀行法施行規則第12条の4の3第5項に従った方法に
より行内手続きを定めて実施しております。
47
取引の時価等に関する事項
1. 金利関連取引
(単位:百万円)
平成17 年3月期末
区 分
取引所
店 頭
種 類
金利先物
売建 . . . . . . .
買建 . . . . . . .
金利オプション
売建 . . . . . . .
買建 . . . . . . .
契約額等
うち1年超
平成 18年3 月期末
時 価
評価損益
........
........
56,526
37,397
4,983
—
△48
△48
39
39
........
........
53,700
53,700
—
—
0
1
...
...
—
—
—
—
—
—
...
...
...
11,058,909
11,013,258
260,303
7,811,799
8,067,675
260,303
156
156
...
...
—
—
—
—
—
—
...
...
126,627
45,055
91,019
24,555
金利先渡契約
売建 . . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . . .
金利スワップ
受取固定・支払変動
受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
金利オプション
売建 . . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . . .
その他
売建 . . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . . .
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
契約額等
うち1年超
449,843
178,878
224,577
6,180
△2
23,484
—
—
—
時 価
評価損益
347
347
△254
△254
—
—
△2
—
0
—
—
—
—
—
—
—
—
—
119,734
76,050 10,363,458
△47,906
△73,124 10,898,034
568,077
7,704,107
7,669,944
555,002
△47,906
△98,984
68,654
70
68,654
70
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
△136
△136
302,134
112,822
△850
221
3,157
319,151
117,842
△850
221
20,984
611
20,688
611
20,672
1
(注)1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)等に基づき、ヘッジ
会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定
取引所取引につきましては、東京金融先物取引所等における最終の価格によっております。店頭取引につきましては、割引現在価値やオプション価格計算モ
デル等により算定しております。なお、取引所取引の金利オプション取引の売建の時価については、平成18年3月期末よりマイナス表示しております。
2. 通貨関連取引
(単位:百万円)
平成17 年3月期末
区 分
種 類
契約額等
取引所
店 頭
平成 18年3 月期末
通貨先物
売建 . . . . . . .
買建 . . . . . . .
通貨オプション
売建 . . . . . . .
買建 . . . . . . .
通貨スワップ . .
為替予約
売建 . . . . . . .
買建 . . . . . . .
通貨オプション
売建 . . . . . . .
買建 . . . . . . .
その他
売建 . . . . . . .
買建 . . . . . . .
うち1年超
時 価
評価損益
........
........
—
—
—
—
—
—
........
........
........
—
—
686,076
—
—
224,776
—
—
501
........
........
216,176
286,748
19,599
70,723
△1,715
△1,715
1,167
1,167
........
........
255,283
286,553
116,491
123,433
7,721
9,717
........
........
—
—
—
—
—
—
17,391
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
—
—
契約額等
うち1年超
時 価
評価損益
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
501 1,173,253
—
—
205,688
—
—
△474
—
—
△474
189,335
286,403
16,855
81,344
△5,105
△5,105
13,526
13,526
3,854
649
300,706
347,798
141,214
159,856
△11,973
1,067
6,727
△3,406
—
—
4,457
—
—
—
—
—
—
2,700
—
—
5,607
(注)1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)等に基づき、ヘッジ
会計を適用している通貨スワップ取引等は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定
割引現在価値により算定しております。なお、通貨オプション取引の売建の時価については、平成18年3月期末よりマイナス表示しております。
48
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
デリバティブ取引関係(連結)
3. 株式関連取引
(単位:百万円)
平成 17年3 月期末
区 分
取引所
店 頭
種 類
株式指数先物
売建 . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . .
株式指数オプション
売建 . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . .
契約額等
うち1年超
平成18年3 月期末
時 価
評価損益
契約額等
うち1年超
時 価
評価損益
....
....
754
1,818
—
—
△1
△15
△1
△ 15
—
—
—
—
—
—
—
—
....
....
8,125
830
—
—
109
3
13
0
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
97
—
—
△2
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
有価証券店頭オプション
売建 . . . . . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . . . . . .
有価証券店頭指数等スワップ
株価指数変化率受取・
短期変動金利支払 . . .
短期変動金利受取・
株価指数変化率支払 . .
その他
売建 . . . . . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . . . . . .
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(注)1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定
取引所取引につきましては、東京証券取引所等における最終の価格によっております。店頭取引につきましては、割引現在価値やオプション価格計算モデル
等により算出しております。
4. 債券関連取引
(単位:百万円)
平成 17年3 月期末
区 分
種 類
契約額等
取引所
店 頭
平成18年3 月期末
債券先物
売建 . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . .
債券先物オプション
売建 . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . .
債券店頭オプション
売建 . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . .
その他
売建 . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . .
うち1年超
時 価
評価損益
....
....
9,885
4,742
—
—
△90
△ 90
26
26
....
....
3,000
2,000
—
—
4
7
....
....
—
—
—
—
....
....
—
—
—
—
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
契約額等
うち1年超
時 価
評価損益
177,979
21,522
—
—
624
0
624
0
587
6,761
—
—
△1
△0
26
0
7
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
△53
—
—
△ 64
—
—
—
—
—
—
649
—
—
631
0
(注)1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定
取引所取引につきましては、東京証券取引所等における最終の価格によっております。店頭取引につきましては、オプション価格計算モデル等により算出し
ております。なお、債券先物オプション取引の売建の時価については、平成18年3月期末よりマイナス表示しております。
49
5. 商品関連取引
(単位:百万円)
平成17 年3月期末
区 分
店 頭
種 類
契約額等
商品スワップ
固定価格受取・変動価格支払 . .
変動価格受取・固定価格支払 . .
—
—
うち1年超
平成 18年3 月期末
時 価
—
—
評価損益
—
—
—
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
契約額等
—
—
—
322
312
うち1年超
322
312
時 価
評価損益
△1
△1
10
9
10
9
(注)1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定
取引対象物の価格、契約期間、その他当該取引に係る契約を構成する要素に基づき算出しております。
3. 商品は石油に係るものであります。
6. クレジットデリバティブ取引
(単位:百万円)
平成17 年3月期末
区 分
店 頭
種 類
クレジットデリバティブ
売建 . . . . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . . . . .
その他
売建 . . . . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . . . . .
契約額等
うち1年超
.
.
268,272
294,665
247,272
274,165
.
.
—
—
—
—
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
時 価
平成 18年3 月期末
評価損益
2,786
2,786
△1,413
△1,413
—
—
1,373
—
—
1,373
(注)1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定
割引現在価値により算定しております。
3.「売建」
は信用リスクの引受取引、「買建」は信用リスクの引渡取引であります。
契約額等
うち1年超
459,577
505,070
383,335
464,415
—
—
—
—
時 価
評価損益
1,928
1,928
△1,501
△1,501
—
—
426
—
—
426
50
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
単体決算の概要
単体財務分析
単体決算の概要
主な経営指標等の推移
(単位:百万円)
平成 14年3 月期
平成15年 3月期
平成 16年3 月期
平成17年3 月期
平成18 年3月期
100,984
13,706
18,563
419,781
101,633
7,437
22,875
419,781
105,335
7,309
31,854
419,781
113,816
43,733
86,859
419,781
163,661
60,729
119,920
419,781
1株当たり純資産額(円). . . . . . . . . . . . .
2,834,870
48,144
866,667
476,166
5,687,366
1,470,193
2,177,240
3,304,379
1,060,690
67.76
2,834,870
48,144
866,667
496,918
5,895,314
1,473,126
2,555,905
3,271,087
1,356,754
75.08
2,834,870
48,144
866,667
527,582
5,188,071
1,058,973
2,607,081
2,969,770
971,763
85.89
2,834,870
48,144
866,667
609,524
4,784,328
851,993
2,389,471
2,605,381
1,234,662
114.80
2,834,870
48,144
866,667
720,447
6,005,204
1,064,331
3,211,709
3,025,391
1,797,623
152.70
1株当たり配当額
(円)
普通株式 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
第四回優先株式 . . . . . . . . . . . . . . . . . .
第五回優先株式 . . . . . . . . . . . . . . . . . .
—
5.00
3.72
—
5.00
3.72
—
5.00
3.72
0.89
5.00
3.72
0.89
5.00
3.72
(—)
(—)
(—)
5.32
4.90
—
14.00
1,376
(—)
(—)
(—)
6.84
5.40
—
13.26
1,370
(—)
(—)
(—)
10.01
7.52
—
15.65
1,345
(—)
(—)
(—)
29.41
20.52
3.03
18.77
1,384
(—)
(—)
(—)
41.07
28.34
2.17
19.55
1,359
決算年月
経常収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
経常利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資本金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
発行済株式総数
(千株)
普通株式 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
第四回優先株式 . . . . . . . . . . . . . . . . . .
第五回優先株式 . . . . . . . . . . . . . . . . . .
純資産額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
総資産額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
預金残高(譲渡性預金を含む). . . . . . . . .
貸出金残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
有価証券残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(うち1株当たり中間配当額(円))
(普通株式). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(第四回優先株式). . . . . . . . . . . . . . . .
(第五回優先株式). . . . . . . . . . . . . . . .
1株当たり当期純利益(円). . . . . . . . . . .
潜在株式調整後1株当たり当期純利益(円)
配当性向(%). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
単体自己資本比率
(国内基準)
(%). . . . . .
従業員数(人). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(注)1. 平成14年3月期の1株当たり純資産額は、期末純資産額から「期末発行済優先株式数×発行価格」
を控除した金額を、期末発行済普通株式数で除して算出して
おります。
2. 平成14年3月期の1株当たり当期純利益は、当期純利益から該当期の優先株式配当金総額を控除した金額を、期中平均発行済普通株式数で除して算出してお
ります。
3. 平成15年3月期から、「1株当たり純資産額」
「1株当たり当期純利益」及び
「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」の算定にあたっては、
「1株当たり当期純利
益に関する会計基準」
(企業会計基準第2号)及び「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第4号)を適用しております。
4. 従業員数は、執行役員および海外の現地採用者を含み、当行から他社への出向者を含んでおりません。
51
単体財務分析
損益の状況
平成18年 3月期は、収益源の多様化を進めた結果、非金
(同29%)
増加し、642億円となりました。
利収入
(資金利益以外の業務粗利益)が好調な実績となった
また、与信関連費用は、
ローンポートフォリオが改善して
こと等により業務粗利益が、前期比179億円(同20%)と
いることから418億円の益となりました。この結果、当期
大幅に増加し、
1,082億円となりました。
純利益は、前期比331億円(同38%)増加し、1,199億円
一方、経費については小幅な増加にとどまったことから、
となりました。
一般貸倒引当金等繰入前の業務純益は、前期比145億円
損益の状況
(単位:百万円)
平成17年3 月期
平成18年 3月期
当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
90,384
57,609
8,162
5,803
18,808
△40,694
49,690
—
49,690
△5,952
△4,229
589
43,733
42,224
25,862
6,132
85,958
193
708
86,859
108,248
52,581
13,541
7,765
34,359
△44,046
64,201
△ 164
64,037
△3,294
△4,971
6,057
60,729
47,446
46,943
—
108,175
△ 122
11,867
119,920
与信関連費用(注3) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
27,764
41,808
業務粗利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資金利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
役務取引等利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他業務利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
経費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
業務純益(一般貸倒引当金等繰入前). . . . . . . . . . . . . . . . . . .
一般貸倒引当金等純繰入額(注1) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
業務純益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
臨時損益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち不良債権処理額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち株式等関係損益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
経常利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特別損益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち貸倒引当金取崩額(注2) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うちオフバランス取引信用リスク引当金取崩額 . . . . . . . . .
税引前当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
法人税、住民税及び事業税 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
法人税等調整額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
増 減
17,864
△5,028
5,379
1,962
15,551
△3,352
14,511
△ 164
14,347
2,658
△ 742
5,468
16,996
5,222
21,081
△6,132
22,217
△ 315
11,159
33,061
14,044
(注1) 一般貸倒引当金等純繰入額には、オフバランス取引信用リスク引当金純繰入額を含んでおります。
(注2) 貸倒引当金合計での取崩額が繰入額を上回るため、取崩超過額を特別利益に計上しております。
(注3) 与信関連費用=一般貸倒引当金等純繰入額+不良債権処理額+貸倒引当金取崩額+オフバランス取引信用リスク引当金取崩額
(1)業務粗利益
業務粗利益については、
資金利益は減少(前期比50億円
②役務取引等利益
減)しましたが、
非金利収入が好調な実績を上げた(前期比
貸付関係業務
(シンジケートローン、
コミットメントライ
229億円増)
ことから、前期比179億円増加し1,082億円
ン等)
に関する手数料収入の増加に加え、証券関係・代理業
となりました。
務関係
(投信販売・年金保険販売業務等)が伸びたことによ
り、前期比54億円増加し135億円となりました。
①資金利益
③特定取引利益
外貨建債券への投資増加により有価証券利息配当金が
「エクセレント・ファースト」等のデリバティブ内蔵商品を
大幅に増加しましたが、
平成17年 3月期に実施した、貸出
はじめとした対顧客デリバティブ商品販売が堅調に伸びた
金大口集中の是正を中心とした資産構成再構築の影響で、
こと等により、前期比20億円増加し78億円となりました。
貸出金平均残高が減少したこと等により、貸出金利息が減
④その他業務利益
少したこと、外貨建の非金利性資産(ファンド投資等)につ
組合等出資金及びファンド投資による利益が大幅に増
いては、収益の大半が資金運用収益に計上されず、
調達コス
加したこと、外国為替売買益が好調であったこと等から、前
トのみが資金利益に計上されること等により、前期比50
期比156億円増加し344億円となりました。
なお、
国債等
億円減少し526億円となりました。
債券損益については、金利上昇により含み損を抱えた国債
等の処分を行ったこと等から、
10億円の損失(前期比53
億円減)となりました。
52
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
単体財務分析
業務粗利益
(単位:百万円)
平成17 年3月期
資金運用収支 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資金運用収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資金調達費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
役務取引等収支 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
役務取引等収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
役務取引等費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引収支 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他業務収支 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他業務収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他業務費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
業務粗利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
業務純益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
57,609
75,314
17,704
8,162
8,950
787
5,803
5,851
47
18,808
22,586
3,778
90,384
49,690
平成18 年3月期
増 減
52,581
88,704
36,123
13,541
14,817
1,276
7,765
8,219
453
34,359
43,497
9,137
108,248
64,037
△ 5,028
13,390
18,419
5,379
5,867
489
1,962
2,368
406
15,551
20,911
5,359
17,864
14,347
(注)1. 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(平成17年3月期4百万円、平成18年3月期13百万円)を、役務取引等費用は債券償還手数料(平成17年3月期0百万
円、平成18年3月期ー百万円)をそれぞれ控除して表示しております。
2. 業務純益は、業務粗利益より一般貸倒引当金等純繰入額、経費等を控除して算出しております。
3. 資金運用収支、役務取引等収支、特定取引収支、その他業務収支の詳細については73、75ページをご参照ください。
(2)経費
円増加し440億円となりました。一方、徹底したコスト管
経費については、
収益獲得のため、主に専門性ある人材の
理も行っており、
業務粗利益に対する経費率は、
前年度の
中途採用などの前向きな投資を行った結果、
前期比34億
45.0%から40.7%にまで低下しています。
経費の内訳
(単位:百万円)
平成17 年3月期
経費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
人件費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
物件費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
税金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(3)業務純益
(一般貸倒引当金等繰入前)
平成18 年3月期
40,694
16,673
21,616
2,404
44,046
17,968
23,612
2,465
増 減
3,352
1,295
1,996
61
(4)臨時損益等
一般貸倒引当金等繰入前の業務純益は、前述のとおり業
①与信関連費用
務粗利益が大幅に増加した一方で、経費が小幅の増加にと
不良債権の最終処理による償却損等を計上する一方、
どまった結果、前期比145億円
(同29%)
増加し642億円
ローンポートフォリオの改善に伴う貸倒引当金の取崩益
となりました。
を計上したことにより、
与信関連費用は418億円の益とな
りました。なお、
貸倒引当金は取崩超過となったため、特別
損益に計上しています。
②株式等関係損益
株式等関係損益は、
ETF等の投資信託の損益が好調だっ
たことから、前期比55億円増加し61億円の利益を計上し
ています。
与信関連費用の内訳
(単位:百万円)
平成17 年3月期
平成18 年3月期
増 減
一般貸倒引当金等純繰入額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
—
△164
△164
臨時損益
不良債権処理額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸出金償却 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の債権売却損等 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
△4,229
△4,239
△ 4,971
△ 5,554
△742
△ 1,315
9
583
574
25,862
6,132
27,764
46,943
—
41,808
△ 6,132
特別損益
貸倒引当金取崩額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
オフバランス取引信用リスク引当金取崩額 . . . . . . . . . . . .
与信関連費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
21,081
14,044
53
株式等関係損益の内訳
(単位:百万円)
平成17年3 月期
株式等関係損益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
株式等売却益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
株式等売却損 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
株式等償却 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(5)経常利益
平成18年 3月期
589
591
△0
△2
増 減
6,057
6,172
△85
△29
5,468
5,581
△85
△27
(7)当期純利益
業務純益から与信関連費用に含まれる不良債権処理額、
税引前当期純利益は前期比222億円増加し1,082億円
株式等関係損益等を加減算した結果、経常利益は前期比
となりました。将来の課税所得見積額を上方修正したこと
170億円増加し607億円となりました。
等により、法人税等調整額が119億円の益(前期比112億
円増加)となり、この結果、
当期純利益は前期比331億円
(6)特別損益
(同38%)
増加し1,199億円となりました。
与信関連費用の一部である貸倒引当金取崩額の計上等
により、特別損益は前期比52億円増加し474億円となり
ました。
資産・負債等の状況
主な資産・負債等の状況
(単位:百万円)
資産の部 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち貸出金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち有価証券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち特定取引資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うちコールローン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち債券貸借取引支払保証金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち現金預け金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち繰延税金資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち貸倒引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
負債の部 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち預金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち譲渡性預金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち売渡手形 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うちコールマネー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち売現先勘定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち債券貸借取引受入担保金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資本の部 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(1)資産の部
貸出金は、経済が回復基調にある中、平成17年 3月期か
平成17 年3 月期末
平成 18年3 月期末
4,784,328
2,605,381
1,234,662
354,706
70,923
195,729
210,618
13,932
△133,168
4,174,803
851,993
1,873,991
515,480
73,400
298,866
183,824
90,471
609,524
6,005,204
3,025,391
1,797,623
93,886
151,964
300,370
353,494
27,122
△81,708
5,284,756
1,064,331
2,340,885
870,824
91,700
292,823
49,788
206,654
720,447
増 減
1,220,876
420,010
562,961
△260,820
81,041
104,641
142,876
13,190
51,460
1,109,953
212,338
466,894
355,344
18,300
△6,043
△134,036
116,183
110,923
(2)負債の部
資産の増加に合わせて、
調達も拡大する方針としたこと
ら実施してきた貸出ポートフォリオの縮小を伴う大口集
により、債券は前期末比2,123億円増加し 1 兆643億円、
中是正を完了し、
平成17年9 月に組織改革を実施するとと
預金
(譲渡性預金を含む)は、
前期末比8,222億円増加し 3
もに積極的に残高の積み増しを図った結果、4 年ぶりに前
兆2,117億円となりました。預金残高の増加は、法人向け
期末比増加(4,200億円)
し 3 兆254億円となりました。
預金が大幅に増加する一方で、安定的な調達源である個人
有価証券は、
短期保有目的の国債(FB、
TB)
のほか、収益性
預金 について も、好利 回り預 金である「エクセ レント・
の高い外貨建有価証券への投資を増加させた結果、前期末
ファースト」がご好評をいただき、
順調に増加したことによ
比5,630億円増加し 1 兆7,976億円となりました。
るものです。この結果、負債の部は前期末比 1 兆1,100億
なお、特定取引資産については、
コマーシャル・ペーパー
円増加し 5 兆2,848億円となりました。
の取扱業務を縮小したことに伴い、
前期末比2,608億円減
少し939億円となりました。
この結果、資産の部全体では、
(3)資本の部
前期末比 1 兆2 , 2 0 9億円増加し 6 兆5 2億円となりま
資本の部は、普通株式・優先株式への配当、当期純利益の
した。
計上等により、前期末比1,109億円増加し7,204億円と
なりました。
54
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
単体財務分析
問題債権処理と資産内容の状況
単体自己資本比率(国内基準)
(単位:百万円)
基本的項目
(TierⅠ)
補完的項目
(TierⅡ)
資本金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち非累積的永久優先株 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
新株式申込証拠金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
新株式払込金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資本準備金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他資本剰余金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
利益準備金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
任意積立金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
次期繰越利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他有価証券の評価差損(△) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
自己株式申込証拠金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
自己株式払込金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
自己株式(△). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
営業権相当額
(△). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
企業結合により計上される無形固定資産相当額(△). . . . . . . . . . . . .
計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (A)
うちステップ・アップ金利条項付の優先出資証券 . . . . . . . . . . . . .
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%相当額 . . . .
一般貸倒引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
負債性資本調達手段等 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち永久劣後債務 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち期限付劣後債務及び期限付優先株 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち自己資本への算入額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (B)
控除項目 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (C)
自己資本額
(A)+(B)−(C). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (D)
リスク・
アセット等
資産
(オン・バランス)項目 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
オフ・バランス取引項目 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (E)
平成17年3 月期末
平成18年3 月期末
419,781
272,036
419,781
272,036
—
—
33,333
—
3,646
—
144,847
—
—
—
0
—
601,609
—
—
20,714
—
—
—
20,714
20,714
—
622,323
3,074,711
239,603
3,314,315
33,333
—
4,844
—
257,582
—
1,081
—
0
—
—
714,459
—
—
23,590
—
—
—
23,590
23,590
—
738,050
3,560,843
213,662
3,774,505
(D)
単体自己資本比率
(国内基準) ×100 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(E)
18.77%
19.55%
(A)
×100 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(E)
18.15%
18.92%
TierⅠ比率(国内基準)
(注)1. 単体自己資本比率は、長期信用銀行法第17条において準用する銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づき算出しております。
なお、当行は国内基準を適用しております。
2. 控除項目
(C)は他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額です。
55
問題債権処理と資産内容の状況
金融再生法に基づく開示債権の状況 当行は、今後も個別債権ごとに処理方針を策定した上
(資産内容の改善)
で、計画的にオフバランス化を実施していきます。
問題債権の処理については、引き続き重要な経営課題
危険債権以下の債権のオフバランス化の実績
(単位:億円)
のひとつとして取り組んでおり、厳格な資産査定に基づ
き適正な償却・引当を実施した上で、個別債権ごとに対
平成 17年3月期
償却等により、開示債権のオフバランス化を推進した結
清算型処理
再建型処理
再建型処理に伴う業況改善
債権流動化
直接償却
その他(回収・返済等)
果、開示債権の残高は平成17年3月期末の984億円から
小計(A)
応方針を検討し、最適と判断される最終処理を推進して
います。
平成18年3月期末においては、回収、債権売却や直接
—
△6
平成18年3月期
△2
△35
—
—
△241
△50
2
43
△271
△ 723
△516
△ 767
については、大幅な開示債権の減少に加え、正常債権の
新規発生額
破産更生等債権
危険債権
10
633
2
59
積み増しを積極的に行ったことから、平成17年3月期末
小計(B)
642
61
の3.75%から0.68%に低下しています。
合計(A+B)
127
△ 706
210億円と大幅に減少しています。また、開示債権比率
開示債権については、引当、担保および保証により大
部分の保全が図られており、実質リスクは限定的になっ
ています。
(注)1.「清算型処理」:清算型倒産手続き
(破産、特別清算)等による債権切り捨
て・債権償却
「再建型処理」:再建型倒産手続き
(会社更生、民事再生、会社整理)
によ
る債権切り捨て、私的整理等による債権放棄
「その他」
:担保処分等による回収、債務者の業況改善等
(注)2. 会計処理上、一度「直接償却」に計上したものでも、その後、法的・私的整
理による債権切り捨て・債権放棄等が実施された場合には、
「直接償却」
を
減額の上、
「清算型処理」
「再建型処理」等に当該金額を計上している。
金融再生法開示債権の推移
(単位:億円)
平成17年3月期末 平成18年3月期末
金融再生法開示債権
破産更生債権及び
これらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
増減
資産査定、償却・引当
54
841
89
6
183
22
△48
△ 658
△67
資産査定は、保有する資産を個別に検討して、その価
小計(A)
正常債権
984
25,242
210
30,278
△ 774
融庁の「金融検査マニュアル」等を踏まえたルールに則り
5,036
実施しています。資産査定は資産の健全性を確保し、適
合計(B)
26,226
30,489
4,262
開示債権比率(A/B)
3.75%
0.68%
△3.07%
値の安全性・確実性を判定するものであり、当行は、金
正な償却・引当を行うベースとなります。
具体的には、お取引先を5段階の債務者区分に分け、貸
出金等の債権を担保・保証等による回収可能性により評
危険債権以下の債権のオフバランス化の実績
価して回収リスクを4段階に分類します。
当行では、経済合理性の観点から、あらゆる手段を検
資産査定に基づく債務者区分ごとの引当率
(単位:%)
討し、効果的かつ早期の問題債権の圧縮に努めています。
平成18年3月期は、開示債権のうち
「破産更生債権及
びこれらに準ずる債権」および「危険債権」
(以下、危険債
権以 下の債 権)に ついて 、回収 や債権 流動化 等によ り
767億円をオフバランス化しました。一方で、新規発生
が平成17年3月期を大幅に下回る61億円にとどまった
結果、危険債権以下の債権残高は706億円の減少となり
ました。
債務者区分
正常先
要注意先
その他要注意先
要管理先(非保全部分)
破綻懸念先(非保全部分)
実質破綻先・破綻先(非保全部分)
平成17 年3 月期末 平成 18年3月期末
1.8
25.4
17.3
85.6
96.0
( 100.0)
1.5
5.4
74.3
95.8
(100.0)
56
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
問題債権処理と資産内容の状況
与信関連費用
リスク管理債権
平成18年3月期においては、問題債権の最終処理を進
リスク管理債権は、金融再生法に基づく開示債権とは
め、貸出金償却や個別貸倒引当金繰入を行いましたが、
別に、銀行法に基づき開示しているものです。平成18年
前期までに十分な個別貸倒引当金や一般貸倒引当金の計
3月期末におけるリスク管理債権(単体)は、210億円と
上を行っていたこと、および資産内容の改善により貸倒
なり、平成17年3月期末比773億円減少しています。
引当金の取り崩しが発生し、結果として与信関連費用は
リスク管理債権の推移(部分直接償却実施後)
<単体>
418億円の益となりました。
(単位:億円)
平成 17年3月期末 平成 18年3月期末
与信関連費用
(単位:億円)
平成 17年3月期
103
42
△87
56
60
△134
0
△0
△3
△6
△381
△331
不良債権処理損失
貸出金償却
個別貸倒引当金
純繰入(△は取崩)額
特定海外債権引当勘定
純繰入(△は取崩)額
その他の債権売却損等
一般貸倒引当金等純繰入(△は取崩)額
与信関連費用
平成18年3月期
リスク管理債権
破綻先債権
延滞債権
3カ月以上延滞債権
貸出条件緩和債権
合計
貸出金残高(末残)
貸出金残高比
△278
△418
(注)表中の△
(マイナス)表示は益を表します。
金融再生法に基づく開示債権の保全状況
は、貸倒引当金のほか、担保・保証等による保全を含ん
でいます。
金融再生法開示債権(単体、部分直接償却実施後)
(単位:億円)
平成17 年3 月期末 平成 18年3月期末
金融再生法開示債権(A)
正常債権
984
25,242
210
30,278
合計(B)
26,226
30,489
開示債権比率(A/B)
3.75%
0.68%
保全額
貸倒引当金(C)
担保・保証等(D)
293
674
88
114
合計(E=C+D)
967
202
保全率(E/A)
98.3%
96.0%
引当率(C/(AーD))
94.5%
91.2%
(注)貸倒引当金は、金融再生法開示債権に対して計上している個別貸倒引当金と
一般貸倒引当金の合計額。
26,054
30,254
3.8%
0.7%
(単位:億円)
平成 17年3月期末 平成 18年3月期末
リスク管理債権
破綻先債権
延滞債権
3カ月以上延滞債権
貸出条件緩和債権
合計
貸出金残高比
り、保全率は96.0%と高水準となっています。保全額
6
183
—
22
210
<連結>
貸出金残高(末残)
開示債権合計210億円に対する保全額は202億円であ
11
883
0
89
983
24
883
0
89
31
183
—
50
995
264
26,664
31,363
3.7%
0.8%
57
資産査定、開示債権および償却・引当との関係(単体、部分直接償却実施後) 平成18年3月期末
金融再生法上の開示債権
貸出金
その他
債務者区分
破綻先
破産更生債権及び
これらに準ずる債権
実質破綻先
6
危険債権
破綻懸念先
183
(単位:億円)
引当・保全状況
非保全部分の
引当率
保全率
担保・保証等 2
引当額 4
(部分直接償却累計額 40)
100.0%
100.0%
95.8%
98.4%
担保・保証等
引当額
回収見込額
リスク管理
債権
破綻先債権
6
延滞債権
111
68
183
3
3カ月以上延滞債権
要管理債権
要注意先
22
—
担保・保証等 1
引当額 16
74.3%
75.0%
貸出条件緩和債権
22
回収見込額 5
(正常債権 30,278)
正常先
金融再生法開示債権計 210
担保・保証等
引当額
回収見込額
114
88
8
総与信額 30,489
引当額計
817
金融再生法
開示債権引当率
金融再生法
開示債権保全率
リスク管理
債権計
91.2%
96.0%
210
非保全部分の引当率=引当額/(債権額−担保・保証等)
保全率=(担保・保証等+引当額)/債権額
<債務者区分の定義>
<リスク管理債権の定義>
正常先
業況が良好で、かつ、財務内容にも特段の問題がないと認めら
れる債務者。
要注意先
業況が低調または財務内容や貸出条件に問題のある債務者など
今後の管理に注意を要する債務者。
破綻先債権 元本または利息の支払いの遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により、元本または利息の取り立てまたは弁済の見
込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒
償却を行った部分を除く。以下、
「未収利息不計上貸出金」
とい
う。
)のうち、次のいずれかの事由が生じている債務者に対する
貸出金。
破綻懸念先 現状経営破綻の状態にはないが、今後経営破綻に陥る可能性が
大きいと認められる債務者。
① 会社更生法または金融機関の更生手続きの特例等に関する
法律の規定による更生手続き開始の申し立て
実質破綻先 法的・形式的な経営破綻の事実は発生していないが、実質的に
経営破綻に陥っている債務者。
破綻先
② 民事再生法の規定による民事再生手続き開始の申し立て
法的・形式的な経営破綻の事実が発生している債務者。
③ 破産法の規定による破産の申し立て
④ 商法の規定による整理開始または特別清算開始の申し立て
<分類の定義>
Ⅰ分類
(非分類)
Ⅱ分類
回収について通常の度合いを超える危険を含むと認められる債
権等の資産。
Ⅲ分類
最終の回収または価値について重大な懸念が存し、損失発生の
可能性が高い資産。
Ⅳ分類
回収不可能または無価値と判定される資産。
<償却・引当ルール>
正常先/
貸倒実績率に基づき、正常先、要管理先、要管理先以外の要注
要注意先 意先を区分した上で、一括して一般貸倒引当金を計上。
破綻懸念先 債務者ごとに、Ⅲ分類額
(非保全部分)
のうち回収見込額を見積
もり、Ⅲ分類との差額を個別貸倒引当金に計上。回収見込額
は、将来の元本回収にかかるキャッシュ・フロー見積額の割引
現在価値。
実質破綻先/ 原則としてⅢ分類およびⅣ分類の全額を部分直接償却。
破綻先
<金融再生法に基づく開示債権の定義>
破産更生債権 破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始等の申立等の事由
及びこれらに により、経営破綻に陥っている債務者に対する債権およびこれ
準ずる債権
らに準ずる債権。
危険債権
債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態および
経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収および利息
の受け取りができない可能性の高い債権。
要管理債権 3カ月以上延滞債権および貸出条件緩和債権。
正常債権
⑤ ①から④までに掲げる事由に準ずるものとして財務省令で
定める事由
回収の危険性または価値の毀損の危険性に問題のない資産。
債務者の財政状態および経営成績に特に問題がないものとし
て、上記に掲げる債権以外のものに区分される債権。
⑥ 海外の法律による、上記に準ずる法律上の整理手続きの開
始の申し立て
延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権および債務者の経
営再建または支援を図ることを目的として利息の支払いを猶予
した貸出金以外の貸出金。
3カ月以上
延滞債権
元金または利息の支払いが、約定支払日の翌日から3カ月以上
遅延している貸出金で、破綻先債権および延滞債権に該当しな
いもの。
貸出条件
緩和債権
債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の
減免、利息の支払猶予、元金の返済猶予、債権放棄その他の債
務者に有利となる取り決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞
債権および3カ月以上延滞債権に該当しないもの。
<金融再生法に基づく開示債権とリスク管理債権との相違点>
○金融再生法に基づく開示債権
開示対象債権: 貸出金および貸出金に準ずる債権(外国為替、支払承
諾、仮払金並びに欄外に注記することとされている有
価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用
貸借又は賃貸借契約によるものに限る)等)
集計単位:
債務者ごと
(要管理債権は貸出金ごと)
○リスク管理債権
開示対象債権: 貸出金のみ
集計単位:
貸出金ごと
58
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
リスク管理体制
リスク管理体制
1. 統合リスク管理
取締役会は、自己資本から、銀行として最低限維持す
リスクの計量化・統合リスク管理・資本配分制度
べき自己資本額やオペレーショナルリスク見合いの資本
異なる種類のリスクを統合的に把握するためには、リ
額等を留保した上で、経営戦略・業務戦略に沿って、各
スクを共通の尺度でとらえることが必要です。当行で
部門に資本を配分しています。
は、特定のリスクに割り当てるべき資本の額を計算する
各部門は、リスクを配分資本の範囲内にコントロール
ためにバリュー・アット・リスク(VaR)
を用いており、
しながら業務を運営し、資本の使用状況はチーフ・リス
信用リスク、市場リスク、その他のリスクを関連会社の
ク・オフィサー(CRO)
がモニタリングし、経営陣に報告
リスクも含めて統合管理しています。
しています。
資本配分制度 2.信用リスク管理
リスク資本は、銀行全体の収益性・効率性を高めるた
当行は、「個別案件における厳正な審査・事後管理」と
め、各業務部門に対するリスクの許容額と、期待する収
「与信リスクの集中排除とリスク/リターンの最適化を狙
いとしたポートフォリオ管理」を両輪として信用リスク管
益に応じて配分されます。
理を行い、資産の健全性を維持しています。
信用リスク管理体制・組織
取締役会
マネジメントコミッティー
与信監査部
与信監査
信用格付レビュー
クレジットコミッティー/リスクポリシーコミッティー
投資委員会、
新商品・新業務委員会
チーフ・クレジット・オフィサー
(CCO)
チーフ・リスク・オフィサー
(CRO)
チーフ・ファイナンシャル・
オフィサー(CFO)
信用リスク管理部
リスク統括部
経理部・財務部
クレジットポリシー
信用格付制度
ポートフォリオ管理
リスク計量化
鑑定
PD、LGD等の
パラメーター推計
資本・限度額配分
収益、ROE管理
審査第一部・審査第二部
・融資室
国内案件審査・決裁
海外案件審査・決裁
ワークアウト
営業部店・投資セクション
(注)1. 取締役会、
マネジメントコミッティーにおいて、経営の基本方針、資本配分、
信用リスク限度額について決定
2. リスクポリシーコミッティーにおいて、内部格付基準、パラメーターの推計等与信運営に関する重要事項を決定
3. クレジットコミッティー、投資委員会において、一定の基準に該当する与信(投資)案件を決裁
4. 新商品・新業務委員会において、重要な新商品・新業務の提案について、
すべての適切なリスクの所管部において検討され、また各商品・業務のすべての関連する
論点が解決された後に承認されることを確保する
59
(1) 決裁権限体系
個別の案件審査につきましては、業種別チェックポイ
貸出を中心とする与信案件については、代表取締役や
ント・チェックシート集、業種別取上基準等を定め、ま
CCO等で構成されているクレジットコミッティーに決裁
た、新規先等への信用調査
(反社チェックを含む)につい
権限は帰属しています。クレジットコミッティーは、決裁
ても審査部門で集中管理を行うことで、営業部店におけ
権限の一部をCCOに委譲するとともに、CCOに決裁権限
る一次審査精度の向上ならびに新規不良債権発生の防止
の再委譲の権限を付与しています。また、CCOは、経験
に努めています。
と能力に応じて審査部門および営業部門の個人に個別に
エクイティを中心とする投資案件
決裁権限を再委譲しています。
CROは、投資委員会に付議される投資案件について分
エクイティを中心とする投資案件については、代表取
析を行い意見を付します。個別の案件について、CROもし
締役やCRO等で構成されている投資委員会に決裁権限は
くは委員長が適当であると判断した場合には、CROに代
帰属しています。投資委員会は、決裁権限の一部をCRO、
わって審査部門が所見を付すよう求めることができます。
担当専務等に委譲しています。
(4) 与信ポートフォリオ管理
(2) 信用格付体系
信用リスク管理部は、与信ポートフォリオの企画・管
債務者格付
理および信用VaRのモニタリングを担当しています。個
当行では与信取引を行っているすべてのお取引先に対
別債務者への与信リスク集中の排除に加え、ポートフォ
して債務者格付を付与しています。債務者格付の付与に
リオ全体のリスク量を、配分された資本内に抑える運営
あたっては、反映できる情報に限界があるスコアリング
を行って集中リスクを抑制し、予期せぬ大きなリスクの
モデル等に頼ることなく、クレジット分析のエキスパー
顕在化の抑制に努めています。
トとして格付けを決定しています。
また、経理部、財務部において、資本・限度額配分お
案件格付
よび収益・ROE管理を所管しています。
与信のリスク・リターン判断および信用リスクの計量
化のためには、お取引先の債務履行能力を表す
「債務者格
(5) 与信監査体制
付」だけではなく、お取引先の与信案件ごとの担保、保証
取締役会の直轄部署として与信判断決定プロセスから
による回収可能性も考慮する必要があります。当行では
独立している与信監査部が、営業部店における与信運営
債務者格付に加え、案件の回収可能性を考慮した案件格
プロセス(債務者格付、与信取り上げ、事後管理、リスク
付制度を導入しています。
の認識と管理、問題債権の管理)
および資産内容
(ポート
信用格付の利用
フォリオの健全性)の評価を行います。年 1回以上の臨店
当行では、信用格付を与信運営の中心に据え、与信審
監査および日々の机上監査
(デスク・モニタリング)を通
査にかかわる決裁体系、金利スプレッド等を重要な与信
じ、継続的なモニタリングが可能となる体制となってい
判断基準のひとつとして用いるほか、自己査定の運営や
ます。
信用リスクを定量的に把握する際の指標としています。
また、債務者格付については、必要に応じ修正を行う
最終的な権限を有しています。
(3) 案件審査の体制
貸出を中心とする与信案件
(6) 決済リスク管理
審査第一部は国内案件を中心に、審査第二部は海外案
代表的な決済リスクとしては、資金と資金、あるいは
件を中心に、審査および決裁を行っています。案件を直
資金と証券の受け渡しの時間差に起因するリスクがあ
接審査、決裁する審査担当は部店担当制とし、補完的に
り、これらは通貨間の決済時間が異なる外国為替取引の
業種担当の審査担当を配置しています。
みならず、国内取引においてもさまざまな局面で発生し
ます。
60
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
リスク管理体制
当行では、外国為替取引においては取引先別に決済限
バックテスティング
度額を定める一方、ネッティングによる決済額の圧縮や
当行は、日々の損益とVaRを比較するバックテスティ
決済のタイムラグの短縮を通じ、決済リスク削減に積極
ングによりVaRモデルの信頼性を検証しています。平成
的に取り組んでいます。
17年 4 月から平成18年 3 月までの246営業日を対象と
各種決済制度への参加にあたっては、制度内の決済
したトレーディング業務についてのバックテスティングの
ルールを十分に把握するとともに、日銀ネットの即時グ
結果、VaRを超過する損失が発生したのは 2営業日で、
ロス化に対応して決済状況をリアルタイムで把握するこ
当行のVaR モデルの信頼性を裏付けるものとなってい
とで、リスクの管理・削減を行っています。また、各金
ます。
融商品や決済制度に内在するリスクを調査の上、決済リ
スク管理の一層の高度化に努めています。
ストレステスト
VaRを補完するため、当行は統計的推定を超える市場
3.市場リスク管理
変化の影響度を評価するストレステストを定期的に実施
当行は、銀行全体の市場リスクを適切に管理するた
しており、金利や株価、為替レート等の市場リスク要因
め、すべての資産・負債等の市場リスクについてさまざ
に大きな変動が生じた場合や、異なるリスクカテゴリー
まな分析を行い、グローバルディーラー型の金融機関と
間の相関関係が崩れた場合等に発生し得る損失額を算
して多面的な市場リスクを対象とするリスク管理体制を
出・分析しています。
整備しています。
(3) トレーディング業務の市場リスク状況
(1) 市場リスク管理体制
平成18年 3 月期のトレーディング業務の市場リスク量
取締役会は銀行全体および各業務部門に対して市場リ
は、保有期間1日、信頼区間片側99%のVaRで、最大で
スク見合いの資本を配分し、配分資本に基づくリスク・
も142百万円、最小は41百万円程度、平均は85百万円
損失の限度額等を設定し、この部門の限度額等をさらに
程度でした。
部・管理単位に配分する体制をとっています。これら限
度額等の使用状況、遵守状況は、独立性を有するCROが
(4) ALM業務の市場リスク状況
一元的にモニタリングし、取締役会、ALM委員会等に報
当行では、バンキング業務等に付随する金利リスク
告しています。
を、ALM業務を担当する総合資金部に集約し、ALM目的
の有価証券・資金・デリバティブ取引等の市場リスクと
(2) 市場リスクの計量化
一元的に管理しています。ALM業務については、取締役
当行は、バリュー・アット・リスク(VaR)の手法によ
会による資本配分およびリスク限度額によるリスクコン
り市場リスクを計量化し、このVaRに基づいてリスクの
トロールに加え、月次の運営方針をALM委員会で決定し
限度額を設定しています。
ています。
VaRとは、一定の信頼水準において生じうる予想最大
平成18年 3 月期のALM業務の市場リスク量は保有期
損失額を統計的に推計する手法で、VaRにより金利や株
間1日、信頼区間片側99%のVaRで、最大26億円、最
価、為替レート等のリスクファクターが変動することに
小17億円、平均23億円(週次計測ベース)でした。
よって生じる予想最大損失額を共通尺度で把握すること
が可能となります。
61
市場リスク管理体制・組織
取締役会
マネジメントコミッティー
ALM委員会
投資委員会
チーフ・ファイナンシャル・オフィサー
(CFO)
新商品・新業務委員会
チーフ・リスク・オフィサー
(CRO)
バックオフィス
ミドルオフィス
経理部・財務部
リスク統括部
資本・限度額配分
収益、ROE、資金繰り管理
資本換算方法
リスク・損益・資本の使用状況のモニタリング
マーケット管理部
フロントオフィス
トレーディング業務・ALM業務・純投資業務
(5) 投資業務の市場リスク管理
告する体制をとっています。保有ポジションは厳密にモ
純投資、政策投資の市場リスクについても、市場リス
ニタリングされ、過大とならないよう留意した運営を
ク管理の枠組みの中で、リスクと損失の限度額を設定し
行っています。
管理しています。一定の投資については、投資委員会に
4.オペレーショナルリスク管理
よって検証・承認を受けます。
オペレーショナルリスクは、広義には内部プロセス、
銀行全体の市場リスク(VaR)(平成18年 3月期末)
(単位:億円)
人、システムが適切に機能せず、または、まったく機能し
ないこと、または外生的事象に起因する損失リスクと定義
金利
株
為替
合計
トレーディング
ALM
投資
1
10
0
0
11
32
1
0
0
1
17
32
することができます。この定義には法務リスクが含まれま
合計
10
43
1
49
の重要性を十分認識し、リスクに対する考え方をオペレー
(注)相関を考慮しているため、個々の合計が全体の合計と一致しません。
すが、戦略および風評リスクは含まれません。当行ではそ
ショナルリスクの管理方針として明文化しています。
各々の種類のオペレーショナルリスクの管理にあた
(6) 資金繰リスク管理
り、当行はリスクの種類ごとに所管する部署を明確化し
資金繰リスクについては、円貨・外貨ともに財務部が
ています。また、CROはオペレーショナルリスクの包括
一元的に管理し、ストレスシナリオ下においても十分な
的な管理のため、計量化により一元的なリスク把握を
期間、各種決済に係る必要資金が適切に確保できるよう
行っています。
万全を期しています。資金の運用・調達については、年
次および月次で資金計画を取締役会等にて策定し、資金
(1) 事務リスク管理
繰状況についても財務部が経営陣に日々直接報告する体
当行では、事務リスク管理の規則を明文化し、営業部
制としています。
門から独立した事務部が事務リスクへの対応を行ってい
ます。
(7) 市場流動性リスク管理
事務部においては、各業務に必要な事務手続ならびに
市場流動性リスクについては、市場規模と保有ポジ
マニュアル等を制定し、事務指導、研修等の実施による
ションの割合等をリスク統括部にて把握し、経営陣に報
各部門の事務処理レベルの一層の向上に努めるととも
62
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
リスク管理体制
に、事務量分析や組織体制等のモニタリングを通じ効率
法務コンプライアンスに関する基本方針
的な事務体制の構築に努めています。また各種事務処理
当行のすべての業務に影響のあるさまざまな法令諸規
の一層のシステム化や集中処理化を検討・推進すること
則等に抵触するリスクを評価・最小限とするための枠組
で、人為的なミスの少ない事務処理体制の構築を目指し
みを、「法務コンプライアンスに関する基本方針」
として
ています。
制定しています。上位のポリシーに加えて、さまざまな
リスクの分野における詳細なプロシージャーを改定して
(2) システムリスク管理
います。コンプライアンスプログラムは個別具体的な行
当行では、システムリスクへの対処は銀行全体で取り
動計画、コンプライアンスの基準として毎年見直しを行
組むべき課題と考え、システムリスク管理の規則を明文
い、取締役会で承認されます。マスターポリシーは比較
化し、種々の災害や障害に耐えられるよう、システムの
的長期間有効とする一方、プロシージャーやオペレー
安定稼働について最善を尽くしています。さまざまな防
ションマニュアルは頻繁に見直します。
災・防犯、セキュリティ対策を実施することにより、リ
スク顕在化の防止に努めています。
(2) 法務コンプライアンス態勢
システムの運営にあたっては、開発部門と運用部門を
リーガルカウンセルが所管する法務コンプライアンス
組織上明確に分離し、相互牽制体制を確保しています。
部を法務・コンプライアンスに関する統括部署と位置付
また、平成18年3月期から業務端末としてMac端末を
け、法令等遵守態勢の整備・拡充と業法問題等を中心と
採用、シンクライアント化
(業務端末のハードディスクに
するコンプライアンス・チェックを行うとともに、契約
データを残さず、データはサーバで集中管理する方式)、
書のリーガル・チェックをはじめとする法務相談等を
ICカードによる本人認証システムの導入によりセキュリ
行っています。全部室店に
「法令遵守責任者」を設置し、
ティの強化を図っています。
行員のコンプライアンスにかかわる相談や部室店内研修
等の啓蒙活動を実施するとともに、部室店でのコンプラ
5.法務コンプライアンスリスク管理
イアンスに関する検証を行っています。
(1) コンプライアンスポリシー
また、クリーン、オープン、フェアな企業文化の醸成
コンプライアンスポリシー
を目的に、不正等を行員が監査役や顧問弁護士まで直接
当行は、法令諸規則等の遵守を徹底するために、ポリ
報告できる内部通報制度「あおぞらホットライン制度」
シー・プロシージャーの全面見直しを行い、グローバ
や、法務コンプライアンス部がE-メールで直接行員にヒ
ル・ベストプラクティスのコンプライアンスを実現する
アリングする「コンプラ・モニタリング制度」
を導入して
ことを最優先とする企業文化の構築に、当行全体で取り
います。さらに、当行グループ全体としての企業イメー
組んでいます。その一環として、監査コンプライアンス
ジやコーポレートブランドの維持・向上を目的とし、各
委員会を設置し、コンプライアンス、監査、会計に関す
関係会社とのコンプライアンスに関する定期的な情報交
る適切さを検証し、取締役会に報告します。
換等を通じて、グループ全体での統合的なコンプライア
ンス体制の確立を目指しています。
法務コンプライアンス体制
会長
あおぞらホットライン制度
監査コンプライアンス委員会
内部監査
ジェネラル・カウンセル
与信監査
法務コンプライアンス部長
リスク管理
行員
マネー・ローンダリング
・モニタリング
法令遵守責任者
(各部室店)
法務関係
苦情・お問い合せ
63
(3) 法務コンプライアンスに関する研修・啓蒙活動
題のひとつとして情報漏洩の防止等に取り組んでいます。
外部講師の講演等による
「法令遵守責任者向け研修」等
当行は、セキュリティーポリシーおよび各プロシー
を半年ごとに実施し、特に留意が必要な事項について、
ジャーに基づき、当行連結子会社を含めすべての情報資
時々のコンプライアンスに関するトピックスも含めて、
産のリスク評価を行い、リスクに応じて管理しています。
全役職員に広く徹底しています。また、新入行員・新任
このため、法務コンプライアンス担当役員が情報資産
課長研修や各種業務研修等、さまざまな機会をとらえて
統括責任者として、情報資産の保護のために必要な措置
コンプライアンスの重要性を全行的に周知徹底する体制
を講じるとともに、取締役会等にリスクの状況等を報告
としています。
します。
また、主要な本部が情報資産管理部門として、保護に
(4) マネー・ローンダリング、テロ資金供与の防止
関する企画、各部室店に所属する情報資産責任者の指
当行は、マネー・ローンダリングやテロリズムへの資
導、事故発生時の対応等にあたっており、その中で「法務
金供与を防止するため、適切な顧客確認や、口座の動き
コンプライアンス部」が事務局として情報資産統括責任者
のモニタリング、疑わしい取引の届出等に関するポリ
を補佐し、管理体制の厳正化を図っています。
シーおよびプロシージャーを作成しています。
口座不正利用防止の観点から、非対面での口座開設に
6.新商品・新業務
おける本人確認手続きの追加等プロセス見直しを実施し
新商品・新業務は、新商品・新業務委員会およびスータ
たほか、パラメーターを使って例外的取引(送金・現金取
ビリティコミッティーから事前の承認を受ける必要があり
引)を抽出して、犯罪への関与等を検証しています。
ます。新商品・新業務委員会は、すべての関連するリス
法務コンプライアンス部は、銀行全体のマネー・ロー
ク、投資コスト、収益性を検証します。スータビリティ
ンダリングおよびテロ資金供与の防止態勢を統括し、新
コミッティーは、新商品・新業務の顧客適合性を確保し
入行員や個人および法人顧客営業担当者に対して研修を
ています。
実施します。
7. 内部監査
(5) 法務リスク管理
監査部は独立した立場で、当行のリスク管理体制や内
法務コンプライアンス部は、当行および子会社等の潜
部管理体制を検証し評価します。監査部は直接、会長兼
在的な法務リスクの管理に責任を有しています。お客さ
CEOおよび社外取締役で構成される監査コンプライアン
まを含めたさまざまなステークホルダーの要請に応じる
ス委員会に報告しています。業務部門からは独立してお
ため、当行役職員に加え、適宜外部弁護士等の専門家に
り、業務部門のリスク管理、内部管理、システムおよび
よる検証を踏まえ、法令および本邦金融庁、日本銀行、
プロセスを検証し評価します。
証券取引等監視委員会等が定める諸規則や、行規等が定
当行はリスクベース監査を実施しています。監査部は
める各種基準を遵守するよう徹底しています。潜在的な
まず、各業務部署に所在するリスクの大きさとリスク管
訴訟リスクやその他紛争リスクを回避または特定するた
理および内部管理の適切性の程度を評価します。そし
めに、従業員に対し、当行の法的責任のすべてについて
て、このリスク評価に基づき、リスクの大きな部署、新
周知し、感度を高めるために、積極的に研修を実施しま
規業務を開始した部署、あるいは体制やシステムに大き
す。また、法務コンプライアンス部は内部通報制度(ホッ
な変更があった部署には、重点を置いた監査を実施して
トライン)を運営します。
います。
内部監査強化のために、当行はインフラの整備や監査
(6) 情報資産リスク管理
手法の向上に常に努めています。また、監査部要員の専
個人情報をはじめとする情報資産の重要性は、金融機
門性向上のために、公認内部監査人(CIA)や公認情報シス
関にとって、現物資産に勝るとも劣らず、広範な脅威(故
テム監査人(CISA)等の資格取得を奨励しています。さら
障・災害・誤処理・不正使用・破壊・盗難・漏洩・改ざん
に、監査の水準向上のために、外部監査人とも連携して
等)の影響を受ける可能性があるため、経営上の最優先課
います。
64
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
単体財務諸表
単体財務諸表
当行は、銀行法第21条の第1項後段の規定により公衆の縦覧に供する書類について、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律(昭和49年法律第22号)
により、
監査法人トーマツの監査を受けております。
また、当行の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、利益処分計算書および附属明細表は、証券取引法第193条の2の規定
に基づき、監査法人トーマツの監査証明を受けております。以下の貸借対照表、損益計算書、利益処分計算書は、上記の財務諸表に基づいて作成しております。
貸借対照表
資産の部
(単位:百万円)
科 目
貸出金 . . . .
証書貸付 .
手形貸付 .
当座貸越 .
割引手形 .
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外国為替 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
外国他店預け . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
有価証券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
国債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
地方債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
社債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
株式 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の証券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
金銭の信託 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
商品有価証券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
商品有価証券派生商品 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引有価証券派生商品 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定金融派生商品 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の特定取引資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
買入金銭債権 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
買入手形 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
コールローン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券貸借取引支払保証金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
現金預け金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
現金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
預け金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
前払費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
未収収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
先物取引差金勘定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
金融派生商品 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
繰延ヘッジ損失 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
未収金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
動産不動産 . . . .
土地建物動産
建設仮払金 . .
保証金権利金
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債券繰延資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券発行差金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券発行費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
繰延税金資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
支払承諾見返 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸倒引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資産の部合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
平成17年3 月期末
平成18年3 月期末
2,605,381
2,114,757
292,625
191,817
6,181
1,477
1,477
1,234,662
538,182
5,964
65,924
7,803
616,787
2,385
354,706
2
7
25
88,201
266,469
52,948
30,000
70,923
195,729
210,618
21,957
188,661
102,490
18
5,317
87
40,330
—
—
56,737
27,401
21,514
34
5,851
150
11
138
13,932
14,690
△133,168
4,784,328
3,025,391
2,475,924
264,583
281,437
3,445
8,978
8,978
1,797,623
732,070
3,369
75,379
47,339
939,464
6,306
93,886
5
—
68
93,812
—
53,537
64,200
151,964
300,370
353,494
17,259
336,234
156,564
222
11,487
32
22,338
11,492
62,021
48,968
27,843
22,077
—
5,765
218
10
207
27,122
19,412
△81,708
6,005,204
65
負債及び資本の部
(単位:百万円)
科 目
債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券発行高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
預金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
定期預金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
通知預金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
普通預金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
当座預金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の預金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
譲渡性預金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
借用金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
借入金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引負債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
商品有価証券派生商品 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引有価証券派生商品 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定金融派生商品 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
売渡手形 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
コールマネー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
売現先勘定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券貸借取引受入担保金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
外国為替 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
外国他店預り . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他負債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
未払費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
未払法人税等 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
前受収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
先物取引差金勘定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
金融派生商品 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
繰延ヘッジ利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の負債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
賞与引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
退職給付引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
オフバランス取引信用リスク引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特別法上の引当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
証券取引責任準備金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
支払承諾 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
負債の部合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資本金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資本剰余金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資本準備金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
利益剰余金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
利益準備金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
当期未処分利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他有価証券評価差額金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
自己株式 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資本の部合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
負債及び資本の部合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
平成 17年3 月期末
平成 18年3 月期末
851,993
851,993
1,873,991
1,469,712
13,088
311,743
44,510
34,936
515,480
47,200
47,200
88,927
4
155
88,767
73,400
298,866
183,824
90,471
2
2
117,524
15,317
1,202
3,868
5
14,430
9,569
73,130
1,590
15,066
1,776
0
0
14,690
4,174,803
419,781
33,333
33,333
154,482
2,449
152,033
1,927
△0
609,524
4,784,328
1,064,331
1,064,331
2,340,885
1,818,976
25,489
341,906
100,770
53,742
870,824
85,300
85,300
104,908
—
12
104,896
91,700
292,823
49,788
206,654
2
2
140,647
22,932
458
3,079
854
17,770
—
95,552
—
15,539
1,940
—
—
19,412
5,284,756
419,781
33,333
33,333
268,415
3,646
264,768
△1,081
△0
720,447
6,005,204
66
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
単体財務諸表
損益計算書
(単位:百万円)
科 目
経常収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資金運用収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸出金利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
有価証券利息配当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
買入手形利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
コールローン利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券貸借取引受入利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
預け金利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
金利スワップ受入利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の受入利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
役務取引等収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
受入為替手数料 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の役務収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
商品有価証券収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定金融派生商品収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の特定取引収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他業務収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
外国為替売買益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
国債等債券売却益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
国債等債券償還益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の業務収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他経常収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
株式等売却益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
金銭の信託運用益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の経常収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
経常費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資金調達費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
預金利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
譲渡性預金利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
借用金利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
売渡手形利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
コマーシャル・ペーパー利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
コールマネー利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
売現先利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券貸借取引支払利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
金利スワップ支払利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の支払利息 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
役務取引等費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
支払為替手数料 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の役務費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
商品有価証券費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引有価証券費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他業務費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券発行費用償却 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
国債等債券売却損 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
金融派生商品費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の業務費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
営業経費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他経常費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸出金償却 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
オフバランス取引信用リスク引当金繰入額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
株式等売却損 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
株式等償却 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の経常費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
経常利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
平成17 年3月期
113,816
75,314
51,721
11,319
0
30
63
460
10,527
1,191
8,950
194
8,756
5,851
188
5,492
170
22,586
2,832
5,603
12
14,138
1,113
591
67
453
70,082
17,709
4,142
7,982
183
328
2
0
634
441
840
3,134
19
788
92
696
47
—
47
3,778
190
1,304
208
2,075
42,339
5,420
4,239
—
0
2
1,178
43,733
平成18 年3月期
163,661
88,704
45,753
29,559
0
61
27
1,043
10,976
1,281
14,817
191
14,626
8,219
—
8,184
35
43,497
3,738
3,343
2,533
33,882
8,422
6,172
11
2,238
102,932
36,136
3,962
8,287
226
102
2
—
4,387
2,181
5,904
11,050
31
1,276
75
1,200
453
4
449
9,137
203
6,890
508
1,535
46,426
9,501
5,554
164
85
29
3,668
60,729
67
(単位:百万円)
平成17年 3月期
科 目
特別利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
動産不動産処分益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
償却債権取立益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
証券取引責任準備金取崩額 . . . . . . . . . . . .
貸倒引当金取崩額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
オフバランス取引信用リスク引当金取崩額
その他の特別利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
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特別損失 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
動産不動産処分損 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の特別損失 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
税引前当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
法人税、住民税及び事業税 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
法人税等調整額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
当期純利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
前期繰越利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
当期未処分利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
42,251
139
632
0
25,862
6,132
9,485
26
26
—
85,958
△ 193
△ 708
86,859
65,173
152,033
平成18年 3月期
48,801
2
1,855
0
46,943
—
—
1,354
662
692
108,175
122
△11,867
119,920
144,847
264,768
利益処分計算書
(単位:百万円)
科 目
平成17 年3月期
(株主総会承認日 平成17年 6月23 日)
152,033
7,185
1,197
(1株につき 5円)
240
(1株につき 3円72銭)
3,224
(1株につき 89銭)
2,523
次期繰越利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
144,847
当期未処分利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
利益処分額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
利益準備金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
第四回優先株式配当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
第五回優先株式配当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
普通株式配当金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
平成18 年3月期
(株主総会承認日 平成18年 6月23 日)
264,768
7,185
1,197
(1株につき5円)
240
(1株につき3円 72銭)
3,224
(1株につき89銭)
2,523
257,582
68
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
単体財務諸表
重要な会計方針
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
1. 有価証券の評価基準及び評価方法
(1)有価証券の評価は、売買目的有価証券
(特定取引勘定で保有して
いるものを除く)については時価法(売却原価は移動平均法によ
り算定)
、満期保有目的の債券については移動平均法による償却
原価法(定額法)、子会社株式及び関連会社株式については移動
平均法による原価法、その他有価証券のうち時価のあるものに
ついては決算日の市場価格等に基づく時価法
(売却原価は主とし
て移動平均法により算定)、時価のないものについては移動平均
法による原価法又は償却原価法により行っております。
ただし、投資事業有限責任組合、民法上の組合及び匿名組合
への出資金については、主として、組合の事業年度の財務諸表
及び事業年度の中間会計期間に係る中間財務諸表に基づいて、
組合の純資産及び純損益を当行の出資持分割合に応じて、資産
及び収益・費用として計上しております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入
法により処理しております。
(2)金銭の信託において信託財産を構成している有価証券の評価
は、上記
(1)と同じ方法により行っております。
2. 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係
る短期的な変動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以
下
「特定取引目的」
)
の取引については、取引の約定時点を基準とし、
貸借対照表上
「特定取引資産」及び
「特定取引負債」に計上するととも
に、当該取引からの損益(利息配当金、売却損益及び評価損益)を損
益計算書上
「特定取引収益」
及び「特定取引費用」
に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、時価法により行ってお
ります。
3. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、時価法
により行っております。
4. ヘッジ会計の方法
(イ)金利リスク・ヘッジ
金融資産・負債から生じる金利リスクに対するヘッジ会計の方法
は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査
上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号平成
14年2月13日)
に規定する繰延ヘッジによっております。相場変動
を相殺するヘッジについてのヘッジ有効性評価の方法については、
ヘッジ対象となる預金・貸出金等とヘッジ手段である金利スワップ
取引等を一定の
(残存)
期間毎にグルーピングのうえ特定し評価して
おります。
また、当事業年度末の貸借対照表に計上している繰延ヘッジ損益
のうち、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計
上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告
第15号平成12年2月15日)を適用して実施しておりました従来の
「マクロヘッジ」
に基づく繰延ヘッジ損益は、
「マクロヘッジ」で指定
したそれぞれのヘッジ手段の残存期間・想定元本金額に応じ平成15
年度から3年間にわたって、資金調達費用又は資金運用収益として期
間配分しております。
なお、当事業年度末における従来の「マクロヘッジ」に基づく繰延
ヘッジ損失及び繰延ヘッジ利益はありません。
(ロ)為替変動リスク・ヘッジ
外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ
会計の方法は、「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会
計上及び監査上の取扱い」
( 日本公認会計士協会業種別監査委員会報
告第25号平成14年7月29日)に規定する繰延ヘッジによっており
ます。
ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債権債務等の為
替変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び為替ス
ワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外貨建金銭債権
債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジション相当額が存在すること
を確認することによりヘッジの有効性を評価しております。
また、外貨建その他有価証券
(債券以外)
の為替変動リスクをヘッ
ジするため、事前にヘッジ対象となる外貨建有価証券の銘柄を特定
し、当該外貨建有価証券について外貨ベースで取得原価以上の直先
負債が存在していること等を条件に、包括ヘッジとして時価ヘッジ
を適用しております。
(ハ)内部取引等
デリバティブ取引のうち特定取引勘定とそれ以外の勘定との間の
内部取引については、ヘッジ手段として指定している金利スワップ
取引及び通貨スワップ取引等に対して、日本公認会計士協会業種別
監査委員会報告第24号及び同報告第25号に基づき、恣意性を排除
し厳格なヘッジ運営が可能と認められる対外カバー取引の基準に準
拠した運営を行っているため、当該金利スワップ取引及び通貨ス
ワップ取引等から生じる収益及び費用は消去せずに損益認識又は繰
延処理を行っております。
5. 固定資産の減価償却の方法
(1)動産不動産
建物については定額法、その他については定率法を採用して
おります。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物:50年
動 産:5年∼15年
(追加情報)
本店及び府中別館
(コンピューターセンター)
の建物の一部に
つきまして、将来、リニューアルが見込まれることとなったた
め、従来適用していた耐用年数を、合理的に見積もった使用期
間まで短縮するとともに、臨時償却を行っております(注記事項
(損益計算書関係)※2参照)。
(2)ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、
「長期信用銀行法施行規
則」
(昭和57年大蔵省令第13号)
の規定により
「その他資産」
に計
上し、行内における利用可能期間
(主として5年)
に基づく定額法
により償却しております。
6. 繰延資産の処理方法
債券繰延資産は、次のとおり償却しております。
(1)債券繰延資産のうち割引債券の債券発行差金は、償還期限まで
の期間に対応して償却しております。
(2)債券繰延資産のうち債券発行費用は、旧商法施行規則の規定す
る最長期間
(3年間)
内で、償還期限までの期間に対応して償却し
ております。
7. 外貨建資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建資産・負債は、取得時の為替相場による円換算額を付す子
会社株式及び関連会社株式を除き、主として決算時の為替相場によ
る円換算額を付しております。
8. 引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
債権の償却及び貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基
準に則り、次のとおり処理しております。
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生している債
務者及びそれと同等の状況にある債務者に係る債権について
は、債権額から担保の処分可能見込額及び保証等による回収可
能見込額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直
接減額しております。なお、当決算日現在、取立不能見込額と
して直接減額した金額は4,037百万円であります。
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現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性
が大きいと認められる債務者に係る債権については、債権額か
ら、担保の処分可能見込額及び保証等による回収可能見込額を
控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し
必要と認めた額を貸倒引当金として計上しております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実
績等から算出した予想損失率に基づき、貸倒引当金を計上して
おります。特定海外債権については、対象国の政治経済情勢等
に起因して生ずる損失見込額を特定海外債権引当勘定として計
上しております。
すべての債権は、内部の自己査定基準等に基づき、営業関連
部署が債務者区分と整合的な債務者の内部格付について常時見
直しを実施し、当該部署から独立した与信監査部署が内部格付
の妥当性を含めた与信管理について監査を実施しております。
上記手続きによる期末時点の債務者区分に従い、営業関連部署
が必要な償却・引当額を算定し、信用リスク管理部署が償却・
引当額の検証ならびに確定を行っております。
(2)退職給付引当金
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業
年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、
必要額を計上しております。また、過去勤務債務及び数理計算
上の差異の損益処理方法は以下のとおりであります。
過去勤務債務は、その発生年度の従業員の平均残存勤務期間
内の一定の年数(9 年)による定額法により損益処理しており
ます。
数理計算上の差異は、各発生年度の従業員の平均残存勤務期
間内の一定の年数
(5年)
による定額法により按分した額を、それ
ぞれ発生の翌事業年度から損益処理しております。
(3)オフバランス取引信用リスク引当金
貸出金に係るコミットメントライン契約等の融資未実行額に
係る信用リスクに備えるため、貸出金と同様に自己査定に基づ
き、予想損失率又は個別の見積もりによる予想損失額を計上し
ております。
なお、この引当金は旧商法施行規則第43条に規定する引当金
であります。
9. リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外の
ファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じた
会計処理によっております。
10. 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
会計方針の変更
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)
(固定資産の減損に係る会計基準)
固定資産の減損に係る会計基準
(「固定資産の減損に係る会計基準
の設定に関する意見書」
(企業会計審議会平成14年8月9日)
)及び「固
定資産の減損に係る会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第
6号平成15年10月31日)を当事業年度から適用しております。こ
れによる損益に与える影響はありません。
表示方法の変更
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)
(貸借対照表関係)
未収金の区分掲記
従来、「その他の資産」
に含めて表示しておりましたが、資産の合
計額の100分の1を超えたため、区分掲記しております。
なお、前事業年度の
「未収金」は1,415百万円であります。
注記事項
(貸借対照表関係)
(平成18年3月期末/平成18年3月31日)
1. 貸出金のうち、破綻先債権額は5 9 1 百万円、延滞債権額は
18,268百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間
継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は
弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金
(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
と
いう。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条
第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定
する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先
債権及び債務者の経営再建又は支援を図る ことを目的として利
息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
2. 貸出金のうち、3 カ月以上延滞債権に該当するものはありま
せん。
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定
支払日の翌日から3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び
延滞債権に該当しないものであります。
3. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は2,169百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図
ることを目的として金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶
予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金
で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないも
のであります。
4. 破綻先債権額、延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
21,029百万円であります。
なお、上記1. から4. に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の
金額であります。
また、平成12年6月30日、ソフトバンク株式会社、オリック
ス株式会社、東京海上火災保険株式会社(現 東京海上日動火災
保険株式会社)
及び他の金融機関等、預金保険機構並びに当行と
の間で締結した当行株式の譲渡に係る株式売買契約書に定める
「貸出関連資産の瑕疵担保」の規定に基づき、解除権を行使し、そ
の有効性が確定した債権は、上記1. から4. に掲げた債権額に含
まれておりません。なお、当該債権額は26,631百万円であり
ます。
5. 貸出債権証券化(CLO−Collateralized Loan Obligation)によ
り、会計上売却処理をした貸出金元本の当事業年度末残高は
50,000 百万円であります。なお、当行はCLOの劣後受益権
17,378百万円を継続保有し貸出金に計上しております。
6. 手形割引は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会
計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会
報告第24号)
に基づき金融取引として処理しております。これに
より受け入れた商業手形は、売却又は
(再)
担保という方法で自由
に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は3,445
百万円であります。
7. ローン・パーティシペーションで、平成7年6月1日付日本公認
会計士協会会計制度委員会報告第3号に基づいて、参加者に売却
したものとして会計処理した貸出金の元本の期末残高の総額は
74,799百万円であります。
8. 当座貸越契約及び貸出金に係るコミットメントライン契約等は、
顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された
条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸し付け
ることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は、650,032百万円であります。このうち契約残存期間が
1年以内のものが483,627百万円であります。
9. 子会社の株式及び出資総額
7,693百万円
なお、本項の子会社は、長期信用銀行法第13条の2第2項に規
定する子会社であります。
70
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06 Additional Information
単体財務諸表
10. 無担保の消費貸借契約
(債券貸借取引)、使用貸借又は賃貸借契約
により貸し付けている有価証券はありません。
無担保の消費貸借契約
(債券貸借取引)
により借り入れている有
価証券及び現先取引並びに現金担保付債券貸借取引等により受け
入れている有価証券のうち、売却又は
(再)
担保という方法で自由
に処分できる権利を有する有価証券で、
(再)
担保に差し入れてい
る有価証券及び再貸付けに供している有価証券はなく、当事業年
度末に当該処分をせずに所有しているものは300,860百万円で
あります。
11. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
貸出金
243,977百万円
有価証券
393,255百万円
担保資産に対応する債務
譲渡性預金
20,000百万円
売渡手形
91,700百万円
コールマネー
80,000百万円
売現先勘定
49,788百万円
債券貸借取引受入担保金
206,654百万円
上記のほか、為替決済、デリバティブ等の取引の担保あるいは
先物取引証拠金等の代用等として、有価証券105,854百万円及
び現金預け金1,630百万円を差し入れております。
12.「重要な会計方針」の「4. ヘッジ会計の方法」に記載のヘッジ手段
に係る損益又は評価差額は、純額で繰延ヘッジ損失として資産に
計上しております。なお、上記相殺前の繰延ヘッジ損失の総額は
25,319百万円、繰延ヘッジ利益の総額は13,827百万円であり
ます。
13. 動産不動産の減価償却累計額
22,201百万円
14. 動産不動産の圧縮記帳額
693百万円
(当事業年度圧縮記帳額
−百万円)
15.「その他の資産」には、システム開発に係る前払金5,507百万円
が含まれております。
16. 会社が発行する株式の総数
普通株式
5,189,000千株
優先株式
943,144千株
発行済株式の総数
普通株式
2,834,870千株
第四回優先株式
48,144千株
第五回優先株式
866,667千株
17. 配当制限
当行の定款の定めるところにより、平成10年3月31日発行の
第四回優先株式所有の株主に対しては、優先配当金
(1株につき年
5円)
、平成12年10月4日発行の第五回優先株式所有の株主に対
しては、優先配当金
(1株につき年3円72銭)
を超えて配当するこ
とはありません。
18. 旧商法施行規則第124条第3号に規定する時価を付したことによ
り増加した純資産額は、37,244百万円であります。
19. 会社が保有する自己株式の数
普通株式
705株
(損益計算書関係)
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)
1.「その他の特別損失」の内訳は、子会社株式の売却損122百万円、
及び「重要な会計方針」の「5. 固定資産の減価償却の方法」におい
て追加情報として記載の臨時償却額569百万円であります。
(リース取引関係)
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外の
ファイナンス・リース取引
(借手側)
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末
残高相当額
取得価額相当額
動 産
5,151百万円
その他
469百万円
合 計
減価償却累計額相当額
動 産
その他
5,621百万円
合 計
期末残高相当額
動 産
その他
2,560百万円
合 計
3,060百万円
2,531百万円
29百万円
2,620百万円
440百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の
期末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によって
おります。
・未経過リース料期末残高相当額
1年内
1年超
1,260百万円
1,819百万円
合 計
3,079百万円
(注)未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有
形固定資産の期末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み
法によっております。
・当期の支払リース料
1,218百万円
・減価償却費相当額
1,196百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法に
よっております。
2. オペレーティング・リース取引
(借手側)
・未経過リース料
1年内
34百万円
1年超
10百万円
合 計
45百万円
(税効果会計関係)
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金損金算入限度超過額
29,314百万円
退職給付引当金損金算入限度超過額
6,322百万円
減価償却超過額
4,883百万円
税務上の繰越欠損金
68,520百万円
その他
19,787百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
128,828百万円
△101,706百万円
繰延税金資産合計
27,122百万円
繰延税金負債 その他有価証券評価差額金
−百万円
繰延税金資産の純額
27,122百万円
71
2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重
要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の
内訳
法定実効税率
40.6%
(調整)
評価性引当額
△51.1 受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△0.2 交際費等永久に損金に算入されない項目
0.1 住民税均等割等
0.2 その他
△0.4 税効果会計適用後の法人税等の負担率
△10.8%
(1株当たり情報)
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)
1株当たり純資産額
152.70円
1株当たり当期純利益
41.07円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
28.34円
(注)1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上
の基礎は、次のとおりであります。
1株当たり当期純利益
当期純利益
119,920百万円
普通株主に帰属しない金額
3,464百万円
うち利益処分による優先配当額
3,464百万円
普通株式に係る当期純利益
116,455百万円
普通株式の期中平均株式数
2,834,870千株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
当期純利益調整額
3,464百万円
うち優先配当額
3,464百万円
普通株式増加数
1,396,276千株
うち優先株式
1,396,276千株
(重要な後発事象)
(平成18年3月期/自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)
該当ありません。
72
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
損益の状況(単体)
損益の状況(単体)
粗利益、業務純益
(単位:百万円)
平成17 年3月期
合 計
国内業務部門
57,609
75,314
資金運用収支 . . . . . . . . . . . . . . . . . .
資金運用収益 . . . . . . . . . . . . . . . .
資金調達費用 . . . . . . . . . . . . . . . .
役務取引等収支 . . . . . . . . . . . . . . . .
役務取引等収益 . . . . . . . . . . . . . . .
役務取引等費用 . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引収支 . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引収益 . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引費用 . . . . . . . . . . . . . . . .
その他業務収支 . . . . . . . . . . . . . . . .
その他業務収益 . . . . . . . . . . . . . . .
その他業務費用 . . . . . . . . . . . . . . .
業務粗利益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
業務粗利益率
(%). . . . . . . . . . . . . . .
業務純益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
平成18 年3月期
17,704
53,399
66,007
(1,026)
12,608
8,162
8,950
787
5,803
5,851
47
18,808
22,586
3,778
90,384
2.09
49,690
7,063
7,539
475
5,111
5,030
△80
12,103
15,298
3,194
77,677
1.84
—
国際業務部門
合 計
国内業務部門
4,210
10,333
52,581
88,704
6,122
(1,026)
1,099
1,411
312
692
821
128
6,704
7,288
584
12,706
3.16
—
36,123
47,487
59,539
(1,563)
12,052
13,541
14,817
1,276
7,765
8,219
453
34,359
43,497
9,137
108,248
2.26
64,037
11,996
12,794
798
22,497
22,971
474
14,423
22,189
7,766
96,405
2.20
—
国際業務部門
5,093
30,728
25,634
(1,563)
1,544
2,022
477
△14,731
△14,752
△20
19,936
21,307
1,371
11,843
1.38
—
(注)1. 国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引および海外店の取引です。
ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2. 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(平成17年3月期4百万円、平成18年3月期13百万円)を、役務取引等費用は債券償還手数料(平成17年3月期0百万
円、平成18年3月期−百万円)をそれぞれ控除して表示しております。
3. 資金運用収益および資金調達費用の
( )内の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息です。
4. 業務粗利益率=
業務粗利益
×100
資金運用勘定平均残高
5. 業務純益は、業務粗利益より一般貸倒引当金等純繰入額、経費等を控除して算出しております。
利益率
(単位:%)
期 別
種 類
総資産経常利益率 . .
資本経常利益率 . . .
総資産当期純利益率
資本当期純利益率 . .
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(注)
1. 総資産経常(当期純)利益率=
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平成17 年3月期
平成18 年3月期
0.89
7.69
1.77
15.27
......
......
......
......
1.22
9.13
2.41
18.03
経常(当期純)
利益
×100
総資産(除く支払承諾見返)平均残高
経常(当期純)
利益
2. 資本経常(当期純)
利益率=
×100
(期首株主資本+期末株主資本)÷2
資金運用利回り・資金調達原価・総資金利鞘
(単位:%)
平成17 年3月期
合 計
資金運用利回り . . . . . . . . . . . . . . . .
資金調達原価 . . . . . . . . . . . . . . . . . .
総資金利鞘 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1.74
1.40
0.34
国内業務部門
1.56
1.24
0.32
平成18 年3月期
国際業務部門
2.57
2.25
0.32
合 計
1.85
1.92
△0.07
国内業務部門
1.36
1.39
△0.03
国際業務部門
3.58
3.51
0.07
73
資金運用・調達勘定の平均残高等
(単位:百万円)
平成17年3 月期
合 計
資金運用勘定
75,314
1.74
2,752,094
51,721
1.87
1,150,573
11,319
0.98
13,721
0
0.00
51,565
30
0.05
253,487
63
0.02
27,799
460
1.65
4,118,036
4,022,163
17,704
0.42
928,969
4,142
0.44
1,914,336
7,982
0.41
544,734
183
0.03
29,999
328
1.09
54
0
0.07
88,354
2
0.00
368,362
634
0.17
150,181
441
0.29
94,457
840
0.88
12,608
0.31
928,969
4,142
0.44
1,900,085
7,862
0.41
544,734
183
0.03
29,999
328
1.09
54
0
0.07
88,354
2
0.00
340,790
44
0.01
132,751
8
0.00
57,841
22
0.03
4,305,066
利 息
利回り(%)
うち貸出金
平均残高
利 息
利回り(%)
うち有価証券
平均残高
利 息
利回り(%)
うち買入手形
平均残高
利 息
利回り(%)
うちコールローン
平均残高
利 息
利回り(%)
うち債券貸借取引
支払保証金
平均残高
利 息
利回り(%)
うち預け金
平均残高
利 息
利回り(%)
資金調達勘定
平均残高
国内業務部門
(300,459)
4,204,674
(1,026)
66,007
1.56
2,679,816
49,258
1.83
852,044
3,940
0.46
13,721
0
0.00
50,197
2
0.00
253,487
63
0.02
1,649
0
0.02
平均残高
利 息
利回り(%)
うち債券
平均残高
利 息
利回り(%)
うち預金
平均残高
利 息
利回り(%)
うち譲渡性預金
平均残高
利 息
利回り(%)
うち借用金
平均残高
利 息
利回り(%)
うちコマーシャル・
ペーパー
平均残高
利 息
利回り(%)
うち売渡手形
平均残高
利 息
利回り(%)
うちコールマネー
平均残高
利 息
利回り(%)
うち売現先
平均残高
利 息
利回り(%)
うち債券貸借取引
受入担保金
平均残高
利 息
利回り(%)
平成18年 3月期
国際業務部門
合 計
国内業務部門
400,851
4,781,780
10,333
2.57
72,277
2,462
3.40
298,529
7,378
2.47
—
—
—
1,367
27
2.03
—
—
—
26,149
459
1.75
(300,459)
396,332
(1,026)
6,122
1.54
—
—
—
14,251
119
0.84
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
27,572
590
2.14
17,429
433
2.48
36,616
817
2.23
88,704
1.85
2,617,401
45,753
1.74
1,711,844
29,559
1.72
16,904
0
0.00
130,247
61
0.04
226,911
27
0.01
28,035
1,043
3.72
(447,471)
4,371,504
(1,563)
59,539
1.36
2,491,437
40,614
1.63
1,013,739
5,169
0.50
16,904
0
0.00
128,527
3
0.00
226,911
27
0.01
651
0
0.00
4,147,359
3,769,730
36,123
0.87
852,622
3,962
0.46
1,862,933
8,287
0.44
642,576
226
0.03
57,035
102
0.18
—
—
—
104,671
2
0.00
371,693
4,387
1.18
76,994
2,181
2.83
182,936
5,904
3.22
12,052
0.31
852,622
3,962
0.46
1,836,322
7,699
0.41
642,576
226
0.03
57,035
102
0.18
—
—
—
104,671
2
0.00
260,803
39
0.01
18,640
0
0.00
1,164
0
0.04
国際業務部門
857,748
30,728
3.58
125,963
5,139
4.07
698,105
24,390
3.49
—
—
—
1,719
57
3.34
—
—
—
27,383
1,043
3.81
(447,471)
825,100
(1,563)
25,634
3.10
—
—
—
26,610
587
2.20
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
110,889
4,348
3.92
58,353
2,180
3.73
181,772
5,903
3.24
(注)1. 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高および利息を、それぞれ控除して表示しております。
2.( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高および利息
(内書き)です。
3. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、日次カレント方式により算出しております。
74
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
損益の状況(単体)
受取・支払利息の分析
(単位:百万円)
平成17 年3月期
合 計
受取利息
残高による増減
利率による増減
純増減 うち貸出金
残高による増減
利率による増減
純増減 うち有価証券
残高による増減
利率による増減
純増減 うち買入手形
残高による増減
利率による増減
純増減 うちコールローン 残高による増減
利率による増減
純増減 うち債券貸借取引 残高による増減
支払保証金
利率による増減
純増減 うち預け金
残高による増減
利率による増減
純増減 支払利息
残高による増減
利率による増減
純増減 うち債券
残高による増減
利率による増減
純増減 うち預金
残高による増減
利率による増減
純増減 うち譲渡性預金
残高による増減
利率による増減
純増減 うち借用金
残高による増減
利率による増減
純増減 うちコマーシャル・ 残高による増減
ペーパー
利率による増減
純増減 うち売渡手形
残高による増減
利率による増減
純増減 うちコールマネー 残高による増減
利率による増減
純増減 うち売現先
残高による増減
利率による増減
純増減 うち債券貸借取引 残高による増減
受入担保金
利率による増減
純増減 △8,763
4,359
△4,403
△8,340
△130
△8,471
△238
5,239
5,000
△0
△0
△0
6
△13
△6
18
△16
2
△106
176
69
△1,694
2,470
776
△1,184
△639
△1,823
△586
△209
△796
△25
△105
△131
190
△353
△162
△0
0
△0
△1
△5
△7
△46
467
420
0
428
428
109
694
804
国内業務部門
平成18 年3月期
国際業務部門
△9,643
△ 492
△10,135
△8,662
△1,068
△9,731
△ 658
854
195
△0
△0
△0
0
△1
△0
18
△16
2
△0
△0
△0
△1,849
△1,276
△3,125
△1,184
△ 639
△1,823
△ 614
△ 271
△ 885
△25
△ 105
△ 131
190
△ 353
△ 162
△0
0
△0
△1
△5
△7
△36
△56
△93
△0
△3
△4
10
6
16
(注)残高および利率の増減要因が重なる部分については、利率による増減に含めております。
2,486
3,392
5,878
415
843
1,259
2,171
2,633
4,805
—
—
—
△13
7
△6
—
—
—
△94
165
70
1,174
2,873
4,048
—
—
—
24
64
89
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
214
299
513
—
433
433
353
433
787
合 計
8,339
5,050
13,390
△2,531
△3,436
△5,968
5,521
12,719
18,240
0
0
0
45
△ 14
31
△6
△ 29
△ 35
3
579
583
126
18,292
18,418
△340
160
△179
△214
519
304
32
10
43
295
△520
△225
△0
—
△0
0
△1
△0
5
3,747
3,753
△215
1,954
1,739
787
4,276
5,063
国内業務部門
2,618
△ 9,086
△ 6,467
△ 3,462
△ 5,181
△ 8,644
747
481
1,228
0
0
0
3
△2
1
△6
△29
△35
△0
△0
△0
△791
235
△556
△340
160
△179
△263
101
△162
32
10
43
295
△520
△225
△0
—
△0
0
△1
△0
△10
5
△4
△7
△0
△7
△22
0
△22
国際業務部門
11,777
8,617
20,395
1,829
847
2,676
9,876
7,135
17,011
—
—
—
7
22
29
—
—
—
21
561
583
6,623
12,889
19,512
—
—
—
104
363
467
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
1,783
1,974
3,758
1,016
730
1,747
3,241
1,844
5,086
75
役務取引等収支の状況
(単位:百万円)
平成17年3 月期
合 計
役務取引等収支 . . . . . . . . . . . . . . . .
役務取引等収益 . . . . . . . . . . .
うち債券・預金・貸出業務
うち為替業務 . . . . . . . . . . .
うち証券関連業務 . . . . . . .
うち代理業務 . . . . . . . . . . .
うち保護預り・貸金庫業務
うち保証業務 . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . .
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
役務取引等費用 . . . . . . . . . . . . . . .
うち為替業務 . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
8,162
8,950
5,765
194
1,611
784
8
132
454
787
92
695
国内業務部門
7,063
7,539
4,727
136
1,344
776
8
84
461
475
64
410
平成18年 3月期
国際業務部門
1,099
1,411
1,038
57
266
8
—
47
△7
312
27
284
合 計
13,541
14,817
10,096
191
2,297
1,397
7
154
672
1,276
75
1,200
国内業務部門
11,996
12,794
9,097
129
1,461
1,345
7
106
647
798
60
737
国際業務部門
1,544
2,022
999
61
835
51
—
48
25
477
14
462
特定取引収支の状況
(単位:百万円)
平成17年3 月期
合 計
特定取引収支 . . . . . . . . . . . . . . . . . .
特定取引収益 . . . . . . . . . . . .
うち商品有価証券収益 . . . .
うち特定取引有価証券収益
うち特定金融派生商品収益
うちその他の特定取引収益
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
特定取引費用 . . . . . . . . . . . .
うち商品有価証券費用 . . . .
うち特定取引有価証券費用
うち特定金融派生商品費用
うちその他の特定取引費用
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
5,803
5,851
188
—
5,492
170
47
—
47
—
—
国内業務部門
5,111
5,030
186
—
4,674
168
△80
—
△80
—
—
平成18年 3月期
国際業務部門
692
821
1
—
818
1
128
—
128
—
—
合 計
7,765
8,219
—
—
8,184
35
453
4
449
—
—
国内業務部門
22,497
22,971
—
—
22,936
35
474
5
469
—
—
国際業務部門
△ 14,731
△ 14,752
—
—
△ 14,752
—
△20
△0
△20
—
—
その他業務収支の状況
(単位:百万円)
平成17年3 月期
合 計
その他業務収支 . . . . . . . . . . . . . . . .
その他業務収益 . . . .
外国為替売買益 . .
国債等債券売却益
国債等債券償還益
金融派生商品収益
その他 . . . . . . . . .
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その他業務費用 . . . .
外国為替売買損 . .
国債等債券売却損
国債等債券償還損
国債等債券償却 . .
債券費・社債費 . .
金融派生商品費用
その他 . . . . . . . . .
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18,808
22,586
2,832
5,603
12
—
14,138
3,778
—
1,304
—
—
190
208
2,075
国内業務部門
12,103
15,298
—
4,947
12
—
10,338
3,194
—
677
—
—
190
293
2,033
平成18年 3月期
国際業務部門
6,704
7,288
2,832
655
—
—
3,800
584
—
627
—
—
—
△85
42
合 計
34,359
43,497
3,738
3,343
2,533
—
33,882
9,137
—
6,890
—
—
203
508
1,535
国内業務部門
14,423
22,189
—
1,769
62
—
20,357
7,766
—
6,241
—
—
203
△ 156
1,477
国際業務部門
19,936
21,307
3,738
1,573
2,470
—
13,524
1,371
—
648
—
—
—
665
58
76
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
損益の状況(単体)
有価証券及び金銭の信託等の
時価等関係(単体)
営業経費の内訳
(単位:百万円)
平成17 年3月期
営業経費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
給料・手当 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
退職金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
退職給付費用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
福利厚生費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
減価償却費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
土地建物機械賃借料 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
営繕費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
消耗品費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
給水光熱費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
旅費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
通信費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
広告宣伝費 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
租税公課 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
42,339
12,863
107
3,272
172
1,773
5,441
80
306
432
473
677
918
2,404
13,415
平成18 年3月期
46,426
14,142
109
3,930
200
2,453
5,213
165
350
560
535
936
1,018
2,465
14,343
77
有価証券及び金銭の信託等の時価等関係
(単体)
有価証券関係(平成 18年3月期)
※1. 貸借対照表の
「有価証券」のほか、
「特定取引資産」中の商品有価証券、
「買入金銭債権」中の貸付債権信託受益権を含めて記載しており
ます。
2. 売買目的有価証券以外の時価のある有価証券について、時価が取得原価に比べて30%程度以上下落した場合には、原則として、時価
が著しく下落し、かつ、回復の見込みがないものと判断し、減損処理を行っております。
なお、平成18年3月期末において、減損処理を
行った時価のある有価証券はありません。
1. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
期 別
平成17 年3月期末
貸借対照表計上額
種 類
平成 18年3 月期末
平成17 年3 月期の
損益に含まれた評価差額
328,109
売買目的有価証券 . . . . . . . . . . . . . . .
貸借対照表計上額
3,429
平成 18年3 月期の
損益に含まれた評価差額
138,768
15,061
2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの(平成17年3 月期末、平成18年3月期末)
該当ありません。
3. 子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの(平成 17年3月期末、平成18年 3月期末)
該当ありません。
4. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
期 別
種 類
株式 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
国債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
地方債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
短期社債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
社債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
平成17 年3月期末
取得原価
貸借対照表
評価差額
計上額
平成 18年3 月期末
うち益
—
556,354
538,144
5,401
—
12,808
280,514
—
556,651
538,182
5,488
—
12,979
283,468
—
296
38
86
—
171
2,953
—
402
136
89
—
176
5,478
836,869
840,119
3,250
5,880
外国債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
うち損
取得原価
貸借対照表
評価差額
計上額
—
106
98
2
—
5
2,524
1,694
2,980
750,026 742,705
739,415 732,070
2,946
2,926
—
—
7,665
7,708
467,057 472,010
337,921 329,953
129,136 142,057
2,630 1,218,778 1,217,696
1,285
△7,320
△7,344
△19
—
42
4,952
△7,967
12,920
△1,081
うち益
うち損
1,285
75
5
22
—
48
13,390
12
13,377
14,751
—
7,396
7,349
41
—
5
8,437
7,980
457
15,833
(注)1. 貸借対照表計上額は、各期末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」
はそれぞれ「評価差額」
の内訳であります。
3.「有価証券」に含まれる投資事業有限責任組合等への出資について、当該組合等の構成資産のうち、その他有価証券に該当するため時価評価したものは、上記
「その他」
に含めております。
5. 時価のない有価証券の主な内容及び貸借対照表計上額
(単位:百万円)
平成 17年3 月期末
平成 18年3 月期末
子会社株式及び関連会社株式
子会社株式 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
関連会社株式 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
組合等出資金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
6,678
121
7,484
7,693
121
9,503
その他有価証券
非上場株式 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
非上場外国証券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
非上場債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸付債権信託受益権 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
組合等出資金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1,124
192,375
53,420
9,200
74,335
37,009
225,099
68,114
12,041
98,351
6. 保有目的を変更した有価証券
平成17年3月期 該当ありません。
平成18年3月期 その他有価証券3,307百万円の保有目的を変更し、
売買目的有価証券に区分しております。この結果、経常利益及
び税引前当期純利益は372百万円増加しております。
78
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
有価証券及び金銭の信託等の
時価等関係(単体)
デリバティブ取引関係(単体)
7. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額
(単位:百万円)
期 別
平成 17年3 月期末
1 年以内
1年超
5 年以内
413,148
399,960
51
—
13,136
17,116
77,147
25,909
2,153
—
49,083
211,315
430,264
288,462
種 類
債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
国債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
地方債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
短期社債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
社債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
平成18年3 月期末
5 年超
10年以内
10年超
1 年以内
1 年超
5 年以内
17,329
10,329
3,295
—
3,704
34,180
102,446
101,983
463
—
—
123,580
51,510
226,027
577,157
567,914
55
—
9,187
58,828
58,828
—
635,985
133,932
85,714
1,362
—
46,855
284,933
284,933
—
418,866
外国債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
5 年超
10年以内
10 年超
35,445
14,592
1,515
—
19,337
59,860
47,818
12,041
95,305
64,284
63,848
435
—
—
163,469
162,819
649
227,753
金銭の信託関係
1. 運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
期 別
平成 17年3 月期末
貸借対照表計上額
種 類
平成18年3 月期末
平成 17年3 月期の
損益に含まれた評価差額
2,385
運用目的の金銭の信託 . . . . . . . . . . .
貸借対照表計上額
39
平成18年3 月期の
損益に含まれた評価差額
5,806
—
2. 満期保有目的の金銭の信託(平成 17年3月期末、平成18年 3月期末)
該当ありません。
3. その他の金銭の信託(運用目的及び満期保有目的以外)
(単位:百万円)
期 別
種 類
平成 17年3 月期末
取得原価
その他の金銭の信託 . . . . . . . . . . . . .
—
貸借対照表
評価差額
計上額
—
—
平成18年3 月期末
うち益
うち損
—
—
取得原価
499
貸借対照表
評価差額
計上額
499
△0
うち益
うち損
—
0
注1. 貸借対照表計上額は、各期末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」
はそれぞれ「評価差額」
の内訳であります。
3. 評価差額は当期の損益に含まれております。
その他有価証券評価差額金
貸借対照表に計上されているその他有価証券評価差額金の内訳は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
評価差額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他有価証券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他の金銭の信託 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(+)繰延税金資産 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(△)繰延税金負債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他有価証券評価差額金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
平成17年3 月期末
平成18年3 月期末
3,250
3,250
—
—
1,322
1,927
△ 1,081
△ 1,081
—
—
—
△ 1,081
79
デリバティブ取引関係(単体)
取引の状況に関する事項(平成18年 3月期)
1. 取引の内容
当行では、金利関連の金利先物取引、金利オプション取引、金利スワップ取引、通貨関連の通貨スワップ取引、為替予約取引、通貨オ
プション取引、株式・債券関連の先物取引・オプション取引及びクレジットデリバティブ取引等を行っております。
2. 取組方針及び利用目的
当行では、デリバティブ取引業務を主要業務の一つとして位置付けており、
デリバティブ取引に付随する市場リスク、信用リスクな
どの各種のリスクをコントロールしつつ、積極的に取り組んでおります。
デリバティブ取引の利用目的は、顧客の金利・為替等の市場リスクのヘッジ・ニーズ等に対応した商品の提供、金利・為替・有価証券
等の市場価格・指標等の短期的な変動や市場間の格差等を利用した特定取引勘定で行うトレーディング取引のほか、当行全体の収益
の安定化・最適化を図るために、オンバランスの資産・負債から生ずる金利リスク等を適正な水準に保つためのALM目的での取引を
行っております。
これら資産・負債から生じる金利リスクは金利スワップ等のデリバティブ取引によるヘッジ会計を行っております。ヘッジ会計の
方法は繰延ヘッジによっており、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会
業種別監査委員会報告第24号)に基づき処理しております。相場変動を相殺するヘッジについてのヘッジ有効性評価の方法について
は、ヘッジ対象となる預金・貸出金等とヘッジ手段である金利スワップ取引などを一定の(残存)期間別にグルーピングのうえ特定し
評価しております。
3. リスクの内容
デリバティブ取引に係るリスクのうち、特に重要なものは、
金利・為替等の取引対象物の市場価格・ボラティリティー等の変動によ
り損失を被るリスクである市場リスクと、取引相手方の契約不履行により損失を被るリスクである信用リスクであります。
4. リスク管理体制
当行はさまざまな業務を行っていく中で、意図せざる損失の発生を回避するとともに、
自己の体力に見合ったリスクテイクを行い、
リスクに見合った収益を確保して、
信頼性の高い健全な経営を行っていくために、適切なリスク管理態勢の維持、構築に努めております。
リスク管理に対する基本的な考え方は「リスク管理基本方針」などのリスク管理方針に明文化しております。取締役会はリスク管理
方針などの基本的なルールを制定するほか、資本配分やリスク限度額を設定するなど、リスク管理の基本的な枠組みを決定しており
ます。これらの枠組みの中で、リスク統括部が市場リスク・オペレーショナルリスクほか関連リスクを、信用リスク管理部が信用リス
クを、それぞれのリスクの特性を考慮して専門の部署が管理しております。また、監査部は、リスク管理態勢の適切性と有効性をチェッ
クしております。取締役会、マネジメントコミッティーおよび各委員会は、各リスク所管部のリスク状況の報告や、監査部及び与信監
査部の監査報告を受け、リスク状況を監督するとともに経営判断に活用、リスク管理態勢の維持・改善を行っております。
市場リスクについては、バリュー・アット・リスクの考え方に基づき最大損失予想額を毎日計測し、
設定されているリスク限度枠等
の遵守状況の管理を行っております。また、算出された最大損失予想額を超える損失が発生した場合には、
その原因分析を実施してお
ります。
平成17年4月から平成18年3月の246営業日における当行本店のトレーディング業務に係るバリュー・アット・リスク(保有期間
1日、信頼区間99%)の実績値は、最大でも142百万円、最小は41百万円程度、
平均は85百万円程度となっております。
信用リスクについては、カレント・エクスポージャー方式により算出される再構築コストと将来の市場環境の変化に伴う潜在コス
トを与信相当額として把握し、貸出等のオンバランス取引と合わせて管理しております。また、
市場リスクと整合的な方法により信用
リスクを計量化し、
市場リスクと信用リスクを統合的に把握することにより、自己資本に対して許容できる範囲にリスクを抑えると
ともに、リスクに見合った収益の確保を目指しております。
なお、平成17年度決算期末の自己資本比率
(国内基準)に基づく単体ベースでの与信相当額は1,447億円となっております。
5. 時価評価についての補足説明
特定取引勘定で取り扱う店頭デリバティブ取引の時価評価算定は、長期信用銀行法施行規則第12条の4の3第5項に従った方法に
より行内手続きを定めて実施しております。
80
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
デリバティブ取引関係(単体)
取引の時価等に関する事項
1. 金利関連取引
(単位:百万円)
平成 17年3 月期末
区 分
取引所
店 頭
種 類
金利先物
売建 . . . . . . .
買建 . . . . . . .
金利オプション
売建 . . . . . . .
買建 . . . . . . .
契約額等
うち1年超
平成18年3 月期末
時 価
評価損益
........
........
56,526
37,397
4,983
—
△48
△48
39
39
........
........
53,700
53,700
—
—
0
1
...
...
—
—
—
—
—
—
...
...
...
11,058,909
11,013,258
260,303
7,811,799
8,067,675
260,303
156
156
...
...
—
—
—
—
—
—
...
...
126,627
45,055
91,019
24,555
金利先渡契約
売建 . . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . . .
金利スワップ
受取固定・支払変動
受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
金利オプション
売建 . . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . . .
その他
売建 . . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . . .
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
契約額等
うち1年超
449,843
178,878
224,577
6,180
△2
23,484
—
—
—
時 価
評価損益
347
347
△254
△254
—
—
△2
—
0
—
—
—
—
—
—
—
—
—
119,734
76,050 10,363,458
△47,906
△73,124 10,898,034
568,077
7,704,107
7,669,944
555,002
△47,906
△98,984
68,654
70
68,654
70
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
△136
△136
302,134
112,822
△850
221
3,157
319,151
117,842
△850
221
20,984
611
20,668
611
20,672
1
(注)1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)等に基づき、ヘッジ
会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定
取引所取引につきましては、東京金融先物取引所等における最終の価格によっております。店頭取引につきましては、割引現在価値やオプション価格計算モ
デル等により算定しております。なお、取引所取引の金利オプション取引の売建の時価については、平成18年3月期末よりマイナス表示しております。
2. 通貨関連取引
(単位:百万円)
平成 17年3 月期末
区 分
取引所
店 頭
種 類
通貨先物
売建 . . . . . . .
買建 . . . . . . .
通貨オプション
売建 . . . . . . .
買建 . . . . . . .
契約額等
うち1年超
平成18年3 月期末
時 価
評価損益
........
........
—
—
—
—
—
—
........
........
—
—
686,076
—
—
224,776
—
—
501
216,176
286,748
19,599
70,723
△ 1,715
△ 1,715
1,167
1,167
255,283
286,553
116,491
123,433
7,721
9,717
—
—
—
—
—
—
17,391
通貨スワップ . . . . . . . . . .
為替予約
売建 . . . . . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . . . . . .
通貨オプション
売建 . . . . . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . . . . . .
その他
売建 . . . . . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . . . . . .
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
—
—
契約額等
うち1年超
時 価
評価損益
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
501 1,173,253
—
—
205,688
—
—
△ 474
—
—
△ 474
189,335
286,403
16,855
81,344
△ 5,105
△ 5,105
13,526
13,526
3,854
649
300,706
347,798
141,214
159,856
△ 11,973
1,067
6,727
△ 3,406
—
—
4,457
—
—
—
—
—
—
2,700
—
—
5,607
(注)1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)等に基づき、ヘッ
ジ会計を適用している通貨スワップ取引等は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定
割引現在価値等により算定しております。なお、通貨オプション取引の売建の時価については、平成18年3月期末よりマイナス表示しております。
81
3. 株式関連取引
(単位:百万円)
平成17 年3月期末
区 分
取引所
店 頭
種 類
株式指数先物
売建 . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . .
株式指数オプション
売建 . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . .
契約額等
うち1年超
平成 18年3 月期末
時 価
評価損益
契約額等
うち1年超
時 価
評価損益
....
....
754
1,818
—
—
△1
△15
△1
△15
—
—
—
—
—
—
—
—
....
....
8,125
830
—
—
109
3
13
0
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
97
—
—
△2
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
有価証券店頭オプション
売建 . . . . . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . . . . . .
有価証券店頭指数等スワップ
株価指数変化率受取・
短期変動金利支払 . . .
短期変動金利受取・
株価指数変化率支払 . .
その他
売建 . . . . . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . . . . . .
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(注)1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定
取引所取引につきましては、東京証券取引所等における最終の価格によっております。店頭取引につきましては、割引現在価値やオプション価格計算モデル
等により算定しております。
4. 債券関連取引
(単位:百万円)
平成17 年3月期末
区 分
取引所
店 頭
種 類
債券先物
売建 . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . .
債券先物オプション
売建 . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . .
債券店頭オプション
売建 . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . .
その他
売建 . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . .
契約額等
うち1年超
平成 18年3 月期末
時 価
評価損益
....
....
9,885
4,742
—
—
△90
△90
26
26
....
....
3,000
2,000
—
—
4
7
....
....
—
—
—
—
....
....
—
—
—
—
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
契約額等
うち1年超
時 価
評価損益
177,979
21,522
—
—
624
0
624
0
587
6,761
—
—
△1
△0
26
0
7
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
△53
—
—
△64
—
—
—
—
—
—
649
—
—
631
0
(注)1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定
取引所取引につきましては、東京証券取引所等における最終の価格によっております。店頭取引につきましては、オプション価格計算モデル等により算定し
ております。なお、債券先物オプション取引の売建の時価については、平成18年3月期末よりマイナス表示しております。
82
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
デリバティブ取引関係(単体)
5. 商品関連取引
(単位:百万円)
平成 17年3 月期末
区 分
店 頭
種 類
契約額等
商品スワップ
固定価格受取・変動価格支払 . .
変動価格受取・固定価格支払 . .
—
—
うち1年超
平成18年3 月期末
時 価
—
—
評価損益
—
—
—
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
契約額等
—
—
—
322
312
うち1年超
322
312
時 価
評価損益
△1
△1
10
9
10
9
(注)1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定
取引対象物の価格、契約期間、その他当該取引に係る契約を構成する要素に基づき算出しております。
3. 商品は石油に係るものであります。
6. クレジットデリバティブ取引
(単位:百万円)
平成 17年3 月期末
区 分
種 類
契約額等
店 頭
平成18年3 月期末
クレジットデリバティブ
売建 . . . . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . . . . .
その他
売建 . . . . . . . . . . . . . .
買建 . . . . . . . . . . . . . .
うち1年超
.
.
268,272
294,665
247,272
274,165
.
.
—
—
—
—
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
時 価
評価損益
2,786
2,786
△1,413
△1,413
—
—
1,373
—
—
1,373
(注)1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定
割引現在価値により算出しております。
3.「売建」
は信用リスクの引受取引、「買建」は信用リスクの引渡取引であります。
契約額等
うち1年超
459,577
505,070
383,335
464,415
—
—
—
—
時 価
評価損益
1,928
1,928
△1,501
△1,501
—
—
426
—
—
426
83
デリバティブ取引(ヘッジ会計適用分)
(金利リスクに対するヘッジ会計)
・
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)の
本則規定に基づくヘッジ会計を適用しております。
(為替変動リスクに対するヘッジ会計)
・
「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)
の本則規定に基づくヘッジ会計を適用しております。
※1. ヘッジ会計を適用したヘッジ手段に係る評価損益は以下のとおりです。
※2. 金利スワップの評価額につきましては、期間損益として損益計算書に計上した経過利息相当額が平成17年3月期末 293百万円、平
成18年3月期末 581百万円含まれております。
※3. 通貨スワップの評価額につきましては、期間損益として損益計算書に計上した経過利息相当額が平成17年3月期末△758百万円、平
成18年3月期末△2,537百万円含まれております。
1. 金利スワップ
(単位:百万円)
平成17 年3月期末
契約額等
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
受取固定・支払変動 . . . . . . . . . . .
受取変動・支払固定 . . . . . . . . . . .
受取変動・支払変動 . . . . . . . . . . .
751,300
751,300
—
—
うち1年超
640,300
640,300
—
—
時 価
1,046
1,046
—
—
平成 18年3 月期末
評価額
契約額等
1,046 1,199,300
1,046 1,199,300
—
—
—
—
うち1年超
945,600
945,600
—
—
時 価
評価額
△11,588
△11,588
△11,588
△11,588
—
—
—
—
2. 通貨スワップ
(単位:百万円)
平成17 年3月期末
契約額等
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
213,726
うち1年超
31,683
時 価
△ 351
平成 18年3 月期末
評価額
△351
契約額等
386,898
うち1年超
23,484
時 価
評価額
△ 1,860
△ 1,860
84
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
債券業務(単体)
預金業務(単体)
債券業務(単体)
債券発行残高・平均残高
(単位:百万円)
平成17年 3月期
期末残高
あおぞら債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
割引あおぞら債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
811,131
40,861
851,993
平成 18年3 月期
平均残高
期末残高
883,771
45,198
928,969
平均残高
1,028,300
36,030
1,064,331
813,141
39,480
852,622
(注)債券には債券募集金を含んでおりません。
債券の残存期間別残高
(単位:百万円)
平成 17年3 月期末
合 計
1年以下
1∼3年
3∼5年
5∼7年
7年超 . .
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
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.
.
.
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.
.
.
.
.
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.
.
.
.
.
.
.
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.
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.
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.
.
.
.
.
.
.
.
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.
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.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
330,072
323,659
198,256
4
—
851,993
あおぞら債券
289,248
323,622
198,256
4
—
811,131
平成18年3 月期末
割引あおぞら債券
40,823
37
40,861
合 計
あおぞら債券
416,800
489,445
158,083
2
—
1,064,331
380,761
489,453
158,083
2
—
1,028,300
割引あおぞら債券
36,038
△8
36,030
1店舗当たり債券発行残高
(単位:店、百万円)
平成 17年3 月期末
合 計
営業店舗数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1店舗当たり債券発行残高 . . . . . . . .
18
47,332
国内店
18
47,332
平成18年3 月期末
海外店
—
—
合 計
18
59,129
国内店
海外店
18
59,129
—
—
従業員1人当たり債券発行残高
(単位:人、百万円)
平成 17年3 月期末
合 計
従業員数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
従業員1人当たり債券発行残高 . . . . .
1,342
634
国内店
1,342
634
平成18年3 月期末
海外店
—
—
(注)従業員数は期中平均人員を記載しております。なお、国内店の従業員数には本部人員を含んでおります。
合 計
1,327
802
国内店
1,327
802
海外店
—
—
85
預金業務(単体)
預金科目別残高
(単位:百万円)
平成17年3 月期
預金
流動性預金
平均残高
(%) 期末残高
(%) うち有利息預金
平均残高
(%) 期末残高
(%) 定期性預金
平均残高
(%) 期末残高
(%) うち固定自由金利
定期預金
平均残高
(%) 期末残高
(%) うち変動自由金利
定期預金
平均残高
(%) 期末残高
(%) その他
平均残高
(%) 期末残高
(%) 合計
平均残高
(%) 期末残高
(%) 譲渡性預金
平均残高
期末残高
総合計
平均残高
期末残高
合 計
国内業務部門
401,948
(21.00)
369,342
(19.71)
360,800
(18.85)
324,831
(17.33)
1,495,545
(78.12)
1,469,712
(78.43)
1,321,993
(69.06)
1,316,502
(70.25)
173,551
(9.07)
153,210
(8.18)
16,842
(0.88)
34,936
(1.86)
1,914,336
(100.00)
1,873,991
(100.00)
544,734
515,480
2,459,070
2,389,471
401,948
(21.15)
369,342
(19.96)
360,800
(18.99)
324,831
(17.56)
1,495,545
(78.71)
1,469,712
(79.44)
1,321,993
(69.58)
1,316,502
(71.15)
173,551
(9.13)
153,210
(8.28)
2,591
(0.14)
11,143
(0.60)
1,900,085
(100.00)
1,850,198
(100.00)
544,734
515,480
2,444,819
2,365,678
平成18年 3月期
国際業務部門
合 計
—
301,568
— (16.19)
—
468,166
—
(20.00)
—
261,214
—
(14.02)
—
367,395
—
(15.69)
—
1,532,907
—
(82.28)
—
1,818,976
—
(77.70)
1,318,727
(70.79)
1,502,304
(64.18)
214,179
(11.50)
316,672
(13.53)
14,251
28,458
(100.00)
(1.53)
23,793
53,742
(100.00)
(2.30)
14,251
1,862,933
(100.00)
(100.00)
23,793
2,340,885
(100.00)
(100.00)
—
642,576
—
870,824
14,251
2,505,509
23,793
3,211,709
(注)1. 定期性預金=定期預金
固定自由金利定期預金:預入時に満期日までの利率が確定する自由金利定期預金
変動自由金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する自由金利定期預金
2. 流動性預金=通知預金+普通預金+当座預金
3. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、日次カレント方式により算出しております。
国内業務部門
301,568
(16.42)
468,166
(20.39)
261,214
(14.22)
367,395
(16.00)
1,532,907
(83.48)
1,818,976
(79.24)
1,318,727
(71.81)
1,502,304
(65.44)
214,179
(11.66)
316,672
(13.79)
1,847
(0.10)
8,566
(0.37)
1,836,322
(100.00)
2,295,709
(100.00)
642,576
870,824
2,478,898
3,166,533
国際業務部門
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
26,610
(100.00)
45,175
(100.00)
26,610
(100.00)
45,175
(100.00)
—
—
26,610
45,175
86
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
預金業務(単体)
貸出業務(単体)
定期預金の残存期間別残高
(単位:百万円)
平成 17年3 月期末
3カ月未満 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
3∼6カ月 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
6カ月∼1年 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1∼2年 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
2∼3年 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
3年以上 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合 計
固定自由金利
219,005
67,683
104,044
354,077
407,614
317,286
1,469,712
206,695
65,683
100,094
314,777
396,214
233,036
1,316,502
平成18年3 月期末
変動自由金利
12,310
2,000
3,950
39,300
11,400
84,250
153,210
合 計
固定自由金利
386,276
54,395
341,735
436,711
164,335
435,523
1,818,976
362,376
53,195
339,835
428,861
146,315
171,721
1,502,304
変動自由金利
23,900
1,200
1,900
7,850
18,020
263,802
316,672
預金者別残高
(単位:百万円、%)
平成 17年3 月期末
残 高
法人 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
個人 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
公金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
金融機関 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
平成18年 3月期末
構成比
421,172
1,143,527
17,261
280,584
1,862,546
残 高
22.61
61.40
0.93
15.06
100.00
構成比
727,483
1,271,789
37,498
276,936
2,313,707
31.44
54.97
1.62
11.97
100.00
(注)譲渡性預金および特別国際金融取引勘定の預金は含んでおりません。
1店舗当たり預金
(単位:店、百万円)
平成 17年3 月期末
営業店舗数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1店舗当たり預金額 . . . . . . . . . . . . .
合 計
国内店
18
132,748
18
132,748
平成18年3 月期末
海外店
—
—
合 計
国内店
18
178,428
18
178,428
海外店
—
—
(注)預金額には譲渡性預金を含んでおります。
従業員1人当たり預金
(単位:人、百万円)
平成 17年3 月期末
合 計
従業員数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
従業員1人当たり預金額 . . . . . . . . . .
1,342
1,780
国内店
1,342
1,780
平成18年3 月期末
海外店
合 計
—
—
(注)1. 預金額には譲渡性預金を含んでおります。
2. 従業員数は期中平均人員を記載しております。なお、国内店の従業員数には本部人員を含んでおります。
1,327
2,420
国内店
1,327
2,420
海外店
—
—
87
貸出業務(単体)
貸出金残高
(単位:百万円)
平成17 年3月期末
合 計
証書貸付
平均残高
期末残高
手形貸付
平均残高
期末残高
当座貸越
平均残高
期末残高
割引手形
平均残高
期末残高
合 計
平均残高
期末残高
2,209,732
2,114,757
372,219
292,625
165,393
191,817
4,748
6,181
2,752,094
2,605,381
平成 18年3 月期末
国内業務部門
国際業務部門
2,138,136
2,022,296
371,537
292,195
165,393
191,817
4,748
6,181
2,679,816
2,512,490
71,596
92,461
681
429
—
—
—
—
72,277
92,891
合 計
2,162,058
2,475,924
252,290
264,583
199,418
281,437
3,633
3,445
2,617,401
3,025,391
国内業務部門
国際業務部門
2,036,928
2,285,157
251,457
264,583
199,418
281,437
3,633
3,445
2,491,437
2,834,625
125,130
190,766
833
—
—
—
—
—
125,963
190,766
(注)1. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、日次カレント方式により算出しております。
2. 貸出金は部分直接償却を実施しております。以下各表においても同様です。
貸出金の残存期間別残高
(単位:百万円)
平成17 年3月期末
合 計
1年以下 . . . . . . . . . . .
1∼3年 . . . . . . . . . . .
3∼5年 . . . . . . . . . . .
5∼7年 . . . . . . . . . . .
7年超 . . . . . . . . . . . . .
期間の定めのないもの
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
979,389
617,630
619,196
183,110
205,521
532
2,605,381
固定金利
平成 18年3 月期末
変動金利
386,056
287,077
69,781
122,635
—
231,573
332,119
113,329
82,886
532
合 計
固定金利
1,142,617
784,662
671,232
212,590
213,823
465
3,025,391
変動金利
388,320
218,646
71,860
109,211
—
396,341
452,586
140,730
104,611
465
(注)残存期間1年以下の貸出金については、固定金利、変動金利の区別をしておりません。
貸出金の債券・預金に対する比率
(単位:百万円、%)
平成17年3 月期
合 計
貸出金(A). . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券・預金(B). . . . . . . . . . . . . . . . .
(A)/(B). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
期中平均 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
2,605,381
3,241,464
80.37
81.22
平成18年 3月期
国内業務部門
国際業務部門
2,512,490
3,217,671
78.08
79.43
92,891
23,793
390.41
507.17
合 計
3,025,391
4,276,040
70.75
77.94
国内業務部門
国際業務部門
2,834,625
4,230,864
66.99
74.78
190,766
45,175
422.27
473.35
(注)1. 債券には債券募集金を含んでおりません。
2. 預金には譲渡性預金を含んでおります。
中小企業等に対する貸出金
(単位:先、百万円、%)
平成17 年3月期末
貸出先数
総貸出金残高(A). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
中小企業等貸出金残高(B). . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(B)/(A). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
5,166
4,357
84.34
金 額
2,567,714
1,047,561
40.80
平成18年3 月期末
貸出先数
4,763
4,017
84.34
金 額
2,999,773
1,389,558
46.32
(注)1. 本表の貸出金残高には、特別国際金融取引勘定分を含んでおりません。
2. 中小企業等とは、資本金3億円(ただし、卸売業は1億円、小売業、サービス業は5千万円)以下の会社または常用する従業員が300人(ただし、卸売業は100
人、小売業は50人、サービス業は100人)以下の会社および個人です。
88
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
貸出業務(単体)
貸出金業種別内訳
(単位:百万円、%)
平成 17年3 月期末
業種別
国内 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(除く特別国際金融取引勘定分)
製造業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
農林水産業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
鉱業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
建設業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
電気・ガス・熱供給・水道業 . . . . . . . . . . . . . . . .
情報通信業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
運輸業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
卸売・小売業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
金融・保険業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
不動産業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
各種サービス業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
地方公共団体 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
海外及び特別国際金融取引勘定分 . . . . . . . . . . . . . . .
金融機関 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
平成18年 3月期末
貸出金残高
構成比
貸出金残高
構成比
2,567,714
100.00
2,999,773
100.00
372,547
5,629
1,660
109,054
18,098
64,173
191,147
231,461
332,772
541,991
425,430
8,206
265,540
37,667
—
37,667
2,605,381
14.51
0.22
0.07
4.25
0.70
2.50
7.44
9.01
12.96
21.11
16.57
0.32
10.34
100.00
—
100.00
358,390
5,239
6,938
65,703
18,053
54,672
193,941
263,900
453,402
690,750
468,054
17,721
403,005
25,618
—
25,618
3,025,391
11.95
0.18
0.23
2.19
0.60
1.82
6.47
8.80
15.11
23.03
15.60
0.59
13.43
100.00
—
100.00
業種別リスク管理債権
(単位:百万円)
業種別
国内
(除く特別国際金融取引勘定分)
製造業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
農林水産業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
鉱業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
建設業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
電気・ガス・熱供給・水道業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
情報通信業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
運輸業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
卸売・小売業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
金融・保険業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
不動産業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
各種サービス業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
地方公共団体 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
平成17年3 月期末
平成18年3 月期末
14,949
—
—
32,739
43
255
1,961
535
4,591
12,873
25,905
—
573
94,427
7,916
—
—
919
22
18
1,067
920
28
2,669
7,436
—
30
21,029
89
貸出金使途別残高
(単位:百万円、%)
平成17 年3月期末
貸出金残高
構成比
594,372
2,011,009
2,605,381
設備資金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
運転資金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
平成18年3 月期末
貸出金残高
22.81
77.19
100.00
584,984
2,440,407
3,025,391
構成比
19.34
80.66
100.00
支払承諾の残高内訳
(単位:百万円)
平成 17年3 月期末
平成 18年3 月期末
—
—
14,690
14,690
—
—
19,412
19,412
平成 17年3 月期末
平成 18年3 月期末
61,149
516,932
—
576,567
1,037
178,054
34,432
632,805
2,000,979
132,238
472,163
2,605,381
202,981
562,877
750
540,504
1,281
161,281
45,599
813,333
2,328,610
132,846
563,935
3,025,391
平成 17年3 月期末
平成 18年3 月期末
—
1,004
3,923
3,805
8,733
196
5,760
14,690
—
1,845
4,248
3,795
9,889
160
9,362
19,412
平成 17年3 月期末
平成 18年3 月期末
22,985
16,174
6,810
25,017
16,747
8,270
手形引受 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
信用状 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
保証 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸出金担保別内訳
(単位:百万円)
有価証券
債権 . . . .
商品 . . . .
土地建物
工場 . . . .
財団 . . . .
船舶 . . . .
その他 . .
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計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
保証 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
信用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(注)第三者対抗要件具備を留保しているものを含んでおります。
支払承諾見返担保別内訳
(単位:百万円)
有価証券
債権 . . . .
不動産 . .
その他 . .
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計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
保証 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
信用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
消費者ローン残高
(単位:百万円)
消費者ローン残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
住宅ローン残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
その他ローン残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(注)個人向け住宅・消費・納税資金等の貸出残高であり、個人企業・個人事業主向け事業用資金は除いております。
90
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
貸出業務(単体)
有価証券(単体)
1店舗当たり貸出金
(単位:店、百万円)
平成 17年3 月期末
営業店舗数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1店舗当たり貸出金 . . . . . . . . . . . . .
合 計
国内店
18
144,743
18
144,743
平成18年3 月期末
海外店
—
—
合 計
国内店
18
168,077
18
168,077
海外店
—
—
従業員1人当たり貸出金
(単位:人、百万円)
平成 17年3 月期末
合 計
国内店
1,342
1,941
従業員数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
従業員1人当たり貸出金 . . . . . . . . . .
平成18年3 月期末
海外店
1,342
1,941
合 計
—
—
国内店
1,327
2,279
海外店
1,327
2,279
—
—
(注)従業員数は期中平均人員を記載しております。なお、国内店の従業員数には本部人員を含んでおります。
貸出金償却額
(単位:百万円)
平成17年3 月期末
平成18年3 月期末
4,239
5,554
貸出金償却額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸倒引当金の内訳
(単位:百万円)
平成17 年3月期
平成18 年3月期
当期減少額
期首残高 当期増加額
一般貸倒引当金 . . . . . . . . . . . . . . . .
個別貸倒引当金 . . . . . . . . . . . . . . . .
うち非居住者向け債権分 . . . . . . . .
特定海外債権引当勘定 . . . . . . . . . . .
127,890
33,769
—
663
95,962
36,523
—
683
目的使用 その他
— 127,890
3,292 30,477
—
—
—
663
当期減少額
期末残高 期首残高 当期増加額
95,962
36,523
—
683
95,962
36,523
—
683
目的使用
62,699
18,653
—
355
—
4,516
—
—
その他
95,962
32,006
—
683
期末残高
62,699
18,653
—
355
特定海外債権残高
(単位:百万円)
国 別
平成17年3 月期末
平成18年3 月期末
7,168
7,168
(0.14%)
7,769
7,769
(0.12%)
平成17年3 月期末
平成18年3 月期末
2
15,271
7
12,800
2
606
11
28,677
2
14,300
4
21,511
2
1,650
8
37,461
インドネシア . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(資産の総額に対する割合). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(注)特定海外債権は、貸倒引当金(特定海外債権引当勘定)の引当対象とされる貸出金です。
主要株主グループとの与信取引状況
(単位:先、百万円)
サーベラスグループ
(先 数)
(与信残高)
オリックスグループ
(先 数)
(与信残高)
東京海上日動火災保険グループ
(先 数)
(与信残高)
合 計
(先 数)
(与信残高)
(注)1. 計数は、当行および子会社・関連会社からの与信残高を集計したものです。
2. 主要株主グループとは、主要株主
(当行議決権保有比率10%以上)およびその子会社・関連会社です。
3. 与信取引の範囲は、主要株主グループに対する貸出金、支払承諾、株式・出資金、デリバティブ取引などです。
91
有価証券(単体)
所有有価証券残高・平均残高
(単位:百万円)
平成17年3 月期
合 計
合 計
平均残高
(%) 期末残高
(%) 国 債
平均残高
(%) 期末残高
(%) 地方債
平均残高
(%) 期末残高
(%) 短期社債
平均残高
(%) 期末残高
(%) 社 債
平均残高
(%) 期末残高
(%) 株 式
平均残高
(%) 期末残高
(%) その他
平均残高
(%) 期末残高
(%) 国内業務部門
1,150,573
(100.00)
1,234,662
(100.00)
736,637
(64.02)
538,182
(43.59)
6,025
(0.52)
5,964
(0.48)
—
—
—
—
59,361
(5.16)
65,924
(5.34)
8,237
(0.72)
7,803
(0.63)
340,311
(29.58)
616,787
(49.96)
平成18年 3月期
国際業務部門
852,044
(100.00)
754,853
(100.00)
736,637
(86.45)
538,182
(71.30)
6,025
(0.71)
5,964
(0.79)
—
—
—
—
59,361
(6.97)
65,924
(8.73)
8,237
(0.97)
7,803
(1.03)
41,782
(4.90)
136,978
(18.15)
298,529
(100.00)
479,808
(100.00)
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
298,529
(100.00)
479,808
(100.00)
合 計
国内業務部門
1,711,844
(100.00)
1,797,623
(100.00)
757,124
(44.23)
732,070
(40.73)
2,977
(0.17)
3,369
(0.19)
—
—
—
—
72,273
(4.22)
75,379
(4.19)
36,627
(2.14)
47,339
(2.63)
842,842
(49.24)
939,464
(52.26)
国際業務部門
1,013,739
(100.00)
1,034,192
(100.00)
757,124
(74.69)
732,070
(70.79)
2,977
(0.29)
3,369
(0.33)
—
—
—
—
72,273
(7.13)
75,379
(7.29)
36,627
(3.61)
47,339
(4.58)
144,736
(14.28)
176,033
(17.01)
698,105
(100.00)
763,430
(100.00)
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
698,105
(100.00)
763,430
(100.00)
(注)1. 合計欄の
「その他」は、国内業務部門の「その他」
と国際業務部門の合計です。
2. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、日次カレント方式により算出しております。
有価証券の残存期間別残高
(単位:百万円)
平成17 年3月期末
国 債
1年以下 . . . . . . . .
1∼3年 . . . . . . . .
3∼5年 . . . . . . . .
5∼7年 . . . . . . . .
7∼10年 . . . . . . .
10年超 . . . . . . . .
期間の定めのないもの . .
合 計 . . . . . . . . .
399,960
5,054
20,855
5,215
5,114
101,983
—
538,182
地方債
短期社債 社 債
51
359
1,793
316
2,978
463
—
5,964
—
—
—
—
—
—
—
—
平成 18年3 月期末
株 式
13,136
29,430
19,653
3,704
—
—
—
65,924
その他
の証券
国 債
17,116 567,914
69,841
4,990
141,473 80,724
8,923
4,935
16,055
9,657
123,580 63,848
7,803 239,794
—
7,803 616,787 732,070
地方債
短期社債 社 債
55
568
794
211
1,304
435
—
3,369
—
—
—
—
—
—
—
—
株 式
9,187
21,518
25,336
15,537
3,800
—
—
75,379
その他
の証券
58,828
84,191
200,742
8,712
39,106
163,469
47,339 384,414
47,339 939,464
有価証券の債券・預金に対する比率
(単位:百万円、%)
平成17年3 月期
合 計
有価証券(A) . . . . . . . . . . . . . . . . . .
債券・預金(B). . . . . . . . . . . . . . . . .
預証率(A)/(B) . . . . . . . . . . . . . . .
期中平均 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(注)1. 債券には債券募集金を含んでおりません。
2. 預金には譲渡性預金を含んでおります。
1,234,662
3,241,464
38.08
33.95
平成18年 3月期
国内業務部門
国際業務部門
754,853
3,217,671
23.45
25.25
479,808
23,793
2,016.58
2,094.79
合 計
1,797,623
4,276,040
42.03
50.97
国内業務部門
国際業務部門
1,034,192
4,230,864
24.44
30.42
763,430
45,175
1,689.91
2,623.38
92
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
証券業務(単体)
国際業務(単体)
その他業務(単体)
証券業務(単体)
公共債の引受額
(単位:百万円)
平成17 年3月期
国債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
地方債・政府保証債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
平成18 年3月期
66,428
65,325
131,753
10,777
12,490
23,267
公共債および証券投資信託の窓口販売実績
(単位:百万円)
平成17 年3月期
平成18 年3月期
—
2,900
2,900
71,042
国債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
地方債・政府保証債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
証券投資信託 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
—
—
—
79,584
商品有価証券平均残高
(単位:百万円)
平成17 年3月期
平成18 年3月期
83,121
34
—
—
83,155
商品国債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
商品地方債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
商品政府保証債 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
貸付商品債券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
35
—
—
—
35
(注)当行は、特定取引勘定を設置しております。
国際業務(単体)
外国為替取扱高
(単位:百万米ドル)
平成17 年3月期
仕向為替
売渡為替 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
買入為替 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
被仕向為替
支払為替 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
取立為替 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
平成18 年3月期
7,330
0
8,073
—
15,404
合 計 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
6,698
0
3,345
—
10,043
国際業務部門資産残高
(単位:百万円)
平成 17年3 月期末
国際業務部門資産残高 . . . . . . . . . . .
合 計
国内店
698,075
698,075
平成18年3 月期末
海外店
—
合 計
国内店
1,109,461
1,109,461
海外店
—
93
その他業務(単体)
主な手数料(平成18 年3月31 日現在)
当行本支店宛
振込手数料
当所(近隣支払地)宛
代金取立手数料
他所(遠隔支払地)宛
3万円未満 1件につき
3万円以上 1件につき
1通につき
1通につき
210円
420円
210円
420円
他行宛
電信扱
文書扱
525 円
735 円
420 円
630 円
210 円
至急扱
普通扱
840 円
630 円
小切手・手形用紙代
小切手は1冊( 50枚)につき630円
手形は1冊( 50枚)につき1,050円
自己宛小切手発行手数料
1枚につき525 円
再発行に関する手数料
通帳・取引証・証書再発行―1冊(1通)につき1,050円
カード再発行―1枚につき 1,050円
残高証明書発行手数料
1回あたり1 部につき420 円
(注)金額には、5%の消費税及び地方消費税が含まれております。
内国為替の取扱状況
(単位:百万円、千口)
平成17年3 月期
取扱高
送金為替
各地へ向けた分 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
各地より受けた分 . . . . . . . . . . . . . . . . . .
代金取立
各地へ向けた分 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
各地より受けた分 . . . . . . . . . . . . . . . . . .
6,686,804
6,976,141
326,416
621,888
平成18 年3月期
口 数
669
334
12
13
取扱高
口 数
6,039,219
5,908,034
98,935
122,134
676
353
10
10
自動機器設置状況
平成 18年3 月31日現在
自動入出金機(ATM). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
18 台
94
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
資本の状況(単体)
会社概要
資本の状況(単体)
資本金の推移
(単位:百万円)
年 月
増減資額
増減資後資本金
摘 要
平成12年 9 月
66,666
419,781
有償第三者割当(普通株式 333,334 千株)
発行価額 300 円 資本組入額 200円
平成12年10 月
△ 260,000
159,781
無償減資
第二回優先株式 102,000千株消却
第三回優先株式 386,398千株消却
第四回優先株式 71,856千株消却
による 105,287百万円の減資
普通株式の額面金額を超過して資本に組み入れられた
金額のうち154,712百万円の減資
平成12年10 月
260,000
419,781
有償第三者割当(第五回優先株式 866,667千株)
発行価額 300 円 資本組入額 300円
大株主
①普通株式
(平成 18年3月31 日現在)
氏名または名称
サーベラス エヌシービー アクイジション エルピー
ジェネラル・パートナー サーベラス・アオゾラ・ジーピー・エルエルシー
オリックス株式会社
東京海上日動火災保険株式会社
株式会社西日本シティ銀行
信金中央金庫
全国信用協同組合連合会
労働金庫連合会
株式会社みちのく銀行
株式会社八十二銀行
スルガ銀行株式会社
株式会社京都銀行
株式会社中国銀行
株式会社広島銀行
株式会社山口銀行
株式会社福岡銀行
株式会社親和銀行
株式会社もみじ銀行
その他計
合計
所有株式数
1,753,328 千株
425,041
425,041
11,360
5,680
5,680
5,680
5,680
5,680
5,680
5,680
5,680
5,680
5,680
5,680
5,680
5,680
146,260
2,834,870
発行済株式総数に対する
所有株式数の割合
61.84 %
14.99
14.99
0.40
0.20
0.20
0.20
0.20
0.20
0.20
0.20
0.20
0.20
0.20
0.20
0.20
0.20
5.18
100.00
②第四回優先株式
(平成 18年3月31 日現在)
氏名または名称
所有株式数
48,144 千株
預金保険機構
発行済株式総数に対する
所有株式数の割合
100.00 %
③第五回優先株式
(平成 18年3月31 日現在)
氏名または名称
株式会社整理回収機構
所有株式数
866,667 千株
発行済株式総数に対する
所有株式数の割合
100.00 %
95
会社概要
沿革
年 月
当行の歩み
昭和32 年 4 月
長期信用銀行法に基づき日本不動産銀行として設立(資本金10億円)
11月
利付債券の発行開始
33 年 9 月
割引債券の発行開始
39 年 7 月
外国為替公認銀行として外国為替業務開始
9月
東京証券取引所へ株式上場
45 年 2 月
大阪証券取引所へ株式上場
52 年10月
行名を日本債券信用銀行に変更
56 年10月
リッシンワイドの発行開始
58 年 4 月
国債等公共債窓口販売業務開始
59 年 6 月
国債等公共債ディーリング業務開始
60 年 1 月
債券総合口座取扱開始
平成 3 年 5 月
日債銀プライベートエクイティ(現あおぞらインベストメント)株式会社設立
6年 2月
国内業態別子会社として、日債銀信託銀行(現あおぞら信託銀行)株式会社設立
9年 4月
経営再建策を発表
10 年12月
証券投資信託の窓口販売業務を開始
「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」に基づく特別公的管理開始に伴い、東京証券取引所、大阪証券
取引所への株式上場廃止
11 年 6 月
日債銀債権回収(現あおぞら債権回収)株式会社設立(平成11年9月サービサー営業開始)
12 年 9 月
ソフトバンク株式会社、オリックス株式会社、東京海上火災保険株式会社(現東京海上日動火災保険株式会社)、
その他内外金融機関等に対し、預金保険機構が当行株式を譲渡し、特別公的管理終了
11月
13 年 1 月
4月
テレフォンバンキング業務開始
行名をあおぞら銀行に変更
テレフォンバンキング専用預金「あおぞらダイレクト」取扱開始
14 年10月
個人年金保険の窓口販売業務開始
15 年 3 月
本店移転
9月
普通株式について証券取引法による公開買付が実施され、主要株主であったソフトバンク株式会社は同社保有の
全ての普通株式を、サーベラス エヌシービー アクイジション エルピー ジェネラル・パートナー サーベラス・ア
オゾラ・ジーピー・エルエルシーに譲渡
16 年10月
「あおぞらポケット定期」
(一部解約可能型定期預金)取扱開始
17 年 6 月
「エクセレント・ファースト」
(満期日繰上特約付定期預金)取扱開始
18 年 4 月
普通銀行に転換
普通社債発行
証券子会社として、あおぞら証券株式会社設立
96
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
会社概要
業務内容
債券業務
あおぞら債券、割引あおぞら債券の発行
預金業務
預金
当座預金、普通預金、
通知預金、定期預金、
別段預金、納税準備預金、
非居住者円預金および外貨預金等の取扱い
譲渡性預金
譲渡可能な定期預金の取扱い
ただし、
預金・譲渡性預金の受入先は国もしくは地方公共団体または貸付先、
社債管理の委託会社その他の取引先に限られてい
ます。
貸出および債務保証業務
貸付
証書貸付、手形貸付および当座貸越
手形の割引
銀行引受手形、商業手形および荷付為替手形の割引
その他
債務への保証(支払承諾)
証券業務
有価証券投資業務
公共債の引受業務
国債等公共債および証券投資信託の窓口販売業務
商品有価証券売買業務
社債もしくは株式の払込金の受け入れまたはその元利金もしくは配当金の支払いの取り扱い
「社債等登録法」
により登録機関として行う公社債の登録
公社債の募集または管理の受託業務
担保附社債に関する信託業務
内国為替業務
当行本支店、他行本支店との間の振込、
代金取立等の取り扱い
外国為替業務
外国送金その他外国為替に関する各種業務
その他の業務
日本銀行歳入代理店および国債代理店業務
東京都をはじめ、地方公共団体の公金収納取扱業務
中小企業金融公庫、
独立行政法人勤労者退職金共済機構、年金資金運用基金、石油公団および独立行政法人福祉医療機構の代理
業務
保護預り業務
貸金庫業務
有価証券の貸付
コマーシャル・ペーパー等の取り扱い
金利・通貨等のデリバティブ取引
保険商品の窓口販売
97
組織図 (平成18年7月1日現在)
株主総会
監査役会
取締役会
監査役室
チーフエグゼクティブ室
会長
社長
法務コンプライアンス部
副会長
人事部
リテール営業
グループ
事業法人・投資銀行
グループ
金融法人営業
グループ
ファイナンシャル
マーケッツグループ
リテール営業
本部長
事業法人・投資銀行
本部長
金融法人営業
本部長
マーケット
本部長
事業法人営業本部長
事業法人営業
第一部
名古屋支店、
仙台支店、
札幌支店、
福岡支店、
広島支店
(各支店の事業
法人ライン)
金融法人営業推進部
市場営業部
証券業務部
総合資金部 財務部 キャピタル
マーケッツ部
証券投資部
財務システム部
リテール業務部
リテール商品企画部
ウエルス
マネージメント部
支店個人営業第一部
仙台支店、
札幌支店、
金沢支店
(各支店の
個人ライン)
支店個人営業第二部
名古屋支店、
福岡支店、
広島支店、
高松支店
(各支店の
個人ライン)
ローンセンター
個人営業部、
新宿支店、
渋谷支店、
上野支店、
池袋支店、
横浜支店、
千葉支店、
大阪支店、
梅田支店、
京都支店
金融法人部
名古屋支店、
仙台支店、
札幌支店、
事業法人営業
金沢支店、
第二部
関西支店、
金沢支店、
福岡支店、
関西支店、
広島支店、
高松支店
高松支店
(各支店の事業 (各支店の金融法人
法人ライン)
ライン)
企業投資部
キャピタル
マーケッツ部
不動産ファイナンス部
事業ファイナンス部
レバレッジ
ファイナンス部
海外駐在員事務所
(ニューヨーク、
シンガポール、
ソウル、
ジャカルタ)
ファンド投資部
CMO
(チーフ・
マーケティング・
オフィサー)
マーケティング本部
コーポレート
セクレタリー室
監査部
CFO
(チーフ・
ファイナンシャル・
オフィサー)
経理部 CTO
(チーフ・
テクノロジー・
オフィサー)
事務部
危機管理室
IT統括部
事務センター部
マーケット管理部
法人営業サービス部
CRO
(チーフ・
リスク・
オフィサー)
リスク統括部
CCO
(チーフ・
クレジット・
オフィサー)
審査第一部
審査第二部
融資室
信用リスク管理部
与信監査部
98
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
会社概要
拠点一覧 (平成18年7月1日現在)
国
内
店
舗
店舗名
郵便番号
所在地
本
店
〒102-8660
東京都千代田区九段南1-3-1
03-3263-1111
札幌支店
〒060-0003
札幌市中央区北3条西4-1-4
011-241-8171
仙台支店
〒980-0021
仙台市青葉区中央3-2-1
022-225-1171
新宿支店
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-37-11
03-3354-1600
渋谷支店
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷1-24-12
03-3409-6411
上野支店
〒110-0005
東京都台東区上野2-6-12
03-3835-7511
池袋支店
〒171-0022
東京都豊島区南池袋2-28-13
03-3988-0911
千葉支店
〒260-0015
千葉市中央区富士見2-3-1
043-227-3111
横浜支店
〒220-0004
横浜市西区北幸1-4-1
045-319-1588
金沢支店
〒920-0864
金沢市高岡町2-37
076-231-4151
名古屋支店
〒450-0002
名古屋市中村区名駅4-5-28
052-566-1900
京都支店
〒604-8006
京都市中京区河原町通御池角
075-211-3341
関 西 支 店※
〒541-0053
大阪市中央区本町3-5-7
06-6263-2512
大阪支店
〒542-0076
大阪市中央区難波2-2-3
06-4708-2051
梅田支店
〒530-0017
大阪市北区角田町8-47
06-6315-1111
広島支店
〒730-0011
広島市中区基町13-13
082-211-0125
高松支店
〒760-0017
高松市番町1-6-1
087-821-5521
福岡支店
〒810-0001
福岡市中央区天神1-14-18
092-751-9627
450 Park Avenue, 22nd Floor, New York, NY 10022, U.S.A.
1-212-759-3900
ニューヨーク駐在員事務所
海
外
駐
在
員
事
務
所
電 話
6 Temasek Boulevard, #23-02 Suntec Tower 4,
Singapore 038986, Singapore
12th Floor, Kyobo Building, 1,1-ka, Chongro,
Chongro-ku, Seoul 110-714, Republic of Korea
17th Floor, Jakarta Stock Exchange Building Tower II, Jl.Jend.
Sudirman Kav. 52-53, Jakarta 12190, Indonesia
シンガポール駐在員事務所
ソウル駐在員事務所
ジャカルタ駐在員事務所
65-6333-6781
82-2-734-8120
62-21-515-5155
※関西支店は、法人のお客さま専用の店舗となります。
本店
札幌支店
仙台支店
琴似
白石
JR札幌駅
飯田橋
首
都
高
市ヶ谷 東西線・半蔵門線・新宿線 九段下駅 靖国通り 速
池
袋
6番
線
九段
昭和館 交番
りそな 出口
郵便局
内 銀行
堀
通
り
九
段
会
館
日
本
地下■
P
武
お濠
道
館
千代田区役所
高島屋
大塚家具
ル
ミ
ネ
2
東南口
UFJ銀行
ATMコーナー
さくらや
紀伊國屋
スタジオアルタ
小
田
急
線
■
P
日興コーディアル証券
通り
広
瀬
通
り
地
下
鉄
東
豊
線
さ
っ
ぽ
ろ
駅
地下
鉄新
J
R
新
宿
駅
マ
イ
シ
テ 中
ィ 央
東
口
宿駅
ミ
ロ
ー
ド小
田
急
線
新
宿
駅
小
田
急
百
貨
店
京
王
線
地
下
通
路
さくら野
東五番丁通り
地下鉄仙台駅
中
仙
央
石
通
線
り
あ
︵
お
ク
ば
リ
通
ス
駅
ロ
2番出口
ー
ド ダイエー
青
︶
東二番丁通り 葉
通
り
地
下
鉄
広
瀬
通
駅
大
通
渋谷支店
甲州街道
新宿
西
東
武
急
百
百
貨
店 北海道建設 貨
会館駐車場 店
■
P
地下連絡通路
大
通
大手町
福島
JR仙台駅
駅前通り
道庁
新宿支店
三越
地
下
鉄
南
北
線
さ
リパーク札幌駅南口 っ
■
P
ぽ
ろ
10番出口 駅
神保町
盛岡
ビックカメラ
青葉通プラザ 8階
南
町
通
り
七十七銀行本店
上野支店
仁丹ビル
ル
ミ
京ネ
王 1
線
新
宿
駅
渋谷郵便局
あおぞら銀行
宮
益
坂
渋谷クロスタワー
(旧東邦生命ビル)
3
番
出
口
上野風月堂
野
村
證
券
地下鉄銀座線 上野広小路駅
大江戸線 上野御徒町駅
宮益坂下
交差点
上野東洋ビル 3階
JTB
中央通り
松坂屋 春
日
通
り
ビックカメラ渋谷東口店上 6階
JR渋谷駅
ABAB
原宿
ハチ公
アメ横
JR御徒町駅
道玄坂
秋葉原
上野
99
池袋支店
千葉支店
西
武
池
袋
線
天理ビル 1階
首都
高速
5号
上
野
線
赤
羽
千葉三越
京
千
葉
そ
ご
う
成
ちばぎん
千
葉
駅
西
銀
通
近江町市場
駅
横
浜
ツ
沢
線
横浜高島屋
相鉄ジョイナス
横浜岡田屋モアーズ
ザ・ダイヤモンド
地下街
エクセルホテル東急
西口
JR横浜駅
京浜急行
本千葉
東口
ルミネ横浜
京都支店
名
古
屋
駅
国際
センター
ビル
ユニモール
7番出口
大名古屋ビル
桜通
桜通線
京都
ホテルオークラ
市役所
御池通
京都市役所前駅
国際センター駅
ホテル
キャッスル
プラザ
名古屋
ビル
武蔵ヶ辻
香林坊
三
東洋ビル
り
金
沢
駅
めいてつエムザ
速
1号
東急東横線
オーロラモール
ジュンヌ
J
R
名
古
屋
駅
高
横浜ベイシェラトン ヨドバシカメラ
ホテル
相鉄線
座
名古屋支店
南
三栄ビル 町
バ
ス
停
■
P
都
営
JR千葉駅
東
武
東
上
線
金沢支店
Bee-One
ス
ル
ガ
銀
行
首
鉄
JTB
津田沼
パ
ル
コ
明
治
通
り
サンシャイン60
東
武
百
貨
店
三越
寺
南9出口
南8出口
地
下
Bee-One 1階
西
池
武
百 東 袋
貨 口 駅
店
ビック
カメラ
東急
ハンズ
環
安田生命 状
■
P
みずほ銀行
三菱東京UFJ キンカ堂
銀行
グリーン大通り
護国
新
宿
市
■
P
横浜支店
東
千
葉
本能寺
会館
地下鉄東西線
御池地下街
2番出口
■
P
鴨
川
河
原
町
通
P
■
ダイエー
川
端
通
り
三条通
京阪三条駅
東
山
線
関西支店
大阪支店
梅田支店
梅田
淀屋橋・梅田
北御堂
地
下
鉄
御
堂
筋
線
本
町
駅
本町通
松竹座
地
下
鉄
3
号
出
口
直
結
千日前線
24番出口
阪神高速道路
近鉄難波駅
近鉄難波ビル
御堂筋本町ビル 5階
新歌舞伎座
阪急梅田駅
御
堂
筋
線 千日前通り
■
P
心
斎
橋
筋
新阪急ホテル
JR大阪駅
HEPファイブ
阪
急
百
貨
店
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下
鉄
難
波
駅
HEPナビオ
富国生命ビル
阪神百貨店
そねざき警察
地下鉄中央線本町駅
大阪港
深江橋
高島屋
心斎橋・難波
広島支店
高松支店
水道局
県庁
立
町
バ
ス
停
紙屋町電停
三越
高松市美術館
住友生命高松ビル 1階
立町電停
八丁堀電停
福屋
本
通
電
停
高
コ
松ト
築
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港ン
駅
市営基町駐車場
P
■
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ス 会館 ハンズ
停
中
央 天満屋
通
り
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高松市役所
パルコ
中央公園
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り
丸
亀
町
通
り
中
央
通
り
片コ
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町デ
駅ン
国道11号線
アクロス
福岡
ベスト電器本店
福岡ビル
千代田生命ビル
西新
みずほ
銀行
天
神
ビ
ル
綾杉
駐車場
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P
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瓦ト
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駅ン
西
鉄
福
岡
天
神
駅
地下鉄天神駅
博多
穴吹ビル
五番町交差点
本通り
御堂筋
福岡支店
JR高松駅
広
島
セ
ン
タ
ー
ビ
ル
阪急グランドビル 2階
大阪マルビル
昭和通り
日銀
中央郵便局
100
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
会社概要
開示項目一覧
事業系統図 (平成18年3月31日現在)
※以下記載の関係会社はすべて連結子会社です。
銀行業務部門
本店及び支店
主な関係会社 (あおぞら信託銀行株式会社)
証券業務部門
本店及び支店
信託業務部門
主な関係会社
あおぞら信託銀行株式会社
(信託業務・銀行業務)
その他業務部門
主な関係会社
あおぞら債権回収株式会社
あおぞらインベストメント株式会社
あおぞらビジネスサービス株式会社
あおぞら情報システム株式会社
AZURE Funding
Aozora Asia Pacific Finance Limited
Aozora Investment Management Limited
(債権管理回収業務)
(ベンチャーキャピタル業務)
(事務受託業務・労働者派遣業務)
(システム開発業務)
(金銭債権取得業務)
(金融業務)
(金融業務)
あ
お
ぞ
ら
銀
行
子会社一覧 (平成18年7月1日現在)
会社名
所在地
業務の内容
設立年月日
資本金 当行出資 グループ
(百万円) 比率(%)出資比率(%)
あおぞら信託銀行(株)
東京都千代田区九段南1-3-1
信託業務・銀行業務
平成 6 年 2 月28日 5,437
100.0
―
あおぞら債権回収(株)
東京都千代田区九段北1-13-5
債権管理回収業務
平成 8 年 6 月18日
500
67.6
―
ベンチャーキャピタル業務
平成 3 年 5 月17日
20
100.0
―
昭和42年 4 月 1 日
150
100.0
―
あおぞらインベストメント(株) 東京都千代田区九段南1-3-1
システム開発業務・
あおぞら情報システム(株) 東京都千代田区九段南1-3-1
事務受託業務・
労働者派遣業務
あおぞらソフトウェア(株) 東京都千代田区神田錦町3-17-11 情報処理サービス業務
昭和48年 5 月 9 日
12
―
100.0
あおぞら証券(株)
東京都千代田区神田錦町3-17-11 証券業務
平成18年 4 月27日
500
100.0
―
AZURE Funding
英国領ケイマン諸島
平成16年 8 月 6 日
0
―
―
Aozora Asia Pacific Finance Limited 中華人民共和国 香港特別行政区 金融業務
平成17年 6 月28日 11,376
100.0
―
Aozora Investment Management Limited 英国ロンドン市
金融業務
平成18年 3 月28日
717
100.0
―
AZURE Funding Europe S.A. ルクセンブルク
金銭債権取得業務
平成18年 4 月 3 日
4
99.9
―
金銭債権取得業務
従業員の状況 (平成18年3月31日現在)
従業員数
平均年齢
平均勤続年数
平均年間給与
1,359人
(432)
38歳2月
14年3月
8,823千円
(注)1. 従業員数は、執行役員および海外の現地採用者を含み、臨時従業員を含んでおりません。
2. 臨時従業員数は、( )内に年間の平均人員を外書きで記載しております。
3. 平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。
101
開示項目一覧
銀行法第21条第1項前段及び第2項前段に規定する内閣府令で定める事項(銀行法施行規則第19条の2及び第19条の3)は、そ
れぞれ以下の該当頁に掲載しています。
単体
該当頁
1 概況及び組織
(1)経営の組織 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14, 97
(2)持株数の多い順に十以上の株主に関する事項
① 氏名(株主が法人その他の団体である場合には、その名称). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
② 各株主の持株数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
③ 発行済株式の総数に占める各株主の持株数の割合 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
(3)取締役及び監査役の氏名及び役職名 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10∼11
(4)営業所の名称及び所在地 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 98∼99
2 主要な業務の内容 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16∼ 28, 96
3 主要な業務に関する事項
(1)直近の営業
[事業]年度における営業
[事業]の概況 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51∼53
(2)直近の五営業[事業]年度における主要な業務の状況
① 経常収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
② 経常利益又は経常損失 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
③ 当期純利益又は当期純損失 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
④ 資本金及び発行済株式の総数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
⑤ 純資産額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
⑥ 総資産額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
⑦ 預金残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
⑧ 貸出金残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
⑨ 有価証券残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
⑩ 単体自己資本比率(法第14条の2第1項に規定する基準に係る算式により得られる比率). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
⑪ 配当性向 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
⑫ 従業員数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
50
50
50
50
50
50
50
50
50
50
50
50
(3)直近の二営業[事業]年度における業務の状況
① 主要な業務の状況
a. 業務粗利益及び業務粗利益率 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
b. 資金運用収支、役務取引等収支、特定取引収支及びその他業務収支
(国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごと). . . 72, 75
c. 資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、利息、利回り及び資金利ざや
(国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごと). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72∼73
d. 受取利息及び支払利息の増減(国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごと). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 74
e. 総資産経常利益率及び資本経常利益率 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
f. 総資産当期純利益率及び資本当期純利益率 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
② 預金
a. 流動性預金、定期性預金、譲渡性預金その他の預金の平均残高
(国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごと). . . . . . . . . 85
b. 定期預金の残存期間別の残高(固定自由金利定期預金、変動自由金利定期預金及びその他の区分ごと). . . . . . . . . . . . . . . . 86
③ 貸出金等
a. 手形貸付、証書貸付、当座貸越及び割引手形の平均残高(国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごと) . . . . . . . . . . . . . . 87
b. 固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残存期間別の残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 87
c. 担保の種類別(有価証券、債権、商品、不動産、保証及び信用の区分)
の貸出金残高及び支払承諾見返額 . . . . . . . . . . . . . . 89
d. 使途別(設備資金及び運転資金の区分)の貸出金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 89
e. 業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 88
f. 中小企業等に対する貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 87
g. 特定海外債権(特定海外債権引当金勘定の引当対象となる貸出金をいう。)残高の5 パーセント以上を占める国別の残高 . . . . 90
h. 預貸率の期末値及び期中平均値(国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごと). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 87
④ 有価証券等
a. 商品有価証券の種類別
(商品国債、商品地方債、商品政府保証債及び貸付商品債券の区分)の平均残高 . . . . . . . . . . . . . . . . 92
b. 有価証券の種類別(国債、地方債、社債、株式、外国債券及び外国株式その他の証券並びに
貸付有価証券の区分)
の残存期間別の残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 91
c. 国内業務部門及び国際業務部門の区分ごとの有価証券の種類別
(国債、地方債、社債、株式、外国債券及び外国株式その他の証券の区分)
の平均残高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 91
d. 預証率の期末値及び期中平均値(国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごと). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 91
4 業務の運営
(1)リスク管理の体制 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15, 58∼63
(2)法令遵守の体制 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 62∼63
102
01 Introduction
02 Management Message
03 Management Organization
04 Business Operations
05 Financial Information
06 Additional Information
開示項目一覧
決算公告(写)
5 直近の二営業
[事業]年度における財産の状況
(1)貸借対照表、損益計算書及び利益処分計算書又は損失処理計算書
[株主資本等変動計算書]. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 64∼ 71
(2)貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
① 破綻先債権に該当する貸出金 . . . . . . . . . . . . .
② 延滞債権に該当する貸出金 . . . . . . . . . . . . . . .
③ 三カ月以上延滞債権に該当する貸出金 . . . . . . .
④ 貸出条件緩和債権に該当する貸出金 . . . . . . . .
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56
56
56
56
(3)自己資本
(基本的項目に係る細目を含む。)の充実の状況 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 54
(4)次に掲げるものに関する取得価額又は契約価額、時価及び評価損益
① 有価証券 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 77∼ 78
② 金銭の信託 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
③ 第13条の3第1項第5号に掲げる取引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 79∼ 83
(5)貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 90
(6)貸出金償却の額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 90
(7)銀行法第20条第1項の規定により作成した書類[書面]について商法特例法[会社法第396条第1項]による
会計監査人の監査を受けている場合にはその旨 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
64
(8)銀行が貸借対照表、損益計算書及び利益処分計算書又は損失処理計算書[株主資本等変動計算書]
について
証券取引法第193条の2の規定に基づき公認会計士又は監査法人の監査証明を受けている場合にはその旨 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
64
連結
1 銀行及びその子会社等の概況
(1)銀行及びその子会社等の主要な事業の内容及び組織の構成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 100
(2)銀行の子会社等に関する事項
① 名称 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
② 主たる営業所又は事務所の所在地 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
③ 資本金又は出資金 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
④ 事業の内容 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
⑤ 設立年月日 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
⑥ 銀行が保有する子会社等の議決権の総株主、総社員又は総出資者
[総株主又は総出資者]の議決権に占める割合 . . . . . . . . . . . .
⑦ 銀行の一の子会社等以外の子会社等が保有する当該一の子会社等の議決権の
総株主、総社員又は総出資者[総株主又は総出資者]の議決権に占める割合 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
100
100
100
100
100
100
100
2 銀行及びその子会社等の主要な業務
(1)直近の営業
[事業]年度における営業の概況 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31∼ 33
(2)直近の五連結会計年度における主要な業務の状況
① 経常収益 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
② 経常利益又は経常損失 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
③ 当期純利益又は当期純損失 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
④ 純資産額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
⑤ 総資産額 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
⑥ 連結自己資本比率 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
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3 銀行及びその子会社等の直近の二連結会計年度における財産の状況に関する次に掲げる事項
(1)連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結剰余金計算書[株主資本等変動計算書] . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35∼ 42
(2)貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
① 破綻先債権に該当する貸出金 . . . . . . . . . . . . .
② 延滞債権に該当する貸出金 . . . . . . . . . . . . . . .
③ 三カ月以上延滞債権に該当する貸出金 . . . . . . .
④ 貸出条件緩和債権に該当する貸出金 . . . . . . . .
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(3)自己資本
(基本的項目に係る細目を含む。)の充実の状況 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
(4)銀行及びその子法人等が二以上の異なる種類の事業を営んでいる場合の事業の種類ごとの区分に従い、
当該区分に属する経常収益の額、経常利益又は経常損失の額及び資産の額として算出したもの . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
42
(5)銀行法第20条第1項の規定により作成した書類[書面]について商法特例法[会社法第396条第1項]による
会計監査人の監査を受けている場合はその旨 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
(6)銀行が連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結剰余金計算書
[株主資本等変動計算書]について
証券取引法第193条の2の規定に基づき公認会計士又は監査法人の監査証明を受けている場合にはその旨 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
35
金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第7条に規定する主務省令で定める事項(金融機能の再生のための緊急措置に関
する法律施行規則第5条及び第6条)は、以下の該当頁に掲載しています。
正常債権、要管理債権、危険債権、破産更生債権及びこれらに準ずる債権 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(注) の用語については会社法改正に伴い[ ]
内用語となっています。
55
103
決算公告(写)
銀行法第20条に基づいて、下記の決算公告を平成18年6月24日付日本経済新聞朝刊に公告しました。
同法第21条第1項及び第2項の規定により、本決算公告を掲載しています。
104
このディスクロージャー誌は、銀行法第21条の規定に基づいて作成した資料です。
資料のご請求・お問い合わせは各店窓口もしくはあおぞらホームコール(0120-250-399)をご利用ください。 (あおぞらホームコールご利用時間9 : 00∼19 : 00 ※土・日・祝日を除く)
また、インターネット上に開設しております当行ホームページもご覧ください。
2006年(平成18年)7月 発行
あおぞら銀行 財務部 コーポレートコミュニケーション室
〒102-8660 東京都千代田区九段南1-3-1 TEL : 03(3263)1111(代表)
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ス、財務情報等、さまざまな情報がご覧いただけ
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ディスクロージャー誌 2006
Printed in Japan
本誌は、再生紙に大豆油インクを使用して印刷しています。
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