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平成28年度 実施計画(PDF:748KB)

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平成28年度 実施計画(PDF:748KB)
平成28年度
千葉市産業廃棄物処理指導実施計画
平成28年7月
千
葉
市
目
次
第1章 実施計画の策定の趣旨
・・・・・・・・・・1
第2章 産業廃棄物の現状(平成26年度)
・・・・・・・・・・2
第1節 産業廃棄物の排出量の経年変化
・・・・・・・・・・2
第2節 産業廃棄物の排出及び処理処分の状況
・・・・・・・・・・3
第3節 産業廃棄物の業種別等の排出状況
・・・・・・・・・・4
第4節 多量排出事業者の排出状況
・・・・・・・・・・5
第3章 産業廃棄物処理指導の推進
・・・・・・・・・・6
第1節 平成28年度実施計画における重点施策について
・・・・・・・・・・6
第2節 産業廃棄物処理指導方針の施策体系
・・・・・・・・・・7
第3節 平成28年度実施予定施策と目標
・・・・・・・・・・8
1 循環型社会形成の推進
・・・・・・・・・・8
(1)事業者の取組みの促進
・・・・・・・・・・8
(2)公共部門の取組みの推進
・・・・・・・・・・10
(3)各種リサイクル法への対応
・・・・・・・・・・11
2 安全で安心な廃棄物処理の推進
・・・・・・・・・・13
(1)有害廃棄物等の適正処理の推進
・・・・・・・・・・13
(2)不適正処理の防止
・・・・・・・・・・16
(3)適正処理の確保
・・・・・・・・・・18
(4)行政代執行後の対応
・・・・・・・・・・21
(5)地球温暖化対策の取組の促進
・・・・・・・・・・21
3 関係者間の協働・連携の推進
・・・・・・・・・・22
(1)普及啓発による認識の共有等
・・・・・・・・・・22
(2)関係者間の連携強化
・・・・・・・・・・22
第1章
実施計画の策定の趣旨
本実施計画は、平成23年7月に策定した「千葉市産業廃棄物処理指導方針」で定め
た市が実施する施策の基本的枠組みに基づき、平成28年度中に実施する具体的な施策
と数値目標をまとめたものです。
施策ごとに目標を設定することにより、適切な評価を行うことを可能とし、平成28
年度の施策を効果的かつ着実に実施することを目指すものです。
1
第2章
第1節
産業廃棄物の現状(平成26年度)
産業廃棄物の排出量の経年変化
平成22年度から26年度までの千葉市内から発生した産業廃棄物の処分状況の経年
変化を図1に示します。
図1
千葉市内から発生した産業廃棄物の処分状況(平成22年度~26年度)
2
第2節
産業廃棄物の排出及び処理処分の状況
平成26年度における産業廃棄物の処理処分フローを図2に示します。
排 出 量 3,925 千 ト ン の う ち 、 資 源 化 な ど に よ る 再 生 利 用 量 は 2,070 千 ト ン 、 中 間 処 理
に よ る 減 量 化 量 は 1,807 千 ト ン で す 。
ま た 、 埋 立 処 分 を 行 っ た 最 終 処 分 量 は 49 千 ト ン で す 。
自己直接再生利用
①
産業廃棄物排出量
A
3,925
単位:千トン/年
1,326
自己
直接埋立処分量
②
自己中間処理後
再生利用量
⑧
0
自己中間処理後
残さ量
自己中間処理量
③
⑥
1,667
自己中間処理後
減量化量
⑦
未処理保管量
④
89
0
1,578
63
自己中間処理後
自己埋立処分量
⑨
0
自己中間処理後
処理委託量
⑩
委託処理後
再生利用量
27
⑭
直接委託処分量
⑤
委託処分量
⑪
932
958
委託中間処理後
残さ量
⑫
681
委託処理後
埋立処分量
730
⑮
委託中間処理後
減量化量
⑬
228
項
量 ( 千 トン/ 年 )
目
比率
=A
3,925
100.0
%
再生利用量
=①+⑧+⑭
2,070
52.7
%
減量化量
=⑦+⑬
1,807
46.0
%
最終処分量
=②+⑨+⑮
49
1.2
%
保管量
=④
0
0.0
%
産業廃棄物排出量
注:四捨五入の関係で合算が合わないことがあります。
図2
産業廃棄物の排出及び処理処分フロー
3
49
第3節
1
産業廃棄物の業種別等の排出状況
業種別排出量
業 種 別 排 出 量 で は 、製 造 業 が 1,604 千 ト ン と 最 も 多 く 全 体 の 40.9% で す 。続 い て 電
気 ・ ガ ス ・ 熱 供 給 ・ 水 道 業 が 1,546 千 ト ン ( 39.4% )、 建 設 業 が 658 千 ト ン ( 16.8% )
の 順 に 多 く 、 こ の 3 業 種 で 全 体 の 97.1% を 占 め て い ま す 。
単位:千トン/年
注:四捨五入の関係で合算が合わないことがあります。
図3
2
業種別産業廃棄物排出量(平成26年度)
種類別排出量
種 類 別 排 出 量 で は 、汚 泥 が 最 も 多 く 1,859 千 ト ン と 排 出 量 全 体 の 47.4% を 占 め て い
ま す 。次 い で 金 属 く ず が 533 千 ト ン( 13.6% )と 多 く 、鉱 さ い 486 千 ト ン( 12.4% )、
が れ き 類 339 千 ト ン ( 8.6% )、 ば い じ ん 292 千 ト ン ( 7.4% ) の 順 に 多 く な っ て い ま
す。
単位:千トン/年
注:四 捨 五 入 の 関 係 で 数 値 が 合 わ な い こ と が あ り ま す 。
図4
種類別産業廃棄物排出量(平成26年度)
4
第4節
多量排出事業者の排出状況
市 内 か ら の 産 業 廃 棄 物 排 出 量 ( 3,925 千 ト ン ) に 対 し て 多 量 排 出 事 業 者 の 産 業 廃 棄 物
排 出 量 ( 3,322 千 ト ン ) の 排 出 割 合 は 、 84.6% と 多 く な っ て い ま す 。
表1
業種別産業廃棄物排出量(平成26年度)
業種
排出量
構成比
単位:千トン/年
多量排出事業者
排出量
市全体に対する
構成比
製造業
1,604
40.9%
1,534
39.3%
電気・ガス・熱供給・水道業
1,546
39.4%
1,541
39.1%
658
16.8%
242
6.2%
農業、林業
75
1.9%
0
0.0%
その他
43
1.1%
4
0.1%
3,925
100%
3,322
84.6%
建設業
合計
注:四捨五入の関係で合算が合わないことがあります。
5
第3章
産業廃棄物処理指導の推進
この章では、
「千葉市産業廃棄物処理指導方針」に基づき、平成28年度中に実施する具体的な施策
を記載します。
第1節 平成28年度実施計画における重点施策について
平成28年度に重点的に取り組む施策を重点施策として下記のとおり定めます。
1 不適正処理の未然防止
職員による監視パトロール、スカイパトロール及び民間警備会社による監視パトロールを実施
するほか、不法投棄監視カメラを設置するなど、不法投棄等の不適正処理に対しては、迅速で厳
格な対処をします。
2 残存している不法投棄廃棄物への対応
残存している各事案については、行為者や土地所有者などに粘り強く撤去指導を行うとともに、
生活環境保全上の支障がある場合には必要な措置を講じます。また、職員によるパトロールの他、
委託民間警備会社による休日・夜間のパトロール等により更なる不法投棄の防止に努めます。
3 PCB廃棄物適正処理指導の推進
高濃度 PCB 廃棄物(使用中の高濃度 PCB 含有電気設備も含む)については、
「PCB 特別措置法」
及び「PCB 廃棄物処理基本計画」に基づき、計画的処理完了期限(高圧トランス・コンデンサ等:
平成35年3月末、安定器等・汚染物:平成36年3月末)までの速やかな処理完了を推進します。
また、千葉県及び県内他市を参考に、自家用電気工作物設置者を対象とした掘り起こし調査を実
施するとともに、立入検査等指導強化に努めます。
6
第2節 産業廃棄物処理指導方針の施策体系
産業廃棄物処理指導方針の施策体系は以下のとおりです。
1 循環型社会形成の推進
(1)事業者の取組みの促進
①
多量排出事業者に対する処理計画作成指導・公表と立入検査の実施
②
多量排出事業者以外(中小規模排出事業者)に対する啓発・助言
③
リサイクル協力体制の推進
④
グリーン購入の促進
(2)公共部門の取組みの推進
①
「千葉市建設リサイクル推進計画」の推進
②
市有建築物の長寿命化
(3)各種リサイクル法への対応
①
自動車リサイクル法の円滑な運営
②
建設リサイクル法の円滑な運営
③
その他個別リサイクル法への対応
2 安全で安心な廃棄物処理の推進
(1)有害廃棄物等の適正処理指導の推進
①
アスベスト廃棄物適正処理指導の推進
②
PCB廃棄物適正処理指導の推進
③
感染性産業廃棄物適正処理指導の推進
④
その他有害廃棄物等の適正処理の推進
(2)不適正処理の防止
①
不適正処理の未然防止
②
残存している不法投棄廃棄物への対応
③
市民及び関係機関との協力体制の構築
(3)適正処理の確保
①
法令遵守の指導及び自主的取組の促進
②
県外産業廃棄物対策の推進
③
優良産廃処理業者認定制度の実施
④
処理施設維持管理の指導
⑤
電子マニフェストの普及拡大
⑥
自社廃棄物の適正保管の指導
⑦
安全で安心できる処理施設の整備
⑧
最終処分場の環境モニタリングの充実
(4)行政代執行後の対応
(5)地球温暖化対策の取組みの促進
3 関係者間の協働・連携の推進
(1)普及啓発による認識の共有等
(2)関係者間の連携強化
①
近隣自治体との連携強化
②
関係団体との連携強化
部分は、本年度の重点施策を表します。
7
第3節 平成28年度実施予定施策と目標
1 循環型社会形成の推進
(1)事業者の取組みの推進
① 多量排出事業者に対する処理計画作成指導・公表と立入検査の実施
ア 処理計画作成・報告義務の徹底
廃棄物処理法に基づき、対象となる事業者に処理計画書及び実施状況報告書の提出を求めま
す。なお、産業廃棄物実態調査及びマニフェスト交付等状況報告書等により、対象事業者の把
握に努めます。
イ 処理計画等の公表の実施
廃棄物処理法の規定に基づき、提出された処理計画書及び実施状況報告書をホームページに
より公表します。
ウ 立入検査の実施
提出された処理計画等をもとに立入検査を実施し、処理計画の実施状況に関する実態把握に
努めます。また、個別に助言・要請を行うことにより自主努力を促します。
産業廃棄物処理計画書及び実施状況報告書の提出率
産業廃棄物処理計画書及び実施状況報告書のHP縦覧
多量排出事業者への立入検査件数
H27
H27
H28
目標
実績
目標
100%
100%
100%
HP縦覧
HP縦覧
HP縦覧
(10月から)
(10月から)
(10月から)
20件
20件
20件
② 多量排出事業者以外(中小規模排出事業者)に対する啓発・助言
ア 普及啓発活動の実施
対象事業者の把握が難しいため、ホームページや各業界団体等を活用し、産業廃棄物の減量
及び再生利用等の必要性について啓発・助言を行います。
イ 立入検査の実施
多量排出事業者以外(中小規模排出事業者)に対し立入検査を実施し、中小規模排出事業者
の実態把握に努め個別に助言・要請を行うことにより、自主努力を促します。
ホームページによる周知
多量排出事業者以外(中小規模排出事業者)への立入検査件数
8
H27
H27
H28
目標
実績
目標
随時・通年
随時・通年
随時・通年
100件
90件
100件
③ リサイクル協力体制の推進
事業者、処理業者に対してリサイクル等の重要性などを啓発します。
H27
H27
H28
目標
実績
目標
産業廃棄物処理業者セミナーの開催回数
2回
2回
2回
3Rや適正処理を推進するためのシンポジウム
1回
1回
1回
(千葉県開催)
(市内1回) (市内1回) (市内 1 回)
④ グリーン購入の促進
事業者に対して、ホームページ等をとおして、グリーン購入のための情報提供、啓発を行いま
す。
ホームページによる周知
9
H27
H27
H28
目標
実績
目標
随時・通年
随時・通年
随時・通年
(2)公共部門の取組みの推進
① 「千葉市建設リサイクル推進計画」の推進
公共工事においては「千葉市建設リサイクル推進計画2010」に基づき、建設副産物の減量化、
再利用促進及び適正な処理を図ってきました。
平成28年度は公共工事のリサイクルを継続的に実施するため「千葉市建設リサイクル推進計
画2016」を策定し、さらなる推進を図っていきます。
H27
H27
目標
実績
アスファルト・コンクリート塊(再資源化率)
100%
100%
コンクリート塊(再資源化率)
100%
100%
路盤廃材(再資源化率)
100%
100%
95%
99.3%
99%以上
100%
100%
100%
建設発生木材(再資源化率)
建設発生木材(再資源化・縮減率)
建設汚泥(再資源化・縮減率)
1,200t
建設混合廃棄物(排出量)
以下
建設廃棄物全体(再資源化・縮減率)
99%以上
1,248t
99.8%
<再資源化率>
・アスファルト・コンクリート塊、コンクリート塊、路盤材:
(再使用量+再生利用量)/排出量
・建設発生木材:
(再使用量+再生利用量+熱回収量)/排出量
<再資源化・縮減率>
・建設発生木材:
(再使用量+再生利用量+熱回収量+焼却による減量化量)/排出量
・建設汚泥:(再使用量+再生利用量+脱水等の減量化量)/排出量
※平成28年度の目標値は「千葉市建設リサイクル推進計画2010」の目標を踏まえ、
「千葉市建設リサイクル計画2016」において策定中。
② 市有建築物の長寿命化
市が保有する建築物について、新規に建設する場合は長寿命化に配慮するほか、既存の建築物
についても長寿命化を図り、産業廃棄物の排出抑制に努めていきます。
10
(3)各種リサイクル法への対応
① 自動車リサイクル法の円滑な運営
ア 引取業者及びフロン類回収業者の登録、解体業及び破砕業の許可事務
登録及び許可については基準を厳格に適用し、適正な事務を実施します。
イ 許可業者への立入検査の実施
市域において、自動車リサイクルの適正処理体制を確保するため、許可業者への立入検査を
実施し、適正処理について助言・指導をします。
ウ ヤード条例に基づく合同立入検査の実施
平成27年4月に施行された「千葉県特定自動車部品のヤード内保管等の適正化に関する条
例」
(ヤード条例)に基づき、千葉県と合同で立入検査を実施し、自動車リサイクル法における
適正処理を確保します。
解体業及び破砕業者への立入検査件数
ヤード条例に基づく立入検査件数
H27
H27
H28
目標
実績
目標
40件
45件
40件
―
53件
60件
② 建設リサイクル法の円滑な運営
ア 建設リサイクル法対象現場へのパトロールの実施
建設リサイクル法に基づく事前届出等に基づき、所管部署と合同でパトロールを実施し、最
終処分量の削減や適正処理につながる分別解体及び分別保管について指導します。
イ 建設リサイクル法の周知徹底
リサイクルにつながる仕組み等を、ホームページにより周知し、建設リサイクル法の遵守の
徹底を図ります。
H27
H27
H28
目標
実績
目標
建設リサイクル法対象現場へのパトロール件数
160件
36件
50件
ホームページによる周知
随時・通年
随時・通年
随時・通年
11
③ その他個別リサイクル法への対応
廃棄物の減量や再生利用等により循環型社会形成の推進を図るため、特定家庭用機器再商品化
法(家電リサイクル法)等の法制度をホームページにより周知します。
ホームページによる周知
12
H27
H27
H28
目標
実績
目標
随時・通年
随時・通年
随時・通年
2 安全で安心な廃棄物処理の推進
(1)有害廃棄物等の適正処理指導の推進
① アスベスト廃棄物適正処理指導の推進
ア アスベスト廃棄物の適正処理の確保
「千葉市のアスベスト(石綿)問題への総合的な対応策」(平成18年2月策定)に基づき、
下記の対策を実施します。
大気汚染防止法により届け出られた特定粉じん排出等作業(石綿の除去、囲い込み及び封じ
込め等の作業)現場に立入検査を行い、アスベストの飛散防止状況を確認します。
また、排出されるアスベスト廃棄物については、
「千葉市建築物等の解体等に伴う石綿の飛散
の防止等に関する要綱」に基づいて提出された廃石綿等処理計画書・処理完了報告書により、
適正に処理がなされたかどうか確認するとともに、市内中間処理業者(破砕施設)への立入検
査を実施し、処理基準等の遵守について確認します。
イ 適正処理の周知徹底
アスベスト廃棄物等の適正処理について、環境省が公表している「石綿含有廃棄物等処理マ
ニュアル(第2版)
」等の情報発信をホームページにより周知します。
H27
H27
H28
目標
実績
目標
随時・通年
72件
随時・通年
16件
16件
16件
160件
36件
50件
廃石綿等処理完了報告書件数
随時・通年
63件
随時・通年
ホームページによる周知
随時・通年
随時・通年
随時・通年
特定粉じん排出等作業(廃石綿等)現場への立入検査件数
再生砕石破砕施設への立入検査件数
建設リサイクル法対象現場へのパトロール件数
(建設リサイクル法による)(再掲)
13
② PCB廃棄物適正処理指導の推進
ア PCB廃棄物の処理体制
PCB廃棄物については、国の「PCB廃棄物処理基本計画」及び千葉県が策定した「千
葉県PCB廃棄物処理計画」に基づき、国・県・市が相互に連携して、確実かつ適正な処理
を推進します。
イ PCB廃棄物の保管状況届出義務等の周知徹底
PCB廃棄物を保管中及びPCB含有電気設備を使用中の事業者は、「PCB廃棄物の保
管及び処分状況等届出書」等による報告義務と、計画的処理完了期限内(高圧トランス・コ
ンデンサ等:平成35年3月末、安定器等・汚染物:平成36年3月末)での適正処理義務
があることから、その周知徹底に努めるとともに、掘り起こし調査により新たに確認された
事業者に対しても、同様に周知徹底を行います。
ウ 保管事業者への立入検査の実施
PCB廃棄物を保管中及びPCB含有電気設備を使用中の事業者に対して計画的に立入
検査を実施し、保管・使用状況の確認を行うとともに、PCB特別措置法やPCB廃棄物処
理基本計画に定められた処理期限内での適正処理完了を促すため、処理に関する情報提供に
努めます。
PCB廃棄物保管事業者への立入検査件数
14
H27
H27
H28
目標
実績
目標
60件
51件
60件
③ 感染性産業廃棄物適正処理指導の推進
ア 病院への立入検査の実施
感染性産業廃棄物を多量に排出する病院を中心に立入検査を実施し、委託契約書及びマニフ
ェストの保管状況等の点検を行い、また、運搬されるまでの間、適正に保管されているか確認
します。
イ 在宅医療回収協力薬局への立入検査等の実施
定期的に回収協力薬局に立入検査を実施し、在宅医療用廃棄物の適正な処理について助言・
指導を行っていきます。
ウ 普及啓発活動の実施
千葉市薬剤師会等と協力し、ホームページ等により在宅医療廃棄物回収制度の普及啓発に努
めていきます。
H27
H27
H28
目標
実績
目標
病院への立入検査件数
20件
26件
20件
在宅医療回収協力薬局立入検査件数
10件
7件
10件
随時・通年
随時・通年
随時・通年
ホームページによる周知
④ その他有害廃棄物等の適正処理の推進
焼却施設等に対して立入検査を実施するとともに、ダイオキシン類などの有害物質の測定を行
い、施設の維持管理基準等の遵守について確認します。
H27
H27
H28
目標
実績
目標
焼却施設への立入検査件数
4件
3件
3件
ダイオキシン類等有害物質測定件数
4件
3件
3件
15
(2)不適正処理の防止
① 不適正処理の未然防止
ア 監視パトロールの実施及び強化
職員による監視パトロールやスカイパトロールに加え、民間警備会社による監視パトロール
を実施します。
イ 監視カメラの設置
不法投棄多発地点に監視カメラを設置することにより、不法投棄の未然防止、早期発見に
努めます。
ウ 普及啓発活動の実施
ホームページ等により市民・事業者の関心を高めるとともに、不適正処理の未然防止、早期
発見するため、情報の提供などを広く呼びかけます。また、パンフレットの作成等により、土
地所有者に対して不法投棄の未然防止策などを講ずるよう啓発します。
エ 即応体制の確保
県警の協力のもと、現職警察官及び県警OBを配置し、不法投棄等の不適正処理について迅
速に対処します。
オ 不適正処理への厳格な対応
不適正処理が発見、確認された場合は、廃棄物処理法等に基づく行政指導、行政処分はもと
より、刑事告発及び行為者の公表なども視野に入れ厳格に対応します。また、再発のおそれの
ある事業者に対しては継続的な監視を行います。
H27
H27
H28
目標
実績
目標
通年
通年
通年
366回
366回
365回
スカイパトロール実施回数
2回
2回
2回
監視カメラ設置台数
5台
5台
5台
随時・通年
随時・通年
随時・通年
現職警察官配置数
2人
2人
2人
県警OB配置数
4人
4人
4人
監視パトロールの実施
民間委託パトロール実施回数
ホームページによる周知
16
② 残存している不法投棄廃棄物への対応
残存している各事案については、行為者や土地所有者などに粘り強く撤去指導を行うとともに
生活環境保全上の支障がある場合には必要な措置を講じます。また、職員が行うパトロールの他
休日や平日の夜間を中心に行う委託民間警備会社によるパトロール、年2回行うヘリコプターに
よるスカイパトロール等により更なる不法投棄の防止に努めます。
産業廃棄物不法投棄等残存件数
H27
H27
H28
目標
実績
目標
23件以下
23件
23件以下
③ 市民及び関係機関との協力体制の構築
ア 廃棄物等不適正処理監視委員(WITH委員)との連携
市はWITH委員と連携し、市内での不適正処理多発地域の情報収集を行っています。今後
もWITH委員の協力のもとに、不適正処理の早期対応を図ります。
イ 市民との連携
市では、不法投棄多発地域において自治会の協力のもと、土地所有者などに対し不法投棄撲
滅リーフレットの配布等を行っています。今後も市民との相互理解・協力関係を推進し、不適
正処理の防止に努めます。
ウ 県警・検察との連携
悪質な不適正処理には厳格な対応が求められ、行政処分及び刑事告発などを視野に入れた対
応が必要となります。市は県警・検察との連携を一層深め、それらの不適正処理に厳格に対応
していきます。
エ 各業界との連携
廃棄物不法投棄情報提供に係る郵便局との協定に基づいた連携を実施し、不適正処理の防止
を図ります。
オ 関係自治体との連携
市では、近隣の自治体で構成する「産業廃棄物不適正処理防止広域連絡協議会(産廃スクラ
ム32)
」のメンバーとして一斉路上調査を実施します。
H27
H27
H28
目標
実績
目標
7人
7人
7人
WITH委員による監視の実施
21回
9回
通年
郵便局配達員による通報の実施
通年
0回
通年
産廃スクラム32一斉路上調査
2回
2回
2回
WITH委員設置数
17
(3)適正処理の確保
① 法令遵守の指導及び自主的取組の促進
ア 適正処理等の周知徹底
廃棄物処理法の内容や産業廃棄物の適正処理等について、ホームページを通じて事業者にわ
かりやすく理解してもらうことに努めます。
イ マニフェスト交付等状況報告義務の徹底
廃棄物処理法に基づき、対象となる排出事業者にマニフェスト交付等状況報告書の提出を求
めます。
ウ 産業廃棄物処分実績報告書の提出
産業廃棄物処分業者に産業廃棄物処分実績報告書の提出を求めます。
エ 事業者に対する立入検査の実施
排出事業者に対して随時立入検査を実施し、委託基準やマニフェストの保管等に関する指導
を行います。
また、産業廃棄物処理業者に対しても計画的に立入検査を実施し、マニフェストの保管等を
はじめとする法令遵守についての指導を行っていきます。
オ 各種講習会の開催等
廃棄物処理法の改正や、適正処理に関する新たな制度の開始などについて、随時事業者を対
象とした講習会を開催します。
また、事業者の社内研修や関係団体の講習会等へ講師を派遣し、適正処理についての指導、
啓発を行います。
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H27
H28
目標
実績
目標
ホームページによる周知
随時・通年
随時・通年
随時・通年
産業廃棄物処分実績報告書提出率
100%
98%
100%
2回
2回
2回
産業廃棄物処理業者セミナーの開催回数
(再掲)
18
② 県外産業廃棄物対策の推進
ア 事前協議の指導
排出事業者は、県外産業廃棄物の市内での最終処分を計画している場合、事前に協議が必要
となります。事前協議を通じて、不法投棄の防止及び最終処分場の延命化を図ります。
イ 制度の周知及び円滑な運用
県外産業廃棄物のさらなる適正処理等を図るため、ホームページにより周知を図ります。
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目標
実績
目標
県外産業廃棄物事前協議の実施
随時・通年
10件
随時・通年
ホームページによる周知
随時・通年
随時・通年
随時・通年
※平成25年度より市内中間処理による事前届出制は廃止となりました。
③ 優良産廃処理業者認定制度の実施
同制度による適正な認定を行うとともに、認定を受ける処理業者を拡大するため、ホームペー
ジ等をとおして制度の普及に努めます。また、認定した場合にはホームページで公表します。
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目標
実績
目標
優良産廃処理業者認定の実施(優良確認含む)
随時・通年
3件
随時・通年
ホームページによる周知
随時・通年
随時・通年
随時・通年
※優良産廃処理業者認定制度は平成23年4月から施行されました。
④ 処理施設維持管理の指導
ア 維持管理報告の徹底
「千葉市廃棄物処理施設の設置及び維持管理に関する指導要綱」等に基づき、積替・保管施
設、中間処理施設、最終処分場について維持管理報告書の提出を求め、施設の維持管理状況を
的確に把握します。
イ 立入検査の実施
計画的な立入検査を実施し、処理基準や維持管理基準等を遵守するよう指導します。また、
必要な是正指導を行います。
積替・保管施設、中間処理施設、最終処分場に係る
維持管理報告書提出率
積替・保管施設、中間処理施設、最終処分場への立入検査件数
19
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H28
目標
実績
目標
100%
100%
100%
350件
341件
370件
⑤ 電子マニフェストの普及拡大
排出事業者、産業廃棄物収集運搬業者及び産業廃棄物処分業者に対し、ホームページを通じて
電子マニフェストのメリット、必要性を発信し加入の促進を図ります。
H27
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目標
実績
目標
ホームページによる周知
随時・通年
随時・通年
随時・通年
電子マニフェスト普及率
50.0%
50.2%
50.0%
⑥ 自社廃棄物の適正保管の指導
ア 建設系廃棄物の事業場外保管届出制度の円滑な運用
廃棄物処理法に基づき、事業場外保管届出制度の対象となる建設系廃棄物の事業場外保管状
況の把握に努め、届出対象となる事業者に届出の提出を求めます。
イ 建設系廃棄物の事業場外保管場への立入検査の実施
市内の建設系廃棄物の事業場外保管場へ計画的な立入検査を実施し、適正な保管や処理につ
いて指導を行います。
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目標
実績
目標
建設系廃棄物の事業場外保管場の把握・届出指導
随時・通年
1件
随時・通年
建設系廃棄物の事業場外保管場への立入検査の実施
随時・通年
0件
随時・通年
※排出事業者が産業廃棄物を事業所の外で保管する際の事前届出制度は、平成23年4月から
施行されました。
⑦ 安全で安心できる処理施設の整備
ア 事前協議の実施
「千葉市廃棄物処理施設の設置及び維持管理に関する指導要綱」に基づき、設置計画が周辺
地域の生活環境の保全について適正な配慮がなされているものか審査を行います。
イ 審議会の設置による審査
焼却施設や最終処分場の設置許可に際しては、
「千葉市産業廃棄物処理施設設置等審議会設置
条例」に基づき、生活環境の保全に関する専門的知識を有する者からなる審議会により厳正に
審査を行います。
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目標
実績
目標
産業廃棄物処理施設の設置に係る事前協議
随時・通年
6件
随時・通年
焼却施設、最終処分場の設置許可に係る審議会開催
随時・通年
0回
随時・通年
20
⑧ 最終処分場の環境モニタリングの充実
最終処分場において立入検査を実施し、重金属類やダイオキシン類などの水質検査等を行いま
す。また、その結果を公表するとともに、それに基づいた最終処分場の適正な維持管理の指導を
行います。
最終処分場への立入検査件数
(再掲)
水質検査等の分析検査件数(検体数)
ホームページによる公表
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目標
実績
目標
50件
150件
50件
29件
21件
25件
通年
通年
通年
(4)行政代執行後の対応
緑区平川町の行政代執行跡地の管理について、職員や委託民間警備会社によるパトロールにより
継続的に監視するほか、地元町内自治会等から要望もあることから、当面は、モニタリング調査等
により生活環境への影響を確認します。
また、行政代執行に要した費用について、行為者への強制徴収を継続するとともに、財産調査に
より資力を把握し、回収に努めます。
(5)地球温暖化対策の取組みの推進
再生利用が適当でない廃棄物を焼却処理する場合、処理時の排熱を回収して発電や熱利用を行う
ことにより、エネルギーの有効活用が期待できます。排出事業者に対して、焼却処理を行う際のエ
ネルギー有効活用を促します。
また、廃棄物処理法に基づく熱回収施設の認定を行い、認定を受けた事業者をホームページ等で
公開するなど、熱回収施設の利用促進を図ります。
熱回収施設の認定の実施
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H28
目標
実績
目標
随時・通年
0件
随時・通年
※熱回収施設設置者認定制度は平成23年4月より施行されました。
21
3 関係者間の協働・連携の推進
(1)普及啓発による認識の共有等
各関係者に応じた啓発活動を実施するとともに、ホームページや広報誌に加えて新たな情報提供
方法を検討するなど、より分かりやすい情報提供をします。
ホームページによる情報提供
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目標
実績
目標
随時・通年
随時・通年
随時・通年
(2)関係者間の連携強化
① 近隣自治体との連携強化
九都県市廃棄物問題検討委員会、関東甲信越地区産業廃棄物処理対策連絡協議会等を通じ、国
への要望や産業廃棄物に関する諸問題について検討します。
また、産業廃棄物不適正処理防止広域連絡協議会(通称:産廃スクラム32)として各自治体
の連携を図るため、情報交換を積極的に行うとともに一斉路上調査を行うなど、産業廃棄物の適
正処理について広域的な協力体制の強化に努めていきます。
② 関係団体との連携強化
千葉県産業廃棄物協会をはじめとする関係団体との連携を推進し、廃棄物処理法の遵守はもと
より、循環型社会の形成に関する取組みについて協力して取り組んでいきます。
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目標
実績
目標
九都県市廃棄物問題検討委員会
2回
2回
2回
関東甲信越地区産業廃棄物処理対策連絡協議会
2回
2回
2回
一般社団法人千葉県産業廃棄物協会との行政懇談会
随時
1回
随時
産廃スクラム32一斉路上調査
2回
2回
2回
(再掲)
22
平成28年度千葉市産業廃棄物処理指導実施計画
千葉市環境局資源循環部産業廃棄物指導課
〒260-8722 千葉市中央区千葉港2番1号
千葉中央コミュニティセンター2F
電
話 043-245-5682
FAX 043-245-5689
発行:平成28年7月
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