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英文学科SAパンフレット(PDF)
スタディ・アブロード(SA)プログラム 英文学科のみなさん、在学中に英語圏に留学しませんか。 密度の高い英語の授業と異文化体験によって、 世界に通用するコミュニケーション力と適応力が身につきます。 英文学科には 3 つの SA プログラムがありますが、目的はそれぞれ異なります。 自分に合ったプログラムを選んで出願してください。 (1)夏期 SA プログラム(University College Dublin) アイルランド共和国の首都ダブリンの名門大学、 University College Dublin (UCD)での 3 週間の語学研修 プログラムです。英語圏で生活し、他国からの留学生と机 を並べて勉強することによって、英語力を集中的に身につ ●出願資格● ●英文学科に在籍し、所定の審査を通過した学生 ●心身ともに健康で、海外での生活に順応できる者 ● SA 出発までに実施される説明会やガイダンス、帰国 後の報告会などに参加できる者 け、英語文化への理解を深め、帰国後の勉学意欲を高める ことが目的です。 ●選考方法● 夏期 SA プログラム(UCD)と、後期 SA プログラム(UCD (2)後期 SA プログラム(University College Dublin) とフォントボン大学) とでは、選考方法が異なります。 夏期 SA プログラムと同じ UCD での 15 週間の語学研修 プログラムです。長期にわたって英語圏で生活し、勉強す C o n t e n t s ることによって、さらなる英語力アップをめざします。ま た、ホームステイで現地の家族と交流することを通して、 コミュニケーション能力を高め、異文化理解を深めること 英文学科スタディ・アブロードプログラムについて 1 出願選考について 1 SA プログラムの単位認定について 2 出発までのスケジュール 3 University College Dublin 4 UC ダブリン体験記 7 Fontbonne University 8 フォントボン大学 座談会 10 SA プログラムのサポート体制について 13 も大切な目的です。 ①夏期 SA プログラム(UCD) 応募者が募集人数を超えなければ、原則として、書類だ けで選考します。 ②後期 SA プログラム(UCD とフォントボン大学) 応募人数に関わらず、両方とも書類選考と面接試験を行 います。書類選考では大学での成績や英語力を中心に、 面接試験ではコミュニケーション能力、勉学意欲、志望 (3)後期 SA プログラム(Fontbonne University) アメリカ合衆国ミズーリ州セント・ルイスにあるフォン トボン大学で 16 週間、正規の学生として、英語だけでな 動機などを中心に、長期の留学に適しているかどうかを 判断します。 ※出願に際しては、コースにより出願資格や選抜方法が変更に くさまざまな分野の専門科目を学びます。アメリカ人学生 なることがありますので、詳しくは秋に実施される SA 説明 と一緒に専門科目を学んだり、現地の人々や他国からの留 会に参加してください。 学生と交流することにより、英語力だけでなく専門的知識 を身につけ、同時に異文化理解を深め、コミュニケーショ ン能力を高めることを目指します。自国の文化への興味と 理解を深め、国際的な視野を持つきっかけにすることも目 的の一つです。 【1】 スタディ・アブロード(SA)プログラム スケジュール 単位認定 選考年度 英文学科が実施する SA プログラムは 2 カ国 3 コースからなります。 いずれも現地プログラムで所定の評価を得て、 帰国後に実施される面接や報告会などに出席することにより、 本学の卒業所要単位として認められます。 実施年度 9 ∼ 10 月 SA 説明会 5 月 ビザ・渡航説明会 10 ∼ 11 月 出願期間 7 月 危機管理ガイダンス・直前ミーティング 選考および結果発表 8 月 出発 12 月 (※夏期 SA に参加する 1 年生は 4 月に説明会、5 月に出願・選考) 参加決定後∼ SA 出発までの準備 に対処すべきかを、海外旅行保険の使い方も含め詳しい説 パスポートの取得(実施年度の 1 月頃) ● University College Dublin(UCD) ● Fontbonne University 明を行います。 英文残高証明書(実施年度の 7 月頃) 参加決定後、パスポートは各自で取得します(取得費用は各 2 つのプログラム(夏期・後期)は、いずれもユニヴァー フォントボン大学では、正規課程の授業と Intensive シティ・カレッジ・ダブリン(UCD)の語学研修機関である English Program(通称 ESL コースと呼ばれている英語集 UCD Applied Language Center の English Language 中授業)を履修することができます。 Courses のプログラムを受講します。 自の負担) 。すでにパスポートを持っていても、SA 期間前や 期間中に有効期限が切れる場合は、更新手続きが必要です。 には、金融機関が発行する本人名義の英文の残高証明書が SA 先大学入学願書等必要書類の作成・提出 正規課程の開講科目は、文化、ドラマ、メディア、ジェ (選考年度の 2 月以降) ンダーなど、幅広いジャンルにわたっていて、英文学科教 <夏期 SA プログラム> 員のアドバイスを受け、自分の希望と英語力を考慮して、 8 月に約 3 週間のコースとして開講される Summer 科目履修していきます。帰国後、フォントボン大学での修 Programme に参加します。帰国後、所定の手続きや審査 得単位を文学部教授会で審議のうえ、認められた場合は同 を経て、英文学科「選択必修 B」に配置されている「海外 系統の専門科目に読み替えて卒業所要単位として算出され 英語演習」4 単位が認められます。参加者は必ず前期の履 ます。認定単位数の上限は 22 単位です。 English Courses を受講します。語学力向上のための授業 動は制限されません)。詳しくは SA 説明会やガイダンス 出します。その他 SA 先によって必要な書類がありますの で説明しますが、余裕をもった資金準備をお願いします。 で順次、準備を進めていきます。 SA 費用の支払い(実施年度の 7 月頃) ビザ・渡航説明会(実施年度の 5 月頃) 各プログラムの SA 費用と奨学金はそれぞれ 6、7、10 ペー SA 参加にあたって、学生ビザの取得が必要です。ビザ取 ジに前年度実績および概算として記載してあります。参加 得に必要な書類の説明をするガイダンスとなります。各種 費用は為替レートの変動により、大きく変わることがあり 証明書や書類などを各自で準備する必要があります。 ます。為替変動に備えて余裕を持った資金準備をお願いし ます。7 月頃、保証人宛への書類送付をもって最終的な金 のほか、社会や文化などに関する科目も用意され、個人の 先輩の体験談(実施年度の 5 月頃) 希望や関心に応じて履修することができます。帰国後、各 専門科目に読み替えて卒業所要単位として認められます。 認定単位数の上限は 22 単位です。 額確定とさせていただきます。支払方法は一括で、奨学金 は所定の申請後にお振り込みします。ただし、夏期 SA に 自が現地で履修してきた科目を、文学部教授会で審議のう え、認められた場合は英文学科で開講されている同系統の これは留学中の支払能力を証明するもので、2009 年度は 160 万円以上が必要となりました(証明書発行後の預金移 あります。 約 15 週間のコースとして開講される Long-Stay General 必要となります(4 月の入学申込書提出の際にも必要)。 SA 先大学に提出する入学願書を記入して SA センターに提 修登録期間内に、「海外英語演習」を履修登録する必要が <後期 SA プログラム> 各国の入国管理局の指示により、米国の留学ビザ取得の際 ついては、奨学金申請者にはあらかじめ奨学金同額を差し 昨年度 SA に参加した学生から SA 先大学の様子や、現地 引いた金額で SA 費用をご請求します。 での具体的な生活状況や授業の様子などを聞くことができ ます。 直前ミーティング 危機管理ガイダンス(実施年度の 7 月頃) 出発の約 2 週間前に行われるガイダンスで、当日の集合場 所を含めて、SA 出発に向けた最終案内をします。 留学中に思わぬアクシデントに見舞われた場合、どのよう 【2】 【3】 University College Dublin 基本情報 【所 在 地】アイルランド・ダブリン州ベルフィールド 【受け入れ機関】UCD Applied Language Center 【対 象】夏期:英文学科の 1 年生以上 後期:英文学科の 2 年生以上(応募は 1 年生以上) 【参加人数】夏期: 25 名以内 後期: 10 名以内 【留学期間】夏期: 8 月初旬∼ 8 月下旬(約 3 週間) 後期: 8 月末∼ 12 月中旬(約 15 週間) 【宿泊施設】大学内の寮またはホームステイ 【夏期 SA プログラム】 ●授業の内容と特色● 参加学生は UC ダブリンのキャンパス内の学生寮また トを受けた後に、クラス分けが行われます。1 クラスの人 は、ホームステイを選択できます。寮は一人部屋で、トイ 数は最大 14 名で、UCD の語学センター (Applied Language レ、シャワー、キッチン、リビングが共有となり、自炊で Centre)に所属する教員が授業を担当します。月曜日から す。キャンパスからは市内行きのバスが出ており、ダウン 金曜日まで、午前 9 時から午後 1 時までの 4 時間が教室で タウンにすぐに行くことができます。 の学習時間です。初めの 2 時間が教科書を使用した総合的 な英語学習、3 時間目がリスニングの補足学習、4 時間目 ●大学概要● 1854 年に創設された UCD は、アイルランドを代表する 大学で、国際交流や留学学生教育に豊富な経験を持ってい ●宿泊施設● 授業は 3 週間行われます。はじめにプレースメントテス ●費用について● がアイルランド文化(文学、歴史、映画、音楽など)の学 下記の費用は 2009 年度実績です。特に授業料は、為替 習にあてられます。午後には名所めぐりやアイリッシュ・ 変動などにより大きく変わりますのであらかじめ余裕をも ダンスなどの文化プログラムがあります。 った資金準備をお願いします。 ます。この優れた教育施設で、さまざまな国籍の学生と一 緒に英語とアイルランド文化を学びます。UCD はダブリ ンの中心部からバスで 15 分ほどの静かな環境にあります。 【時間割例】 (途中に適宜休憩が入ります) 交通の便はよく、治安もとてもよい地域です。 1 限・ 2 限 9 : 00-11 : 00 教科書 Unit1&2 : Memories & Childrenn 学習 ●生活環境● 3限 11 : 00-12 : 00 ニュース番組の聴き取り 4限 12 : 00-13 : 00 アイルランドの伝統音楽 午 後 James Joyce Tower Museum 訪問 リフィー川の河口にあるアイルランド共和国の首都ダブ リンは、豊かな自然と長い歴史を兼ね備えた美しい都市で 航空運賃(空港使用料など含む) 211,220 円 海外旅行総合保険料 5,830 円(全員加入) 授業料(登録料、宿泊費、送迎費含む) 1,594 ユーロ/ 210,408 円 (1 ユーロ= 132 円で計算) す。多くの文学者を輩出したことでも著名なダブリンの市 内には、『ガリヴァー旅行記』の作者ジョナサン・スウィ ● 2009 年度実績● 合計 427,458 円 文学部奨学金 − 50,000 円(予定額) ※事前の申請により合計額から、あらかじめ奨学金同額を減額 フトゆかりの聖パトリック大聖堂があります。また電車で して SA 費用を請求します。 30 分も移動すれば、ジェームズ・ジョイスの小説『ユリ 食費:ホームステイの場合は、平日の昼食以外は上記料金に シーズ』の舞台となったマーテロー・タワーも見学できま す。さらに足をのばせば、初期キリスト教文化を伝えるグ レンダロッホの教会群や、5000 年以上前の巨大古墳ニュ ーグレンジにも行けます。 【4】 含まれます。寮の場合は、上記料金に含まれません (自炊・学食など) 。 交通費:ホームステイの場合は、通学バス代(約 5 千円程度) が別途かかることがあります。 その他:テキスト代、小遣いなどが別途必要です。 【5】 UC ダブリン大学・夏期 SA プログラム体験記 体験記 01 University College Dublin 参加以前よりも数倍、 精神面、語学面で成長できた 色とりどりの建物と路上でパフォー 知的好奇心を刺激する資料やビデオ鑑 マンスを繰り広げるアーティストた 賞もあったし、実際に文学作品に触れ ち。華やかで美しいダブリンの風景が、 る機会もありました。英文の書き方や テンションの高いクラスの先生や友人 読み方、ポイントなどを学ぶ授業もあ たちとの楽しい思い出とともに今も私 り、とても興味深いプログラムでした。 の心に残っています。 寮は個室ですが共同の居間があり、 【後期 SA プログラム】 ●授業の内容と特色● 授業は 15 週間行われます。はじめにプレースメントテ ストを受けた後に、クラス分けが行われます。1 クラスの ●宿泊施設● 参加学生は UC ダブリンのキャンパス近くのホームステ イを選択できます。 人 数 は 最 大 1 4 名 で 、 U C D の 語 学センター( A p p l i e d Language Centre)に所属する教員が授業を担当します。 ●費用について● 月曜日から金曜日まで、午前 9 時から午後 1 時までの 4 時 下に書かれた費用は 2010 年度見込金額です。特に授業 間が教室での学習時間です。初めの 2 時間が教科書を使用 料は、為替変動などにより大きく変わりますのであらかじ した総合的な英語学習、3 時間目と 4 時間目がアイルラン め余裕をもった資金準備をお願いします。また、SA 期間 ド文化(文学、歴史、映画、音楽など)を素材とした総合 中の法政大学の授業料は SA 費用とは別に通常通り必要と 的な英語の学習にあてられます。さらに、火曜日と木曜日 なりますので、ご注意ください。 益田 綾奈(3 年) 私はこれまで親元で暮らしてきたの で、日常生活や考え方において、甘え 学生同士のコミュニケーションがとり た部分がありました。SA 先では食事 やすいつくりになっています。時間に や洗濯などすべて自分でしなくてはな よってお湯が出ないという難点はあっ らず、親のありがたさを身にしみて感 たものの、バスルームやキッチンなど じました。また、日本では味わえない は定期的に清掃されており、いつも清 文化の違いに触れ、外国の人々と交流 潔でした。部屋は鍵がかかるので宿題 することで新しい考え方も持てるよう に没頭したいときなどは一人の時間が になりました。この 2 つの点で、SA 持てるし、無線 LAN が使えるので、 に参加する前よりも数倍、精神面、語 生活はとても快適でした。 学面で成長したと思います。 授業は基本的に語学の授業ですが、 には、午後 2 時 30 分から 5 時まで、総合的な英語学習の特 ● 2010 年度見込金額● 訓があります。 航空運賃(空港使用料など含む) 213,900 円 【時間割例】 海外旅行総合保険料 1 限・ 2 限 9 : 00-11 : 00 教科書 Unit1&2 : Memories & Childrenn 学習 3 限・ 4 限 11 : 00-13 : 00 文学的な素材(神話・伝説・詩)を 使用して、リーディング・リスニン グ・ライティング・スピーキングの 特訓 午 後 James Joyce Tower Museum 訪問 31,460 円(全員加入) 授業料(登録料、宿泊費、送迎費含む) 6,350 ユーロ/ 819,650 円 (1 ユーロ= 130 円で計算) 合計 1,065,010 円 奨学金… 2010 年度の奨学金は約 30 万円になる予定ですが毎年、参加 者の人数によって多少変動します。 ※奨学金の申請・支給方法は別途ガイダンスでお知らせします。 ※その他の経費 食費:平日の昼食以外は上記料金に含まれます。 交通費:通学バス代(約 5 千円程度)が別途かかることがあ ります。 その他:テキスト代や小遣いなどが別途必要です。 体験記 02 英語を話り自ら行動できることに 大きな喜びを感じ、自信がついた 小藤 沙織(3 年) 最初は不安だらけで慣れないことば ルランド独特の言葉・表現などを学び かりの SA でしたが、あっという間の ました。名所めぐりなどのさまざまな 3 週間でした。アイルランドは自然が ツアーもとても面白い体験でした。授 豊かで、街中は安全で、人々は温かく、 業では、クラスメイト各国の文化につ あいさつをすると、皆笑顔で返してく いての意見交換なども行いました。 れます。そのため、私たちのような外 私にとってはこれが初めての海外経 国人でも安心して過ごすことができ、 験だったので、それだけでも成長した 語学の勉強にも集中して取り組むこと ような感じがします。思った以上に自 ができました。ホームステイも、はじ 由な時間を持てたので、自分のペース めは不安ばかりでしたが、優しくて温 で、自分で考えて選び行動できたこと かい家族に迎えられました。コミュニ も大きな収穫でした。最後の週末には、 ケーションもたくさんとれたし、とて 友人と 2 人で中世の雰囲気あふれるキ も貴重な体験になりました。 ルケニーへのバスツアーに参加しまし 大学の勉強で興味深かったのは、各 た。自分たちで英語を話し、行動でき 講師オリジナルのプリントによるアイ たので、とてもうれしかったし、自信 ルランド文化です。アイリッシュダン もつきました。 ス、アイリッシュミュージック、アイ 【6】 【7】 Fontbonne University ●生活環境● 基本情報 大学のキャンパスは、高級住宅地やワシントン大学など 【所 在 地】アメリカ・ミズーリ州セントルイス に近い、閑静なたたずまいの中にあります。徒歩圏内には 【受け入れ機関】International Affairs, Fontbonne University 若者たちでにぎわうショッピング通りや、スーパーマーケ 【対 象】英文学科生の 2 年生以上(応募は 1 年生以上) ットがあり、便利です。 【参加人数】8 名以内 ●宿泊施設● 【留学期間】8 月中旬∼ 12 月中旬(約 4 カ月間) 参加学生は全員フォントボン大学のキャンパス内の学生 【宿泊施設】大学内の寮 寮に滞在します。寮は清潔で、自動販売機、電子レンジ、 レクリエーションルーム、コインランドリー、24 時間使 用可能なコンピューターラウンジなどが備わっています。 ●大学概要● シャワーはフロア毎の共同です。キャンパスは校舎外も含 めてワイヤレス・インターネット環境です。週に 14 回の フォントボン大学は、共学のカトリック系 4 年生大学で、 学生数は約 2,800 人、教員は 414 人であり、学生対教員の 食事付ですが、キャンパス近くに日本食材が手に入る店も 比率は 13 対 1 と少人数で学びやすい環境です。 あり、寮のキッチンで自炊もできます。 ●費用について● ●授業の内容と特色● 授業料と寮費などは、現地で直接フォントボン大学にお 支払いいただきます(授業料は、正規科目の履修登録数に フォントボン大学では英語のレベルにより、学部正規科 目の履修できる科目数が変わってきます。 より金額が変わります)。それ以外の費用は出発前の 7 月 ■正規科目を 3 ∼ 4 科目受講する場合: IBT65 点、TOEIC 頃に法政大学にお振り込みいただきます。 下記の費用は、2009 年度実績で、お小遣いやその他の 650 点、IELTS 5 もしくは英検準 1 級以上程度の英語の 生活費用は含まれていません。また、SA 期間中の法政大 能力を有する者 ■ ESL コースと正規科目を 1 科目受講する場合: IBT46 学の授業料は SA 費用とは別に通常通り必要となりますの 点、TOEFL 450 点、TOEIC 500 点、もしくは英検 2 級程 で、ご注意ください。 度の英語の能力を有する者 ● 2009 年度実績● 現地に到着してから支払う費用 ■ ESL コースのみ受講する場合:上記の 2 つに当てはまら ない者 【正規授業の一例】 米文学の科目に加え、Drama, American Studies, Women and Gender Studies, Argumentation and Debate, Mass Media, Intercultural Communication, Journalism, Linguistics, Public Speaking 等から自由に選択できます。 寮費 $3,800 授業料(正規科目 3 科目、ESL2 科目を受講する場合) $5,342 空港送迎費 $30 書籍代概要 $250 現地健康保険料・予防接種代他 $415 米国ドル小計 (円換算 1$ = 94 円) 【時間割の一例】正規科目を 3 科目、ESL コースを 2 科目履修したある学生の時間割 $9,837 924,678 円 ※特に授業料は、為替変動などにより大きく変わりますのであ らかじめ余裕をもった資金準備をお願いします。 月 9 : 00-9 : 50 11 : 00-11 : 50 13 : 00-13 : 50 Intercultural Communication 14 : 00-15 : 15 SL support class 【8】 火 水 木 Introduction to business administration Introduction to business administration Music Appreciation Music Appreciation Intercultural Communication ESL support class ESL support class 金 日本国内で振り込む費用 渡航費・ビザ申請料 Intercultural Communication 海外総合旅行保険料 285,690 円 25,410 円 小計 311,100 円 SA 費用合計 1,235,778 円 奨学金… 2010 年度の奨学金は約 30 万円になる予定ですが毎年、参加 者の人数によって多少変動します。 ※奨学金の申請・支給方法は別途ガイダンスでお知らせします。 【9】 文学部英文学科「後期SAプログラム」座談会 4 カ月の充実した留学体験 文学部英文学科では、2009 年度から後期 SA プログラムとして、米国ミズーリ州セントルイスにあるフォ ントボン大学への 4 カ月にわたる留学制度がスタート。その第 1 回目の後期 SA プログラムに参加した 5 人 の学生に、プログラムについて現地での勉強や生活の様子、感想など聞きました。 ――まず、皆さんが後期 SA プログラ 理由だったと考えています。 数多く受けられるのが魅力ですね。 ムに参加しようと思った理由を聞かせ ●藤崎 Business や Arts を学べたことは貴重 てください。 トウェインや彼の文学作品についても な体験でした。 ●寺田 っと知りたいと思って参加しました。 ●寺田 ます。これまでの勉強で、受験英語や 現地に行ってからは、少し不便だけど は人前でスピーチをする技術を学ぶ授 でも、日によって聴き取りやすかった うか。オリエンテーションなどでも、 ●藤崎 リーディングには自信がありますが、 自然の多いアメリカの田舎生活に魅力 業ですが、いかにもアメリカという感 り、そうでなかったりします。しかし、 何でも聞いてくださいという感じで、 ブハウスで音楽を聴くのが楽しみでし 実際に英語が話せるか、聞きこなせる を感じました。 じの、実践的で楽しい授業でした。こ 1 カ月もすればどの授業も理解できる スタッフの方もとても親切できめ細か た。あとは学寮で友人に日本料理を作 のような日本にはない授業があること ようになるのではないでしょうか。 いサポートをしてくれました。特にイ ってあげたり、友人の家に遊びに行っ ンターナショナルセンター長や学習ア たりと、友人と一緒に過ごすことが多 ドバイザーにはお世話になりました。 かったですね。 もちろん、学生や地域の方も留学生に ●寺田 私は英語の教員を志望してい 原田さんと同じく、マーク・ かというと、今ひとつ自信が持てませ んでした。将来、英語教員になった時 のために、実際に使われている英語に 日本にはない実践的な授業に 新鮮な驚きを感じた 触れ、コミュニケーションの楽しさを Public Speaking という授業 に新鮮な驚きを感じました。 ●藤崎 Sociology の授業では、週に 1つずつドラッグなどの社会問題を取 アットホームな雰囲気と フレンドリーな校風 僕は音楽が好きなので、ライ セントルイスはスポーツが盛 生徒たちに伝えられるようになりたい ――後期SAプログラムの特色は、ア り上げ、話し合いをしたり、映画を観 フレンドリーに接してくれました。 んです。大学が企画する大リーグのカ と思って参加しました。 カデミック(学部正規課程)の授業が たりと、さまざまな方法で社会のあり ――生活環境はどうでしたか。治安の ――学寮はいかがでしたか。 ーディナルズ観戦ツアーもあるし、ア ●関 私は4年生ですが、就職をして 中心で、語学研修はその補助として組 方を考えていきます。受講生が6人と ことや大学の雰囲気などを含めて教え ●福盛 私は St.Joseph Hall という寮 イスホッケー、アメフト、サッカーな 社会に出てしまうと、語学留学のチャ み込まれていることです。これについ 少人数だったので、ハードでしたが、 てください。 で、建物自体は古いのですが、手入れ どの地元チームがあるので、スポーツ ンスがほとんどなくなってしまうと思 てはどのような感想を持ちましたか。 アメリカ社会の現実が理解でき、充実 ●寺田 が行き届いていて清潔でした。フレッ 好きならシーズン中は存分にスポーツ い参加しました。数多くの外国人と交 ●関 した授業でした。 と田舎という印象ですが、田舎育ちの シュマンが多く、すごくにぎやかで、 観戦が楽しめると思います。私自身も 流し、見聞を広めたいという気持ちも 実技を学びました。フォントボン大学 ●福盛 Intercultural Communication 私にとっては、それほど不便な感じは 他の寮より友だちがつくりやすい環境 スポーツ好きなので、大いに楽しみま 強かったですね。 の Performing Arts 学部の学生は、す という授業は、さまざまな文化の違い しませんでした。大学や学寮のある地 でした。ルームメイトのアメリカ人と した。あとは、ショッピングや観光な ●福盛 でにプロダクションに所属している俳 を学ぶ面白い授業でした。しかし、課 区は高級住宅地で犯罪も少ないそうで も、とても仲良くなりました。 ども楽しかったですね。また、友人の 英語が話せるようになりたいという気 優の卵のような人も多く、情熱が違い 題がとても多く、学期末には 10 ペー すが、やはり夜間の外出は控えた方が ――週末などはどのように過ごしまし 家に招かれてのホームパーティーなど 持ちで参加しました。大学入学時に ます。私も中学・高校で演劇部に所属 ジのレポートもあり、かなりハードで いいと思います。まあ、これはアメリ たか。 はいかにもアメリカらしく貴重な体験 「大学に入ったからには何でもいいか していて、将来的には演劇への方向性 した。アメリカの大学の授業の厳しさ カに限ったことではないですけど。 ●関 ら頑張れることを見つけて、それをや も考えているので、大変刺激になりま を改めて実感した授業でしたね。 ●原田 フォントボン大学の雰囲気を 熱気球を飛ばすバルーンフェスティバ ●福盛 り抜こう」と決めていたことも参加理 した。また、アカデミックの授業によ ――英語で行われるアカデミックの授 一言でいえば、アットホームという印 ルなどイベントが多く、週末にはよく しい思い出です。連休を利用して、友 由のひとつです。 って現地の友だちが多くできたこと 業は、すぐに理解できましたか。 象です。前身が女子大学で、1学年 そうしたイベントに参加しました。ま 人と飛行機や鉄道を使ってシカゴ、ニ ●原田 英語圏の文化に興味があり、 アカデミックの授業では演劇の セントルイスは東京に比べる セントルイスは音楽祭、 芸術祭、 でした。 アメリカ各地への小旅行も楽 も、語学研修だけの留学より良かった ●関 先生によって異なり、とても聴 400 人程度の小規模なカトリック大学 た、近くに公園がたくさんあり、ミュー ューヨーク、コロラド州ボルダーに旅 ェインの生地ですが、彼の作品に興味 点だと思います。 き取りやすい先生もいれば、聴き取り なので、その伝統がフレンドリーな校 ジアムや動物園も無料ですので、街の 行したことは、すごく楽しかったしア があったことと、英語が話せるように ●原田 にくい先生もいます。また、同じ先生 風に結びついているのではないでしょ 観光も大いに楽しむことができました。 メリカのさまざまな文化に接する良い 福盛 美穂 寺田 早希 セントルイスはマーク・トウ 英文学科では取れない授業を なりたかったことが直接的な参加理由 です。しかし、実際に留学してみると、 アメリカ人の生活に溶け込めるような 人間になりたいという気持ちが強くな り、今ではそちらのほうが本当の参加 ■出席者 【10】 関 友美 ●4年 ●3年 ●3年 原田 美智子 ●3年 藤崎 健太 ●4年 【11】 スタディ・アブロード・プログラムのサポート体制 ● SA ポータルサイト● ●海外旅行保険● SA プログラムの参加学生は、法政大学が指定する海外 SA 留学期間中に、日本にいる法政大学(英文学科教員、 チャンスにもなりました。 ていることが、文化や育った環境が異 いろなことに興味をもつようになって 旅行保険に加入していただきます。現地でのケガや病気の SA センター、文学部事務担当)に質問や相談がある場合、 ――原田さんはサークルに所属したと なる人には全く通用しませんでした。 「毎日が楽しい」というのが実感です。 とき、あらかじめ指定された病院(キャッシュレス指定病 SA センターに直接、電話をかけることもできますが、国 聞きましたが。 アメリカでは人種などによって異なる また、外国から見て、改めて日本の環 院)で診療を受ければ、その場で自己負担することなく治 際電話代や、時差、窓口時間の関係上、難しいケースがあ ●原田 意見や考え方をもっていて、それを主 境の素晴らしさを感じたことも意義が 療が受けられます。指定病院以外でも、領収書と診断書が ります。そのようなときは、SA ポータルサイトにアクセ て、バレーボール部に入部しました。 張しつつも、お互いを認め合っていま あったと思います。 あれば、帰国後に一定の範囲内で保険金を受け取ることが スして、問い合わせをしてください。出発前に SA 参加者 日本と違って、入部には医師の許可な す。そのような社会に接し、自分が正 ●寺田 多くの人から日本のことを質 できます。歯科治療に関しては保険対象外で、その他にも 全員に ID とパスワードを配付します。 どのチェックがありますが、コーチと しいと思ったことを自信を持って主張 問され、日本の文化や歴史などをもっ 保険対象範囲は定められてます。詳しくは出発前の各種ガ 面談して快く入部を認めていただきま できるようになりました。多角的にも と知っておくことの大切さを学びまし イダンスでお知らせます。 した。クラブ活動はハードで、週末を のごとを考えられるようになったこと た。同時に、国際的な視点から日本の 除いて放課後は毎日練習です。週末に も成長のひとつだと思います。 ことを考える姿勢が身に付いたと思い は遠征試合もあります。先ほど週末の ●福盛 世界が近くなった気がしま ます。また、リスニング力が大幅に向 過ごし方を質問なさいましたが、最初 す。世界にはいろいろな人がいて、そ 上し、外国人との交際にも違和感や恐 のうちは、身体を休めるか、遠征に行 れぞれに違う言葉を話して、さまざま 怖心がなくなりました。 くかのどちらかという週末でした。ハ な考え方や価値観、文化があるという ●原田 ードでしたが、多くの時間をチームメ ことを、後期SAプログラムに参加す けるのに、抵抗がなくなりましたね。 ホームステイの担当者に、病院を紹介してもらうことにな イトと過ごしたことで、アメリカ人の る前よりももっと現実的なこととして リスニング力だけでなく、思ったこと ります。しかし、外出先や遠出をしている際に、思わぬ事 友人もたくさんできたし、会話もかな 感じられるようになりました。また、 は何でも話してみるという姿勢が身に 故や病気、ケガに見舞われる可能性もあります。そのよう り上達したと思います。今思うと、と コミュニケーションの大切さを知り、 付いたことも大きな成長だと思いま なときに、直接、フリーダイヤルに電話すれば、近くの病 ても貴重な体験でしたね。 いろいろな人と気楽にコミュニケーシ す。メンタル的なことをいえば、自分 院を探してくれたり、適切なアドバイスを受けることがで ョンをとれるようになったことも参加 がやりたいことに正面から挑戦できる きます。 前との違いです。 ようになったことも大きな収穫です。ア ●関 メリカ文化に接したことで、 個の大切さ、 日本人留学生の先輩に誘われ 自分のやりたいことに 正面から 挑戦できるようになった 留学先で出会った多くの人が、 確かに英語で外国人に話しか 例報告(後期 SA 参加者のみ)、旅行届を提出することが SA 参加者の義務になっています。 ● 24 時間対応の電話アシスタンスサービス● (1)病気やケガの対応 現地で病気やけがの際には、現地大学スタッフや、寮、 (2)トラブルの対応 常に何かに挑戦しようと意欲的でし 自分の意志を持つことや自分に責任を 留学中にトラブルに見舞われたり悩み事などがある場 た。今までどちらかというと受身の姿 持つことの大切さなどを改めて感じま 合、通常は現地大学の担当スタッフが相談にのります。日 ――後期SAプログラムに参加して、 勢が多かった私ですが、そうした人た した。 本語で直接相談する必要があれば、SA ポータルサイトを利 自分が成長したと思うことなど、全体 ちと触れ合うことで能動的な姿勢が身 的な感想を最後に聞かせてください。 に付いたと思います。帰国後は何事も ●藤崎 ポジティブに考えるようになり、いろ 私たち日本人が普通だと思っ ――ありがとうございました。 なお、留学期間中、このポータルサイトを使用して、月 ● SA センター● 用して法政大学(学科の SA 担当教員、SA センター・文学 法政大学市ヶ谷キャンパスでは 4 つの学部が SA プログ 部事務担当職員)に連絡をとることができ、緊急の際には ラムを実施しています。SA センターでは、主に渡航関係、 24 時間対応の電話アシスタンスサービスを利用できる体 寮やホームステイなど現地での生活に関する事柄を中心に 制をとっています。 SA に参加する学生をサポートします。それ以外の SA 全般 にかかわることについても相談にのりますので、SA に関 して、質問や相談があるときは、お気軽にご利用ください。 問い合わせ先 法政大学 SA センター 〒 102-8160 東京都千代田区富士見 2-17-1(58 年館 2 階) Tel:03-3264-9408 Fax:03-3264-9256 E-mail:[email protected] 窓口時間 月∼金 【12】 9:00 ∼ 17:00(11:30 ∼ 12:30 を除く) 土曜日 9:00 ∼ 12:00 【13】