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これまでの「つくばテクノロジー・ショーケース」 20 人の発表者の声
これまでの「つくばテクノロジー・ショーケース」 20 人の発表者の声 (注)所属は当時のもの。 TX特別企画(ツクバ・イン・アキバ) 2005 年 9 月 秋葉原コンベンションホール ■山海嘉之(筑波大学) 面白いことに、ツクバから東京に転勤した新聞社の方とか東京地区の人と再会できて楽し かった。アキバにしては制服組が多く、アキバの特徴が少し薄かったかもしれません。具 体的には、他組織の優秀な人材を発掘できそうで、非常によかった。 ■伊藤智(産業技術総合研究所) 参加者だけでなく、技術を提供する側の展示者も、我々が提供するビジネスモデルのユー ザーになってくれる可能性があり、とても有意義でした。 ■中村則雄(産業技術総合研究所) ロケーションによる集客力があったが、前回に比べて出展者数が少ないため、興味をもつ 比率は少なかったと感じます。出展数や参加者が多いほど、マス効果で新しい出会いが生 まれやすくなると思います。 ■本村陽一(産業技術総合研究所) 出展組織の動向が非常によくわかり、一般参加者の立場としては有益でした。ただし、出 展目的からすると、来場者の興味や展示会全体のテーマに幅がありすぎて、焦点が定まら ない印象があります。分野の違う専門家が集まる場というのは、専門的な説明と一般的な 説明のどちらも微妙に合わないようです。 ■松井俊浩(産業技術総合研究所) チュートリアルやテンポの速いプレゼンテーションは調子よかったと思います。 ■木浦卓治(農業・生物系特定産業技術研究機構) 今後の研究展開について、いろいろアドバイスをいただくことができました。他分野のプ レゼンテーションを見て、自分たちのやり方に大いに考えさせられました。これからの発 表に生かせると思います。 ■平尾雄二(農業・生物系特定産業技術研究機構 東北農業研究センター) 専門分野が全く異なる方々から考えたこともない質問を受けてそれに答えたり、研究内容 の説明を根本から組み直す作業を進めるうち、自分の研究方向が鮮明となって、新鮮な経 験でした。回答に困るときもありましたが、演題の多彩さはプラスの刺激となりました。 ■深谷将世(財団法人千葉県産業振興センター) 各種分析法(走査型プローブ顕微鏡、中性子錯乱法等)の専門家の測定試料系バイオ分野 への展開が積極的に模索されていると感じました。このようなチャンスを生かし、異分野 交流が図られ、具現化を期待しています。 ■森本信次(NTT ネオメイト) インデクシングやポスターの見せ方について大変勉強になりました。全体的な感想ですが、 1 ただ取組みを報告しているだけのブースが多く、ビジネス側の立場から見ると、それを具 体的にどう使うのか、どうしたいのかをもう少し伝えるようにしたほうがよいと思います。 ■加藤貴士(株式会社友玉園セラミックス) 民間との交流を深めるために、独立行政法人の設備見学ができるとよいと思います。この 展示会に含むことができるかわかりませんが、そういうことによって、産学官の交流が深 まっていくと思います。 第4回 2005 年 1 月 つくば国際会議場 ■星野美保子(筑波大学) 私どもの研究分野は、なかなか産業と直結することは難しい分野です。そのため「産直」 という言葉にいささか不安を感じていました。しかし、ショーケースに参加してみて、研 究の産業への応用と言うのは、アイディア次第で無限にあるのだと痛感させられました。 ポスター発表の際、たくさんの方に来ていただき、有意義な意見交換ができ、具体的な産 業利用への提案もしていただきました。今回の参加は大変よい機会となりました。 ■奥田隆(農業生物資源研究所) 我々が持つ生物素材の面白さを、多くの研究者や関係者に共感を持っていただけたことは、 研究のモティベーションを高めるのに大いに役立ちました。初めての参加ですが、面白い 企画だと感じました。この企画を生かすか否かは、発表する研究者の熱意次第と思います。 ■百渓英一(農業・生物系特定産業技術研究機構 動物衛生研究所) 共同研究の話し合いが複数のグループとでき、分野外の方の関心がわかりました。 ■甲斐由美(農業・生物系特定産業技術研究機構 九州沖縄農業研究センター) 意義深い催しだと感じました。 ■山本昇(高エネルギー加速器研究機構) 他分野の研究者が集まる機会ですので、研究の実用化だけでなく、研究の本質では無いけ れどこんな技術が欲しいといった情報交換もできるといいかなと思います。 ■長谷川良雄(株式会社アート科学) インデクシング発表の場は大変効果的です。興味を持たれた皆様が聴衆であるとの前提で、 限定された時間内で濃密な話ができ、さらなる進展がありました。 第3回 2004 年 1 月 つくば国際会議場 ■矢野昌充(農業・生物系特定産業技術研究機構 果樹研究所) 参加者が 500 名規模とそれほど多くはないので、あまり細かなタイトルでの発表は向かな いのではないかと感じました。もう少し幅広く発表していれば、実用化に向けて具体的な 話ができたかもしれません。 ■川島茂人(農業環境技術研究所) 大変面白い企画で、思い切り楽しませていただきました。多くの方々と話ができ、またな つかしい皆さんと再会することができました。新しい技術開発のヒントも得られました。 2 ■鈴木正哉(産業技術総合研究所) インデクシング発表における 1 分という短い時間の発表は、発表の難しさを感じるととも に、大変有意義なものでした。 ■阿部浩久(島津製作所) 広い分野の方々の、実用化間近の成果を網羅的に知れて、非常に役に立ちました。一方で、 自分たちの成果を売り込むには、もっとターゲットを絞って売り込むほうが効率的だと感 じました。しかし、この間口の広さは、「思いもよらない新たな市場」に出会うチャンスで あるとも思います。もし、そのような出会いがあれば、出展の評価は 180 度逆になってい たと思います。今回は残念ながら直接的な成果には結びつきませんでしたが、面白い場を 提供していただいてありがとうございました。 3