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国内旅行における「男旅とホンネ」について
観光庁 若者旅行研究会 御中 国内旅行における「男旅とホンネ」について じ らんリサ チセンタ じゃらんリサーチセンター 研究員 横山幸代 1)じゃらん宿泊旅行調査2011∼延べ宿泊旅行者数動向 50∼79歳層はマーケットの半数以上(53%)を占めるが、 旅行人 は年々減少(6年で1093万人減推計) 20 34歳層 減少傾向 旅行人口は年々減少(6年で1093万人減推計)。20∼34歳層の減少傾向。 2 1)∼性・年代別 年間旅行実施率推移 ※旅行者数ベース 旅行者数 実施率が最も高い20-34歳女性。次いで50-79歳女性。 前年度比で減少幅が大きいのは 50-79歳男性 前年度比で減少幅が大きいのは、50-79歳男性。 (%) 11年 10年 09年 08年 07年 06年 05年 (ポイント) 11年−10年 全体 56.7 60.3 63.1 63.8 64.7 66.1 65.4 ▲ 3.6 男性 54.2 5 . 58.4 58. 61.6 6 .6 62.7 6 .7 62.6 6 .6 64.4 6 . 62.9 6 .9 ▲ 4.2 . 女性 59.2 62.2 64.5 64.9 66.8 67.7 67.8 ▲ 3.0 20∼34歳 57.1 60.9 63.6 64.0 64.0 64.0 65.2 ▲ 3.8 35∼49歳 歳 53 6 53.6 57 4 57.4 59 2 59.2 59 5 59.5 60 9 60.9 63 5 63.5 62 2 62.2 ▲ 3.8 38 50∼79歳 58.3 61.6 64.9 66.1 67.1 68.6 67.2 ▲ 3.3 20∼34歳 / 男性 53.2 57.0 60.6 61.8 61.0 61.4 62.5 ▲ 3.8 2 0 ∼3 4 歳 / 女性 35∼49歳 / 男性 61.3 53.6 65.0 56.9 66.8 59.6 66.3 60.1 67.1 60.4 66.7 62.2 68.0 61.9 ▲ 3.7 ▲ 3.3 3 5 ∼4 4 9 歳 / 女性 53 6 53.6 57 8 57.8 58 7 58.7 58 9 58.9 61 5 61.5 64 8 64.8 62 6 62.6 ▲ 4.2 42 5 0 ∼7 9 歳 / 男性 55.1 59.9 63.2 64.7 64.8 67.4 63.8 ▲ 4.8 5 0 ∼7 9 歳 / 女性 61.2 63.1 66.5 67.3 69.2 69.7 70.3 ▲ 1.9 3 【参考】20∼34歳の人口減少と旅行人口の減少 人口減少は前年比▲2%に対し 旅行人口減少率▲9% 人口減少は前年比▲2%に対し、旅行人口減少率▲9% 4 【参考】若年層の非正規雇用者率の上昇 25∼34歳の非正規雇用者率上昇。20年で男性5倍、女性1.5倍。 25∼34歳非正規雇用者率 (%) 45 39.7 40 35 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3250.html 30 26.6 25 20 16.0 15 10 5 2.9 2011 2010 2009 2008 2007 2006 2005 2004 2003 2002 2001 2000 1999 1998 1997 1996 1995 2011 2010 2009 2008 2007 2006 2005 2004 2003 2002 2001 2000 1999 1998 1997 1996 年 1995 0 (資料)労働力調査 (注)非農林業雇用者(役員を除く)に占める割合。2001年以前は2月調査、それ以降1∼3月平均。非正規雇用者にはパート・アルバイトの他、派 遣社員、契約社員、嘱託などが含まれる。2011年には岩手、宮城、福島を除く。 5 2)働く若者旅行実態調査 調査目的 20代前半(20∼24歳)の消費意欲が減退していると言われている中で 国内旅行の実 20代前半(20∼24歳)の消費意欲が減退していると言われている中で、国内旅行の実 態と、旅行促進となる 要因を探り、旅行市場活性化のための基礎材料を得る。 調査方法 インターネット調査 • 株式会社コンピューター・プランニング・リサーチ のモニター(CiM−Netモニター)を利用 調査対象 ・全国の20∼24歳の独身有職者(パート・アルバイト フリーランス)の男女1 000件 ・全国の20∼24歳の独身有職者(パート・アルバイト、フリーランス)の男女1,000件。 回収数=813件(回収率=81.3%)。集計対象数=800件。 (25∼34歳についてもサンプル調査実施) ・独身有職者のサンプルを取得するために、モニターのうち、20∼34歳を対象に 予備調査を実施し、年齢層別、性別割付を行った。 調査期間 2008年9月19日(金)∼9月24日(水) 6 男性は「恋人の有無」、女性は「お小遣い月額4万円」が、 旅行実施率 または回数に大きな影響を与える 旅行実施率、または回数に大きな影響を与える。 20∼24歳(男性) 恋人なし 経験あり・計 経験率の差 実施回数 回数の差 400 75.8 2.2 179 84.4 3.0 1 5 .6 1 .4 221 68.8 1.6 休みが不定期・計 休みが不定期 計 124 77.4 休みが不定期ではない・計 276 75.0 連続休暇が取りにくい・計 177 73.4 連続休暇が取りにくくはない・計 223 77.6 可処分所得4 万円未満 190 73.7 <男性> 恋人あり <女性> 可処分所得4 万円以上 2 0 ∼ 2 4 歳( 女 性) 恋人あり 恋人なし n= 2.4 4.2 2.3 2.0 2.4 0.1 0.4 2.0 0.5 77.6 2.5 n= (%) 経 験 率 の 差 (%) 実 施 回 数 (回) 回 数 の 差(回) 経 験 あり・計 400 81.3 2 .6 2 04 84.3 2 .8 6 .2 0.5 1 96 78.1 2 .3 210 休みが不定期・計 1 00 83.0 休みが不定期ではない 計 休みが不定期ではない・計 300 80 7 80.7 連続休暇が取りにくい・ 計 1 72 81.4 連続休暇が取りにくくは ない・計 228 81.1 可処分所得 可 処 分 所 得 4 万円未満 万円 未 満 237 76.8 可処分所得4 万円以上 163 87.7 (% ) 3.9 2.2 2 .3 0 .3 1 0 .9 (%) 3 .2 2 .44 2 .6 2 .6 2 .3 2 .9 (回) 0.8 0.0 0.6 (回 ) ※2009年働く若者旅行実態調査(JRC調査。20∼24歳の有職者男女対象(WEB調査) 7 恋人より、友達。家族とも3割が旅行。 働く男子が家族旅行の幹事をしている?! 60 53.5% 20∼24歳(男女計) 男性・計 女性・計 44.6% 50 46.5% 43.2% 40 32.3% 39.7% 31.0% 30 20 50 2% 50.2% 16.8% 41.4% 38.1% 14.8% 9.2% 7.9% 10 15.8% 0 友人と 恋人と 家族と 会社の同僚と 8 6% 8.6% 趣味のグループ・ サークル・団体な どのメンバーと どのメンハ と 17.5% 1.7% 0.9% 1.3% その他の人と 24.7% ひ とりで 女性は半数弱、男性も3割が家族旅行をする仲良し家族。 会社の同僚と行くくらいなら1人旅をしたい若者たち。 ※2009年働く若者旅行実態調査(JRC調査。20∼24歳の有職者男女対象(WEB調査) 8 2)男性旅の傾向について ∼男性の旅行意識調査2010より男女別クロス 男性 旅行意識調査 より男女別ク 2)男性旅行者の5つのクラスター① ∼JRC×「オトコの消費仮面」 消費仮面」 高旅行意向)エリートクン 、高出現率)うんちくクン 2)男性旅行者の5つのクラスター② ∼JRC×「オトコの消費仮面」 消費仮面」 アーリーアダプター)目立ちたがり 、ニッチ市場を支える)匠クン 2)男性旅行者の5つのクラスター③ ∼JRC×「オトコの消費仮面」 消費仮面」 ものぐさ系)いい人クン じゃらん流:男性旅を動かすヒント スペック重視。PR素材にフックを造るべし 分かりやすく、ハードスペックで比較できるものをフックに。 最上階、最北端、世界最古の… ドラマとスト リ 性でロマンに訴えるべし ドラマとストーリー性でロマンに訴えるべし プロジェクトX的な深いストーリー性と、未知へのチャレンジ リピーター顧客の原点を探るべし 始めて行く場所へ、彼女づれ…ということ自体がハードル 始めて行く場所 彼女づれ ということ自体が ドル 下見プラン、手取りあしとりサービスもありか