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FXW
ハンドヘルドコミュニケータ〈HHC〉 仕様書 FCX SERIES HAND HELD COMMUNICATOR FXW 本計器は,FCX 発信器,FCX-A/C 発信器および FCX-AⅡ, AⅢ発信器の各スマートタイプとオペレータとのコミュニ ケーションを手軽に行える,バッテリ内蔵のハンディタイ プの設定・表示器です。 特 長 1. 簡単な操作です LCD 表示 16 桁× 4 桁を採用し,対話形で設定・変更が 簡単にできます。 2. 全機種共通に使用可能 FCX シリーズ発信器の各スマートタイプに使用できます。 3. オンラインで使用可能 運転中に本器を接続しても DC4 ~ 20mA 信号に影響を 与えません。 4. 豊富な保護機能を搭載 発信器の異常診断,設定値保護用かぎ付き,電池電圧低 下アラーム機能,自動電源スタンバイなどの機能を標準 装備しています。 5. プリンタ付きもオプションで可能 本体一体形のプリンタにより,その場で設定データをプ リントアウトできます。 仕 様 機器仕様 ・組合せ機器 :FCX シリーズ発信器の各スマートタイプ FCX 発信器 FCX-A/C 発信器 FCX-A Ⅱ発信器 FCX-A Ⅲ発信器 ・伝送信号接続: 専用ケーブル約 1m,先端クリップ付き ・伝送回線条件:回線長;最大 2km 0.75 ~ 1.25mm2 計装ケーブル, 1km 以上はツイストペアケーブル使用 負荷抵抗; 250~578Ω…FCX (1形) 発信器の場合 250~600Ω…FCX-A/C,FCX-AⅡ発信 器の場合 (DC24V においてケーブル抵抗を含む) FCX-A Ⅲ発信器の場合,「電源電圧と 負荷抵抗の動作可能範囲」を参照 負荷容量;0.22μF 以下 負荷インダクタンス;3.3mH 以下 動力線との間隔;15cm 以上 (平行配線は避けてください) ・表 示 部:LCD 16 桁× 4 行 ・操 作 部:フラットキー(32 個),電源スイッチ, 設定値保護用かぎ付きスイッチ ・プリンタ(オプション): 24 桁印字,各リモート項目の印字 ・周 囲 温 度:- 10 ~ 50℃ ・保 管 温 度:- 20 ~ 60℃ ・周 囲 湿 度:90%RH 以下 ・電 源:内蔵ニッケルカドミウム蓄電池 ・充 電 器 用 電 源: AC 100,115,230V ±10%,50/60Hz(指 定による) ・充 電 時 間:約 5 時間 ・連続使用時間:24 時間 満充電後,標準使用状態でオプション なしの場合 ・EM C 適 合規 格:EN61326 機能仕様 ・リ モ ー ト 機 能:操作対象となる計測機器の動作に必要な パラメータの設定/変更/表示 詳細は次ページ参照 ・電 源 警 報 機 能:電池の電圧低下を表示部の点滅により表 示し予告する(Batt ALM) ・設定値保護機能:設定値の変更許可はかぎ付きスイッチで 行う ・自動電源スタンバイ機能: 10 分 間 以 上 キ ー を ア ク セ ス し な い 場 合には自動的にスタンバイ状態となる (データ測定のみ) 構造材質 ・材 質:ポリカーボネート樹脂 ・外 被 構 造:防じん構造 ・色 :グレー ・外形寸法(H × W × D): 55 × 98 × 223mm(プリンタなし) ・質 量:約 500g(プリンタなし) DS8 – 47j 発行日 2011 – 4 – 1 FXW 納入範囲 ・リモート機能 項 目 No. 表示 設定 内 容 1 Tag No. ○ ○ 英・数字によるタグNo.の設定・変更 2 形式 ○ ○ 機器の形式 3 シリアルNo. ○ − 機器の製造番号 4 工業値単位 ○ ○ 工業値単位の設定 5 レンジリミット ○ − レンジの最大値を表示 6 測定レンジ ○ ○ 測定範囲の設定・変更 7 ダンピング ○ ○ なし∼32秒の範囲で設定 8 出力モード ○ ○ 出力電流のリニア/√出力モー ドの切替え 9 バーンアウト 方向 ○ ○ 機器異常時の出力方向設定・ 変更 A 入力調整 ○ ○ 入力値(A/D)の調整 B 出力回路調整 − ○ C データ測定 ○ − データ表示 D 自己診断 ○ − 機器の周囲温度表示 機器異常時の異常内容表示 E プリンタ機能 ○ − プリントアウト F 外部スイッチ ロック機能 ○ ○ 発信器の外部調整ロック G 内蔵ディジタル指示 計の目盛範囲設定 ○ ○ 出力4mA,20mAに対応する LCD表示値の設定 H 折れ線補正機能 ○ ○ 14点折れ線プログラム補正 定電流出力の設定と定電流出力 (D/A)4mA,20mA の調整 I 入出力調整機能 ○ ○ 入出力調整の設定(レベル計ア プリケーション) J 飽和電流 ○ ○ 飽和電流値の設定・変更 K ライトプロテクト ○ ○ ライトプロテクト(書込み禁止) の設定・変更 L 診断履歴 −入力調整診断履歴 −周囲温度診断履歴 ○ ○ ○ − 入力調整の診断履歴 周囲温度の診断履歴 オプション 充電器,キャリングケース,プリンタ付き (いずれも形式指定による) その他 HHC のソフトウェアのバージョンが 5.3 以前(形式: FXW □□□□ 1- □ 2 以前)では、FCX-AⅡ,AⅢシリー ズの操作ができません。 このバージョンの HHC をお持ちの場合は、内蔵 ROM の 交換によりバージョンアップが可能です。 お近くの営業所までお問い合わせください。 (ソフトウェアのバージョンは、HHC の電源投入時の画 面表示で確認できます。) R 〔Ω〕 1533 飽和電流上限 Imax=21.6 〔mA〕 の場合 負荷抵抗 注:FCX-AⅢシリーズ発信器をサポートする場合,ハンドヘルドコ ミュニケータのバージョン7.1(型式 FXW□□□□-1□4相当) 以上が必要です。 本体,専用ケーブル(先端ミノムシ形クリップ付き),か ぎ2個 ハンドヘルドコミュニケータ との通信可能範囲 600 250 形式指定 0 1 2 3 4 5 6 7 8 F XW 9 10 <プリンタ> なし あり 1 2 <充電器> なし AC100V, 50/60Hz AC115V, 50/60Hz AC230V, 50/60Hz 0 1 2 3 <防爆構造> なし A <キャリングケース> なし あり Y A <用途> 一般 A 4 2 内 容 1 - A4 <適用> FCX発信器,FCX-A/C発信器,FCX-AⅡ およびFCX-AⅢ発信器 (HHCのソフトウェアバージョン7.1以上) 動作可能範囲 E 〔V〕 10.5 16.1 24 電源電圧(DC) 45 〔注〕 負荷抵抗は飽和電流上限 〔Imax〕 により異なる E〔V〕−10.5 R 〔Ω〕 = (Imax 〔mA〕 +0.9) ×10−3 電源電圧と負荷抵抗の動作可能範囲 外形図(単位:mm) (55) (53) 98 プリンタ(付加仕様) 2 127 66 バッテリチャージャ接続部 (350) ø8 伝送コネクタ接続部 キースイッチ 215 電源 42 8 8 89 接続方法(FCX-A Ⅲ発信器の例) フィールド機器 中継端子 または 計器室へ 発信器の +,−端子へ接続する 計器室 中継端子 端子部 負荷抵抗 250Ω以上 「HHC」 「HHC」 直流電源 電源電圧は 各フィールド機器の 「電源電圧と負荷抵抗の 動作可能範囲」の 仕様参照 「HHC」 3 FXW 安全に関するご注意 *この商品をご使用の際には,事前に取扱説明書を必ずお読みください。 お問合せは、下記または弊社左記事業所へお願いいたします。 本社 〒141-0032 東京都品川区大崎一丁目11番2号(ゲートシティ大崎イーストタワー) http://www.fujielectric.co.jp 営業拠点 関西地区 TEL (06) 7166-7312 北海道地区 TEL (011) 261-7232 中国地区 TEL (082) 247-4233 東北地区 TEL (022) 225-5355 四国地区 TEL (087) 851-9101 関東地区 TEL (03) 5435-7041 九州地区 TEL (092) 262-7808 中部地区 TEL (052) 746-1014 北陸地区 TEL (076) 441-1230 計測機器のホームページ http://www.fujielectric.co.jp/products/instruments/ 本資料の内容は製品改良などのために変更することがありますのでご了承ください。