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参考資料Ⅰ - 福井県 安全環境部 原子力安全対策課
参考資料Ⅰ - 103 - 県内合計 高浜4号機 高浜3号機 高浜2号機 高浜1号機 大飯4号機 大飯3号機 大飯2号機 大飯1号機 美浜3号機 美浜2号機 美浜1号機 敦賀2号機 敦賀1号機 発電所名 項 目 発電電力量(億kWh) 時間稼働率(%) 設備利用率(%) 発電電力量(億kWh) 時間稼働率(%) 設備利用率(%) 発電電力量(億kWh) 時間稼働率(%) 設備利用率(%) 発電電力量(億kWh) 時間稼働率(%) 設備利用率(%) 発電電力量(億kWh) 時間稼働率(%) 設備利用率(%) 発電電力量(億kWh) 時間稼働率(%) 設備利用率(%) 発電電力量(億kWh) 時間稼働率(%) 設備利用率(%) 発電電力量(億kWh) 時間稼働率(%) 設備利用率(%) 発電電力量(億kWh) 時間稼働率(%) 設備利用率(%) 発電電力量(億kWh) 時間稼働率(%) 設備利用率(%) 発電電力量(億kWh) 時間稼働率(%) 設備利用率(%) 発電電力量(億kWh) 時間稼働率(%) 設備利用率(%) 発電電力量(億kWh) 時間稼働率(%) 設備利用率(%) 発電電力量(億kWh) 時間稼働率(%) 設備利用率(%) 18年4月 2.590 100.0% 100.8% 6.254 73.3% 74.9% 2.515 100.0% 102.7% 0.000 0.0% 0.0% 0.000 0.0% 0.0% 8.526 100.0% 100.8% 6.672 77.4% 78.9% 8.638 100.0% 101.7% 8.667 100.0% 102.0% 6.198 100.0% 104.2% 2.686 43.5% 45.2% 6.508 100.0% 103.9% 6.488 100.0% 103.6% 65.741 76.5% 80.9% 5月 2.676 100.0% 100.8% 0.000 0.0% 0.0% 2.579 100.0% 101.9% 0.195 9.4% 5.2% 0.000 0.0% 0.0% 8.789 100.0% 100.5% 0.000 0.0% 0.0% 8.926 100.0% 101.7% 8.960 100.0% 102.1% 6.404 100.0% 104.2% 0.000 0.0% 0.0% 6.712 100.0% 103.7% 6.712 100.0% 103.7% 51.953 62.3% 61.9% 6月 1.844 100.0% 71.7% 0.033 3.2% 0.4% 2.458 100.0% 100.4% 3.419 100.0% 95.0% 0.000 0.0% 0.0% 8.459 100.0% 100.0% 0.000 0.0% 0.0% 8.636 100.0% 101.6% 8.663 100.0% 102.0% 6.170 100.0% 103.7% 0.000 0.1% 0.0% 6.482 100.0% 103.5% 6.487 100.0% 103.6% 52.651 69.5% 64.8% 1.安全協定の運用状況 (1)県内原子力発電所の稼働状況(平成18年度) 7月 1.904 73.3% 71.7% 4.944 62.0% 57.3% 2.489 100.0% 98.4% 3.566 100.0% 95.9% 0.000 0.0% 0.0% 8.632 100.0% 98.7% 0.000 0.0% 0.0% 8.893 100.0% 101.3% 8.937 100.0% 101.8% 6.344 100.0% 103.2% 6.222 100.0% 101.3% 6.678 100.0% 103.2% 6.685 100.0% 103.3% 65.293 79.6% 77.8% 8月 2.644 100.0% 99.5% 8.754 100.0% 101.4% 2.415 100.0% 95.5% 3.627 100.0% 97.5% 0.000 0.0% 0.0% 8.530 100.0% 97.6% 4.878 59.1% 55.8% 8.864 100.0% 101.0% 8.918 100.0% 101.6% 6.297 100.0% 102.5% 6.390 100.0% 104.0% 3.850 58.1% 59.5% 6.653 100.0% 102.8% 71.820 85.9% 85.5% 9月 10月 11月 12月 19年1月 2.563 2.656 2.574 2.657 2.661 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 99.7% 100.0% 100.1% 100.0% 100.2% 8.498 1.166 1.562 8.778 8.792 100.0% 14.0% 20.7% 100.0% 100.0% 101.8% 13.5% 18.7% 101.7% 101.9% 2.403 2.511 0.017 0.000 0.000 100.0% 100.0% 1.3% 0.0% 0.0% 98.2% 99.3% 0.7% 0.0% 0.0% 3.555 3.719 3.633 3.776 3.781 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 98.7% 100.0% 100.9% 101.5% 101.6% 0.513 0.479 0.000 0.000 3.661 16.8% 8.1% 0.0% 0.0% 65.3% 8.6% 7.8% 0.0% 0.0% 59.6% 8.339 8.697 8.402 5.978 0.000 100.0% 100.0% 100.0% 69.1% 0.0% 98.6% 99.5% 99.3% 68.4% 0.0% 8.614 8.957 8.689 8.975 8.972 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 101.8% 102.5% 102.7% 102.7% 102.6% 7.513 0.000 0.000 6.145 8.929 88.1% 0.0% 0.0% 71.9% 100.0% 88.4% 0.0% 0.0% 70.0% 101.7% 8.642 8.954 8.662 8.944 8.954 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 101.7% 102.0% 102.0% 101.9% 102.0% 6.137 6.378 4.385 0.000 0.000 100.0% 100.0% 71.5% 0.0% 0.0% 103.2% 103.8% 73.7% 0.0% 0.0% 6.225 6.467 6.260 6.470 6.470 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 104.7% 105.2% 105.3% 105.3% 105.3% 0.000 0.000 2.660 6.723 6.743 0.0% 0.0% 47.2% 100.0% 100.0% 0.0% 0.0% 42.5% 103.9% 104.2% 6.455 6.691 6.473 6.714 6.704 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 103.0% 103.4% 103.3% 103.7% 103.6% 69.457 56.676 53.317 65.161 65.665 85.0% 70.9% 64.7% 72.4% 74.3% 85.5% 67.5% 65.6% 77.6% 78.2% 2月 1.281 53.6% 53.4% 7.945 100.0% 101.9% 0.000 0.0% 0.0% 3.415 100.0% 101.6% 5.742 100.0% 103.4% 0.000 0.0% 0.0% 8.083 100.0% 102.4% 8.061 100.0% 101.7% 8.086 100.0% 102.0% 0.244 8.2% 4.4% 5.843 100.0% 105.3% 6.095 100.0% 104.3% 6.057 100.0% 103.6% 60.852 74.0% 80.2% 3月 18年度合計 累計 0.000 26.049 784.126 0.0% 85.7% 70.4% 0.0% 83.3% 67.7% 8.798 65.525 1,681.669 100.0% 64.3% 82.4% 101.9% 64.5% 82.2% 0.000 17.386 557.784 0.0% 58.7% 54.0% 0.0% 58.4% 51.5% 3.779 36.464 944.718 100.0% 84.1% 63.8% 101.6% 83.3% 62.1% 6.352 16.747 1,525.803 100.0% 23.8% 70.6% 103.4% 23.1% 69.5% 0.000 74.352 1,888.833 0.0% 72.7% 66.5% 0.0% 72.2% 65.5% 8.950 72.791 2,029.138 100.0% 69.5% 72.9% 102.4% 70.7% 72.1% 8.908 83.512 1,327.370 100.0% 79.9% 84.1% 101.5% 80.8% 84.0% 8.951 105.338 1,266.488 100.0% 100.0% 86.3% 102.0% 101.9% 86.5% 6.432 54.988 1,590.409 100.0% 73.6% 68.8% 104.7% 76.0% 67.8% 6.470 59.503 1,567.443 100.0% 78.7% 70.1% 105.3% 82.2% 69.0% 6.753 59.203 1,427.409 100.0% 75.4% 84.2% 104.3% 77.7% 84.3% 6.705 78.824 1,419.871 100.0% 100.0% 85.2% 103.6% 103.4% 85.3% 72.096 750.682 18,011.061 76.9% 74.3% 71.0% 85.9% 75.9% 71.8% (2) 事前了解 (安全協定第3条 事前了解事項) 発電所 敦 美 大 賀 浜 飯 内 容 蒸気タービン取替計画 [2号機] 高燃焼度燃料(55,000 MWd/t)の使用計画 [3号機] 変 更 理 由 事前了解願 提 出 日 海外で発生した低圧ター ビン円板の翼取付部での H18. 6.16 応力腐食割れ事象を踏ま え、予防保全対策とし て、材質の変更や、全一 体型ロータ構造の採用等 により信頼性の向上を図 った最新型の上記タービ ンに取替える。 使用済燃料の発生量を低 減するため、ウラン濃縮 H15. 6. 6 度を高め高燃焼度化した H19. 3. 8 燃料(集合体最高燃焼度 (変更) 55,000MWd/t)を3号機 の取替燃料として使用す る。 洗たく排水処理設備の 1、2号機共用の洗たく 変更計画[1~4号 排水処理設備の逆浸透膜 H18.11.29 機] 装置を膜分離活性汚泥処 H19. 2.23 理装置に取替え、設備の (変更) 信頼性向上を図る。ま た、3、4号機共用の洗 たく排水処理設備とし て、膜分離活性汚泥処理 装置を新たに設置し、発 電所外へ放出される放射 性物質量の更なる低減を 図る。 ほう酸回収系統の改造 ほう酸回収装置1基を増 計画[1、2号共用] 設、ほう酸補助タンク1 H19. 2.23 基を設置し、ほう酸回収 系の信頼性、運用性の向 上を図るとともに運転員 の負担軽減を図る。 - 104 - 設 置 許 可 申 請 関 係 事前了解日 H18. 6.28(届出) H19. 1.18 H15. 7.28(申請) H16. 1.16 (一部補正) 4.15(許可) H19. 6.14 H19. 6.14(申請) H19. 6.14(申請) 発電所 高 内 容 変 更 理 由 事前了解願 提 出 日 原子炉容器上部ふた取 大飯3号機での管台溶接 替計画[3~4号機] 部の応力腐食割れの発生 H17. 1.11 を踏まえ、原子炉容器上 部ふたの長期的な健全性 維持を図るため、管台部 の耐応力腐食割れ性を向 上させるなどの改良をし た新しい上部ふたに取り 替える。 高速増殖原型炉 初装荷燃料の変更計画 原子炉に装荷中の燃料 もんじゅ は、燃料中に含まれる核 H18. 7.26 分裂性プルトニウムの一 部が自然崩壊により減少 し、炉心の反応度が低下 しているため、性能試験 を行うために、保管して いる取替燃料等を初装荷 燃料として使用する。 設 置 許 可 申 請 関 係 事前了解日 H17. 4. 8(申請) 7.29 (一部補正) 10.14(許可) H17.11. 7 浜 - 105 - H18.10.13(申請) H19. 5.25 (一部補正) (3) 輸送関連連絡 (安全協定第5条 事前連絡事項) ① 新燃料輸送 平成18年度の新燃料輸送は、輸送回数17回、総体数402体であった。 平成18年度新燃料輸送実績 発 電 所 名 敦賀発電所1号機 美浜発電所1号機 美浜発電所2号機 大飯発電所1号機 大飯発電所2号機 大飯発電所3号機 大飯発電所4号機 高浜発電所1号機 高浜発電所3号機 高浜発電所4号機 輸送年月日 (到 着 日) H18.11.15 H19. 3.20 H18. 9.8 H18. 9.13 H18. 8.29 H18. 9.5 H18.11. 9 H18.11.22 H19. 3.27 H18.12. 1 H18.12. 6 H18. 4. 4 H18. 4.11 H18. 7. 4 H18. 7.11 H18.10.10 H18.11.21 合 計 輸 送 体 数 52 14 16 16 40 20 24 36 20 22 30 16 16 24 16 16 24 402 輸送物 A型 A型 A型 A型 A型 A型 A型 A型 A型 A型 A型 A型 A型 IP-2型 A型 A型 A型 輸送 方法 陸上 陸上 陸上 陸上 陸上 陸上 陸上 陸上 陸上 陸上 陸上 陸上 陸上 陸上 陸上 陸上海上 陸上海上 輸送 元 C A B B A B A B B B B B B A A B A 備 考 全てガドリニア入燃料 内24体がガドリニア入燃料 全てガドリニア入燃料 内16体がガドリニア入燃料 内12体がガドリニア入燃料 全てガドリニア入燃料 全てガドリニア入燃料 全てガドリニア入燃料 輸送元 A:三菱原子燃料㈱(茨城県那珂郡東海村)、B:原子燃料工業㈱(大阪府泉南郡熊取町) C:グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン 大飯発電所においては、平成16年度より高燃焼度(55,000 MWd/t)燃料の採用を開始している。 高燃焼度燃料以外については、燃焼度48,000 MWd/tである。 - 106 - ② 使用済燃料輸送 平成18年度の使用済燃料輸送は、輸送回数9回、総体数442体で、全て再処理用として輸送 された。 平成18年度使用済燃料輸送実績 発 電 所 名 敦賀発電所1号機 敦賀発電所2号機 新型転換炉ふげん 美浜発電所1号機 美浜発電所2号機 大飯発電所1号機 大飯発電所2号機 高浜発電所2号機 搬出先 輸送年月日* (搬 出 日) H19. 3.12 H18.10.25 H18.10.20 H18. 6.23 H18.11.17 H18.11.16 H19. 3.10 H18.11.16 H19. 3. 9 輸送 体数 96 56 34 30 30 57 42 41 56 輸送物 BM型 BM型 BM型 BM型 BM型 BM型 BM型 BM型 BM型 輸送 搬出 方法 先 陸上海上 A 陸上海上 A 陸上海上 B 陸上海上 A 陸上海上 A 陸上海上 A 陸上海上 A 陸上海上 A 陸上海上 A 輸送 目的 再処理 再処理 再処理 再処理 再処理 再処理 再処理 再処理 再処理 備 考 二酸化ウラン燃料集合体96体 二酸化ウラン燃料集合体56体 二酸化ウラン燃料集合体34体 二酸化ウラン燃料集合体30体 二酸化ウラン燃料集合体30体 二酸化ウラン燃料集合体57体 二酸化ウラン燃料集合体42体 二酸化ウラン燃料集合体41体 二酸化ウラン燃料集合体56体 A:日本原燃㈱ 六ヶ所再処理事業所(青森県上北郡六ヶ所村) B:(独)日本原子力研究開発機構 東海研究開発センター核燃料サイクル工学研究所 (茨城県那珂郡東海村) *輸送年月日(搬出日)とは、船積終了日をいう ③ 低レベル放射性固体廃棄物の搬出 平成18年度は、美浜発電所、大飯発電所から、充填固化体の低レベル放射性廃棄物のドラム 缶2,736本が、日本原燃㈱低レベル放射性廃棄物埋設センターへ搬出された。 平成18年度低レベル放射性固体廃棄物搬出実績 輸送年月日* 輸 (搬 出 日) 本 輸送物 輸送 方法 搬出先 備 考 美浜発電所 H18. 5.26 1240 IP-2型 陸上海上 A 均質固化体 充填固化体 136本 1104本 大飯発電所 H18. 9.21 1496 IP-2型 陸上海上 A 充填固化体 1496本 発電所名 送 数 (搬出先 A:日本原燃㈱低レベル放射性廃棄物埋設センター) * 輸送年月日(搬出日)とは、船積終了日をいう - 107 - ④放射性物質輸送連絡 発電 所名 発送日 到着日 発送元 輸送先 輸送内容 輸送 物 輸送目的 H18.4.17 ニュークリア・デベロッ H18.4.18 プメント㈱ 敦賀発電所 UT式制御棒外径測定装置 1式 L型 敦賀発電所2号機の制御棒クラスタの点検を行うため。 H18.4.20 H18.4.21 三菱電機㈱通信機製作所 敦賀発電所 炉内核計装用中性子検出器 3本 L型 敦賀発電所2号機第15回定検において定期交換するため。 H18.5.31 H18.6.1 ニュークリア・デベロッ プメント㈱ 敦賀発電所 サーベイランスキャプセル輸送 容器(空容器)及び付属品の上 部駆動装置1式 H18.6.9 H18.6.10 敦賀発電所 H18.6.9 H18.6.10 敦賀発電所 敦賀 H18.6.22 発電所 H18.7.6 H18.6.23 敦賀発電所 H18.7.7 ニュークリア・デベロッ プメント㈱ 敦賀発電所2号機の原子炉容器内から取り出したサーベイ ランスキャプセルを輸送容器に収納するため 敦賀発電所2号機の原子炉容器内から取り出したサーベイ L型 ランスキャプセルの材料検査のため L型 UT式制御棒外径測定装置 1式 L型 敦賀発電所2号機の制御棒クラスタの点検完了のため 燃料棒検査装置 1式 ニュークリア・デベロッ 燃料棒検査装置 1式 プメント㈱ コンクリート試料 2試料 ㈱化研 金属試料 3試料 L型 敦賀発電所2号機の燃料被覆管の酸化膜厚さ測定のため 敦賀発電所 H18.9.20 H18.9.21 敦賀発電所 H19.1.15 H19.1.16 成田空港 敦賀発電所 起動領域計装用中性子束検出器 4本 敦賀発電所1号機第31回定期検査において定期交換する、 L型 密閉構造内に微量の濃縮ウランを含有する起動領域計装用 検出器を使用するため。 H19.3.26 H19.3.27 大洗研究開発センター 敦賀発電所 フォーク型検出器 1箱 L型 H18.5.10 H18.5.12 ふげん発電所 東京港 H18.8.23 H18.8.25 ふげん発電所 東京港 H18.8.28 東京湾 ふげん発電所 ふげん発電所 ㈱化研 バックグラウンド計数率嵩上げ工事を平成19年度に計画し ている。その工事に使用するため。 アイソトープ協会 241Am-Be中性子線源 A型 もんじゅにて中性子線源からの計数率を確認する試験を行 うため 広域中性子検出器 L型 広域中性子検出器(核分裂計数管)の予備品購入のため H19.3.15 アイソトープ協会 H19.3.15 H19.3.16 もんじゅ H19.3.28 H19.3.29 三菱電機㈱通信機製作所 H18.4.3 H18.6.16 H18.7.25 H18.9.27 コンクリート試料 11試料 金属試料 2試料 A型 H19.3.14 H19.3.22 重水 IP-3型輸送容器(空)及び保護 容器 もんじゅ 1本 大飯発電所 蒸気発生器細管検査装置(EC T装置)1式 H19.1.17 三菱電機㈱通信機製作所 美浜発電所 可動小型中性子束検出器 1本 H19.1.25 大飯発電所 600合金使用部位修繕用 (VT+WJP)装置 1式 美浜発電所 ニュークリア・デベロッ 廃樹脂濃縮廃液試料 1式 プメント㈱ 原子炉容器炉内計装筒管台他修 H18.4.5 九州電力㈱川内発電所 大飯発電所 繕用装置(WJP+ECT+UT+切削)1 式 H18.6.16 三菱電機㈱通信機製作所 大飯発電所 可動小型中性子束検出器 5本 原子炉容器超音波探傷機材 1 H18.7.25 大飯発電所 高浜発電所 式 600合金使用部位修繕用 H18.9.27 大飯発電所 美浜発電所 (VT+WJP)装置 1式 H19.3.23 美浜発電所 H18.11.21 H18.11.21 大飯発電所 H18.11.27 H18.11.28 大飯発電所 オンタリオ・パワー・ジェネレーション社で重水の補充用 として利用するため。 オンタリオ・パワー・ジェネレーション社で重水の補充用 として利用するため。 オンタリオ・パワー・ジェネレーション社への重水輸送に L型 使用した輸送容器及び保護容器を、重水輸送に再使用する ため。 試験研究炉等廃止措置安全性実証等に係るプラント調査、 L型 除染技術調査のため 241Am-Be中性子線源 ふげん発電所 H19.1.17 美浜 発電所 H19.1.25 IP-3 型 IP-3 型 重水 もんじゅ 東京湾 美浜発電所 国際原子力機構の査察活動の一環として、敦賀発電所1号 機の照射燃料の起動領域計装用検出器を使用するため。 オンタリオ・パワー・ジェネレーション社への重水輸送に L型 使用した輸送容器及び保護容器を、平成19年度以降の重水 輸送に再使用するため。 H19.3.5 H18.5.16 L型 将来の発電所運転停止後の線量率を検討するため IP-3型輸送容器(空)及び保護 容器 H19.3.4 H18.5.16 L型 敦賀発電所2号機の燃料被覆管の酸化膜厚さ測定完了のた め H18.8.31 H18.10.10 H18.10.11 大飯 発電所 敦賀発電所 サーベイランスキャプセル 1 本 サーベイランスキャプセル輸送 容器用上部駆動装置 1台 敦賀発電所までサーベイランスキャプセル輸送容器(空容 器)及び付属品の上部駆動装置を輸送するため H18.8.30 ふげん H18.8.27 発電所 もん じゅ ニュークリア・デベロッ プメント㈱ ニュークリア・デベロッ プメント㈱ ニュークリア・デベロッ プメント㈱ L型 高浜発電所 蒸気発生器細管検査装置 1式 原子炉容器炉内計装筒管台修繕 用装置(UT+切削)1式 ニュークリア・デベロッ 旧原子炉容器上蓋き裂調査用供 プメント㈱ 試体 4個 旧原子炉容器上蓋き裂調査用供 美浜発電所 試体 7個 九州電力㈱玄海発電所 H19.3.7 H19.3.8 大飯発電所 H19.3.8 H19.3.8 大飯発電所 H19.3.13 H19.3.14 九州電力㈱川内発電所 大飯発電所 H18.7.11 H18.7.12 高浜発電所 新東京国際空港 H18.10.10 H18.10.10 美浜発電所 高浜発電所 原子炉容器炉内計装筒管台修繕 用装置(UT+切削)1式 フォーク型検出器用核分裂電離 箱 4箱 原子炉容器上部ふたサンプル 1式 大飯発電所2号機第20回定検において、蒸気発生器細管検 査工事で使用するため。 美浜発電所1~3号機の原子炉内中性子束の測定に使用す L型 るため 大飯発電所1号機第21回定検において原子炉容器廻り600 L型 合金使用部位修繕工事で使用するため。 L型 L型 廃樹脂処理装置の濃縮廃液について埋設するための分析調 査のため L型 大飯発電所2号機第20回定検において、原子炉容器廻り 600ニッケル基合金管台予防保全対策工事で使用するため。 L型 大飯発電所3,4号機の原子炉内中性子束の測定のため 高浜発電所3号機第17回定検において、原子炉容器超音 L型 波探傷検査で使用するため 美浜発電所1号機第22回定検において、原子炉容器廻り L型 600合金使用部位修繕工事で使用するため 高浜発電所1号機第24回定検において、蒸気発生器細管 L型 検査工事で使用するため 玄海発電所2号機定検において、原子炉容器冷却材出入口 L型 管台他保全対策工事で使用するため 大飯発電所3号機の旧原子炉容器上蓋管台部から抜き取っ L型 た供試体を調査するため 大飯発電所3号機の旧原子炉容器上蓋管台部から抜き取っ L型 た供試体を調査するため 大飯発電所1号機第21回定検において原子炉容炉内計装 L型 筒管台内面のECT検査を実施するため、万一に備え、U T装置及び切削装置を輸送 L型 L型 IAEAによる高浜発電所1号機の照射燃料検年が終了し たため 高浜発電所1,2号機原子炉容器上部ふたサンプルの分析 調査終了のため 高浜発電所1号機の原子炉内中性子束の測定に使用するた め 高浜発電所2号機の原子炉内中性子束の測定に使用するた め 高浜発電所3号機第17回定検における原子炉容器超音波 探傷検査終了にともない、大飯発電所の保修点検建屋に保 管するため。 H18.10.20 H18.10.20 三菱電機㈱通信機製作所 高浜発電所 可動小型中性子束検出器 1本 L型 H18.11.17 H18.11.17 三菱電機㈱通信機製作所 高浜発電所 可動小型中性子束検出器 1本 L型 大飯発電所 原子炉容器超音波探傷機材 1 式 L型 ニュークリア・デベロッ 1~4号機アスファルト固化体 プメント㈱ 試料 2個 L型 低レベル放射性廃棄物埋設施設の線量評価の研究として、 アスファルト固化体試料の放射化学分析を行うため 蒸気発生器細管検査装置(EC T装置)1式 L型 大飯発電所4号機第11回定検において蒸気発生器細管検 査工事で使用するため 高浜 発電所 H18.11.22 H18.11.22 高浜発電所 H19.1.11 H19.1.12 高浜発電所 H19.2.16 H19.2.16 高浜発電所 H19.3.26 H19.3.27 高浜発電所 大飯発電所 ニュークリア・デベロッ 廃樹脂濃縮廃液試料 1個 プメント㈱ - 108 - L型 埋設施設に処分するための分析調査のため - 109 - 18年 発電所名 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 敦賀発電所 1・2号 5.2E+12 3.3E+12 5.1E+11 7.9E+11 6.8E+11 2.5E+11 2.1E+12 原子炉施設 1.6E+11 1.3E+11 8.5E+10 2.7E+11 1.6E+11 2.0E+11 1.4E+11 新型転換炉ふげん発電所 重水精製建屋 5.3E+09 1.1E+10 2.6E+09 2.1E+09 1.3E+09 4.6E+09 2.7E+10 計 1.6E+11 1.4E+11 8.8E+10 2.7E+11 1.6E+11 2.0E+11 1.6E+11 高速増殖原型炉もんじゅ 1.9E+06 7.0E+07 4.2E+07 2.2E+07 ND ND 1.4E+07 1・2号 1.7E+12 3.8E+11 1.2E+12 1.4E+12 2.3E+12 7.4E+11 1.1E+12 美浜発電所 3号※ 9.6E+10 6.4E+11 1.4E+11 計 1.7E+12 3.8E+11 1.2E+12 1.4E+12 2.4E+12 1.4E+12 1.2E+12 1・2号 1.6E+12 2.1E+12 4.5E+12 3.3E+12 2.9E+12 2.4E+12 1.5E+12 大飯発電所 3・4号 1.2E+11 4.6E+12 7.2E+11 1.9E+12 5.7E+12 1.3E+13 4.6E+12 計 1.7E+12 6.6E+12 5.2E+12 5.2E+12 8.6E+12 1.6E+13 6.0E+12 1・2号 3.7E+12 1.2E+12 1.1E+12 2.5E+12 3.3E+12 7.3E+12 8.8E+11 高浜発電所 3・4号 4.4E+11 3.3E+12 6.5E+10 4.3E+12 5.8E+12 2.5E+12 3.9E+12 計 4.1E+12 4.4E+12 1.2E+12 6.8E+12 9.1E+12 9.8E+12 4.8E+12 注)有効数字2桁で処理しているため、合計はあわないことがある。 ※ 循環水ポンプ停止のため、連絡配管により1,2号放水口へ放出(H17.2.22~H18.8.29、H18.10.3~H18.10.19) b.液体廃棄物(トリチウム)放出実績 発電所名 11月 1.3E+11 6.8E+10 1.5E+10 8.3E+10 2.2E+07 1.6E+12 6.0E+10 1.7E+12 1.3E+12 3.6E+12 4.9E+12 2.3E+12 2.4E+12 4.6E+12 18年 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 敦賀発電所 1・2号 ND ND ND ND ND ND ND ND 原子炉施設 ND ND ND ND ND ND ND ND 新型転換炉ふげん発電所 重水精製建屋 ND ND ND ND ND ND ND ND 計 ND ND ND ND ND ND ND ND 高速増殖原型炉もんじゅ ND ND ND ND ND ND ND ND 1・2号 ND ND ND ND ND ND ND ND 美浜発電所 3号※ ND ND ND ND 計 ND ND ND ND ND ND ND ND 1・2号 ND ND ND ND ND ND ND ND 大飯発電所 3・4号 ND ND ND ND ND ND ND ND 計 ND ND ND ND ND ND ND ND 1・2号 ND ND ND ND ND ND ND ND 高浜発電所 3・4号 ND ND ND ND ND ND ND ND 計 ND ND ND ND ND ND ND ND ※ 循環水ポンプ停止のため、連絡配管により1,2号放水口へ放出(H17.2.22~H18.8.29、H18.10.3~H18.10.19) (4)放射性廃棄物の放出・保管状況連絡 ①発電所別放出・保管状況 a.液体廃棄物(トリチウムを除く)放出実績 12月 1.9E+11 2.9E+10 2.1E+10 5.0E+10 9.2E+06 5.1E+11 4.6E+11 9.7E+11 2.6E+12 5.1E+12 7.6E+12 7.3E+11 2.3E+12 3.0E+12 12月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 19年 1月 2.6E+11 5.5E+10 2.4E+10 7.9E+10 4.1E+06 7.3E+11 1.3E+11 8.6E+11 2.2E+12 2.2E+12 4.4E+12 4.0E+12 3.3E+12 7.3E+12 19年 1月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 2月 2.2E+11 6.9E+10 2.2E+10 9.1E+10 1.1E+07 6.9E+11 3.0E+11 9.9E+11 5.7E+12 4.4E+06 5.7E+12 1.4E+12 4.4E+12 5.8E+12 2月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 1.4E+11 1.4E+11 1.1E+11 5.5E+09 2.8E+08 放出管理 目標値 7.4E+10 平成 3月 18年度 1.0E+12 1.5E+13 9.3E+10 1.4E+12 1.9E+10 1.6E+11 1.1E+11 1.6E+12 1.4E+06 2.0E+08 1.1E+11 1.2E+13 5.0E+07 1.8E+12 1.1E+11 1.4E+13 1.2E+12 3.1E+13 3.5E+12 4.5E+13 4.7E+12 7.7E+13 2.1E+12 3.1E+13 4.8E+12 3.7E+13 6.9E+12 6.8E+13 ND:検出限界未満 2.2E+14 2.9E+14 1.2E+14 9.2E+12 - 放出管理 基準値 7.7E+13 1.1E+13 1.3E+12 (単位:ベクレル) 平成 3月 18年度 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND:検出限界未満 (単位:ベクレル) - 110 - 18年 発電所名 4月 5月 6月 7月 8月 1号 ND ND ND ND ND 敦賀発電所 2号 ND ND ND ND ND 計 ND ND ND ND ND 新型転換炉ふげん発電所 ND ND ND ND ND 高速増殖原型炉もんじゅ ND ND ND ND ND 1号 ND ND ND ND ND 2号 ND ND ND ND 1.8E+09 美浜発電所 3号 ND ND ND ND ND 固体廃棄物処理建屋 ND ND ND ND ND 計 ND ND ND ND 1.8E+09 1号 ND 2.6E+08 ND ND ND 2号 2.8E+08 ND ND ND ND 3号 ND ND ND ND ND 大飯発電所 4号 ND ND ND ND ND 固体廃棄物処理建屋 ND ND ND ND ND 廃棄物処理建屋 ND ND ND ND ND 計 2.8E+08 2.6E+08 ND ND ND 1号 3.2E+08 4.9E+07 3.1E+08 1.4E+08 3.1E+08 2号 9.1E+08 ND 2.1E+08 7.5E+07 1.3E+09 3号 5.2E+08 2.5E+09 9.8E+08 1.0E+09 4.4E+08 高浜発電所 4号 ND ND ND ND ND 廃棄物処理建屋 ND ND ND ND ND 廃樹脂処理建屋 ND ND ND ND ND 計 1.8E+09 2.5E+09 1.5E+09 1.2E+09 2.1E+09 注:有効数字2桁で処理しているため、合計はあわないことがある。 (※) ふげん発電所は、運転停止によって希ガスの放出がないため、放出管理目標値を設けていない。 c.気体廃棄物(希ガス)放出実績 9月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 9.8E+08 ND ND ND ND ND 9.8E+08 1.3E+08 3.9E+07 ND ND ND ND 1.7E+08 10月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 5.1E+08 4.0E+07 ND ND ND ND 5.5E+08 5.3E+07 7.4E+07 ND ND ND ND 1.3E+08 11月 ND ND ND ND ND 4.4E+08 ND ND ND 4.4E+08 4.3E+08 ND ND ND ND ND 4.3E+08 8.4E+08 8.4E+07 ND ND ND ND 9.2E+08 12月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 4.1E+08 ND ND ND ND ND 4.1E+08 ND 2.5E+07 ND ND ND ND 2.5E+07 19年 1月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 3.3E+08 ND ND ND ND 3.3E+08 2月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 5.9E+08 3.8E+07 ND ND ND ND 6.3E+08 平成 放出管理 3月 18年度 目標値 ND ND 1.7E+15 ND ND ND ND ND ND (※) ND ND 8.2E+13 ND 4.4E+08 ND 1.8E+09 2.1E+15 ND ND ND ND ND 2.3E+09 ND 2.6E+09 ND 3.2E+08 ND ND 3.9E+15 ND ND ND ND ND ND ND 2.9E+09 4.9E+08 3.2E+09 3.3E+09 6.3E+09 ND 5.4E+09 3.3E+15 ND ND ND ND ND ND 3.8E+09 1.5E+10 ND:検出限界未満 (単位:ベクレル) - 111 - 発電所名 18年 4月 5月 6月 7月 8月 9月 1号 ND ND ND ND ND ND 2号 ND ND ND ND ND ND 敦賀発電所 廃棄物焼却炉 ND ND ND ND 雑固体処理建屋 ND ND ND ND ND ND 計 ND ND ND ND ND ND 原子炉施設 ND ND ND ND ND ND 新型転換炉ふげん発電所 廃棄物処理建屋 ND ND ND ND ND ND 計 ND ND ND ND ND ND 高速増殖原型炉もんじゅ ND ND ND ND ND ND 1号 ND ND ND ND ND ND 2号 ND ND ND ND ND ND 美浜発電所 3号 ND ND ND ND ND ND 廃棄物処理建屋 ND ND ND ND ND ND 計 ND ND ND ND ND ND 1号 ND ND ND ND ND ND 2号 ND ND ND ND ND ND 3号 ND ND ND ND ND ND 4号 ND ND ND ND ND ND 大飯発電所 固体廃棄物処理建屋 ND ND ND ND ND ND 廃棄物処理建屋 ND ND ND ND ND ND 保修点検建屋 ND ND ND ND ND ND 計 ND ND ND ND ND ND 1号 ND ND ND ND ND ND 2号 ND ND ND ND ND ND 3号 ND ND ND ND ND ND 高浜発電所 4号 ND ND ND ND ND ND 廃棄物処理建屋 ND ND ND ND ND ND 廃樹脂処理建屋 ND ND ND ND ND ND 計 ND ND ND ND ND ND 注:有効数字2桁で処理しているため、合計はあわないことがある。 (※) ふげん発電所は、運転停止によってヨウ素131の放出がないため、放出管理目標値を設けていない。 d.気体廃棄物(ヨウ素131)放出実績 10月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 11月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 12月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 19年 1月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 2月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 平成 3月 18年度 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND:検出限界未満 -:稼動なし 6.2E+10 1.0E+11 7.4E+10 1.5E+08 (※) 3.8E+10 放出管理 目標値 (単位:ベクレル) - 112 - 1号 2号 3号 廃棄物処理建屋 計 1号 2号 3号 4号 固体廃棄物処理建屋 廃棄物処理建屋 保修点検建屋 計 1号 2号 3号 4号 廃棄物処理建屋 廃樹脂処理建屋 計 1号 2号 廃棄物焼却炉 雑固体処理建屋 計 原子炉施設 廃棄物処理建屋 計 5月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 注:有効数字2桁で処理しているため、合計はあわないことがある。 高浜発電所 大飯発電所 美浜発電所 高速増殖原型炉もんじゅ 新型転換炉ふげん発電所 敦賀発電所 発電所名 18年 4月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND e.気体廃棄物(ヨウ素133)放出実績 6月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 7月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 8月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 9月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 10月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 11月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 12月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 19年 1月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND -:稼動なし ND:検出限界未満 2月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND (単位:ベクレル) 平成 3月 18年度 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND - 113 - 1号 2号 廃棄物処理建屋 雑固体処理建屋 計 原子炉施設 廃棄物処理建屋 重水精製施設 計 排気筒 その他 計 1号 2号 3号 廃棄物処理建屋 計 1号 2号 3号 4号 固体廃棄物処理建屋 廃棄物処理建屋 計 1号 2号 3号 4号 廃棄物処理建屋 廃樹脂処理建屋 計 18年 4月 7.0E+09 2.4E+11 9.6E+06 ND 2.4E+11 3.4E+10 2.0E+08 1.6E+09 3.5E+10 1.7E+07 ND 1.7E+07 1.1E+11 5.7E+11 2.9E+11 2.5E+09 9.7E+11 2.0E+11 1.8E+10 3.8E+10 1.5E+11 4.4E+08 1.0E+09 4.1E+11 1.7E+11 3.0E+11 3.0E+10 9.5E+10 2.9E+10 2.5E+09 6.3E+11 5月 7.9E+09 7.7E+11 4.8E+07 7.8E+11 3.3E+10 5.0E+08 1.8E+09 3.5E+10 3.2E+08 ND 3.2E+08 1.5E+11 2.1E+11 2.8E+11 1.9E+09 6.4E+11 6.9E+11 5.6E+11 4.2E+10 1.6E+11 1.2E+09 2.0E+07 1.5E+12 2.0E+11 4.2E+11 4.3E+10 1.1E+11 1.7E+11 3.6E+09 9.5E+11 注:有効数字2桁で処理しているため、合計はあわないことがある。 高浜発電所 大飯発電所 美浜発電所 高速増殖原型炉もんじゅ 新型転換炉ふげん発電所 敦賀発電所 発電所名 f.気体廃棄物(トリチウム)放出実績 6月 7.6E+09 4.9E+11 ND ND 4.9E+11 3.4E+10 ND 7.8E+08 3.4E+10 4.4E+06 ND 4.4E+06 1.7E+11 2.1E+11 2.6E+11 1.9E+09 6.4E+11 7.6E+11 2.5E+11 7.2E+10 1.6E+11 9.4E+08 2.2E+08 1.3E+12 1.8E+11 3.6E+11 7.2E+10 1.1E+11 1.7E+10 3.9E+09 7.4E+11 7月 8.7E+09 4.9E+11 ND 5.0E+11 5.5E+10 7.2E+07 9.0E+08 5.6E+10 ND ND ND 1.1E+11 2.6E+11 2.0E+11 3.0E+09 5.7E+11 7.5E+11 2.9E+11 1.4E+11 2.3E+11 2.0E+09 2.0E+09 1.4E+12 2.1E+11 3.5E+11 1.7E+11 1.5E+11 4.4E+09 8.1E+09 8.9E+11 8月 8.2E+09 5.6E+11 ND ND 5.7E+11 4.6E+10 3.1E+07 2.8E+09 4.9E+10 ND ND ND 1.2E+11 3.0E+11 1.9E+11 6.6E+09 6.2E+11 5.4E+11 1.1E+10 1.7E+11 3.0E+11 2.8E+09 9.9E+08 1.0E+12 2.2E+11 3.6E+11 4.6E+11 2.0E+11 2.0E+10 7.3E+09 1.3E+12 9月 8.0E+09 4.3E+11 7.4E+08 ND 4.4E+11 5.3E+10 3.8E+07 9.2E+08 5.4E+10 ND ND ND 1.2E+11 2.6E+11 2.2E+11 2.0E+09 6.1E+11 4.3E+11 5.2E+09 1.8E+11 2.8E+11 2.2E+09 5.9E+08 9.1E+11 2.1E+11 2.9E+11 7.9E+11 2.4E+11 2.6E+09 4.7E+09 1.5E+12 10月 8.4E+09 3.5E+11 ND 3.6E+11 4.2E+10 4.7E+07 7.4E+08 4.3E+10 ND ND ND 1.8E+11 2.4E+11 1.5E+11 1.1E+09 5.6E+11 3.9E+11 4.3E+09 4.3E+11 2.4E+11 2.3E+09 8.0E+08 1.1E+12 1.7E+11 1.9E+11 5.8E+11 1.8E+11 1.6E+09 5.3E+09 1.1E+12 11月 6.5E+09 2.9E+11 ND 3.0E+11 4.2E+10 1.9E+08 7.4E+08 4.3E+10 ND ND ND 6.2E+11 2.3E+11 1.4E+11 1.4E+09 9.8E+11 3.9E+11 5.3E+09 4.1E+11 2.3E+11 4.0E+09 7.1E+08 1.0E+12 2.3E+11 2.0E+11 2.4E+11 1.9E+11 1.6E+09 4.7E+09 8.6E+11 12月 6.4E+09 2.2E+11 2.4E+07 ND 2.3E+11 4.6E+10 ND 1.2E+09 4.7E+10 ND ND ND 3.6E+11 1.8E+11 1.2E+11 3.6E+09 6.7E+11 3.5E+11 6.8E+09 2.0E+11 1.8E+11 1.5E+09 7.1E+08 7.3E+11 4.1E+11 1.6E+11 1.7E+11 1.4E+11 4.3E+09 4.4E+09 8.8E+11 19年 1月 6.2E+09 1.8E+11 4.1E+08 ND 1.9E+11 2.9E+10 7.5E+07 1.2E+09 3.0E+10 5.5E+08 ND 5.5E+08 2.7E+11 1.3E+11 1.2E+11 3.8E+09 5.2E+11 1.0E+12 2.1E+10 1.4E+11 1.3E+11 2.6E+09 4.0E+08 1.3E+12 3.5E+11 1.2E+11 1.1E+11 1.1E+11 7.3E+09 5.1E+09 7.0E+11 2月 8.6E+09 1.3E+11 4.0E+07 ND 1.4E+11 2.3E+10 4.0E+07 5.3E+08 2.3E+10 2.1E+08 ND 2.1E+08 1.2E+11 1.0E+11 1.0E+11 4.4E+09 3.2E+11 1.1E+12 2.7E+10 1.2E+11 1.3E+11 9.2E+08 2.6E+08 1.4E+12 2.2E+11 1.1E+11 1.0E+11 1.2E+11 9.9E+09 4.7E+09 5.6E+11 4.0E+10 7.6E+12 7.6E+12 1.2E+12 2.1E+12 2.3E+12 2.2E+10 8.0E+09 1.3E+13 2.8E+12 3.0E+12 2.9E+12 1.8E+12 2.7E+11 6.0E+10 1.1E+13 -:稼動なし ND:検出限界未満 7.2E+09 4.6E+11 9.7E+11 1.1E+10 1.2E+11 1.1E+11 6.4E+08 2.5E+08 1.2E+12 2.0E+11 1.1E+11 8.3E+10 1.8E+11 4.9E+09 5.2E+09 5.9E+11 - - (単位:ベクレル) 平成 放出管理 3月 18年度 基準値 1.1E+10 9.4E+10 1.2E+11 4.3E+12 - 2.5E+08 1.5E+09 ND 4.8E+07 1.3E+11 4.4E+12 3.3E+10 4.7E+11 1.6E+08 1.3E+09 1.8E+13 9.2E+08 1.4E+10 3.4E+10 4.8E+11 5.6E+08 1.7E+09 - ND ND 5.6E+08 1.7E+09 2.3E+11 2.5E+12 1.3E+11 2.8E+12 - 8.7E+10 2.2E+12 - 114 - 1号 2号 3号 廃棄物処理建屋 計 1号 2号 3号 4号 固体廃棄物処理建屋 廃棄物処理建屋 保修点検建屋 計 1号 2号 3号 4号 廃棄物処理建屋 廃樹脂処理建屋 計 1号 2号 廃棄物焼却炉 雑固体処理建屋 計 原子炉施設 廃棄物処理建屋 重水精製施設 計 18年 4月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 5月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 注:有効数字2桁で処理しているため、合計はあわないことがある。 高浜発電所 大飯発電所 美浜発電所 高速増殖原型炉もんじゅ 新型転換炉ふげん発電所 敦賀発電所 発電所名 g.気体廃棄物(全粒子状物質)放出実績 6月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 7月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 8月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 9月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 10月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 11月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 12月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND 19年 1月 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND:検出限界未満 -:稼動なし (単位:ベクレル) 平成 2月 3月 18年度 1.0E+04 2.8E+05 2.9E+05 ND ND ND ND ND ND ND ND ND 1.0E+04 2.8E+05 2.9E+05 ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND ND h. 平成18年度固体廃棄物発生量(200リットルドラム缶本数) 発電所名 内 敦 賀 廃棄物庫 発電所 保管 ふげん 廃棄物庫 発電所 保管 高速増殖 廃棄物庫 原 型 炉 保管 もんじゅ 廃棄物庫 美 浜 保管 発電所 SG保管庫 廃棄物庫 大 飯 保管 発電所 SG保管庫 廃棄物庫 高 浜 保管 発電所 SG保管庫 廃棄物庫 県内合計 保管 SG保管庫 訳 発生量(A=a+b+c) (a)濃縮廃液 (b)雑固体廃棄物 (c)その他 焼却量(B=d+e) (d)雑固体廃棄物 (e)その他 埋設処分搬出量(C) 計(A-B-C) 発生量(A=a+b+c) (a)濃縮廃液 (b)雑固体廃棄物 (c)その他 焼却量(B=d+e) (d)雑固体廃棄物 (e)その他 埋設処分搬出量(C) 計(A-B-C) 発生量(A=a+b+c) (a)濃縮廃液 (b)雑固体廃棄物 (c)その他 焼却量(B=d+e) (d)雑固体廃棄物 (e)その他 埋設処分搬出量(C) 計(A-B-C) 発生量(A=a+b+c) (a)濃縮廃液 (b)雑固体廃棄物 (c)その他 焼却量(B=d+e) (d)雑固体廃棄物 (e)その他 減容処理量(C) 埋設処分搬出量(D) 計(A-B-C-D) 3 発生量(m ) 発生量(A=a+b+c) (a)濃縮廃液 (b)雑固体廃棄物 (c)その他 焼却量(B=d+e) (d)雑固体廃棄物 (e)その他 減容処理量(C) 埋設処分搬出量(D) 計(A-B-C-D) 3 発生量(m ) 発生量(A=a+b+c) (a)濃縮廃液 (b)雑固体廃棄物 (c)その他 焼却量(B=d+e) (d)雑固体廃棄物 (e)その他 減容処理量(C) 埋設処分搬出量(D) 計(A-B-C-D) 3 発生量(m ) 発生量(A=a+b+c) (a)濃縮廃液 (b)雑固体廃棄物 (c)その他 焼却量(B=d+e) (d)雑固体廃棄物 (e)その他 減容処理量(C) 埋設処分搬出量(D) 計(A-B-C-D) 3 発生量(m ) 平成17年度 平成18年度 年 度 累積保管 第 1 第 2 第 3 第 4 合 計 ・搬出量 四半期 四半期 四半期 四半期 2,290 - 544 376 348 684 68 2,532 40 40 24 0 214 33,701 28 24 20 76 2,008 27,204 476 312 304 608 1,784 - 300 324 68 564 0 - 0 0 0 0 1,784 - 300 324 68 564 296 6,048 0 0 0 0 210 63,437 244 52 280 120 315 - 146 126 130 160 0 2,016 0 0 0 0 223 6,986 138 114 114 128 92 10,416 8 12 16 32 225 - 143 256 170 159 177 - 115 232 154 143 48 - 28 24 16 16 - - - - - - 90 19,418 3 -130 -40 1 256 - 96 92 48 84 0 20 0 0 0 0 252 2,576 92 92 24 16 4 464 4 0 24 68 0 - 0 0 0 0 0 - 0 0 0 0 0 - 0 0 0 0 - - - - - - 256 3,060 96 92 48 84 3,260 - 1,223 904 819 910 108 2,120 0 56 64 0 2,971 22,044 1,184 848 715 908 181 2,901 39 0 40 2 712 - 160 242 268 71 712 - 160 242 268 71 0 - 0 0 0 0 864 - 525 204 339 382 1,432 14,112 1,240 0 0 0 252 27,065 -702 458 212 457 0 966 0 0 0 0 3,344 - 745 608 747 1,236 122 3,012 20 16 16 41 2,885 16,577 684 573 713 1,101 337 4,039 41 19 18 94 8 - 0 8 72 154 8 - 0 8 0 0 0 - 0 0 72 154 2,169 - 422 422 393 510 1,496 15,040 0 1,496 0 0 -329 23,628 323 -1,318 282 572 0 2,417 0 0 130 0 4,078 - 1,163 1,325 1,066 1,011 148 4,469 4 32 24 36 3,892 29,738 1,097 1,293 993 916 38 2,367 62 0 49 59 1,145 - 31 60 0 12 1,145 - 31 60 0 12 0 - 0 0 0 0 882 - 507 96 384 190 0 10,176 0 0 0 0 2,051 36,574 625 1,169 682 809 0 624 0 0 0 0 13,543 - 3,917 3,431 3,158 4,085 446 14,169 64 144 128 77 10,437 111,622 3,223 2,944 2,579 3,145 2,660 47,391 630 343 451 863 3,874 - 634 890 578 960 2,042 - 306 542 422 226 1,832 - 328 348 156 734 3,033 - 947 626 732 892 3,224 45,376 1,240 1,496 0 0 2,530 173,182 589 323 1,464 2,043 0 4,007 0 0 130 0 年 度 合 計 1,952 104 148 1,700 1,256 0 1,256 0 696 562 0 494 68 728 644 84 - -166 320 0 224 96 0 0 0 - 320 3,856 120 3,655 81 741 741 0 1,450 1,240 425 0 3,336 93 3,071 172 233 8 225 1,747 1,496 -140 130 4,565 96 4,299 170 103 103 0 1,177 0 3,285 0 14,591 413 11,891 2,287 3,061 1,496 1,565 3,197 2,736 4,420 130 累 積 貯蔵能力 貯蔵余裕 保管量 - 2,636 33,849 27,648 85,000 20,867 - - - 6,048 64,133 - 2,016 6,836 10,400 21,500 2,248 - - - - 19,252 - 20 2,800 560 23,000 19,620 - - - - 3,380 - 2,104 22,404 2,982 - 35,000 7,510 - - - 15,352 27,490 966 1,200 234 - 3,105 16,397 3,987 - 38,900 15,412 - - - 16,536 23,488 2,548 3,160 612 - 4,565 32,757 2,537 - 50,600 10,741 - - - 10,176 39,859 624 950 326 - 14,446 115,043 48,114 - 76,398 254,000 - - - 48,112 177,602 4,137 5,310 1,173 注1;「その他」は200リットルドラム缶換算の値。 注2;「累積保管量欄」の濃縮廃液、雑固体廃棄物、その他の各量は、発生量から焼却、減容処理等による減容量分、埋設処分搬出量を差し引いた量であり、 その合計量を合計欄に記載している。 注3;貯蔵能力体数内訳;敦賀発電所(A:15,000,B:20,000,C:50,000)、ふげん発電所(第1:8,500,第2:13,000) 高速増殖原型炉もんじゅ(23,000),美浜発電所(第1:4,500,第2:4,500,第3:8,000,第4:18,000) 大飯発電所(A:16,200,B:2,700,C:20,000),高浜発電所(A:10,000,B:600,C:20,000,D:20,000) 注4;敦賀、美浜、大飯、高浜発電所の雑固体廃棄物数量は、充填固化体数量を含む。 - 115 - ②使用済燃料貯蔵状況 平成19年3月31日現在 発電所名・号機 炉心装荷 使用済燃料 使用済燃料 燃料体数 貯蔵容量 貯蔵体数*1 (体数) (体数) 敦賀1号機 308 1,217 468 敦賀2号機 193 1,734 1,018 ― 730 534 美浜1号機 121 288 96 美浜2号機 121 555 ふげん発電所 美浜3号機 大飯1・2号機 157 1,118 193 2,129*5 1,106 大飯4号機 193 2,129 *5 1,160 高浜1号機 157 424 高浜2号機 157 424 高浜4号機 県内合計 157 157 2号機ピットは一部1号機と共用化 3号機ピットは、1・2号機と共用化*2 318 704 高浜3号機 考 335 *3 193×2炉心 大飯3号機 備 383 240 3・4号機ピットは、1・2号機と共用化*4 3・4号機ピットは、1~4号機で共用化*6 118 1,769 *7 929 1,769 *7 1,126 14,990 7,831 <備考> *1:使用済燃料貯蔵体数は、再処理用と再利用用とを含めた体数。 ただし、定期検査で取り出し中の燃料体数は除く。 *2:美浜1、2号機の燃料については、3号機のプールを使用して貯蔵可能。 *3:美浜3号機は、使用済燃料貯蔵設備増強工事を実施し、貯蔵容量が 424体から1,118体となった。 *4:大飯1・2号機の燃料については、3号機と4号機のプールを使用して 貯蔵可能。 *5:大飯3号機と4号機は、使用済燃料貯蔵設備増強工事を実施し、貯蔵容 量がそれぞれ974体から2,129体となった。 *6:高浜1、2号機の燃料については、3号機と4号機のプールを使用して 貯蔵可能。(3、4号機間でも融通が可能) *7:高浜3号機と4号機は、使用済燃料貯蔵設備増強工事を実施し、貯蔵容 量がそれぞれ1,188本から1,769本となった。 - 116 - ③線量の評価 各発電所について、放射性気体廃棄物および液体廃棄物の放出量をもとに、『発電用軽水炉型原子 炉施設周辺の線量目標値に対する評価指針』に示された評価方法により、各評価地点における線量の 計算結果を以下に示す。 各発電所における一般公衆の実効線量の評価 a.放射性気体廃棄物による実効線量 敦 賀 発電所 ふげん 発電所 原型炉 もんじゅ 美 浜 発電所 大 飯 発電所 高 浜 発電所 <1 <1 <1 <1 <1 <1 排気筒からの方位 南 北西 東南東 北北西 東南東 南南東 排気筒からの距離 (× 10 - 1 k m ) 5.5 4.9 6.9 7.5 5.3 8.3 <1 <1 <1 <1 <1 <1 南南東 南東 東南東 北北西 南南東 南南東 周辺監視区域外における 最大線量 放射性希ガス に よ (μ Sv/年 ) る 実 効 線 量 線量目標値評価地点 における最大線量 (μ Sv/年 ) 排気筒からの方位 排気筒からの距離 (× 10 - 1 k m ) 放射性ヨウ素 に よ る 実 効 線 量 線量目標値評価地点 おける最大線量 (μ Sv/年 ) 9.4 11.85 6.9 7.5 7.6 8.3 <1 <1 <1 <1 <1 <1 敦 賀 発電所 ふげん 発電所 原型炉 もんじゅ 美 浜 発電所 大 飯 発電所 高 浜 発電所 <1 <1 <1 <1 <1 <1 b.放射性液体廃棄物による実効線量 放射性液体廃棄物による実効線量当量 (μ Sv/年 ) この計算結果では、すべての評価地点における線量が1マイクロシーベルト/年以下であることが 確認された。 また、福井県環境放射能測定技術会議による原子力発電所周辺環境の放射能(線)調査の結果、発 電所周辺での線量評価では公衆の実効線量限度許容被曝線量1ミリシーベルト/年をはるかに下回っ ており、線量目標値50マイクロシーベルト/年と比較しても十分低いことが確認されている。 - 117 - 福 井 県 環 境 放 射 能 測 定 技 術 会 議 平 成 18年 度 年 報 か ら の 抜 粋 検出値の実効線量換算値 外 部 被 ば く 内 部 被 ば く の 預 託 実 効 線 量 *2 (ミリシーベルト/年 ) 放出量から 計算によっ て 求 め た 外部被ばく (ミリシーベルト/年 ) 積算線量 (TLD)に よる調査 結 果 *1 放射線監視 テレメータシステム による推定 線量 敦賀発電所 ふげん発電所 - - も ん じ ゅ - - - - 大飯発電所 - 高浜発電所 美浜発電所 参考 核実験影響 0.001以 下 呼吸 飲料水 葉菜 海産物 *3 - - - 0.001 - - - 以下 - - - - - - - - - - - - - - *3 0.001 以下 *4 0.001 以下 / *4 0.001 以下 (注)-は検出限界値未満。/は調査対象外であることを示す。 * 1 : T L D に よ る 検 出 限 界 は 、 ほ ぼ 0.05ミリシーベルト/ 年 。 * 2 : 1 年 間 の 摂 取 に 基 づ く 、 摂 取 後 50年 間 に わ た っ て 個 人 が 受 け る 積 算 の 線 量 。 計算の基礎として指標植物(ヨモギ)および指標海産生物(ホンダワラ)を含む。 *3:各発電所近傍で観測した大気中水分等のトリチウムによるもの。 * 4 : 核 実 験 影 響 の セ シ ウ ム -137、 ス ト ロ ン チ ウ ム -90、 プ ル ト ニ ウ ム に よ る も の 。 - 118 - - 119 - 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 4月 ~ 6月 7月 ~ 9月 10月 ~ 12月 1月 ~ 3月 5mSv 5-10 10-15 15-20 以下 mSv mSv mSv 387 0 0 0 1,692 16 0 0 2,079 16 0 0 337 0 0 0 892 0 0 0 1,229 0 0 0 323 0 0 0 1,026 0 0 0 1,349 0 0 0 370 0 0 0 2,299 25 0 0 2,669 25 0 0 線 量 分 布 (人) 総 20-25 25-30 30-35 35-40 40-45 45-50 50mSv 合計 線 量 mSv mSv mSv mSv mSv mSv 以上 (人・Sv) 0 0 0 0 0 0 0 387 0.07 0 0 0 0 0 0 0 1,708 1.21 0 0 0 0 0 0 0 2,095 1.29 0 0 0 0 0 0 0 337 0.03 0 0 0 0 0 0 0 892 0.06 0 0 0 0 0 0 0 1,229 0.08 0 0 0 0 0 0 0 323 0.02 0 0 0 0 0 0 0 1,026 0.14 0 0 0 0 0 0 0 1,349 0.16 0 0 0 0 0 0 0 370 0.08 0 0 0 0 0 0 0 2,324 1.62 0 0 0 0 0 0 0 2,694 1.70 区分 線 量 分 布 (人) 総 5mSv 5-10 10-15 15-20 20-25 25-30 30-35 35-40 40-45 45-50 50mSv 合計 線 量 以下 mSv mSv mSv mSv mSv mSv mSv mSv mSv 以上 (人・Sv) 社 員 451 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 452 0.19 請負等 3,448 66 3 0 0 0 0 0 0 0 0 3,517 3.03 計 3,899 67 3 0 0 0 0 0 0 0 0 3,969 3.22 平成18年度 区分 期間 a.敦賀発電所 4半期実績 ①発電所別被ばく管理状況 (5) 放射線作業従事者の被ばく状況連絡 平 均 線 量 (mSv) 0.4 0.9 0.8 平 均 線 量 (mSv) 0.2 0.7 0.6 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.2 0.7 0.6 最 高 線 量 (mSv) 5.16 13.25 13.25 最 高 線 量 (mSv) 2.57 7.36 7.36 0.89 0.91 0.91 0.76 4.39 4.39 2.79 9.69 9.69 - 120 - 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 4月 ~ 6月 7月 ~ 9月 10月 ~ 12月 1月 ~ 3月 5mSv 5-10 10-15 15-20 以下 mSv mSv mSv 94 0 0 0 199 0 0 0 293 0 0 0 98 0 0 0 276 0 0 0 374 0 0 0 99 0 0 0 355 3 0 0 454 3 0 0 93 0 0 0 346 0 0 0 439 0 0 0 社 員 請負等 計 区分 線 量 分 布 (人) 総 20-25 25-30 30-35 35-40 40-45 45-50 50mSv 合計 線 量 mSv mSv mSv mSv mSv mSv 以上 (人・Sv) 0 0 0 0 0 0 0 94 0.00 0 0 0 0 0 0 0 199 0.00 0 0 0 0 0 0 0 293 0.01 0 0 0 0 0 0 0 98 0.00 0 0 0 0 0 0 0 276 0.03 0 0 0 0 0 0 0 374 0.03 0 0 0 0 0 0 0 99 0.01 0 0 0 0 0 0 0 358 0.08 0 0 0 0 0 0 0 457 0.09 0 0 0 0 0 0 0 93 0.00 0 0 0 0 0 0 0 346 0.07 0 0 0 0 0 0 0 439 0.08 線 量 分 布 (人) 総 5mSv 5-10 10-15 15-20 20-25 25-30 30-35 35-40 40-45 45-50 50mSv 合計 線 量 以下 mSv mSv mSv mSv mSv mSv mSv mSv mSv 以上 (人・Sv) 104 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 104 0.02 495 7 3 0 0 0 0 0 0 0 0 505 0.18 599 7 3 0 0 0 0 0 0 0 0 609 0.20 平成18年度 区分 期間 b.新型転換炉ふげん発電所 4半期実績 平 均 線 量 (mSv) 0.2 0.4 0.3 平 均 線 量 (mSv) 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 0.1 0.1 0.2 0.2 0.1 0.2 0.2 最 高 線 量 (mSv) 3.3 13.8 13.8 最 高 線 量 (mSv) 0.6 0.5 0.6 0.5 2.5 2.5 2.2 6.9 6.9 1.4 4.8 4.8 - 121 - 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 4月 ~ 6月 7月 ~ 9月 10月 ~ 12月 1月 ~ 3月 5mSv 5-10 10-15 15-20 以下 mSv mSv mSv 224 0 0 0 619 0 0 0 843 0 0 0 227 0 0 0 620 0 0 0 847 0 0 0 228 0 0 0 678 0 0 0 906 0 0 0 226 0 0 0 672 0 0 0 898 0 0 0 線 量 分 布 (人) 総 20-25 25-30 30-35 35-40 40-45 45-50 50mSv 合計 線 量 mSv mSv mSv mSv mSv mSv 以上 (人・Sv) 0 0 0 0 0 0 0 224 0.00 0 0 0 0 0 0 0 619 0.00 0 0 0 0 0 0 0 843 0.00 0 0 0 0 0 0 0 227 0.00 0 0 0 0 0 0 0 620 0.00 0 0 0 0 0 0 0 847 0.00 0 0 0 0 0 0 0 228 0.00 0 0 0 0 0 0 0 678 0.00 0 0 0 0 0 0 0 906 0.00 0 0 0 0 0 0 0 226 0.00 0 0 0 0 0 0 0 672 0.00 0 0 0 0 0 0 0 898 0.00 区分 線 量 分 布 (人) 総 5mSv 5-10 10-15 15-20 20-25 25-30 30-35 35-40 40-45 45-50 50mSv 合計 線 量 以下 mSv mSv mSv mSv mSv mSv mSv mSv mSv 以上 (人・Sv) 社 員 251 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 251 0.00 請負等 1,044 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1,044 0.00 計 1,295 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1,295 0.00 平成18年度 区分 期間 c.高速増殖原型炉もんじゅ 4半期実績 平 均 線 量 (mSv) 0.0 0.0 0.0 平 均 線 量 (mSv) 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 最 高 線 量 (mSv) 0.0 0.0 0.0 最 高 線 量 (mSv) 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 - 122 - 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 4月 ~ 6月 7月 ~ 9月 10月 ~ 12月 1月 ~ 3月 5mSv 5-10 10-15 15-20 以下 mSv mSv mSv 376 0 0 0 1,461 2 0 0 1,837 2 0 0 350 0 0 0 1,133 2 0 0 1,483 2 0 0 339 0 0 0 1,535 9 0 0 1,874 9 0 0 350 0 0 0 1,205 1 0 0 1,555 1 0 0 線 量 分 布 (人) 総 20-25 25-30 30-35 35-40 40-45 45-50 50mSv 合計 線 量 mSv mSv mSv mSv mSv mSv 以上 (人・Sv) 0 0 0 0 0 0 0 376 0.03 0 0 0 0 0 0 0 1,463 0.45 0 0 0 0 0 0 0 1,839 0.48 0 0 0 0 0 0 0 350 0.01 0 0 0 0 0 0 0 1,135 0.22 0 0 0 0 0 0 0 1,485 0.23 0 0 0 0 0 0 0 339 0.02 0 0 0 0 0 0 0 1,544 0.64 0 0 0 0 0 0 0 1,883 0.66 0 0 0 0 0 0 0 350 0.02 0 0 0 0 0 0 0 1,206 0.27 0 0 0 0 0 0 0 1,556 0.29 区分 線 量 分 布 (人) 総 5mSv 5-10 10-15 15-20 20-25 25-30 30-35 35-40 40-45 45-50 50mSv 合計 線 量 以下 mSv mSv mSv mSv mSv mSv mSv mSv mSv 以上 (人・Sv) 社 員 426 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 426 0.08 請負等 2,439 53 8 0 0 0 0 0 0 0 0 2,500 1.58 計 2,865 53 8 0 0 0 0 0 0 0 0 2,926 1.66 平成18年度 区分 期間 d.美浜発電所 4半期実績 平 均 線 量 (mSv) 0.2 0.6 0.6 平 均 線 量 (mSv) 0.1 0.3 0.3 0.0 0.2 0.2 0.1 0.4 0.4 0.1 0.2 0.2 最 高 線 量 (mSv) 3.5 12.0 12.0 最 高 線 量 (mSv) 1.4 5.7 5.7 1.1 5.9 5.9 1.9 7.9 7.9 1.5 5.5 5.5 - 123 - 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 4月 ~ 6月 7月 ~ 9月 10月 ~ 12月 1月 ~ 3月 5mSv 5-10 10-15 15-20 以下 mSv mSv mSv 442 0 0 0 1,816 58 0 0 2,258 58 0 0 394 0 0 0 1,853 12 0 0 2,247 12 0 0 403 0 0 0 1,912 134 27 0 2,315 134 27 0 403 0 0 0 2,007 196 14 0 2,410 196 14 0 線 量 分 布 (人) 総 20-25 25-30 30-35 35-40 40-45 45-50 50mSv 合計 線 量 mSv mSv mSv mSv mSv mSv 以上 (人・Sv) 0 0 0 0 0 0 0 442 0.07 0 0 0 0 0 0 0 1,874 1.54 0 0 0 0 0 0 0 2,316 1.61 0 0 0 0 0 0 0 394 0.05 0 0 0 0 0 0 0 1,865 0.89 0 0 0 0 0 0 0 2,259 0.94 0 0 0 0 0 0 0 403 0.08 0 0 0 0 0 0 0 2,073 2.91 0 0 0 0 0 0 0 2,476 3.00 0 0 0 0 0 0 0 403 0.11 0 0 0 0 0 0 0 2,217 3.31 0 0 0 0 0 0 0 2,620 3.41 区分 線 量 分 布 (人) 総 5mSv 5-10 10-15 15-20 20-25 25-30 30-35 35-40 40-45 45-50 50mSv 合計 線 量 以下 mSv mSv mSv mSv mSv mSv mSv mSv mSv 以上 (人・Sv) 社 員 511 5 1 0 0 0 0 0 0 0 0 517 0.31 請負等 2,919 349 192 76 0 0 0 0 0 0 0 3,536 8.64 計 3,430 354 193 76 0 0 0 0 0 0 0 4,053 8.95 平成18年度 区分 期間 e.大飯発電所 4半期実績 平 均 線 量 (mSv) 0.6 2.4 2.2 平 均 線 量 (mSv) 0.2 0.8 0.7 0.1 0.5 0.4 0.2 1.4 1.2 0.3 1.5 1.3 最 高 線 量 (mSv) 12.0 19.7 19.7 最 高 線 量 (mSv) 1.9 8.0 8.0 1.7 7.4 7.4 3.6 14.8 14.8 5.0 12.5 12.5 - 124 - 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 4月 ~ 6月 7月 ~ 9月 10月 ~ 12月 1月 ~ 3月 5mSv 5-10 10-15 15-20 以下 mSv mSv mSv 403 0 0 0 1,728 43 3 0 2,131 43 3 0 396 0 0 0 1,695 19 0 0 2,091 19 0 0 399 0 0 0 2,103 8 0 0 2,502 8 0 0 372 0 0 0 1,657 1 0 0 2,029 1 0 0 線 量 分 布 (人) 総 20-25 25-30 30-35 35-40 40-45 45-50 50mSv 合計 線 量 mSv mSv mSv mSv mSv mSv 以上 (人・Sv) 0 0 0 0 0 0 0 403 0.04 0 0 0 0 0 0 0 1,774 1.34 0 0 0 0 0 0 0 2,177 1.38 0 0 0 0 0 0 0 396 0.03 0 0 0 0 0 0 0 1,714 0.94 0 0 0 0 0 0 0 2,110 0.97 0 0 0 0 0 0 0 399 0.03 0 0 0 0 0 0 0 2,111 0.93 0 0 0 0 0 0 0 2,510 0.96 0 0 0 0 0 0 0 372 0.02 0 0 0 0 0 0 0 1,658 0.35 0 0 0 0 0 0 0 2,030 0.37 区分 線 量 分 布 (人) 総 5mSv 5-10 10-15 15-20 20-25 25-30 30-35 35-40 40-45 45-50 50mSv 合計 線 量 以下 mSv mSv mSv mSv mSv mSv mSv mSv mSv 以上 (人・Sv) 社 員 473 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 473 0.12 請負等 2,930 169 16 6 0 0 0 0 0 0 0 3,121 3.57 計 3,403 169 16 6 0 0 0 0 0 0 0 3,594 3.69 平成18年度 区分 期間 f.高浜発電所 4半期実績 平 均 線 量 (mSv) 0.3 1.1 1.0 平 均 線 量 (mSv) 0.1 0.8 0.6 0.1 0.5 0.5 0.1 0.4 0.4 0.1 0.2 0.2 最 高 線 量 (mSv) 4.2 17.6 17.6 最 高 線 量 (mSv) 2.9 9.7 9.7 1.3 8.9 8.9 1.7 8.5 8.5 0.7 5.1 5.1 - 125 - 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 社 員 請負等 計 4月 ~ 6月 7月 ~ 9月 10月 ~ 12月 1月 ~ 3月 5mSv 以下 1,926 7,515 9,441 1,802 6,469 8,271 1,791 7,609 9,400 1,814 8,186 10,000 社 員 請負等 計 区分 5mSv 以下 2,216 13,275 15,491 平成18年度 区分 期間 g.県内全発電所 4半期実績 6 644 650 5-10 mSv 0 119 119 0 33 33 0 154 154 0 223 223 5-10 mSv 1 222 223 10-15 mSv 0 3 3 0 0 0 0 27 27 0 14 14 10-15 mSv 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 82 82 15-20 mSv 15-20 mSv 線 量 分 布 (人) 20-25 25-30 30-35 mSv mSv mSv 0 0 0 0 0 0 0 0 0 線 量 分 布 (人) 20-25 25-30 30-35 mSv mSv mSv 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 35-40 mSv 35-40 mSv 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 40-45 mSv 40-45 mSv 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 45-50 mSv 45-50 mSv 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 50mSv 以上 50mSv 以上 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2,223 14,223 16,446 合計 1,926 7,637 9,563 1,802 6,502 8,304 1,791 7,790 9,581 1,814 8,423 10,237 合計 - 126 - 99.7% <5mSv 5-10mSv 10-15mSv 15-20mSv 20-25mSv 25mSv< 計 区分 社 員 請負等 (人) (%) (人) (%) <5mSv 2,216 99.7 13,275 93.3 15,491 線 量 分 布 5-10mSv 10-15mSv 15-20mSv 20-25mSv 25mSv< 6 1 0 0 0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 644 222 82 0 0 4.5 1.6 0.6 0.0 0.0 650 223 82 0 0 93.3% 請負等 4.5% 1.6% 0.6% 平成18年度 県内全発電所の線量区分別従事者数割合 県内全発電所 線量区分別従事者数の割合 社員 0.3% ② 線量区分別作業員数の割合 合計 2,223 100.0 14,223 100.0 16,446 <5mSv 5-10mSv 10-15mSv 15-20mSv 20-25mSv 25mSv< ③1日 1.0 ミリシーベルト以上の被ばくを伴った作業 敦賀発電所 号 機 作業・件数等 1号機 原子炉圧力容器頭部冷却系配管改造工事他1件[H19.3] 2号機 蒸気発生器定期検査[H18.4] 1次冷却材ポンプ点検他3件[H18.5] 美浜発電所 号 機 作業・件数等 1号機 蒸気発生器水室隔離工事[H18.11] クラス1機器供用期間中検査他1件[H18.12] 3号機 原子炉容器出入口管台他点検工事他1件[H18.7] 1次系機器供用期間中検査[H18.8] 大飯発電所 号 機 作業・件数等 1号機 600系ニッケル基合金管台予防保全対策工事他2件[H19.1] 600系ニッケル基合金管台予防保全対策工事他2件[H19.2] 2号機 放射線管理他2件[H18.5] (下部炉心構造物の表面線量当量率測定作業) クラス1機器供用期間中検査作業他1件[H18.6] クラス1機器供用期間中検査作業[H18.7] 3号機 旧原子炉容器上蓋管台調査工事他3件[H18.10] 600系ニッケル基合金管台予防保全対策工事他2件[H18.11] 高浜発電所 号 機 作業・件数等 2号機 クラス1機器供用期間中検査作業[H18.4] 1次冷却材管内構造物流体振動対策工事他1件[H18.5] 原子炉容器定期点検工事[H18.6] 蒸気発生器水室隔離蓋取付け作業[H18.8] 3号機 蒸気発生器水室隔離蓋取外し作業[H18.10] - 127 - 延人数 14 17 23 延人数 2 3 10 2 延人数 最高線量 ミリシーベルト 1.45 2.03 1.54 最高線量 ミリシーベルト 1.25 1.29 1.61 1.15 15 108 最高線量 ミリシーベルト 1.81 2.04 4 2.20 12 1 398 89 1.35 1.19 2.31 2.53 延人数 最高線量 ミリシーベルト 1.37 1.61 1.34 2.41 2.19 1 6 2 26 17 (6) 原子炉設置変更許可連絡 敦賀発電所 申 請 日 補正申請日 変 更 内 容 許 可 日 H16. 3.30 ①3,4号炉の増設 申 請 ・電気出力153.8万kWの改良型加圧水型軽 水炉を2基増設する。 工 期 変 更 理 由 ・ 補 正 理 由 開 始 完 了 ・3号および4号原子炉増設のため 営業運転開始 3号機: H26.3 4号機: H27.3 (予定)※1 ※1:敦賀発電所3、4号機の増設計画については、現在、安全審査中であるが、敦賀発電所周辺の活断層の連続性、 活動性に係る追加調査や、改訂された「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」への対応のため、建設 工程を変更しており、営業運転開始時期は、3号機:平成28年3月、4号機:平成29年3月の予定。 高速増殖原型炉もんじゅ 申 請 日 補正申請日 変 更 内 容 変 更 理 由 ・ 補 正 理 由 許 可 日 H18.10.13 ①初装荷燃料の変更 ・現在、原子炉に装荷されている燃料は、燃料 申 請 ・現在の炉心に装荷されている燃料の他 中に含まれる核分裂性プルトニウムの一部が に、本格運転以降に使用する予定で許可 自然崩壊により減少し、炉心の反応度が低下 を受け、保管している取替燃料等を初装 しているため、性能試験を行うにあたっては 荷燃料として使用することとし、設置許 取替えが必要なため。 可申請書の記載を変更する。 注)工期の開始および完了の年月は、原子炉設置変更許可の申請または許可時の予定を記載している。 - 128 - 工 期 開 始 完 了 (7) 敷地利用計画(変更)連絡 a.敦賀発電所 号機 1,2 設置・施設 クラゲ処理装置用 クラゲ貯蔵槽 運用開始 H18. 7.27 設置場所 発電所構内 施設・設備内容 クラゲ貯蔵槽 薬注装置 クラゲ回収用ポンプ クラゲ移送用ポンプ 設 置 理 由 夜間・休日におけるクラゲ回収作業 の負荷軽減対策として、一時的な貯 蔵を目的としたクラゲ貯蔵槽および 既設クラゲ装置への移送設備を設置 する。 運用開始 H17.12.21※ 設置場所 発電所構内 施設・設備内容 監視カメラ 設 置 理 由 ナトリウム漏えい対策工事の一環と して、新たに設置する窒素ガス注入 設備周辺の監視強化のため、監視カ メラ(防護用)1台を設置する。 b.ふげん発電所 な し c.高速増殖原型炉もんじゅ 号機 ※ 設置・施設 監視カメラ 日本原子力研究開発機構からの敷地利用計画終了連絡書の提出が遅れたため、本年報に記載した。 d.美浜発電所 な し e.大飯発電所 号機 設置・施設 運用開始 設置場所 施設・設備内容 設 置 理 由 1,2 燃料取替用水タンク 取替工事 H18. 4.28 発電所構内 タンク解体用仮設建屋 タンク取替作業用連絡通路 燃料取替用水タンク 塩素型応力腐食割れに対する長期保 全の観点から行う燃料取替用水タン ク取替に伴い、旧タンク解体用の仮 設建屋を設置およびタンク取替作業 用の連絡通路を設置する。 共用 クラゲ処理装置 H18.12.22 発電所構内 クラゲ受入槽 クラゲ貯槽 クラゲ処理装置 海水取水経路の取水設備から陸揚げ したクラゲは、現在、全量を廃棄物 処理しているが、クラゲを水分と残 渣に分離する処理装置を設置して、 残渣のみを廃棄物処分し、水分は浄 化した上で取水路に排水することに より、廃棄物処理量の低減を図る。 設置場所 発電所構内 施設・設備内容 フェンス コンクリートブロック 設 置 理 由 取替後の旧原子炉容器上部ふたを蒸 気発生器保管庫に収容するためのス ペース確保を目的として、蒸気発生 器保管庫内をレイアウト変更する が、保管している一部のコンテナを 一時的に保管庫前に仮置きするた め、ブロック他により区画整備す る。 f.高浜発電所 号機 共用 ※ 設置・施設 原子炉容器上部ふた 取替工事に伴う蒸気 発生器保管庫前一時 管理区域区画用ブロ ック他 運用開始 使用せず※ 当初、蒸気発生器保管庫前に保管庫内のコンテナを一時仮置きして使用する予定であったが、保管管理強化の観点から関西電力 ㈱が再検討した結果、既設の建屋内に保管できることが確認できたため、使用しないこととした。 - 129 - (8) 基 本 規 定 制 定 ( 変 更 ) 連 絡 発電所名 認 可 日 改正期日 敦 賀 発 電 所 H18. 6.30 H18. 6.30 変 更 理 由 ・東海発電所の廃止措置計画認可に伴う記載の変 更 美 浜 発 電 所 H18. 4.21 H18. 4.21 ・会社法等の施行による組織改正に伴う変更 ・美浜2号原子炉格納容器自動隔離弁を有する系 統の設置に伴う変更 H18. 9. 8 H18. 9. 8 ・社内組織改正に伴う変更 ・経営監査室の保安に関する職務にかかる記載の 適正化 大 飯 発 電 所 H19. 3.15 H19. 3.15 ・社内標準の再整備に伴う変更 H18. 4.21 H18. 4.21 ・会社法等の施行による組織改正に伴う変更 H19. 3.15 H19. 3.15 ・社内標準の再整備に伴う変更 ・管理区域図の記載の精緻化 H18. 9. 8 H18. 9. 8 ・社内組織改正に伴う変更 ・経営監査室の保安に関する職務にかかる記載の 適正化 H18.10.23 H18.10.23 ・原子炉容器上部ふた等の汚染の広がりを防止す る措置を講じる課長の追加 ・蒸気発生器保管庫の名称変更 高 浜 発 電 所 H18. 4.21 H18. 4.21 ・会社法等の施行による組織改正に伴う変更 H18. 9. 8 H18. 9. 8 ・社内組織改正に伴う変更 ・経営監査室の保安に関する職務にかかる記載の 適正化 H18.11.28 H18.11.28 ・3号炉外核計装盤取替に伴う変更 ・3号炉使用済燃料貯蔵設備の共用化に伴う変更 H19. 3.15 H19. 3.15 ・社内標準の再整備伴う変更 ・原子炉容器上部ふた等の汚染の広がりを防止す る措置を講じる課長の追加 ・蒸気発生器保管庫の名称変更 ・管理区域図の記載の精緻化 - 130 - (9) 異常発生・終結連絡(安全協定第7条) ①平成18年度安全協定に基づく異常事象 平成18年度に異常事象として報告された件数は14件(法律対象2件)で、前年度より12 件減少した。いずれの事象においても、周辺環境への放射能の影響はなかった。 異常事象として、発電所の運転に影響を与えたものが6件あり、その内訳は、原子炉自 動停止が1件、原子炉手動停止が3件、出力抑制が2件であった。また、運転に影響がな かったものとしては、定期検査中の水漏れ等が4件、工学的安全施設の待機除外が2件、 労働災害が1件あった。 発電所の運転に影響を与えた異常事象のうち、原子炉自動停止の1件は、「B-SG水 位異常低」警報発信による原子炉自動停止(高浜3号)であった。 また、原子炉手動停止の3件は、脱気器タンク水位制御弁の不調(敦賀2号)、原子炉 再循環ポンプBメカニカルシールの機能低下(敦賀1号 )、原子炉補機冷却水冷却器の点 検・補修(敦賀2号)で、出力抑制の2件は、復水器伝熱管からの海水漏えい(敦賀1号)、 5A高圧給水加熱器ドレンライン逆止弁フランジ部からの蒸気漏れ(美浜2号)であった。 発電所別の異常事象件数では、敦賀1号機が5件と最も多く、続いて敦賀2号機が2件 となっている。 - 131 - 平成18年度安全協定に基づく異常事象報告一覧 件 発電所名 番 1 敦賀1号機 発 生 日 事象発生時 終 結 日 運転状況 H18. 5. 8 運 転 中 H18. 5.31 2 美浜3号機 H18. 5.16 事 象 概 要 影響等 評価尺度 可燃性ガス濃度制御系の流量調 - 整弁動作不良に伴う待機除外 定期検査中 格納容器内での水漏れ 敦賀1号機 H18. 6. 1 - 美浜2号機 H18. 6.24 運 転 中 6 敦賀2号機 敦賀1号機 運 転 中 8 高浜3号機 大飯4号機 10 敦賀2号機 高浜1号機 定期検査中 脱気器タンク水位制御弁の不調 H18. 7.15 (調整運転中) に伴う原子炉手動停止 H18. 7.20 運 原子炉再循環ポンプメカニカルシール 転 中 H18. 8.18 運 転 H18.11.17 (出力降下中) 信による原子炉自動停止 H18. 8.25 運 B-電動補助給水ポンプの待機 転 中 中 敦賀1号機 「B-SG水位異常低」警報発 定期検査中 原子炉補機冷却水冷却器の点検 H18.11.24 (調整運転中) ・補修に伴う原子炉手動停止 H19. 1.14 定期検査中 原子炉補助建屋内(管理区域 H19. 2. 9 出力抑制 手動停止 転 中 高圧注水系の待機除外 手動停止 美浜1号機 H19. 2.16 自動停止 敦賀1号機 H19. 2.17 定期検査中 0+ - 大飯1号機 H19. 3.19 - - 手動停止 法律 0- - - - - 余熱除去系統サンプリングライ - ンの溶接事業者検査手続き漏れ 定期検査中 H19. 3.29 14 法律 - - H19. 3.19 13 - - H19. 2.19 12 - - 内)での水漏れ 運 - - 除外 H18.10. 4 - - の機能低下に伴う原子炉手動停止 H19. 2.28 11 5A高圧給水加熱器ドレンライン逆止弁フラ H18. 7. 1 H18. 8.26 9 出力抑制 ンジ部からの蒸気漏れに伴う出力抑制 H18. 7.30 7 復水器伝熱管からの海水漏えい に伴う出力抑制 H18. 7. 4 5 - - H18. 6.18 4 - - H18. 5.23 3 国への報告区分 復水移送配管流量計からの水漏 - - れ 定期検査中 仮設レール撤去作業中の負傷 H19. 3.23 - - - - - - - 132 - 発電所別発生状況 年月 発電所名 敦賀1号機 平成18年 平成19年 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 ① ③ 敦賀2号機 ⑥ ⑪ ⑬ ⑤ 平成18年度 発電所別 合計件数 5 ⑨ 2 ふ げ ん 0 もんじゅ 0 美浜1号機 ⑫ 美浜2号機 美浜3号機 1 ④ 1 ② 1 大飯1号機 ⑭ 1 大飯2号機 0 大飯3号機 0 大飯4号機 ⑧ 1 高浜1号機 ⑩ 高浜2号機 高浜3号機 0 ⑦ 1 高浜4号機 月 別 合計件数 1 0 0 2 2 2 2 0 1 0 0 1 3 1 14 注1;異常事象発生日を基準とし、○内の数字は次ページ以降の異常事象件番を示す。 注2; は労働災害を示す。 - 133 - 件番 1 発電所名 敦賀発電所1号機 発生事象名 可燃性ガス濃度制御系の流量調整弁動作不良に伴う待機除外 発生年月日 平成18年5月8日 終結年月日 平成18年5月31日 発生時プラント状況 定格熱出力一定運転中 系統設備名 可燃性ガス濃度制御系 国への報告区分 尺度区分 - 基準1 基準2 基準3 評価レベル - - - - 事象概要 定格熱出力一定運転中の5月8日、可燃性ガス濃度制御系*のA系列の定期試験(1回/ 月)において、再循環流量調整弁を全開から全閉にしようとしたところ、9時57分に途中 まで閉じた状態で動作不能となった。このことから、A系列が動作不能であると判断し、 待機除外とした。B系列については、試験記録等により問題がないことを確認した。 当該弁は、弁駆動用モーターの回転力が外歯車と内歯車を介して弁棒に伝えられ、弁棒 が回転することでネジ構造のナット部により弁棒が上下方向に動くという構造となってい る。 当該弁の点検を実施したところ、内歯車の形状が不均一で、内歯車と外歯車との噛み合 わせが片当り状態であった。また、ナット部の潤滑材(グリス)が劣化傾向にあることが認 められた。さらに当該弁の補修履歴を確認したところ、第28回定期検査(平成15年度)で、 弁駆動用モーターおよび外歯車を新品に取り替えていた。 *:可燃性ガス濃度制御系 一次冷却材喪失事故が発生した際、原子炉格納容器内に放出された蒸気(ガス)に含まれる水素を除去するための設備 で、A系とB系の2系列を備えている。保安規定上では1系列が動作不能の場合、他の1系列が動作可能であることを管理 的手段(警報発信の有無、電源供給状態、至近の試験記録)により速やかに確認した上で、30日以内に正常な状態へ復旧す ることが求められている。 原因 外歯車を新品に取り替えたことにより、内歯車と外歯車との噛み合わせが変化したこと に加え、潤滑材の劣化が進んだことから、弁棒が回転しにくい状態となり、定期試験中に 弁が途中開度で停止したものと推定された。 対策 内歯幅を均一な形状のものに取り替えるとともに、ナット部の潤滑材を新しいものに入 れ替えた。その後、試験を実施して弁の動作に問題がないことを確認し、5月31日15時57 分に当該系統を正常状態(待機状態)に復旧した。また、当該弁および当該弁と類似構造 の弁について、ナット部の潤滑材を定期検査ごとに新しいものに入れ替えることとした。 - 134 - 件番 2 発電所名 美浜発電所3号機 発生事象名 格納容器内での水漏れ 発生年月日 平成18年5月16日 終結年月日 平成18年5月23日 発生時プラント状況 第21回定期検査中 系統設備名 - 国への報告区分 - 尺度区分 基準1 基準2 基準3 評価レベル - - - - 事象概要 第21回定期検査中の5月16日15時13分、中央制御室で「原子炉格納容器サンプ水位上昇 率高」の警報が発信した。運転員が現場を確認したところ、仮設キャビティ浄化装置*の ホースからの漏えいであり、現場作業員が作業準備のため浄化装置のホースを取り外した ところ、ホースからキャビティ水が漏えいしたため、ただちに同装置の水中ポンプを停止 させたことがわかった。漏えい水は、浄化装置が設置されている床面(32M)の目皿を通じ て格納容器内の下部にある格納容器サンプに達するとともに、当該床面の下階でも回収さ れた。漏えい量は、格納容器サンプの水位上昇分と床面への漏えいを合わせ、約400リッ トルであった。漏えい水の放射能濃度は8.12 Bq/ccであり、総放射能量は約3.25×106Bq と推定された。作業員1名の足首付近が漏えい水により濡れたが、身体の放射能測定の結 果、放射能の汚染はなく、放射線量の被ばくも計画値以下であった。なお、原子炉の燃料 は全て取り出した状態であり、安全上の問題はなく、外部への放射能の影響はない。 *:仮設キャビティ浄化装置 キャビティ水を浄化するために設置していた仮設の装置。ポンプにより汲み上げたキャビティ水をフィルタにより浄化し て再びキャビティに戻している。 原因 キャビィティ浄化装置のホースを取り外す前には、運転中の浄化装置を停止させる必要 があったが、作業要領書にそのことが記載されておらず、また、そのことを知っていた作 業責任者が、指導員や作業員に対して、「装置を停止させる」との明確な指示や注意を与 えていなかった。このため、浄化装置が運転中であるとの認識がない状態で、指導員の指 示により作業員がホースを取り外したため漏えいが発生した。 対策 仮設キャビィティ浄化装置のホースを取り外す前には、当該装置を停止することを作業 手順書等に明記した。当日の作業前の打ち合わせにおいては、作業責任者が設備の運転状 態等を作業関係者に対し確実に周知・伝達するよう指導した。仮設キャビィティ浄化装置 については、運転状態が容易に識別できるよう表示を行った。 - 135 - 件番 3 発電所名 敦賀発電所1号機 発生事象名 復水器伝熱管からの海水漏えいに伴う出力降下 発生年月日 平成18年6月1日 終結年月日 平成18年6月18日 発生時プラント状況 定格熱出力一定運転中 系統設備名 復水設備 国への報告区分 尺度区分 - 基準1 基準2 基準3 評価レベル - - - - 事象概要 定格熱出力一定運転中の6月1日18時44分頃、復水器B室の復水電導度が上昇している ことが確認された。また、18時59分に電導度高警報が発報*1(設定値0.2μS/cm)した。こ のため、復水器B室内の水質測定を行った結果、復水器B室内で海水漏えいが発生してい ると判断されたことから、復水器B室を隔離して点検を実施するため、同日21時00分より 出力降下を開始し、出力を約50%とした。その後、復水器B室にある伝熱管全数(既施栓 管325本を除く11,561本、黄銅管)について渦流探傷検査(ECT)を実施した結果、伝熱管19 本に施栓基準に達する減肉指示信号が認められた。また、発泡剤を用いて伝熱管全数の漏 えい確認試験を実施したところ、ECTで施栓基準に達する減肉が認められた伝熱管19本の うちの1本に漏えいが確認された。なお、当該伝熱管のECT結果では、漏えい箇所は伝熱 管支持板部近傍で、外面からの減肉信号であった。 なお、この事象による環境への影響はない。 *1:復水器では、タービンを回した蒸気を海水を利用して冷却しているため、復水器細管から漏えいが発生した場合、 海水により復水の電導度が上昇する。 原因 漏えい確認試験およびECT結果より、伝熱管支持板部を伝って流れ落ちる水滴*2により 伝熱管外面の減肉が進行して貫通に至り、海水が漏えいしたものと推定された。 *2:タービンを回し終えた蒸気は、復水器で冷やされて水に戻る。 対策 今回漏えいが認められた伝熱管1本を含め、施栓基準に達している伝熱管計19本につい て施栓を行った。その後、健全性を確認した上で6月17日10時00分より出力を上昇させ、 翌18日8時00分に定格出力に復帰した。 - 136 - 件番 4 発電所名 美浜発電所2号機 発生事象名 5A高圧給水加熱器ドレンライン逆止弁フランジ部からの蒸気漏れに伴う出力降下 発生年月日 平成18年6月24日 終結年月日 平成18年7月4日 発生時プラント状況 定格熱出力一定運転中 系統設備名 給水系統設備 国への報告区分 尺度区分 - 基準1 基準2 基準3 評価レベル - - - - 事象概要 定格熱出力一定運転中の6月24日1時30分頃、運転員の巡回点検において、タービン建 屋2階にある5A高圧給水加熱器*1ドレンライン逆止弁上部の保温材付近からの蒸気漏れ を確認した。調査のため当該弁の保温材を取り外したところ、当該弁の2カ所のフランジ 部からわずかに蒸気が漏れているのを確認した。 このため、同日11時00分から出力降下を開始し、12時17分に電気出力を約75%とした 後、当該加熱器ドレンラインを隔離し、点検、補修を行った。 なお、この事象による環境への影響はない。 *1:高圧タービンから出た蒸気により給水を加熱するための熱交換器で2台(5A、5B)ある。加熱された給水は、給水 ポンプにより蒸気発生器に送られる。給水を加熱した蒸気はドレン水となり脱気器に回収される。 原因 フランジ部の分解点検の結果、漏えいしたと思われる傷跡とフランジシート面内周の荒 れ等が認められた。このことから、フランジシート面の荒れ等が要因となって、漏れ止め 機能が低下し、蒸気漏れに至ったものと推定された。 対策 当該弁のフランジシート面の補修、手入れを行い、パッキンを新品に取り替えた。ま た、次回定期検査時に、当該弁のパッキンを、より高温・高圧の環境下での使用が可能な 仕様のものに取り替える。今後、比較的高温・高圧の条件下にある弁フランジ部につい て、パッキン仕様や点検頻度等について検討し、フランジ部の保守管理の充実を図る。 対策実施後、7月4日10時00分より出力を上昇させ、同日18時40分に定格熱出力に復帰 した。 - 137 - 件番 5 発電所名 敦賀発電所2号機 発生事象名 脱気器タンク水位制御弁の不調に伴う原子炉手動停止 発生年月日 平成18年7月1日 終結年月日 平成18年7月15日 発生時プラント状況 第15回定期検査中(調整運転中) 系統設備名 国への報告区分 尺度区分 給水系統設備 - 基準1 基準2 基準3 評価レベル - - - - 事象概要 第15回定期検査の調整運転中、電気出力50%に向けて出力上昇操作を行っていたとこ ろ、6月30日23時18分頃、電気出力約28%で2次系にある脱気器タンクの水位を制御する (復水流量を調整する)脱気器タンク水位制御弁*1の開度が安定しない事象が発生した。こ のため、出力上昇操作を中断し当該弁の点検等を行った結果、異常が認められなかったこ とから、7月1日10時に出力上昇操作を再開したが、再度当該弁が開動作しない事象が認 められたため、12時15分に出力上昇操作を中断し、12時18分、電気出力を約20%に降下さ せた。当該弁の不調の原因を詳細調査するため、同日17時から出力を降下し、21時30分に 原子炉を停止した。 *1:脱気器タンクの水位は、脱気器タンク水位バイパス制御弁(小型の弁)と脱気器タンク水位制御弁(大型の弁)の2弁 により制御される。電気出力約28%以上では脱気器タンク水位制御弁にて制御される。 原因 今定期検査で当該弁の制御部をパイロット方式に変更したことに伴い、弁駆動部への空 気圧供給方式を変更したが、この変更を反映させた設計検討・検証がなされず、改造前の 空気圧力(約137kPa)の設定となっていたため、開動作に必要な力(空気圧の設定で約220 kPa)が、流体により弁を閉じようとする力に対して十分でなかったことから、開動作しな い事象が発生したものと推定された。 対策 当該弁の作動用空気圧力を適切な圧力に変更した後、当該弁の健全性を確認した上で、 7月12日14時00分に原子炉を起動し、7月13日13時00分に調整運転を開始した。なお、電 気出力約30%においても、当該弁の動作状態が正常であることを確認した。 さらに、今後は発電所の重要な工事に係る評価について、発電所内で機械、電気、制 御、品質保証等について豊富な知識、経験を有する者から構成する「設計検討会」を新た に発足させ、担当箇所が評価すべき事項に不足がないか等の観点から指導・助言を行う。 また、工事受注会社から提出される提案書に係る審査について、新たに工事の特徴などを 抽出したチェックシートを用いた審査を追加するとともに、工事受注会社等の再発防止対 策が適切に行われていることを特別品質保証監査等で確認する。 - 138 - 件番 6 発電所名 敦賀発電所1号機 発生事象名 B原子炉再循環ポンプメカニカルシールの機能低下に伴う原子炉手動停止 発生年月日 平成18年7月20日 終結年月日 平成18年7月30日 発生時プラント状況 定格熱出力一定運転中 系統設備名 再循環設備 国への報告区分 尺度区分 - 基準1 基準2 基準3 評価レベル - - - - 事象概要 定格熱出力一定運転中のところ、3台(A,B,C号機)ある原子炉再循環ポンプのう ち、B号機の軸封部*1 (メカニカルシール:第1段シール部と第2段シール部を有す る)のうち、第2段シール部から機器ドレンサンプに回収されるシール水の量が徐々に増 加する傾向が認められた。 このため、監視を強化していたが、シール水の増加傾向が大きくなってきたことから、 今後の運転に万全を期すため、計画的に原子炉を停止し当該軸封部を取り替えることと し、7月21日20時00分から出力降下を開始し、翌22日2時15分に発電停止、同日7時35分 に原子炉を手動停止した。なお、この事象による環境への影響はない。 *1:回転するポンプの主軸に沿って冷却水がモーター側に漏れ出ないよう、専用のシール水を軸封部に注入し、ポンプ軸 につながる回転リングと固定リング(ケーシング側)との間での接触部で漏れを抑制する構造となっている。 原因 調査の結果、当該B号機の第2段軸封部のカーボン製固定リングのシール面(回転リン グとの接触面)に3箇所の傷が確認された。これらの傷は、固定リングシール面の外周に 設けられているU溝部を起点として内側に伸びており、1箇所は内周側まで達していた。 このため、原因は復水器伝熱管補修後の定格熱出力一定運転に復帰した以降、微小な異 物が第2段軸封部のシール面に混入し、シール面を傷つけたためシール機能が低下し、シ ール水の回収量が増加したものと推定された。 対策 B号機の第1段および第2段軸封部の固定リングと回転リングを新品に取り替えた。そ の後、原子炉再循環ポンプの試運転を実施し健全性を確認した後、7月29日9時00分に原 子炉を起動し、翌30日9時00分に発電再開した。 - 139 - 件番 7 発電所名 高浜発電所3号機 発生事象名 「B-SG水位異常低」警報発信による原子炉自動停止 発生年月日 平成18年8月18日 終結年月日 平成18年11月17日 発生時プラント状況 出力降下中 系統設備名 給水系統設備 国への報告区分 法律 尺度区分 基準1 基準2 基準3 評価レベル - - 0+ 0+ 事象概要 第17回定期検査のため8月18日18時50分より出力降下を開始し、翌19日01時00分に発電 停止する予定であったが、出力降下中の18日23時55分、電気出力約11%にてB系統の給水 制御を主給水流量制御弁から主給水バイパス流量制御弁に自動で切替操作を行っていたと ころ、「B-SG水位異常低」警報が発信し、原子炉が自動停止した。事象発生時の状況は、 主給水流量制御弁の閉動作にもかかわらず、主給水バイパス流量制御弁が開かなかったた め、B-SGの水位が低下した。このため、運転員は自動切替を中止し、手動でSG水位の回復 操作を行ったが水位低下が継続し、原子炉が自動停止した。 なお、この事象による環境への影響はない。 原因 通常運転中にETA処理設備から排出された硫酸アンモニウムが、主給水配管室の外気取 り入れ口から室内に流入し、当該の主給水バイパス流量制御弁に内蔵されているパイロッ ト弁の弁棒および弁棒付近に堆積した。これにより、パイロット弁の弁棒の動きが阻害さ れ、主給水流量バイパス制御弁が開かなかったものと推定された。 *1ETA処理設備:復水系統のイオン交換樹脂(不純物除去用)の再生処理時に発生する廃液を焼却処理する設備。この廃 液にはエタノールアミン、ヒドラジン、アンモニアが含まれており、重油での焼却処理の際に硫黄酸化物が発生す る。 *2パイロット弁:制御弁への開度要求信号に応じ、開度を正確に維持するための装置の一部。 対策 主給水流量制御弁(3台)のパイロット弁を新品に取り替えるとともに、硫酸アンモニウ ムの流入を防ぐため、主給水配管室内の外気取り入れ口を閉止した。また、次回定期検査 時に、給水制御切替プログラムを主給水流量のバイパス制御弁が開放したことを検知した 後に主給水制御弁が閉止するように変更する。なお、次回定期検査までの間は、給水制御 切替前に当該弁の開度確認を行うこととし、切替時において動作が不調な場合は切替操作 を中止することとした。 - 140 - 件番 8 発電所名 大飯発電所4号機 発生事象名 B-電動補助給水ポンプの待機除外 発生年月日 平成18年8月25日 終結年月日 平成18年8月26日 発生時プラント状況 定格熱出力一定運転中 系統設備名 給水系統設備 国への報告区分 尺度区分 - 基準1 基準2 基準3 評価レベル - - - - 事象概要 定格熱出力一定運転中の8月25日、2台ある電動補助給水ポンプ*1の定期試験(1回/ 月)において、B―電動補助給水ポンプを起動したところ、ポンプの軸封部より湯気が出 るとともに異臭がしたことから、10時44分に当該ポンプを停止し、試験を中断した。この ため、11時12分に保安規定で定める運転上の制限*2を満足していないものと判断し、11時 32分に当該ポンプを待機除外とした。 *1 補助給水ポンプ:主給水系統事故時など通常の給水系統の機能が失われた場合に、蒸気発生器に給水するためのポン プ。大飯発電所4号機には、電動が2台、タービン動が1台ある。 *2 保安規定で定める運転上の制限:運転中は、補助給水ポンプ3台が動作可能であることが求められている。 原因 前回定期検査でパッキン取替え作業を行った際、パッキンの切断が悪く切れ残りが生じ ていた。これがポンプ運転時にパッキンからちぎれて異物となり、パッキンと主軸の接触 面に入って摺動抵抗が増加し、摩擦熱により冷却用の水が湯気となるとともに、パッキン が過熱し、異臭が発生したものと推定された。 対策 主軸に異常がないことを確認した上で、軸端側および継手側軸封部のパッキン(計12 本)を新品に取り替え、ポンプを試運転し健全性を確認した後、8月26日1時15分に当該 ポンプを待機状態とし、運転上の制限を満足する状態に復帰した。また、パッキン取付け 作業を行う際には、パッキン切断面に切れ残りがないことを確認しながら取り付けること などを作業手順書に明記した。 - 141 - 件番 9 発電所名 敦賀発電所2号機 発生事象名 原子炉補機冷却水系冷却器の点検・補修に伴う原子炉手動停止 発生年月日 平成18年10月4日 終結年月日 平成18年11月24日 発生時プラント状況 第15回定期検査中(調整運転中) 系統設備名 給水設備 国への報告区分 法律 尺度区分 基準1 基準2 基準3 評価レベル - - 0- 0- 事象概要 第15回定期検査の調整運転中、原子炉補機冷却水系統*1に4台(A~D)ある冷却器のう ち、A冷却器から海水側に冷却水が漏れていることが確認された。このため、A冷却器を 隔離して伝熱管漏えいの有無を調査したところ、7本で漏えいが確認された。漏えい伝熱 管7本について施栓や取替えによる補修を行うこととしたが、作業に10日間以上を要する と判断されたことから、保安規定の要求*2に従い、10月5日0時から出力降下を開始し、 11時00分に原子炉を停止した。 その後、当該冷却器について漏えい管1本を含めた3本を抜管し、詳細な調査を行うと ともに、伝熱管3,092本(抜管した3本と既施栓管1本を除く)の渦流探傷試験を実施し た結果、伝熱管1,514本で施栓基準(40%の減肉)を上回る減肉信号が確認された。ま た、B、C、D冷却器伝熱管についても、施栓基準を上回る減肉信号や施栓基準未満の減 肉信号が認められた。 なお、この事象による環境への影響はない。 *1 原子炉補機(ポンプの軸受、熱交換器等)の冷却のため、冷却水を供給する系統で冷却水は海水により冷やされる。 *2 原子炉補機冷却水系は、2系統(各系統に冷却器2台の計4台)が動作可能であることが求められている。1系統が動 作不能(冷却器2台のうち1台以上動作不能)で、10日以内に復旧できない場合は原子炉停止操作へと移行する。 原因 第14回定期検査時、A冷却器伝熱管の渦流探傷試験を実施した後、管内面の保護被膜を 形成させるための硫酸第一鉄水溶液の注入が行われていない状態(管内面の保護被膜が十 分形成されていない状態)での海水の通水が24日間あったことから、その際、管内面でエ ロージョン・コロージョンが発生し、深く減肉した。その後の使用時においては、硫酸第 一鉄水溶液の注入が行われたが、既にある減肉部で流れの乱れが生じたことから、段階的 に減肉が進展し、貫通に至ったものと推定された。 対策 予防保全対策として、施栓基準未満の30%以上の減肉信号が確認された伝熱管および、 調査のために抜管した伝熱管などを新品に取り替えた。また、保護被膜を確実に形成する ため、海水通水後の1ヶ月間は通常の倍の濃度の硫酸第一鉄水溶液を注入することを運転 操作手順書に明記するなどした。 - 142 - 件番 10 発電所名 高浜発電所1号機 発生事象名 原子炉補助建屋内(管理区域内)での水漏れ 発生年月日 平成19年1月14日 終結年月日 平成19年2月28日 発生時プラント状況 第24回定期検査中 系統設備名 国への報告区分 尺度区分 原子炉冷却系統設備 - 基準1 基準2 基準3 評価レベル - - - - 事象概要 定期検査中の1月14日14時頃、原子炉補助建屋内で充てん/高圧注入ポンプ入口連絡 弁取替工事の耐圧漏えい試験終了後の復旧作業として、試験のために設置した閉止フラン ジの取り外し作業を行っていたところ、当該部より漏えいが発生した。漏えいした水は、 床面の排水目皿を通じて廃液ホールドアップタンクに全て回収され、環境への放射能の影 響はなかった。廃液ホールドアップタンクの水位上昇から漏えい量は約370リットルと評 価され、放射能量は試験に使用した水(燃料取替用水タンクの水)の放射能濃度(18.6 Bq/cc)から約6.9×106Bqと推定された。また、この漏えいにより協力会社作業員4名に 水がかかったが、測定の結果、身体に放射能の汚染はなかった。 原因 原子炉保修課において、発電室の承認が得られていない状態で、水抜き操作中に閉止フ ランジの取り外し作業を行ったため、水抜き操作として実施した弁開放に伴い、系統内に 残留していた圧力が開放され、系統内の水が押し出されて、取り外し作業中のフランジか ら漏えいしたものと推定された。 対策 ・作業着手前に系統状態を発電室に確認することや、計画の変更について発電室の承認を 得ること、弁等の操作については発電室以外は原則実施できないことなど、基本ルール の遵守や基本動作の徹底について、全所員に文書で周知した。また、原子炉保修課をは じめとする作業担当課全員を対象に再教育を速やかに実施した。 ・閉止フランジなどの仮設機器について、隔離明細書の中で発電室の管理対象の機器であ ることを明確にし、発電室の許可を得ずに閉止フランジの取り付け・取り外し作業がで きないよう社内ルールを変更した。 ・発電室と原子炉保修課等の作業担当課との間や、課内での連絡・調整が確実に実施され るよう、業務の手続きや連携の在り方を検討し、社内ルールに反映した。 - 143 - 件番 11 発電所名 敦賀発電所1号機 発生事象名 高圧注水系の待機除外 発生年月日 平成19年2月9日 終結年月日 平成19年2月19日 発生時プラント状況 定格熱出力一定運転中 系統設備名 高圧注入系 国への報告区分 尺度区分 - 基準1 基準2 基準3 評価レベル - - - - 事象概要 定格熱出力一定運転中の2月9日14時40分、高圧注水系*1の定期試験(1回/月)のた め、高圧注水系ポンプを起動し、ポンプ出口の流量や圧力を確認していたところ、出口流 量計指示値の変動が大きくなり、保安規定で定められた流量を下回ったことから、運転上 の制限を満足していない(待機除外)と判断した。この待機除外に伴い、自動減圧系*2お よび非常用復水器系*3の健全性確認を行った。 事象発生時、高圧注水系ポンプの出口流量を調整する流量制御弁が開閉動作を繰り返し ており、当該弁の不具合により流量が変動したものと推定されたことから、当該弁につい て点検を行った。その結果、弁本体や駆動部に異常は認められず、弁制御部の故障と推定 された。再現試験としてポンプを起動し、制御部各回路の電気信号を確認したところ、弁 の開度を電気信号に変換する位置検出器からの開度信号が一定値で安定せず変動していた ことから、当該検出器の故障と推定された。 *1 高圧注水系: 事故により原子炉の水位が低下した場合、原子炉に冷却水を注入する系統であり、通常運転中は待機状態にある。保 安規定において、原子炉運転中は、動作可能状態にあることが求められている。 *2 自動減圧系: 高圧注水系の動作不能時に、炉心スプレイ系からの注水が可能な圧力まで原子炉圧力容器内の圧力を低下させるため の系統。 *3 非常用復水器系: 事故等により主蒸気隔離弁が閉止し主復水器が利用できない時に、原子炉の崩壊熱を除去する系統。 原因 高圧注水系ポンプを起動した際、出口流量制御弁の位置検出器からの信号が変動し、弁 の開閉を要求する信号が繰り返し駆動部に入力され、弁が開閉動作を繰り返し、流量が大 きく変動したたためと推定された。 対策 当該検出器を新品に取り替え、2月19日にポンプを起動して機能試験を行い、出口流量 計の指示値に大きな変動がなく、保安規定で定められた流量を下回らないことを確認し た。 - 144 - 件番 12 発電所名 美浜発電所1号機 発生事象名 余熱除去系統サンプリングラインの溶接事業者検査手続き漏れ 発生年月日 平成19年2月16日 終結年月日 平成19年3月19日 発生時プラント状況 第22回定期検査中 系統設備名 - 国への報告区分 - 尺度区分 基準1 基準2 基準3 評価レベル - - - - 事象概要 今定期検査において余熱除去系統*1サンプリングライン*2の溶接形状を変更する工事を 行ったが、2月16日、当該工事で実施した溶接箇所のうち、溶接事業者検査*3を実施する 必要があった2箇所について、検査が未実施であることが判明した。 事実経過を調査したところ、工事担当者は対象としているサンプリングライン第1弁下 流側配管のソケット溶接部と、第1弁およびその上流側配管を取り替えることとし、工事 計画書を作成したが、溶接事業者検査に関する十分な知識が付与されておらず、溶接事業 者検査は不要と判断した。その後、課内上位者、技術アドバイザー等が工事計画書を審査 したが、添付されていた工事範囲図は工事内容を把握するには不十分で、溶接時業者検査 が必要という認識に至らなかった。 *1 余熱除去系統: 原子炉停止後に原子炉内の余熱を除去するための系統で、事故時には非常用炉心冷却設備の低圧注入系として原子 炉に冷却水を供給する系統。 *2 サンプリングライン: 配管内の水を採取(サンプリング)し、分析装置へ導くための系統。 *3 溶接事業者検査: 原子炉冷却系統設備や非常用炉心冷却設備などの溶接工事について、溶接部の健全性を確認するために行う検査。 原因 ・担当者に溶接事業者検査に関する十分な知識の付与が行われていなかった。 ・工事計画書に的確に溶接事業者検査の要否判断ができる図面等を添付することが定めら れていなかった。 ・審査者の役割分担や着目すべきポイントが不明確であった。 対策 当該部については、新品の配管・弁に取り替え、溶接事業者検査を実施した。 今後は、工事計画書に要否判断プロセスを示したフロー図を添付するとともに、審査が 確実に行えるような図面を添付する。また、審査者の役割分担や審査時に着目すべきポイ ント等を検証すること、溶接事業者検査に関する教育についてその実効性を検証し、内容 等の改善を図ることとした。 - 145 - 件番 13 発電所名 敦賀発電所1号機 発生事象名 復水移送配管流量計からの水漏れ 発生年月日 平成19年2月17日 終結年月日 平成19年3月29日 発生時プラント状況 第31回定期検査中 系統設備名 国への報告区分 尺度区分 復水移送系 - 基準1 基準2 基準3 評価レベル - - - - 事象概要 第31回定期検査中の2月17日16時30分頃、旧廃棄物処理建屋地下に設置されている床ド レンサンプの液位が上昇したことを示す警報が発報した。現場の状況を確認したところ、 同建屋1階の復水移送配管に取り付けられている流量計から水が漏れていることを確認し たため、16時41分に当該流量計を隔離し、漏えいを停止させた。また、同建屋1階にある 当該流量計下部の床面に2箇所の水溜り(計約15リットル)と同建屋地下の床面に1箇所の 水溜り(約60リットル)が確認された。 当該流量計から漏えいした水は、床面にある目皿(排水管)から地下1階にある床ドレン サンプに導かれる。床ドレンサンプは、その水位が高くなるとサンプポンプが自動的に起 動し、サンプにたまった水を廃棄物処理系へ移送するが、今回の場合、漏えい量が多かっ たことから、その一部がドレンサンプからあふれ、同建屋地下の床面に拡がったものと推 定された。なお、廃棄物処理系への回収量より評価した漏えい量は約7m3で、漏えい水の 放射能濃度は検出限界値未満であった。 当該流量計は、半透明のテーパー管(アクリル製)を入口側と出口側の2つのフランジ によりパッキンを介してボルトで締め付けるという構造であるが、パッキンの一部が外側 にはみ出ており、その隙間から水が漏れたものと推定された。 なお、この事象による環境への影響はない。 原因 テーパー管の全周で長さを測定したところ、その長さにわずかな差が認められた。この ことから、平成19年2月に実施した分解点検後の当該流量計組立て時に、パッキンの一部 に面圧の小さい部分が発生し、その後の復水移送系統の運転操作に伴い、パッキン内面に 加わる圧力が変動したため、パッキンが外側に押し出され、漏えいが発生したものと推定 された。 対策 当該流量計を新品に取り替えるとともに、同型の流量計の点検の際には、テーパー管の 全長等を測定し、形状管理することを作業要領書に反映した。 - 146 - 件番 14 発電所名 大飯発電所1号機 発生事象名 仮設レール撤去作業中の負傷 発生年月日 平成19年3月19日(異常事象に該当すると判断した日) 終結年月日 平成19年3月23日(再発防止対策の周知徹底が完了した日) 発生時プラント状況 第21回定期検査中 系統設備名 国への報告区分 尺度区分 タービン建屋 - 基準1 基準2 基準3 評価レベル - - - - 事象概要 第21回定期検査において、2次系熱交換器他取替工事の一環として、復水器の伝熱管取 替工事を実施したが、工事のために取り外した復水器水室の復旧が完了したことから、そ の作業に使用した仮設レールを切断・撤去する作業を実施していた。 切断・撤去作業を実施していた3月15日10時45分頃、切断したレールをチェーンブロッ ク1本で吊って床面に降ろそうとしたが、その途中でレールが架台に引っかかったため、 引っかかりを解消しようとしてチェーンブロックを揺すった際に、レールの一部(架台と 接続するための筋交い)が近傍にいた作業員の右足大腿部に接触し、負傷した。 原因 切断したレールがチェーンブロック1本で吊られていたため不安定な状況であったこ と、およびレールが架台に引っかかった際に作業を中断して状況の確認を行わず引っかか りを外そうと揺らしたことにより、レールのバランスが崩れ、近傍にいた作業員にレール が接触し、負傷したものと推定された。 対策 吊り荷の形状が複雑な場合には吊り荷を安定させるために2本以上で吊ること、荷を吊 り上げる際には、吊り荷が振れる可能性のある方向に人がいないことを確認すること、吊 り荷が引っかかった場合には作業を中断し、状況を十分確認することを関係者に周知徹底 した。 - 147 - ②保守運営状況(月報)で報告された軽微な事象(平成18年度) 安全協定第7条に基づく異常事象の連絡以外に、軽微な事象についても事業者側から連絡を 受け、安全協定第6条の「保守運営状況」等により毎月報告を受けている。 a.敦賀発電所 発生年月日 区 分 H18. 4.25 定期検査中 (2号機) H18. 5.10 (2号機) 定期検査中 事 象 概 要 腐食電位計の絶縁体消失 第15回定期検査中、前回定検時に一次冷却材中の溶存水素濃度 調査のため、炉内温度測定用熱電対案内管に挿入した腐食電位計 電極(以下、ECPセンサー)3個を取り出したところ、ECPセンサー 先端部に絶縁体として取り付けていた人工サファイア(酸化アルミニウ ム製:直径3.8㎜、長さ7.0㎜、重さ0.12g)が3個とも消失してい ることを確認した。文献等による調査の結果、当該絶縁体は放射 線照射により溶出が加速することが判明した。また、運転中の一 次冷却材中に含まれる放射性物質の量を確認した結果、当該絶縁 体が溶出し、放射線による核変換で生成される物質の濃度が運転 開始当初から高く推移しており、この物質と当該絶縁体の総量が ほぼ一致することが確認された。これらの結果から、当該絶縁体 は、高温・高圧条件下での使用に放射線照射が加わったことで溶 出が加速し、第15回運転サイクル中に全て一次冷却材中に溶出し たものと推定された。対策として、放射線照射下で新たな材料を 使用する際には、実機での使用実績も参考に、実機環境(照射線 量、温度、圧力、水質等)の条件を模擬した試験により確認する 旨、社内規程に明記した。 タービン動主給水ポンプドレン集合配管からの水のにじみ 第15回定期検査中、Aタービン動主給水ポンプ駆動用蒸気等ド レン集合配管の肉厚測定において、配管底面に水のにじみが認め られた。点検の結果、配管に貫通部が確認され、貫通部周辺部に も必要厚さを下回る箇所が認められた。対策として、当該配管を 耐食性に優れたステンレス鋼に取り替えた。 - 148 - a.敦賀発電所(つづき) 発生年月日 区 分 H18. 5.11 定期検査中 (2号機) 事 象 概 要 二次系薬液ポンプ室堰内の苛性ソーダ水流出 二次系薬液ポンプ室内にある苛性ソーダ*移送ポンプのドレン プラグ修理のため、作業員が同プラグを取り外したところ、苛性 ソーダ水が流出した。その際、飛沫状の苛性ソーダ水が作業員2 名の体にわずかにかかった(軽度のやけどで不休災害)。なお、流 出した苛性ソーダの量は約60㍑で、全て堰内に溜まっており回収 された。原因は、ポンプを隔離せずにドレンプラグを取り外した ためで、事業者と協力会社の相互連絡が十分でなかったこともあ り、事業者からの正式な作業指示を受けることなく、協力会社が 作業を計画し、実施したためであった。対策として、協力会社が 行う作業が事業者からの正式な指示に基づくものであることを、 作業前に事業者が確認する仕組みとした。 *苛性ソーダ 二次系の水を浄化するための樹脂を再生する際に使用する薬品。 H18. 7.21 (1号機) 運 転 中 給水制御弁Bの動作不良 原子炉再循環ポンプBメカニカルシールの点検のため、出力降 下中の7月21日22時35分、出力降下に合わせて3台(A~C)ある 給水制御弁により給水流量を減少させていたところ、出力約34% においてB給水制御弁が動かなくなった。このため出力降下操作 を一時中断し、同弁を隔離し他の弁で給水流量の調整を行い、発 電停止及び原子炉停止操作を行った。原因を調査したところ、復 水器での海水漏えいの補修作業のため、電気出力約42%で運転し た際、給水制御弁の開度も通常開度(約70%)から約40%開度位置 で制御されていた。一方、当該弁の弁箱内の外筒の内面につい て、定期検査時の手入れによる形状変化部(テーパー形状)が40% 開度位置近くにあったことから、電気出力約42%での運転時に、 ピストンリングの摺動により外筒内面に大きな削り跡や擦れ跡を 生じさせ、今回の停止操作のために閉動作をさせた際、弁体のピ ストンリングが外筒内面に噛み込み、弁の動作不良が発生したも のと推定された。このため、当該弁の弁体と外筒を手入れ済みの 予備品に取り替えるとともに、出力を下げた運転を行う際には、 弁体の位置が中間開度(形状変化部の位置)にならないように給水 制御弁の使用方法を変更した。また、今後は定期検査毎に外筒を 取り替えることとした。 - 149 - a.敦賀発電所(つづき) 発生年月日 区 分 H18. 9. 5 運 転 中 (1号機) 事 象 概 要 床ドレン受タンク出口配管からの漏えい 定格熱出力一定運転中、新廃棄物処理建屋地下1階の床ドレン 受タンク出口配管の下部床面に約2cm四方の水溜りと、その周辺 に約20cm四方の水の漏れ跡及び同タンクの循環配管の下部床面に 約3cm四方の水の漏れ跡を確認した。溜り水には、極微量(0.256B q)の放射能が検出された。当該配管の確認の結果、配管表面に漏 えいと思われる箇所が確認されたため、同タンクの水抜きを行 い、使用を停止した。当該配管の外観点検の結果、出口配管の溶 接線近傍に長さ約6㎜、幅約1.5㎜のきず、循環配管の溶接線近傍 にピンホールと思われる微小なきずを確認した。内面目視点検を 実施した結果、出口配管のエルボ部、循環配管とも、スラッジが 堆積していることを確認した。また、配管内表面の付着物成分分 析をした結果、出口配管(炭素鋼)、循環配管(ステンレス鋼)とも 塩化物イオンが確認された。漏えいの原因は、床ドレン水(湧水 等)に含まれる塩化物イオンの影響により、出口配管では腐食が 発生・進展、循環配管では孔食が発生し、漏えいに至ったと推定 された。対策として、出口配管および循環配管の漏えいが確認さ れた部位の取替えを行った。 H18.11. 2 (1号機) 運 転 中 原子炉水位伝送器の動作不良 定格熱出力一定運転中の11月2日0時59分、中央制御室に「原 子炉保護系計装/格納容器隔離系計装故障」および「原子炉水位高 給水ポンプトリップ」警報が発報し、4系統ある原子炉保護系用 原子炉水位検出系のうちの1系統で、原子炉水位設定器内の水位 計が上限に振り切れていることを確認した。監視用の原子炉水位 計および他の原子炉水位検出系の指示値は通常値で異常がないこ とから、これらの事象は当該系統の計器故障により発生したもの であると判断した。点検の結果、当該系統の原子炉水位伝送器か ら原子炉水位設定器に過大な信号が発信されていることを確認し たため、予備の原子炉水位伝送器に取り替え、11月8日、正常な 状態に復旧した。 H19. 2. 7 (2号機) 運 転 中 湿分分離加熱器ドレンタンク水面計からの蒸気漏れ 定格熱出力一定運転中、タービン建屋内にある湿分分離加熱器 ドレンタンクの水面計から蒸気が漏れているのを運転員が確認し た。このため、ただちに当該水面計の元弁を閉止し、蒸気の漏れ は停止した。当該水面計を分解点検した結果、経年劣化により水 面計表側のシールド板に発生した亀裂が、高温・高圧状況下で継 続的に使用されていたことにより貫通し、高温・高圧水により水 面計ガラス上部が浸食され、水面計より蒸気が漏えいしたものと 推定された。 - 150 - a.敦賀発電所(つづき) 発生年月日 区 分 H19. 2.22 定期検査中 (1号機) 事 象 概 要 「地震加速度大」による原子炉保護系A系スクラム警報発信 第31回定期検査中、A直流電源系の保守点検作業を実施してい たところ、「地震加速度大」警報と「原子炉保護系A系スクラ ム」警報が発信した。当時、発電所周辺で地震の発生は観測され ず、A系統の地震計全6台のみで警報が発信していたことから、 地震計の誤作動と推定された。この地震計は、設定値以上の揺れ を検知した場合、電気的な接点(リレー)が動作し、原子炉保護系 の信号を発信する仕組みである。原因調査の結果、A直流電源系 にあるA充電器の点検が完了したことから、A充電器とA蓄電池 を接続する準備として、手順に基づきA蓄電池からA系地震計に 供給している電源を開放した。これにより、A系地震計はB蓄電 池側から所定の電圧が供給されていたが、基準電圧に必要な中性 点(アース)がない状態となり、A系地震計の電気的な接点(リレ ー)が誤動作したものと推定された。対策として、直流電源装置 の電源切替え操作手順書の見直しを行うとともに、他の電源系切 替手順書に同様の問題がないことを確認した。 H19. 2.23 (1号機) 定期検査中 主蒸気隔離弁内部バネの割れ 第31回定期検査中、4台ある主蒸気隔離弁の内、1台の分解点 検において、同弁の構成部品である内部バネの一部に割れが発生 していることを確認した。同弁には、原子炉側とタービン側を隔 離する機能が求められているが、バネの割れは弁の開閉動作や隔 離機能に影響を与えるものではなく、分解点検前に実施した同弁 の漏えい率検査において、隔離機能を満足していることが確認さ れた。当該バネの破面を観察した結果、応力腐食割れで見られる 特徴的な模様が確認されたことから、応力腐食割れが発生、進展 し、割れに至ったものと推定された。対策として、当該バネにつ いては新品に取替えた。また、予防保全の観点から、他の3弁の バネについても次回定期検査時に新品に取替える。 H19. 3.13 (1号機) 定期検査中 低圧タービンレーシングワイヤの割れ 第31回定期検査中の3月13日、低圧タービンのロータ点検を行 っていたところ、第13段翼(全340枚)に翼の共振を回避するた めに取り付けられているレーシングワイヤ全56本のうち、ろう付 け部1箇所で割れが発生していることを確認した。 このため、低圧タービン翼のうちレーシングワイヤが取り付け られている第12段と第14段について、目視点検および浸透探傷検 査を実施し、割れがないことを確認した。 割れが確認されたレーシングワイヤ1本を新品に取り替えた。 - 151 - b.新型転換炉ふげん発電所 発生年月日 区 分 事 象 概 要 H18.11.15 廃止措置 A-フィルタスラッジ貯蔵タンク上澄液出口配管の漏えい跡 準 備 中 平成18年11月15日、定期検査中の廃棄物処理設備A-フィルタ スラッジ貯蔵タンクの外観点検において接続配管に漏えいした跡 を発見した。付着物の放射能量は700Bq程度であり、80~90cc程 度の漏れであったと推定される。 c.美浜発電所 発生年月日 区 分 H18. 3.13 定期検査中 (2号機) 事 象 概 要 燃料取り出し作業の一時中断 第23回定期検査の燃料取出作業中、燃料取出・装荷時は閉止状 態であるべき格納容器(以下、C/V)バウンダリ弁のうち、補助 給水隔離弁が開放されていることを発見したことから、作業を一 時中断した。その後、当該弁を閉止するなどの処置を講じた上 で、燃料取出作業を再開した。調査の結果、弁の操作所管部署は 燃料取出前に当該C/Vバウンダリ弁の閉止を確認していたもの の、その後、弁の点検担当部署からの依頼に基づく蒸気発生器給 水系統の水抜き操作に伴い当該弁を開放したが、水抜き完了後に 弁の点検担当部署へ弁の閉止を依頼していなかったため、開放状 態となっていたことが判明した。対策として、燃料取出作業前に 行う蒸気発生器2次系側のC/Vバウンダリ弁の状態確認は、蒸 気発生器給水系統水抜き完了後に確認することとした。また、C /Vバウンダリ弁であることを示す掲示札を弁本体に取り付け確 実に確認できるようにするとともに、C/Vバウンダリ弁につい ては、弁の操作所管部署にて一元的に管理することとした。 - 152 - c.美浜発電所(つづき) 発生年月日 区 分 H18. 5.17 定期検査中 (2号機) 事 象 概 要 2次系配管水張り作業での水漏れ 第23回定期検査中、原子炉冷却系統の漏えい検査準備のため、 2次系配管への水張り作業を行っていたところ、11時5分、空気 抜き用として開放していたA,B-主蒸気逃がし弁*の排気管か ら水が漏れていることを発見したため、直ちに当該弁を閉止する とともに水張りポンプを停止した。これにより、漏えいは停止し た(漏えい量は約1.4m3と推定)。調査の結果、主蒸気ヘッダ室の 運転員が主蒸気逃がし弁近くまで水が張れたことを確認し、中央 制御室の運転員に連絡したが、中央制御室の運転員は、水張りポ ンプの流量を減らす操作を行うところ、今回はタービン建屋1階 床面の排水口から水が溢れているとの連絡があったため、その調 査を優先し、流量を減らす操作を行っていなかったことがわかっ た。これにより、A,B-主蒸気逃がし弁排気管に多量の水がた まり、ゴム製の保護膜が破損し漏水したものと判明した。対策と して、水張り作業を確実に実施するよう運転マニュアルを変更す るとともに、運転員への教育において水張り時の注意事項や役割 分担等を再徹底した。なお、漏えいした水は放射能を含んでおら ず、環境への放射能の影響もなかった。 *主蒸気逃がし弁 主蒸気系の圧力が上昇した場合、蒸気を直接大気へ放出し、圧力上昇を抑制する弁 H18.11.15 (1号機) 定期検査中 燃料集合体での異物発見 第22回定期検査中、使用済燃料ピットで水中カメラにより燃料 集合体外観検査を実施していたところ、燃料集合体下部に金属く ずらしき異物が付着していることを確認した。この異物を回収す るため、当該燃料集合体を使用済燃料輸送容器の取扱い場所へ移 動し、再度、水中カメラで確認したところ、異物は確認されなか った。このため、使用済燃料ピット内および燃料集合体全数を点 検したが、発見できなかった。回収できなかった異物は、ピット 底部に残存しているものと推定されるが、ピット底部に水の流れ はなく、ピット底部と燃料集合体下部との間に十分な距離がある ことから、再度、燃料集合体に付着することはないと考える。な お、この点検において、他の燃料集合体2体から2個の金属くず の付着が確認されたため、回収した。調査の結果、異物の混入経 路は特定できなかったが、原子炉格納容器内の燃料取替クレーン 上や原子炉補助建屋内の使用済燃料ピットクレーン上に付着して いた金属くずが落下し、燃料集合体に付着した可能性があると推 定された。対策として、燃料取替クレーン上の狭隘部を清掃する とともに、より確実な異物混入防止を図るため、今回の事例を関 係者に周知し、工具等への付着物を含めた異物管理の重要性を再 徹底した。 - 153 - c.美浜発電所(つづき) 発生年月日 区 分 H18.11.28 定期検査中 (1号機) 事 象 概 要 A-湿分分離加熱器加熱管の損傷 第22回定期検査中、A-湿分分離加熱器加熱管の渦流探傷検査 (ECT)等を実施したところ、1本(以下「A管」という)が破断 し、1本(以下「B管」という)で一部破口していることを確認し た。調査の結果、A管については、平成17年9月にプラント出力 を下げて運転した際、熱伸び差により加熱管外面のフィンが支持 板に引っかかり拘束された状態となったが、プラント停止時の加 熱管収縮等によりき裂が発生し、プラント運転再開時に進展して 破断に至ったと推定された。また、B管はA管から噴出した蒸気 により減肉し、破口したと推定された。対策として、A管とB管 およびECTの判定基準(減肉深さ10%)を超えた加熱管等の合計 42本を施栓するとともに、A管とB管周辺の加熱管10本について は、振止め防止用の補強棒を挿入した。なお、次回定期検査時に 当該湿分分離加熱器の加熱管が支持板と引っかからない構造のも のに取り替える。 H19. 1.21 (1号機) 定期検査中 原子炉容器炉内計装用熱電対シール部からの水のにじみ 第22回定期検査中、1次冷却材系統内の空気抜き作業のため、 当該系統内の圧力を上昇させたところ、3箇所ある原子炉容器炉 内計装用熱電対のうち、1箇所の上部シール部からわずかな水の にじみ(約90秒に1滴)を確認した。その後、当該系統の水抜きを 行い、当該シール部の分解点検を行った結果、定期検査ごとに取 り替えているパッキンに変形や傷、異物などは認められなかった が、シール面を詳細に観察した結果、支持筒との接触部に漏えい 経路の可能性が否定できない跡が確認された。対策として、新し いパッキンに取り替え、再組立てを行った。 H19. 2. 1 (1号機) 定期検査中 A-加圧器逃がし弁シート部の不具合 第22回定期検査中、1次冷却材系統の漏えい検査を実施してい たところ、2台(A、B)ある加圧器逃がし弁のうち、A弁の出口 配管表面温度が上昇傾向を示し、加圧器逃がしタンク水位もわず かに上昇していることを確認した。このため、A弁のシート部に 不具合の可能性があると考えられたため、検査を中断した。その 後、当該系統の水抜きを行い、A弁の分解点検を行った結果、弁 体シート部に漏えい跡が認められ、微小な鉄錆が噛み込んでいる ことが確認された。対策として、弁体、弁棒、弁座、ケージ押さ えを予備品に取り替え、復旧した。なお、B-加圧器逃がし弁に ついても分解点検を実施し、シート部に漏えい跡や付着物がない ことを確認して復旧した。 - 154 - c.美浜発電所(つづき) 発生年月日 区 分 H19. 2.26 運 転 中 (2号機) d.大飯発電所 発生年月日 区 分 H18. 5. 1 運 転 中 (4号機) 事 象 概 要 B-ディーゼル発電機過給機冷却水入口配管の予防保全取替作業 に伴う待機除外 定格熱出力一定運転中、運転員による巡回点検において、B- 非常用ディーゼル発電機の過給機冷却水入口配管に僅かな水のに じみを確認した。1月14日に接着材による補修を実施し、水のに じみはなくなったが、2月26日に当該発電機を待機除外とし、予 防保全として当該配管を取り替え、同日に待機状態に復旧した。 事 象 概 要 A直流電源装置充電器故障 定格熱出力一定運転中の5月1日18時9分、「A直流電源盤故 障・注意」の警報が発信した。現場確認の結果、安全系機器の電 源であるA系統の充電器*が電圧の異常(低電圧)により自動停止 し、安全系機器にはバッテリーから電気が供給されていることを 確認した。その後、電源をバッテリーから予備充電器に切り替 え、調査を実施した結果、充電器のカードの不具合により電圧制 御不能(低電圧)となり、充電器が自動停止したものと推定され た。 対策として、当該カードを予備カードに取り替え、5月8 日16時16分、安全系機器の電源を予備充電器からA系統の充電器 に復旧した。なお、安全系機器へはバッテリーから電気の供給が 行われていたため、運転状態に問題はなく、プラントの運転への 影響および周辺環境への放射能の影響はなかった。 *充電器 安全系機器や蓄電池へ電気を供給している充電器はA,Bの2台ある。(予備は1台) - 155 - d.大飯発電所(つづき) 発生年月日 区 分 H18. 5. 5 運 転 中 (1号機) 事 象 概 要 復水ポンプ出口ナトリウム計の指示値上昇(復水系統への海水混 入の疑いに伴う監視強化) 定格熱出力一定運転中、復水ポンプ出口ナトリウム計*1の指示 値が4月下旬頃から上昇傾向にあり、5月5日から監視強化を行 っていたが、その後も指示値は僅かに上昇し続け、5月6日10時 59分に「復水ポンプ出口ナトリウム注意」警報が発信した。ま た、5月上旬より2A復水器検塩計についても指示値が緩やかに 上昇していることが確認されたことから、復水器の伝熱管内を流 れる海水が復水器内に僅かに混入している可能性があるものと推 定された。これらの指示値は、その後も緩やかな上昇傾向にある が、運転上の制限*2が必要となる関連パラメーターには変化はな く、復水器から蒸気発生器に供給される復水は復水処理装置によ り浄化され、蒸気発生器内の水質は維持されており、プラントの 運転に問題はなかった。なお、当該復水器の伝熱管については、 第21回定期検査にて、耐食性に優れたチタン製伝熱管に取替えを 行った。 *1復水ポンプ出口ナトリウム計 復水ポンプ出口の水に含まれるナトリウムの量を測定する計器 *2運転上の制限 蒸気発生器の保護を目的とした水質基準値。海水の混入等により水質(復水ポンプ出口 カチオン電気伝導率、蒸気発生器内カチオン電気伝導率、蒸気発生器内塩素イオン濃度) が基準値を超えた際に、負荷降下して点検を行う。 H18. 5.15 (2号機) 定期検査中 下部炉心構造物の表面線量当量率測定作業に伴う協力会社社員の 計画線量の超過 定期検査中の5月15日、原子炉容器下部炉心構造物の吊上げ作 業中、下部炉心構造物の表面線量当量率を測定していた作業員の 線量計の警報が発信したため、直ちに格納容器外に退避した。作 業員は、計画線量(0.90mSv)を超える2.19mSvの外部被ばくを受け ていた。作業状況を調査したところ、作業員は格納容器オペレー ションフロアから測定器(長さ約4m)で下部炉心構造物の表面線量 当量率を測定していたが、今回は手すりに異物管理用の養生シー トを取り付けてあったため、身をかがめた姿勢で測定できず、下 部炉心構造物からの放射線を床面で遮ることができなかった。ま た、作業計画時には、作業姿勢によって被ばく量が変化すること を認識しておらず、十分な被ばく対策が検討されなかったため、 計画線量を超過したと推定された。対策として、下部炉心構造物 の表面線量当量率の測定に際しては、作業員が近づくことなく測 定できるように、キャビティ手すり付近に線量測定装置を設置し て遠隔測定できる方法等に変更する。 - 156 - d.大飯発電所(つづき) 発生年月日 区 分 H18. 5.17 運 転 中 (1号機) H18. 6.30 (3,4号機) 3号機:運転中 4号機:運転中 事 象 概 要 B-余熱除去ポンプ軸シール部の点検作業 定格熱出力一定運転中、放射性機器冷却水タンク水位が一時的 に低下した。調査の結果、B-余熱除去ポンプの軸シール水(余 熱除去系統側)に放射性機器冷却水が混入していること、また、 水位低下は余熱除去ポンプの定期起動試験(1回/月)後に発生して いることがわかった。このことから、同ポンプ軸シール部で冷却 水をシールしているOリングの取付け状態が、ポンプ起動時に変 化し、冷却水が軸シール水側に流入したため、タンク水位が低下 したものと推定された。このため、計画的に当該ポンプを待機除 外として、軸シール部のOリングを新品に、軸シール部を予備品 と取り替え、ポンプの試運転により放射性機器冷却水の水位低下 が発生しないことを確認した。 予備変圧器の油中ガス濃度の上昇 3、4号機が定格熱出力一定運転中の6月30日、所内用電源で ある予備変圧器の油中ガスを分析(1回/半年)した結果、アセチレ ンガス等のガス濃度が前回よりも若干高くなっていたことから、 変圧器内部で微小放電が発生した可能性があると推定された。こ のため、今後の運転に万全を期す観点から、同変圧器を停止し点 検を行った結果、同変圧器内部のコイルに放電跡を確認した。原 因調査の結果、平成17年12月22日に第二大飯幹線で発生した送電 線ギャロッピング事象による短絡事故により瞬時的な電圧が変圧 器内に侵入し、その周波数が変圧器内部の共振周波数と一致した ことにより、同変圧器のコイルに設計を超える高い電圧が誘起し たことで、瞬時的に放電が発生した可能性があることが判明し た。対策として、放電跡が認められたコイルおよび隣接コイルを 新品に取り替えるとともに、今後、変圧器の絶縁耐力を向上する こととし、油中に絶縁バリアを追加設置するなどの対策を行っ た。また、短絡事故が発生した場合には、その都度、油中ガス分 析を行い変圧器の健全性を確認することを社内規定に明記した。 - 157 - d.大飯発電所(つづき) 発生年月日 区 分 H18.11. 1 定期検査中 (3号機) H19. 1.17 (4号機) 運 転 中 事 象 概 要 1次冷却材ポンプモータ配管点検作業における協力会社作業員の 計画線量の超過 定期検査中の11月1日、原子炉格納容器内Cループ室におい て、協力会社作業員3名が、1次冷却材ポンプモータ冷却水配管 の非破壊検査の準備作業である配管フランジ部表面塗装の除去中 に、警報付デジタル線量計(以下ADDという)を確認したところ、 1名が事前に社内で計画した当日の計画線量(0.80mSv/日)を超え る1.19mSv[午前:0.22mSv、午後:0.97mSv]の放射線を受けて いた。なお、法令で定める線量限度(年間50mSv)は超過していな い。 調査の結果、当該作業員が午後に作業を行った場所の線量率 は、事前に0.50mSv/hと計測されていたが、午前中に別の作業員 が同じ場所で作業を行ったところ、約2時間の作業で受けた線量 は0.37mSvであったことから、放射線管理専任者および当該作業 員は、当該作業員が午後から約2時間作業しても、計画線量内に 収まるものと考え、作業中に適宜、ADDの指示値を確認しなかっ た。また、当該ADDを点検した結果、警報音発信機能などに問題 はなかったものの、一時的な故障、あるいはADDのスピーカー部 が作業員の体に密着していたことなどにより、当該作業員がADD の警報音を確認できなかったものと推定された。対策として、各 個人が常に放射線管理に注意を払うとともに、作業場所毎に計測 された線量率により時間管理を行うよう、各協力会社に周知・徹 底した。 Bループ1次冷却材低温側温度計の不良 定格熱出力一定運転中、4系統(A~Dループ)ある1次冷却材 系統のうち、Bループの事故時監視計器である1次冷却材低温側 温度計の指示値が、約300℃に上昇し(通常約289.5度)、変動して いることが確認された。同ループや他ループにも設置している全 ての温度計の指示値に変化がないことから、当該温度計の指示不 良と判断し、保安規定の運転上の制限を満足しない状態となった が、同日、通常値に自然復帰した。 調査の結果、温度検出部で 得られた抵抗値を電圧に変換させる変換器が不良となり、指示値 が上昇し、変動したものと推定された。対策として、変換器を予 備品に取り替え、同日中に保安規定の運転上の制限を満足する状 態に復旧した。 - 158 - d.大飯発電所(つづき) 発生年月日 区 分 H19. 2.25 運 転 中 (2号機) H19. 3.26 (1号機) 定期検査中 事 象 概 要 6B高圧給水加熱器非常用水位制御弁の不具合 定格熱出力一定運転中、6B高圧給水加熱器非常用水位制御弁 がわずか(約2%)に開いていることを確認した。当該弁の状況を 確認した結果、弁棒が回転しないことなどから、弁内部が固着し ている可能性があると推定された。 このため、当該弁を隔離し、分解点検を実施した結果、弁シー ト面に異物が噛みこんでいることを確認した。調査の結果、溶接 または溶断作業で発生した異物が、定期検査時に系統の開口部か ら混入し、前回定期検査時における発電機並列後、当該弁が開閉 した際に、異物がシートリングと弁体の間に噛み込み固着したも のと推定された。対策としてシートリング、弁体および弁棒を取 り替えるとともに、異物管理の徹底について周知することとし た。なお、当該弁の分解点検中、6B高圧給水加熱器を含めて隔 離したことから、電気出力が約1%低下した。 原子炉補助建屋での水漏れ 第21回定期検査中の3月26日、原子炉補助建屋の機器ドレンキ ャップから水が漏れていることを運転員が発見した。漏えい量は 約0.1m3と推定され、環境への放射能の影響はなかった。調査の 結果、廃液ホールドアップタンク水位計の性能検査に際し、保修 課は、操作移管されていないタンク受入れ弁を閉止していた。一 方、発電室は、事前に当該弁が開であることを確認した後に、保 修課が当該弁を閉止したことを認識しないまま、ほう酸補給タン ク内の排水作業を実施したことから、水が逆流し、漏えいしたも のと推定された。 対策として、操作移管されていない弁は操作しないよう基本動 作を徹底し、作業前には発電室と担当課が隔離操作や作業内容に ついて、十分に相互確認するよう周知した。 - 159 - e.高浜発電所 発生年月日 区 分 H18. 3. 3 定期検査中 (4号機) (調整運転中) 事 象 概 要 格納容器高レンジエリアモニタの指示値漸増 第16回定期検査の調整運転中、事故時に格納容器内の放射線量 率を測定する「格納容器高レンジエリアモニタ」4台のうち、1 台の指示値が漸増していることを確認した。調査の結果、当該モ ニタ検出器から流れる正常な電流に、検出器信号ケーブルの絶縁 低下に伴う微弱電流が流れ込んだため、指示値が漸増したものと 推定された。対策として、当該モニタの検出器と信号ケーブルを 予備品に取り替え、指示値が通常値に復帰したことを確認した。 H18.11.2 (3号機) 定期検査中 非常用予備発電装置機能検査中の不具合 定期検査中の11月2日、非常用予備発電装置機能検査におい て、非常用ディーゼル発電機を模擬信号にて起動させ、高圧注入 ポンプなどの非常用設備が自動起動することを確認していたとこ ろ、「A-安全補機開閉器室空調ファン」(以下A-空調ファン という)およびA-空調ファンの起動を受け作動する「A-安全 補機開閉器室循環ファン」が自動起動しなかったため、当該検査 を中断し、点検を実施した。点検の結果、A-空調ファンの起動 には、空調系統に設置されているダンパが閉止している必要があ るが、ダンパと駆動部との調整不足により閉止位置にズレが生じ ていたため、ダンパは閉止していたものの駆動部に接続されてい る閉止検出装置で閉止が検知されず、A-空調ファンが自動起動 しなかったものと推定された。その後、当該ダンパと駆動部との 位置調整を行い、再度、非常用予備発電装置機能検査を実施し、 問題がないことを確認した。対策として、今後、これまで実施し ていたダンパと駆動部の全開位置調整に加え、全閉位置調整を行 うこととした。 H19. 2.11 (1号機) 定期検査中 A-1次冷却材ポンプ軸シール部の不調 第24回定期検査中、平成19年2月14日に原子炉を起動する予定 で、2月11日に3台ある1次冷却材ポンプを起動し、運転状態を 確認していたところ、A-1次冷却材ポンプ軸シール部を構成す るNo.3シールから格納容器冷却材ドレンタンクに回収されるシー ル水(封水)の戻り流量が多いことが確認された。このため、No.3 シールの不調と判断し、当該部を取り替え、2月24日に原子炉を 起動した。なお、取り外したNo.3シールについて点検した結果、 シート面の傷、異物の混入は認められず、取付状態にも問題はな かった。このことから、今回の事象は、ポンプ運転に伴いシール 部の隙間がわずかに変化したためと推定された。 - 160 - e.高浜発電所(つづき) 発生年月日 区 分 H19. 3. 5 運 転 中 (3号機) 事 象 概 要 第6A高圧給水加熱器抽気圧力計元弁からの蒸気漏れ 定格熱出力一定運転中の3月5日、巡回点検中の運転員が、第 6A高圧給水加熱器の上部からわずかに蒸気が漏れていることを 確認した。調査の結果、当該給水加熱器抽気圧力計元弁のグラン ド部から蒸気が漏れており、グランド部の締付けを行うとともに 当該弁を閉止した結果、蒸気漏れは停止した。当該系統の圧力 は、他の計器にて監視可能であり、当該弁閉止によるプラント運 転への影響はないことから、次回定期検査まで閉止状態とした。 f.自然要因等による出力変動 なし - 161 - ③労働災害報告事項(平成18年度) ・労働安全衛生規則第97条第1項に該当する労働災害 発生日時 発電所名 発生場所 事象概要 19. 3.15 大飯 1号機 第21回定期検査におい 10時45分 発電所 タービン建 て、2次系熱交換器他取替 頃 屋1階第3 工事の一環として実施した 復水器下部 復水器の伝熱管取替工事に 使用した仮設レールを切断 ・撤去する作業を実施して いたところ、3月15日10時 45分頃、切断したレールを チェーンブロック1本で吊 って床面に降ろそうとした が、その途中でレールが架 台に引っかかったため、引 っかかりを解消しようとし てチェーンブロックを揺す った際に、レールの一部が 近傍にいた作業員の右足大 腿部に接触し、負傷した。 - 162 - 原因・対策 (原因) ・切断したレールがチェー ンブロック1本で吊られ 不安定な状況であったこ と、およびレールが引っ かかった際に作業を中断 して状況確認を行わずチ ェーンブロックを揺らし たことにより、レールの バランスが崩れ、近傍に いた作業員にレールが接 触したものと推定され た。 (対策) ・吊り荷の形状が複雑な場 合には2本以上のチェー ンブロックで吊ること、 吊り荷が振れる可能性の ある方向に人がいないこ とを確認すること、吊り 荷が引っかかった場合に は作業を中断し、状況確 認することを関係者に周 知徹底した。 ・労働安全衛生規則第97条第2項に該当する労働災害 発生日時 発電所名 発生場所 事象概要 18. 7.13 大飯 2号機 タービン建屋1階におい 18時50分 発電所 タービン建 て、復水器取替工事に伴う 頃 屋1階EL 足場組立作業を実施してい 3.3M た作業員が、気分が悪くな ったため、現場の休憩所に て休憩したところ気分が回 復した。 その後、念のため病院で 受診した結果、軽い熱中症 と診断された。 18. 9. 4 高浜 3号機 タービン建屋2階のB電 9時50分 発電所 タービン建 動主給水ブースタポンプス 頃 屋2階EL トレーナ前弁他修繕工事に 10.5M おいて、開先加工装置(以 下、「装置」)を使用して 配管の開先面切削作業を行 っていた際、作業員が装置 を低速で動かしながら開先 先端部幅を適正な幅にする ため、右手で六角レンチを 使って位置調整ボルトを微 調整していたところ、六角 レンチが位置調整ボルトか ら抜けなくなったので、装 置を止めるべく左手で装置 の駆動用空気元弁を閉止し たが間に合わず、右手が装 置の切削工具(回転部)と 六角レンチの近傍にあった 装置の駆動モータ突起部 (固定部)との間に挟まれ て負傷した。 - 163 - 原因・対策 (原因) ・開先加工時の装置の回転 部を動かしたまま微調整 を実施し、右手が装置の 切削工具(回転部)と装 置の駆動モータ突起部 (固定部)との間に挟ま れて負傷した。 (対策) ・開先先端部幅の調整をす る場合は、回転部を停止 してから作業を実施する ことを作業要領書に明記 し、周知徹底を図った。 発生日時 18.11. 7 11時10分 頃 発電所名 大飯 発電所 発生場所 3号機 タービン建 屋1階EL 6.3M 事象概要 第12回定期検査中のとこ ろタービン建屋1階におい て、循環水放水管内面ライ ニング修繕工事に伴うライ ニング塗装用スプレー装置 の後片付けを実施していた 作業員が、スプレー装置の ホース連結部を取り外した ところ、ホース内にわずか に残っていた塗料が跳ねて 顔面にかかり両目に入っ た。 - 164 - 原因・対策 (原因) ・ブローラインホース内に 塗料がわずかに残ってい ることまで想定できず、 保護具の着用が不十分で あった。 (対策) ・粘性の高い塗料等を使用 する作業では、後片付け 時にも保護具を必ず着用 することを周知徹底し た。 (10) 実証試験実績 なし - 165 - (11)平成18年度記者発表件名簿 件 番 発 表 年 月 日 発表時刻 発表方式 発 電 所 名 発 表 題 名 1 平成18年 4月 4日 10時00分 資料配付 高浜発電所1号機 新燃料輸送について 2 平成18年 4月 7日 11時00分 記者発表 県内原子力発電所 運転実績等について(平成17年度) 3 平成18年 4月 7日 12時00分 資料配付 大飯発電所4号機 営業運転再開について(第10回定期検査) 4 平成18年 4月 11日 10時00分 資料配付 高浜発電所1号機 新燃料輸送について 5 平成18年 4月 12日 15時00分 記者発表 高浜発電所2号機 第23回定期検査開始について 6 平成18年 4月 17日 15時00分 記者発表 県内原子力発電所 運転・建設計画について(平成18年度) 7 平成18年 4月 17日 15時00分 記者発表 県内原子力発電所 平常時立入調査の実績と計画について 8 平成18年 4月 21日 14時00分 記者発表 敦賀発電所2号機 第15回定期検査開始について 9 平成18年 4月 21日 14時00分 記者発表 大飯発電所2号機 第20回定期検査について 10 平成18年 5月 16日 19時30分 記者発表 美浜発電所3号機 11 平成18年 5月 19日 11時00分 資料配付 美浜発電所 12 平成18年 5月 19日 16時30分 記者発表 美浜発電所3号機 定期検査状況について(格納容器内での水漏れの原因と対策) 13 平成18年 5月 24日 11時00分 資料配付 美浜発電所2号機 原子炉起動と調整運転の開始について(第23回定期検査) 14 平成18年 5月 26日 21時15分 記者発表 美浜発電所3号機 運転再開の了承について 15 平成18年 6月 1日 16時30分 記者発表 敦賀発電所1号機 出力降下について 16 平成18年 6月 13日 14時00分 記者発表 敦賀発電所1号機 復水器の点検結果について(復水器B室の点検に伴う出力降下の原因と対策) 17 平成18年 6月 16日 16時00分 記者発表 敦賀発電所2号機 蒸気タービン取替計画に係る事前了解願いについて 18 平成18年 6月 22日 11時00分 資料配付 美浜発電所2号機 営業運転再開について(第23回定期検査) 19 平成18年 6月 24日 10時45分 記者発表 美浜発電所2号機 出力降下について(5A高圧給水加熱器ドレンライン逆止弁フラジン部からの 蒸気漏れ) 20 平成18年 6月 26日 11時00分 記者発表 敦賀発電所2号機 原子炉起動と調整運転の開始について(第15回定期検査) 21 平成18年 6月 27日 11時00分 資料配付 高浜発電所2号機 原子炉起動と調整運転の開始について(第23回定期検査) 22 平成18年 6月 30日 16時00分 記者発表 美浜発電所2号機 5A高圧給水加熱器ドレンライン逆止弁フランジ部からの蒸気漏れについて 23 平成18年 7月 1日 16時00分 記者発表 敦賀発電所2号機 調整運転の停止について(脱気器タンク水位制御弁の不調) 24 平成18年 7月 4日 11時00分 資料配付 高浜発電所1号機 新燃料輸送について 25 平成18年 7月 10日 15時00分 記者発表 敦賀発電所2号機 脱気器タンク水位制御弁の不調に伴う原子炉停止について(原因と対策) 26 平成18年 7月 10日 15時30分 記者発表 大飯発電所3・4号機 27 平成18年 7月 11日 10時00分 資料配付 高浜発電所3号機 高浜発電所3号機の新燃料輸送について 28 平成18年 7月 20日 11時00分 記者発表 敦賀発電所1号機 原子炉手動停止について(原子炉再循環ポンプメカニカルシールの機能低下) 29 平成18年 7月 25日 11時00分 資料配付 高浜発電所2号機 営業運転再開について(第23回定期検査) 30 平成18年 7月 25日 15時00分 記者発表 美浜発電所1・3号機 31 平成18年 7月 26日 14時00分 資料配付 32 平成18年 7月 26日 15時00分 記者発表 高速増殖原型炉もんじゅ 平成18年度の原子力発電所の運転・建設計画の変更について(原子炉設置変 更許可申請計画の追加等) 33 平成18年 7月 26日 15時00分 記者発表 高速増殖原型炉もんじゅ 初装荷燃料の変更に係る事前了承願いについて 34 平成18年 7月 28日 15時30分 記者発表 敦賀発電所1号機 原子炉手動停止について(原子炉再循環ポンプメカニカルシールの機能低下の 原因と対策) 35 平成18年 8月 10日 11時00分 資料配付 大飯発電所2号機 原子炉起動と調整運転の開始について(第20回定期検査) 36 平成18年 8月 17日 14時00分 記者発表 高浜発電所3号機 第17回定期検査開始について 37 平成18年 8月 19日 14時40分 記者発表 高浜発電所3号機 原子炉自動停止について(「B-SG水位異常低」警報発信による原子炉自動停 止) 38 平成18年 8月 21日 15時30分 記者発表 高浜発電所3号機 「B-SG水位異常低」警報発信による原子炉自動停止について(原因調査状況) 39 平成18年 8月 29日 10時00分 資料配付 大飯発電所1号機 新燃料輸送について 40 平成18年 9月 5日 10時00分 資料配付 大飯発電所1号機 新燃料輸送について 41 平成18年 9月 7日 13時30分 資料配付 大飯発電所2号機 営業運転再開について(第20回定期検査) 42 平成18年 9月 8日 10時00分 資料配付 美浜発電所2号機 新燃料輸送について 43 平成18年 9月 8日 14時00分 記者発表 美浜発電所3号機 今後の運転方針について 44 平成18年 9月 13日 10時00分 資料配付 美浜発電所2号機 新燃料輸送について 45 平成18年 9月 13日 14時00分 資料配付 大飯発電所 46 平成18年 9月 19日 16時00分 記者発表 高浜発電所3号機 「B-SG水位異常低」警報発信による原子炉自動停止について(原因と対策) 47 平成18年 9月 20日 16時00分 記者発表 美浜発電所3号機 試験運転と点検の実施について(第21回定期検査) 48 平成18年 9月 25日 11時00分 記者発表 大飯発電所3号機 第12回定期検査開始について 49 平成18年 9月 27日 14時00分 資料配付 新型転換炉ふげん発電所 第20回定期検査開始について 50 平成18年 10月 4日 16時00分 記者発表 敦賀発電所2号機 51 平成18年 10月 9日 18時30分 資料配付 定期検査状況について(格納容器内の水漏れ) 低レベル放射性廃棄物の輸送について 廃棄物処理建屋内での火災について(原因調査結果と対策) 定期検査工程について 第155回福井県原子力環境安全管理協議会の開催について 低レベル放射性廃棄物の輸送について 定期検査状況について(原子炉補機冷却水系冷却器の点検・補修に伴う原子炉 手動停止) 北朝鮮核実験に関する対応について - 166 - 件番 発 表 年 月 日 発表時刻 発表方式 発 電 所 名 高浜発電所3号機 発 表 題 名 52 平成18年 10月 10日 11時00分 資料配付 新燃料輸送について 53 平成18年 10月 10日 18時00分 記者発表 54 平成18年 10月 13日 15時00分 資料配付 高速増殖原型炉もんじゅ 55 平成18年 10月 13日 15時30分 記者発表 敦賀発電所2号機 56 平成18年 10月 16日 11時00分 資料配付 57 平成18年 10月 23日 15時00分 資料配付 58 平成18年 10月 25日 17時30分 資料配付 59 平成18年 10月 30日 11時00分 記者発表 美浜発電所1号機 60 平成18年 10月 31日 15時00分 記者発表 新型転換炉ふげん発電所 「原子力発電所周辺環境の安全確保等に関する協定書」の改定について 61 平成18年 11月 7日 13時00分 記者発表 新型転換炉ふげん発電所 廃止措置計画の提出について 62 平成18年 11月 7日 15時00分 記者発表 敦賀発電所2号機 定期検査状況について(原子炉補機冷却水冷却器からの漏えいの原因と対策) 63 平成18年 11月 9日 10時00分 資料配付 大飯発電所2号機 新燃料輸送について 64 平成18年 11月 13日 11時00分 資料配付 高浜発電所3号機 原子炉起動と調整運転の開始について(第17回定期検査) 65 平成18年 11月 15日 10時00分 資料配付 敦賀発電所1号機 新燃料輸送について 66 平成18年 11月 17日 11時00分 記者発表 高浜発電所1号機 第24回定期検査開始について 67 平成18年 11月 21日 14時30分 資料配付 高浜発電所4号機 新燃料輸送について 68 平成18年 11月 22日 10時00分 資料配付 大飯発電所2号機 新燃料輸送について 69 平成18年 11月 22日 15時00分 資料配付 敦賀発電所2号機 調整運転再開について(原子炉補機冷却水冷却器からの漏えい) 70 平成18年 11月 28日 15時30分 資料配付 敦賀発電所3,4号機 71 平成18年 11月 29日 16時30分 記者発表 大飯発電所 72 平成18年 12月 1日 10時00分 資料配付 大飯発電所4号機 新燃料輸送について 73 平成18年 12月 6日 11時00分 資料配付 大飯発電所3号機 原子炉起動と調整運転の開始について(第12回定期検査) 74 平成18年 12月 6日 11時00分 資料配付 大飯発電所4号機 新燃料輸送について 75 平成18年 12月 12日 11時00分 資料配付 高浜発電所3号機 営業運転再開について(第17回定期検査) 76 平成18年 12月 14日 11時00分 資料配付 高速増殖原型炉もんじゅ 77 平成18年 12月 20日 11時00分 記者発表 大飯発電所1号機 第21回定期検査開始について 78 平成18年 12月 22日 11時00分 資料配付 敦賀発電所2号機 営業運転再開について(第15回定期検査) 79 平 成 19 年 1 月 5 日 16時00分 記者発表 美浜発電所3号機 原子炉起動と調整運転の開始について(第21回定期検査) 80 平 成 19 年 1 月 10 日 11時00分 資料配付 大飯発電所3号機 営業運転再開について(第12回定期検査) 81 平 成 19 年 1 月 10 日 23時45分 資料配付 美浜発電所3号機 原子炉起動について(安全環境部長コメント) 82 平 成 19 年 1 月 12 日 10時00分 資料配付 県内原子力発電所 県内原子力発電所の2006年(平成18年;暦年)稼働実績について 83 平 成 19 年 1 月 15 日 16時00分 記者発表 高浜発電所1号機 定期検査の状況について(原子炉補助建屋内(管理区域内)での水漏れ) 84 平 成 19 年 1 月 18 日 14時00分 資料配付 敦賀発電所2号機 85 平 成 19 年 1 月 30 日 11時00分 資料配付 86 平 成 19 年 1 月 30 日 16時00分 記者発表 高浜発電所1号機 定期検査状況について(原子炉補助建屋内(管理区域内)での水漏れの原因と 対策) 87 平 成 19 年 2 月 7 日 11時00分 資料配付 美浜発電所3号機 営業運転再開について(第21回定期検査) 88 平 成 19 年 2 月 9 日 11時30分 資料配付 高浜発電所1号機 原子炉起動と調整運転の開始について(第24回定期検査) 89 平 成 19 年 2 月 14 日 13時00分 記者発表 敦賀発電所1号機 第31回定期検査開始について 90 平 成 19 年 2 月 16 日 17時00分 記者発表 美浜発電所1号機 定期検査工程の遅延について 91 平 成 19 年 2 月 23 日 14時00分 記者発表 大飯発電所1・2号機 92 平 成 19 年 3 月 16 日 16時00分 記者発表 美浜発電所1号機 定期検査状況について(余熱除去系統サンプリングラインの溶接事業者検査手 続き漏れの原因と対策) 93 平 成 19 年 3 月 20 日 10時00分 資料配付 美浜発電所1号機 新燃料輸送について 94 平 成 19 年 3 月 27 日 10時00分 資料配付 大飯発電所3号機 95 平 成 19 年 3 月 27 日 11時00分 資料配付 96 平 成 19 年 3 月 28 日 11時00分 資料配付 高浜発電所1号機 97 平 成 19 年 3 月 30 日 11時00分 資料配付 高速増殖原型炉もんじゅ 北朝鮮核実験に係る環境モニタリング調査状況について 原子炉設置変更許可申請について(初装荷燃料の変更計画) 定期検査状況について(原子炉補機冷却器の点検状況) 第156回福井県原子力環境安全管理協議会の開催について 美浜発電所3号機 試験運転後の点検結果と今後の行程について(第21回定期検査) 北朝鮮核実験に係る環境モニタリングについて 第22回定期検査開始について 増設計画の一部変更について 洗たく排水処理設備の変更(1、2号機共用設備の取替えおよび3,4号機共 用設備の設置)計画の事前了解について 平成18年度の原子力発電所の運転・建設計画の変更について(高速増殖原型 炉もんじゅのナトリウム漏えい対策等に係る本体工事の終了時期変更) 蒸気タービン取替計画に係る了解について 第157回福井県原子力環境安全管理協議会の開催について ほう酸回収系統(1,2号機供用)の改造計画の事前了解願いについて 新燃料輸送について 第158回福井原子力環境安全管理協議会の開催について - 167 - 営業運転再開について(第24回定期検査) 「平成18年度設備点検の終了」と「平成19年度設備点検の開始」について (12) 安 全 協 定 に 基 づ く 連 絡 書 の 訂 正 (a)「 放 射 性 廃 棄 物 の 放 出 お よ び 保 管 状 況 連 絡 書 」 の 訂 正 発電所名 敦賀発電所 提 出 日 H18. 6.30 訂正期間 昭 和 58年 度 第4四半期 ~ 平 成 14年 度 第3四半期 訂 正 理 由 東海第二発電所にて確認された記載誤りを踏ま え、敦賀発電所についても同様の確認を行った結 果、1号炉の中性子検出器、チャンネルボック ス、制御棒の報告数量に誤りがあることが確認さ れた。 (b)「 放 射 線 業 務 従 事 者 被 ば く 管 理 状 況 連 絡 書 」 の 訂 正 発電所名 ふ げ ん 提 出 日 H18. 4.28 訂正期間 平 成 17年 度 第2、第3 四半期 訂 正 理 由 ガラスバッジ測定会社(千代田テクノル)におい て 、 平 成 17年 8 月 ~ 12月 の 期 間 、 ガ ラ ス バ ッ ジ の 線量評価に用いる感度補正係数に一部誤りがあっ たことが判明したため、感度補正係数を見直し、 再評価を行った。 美浜発電所 大飯発電所 高浜発電所 H18. 4.28 平 成 17年 度 第2、第3 四半期 ガラスバッジ測定会社(千代田テクノル)におい て 、 平 成 17年 8 月 ~ 12月 の 期 間 、 ガ ラ ス バ ッ ジ の 線量評価に用いる感度補正係数に一部誤りがあっ たことが判明したため、感度補正係数を見直し、 再評価を行った。 (c)「 温 排 水 調 査 結 果 連 絡 書 」 の 訂 正 発電所名 敦賀発電所 提 出 日 H18.12.27 訂正期間 平 成 14年 度 第2四半期 ~ 平 成 18年 度 第2四半期 訂 正 理 由 他社での復水器温排水データの不正報告事例を受 け、原子力安全・保安院からの「発電設備に係る 点 検 に つ い て 」 ( 平 成 18年 11月 30日 ) の 指 示 に 基 づき、原子力設備の温排水データに改ざんや手続 き等の不備が無いか確認した結果、敦賀発電所2 号機において復水器出入口海水温度計に不適切な 調整が認められた。 大飯発電所 H18.12.25 平成9年度 第4四半期 他社での復水器温排水データの不正報告事例を受 け、原子力安全・保安院からの「発電設備に係る 点 検 に つ い て 」 ( 平 成 18年 11月 30日 ) の 指 示 に 基 づき、原子力設備の温排水データに改ざんや手続 き 等 の 不 備 が 無 い か 確 認 し た 結 果 、 大 飯 発 電 所 3, 4号 機 に お い て 復 水 器 入 口 海 水 温 度 計 等 に 不 適 切 な調整が認められた。 - 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