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PDF:1.25MB - 明石市立天文科学館
2016夏休み「星のレジン工作」資料 星のレジン工作 レジンとは・・・ レジンは英語で「resin」と書き、「樹脂」のことです。 今回の工作で使用するレジン液は、紫外線(UV)に当てると固まる特殊な樹脂です。透明な 樹脂なので、好きなパーツを閉じ込めて固めることができ、アクセサリーを作るときにも使わ れます。 レジンのように、特殊な光で固まる樹脂は、医療用品や半導体の一部などさまざまな場所で 使われています。 しがいせん 紫外線(UV:ultraviolet)って何だろう? 光は色ごとに波長に分かれています。赤色の光は波長が長く、青色の光は波長が短くなります。 太陽の光には、目には見えない種類の光が含まれています。紫外線もそのひとつです。 X線 10nm 紫外線 380nm 780nm 赤外線 可視光線(目で見える) 1mm 電波 かいせつこうし グレーチングシート(回折格子)で太陽の光をのぞいてみよう! 太陽の光がにじ色にわかれるよ。どうし てだろう? 太陽の光は、さまざまな色の光が混ざっ て白色に見えています。太陽の光を色ごと にわける道具を使うと、にじ色に見えてき ます。 雨上がりににじが見えるのは、空気中に 残った雨粒が太陽の光を色ごとにわけてい るからです。 星の レジン工作 準備するもの ①UVレジン液 ②ミール皿 (天文科学館の工作では、丸型、ハート型、星型から1つ選んでいただいています。) ③レジン用UVランプ ④カラーリングパウダー ⑤グリッター・飾りなど ⑥つまようじ・ピンセット ⑦ウェットティッシュ(手拭き) ⑧カラーひも・キーホルダーチェーンなど ⑨台紙、名前を書く鉛筆など ② ④ ③ ⑨ ① ⑤ ●準備 ① 机が汚れないように、机の上に新聞紙などをひろげます。 ② 台紙に名前を書きます。 ※下地作り、飾りつけなど、この後の作業は、台紙の上で行います。 ③ ミール皿の形を選び、下地(カラーリングパウダー)の色を決めます。 ●下地を作ります。 ④ 選んだミール皿を台紙の上に置き、レジン液を 1円玉大ほど出します。 ⑤ ④のレジン液に、カラーリングパウダーを附属のスプーン 半分くらい入れ、つまようじで混ぜ合わせます。 ※パウダーの溶け残りがなくなるまで、混ぜてください。 ※パウダーが多すぎる場合はレジン液を少しずつ足してく ださい。色が薄い場合は、パウダーを少しずつ足してくだ さい。 ⑥ ⑤で作った色のついたレジン液をミール皿全体 に伸ばします。このとき、レジン液がミール皿 の縁よりも低くなるように、量を調整します。 ⑦ レジン用のUVランプに3分ほど当てます。 ●飾りつけをしましょう ⑧ ⑨ ⑦で紫外線を当てて硬化した下地の上に、星や月の飾 り、グリッターなどで飾りつけをします。 ※この時、グリッターをのせすぎると、次の行程でレ ジン液が固まりにくくなるため、グリッターの量に注 意してください。 飾りつけが終わったら、透明なレジン液をミール皿の中央からのせていきます。 ハート型や星型はこぼれやすいので、(新しい)つまようじで中央にのせたレジン液を 端の方へと伸ばしていきます。中央がふっくらと膨らんだドーム状になると仕上がりが 美しいです。 ※ミール皿からレジン液がこぼれないように注意してください。 ●仕上げ ⑩ ⑨を、レジン用のUVランプに20分ほど当てて、しっかりとレジン液を固めます。 ⑪ レジン液が固まったら、UVランプから取り出し、ミール皿の穴に紐やキーホルダーチェン を通して、出来上がりです! ●完成! ☆いろいろな色や飾りつけをして、オリジナルの 星のレジンを作ってみましょう!