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陸上競技 - スペシャルオリンピックス日本

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陸上競技 - スペシャルオリンピックス日本
陸上競技
スペシャルオリンピックスの陸上競技公式スポーツルールは、全てのスペシャルオリンピ
ックス陸上競技において適用される。国際的なスポーツプログラムとして、スペシャルオ
リンピックス(SO)は国際陸上競技連盟(IAAF)のルール(参照:http://www.iaaf.
org/downloads/IAAFhandbook/index.html)を基に、スペシャルオリンピックス公式スポ
ーツルールを定めた。スペシャルオリンピックスの陸上競技公式スポーツルールおよびス
ポーツルール総則第 1 章と矛盾する場合以外は IAAF あるいは国内陸上競技連盟(NGB)
のルールが採用される。矛盾する場合は、スペシャルオリンピックスの陸上競技公式スポ
ーツルールが適用される。
環軸椎不安定性との診断を受けたダウン症のアスリートは、五種競技および走り高跳びへ
の参加は認められない。
セクション A−公式種目
以下はスペシャルオリンピックスにおける公式種目の一覧である。
これらの種目は、あらゆる競技能力のアスリートに競技する機会を提供することを目的と
している。各国プログラムは提供する種目、および必要に応じて、それら種目の運営方針
を決定することができる。コーチは、それぞれのアスリートの技術と興味に応じて、適切
なトレーニングの提供と種目を選択することに責任がある。
トラック競技
1.
25m
2.
50m
3.
100m
4.
200m
5.
400m
6.
800m
7.
1500m
8.
3000m
9.
5000m
10. 10000m
11. ハードル競走
a. 男子 110m
b. 女子 100m
12. 4x100m リレー
13. 4x400m リレー
1
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14. 4x100m リレー
ユニファイドスポーツ®
15. 4x400m リレー
ユニファイドスポーツ®
フィールド競技
16. 走り幅跳び
17. 立ち幅跳び
18. 走り高跳び
19. ソフトボール投げ
20. テニスボールボール投げ
21. 砲丸投げ
a. 男子 4kg/8.8lbs
b. 女子 3kg/6.6lbs
c. 男子(8∼11 歳)::3kg/6.6lbs
d. 女子(8∼11 歳):1.81kg/4lbs
22. ミニやり投げ
a.男子 400g
b.女子 300g
c.男子・女子(8 才から 15 才):300g
混成競技
23. 五種競技
(100m 走、走り幅跳び、砲丸投げ、走り高跳び、400m 走)
競歩競技
24. 25m 競歩
25. 50m競歩
26. 100m 競歩
27. 400m 競歩
28. 800m 競歩
アシスタント付き競歩競技
29. 10m アシスタント付き競歩
30. 25m アシスタント付き競歩
31. 50m アシスタント付き競歩
32. 10m 車椅子競走
33. 25m 車椅子競走
34. 30m 車椅子スラローム
35. 4x25m 車椅子折り返しリレー
36. 30m 電動車椅子スラローム
37. 50m 電動車椅子スラローム
38. 25m 電動車椅子障害物競走
39. 100m 車椅子競走
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40. 200m 車椅子競走
41. 400m 車椅子競走
42. 車椅子砲丸投げ
a. 男子 1.81kg/4lbs
b. 女子 1.81kg/4lbs
道路競走
43. ハーフマラソン
44. マラソン
セクションB−競技のルール
1.
トラック競技における一般ルール、および変更点
a.スターティングブロックの使用とレースのスタートについて
1)
400m 以下のレースでは、スターティングブロックの使用は任意である。
2)
400m 以下のレースでは、
スターティングブロックの使用の有無に関係なく、
スターターの合図は英語、フランス語、またはスターターの母国語で”
On
your marks”
(=位置について)、”
Set”
(=用意)となり、全てのアスリートの準
備が整ったときにピストルが鳴らされる。
注釈:国際試合の場合、スターターの合図は全て英語で行われる。
3)
800m 以上のレースでの合図は、”
On your marks”
(=位置について)の後、全
てのアスリートが静止した時にピストルが鳴らされる。なお、アスリートは
地面に手をついてはならない。
4)
400m 以上のレースにおけるスタートについて:
a)
800m:走者は最初のカーブを通過し終わるまでセパレートを走り、ブレ
ークラインより先はオープンコースとなり、第 1 レーン側に寄ることが
できる。
b) 1500m 以上の長距離:スタートラインには曲線が使われる。
5)
リレーのスタートについて:
a) 4x400m:第一走者、第二走者は、セパレートコースでスタートする。
第 1 走者は最後までセパレートコースを走る。第 2 走者はセパレートコ
ースで走り始め、最初のコーナーを通過し終えた所にあるブレークライ
ンからは第 1 レーンに寄ることができる。
b) 4 チーム以下で競われる場合、1周目の最初のコーナーまでのみセパレ
ートコースで走る。
c) しかしながら、競技会では、全ての 4x400m リレーにおいて、前述の
型のうち 1 つのみを採用すること。
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6)
スターターは次のことを心掛けて、各アスリートがベストを尽くせるよう配
慮する。
a) 位置についてアスリート達が落ち着くまで充分な時間を与える。
b) 1 人でもアスリートがバランスを崩したら最初からやり直す。
c) 用意の合図の後は走者を待たせすぎない。
7)
フライングについて:
1 人のレース中にフライングを2回したアスリートはそのレースで失格とな
る。
b.レーンに関する反則
1)
セパレートコースを走る全てのレースでは、アスリートはスタートからゴー
ルまで割り当てられたレーンからはみ出してはいけない。
2)
万一、他者により押し出されたり、レーン外にはみ出すことを余儀なくされ
た場合は、それにより具体的に有利な点が発生しなければそのアスリートは
失格とはならない。
3)
万一アスリートが直線コースで自分のレーン以外を走った場合、またはコー
ナーで自分のレーン以外で走ったが、それが原因で具体的に有利な点
が発生せず、且つ他の走者を妨害していない場合、そのアスリートは失
格とはならない。
c.競歩
1)
アスリートは、片方の足が常に地面に着くように歩かなくてはならない。
2)
全ての競歩種目では、競技中に支える脚が真っ直ぐでなくとも良い。
3)
400m 以下の競歩レースでは、違反行為によりアスリートが不当に有利にな
ったという意見が 2 人以上の審判員から出された時、警告なしに失格となる
ことがある。
d.ハードル競走
1)
100m ハードル走のハードルの高さは 0.762m で、スタートラインから第 1
ハードルまでの距離は 13m、各ハードル間は 8.5m、最終ハードルからフィ
ニッシュラインまでの距離は 10.5m とする。
2)
110m ハードル走のハードルの高さは 0.840m で、スタートラインから第 1
ハードルまでの距離は 13.72m、各ハードル間は 9.14m、最終ハードルから
フィニッシュラインまでの距離は 14.02m とする。
2.
フィールド競技における一般ルール
a.計測
1)
走り幅跳び、立ち幅跳び、投てき競技(砲丸投げ、ソフトボール投げ、ミニ
やり投げ、テニスボール投げ)では、各アスリートは連続しない 3 回の試技
が許される。3 回の試技は全て計測、そして記録され、同位をなくす目的で
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使われる。3 回の試技のうち最高記録が正式記録となる。
b.走り幅跳び
1)
走り幅跳びにおいては、アスリートは少なくとも踏切板から砂場までの最短
距離である1m以上を跳ばなくてはならない。
2)
距離の測定は、着地エリアに残された身体あるいは四肢のいずれかの部分に
よってできた跡から、踏切線までの最短距離を測る。
3)
跳躍種目では、アスリートは競技に先立って、踏み切りをしやすくするため
のマーク付けを大会役員に手伝ってもらうことができる。
c.立ち幅跳び
1)
アスリートは両足を定められた踏切線より後ろの地面に置いてから踏み切
る。
2)
踏切位置でのアスリートのつま先は踏切線より後ろに置かなくてはならな
い。
3)
踏切時は両足を使う。アスリートはつま先とかかとを交互に上げて全身をゆ
すっても構わないが、どちらか一方でも足を地面から完全に離してはいけな
い。
4)
距離の測定は、着地エリアに残された身体あるいは四肢のいずれかの部分に
よってできた跡から、踏切線までの最短距離を測る。
5)
可能な限り、立ち幅跳びは砂を入れた場所で行うことが望ましい。踏切板は
走り幅跳びの助走が終わるところに置くと良い。マットを使うときは、その
マットは踏切線と着地エリアを充分に覆えるほどに長くなければいけない
し、滑らぬよう安全に地面に固定しておかなくてはならない。
d.走り高跳び
1)
アスリートは片足で踏み切る。
2)
この競技は高さ1m から始まる。
3)
アスリートはバーに覆い被さるようにして前向きに跳びこんだり、両足で踏
み切ったりしてはいけない。
4)
ダウン症のアスリートで環軸椎不安定性との診断を受けている人または、検
査を受けていないアスリートは五種目競技(ペンタスロン)および走り高跳び
競技への参加は認められない。詳細について、またこの制約を解除するため
の手続きについてはスポーツルール総則補遺 F を参照のこと。
5)
この競技において、失敗を数えても同じ成績のアスリートが複数いた場合、
それらのアスリートには同位が与えられる。同位が解消されるまで競技が続
けられる代わりに複数のメダルが授与される。
6)
種目では、アスリートは競技に先立って、踏み切りをしやすくするためのマ
ーク付けを大会役員に手伝ってもらうことができる。
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e.砲丸投げ
1)
砲丸の材質は、鉄、真ちゅう、合成樹脂で覆われたもの、とする。
2)
車椅子を使用するアスリートが通常の砲丸投げ種目に出場することは認め
られているが、砲丸の重さはいずれのアスリートも同じでなければならない。
3)
投てきはサークルの中から行う。アスリート、またはアスリートの車椅子は
投てき動作中にサークルの上部や足留材の上部、またはサークルの外側の地
面に触れてはならない。サークルまたは足留材の内側には触れてもよい。
4)
補助器具の使用は許されない。保護の目的で手首にテーピングをすることだ
けは許される。
5)
砲丸は肩から片手だけで投射する。アスリートはサークル内で投てき位置に
構えるときに、砲丸はあご、または首につけるか、あるいは触れようとする
状態に保持しなくてはならない。投射の動作中は、その手をこの状態より下
におろしてはならない。また砲丸を両肩を結ぶ線より後ろに持っていっても
いけない。
6)
アスリートがサークルに入り、投てき動作を始めた後、以下のいずれかが起
こった場合、反則と見なし計測は行われない。
a) 正式な投げ方と定義されている(セクション B 2 e 5 に定義されている)正
式な投げ方以外で投げた場合。
b) 砲丸が落下有効区域を示す線上、もしくは線の外側に落下した場合。
f.ソフトボール投げと、テニスボール投げ
1)
投擲用具
a) ソフトボール投げ
外周 30cm(11.75 インチ/3 号ボール)のソフトボー
ルが使用される。
b) テニスボール投げ
2)
どのように投げてもよい。
3)
投球エリアは次のように設定されている:
a) 助走エリアの印は、幅 5cm、長さ 5m の平行な白線 2 本を 4m 離して引
く。投球は半径 2.92m の円のアーチ部分より後ろからなされる。落下区域
は、5cm 幅の白線で引かれるが、この白線を延長するとアーチの両端の内
側部分、助走エリアに引かれた平行線、およびアーチの始まりである円の
中心部分に交わる。アーチの角度は 40 度。
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b) ソフトボール投げの投球場の図
スタートラインの内側から着地
地点までの距離を計測する。
g.ミニやり投げ
1)
穂先、柄、グリップはプラスチック製であること
2)
槍の先端はやわらかいゴムで、鈍く丸いこと。
3) ミニやり投げは 4 つの穂先から成る。穂先は平ら(突起部分やでこぼこがない)
でミニやり投げの表面に垂直であること。
4)
公称重量は 8∼15 歳の男性用・女性用共に 300g。女性は 300g、男性は 400
gである。
ミニやり 投げ規格表 (単位はミリメートル)
寸法
最小
685
84
37
365
30
24
34
99
322
162
95
全体の長さ
先端の長さ
槍先の一番太い部分の直径
槍先から重心までの長さ
グリップ前方の柄の直径
グリップ後方の柄の直径
グリップ部分の柄の直径
グリップの幅
グリップの前方から末尾までの長さ
穂先の長さ
穂先の直径(穂先の先端から先端まで)
最大
705
94
43
380
38
30
40
109
332
168
105
5)
ミニやり投げはグリップを片手のみで握る。
6)
ミニやり投げは肩の上もしくは投げる腕の上部から投げなければならず、強く
投げつけたりしてはいけない。
7)
選手はいかなる時も完全に振り返ってはならず、選手の背中は投げる場所に
面している。
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8)
ミニやり投げの助走路と着地場所については IAAF ルールのチャプター5、第
4部フィールド競技の 187 条 9、10、11、12 に記載されている通りである。
9)
競技者は以下の場合は反則となる
a) 競技者が適切な投擲テクニックを使用しなかった場合
b) ミニやり投げを投げず、槍の先端が槍の先端以外の部分より先に着地した
場合
c) ミニやり投げを投げず、槍先がセクターラインの完全に内側に落ちた
場合
3.
複合競技の一般ルール
a.五種競技(ペンタスロン)
1)
五種競技を構成する 5 つの種目は次の順序で行われる:100m 走、走り幅跳
び、砲丸投げ、走り高跳び、400m 走
2)
スペシャルオリンピックスの五種競技採点表はこの章の最後に付いている。
もし、タイムや距離の掲載が表に無ければ、スコア以下で最も近い結果を使
う。
3)
五種競技は 1 日で行われるべきである。しかし、2 日連続で行うことも可能
で、その際は、第 1、2、3 の種目を 1 日目に、第 4、5 の種目を 2 日目に行
う。
4.
車椅子競技のための一般ルール
a.車椅子競技に出場するアスリートは、他の陸上競技種目にも出場できる。
b.車椅子砲丸投げ
1)
車椅子を使用するアスリートが通常の砲丸投げ種目に出場することは認め
られているが、砲丸の重さはいずれのアスリートも同じでなければならない。
2)
本ルール B 節2e を参照のこと。
c.車椅子競技における主原則
1)
前両輪接地面をスタートラインより後ろに置いてからスタートする。
2)
アスリートのタイムは、スターターのピストルの煙が見えた瞬間から、フィ
ニッシュラインの手前側の垂直面に前輪(2つある場合は2つ、1つの場合
は1つ)の車軸が入った瞬間までを測る。
3)
電動車椅子は、通常の車椅子競争では認められない。
4)
これらの競技には、車椅子を使用して移動しているアスリートのみが参加で
きる。
5)
アスリートはこれらの競技中に、押してもらったり引いてもらったり、他者
の助力を受けてはならない。
6)
車椅子競技のレーンは、トラックレーン2つ分の幅である。
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d.10m・25m 車椅子競争
1)
各アスリートはスタートからゴールするまで自分のレーン内で競技するこ
ととし、他者の進行を妨害したり邪魔をしてはいけない。反則は審判の判断
により失格となることもある。
e. 30m 車椅子スラローム
1)
最初の障害物の右側を通り、車椅子を操作しながらゴールまで通り抜ける。
その際、コース上の他のアスリートを妨害してはならない。
2)
マーカーを倒すことは反則と見なされ、3 秒間のペナルティが課せられる。
3)
スタートラインから始めて、5m おきにコーンを 1 つ設置する。コーンはレ
ーンの中央に設置される。
f.4x25m 車椅子折り返しリレー
1)
4 人で1チームを構成する。各アスリートはリレーの 25m を完走する。
2)
2,3,4 番目の走者は、前の走者の車輪が、スタートラインと平行に前方
1m の地点に引かれたテイクオフラインを越えるまで、スタートラインを離
れてはいけない。
5.
電動車椅子競技の一般ルール
a.主原則
1)
これらの種目は電動車椅子のみに限られる。
2)
両前輪の車軸が全ての競技のスタートとゴールの基点となる。
3)
障害物からそれてしまった場合、そのアスリートは審判員からの注意なしで、
それてしまった障害物の手前まで戻ってやり直してから、次の障害物へ向か
い、コースの全てをやり遂げなければ失格となる。つまり設定されたコース
をその通りにやり終えることが出来なければ失格となる。
4)
障害物コース上を走行中に、コーチ(または補助者)がコースの境界線を越え
て侵入した場合、そのアスリートは失格となる。コーチは境界線の外から指
示を送っても良い。審判や役員は指示に繋がる合図を送らない。
5)
電動車椅子のタイムを記入し提出する際は、申し込み用紙の中でそのタイム
が「高速」
「低速」どちらのギアによって得られたものであるか明確にする。
6)
アスリートのタイムは、スターターのピストルの煙が見えた瞬間から、フィ
ニッシュラインの手前側の垂直面に車椅子の前輪の車軸が入った瞬間まで
を測る。
b.電動車椅子スラローム
1)
各アスリートは、車椅子の使用に充分な幅であるトラックレーン 2 つ分を各
自のレーンとして使用する。
2)
スタートとフィニッシュラインに、2.44m(トラックレーン 2 つ分の幅)ずつ
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離してコーンを設置し、スタート・ゴール・レーンをそれぞれ 4 つずつつく
る。
3)
スタートラインから始めて、5m おきに道路用コーン(スラロームの旗竿は最
低 1.22m)を 1 つ設置する。コーンはレーンの中央に設置される。
4)
図-30m と 50m の電動車椅子スラローム
Finish
5)
最初の障害物の右側を通り、車椅子を操作しながらフィニッシュラインまで
通り抜ける。その際、コース上の他のアスリートを妨害してはならない。コ
ーンを倒すと反則になり、3 秒間のペナルティが課せられる。
6)
コーンに触れただけではペナルティは発生しない。
c.25m 電動車椅子障害物競走
1)
スタートラインから 2m 離れた地点に1つ、フィニッシュラインから2m は
慣れた地点に 1 辺が 3m の四角を描く。
2)
四角と四角の間に 3m間隔でコーンを 4 つ設置する。
3)
ルール:
a) アスリートはコースがある方を向いてスタートする。
b) アスリートはスタートラインと第 1 コーンの間で 360 度の円を1つ完成
させる。完了したら、3m 間隔で設置された 4 つのコーンの間をジグザグ
に進み、第 4 コーンとフィニッシュラインの間で再び 360 度の円を1つ
完成させる。
c) 四角(3m×3m)は、360 度の円を完成させる時の印としてのみ使用される。
四角の線に触れたり、はみ出したりしても得点/時間のペナルティ対象と
はならない。四角はテープを張って作っても良い。
d) コーンを倒すと反則になり、3秒間のペナルティが課せられる。コーン
の間を通り抜けようとする試みが明らかでないアスリートは、審判の判
断により失格となりうる。
e) 1レース 1 回につき、アスリートはトラックに 3 人以内。
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6.
アシスタント付き競歩の一般ルール
a. アスリートは、歩行補助器具を各自用意する。補助器具とは杖や松葉杖、歩行器
のことである。
b. 準備:
1)
各アスリートは、補助器具の使用に充分な幅であるトラックレーン2つ分を
各自のレーンとして使用する。
2)
スタートとフィニッシュラインに、2.44m(トラックレーン 2 つ分の幅)ずつ
離してコーンを設置し、スタート・フィニッシュ・レーンをそれぞれ 4 つずつ
作る。
3)
スタートラインから始めて、5m おきにコーンを1つ設置する。コーンはレ
ーン中央に設置される。
c. ルール:
1)
アスリートは補助器具と共にスタートラインより後ろからスタートする。
2)
アスリートは補助器具を使用して歩行する。
3)
アスリートは定められたレーン内に留まること。
4)
アスリートはコーチや審判員などから身体的な援助を受けてはならない。
5)
タイムはスターターのピストルの煙が見えた瞬間から、フィニッシュライン
の手前側の垂直面をそのアスリートの胴が横切った瞬間までを測る。
7.
視覚障害と聴覚障害のあるアスリートのための一般ルール
a.
視覚障害のあるアスリートには、ロープの使用を許可したり、伴走者をつけ、ア
シストすることが可能である。
b.
目が見える伴走者は、いかなる方法であってもアスリートより先に出てはならな
い。伴走者は、決してアスリートを引っ張ったり、押すことで進ませたりしては
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ならない。
c.
視覚・聴覚、両方の障害があるアスリートには、体を軽くたたいてスタートを知
らせる。
d.
伴走者は、アスリートと明確に区別するため、明るいオレンジ色のベストを着用
しなくてはならない。このベストは大会運営委員より支給される。
8.ユニファイドスポーツ®種目の一般ルール
a.リレー
1)
ユニファイドスポーツ®リレーは、1チームにアスリート 2 人とパートナー
2 人で構成される。
2)
各リレーチームの走者の順番は自由に決められる。
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五種競技第 1 種目-100 メートル走(得点表 1/4, 100 分の 1 秒単位)
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五種競技第 1 種目-100 メートル走(得点表 2/4, 100 分の 1 秒単位)
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五種競技第 1 種目-100 メートル走(得点表 3/4, 100 分の 1 秒単位)
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五種競技第 1 種目-100 メートル走(得点表 4/4, 100 分の 1 秒単位)
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五種競技第 2 種目-走り幅跳び(得点表 1/4, メートル・センチメートル単位)
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五種競技第 2 種目-走り幅跳び(得点表 2/4, メートル・センチメートル単位)
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五種競技第 2 種目-走り幅跳び(得点表 3/4, メートル・センチメートル単位)
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五種競技第 2 種目-走り幅跳び(得点表 4/4, メートル・センチメートル単位)
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五種競技第 3 種目-砲丸投げ(得点表 1/5, メートル・センチメートル単位)
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五種競技第 3 種目-砲丸投げ(得点表 2/5, メートル・センチメートル単位)
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五種競技第 3 種目-砲丸投げ(得点表 3/5, メートル・センチメートル単位)
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五種競技第 3 種目-砲丸投げ(得点表 4/5, メートル・センチメートル単位)
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五種競技第 3 種目-砲丸投げ(得点表 5/5, メートル・センチメートル単位)
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五種競技第 4 種目-走り高跳び(得点表, メートル・センチメートル単位)
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五種競技第 5 種目-400m 走(得点表 1/7, 100 分の 1 秒単位)
27
SO Summer Sports Rules January 2009
ATHLETICS
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五種競技第 5 種目-400m 走(得点表 2/7, 100 分の 1 秒単位)
SO 夏季スポーツ
公式ルール 2009 年 1 月改訂版
陸上競技
28
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五種競技第 5 種目-400m 走(得点表 3/7, 100 分の 1 秒単位)
29
SO Summer Sports Rules January 2009
ATHLETICS
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五種競技第 5 種目-400m 走(得点表 4/7, 100 分の 1 秒単位)
SO 夏季スポーツ
公式ルール 2009 年 1 月改訂版
陸上競技
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五種競技第 5 種目-400m 走(得点表 5/7, 100 分の 1 秒単位)
31
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ATHLETICS
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五種競技第 5 種目-400m 走(得点表 6/7, 100 分の 1 秒単位)
SO 夏季スポーツ
公式ルール 2009 年 1 月改訂版
陸上競技
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五種競技第 5 種目-400m 走(得点表 7/7, 100 分の 1 秒単位)
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ATHLETICS
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<スペシャルオリンピックスのスポーツプログラムを実施するに当たっての留意点>
スペシャルオリンピックスの正式なスポーツプログラムとして活動する場合には、事前に
最寄りの地区組織事務局、又はスペシャルオリンピックス日本事務局にご連絡ください。
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陸上競技
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