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3.水道料金体系の一部見直しについて(案)
3.水道料金体系の一部見直しについて(案) 大分市では、平成8年の料金改定以来、事務事業の見直しをはじめ効率的な健全経営に努める ことで、約20年間にわたり水道料金の改定を行っていません。 平成8年の料金改定は、市勢の発展・市民生活の向上等により給水人口及び水需要が増加して いたことから、新規水源確保のための大分川ダムの早期着工や配水管整備事業などに取り組むと ともに、必要な財源を確保するため水道料金を増額改定したところです。 しかしながら、近年、少子高齢化による単身世帯の増加や、節水意識の向上、節水機器の普及 などにより1世帯当たりの使用水量が減少し、現在の基本水量である8立方メートルを下回る世 帯が増加してきました。一方、1カ月の使用水量が100立方メートルを超える大口需要者が、 水道料金に対する負担感の増大から自己水源である地下水へ転換するなど、料金体系そのものが お客さまの使用実態などに合わなくなってきています。 さらに、平成31年度には大分川ダムも完成し、安定給水に向けた整備の目途が立つ見込みと なっています。 このようなことから、お客さまの使用実態を踏まえた水道料金体系となるように見直しを行う ため、大分市水道事業給水条例の一部改正案を12月定例会に提出します。 1.実施日 平成29年4月1日 2.主な料金体系の見直し内容 (1)口径13mm、20mm、25mmの基本料金の引き下げ(一律150円減額) (2)基本水量8㎥を5㎥に引き下げ (3)従量料金区分(5㎥を超え8㎥まで50円/㎥)の追加 (4)従量料金区分(100㎥を超える部分500円/㎥)の廃止 (5)船舶用用途区分(230円/㎥)の新設 (参考)使用水量別料金比較(例) (1カ月あたり) 口径 使用水量 現行 (消費税込、単位:円) 改定(案) 差額 13㎜ 5㎥ 1,026 864 △162 20㎜ 20㎥ 3,294 3,294 0 50㎜ 1,000㎥ 530,280 418,500 △111,780 【水道局 管理部 経営管理課 538-2404(直通) 】 10 ■現行料金表 用 途 口 径 基本料金 13 8 ㎥ 20 ま 25 で 1,310円 40 4,800円 50 8,600円 75 17,500円 100 28,000円 150 61,500円 200 95,200円 一 般 用 950円 1,580円 従量料金(1月につき) 第1段 第2段 第3段 第4段 20㎥を超え 30㎥まで 265円/㎥ 30㎥を超え 50㎥まで 295円/㎥ 50㎥を超え 100㎥まで 385円/㎥ 第5段 備考 8㎥を超え 20㎥まで 145円/㎥ 1㎥から 20㎥まで 230円/㎥ 100㎥を超え 一般用とは、一般家庭の 家事用、団体、会社等で る部分 500円/㎥ 使用するものをいう。 浴場用 150㎥まで 10,600円 150㎥を超える部分 95円/㎥ 浴場用とは、一般公衆浴 場(公設プールを含む。) に使用するものをいう。 共用 5㎥まで 470円 5㎥を超える部分 130円/㎥ 共用とは、1個の給水栓 を2世帯以上の者が使 用するものをいう。 585円/㎥ 特別用とは、船舶及び臨 時に使用するものをいう。 特別用 ■料金表改定(案) 用 途 口 径 基本料金 13 5 ㎥ 20 ま 25 で 1,160円 40 4,800円 50 8,600円 75 17,500円 100 28,000円 150 61,500円 200 95,200円 一 般 用 浴場用 800円 1,430円 150㎥まで 10,600円 従量料金(1月につき) 第1段 第2段 5㎥を超え 8㎥まで 50円/㎥ 8㎥を超え 20㎥まで 145円/㎥ 1㎥から 20㎥まで 230円/㎥ 第3段 第4段 第5段 20㎥を超え 30㎥まで 265円/㎥ 30㎥を超え 50㎥まで 295円/㎥ 50㎥を超え る部分 385円/㎥ 150㎥を超える部分 95円/㎥ 船舶用 230円/㎥ 臨時用 385円/㎥ 備考 1 一般用とは、浴場用、船舶用及び臨時用以外のものをいう。 2 浴場用とは、一般公衆浴場の用に供するものをいう。 3 臨時用とは、工事その他一時的な用に供するものをいう。 11