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第2部 計画の実現に向けて

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第2部 計画の実現に向けて
基本目標Ⅱ ~限りあるものを健全に循環させ、資源を大切にするまち~
第2部 計画の実現に向けて
第2章 循環型社会
第1節 循環資源
第2節 適正処理
平成22年度「環境ポスター展」小学生の部 優秀賞
長崎大学教育学部附属小学校4年生 井手 俊太さん
第1節
循環資源
1.現状と課題
従来の大量生産、大量消費、大量廃棄型の社会経済システムは、廃棄
物の増大、廃棄物の質の多様化、最終処分場の残余容量のひっぱくなど
を招き、廃棄物に関するさまざまな問題が深刻化してきました。
近年、環境問題のグローバル化が加速する中、ごみの減量とともにリ
サイクルに関する取組みがすすんできています。
長崎市においても、これまでの集団回収活動や生ごみ堆肥化への支援、
資源ごみの収集品目の追加※により、ごみの排出量は平成 17 年度(2005
年度)から平成 21 年度(2009 年度)までの 5 年間で、約 15%減少して
い ま す。 平 成 21 年 度(2009 年 度 ) に お け る ご み の 排 出 量 は 年 間
155,451 トンで、これは長崎県営野球場(ビックNスタジアム)の約 1.4
杯分に相当します。1人1日あたりの平均排出量に換算すると1,014gで、
全国平均を上回っており、さらなるごみの減量が必要です。
■ごみ種類別排出量の経年変化
(単位:トン)
200,000
200,000 237
21,778 19,922 232
20,845 14,687 228
21,712 187
17,107 19,199 12,922 197
150,000
150,000 18,410 13,565 200,000 200,000 228
228
237
232
232
197 21,712 21,712 187 21,778 20,845 150,000 18,410 17,107 17,107 150,000 20,845 19,922 19,199 14,687 14,687 13,565 12,922 237
21,778 19,922 100,000 100,000
140,052 132,316 125,878 50,000
50,000 0 0
H18
等
H19
H20
100,000 143,878 123,143 ※資源ごみの収集品目
の追加:
長崎市では一般廃棄物
のうち、古紙類、プラ
ス チ ッ ク 製 容 器 包 装、
アルミ缶・スチール缶・
空きびん・ペットボト
ルに加えて平成21年度
(2009年度)から、鍋・
釜・やかん・フライパ
ンの資源ごみを再資源
化している。
140,052 132,316 237
21,778 197
19,922 18,410 13,565 232
187
20,845 19,199 14,687 12,922 100,000 143,878 140,052 123,143 132,316 132,316 125,878 143,878 125,878 123,143 140,052 50,000 50,000 0 平成
17 平成
18 平成
19 平成
20 平成
21 (年度)
H17
H18
H19
H20
H21
H17 H21
H18
0 H19
H17
H20
H18
H21
H19
燃やせるごみ 燃やせないごみ・粗大ごみ 有害ごみ 燃やせるごみ
資源ごみ等
燃やせないごみ・粗大ごみ
燃やせるごみ有害ごみ
燃やせないごみ・粗大ごみ
有害ごみ 資源ごみ等 有害ごみ
資源ごみ等
燃やせないごみ・粗大ごみ
燃やせるごみ
資源ごみ等
燃やせないごみ・粗
9.6
20.3
5.8
16.6
18
H19
長崎市第二次環境基本計画
クル率(長崎市)
クル率(全国)
38
■一般廃棄物処理量
25.0
25.0
25.0
25.0
20.5
20.3
20.5
20.3
20.5
20.3
19.6
20.3
19.6
19.0
19.0
19.0
20.0
20.0
20.0
20.0
年度(平成) 17
18
19
20
21
区分
15.0
15.0
15.0
15.0
17.2
15.8
15.9
16.6
16.3 15.917.2
16.6
15.8
16.3
15.9
10.0
10.0
10.0 168,080 158,050 155,451
10.0
総
量(t)
182,925 181,989
5.0
5.0
0.0
1日平均排出量 (t)※1
0.0
H17
H18
H17
H18
H20
H21
5.0
528
H19
H19
525
0.0
H20
H20
1人1日あたりリサイクル率(長崎市)
(g)※2
1,130
1,105
リサイクル率(全国)
※1~2 一般廃棄物重量に集団回収量を加えて算出
※2 人口は毎年4月1日現在の推計人口で算出
※3 平成21年度(2009年度)の全国平均994g
第2部:計画の実現に向けて
20.3
19.6
20.5
20.3
15.8
16.3
17.2
16.6
H20
H18
H21
H19
5.0
486
456
H21
H17H21
1,085
H18
0.0 449
※ 3H19
H17
1,025
1,014
リサイクル率(長崎市)
リサイクル率(長崎市)
リサイクル率(全国)
リサイクル率(全国)
1
第2章 循環型社会
200,000 228
21,712 17,107 150,000 237
21,778 19,922 232
20,845 14,687 197
18,410 13,565 187
19,199 12,922 がまだ十分に徹底されていないことや、斜面地や狭い道が多く、ごみス
143,878 140,052 132,316 125,878 123,143 テーションの面積が十分確保できないため、効率的なごみの収集を行う
50,000 には、缶やびんなどの資源ごみを混合して収集せざるを得ないことから、
※リサイクル率:
ごみ処理量全体の中で、
どれだけリサイクルで
きたかを示す数値のこ
と。
第1部
リサイクル率※は全国平均に比べて低い状況にあります。これは、分別
100,000 います。
H17
有害ごみ
H18
資源ごみ等
■リサイクル率の年次推移
H19
H20
燃やせないごみ・粗大ごみ
第2部
0 一定の残渣(割れた残りなど)が発生していることなども原因となって
H21
燃やせるごみ
(単位:%)
19.6
20.3
15.8
16.6
19.0
20.0
20
15.0
15
15.9
10.0
10
20.3
16.3
第3部
25.0
25
20.5
17.2
5.0 5
第4部
0.0 0
平成
17 平成
18 平成
19 平成
20 平成
21 (年度)
H17 リサイクル率(全国)
H18
H19
H20
H21
リサイクル率(全国)
リサイクル率(長崎市)
リサイクル率(長崎市)
リサイクル率(長崎市)
H17 リサイクル率(全国)
H18
H19
H20
H21
0.0
近年、あらゆる廃棄物を他の産業分野の原料として活用し、最終的に
5.0
廃棄物をゼロにしていくことなどをめざすエコタウン構想をはじめ、環
10.0
15.9
15.8
16.6
16.3
17.2
15.0
境と産業が一体となって環境負荷を軽減させる事業が注目されています。
20.0
※
19.0
また、循環型社会
の実現のためには、市民一人ひとりが日々の生活に
19.6
20.3
20.5
20.3
25.0
おいて、買い物にはマイバッグを持参し、使い捨てのものはできるだけ
購入しないようにするとともに、家庭では生ごみ処理機を使うなど、廃
有害ごみ
資源ごみ等
燃やせないごみ・粗大ごみ
燃やせるごみ
棄物の発生を抑制することが大切です。また、
「もったいない」の精神で、
H17
H18
H19
H20
H21
0 買ったものは長く使ったり、廃棄するときは資源として再利用するなど、
ごみの減量とリサイクルに取り組むことが不可欠であり、今後、さらな
※循環型社会:
大 量 生 産・ 大 量 消 費・
大量廃棄型の社会に代
わるものとして提示さ
れた概念で、限りある
資源を最大限に有効活
用し、環境負荷を少な
くした社会のこと。
50,000 る意識の高揚と4R
の啓発を強化することが必要です。
123,143 125,878 132,316 140,052 143,878 100,000 ごみ減量化の基本 「4R」のススメ!
150,000 17,107 Refuse 断る
21,712 (不要なものは買わない)
228
200,000 リ フ ュ ー ズ
12,922 13,565 14,687 19,199 18,410 19,922 ・使い捨て製品を買わない
20,845 187
197
21,778 ・使い捨て容器に入った商品を買わない
232
・マイバッグを持参する
237
リ デ ュ ー ス
Reduce 減量・最小化
(ごみを出さない、減らす、不要な
ものは作らない)
リ ユ ー ス
Reuse 再使用
(繰り返し使う)
リ
サ
イ
ク
ル
Recycle 再生利用
(再び原料に戻す)
・使い捨て商品を作らない
・長く使えるものを買う
・詰め替え用の製品を買う
・生きびん(繰り返し使えるびん)に入っ
た飲み物を買う
・フリーマーケット等を利用する
・壊れたものは修理して長く使う
・ごみを正しく分別する
・再生品を買う
・自治会や子ども会の集団回収に参加する
39
2.個別目標
個別目標:限りある資源を大切にします
取組みの柱(1):不要なものを買いません・断ります(リフューズ)
取組みの柱(2):ごみの発生を減らします(リデュース)
取組みの柱(3):できるだけ繰り返し使います(リユース)
取組みの柱(4):リサイクルをすすめます(リサイクル)
取組みの柱(5):4Rの輪を広げます
3.私たちの取組み
(1)不要なものを買いません・断ります(リフューズ)
市民の取組み
●買い物にはマイバッグを持参します。
●使い捨ての商品はできるだけ買わないようにします。
●過剰包装を断ります。
事業者の取組み
●マイバッグの利用拡大に取り組みます。
市役所の取組み
●県と連携してレジ袋の有料化に取り組みます。
(2)ごみの発生を減らします(リデュース)
長崎市第二次環境基本計画
40
市民の取組み
●生ごみ堆肥化容器を使用する、食材はできるだけ使い切るなど、家
庭でできるごみの減量化に努めます。
●リターナブル容器製品や詰替用商品を購入します。
事業者の取組み
●事業系一般廃棄物減量等計画書※に基づき減量化をすすめます。
●職場へのマイカップの持参、両面コピーなど、廃棄物を出さない事
業活動に取り組みます。
市役所の取組み
●スーパー等での量り売りや過剰包装の抑制などをすすめます。
●事業系一般廃棄物減量等計画書の未提出事業者等に対する個別指導
を行います。
●生ごみ堆肥化容器等の購入助成など、市民のごみ減量化に向けた取
組みを支援します。
(3)できるだけ繰り返し使います(リユース)
市民の取組み
●フリーマーケットの活用等により不用品を有効活用します。
第2部:計画の実現に向けて
※事業系一般廃棄物減
量等計画書:
「長崎市廃棄物の減量及
び適正処理に関する条
例」に基づき、特定事
業用建築物の所有者が
廃棄物の減量について
計画するもの。毎年提
出が義務付けられてい
る。
第2章 循環型社会
第1部
●故障したものは修理してできるだけ長く使います。
事業者の取組み
●再使用できる商品を開発・販売します。
市役所の取組み
●フリーマーケット等の開催により再使用を促します。
※グリーン購入:
製品やサービスを購入
する際に、省エネ型の
ものやリサイクル可能
なものなど、環境を考
慮して、必要性をよく
考え、環境への負荷が
できるだけ少ないもの
を選んで購入すること。
第3部
第4部
市民の取組み
●自治会等による集団回収に参加します。
●グリーン購入※等環境にやさしい商品を優先的に購入します。
●ごみの分別を徹底します。
事業者の取組み
●リサイクル可能な製品を開発・販売します。
●再資源化に関する技術開発に努めます。
●グリーン購入等環境にやさしい商品を率先して購入します。
市役所の取組み
●補助制度等により市民のリサイクル活動を支援します。
●グリーン購入等環境にやさしい商品を率先して購入します。
●分別品目の細分化などを検討し、廃棄物のさらなる資源化に努めます。
第2部
(4)リサイクルをすすめます(リサイクル)
(5)4Rの輪を広げます
市民の取組み
●4Rを実践します。
事業者の取組み
●4Rを実践します。
●廃棄物減量化推進店舗※の指定を受け、ごみの減量・リサイクルに
取り組みます。
市役所の取組み
●廃棄物減量化推進店舗の拡大に取り組みます。
●自治会や学校などを対象に出前講座を開催します。
●イベントや広告等を活用するとともに、国・県等関係機関との連携
を図りながら、4R の普及・啓発をすすめます。
●自治会未加入者への4R の周知を徹底します。
●小・中学生向けの環境教育を充実させるとともに、牛乳パックのリサ
イクルや、キャップくるくるリサイクルなどの実践活動をすすめます。
●リサイクル推進員等地域のごみ減量リーダーを育成します。
※廃棄物減量化推進店舗:
市から指定を受け、簡
易包装の推進など、ご
みの減量化やリサイク
ル活動に積極的に取り
組んでいる店舗のこと。
4.成果指標
指標名
現状値
目標値
(平成 21 年度) (平成 32 年度)
リサイクル率
17.2%
21.5%
ごみの 1 人 1 日あたりの排出量
1,014g
915g
目標を達成すると!
ごみの1人1日あたりの排出
量 の目標を達 成すると、長 崎
市全体では1年間で約 33,000t
(ごみ収集車約 16,500 台分)
のごみが減ったことになります。
41
第2節
適正処理
1.現状と課題
日常生活や事業活動から常時発生する廃棄物は、一般廃棄物※と産業廃
棄物 に区分されます。
※
一般廃棄物の処理については、
「長崎市一般廃棄物処理基本計画」に基
づき、市民・事業者に分別の徹底を指導するとともに、排出されたごみ
を適正に収集・処理しています。また、燃やせるごみは東工場及び西工
場で焼却処理を、燃やせないごみは三京クリーンランド埋立処分場で最
終処分を行っています。
平成 16 年(2004 年)4 月からは、市内全域でプラスチック製容器包装
の分別を開始し、東工場プラスチック製容器包装選別施設と三京リサイ
クルプラザで選別、圧縮・梱包し、資源化しています。
※一般廃棄物:
産業廃棄物以外のすべ
ての廃棄物のこと。
※産業廃棄物:
事業所の事業活動に
伴って排出される廃棄
物のうち、「廃棄物の処
理及び清掃に関する法
律」で定められた20種
類の廃棄物と輸入され
た廃棄物のことで、そ
の処理責任は排出する
事業者にある。
長崎市で埋め立てられるごみは年間 30,397 トン(平成 21 年度(2009
年度)実績)で、1 日に換算すると 83.2 トンが毎日埋め立てられている
ことになります。
近年、ごみの最終処分場の残余年数は延びていますが、新たな処分場
の建設は難しいことから、さらなる延命化に向けてごみの減量化と適正
処理を徹底することが不可欠となっています。
ごみ袋 ごみ袋
ごみ袋
ごみ袋
ごみ袋
■一般廃棄物処理費用※1
年度(平成)
区分 17
18
19
1年間(万円)
788,992
788,089
746,941
725,052
681,079
2,162
2,159
2,046
1,986
1,866
17,800
17,467
16,665
16,287
15,373
1日当り(万円)
長崎市第二次環境基本計画
42
1年間1人あたり(円)※ 2
20
※1 処理及び維持費に建築改良費を加えた額
※2 人口は毎年4月1日現在の推計人口で算出<平成21年度
(2009年度)
の場合443,048人>
第2部:計画の実現に向けて
21
第2章 循環型社会
第1部
産業廃棄物については、平成 17(2005 年)、18 年(2006 年)の市
町村合併後、増加傾向にありましたが、平成 20 年度(2008 年度)は前
年度比で 12.1%の減となりました。
平成 20 年(2008 年)4 月から排出事業者に新たに産業廃棄物管理票
底に努めるとともに、監視・指導の強化を図りながら、排出事業者、収
集運搬業者、処分業者に、適正処理を徹底させる必要があります。
不法投棄の確認件数は近年減少傾向にありますが、今後も不法投棄の
地の管理を徹底する必要があります。
また、監視・指導を強化するとともに、環境保全について市民の意識
環境をつくる必要があります。
第4部
の向上を図り、市民一人ひとりがモラルをもって、不法投棄をさせない
第3部
根絶に向けて、土地の所有者や管理者が不法投棄をさせないように所有
※産業廃棄物管理票交
付等状況報告書:
産業廃棄物管理票(マ
ニフェスト)を交付し
た全ての事業者に対
し、市への提出が義務
付けられている前年
度の交付実績等につ
い て の 報 告 書 の こ と。
マニフェストとは、産
業廃棄物を排出する事
業者が、その運搬また
は処分を他人に委託す
る場合に、交付が義務
付けられているもので、
排出事業者は、委託し
た産業廃棄物が適正に
処分されていることを
確認する仕組みになっ
ている。
第2部
交付等状況報告書※の提出が義務付けられたことから、制度の周知・徹
坂のまち長崎ならでは!
かご
「引き出し篭」を用いたごみ収集
長崎市では、ごみ収集車が通れない狭い道路が多く、高台や斜面地区
でのごみ収集は「引き出し篭」を用いた収集を行っています。専用の緑
の篭に「スラセ」と呼ばれる樹脂製のそりや車輪を取り付けたものを、
作業員が引きながらごみ収集を行うこと
で、「引き出し作業」と呼ばれています。
高齢者の増加に伴い、引き出し作業を
伴う場所へのごみステーション新設の声
が寄せられており、斜面地区でのごみ収
集作業が今後の課題となっています。
現在は、主に斜面地区にお住まいのご
み出し困難な高齢者、障害者を対象に戸
別訪問による「ふれあい訪問収集」事業
を行っていますが、利用者の増加に対す
る作業体制の維持が課題です。
43
2.個別目標
個別目標:ごみを正しく処理します
取組みの柱(1):安全で効率的にごみを処理します
取組みの柱(2):不法投棄をなくします
3.私たちの取組み
(1)安全で効率的にごみを処理します
市民の取組み
●ごみ出しのルールを守り、正しく分別します。
●ごみの野外焼却(野焼き)を行いません。
事業者の取組み
●「一般廃棄物処理基本計画」に基づき、事業系一般廃棄物を適正に
処理します。
●産業廃棄物を適正に処理します。
市役所の取組み
●「一般廃棄物処理基本計画」に基づき、一般廃棄物を適正に処理し
ます。
●ごみ焼却施設や最終処分場などの計画的な整備をすすめるととも
に、既存施設の安全で効率的な維持管理に努めます。
●ごみ分別の周知・徹底に取り組みます。
●ごみの収集・運搬の効率化に努めます。
●一般廃棄物処理業者や排出事業者に対する指導を徹底します。
●産業廃棄物処理に関する監視・指導を強化します。
●し尿・浄化槽汚泥処理の適正化・効率化に努めます。
長崎市第二次環境基本計画
44
第2部:計画の実現に向けて
第2章 循環型社会
第1部
(2)不法投棄をなくします
市民の取組み
●法令等を守り、不法投棄をしません。
第2部
●不法投棄をさせないよう、所有する土地を適正に管理します。
事業者の取組み
●法令等を守り、不法投棄をしません。
●廃棄物を適正に処理します。
第3部
市役所の取組み
●不法投棄の監視パトロールや投棄者への指導を強化します。
●土地の適正な管理など管理者への指導を行います。
第4部
●許可業者や排出事業者への立入指導を強化し、不法投棄を未然に防
ぎます。
●不法投棄をなくすため、適正な処理の周知・啓発をすすめます。
●警察や関係行政機関との情報交換を行うとともに、民間団体との不
法投棄発見時の通報協定の締結により、早期発見及び未然防止を図
ります。
■ごみピット※(東工場)
■東工場
※ごみピット:
ごみ収集車が搬入した
ごみを一時貯留する場
所のこと。ごみはここ
かくはん
で充分に撹拌された後、
順次焼却炉へ送られ焼
却される。
■三京クリーンランド埋立処分場
4.成果指標
指標名
現状値
(平成 21 年度)
目標値
(平成 32 年度)
最終処分場の年間埋立量
30,397t
24,300t
45
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