IEEE802.11a/g準拠 54Mbps無線LANPoE対応アクセスポイント

Ver.1.03
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IEEE802.11a/g準拠 54Mbps無線LANPoE対応アクセスポイント
本製品は、無線LAN標準規格 のIEEE802.11a/IEEE802.11b/
FX-DS540-APD(af)
IEEE802.11gに準拠した無線LANアクセスポイント です。3つの 規
¥87,150 (本体価格 ¥83,000)
格のうち、いずれか1 つに設定して使用することができます。周
波数帯は5GHz帯または2.4GHz帯を使用し ま す 。
本製品は、当 社 製 ユーザーユニット[FX-DS540-PCD2、FX-DS540PCD、FX-DS540-PCC、 FX-DS540-PCC2]と組み合 わせて使 用するこ
とにより最大54Mbps(※)の高速通信が 行えます。 また、
IEEE802.11bに準拠した当社製 ユーザーユニット[FX-DS110-PCC、
FX-DS110-PCC2]と組み合わ せ て 使用することができます。
企業ユーザー を中心に高く 評価さ れ て い る、IPトンネルやローミ
ングなどの独 自 機 能を継承しながら 、最大54Mbps(※)の通信速度
と、セキュリティと し て WPA(AES)、WPA(TKIP)、WPA-PSK(AES)、
WPA-PSK(TKIP)、 AES 128bit、 AES-OCB 128bit、 WEP 64、 128、
- 販売終了製品本製品は2006年6 月をもって販売終了製品とさせていただき
ました。
152bitに対応するほかにWSL(独自暗号)、IEEE802.1X(EAP-TLS、
PEAP)、ESSID隠しやANY ID拒否に 対応し て い ま す。無 線LANの高
速化ニーズに応 えるだけでなく、IEEE802.11a/b/g規格無線LANを
シームレスに共存 させるなど、無線LANネットワークに 新たな環
境を 提 供し ま す。
特長
・IEEE802.11a/IEEE802.11b/IEEE802.11gに準拠しており 、構築
するネットワークの用途に合 わせて無線LAN規格が選択可能。
既存の無線ネットワーク資 産を有効に使 用できます。
・マルチパス干渉に強いダイバーシティアンテナを採用。54Mbps
時(※1)：約30m、6Mbps時(※1)：約100mの無線通信を実 現しま
す( 環境に よ っ て有効な通信距離は異 なります) 。
・1台で最大54Mbps(※1)の高速通信、最大254ステーションから
の同時ログイン が可能。
・設定・管理がWebブラウザから簡単に実行可能 。その他、FTPコ
また、PoE対応UTPケーブル電源供給 ユニットPOW-CB30(af)を使 用
し、UTPケーブルからIEEE802.3afに準拠した電源供給が行えま
す。添付 のACアダプタにより コンセント(100VAC)から電源供給も
可能 で す 。
「FLEXLAN DS540シリーズ 」はAtheros Communication,Inc.製 無
線LANチップを採用しており 、当社のLANに関する豊富な経験と技
術力によって 自社開発さ れ たメイン基 板、ファームウェアおよび
拡張機能 を搭載 しております。
※表示の数値は 、無線LAN規格の理論上の最 大 値 であり、実際 の
データ転送速度を示すものではありません。
マンド、TELNET、タ ー ミ ナ ル、CFカードなどシ ス テ ムや用途に
合わせて多彩 なメ ン テ ナ ン ス方法を提供 しています。
・IPトンネル機能 を搭載。ル ー タを越えたローミング先で もネッ
トワーク設 定を変更せ ず に 通信が 可能です。
・WEP(64、128、152bit)、WPA、WPA-PSKのほか、MACアドレス
フィルタリング 、IEEE802.1X、ESSID隠し、ANY ID拒否な ど多
彩なセキュリティ機能 を搭載しており、強 固なセキュリティの
実現 が 可能 で す。
・SNMPエージェント機能 を搭載。SNMPに対応のネットワーク管理
ソフトウェア(当社SNMPcなど)を使ってネットワーク管理が行
えます。MIBⅡ、プライベートMIBをサ ポ ー トします 。
・802.11g Onlyモード、プロテクトモードの搭 載。IEEE802.11b
製品のアクセスを 排除し、IEEE802.11g製品の通信速度を向上
させます。また、IEEE802.11b製品が混在する環境 でも安定し
た通信を 行うことが可 能です。
・IEEE802.11b規格では、従来のFLEXLAN DS540シリーズと同じ1
- 13chに加え 、14chも使用可能で す。
・ファームウェア格納用CFカードを標 準 搭 載。ログ情報 や設定情
報の保存／復 旧のほか、 ファームウェアの一括更新が行えま
す。
・IEEE802.3afに準拠。PoE対応UTPケーブル電源供給ユニット
POW-CB30(af)などのIEEE802.3af準拠の機器を 使用し、UTPケー
ブルから 電 源 供 給が可 能です。
商品構成
□本体[FX-DS540-APD(af)、CFカード(システム 起動用で す。挿入
済 み )]… 1
□ACアダプタ(ケーブル長1.5m)…1
□アンテナ(本体に取り付けるダイポールアンテナです。)…2
□アンテナコネクタカバー( アンテナコネクタ 部分のカバーで
す。) …2
□クランプ(ケーブルタイを止 めるのに使用し ま す 。)…1
□ケーブルタイ(ACアダプタのDCジャックをクランプに固定する
のに使用し ま す。) …2
□外歯付きネジ( アースターミナルからアースをとる場合に使用
します。) …1
□スペーサ(本体を壁などに設置する場合に使用します。)…4
□マグネット(本体を金属面に取り付ける場合に使用します。)…4
□据え付け図(本体を据え付け 時に使用し ま す。)…1
□解 説 書 …1
□登録カード返送用封筒…1
□登録カ ー ド ＆保 証 書 …1
・タグVLANに対応。最大17グループまでの仮 想 的 なネ ッ ト ワ ー ク
グループを設 定することができます 。
・WDSに対応。AP間通信が可能になることで、柔軟な無線ネット
ワークを 構築することができます。
・QoS対応により、VoIP端末などをネットワーク上で使用できま
す。
※ 1 無線LAN規格の理論値で あ り、実際のデ ー タ転送速度を示す
も の で は あ り ま せ ん。
FX-DS540-APD(af)
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F L E X L A N D S 5 4 0 シリーズの概要
FLEXLAN DS540シリーズは、 最大54Mbpsの通信速度を実現 した無線LAN機器で、次のような特長があります。
◆FLEXLAN DS540シリーズ の特 長
■IEEE802.11a/b/g規格に準拠(免許不要)
無線LAN規格IEEE802.11a/IEEE802.11b/IEEE802.11gに対応しており、構築する ネットワークの用途に合 わせて無線LAN規格が選択できま
す。
IEEE802.11aでは、電波干渉が 少なく高速な5GHz帯無線ネットワークの構築が 可能です。2.4GHz帯無線LANと比較して、ク リ アな電波環境で
通信 が で き ま す。
IEEE802.11gでは、これまで一 般 的 であったIEEE802.11bとの互換性を 保つ2.4GHz帯無線ネットワークの構築が可 能です。既存の
IEEE802.11b製品の資産を使用できるため、IEEE802.11b無線LANからの速やかな移行を実 現できます。
本製品は、電波法に お け る「小電力データ通信 システムの無線局の無線設備」であり、無線免許は必要ありません。
接続可能 なア ク セ ス ポ イ ン ト
シリーズ
DS540シリーズ
型式
説明
FX-DS540-APDL(af)
IEEE802.11a/b/g準拠 デュアルバンド対応マイクロアクセスポイント
FX-DS540-APW(af)
IEEE802.11a/b/g準拠 デュアルバンド対応アクセスポイント
(IEEE802.11a/b/g同時使用可能)
FX-DS540-APD(af)
IEEE802.11a/b/g準拠 デュアルバンド対応アクセスポイント
FX-DS540-APW
IEEE802.11a/b/g準拠 デュアルバンド対応アクセスポイント
FX-DS540-APD
IEEE802.11a/b/g準拠 デュアルバンド対応アクセスポイント
(IEEE802.11a/b/g同時使用可能)
DS110シリーズ
FX-DS540-LNK
IEEE802.11b/g準拠
FX-DS540-APDL
IEEE802.11a/b/g準拠 デュアルバンド対応マイクロアクセスポイント
FX-DS540-AP
IEEE802.11a準拠 アクセスポイント
FX-DS540-APP
IEEE802.11a準拠 アクセスポイント
FX-DS540-APL
IEEE802.11a準拠 マイクロアクセスポイント
FX-DS110-APE
IEEE802.11b準拠 アクセスポイント
FX-DS110-APL
IEEE802.11b準拠 マイクロアクセスポイント
■リンク速度の切 り替え(※1)
長距離LINK通信用アクセスポイント
■マ ル チ チ ャ ネ ル 対応
IEEE802.11a/IEEE802.11gでは、電波 の状態に応 じて54、48、
IEEE802.11aでは4チャネル(34、38、42、46ch)、IEEE802.11bで
36、24、18、12、9、6Mbpsへ自動的にリ ン ク速度を切り 替えま
は14チャネル(1∼14ch)、IEEE802.11gでは13チャネル(1∼13ch)
す。
が使用で き ま す。互いに隣 接する無線 ネットワーク でチャネルを
また、リンク 速度の最大値 を指定した 自動切り替え も可能です。
別々にすることにより 、電波干渉を防止し 、ネットワークのス
例えば、IEEE802.11aで最大リ ン ク 速度36Mbpsとすると 、36、
ル ー プ ッ トを向上 させます 。
24、18、12、9、6Mbpsの範囲内で リンク速 度を切り 替えます。
■IPトンネル 機能
※1 無線LAN規格の理論値であり 、実際のデータ転送速度を示す
固定IPアドレスを設定した無線端末が、ルータを越えた異なるI P
も の で は あ り ま せ ん。
セ グ メ ン トへ移動(ロ ー ミ ン グ)した場合で も、IPアドレスの設定
■強固な セキュリティを実 現
を変更せ ず に 通 信が行 えます。
最新のセキュリティWPA(AES)、WPA(TKIP)、WPA-PSK(AES)、WPA-
■ス テ ー シ ョ ン機能 を搭載
PSK(TKIP)に対応。WPAを使用せずにAES 128bit、AES-OCB
アクセスポイントとステーションで2つの有線LANを相互(LAN間)
128bit、WEP(RC4) 64、128、152bitを単独で使 用することもでき
接続 できます 。
ます。さらにWSL(Wireless Security Link：独 自 暗 号)と併用す
■タ グVLAN機 能
ることで、 より強固 なセキュリティを実 現します。
タグVLANに対応。ネットワークの物 理 的 な構成にとらわれず、
IEEE802.1X(EAP-TLS、PEAP)にも対応しています。
ネットワーク上 の端末の仮 想 的なグループ を最大17グループまで
■Wi-Fi準拠の無 線LAN機器と相互通信 が可能
設定す る こ と が で き ま す 。
「FLEXLANシリーズ」以外 の無線LANカード、無線LAN内蔵ノート
■ WDS対 応
PC、プリンタなどWi-Fiに準拠した機器と基本機能での通信が可
AP間通信機能であるWDSに対応。無線通信のリピータとして、あ
能です。無線LAN資産を最大限に活かすことができます。
るいは有線LANへのブリッジとして 無線ネットワーク を構成する
(注)すべての機器と の接続を保証 するものではありません。
こ と が で き ま す。
「FLEXLANシリーズ」以外の製品ではIPトンネルなどの拡 張
機能は使 用できません。
■ QoS対 応
VoIPなどの特定 の通信のために帯域 を確保し 、通 信 品 質を保証す
る技術で あ る QoS(Quality of Service)に対応。
* 最新のファームウェア他は、ホームページ(http://
www.contec.co.jp/download/)よりダ ウ ン ロ ー ド可能です。
FX-DS540-APD(af)
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製品仕様
◆製 品 仕 様
項目
仕様
IEEE802.3(10BASE-T)
イーサネット規格
有線
LAN部
IEEE802.3u(100BASE-TX)
データ転送速度
10/100Mbps
アクセス方式
CSMA/CD
通信方式
半二重(Half Duplex)、全二重(Full Duplex)
1(10BASE-T/100BASE-TX)
ポート数
伝送形式
IEEE802.11a準拠 OFDM(直交周波数分割多重)方式
チャネル
4ch(34、38、42、46)
データ転送速度 (※1) 54、48、36、24、18、12、9、6Mbps(固定/自動)
IEEE802.11a
アクセス方式
CSMA/CA + ACK(RTS/CTS)
無線カテゴリ
小電力データ通信システム(5.150 - 5.250GHz)
空中線電力
10mW/MHz以下
WEP(64/128/152bit)またはWPA(AES) (128bit)
セキュリティ
またはWPA(TKIP) (256bit)またはAES-OCB(128bit) /
WSL(独自暗号) (上記4種のいずれかの暗号と併用可能)、
MACアドレスフィルタリング、IEEE802.1X
伝送形式
IEEE802.11b準拠 DSSS方式
チャネル
14ch(1 - 14)
データ転送速度 (※1) 11、5.5、2、1Mbps(固定/自動)
無線
IEEE802.11b
LAN部
アクセス方式
CSMA/CA + ACK(RTS/CTS)
無線カテゴリ
小電力データ通信システム(2.400 - 2.497GHz)
空中線電力
10mW/MHz以下
セキュリティ
WEP(64/128/152bit)またはWPA(AES) (128bit)
またはWPA(TKIP) (256bit)またはAES-OCB(128bit) /
WSL(独自暗号) (上記4種のいずれかの暗号と併用可能)、
MACアドレスフィルタリング、IEEE802.1X
伝送形式
IEEE802.11g準拠 OFDM(直交周波数分割多重)方式
チャネル
13ch(1 - 13)
データ転送速度 (※1) 54、48、36、24、18、12、9、6Mbps(固定/自動)
IEEE802.11g
アクセス方式
CSMA/CA + ACK(RTS/CTS)
無線カテゴリ
小電力データ通信システム(2.400 - 2.4835GHz)
空中線電力
10mW/MHz以下
WEP(64/128/152bit)またはWPA(AES) (128bit)
セキュリティ
またはWPA(TKIP) (256bit)またはAES-OCB(128bit) /
WSL(独自暗号) (上記4種のいずれかの暗号と併用可能)、
MACアドレスフィルタリング、IEEE802.1X
通信速度
1200 - 115200bps
シリアルポート
データビット
8bit
通信条件
ストップビット
1bit
パリティ
なし
アンテナ形状
ダイポール型ダイバーシティアンテナ
コンパクトフラッシュスロット
CF TYPEⅡ
外形寸法(mm)
255(W)×165(D)×37(H)
質量
0.7kg
ACアダプタケーブル長
1.5m
※1 無線LAN規格の理論値 であり、実際 のデータ転送速度を示すものではありません。
◆ソ フ ト ウ ェ ア仕 様
項目
実装プロトコル
仕様
IP(RFC791)、ICMP(RFC792)、UDP(RFC768)、TCP(RFC793,896)、ARP(RFC826)、
HTTPD(RFC1866)、TELNET(RFC)、FTPD(RFC959)、DHCP(RFC2131)
FX-DS540-APD(af)
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◆本体設置環境条件( 環境仕様)
本体設置環境条件( 環境仕様)
項目
仕様
3.3 - 3.6VDC (DCジャック)
入力電圧範囲
36 - 57VDC (PoE)
定格入力電流
3.3V 1.3A (Max.)
動作周囲温度
0 - 50℃
動作周囲湿度
10 - 90%RH (ただし、結露しないこと)
浮遊粉塵
特にひどくないこと
腐食性ガス
ないこと
許容瞬時停電時間
17ms以内(100VAC＠25℃)
48V 0.13A(Max.)
低電圧検出時、自動的にリセットを行う
ACアダプタ環境条件( 環境仕様)
項目
仕様
入力電圧範囲
90 - 264VAC
定格入力電流
0.3A (Max.)
周波数
47 - 63Hz
定格出力電圧
3.3VDC
定格出力電流
2.5A(Max.)
外形寸法(mm)
44.8(W)×30.1(D)×57.4(H) ※ただし、突起物は含まない
質量
100g
使用周囲温度
0 - 40℃
使用周囲湿度
20 - 90%RH(ただし、結露しないこと)
浮遊粉塵
特にひどくないこと
腐食性ガス
ないこと
無線接続モードの説明
本製品には、3 つの無線接続モードがあり、無線接続モードによって使用できる機能やネットワーク構成が変わります。使用するネット
ワーク形態に 合った無 線 接 続モードで 本製品をご使 用ください。
出荷時設定は、スタンダード インフラストラクチャモードになっています。
◆スタンダード インフラストラクチャモード
アクセスポイント(AP)を核にして配下にユーザーユニット(ステーション)を配置した構成ができます。複数のAPを設置することで、広範囲
な無線LANを構築することができます。無 線 端 末 間の通信は、必ずAPを経由します。
「FLEXLANシリーズ」無線機器の独自仕様であるため、APおよび無線端末は「FLEXLANシリーズ」のものである必要があります。
ネットワーク A
ネットワーク B
FS : ファイルサーバ
ルータ
POW
ER
ON
OFF
MG
MT
10/
100M
WLI
NK
LIN
K/AC
T
WTX/W
RX
FDX
/COL
MG
M T
CF2
OWER
P
AP1
WLI
N K
ON
O F
WTX/W
R X
10/
1 0M
LIN
K /
ACT
F2
C
: 無線接続
: 有線接続
FDX
/ C
OL
AP2
FS
UU1
UU2
MGMT
OWER
P
O W
P
ER
ON
OFF
MGMT
10
/100
M
LINK
W
LI
NK/A
CT
WTX
/WRX
ON
WLINK
OF
WT
X/WRX
0/10M
1
INK/
L
ACT
DX/C
F
OL
CF2
ST2
CF2
FD
X/CO
L
ST1
HUB
ネットワーク B
( 注 )「ステーションとして動作している AP」とは、ユーザーユニットと同じ立場にある、
「AP に管理されている ( ログインしている )AP」のことです。
上記のスタンダード インフラストラクチャモードでは、 すべての無線端末はユニットタイプAPを介して通信を 行います。ローミング機能
をサポートしていますので、電波の届く範囲なら、どのユニットタイプAPにもログイン することが 可能です。
IPトンネル機能を正常 に動作させるためには、全APの内１台をマ ス タ APに設定する必要があります。
・特長
(1) ス テ ー シ ョ ンとしてAPを収容す る こ と が で き る。
(2) IPトンネル機能 を使えばIPアドレスの 変更を気に す る こ と な く、ルータ を越えて通 信できる。
(3) ユニットタイプAPへのログインを制限 することができる(セキュリティ 機能) 。
(4) WSL(Wireless Security Link) によりセ キ ュ リ テ ィ を 向上で き る 。
FX-DS540-APD(af)
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◆コンパチブル インフラストラクチャモード
◆無 線 接 続モ ー ドと通信
「FLEXLANシリーズ」 以外の、Wi-Fi認定を取 得した 他社製無線機
ここでは、AP/ユーザーユニットの 無線接続モードに よ り 、どの
器と混在使用 できます。無線端末間の通 信は、必ずAPを経由しま
無線端末間が 通信可能か 、表にまとめています。
す。
■［表の見方/ 注意 ］
▼注意
1.
UUは、ユーザーユニット の略です。
2.
AP⇔UUとは、ユニットタイプAPとユーザーユニット間の通信
コンパチブル インフラストラクチャモード は、Wi-Fi対応の他
社製品との 相互間接続 を保証するものではありません。
です。
3.
ネットワークA
FS : ファイルサーバ
MG
M T
OWER
P
ON
O FF
WLI
N K
TX/W
W
R X
: 無線接続
: 有線接続
10/
100M
LIN
K/ACT
F2
C
FDX
/COL
AP
AP無線接続モード
FS
MG
MT
ON
OF F
OWER
P
STとは、ユーザーユニット と同じ立 場に あ る、「APに管理さ
れ て い る(ロ グ イ ンしている)AP」のことです。
通信可能端末
AP⇔UU
AP⇔ST
スタンダード インフラストラクチャ
○
○
コンパチブル インフラストラクチャ
○
○*1
アドバンスド インフラストラクチャ
○
○
10/
100M
LIN
K/ACT
WLI
NK
TX/W
W
RX
F2
C
FDX
/COL
ST
UU1
*1
UU2
コンパチブル インフラストラクチャモードでの ステーショ
ン対応機種(FX-DS540-APDL/APL)でのみ使用できます。この
とき、ステーションには1 台のみPC(ノード) を接続すること
PC
コンパチブル インフラストラクチャモードでは、 スタンダード
ができます。
インフラストラクチャモードと同様、すべての無 線 端 末はAPを介
して通信を行います。 ローミング機能をサポートしていますの
で、電波の届く 範囲なら、ど のユニットタイプAPにもログインす
る こ と が可能 です 。
ユニットタイプAPは、単純なブリッジとして 動作するため 、独自
機能は使 用できません。
◆アドバンスド インフラストラクチャモード
アドバンスド イ ン フ ラ ス ト ラ ク チ ャ モ ー ドは、ス タ ン ダ ー ド イ
ンフラストラクチャモードと コンパチブル インフラストラク
チ ャ モ ー ドを複合 したモ ー ドです。
ネットワーク A
MGMT
PO W E R
ON
OF
WLINK
W TX / W R X
FS : ファイルサーバ
: 無線接続
10 / 1 0 M
LI N K /A C T
CF 2
FD X / CO L
AP
: 有線接続
FS
UU2
UU1
UU2
MGMT
POWER
PO W E R
ON
OFF
MGMT
1 0/ 1 0 0M
WL I N K
L IN K / AC T
WT X/ W R X
ON
OF
1 0 /1 0 0 M
WLINK
L I NK / A CT
W TX / W R X
F D X/ C O L
CF2
ST2
CF 2
F DX / C OL
ST1
HUB
ネットワーク B
( 注 )「ステーションとして動作している AP」とは、ユーザーユニットと同じ立場にある、
「AP に管理されている ( ログインしている )AP」のことです。
スタンダード インフラストラクチャモードに 設定さ れ た 端末
は、スタンダード インフラストラクチャの 独自機能を使 用でき
ます。
コンパチブル インフラストラクチャモードに 設定さ れ た 端末
は、単純なブリッジは行えますが、スタンダード インフラスト
ラクチャの 独自機能 は使用できません。
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◆主 要 機 能 比 較
FX-DS540-APD(af)には、3つの無線接続モードがあります。無線接続モ ー ド ごとに使用できる 機能が異なります。ここでは、各モードと主
要機能の対応 、機能の簡 単な説明をしています。
スタンダード
設定項目
インフラストラクチャ
コンパチブル
アドバンスド
インフラストラクチャ インフラストラクチャ
モード
モード
モード
ローミング
○
○
○
IPトンネル
○
×
○ *1
ステーションAPの接続
○
○ *2
○
SNMP
○
○
○
ログ収集機能
○
○
○
MACアドレスフィルタリング
○
○
○
ブリッジパケット制御
○
○
○
WSL (独自暗号)
○
×
○ *1
暗号化
○
○
○
IEEE802.1X(EAP-TLS、PEAP)
○
○
○
Super A/G
○
○
○
VLAN機能
○
○
○
WDS機能
○
○
○
*1 コンパチブル イ ン フ ラ ス ト ラ ク チ ャ モ ー ドの機 器 間 では 利用できません。
*2 コンパチブル インフラストラクチャモードで のス テ ー シ ョ ン対応AP(FX-DS540-APDL/APL)使 用 時
■ローミング
ユーザーユニットが複数のAP間を移動しながらログインできるローミング機能が使用可能です。ローミング機能により大規模な無線LANが
構築 できます 。
■ IPト ン ネ ル
IPアドレスを加工して、異 なるネットワークグループに属するAPからでも目的のネットワークグループに接続で き る機能です。アドバンス
ド インフラストラクチャモードとスタンダード インフラストラクチャモードで 使用可能 です。
■ス テ ー シ ョ ン APの接 続
ステーション(ユニットタイプST)とは、無線端末になるように設定したAPのことで、他のAPにログインします。ブリッジとして使用する際
な ど に 使い ま す。
■ SNMP
SNMP対応のネ ッ ト ワ ー ク管理ソ フ ト ウ ェ アで、リモート管 理できる機能です 。すべてのモード で使用できます。
■ロ グ収 集 機 能
APにログインした 無線端末のリ ス ト や時間な ど の イベント 情報を収集す る機能です。
■MACアドレスフィルタリング
登録したMACアドレスをもつ端末の み接続可能にします。
■ブリッジパケット制御
登録したMACアドレスをもつネットワーク機器か ら の データのみをAPが端末に通すことができる機能です。MACアドレスを登録し な い 場合
は、無線・無 線 間 の端末 の通信を拒 否できます。
■WSL (独自暗号)
WSL(Wireless Security Link)はFLEXLANシリーズの機 器だけが搭 載する独自暗号で、単独使用の ほ か、WEPやAESなどの他 の暗号化 と同時
に使用することも可能です。WSLを使用している機器と使用し て い な い機器間の通信はできないことにご注意ください。
■暗号化
無線データの暗号化を行う機能です。暗号化には、WEP、AES、AES-OCB、TKIPの4つの方式があり、そのうちAESとTKIPはWPAまたはWPA-PSK
で使 用 で き ま す。
■IEEE802.1X(EAP-TLS、 PEAP)
電子証明書を使用して認証 を行います。認証後、WEPが有効になっているとき、APからWEPキーが動的に配信されます。
APのユニットタイプがス テ ー シ ョ ンのときは、IEEE802.1Xの機能を使用 することができません 。
■ Super A/G
Atheros Communications社が提唱する通信高速化技術です。データパケットサイズ を拡張してデータ 転送効率を向上さ せ る 「ファーストフ
レーム」、パケット間の待ち時 間を短縮する「バースティング」、データをリアルタイム で圧縮・伸長する「コンプレッション」の3 技術
により、無線LANのスループット向上 を実現しています。
■ VLAN機 能
ネットワークの物理的な構成 にとらわれず、ネ ッ ト ワ ー ク上の端末の仮想的なグループを設定する機能です。
■ WDS機 能
AP間の無線通信機能です。APとしてユーザーユニットとの通信を 行いながら複数のAP間で無線通信ができます。
製品の価格･仕様･色･デザインは、予告なしに変更することがあります。
FX-DS540-APD(af)
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