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1 永住者の資格で、1 年以上海外に滞在して日本に帰国する場合、再入国許可をとる 必要はあるか? → 永住者であっても、1 年以上海外に滞在する場合は、出国前に、住居地を管轄 する地方入国管理官署で「再入国許可」を取得する必要があります。新しい在留 管理制度の「みなし再入国許可」は、出国の日から 1 年以内、在留期限が 1 年未 満に到来するときはその期限までに再入国する場合に限られます。 「みなし再入国許可」での出国が 1 年を超えたときは、永住者であっても在留 資格が失われます。また、 「みなし再入国許可」で出国した人が、病気で入院等 急な事情で 1 年を超える場合でも、海外で「みなし再入国許可」の期間を延長す ることはできませんので注意しましょう。 2 海外に出かけ滞在中に外国人登録証明書の期限が切れてしまうが、どうしたら良い か。 → 新しい在留管理制度の対象となる人が所持している「外国人登録証明書」は、 一定の期間在留カードとみなされますが、外国人登録証明書に記載されている 「次回確認(切替)申請期間」として示された日付は、在留カードとみなされる 期間とは関係ありません。 在留カードとみなされる期間は、【16 歳以上の永住者】が 2015 年(平成 27 年)7 月 8 日まで、【16 歳未満の永住者】は 2015 年 7 月 8 日又は 16 歳の誕生 日のいずれか早い日まで、【16 歳以上の中長期在留者】は在留期間の満了日まで、 【16 歳未満の中長期在留者】は在留期間の満了日又は 16 歳の誕生日のいずれか 早い日までとなっています。 なお、新制度施行後は、住居地を管轄する地方入国管理官署に、在留カード交 付の申請をすれば、原則として、即日在留カードに変更できます。 3 在留カードには就労制限の有無が示されるとあるが、具体的にはどのように記載さ れるのか? → 在留カードには「就労制限の有無」の欄が設けられました。この欄には、在留 資格に応じて、 『在留資格に基づく就労活動のみ可』 、『就労不可』、或いは『就労 制限なし』などと記載されます。 なお、資格外活動の許可を受けている場合は、在留カード裏面の「資格外活動 許可欄」に許可の内容が記載されます。 再入国の上限は 5 年ということだが、長期に海外に滞在する場合、日本の役所等 4 で特別な手続が必要か? → 再入国許可を受けて出国している場合でも、出国中の居住場所を片付けてしま う場合や概ね 1 年を超えるような出国の場合には、市区町村の役所の住民登録の 窓口に「国外転出届」を提出する必要があります。この場合、日本国内に居住し ていないことになります。 国民健康保険や国民年金に加入している人は、加入の基礎となる住所要件がど のように取り扱われるのかについて、加入している国民健康保険などの窓口で相 談してください。 また、所得税や市民税・県民税等についても、出国によって課税や納税がどの ように取り扱われるのか、税務署や市税事務所等所管の窓口で相談ください。 5 住民票はどのようなときに必要になるか? → 役所での申請手続きの際に必要なものは? 住民票の役割の一つに、市町村における住民の居住関係の公証があります。 住民票に記載されている住所・氏名・性別・生年月日などの住民票に関する証明 を「住民票の写し」或いは「住民票記載事項証明」といいます。 「住民票の写し」などの証明書は、学校や勤め先などにおいて居住状況の証明 を必要とする場合等に利用されます。住民票の写しなどの証明書の交付を受けら れる人は、原則として本人及び本人と同一世帯の人とされています。 交付申請にあたっては、申請書のほか、本人確認書類(運転免許証、在留カー ド等の身分を証明するもの)の提示、交付手数料 1 通 300 円などが必要となり ます。