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卒業論文 山国川流域における土地利用と河川水質の関連

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卒業論文 山国川流域における土地利用と河川水質の関連
卒業論文
山国川流域における土地利用と河川水質の関連
2011 年 3 月
北九州市立大学
国際環境工学部
環境化学プロセス工学科
岩山直樹
1
目次(貢数)
1.
要旨/Abstract
2.
緒言
2-1 研究目的
2-2 陸水圏の汚染要因
2-2-1 点源汚染
2-2-2 面源汚染
2-3 河川における汚染物質
2-3-1 窒素
2-3-2 リン
3.
測定方法
3-1 調査対象地概要
3-2 採水方法
3-3 窒素
3-4 リン
3-5 全有機炭素
3-6 各イオン種
4.
結果と考察
4-1 窒素
4-2 リン
4-3 有機炭素
4-4 硫酸イオン
4-5 他河川との比較
5.
結論
6.
参考文献
7.
付録
2
1.
概要
陸水圏における汚染要因として、2つの種類がある。工場排水などに由来し、高濃度の
汚染物質が局地的に負荷される点源汚染と森林、農地などに由来し、低濃度で広範囲に負
荷のある面源汚染である。近年、日本では環境基準の制定や排水処理技術の向上により、
点源汚染による負荷が改善されつつある。しかし、面源汚染に関しては、汚染源の実態が
把握されておらず、対策が遅れているのが現状である。特に点源汚染のない河川の汚染物
質の負荷は山地や農地、住宅地からの栄養塩や有機物による面的負荷が主であり、面源汚
染の把握、対策を行う必要である。
本研究では、流域の 91%を山地、7%を農地が占める山国川を対象とし、河口から源流ま
で約 1km 間隔で連続的に河川水質を測定することで、土地利用と面源汚染との関連を明ら
かにし、山国川の河川水質の管理指針を提示することを目的した。
調査対象河川は山国川(標高 1200m)で日本の九州地方北部にある流域面積 540km2、流路
延長 56km の河川である。採水は晴天が 2 日以上続いた日を採水日とし、2010 年 7 月 21
日、8 月 27 日、9 月 26 日、10 月 15 日、10 月 16 日、11 月 19 日、12 月 24 日の計 6 回、
本流の河口から源流までの 56km 区間の 53 箇所でサンプリングを行った。調査項目として、
全有機炭素(TOC)、全窒素(TN)、全リン(TP)、pH、電気伝導度(EC)、イオン濃度(Na+, K+,
Mg2+, Ca2+, NH4+, Cl-, SO42-, PO43-, NO3-, NO2-) の水質計測を行った。
結果より、TN、NO3--N、SO42-は主に森林地域から、また TP は農業地域からの面的負
荷が認められた。さらに、TN、NO3--N、TP は都市域での負荷も顕著であった。TOC は流
域全体で負荷が認められ、特に都市域での負荷が山地、農地と比較して有意に高かった。
今後、河川管理を行う上で、森林や農地での窒素・リンの流出プロセスの解析及び市街
地ではヨシなどの植物を用いた栄養塩の除去といった対策を行う必要がある。
3
Abstract
River water chemistry is strongly affected by the land use type of the river basin.
Point sources of pollutants are easily recognized and can be protected by controlling the
pollutant source, whereas non-point sources are widely distributed and the concentration
of pollutants are usually low. And hence, non-point source of pollutants are hardly
identified and the method to protect the loading of pollutants from non-point pollutant
source has not been fully established. In this study, we identify the non-point source of
pollutants from the basin of the river with large area of forestry and agricultural area of
artificially managed land in order to establish the appropriate method to protect loading
pollutants from the watersheds. We used the method to determine water chemistry of the
river water at fine scale of ca. 1.0 km interval and obtained the information of dynamics
of the loaded pollutants.
Yamakunigawa River in the northern Kyushu, south-western Japan has been selected
as a research basin. Yamakunigawa River is ranging from 33°72’N to 33°29’N and
131°11’E to 130°57’E (maxim altitude 1200m above area sea level), and the river has
the basin area of 540km2. The total length of the main stream is 56km. Basin of the
Yamakunigawa River is occupied by 91% of the forestry area and 7% of agricultural
area. We analyzed surface river water chemistry at 53 sampling points in the main
stream of the Yamakunigawa River on 21th July, 27th August, 26th September, 16th
October, 19th November, and 24th December 2010 in order to identify the non-point
source of pollutions to the river. Based on the data, we analyzed the relationship
between land use and water chemistry, and then presented basic guidelines for the
management of water quality of the Yamakunigawa River.
Electric conductivity (EC), pH, major cations (NH4+, Na+, K+, Mg2+, Ca2+), anions (F-,
Cl-, Br-, SO42-, NO2-, NO3-, PO43-), total-nitrogen (TN), total-phosphorus (TP), total
organic carbon (TOC) were analyzed.
Discharge of TN, NO3- and SO42- were evident from the forest area, and TP was
mainly discharged from the agricultural area. TN, NO3- and TP were loaded to the river
stream in the urbanized area. Discharge of TOC was observed within wide area of basin,
significantly higher in the urbanized area compared as the forestry and agricultural area.
Thus we identified non-point source of pollutants by fine scale water quality
measurements in the Yamakunigawa River.
In the future, it’s necessary to analyze process of nitrogen and phosphorus run off in
the forestry and agricultural area. And, it’s necessary to measure the removal of
nutrients for plants in the urbanized area.
4
2. 緒言
2-1 研究目的
河川に対する汚染物質の負荷源の中で、山地や農地、住宅地からの栄養塩や有機物の面
的負荷の把握は困難で、面源汚染の低減対策は遅れている。特に流域人口が少ない河川で
の水質悪化は、山地、農地による面的負荷によるものが多く、面源汚染の把握、対策を行
う必要がある。
本研究では、流域の 91%を山地、7%を農地が占める山国川を対象とし、河口から源流ま
で 1km 間隔で連続的に河川水質を採水、測定することで、土地利用と面源汚染との関連を
明らかにし、山国川の河川水質の管理指針を提示することを目的した。
2-2 陸水圏の汚染要因
陸水圏の汚染源として、点源汚染(特定汚染源)と面源汚染(非特定汚染源)の二つが
ある。点源汚染は工場排水などから由来し、高濃度で局地的に汚染物質の負荷がある。対
して、面源汚染は農林地や生活排水などから由来し、低濃度で広範囲に汚染物質の負荷が
ある汚染源である。点源汚染に関しては、環境基準の制定や廃水処理技術の向上によって、
改善されつつある。しかし、面源汚染は汚染源の実態が把握されておらず、対策が遅れて
いるのが現状である。
5
図 2.1 陸水圏における点源汚染と面源汚染の流入
※参考文献(日本水環境学会)
2-2-1 点源汚染(特定汚染源)
点源汚染(特定汚染源)とは、一般の工場・事務所、家庭など汚染物質の発生源を点(ポ
イント)で特定汚染源のことを指す。点源汚染は汚染が特定しやすいことから水質規制に
よって、対策・改善が進んでいる。
2-2-2 面源汚染(非特定汚染)
面源汚染(非特定汚染)とは、汚染物質の排出源が面的に散在し、特定することが困難
な汚染源のことを指す。面源汚染の特徴としては、天候によって間欠的でかつ面的に広が
った状態で発生、負荷状況の把握が困難、未処理のまま表流水系へ流入する、気候条件に
依存し場所や時期で変化するといったものがある。面源汚染に求められる対策課題として、
面源汚染の把握の精度向上や市街地や農地等の管理者への対策の普及の啓発などを行う必
要がある。
6
2-3 河川における汚染物質
2-3-1 窒素
水中に含まれるすべての窒素化合物(総窒素)は無機態窒素と有機態窒素に大別され、
無機態窒素はアンモニウム態窒素、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素に、有機態窒素はタンパク
質に起因するもの(アルブミノイド窒素等)と非タンパク性のものに分けられる。(図2-2)
有機態窒素は、藻類等の体内に取り込まれたものとそれ以外のものという意味で、粒子性
有機態窒素と溶解性有機体窒素に区別する場合がある。無機態窒素にも粒子性ものが無い
わけではなく(懸濁粒子に吸着されているもの等)、ほとんどの部分は溶解性である。
図2.2 水中における窒素の形態
有機態窒素は、微生物の働きによってアンモニウム態窒素に分解される。好気的環境で
アンモニウム態窒素は更に硝化菌の働きによって亜硝酸態窒素から硝酸態窒素へと変化し、
この変化を硝化という。嫌気的環境では、逆に硝酸態→亜硝酸態→アンモニウム態という
変化が起こり、硝酸態窒素や亜硝酸態窒素の一部は、脱窒菌(嫌気的条件下で硝酸、亜硝
酸中の酸素を呼吸基質として利用できる細菌群を指し、硝酸、亜硝酸中の窒素はガスの形
態に還元される)の働きで窒素ガスとして大気中に揮散する。(図2.3)
図2.3 水中における窒素の循環
窒素は生物体を構成する主要元素の1 つであり、特に植物の生育にはリン、カリウム等と
ともに重要な元素で、窒素化合物を多く含む河川水が、湖沼、内湾等の閉鎖性水域に流入す
れば、その水域の富栄養化が促進される。無機態窒素はいずれの形でも植物の栄養素として
7
利用され、閉鎖性水域における生物の内部生産を考えるうえで主な要素となる。湖沼及び海
域についてリンとともに窒素の環境基準が定められている。
2-3-2 リン
リンは窒素と同様に栄養塩の一種である。リンは生活排水や合成洗剤から栄養塩として
河川に流入する。リンは水中で様々な形態で存在し、有機態と無機態、溶解性と粒子性に
区別され、無機態リンはさらにオルトリン酸と重合リン酸塩に分けられる(図 2.4)。
図 2.4 水中におけるリンの形態
リンはしばしば低濃度で存在するので、植物プランクトンに対し普遍的な増殖制限要因
である。ほとんどのリンは、生物的に利用できない粒子の形で存在している(HORNE and
GOLDMAN:1983)。さらに、集水域における植物の根と土壌は窒素よりもリンの方をは
るかに多量に保持する。生きた動植物が必要とするリンの量は窒素に比べはるかに少ない。
普通、N:Pの濃度比は10:1 であって、これよりも高い比を示す場合はリンの欠乏を示
している。集水域では、リン酸態リンはカルシウムやアルミニウム・鉄と結合して土に吸
着されるため、肥料からのリン酸態リンでさえも、やがて植物の成長に役たたなくなる。
したがってリン酸態リンは地下水とともに容易に移動して表層流にはいりこむことはなく、
河川における多量のTPの流入は、主として洪水や台風の
際に撹乱された土地からの土壌
粒子侵食によるものである。溶解性リン酸の供給源は家庭排水、農業排水およびいくつか
の産業排水であり、これらの排水は人為的富栄養化を引き起こしてきた。下水の2 次処理
水は5-8ppmのPO4-Pを含んでいる。
3. 測定方法
3-3 調査地
調査地である山国川は、大分県山国町の英彦山(標高約 1200m)にその源を発し、同市、
山国町、耶馬溪町を貫流し、山移川・跡田川等の多くの支流を合わせ、周防灘に注ぐ、河
川流路延長 56km、流域面積 540km2 の一級河川である。流域の土地利用は山地等が約 91%、
田畑等の農地が約 7%、宅地等の市街地が約 2%であり、流域のほとんどを山地、農地が占
8
めている特徴を持つ河川である。河床勾配は上中流部で 1/200 以上、下流部でも 1/500~
1/1000 となっている。1965 年から 1984 年まで 20 年間の気象庁資料によると年平均降水
量は源流付近の英彦山山系で約 2200~2500mm、中流域の耶馬溪一帯で約 1800mm~
2000mm、下流域の中津平野部で約 1550mm となっており、標高が増すと同時に降水量が
増加している。
また、中流にある耶馬渓ダムで赤潮が度々、確認されており、ダム放流水による富栄養
化物質の負荷が懸念されている。
下流(中津市)
中流(鮎帰りの滝)
上流(魔林峡)
図 3.1 上流、中流、下流における山国川の景観
9
3-2
採水方法
本研究では、山国川の河口から源流まで 1km 間隔で連続的に 52 箇所、耶馬渓ダム放流
水1箇所の計 53 箇所を採水した。
河川水の採水は、2日以上晴天が続いた日で行った。採水部位は、水面から水深の 2 割
程度の深さとした。採水は、2010 年 7 月 21 日、8 月 27 日、9 月 26 日、10 月 16 日、11
月 19 日、12 月 24 日の計 6 回行った。
図 3.2 山国川における採水地点
10
表 3.1 山国川測定点の詳細
採水
河口から
ボトル
の 距 離 最寄の橋
の番号
[km]
緯度
度
経度
分
秒
度
分
秒
1
0 河口
33
72
2.69
131
11
4.89
2
1 河口2
33
36
37.75
131
10
48.19
3
2 山国橋
33
36
19
131
11
37.54
4
3 山国大橋
33
35
59.51
131
10
35.9
5
4 山国大橋2
33
35
15.57
131
10
24.08
6
5
市場橋(事
33
25
0.02
131
10
25.12
7
6 市場橋2
33
34
30.48
131
10
37.37
8
7 恒久橋
33
34
5.0
131
11
1.98
9
8 新山国大橋
33
33
43.1
131
11
19.78
新山国大橋
33
33
7.21
131
11
17.47
33
33
1.34
131
11
22.8
務所前)
10
9
11
10
12
11 三原橋
33
31
36.94
131
9
59.63
13
12 三原橋 2
33
31
27.73
131
10
8.04
14
13.5 三原橋 3
33
30
43.4
131
10
27.76
15
15 太平橋
33
30
26.53
131
10
31.82
16
16 青の洞門
33
29
43.45
131
10
23.91
17
17 羅渕橋
33
29
31.81
131
10
8.09
18
18 七仙橋
33
29
22.84
131
9
41.78
19
19 早瀬橋
33
28
54.78
131
9
37.77
20
20 中川原橋
33
28
47.13
131
9
7.78
21
21 馬溪橋
33
28
15.49
131
8
54.98
22
22 きい橋
33
28
6.72
131
8
5.65
23
23 小友田橋
33
28
4.7
131
7
40.88
24
24 津民大橋
33
27
47.81
131
6
51
25
25 サイクリング
33
27
24.41
131
6
57.81
26
27 中津笛橋
33
27
2.71
131
6
53.96
27
27.5 ダム水合流
33
26
52.88
131
7
2.04
2
新山国大橋
3
11
3-3
やながひら
33
26
37.8
131
6
36.61
30 とよ入り口
33
26
10.48
131
6
12.93
30
32 金吉橋
33
25
43.96
131
5
55.34
31
33 みやその橋
33
25
31.14
131
5
39.92
32
34 江渕橋
33
25
30.55
131
5
14.59
33
35 沈下橋①
33
25
22.24
131
5
26.22
34
36 諏訪橋
33
25
4.26
131
4
17.52
35
37 御幸橋
33
24
33.31
131
4
16.04
36
38 大勢橋
33
24
20.48
131
3
49.12
37
39 中央橋
33
24
14.25
131
2
32.16
38
40 ひこみ橋
33
24
29.98
131
1
52.5
39
41 飛雲橋
33
24
47.69
131
1
34.37
40
42 沈下橋②
33
25
0.53
131
1
15.04
41
43 屋田ヶ瀬橋
33
25
28.06
131
0
31.15
42
44 念仏橋
33
25
49.9
131
0
6.76
43
45 田良川橋
33
26
5.65
130
59
52.64
44
46 大曲橋
33
26
16.37
130
59
36.93
45
47 沈下橋③
33
26
36.33
130
59
22.32
46
48 新谷橋
33
27
9.08
130
59
17.65
47
49 沈下橋④
33
27
30.09
130
59
20.83
48
50 坂内橋
33
27
48.74
130
59
18.53
49
51 どうもと橋
33
28
8.39
130
59
12.7
50
52 くわはら橋
33
28
48.88
130
59
33.69
51
55 山国川源流
33
29
44.54
130
57
49.1
52
27
放流水合流
33
26
46.19
131
6
55.66
53
27 ダム放流水
33
26
56.04
131
7
14.91
28
29
29
橋
前
窒素
3-3-1 全窒素(TN)
全窒素はペルオキソ二硫酸カリウム・水酸化ナトリウム分解紫外線吸光度法を用いて測
定を行った(Wetzel and Gene:1979)。この方法ではペルオキソ二硫酸カリウム・水酸化ナ
トリウムによりサンプル中の窒素をすべてNO3-にし、それを220nmで図測るものである。
以下の手順で測定を行った。
12
試薬の調製及び定量
1.混合試薬酸化剤:ペルオキソ二硫酸カリウム25g、ホウ酸15g、3.75M水酸化ナトリウ
ム水溶液50mlをイオン交換水に入れ500ml に調製した。
2.硝酸カリウム標準液:硝酸カリウム7.2182gをイオン交換水に溶解し、溶液1L を調整
する。この溶液は1000mg/Lとなる。これをもとに0、0.5、1、2mg/Lの4つの濃度の水
溶液を調製した。
3.共栓付き試験管にサンプルと硝酸カリウム標準液をそれぞれ5mlずつとり、それらに混
合試薬を5mlずつ加えた。
4.サンプルと4つの濃度の硝酸カリウム水溶液に混合試薬を加えたものを密封し、121℃
で30 分オートクレーブ処理を行った。
5.220nmの波長でまず硝酸カリウム水溶液の濃度を測り、検量線を作成する。
6.3で作成した検量線を基に、各サンプルのNO3-濃度を測定した
3-3-2無機態窒素
無機態窒素は硝酸態窒素(NO3--N)、アンモニア態窒素(NH4+-N)、亜硝酸態窒素(NO2--N)
の合計である。
無機態窒素の測定はイオンクロマトグラフィーを用いて以下の測定原理で行った。
イオンクロマトグラフィーは溶液中のイオン成分を測定する方法であり、陰イオンクロ
マトグラフィーでは Cl-、NO2-、NO3-、SO42-等、陽イオンクロマトグラフィーでは Na+、
NH4+、K+等の分析に有効であり、分離カラム(イオン交換樹脂)による各イオン成分の保
持時間の差により分離し、分離したイオン成分の導電率を検出して濃度を算出した。
3-4 リン
全リンはペルオキソ二硫酸カリウム分解・モリブデン青法を用いた(Wetzel and Likens:
1979)。以下の手順で測定を行った。
試薬の調製及び定量
1.ペルオキソ二硫酸カリウム水溶液:ペルオキソ二硫酸カリウムをイオン交換水に入れ
5%水溶液を調製した。
2.モリブデン酸アンモニウム水溶液:パラモリブデンアンモニウム3.0g をイオン交換水
に溶かし100mlに調製した。
3.硫酸:濃硫酸35mlを225mlのイオン交換水に加え調製した。
4.アスコルビン酸水溶液:L-アスコルビン酸2.7gを50mlのイオン交換水に溶解し調製
した。
5.吐酒石(酒石酸アンチモニルカリウム)水溶液:0.068gの酒石酸アンチモニルカリウ
ムをイオン交換水50mlに溶かし水溶液を調製した。
6.混合試薬酸化剤:上で調整したモリブデン酸アンモニウム水溶液と硫酸、アスコルビ
13
ン酸水溶液、酒石酸アンチモニルカリウム水溶液を2:5:2:1の割合(体積比)で
混ぜ調製した。
7.標準リン酸塩溶液:105℃、24時間乾燥させた1.433gのリン酸二水素カリウムを水に
溶かし、溶解後1Lに希釈する。この溶液は1000mg/Lとなる。これをもとに0、
0.5、1.0、2.0mg/Lの濃度の溶液を調整した。
8.共栓付き試験管にサンプルと標準リン酸溶液5つをそれぞれ10mlずつとり、それらに
5%ペルオキソ二硫酸カリウム水溶液を1.6mlずつ加えた。
9.サンプルと4つの濃度の硝酸カリウム水溶液を121℃で30分オートクレーブ処理を行
った。
10.調製した混合試薬を1.16mlずつ加えた。
11.混合試薬を加えた後2時間以内に880nmの波長で測定する。標準リン酸溶液で検量線
を作成したあとにそれを元にサンプルの濃度を測定した。
12.残ったサンプル液などの廃液はモリブデン及びアンチモンが含まれているので廃液タ
ンクに保管し、重金属処理を行った。
3-5 全有機炭素(TOC)
全有機炭素は島津製作所製の TOC-VCSH を用い、燃焼酸化-赤外線分析法で測定を行った。
また、不揮発性有機体炭素(NPOC)を全有機炭素と見なして扱う。
3-6 各イオン種
イオン種の測定はイオンクロマトグラフィーを用いて以下の測定原理で行った。
イオンクロマトグラフィーは溶液中のイオン成分を測定する方法であり、陰イオンクロ
マトグラフィーでは Cl-、NO2-、NO3-、SO42-等、陽イオンクロマトグラフィーでは Na+、
NH4+、K+等の分析に有効であり、分離カラム(イオン交換樹脂)による各イオン成分の保
持時間の差により分離し、分離したイオン成分の導電率を検出して濃度を算出した。
14
4. 結果と考察
4-1 窒素
4-1-1 全窒素
TN[mmol/L]
0.25
0.20
7月21日
8月27日
9月26日
10月16日
11月19日
12月24日
0.15
0.10
0.05
0.00
0
20
40
60
河口からの距離[km]
NO3-[mmol/L]
図 4.1 山国川における全窒素の測定結果
0.08
0.07
0.06
0.05
0.04
0.03
0.02
0.01
0
7月21日
8月27日
9月26日
10月16日
11月19日
12月24日
0
20
40
60
河口からの距離[km]
図 4.2 山国川における硝酸態窒素の測定結果
図 4.1 は山国川における全窒素の測定結果、図 4.2 は硝酸態窒素の測定結果を示したもの
である。
図 4.1 より河口から 40km 地点より上流の区間で約 0.02~0.08mmol/L、40km から
13.5km までの区間では約 0.02~0.05mmol/L、13.5km より下流の区間で約 0.02~0.
15
10mmol/L、河口付近では約 0.15mmol/L の濃度になっている。また、硝酸態窒素は河口か
ら 40km 地点より上流では約 0.02~0.08mmol/L、40km 地点から 13.5km 地点の区間では
約 0.01~0.04mmol/L、13.5km 地点より下流では約 0.01~0.07mmol/L、河口付近では、
ほとんど検出されなかった。
40km 地点より上流の区間では全窒素とともに硝酸態窒素の濃度が高くなっており、硝酸
態窒素の負荷が大きいことがわかる。40km 上流の区間の流域はほとんどが森林であるため、
人工林の施肥や森林伐採によるものと思われる硝酸態窒素の面的負荷が原因と考えられる。
13.5km 地点より下流では、住宅地の増加に伴って排出される生活排水由来の負荷があると
考えられる。
4-2 リン
TP[mmol/L]
0.020
0.015
7月21日
9月26日
10月16日
11月19日
12月24日
0.010
0.005
0.000
0
20
40
60
河口からの距離[km]
図 4.3 山国川における全リンの測定結果
図 4.3 は山国川における全リンの測定結果を示したグラフである。図 4.3 より、河口から
40km 地点より上流の区間では、全リン濃度は約 0.002~0.003mmol/L、40km 地点から下
流では約 0.003~0.004mmol/L、河口付近では、約 0.004~0.020mmol/L となっている。
河口から 40km 地点で濃度が変化し、これより下流で高い値が維持されている。また、
河口から 4km の区間でも高い値を示している。河口から 40km 地点より上流では森林が主
な土地利用に対して、40km 地点より下流では森林と農地が主要な土地利用になっており、
農地に施肥されたリンが面源として河川に負荷されていると考えられる。また、河口から
4km 地点の区間の高い TP 値は、河口に広がる塩性河畔植生の底質における還元環境下で
の難溶性リン酸塩からのリン酸イオンの溶出が原因として考えられる。
16
4-3 全有機炭素
TOC[ mmol / L]
0.25
7月21日
8月27日
9月26日
10月16日
11月19日
12月24日
放流水平均値
0.20
0.15
0.10
0.05
0.00
0
20
40
河口からの距離[km]
60
図 4.4 山国川における全有機炭素の測定結果
図 4.4 は山国川における全有機炭素の測定結果および耶馬渓ダム放流水の 9 月 26 日~12
月 24 日の測定結果の平均値を示したグラフである。
図 4-4 より全有機炭素は、源流の約 0.02mmol/L から河口に向かって単調増加し、約
0.15mmol/L となっており、流域全体に負荷があることがわかる。河口から 13.5km 地点よ
り下流域と上流域で回帰分析を行い、回帰直線の傾きを分散分析した結果、上流域より有
意に大きくなった。これより、都市域での全有機炭素負荷が森林、農地を流域に持つ区間
と比較して高いことがわかった。また、27.5km 地点において点源汚染が確認できる。この
地点は耶馬溪ダム放流水が流入する地点であり、ダム放流水の TOC が 0.15mmol/L 前後で
推移している。このことから、点源負荷の原因がダム放流水によるものと考えられるが、
因果関係を明らかにするにはフラックス等の調査を行う必要がある。
17
4-4 硫酸イオン
SO4 2 - [mmol/L]
0.50
0.40
7月21日
8月27日
9月26日
10月16日
11月19日
12月24日
0.30
0.20
0.10
0.00
0
20
40
60
河口からの距離[km]
図 4.5 山国川における硫酸イオン測定結果
図 4.5 は山国川における硫酸イオンの測定結果を示したグラフである。硫酸イオンは河口
から 40km 地点より上流の区間で 0.04~0.24mmol/L、40km 地点より下流では、河口に近
づくにつれ約 0.1mmol/L から 0.06mmol/L に減少し、河口付近では 20.0mmol/L になった。
硫酸イオン濃度は河口から 4km 地点での急な濃度変化と 20km 地点から 52km 地点の区
間で高い値を示している。特に 40km から 52km 地点の区間に大きな負荷が見られ、この
区間の硫酸イオンの負荷が山国川の特徴と言える。4km より下流域での濃度の上昇は、海
水の流入によるものと考えられる。
4-5 他河川との比較
4-5-1 比較河川の概要
遠賀川水系彦山川は、福岡県田川郡添田町の英彦山(標高約 1200m)を源流にし、添田
町、大任町、田川市を流れ、遠賀川と合流し、響灘に注いでいる。流域面積は 1026km2、
流路延長 61km である。流域の土地利用は山地が約 80%、農地が約 16%、宅地等市街地が
6%となっている。流域内人口は約 67 万人であり、九州の一級河川では筑後川に次第二位
である。
彦山川は山国川と同じ源流、流路延長を持ち、流域面積は山国川の約 2 倍、流域人口は
約 20 倍ある。流域の土地利用が森林、農地である山国川と、人口、住宅地が集中している
彦山川と比較することで両河川の面減汚染の実態を比較する。
比較データは、彦山川は 2004 年 4 月から 2006 年 5 月の平均値、山国川は 2010 年 7 月
から 12 月の平均値を扱う。
18
TN、 NO 3- [ mmol / L]
4-5-2 窒素
0.18
0.16
0.14
0.12
0.1
0.08
0.06
0.04
0.02
0
山国川TN
彦山川TN
山国川硝酸
彦山川硝酸
0
20
40
河口からの距離[km]
60
図 4.6 山国川、彦山川における窒素の分布
図 4.6 に山国川と彦山川における窒素の分布のグラフを示す。全窒素を見ると河口から
44km 地点から上流では、
両河川ともに約 0.04mmol/L で推移し、44km 地点より下流では、
山国川は 0.04mmol/L から 0.05mmol/L に微増しているのに対して、彦山川は 0.13mmol/L
となっており、山国川と比較して、2 倍以上の値を示した。
硝酸態窒素については河口から 40km 地点より上流の区間では、両河川ともに約 0.03~
0.04mmol/L で推移している。40km 地点より下流では、山国川は約 0.03mmol/L で推移し
ているが、彦山川は 0.04mmol/L から 0.07mmol/L と増加している。
このことより、彦山川は全窒素と硝酸イオンともに局地的な濃度の増加が見られる。
30km 地点より下流は人口、増加に伴う面源汚染と点源汚染が見られる。また森林、農地の
広がる 30km 地点より上流でも、濃度の増加が見られる。
彦山川は点源汚染と面源汚染の両方がある河川であり、山国川は面源汚染が中心である
河川であると言える。
19
TP[ mmol / L]
4-5-3 リン
0.018
0.016
0.014
0.012
0.010
0.008
0.006
0.004
0.002
0.000
山国川
彦山川
0
20
40
河口からの距離[km]
60
図 4.7 山国川、彦山川における全リンの分布
図 4.7 に山国川と彦山川における全リンの分布のグラフを示す。山国川は河口から 40km
地点より上流では約 0.002mmol/L で推移し、40km 地点より下流では約 0.003mmol/L、河
口付近で 0.01mmol/L まで増加している。彦山川は河口から 30km 地点より上流では 0.002
~0.004mmol/L で推移しているが、30km 地点より下流では最大で約 0.015mmol/L まで増
加し、18km 地点より下流で約 0.01mmol/L となっている
このことより、彦山川では中流域より下流で住宅地や市街地が広がっており、生活排水
由来と考えられ負荷が大きいことがわかる。山国川では河口域に塩湿地が発達しているた
め、河口域でのリン酸イオンの回帰が見られ、これが沿岸域の生物生産に貢献していると
考えられる。
20
2-
SO4 [ mmol / L]
4-5-4 硫酸イオン
1.00
0.80
0.60
山国川
彦山川
0.40
0.20
0.00
0
20
40
河口からの距離[km]
60
図 4.8 山国川、彦山川における硫酸イオンの分布
山国川における硫酸イオンの測定結果を示したグラフである。硫酸イオンは河口から
40km 地点より上流の区間で 0.04~0.24mmol/L、40km 地点より下流では、河口に近づく
につれ約 0.1mmol/L から 0.06mmol/L に減少している。彦山川は源流付近では、約
0.01mmol/L であるが、河口に近づくにつれて増加し、河口付近では約 0.6mmol/L になっ
ている。
彦山川では河口から 40km 地点から下流での、旧炭坑由来と考えられる面的負荷が見ら
れた。山国川は 40km 地点から上流で面的負荷があるが、原因の特定にはいたらなかった。
5.
結論
以上の結果より、山国川において窒素は森林からの硝酸態窒素による面的負荷、リンは
農地からの面的負荷、河口域ではリン酸イオンの回帰による増加が認められた。有機物は
河川全体での負荷が認められた。硫酸イオンは他の河川と比べて、上流域での負荷が認め
られたが、原因の特定には至らなかった。
また、今回は晴天時のみの調査であり、河川の面源汚染を考える上で降雨時の流出特性
を把握することが重要であり、降雨時の調査、測定を行い、さらに地理情報システム(GIS)
を用いて土地利用と河川水質の関連を見ていかなければならない。
これらを踏まえて、河川環境管理を行うために、今後、負荷の精確な評価を行うために
森林地域での硝酸態窒素の流出機構、農地でのリンの流出機構を解明し、対策する必要が
ある。
21
6. 謝辞
本研究を行うにあたり、国土交通省九州河川局山国川河川事務所の方々、山国川流域住
民の方々に多大な協力を頂きました。ここに記して深く感謝の意を表します。
7. 参考文献
(1) 日本水環境学会
ノンポイント汚染研究委員会
都市・流域部会
http://www.jswe-nonpoint.com/1/index.html
(2) 山国川河川事務所
(3) 柴田英昭
山国川水系の流域及び河川の概要(案) 第 1 章
大気-森林-河川系の窒素移動と循環
(4) 竹内誠 (1997) 農地からの窒素・リンの流出
流域の自然状況
p78-80
日本土壌肥料学雑誌第 68 巻第 6 号
p708-712
(5) 新矢将尚(2008) ノンポイント汚染-雨天時水質汚濁の現状と対策-生活衛生 Vol.52
No.2 p87-97
(6) 石塚正秀、寺本健士、紺野雅代、井伊博行、平田健正(2005) 紀ノ川下流の淡水域・汽
水域における冬季から夏季の栄養塩・植物プランクトンの現地調査 水工学論文集 第
49 巻 p1591-1524
(7) 杉山直樹、山田俊郎、橘治国(1998) 森林河川の水質特性-漁川を例として- 衛生工学シ
ンポジウム論文集 p264-269
(8) 井出淳一郎 水系の水質形成過程における森林の水質浄化機能の検討 p3-8
(9) 木村園子ドロテア、岡崎正規(2008) 多摩川流域における土地利用と河川水窒素濃度と
の関係 Journal of Geography 117(2) p553-560
(10)
石川智英(2008) 筑後川全流域調査によるリン、窒素、イオウの空間変動特性と他
の河川との比較 p4-19
(11)
松根啓士(2006) フーリエ変換を用いた遠賀川流域における全窒素・全リンの濃度
分布解析法の検討 p3-26
(12)
藤永大輔(2004) 河川水質中の窒素及びリンの時空間分布 p4-28
(13)
若松考志 木平英一 新藤純子 吉岡崇仁 岡本勝男 板谷明美 金玟植(2006) わが国
における渓流水のリン酸態リン濃度とその規定要因 水環境学会誌 Vol29 No.11
p679-686
(14)
篠宮佳樹 山田毅 稲垣善行 鳥居厚志(2006) 四万十川源流部の森林における降雨
時の硝酸態窒素流出特性水環境学会誌 Vol29 No.11 p723-729
22
8. 付録
pH
表 8.1 山国川における pH の測定結果
河口からの
距離(km)
最寄の橋
6月
7月
8月
9月
10 月 11 月 12 月
0河口
6.87
7.65
7.58
6.78
7.88
7.61
7.32
1河口2
7.38
7.74
7.68
7.09
7.9
7.81
7.4
2山国橋
7.06
7.62
7.64
7.26
8.02
7.86
7.7
3山国大橋
6.96
7.52
7.6
7.42
8.06
7.97
7.87
4山国大橋2
6.88
7.32
7.76
7.56
8.19
7.9
5市場橋(事務所前)
6.89
7.31
7.6
7.43
8.28
7.82
7.75
7.26
7.52
7.4
8.31
7.77
7.55
6市場橋2
7恒久橋
6.88
7.26
7.47
7.33
8.33
7.78
7.47
8新山国大橋
6.88
7.22
7.43
7.29
7.91
7.74
7.35
9新山国大橋2
6.88
7.25
7.44
7.26
8
7.59
7.36
10新山国大橋3
6.87
7.23
7.36
7.28
7.89
7.61
7.32
11三原橋
7.55
7.34
7.34
7.82
7.57
7.32
12三原橋 2
7.46
7.34
7.33
7.82
7.59
23
13.5三原橋 3
7.39
7.3
7.33
7.9
7.69
7.34
15太平橋
6.83
7.32
7.3
7.3
7.88
7.69
7.35
16青の洞門
6.89
7.41
7.27
7.33
7.81
7.66
7.27
17羅渕橋
6.87
7.42
7.3
7.33
7.74
7.57
7.32
18七仙橋
6.83
7.57
7.28
7.36
7.77
7.53
7.34
19平瀬橋
6.88
7.59
7.29
7.4
7.75
7.59
7.34
20中川原橋
6.86
7.66
7.3
7.37
7.72
7.57
7.33
21馬溪橋
6.79
7.38
7.32
7.43
7.71
7.49
7.35
22きい橋
6.82
7.34
7.3
7.43
7.74
7.53
7.4
23小友田橋
6.83
7.37
7.33
7.46
7.83
7.63
7.33
24津民大橋
6.82
7.28
7.32
7.43
7.84
7.62
7.42
25サイクリング
6.86
7.33
7.32
7.44
7.77
7.59
7.3
27中津笛橋
6.82
7.28
7.32
7.45
7.88
7.69
7.36
27.5ダム水合流
6.84
7.28
7.32
7.47
7.88
7.7
7.39
29やながひろ橋
6.85
7.37
7.35
7.45
7.84
7.68
7.3
30とよ入り口
6.85
7.33
7.32
7.47
7.87
7.7
7.4
32金吉橋
6.82
7.36
7.34
7.54
7.85
7.71
7.45
33みやその橋
6.83
7.35
7.36
7.31
7.61
7.39
7.38
34江渕橋
6.85
7.34
7.37
7.31
7.68
7.36
7.41
35名称不明①
6.91
7.4
7.37
7.35
7.67
7.42
7.51
36諏訪橋
6.88
7.36
7.39
7.37
7.72
7.45
7.61
37御幸橋
6.18
7.4
7.37
7.41
7.82
7.59
7.62
38大勢橋
6.26
7.34
7.38
7.4
7.81
7.63
7.6
39中央橋
6.22
7.35
7.4
7.38
7.76
7.59
7.55
6.3
7.27
7.37
7.37
7.75
7.55
7.57
6.02
7.28
7.38
7.39
7.71
7.47
7.44
42名称不明②
7.26
7.45
7.34
7.72
7.47
7.46
43屋田ヶ瀬橋
7.22
7.45
7.29
7.62
7.43
7.44
40ひこみ橋
41飛雲橋
44念仏橋
6.27
7.22
7.43
7.3
7.6
7.41
7.39
45田良川橋
6.35
7.28
7.42
7.31
7.55
7.38
7.37
46大曲橋
6.43
7.23
7.39
7.29
7.52
7.38
7.36
47名称不明③
6.48
7.24
7.34
7.3
7.5
7.37
7.37
6.5
7.28
7.37
7.33
7.52
7.4
7.35
49名称不明④
6.59
7.26
7.37
7.34
7.52
7.38
7.33
50坂内橋
6.61
7.19
7.38
7.3
7.49
7.37
7.35
48新谷橋
24
51どうもと橋
6.66
7.22
7.39
7.3
7.51
7.36
7.28
52くわはら橋
6.67
7.11
7.37
7.3
7.49
7.37
7.31
55山国川SP
6.68
6.71
7.57
6.98
7.34
7.25
7.51
27合流前
7.34
7.49
7.88
7.75
7.51
27ダム水
7.39
7.38
7.75
7.7
7.61
電気伝導度
表 8.2 山国川の電気伝導度[μM/cm]の測定結果
河口からの
距離(km)
最寄の橋
7月
8月
9月
10 月 11 月 12 月
0河口
32600 33100 11570 44100 43100 39200
1河口2
10860 17130 27400 42300 37000 32000
2山国橋
2550 11200 24900 41200 36700
3山国大橋
187.9 10580
4山国大橋2
92.7
4660 18010
3510
4700
408
112 142.5 194.5 125.1
5市場橋(事務所前) 104.6
95.5 125.8 111.4 139.3 130.4
6市場橋2
91.4
90.1 141.9 167.5 106.8 108.3
7恒久橋
72.7
84.9 121.8 167.4 103.5 100.4
8新山国大橋
72.2
85.2
111 168.4 105.3 105.6
9新山国大橋2
76
79.2
115 181.2 105.8
97.1
10新山国大橋3
69.9
79.3
99.7 135.4 105.5
131
11三原橋
77.8
72.7 111.7 155.4 103.6
92.2
12三原橋 2
71.9
75 106.4 137.8 100.9
13.5三原橋 3
71.7
75.1 108.9 142.1
97.7
90.3
15太平橋
71.3
74.1 114.5 121.2
97.3
93.6
16青の洞門
73.9
79.9 106.3 146.3 105.9
95.4
17羅渕橋
63.5
79.5 116.4
18七仙橋
66.2
80.8
96.5
19平瀬橋
64.3
79.8
20中川原橋
99
95.9
95
121
94.2
88.8
99.7 114.2
93.5
88.1
65.9
79.4 106.8 137.5
96.8
87.2
21馬溪橋
65.6
80.4
148 101.6
90.6
22きい橋
65.1
79.2 103.9
105
99.6
90.5
23小友田橋
66.3
79.9 103.5 119.1
92.5
86.9
25
99.3
24津民大橋
65.9
25サイクリング
27中津笛橋
99.6
89.2
67.5
83.5 106.6 118.1 101.1
91.9
65.7
84.1 101.3 112.9 100.8
91.6
68
83.8 104.9 109.5 101.3
91
29やながひろ橋
70.1
85.6 100.3 123.7 104.2
94.7
30とよ入り口
70.9
86.3 104.6 122.4 105.7
94.2
32金吉橋
73.3
85.6
95.1 138.9 109.1
92.3
33みやその橋
71.5
87.2
107 141.2 108.8
90.3
34江渕橋
72.6
86 101.9 123.9 108.6
95.2
35名称不明①
72.7
87.7 100.7 126.8 107.5
90.4
27.5ダム水合流
86
96 110.5
36諏訪橋
72
87.1
96.3 135.3 108.8
93.1
37御幸橋
71.9
89
96.9 129.3 107.8
91.7
38大勢橋
73.1
86.5
96.1 125.1 108.8
89.3
39中央橋
73
83.9
93.6 128.8 104.4
88
40ひこみ橋
74.3
88
94 124.4 114.4
89.2
41飛雲橋
74.6
88.8
97.9 139.9 114.2
90.8
42名称不明②
74.9
96.2
99.4 124.2 114.3
90.9
43屋田ヶ瀬橋
74.3
88.2
97 125.4 116.6
90.3
44念仏橋
74.3
88.2
99.8 127.9 115.8
84.5
45田良川橋
74.6
90.1
99.1 138.4 116.5
84.1
46大曲橋
76.3
88.8 100.1 134.1 116.9
83.6
47名称不明③
80.8
94.1 105.1 132.1 118.8
83.9
48新谷橋
77.2
92.1 105.4 121.9 116.4
85.6
49名称不明④
77.4
90.5 105.2 116.6 113.3
83.2
50坂内橋
75.2
88
99 115.3 110.7
81.5
51どうもと橋
73.8
87.4
98.9 109.5 107.8
77.9
52くわはら橋
6.99
90
92.1 103.5
397
74.8
55山国川SP
36.2
45.3
59.6
59.8
44.1
35.9
27山国川直前
99.9
85.3
99.9
122 104.5
91.9
86
62.8
86
83.2
82.5
27ダム水
75.7
全窒素
表 8.3 山国川における全窒素[mg/L]の測定結果
河口からの
距離(km)
最寄の橋
7月
8月
26
9月
10 月 11 月 12 月
0河口
2.409 2.299 1.795 2.608 2.332 2.116
1河口2
1.425
2山国橋
0.951 1.207 1.933 2.563 2.215 0.656
3山国大橋
0.837 1.047 1.619 1.315 0.498
4山国大橋2
1.38 2.329 2.776 2.125 1.755
0.73
0.99 0.838 1.342 0.104 0.368
5市場橋(事務所前) 0.911 0.786 1.513 0.247 0.531 0.565
6市場橋2
0.696 0.774
1.12 0.165 0.454 0.613
7恒久橋
0.716 0.869 1.153 0.185 0.515 0.519
8新山国大橋
0.996 0.729 1.164 0.309 0.354 0.617
9新山国大橋2
0.995 0.963 1.045 0.188 0.266
0.63
10新山国大橋3
0.693 1.196 1.252 0.249 0.238 0.548
11三原橋
0.592 1.038 0.865 0.148 0.438 0.463
12三原橋 2
0.692 1.071 0.894
0.34 0.322
13.5三原橋 3
1.175 1.171 0.992 0.326 0.312 0.606
15太平橋
0.753 1.364 0.934 0.133 0.319 0.459
16青の洞門
0.743 1.044 0.863 0.285 0.849 0.541
17羅渕橋
0.639 0.832 1.029 0.206 0.425 0.529
18七仙橋
0.658 0.927 0.834 0.137 0.501 0.954
19平瀬橋
0.644 0.717 0.751 0.323
20中川原橋
0.661 0.786 0.792 0.169 0.465 0.468
21馬溪橋
0.896 0.679 0.685
22きい橋
0.791 0.634 0.915 0.227 0.425 0.578
0.2
0.31 0.452
0.13 0.389
23小友田橋
0.64 0.613 0.835 0.469 0.817 0.489
24津民大橋
0.709 0.614 0.735 0.239 0.302 0.435
25サイクリング
0.637 0.694 0.834 0.279 0.397 0.526
27中津笛橋
0.828
27.5ダム水合流
29やながひろ橋
0.61 0.969
0.17
0.19 0.345
0.879 0.643 0.894 0.268
0.52 0.619
0.64 0.561 1.009 0.259 0.269 0.412
30とよ入り口
0.627 0.542 0.777 0.313 0.348 0.417
32金吉橋
1.431 0.545 0.718 0.104 0.149 0.342
33みやその橋
0.555 0.519 0.767 0.197 0.512 0.629
34江渕橋
0.744
35名称不明①
0.549 0.442 0.799 0.221 0.122 0.594
36諏訪橋
0.649 0.368 0.741 0.158 0.211 0.375
37御幸橋
0.473
27
0.52 0.992 0.331 0.453 0.458
0.47 0.711 0.206 0.175 0.394
38大勢橋
1.097 0.467 0.753 0.338 0.185 0.602
39中央橋
0.583 0.422 0.771
40ひこみ橋
0.463 0.515 0.959 0.418
0.24 0.658
41飛雲橋
0.423 0.535 0.993 0.364
0.29 0.578
42名称不明②
0.459 0.634 0.928 0.303 0.254 0.485
43屋田ヶ瀬橋
0.504 0.727 0.889 0.332 0.355 0.537
44念仏橋
0.468 0.678
45田良川橋
0.581
46大曲橋
0.504 0.611 1.074 0.374 0.558 0.283
47名称不明③
0.768 0.473 0.856 0.433 0.206 0.389
48新谷橋
0.621 0.631 1.062 0.455 0.319 0.351
49名称不明④
0.466 0.722 0.996 0.461 0.303 0.677
50坂内橋
0.525 0.821 1.181 0.509 0.418 0.507
51どうもと橋
0.576 0.747 1.268 0.973 0.501 0.512
52くわはら橋
1.116 0.796 1.057 0.698 0.677 0.477
55山国川SP
1.288 0.971 0.843 0.374 2.653
0.2 0.164 0.405
0.93 0.415 0.298 0.554
0.6 0.825 0.337 0.262 0.362
0.41
27合流前
0.725 0.734
0.61 0.241 0.471
27ダム水
0.877 0.633 0.594 0.453 0.383
全リン
表 8.4 山国川における全リン[mg/L ]の測定結果
河口からの
距離(km)
最寄の橋
6月
7月
8月
9月
10 月 11 月 12 月
0河口
0.227 0.594
1河口2
0.233 0.167
2山国橋
0.204 0.116
0.16 0.178 0.159 0.118
3山国大橋
0.229 0.203
0.216 0.129 0.138 0.117
4山国大橋2
0.174 0.112
0.143
5市場橋(事務所前)
6市場橋2
0.17
0.411 0.158 0.158 0.314
0.2 0.156 0.213
0.21
0.09 0.119
0.17 0.075 0.101 0.092
0.315
0.315 0.072 0.114 0.089
7恒久橋
0.148 0.092
0.12 0.077 0.101 0.093
8新山国大橋
0.164 0.112
0.138 0.081 0.092 0.103
9新山国大橋2
0.169 0.084
0.126 0.081 0.091 0.097
10新山国大橋3
0.195 0.073
0.134 0.069 0.097
11三原橋
0.078
28
0.09
0.078 0.063 0.105 0.098
12三原橋 2
0.084
0.084 0.068 0.107
13.5三原橋 3
0.077
0.077 0.084 0.107
15太平橋
0.1
0.19 0.081
0.135 0.067 0.102 0.116
16青の洞門
0.177 0.089
0.133 0.083 0.143 0.097
17羅渕橋
0.173 0.068
0.121 0.091 0.105 0.106
18七仙橋
0.168 0.076
0.122
19平瀬橋
0.165 0.063
0.114 0.078 0.105 0.117
20中川原橋
0.159 0.071
0.115 0.089 0.112
0.1
21馬溪橋
0.159 0.114
0.137 0.087 0.097
0.09
22きい橋
0.167 0.051
0.109 0.095 0.106 0.098
23小友田橋
0.154 0.071
0.112 0.087 0.106 0.095
24津民大橋
0.25 0.082
0.166 0.081 0.111 0.102
0.08 0.105 0.095
25サイクリング
0.164
0.1
0.132 0.115 0.116 0.096
27中津笛橋
0.164 0.059
0.111 0.088 0.102 0.098
27.5ダム水合流
0.176 0.077
0.126 0.089 0.107 0.098
29やながひろ橋
0.185 0.099
0.142 0.086 0.108
30とよ入り口
0.165 0.089
0.127 0.104 0.134 0.127
32金吉橋
0.168
0.07
0.119 0.068 0.089 0.091
33みやその橋
0.173 0.066
0.12 0.076 0.095 0.093
34江渕橋
0.151 0.064
0.108 0.072 0.084 0.094
35名称不明①
0.144 0.071
0.107 0.072 0.086 0.104
36諏訪橋
0.148 0.073
0.111 0.077 0.099 0.105
37御幸橋
0.131 0.078
0.104 0.084 0.108 0.102
38大勢橋
0.119 0.075
0.097 0.077 0.104 0.104
39中央橋
0.118 0.061
0.09 0.076 0.101 0.102
40ひこみ橋
0.137 0.036
0.087 0.048 0.086 0.091
41飛雲橋
0.121 0.046
0.083 0.041 0.072 0.077
42名称不明②
0.059
0.059 0.044 0.069 0.094
43屋田ヶ瀬橋
0.037
0.037 0.043 0.067 0.095
44念仏橋
0.112 0.049
45田良川橋
0.108 0.034
46大曲橋
0.105 0.035
47名称不明③
0.109 0.045
0.077 0.035 0.066 0.077
48新谷橋
0.113 0.057
0.085 0.035 0.069 0.078
49名称不明④
0.114
0.097 0.048 0.072 0.084
0.08
29
0.08
0.1
0.04 0.081 0.072
0.071 0.041
0.07
0.07
0.07 0.036 0.071
0.08
50坂内橋
0.111
0.04
0.076 0.046 0.067
0.08
51どうもと橋
0.103 0.056
0.079 0.044 0.069 0.099
52くわはら橋
0.097 0.046
0.071 0.046 0.078 0.078
55山国川SP
0.104 0.024
0.064 0.054 0.353
27合流前
0.1 0.112 0.113
27ダム水
0.073 0.138 0.116
TOC
表 8.5 山国川における TOC[mg/L]の測定結果
河口からの
距離(km)
最寄の橋
6 月[mg/L] 7月
8月
9月
10 月 11 月 12 月
0河口
2.263 1.824 2.279 2.071 1.695 1.368 1.313
1河口2
1.747 1.243 2.111 1.835 1.342
2山国橋
1.63 1.256
2.19 1.283 2.047 2.142 1.351 1.341
1.12
3山国大橋
1.782 1.242 2.007 1.974 1.343
4山国大橋2
1.973
5市場橋(事務所前)
1.549 1.166 2.025 1.932 1.273 1.385 1.139
6市場橋2
1.46 1.106
1.1 1.786 2.104 1.301 1.474
1.142 1.867 1.606 1.169 1.312 1.039
7恒久橋
1.475
1.02 2.062 1.546 1.178 1.283 1.216
8新山国大橋
1.616 1.028
9新山国大橋2
1.662 1.109 2.794 1.357 1.147 1.363 1.152
10新山国大橋3
1.109 2.688 1.377 1.292 1.298 1.202
11三原橋
0.986
12三原橋 2
1.032 2.595 1.253 1.116 1.185
2.43 1.421 1.177 1.433
1.18
2.7 1.144 1.104 1.126 1.181
13.5三原橋 3
0.974 2.573 1.248
15太平橋
2.189 1.026 2.481 1.192 1.121
16青の洞門
1.918 0.934 2.161
1.03 1.142 1.429 1.101
17羅渕橋
1.759 1.032
1.15
18七仙橋
1.908 0.922 1.784 1.019 1.021 1.246 1.202
19平瀬橋
1.766 0.977 1.632
20中川原橋
1.96
1.18 1.297 1.217
1
1.33 1.193
1.28 1.177
0.8 1.047 1.167 1.036
1.68 0.911 1.648 0.839 0.976 1.279 1.019
21馬溪橋
1.833 0.933 1.572 0.767 0.759 0.775 0.907
22きい橋
1.824 0.946 1.468 0.826 0.909 1.089 0.994
30
23小友田橋
1.875 0.861 1.409 0.822 1.106 1.257 1.129
24津民大橋
1.72 0.987 1.331 0.855 0.913 0.916 1.185
25サイクリング
1.785 0.977
27中津笛橋
1.966 1.057 1.271
27.5ダム水合流
1.34 0.952
0.85 0.923 1.223
0.77 0.769 0.766 1.497
1.487 0.855 1.253 0.737 0.724 0.772 0.839
29やながひろ橋
1.638 0.691 1.191 0.737 0.636 0.625 0.807
30とよ入り口
1.307 0.605 1.184 0.788 0.693
32金吉橋
1.322 0.561 0.923 0.683 0.549 0.559 0.672
33みやその橋
1.289 0.589
34江渕橋
1.276 0.647 0.835 0.643 0.541 0.557 0.675
35名称不明①
1.134 0.613 0.859 0.655 0.536
36諏訪橋
1.219 0.648 0.903 0.659 0.507 0.537 0.666
37御幸橋
1.158 0.514 1.012 0.548 0.501 0.475 0.738
38大勢橋
1.058 0.492 0.898 0.514 0.559 0.594 0.716
39中央橋
1.242 0.483 0.772 0.509 0.444 0.421 0.651
40ひこみ橋
1.187 0.486
41飛雲橋
1.077 0.465 0.999 0.536
0.61 0.796
0.9 0.666 0.512 0.632 0.781
0.57 0.723
0.8 0.536 0.562 0.508 0.658
0.48 0.638
42名称不明②
0.502 0.829 0.562 0.423 0.505 0.667
43屋田ヶ瀬橋
0.508 0.822 0.512
0.4 0.456 0.644
44念仏橋
1.028 0.483 0.835 0.607
0.35 0.452 0.593
45田良川橋
1.083 0.504 0.952 0.525 0.408 0.455 0.701
46大曲橋
0.952 0.558 0.997 0.545 0.453
47名称不明③
0.957 0.471 0.847 0.473
48新谷橋
1.069 0.466 1.135 0.622 0.405 0.435 0.669
49名称不明④
0.855 0.412
50坂内橋
0.943
51どうもと橋
0.47 0.779
0.34 0.448 0.958
1.16 0.581 0.378 0.414 0.591
0.68 0.832 0.557 0.337 0.476 0.564
0.78 0.396 0.866
0.54 0.345 0.389 0.579
52くわはら橋
1.053 0.503 0.785 0.482
55山国川SP
0.694 0.296 0.388 0.172 0.166 0.426 0.359
27合流前
0.75
27ダム水
0.32 0.424 0.605
0.61 0.616 0.779
1.679 1.697 1.931 1.893
SO42表 8.6 山国川における SO42-[mg/L]の測定結果
31
河口からの
距離(km)
最寄の橋
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
0河口
1855.2 1703.4 530.92 2408.1 2335.7 2085.7
1河口2
536.53 863.23
2山国橋
233.58 505.89 1220.9 2251.4 1849.3
3山国大橋
604.81 734.18 45.486
4山国大橋2
7.2405 7.5625 7.8198 9.0718 7.1559
1385 2382.7 1515.8 1506.5
917.8 89.954
5市場橋(事務所前) 7.2016 7.2055 6.5538 7.0551 7.2554
6市場橋2
7恒久橋
147.5
7.043
6.5505 6.3456 6.4274 8.1349 7.2874 6.6016
6.174 6.0319 6.3937 6.9664 6.9045 6.3004
8新山国大橋
5.8862 5.2619 6.1166 6.9499 6.6062 7.0132
9新山国大橋2
6.9944 5.5598 6.3967 6.8762 7.2385 7.0045
10新山国大橋3
5.3008 5.0951 7.1186 6.3945
11三原橋
5.7595 4.7347 5.9403 6.4172 6.0907 6.3334
12三原橋 2
6.5467 4.6971
13.5三原橋 3
6.27
6.05 7.1315
6.1236
5.8425 4.7111 6.3938 6.3454 5.7098 6.0089
15太平橋
6.0174 4.5364
16青の洞門
5.5861 4.9033 5.9873 6.6668 5.2954 5.9944
17羅渕橋
5.811 4.9992
5.959 6.4442 5.3014 5.6116
6.571 6.8119 5.3669 6.1259
18七仙橋
5.7169 5.3332 6.2543 6.7823 5.4778 5.4394
19平瀬橋
5.182 5.5423 6.1464 6.5369 5.9285 5.8166
20中川原橋
6.2632 4.8352 6.2704
6.636 6.0846 6.1971
21馬溪橋
5.8796 7.3522
22きい橋
5.4253 5.7863 6.4205 6.4691
6.338 5.8776
23小友田橋
5.7832 5.8102 6.1485 5.9542
5.957 5.6383
24津民大橋
6.4816 6.4053 6.8051 7.4194 7.0535 6.0349
25サイクリング
6.5863 5.9419 6.9479 8.2947 7.5284 6.2241
27中津笛橋
5.9792 6.0018 7.4239 8.0463 7.7436 7.0012
27.5ダム水合流
6.249 6.5197 8.1132 8.3558 9.5062 7.2843
6.294 7.1087 6.6175
29やながひろ橋
6.6861 7.0022 7.3044 10.488 7.9226 7.2254
30とよ入り口
6.9719 7.5101 7.0748 8.1087
32金吉橋
7.8958 7.9245 8.5594
33みやその橋
7.6401 8.1533 8.3832 9.8774 9.6205 8.0914
34江渕橋
7.5654 8.3604 8.5929 10.005
35名称不明①
7.6943 8.8515 7.9614 9.9916 9.4337 7.6875
32
10.11
8.03 7.0196
10.32 7.9471
9.862 7.9161
36諏訪橋
8.8782
8.557 8.2976 10.087 9.8007 8.5777
37御幸橋
7.9429 8.9684 8.1086 10.313
38大勢橋
8.4706
39中央橋
9.5963 8.9529 9.4058 14.001 11.062 9.2322
40ひこみ橋
9.8342 10.831 11.288 17.003 17.731 10.565
41飛雲橋
10.195
42名称不明②
10.432 10.886 12.033 17.594 17.262 10.371
43屋田ヶ瀬橋
10.663 11.674 14.172 18.728 16.189 11.234
9.613 8.3877
8.467 8.9943 11.509 11.132 8.9352
10.97 11.319 17.657 17.178 10.565
44念仏橋
10.31 10.678 12.187 19.261 19.912 11.631
45田良川橋
11.09 13.304 13.032 21.034 22.037 11.721
46大曲橋
11.535 13.386 13.945 21.591 21.727 11.779
47名称不明③
12.307 15.068 13.602 23.213 21.862 12.477
48新谷橋
10.925 10.868 11.333 16.695 16.653 10.152
49名称不明④
9.3323 9.4431 11.167 15.685 15.678 9.6317
50坂内橋
11.838 10.228 10.769
51どうもと橋
8.4619 8.9268 9.9576 12.717 13.084 8.2617
52くわはら橋
7.4156 7.7175 15.189
11.23 19.087 7.8218
55山国川SP
3.7238
3.225 3.3444 3.5556
3.624 3.5035
15.47 15.502 9.7227
27合流前
6.8522 8.1162 8.3452
8.394 7.3161
27ダム水
3.2793 3.7147 3.9355 3.5644 3.5379
NO3表 8.7 山国川における NO3- [mg/L]の測定結果
河口からの
距離(km)
最寄の橋
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
0河口
1河口2
2山国橋
3山国大橋
4山国大橋2
0.9438
2.673 2.3478 3.5909 0.4682 0.8669
5市場橋(事務所前) 1.9349 2.3117 4.0976 0.5905 1.0428 1.6339
6市場橋2
1.3505 1.6161
3.347 0.5714 0.8825 1.6923
7恒久橋
1.4591
8新山国大橋
1.3994 2.0102 3.4127 0.9193 0.8557 1.7776
1.741 3.6136 0.5768 0.8123 1.4754
33
9新山国大橋2
1.5048 2.7847 3.2032 0.6977 1.2004 1.6316
10新山国大橋3
1.2627 2.4564 3.0739 0.5926
11三原橋
1.3235 2.7106 2.2908 0.6248 0.9219 1.5552
12三原橋 2
1.1713 2.5689 2.3719 0.5938 0.9146
13.5三原橋 3
1.3181
2.802 2.1468
0.805 1.6199
0.641 0.7686 1.4295
15太平橋
1.3718 2.8726 2.4614 0.6088 0.8029
16青の洞門
1.3278 2.6207 2.3548 0.7119 1.0374 1.4828
17羅渕橋
1.2781 2.4674 2.4796 0.7337 0.9091 1.4638
18七仙橋
1.2045 2.3575 2.1203 0.4646 0.8081 1.4348
19平瀬橋
1.171 2.2605 1.9548 0.6276 0.8344 1.4577
20中川原橋
1.3585
21馬溪橋
1.2361 2.5829 2.1689
22きい橋
1.1104 2.1744 2.0921 0.7163 0.8723 1.4193
23小友田橋
1.85
1.954 0.6155 0.8242
1.263
1.474
0.601 0.6541 1.4642
1.324 1.9961 2.0164 0.7984 0.8498 1.2836
24津民大橋
1.3667 1.7868
25サイクリング
1.4542 1.6944 2.1176 1.0552 0.9993 1.5056
27中津笛橋
1.3493 1.7242 1.9644 0.7294 0.6825
27.5ダム水合流
29やながひろ橋
30とよ入り口
2.125 0.7771 0.8787 1.4617
1.523
1.3392 1.8395 2.3718 0.7582 0.9643 1.6293
1.4153 2.0716 2.2113 1.0431 0.5617 1.5441
1.362 1.7519 2.2297 0.7785 0.7651 1.6049
32金吉橋
1.4207 1.8248 2.2461 0.7078 0.6866 1.5888
33みやその橋
1.3391 1.7738 2.4101 0.7485 0.2127 1.7949
34江渕橋
1.2607 1.7926 2.2642 0.8169 0.7314 1.6416
35名称不明①
1.3314 1.4931 2.0503 1.4256 0.6676 1.4623
36諏訪橋
1.3895 1.4222
37御幸橋
1.4174 1.4281 2.0886 0.8506 0.6991
1.565
38大勢橋
1.4044 1.5005 2.2789
1.548
39中央橋
1.2028
40ひこみ橋
1.3759 1.9401 2.5435 1.3208 1.2115 1.7613
41飛雲橋
1.4283 2.0515 2.6083 1.3774 1.0711 1.7661
42名称不明②
1.4483
43屋田ヶ瀬橋
1.3051 3.2822 2.6596 1.3937 0.9957 1.9478
44念仏橋
1.3091 2.1917 2.5192 1.3643
45田良川橋
1.1616 2.2376 2.5018 1.3096 1.1275 2.0016
46大曲橋
1.2441 2.1676 2.4896
2.014 1.0419 0.7625 1.5423
1.056 0.8314
1.589 2.1536 1.0459 0.7644 1.5617
2.296 2.5315
34
1.304 1.0804
1.814
1.263 2.7078
1.461 1.1619 1.8566
47名称不明③
1.3238 1.9859 2.3534 1.5016 1.0798 1.7889
48新谷橋
1.5721 2.4912 2.9048 1.7928 1.4595 2.3156
49名称不明④
1.5145 2.3724 3.2197 1.8252 1.5433 2.2921
50坂内橋
1.6928 2.6158 3.1732 2.0081 1.5225 2.3833
51どうもと橋
1.5662 2.7779 3.6077 1.8986
52くわはら橋
1.6216
55山国川SP
2.63
1.646 2.2856
3.372 2.2137 1.8469 2.4866
2.599 2.0213 3.2959 1.8987 1.5591 2.0008
27合流前
1.8266 2.3541 0.7353 0.6223 1.5386
27ダム水
2.8019 1.4918 1.3404 1.3433 1.5229
NH4+
表 8.8 山国川における NH4+ [mg/L]の測定結果
河口からの
距離(km)
最寄の橋
7月
8月
9月
10 月
11 月
12月
0河口
1河口2
2山国橋
3山国大橋
1.963
4山国大橋2
5市場橋(事務所前)
6市場橋2
0.0767
0.018
7恒久橋
8新山国大橋
0.0307
9新山国大橋2
10新山国大橋3
11三原橋
12三原橋 2
0.1196
13.5三原橋 3
0.0124
15太平橋
16青の洞門
17羅渕橋
18七仙橋
19平瀬橋
20中川原橋
21馬溪橋
0.0555
0.1606
35
22きい橋
0.0543
23小友田橋
0.065
24津民大橋
25サイクリング
0.0729
0.019
27中津笛橋
0.0225
27.5ダム水合流
29やながひろ橋
30とよ入り口
0.0286
0.0363
32金吉橋
0.037
0.0634
33みやその橋
34江渕橋
35名称不明①
0.0205
36諏訪橋
37御幸橋
38大勢橋
0.024
39中央橋
0.0561
40ひこみ橋
0.0688
41飛雲橋
0.0457
42名称不明②
43屋田ヶ瀬橋
44念仏橋
0.1187
45田良川橋
0.0153
46大曲橋
47名称不明③
48新谷橋
0.032
49名称不明④
50坂内橋
0.0893
51どうもと橋
0.2829
52くわはら橋
0.0495
0.0311
55山国川SP
0.0512
合流前
ダム水
0.0192
彦山川採水地点
36
表 8.9 彦山川の採水地点
北緯
源流からの
距離[km]
名称
0 HGS(彦山源流スペシャル)
度
東経
度
分
秒
度
標高
度
分
秒
m
33.46
33
27
30 130.9
130
54
48
1.04 HGR(彦山源流)
33.46
33
27
44 130.9
130
55
25
746
2.59 彦山大権現付近
33.47
33
27
58 130.9
130
54
27
679
3.57 しゃくなげ荘
33.47
33
28
18 130.9
130
53
57
475
4.83 深倉園地 障子橋
33.48
33
28
43 130.9
130
53
18
319
5.78 仙道橋
33.49
33
29
9 130.9
130
52
58
289
33.5
33
29
44 130.9
130
52
15
195
33.5
33
30
17 130.9
130
52
1
177
33.51
33
30
52 130.9
130
51
49
146
10.65 柳原バス停付近、宮平食品
33.52
33
31
28 130.9
130
51
58
147
12.54 枡田付近、きふねばし
33.54
33
32
29 130.9
130
51
49
111
13.95 野田第 2 排水樋管
33.55
33
33
15 130.9
130
51
50
89
15.61 ビューティサロンやまぐち
33.57
33
34
0 130.9
130
51
14
75
16.74 岩瀬二号橋
33.58
33
34
35 130.9
130
51
0
74
17.48 丹波堰
33.58
33
34
58 130.8
130
50
51
70
33.59
33
35
25 130.9
130
51
31
51
33.6
33
36
10 130.9
130
51
25
65
21.67 上今任バス停付近(今任橋) 33.62
33
36
55 130.9
130
51
5
63
22.28 六本松橋(出雲大社)
33.62
33
37
13 130.8
130
50
55
41
22.83 ITD(今任)
33.62
33
37
26 130.8
130
50
40
36
24.56 鎮西中学校前(経塚橋)
33.64
33
38
8 130.8
130
49
55
49
25.41 成導寺橋
33.64
33
38
23 130.8
130
49
27
43
26.06 小坂産婦人科前
33.64
33
38
34 130.8
130
49
5
30
27.03 SIO(下伊田、永浦橋)
33.65
33
38
56 130.8
130
48
38
25
28.33 天台律教英彦山(高柳堰)
33.66
33
39
35 130.8
130
48
18
42
29.87 金田大橋
33.67
33
40
14 130.8
130
47
40
30
31.66 宝見橋
33.68
33
40
57 130.8
130
46
53
24
33.39 上野橋
33.7
33
41
49 130.8
130
46
27
23
34.74 上野病院(井土バス停付近) 33.71
33
42
28 130.8
130
46
3
32
36.42 NGB(岡森堰)
33.72
33
43
0 130.8
130
45
10
24
38.37 境橋
33.73
33
43
41 130.7
130
44
12
31
7.32 ひこさん駅
8.4 英彦中学校
9.52 KBH(解剖の碑)
18.8 DGB(大行事橋)
20.19 梅田バス停 田川農協
37
39.82 筑豊電鉄鉄橋下
33.75
33
45
13 130.7
130
43
57
20
40.23 野島製作所
33.76
33
45
42 130.7
130
43
41
21
41.96 KYS(木屋瀬)
33.78
33
46
34 130.7
130
43
15
25
42.59 楠橋ポンプ場
33.78
33
46
53 130.7
130
43
6
15
45.74 ENEOS 瓜生石油前
33.81
33
48
30 130.7
130
42
27
20
46.42 中間市役所前
33.81
33
48
51 130.7
130
42
36
22
47.98 中鶴グラウンド
33.83
33
49
34 130.7
130
42
4
10
48.26 中間大橋
33.83
33
49
41 130.7
130
41
57
14
50.21 立屋敷遺跡あと
33.84
33
50
36 130.7
130
41
19
14
51.46 広渡バス停
33.85
33
51
10 130.7
130
40
52
18
52.63 MRP(みどりんぱぁーく)
33.86
33
51
47 130.7
130
41
2
10
53.98 遠賀川漕艇場
33.87
33
52
28 130.7
130
40
43
14
38
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