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企業理念の具現化

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企業理念の具現化
企業理念の具現化
地域・お客さま・株主の皆さまのために
「貢献」
し
「使命」を果たします。
地域のために
AOMORI BANK
◎地域への信用供与の状況
◎あおぎん地域産業育成助成金「エンジェル」
◎「香港フード・エキスポ2011」への出展
◎「Netbix」による商談会・フォーラムの開催
お客さまとともに
12
14
14
15
◎充実した店舗・チャネル網
◎I
Tの活用
◎ダイレクトバンキングの推進
◎青森銀行グループによる
◎日本銀行の制度を利用した成長業種向け
2012
融資制度の取り扱い
◎震災復旧支援と金融円滑化への対応
◎セブンネットショッピング説明会・商談会の開催
企業理念の具現化
◎アグリビジネスへの取り組み
◎医療・介護分野への取り組み
◎法人FAの新設
◎「あおぎん賞」の贈呈
◎「小さな親切」運動による活動
◎弘前大学への寄付講義提供
◎農業CSRへの取り組み
21
21
21
15
15
15
16
17
17
総合金融サービスの提供
32
◎ホスピタリティ向上運動の展開
◎お客さまの声カードの活用
◎指定ADR機関
23
◎個人向けローンの取り扱い
18
19
19
20
20
20
14
14
16
16
◎弘前大学・八戸工業高等専門学校・八戸工業大学・
青森公立大学との連携協力協定
◎地球温暖化防止に向けた取り組み
16
◎クールビズ・ウォームビズの実施
◎クレジットカード「aomo(アオモ)」の取り扱い
◎植樹活動の実施
◎あおぎんローンプラザの展開
◎資産運用サービスの強化
◎投資信託の取り扱い
◎生命保険・損害保険の取り扱い
地域を元気にし、お客さまから選 び続 けられ る「 強 い 」銀 行
経営の健全性確保
10
リスク管理
◎青森銀行倫理憲章
◎「コンプライアンスプログラム」の実践
◎「コンプライアンス担当責任者」の配置
◎法令等遵守経営会議
◎金融商品の販売等に関する勧誘方針
◎反社会的勢力に対する基本方針
◎個人情報保護法等への対応
24
24
24
25
25
25
26
◎統合的リスク管理
◎信用リスク管理
●
信用格付制度
●
資産の自己査定への取り組み
◎市場・流動性リスク管理
◎オペレーショナル・リスク管理
◎事務リスク管理
◎システムリスク管理
27
27
27
27
28
28
28
28
人を大切に
◎「Netbix」による商談会・フォーラムの開催
14
15
◎キャリアアップへの支援体制
◎日本銀行の制度を利用した成長業種向け
融資制度の取り扱い
◎震災復旧支援と金融円滑化への対応
15
15
●
人材育成の基本的な考え方
●
中期経営計画における人材育成
●
職員のキャリアアップをサポート
22
22
22
説明会・商談会の開催
◎アグリビジネスへの取り組み
◎法人FAの新設
◎情報開示への積極的な取り組み
◎安定配当の継続
◎あおぎん悠悠倶楽部
15
16
17
17
企業理念の具現化
◎医療・介護分野への取り組み
2012
◎セブンネットショッピング
AOMORI BANK
◎「香港フード・エキスポ2011」への出展
13
13
13
◎各種福利厚生制度への取り組み
◎取締役会および常務会の業務執行状況
◎内部監査および監査役監査の状況
◎会計監査の状況
◎独立役員の状況
◎内部統制システムの整備状況
◎情報開示
29
29
29
29
29
29
●
子育て支援への対応
●
高齢化社会への対応
●
総労働時間の短縮
●
嘱託の行員登用
●
従業員の健康保持
◎IRの実施
◎ディスクロージャー誌等の充実
◎ホームページの充実
23
23
23
23
23
13
13
21
11
11
地域のために
※記載金額は表示している単位未満を切り捨てて
います。また、構成比率、増減率その他の比率は、
表示している数値未満を切り捨てています。
預金・貸出金シェアはともに県内トップです(平成24年3月末現在)
当行の青森県内における預金シェアはトップです。創業
お客さまの高いご支持により、青森県内における当行
より130余年にわたり、
皆さまから信頼され続けた結果で
の貸出金シェアは、県内トップです。
あり、
引き続き
「信頼される銀行」
を目指してまいります。
これからも地域の皆さまへの円滑な資金供給に努めて
AOMORI BANK
まいります。
青森県内の預金シェア
青森県内の貸出金シェア
(ゆうちょ銀行を除く)
(ゆうちょ銀行を除く)
その他
9.9%
2012
信金・信組・労金
19.8%
当 行
37.8%
当 行
35.4%
その他
12.7%
信金・信組・労金
18.1%
地域のために
都銀・地銀・第二地銀
32.3%
都銀・地銀・第二地銀
33.6%
預金の県内比率
貸出金の県内比率
県外
(978億円)
県外向け
(2,730億円)
県 内
県内向け
95.6%
80.7%
(2兆1,601億円)
(1兆1,466億円)
総預金残高 2兆2,579億円
貸出金残高 1兆4,197億円
預金の県内比率は95.6%と、預金のほとんどを地元
貸出金の県内比率は80.7%であり、お預かりした預金の大
青森県内のお客さまからお預かりしています。
半を県内の企業や個人の皆さまに貸出しています。
地域経済活性化に取り組んでいます
青森県信用保証協会保証付貸出金に
占める当行シェア
(4,534億円)
シェア(%)
個人
22.3%
44.3
43.5
平成22年3月末
平成23年3月末
(平成23年3月末現在)
45.3
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
地方公共団体
29.3%
中小企業
31.9%
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
その他
16.5%
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
中小企業向け貸出金シェア・残高
平成24年3月末
(保証協会集計ベース)
当行の貸出金全体に占める中小企業向け貸出金のシ
当行は中小企業の円滑な資金調達に資するため、積極
ェアは31.9%であり、県内向けでは34.7%のシェアと
的に信用保証協会の保証付貸出を推進しています。平成
なっています。
24年3月末の同協会保証付貸出残高は1,229億円(一
般保証1,219億円、特別保証10億円)
であり、同協会保
証付貸出金残高全体に占める当行シェアは45.3%とトッ
プシェアとなっています。
12
情報開示への積極的な取り組み
当行では、経営の健全性を高めるとともに、現状につい
経営内容を皆さまに正確にお伝えし、当行の経営が健
てわかりやすくお伝えすることが、お客さまに安心してお
全であることをご理解いただくために、情報開示に積極
取り引きいただくための基本だと考えています。
的に取り組んでいます。
4月
記者会見(随時開催)
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
通期決算
中間決算
通期
中間
1月
2月
3月
2012
四半期情報開示
5月
AOMORI BANK
〈情報開示年間予定〉
地域のために
ミニディスクロージャー誌
ディスクロージャー誌
IR(アナリスト向け会社説明会)
ホームページ
http://www.a-bank.jp/
株主の皆さまのために
利益配分に関する基本方針および
当期・次期の配当
あおぎん悠悠倶楽部
当行は、
銀行としての公共的使命を全うするため、
長期
ご支援にお応えするため株主優待制度「あおぎん悠悠倶
にわたり経営基盤の拡充に努めるとともに、安定的な配
楽部」を創設しています。
当の継続を維持することを基本方針としています。
これは、毎年3月31日現在の株主さまの所有株数
平 成 9 年 7 月 から 株 主 さま へ の 日 頃 の ご 愛 顧 と
平成23年度につきましては、
中間配当として1株当たり
(1,000株以上)
に応じて、青森県の特産品を無料プレゼ
3円を実施し、
期末配当金は1株当たり3円とします。
これに
ントするという、極めてユニークな優待制度で、広く株主
より通期の配当金は、
1株当たり6円となります。
さまから好評をいただいています。
なお、次期以降につきましても、地域経済の活性化に
ご希望の商品は、
7月上旬に発送する独自の優待品カタ
資するべく、内部留保の着実な積み上げにより経営体質
ログ
(約60品目)
から選択できます。
カタログには、
地域振
の強化を図り、企業価値の向上に努めるとともに、上記の
興、
活性化支援に協力するため県内の地域おこし産品を
基本方針に則り適切な利益配分を実施していきたいと考
多く取り入れるようにしており、
地場産業の育成と地元企
えています。
業の発展に努めています。
13
地域のために
第15回あおぎん地域産業助成金
「エンジェル」を贈呈
当行では、
地域産業育成の観点から、
県内企業の新技術、
「小さな親切」運動による活動
当行では、
「小さな親切」運動青森県本部の事務局とし
て、
毎年「春のクリーン大作戦」を実施しています。
AOMORI BANK
新製品、新サービスの研究開発を助成金交付により支援
平成24年4月に実施した18回目のクリーン大作戦で
する事業を行っています。
は、県内各地で約10万人の参加者が清掃活動に取り組
第15回目となった平成23年度は、
「農業向け防犯・鳥
みました。
獣 対 策 用 の 小 型 風 力 発 電 機 の 開 発 」により有 限 会 社
UNOさま
(黒石市)
が選ばれました。
これまで23企業・1個人の24先に対し助成しています。
2012
地域のために
「香港フード・エキスポ2011」に
青森銀行ブース出展
香港は日本の最大の食品輸出国
(地域)
であるとともに、
華僑ネットワークの中心地であり、中国本土のみならず、
第19回「あおぎん賞」受賞者を表彰
他のアジア諸国への情報発信基地の役割を担っています。
昨今では、国内のみならず海外への販路開拓ニーズが
県内の産業や文化の振興に貢献した個人や団体を表
高く、特に成長著しい東アジア地域へのニーズが高まっ
彰する「あおぎん賞」。第19回目の平成23年度は、八
ています。香港フード・エキスポは、香港貿易発展局が主
戸を代表する郷土料理「せんべい汁」を切り口として、
催するアジア最大級の国際食品見本市で、世界有数の
南部せんべい食文化に関する情報収集・整理を手掛け、
「食」の商談会です。当行は青森県企業として初めて同エ
地域内外に継続的な情報発信をすることにより、八戸
キスポにブースを開設し、県内企業7社が参加しました。
地方のPR・イメージアップに貢献している「八戸せんべ
人口減少等により国内需要が伸び悩む中、県内企業のア
い汁研究所(八戸市)」、弘前城築城400年をテーマに、
ジア進出の支援と、食品関連分野における地元産業の国
先人たちの教えに学び、地域の資源を掘り起こし、磨き
際化と活性化に貢献しました。
上げて、新たな未来を市民とともに築いていこうという
こうした実績を踏まえ、平成24年1月、当行は香港貿
取り組みにより地域に多大な貢献をしている「弘前城
易発展局と業務提携をしました。互いの情報やネットワー
築城400年祭実行委員会(弘前市)の2団体が受賞し
クを活用し、海外展開を目指す取引先企業への更なる支
ました。
援体制の強化に取り組んでいます。
これまでの受賞者は、
46団体・7個人の53先となって
います。
14
フォーラムでは、再生可能エネルギーの展望とLNG
「Netb
i
x」商談会の開催
供給体制・民間活用法等について専門家にご講演をいた
お取引先の商品や商材等の販路拡大支援などを目的
だいたほか、固有の技術や商品を持つ北東北三県のエ
として、北東北三行(青森銀行・秋田銀行・岩手銀行)
では、
ネルギー関連企業9社がプレゼンテーションやサンプル
お客様のビジネスニーズを共有し、
ビジネスマッチングの
展示、個別商談を行いました。
会場には、県内外の進出企業・地元企業などを中心に
トワーク)事業を展開しています。
140名の方々が参加、各企業ブースで積極的な情報交
平成23年度は、震災復興のための食材マッチングを
換が交わされました。
実施したほか、
11月には東京ビッグサイトにおいて「地方
銀行フードセレクション2011」に参加し、県内食品サプ
ライヤーの皆さまと食品バイヤーとの出会いの場を提供
しました。
地域経済の成長発展に貢献するため、日本銀行の「成
バ イ ヤ ー
開 催 日
商談数
平成23年4月
57件
長基盤強化を支援するための資金供給」制度を活用し
た「成長業種向け融資制度」を平成22年10月より取り
扱いしており、24年3月末までに137件130億円の貸
㈱プライム・リンク
引き続き、地域経済の発展を積極的に支援するとと
㈱アイケイ、
大和リゾート㈱、
出を行なっております。
地域のために
■平成23年度の北東北三行協同個別商談会の実績
2012
日本銀行の制度を利用した
成長業種向け融資制度の取り扱い
AOMORI BANK
機会創出などを図るため、
Netb
i
x
(ビジネス情報交換ネッ
平成24年2月
54件
㈱デジタルダイレクト
もに、多様化するお客さまのニーズにお応えしてまいり
ます。
震災復旧支援と金融円滑化への対応
当行では、東日本大震災により、被害に遭われました皆
さまへの「被災者救済融資制度」を取り扱いしています。
被災された皆さまの災害復旧資金並びに、ご融資の返
済方法について、出来る限りの対応をさせていただいて
おります。
また、地域金融機関の使命として金融の円滑化に積
極的に取り組んでいますが、引き続き、地域経済の活
性化のために全力をあげて取り組んでまいります。
「北東北三行ものづくり企業フォーラム
in八戸」開催
セブンネットショッピング
説明会・商談会の開催
平成23年5月、青森県および株式会社イトーヨーカド
ーとの共催で、
セブン&アイホールディングスグループの
インターネット販売サイトである「セブンネットショッピン
グ」への出品を希望する事業者を対象として「セブンネッ
トショッピング説明会・商談会」を開催しました。当日は
139社が説明会、
101社が個別商談会に参加、活発な商
談が繰り広げられました。
当行では、引き続きビジネスマッチング業務を通じ、地
元企業の支援と、地域経済の発展に寄与してまいります。
当行、秋田銀行、岩手銀行の共催による地元ものづく
り企業への支援策として、平成23年11月、八戸市にお
いてエネルギーをテーマにフォーラムを開催しました。
15
地域のために
弘前大学での寄附講義
ー試験合格者を有する農業分野専門担当者を配置しまし
た。(平成24年3月31日現在、
農業経営アドバイザー試験
当行では地域の発展と産業の振興を目的として、県内
合格者11名)また、農業を資金面で支援するため、農業者
AOMORI BANK
大学及び専門学校と連携協力協定を締結しています。
向け事業性融資商品である
「あおぎん農業ローン
『アグリ
その中のひとつ、弘前大学では、平成19年4月より人文
パートナー』」を取り扱いしています。
学部に寄附講義を開設しています。
食関連事業者様の経営課題解決支援のため、当行主
催による「アグリパートナーセミナー」を、平成23年度は
2回開催しました。
第1回目は、第一部で㈲伊豆沼農産さまより
「『農業』か
ら『食業』、そして『農村産業』創出へ」と題して講演いた
だき、第二部では㈲まごころ農場さまと㈲ゆめりんごさま
2012
より6次産業化への取り組み事例を講演いただきました。
第2回目は、第一部で東京海上リスクコンサルティング
地域のために
㈱さまより
「食の安全とリスクマネジメント」、第二部では
東北農政局青森地域センターさまより
「食品表示に関す
る法律とその解説」
と題して講演をいただきました。
また、
平成23年5月には、
野村アグリプランニング&アド
バイザリー㈱さまと
「業務協力に関する覚書」
を締結、
アグ
農業CSRへの取り組みについて
リビジネスに関する情報共有化と連携の強化を通じ、青
森県の基盤産業である農業を中心としたアグリビジネス
当行では、社会貢献活動の一環として「あおもり農業・
の発展をサポートしてまいります。
農村支援活動」に参画し、農業ボランティア活動に参加
しています。
平成23年度は、
6月に南部町
達者村農業観光振興会さまでリ
ンゴの実すぐり、
7月には㈱八甲
田農場さまでニンニクの収穫と、
あおもりカシスの会さまでカシス
の収穫、
9月には㈲ゆめりんごさ
までリンゴの葉取り、
10月には長
谷川自然牧場さまで豚の飼育作
業のお手伝いをしました。
地球温暖化防止に向けた取り組み
平成23年7月、青森県との間で県内初となる
「青森県
県有林J-VERクレジット売買契約」を締結、
県よりCO2排
出枠50トン分を購入しました。購入したクレジットは、
青森
市横内の県有林間伐作業によって吸収された二酸化炭
素の削除量が、
環境省のJ-VER制度によって認証された
もので、購入したクレジットは地球温暖化防止に貢献
する商品開発等に活用しています。
さらに、
平成23年11月には当行をはじめとする県内5
金融機関と青森県との間で
「
『地球温暖化対策』
推進のた
アグリビジネスへの取り組みについて
めの連携・協働に関する協定書」
を締結、
低炭素社会の実
現や、
環境金融商品の普及・拡大に向けた取り組みを推進
当行では、平成21年10月より、青森県の基幹産業で
ある農業分野への取り組みを強化するため、本部内に
「アグリパートナーチーム」を設置し、農業経営アドバイザ
16
してまいります。
医療・介護分野への取り組みについて
青森地域社会研究所では、地方公共団体の各種調査、研
究事業等を受託しています。
当行では、医療介護分野への取り組みを強化するた
め、平成18年2月より、医療・介護事業コンサルティング
●当行の指定金融機関シェア
チームを設置、法人営業部法人営業課に専門担当者2
(平成24年3月末現在)
平成23年度は、県内の医療・介護事業者さまへの情
報提供および経営課題解決の一環として、当行主催によ
41
(1県10市22町8村)
32
(78%)
人口
(注1)
1,373,164人
1,286,345人
(93.6%)
財政規模
(注2)
6,759億円
6,140億円
(90.8%)
る事業者さま向けセミナーを県内3市において開催しま
した。
平成23年8月には社会福祉法人の事業者さまを対象
に「社会福祉法人会計セミナー」を開催し、公認会計士・
税理士小野寺高事務所さまより
「社会福祉法人の会計
基準の変更」についてご講演いただきました。
平成24年3月には、6年に1度の診療報酬・介護報酬
同時改定を踏まえ、㈱日本経営さまより
「診療報酬・介護
(注1) : 国勢調査(平成22年10月1日現在)
(注2) : 平成22年度市町村「歳入」決算額
報酬の同時改定と今後の方向性について」と題して、診
療報酬・介護報酬同時改定の内容、経営に与える影響と
地域のために
指定金融機関
指定先数
2012
当行(シェア)
AOMORI BANK
全 体
名を配置しています。
法人FAの新設について
その対応策についてご講演いただきました。
今後も、地域の安定した医療・介護サービスの提供に
地域のお客さまに、
より付加価値の高いサービスを提
資するべく、情報提供・経営課題解決の機能強化を図り、
供するために、行内資格「法人FA(ファイナンシャルアド
医療・介護事業の発展をサポートしてまいります。
バイザー)」を新設しました。
「法人FA」は、第13次中期経営計画に基づき、
ソリュ
ーション営業力の強化と法人営業推進者の育成を目的
として新設された行内資格で、平成24年4月、当行初と
なる6名の「法人FA」認定者が誕生しました。
当行では、
「法人FA」の活動を通じ、お客さまが抱える
様々な経営課題の解決に向けた提案を行い、お客さま
との信頼関係の深化を図ることにより、地域経済への更
なる貢献を果たしてまいります。
地方公共団体の事業との関係
青森県内には、青森県を含め41の地方公共団体(平成
24年3月末現在)
があり、当行ではこのうち青森県をはじ
め、県内全市(10市)
と21町村のあわせて32の地方公
共団体から指定金融機関の指定を受け、地域の中核金融
機関として、公金業務を取り扱いしています。
また、地域社会のよりよい環境づくりのため、地方公共
団体、公社などへのご融資、地方債の引き受けを通じて学
校、病院など公共施設の整備に協力するとともに、地方公
共団体の収納・支払事務について、口座振替の推進およ
び電子化等に積極的に取り組み、地域の皆さまへの利便
性向上に努めています。
さらに、当行の関連シンクタンクである一般財団法人
17
お客さまとともに
※記載金額は表示している単位未満を切り捨てて
います。また、構成比率、増減率その他の比率は、
表示している数値未満を切り捨てています。
お客さまの暮らしをサポートしています
個人預金残高・シェア
個人ローン残高・シェア
残高(億円)
70.6
残高(億円)
シェア
(%)
71.0
68.7
16,000
AOMORI BANK
70.0
4,000
60.0
3,000
24.0
23.5
23.1
3,263
3,206
15,519
15,500
シェア
(%)
23.5
22.2
22.0
3,164
15,028
15,000
50.0
2,000
20.0
40.0
1,000
18.0
14,598
14,500
2012
0
0
平成22年3月末
平成23年3月末
0
0
平成22年3月末
平成24年3月末
平成23年3月末
平成24年3月末
お客さまとともに
平成24年3月末の個人預金残高は前期比3.2%増加
一般住宅およびマンションの新規着工件数の減少や、
し1兆5,519億円となりました。
個人消費の低迷により、平成24年3月末の個人ローン残
また、
預金全体に占める個人預金のシェアは同2.3ポイ
高は、
前年比1.3%減少し3,164億円となりました。
ント減少し、
68.7%となりました。
また、貸出金全体に占める個人ローン残高シェアは同
0.8ポイント減少し、22.2%となりました。
個人預金を含む個人預り資産残高
住宅ローン残高・件数
個人預金(億円)
残高(億円)
個人向け預り資産(億円)
252
19,000
252
250
2,927
17,334
2,900
16,736
16,267
1,668
14,598
15,028
240
2,883
1,815
2,850
1,707
15,000
250
3,000
17,000
2,800
230
2,700
220
15,519
13,000
0
0
平成22年3月末
平成23年3月末
件数(百件)
平成24年3月末
0
平成22年3月末
平成23年3月末
平成24年3月末
投資信託の残高増加に加え、
生命保険が順調に伸張し
平成24年3月末の住宅ローン残高は、前年比1.1%減
たことから、
平成24年3月末の個人預り資産の残高は、
前
少し2,850億円となりました。
期比6.3%増加し1,815億円となりました。
また、件数は同0.5ポイント減少し、250百件となりま
また、個人預金を含めた個人預り資産の残高は、同3.5
した。
%増加し1兆7,334億円となりました。
カードローンの商品性拡大
お客さまへのご要望に幅広くお応えできるよう、お使いみちが自
由なカードローン商品(商品名:
「カードローンAocca(アオッカ)」の
金利につきまして、平成23年5月より、従来の8.8%(年利)
に加え、
新たに12.5%
(年利)
を追加しています。
また、他のカードローン商品(商品名:
「カードローンAキャッシン
グ」)
との仮審査の同時申し込みを開始しています。
新型カードローンAocca
(アオッカ)
18
カードローンAキャッシング
住宅ローンへの取り組み強化
銀行本体発行クレジットカード
「aomo(アオモ)」の発売
お客さまの様々な住宅資金ニーズにお応えするため、
平成22年9月より、
個人のお客さまを対象にクレジット
保で最大1,000万円までご利用可能な無担保住宅ロー
カードとICキャッシュカードがひとつになった便利でおトク
ン
(商品名:
「無担保住宅ローン
〈リフォーム大臣〉」
)
の商品
な
「aomo(アオモ)」
カードの取り扱いをしています。
改定および最下限金利の引き下げを実施しています。
会員の方は、
ATM時間外手数料キャッシュバック
(月3
また、
平成24年3月より、
住宅の新築・購入・
リフォーム等
回まで)
の特典があります。
また、
入会初年度は年会費無
の資金として最大6,000万円までご利用可能な有担保住
料
(ゴールドカードは半額)
の特典があり、
2年目以降も一
宅ローン
(商品名:
「快速住宅ローン
〈充実パワー〉
」
)
の商品
定の条件をクリアすることで特典は継続いたします。
ボ・ETCカード・電子マネー
「iD」
(NTTドコモの携帯電話の
まに対し、
中古住宅購入資金とリフォーム資金を一つにま
み対応)のご利用が可能になっています。
とめてお申し込みできる、
大変便利な商品となっています。
また、
ショッピングでのご利用や給与振込・住宅ローンな
どのお取引に応じてポイントがたまり、
お好きな商品と交
換できる特典も用意しています。
お客さまとともに
クレジットカード機能として、
ショッピング・キャッシングリ
同商品は中古住宅購入と同時にリフォームを行うお客さ
2012
改定を実施しています。
AOMORI BANK
平成23年10月より、
主に住宅リフォーム資金として無担
あおぎんローンプラザ青森・弘前・八戸
平成23年11月より全てのローンプラザにて、
ご相談
からご契約までの手続きを一ヵ所で提供できる、
いわゆる
ワンストップサービスが可能となりました。
土・日・祝日
(年末年始 12/31∼1/3、5/3∼5/5を
除く)も営業し、落ち着いた雰囲気の中、専門スタッフが
ご相談を承ります。今後もローンをご検討中のお客さま
のご要望にお応えし、利便性向上を目指してまいります。
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お客さまとともに
資産運用サービスの強化
お客さまに安心してご相談いただけるよう、
ファイナン
投資信託
お客さまの多様な資産運用ニーズにお応えできるよう、
AOMORI BANK
シャル・プランニング技能士等の公的資格を持ち専門の
21本のファンド
(国内債券型2本、国内株式型2本、外国
教育を受けた「マネーカウンセラー」
(57名)
を43ヵ店に
債券型9本、国内外株
配属し、お金に対する考え方や悩みなどをじっくりとお伺
式型1本、国外株式型
いし、お一人おひとりに合わせたオーダーメイドのコンサ
3本、国内リート1本、
ルティングプランを提案しています。
国内外リート1本、バ
また、本部内に配置されたエリアマネーカウンセラー6
ランス型2本)を全店
2012
名(青森・弘前・八戸地区へ各2名配置)
が、
マネーカウンセ
(一部店舗除く)
で取
ラーのリーダーとして、
コンサルタント機能の強化や行員
り扱いしています。
教育の更なる充実を図っています。
また、マーケット環
お客さまとともに
人材育成と並行し、お客さま向け「資産運用セミナー」
境等に応じたアドバイ
も積極的に開催しており、
タイムリーなマーケット環境等
スを実施するなど、ア
の情報提供を行っています。
フターフォローの充
実にも取り組んでい
ます。
生命保険・損害保険
お客さまの多様なニーズにお応えできるよう、資産運
用を目的とした「個人年金保険」、相続対策を目的とした
「一時払い終身保険」、病気やケガへの備えを目的とした
「医療保険」
「がん保険」
を全店
(一部店舗除く)
で取り扱い
しています。
また、保険を活用したリスクマネジメントとして、企業向
け保険(定期保険等)
を法人営業部(地域開発課)
にて取
り扱いしています。
その他、当行住宅ローンご利用のお客さまを対象とし
た火災保険の取り扱いや、
ネット専用の通信販売自動
車保険の取り次ぎを全店
(一部店舗除く)で行う等、
今後もお客さまのニーズに
応じた商品ラインナップの
充実に努めてまいります。
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店舗の状況
ATMネットワークの状況
●県内ATMの設置状況
窓口営業店舗合計 105ヵ店
うち県内店
96ヵ店
県外
(9カ店)
9ヵ店
(平成24年7月2日現在)
※ローンプラザ、ATM管理運営業務専門店舗、
振込専門店舗を除く
245ヵ所
40ヵ所
他行幹事共同ATM
あすなろネットATM
(出張所)11ヵ店
うち県外店
当行設置ATM(準外壁・店舗外)
県内
96カ店
(91.4%)
338ヵ所
AAIネットATM
12ヵ所
イーネットATM
83ヵ所
平日通常時間帯利用手数料無料ATM
小計718ヵ所
約300ヵ所
ゆうちょ銀行
●ATM提携の状況
(平成24年5月31日現在)
A AIネ ッ ト
北東北3行CDホルダーへの相互補完。
【提携先】岩手銀行・秋田銀行
ゆうちょ銀行
当行ATM未設置町村のお客さまの利便性向上。
イ ー ネ ッ ト
全国約11,700ヵ所で
ご利用いただけるコンビニATM。
さまの利便性向上を図っています。
セ ブ ン 銀 行
全国のセブン−イレブンやイトーヨーカドー等
に設置。
また、
東日本大震災を踏まえ、
大規模災害時における
他業態との
A T M 提 携
クレジット会社等17社の払出業務に関するATM
開放。うち7社は入金サービス業務も提携。
金融商品営業力の強化、ペーパーレス化を目的に、一
部店舗で先行導入した多機能情報端末「iPad」
(iPadは
を全店に導入し、
画面上に表
Apple Inc.の登録商標です)
示されるパンフレットを使用した金融商品のご案内に加
え、市場動向等のタイムリーな情報提供を可能とし、お客
iPad等を活用した業務継続体制の整備を図っており、
地域
お客さまとともに
あすなろネット
県内ATM網の相互補完。
【提携先】県内全信用金庫・青森県信用組合・
JAバンク青森・東北労働金庫(県外ATM含む)
「iPad」の活用
2012
6ヵ所
セブン銀行
ITの活用について
AOMORI BANK
(本支店)85ヵ店
(平成24年5月31日現在)
に根ざした金融機関としての責務を果たしてまいります。
ダイレクトバンキングの推進
●法人EBにおける基本サービス
A N S E R
サ ー ビ ス
専用パソコンソフトまたはインターネットを経
由して、取引内容照会・リアルタイム資金移動
等ができるサービス。
デ ー タ 伝 送
サ ー ビ ス
事前にデータを当行に送ることで、指定日にま
とまった振込や口座振替等ができるサービス。
インターネットバンキング「AB−web」がますます便利になりました。
「テレビ会議システム」の活用
行内の研修・会議・勉強会を開催するツールとして「テレ
・ご利用時間の拡大
平日は最大21時までご利用できます。また、銀行休業日のご利用も可能です。
・預金口座振替サービスの開始
口座振替データを当行に送信していただくサービスです。
●個人EBにおける基本サービス
ビ会議システム」を導入しています。
会議の効率化、行内のコミュニケーションの強化、
自己
啓発に向けての活用などを通じ、時間の創出と職員の能
力向上の両面から、
より一層お客さまにご満足いただけ
インターネットバンキングサービス
〈あおぎん〉
つないでネ!ット
モバイルバンキングサービス
テレホンバンキングサービス
基本手数料は
“無料”
です。
る金融サービスの提供に努めてまいります。
ホームページの充実
サービス内容などについて随時掲載内容を更新
各種商品、
し、
お客さまへの情報提供に努めています。
また、
平成21年度
にパソコン用ホームページの全面リニューアルを実施し、
お客
さまにとって、
より一層ご覧になりやすいレイアウトにいたしまし
た。
今後もホームページの更なる利便性の向上に取り組んで
まいります。
(ホームページアドレス http://www.a-bank.jp)
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人を大切に
どを設け、職員の能力開発とキャリアアップを支援してい
人材育成の基本的な考え方
くための研修カリキュラムを実施しています。
職員一人ひとりの自主性・個性を尊重し、個々人のキャ
金融環境が刻々と変化する中で、
能力開発意欲を持ち、
リアアップや能力開発に関するさまざまなサポートをして
キャリアアップ意識の高い職員をサポートするために、当
います。
行ではさまざまな教育機会を提供しています。
AOMORI BANK
青 森 銀 行 の 求める人 材 像として、
「 主 体 的に考え、
粘り強く行 動する『 考 動 型 』人 材 」を掲げ育 成をして
◆行外研修
います。
都市銀行等へのトレーニーやスクーリング、外部機関・
企業への研修派遣などを通じて、
ゼネラリスト・スペシャリ
ストとしての人材育成を図っています。
中期経営計画における人材育成
また、公募制による外部機関主催の行外研修への派遣
2012
人を大切に
中期経営計画「アクティブ・チェンジ」の基本戦略に「人
を行うことで、行員のレベルアップを図る機会を提供して
材育成の強化」を掲げ、
「エキスパート人材の養成」およ
います。
び「人材の活性化」
に取り組んでいます。
◆資格取得
銀行業務の多様化に伴い、専門的知識の習得は不可欠
職員のキャリアアップを
サポートします
といえます。そこで、能力開発意欲を持った職員に対して
キャリアアップを図る機会を提供し、知識習得に向けた自
己啓発を奨励する制度を実施しています。
入行してからの2年間を「基礎行員過程」と位置付け、
各部店でのOJT
(職場内教育)やさまざまな業務を経験
業務関連では、中小企業診断士資格の取得を目的とし
するためのジョブローテーションなどにより、成長をサポ
たスクーリング・中小企業大学校への派遣や、
FP資格を
ートしています。
取得するための関連セミナーの斡旋など、国家資格の取
その後は、各担当業務に関連した実務面をカバーする
得に向けたさまざまなサポートをしています。
業務別研修や、マネジメント能力を高める階層別研修な
能力開発体系図
基礎過程行員
一般行員
監督職
管理・経営職
OJT
(職場内教育)による指導、ジョブローテーションルールの適用、
業務習得度合いの確認・把握
OJT
自己啓発
資格試験・検定試験の取得、通信講座の受講、eラーニングによる自己学習等
階層別研修
行
新入
行員
研修
基礎
行員
研修
基礎行員
フォロー
アップ
研修
中堅
キャリア
研修
中堅
行員
研修
メンター研修
監督職
養成
講座
集
内
合
研
支店長
支店長 代理 管理職
代理 リーダー 養成
研修 シップ 講座
研修
次長
研修
次長
管理
講座
支店長 支店長
支店長
インター キャリア
研修
バル アップ
研修
研修
業務指導者研修
修
研
業 務 基 礎・レ ベ ル アップ 研 修
業務別研修
修
個人営業基礎研修
マ ネ ー カウンセ ラ ー 研 修
マ ネ ー マ ー ケット 研 修
融 資・審 査 業 務 関 連 研 修
法 人ソリュー ション 関 連 研 修 、法 人 F A 養 成 研 修
地 方 銀 行 協 会 主 催 各 種 研 修
行外研修
能力・
キャリア支援
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民 間 研 修 機 関 主 催 各 種 研 修
自己申告制度、
ジョブチャレンジ制度、
自己啓発奨励制度、
都市銀行トレーニー、
中小企業診断士スクーリングなど
従業員満足度の向上
◆嘱託の行員登用
仕事と家庭の両立を支援し、男女とも子育てしやすい
人材の一層の有効活用と戦力化を推進するとともに、
環境を整備するため、次世代育成支援対策推進法に基づ
改正パートタイム労働法への対応から、
意欲、
能力の高い
く行動計画の策定および推進を通じて、子育て支援に取
嘱託について、
積極的に行員に登用しています。
り組んでいます。
◆従業員の健康保持について
◆高齢化社会への対応
従業員や配偶者に対して、法定を上回る年2回の健康
少子高齢化の進展に備え定年退職者再雇用制度を制
診断を実施しています。また、施設内の分煙の実施、健康
管理室の設置、保健師によるメンタルヘルス相談の実施
など、
従業員の心身の健康保持に取り組んでいます。
に取り組んでおり、介護休業は要介護者1名につき最長
人を大切に・指定ADR機関
1年と法定の93日を大きく上回っています。
2012
定しており、従業員に広く雇用の機会を提供しています。
また、社会的な関心事となっている介護問題にも前向き
AOMORI BANK
◆子育て支援への対応
◆総労働時間の短縮
従業員の健康維持、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・
バランス)の具現化等を目的として、定時退行の推進、有
給休暇の取得促進などにより、総労働時間の短縮に努め
ています。
指定ADR機関
「指定ADR機関(銀行法等の規定に
もとづく指定紛争解決機関)」について
当行は、一般社団法人全国銀行協会と、銀行法に規定
する苦情処理手続きおよび紛争解決手続きにかかる手続
実施基本契約を結んでいます。
銀行取引に関する相談および苦情等につきましては、
当行内で解決することを基本としていますが、苦情等の
内容やお客さまのご要望に応じ、
「指定ADR機関」
として、
「全国銀行協会相談室」を紹介しています。
「全国銀行協会相談室」は、銀行に関するさまざまなご
全国銀行協会相談室
◎HP:http://www.zenginkyo.or.jp/adr/
◎電話番号:0570-017109または03-3252-3772
◎受付日:月∼金
(祝日および銀行の休業日を除く)
◎受付時間:午前9時∼午後5時
※全国銀行協会は銀行法および農林中央金庫法上の指定紛争解決機関です。
・ADR(Alternative Dispute Resolution)
訴訟に代わる、あっせん・調停・仲裁等の当事者の合意に基づく紛争の解決方法
事案の性質や当事者の事情等に応じた迅速・簡便・柔軟な解決が期待されます。
で、
相談やご照会、銀行に対するご意見・苦情を受け付けるた
めの窓口として、苦情処理手続きおよび紛争解決手続等
の実施に関する業務規定に基づき、全国銀行協会が運営
しています。
ご相談・ご照会等は無料です。
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